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スズメダイ科 Archive

クロオビスズメダイ その3

第146回芥川賞受賞作家の田中さんの受賞会見をTVで見ていて、亡き立川談志師匠を
思い出しました。

「 断ったって聞いて、気の小さい選考委員が倒れたりしたら都政が混乱しますので、
都知事閣下と東京都民各位のためにもらっといてやる 」

早くも今年の流行語大賞の有力作品ですね!!

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クロオビスズメダイの幼魚  学名 Chromis retrofasciata
 スズキ目 / スズメダイ科 / スズメダイ属

撮影 2011年11月:柏島 民家下 水深-12m 大きさ30mmぐらい
英名 Black-bar chromis
生息域 屋久島、奄美大島、琉球列島 ~ 西部太平洋域など

水深が 5m~65m位の珊瑚礁域にて、珊瑚の枝の間に隠れる様に生息しております。
体後部の幅広の黒色横帯と、黒い目の下の白いラインが特徴にて、尾鰭の先端が長く
伸びます。
潮通しの良い珊瑚礁域の、枝状の珊瑚の間に単独で行動する姿を多く見かけます。

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何だか意外でしたが、柏島では初観察だそうです。
自分的には柏島には普通に居そうな感じでしたが、確かに過去に本種を撮した画像を
確認しても柏島での撮影画像はありません。

柏島なら何でも居るって事は無いにしても、そう思っている自分の勘違い。
おそろしい物です。

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ミナミイソスズメダイの幼魚

さてとうとう今年最後の観察報告ですが、スズメダイ科の生物は成魚時の色彩は地味でも
幼魚はカラフルなのが多いのですが、本日報告のスズメダイは幼魚の頃でも地味な色彩の
種です。

たった1枚しか撮れて無く、しかも真横ドピン写真じゃないので、もっと沢さん撮ってから
書こうかと思ってましたが、今年初観察し個人的に嬉しかった珍しいスズメダイですので、
やはり今年中に報告させていただきました。

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ミナミイソスズメダイ  学名 Pomacentrus sp.
 スズキ目 / スズメダイ科 / ソラスズメダイ属

撮影 2011年10月:沖縄本島 砂辺 水深-5m 大きさ約30mm
生息域 奄美大島、屋久島、琉球列島など

水深が10m位までの浅い水深にて、内湾の珊瑚礁域、リーフの内側等で珊瑚礁に
隠れる様に単独で生息しております。
体地色は黒褐色にて幼魚の頃は背鰭軟条部に白色で縁取られた黒色の眼状斑が
ありますが、成長すると消失してしまいます。

成魚には尾鰭が半透明のタイプと、尾鰭まで黒褐色のタイプがあり、海外に生息
している オブスカーダムゼル に非常に似ているが別種と考えられている。
今の所は日本固有種と見られているが、詳細に関しては研究者の方達のご尽力に
願うばかりです。

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クラカオスズメダイ その2

常日頃よりサービス業を営む自分が、以前から持っている疑問の季節が今年もやって
きました。
何かと言うと、それは週間コミック雑誌の合併号。
年末年始休暇の為に、毎週発売が2週間後発売にずれます。

我が業界では年末年始の休暇は無く、スタッフは常に交代休暇で運営に当たっており
別にサービス業だけでなく、定期的に発売している週刊誌や雑誌、新聞などなど
企業努力をすれば何とか可能に成るとは思えるんですけどね~。

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クラカオスズメダイ  学名 Amblyglyphidodon curacao
 スズキ目 / スズメダイ科 / クラカオスズメダイ属

撮影 2011年10月:沖縄本島 水深-12m 大きさ約40mm
英名 Staghorn Damsel
生息域 奄美大島、屋久島、琉球列島以南 ~ インド洋、西部太平洋域など

水深が 1m~15m程の珊瑚礁域に生息しており、ムチヤギ類に産卵し生育します。
体高は高く、体地色は黄色みがかった淡い水色にて、体側面に4本~5本の暗色の横帯が
入る事や、胸鰭の基部に黒色斑が無い事などが特徴です。
また近似種の ニセクラカオスズメダイ は体側面に横帯などの模様がほとんど無い事で
識別が可能です。

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撮影 2008年10月:PALAU サザン桟橋前 水深-5m 大きさ約80mm

こちらは以前に、パラオでナイトダイビングで観察したナイトカラー。
昼間の色彩とは大きく異なり、まるで火事場から逃げてきて煤まみれになってしまった
様な顔をしております。

本種は珊瑚礁域では沢さん生息している普通種なせいなのか、過去の自分の体験では
現地ガイドさん達から紹介される事はまずありません。
色彩も地味な事から気にされないダイバーも多いかと思いますが、ナイトで潜ってみると
こんな風に、ちょっと目立つ色彩に変化しております。

もっともそんな珊瑚礁域の海に出かけて、ナイトで潜る好き者は少ないでしょうけどね。

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モンツキスズメダイの幼魚

昨日の朝は雨上がりの朝でしたので、出勤前に匡平のお墓に行って来ました。

このところ土曜日に出勤があっても日曜日の出勤は久々でして、最近の日曜日は海に
行っている事が多かったのですが、久々に日曜日の早朝にお墓に行ってみると日頃の
平日の朝と違ってお参りの方達が多く、夏の季節が終わって虫等の声がしなくなって
しまった最近では、平日はし~んとしているお墓ですが、あちらこちらから人の声が
聞こえて賑やかで何だか嬉しく感じました。

お墓とは言えど、適度な賑やかさは必要ですね。

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モンツキスズメダイの幼魚  学名 Pomacentrus alexanderae

 スズキ目 / スズメダイ科 / ソラスズメダイ属

撮影 2011年10月:沖縄本島 真栄田岬 水深-16m 大きさ30mmぐらい
英名 Alexander's Damsel
生息域 高知県、奄美大島、琉球列島、フィリピン、パラオ、西部太平洋など

水深が5m~30mぐらいの珊瑚礁域に、単独もしくは小数匹の群れを成して生息して
おります。
体地色は青灰色にて胸鰭の基部に大きな黒色斑紋が有り、尾鰭の先端は丸くて、
近似種のニセモンツキスズメダイは、涙骨と眼下骨の間に顕著な欠刻があることや、
尾鰭の後縁が黒く、胸鰭と腹鰭が黄色っぽい事等で識別が可能です。

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幼魚と成魚では大きく色彩が異なる種が多いスズメダイ科の生物の中で、本種は成魚に
なっても体地色の色が薄くなる程度で、色彩の変化が無い少ない種のひとつです。

多くのスズメダイ科の生物は幼魚の頃は艶やかな色彩をしていて綺麗で可愛いのですが、
成魚になると地味な色彩に変化してしまい撮影意欲を喪失してしまいます。
その理由のひとつが地味な色彩と言うことかと思いますが、考えてみれば本種は幼魚の
頃から地味な色彩です。

でも幼魚の個体だと好んでがっついて撮してしまうのは、単純に小さい生物だからと
言う事だけな気もします。

過去の本種の報告は、 こちら を、どうぞ。

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アルファスズメダイの幼魚

名古屋市民と言うか、東海地区の大半の家庭の購読している新聞は中日新聞にて、我が家も
多聞に漏れず中日新聞です。

小さな頃から呼んでるだけに慣れ親しんで見やすいと言うことも有りますが、東海地区では
他の新聞より飛び抜けてチラシ広告の折り込みが多いので、主婦層からの支持が多いことが
一番の要因かと思われます。
因みにここ数年、朝刊に掲載している4コマ漫画は、まるちゃんです。

でも実は自分はそんな中日新聞の朝刊よりも夕刊が好きでして、毎日帰宅してからの楽しみの
一つなんですが、昨日は祝日にて休刊。
なんか、ひとつ損した気分でした。

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アルファスズメダイ  学名 Chromis alpha
 スズキ目 / スズメダイ科 / スズメダイ属

撮影 2011年11月:柏島 水深-35m 大きさ30mmぐらい
英名  Yellowspeckled chromis
生息域 琉球列島以南 ~ 中・西部太平洋域の熱帯域、東部インド洋など

水深が10m~100m位の潮通しの良い珊瑚礁域外縁の礁斜面や、ドロップオフ側面などに
小さな群れを成して生息しておりますが、幼魚は成魚よりも比較的に深い水深の帯域にて
単独、もしくは複数匹で観られます。

成魚の体地色は灰褐色にて胸鰭上部に暗色斑紋があり、腹鰭と臀鰭が青色にて、個体に
よっては鰓蓋から体側前部にかけて黄色斑があります。
また幼魚の頃は全身鮮やかな水色にて、背鰭の後端と尾鰭の上下縁が黄色にて、臀鰭には
黄色の斑紋が有ります。

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今回の柏島遠征で、何よりも観察したい生物でしたので、我なりにキチンと撮せて満足の
結果でした。
基本的には50m以下の水深が生息域の幼魚にて、観察できた水深が浅い事も何よりながら
柏島で観察できた事も何よりで。
実に気品ある綺麗さを持っているスズメダイでした。

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クロスズメダイ

今日は2011年11月11日ですが、天国にいっちゃった匡平の誕生日は 1月11日で、自分の
誕生日は11月10日と、2人して1が目立つ誕生日で変な共通点が多い親子でした。

と言うことで、昨日は仏壇にポッキーを供えさせて頂きましたが、食べてるかな?

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クロスズメダイ  学名 Neoglyphidodon melas
 スズキ目 / スズメダイ科 / ヒレナガスズメダイ属

撮影 2011年10月:沖縄本島 水深-7m 大きさ40mmぐらい
英名 Black damsel
生息域 奄美大島以南 ~ 西部太平洋域、インド洋など

水深が1m ~ 12m位の浅い水深の岩礁域や珊瑚礁域に、単独もしくはペアで生息して
おります。
成魚の体色は全身濃青色にて各鰭の先端は丸いのが特徴ですが、幼魚の頃の体地色は
白色にて、吻から眼を通り背鰭の中程までは黄色く、腹鰭と臀鰭の前部分の外縁は黒色、
尾鰭上下の縁は黄色などと、成魚とは似ても似つかぬ綺麗な色彩をしております。

また幼魚ほど浅い水深で観察が出来ます。

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こちらはそんな綺麗な幼魚から、真っ黒に近い暗青色で成魚へ色彩変化途中の個体です。
これはこれで結構な色彩ですね。

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ダンダラスズメダイの幼魚

昨日の須江の内浦ビーチでは、1本目は水温22度で70分ダイブ。
ネオプレーンのドライスーツに半袖Tシャツ1枚のインナーで、暑くもなく寒くも無く
何も問題なかったと言うのに、2本目の40分過ぎぐらいから猛烈な尿意におそわれて
しまい、とても写真に集中できる状態では無いので、1人だけ早々に60分であがって、
ドライスーツの背中のファスナーの紐をガードレールのパイプに引っかけて緩めて、
隣の白野ビーチのトイレに駆け込みました。

直前にきちんとトイレはしておいたのに、休憩中に食べたカレースープごはんが尿意を
促進したのか?
それとも年齢の積み重ねによるものなのか?
Pバルブ付きのシェルドライスーツかオムツを履くか、どちらかがそろそろ必要かもと
真剣に考えさせられた出来事でした。

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ダンダラスズメダイ  学名 Dischistodus prosopotaenia
 スズキ目 / スズメダイ科 / ダンダラスズメダイ属

撮影 2011年5月:沖縄本島 真栄田岬 水深-7m 大きさ30mmぐらい
生息域 琉球列島 ~ 西部太平洋域、東インド洋など

水深が12m位までの珊瑚礁域に生息しております。
幼魚の頃の体地色は白色にて、眼の前から胸鰭基部までと、体側面の中心から尾柄部の
手前にかけ、それぞれ太い茶褐色の横帯があり、背鰭には金色の輪に縁取られた黒色の
大きな眼状斑があります。
この眼上斑は成長に連れ消失し、体色も頭部から体側面の背部にかけてと、背鰭軟条部
下部あたりに大きな茶褐色域がある体色に変化します。

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本種の幼魚は、以前から自分が見てみたいスズメダイのひとつでした。
と言うのも実は、以前にパラオで ベイルスポットダムゼル を観察した時に、無学な自分は
本種と勘違いしておりました。

その間違いをご指摘して頂いた時から、いつか見たいと思っていたスズメダイでして、
今回の沖縄遠征で観察できるとは予想すらしておらず、思わぬ拾い物でした。
見た感想は、やはり想像通りの可愛いさでしたね~。

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カクレクマノミ

さて一年ぶりの沖縄遠征からの報告第一弾は、自分の観察報告では何と初登場のちょっと
メジャーな生物です。
沖縄ならではのレアな生物からではと思われた方もいるかも知れませんが、本種も本州では
観察できない生物ひとつ、でもメジャー過ぎてレア度は低いですよね。

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カクレクマノミ  学名 Amphiprion ocellaris

 スズキ目 / スズメダイ科 / クマノミ属

撮影 2011年10月:沖縄本島 水深-7m 大きさ40mmぐらい
英名 False Clowm anemonefish
生息域 奄美大島以南 ~ 西部大平洋域、東部インド洋など。

水深が20m位までの珊瑚礁域や礁外縁やなど、比較的に潮通しの良いところに生息している
ハタゴイソギンチャクをホストとして、ペアと少数匹の若魚や幼魚の組み合わせで共生して
おります。
体地色は橙色にて、眼と胸鰭の間にくの字型、胸鰭の後方にトの字型、尾柄部にほぼ直線の
それぞれ白色の太い横帯が入る事や、各鰭が黒色で縁取られる事などが特徴です。

クマノミの成魚が幼魚や卵を守る為、外敵に対してイソギンチュャクから離れて攻撃するのに
対して本種はハタゴイソギンチャクへの依存度が高く、外敵が近づくとイソギンチャクから
離れて攻撃するのでは無く、反対にイソギンチャクの中に隠れてしまいます。

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撮影 2005年10月:西表島

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撮影 2011年10月:沖縄本島

説明するまでも有りませんが、映画「ファインディング・ニモ」の主人公にて世間の多くの人々に
知られる種です。
ただあまりにも有名すぎて、普通の クマノミも本種と誤解されてるところがちょっぴり悲しい
ところですね。

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オヤビッチャの幼魚

昨夜の2014年ワールドカップ・アジア3次予選の北朝鮮戦、ロスタイムで得点と実に見応えの
ある良い試合でしたが、当初見ていた地上波民放でのアナウンサーが、後半10分ぐらいから
「残り○○分、得点なしの日本はピンチ」との内容の発言を何度も繰り返して、実にネガティブな
アナウンスの連続で誠に不愉快な気分にさせてくれる放送でした。

プロのアナウンサーが見ている視聴者のマイナスな気分を増長させるとは、実に最低な番組
進行をしている放送局と思いながら見ていたら、NHKのBS放送でも生中継をしている事に
気づき、直ぐにchを切り替えて見ましたが、こちらは見事なプロのアナウンサースキル。
ロスタイムに入ったところで 「 まだ残り5分あります、頑張れニッポン 」 と視聴者の気持ちに
ワクワク感を与えてくれる気持ちよさ。
と気分良く見てたら、元グランパスの吉田選手のヘディングが決まり見事に勝利!!

同じ内容の放送でも、番組をガイドするアナウンサー次第でこうも気持ちよさが異なるのかと
改めて常日頃の自分自身の発言の参考にしようと教訓を与えてくれた放送でした。

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オヤビッチャの幼魚  学名 Abudefduf vaigiensis
 スズキ目 / スズメダイ科 / オヤビッチャ属

撮影 2011年8月:串本 串本DP前ビーチ 水深50cm 大きさ20mmぐらい
英名 IndoPacific sergeant
生息域 千葉県以南の西日本、インド洋、西部太平洋域など

水深が12mぐらいまでの岩礁域や珊瑚礁域に生息しており、中層から表層近くを少数の
群れを形成して泳ぎます。
特に体長が30mmに満たない幼魚は、潮間帯やタイドプールに多く流れ藻に紛れたりして
表層面で生息していたりします。
体地色はやや青味がかった白色にて、体側面に幅の広い5本の黒色の横帯があります。
背部には目立つ黄色斑があり、スズメダイ科の中では大型種にて体長が20cm近く迄
成長します。

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近似種の ロクセンスズメダイ は、尾鰭の上下の縁に黒色の線が這いメール事や、背部に
黄色斑紋が無い事などで識別が可能です。
また和名の オヤビッチャ とは、本種が沖縄地方でよく食べられており、沖縄地方において
" 綾が走る " と言う意味の " アヤビッチ " と言う方言から付けられたそうです。

スズメダイ属の一種 (通称キビレスズメダイ)

愛菜ちゃんのチキンラーメンのコマーシャル。
やられました~、可愛いすぎます。
自称チキラーの自分としては、この着ぐるみなら着てみたいです。

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スズメダイ属の一種 学名 Chromis Sp
 スズキ目 / スズメダイ科 / スズメダイ属

撮影 2011年6月:鵜来島 水深-9m 大きさ20mmぐらい
生息域 八丈島、伊豆大島、伊豆半島東部、鵜来島など

本種が多くさん観察されている伊豆諸島や東伊豆では水深が25m以深の潮通しの良い
岩礁域で観察されております。
以前には東伊豆地域では本種を キホシスズメダイ と混同されていたらしく、成魚の体色は
よく似ており鼻先の形状の違いなど細かな相違点は有るが、パッと見的には背鰭鰭膜と
尾鰭の色彩が僅かに異なるぐらいで識別は難しいです。

但し幼魚の頃は本種は全身が黄色で胸鰭は白く、基部に黒色斑紋が有る事や背鰭が黒色で
縁取られ、尾鰭の上下の先端に黒色斑紋が有る事で本種と同定が可能です。

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本種を観察した時は コガネスズメダイ の幼魚の少数匹の群れに、上の写真の様に
一匹だけ色彩が異なる本種が混じっていて、今まで見たことが無い色彩なので、
ともかく夢中で撮影しました。

その後、色々と調べていて本種と判明し、やっと報告できた次第です。
しかし色々調べて見ても本種の伊豆諸島や伊豆半島以外での観察記録はほとんど
無く、ひょっとしたら本種の南方観察記録かも知れませんね。

ソラスズメダイ その3 (婚姻色)

先日とあるNEWS番組で、東北地方の温泉地でガイガーカウンターで放射線量を計測して
一番高い数値を選んで好む人達の姿を取り上げられてました。
何でも高い数値の所の方が、体には良いとか。
自分は必ずしも全て体に良いとは思いませんが、全て悪いのでは無く良い点も有る様に
思います。

しかし今の世の中、こんな事を書くと非難をいっぱいあびるやも知れませんが、最近の
放射線量を過敏に気にする人達に少し疑問を抱くことはあります。
自分達が子供の頃は光化学スモッグとか、農薬やら世にいっぱい公害が満ちあふれていて
今よりかなり体に悪い日本だったと思います。
そう、まるで今の中国の様に。

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ソラスズメダイ  学名 Pomacentrus coelestis
 スズキ目 / スズメダイ科 / ソラスズメダイ属

撮影 2011年7月:串本 串本DP前ビーチ 水深-5m 大きさ40mmぐらい
英名 Neon damsel
生息域 南日本 ~ 日本海、インド洋、太平洋域など

岩礁域沿岸の磯場、タイドプールや転石地帯、珊瑚礁域の礁斜面等に生息しております。
体高は低くて体地色は濃青色、尾柄部から尾鰭にかけては黄色ですが、地域変異など、
黄色い部分の範囲には個体差が多くみられます。
また鰓蓋上端には濃藍色の小斑点があります。

産卵期は5月~9月頃で、今回の写真の個体は婚姻色にて標準色の綺麗な青色と黄色の
組み合わせに対して、非常に地味な色彩に変色しております。

婚姻色が地味な色彩とは。
やはり日頃からケバケバの色彩だと、そうなるんでしょうかね~。
でも本当は石の下や岩等に隠れている時は黒っぽい暗青色なんですが、外に出る時だけ
パッと明るい青色に変えてる外面の良い性格なんですよ。

本種の標準体色の報告は、 こちら を、幼魚の報告は、 こちら を、それぞれどうぞ。

ブルースポット ダムゼルの幼魚 その2

昨日も書きましたが日本の南の海上で台風が発生しており、今週末の海の日連休の天候が
心配されます。
今年の子供達の夏休み最初の連休だと言うのに、もう。

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ブルースポットダムゼル   学名 Pomacentrus grammorhynchus
 スズキ目 / スズメダイ科 / ソラスズメダイ属

撮影 2011年2月:フィリピン・マクタン島 水深-6m 大きさ30mmぐらい
英名 Bluespot Damsel
生息域 ボルネオ島以東~ソロモン以西の西部太平洋域、台湾以南~
     北部オーストラリアなど。

珊瑚礁域の内湾や岩礁域の浅場などにて、死珊瑚塊や崩れた瓦礫、岩礁などが散乱している
ような環境に生息しております。
幼魚の頃の体色は、眼の下あたりから背鰭の2/3程あたりに位置する眼状斑までのラインから
上部は、青地色に光沢のある水色の縦線があり、そのラインから下側は各鰭ともに薄黄色の
単一色をしております。
英名は、尾鰭基部手前上側の光沢のある青い斑点が由来です。

日本では観察されないスズメダイですが、ここ近年、色んな南方種の国内での観察が増えて
きており、いつかは日本でも観察出来るかも知れません。
その時の為にでも有りますが、本種の様な色彩パターンのスズメダイは西部太平洋の熱帯域
では数種類観察されており、今まで自分が観察してきたタイプだけでもちょっとこの辺りで
纏めてみたいと思います。

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撮影 2008年4月:PALAU 水深-4m 大きさ30mmぐらい

まずは本日紹介の ブルースポットダムゼル 、眼上部の光沢ある水色の縦線は太くて2本ある事
( 写真aの部分 ) 、また尾柄部の上部には青い点がある事 ( 写真bの部分 ) が特徴です。

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ブルーバックダムゼル  学名 Pomacentrus simsiang
スズキ目 / スズメダイ科 / ソラスズメダイ属
撮影 2009年1月:PALAU 水深- 8m 大きさ 30mmぐらい 
英名  Blueback Damsel
生息域 南日本の太平洋沿岸 ~ インド洋、中西部太平洋域など。

次は ブルーバックダムゼル 、眼上部の光沢ある水色の太い2本の縦線の間にも1本 ( 写真aの
部分 ) 縦線が有る事、尾柄部の上部に青い点は無い事 ( 写真bの部分 ) が特徴で、体地色は
濃い黄色ですが、希に尾柄部の上部に青い点が有る事もあります。

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スズメダイモドキ   学名 Hemiglyphidodon plagiometopon
スズキ目 / スズメダイ科 / スズメダイ属
撮影 2007年11月:PALAU マッドシティ -2m 大きさ15mmぐらい
英名  Blackfin damsel
生息域 琉球列島~西部太平洋、ミクロネシアなど

最後はは スズメダイモドキ 、こちらの特徴は眼上部の光沢ある水色の2本の縦線が細い事や
( 写真aの部分 ) 、体地色の青色と濃い黄色の境目 ( 写真cの部分 ) が上記の2種に比べて
かなり下側にある事など。

とりあえず以上が自分が今まで教えて頂いた知識での識別方法ですが、基本的に外観上での
識別方法ですので、あくまでもご参考に。

セナキルリスズメダイ その3

先日、ちよっとショックな出来事がありました。

もともと自分の父方の親族は高血圧症の方達が多く、自分の兄弟も全員高血圧症にて
自分は40歳代前半から2週間おきに医師の診断を受けて投薬治療を続けておりますが
今年の5月中旬頃より血圧の数値が上昇し、前回の診断時に「次の診断までお酒を少し
控えてみてください」と言われました。

医師の進言どおり、それまで毎日がぶがぶと飲んでいたダバダを土曜日だけに制限し、
日曜日を休肝日として、それ以外の日は小さなコップ1杯迄で我慢し診断を受けたら
何と、血圧が正常値にまで下がりました。
勿論、投薬している上での正常値ではありますが、今回の数値が異常になってしまった
以前の頃よりも、遙かに低い数値です。

当然、医師の方からは「この結果から死ぬまでお酒は控える様に」と言われ、血圧値が
正常値になったので嬉しい事では有りますが、好きな酒が飲めないのは悲しい事で。
嬉しいやら悲しいやら、複雑な気分です。

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セナキルリスズメダイ  学名 Chrysiptera starcki
 スズキ目 / スズメダイ科 / ルリスズメダイ属

撮影 2011年5月:柏島 後浜 水深-20m 大きさ30mmぐらい
英名 Starck's demoiselle
生息域 伊豆半島以南 ~ 西部太平洋域など

幼魚の頃は浅い水深でもよく見かけますが、普通は水深が 20m ~50m位の潮通しの
良い珊瑚礁外縁などに少数のグループで棲息しており、外敵などが近づくと、岩影に
直ぐに隠れてしまいます。

体形は長卵型で側扁しており、体色は全身が青色にて下唇部から背鰭の後端にかけて
背面部が黄色くなってますので、ひと目で本種との識別が可能です。

本種の過去の報告は、 こちら を、ご覧下さい。

アマミスズメダイ その4

この日曜日の F-1カナダグランプリの決勝レース。
ヨーロッパラウンドの時はスタート時間が日本の20時頃なので、大抵、生放送で見れるん
ですが、アメリカ大陸ラウンドでは時差の違いで深夜2時頃のスタートになる為、なかなか
生中継で見れません。

昨日は朝から決勝レースの結果を耳に入れない様に努力して、仕事から帰宅して録画を
見ましたが、降雨によるレース中断でほとんど雨の中断シーン。
結局、再スタート寸前で録画は終わってました。

今週の土曜日に再放送があるまで何とか、結果を耳にしない様に頑張ります。

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アマミスズメダイの幼魚   学名 Chromis chrysura
 スズキ目 / スズメダイ科 / スズメダイ属

撮影 2011年5月:柏島 後浜 水深約-16m 大きさ20mmぐらい
英名 Stoutbody chromis
生息域 南日本~台湾、西インド諸島、モーリシャス、フィジーなど

例年この季節、柏島や串本で観察すると必ず燃えてしまう生物のひとつです。
この子達を撮すのは、やはり戦いです。
上手く撮れた時はやっつけた~、反対に撮れなかった時にはやられた~。

でもまぁ、ハナダイやベラみたいに深い水深や、猛ダッシュでの短時間での戦いでは無く、
比較的に粘って戦える水深だけに、戦闘中の余裕は有ります。

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でも戦いには、センスとか感性とか言う物が必要な様でして。
常々から先頭相手の全身くっきり姿の戦いを目指してる自分は、周りをボカした綺麗系な
戦いには向いていない様です。
今回も事前に極力被写界深度を浅めにと思って戦いましたが、こんなもの。
だめですね~

本種の特長など詳細は、 こちら を参照願います。

スパインチーク・アネモネフィッシュ

F-1レースで随一、表彰式で王室の方から優勝カップを渡していただけるのがモナコGP。
今年は昨年のチャンピオン S・ベッテルが、32人目のモナコマイスターになりました。

しかし今年のモナコは面白かったですね。
終盤でのベッテル、アロンゾ、バトンによる1位~3位争いと、ウェーバー、小林、ハミルトンに
よる4位~6位争いに、レッドカードの中断中を除き、終始目が離せませんでした。

でも何故、レッドーカード時に75%ルールでレースを終了させなかったのか、疑問が残った
レースでした。

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Spinecheek anemonefish 20110219c.jpgSpinecheek anemonefish 20110219d.jpg
スパインチーク・アネモネフィッシュ  学名 Premnas biaculeatus
 スズキ目 / スズメダイ科 / クマノミ亜科 / プレムナス属

撮影 2011年2月:フィリピン・マクタン島 コンチキビーチ 水深-12m 大きさ80mmぐらい
英名 Spinecheek anemonefish
生息域 西部大平洋域、インド洋など。

珊瑚礁域にて他のクマノミ属と同様にイソギンチャク類をホストとして共生しております。
体地色は明赤色から濃赤色にて、体側面に3本の白色もしくは灰白色の横帯が入りますが、
横帯の太さや形状などは個体差があり、地域によっては薄黄色の横帯も観察されます。
また比較的に雄は雌より小型にて、明るめの体色をしております。

鰓蓋に体色と同色の1本の大きな棘がある事が特徴にて、クマノミ属とは区別されており、
英名のスパインチークとは、" Spine " が棘で、" cheek " が頬の意味にて、頬に棘がある
クマノミとの意味です。

日本では観察が出来ないクマノミの仲間だけに、もしも観察出来る地域で潜られた時には、
ぜひ見ておいて下さい。

コガネスズメダイ その3

世界が滅びる時の最後の王様と言われるイギリス国王。

そんな将来のイギリス国王候補のウィリアムズ王子と、キャサリン妃の挙式をTV放送で
見ましたが、気になったのはやはりお二人が所々でされていた会話。
今の世の中は怖いもので、そんな音声が取られていないお二人の会話が読心術によって
報道されておりました。

その内容はとてもほほえましく、スクープされてもロイヤルウェディングに相応しい物で
見ている自分も嬉しくなるものでしたが、世界の150ヶ国20億人もの人が生中継を見て、
広場には100万人の観衆が集まったと言うのに、今までのロイヤルウェディングに比べて
地味婚だったそうです。
凄いものですね~

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koganesuzumedaiYg 20110424d.jpgkoganesuzumedaiYg 20110424a.jpg
コガネスズメダイの幼魚   学名 Chromis albicauda
 スズキ目 / スズメダイ科 / スズメダイ属

撮影 2011年4月:三木浦 ナナコのダボ 水深 -12m 大きさ30mmぐらい
生息域 伊豆半島以南 ~ 琉球列島など

珊瑚礁域や、岩礁域の低層に生息しております。
体形は著しく側扁していて卵円形、吻は短く、体色は全身が黄褐色や黄金色にて
幼魚の頃はより黄色が濃くて目立ちやすく、和名の紀元になっているようです。
また尾鰭や臀鰭などが個体によっては白い色彩のタイプもあります。

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koganesuzumedaiYg 20110429c.jpgkoganesuzumedaiYg 20110429a.jpg
撮影 2011年4月:大瀬崎 先端 水深 -12m 大きさ30mmぐらい

本種は最近まで " Yellow Chromis ( Chromis analis ) " として考えられていましたが、
2010年12月に別種の Chromis albicauda として改めて発表され、今まで付けられていた
学名 Chromis analis は、 ヒマワリスズメダイ の和名が付きました。
簡単なパッと見の識別方法としては、腹鰭が白色なら ヒマワリスズメダイ と思って頂ければ
良いのですが、実は正確には、フィリピンなどには全く色彩の異なる " Yellow Chromis " が
もう1種存在しており、こちらとの違いは今後の研究者の方の発表を待つところです。

過去の本種の報告は、 こちら を、どうぞ。

ニセネッタイスズメダイ その3

さて今日から新年度、自分の新年度最初の仕事は毎年恒例の入社式から。
学校も会社も新しい行事やスタートが多い日本です。

新年度は良い年になる事を希望して、景気よく本日は写真いっぱい使って
観察報告をさせていただきます。

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ニセネッタイスズメダイ   学名 Pomacentrus vaiuli
 スズキ目 / スズメダイ科 / ソラスズメダイ属

撮影 2011年2月:フィリピン・マクタン島 コンチキビーチ 水深-5m 大きさ40mmぐらい
英名 Ambon Damsel
生息域 琉球列島以南 ~ 西部太平洋域など。

珊瑚礁域にて、2m~40m位の水深の珊瑚の廻りに小数匹の群れを形成し
生息しております。
背鰭は13棘にて、眼下骨下縁は鋸歯状で鋸歯は強く、胸鰭の基底上端に
ある黒色斑が大きいことや、黄色の体色が青みを帯びていることなどで
近似種の ネッタイスズメダイ と識別が可能です。
また幼魚の頃には、背鰭軟条部に目立つ大きな黒色の眼状斑があります。

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下3枚の写真は、背鰭軟条部の黒色の眼状斑が消えてしまった成魚。
多くのスズメダイ科の生物が、幼魚から成魚に成長すると体色がガラリと
変わってしまう事が多い中、本種はあまり色彩変化が少ない種です。

過去の本種の報告は、 こちら を、どうぞ。

クロオビスズメダイ その2

先日、定期的に通院している耳鼻科の先生と話していて、どうやら愛知県に飛んでくる
杉の花粉は和歌山県から飛んでくるらしいと聞きました。
まだ未確定の情報とは言ってられましたが、ほぼ間違いないらしいです。

確かに、昨日、尾鷲市三木浦町では自分は花粉症が治まり、名古屋に戻ってくる途中の
四日市あたりでくしゃみが出だし、名古屋に戻ると花粉症はすっかり再発。

思えば和歌山県の串本や紀伊大島で潜ってる時は、いつも花粉症が全開ですし、自分は
生まれ育った三重県の紀北地区の杉の花粉には問題なくても、その他の地域の杉花粉には
駄目なのかも知れません。
勿論、医学的な根拠は何も無く、ただの自分勝手な思い過ごしとは思いますけど。

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クロオビスズメダイ   学名 Chromis retrofasciata
 スズキ目 / スズメダイ科 / スズメダイ属

撮影 2011年2月:フィリピン・マクタン島 水深-6m 大きさ30mmぐらい
英名 Black-bar Chromis
生息域 屋久島、奄美大島以南 ~ 西部太平洋域など

潮通しの良い珊瑚礁域にて、枝条の珊瑚の間に単独で生息しております。
体色はベージュ色にて、眼の外周に円型条の白色細線があり、体側面の後半部には
背鰭軟条から臀鰭軟条にかけて幅広い黒色の横帯があります。
また、尾柄部は白色にて尾鰭は透明色です。

外観が似ている イシガキスズメダイ とは体側面後半の太い黒色の横帯が、
本種は背鰭と臀鰭の縁までかかるのに対し、 イシガキスズメダイ は縁まで掛からない
ことで区別が出来ます

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海外でのダイビングは2009年1月のパラオ以来、約2年振りだったこともあり、久々に
本種を観察出来ました。
ただいつも思うのは、何処でも観れてる気がして最初に見た時は無視してしまいます。
そして他のスズメダイを撮していると、ふと思い出し、後から必死に撮ってます。

なぜだか解りませんが、自分は本種はそんなイメージのスズメダイです。

過去の本種の報告は、 こちら を、どうぞ。

ミスジリュウキュウスズメダイ その2

昨日は終日、TVで地震のNEWSを見ながら、写真の整理や頼まれていたDVDの
作成やら色々とバタバタと片付けておりました。

自分が東北地方で知っているのは、この2年間、毎年1月に遊びに行っている
女川町だけですが、ヘリコプターからの空撮でほとんど町の建物が残っていない
事を知り、恥ずかしながら見た瞬間、思わず涙がボロボロと出てしまいました。
親切にしてくださった旅館の方や、女川町の人達はご無事なんでしょうか?
ひとりでも多く、ご無事でいらっしゃる事をお祈り申し上げます。

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ミスジリュウキュウスズメダイYg ( ナイトバージョン )  学名 Dascyllus aruanus
 スズキ目 / スズメダイ科 / ミスジリュウキュウスズメダイ属

撮影 2011年2月:フィリピン・マクタン島 水深-5m 大きさ10mmぐらい
英名 Hambug Dascyllus
生息域 琉球列島以南 ~ 西・南部太平洋域、インド洋、紅海など

珊瑚礁域にて水深が12m以浅の礁湖や砂底などの枝状珊瑚の合間に、群れを形成して
棲息しております
体地色は白色にて頭部から体側面にかけて合計3本の太い横帯があり、背鰭は鰭膜の
中央から縁辺まで黒色にて3本の各横帯に繋がっております。
尾鰭は淡色にて、近似種の ヨスジリュウキュウスズメダイ は尾鰭にも太い黒色の横帯が
有る事で識別が出来ます。

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最初に見つけた時は、一番上の画像の様に真っ黒でしたが、ライトの灯りをあててる
内に白色がはっきりとし出し、日中に見掛ける色彩に変化していきました。

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misujiryuukyuusuzumedai 20110218c.jpgmisujiryuukyuusuzumedai 20110218d.jpg
撮影 2011年2月:フィリピン・マクタン島 水深-5m 大きさ60mmぐらい

こちらは、ほぼ成魚の姿です。

30mm以上のサイズはスズメダイでは無いと思っている自分が、滅多に撮らない
成魚サイズ、今回は当ブログでの報告用に撮ってみました。
幼魚サイズはこれから何度も撮るとは思いますが、成魚サイズはおそらく撮る事は
無いでしょう。

過去の本種の報告は、 こちら を、どうぞ。

ローランズデモイゼル その2

今月13日に行われる名古屋市議会議員選挙の立候補者の告示が、先週の金曜日に始まり、
選挙演説カーが名古屋市内をグルグル走り回っており、ほとんどの候補者の方達が
「わたくし○○○○は、市民の皆様に役立つ為に・・・・・」と述べられてます。

さてその金曜の朝、通勤途中に選挙ポスターを告示板に貼る立候補者の関係者の人達を
多く見ました。
その全ての片達がポスターを貼る作業中、車を直ぐ近くに路駐しており、通行する人達の
妨げになっており、時には渋滞まで引き起こしております。

いくら市民の為に活動をしておりますと選挙カーで怒鳴っていても、この様な有様では
どうなんでしょうねぇ~
本当に政治家は裏表があって、信じられません。

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ローランズデモイゼルの幼魚  学名 Chrysiptera rollandi
 スズキ目 / スズメダイ科 / ルリスズメダイ属

撮影 2011年2月:フィリピン・マクタン島 コンチキビーチ 水深-8m 大きさ15mmぐらい 
英名 Rolland's Demoiselle
生息域 フィリピン以南~インド洋、西部太平洋域、紅海など。

水深が2m~35mの珊瑚礁域にて、潮通しの良い礁外縁部や礁斜面などに棲息しております。
体色は体側面の斜前部が藍色にて斜後部は白色、白色の長く伸びる腹鰭が特長です。
また幼魚の頃は頭頂部に光沢の有る青白色の輪っかが有りますが、成長すると共に消えて
しまいます。

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本種の幼魚も昔から見たかったスズメダイのひとつで、フィリピンに行けば普通種だよって
言われてましたが、本当でした。
南紀で言えば、 ソラスズメダイ ほどでは有りませんが、 ナガサキスズメダイ 並みでした。

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撮影 2011年2月:フィリピン・マクタン島 コンチキビーチ 水深-5m 大きさ30mmぐらい

いわゆる普通の幼魚サイズです。
でも一番上の様な超ちびっ子サイズを見ちゃうと、可愛いらしさも半減ですね。

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撮影 2011年2月:フィリピン・マクタン島 コンチキビーチ 水深-5m 大きさ60mmぐらい

こちらは完全に大人サイズ、可愛らしさは遙か彼方に飛んでしまっております。
でも日本では観察出来ない種だけに、いつもなら撮らない大人のサイズのスズメダイですが、
まじめに写して見ました。

でもやはり気合いがイマイチの様で、写真の出来が・・・
慣れない事は難しいですね。

過去の本種の報告は、 こちら を、どうぞ。

タルボッツデモイゼル

マクタン遠征中から体調を崩し、この一週間はず~っとマスク姿で、咳込み過ぎて
とうとう咳する度に腰まで痛くなる始末です。
回復には寝るのが一番と毎日23時には就寝しておりますが、ちっとも良くなりません。
こんな体調では海なんぞいけないので、今週末は仕事でバッチリです。

と言う事で、本日は昼休憩中に仕上げてみました。

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タルボッツデモイゼルの幼魚  学名 Chrysiptera talboti
 スズキ目 / スズメダイ科 / ルリスズメダイ属

撮影 2011年2月:フィリピン・マクタン島 コンチキビーチ 水深-10m 大きさ20mmぐらい 
英名 Talbot's Demoiselle
生息域 フィリピン ~ フィジーに至る西部太平洋、北オーストラリア、アンダマン海など

珊瑚礁域の水深が6m~35mぐらいの礁外縁の斜面やラグーンにて、単独、もしくは
小数匹の群れを成して生息しております。
体色は青灰色にて頭部は明るい橙色、腹鰭は鮮やかな黄色にて、背鰭基部に大きな
黒色斑紋が有りのが特徴。

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スズメダイに興味を持った頃から見たかった、ルリスズメダイ属の1種です。
残念ながら日本での観察記録は無く和名もありませんが、他のスズメダイ科の生物には
なかなか見られない色彩にて、自分には独特のイメージがありました。

図鑑などで見ると青灰色の部分が濃藤色の印象でしたし、太陽の光だけで見ると
その様に見えましたが、ストロボの光が当たると薄めの青灰色と。
やはり生きている本物の生態を観察しないと、正確な所は判りませんね。

シコクスズメダイ その3

昨日は月曜日、いつもなら会社まで1時間ぐらいかかる通勤時間が、約40分で済みました。
製造業が多い愛知県の事ゆえ、既にお正月休みに入った大企業が多いんでしょう。

通勤時間が短く楽になるのは嬉しい事ですが、そんな事を喜ぶ事自体、多くの人が休暇を
楽しむ時ほど働かなければならないサービス業を、営む悲しい性ですね。

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シコクスズメダイの幼魚  学名 Chromis margaritifer
 スズキ目 / スズメダイ科 / スズメダイ属

撮影 2010年12月:紀伊大島須江 内浦ビーチ 水深 -4m 大きさ約30mm
英名 Bicolor Chromis
生息域 伊豆半島以南 ~ 西部太平洋域、インド洋など

岩礁域や珊瑚礁域にて、潮通しの良い岩壁の隙間や岩穴奥などに隠れる様に
しながら、生息しております。
体色は前半部が暗色 ( パッと見は黒色ですが、ストロボなどで光を当てて撮ると
暗灰色 )にて、背鰭と臀鰭の後端と尾柄部から後ろは白色です。

近似種の、 デルタスズメダイ は尾柄部のみ白色になる事で、識別が可能です。

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本種の体色に関して、 前回 他の地域と比較してて、柏島に生息する本種は尾鰭付け根の
白い部分が体の前方向に広いと書かせていただきましたが、今回報告した写真を撮影した
紀伊大島須江の個体も同様な色彩をしておりました。
やはり本種も、地域による色彩変異が有る様に思えます。

過去の本種の報告は、 こちら を、どうぞ。

マルスズメダイ その3

先日の事ですが、とある用件にて当初 2時間の待ち時間の予定でお願いした物事が、
先方の進行状況で上手く進まず、まず、当初予定の2時間後に上手く進まないので
あと2時間下さいと謝罪され、その後、2時間後に再び、更に2時間下さいと言われて
結局、当初予定の2時間が合計6時間もかかってしまった事が有りました。

当初から6時間の予定であれば、その場で待つこと無く仕事の予定を入れて移動する
事が可能でしたが、2時間の予定を次々と延長されると移動し戻る時間を考えると、
移動する事も出来ず、あいにくPCも持ってなかったので結局、スマートフォンで仕事を
しておりました。

スマートフォンもなかなか使えるなとは思いましたが、4時間で電池切れ。
これからは充電器も持ち歩く事に是正する事にしました。

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マルスズメダイの幼魚  学名 Chromis Ovatiformes
 スズキ目 / スズメダイ科 / スズメダイ属

撮影 2008年10月:紀伊大島須江 ナギザキ 水深 -12m 大きさ約30mm
英名 Ovate chromis
生息域 三宅島以南 ~ 琉球列島、台湾、フィリピンなど。

岩礁域や珊瑚礁域にて、潮通しの良い岩壁の隙間や岩穴奥などに隠れる様に
しながら、生息しております。
体地色はオリーブ色で、背鰭後部、尻鰭、尾鰭、尾柄部が蛍光っぽい白色にて、
尾鰭の上下が長く伸び先端が枝毛状に2本に別れている事で、近似種との区別が
可能です。

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本種は今回、撮影した須江の内浦ビーチの同じ場所で毎年、内浦がオープンする
秋から冬の初め頃にかけて、観察が出来ます。
因みに、串本や紀伊大島などの南紀では越冬が出来ないので、成魚はまず確認
出来ません。

毎年、その近くには ヒレグロスズメダイ や、 ハナゴンベ クジャクベラの幼魚
アオハナテンジクダイの幼魚 等が、水深 7m ~ 16m 位の同じ場所で観察が出来、
透明度が悪い時なんかは、その見慣れた生物を撮しております。

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撮影 2007年9月:串本 住崎 水深 -18m 大きさ約15mm

残念ながら今回撮影した個体は尾鰭先端が枝毛では無かったので、過去に撮した
枝毛サイズも紹介しておきます。
やはりこのぐらいの小さな頃が、本種の一番可愛い時かと思います。

過去の本種の報告は、 こちら を、どうぞ。

ヒレグロスズメダイの幼魚

予定では、今日は須江で潜ってるはずでしたが、急遽、お仕事に。
年末に予定していた柏島遠征も、お仕事でボツ。

師走になって仕事が忙しくなってきたのは嬉しいところですが、水温が下がってダイバーが
減って、写真が撮りやすくなってる折角の冬の海なのに。

まぁ、仕事あってのお遊びなので、仕方ないですね。

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ヒレグロスズメダイの幼魚   学名 Chromis atripes
 スズキ目 / スズメダイ科 / スズメダイ属

撮影 2010年12月:紀伊大島須江 内浦ビーチ 水深-10m 大きさ30mmぐらい
英名 Darkfin Chromis
生息域 三宅島、駿河湾以南 ~ 西部太平洋域など

珊瑚礁域の水深が10m~20m位にて、岩壁の窪みや岩穴から出入りする様な
仕草で生息しております。
体地色は薄茶色にて、背鰭と臀鰭の先端部は黒く、尾鰭の付け根部分は黄色です。
また尾鰭上下の先端はそれぞれ2本軟棘が糸状に伸長し、眼を挟んで上下が黒色を
していて、いわゆるネコ目をしております。

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本種は南紀では希な種ではありますが、この内浦ビーチでは毎年同じ場所で観察が
出来ています。
毎年、今頃、同じようなサイズで。
ネコ眼がたまらなく、可愛いです。

内浦ビーチがクローズになる春頃には、いつも居なくなってしまうので、見たい方は
今の内ですよ。

イチモンスズメダイの幼魚 その2

北朝鮮の韓国への突然の砲撃に関して、現在、アメリカは極東方面の防衛対策で大変な
状況だと思うのに、今度はウィキリークス社による機密情報の公開と、大変な危機状態に
なってしまっておりますね。

やっと徐々に回復傾向がみられてきた世界経済の回復に、悪影響が出ない事をただ祈る
ばかりです。

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イチモンスズメダイの幼魚  学名 Chrysiptera unimaculata
 スズキ目 / スズメダイ科 / ルリスズメダイ属

撮影 2010年9月:串本 DP前ビーチ 水深-1m 大きさ20mmぐらい 
英名 Onespot Demoiselle
生息域 和歌山県以南 ~ 西部太平洋、北オーストラリア、コーラル諸島、
      東アフリカ以東、インド洋、フィジーなど

岩礁域や珊瑚礁域の、水深が2m位までの浅い水深に生息しております。
幼魚の頃の体地色は橙色にて、吻端から背鰭の真ん中あたりの基部まで蛍光色の水色の
太い縦帯が走り、この縦帯の後端部分は中心部に黒色の眼上斑があり、その眼上斑を囲む
様に円形に大きく広がります。
成魚になると体色は淡褐色に変色し、眼状斑は背鰭後端の基底付近に移動し、黒くて
小さな斑紋に変わります。

尚、これらの黒い斑紋が各ステージでひとつだけある事が、和名の由来となっております。

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撮影 2010年11月:串本 DP前ビーチ 水深-1m 大きさ30mmぐらい

本種と ミヤコキセンスズメダイ は、幼魚の頃はほとんど模様、色彩が同じで、非常に識別が
難しいです。
そこで 以前にも 自分の識別方法を書きましたが、その時は文章だけで判りづらかったので、
今回は図を入れてみました。

まずは本種の写真。

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そしてこちらは、 ミヤコキセンスズメダイ です。

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まずは写真の青丸部分を比較していただきたいのですが、吻端から伸びてる水色の縦帯の
太さが、本種は眼状斑の手前で細くなったり途切れたりしますが、 ミヤコキセンスズメダイ
同じ太さのままで繋がっております。

ただ希にそうでない個体も見受けられ、もう一点、赤丸部分を比較すると、この水色縦帯は
共に黒色の眼状斑を囲んでおりますが、本種は下側に丸く膨らんで均等に囲んでいて、
ミヤコキセンスズメダイ は下側には特に膨らまず、上側だけ膨らんで囲んでおります。

生物学的な識別ではもっと細かな識別点が有る様ですが、水中でパッ見て判断をするには、
これが一番簡単かと思われます。

過去の本種の報告は、 こちら を、どうぞ。

レモンスズメダイ その3

Jリーグ発足から参加し続けて18年、我がグランパス、悲願のリーグ戦初優勝~♪
残念ながら先週末は柏島で潜っていた為、優勝決定の瞬間は見逃してしまいましたが、
何はともあれ 2位に10ポイント差の、ぶっちぎりで後3戦を残しての優勝決定。
この勢いで、天皇杯も勝ってほしいものです。

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レモンスズメダイ  学名 Chrysiptera rex
 スズキ目 / スズメダイ科 / ルリスズメダイ属

撮影 2010年10月:沖縄本島 真栄田岬 水深-5m 大きさ30mmぐらい
英名 King demoiselle
生息域 和歌山県、高知県、奄美大島以南 ~ 西部大平洋域など。

岩礁域や珊瑚礁域の水深1~6mぐらいの比較的浅い水深にて、波の荒いところを
好んで生息しております。
体地色は薄い黄色から薄い橙色にて、頭部は濃青色に蛍光の青色の縦帯が眼の
上下に入ります。
比較的に体色は小さい時ほど濃い色彩をしており、幼魚から成魚に変わるに連れ
暗色に変化していきます。

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撮影 2010年10月:沖縄本島 真栄田岬 水深-6m 大きさ50mmぐらい

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撮影 2010年10月:柏島 レッドロック 水深-2m 大きさ40mmぐらい

生息数が多い沖縄地方等では、水深が6mぐらいの撮影時に比較的に波による
影響を受けにくい水深にも生息しており、撮りやすい種ではありますが、希にしか
観察できない串本や柏島では水深が3mぐらい迄に居る事が多く、波に揺られて
綺麗な撮影が難しい種です。

本種をバッチリ撮影するには、やはり沖縄ぐらいまで行かないと難しいですね。

過去の本種の報告は、 こちら を、どうぞ

オキスズメダイ その2

中国でのお話ですが、4つのSIMカードを装着して同時待受けができる携帯電話が発売された
そうです。
簡単に言えばdocomo 、au、SoftBank と、もう一社の着信や発信が同時に一つの携帯電話で
出来るそうで、これは便利かと。

日本と違って国土が広く、通信のインフラ整備があまり進んでいない国ならではの、需要に
あった商品とは思いますが、心配なのは同時に4社に支払う通話代金。
基本料金だけでも、結構かかりそうですよね。

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オキスズメダイの幼魚  学名 Pristotis obtusirostris
 スズキ目 / スズメダイ科 / オキスズメダイ属

撮影 2010年10月:沖縄本島 金武湾 水深-20m 大きさ40mmぐらい
英名 Gulf Damsel
生息域 琉球列島 ~ アラビア海、インド洋、西部太平洋域など。

珊瑚礁域にて、水深が5m~80mの藻場や砂底などで小さな群れを成して生息しております。
「日本産魚類検索」の第二版を読む限りでは、体側面の縦列鱗数は12~35、前鰓蓋骨後縁は
鋸歯状、両顎歯は一列で背鰭棘数は12~13、下鰓蓋骨縁辺は鋸歯状と特長が書かれてます。

う~ん、水中では全く特定できない特長ですね~。

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本種を観察した時は、その時ガイドしていただいてた 285さん が自分が部類なアポゴン好きと
知ってられていたので、 フウライイシモチ を紹介していただいて撮していると、その近くで
見慣れない形をしたスズメダイに眼が止まってしまいました。

それで自分が「これは、何スズメダイですか?」と訪ねて、 オキスズメダイの幼魚 と、教えて
いただけました。
どうやら沖縄ではごく一般的な普通種らしく、あまり紹介されないみたいです。

確かに体型も色彩も地味なスズメダイですから、皆さん気にもされないんでしょう。
でも本州ではまず見られない本種に、自分は大好きなアポゴンよりも惹かれてしまいました

過去の本種の報告は、 こちら を、どうぞ。

ヒレナガスズメダイの幼魚 その3

なんでしょうか、あんなに毎日暑かったのに急にこの寒さに変わるなんて、あの日本の
四季の良さが崩れて、これからは味気の無い夏か冬かの二季だけになってしまうん
でしょうか?
遅れて沖縄から宅急便で戻って来て、本日夕方乾かし終えたダイビング器材ですが、
夏用のウェットスーツやブーツ、フィンは同時に倉庫に片付けて、冬用のドライスーツと
フィンに衣替えですね~。

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ヒレナガスズメダイの幼魚   学名 Neoglyphidodon nigroris
 スズキ目 / スズメダイ科 / ヒレナガスズメダイ属

撮影 2010年10月:沖縄 真栄田岬 水深-8m 大きさ30mmぐらい
英名 Yellowtail Damsel
生息域 高知県、奄美大島、琉球列島、フィリピン、パラオ、西部太平洋など

珊瑚礁域の、比較的に浅い水深に棲息しております。
幼魚の頃は黄色の体色に、2本の太い黒色の縦縞が特徴ですが、成長するに連れて
暗色に変色し、成魚は頭部に2本の縦帯が有る事が特徴です。

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撮影 2009年3月:沖縄 真栄田岬 水深-8m 大きさ40mmぐらい

幼魚から成魚へと、色彩変化途中の体色です。
この撮影は3月ですが、今回の10月の沖縄でもこの体色の個体をチラホラ見ました。
沖縄では季節に関係なく、本種は産まれているんでしょうかね~

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撮影 2010年8月:串本 串本DP前ビーチ 水深-5m 大きさ15mmぐらい

こちらは今年の夏に撮した小さな小さな幼魚、20分ぐらいかけてやっと10カットぐらい
撮して、使える写真はこれ1枚だけの難関でした。

本種の過去の報告は こちら をどうぞ。

クロメガネスズメダイ その3

昨日は久々に車に乗らず、地下鉄を利用して営業活動をしておりましたが、日中に
スーツの上着を着て歩き回っていても、少しも汗をかきませんでした。

今月初めからネクタイをしめる季節になり暑苦しいな~と思ってましたが、自然界は
予定通り秋の季節に変わっているようですね。

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クロメガネスズメダイ   学名 Pomacentrus vaiuli
 スズキ目 / スズメダイ科 / ソラスズメダイ属

撮影 2010年9月:柏島 後浜 水深-18m 大きさ30mmぐらい
英名 Princess Damsel
生息域 南日本の太平洋沿岸 ~ インド洋、中西部太平洋域など。

水深が20m位までの珊瑚礁域の砂礫底や礁斜面などに生息していて、特に幼魚の頃は
浅い水深に単独で棲息しております。
幼魚の頃は体地色は黄色、橙色、青色など様々で、体側面には青色の縦点列が入り、
頭部から背中にかけては橙色で青色の縦線が入ります。

背鰭後部には暗色の大きな眼状斑があり、成魚になると体地色は薄紫色や薄水色等の
単色になり、各縦線や縦点列は消えますが、背鰭の眼状斑は消えません。

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近似種の メガネスズメダイ とは、尾鰭の付け根に白い帯が有る事で区別が可能です。

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自分的には尾柄部に白い帯があれば写真左の メガネスズメダイ 、尾柄部に何も無ければ
クロメガネスズメダイ

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そして体側面に各縦線や各縦点列が何も無ければ、 オジロスズメダイ と覚えております。
あくまでも生物学的根拠のまったく無い、パッと見重視の自分個人の見分け方法ですので、
ご参考までに。

過去の本種の報告は、 こちら を、どうぞ。

アオスジスズメダイ

日頃から東伊豆は遠いと、せいぜい東方面は西伊豆止まりですが、更に東に位置する葉山は
やはり遠かったです。
葉山を14時30分頃に出ましたが、湘南道路の渋滞、東名高速の渋滞などで名古屋にたどり
着けたのは 24時頃でした。

さて本日の報告はちょっと出来の悪い写真ばかりですが、自分の思い違いが原因となって
こんな風に撮してしまった悪い例での報告です、

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アオスジスズメダイ  学名 Chrysiptera caeruleolineata
 スズキ目 / スズメダイ科 / ルリスズメダイ属

撮影 2010年9月:柏島 勤崎 水深-40m 大きさ40mmぐらい
英名 Blueline demoiselle
生息域 琉球列島以南 ~ 西部太平洋域、南太平洋北部域など。

水深が25m以深の珊瑚礁域にて、珊瑚礁外縁の礁斜面の岩塊や転石の周囲に生息して
おります。
体型は長卵型で側扁しており体高は低め、体地色は黄色で鮮やかな蛍光青色の太めの
縦帯が、吻端から眼の上部を通り、背鰭の真ん中から後部の中間あたりまで通ります。

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最初に本種を発見した時は、一緒に潜られていたダイバーの皆さんと ホムラハゼ属の一種
ぐるっと取り囲んで撮影していた時で、自分の向かい側で撮影されてるダイバーの方の少しだけ
後方に、頭が青く光ってるサカナが眼に止まりました。

ホムラハゼ属の一種 を撮り終えて浅場へと水深を上げて行く時に確認しに行き、その時点で
本種の存在を知らなかった自分は、 レモンスズメダイ と勘違いをして、「へ~っ、レモンって
こんな深いとこにも居るんや~」と、パシャッ、パシャッと証拠写真敵に数枚だけ撮影しました。

なので気合いが入っていない写真ばかりになってしまい、肝心の蛍光色のブルーの縦帯や斑点が
飛んでしまっております。
無知とは本当に情けないものでして、もっと毎日図鑑を見て未だ見ぬ生物の予習勉強が必用の
ようですね。

オジロスズメダイ その2

名古屋市内の街路樹には銀杏の木も沢さん植えられておりますが、そんな銀杏の実が
色づき初めて来ました。
まだまだ日中は35度以上の猛暑が続いておりますが、蝉の声も少なくなり自然界では
今年も秋がやってくる準備が進んでいるみたいですね。

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オジロスズメダイの幼魚   学名 Pomacentrus chrysurus
 スズキ目 / スズメダイ科 / ソラスズメダイ属

撮影 2010年8月:串本 串本DP前ビーチ 水深-5m 大きさ25mmぐらい
英名 Whitetail Damsel
生息域 伊豆半島、和歌山県以南 ~ インド洋、西部太平洋域など

岩礁域や珊瑚礁域の砂礫底域に生息しております。
幼魚の頃は水深が浅いところを好み、潮間帯から5m位までの浅場に生息していて
岩陰や小さな岩塊の隙間から、出たり隠れていたりしております。

幼魚の頃の体色は橙色に近い茶褐色ですが、頭部の明色から尾柄部に掛けて暗く
なっていくグラーデーションがかかり、腹鰭や臀鰭の先縁が青白く光る事や、背鰭の
後方に大きな眼状班が有る事などが特徴です。
しかし成魚になると体色は全身が茶褐色に変化し、眼状班はなくなってしまいます。

近似種の メガネスズメダイ の幼魚に良く似ていますが、額に青色の細い縦線が
無いことで簡単に区別ができます。

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昨年はこの季節に潜っていなかったので、本種の観察撮影は約2年振りでした。
前回の 本種の報告 と比べてみると、間違いなく前回の報告写真の方が出来が良くて、
この2年間、自分の撮影スキルが向上していないことが判り、がっくりさせられものでした。
悲しい~

メガネスズメダイ その3

さて今年も、自分が大好きな海の時期がやって参りました。
昨年は色んな出来事があってこの季節は潜って居なかっただけに、今年は久しぶりに
やっと来たかと言う気持ちになっております。

この季節になると自分はタンクを背負っていながら、水深が5m以上深くは潜らない
ダイビングが続きます。
なぜなら今の季節、浅場には幼魚様達がいっぱいいるからなんです。

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メガネスズメダイ   学名 Pomacentrus bankanensis
 スズキ目 / スズメダイ科 / ソラスズメダイ属

撮影 2010年8月:串本 串本DP前ビーチ 水深-5m 大きさ30mmぐらい
英名 Speckled Damsel
生息域 和歌山県以南 ~ 西部太平洋域、紅海、フィジー、オーストラリア等

珊瑚礁域の礁斜面に多く見られますが、幼魚は浅場に棲息しています。
幼魚の頃の体地色は濃青色ですが成長するにつれ暗橙色へと変化して行き、頭部から
背部にかけては赤色や濃橙色で、蛍光色の青い縦線が眼より上に2本、目の下に同じ
色のドット条の縦線が2本あり、尾鰭の付け根に白い帯が入るのが特徴です。

成魚になると体地色は茶褐色に、尾鰭は白色に変わりますが、背鰭軟条部の眼状斑は
消えません。
近似種の クロメガネスズメダイ は、尾鰭の付け根に白い帯が無い事で区別ができます。

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撮影 2010年8月:串本 串本DP前ビーチ 水深-5m 大きさ20mmぐらい

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撮影 2009年1月:PALAU 水深-7m 大きさ20mmぐらい

例年ですと6月下旬から7月初旬頃にかけて、柏島や串本で観察し始めますが、今年は
7月下旬に潜った柏島や串本では見かけず、8月下旬にして串本で初めて観察しました。
でもこれはあくまでも自分の観察結果だけなので、8月初旬には双方で現れていたかも
知れませんが、それにしても例年よりは遅いわけで、今年は台風が来ていないせいで
たどり着いてくるのが遅れたんでしょうか。

他にも台風が来ていないせいで海水がかき回されて無いせいなのか、浅場での水温は
暖かいままで、白化した珊瑚をところどころで見かけたのも気になります。
来れば来たで嫌な台風ですが、それなりに来ないと自然環境には良くないんでしょうね。

過去の本種の報告は、 こちら を、どうぞ。

マツバスズメダイ その2

不思議なもので梅雨が明けると同時に、我が家の廻りでクマゼミの声が聞こえる様に
なりました。
つい金曜日までは静かだったのに、土曜日の朝から突然セミの大音声でいつもより
早めに目覚めました。

この声を聞くと夏休みと言う気分になりますが、残念ながら本日の海の日は出勤です。

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マツバスズメダイ   学名 Chromis fumea
 スズキ目 / スズメダイ科 / スズメダイ属

撮影 2010年6月:柏島 水深-7m 大きさ10mmぐらい
英名 Smoky Chromis
生息域 秋田県以南の南日本 ~ 東部インド洋、西部太平洋の温帯域、熱帯域など

岩礁域や珊瑚礁域の礁外縁や岩礁の水深10m~30mの中底層に生息しており、
大きな群れをつくり、流れてくる動物プランクトンなどを食します。

スズメダイ によく似ておりますが、小柄で体側面の鱗が目立たず尾柄部上部の白斑が
より明瞭で、
尾鰭の上葉と下葉には黒色縦帯があり、他の各鰭も黒色で縁取られます。
また幼魚の頃の体色は本種は茶色ですが、 スズメダイ は灰色です。

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一番上の写真はトリミング加工をしてありますが、こちらはトリミング前の別写真です。
背景に写っているガンガゼ(ウニ)の棘の太さ具合で、本個体の小ささ振りが判るかと
思います。

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撮影 2010年6月:柏島 水深-9m 大きさ10mmぐらい

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撮影 2010年7月:大瀬崎 先端 水深-16m 大きさ80mmぐらい

こちらは成魚です。
各鰭の黒色の縁取りが、成長するにつれ青色に変色いたします。

過去の本種の報告は、 こちら を、どうぞ。

デルタスズメダイ その2

何故かは判りませんが自分の中で「スターウォーズ = 夏」のイメージがあります。
32年前の夏にエピソード4を初めて見たからなのか、それとも毎年夏になると色々と
各メディアで特集されるからなのか。
先日からスターウォーズの各エピソードの映画と、クローンウォーズのアニメDVDを
見て復習しております。

クローンウォーズのアニメDVDは、まだシーズンⅡを放映している途中ではありますが、
映画に於けるエピソードⅡとⅢを繋ぐストーリーだけに、纏めて一気に見てみてやっと
ストーリーが何となく見えてきて、ストーリー全体が判ってきた気がします。

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デルタスズメダイ   学名 Chromis delta
 スズキ目 / スズメダイ科 / スズメダイ属

撮影 2010年6月:柏島 後浜 水深-22m 大きさ50mmぐらい
英名 Deep Reef Chromis
生息域 伊豆半島以南、インドネシア、フィジィ、台湾~グレートバリアリーフ北部

珊瑚礁域の傾斜面等、水深が20m以深に多く見られます。
体色は黒っぽい灰色にて、尾柄部の背鰭後端辺りから中程にかけて白くて太い帯が
入り、尾鰭中程から尾鰭の後端までは灰色なのが特徴です。
似ている体色のスズメダイとしては、 シコクスズメダイ は背鰭後端の途中から尾鰭の
後端まで全てが白色で、 フカミスズメダイ は尾鰭中程から尾鰭後端までが白色などで
区別が可能です。

本種は3年ほど前に初めて柏島でも観察できましたが、それ以来、ポイントは違えど
毎年、柏島で観察が出来ております。
それ以前は見た覚えが無かったのですが、今ではすっかり柏島では普通種の様に
思えてしまいます。

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撮影 2008年4月:PALAU ブルーコーナー 水深-20m 大きさ100mmぐらい

こちらは2年ほど前にパラオで撮した本種の成魚ですが、体色は幼魚よりも灰色が
薄い色に変化しております。

過去の本種の報告は、 こちら を、どうぞ。

トウカイスズメダイ

惜しかったですね~
でも色々とこの6月、楽しませてくれた日本代表でした。
最後は思わずもらい泣き、4年前と違って感動を与えてくれた今年のチームに感謝です。

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トウカイスズメダイ   学名 Chromis mirationis
 スズキ目 / スズメダイ科 / スズメダイ属

撮影 2010年6月:柏島 後浜 水深-60m 大きさ70mmぐらい
生息域 伊豆諸島、和歌山県、高知県、長崎県、東シナ海など

水深-40m~90mの岩礁域の底層に生息しております。
体側面の中央部に茶褐色の縦帯が、頭部先端から目の上を通って尾鰭まで走っており、
縦帯を挟んで上半身は銀色に近い薄黄緑色、下半身は白色をしており、目と鼻孔が大きく
群れを作らず、単独で生息しております。

近似種の オビトウカイスズメダイは、体側面の茶褐色の縦帯が2本有ることで識別が可能です。

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本種は生息水深が深いだけに以前は安全第一で観察は断念しておりましたが、テクニカル
ダイバーになれた今では、安全に観察に行けます。

でも決して、いつでも常に行ける訳では有りません。
今回は2度ほど、この深い水深に行けるチャンスが有りましたが、1度目はいつも潜水したら
直ぐ行うステージタンクの6LタンクのBCハーネスへの装着時に、いつもなら問題なく出来る
一定水深での停止が上手く出来なかったので中止しました。

テクニカルダイビングは深い水深まで安全に行って安全に戻って来られる為のスキルですが、
「ひとつのミスが次々とミスを連鎖する」と言う考え方で、ひとつでも上手くいかない時は
中止するのが鉄則です。

ダイビング中に何かひとつでもミスが出たら中止する。
そう言う考え方が出来ないかぎり、興味だけで深い水深には行くべきでは無いと思います。


コガネスズメダイ その2

昨日の月曜日は、深夜1時30分に帰宅して、柏島遠征の荷物の後片付けや、留守中の
片付けなどして4時にようやく就寝し、6時30分に起床して出勤でした。
流石に眠い一日で、仕事中に居眠りしないかと、終日ヒヤヒもんでした。

話し変わって先週末の柏島の海では、色んな生物の抱卵姿や、幼魚ちゃま達を沢さん
観察できました。
今日はそんな中から、幼魚ちゃまの一人を報告させていただきます。

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コガネスズメダイの幼魚   学名 Chromis albicauda
 スズキ目 / スズメダイ科 / スズメダイ属

撮影 2010年6月:柏島 後浜 水深 -7m 大きさ10mmぐらい
英名 Yellow Chromis
生息域 伊豆半島、四国以南 ~ 西部太平洋域、南太平洋域、紅海など

珊瑚礁域や、岩礁域の低層に生息しております。
体色は全体が黄褐色や、黄金色で幼魚の頃はより黄色が濃くて目立ちやすく、和名の
紀元になっているようで、尾鰭、腹鰭、臀尾鰭など、個体によっては白い色彩のタイプも
あります。
体形は卵円形をしてますが著しく側扁していて吻は短いです。

芸術的な写真家の方達には軽蔑されますが、生物観察報告の当ブログでは当たり前の
こととして、上の写真は勿論、トリミングをバッチリしてあります。
なので今回の観察報告では実際の大きさを判って貰いやすくする為に、違う写真では
ありますがトリミングしていない写真もお見せしておこうかと。

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バックに写っている ツマジロナガウニ の大きさは大体 40mm ~ 50mmぐらいですので
それから本個体の約10mmと言う大きさが想像つかれるかと思います。
他にも写真の左後ろにボヤッと写っている サラサエビ との大きさを比較して貰っても、大きさの
比較が出来るかも知れませんが、柏島の サラサエビ は他の地域より大きい個体が多いので、
あまり参考に成らないかも知れません。

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今回は ソラスズメダイ と仲良く二人きりでいたので、横並びとか、縦並びで双方にピンが
キチンとあってる写真を粘ってみましたが、自分のスキルではダメダメでした。

過去の本種の報告は、 こちら を、どうぞ。

キホシスズメダイ

昨日は約一年振りに福井県越前町で潜ってきましたが、出発前の予想とは大違いで
現地に到着すると、大ウネリでザブザブ。
当初3本の予定が、チャッチャッと2本だけ潜り温泉入って名古屋に16時頃に戻って
きました。
もっともチャッチャッと言っても、2本合計で2時間40分間潜ってきましたが。

キホシスズメダイ 20100504a
キホシスズメダイ 学名 Chromis flavomaculata
 スズキ目 / スズメダイ科 / スズメダイ属

撮影 2010年5月:串本 KDP前 水深-9m 大きさ20mmぐらい
英名 Threeband demoiselle
生息域 小笠原諸島、伊豆半島以南の大平洋岸、台湾など

岩礁域や珊瑚礁域などの水深が-10m~-40mぐらいの中低層を、群れを形成して
生息しております
体色は幼魚の頃は薄い黄色ですが、成魚になるとメタリックな輝きの水色、背鰭の
色は体色と同色で先端が黒く縁取られ、臀鰭は黒くて前部だけが白色、尾鰭は黄色
です。
また胸鰭の基部には、大きな黒斑がある事などが特徴です。

キホシスズメダイ 20100504b

和名の「キホシ」の由来は、鱗1枚1枚にある黄色い点からだそうですが、標本に
しないとわからないそうで、実際に海の中では確認出来ませんね。

キホシスズメダイ 20080830a
撮影 2008年8月:田辺 ショウガセ 水深-20m 大きさ50mmぐらい

こちらは幼魚から成魚になりそうな頃の姿です。
色彩は幼魚とほぼ同じですが、顔立ちはキリリとしてます。
串本の海と田辺の海は同じ黒潮のあたる海域で、生息している生物も煮てますから
今回撮影した幼魚ちゃまも、夏頃にはこのぐらいおおきくなるんでしょうね。

ミスジスズメダイ その2

先日予想した様に、やはり今年になってから撮影したサカナの観察報告ネタが
とうとう底をついてしまいました。

なので本日は、昨年12月にダイビングに復帰してから撮影した写真を使って
書かせて頂きます。
しかも砂が舞ってる、いまひとつの写真ではありますが、ネタ不足中と言う事で
ご容赦願います。

 ミスジスズメダイ20091230a
ミスジスズメダイYg  学名 Chrysiptera tricinca
 スズキ目 / スズメダイ科 / ルリスズメダイ属

撮影 2090年12月:柏島 後浜 水深-16m 大きさ30mmぐらい
英名 Threeband demoiselle
生息域 伊豆半島以南 ~ 西部太平洋域、インド洋域、フィジーなど

珊瑚礁域や岩礁域の礁湖や礁池などで、砂に埋もれた小さめの岩の隙間とか、
岩の陰辺りに隠れたり、ホバリングしてたりしています。

体地色は白色にて、英名の如く3本の大きな横帯が眼の上から下までと、背鰭の
先端と後端の上から下まであり、 ミスジリュウキュウスズメダイ に良く似てますが、
本種は腹鰭が白い事で識別ができます。

ミスジスズメダイ 20091230bミスジスズメダイ 20091230c

過去の 本種 の報告は、こちらを クリツクしてください。

ミツボシクロスズメダイ

最近すっかり、ウミウシと普通種しか報告しておりません。
初めての海で現地ガイドさんに「何みたいですか?」と聞かれると、思わず「なになにの
一種ってのか、えすぴいって言う生物を見せて欲しいです」と、答えてしまう自分です。
そんな自分の観察報告なのに・・・・・

特に本サイトにリニューアルしてからは、その傾向がより強くなっているようです。
その一番の要因としては、ここ最近は季節的にウミウシが沢さん観察出来るポイントとか、
普通種の観察が中心となってしまう様なポイントの海でしか潜っていない事が原因かと。

勿論、普通種と言っても、所変わればレア種に変わったり、そんな日頃から見かけない
生物が希に出現するから、レア種って呼ばれる訳ですが。

しかしレア種も、普通種の基礎や知識が身についていてこそ、レア種かと。
そんな言い訳を自分に言い聞かせて、本日も普通種の報告です。

ミツボシクロスズメダイ 20100116d
ミツボシクロスズメダイYg  学名 Dascyllus trimaculatus
 スズキ目 / スズメダイ科 / ミスジリュウキュウスズメダイ属

撮影 2010年1月:紀伊大島須江 内浦 水深-4m 大きさ15mmぐらい
英名 Three-spot Dascyllus
生息域 本州中部以南 ~ 西部太平洋域、インド洋域など

比較的浅い水深の岩礁域や珊瑚礁域にて、イソギンチャクにクマノミ類と共生していて、
成魚になるとイソギンチャクを離れて群れを形成します。
体高は高く、体地色は黒色、幼魚の頃は頭部および体の両側面の背部に白色斑が3個あり、
この3個の白斑が、和名や英名の基になっております。

この3個の白色斑は成長するに伴って、まず頭部の白色斑が消え、更に成長すると両側面の
白色斑も消えてしまいます。

ミツボシクロスズメダイ 20100328a
撮影 2010年3月:紀伊大島須江 内浦 水深-4m 大きさ40mmぐらい

こちらは人間で言えば、中高生ぐらいのステージです。
本種は地色に比べて白色の明るさがきつすぎるので、いつも写真が白とびがちになり、
なかなか上手く撮れません。
かと言っても、明かるすぎると体表面が黒色に潰されてしまってと、写真を撮るのが
難しい生物です。

伊豆辺りで観察できるのは、せいぜいこのステージぐらいまでで成長した成魚の姿は
ほぼみません。
( ひょっとしたら大きなスズメダイってだけで、目に映ってないだけかも知れませんが )

ミツボシクロスズメダイ 20090327a
撮影 2009年3月:奄美大島 倉崎海岸 水深-12m 大きさ100mmぐらい

こちらが、白色斑が全て消えてしまった成魚ですが、ここまで成長してしまうとただの
地味な魚にて、スズメダイの成魚のほとんどがそうである様に多くのダイバーから
見向きもされなくなってしまいます。

人間もそうですが、成長するまでは人目を集めますが、成長しきってしまうと誰も
振り向いてくれませんからね~

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