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2010年01月03日

●サクラコシオリエビ その2

2009年の潜り納めの日は、1,300本記念の日でした。
記念と言っても、ここまで来ると特に何も祝う訳では有りませんが、節目は
節目です。

結局、2009年に潜った総本数は僅か96本止まり。
7年連続100本越え、3年連続150本越え、2年連続の200本越えの各連続経歴は
全て途絶えてしまって、2010年から出直しです。

さて本日は、そんなちょうど1.300本目のダイビングの時に、5年振りに観察が
できた生物の報告です。
ずう~っと会いたくても、なぜか再会出来なかった生物です。

sakurakoshioriebi%2020091230a.jpg
サクラコシオリエビ   学名 Lauriea siagiani
 ホンエビ上目 / コシオリエビ科 / ヒヅメコシオリエビ属

撮影 2009年12月:柏島 水深 -12m 大きさ 胴長20mmぐらい
英名 Pink squat lobster
生息域 和歌山県、高知県、琉球列島以南 ~ 中西部太平洋域など。

岩礁域や珊瑚礁域にて、岩カイメン科の大型つぼ状カイメンに共生しており、
ホストの側面にある縦溝と縦溝の間の下部あたりに隠れる様にして生息して
おります。

体色はピンク色にて、体の周縁部と歩脚に明るい青紫色の細線が走っていて
体全体に長いブラシ状の毛が生えております。

sakurakoshioriebi%2020091230b.jpg

柏島では昨年の夏前ぐらいから観察出来ていた様ですが、半年ぶりに柏島で
潜った自分は勿論、初観察です。

冒頭にも書きましたが、2004年6月に同じく柏島で観察して以来、約5年振りに
観察ができました。
当時は和名はまだ付いて無くて、英名のピンク・スクワットロブスターと呼ばれて
おりましたが、時が経った今では和名も付けられております。

ところでコシオリエビ科の多くが、魚類で言う尾柄部で折れ曲がっているのに
対して、本種は特に折れ曲がっていない様に思えます。
コシオリと言っても、自分たちの様な素人目な外観でなくて、生物学の分類的な
要素でコシオリエビ科になるんでしょうね。

久しぶりに観察できましたが、やっぱり綺麗なコシオリエビでした

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