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ホンヤドカリ科 Archive

オキナワホンヤドカリ

年明けからやっと名古屋でも、TV朝日系列のメーテレで、「ウルトラゾーン」の放映が
始まりました。

共同制作5局の内のTVK(TV神奈川)では、昨年の10月から放映されていると言うのに、
偉大なる田舎と言われる名古屋では、遅れに遅れて3 ヶ月遅れの放送です。
既にご存じの方も多いと思いますが、自分が小学生の頃に放映が開始されたウルトラQ
以降のウルトラ作品に登場してきた数々の怪獣を使ったパロディ番組にて、期待していた
通りの面白さです。

既にTVKでは13話ぐらいの放送らしいですが、名古屋の今宵は第3話の放送です。
楽しみです~♪

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オキナワホンヤドカリ 学名 Pagurus hirtimanus
 十脚目 / ヤドカリ下目 / ホンヤドカリ科 / ホンヤドカリ属

 撮影 2011年10月:沖縄本島 水深-5m 大きさ:宿貝の穴の直径15mm位
 生息域 琉球列島以南 ~ 西部太平洋域、インド洋など

珊瑚礁域の礁原や礁池等の潮間帯付近にて、岩肌や珊瑚の根元辺りに生息しております。
チョウセンサザエやニシキウズガイなど大型の巻き貝類をホストとしてますが、小さい頃は
オニツノガイなどもホストとします。
体色は茶褐色にて歩脚は褐色の横縞模様が有り長毛で覆われており、鋏脚は右側が大きく
眼は青灰色。

okinawahonyadokari20111015f.jpgokinawahonyadokari20111015b.jpg

よくよく見ると、今回の個体の眼は青灰色で無く黒色です。
なのでひょっとしたら異なる種かも知れませんが、文献によっては黒灰色と書かれていたり
本当はどれが正解なんでしょうか?

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クロシマホンヤドカリ

新年始めなので、久々に自分の夢を書かせていただきます。

自分はいつか自分の撮した写真だけで、水中生物の図鑑を作りたいと思っております。
ただ生物学者でも無く、ただの電気工学士の自分が作るのはとても販売できる物では
ありませんので、あくまでも自分向けの図鑑を本として作成したいと思ってます。
その為に2007年の夏頃から毎日1種を報告のスタイルで書いて来ましたが、そろそろ
1000種を越えてきましたので今年中に、図鑑その1でも作ろうかと考えております。

さてそんな2012年の観察報告は、異尾類からスタートです。
今年も珍なる希種から、今回の様な多くのダイバーが見向きもしない普通種まで幅広く
報告させて頂きますので、宜しくお願いいたします。

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クロシマホンヤドカリ 学名 Pagurus nigrivittatus
 十脚目 / ヤドカリ下目 / ホンヤドカリ科 / ホンヤドカリ属

 撮影 2011年12月:紀伊大島 内浦 水深-3m 大きさ:宿貝の穴の直径15mm位
 生息域 房総半島以南の太平洋岸 ~ 琉球列島など

岩礁域の浅い水深の岩塊の上や、岩壁の隙間などに生息しております。
ホストにはレイシガイダマシなどのアクキガイ科の巻貝が多く見られ、第1触角の先端は橙色、
鋏脚や歩脚の各節に3~4本の黒褐色の縦縞模様が入り、それぞれ長毛が生えております。
鋏脚は右側が大きく、掌部にはとげ状の順粒が列生してます。

本種は近年まで アカシマホンヤドカリ Pagurus pilosipes の弱齢体とされておりましたが、
2003年の駒井先生の論文により従来の名称は別種であり、本種は本名称に改訂されました。
従って古い図鑑などには、本種を アカシマホンヤドカリ と紹介されておりますので、識別の
時にはご注意願います。

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アデヤカゼブラヤドカリ

今回報告させて頂く本種は、ヤドカリ類の中で一番自分が大好きな種です。

自分が海の中に持って行くカメラが、コンデジからデジイチに変わって色々とマクロな生物に、
よりいっそうハマり始めた頃、甲殻類の図鑑で存在を初めて知り、ヤドカリって綺麗なんだと
思わせてくれた生物のひとつです。

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アデヤカゼブラヤドカリ 学名 Pylopaguropsis speciosa
 十脚目 / ヤドカリ下目 / ホンヤドカリ科 / ゼブラヤドカリ属

 撮影 2011年11月:柏島 後浜 水深不明 大きさ:宿貝の穴の直径10mm位
 生息域 八丈島、高知県、琉球列島、オーストラリアなど

水深が30m以深の、やや深めの岩礁域に生息しております。
鋏脚の大きさは左右非対称にて右鋏脚が大きく、左鋏脚は歩脚とほぼ同じ大きさで
色彩は橙色にて淡白色の縦縞が走ります。
右鋏脚は腕節と掌部は淡紫色にて、長節は濃紫色、眼柄と第一触角、第二触角の
鞭状部は紫色をしており、眼球は黄色です。

性質は非常に臆病な性格にて、魚や人影など驚異を感じると直ぐにホストの貝殻に
引っ込み、転石の隙間や根の亀裂などに転がり落ちていきます。

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 撮影 2011年11月:柏島 後浜 水深不明 大きさ:宿貝の穴の直径10mm位

いつも柏島でお世話になってるダイビングサービスさんは AQUAS さんですが、柏島に
行き始めてから数年間は、異なるサービスさんにお世話になっておりました。

今回の柏島遠征の初日のログ付け時にふとその話しになり、 AQUAS のまっちゃんから
「何でウチに変わったん?」と質問され、「数年前に、最初にそれまでお世話になっていた
サービスさんに予約したら満員と断られて、そう言えば、やっちゃんが嫁いだサービスさんに
聞いてみたらと言う事になり、それで初めて会ったまっちゃんに、当時は八丈島か沖縄でしか
見られないと言われていて、自分が当時ずう~っと見たいと思ってたアデヤカゼブラヤドカリ
見せてもらい、今後はここやと決めたんですよ」と説明しました。

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 撮影 2005年11月:柏島 後浜 水深、大きさ(忘れました)

これが当時、みせて頂いた本種です。

そうしたら翌日の1本目、浅場で減圧していると本種をどこからか捜してきて数年ぶりに
見せてくれました。
何ともニクいサービスぶりでして。
この先いつか自分が潜れなくなるまで、これからもお世話になり続けると思います。

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フルセゼブラヤドカリ

このところ自分が帰宅すると奥さんから聞かれるのは、「お花はどうだった」との言葉です。

ここ最近は奥さんが午前中に匡平のお墓に行き、自分が仕事帰りにお墓に行って整えて来る
ことが多く、そういった会話になってしまいます。
もちろん自分は、仕事次第で必ず夕方に行ける訳では有りませんが。

今は一年で一番暑い時期ですのでお花の水が枯れがちですが、このパターンであれば何とか
水切れを起こさずにいけてます。
奥さんは「造花は絶対に嫌っ!」って言ってますので、当分はこのパターンが続きそうです。

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フルセゼブラヤドカリ 学名 Pylopaguropsis furusei
 十脚目 / ヤドカリ下目 / ホンヤドカリ科 / ゼブラヤドカリ属

 撮影 2010年7月:柏島 後浜 水深-9m 大きさ不明
 生息域 小笠原諸島、伊豆諸島、高知県、屋久島

水深が10m~30m位の岩礁域や、珊瑚礁域にて、岩穴やサンゴ片の裏側などの光が
あまり差さない暗い所に生息しております。
今回も大きなサンゴ片をひっくり返していて、見つけました。

歩脚と左鋏脚は赤っぽい橙色で、右鋏脚は大きく、腕部は赤っぽい橙色で掌部は肌色、
表面には無数の棘があります。
第一触角と第二触角の基部は紫色で、眼柄と眼は黄色をしているのが特徴です。

         furusezebrayadokari 20100727e.jpg
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近年2000年に和名と学名が付いたばかりで、和名と種小名の " furusei " は八丈島で
ヤドカリの研究をされていた古瀬浩史さんへの献名になります、記載当初は伊豆諸島と
小笠原諸島だげでの記録でしたが、その後、他の地域でも観察例が増えており、今後も
多くの方の目によって生息域は広がると思われます。

adeyakazebrayadokari 20051105b.jpg
アデヤカゼブラヤドカリ 学名 Pylopaguropsis speciosa
 撮影 2005年11月:柏島 後浜 水深、大きさ不明

こちらは近似種のアデヤカゼブラヤドカリです。
本種との相違点は、眼柄が紫色、各歩脚に白色の縦縞線が入る事で識別が出来ますが、
柏島ではアデヤカゼブラヤドカリよりも、フルセゼブラヤドカリの方が多く観察出来ます。
でもひょっとしたら自分だけの感覚かも知れませんので、あくまでもご参考までに。

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