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フグ科 Archive

サザナミフグの幼魚

  • Posted by: manboon
  • 2011年12月12日 00:23
  • フグ科

本日報告させて頂く生物は、色んな図鑑、文献、Webページを調べてもせいぜい30mm
以上の大きさしか掲載されておらず、ここまで小さいサイズの写真確認が取れませんでした。
なので、もしも間違っていたらごめんなさい。

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サザナミフグの幼魚  学名 Arothron hispidus
 フグ目 / フグ科 / モヨウフグ属

撮影 2011年11月:紀伊大島須江 水深-18m 大きさ8mmぐらい
英名 Whitespotted Puffer
生息域 房総半島以南 ~ 太平洋域、インド洋、紅海など

沿岸の浅い水深の珊瑚礁域に生息しております。
成魚は礁池内や礁斜面の砂地に単独で行動しており、幼魚は汽水域や内湾などの
静かな場所で生息していますが、流藻に潜んで沖合を漂っていたりもします。

成魚の体地色は灰色から茶褐色ですが、10mm以下の小さな幼魚の頃は暗色をしており
共に体側面の全身に白色斑点が散在していて、腹部に多数の縦帯の波状の斑紋があり、
和名のさざなみの由来になっております。
また胸鰭の基部は白く縁取られた眼状斑の中心に位置しております。

因みに本種は筋肉にも毒があるそうですよ。

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撮影 2002年1月:インドネシア・バリ島 ヌサペニダ 大きさ500mmぐらい

同時に成魚も紹介しようと、自分のストックから成魚の写真を捜してみましたが、
やはりデジイチで写した本種の写真はなく、見つかったのはまだ世のコンデジが
300万画素のサイズが主流の頃に、バリ島で写した物だけでした。
色彩も出て無く証拠写真程度のものですが、ご参考にまで。

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ハナキンチャクフグの幼魚 その3

  • Posted by: manboon
  • 2011年7月29日 23:40
  • フグ科

スターウォーズファンなら見逃せない、アニメのクローンウォーズ・エピソードTV。
映画版に於けるエピソードⅡとⅢを繋ぐストーリーですが、シーズンⅢがようやく
日本でもBS-NHKプレミアムchで、8月8日から5日間で全22話が放送されます。
シーズンⅡの初回放送が去年の夏でしたので、約一年ぶりのお楽しみ。

本国アメリカではこの秋にシーズンⅣが放送されるそうですけど、このストーリーは
いつまで続くんでしょうね。

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ハナキンチャクフグ  学名 Canthigaster coronata
 フグ目 / フグ科 / キタマクラ属

撮影 2011年5月:柏島 後浜 水深-9m 大きさ30mmぐらい
英名 Crowned Pufferfish
生息域 相模湾以南 ~ 西部太平洋域、インド洋など

観察の季節的にはちょっと過ぎてしまいましたが、毎年春から初夏の頃にかけて
沢山撮影してしまう生物のひとつです。

いつ見ても、可愛い~。
特に正面顔が。

真横写真が基本の自分にしては、珍しく正面顔を狙ってしまう生物です。
来年も多分、同じ写真を何枚もきっと写してると思います。

本種の詳しい特徴は こちら を、どうぞ。

ヒガンフグの幼魚

  • Posted by: manboon
  • 2011年6月 7日 02:07
  • フグ科

さて今日も、日本各地の沿岸で観察出来る普通種の観察報告です。
でもこの普通種、自分はいつも見ている様であまり見れてない気がしますが、
そんな事思うのは自分だけでしょうか?

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ヒガンフグの幼魚  学名 Takifugu pardalis
 フグ目 / フグ科 / トラフグ属

撮影 2011年4月:富山湾 滑川海岸 水深-7m 大きさ約60mm 
生息域 北海道以南の日本各地、東シナ海、黄海など

水深が30m位までの沿岸の岩礁域や、砂底、砂泥底に棲息しております。
体色は黄褐色や赤褐色、茶褐色にて背面全体に丸い黒色斑が散在しており、体の表面は
小突起で覆われております。
背鰭や胸鰭、臀鰭は濃赤褐色にて、尾鰭は黒色。

精巣は弱毒ですが、皮膚や腸は強毒で、肝臓と卵巣は猛毒ですが筋肉は無毒だそうです。

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地域による時期の差はありますが、4月~6月頃は日本各地域にて、 ハナキンチャクフグ や、
キタマクラ などのフグ科の生物の幼魚を沢山観察出来ます。
自分は特に ハナキンチャクフグ の幼魚が大好きでして、先月末の柏島遠征でもいっぱい
撮してしまいました。

同じ生物ばかり撮していて、同じ様な写真ばかり貯まっていきます。

キタマクラの幼魚 その2

  • Posted by: manboon
  • 2011年4月30日 02:00
  • フグ科

世間さまのGW初日の昨日、流石に名古屋から大瀬崎への往復に使う東名高速道路は
スーパー込み込みでした。
特に朝、名古屋インターから沼津インターへ向かう途中は走ってる車線と反対車線で
何度も事故渋滞があり、交通量が多いゆえか交通事故も多く発生してそれが渋滞を
呼んで、更に反対車線では物見遊山の渋滞が発生しと悪循環です。

幸いにして我々は事故に巻き込まれませんでしたが、GW期間中に出かける皆さんも
気を付けて下さいね。

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キタマクラの幼魚  学名 Canthigaster rivulata
 スズキ目 / スズメダイ科 / ルリスズメダイ属

撮影 2011年4月:紀伊大島須江 内浦 水深-10m 大きさ20mmぐらい 
英名 Rivulated toby
生息域 房総半島以南 ~ インド洋、西部太平洋域など

沿岸の岩礁域や砂底域に棲息しております。
体型はやや側偏しており吻は長く三角形、背部中央を皮膚で形成された隆起線が走って
おり、体の背側は多数の不規則な褐色線に覆われていて、体側面には2本の暗色の縦帯が
あります。

和名の由来は、毒性が強く食べると中毒死して北枕で寝かされるからだと、一般的によく
言われてますが、それ以外にも、漁師さんが釣り上げた時に外道ゆえ放り投げてしまうと
必ず北を向いて落ちるからと言う説も有るそうです。

毒性に関してはテトロドトキシン(ふぐ毒)を持っており、皮膚は強毒ですが、肝臓と
腸は弱毒にて筋肉、卵巣は無毒なので、肉の部分などは刺身で食べれるそうです。

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上左と下左は紀伊大島須江、上右と上左は三木浦、全て2011年4月撮影。

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撮影 2011年4月:三木浦 ナナコのダボ 水深-16m 大きさ20mmぐらい 

4月から5月にかけての今の季節、伊豆半島から南紀にかけ本種の幼魚を沢さん観察する
事が出来ます。
基本的に自分はいつも一つの生物に対し右向き、左向きの姿を写す様にしておりますが、
本種に関しては、真正面顔を撮りたくなります。

なぜなら正面から見ると、まるで目と目との間に白い眉が有りそうな顔で。
う~~~ん、可愛いですね~

過去の本種の報告は、 こちら を、どうぞ。

オキナワフグ

  • Posted by: manboon
  • 2011年3月31日 00:20
  • フグ科

気がつけば、今年も桜の木が色づき始めております。

例年ならば、新年度スタートと明るい話題が多くて賑やかな季節ですが、今年はやはり
世間的に自粛ムードにて桜がらみの歌が流れることも少なく、暗そうな花見になりそう
ですが、今年も例年と変わらず桜の花を見られることだけで幸せですよね。

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オキナワフグ  学名 Chelonodon patoca
 フグ目 / フグ科 / オキナワフグ属

撮影 2011年2月:フィリピン・マクタン島 水深-5m 大きさ200mmぐらい
英名 Milkspotted puffer
生息域 紀伊半島以南 ~ 西部太平洋域、インド洋など

内湾域や河川汽水域、マングローブ域などの浅い水深に生息しております。
体地色は茶褐色~灰褐色にて、頭部や体側面に黒褐色の大きな斑紋が入り、体全体に
白色の小斑紋が散在します。
腹部は白色にて、眼の下あたりから尾柄部にかけて縦帯っぽい黄色が入ります。

臀鰭の軟条は8本にてトラフグ属の多数よりは少なく、鼻孔は開孔せずに大きな2対の
皮弁状になります。
また内蔵部だけでなく筋肉にも毒がありますので、食用にはなりません。

okinawafugu 20110217a.jpg

okinawafugu 20110217g.jpg

一番下の個体は、ひょっとしたら本種とは異なるかも知れません。

写真の臀鰭の部分は不鮮明で、特長の腹部の黄色の縦帯が入っておりません。
ただ本種は夜は砂に埋まっている事も多く、この時も砂から出てきたときでしたので
多少の色彩変化が有るかもしれませんので、とりあえず本種として掲載させて
いたただきました。

アラレキンチャクフグ

  • Posted by: manboon
  • 2011年3月18日 00:25
  • フグ科

有り難い事に停電も無くガソリンも普通に買えて、いつコンビニに行ってもお弁当が
普通に買えて、改めてこんな普通の事が幸せに感じる毎日ですが、そんな名古屋でも
東北地方の方への弔慰の気持ちにて、色んなお店で看板の電気を落として営業されて
おり、ちょっと街が暗いイメージにはなっております。

しかしこんな時でも、いつもと変わらず看板だけで無く店内の電気をコウコウと灯し
営業されている所があり、自分はそんな所の経営者の方の気持ちが理解できません。

人の考え方はそれぞれですから、今は営業を自粛されている会社も見掛けますが、
自分はこんな時こそ普通に暮らせる人は、いつも以上に働き、目一杯遊んで、経済に
活気を与えるべきと思っております。
消費があり、その為の生産があってこその経済ですから、被災者の方達が働けない分、
いつも以上に働いて消費すべきとは思っております。

でも日本国民としての弔慰の気持ちは、別と思うのですが。
今、照明を落とされていない店舗は、自分はは今後、絶対に利用しないと思います。
まぁそれもまた、人それぞれの考え方の違いですけれど。

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アラレキンチャクフグ  学名 Canthigaster solandri
 フグ目 / フグ科 / キタマクラ属

撮影 2011年2月:フィリピン・マクタン島 水深-8m 大きさ1000mmぐらい
英名 Spotted sharpnose
生息域 小笠原諸島、琉球列島以南 ~ 太平洋・インド洋の熱帯・亜熱帯域など

熱帯域から亜熱帯域にかけての珊瑚礁域の、水深-20m以浅にて、繁殖期以外は、
単独で生息しております。
キンチャクフグ類では最も広い範囲に生息する事からも、各地域に於いての模様、
色彩の変異が多く見られる生物です。
体側面の吻端から背鰭基部にかけて背側に青色の細縦線が入り、腹側、及び尾鰭の
全体に青色の小斑点が散在します。
また尾鰭は橙色にて、背鰭基部付近には暗色斑があります。

ararekinchakufugu 20110218c.jpg

実のところは、この撮影時に自分は本種の情報は全く知りませんでした。
ただいつも潜っている南紀や四国では見かけないフグだな~と思って撮影し、後から
図鑑で調べてみて判りました。
ガイドさんが居たわけでも無く、知らない魚がいたなら何でも撮しておこうと思って撮した
ひとつです。

でもこんな風に適当な撮り方をしていると、やはり判らない生物もいっぱい撮っていて、
特にヨウジウオ科の生物は外人ばかりで、ちっとも判りません。
困ったものです。

コクテンフグ

  • Posted by: manboon
  • 2011年2月28日 23:22
  • フグ科

2月も今日で終わり、明日からは年度末の3月ですね。
自分が従事している業界は、一年で一番の商戦を迎えます。
勿論、7月や12月は世間一般と同じで繁忙期ではありますが、お子様達の卒業と入学が
重なるこの季節が、ここ10年以上当業界では一年間でピークの繁忙期なんです。

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コクテンフグ  学名 Arothron nigropunctatus
 フグ目 / フグ科 / モヨウフグ属

撮影 2011年2月:フィリピン・マクタン島 コンチキビーチ 水深-5m 大きさ約250mm 
英名 Blackspotted puffer
生息域 琉球列島以南 ~ インド洋、西部太平洋の熱帯域など

水深が50m以浅の岩礁域や珊瑚礁域の、沿岸部に単独で生息しております。
体色は、灰褐色、黄色、青灰色、黄色と灰色の二色に分かれるタイプなど色彩変異に富んで
おりますが、そのほとんどが体側面に黒色点が散在しているのが特徴で、和名の語源にも
なっております。
また眼の周囲や、胸鰭基部が黒っぽくなる個体が多くみられます。

食性は雑食性にて、甲殻類や、棘皮動物、軟体動物、海綿動物、棘皮動物、藻類等を捕食して
おり、筋肉内に毒性があり食用にはならないそうですが、愛らしい表情やその綺麗な色彩から
観賞魚としても知られております。

kokutenfugu 20110217g.jpgkokutenfugu 20110217j.jpg

kokutenfugu 20110217a.jpg

ナイトダイビングでの観察でしたので、どうやら寝てるようでした。
動きは鈍く、ストロボをいくら焚いても逃げていく様子も無く。

レンズはいつもの105mmマクロでしたが、昼間の撮影であればこれぐらい大きいのは
離れて撮すためストロボの光が旨く当たりませんが、ナイトでは廻りが暗い為、
少々離れても綺麗に光が回り込みます。

こういうちょっと大きめの生物の撮影は、ナイトの方がよいかと思います。
もっとも日中と体色が変化するのは別としてですが。

シマキンチャクフグの幼魚 その2

昨日は父の日でしたね。
自分自身がそうでしたが、大人になってから父の日のプレゼントなんてした事が無くて
当然、自分の子供達が大人になってからは強要もしてませんでしたが、昨年の父の日に
匡平から十数年ぶりに父の日のプレゼントを貰いました。

匡平が子供の時には、毎年何らかの父の日のプレゼントを貰ってましたが、匡平が大人に
なってからは初めての父の日のプレゼント。
でも結局、それが最初で最後のプレゼントになってしまいました。

今年はせめて夢の中ぐらいと思ってましたが、残念ながら叶わぬ夢でした。
きっと天国で、自分の代わりに自分の父や女房のお父さんに、自分の代わりにお世話を
していて忙しかったんだと思います。

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シマキンチャクフグ  学名 Canthigaster valentini
 フグ目 / フグ科 / キタマクラ属

撮影 2010年6月:柏島 マグロ生簀跡 水深-9m 大きさ約30mm 
英名  Blacksaddled toby
生息域 紀伊半島以南 ~ インド洋、西部太平洋域など

浅い水深の珊瑚礁域に生息しております。
体表から、テトロドトキシン(ふぐ毒)を出す事で外的から補食されてしまう事を防いで
おり、 ノコギリハギ の擬態モデルとして有名。
ノコギリハギ の背鰭と、臀鰭は前後の幅が広く、本種は短い事、顔面の模様が異なる事
などで区別が可能です。

また、同属の近似種である ハナキンチャクフグ とは、本種が2,3番目の縞が腹側まで
伸びる事、縞がオレンジ色と水色の線で縁どられていない事などで区別ができます。

shimaisoginchakufugu 20100605a.jpg

今回観察した個体は大きさは明らかに幼魚なんですが、、 成魚の婚姻色の様な体色を
出しております。
幼魚なのに、婚姻色?
ちょっと不思議な色彩でした。

本種の標準色の色彩は、 こちら で、確認願います。

ハナキンチャクフグの幼魚 その2

  • Posted by: manboon
  • 2010年5月 3日 00:57
  • フグ科

毎月月初は自分は弊社の各事業所を巡回し、各事業所の外観や内装等を確認したり、
提出物の回収をしておりますが、今月はGWに重なる為、出来る限り高速道路を使わず、
ほとんど下道で移動してましたが、どうしても高速道路を使わないと無理な移動があり
物見遊山で日頃は10人ぐらいしか食べてない、小さなPAのフードコートを覗いてみたら、
やはり満員でした。

高速代金が値上げになった後の来年のGWは、どうなっているのか?
その頃も同じ仕事をしていたら、同じ様に観察してみようと思います。
そのぐらいの仕事中の息抜きは有っても良いですからね~。

ハナキンチャクフグ 20100429b
ハナキンチャクフグ  学名 Canthigaster coronata
 フグ目 / フグ科 / キタマクラ属

撮影 2010年4月:紀伊大島須江 オオバナ 水深-10m 大きさ20mmぐらい
英名 Crowned Pufferfish
生息域 相模湾以南 ~ 西部太平洋域、インド洋など

温帯域から熱帯域にかけての珊瑚礁域や、岩礁域に単独、もしくはペアで生息していて、
体側面には、黄色く縁取りされた 4本の鞍掛状の焦茶色の太い横帯があり、それらの
横帯の上や腹部にかけて黄色の斑点や、また腹部には黄色と水色の斑点がある事等で、
近似種である シマキンチャクフグ との区別が出来ます。

ハナキンチャクフグ 20100429a

本種は昨年の7月にも 観察報告 をしておりますが、今回は前回よりも更に小さなサイズ、
少し暗めの穴の中にいましたが、当日は荒れ気味の海でしたので流されない様にきっと
逃げ隠れていたんでしょうね。

これからの季節、こんな可愛い色んな幼魚が増えてくるのが楽しみです。

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