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2008年05月07日

●イソハゼ属の1種 ( Eviota spilota?)

4月のパラオで観察した写真の整理が進んでませんが、その後、越前、串本
紀伊大島須江と潜って、いろいろ新たな観察記録が増えてしまってますので、
パラオ特訓報告はひとやすみさせていただき、本日は串本からの報告です。

isohazeSP%2020080504a.jpg
イソハゼ属の1種  Eviota sp
撮影 2008年5月:串本 サンビラ -10m 大きさ20mmぐらい

いろんな図鑑を調べてみたんですが、結局、名前が判りませんでしたので、
とりあえず イソハゼ属の1種 の名前で報告させていただきます。

この画像では判りにくいと思いますが、第1背鰭の第1棘が著しく伸張しており、
第1背鰭、第2背鰭、尾鰭の全体にオレンジにちかい赤色の小さなスポットが
無数に有ります。

最初見た時は、バックが綺麗な アオイソハゼ が撮れると思い、撮影する為
ファインダー越しに覗いてみると、各背鰭やボディに見られない赤いスポットが
ついてます。
ちょっと気になり、こりゃ違うかな~と色々調べてみました。

撮した後しばらくは、平凡社の " 日本のハゼ " で紹介されている 1種の4 かと
思ってましたが、自宅に戻ってから上記の特徴や、胸びれ基部にある大きな
黒斑などから照合していくと、どうやら一番似ているのは、 Eviota spilota なの
ですが、本種はフィリピン以南、ベトナム、インドネシア、ボルネオ島などの西部
太平洋に生息されている生物です。

似たイソハゼの観察例が奄美大島から報告されておりますが、奄美大島から
遙かに北に位置する串本ですし、もしもそうだったら、本州初観察。

まさかね~。