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カジカ科 Archive

カジカ大卵型

昨夜、海から自宅に戻りダイビング器材を干そうと思い、スマホで天気予報を調べて
みたら、今夜は夜半に小雨にて、その後は火曜日の夜まで雨は降らない模様。
ならば今夜は干さずに、翌朝に干した方が良いと判断しました。

そして今朝おきてみると薄日が差しており、スマホの天気予報も予報内容に変わりは
ありませんので、器材を干して出社したところ名古屋市内は雷混じりのゲリラ豪雨。
最近の天気予報って、ちっとも当たりませんね。

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カジカ大卵型   学名 Cottus pollux
 カサゴ目 / カジカ科 / カジカ属

撮影 2011年7月:滋賀県某河川 水深-30cm 大きさ40mmぐらい
生息域 本州、四国、九州北西部など、日本固有種。

河川の上流や中流域の石礫底の石の隙間などに生息していて、生涯、河川のみで
生息し、海へ降下する事が無いことから河川陸封型とも呼ばれます。
前鰓蓋骨棘は1本、胸鰭の軟条は分枝せずに12~14軟条数である事や、第1背鰭の
下部分と頭部に暗色帯が無い事から、カジカ属の他種と区別が可能です。

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以前ではカジカと言う種は、今回報告の大卵型の他に、小卵型と琵琶湖固有の
ウツセミカジカ の3種に分けられておりましたが、近年の研究結果にて小卵型で
日本海側に生息するタイプは卵が幾分大きく、太平洋側に生息しているタイプとは
遺伝的に別種と思われる分化を遂げている事が判明しました。

また太平洋側に生息しているタイプと琵琶湖固有の ウツセミカジカ では、遺伝的な
違いは僅かしかない為、小卵型の太平洋側に生息しているタイプと ウツセミカジカ
種内変異群と考えられているそうです。


キヌカジカ

本日の観察報告生物は、自分は今年の6月に初めて存在を知り、図鑑などで予習した後、
先日、同じ越前町の海で観察してきた生物です。

なので久々に、特長を図解入りで説明させていただきました。

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キヌカジカ   学名 Furcina osimae
 カサゴ目 / カジカ科 / サラサカジカ属

撮影 2011年7月:福井県越前町 学校下 水深-1m 大きさ50mmぐらい
生息域 函館以南 ~ 九州西岸など、日本固有種。

潮間帯や浅い水深の岩礁域などに棲息しております。
体色模様は様々にて、柄模様や色彩などでの同定は困難です。
体型は重厚でやや側偏しており吻は丸くて短く鋭い鼻棘があり、腹鰭は1棘2軟条、臀鰭は
13~15軟条。
前鰓蓋骨最上棘は広く2又しており ( 下写真b )、第1背鰭と第2背鰭は鰭膜で繋がっておらず
( 下写真C )、第1背鰭の前部が高い事、眼の上に皮弁があるが ( 下写真a ) 後頭部に無い事
などが特徴です。

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近似種の サラサカジカ は前鰓蓋骨最上棘は狭く2又か単一、また第1背鰭と第2背鰭は
鰭膜で繋がっている事で識別が可能です。

アサヒアナハゼの幼魚

ここ数日サッカーの話しが多くなりますが、昨夜は帰宅してから日本時間で昨日早朝に
行われたスペイン国王杯の録画を見ました。

伝統のバルセロナ対リアル・マドリードのエル・クラシコ、今シーズンのリーグ戦での
2試合に続く第3戦、延長までもつれる非常に見応えの有る試合でした。
今期リーグ戦の昨年秋の戦いではバルサの圧勝でしたが、先週のリーグ戦での第2戦は
ドロー、そして今回はC・ロナウドの華麗なヘディングでのマドリードの勝利。

これで来週の欧州チャンピオンリーグの準決勝での、バルセロナ対リアル・マドリードが
ますます楽しみになりましたが、残念ながらTV放送はスカパーのみ。
リーグ戦と国王杯はWOWOWで見ることが出来ましたが、我が家はスカパーは受信契約を
していないので視聴は不可能です。

なのでこの1週間、衝動的に契約してしまわない様、理性で押さえます。
あぁ~っ、でもやはり見たいな~。

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アサヒアナハゼの幼魚   学名 Pseudoblennius cottoides
 カサゴ目 / カジカ科 / アナハゼ属

撮影 2011年4月:紀伊大島須江 内浦ビーチ 水深-12m 大きさ10mmぐらい
生息域 北海道渡島半島以南 ~

岩礁域の沿岸のアマモや海草などの生息地や、藻場などに棲息しております。
体型は細長くてやや側偏しており、頭は大きく吻はあまり尖りません。
第1背鰭の第1~2棘の棘条はやや高く、体色は淡褐色にて腹部から臀部にかけての
体側面に楕円形の白斑が並びます。
また、第2背鰭と臀鰭には暗色の点列が見られる事などが特徴です。

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自分にとって本種は日本海や伊豆の生物のイメージが強く、南紀の串本町紀伊大島で
観察するのは意外と思っていましたが、よくよく考えて見れば紀伊大島は伊豆地方に
棲息している生物と、南紀以南に棲息する生物が混在している海域です。
そう言う意味で考えて見れば、不思議な事ではありません。

ただ例年ですと4月以降の須江ではボートポイントが大半となり、内浦ビーチで4月に
潜ったのは今年が初めての事なので、そう思ってしまったんでしょう。

名古屋に近い越前町などの日本海では、これから観察が多くなる生物のひとつです。

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