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イサキ科 Archive

ヒレグロコショウダイの幼魚 その2

昨日、蝉の声が少なくなった事を書きましたが、仕事を終えて帰宅してみると家の周りから、
コオロギ等、秋の虫の声が聞こえてました。

なんか寂しい気分ですが、やはりこくこくと夏は終わりに近づいてる様です。

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ヒレグロコショウダイの幼魚  学名 Plectorhinchus lessonii

 スズキ目 / イサキ科 / コショウダイ属

撮影 2011年8月:串本 串本DP前ビーチ 水深-5m 大きさ約10mm 
英名 Striped Sweetlips
生息域 伊豆諸島、南日本以南 ~ 琉球列島、インド洋、西部太平洋の熱帯域など

沿岸浅海の岩礁域や、珊瑚礁域に単独で生息しております。
幼魚の小さな頃は体地色は赤茶色で、吻端から尾鰭の端までつながる黒色の縦帯が
1本あり、吻端上部と背鰭手前、背鰭中間の基部、尾柄部上部に白色の斑紋があり
ます。
また臀鰭と背鰭後部は黒色、胸鰭は基部から「く」の字型の白色模様で囲まれた黒色
です。

幼魚も40mmぐらいまで育った頃には体地色は白色へと変化し、細く赤茶色で縁取り
された黒色の太い縦帯が3本ある色彩に変化し、成魚では体地色は暗灰色、体側面の
黒色の縦帯は4本になり、頭部では5~6本、背鰭後部と臀鰭、尾鰭には黒色の斑紋の
模様になります。

似た色彩の ムスジコショウダイの幼魚 は、体地色が白色で眼の上を通る太い橙色の
横帯と、背鰭から腹部にかけ太い黒色の横帯模様な事で識別が可能です。

    

コショウダイ属の幼魚の特徴が、この様な動き方。
本種を知らない人の為にビデオ画像もアップしましたが、なれない撮影の為か本種が
画面上の方に写った小さな画像で申し訳ありません。

ついでに南紀あたりで観察できる、コショウダイ属のくねくね幼魚系は

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アジアコショウダイの幼魚
撮影 2010年6月:柏島 後浜 水深-23m 大きさ約10mm  

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チョウチョウコショウダイの幼魚
撮影 2010年8月:串本 串本DPボート桟橋 水深-3m 大きさ約15mm 

柏島 後浜 水深-9m 大きさ約10mm 

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コロダイの幼魚
撮影 2010年9月:柏島 後浜 水深-9m 大きさ約10mm

最後の コロダイ は、コショウダイ属では無くコロダイ属ですが、くねくね幼魚系と言う事で・・・
本種の過去の報告は、 こちらを どうぞ

ヒゲダイの幼魚

本日はまたまた地味な色合いの生物の観察報告ですが、これはこれでダイバー的には
珍しい生物なんです。
でも釣り人には、かなり知られた生物らしいです、なんや。

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ヒゲダイの幼魚  学名 Hapalogenys sennin
 スズキ目 / イサキ科 / ヒゲダイ属

撮影 2011年7月:越前町 学校下 水深-9m 大きさ約50mm 
生息域 伊豆半島以南の南日本、朝鮮半島南部、東シナ海など

岩礁域の沿岸、砂底や砂磯底に生息して、幼魚の頃はちぎれて海底近くに漂う海草や、
枯葉や板片などに紛れてそれらに模倣しております。
体型は体高が高く、頭部の有鱗域は広くて涙骨上まで広がり、体色は全身が濃茶色にて、
黒暗色の斜走帯が2本走る個体も、よく観察されます。
下顎に白色の髭が密に生えているのが特徴ですが、幼魚の頃は黒色。
また幼魚の頃は尾鰭は透明色です。

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右上の写真の一部を大きく伸ばした画像ですが、特徴の髭が密に生えている事が
判るかと思います。

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海底に漂っている大きなワカメをどけると、下にこの様な感じでフラフラとしながら
隠れていました。

越前で潜られてる他のショップさんでは話題になってない様ですが、 かじきあん では
5月頃に3個体生息してる姿が発見され、それ以来、自分は2度ほど潜りましたが
1度も見つけられずで観察が出来てませんでしたが、今回、 かじきあん の社長さんに
ガイドして貰うと、あっさりと見せてくれました。

やはりプロは違いますね~。

チョウチョウコショウダイの幼魚

う~ん、何だか今日の観察報告に使ってる写真は、いまひとつピンが甘い写真ばかりで
眼に合わずに体表面に合ってしまった写真ばかりでスミません。
撮ってる自分としては眼に合わせてるんですが、これだけ動き回れるといつものAFで
良いのか、MFで置きピンで行くのが良いのか判断に迷います。

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チョウチョウコショウダイの幼魚  学名 Plectorhinchus chaetodonoides
 スズキ目 / イサキ科 / コショウダイ属

撮影 2010年8月:串本 串本DPボート桟橋 水深-3m 大きさ約15mm 
英名 Manyspotted sweetlips
生息域 小笠原諸島、和歌山県、高知県以南 ~ 西部太平洋域、インド洋など

沿岸近くの水深の浅い岩礁域瑚礁域周辺の、砂底や岩穴などで生息しておりますが、
大きく成長すると潮度音の良い崖などで小さな群れをつくります。
幼魚の頃は浅所や藻場等で、頭部を斜め下方向に向けて体をくねくねと踊らせて単独で
生息しております。

成魚の体色は、淡色の体地色に暗褐色の斑点が体全体に広がりますが、幼魚の頃は
体地色は薄茶色にて、濃茶色の縁取りがある白色斑が7個あり、各鰭の端部は白色です。
また、長い腹鰭が特徴です。

chouchoukosyoudaiYg 20100828e.jpgchouchoukosyoudaiYg 20100828f.jpg
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この様に、常に激しくダンスしっぱなしです。
なので綺麗に撮るには、根気よく粘っていっぱい撮すしか無いんでしょうね~

コロダイの幼魚 その2

この季節、自分はダイビング後に器財やウエットスーツを日曜の夜に干して、翌月曜日は終日
干しっぱなし、火曜日の朝に取り込んで居るのが通常なのですが、この火曜日の朝は器財を
片付けた後、偶にはウェットスーツを裏返して干してみるかと思い、ウェットスーツだけ引き続き
裏返して干してました。

そして火曜日の帰宅後、夕刊の天気予報では水曜日は午前中は晴れとの事で、干したままに
して水曜の朝に起きてみると、雨が降ってます。

慣れない事は、する物では無いですね~

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コロダイの幼魚  学名 Diagramma pictum
 スズキ目 / イサキ科 / コロダイ属

撮影 2010年8月:柏島 後浜 水深-9m 大きさ約10mm 
英名 Silver Sweetlips
生息域 南日本 ~ 西部太平洋域、インド洋など

沿岸の浅い水深の岩礁域や珊瑚礁域にて、稚魚から幼魚の頃は砂礫底の直ぐ上を常に体を
速い速度でくねらせながらホバリングして生息しております。
幼魚の頃の体色は白色混じりの黄色に、吻端から眼の上を通って尾鰭後縁まで走る1本と、
同じく吻端を基部として背鰭後縁ので走る1本の合計2本の黒色の太い縦帯が特徴ですが、
この体色は成魚になると、体地色は青灰色になり体全体に小さな黄色の斑点が散在する
色彩へと、大きく変化いたします。

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撮影 写真上と下左、2010年9月:串本 串本DP前ビーチ 大きさ約40mm 
    写真下右、2010年9月:越前町 学校下 大きさ約40mm 

以前から自分が気になっていた、本種の幼魚が素早く体をくねらせている動作は、どうやら体色の
似てるゴンズイや、ミナミゴンズイへのベイツ型擬態をして敵からの補食回避をしているそうです。

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撮影 2010年8月:串本 串本DP前ビーチ 水深-3m 大きさ約60mm 

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撮影 2010年8月:串本 串本DP前ビーチ 水深-3m 大きさ約150mm

流石にこのサイズになるとくねくねとダンスはせずに、ぬら~っぬらり~と岩穴の陰で漂いながら
隠れておりました。
ベイツ型擬態は大きくなると不必要の様ですね。

アジアコショウダイの幼魚 その2

今日は10日振りに海に行く予定でしたが、予定していた串本の海況が悪そうなので
中止になりました。
今週の土日は家庭行事が有りますし、来週の平日は仕事がいっぱいで休めそうもなく、
このままだと3週間ぐらい海に行けそうも有りません。
7月と言うのに海になかなか行けないとは。
でも去年の夏は色々あって一度も海へ行けませんでしたから、それよりはマシですね。

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アジアコショウダイの幼魚  学名 Plectorhinchus picus
 スズキ目 / イサキ科 / コショウダイ属

撮影 2010年6月:柏島 後浜 水深-23m 大きさ約10mm 
英名 Dotted Sweetlips
生息域 小笠原諸島、南日本の太平洋岸 ~ 太平洋域、インド洋など

岩礁域や珊瑚礁域の沿岸浅海に、成魚は小さな群れを作って生息しております。
幼魚の頃は礁池や礁湖、内湾等に多く見られます。

成魚は全身が青灰色で腹部を除く全身に暗褐色の小斑点が密に分布してますが、
幼魚の頃は成魚とは体色は全く異なり、黒色の体地色に体側に5個、尾鰭頭部に
1個、吻端に1個のそれぞれ大きな白色円斑があり、成長するに連れて腹部にある
白色円班が広がって上半身だけに黒色部が残るようになります。

そして更に成長すると白色部に黒小点が広がり、黒い地色が崩れだして暗褐色の
小斑点へと変化していきます。

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撮影 2010年6月:柏島 後浜 水深-9m 大きさ約200mm 

写りが悪い写真で申し訳ありませんが、腹部の白色が広がって上半身だけに黒色の
部分が残った段階の若魚です。

本種の報告は、 約2年ほど前 にも書いておりますが、今回の写真より出来が良いような。
まだまだ精進が足らない様です・・・

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