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ヘビギンポ科 Archive

タテジマヘビギンポ その3

今週末は約一ヶ月ぶりの柏島遠征の予定でしたが、仕事のスケジュール変更にて計画変更。

もともと休日が出勤に変更になる事が頻繁な職制ではありますが、現在の弊社の会社経営の
状況から、この半年間はあまりにも変更が多すぎて大変。
ストレス減衰のひとつでもある休日の海行きですが、必要な急仕事を無視して予定していた
休日を優先すれば、よけいにストレスは増すはずと考えると、ついそうなってしまいます。
何よりも社員の家族の生活を考えると、自分の休日変更なんて小さなストレスですからね。

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タテジマヘビギンポ   学名 Helcogramma striatum
 スズキ目 / ヘビギンポ科 / クロマスク属

撮影 2011年5月:柏島 後浜 水深 -8m 大きさ50mmぐらい
英名 Tropical Striped Triplefin
生息域 伊豆諸島、小笠原諸島、高知県、琉球列島以南の西部太平洋域、
     インド洋など。

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撮影 2010年9月:柏島 後浜

こちらは約1年前に撮影した個体、可愛そうに寄生虫が口の中で生息しております。

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撮影 2011年8月:柏島 後浜

たまにはイメージを変えて、ダークマター的な。

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撮影 2011年5月:鵜来島 親指

数多いヘビギンポ科の種の中で本種は、自分にとっては同じ科の生物とは思えない生物です。
特に体色が黒色の色彩が多くならないと種名が同定できない種が多いだけに、ごく普通の時の
平常色で判断できる種は珍しく、ましてや赤色の色彩がほとんどの体色の本種は自分は好みの
生物です。

南紀で観察するのは希にて、その事からも好きな種なのかも知れません。

本種の特徴など詳しい報告は、 こちら を、どうぞ。

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ヘビギンポ

自分の新旧ブログサイトで、今まで色んなヘビギンポ科の生物を報告してきましたが、
意外や ヘビギンポ科の元祖、 ヘビギンポ 自体の報告を失念しておりました。

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ヘビギンポ  学名 Enneapterygius etheostomus
 スズキ目 / ヘビギンポ科 / ヘビギンポ属

撮影 2011年5月:柏島 ラスベガス 水深 -2m 大きさ50mmぐらい
生息域 北海道以南の南日本 ~ 琉球列島、朝鮮半島など。

岩礁域の潮下帯や、水深が10mほどの浅い水深の岩壁や岩肌側面等に生息しております。
平常時は雄雌共に体地色は白色で、全身に暗褐色の太い横帯が入りますが、婚姻色時は
雄は全身が黒色に変化して、第1背鰭と第2背鰭の間と、尾柄部に太い白色の横帯が入り
ます。
また雌の婚姻色は全身が赤みを帯びた色彩に変化し、特に頭部は赤く染まり各鰭の色彩が
濃くなり、個体によっては各鰭が濃緑色に変色いたします。

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左上は産卵中の雌にて、産卵中は雄が雌の周りをウロチョロと動き回ります。

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こちらはそんな産卵中の産卵管を撮した物ですが、1本の細い菅では無くかなり太めの
卵管みたいでした。
5月下旬の柏島では、本種のそんな産卵行動が観察出来ました。

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撮影 2011年6月:越前町 学校下 水深-7m 大きさ60mmぐらい

左が雄の婚姻色で、右が平常色です。

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こちらも雌の産卵中の姿で、右上の写真は雌の平常色です。

6月初め、柏島と遠く離れた日本海側でも本種の産卵行動を観察出来ました。
同じ日に串本で潜られた別チームは、抱卵中の ヒョウモンダコ を観察出来たそうで、
やはり、5月~6月の海は生物の生態観察が楽しい季節ですね。

ヘビギンポ属の1種

ソフトバンク社が19の道県と協力してメガソーラー建設推進に対して力と資金を注ぐそうですが、
そんな事の前に全国のどこでも、docomoやauの様に通話出来る様に改善する事が先ではと
疑問に思いました。

建設推進に対する資金は市場からの資金調達とありましたが、全国で使える様にして使い勝手の
良さに満足されたお客様から得た利益を使うなら解りますが、イメージの良さだけでユーザーを
増やし、現実に満足されない顧客を増やしている現状から思うと、まずは基本をキチンとやって
からではと思うんですけどね。

どうもこの企業は、イメージ作りばかりやってる気がします

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ヘビギンポ属の1種  学名 enneapterygius Sp
 スズキ目 / ヘビギンポ科 / ヘビギンポ属

撮影 2011年5月:柏島 ラスベガス 水深-2m 大きさ40mmぐらい

最近発刊された本やら、各Webサイトやら色々と調べて見ましたが確実な種の同定が
出来ませんでしたので、今回は1種として報告させていただきます。

以前に串本で観察した ゴマフヘビギンポ に非常に似ていますが全身の色彩の濃淡が
異なります。
ただこれらの色彩変化はヘビギンポ科の生物では当たり前の事にて、本種で有っている
かも知れません。

ちょっと本日は自信のない観察報告にて申し訳ありませんでしたが、ヘビギンポ科の
生物の詳しい図鑑が欲しいです。

ヒメギンポ

横綱白鵬関が「今場所は絶対に優勝して、TOYOTAに恩返ししたい」と仰ってられるそうで
本当にこの人は、日本人以上の日本人だとますます思いました。

昨年の名古屋場所、優勝しても賜杯が貰え無い悔しさを報道陣からのインタビューで
涙して訴えられ、賜杯への思い入れがとても強い所をみせた白鵬関に対して、トヨタの
豊田章男社長から「名古屋場所を盛り上げてくれてありがとう」とのメッセージ入りの
手作りの優勝カップが渡されていたそうで、今場所後に慰問に訪れる被災地のトヨタの
工場の方達には、優勝こそが恩返しと思ってられるそうです。

横綱は心技体の三要素が求められる立場ですが、本当に白鵬関は横綱ですね~。

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ヒメギンポ   学名 Springerichthys bapturus

 スズキ目 / ヘビギンポ科 / ヒメギンポ属

撮影 2011年4月:紀伊大島須江 内浦ビーチ 水深 -3m 大きさ50mmぐらい
英名 Japanese blacktail triplefin
生息域 北海道以南の南日本 ~ 琉球列島、朝鮮半島など。

岩礁域や珊瑚礁域の潮下帯や、水深が10mほどの浅い水深に生息しております。
平常時は体地色は薄い青色にて全身に橙色の不規則な斑紋があり、尾鰭の後縁は
やや黒色をしておりますが、産卵期には雄、雌ともに婚姻色に体色が変化します。

雄の婚姻色は全身が鮮やかな橙色になり、頭部と尾鰭が黒くなります。
また雌は平常時の体色が濃くなり、頭部はやや黒ずみます。

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雌の婚姻色:撮影 2007年2月:井田 水深-9m 大きさ約60mm

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雄の婚姻色:撮影 2006年3月:串本 グラスワールド 水深-10m 大きさ約60mm

通年、産卵期は11月~5月頃にて、まず雄が産卵場所の縄張りを作り、その近くに来た
雌の周りをクルクルと廻って求愛アピールをして、縄張りに招き入れて産卵を促します。
運が良ければ、そんなペア写真も撮れたりしますよ。

セグロヘビギンポ

サービス業を営む自分達にとって、世間一般の盆暮れ正月GWの休日は失礼ながら稼ぎ時。
販売現場を携わるスタッフだけでなく、バックアップのスタッフも世間の連休に関係なく
出勤です。

そんな時期の自分達の出勤の楽しみのひとつが、電車や道路でのガラガラの出勤。
でも今年はちょっと、例年に比べてあまり空いていない気がします。
なんかちょっと損した気分です。

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セグロヘビギンポ   学名 Enneapterygius tutuilae
 スズキ目 / ヘビギンポ科 / 属

撮影 2010年5月:鵜来島 水深 -9m 大きさ20mmぐらい
英名 Highhat triplefin
生息域 伊豆諸島、小笠原諸島、南日本の大平洋岸以南 ~ インド洋、太平洋域など。

岩礁域の水深15m位までに多く生息しますが、ヘビギンポ科の生物にしては珍しく30mほどの
深い水深でも生息が確認されております。る
第1背鰭が大きく伸びるのが本種の特長ですが、他にも雄は第2背鰭に黒色斑が有る事も特長。

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2枚とも判りづらい写真で申し訳ありません。
第一背鰭の形状と第二背鰭に黒斑が無い事から本種の雌と思いますが、ひょっとしたら違う
種かも知れません。
ヘビギンポ科の生物は研究が進んでいないのか、詳しく掲載されてる図鑑や文献が少なくて
そう言った書物や Web頼りの自分にとって、同定が困難な生物です。

なので、いつか詳しい図鑑が発刊された時の為に、今はヘビギンポ科の生物を見つける度に
ガンガン撮影して、撮り貯めております。

ヨゴレヘビギンポ その2

先日社用車の一年点検を受けましたが、一年間での走行距離は28.300Kmでした。

以前の社用車はハイオク使用で燃費が 6Km/Lでしたが、今の社用車は名古屋市内中心に
走っていても燃費が21Km/Lですので、無鉛が¥130-/L、ハイオク¥140-/Lと考えると
一年間で燃料費が、¥488,000-も軽減できた事になります。

税金も車の保険も安いですし、この時代やはり社用車は見栄張って大きな車に乗るよりも、
エコカーが一番の様ですね。

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ヨゴレヘビギンポ   学名 Helcogramma nesion
 スズキ目 / ヘビギンポ科 / クロマスク属

撮影 2010年6月:柏島 水深 -4m 大きさ30mmぐらい
生息域 相模湾、伊豆諸島、小笠原諸島、和歌山県、高知県、鹿児島県など。

岩礁域の比較的に浅い水深に生息しており、大きな岩壁などに複数がピョ~ンピョ~ンと
跳ねる様に瞬時に移動し、5月~6月の時期には雄が平常色と婚姻色に体色をころころと
変化して雌の気をひいてます。

雄は吻から眼下にねかけて水色の縦帯が入り、平常時は地味な色合いですが、婚姻色に
変色すると全身が赤色になり、頭部の下半分が黒色で水色の縦帯は蛍光ブルーに変わり
ます。
また各鰭は赤色ですが、各鰭の先端部や尾鰭の後端部は黒色になります。

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こちらは今年の5月に写した写真です。
6月に観察した時は、ペアの横並び画像を粘りましたが撃沈でした。

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この3枚は平常色から婚姻色に変色していく各段階の写真です。
本当は写真の天地がバラバラな写真なんですが、比較しやすい様に揃えてあります。

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過去の本種の報告は、 こちら を、どうぞ。

タテジマヘビギンポ その2

昨日書きました三重県大紀町阿曽にある "あじさいの道" ですが、大紀町役場商工課に
問い合わせたところ、やはり今年は、鹿があじさいの芽を食べてしまった被害が多くて、
あじさいがみすぼらしい状態になってしまったので全て刈り取ってしまったらしいです。

夜中に伊勢自動車道の紀勢線を走っていると、偶に道路の横に立ってる鹿を見る事が
ありますが、こうなると害獣ですね。
もっとも近年に彼らの生息域まで人間が入ってしまった事が、そもそもの原因だとは
思いますが。

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タテジマヘビギンポ   学名 Helcogramma striatum
 スズキ目 / ヘビギンポ科 / クロマスク属

撮影 2010年6月:柏島 後浜 水深 -18m 大きさ30mmぐらい
英名 Tropical Striped Triplefin
生息域 伊豆諸島、小笠原諸島、高知県、琉球列島以南の西部太平洋域、
     インド洋など。

岩礁域や珊瑚礁域などの、比較的浅い水深に生息しており、珊瑚の上や岩棚などに
じっと立ち止まるようにしており、カメラを近づけ過ぎたりした時など、危険が迫ったり
すると、パッとその場所から移動しますが、暫くすると元の場所に帰ってきます。

体型は細長く、体色は赤色で腹部は白色、体側面に赤色部分に白色の縦縞が3本
入ることで本種との同定ができます。
また生息地域や個体によって、多少の色彩変化がみられ、白色の縦縞が途切れたり
します。
尚、上の写真の色彩は柏島でよく観察できる色彩パターンで、そう教えて頂くまでは
自分は婚姻色と勘違いしておりました。

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撮影 2010年6月:柏島 後浜 水深 -18m 大きさ30mmぐらい

こちらは柏島で観察出来る、一般色。
ヘビギンポ科の生物の多くが雌雄で色彩が異なるのに対し、本種は雌雄ともに
同じ色彩をしております。

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撮影 2010年5月:鵜来島 水深 -9m 大きさ30mmぐらい

こちらは柏島の沖合の鵜来島で観察した、一般色のタイプ。
何故か、名古屋城の金のシャチホコの様に、反り返っておりました。
近くには雄や雌の別個体は居ませんでしたので、ケンカ相手への威嚇や、求愛してる
様でも無く、いったい何してたんでしょうね。

ゴマフヘビギンポ近似種

本観察報告は当初 ゴマフヘビギンポ として公開させて頂いてておりましたが、ヘビギンポ科への見識が
非常に深い方より同定間違いとの、有り難いご指摘をご教授して頂きましたので、本タイトルに訂正させて
いただきました。

同定間違いの詳しい説明は、本記事のコメント欄をご参照願います。

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先日、 ハナグロイソハゼ の観察報告時にも少し触れさせて頂きましたが、当然の事ですが
学名や和名は研究者の方々の努力によって毎年新たなものが付けられており、本日、観察
報告をさせて頂く種も長らく和名と学名が違うのでは?と思われていた種のひとつです。

ゴマフヘビギンポ 20100503a.jpg
ゴマフヘビギンポ近似種  学名 enneapterygius bahasa
 スズキ目 / ヘビギンポ科 / ヘビギンポ属

撮影 2010年5月:串本 串本DP前 水深-5m 大きさ30mmぐらい
生息域 伊豆半島以南 ~ 中部、西部太平洋域、インド洋域など

比較的に浅い水深の岩礁域や珊瑚礁域に生息しております。
通常時の体色は全身が金緑色で、体側面に白点が沢山散在していて吻から頬に
かけて白く、胸鰭の基部には大きな黒斑があるのが特徴。

近似種の ミヤケヘビギンポ は、いくつかの白点が瞳孔大の大きさをしていることで
区別が可能です。

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ゴマフヘビギンポ 20100503b.jpg

本種は山渓社の「日本の海水魚」や、「日本産魚類検索図鑑」などの古くに発刊された
図鑑などには、学名が Enneapterygius hemimelas と書かれておりますが、実は誤った
同定であって、日本の和名である ゴマフヘビギンポ とは以前から別の種類と言われていて
ついこの間の今年3月に Enneapterygius hemimelas は、 アケゴロモヘビギンポ との
正式な和名が付きました。

なので ゴマフヘビギンポ の学名は、 enneapterygius bahasa が正しいんですよ。
と言う事で、自分が所持してる「日本の海水魚」、「日本産魚類検索図鑑」などの図鑑は
赤ペンで学名を訂正しておきました。

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