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クモガニ科 Archive

イボイソバナガニ その2

本日は、にわか左官屋に変身して左官工事です。
海に行こうと計画をしておりましたが、奥さんから「玄関前の亀裂を治してほしい」と言われ、
治さずに海に行った場合に想定できる明日からの恐怖の毎日を思い、あっさりと海行きは中止
しました。

ついでに昨日納車された車のランプ類のLED化もしたいし、今回の車はヘッドライトと車幅灯は
標準でLEDだったんですが、やはり車内の各ランプ類やナンバー灯は電球でした。
車幅灯までLED化したなら全てLEDにして欲しかった物です。
まぁでも、プリ男君がヘッドライトだけLEDだったのに比べて、今回は車幅灯はLEDへと少しは
進化されてますので、近年中にはオールLEDの車も増えてくるんでしょうね。

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イボイソバナガニ   学名 Xenocarcinus tuberculatus

 十脚目 / カニ下目 / クモガニ科 / イソバナガニ属

撮影 2011年9月:獅子浜 水深-12m 甲長10mmぐらい
生息域 相模湾以南 ~ 地中海、インド洋、西部、南太平洋域など

岩礁域の礁斜面や、転石帯に生息するムチカラマツ類をホストに共生しております。
体色はホストの色彩に似せて変異が多く見られますが、ホストの幹部とポリプ部に
合わせてツートーンの色彩が多く観察されます。

甲部の形状が細長い円筒形にて、甲部の各域にこぶ状の突起が隆起しており、額角が
先端で2つに分かれており長さは雌雄で異なります。
雄の額角は甲部の2/3位の所まで伸長してますが、雌は短いので雌雄の識別は容易に
可能です。

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写真左:雌2011年9月獅子浜、右:雄2008年6月串本

ご覧のように雄の額角はびょ~んと伸びてます。

過去の本種の報告は、 こちら を、どうぞ。

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イソバナガニ

ここ数日、取引先の方達と話していると必ず聞かれるのが「お盆休みはいつから?」との
おことば。
そして自分は「今週の土日です」と答えます。

昨年は匡平の初盆でしたから、世間的にお盆の三日間は休暇を頂戴しましたが、今の職種に
就いてから盆暮れ正月GWは普段のウィークデイと変わりなく、むしろ土日と重なっても
休められない暮れ正月よりは、お盆の季節は土日は休めるので嬉しいです。

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イソバナガニ   学名 Xenocarcinus depressus
 十脚目 / カニ下目 / クモガニ科 / イソバナガニ属

撮影 2011年8月:柏島 水深-9m 甲長約30mmぐらい
生息域 和歌山県以南 ~ 高知県、琉球列島、西部、南部太平洋域、インド洋など。

水深が30m位までの潮通しの良い岩礁域や珊瑚礁域にて、オオイソバナや、リュウキュウ
イソバナ等に共生しております。
甲は扁平した細長い洋梨形にて、長い額角の先端は二つに分かれており先端から根本まで
幅は変わらず、ホストのポリプを付けて擬態をしている事もあります。

体色はホストの色彩に影響されますが大半が赤色で、甲の正中線上には白色の縦帯が入り
鋏脚や歩脚には黄色の縞模様があります。
本種は日中はホストの基部や枝の分け目の奥などに隠れていて、極めてホストに似せた
色彩と形状から見事に擬態しておりますが、夜になるとホストの枝上等に出てきている姿が
観察できます。

クモガニ属の一種(通称オラウータンクラブ) その3

5月下旬頃から弊社の社内事情にて自分の仕事が倍増し、毎日、毎日オフィスワークに
追われておりましたが、何とか今週中には一段落しそうな気配が見えてきました。
とは言っても、以前みたいに休日が取れる状態には少なくても未だ半年ぐらいはかかり
そうですが、とりあえず人並みの仕事量に落ち着きそうです。

ここ最近は観察報告を仕上げる時間があまり取れなくて、自分勝手に毎日締め切りに
追われていた感じで観察報告を書いてましたが、来週ぐらいからは何とか落ち着いて
書けそうに思えます。

と言う事で、本日も簡素な報告で申し訳ございません。

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クモガニ属の一種   学名 Oncinopus sp
 十脚目 / カニ下目 / クモガニ科 / クモガニ属

撮影 2011年5月:鵜来島 浦ノ口 水深-9m 大きさ甲長約20mmぐらい
英名 Orang Hutan Crub
生息域 伊豆半島以南 ~ 西部太平洋

基本的に本種は、甲殻類の中でも自分が好きな種のひとつです。
なので出遭うといつもキチンと映そうと頑張りますが、この時は残圧量が厳しく適度に
切り上げてしまいました。

結果、やはりちょっと甘い写真ばかりで。
本種は少々ピントがボケてても、脚に生えた長い毛が綺麗に見せてくれます。
でも駄目な手本のひとつです。

本種の詳しい報告は、 こちら を、どうぞ。

ボラダイルツノガニ

昨日から中部電力でも、でんき予報が始まりました。
9月30日まで毎日夕方の18時に翌日の供給電力量と、ピーク時消費電力の予報が発表され
当時の午前8時にデータを最新予報値に修正発表されるそうです。

幸いにして昨夜も雨が降りエアコン無しでも涼しく過ごせましたが、果たして今後やって来る
猛暑の毎日を、エアコン無しで頑張れるのか、残念ながら自信が無い自分です。

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ボラダイルツノガニ   学名 Hyastenus borradailei
 十脚目 / カニ下目 / クモガニ科 / ツノガニ属

撮影 2011年5月:柏島 後浜 水深-9m 甲長約20mmぐらい
生息域 相模湾以南 ~ 土佐湾、琉球列島、西部、南部太平洋域、インド洋など。

岩礁域や珊瑚礁域の比較的に浅い水深に棲息していて、日中は砂礫底域の岩の亀裂や
珊瑚片の裏側等に隠れていますが、夜になるとオオイソバナやウミトサカなどの枝上で
観察出来ます。
甲羅の掲示用は縦長の二等辺三角形にて体色は淡茶色、甲面に白色の三日月型の斑紋が
有り、額棘はV字型に分かれていて、ウミヒドラやキセルガヤの仲間などを付着させて
おります。

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比較的にナイトダイビングで観察する種ですが、日中に「何か居ないかな~」って感じで
死珊瑚片や石などをめくっていると希に見つかります。
特に柏島ではダイビングの前半に深い水深を潜る事が多いので、後半に浅場でまったり
甲殻類などの生物探しをしていると良く見つけます。

モクズショイ

一時の猛暑が若干和らいだかなと思ってたら、台風4号が近づいてきました。

本州の北、日本海側を北に走るコースらしいので、台風は逆時計回りですから
おそらく南風でムワ~っとした暑さがやってくるでしょう。
でもそれよりも、雨による被害が無い事を祈ります。

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モクズショイ   学名 Camposcia retusa
 十脚目 / カニ下目 / クモガニ科 / モクズショイ属

撮影 2010年6月:柏島 後浜 水深-7m 甲長約30mmぐらい
英名 Decorator crab
生息域 房総半島以南 ~ 西部太平洋域、インド洋、オーストラリアなど

岩礁域や珊瑚礁域の傾斜面や、砂礫底域の岩の亀裂や珊瑚片の裏側等に日中は隠れて
生息しておりますが、夜になると活発に行動します。
アケウス と同様に体全体がカギ状の毛で覆われており、それらの毛にカイメン、藻くず、貝殻、
珊瑚破片等を付けて体全体を擬態化しており、この「藻屑背負い」の姿から和名が
付けられております。

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今回観察した個体は、柏島では5月~6月にかけて観察できる トラフコウイカ の卵を体に
付けており、大きな珊瑚片の裏側に産み付けられた卵の中に隠れていました。
本種は色々な物を体にくっつけますが、同時に複数の種類を付ける事は無く、藻屑だけとか
カイメンだけとか、基本的には同一の物だけをくっつける様で、今回の場合は卵だけを体に
付けておりました。

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写真は、もうすぐハッチアウトしそうな トラフコウイカ の卵ですが、いつもは死サンゴ片等の
裏に付いていて他の生物から補食される事も有りませんが、自分達が甲殻類などを
捜そうとひっくり返すことで、卵も表に出てしまい、その途端、ベラやカワハギなどにあっと
言う間に食べられてしまいます。

なのでめくって卵類が目に付くと、なるべく早く元に戻す様に心がけておりますが、この様な
写真を写している間にも、パクッ、パクッと。
海の中の生存競争は誠に厳しいです。

アケウス

この一ヶ月、ほぼ毎晩ワールドカップを見ておりました。
決勝戦が終わった後の昨夜はまだ総集編などの放送があって楽しめますが、今夜からは
毎日の楽しみが、ひとつ減ってしまいましたね。

「早く4年後が来ないかな~」
久しぶりに、約一年ぶりに未来の楽しみを夢見てしまいました。

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アケウス   学名 Achaeus japonicus
 十脚目 / カニ下目 / クモガニ科 / アケウス属

撮影 2010年7月:大瀬崎 湾内 水深-20m 大きさ約30mmぐらい
生息域 東京湾以南の南日本、香港になど

岩礁域の礁原や礁斜面、砂底や砂泥底に生息していて、海草や海綿、ヒドロ虫などを
ちぎり取り、歩脚や体に付けてカムフラージュしております。
甲は洋なし型をしていて、鋏脚の各節は大きくふくらみ内側に強く湾曲しております

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本種の名前はカタカナなので昔から英名と思っておりましたが、今回の観察報告を書く為に
色々と本種の事を調べていたら、和名は学名の属名をそのまま呼んだものだと知りました。

カニ下目の多くに、○○ガニとか、○○カラッパや、○○ガザミって名前が多いので、それらに
習えば ○○アケウスになってても不思議じゃないと思うんですがに、珍しいお話しです。
属は違いますが、○○アケウスって名前の種は有りますのでそれらは普通だと思うんですが。

ただ アケウス だけの名前で付けられたのは、何かそれなりの理由が有るんでしょうね、
きっと。

クモガニ属の一種(通称オラウータンクラブ) その2

今年のモナコGPは、久々にモナコマイスターが走るグランプリ・レースでしたが、
残念ながら、往年のマイスターも新鋭ドライバーには適わなかった様です。
今年のレッドブルは高速サーキットだけでなく、モナコの様な低速コースでも早さは
ダントツですね。

ただレース内容としては、ピットスタートのアロンゾによる序盤の毎週に近いほどの
追い越しショーぐらいが見所で、ちょっと・・・でしたね。

オラウータンクラブ  20100504a.jpg
クモガニ属の一種   学名 Oncinopus sp
 十脚目 / カニ下目 / クモガニ科 / クモガニ属

撮影 2010年5月:串本 串本DP前  水深-8m 大きさ約30mmぐらい
英名 Orang Hutan Crub
生息域 伊豆半島以南 ~ 西部太平洋

較的浅い水深の珊瑚礁域や岩礁域の、ミズタマサンゴ類や岩の窪み、珊瑚片や
死珊瑚の裏などに隠れる様にし生息しております。

体全体には珊瑚などに生息する濃茶色の藻を付けていて、短いはさみ脚や、長い
歩脚、内側に湾曲する長い指部にも濃茶色の藻が付いていることから、容姿が
オラウータンに似ており、通称オラウータンクラブと呼ばれております。

クモガニ属の1種にて、正式な分類はまだ研究者の方の発表待ちです。

オラウータンクラブ 20100504b.jpg

今回は、水底に落ちている珊瑚片をめくっていたら出てきました。
なので写真はひっくり返した珊瑚片から、逃げていく姿ですが、その動き方もまた
オラウータンをイメージする姿で、何度見ても思わず映してしまう生物です。

過去の本種の報告は、 こちら を、どうぞ。

イソコンペイトウガニ その2

今朝、早朝の4時に気がつくと、TVつけたまま、PCつけたまま寝てました。
先週末はあんなに寒かったのに、昨夜は暖房が入らないほど暖かったせいか、
ついウトウトしてしまったようです。

でもプログは書き上げた覚えがあったので、アップしていた物と思い込んでおり、
先ほど確認したら、アップしてない事に今頃気がつきました。

歳は取りたくない物ですね。

イソコンペイトウガニ 20100320a
イソコンペイトウガニ  学名 Hoplophrys oatesii
 十脚目 / クモガニ科 / イソコンペイトウガニ属

撮影 2010年3月:三木浦 ナナコのダボ 水深 -10m 大きさ甲長20mmぐらい 
英名 Candy crab
生息域 駿河湾以南の南日本 ~ インド洋、太平洋、オーストラリアなど

岩礁域の礁原や傾斜面にてウミトサカ類に共生しており、ホストの枝内に隠れる様にして
生息しております。
体色は乳白色ですが、ホストの色彩に合わせた明赤色の縞模様をしていて、鋏脚や脚、
甲羅の突起などにホストのポリプを付着させるなど上手く擬態しており、見つけにくい
生物です。

          イソコンペイトウガニ 200800625a

イソコンペイトウガニ 200800906a
撮影 写真上2008年6月、写真下2008年9月 共に柏島にて

以前にも書きましたが、体が尖った突起が散在していてお菓子の金平糖に似ていることが
和名の由来になっております。
確かに本種はぱっと見、そんなイメージありますね。

過去の 本種 の報告は、こちらを クリツクしてください。

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