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テナガエビ科 Archive

キミシグレカクレエビ その2

当ブログではできる限り毎日一つの種を報告しているので、同じ科、属の生物が連続する
事なく、且つ、異なるポイント、更にできる限り近日中の撮影画像でと考えて取り上げて
おりますが、偶にそれらの全ての条件が満たされない時があります。

まさに本日がそれにてエビ下目の生物で考えてましたが、約7ヶ月前の観察報告になって
しまいました。

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キミシグレカクレエビ 学名 Dasycaris zanaibarica
 十脚目 / コエビ下目 / テナガエビ科 / エボシカクレエビ属
 撮影 2011年1月:紀伊大島須江 内浦 水深-21m 大きさ約20mmぐらい
 生息域 伊豆半島以南 ~ 北部オーストラリア、ニューカレドニア、インド洋など 

岩礁域や珊瑚礁域での礁斜面や礁原などに生えている、ムチカラマツ類の幹に隠れる様に
して生息しており、頭胸甲上にとんがり帽子みたいな突起が2つ大きく突き出している事で
近似種の ムチカラマツエビ と識別が可能です。
体色は透明な体地色にて、ホストのムチカラマツの色彩に合わせて黄色、もしくは白色の
極小斑点からなる横帯が複数あります。

国内では同じくムチカラマツ類をホストにする ムチカラマツエビ に比べて生息数が非常に
少ない種です。

とここまで書いて、 ムチカラマツエビ へのリンクを張ろうとしていて気づきました。
とっくに取り上げていたつもりでしたが、今まで一度も ムチカラマツエビ の観察報告を書いて
おりませんでした。

なので次回のエビ下目の時には書こうと思いますので、それまでにどこかで撮影しときます。
って、そんな計算通りに上手く出会えるかどうかは判りませんが。

過去の本種の報告は、 こちら を、どうぞ。

ワライヤドリエビ

我が家のリビングルーム兼、仏間、または自分の寝室の部屋のエアコンが壊れました。
もともと暖房機能も付いてるエアコンですが、寒い時期はガスファンヒーターの方が暖かいので
使わず終いでして、ここ数日、急に暑くなったので付けてみたらウンともスンとも動きません。
電気はきちんと来てる様ですが、リモコンでなく本体のスイッチでも動きません。

この暑いのに。
自然と節電に励んでおります。

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ワライヤドリエビ 学名 Metapontonia fungiacola
 十脚目 / コエビ下目 / テナガエビ科 / ワライヤドリエビ属

 撮影 2011年6月:柏島 後浜 水深-16m 大きさ約10mmぐらい
 生息域 和歌山県、高知県、琉球列島 ~ 西部太平洋など 

珊瑚礁域の外洋に面した礁斜面や岩礁域にて、ヒロクチダイノウサンゴハナガタサンゴ
等をホストとし、それらの珊瑚のポリプの隙間に各歩脚を使って珊瑚の体表面を持ち上げて
埋もれる様にして隠れて生息しております。
また眼は大きくて内側に寄っており、左側の鋏脚は大きくて湾曲しています。

コロールアネモネシュリンプ

こんな事を書くと当事者じゃないからとか、第三者だからとか非難される事も多いかも
知れませんが、福島県知事が東京電力の社長さんからの謝罪訪問を断ったとNEWSで
知って、自分はこの知事の行動に違和感を感じました。

確かに東京電力の原発事故による危機と被害は計り知れないとは思いますが、そもそも
万が一、今回の様な事故が起こりうるかも知れないと想定した上で、福島県や現地の
自治体、漁協さん達はそれなりの金額補償を頂いて誘致を決定した訳で、国政の上での
建設であり、東京電力も今回は天災の被災者だと思います。

確かに無くて安心とは思いますが、原発が無い自治体よりはそれなりに自治体の予算に
恩恵があったはずと思います。
同じ被災者として、福島県も東京電力と一緒になって安全復旧に尽力しますと言う事が
本来の福島県知事の言葉だと、自分は思います。

がんばれ、負けるな東京電力。

それにしてもJリーグやパリーグの行動に比べて、セリーグの行動は理解出来ません。
多分セリーグのオーナー連中は、昔と違ってパリーグの方がセリーグよりも人気が有ると
言う事実を受け止めていないんでしょうね。

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コロールアネモネシュリンプ 学名 Periclimenes kororensis
 十脚目 / コエビ下目 / テナガエビ科 / ホンカクレエビ属

撮影 2011年2月:フィリピン・マクタン島 水深-7m 大きさ約10mmぐらい
英名 Korore Anemone Shrimp
生息域 フィリピン、パラオ、北部オーストラリアなど

パラオクサビライシなどに生息しております。
体色は透明色にて、胸部が赤色で頭部は白色をしています。
頭部の形状はギザギザで、その形からポップコーンシュリンプとの別名で
呼ばれたりもします。

頭以外は触手に隠れていることが多く、なかなか全身写真が撮れません。

kororeanemoneshrimp 20110218b.jpg

本種はパラオで最初に採集された事から、パラオのコロールの名前が付いている
ことは有名な話ですが、よく考えてみると、以前あれだけ通ってながらパラオで
撮した覚えが無い様な気がします。

そう思って気になって調べて見たら。

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撮影 2005年3月:PALAU マリンレイク 水深-5m 大きさ約10mmぐらい

人生2度目のパラオに行った時に、きちんと撮してました。
行きはじめた時は、やはり本種は定番の生物として紹介されたんでしょうね。

その後2009年までに10回ほどパラオに行ってますが、何故か一度も撮して
おりません。
次回行けた時は、本家本場の本種をきっちりやっつけてきたいと思います。

コールマンシュリンプ

たかがカンニングごときで、新聞の一面トップ記事とは。
こうやって書くと今の日本の社会からは非難を浴びてしまうかも知れませんが、視点を変えて
考えるとこんな事を実行した才能は凄いと思います。
たかがカンニングの様な軽犯罪ごときで、ここ数日間日本どころか世界中のメディアの注目を
見事に集めました。

ビジネスの成功には、そんな非凡な才能が大事な要素のひとつかと思います。
失礼な話し、こんな人材を我が社のスタッフに欲しいものです。
でもそんな素晴らしい才能も、今回の様に使い方を間違えてしまうと犯罪になってしまう。
世に才能が認められるのは、使い方次第ですね。

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コールマンシュリンプ 学名 Periclimenes colemani
 十脚目 / コエビ下目 / テナガエビ科 / ホンカクレエビ属

撮影 2011年2月:フィリピン・マクタン島 水深-23m 大きさ約20mmぐらい
英名 coleman shrimp
生息域 駿河湾以南の南日本、インド洋、西部太平洋域など

珊瑚礁域や岩礁域に生息している イイジマフクロウニ に単独、もしくはペアで共生して
おります。
第1、第2脚が鋏脚にて額角は不動、体地色は乳白色にて全身に茶褐色の斑点模様が
散在します。
イイジマフクロウニ の棘を刈り取って底に生息しますが、 ゼブラガニ の様に大きく刈り込む
のではなく自身がいる場所だけを刈り込みます。

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やってしまいました~
実は本種を観察するのは、ダイビング本数1476本目にして初めて。
昔から見てみたいエビのひとつで、数々の海で今まで何百個もの イイジマフクロウニ
ひっくり返してきた事か。
勿論、 イイジマフクロウニ は漁師さん達が「毒袋」と呼ぶぐらいの棘に猛毒を持つ危険な
ウニですから、いつも指示棒でひっくりかえしてますが。

今回は自分で見つけたんではなく教えて貰ったんですが、やっと観察出来た嬉しさに
またもや、ボケてたんでしょう。
成果は、数多くのピンボケ写真の有様でした。
思えば過去にも見たくて仕方なかった生物の初対面時に、写真を失敗する事が多く有り
注意しなければ行けない癖でした。

でもこの今までのパターンからすると、次回は確実に綺麗に撮す事が出来るんですが、
今回が1476本目の出会いなら、次回会えるのは10年後ですね~。

アヤトリカクレエビ その2

一昨年の夏にあんな事が無ければ、今日は匡平の27回目の誕生日でした。
中学生ぐらいからはプレゼントで無く、特別にお小遣いを上げてましたが
今ではそれも出来ないので、特別に仏壇にお供えをしてみました。

匡平が産まれた日は名古屋は大雪の時でしたが、今年も寒い日でした。

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アヤトリカクレエビ 学名 Lzucaris masudai
 十脚目 / コエビ下目 / テナガエビ科 / アヤトリカクレエビ属

撮影 2010年11月:柏島 水深-30m 大きさ約30mm
生息域 伊豆半島、伊豆大島、柏島、沖縄、フィリピン、ボルネオなど

岩礁域や珊瑚礁域にて、ナシジイソギンチャクをホストとして生息しておりますが、希に
ウスアカイソギンチャクでも観察ができます。
鋏脚の大きさは左右で異なり、長い額角は基部で側方に広がります。
体色はホストの色彩や模様に合わせて変化し、それぞれが色彩を合わせる事によって
擬態をとっていて、様々なカラーバージョンが堪忍されております。

和名の "アヤトリ" は、そんな次々と変化する模様から、紐の形を次々と変化させてく
遊びの " あやとり " から付けられたそうです。

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撮影 全て2010年7月:柏島

現在の正式和名が付く前は、ダイバーからはクルクルカクレエビと呼ばれていて、未だに
自分は正式和名の前に、思わず クルクルエビ と呼んでしまいます。
未だに カエルアンコウウオ イザリウオ と呼ぶし、 サクラコシオリエビ ピンクスクワット
ロブスター
と呼んでしまってます。
これは歳を重ねると共に、だんだん物覚えが悪くなって来てる証拠ですね、きっと。

過去の本種の報告は、 こちら を、どうぞ。

マガタマエビ

先日、自分の社用車のプリウスに " Vベルト " との警告マークが点灯し、「詳しくは購入した
ディーラーに連絡して下さい」と、メッセージが表示されました。

一般的にVベルトとは、エンジンを冷却する為の水を対流させるウォーターポンプを駆動する
為に、エンジンの動力をウォーターポンプに供給するベルトなんですが、実は今のプリウスは
そのウォーターポンプが電動タイプに変更され、Vベルトは無くなったと聞いておりました。

なのに Vベルト と不審に思いながらディーラーに訪ねた所、警告表示は誤報にて、そもそも
ナビの機能にある各種警告の設定をしておかないと表示しないとの事でした。 

と言う事は、自分が謝って警告距離の設定をした訳ですが、何故、設定したかは不明です。

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マガタマエビ 学名 Gnathophylloides mineri
 十脚目 / コエビ下目 / ヨコシマエビ科 / Gnathophylloides属

 撮影 2010年11月:柏島 後浜 水深-9m 大きさ約10mmぐらい
 生息域 八丈島、高知県 ~ 琉球列島、西部太平洋域など

珊瑚礁域に生息している シラヒゲウニ に共生していて、大きさは10mm以下の極めて
小型のエビです。
体型は米粒の様な楕円形にて、体色は側面の上側は白色で下側は褐色、背面部は
白地に淡褐色の細い縦線が走ります。
シラヒゲウニ に擬態して棘の中に隠れており、 シラヒゲウニ を見つけて探してみても
希にしか見つからない種です。

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以前から自分が観たいエビのひとつでして、今回が初観察。
全てマクロレンズ105mmにクローズアップレンズを付けての撮影ですが、初観察で
興奮していたせいか、白トビだらけの写真を増産しておりました。

白い体色の生物だけに、次回は絞りまくって撮ろうと思います。


カザリイソギンチャクエビ

思い違いとはよくある物でして、本日報告させて頂く生物は伊豆から南紀の地域に於いて
年中いつでも観察出来る生物ゆえ、既に観察報告済みと思っておりましたが実は今まで
一度も報告させて頂いておりませんでした。

そう言った生物ゆえ、今まで撮した写真は沢山残っておりますが、今回はこの秋に撮した
写真から報告させていただきます。

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カザリイソギンチャクエビ 学名 Periclimenes ornatus
 十脚目 / コエビ下目 / テナガエビ科 / ホンカクレエビ属

 撮影 2010年11月:紀伊大島須江 内浦ビーチ 水深-5m 大きさ約30mmぐらい
 生息域 房総半島以南 ~ 香港、西部太平洋域、インド洋域、紅海など

岩礁域や珊瑚礁域の比較的に浅い水深に生息している サンゴイソギンチャク や、 シライト
イソギンチャク
等に共生しております。
体地色は透明色にて、体側面には数本の白色縦線があります。
左右の眼は白色の横線にて繋がっており、鋏脚や歩脚と尾扇にはそれぞれ濃褐色と白色の
細かな点が散在しております。

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本種はイソギンチャクの刺胞毒に守られており、 サンゴイソギンチャク を調べると、ほとんど
1~2匹は生息しておりますが、体色がホストの色彩とほとんど同じなので見逃すことも多く
あります。

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 撮影 2010年10月:柏島 後浜 水深-9m 大きさ約30mmぐらい

こちらはこの夏に白化した サンゴイソギンチャク に、共生している本種。
ホストの白化の影響で本種の体色も、白っぽい色になっておりました。

ヒメイソギンチャクエビ

最近、著名な芸能人の方の奥様が天国に召されて、「ご近所や、仕事場近隣の方への
ご迷惑になりますから、取材は止めて欲しい」との正式コメントを出されたにも関わらず、
芸能リボーターなどマスコミの方々が押しかけて、芸能人の方が困られてる映像をTVで
よく放送されておりますが、自分は見る度に嫌気がさしてチャンネルを変えております。

著名人ゆえに知りたいと言う視聴者の要望があって、マスメディアが取り上げてるとは
思いますが、おめでたいお話しならともかく家族の深い悲しみを考えられて、そっとして
あげられないのか。

いくら著名人な方でも、自分達一般人と同じ人間なんですから。
そんな深い悲しみを抑えられて毅然とした態度でマスコミの方に接せられ、予定されて
いた仕事をキチンと成されている、この芸能人の方には尊敬の念に堪えません。

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ヒメイソギンチャクエビ 学名 hamopontonia corallicola
 十脚目 / コエビ下目 / テナガエビ科 / ヒメイソギンチャクエビ属

 撮影 2010年9月:柏島 水深-12m 大きさ約10mmぐらい
 生息域 伊豆諸島、伊豆半島以南 ~ 西部太平洋域など

珊瑚礁域や岩礁域に生息しているサンゴイソギンチャクや、シライトイソギンチャク、
パラオクサビライシなどに共生していて、それらの触手の間に隠れ住んでおります。

第1、第2胸脚は共に鋏脚にて、額角に関節はありません。
体色は透明にて、頭胸甲の背面に白色の斑紋がありますが、雌雄や成長過程等で
斑紋の模様に差があります。
歩脚に茶褐色の斑点が散在する事、尾柄部に斑紋が入らない事などで、近似種の
イソギンチャクエビ と識別が可能です。

himeisoginchakuebi 20100925c.jpghimeisoginchakuebi 20100925a.jpg

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今日も、全身が鮮明ではない写真ばかりですみません。

何せ今回の個体は体長が約10mm位の小ささゆえに、105mmのマイクロレンズに、
INONのクローズアップレンズのUCL-165 M67を付けて撮影しました。
なのでピンが全身に合わなくて、四苦八苦してやっとこの写真。

まだまだ撮影スキルの向上が、必用の様です。

ウミウシカクレエビ その3

先日の事、TVの着いていない車に乗せて貰っていて、携帯電話のワンセグ放送を見ようと
色々と携帯電話を触っていたら、ワンセグの Bluetooth接続機能ってのを発見しました。

こりゃ早速、Bluetooth接続で車に繋いでワンセグTVを見ようと思いましたが、よく考えれば、
Bluetooth接続機能が付いた機械なら、TVチューナーぐらい着いてるはず。
ちょっと利用方法に疑問を感じたハイテク機能でした。

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ウミウシカクレエビ 学名 Periclimenes imperataor
 十脚目 / コエビ下目 / テナガエビ科 / ホンカクレエビ属

 撮影 2010年10月:柏島 後浜 水深-18m 大きさ約30mmぐらい
 英名 Sterfish shrimp
 生息域 伊豆半島以南 ~ 西部太平洋域、紅海、インド洋、ハワイ諸島など。

岩礁域や珊瑚礁粋にて、 ニシキウミウシ ミアミラウミウシミカドウミウシ等の色彩が
豊かなウミウシ類や、オオイカリナマコバイカナマコジャノメナマコ などのナマコ類を
ホストとして生息しております。

体色や頭胸甲の背面部と側面部、腹節の背面部や尾部などの色彩や模様は多種におよび、
比較的にウミウシ類をホストとしている個体は、白色、紫色、赤色や、橙色等の綺麗な
色彩をしておりますが、濃褐色単色のナマコ類をホストとしている個体は、濃い紫色や、
濃褐色などの単色の地味な色彩の個体が多く見られます。

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本種は見つける度にパシャパシャと何枚も撮してしまいますが、最近は本種に関しては
まずは普通にくっきりと黒バツクで図鑑的な撮影をして、その後に色々と遊んで撮す様に
しております。

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そしてこちらはそんな遊んで撮した写真ですが、スロースピードにしすぎてブレブレに
ボケてしまった画像です。
でもそんなブレ具合が何となく良い感じで、自分的に明らかにぶれてるのに好きな写真です。

まぁ、下手の言い訳ですが・・・・・

過去の本種の報告は、 こちら を、どうぞ。

カイメンカクレエビ属の一種

昨夜は疲れて観察報告の更新をサボってしまいましたので、今日の仕事の昼休憩時に
パパッと書いてみました。
そう言う理由も有りますが、観察したのが4、5ヶ月前で、学術的にも全く詳しくない報告で
すみません。

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カイメンカクレエビ属の一種 学名 Periclimenaeus Sp
 十脚目 / コエビ下目 / テナガエビ科 / カイメンカクレエビ属

 撮影 2010年5月:柏島 後浜 水深-9m 大きさ約20mmぐらい

イタボヤの中に隠れ住んでいるので、通称"イタボヤカクレエビ"と呼ばれておりますが、
正式にはホヤカクレエビ属 (Pontonia) の仲間ではなく、カイメンカクレエビ属
(Periclimenaeus Sp) の仲間だそうです。

残念ながら学名も未だ無く、今回の観察報告では生息地や生態も書けませんが、本種が
ホストとしているイタボヤの仲間は、柏島では真夏には消えてしまいます。
なので本格的な夏が来る前の、4月~6月頃に柏島へ行けば観察が出来ます。
本日はかなり適当な報告で、申し訳ありません。

kaimenkakureebiSp 20100625c.jpgkaimenkakureebiSp 20100625e.jpg
 撮影 2010年5月:柏島 後浜 水深-9m 大きさ約20mmぐらい

イタボヤに空いた小さな穴の中に隠れていたのを見つけられ、外に出されるとこんな感じで
ウロウロと穴を捜してます。

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で、適当な穴が見つかると、

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大きな鋏脚を穴に突っ込んで、隠れようとします。

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本種はホストの色彩に影響される様で、イタボヤの色によって色彩が異なります。
詳しくは判りませんが、ホストを食べているのか?、染まっていくのか?

と本日は、ちょっと小学生の夏休みの観察日記みたいな、観察したイメージだけでの
適当な報告になってしまいました。
いつか学名とかが発表された時には、書き直そうと思います。

ホヤカクレエビ属の一種

希にシーズン的にウミウシが多い時も有りますが、当ブログでは出来る限り、色々な科の
生物を順番に報告させていただいているつもりです。
それは甲殻類でも同じつもりだったんですが、気づくとこのところ異尾類が多く、今回は久々の
エビ類の観察報告です。

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ホヤカクレエビ属の一種 学名 Pontonia katoi
 十脚目 / コエビ下目 / テナガエビ科 / ホヤカクレエビ属

 撮影 2010年7月:柏島 後浜 水深-12m 大きさ約30mmぐらい
 生息域 伊豆半島、駿河湾、高知県、琉球列島、フィリピンなど

フィリピンなど海外からの報告ではアオホヤに生息している写真が多いんですが、柏島では
大半が、ミカンボヤの中に隠れて生息しております。
学名から想像出来る様に基準標本は伊豆にて採集され、約70年前に発表されておりますが
正式和名はまだ付いておりません。

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 撮影 写真左は柏島、右は鵜来島、共に2010年5月

本種の詳細は、色々調べましたが詳しく掲載されているものが無く、今回は種の説明内容が
乏しくて申し訳ありません。

でもそんな文献が探せない生物に限って、写真はいっぱい撮ってるモンなんですよね~

ハクセンアカホシカクレエビ その3

先日のパラグアイ戦では、自分は初めてサッカー観戦で涙しました。
日本のサッカーも、ここまで国民の意識を高めてくれるほど成長したんだと思うと
実に嬉しい物でした。
自分も含めて多くの日本国民が、マスコミの全てが今回の日本代表を良くやったと
賞賛しております。

しかし、ちょっと待った!!
たかがベスト16留まりなのに、これほど賞賛して良いのでしょうか?

パラグアイは8度目の出場で初めてのベスト8ですし、イングランドやポルトガルで
さえ今回はベスト16で終えてますから、日本は僅か4度目の出場でベスト16まで進めた
結果で良くやったと考える物なんでしょう。

しかしこの事は、応援している日本国民全体が日本のレベルは未だその程度なんだと
認識している事からと思います。
次回のブラジル大会では、ベスト16で帰ってきたら非難を浴びせられるぐらいの
レベルになってて欲しい物ですね。

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ハクセンアカホシカクレエビ 学名 Periclimenes kobayashii
 十脚目 / コエビ下目 / テナガエビ科 / ホンカクレエビ属

 撮影 2010年6月:柏島 後浜 水深-18m 大きさ約30mmぐらい
 生息域 伊豆諸島、伊豆半島以南 ~ 九州など

岩礁域の傾斜面などにて、スナイソギンチャクやイソバナ等に共生しており、近くに群がる
魚類のクリーニング姿も見られます。
体色は透明で頭胸甲や腹部に明赤色の斑紋が散在していて、鋏脚は各間接部が赤紫色で、
各節は青みがかった白色をしております。
また腹部の背中線上に白色の細線があり、第3腹節の背面は突出している事も本種の特長。

近似種のアカホシカクレエビ は、腹部の背中線上の白色細線が無い事で区別が可能です。

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撮影 2010年5月:紀伊大島須江 ナギザキ 水深-28m 大きさ約30mmぐらい

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撮影 2010年4月:三木浦 ナナコのダボ 水深-16m 大きさ約30mmぐらい

本日の写真は撮影場所、時期が異なりますが、全て抱卵中の姿です。
撮影した時の水温は柏島が23度、須江が18度、三木浦が17度と水温の差も有るんですが、
生息している地域での抱卵時の温度の違いが有るのかも知れませんね。

今後もこういう風に、同一種の各地域での相違点を報告できればと思います。


ザラカイメンカクレエビ

先日の事、ダイビング友達から 「manboonさんて会社では何をしてらっしゃるんですか」と
聞かれて、「毎日ブログ書いたり、ドライブしたり、仕事してる振りしてます」と答えたところ、
「あ~っ、だから毎日ブログがアップ出来てるんですね」って言われちゃいました。

勿論、冗談で答えたんですが、その人には完璧に信じられてしまった様でして、
「会社役員さんって、遊んでても給料貰えていいですよね~」とも言われちゃう始末で。

とんでもありませんよ。
天下りの財団法人の役員じゃあるまいし、我社みたいな小さな会社で、このご時世に
役員がそんな事して遊んでいたら、直ぐに会社なんか潰れちゃいますって。

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ザラカイメンカクレエビ 学名 Periclimenaeus gorgonidarum
 十脚目 / コエビ下目 / テナガエビ科 / カイメンカクレエビ属

 撮影 2010年4月:三木浦 ナナコのダボ 水深-16m 大きさ約30mmぐらい
 生息域 房総半島以南 ~ 九州

岩礁域の礁池や礁斜面に生息するザラカイメンに共生し、ザラカイメンの筒の中(胃腔内)に
隠れる様にして、奥から鋏脚を外に向けた威嚇( 待避? )ポーズで共生しております。
本日の報告の写真では、何故か外に飛び出ておりますが (^_^;)
これは、素晴らしいテクニックを持たれたガイドさんのおかげですね。

体色は乳白色にて、鋏脚の挙部は重厚で短毛が生えており左右の大きさは同一です。
自分はまだ見た事がありませんが、ひとつの筒中に雌雄で住んで居る事もあり、雌の体は
ずんぐりとしているそうです。

ザラカイメンカクレエビ 20100403bzarakaimenkakureebi 20100403d.jpg

ザラカイメンカクレエビ 20100403c

本種と同様にザラカイメンに共生するクシノハカクレエビは、本種の鋏脚が重厚で強そうなのに
対して、細くて弱そうなイメージで毛が無い事で自分は識別しています。

そして本種を見つけるコツは、ただひたすらザラカイメンを覗くこと。
ですね。

アカホシカクレエビ

昨夜の仕事帰りに会社の駐車場から車を走り出させると、いつもよりも周りの景色が
明るいな~と思ったところ、近くの桜並木がライトアップされてました。
ほんの総延長距離50m位の短い並木ですが、思わず走り出させた車を止めてしまって
眺めてしまうほどの綺麗さでした。

アカホシカクレエビ 20100320a
アカホシカクレエビ 学名 Periclimenes speciosus
 十脚目 / コエビ下目 / テナガエビ科 / ホンカクレエビ属

 撮影 2010年3月:三木浦 ナナコのダボ 水深-16m 大きさ約30mmぐらい
 生息域 伊豆諸島、伊豆半島以南 ~ 西部太平洋域、インド洋域など

岩礁域の比較的浅い水深にて、シマキッカイソギンチャクや、グビジンイソギンチャク等に
共生しております。
体色は透明で紅白の小紋が散在していて、第三腹節の頂き(くの字に曲がった頂点)には
全体が白色で中心より前半部に赤色の模様が入った大円紋があり、離れている両目の
間には白い横線が入っているので、眼が繋がっている様にみえます。
またそれぞれの鋏脚には紫と白の縞模様になった帯が入り、頭胸甲部分に極めて細かな
赤い点が散在します。

近似種のハクセンアカホシカクレエビ は、頭胸甲部に白色の横縞が1本入る事や、
頭胸甲部から腹節にかけて大きめの赤い斑紋が点在すること等で、区別が可能です。

アカホシカクレエビ 20100320c
アカホシカクレエビ 20100322a

本種は今回の観察地の三木浦では沢山観察出来ますが、ハクセンアカホシカクレエビ
あまり見かけません。
反対に紀伊大島の須江では本種は少なく、、ハクセンアカホシカクレエビ を沢山見かけます。
ホストになるイソギンチャクなどとの関係なのかも知れませんね。

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