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コケギンポ科 Archive

アライソコケギンポ

今まで連日して同族の生物の観察報告を書くことはありませんでしたが、 コケギンポ
報告用に今年写した写真を整理していて、近似種の生物に関しては連日で報告した方が
比較しやすいかと思い、本日は珍しく同じコケギンポ属の報告にしてみました。

araisokokeginpo20110416b.jpg
アライソコケギンポ  学名 Neoclinus okazakii
 スズキ目 / コケギンポ科 / コケギンポ属

撮影 2011年4月:三木浦 ナナコのダボ 水深 -4m 大きさ約50mm 
生息地 伊豆諸島、南日本の太平洋岸、琉球列島など

岩礁域にて、5m位までの浅い水深に生息しております。
ヘビガイ類やカンザシゴカイ類の孔を住処としており、同族の種の中では比較的に巣穴の外に
出ている姿を良く観察します。
眼上皮弁が長くて一列に並ぶ事や眼の下部から後方に涙模様がある事、鰓蓋上部に黒点が
あり、胸鰭基底部に明瞭な黒点が有る事などが特徴です。

araisokokeginpo20100403a.jpg

上記でも説明しました様に、赤色の線で囲った鰓蓋上部に黒点がある事、緑色の線で囲った
胸鰭基底部に明瞭な黒点が有る事で本種と同定できますが、胸鰭基底部に明瞭な黒点が無い
場合は、 イズミイソコケギンポ Neoclinus chihiroe と思います。

araisokokeginpo20100403b.jpg

でも、この写真の様に丁度、胸鰭基底部が海草などで隠れてしまうとどちらとも言えません。
もっとも同族の種は他にも識別が難しく、昨日報告しました コケギンポ でも、赤色の個体と
黒色の個体の眼上皮弁が太く別の種の様な気がしますので、ひょっとしたら数年後には別の
種とされているかも知りませんね。

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コケギンポ その3

先日報告済みの新しい社用車ですが、iPodをBluetoothで繋いで音楽を聴くことが出来ますが
いちいちiPodの電源を入れて操作して聞くのは面倒なので、車載ナビのHDDにいつもの如く
CDを入れて落としてますが、20枚ぐらい落とした時点で何気にナビのHDDの残容量を確認
するとたったの60%しか有りません。

今時のHDDナビにしては容量が少ないな~と思いながら、ナビをあれこれ触ってみたところ
どうやらLEXUS車専用のG-LINKと言うサービスのG-Soundと言うメニューにて、最初から
1,000曲以上の有料と無料の視聴用音楽が入っていて、それらを全て消去したら約30%近く
容量が増えました。

聞くかどうかも判らない音楽で、約1/3の容量を無駄に使っているとは。
これを良いサービスと考えるユーザーが多いのかも知れませんが、自分にとっては消去する
のに費やした約20分の時間を返せ、と言いたい無駄なサービスでした。
サービスって、実に難しいものですね

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コケギンポ  学名 Neoclinus bryope
 スズキ目 / コケギンポ科 / コケギンポ属

撮影 2011年8月:越前町 学校下 水深 -6m 大きさ不明 
生息域 北海道南西以南の日本海沿岸、千葉県勝浦以南の太平洋岸、
      小笠原を除く種子島、屋久島以北の南日本、およびカリフォルニア。

kokeginpo20110828d.jpgkokeginpo20110828e.jpg
kokeginpo20110416a.jpgkokeginpo20110828a.jpg

下左の写真は2011年4月三木浦にて撮影にて、それ以外は全て2011年8月越前町にて撮影。

自分が基本的に日頃潜っている西伊豆、越前、南紀、高知県のどこで潜っても観察が出来て、
色彩が多種におよび、且つ、なかなか動かない生物のひとつとあってか、今回は越前町と
三木浦で写した写真だけですが、一年を通して沢山写している生物のひとつです。

ベテランフォトダイバーには被写体がなかなか少ない時に、はたまたカメラ初心者の方達には
練習用にと、それぞれ粘って撮れる生物です。

本種の特徴などは、 こちら を、どうぞ。

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コケギンポ属の一種

本日、観察報告させて頂く生物は、まだ正式な学名が付けられていない未記載種と
思われます。

未記載種でも色々なところで紹介されている場合は、ウンチクをたらたらとここに
書けますが、今回の場合はあまり紹介されていない生物なので、自分で見た時の
印象しか書けません。

なので、こんな場合は滅多に撮らない綺麗めな写真撮って誤魔化します。

kokeginpoSp 20100626a.jpg

       kokeginpoSp 20100626b.jpg

コケギンポ属の一種  学名 Neoclinus sp
 スズキ目 / コケギンポ科 / コケギンポ属

撮影 2010年6月:柏島 後浜 水深-7m 大きさ不明 

自分がいつも柏島でお世話になってる AQUAS さんで、「レモンちゃん」と呼ばれている
コケギンポ属の生物です。
すぐ近くに、よく似たオレンジ色の ハダカコケギンポ が居ますが、それとも種が異なる様で
現在、確認中らしいです。

kokeginpoSp 20100626c.jpg

いつもなら、こんな感じの写真を使って観察報告をさせていただいておりますが、
今回は撮しながら「ブログに書けれるウンチクがあんまりないな~」と思っていて、
偶には綺麗めに写真撮ってみるかと、最初の写真を撮ってみました。

いつもは地味な写真での観察報告ばかりですが、偶にはこんな綺麗めな写真での
報告も良いですね。

コケギンポ その2

この半年位でしょうか、世界の衝撃映像的なスペシャル番組が沢さん放送されていて
確かに面白くは有りますが、いかにも安上がり的な番組仕上がりを素人の自分でさえ
感じてしまいます。

昔で言えば今の時期は、他局の新番組つぶし目的でのスペシャル番組で賑あっていた
のに、昨今の世界的不況の中ではやはりTV業界も不況の様でして、他にはお笑い系の
特番や、旅系の特番などのいかにも制作費が安そうな特番ばかり目立っておりますが、
NHKだけは自然現象物や、ドキュメンタリー物、歴史物などの時間をかけて作られた
凝った作りの番組が多くて、やはりNHKと思ってしまいます。

でもそんなNHKでさえ最近は番組制作費が減少しているそうで、生物の生態行動や
自然現象等の、時間とお金をたっぷり掛けないと作れない様な番組が減らない事を
祈るばかりです。

コケギンポ 20100328b 
コケギンポ  学名 Neoclinus bryope
 スズキ目 / コケギンポ科 / コケギンポ属

撮影 2010年3月:紀伊大島須江 内浦 水深 -12m 大きさ50mmぐらい 
生息域 北海道南西以南の日本海沿岸、千葉県勝浦以南の太平洋岸、
      小笠原を除く種子島、屋久島以北の南日本、およびカリフォルニア。

比較的に浅い水深の珊瑚礁域や岩礁域の岩穴や、イバラカンザシのいなくなった
棲管(穴)等に棲んでおります。
本種の特徴は、頭頂部に皮弁が無く、眼の上に3本の枝状に伸びた皮弁が有る事、
また背鰭前方部に眼状斑がある事、鰓蓋の上部に黒色班が無い事です。

でもほとんど顔だけ出して鰓から下が隠れている本種なので、海の中での識別は
頭頂部に皮弁が無く、眼の上に枝状に伸びた皮弁が3本有る事の確認ぐらいです。

コケギンポ 20100328c

今回の写真はたまたま全身が外に出ていますが、常日頃は穴から顔だけ出してる
だけで、廻りの様子を伺いながら、小さな甲殻類等のえさが流れてくると伸び上がって
補食したり、時には穴から外に出て捕食します。
また、なわばり意識が非常に強く、他の生物などの侵入者は容赦なく追い払います。

コケギンポ 20100111aコケギンポ 20100111c
撮影 2010年1月:紀伊大島須江 内浦 水深 -9m 大きさ不明 

過去の 本種 の報告は、こちらをクリツクしてください。

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