Home > 十脚目 > | 短尾(カニ)下目 > ゴカクガニ科 Archive

ゴカクガニ科 Archive

コマチガニ その2

昨日は当初は仕事の予定でしたが、何とか休日になり串本で潜ってきました。
自分は夏場はいつも左手だけグローブを付けて右手は素手で潜ってますが、撮影を
しやすくする為に、生物の廻りを整えていたらイラモにやられました。

最近やられた事が無かったので注意が薄れていた様で、おかげで今もジクジクと
痛みます。
やはり右手もグローブはめたほうが良さそうですね。

komachigani 20100625f.jpg
コマチガニ   学名 Harrovia japonica
 十脚目 / カニ下目 / ゴカクガニ科 / コマチガニ属

撮影 2010年6月:柏島 後浜 水深-7m 大きさ甲長20mmぐらい
英名 Elbow crab
生息域 相模湾以南 ~ インド洋、西部太平洋などに分布。

岩礁域沿岸の礁斜面や、礁湖などの潮通しの良いところに生息するウミシダ(コマチ)に
共生しております。

甲羅は六角形にて、周縁部と胸脚は明るめの黄色や白色などの帯で縁取られており、
甲羅面にも同色の横縞が4本あります。
また、前側縁には平たい2歯と鋭い2歯があります。

komachigani 20100625c.jpg

komachigani 20100625b.jpg

本種を見つけるには、ウミシダをひたすらめくって裏側に隠れているのを捜します。
いち番上の写真は、ひっくり返ったウミシダでの写真です。

見つけたら今度は指示棒なんかを使って、ウミシダの中心部から出来るだけ離れた
所に追い込み、クネクネと動き回るウミシダの中心部へ逃げ込むところを撮しますが、
ひとりでカメラ片手にウミシダを広げたりしてると、すぐに隠れられてしまいます。

ガイドさんかバディさんがアシストしてくれないと、撮影が難しい生物ですね。

過去の本種の報告は、 こちら を、どうぞ。

ゼブラガニ その3

先日も書きましたが、今の季節の柏島では産卵行動や抱卵している生物の姿を沢さん
観察する事が出来ます。

本日はそんな中から、お腹にいつぱい卵を抱えて普段は隠れている生物の報告です。

zebragani 20100605a.jpg
ゼブラガニ   学名 Zebrida adamsii
 十脚目 / カニ下目 / ゴカクガニ科 / ゼブラガニ属

撮影 2010年3月:紀伊大島須江 内浦 水深-7m 大きさ甲長20mmぐらい
生息域 伊豆半島以南 ~ インド洋、オーストラリアなど

本種は約三ヶ月ほど前に報告したばかりですので、特長などの詳細に関しては、こちら
クリツクしてください。

zebragani 20100605d.jpg

卵をズームアップしてみました。
色彩的には、ハッチアウトも間近の様子で・・・

今まで色んな海で本種を観察してきましたが、抱卵姿は初観察でした。
よ~く考えて見ればカニなので、抱卵姿は普通のカニと同じですね。

zebragani 20100605b.jpg
zebragani 20100605c.jpg

いつも写真を写そうと思ってもヒョコヒヨコと移動してしまう本種ですが、今回の抱卵中の
個体はいつもより格段と移動スピードが速かったです。
いつもなら、そこそこ移動の邪魔してて黙らせられる本種なんですが、今回ばかりは流石に
難しかったです。


ゼブラガニ その2

やっと本日より公開させていただきます " マンぶーンの生活 2んど " 。
以前の " マンぶーンの生活 " は、デザイン、及び、サイトアドレスの変更を一度行って
約5年間続けてきましたが、本日より装い新たに "2んど"として報告させて頂きます。

さて栄えある報告第1号は、十脚目の中でも好きな種のひとつです。

ゼブラガニ 201003a
ゼブラガニ   学名 Zebrida adamsii  十脚目 / カニ下目 / ゴカクガニ科 / ゼブラガニ属

撮影 2010年3月:紀伊大島須江 内浦 水深-7m 大きさ甲長20mmぐらい
生息域 伊豆半島以南 ~ インド洋、オーストラリアなど

比較的浅い水深の岩礁域や珊瑚礁域にて、ラッパウニ、シラヒゲウニ、イイジマフクロウニなどに寄生し、
ホストのウニの棘を食べて生息しております。
甲の形は変形した六角形で、両眼の上部分と甲の側部分から前方に角状に伸びており、背面は平らにて、
体色は白地に濃い紫色の縦縞模様があります。

ゼブラガニ 201003b

自分が観察しようとして捜すのは、比較的に生息が確認しやすいラッパウニが多いです。
自然な状態でのラッパウニは棘のラッパが萎んでおり、指示棒あたりでコツンとたたくと
驚いて棘のラッパが開きます。
体全体の棘が開いた時に、縦状に1本の刈り込み跡が有れば、そのラッパウニをひっくり
返して裏をのぞくと、ほぼ100%、本種が潜んでおります。

ゼブラガニ 201003C

ただ不思議に思うのは、本種がラッパウニの棘を食べた跡の、この盾状の刈り込み跡は
必ず 1本しか有りません
丁度 1本程度の量を食べると、棘が再生してくるのか?
それとも 1本分食べ尽くすと、もう食べないのか?
研究者の方は知ってる事かも知れませんが、何故なんでしょうね

過去の ゼブラガニ の報告は、こちらをクリツクしてください。

Index of all entries

Home > 十脚目 > | 短尾(カニ)下目 > ゴカクガニ科 Archive

検索

Rss or Atom

Return to page top