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ベラ科 Archive

カンムリベラの幼魚 その2(前期タイプ)

  • Posted by: manboon
  • 2012年1月23日 01:29
  • ベラ科

自分のダイビングコンピューターはタイムアラームを60分にしておりますが、60分で鳴って
から、今まであと10分は潜れるなとか、あと20分は潜れるなとかの判断するアラームにして
おりましたが、よ~く考えると最近70分以下のダイビングはほぼ有りませんので、今年から
タイムアラームを70分に変えてみました。

今の所は上手く当てはまっておりますが、相乗りボートでは問題かも知れません。

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カンムリベラの幼魚(後期タイプ)  学名 Coris aygula

 スズキ目 / ベラ科 / カンムリベラ属

撮影 2011年10月:紀伊大島須江 内浦ビーチ 水深-4m 大きさ50mmぐらい
英名 Clown wrasse
生息域 小笠原諸島、相模湾以南 ~ インド洋、ハワイ諸島をのぞく中部西部太平洋域など。

珊瑚礁域や岩礁域、またはその周辺の砂磯底域に生息しております。
幼魚の頃の体色は全体が白色で、体の前半分は小さな黒斑が複数点在しており、胸鰭から
後には背部に赤色の鞍状の大きな斑紋が2個、背鰭には黒色の大きな眼状斑が2個あります。

今回の観察報告に使用させて頂いた写真は、体の後半分が暗褐色に変色したステージにて、
一般的に幼魚と呼ばれているタイプは、体の後半分も白いままの下の写真の色彩になります。

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さてこの個体は、今回の写真を撮影した今シーズンの内浦ビーチのオープン以来、今でも
同じ場所でず~っと生息しております。
約一年ちょっと前に本種の 幼魚の後期タイプ の姿を報告しておりますが、本日の前期の姿の
体側面の後半分が褐色に変化していきます。
このまま行けば、今シーズンの内浦ビーチの終わり頃には後期タイプへと色彩変化をするかも
知れず、楽しみにしております。

その後、成魚の色彩へと変化していく訳ですが、やはり過去に撮したストックを捜してみても
成魚の写真はありませんでした。
なので次回、南の島へ行った時には忘れずに撮ってこようと思います。

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ムナテンベラ その2

  • Posted by: manboon
  • 2012年1月 7日 00:13
  • ベラ科

残念な事に愛知県は、2010年交通事故死者数全国1位でした。

毎年お正月に書いている事ですが、大晦日の夜から三ケ日にかけて熱田神宮の東側の
国道19号線は、初詣の参拝者の一部の馬鹿な輩達の路駐で南方面行きの片側5車線の
道路の内、左側2車線がつぶれてしまいます。
通勤時に走行する自分が走りたい左折用の左端車線は勿論の事、その隣の車線も路駐
されてますので、仕方なく真ん中の車線を走行し熱田神宮の南西角の交差点で1号線に
左折しようとしますが、更に真ん中の車線から突然左に駐車しようとする輩もいたり、
また路駐してる車から何人も道路上で乗り降りしますから、そんな輩を間違って跳ねて
しまっても罪になってしまう事から、結局、左から4番目を走行して左折をしなくては
なりません。

今まで何度と愛知県警に訴えてますが、自宅前に15分駐車した自分は検挙するくせに
そう言う輩は一向に駐車違反で検挙しません。
どう見ても、そんな輩の駐車違反の方が悪質に思えますし、不公平な事を平然と行う
愛知県警には頭に来ております。
そんな事やってるから、交通事故死者数が全国一の不名誉な県警なんだと思ってたら
案の定、年末の大晦日にそんな輩同士で交通事故が発生しておりました。

愛知県警は駄目でも、熱田神宮さんの神様はちゃんと見てくれている様ですね。

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ムナテンベラ   学名 Halichoeres melanochir
 スズキ目 / ベラ科 / キュウセン属

撮影 2011年10月:沖縄本島 真栄田岬 水深-10m 大きさ100mmぐらい
英名 Black wrasse
生息域 南日本の大平洋側以南 ~ 琉球列島、西部太平洋の熱帯域、東インド洋域など。

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撮影 2011年11月:紀伊大島須江 内浦 水深-13m 大きさ40mmぐらい

生息域に伊豆や南紀がありますが、観察できるのはほとんど幼魚です。
しかしやはり沖縄、成魚サイズがイトも簡単に観察できました。

よく見ると幼魚の紺色から茶褐色へと、じわじわ変色している様でしてストロボの光が
キチッと当たらないと、幼魚っぽい紺色に撮れてしまう様に思えました。
何事も経験ですね。

本種の特徴など詳しい報告は、 こちら を、どうぞ。

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オハグロベラの幼魚

  • Posted by: manboon
  • 2011年12月23日 01:01
  • ベラ科

予定では今週末は今年最後の柏島遠征でしたが、海は荒れあれの天気予報から
せっかく出かけても潜れないかもと言う事で、残念ながら中止になりました。

北西の風予測と言う事で、潜られるポイントは限られそうですね。

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オハグロベラの幼魚  学名 Pteragogus aurigarius
 スズキ目 / ベラ科 / オハグロベラ属

撮影 2010年12月:大瀬崎 先端 水深-12m 大きさ約40mm 
生息域 青森県以南の太平洋岸、日本海岸 ~ 九州、朝鮮半島、台湾、中国など

比較的に浅い水深の内湾の岩礁域や、沿岸の藻場に単独で生息しており、夜間は
岩陰や海藻類の根元で休みます。
雌雄ともに体高はやや高く紡錘形をしており、雄の体地色は黒色にて頬部に黄色の
不規則な帯が入り、体側面の各鱗が黄色で縁取られ黒斑模様の様に見えます。
また雌の体地色は赤みがかった橙色にて、頬部には赤色の横線が有り、各鰭には
不規則な白色の帯模様が入ります。

雌雄共に背鰭棘数は9本にて、雌から雄に性転換する時にだけ背鰭の第1、第2棘が
伸長します。

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アカニジベラ

  • Posted by: manboon
  • 2011年11月30日 23:58
  • ベラ科

以前にも書いたことがありますが、昔、子供達が小さい頃にわが家が住んでいた
愛知県県営住宅が、現在の建物を取り壊して建て替える工事を進めており、今の
わが家の向かいの建物も近々に壊されるようで、住まれている方達の引っ越しが
秋口から進んでおります。

ここ最近の土日は引っ越し業者のトラックでいっぱいですが、引っ越しされた後に
放置されていくゴミが問題です。
さすがに生ゴミではありませんので衛生面では問題ありませんが、道路の隅に
名古屋市指定のゴミ袋に入った大きなゴミを捨てて引っ越されて行くのはどうかと
気にもされないんでしょうかね~?

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アカニジベラ   学名 Halichoeres margaritaceus
 スズキ目 / ベラ科 / キュウセン属

撮影 2011年10月:沖縄本島 砂辺 水深-8m 大きさ200mmぐらい
生息域 小笠原諸島、相模湾以南 ~ 東インド洋、中西部太平洋など。

岩礁域や珊瑚礁域の浅い水深、藻場、岩礁や珊瑚の周辺に生息しております。
体色の色彩は、ホホワキュウセンや、イナズマベラによく似ておりますが、眼の下の
頬部にある赤色の縦帯がほぼ直線状で有る事で本種と識別が可能です。
尚、ホホワキュウセンは、この直線状の帯がわっか状である事で
識別が出来ます。

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イラの幼魚 その3

  • Posted by: manboon
  • 2011年11月22日 00:50
  • ベラ科

愛知県警では毎月0の日を交通事故0の日と呼んでいて、10日と20日、30日の午前7時頃~
9時頃の時間帯に名古屋市内の大きめの交差点では警察官が立ち、交通誘導を行います。

そんな中、自分の通勤路で左折する交差点のひとつが、日頃は通行人が多く横断歩道が
赤色になっても渡る人が絶えず、いつも1回の青信号で2台位しか通過できずに交通渋滞を
起こす原因となってますが、0の日は警察官が笛を鳴らして横断者を制御してくれている
おかげで、渋滞が減少します。

一般的に0の日は、交差点に警察官が立つから黄信号で通過する輩の車が減って渋滞すると
言われがちですが、横断歩道の赤信号を無視する歩行者や自転車の方が減り、実は反対に
渋滞が減っていると自分は思っております。

と言うことで先日の20日、快適な通勤かと思ったら日曜日にて普通にガラガラ。
なんか損した気分でした。

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イラ 学名 Choerodon azurio
 スズキ目 / ベラ科 / イラ属

撮影 2011年11月: 紀伊大島須江 内浦ビーチ 水深-21m 大きさ20mmぐらい 
英名 Scarbreast tuskfish
生息域 南日本、朝鮮半島南岸、台湾、シナ海など。

毎年この季節、内浦ビーチではこのサイズの幼魚がチラチラ観察できます。
あちらこちらの捨てられた網かご、瓦礫、海草などに隠れるように単独でいる姿が
みられます。

成魚とは似ても似つかぬ姿ですが、どう見てもこの姿の方が可愛い。

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と思っていたら、こんな風に人目をはばからず・・・してたり。

本種の特徴、性質などの詳しい情報は、 こちら を、参照願います。

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オニベラ ( 雄相 )

  • Posted by: manboon
  • 2011年10月24日 23:48
  • ベラ科

最近ちょっとベラネタが少ないので、チョイだめ写真ですが採用させていただきます。

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オニベラ ( 雄相 )   学名 Stethojulis trilineata
スズキ目 / ベラ科 / カミナリベラ属

撮影 2011年10月: 沖縄本島 砂辺 水深-3m 大きさ200mmぐらい
英名 Fourline wrasse
生息域 八丈島、和歌山県以南 ~ 西部・南太平洋域、インド洋域など。

水深が5m位までの岩礁域や珊瑚礁域に生息しております。
雄の体側面には長さの異なる水色の縦帯が4本入り、背鰭は赤色で頭部から胸鰭まで
橙色な事などが特徴にて、雌相は上半身は薄緑色で細かな網目模様があり下半身は
黒色の斑点が散在します。

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ちょっと今イチの写真ばかりですが、105mmのマクロレンズで取る限りはこの程度で
限界と思って報告させていただきました。
串本辺りでは幼魚や雌相は偶に見かけますが、雄は自分だけかも知れませんが見た事が
ありません。

本種は波、潮の影響の受けやすい浅い水深で、凄く速いスピードで動きまくりますので
ファインダーを覗きっばなしで泳いで追いかけ回して撮る感じでした。
ダイビングショップのオープンウォーターダイバー講習の広告などで、「泳げなくても
大丈夫」とかのキャッチコピーをよく見ますが、泳げない方にはベラ撮影はムリ!と
思い知らせてくれたベラでした。

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ツユベラの幼魚

  • Posted by: manboon
  • 2011年9月30日 23:36
  • ベラ科

先日来、自宅の小さな裏庭にコオロギが住み着いており、鳴き声が聞こえます。
自分がいつも居る部屋は裏庭に面した窓があるので、いつも鳴き声が聞こえてきます。
夜、帰宅してから寝る時でも、翌朝起きても、いつも鳴いてます。
仕事に出かけて帰宅してみると、まだ鳴いてます。
いったい、いつ寝てるんでしょうね。

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ツユベラの幼魚  学名 Coris gaimard

 スズキ目 / ベラ科 / カンムリベラ属

撮影 2011年8月:串本 串本DP前ビーチ 水深-5m 大きさ30mmぐらい
英名 Gaimard's wrasse
生息域 相模湾以南 ~ 太平洋域、インド洋域など。

水深が10m位までの礁斜面や礁池や礁湖等で潮通しの良いところに生息しております。
背鰭の第一棘は伸長し、幼魚の体色は全身が濃橙色にて黒縁取られた白色の太い横帯が
5本入ります。

基本的に成魚は、雌に比べ雄は体側面に白色横帯が入る違いは有りますが、体地色は
濃青色~濃緑色にて鮮やかな青色の斑点が無数に散在していて、尾鰭の後半部は黄色。
顔部には眼を中心として濃い緑色の縦帯が斜めに数本入ります。

tuyubera20100904a.jpgtuyuberaYG20100904b.jpg
写真左:大きさ200mm、右:大きさ80mm、共に2010年9月柏島にて撮影。

有る一定の大きさまで成長すると、幼魚の色彩から成魚の色彩へと変化をする海水魚が
多い中、本種は色彩変化する大きさに個体差が大きくて、成魚サイズでも体色は幼魚の
ままの個体を観察します。

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ホシテンスの幼魚 その3

  • Posted by: manboon
  • 2011年9月13日 00:55
  • ベラ科

経済産業大臣に枝野前官房長官が就任された事で、野党各党が「前管政権の官房長官が
前政権の失態に対する責任をまだ明確にしてないのに、ウンヌンカンヌン」と発言して
おりますが、そんな小さな事で国会を空転させる事事態が、日本国の政治を止めている
原因の一つと考えているのか。

決して自分は民主党が好きでは有りませんが、いい加減に現在の日本国の国難に対して
各党が力を合わせて立ち向かわない姿勢に憤慨します。

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ホシテンスの幼魚  学名 Iniistius pavo

 スズキ目 / ベラ科 / テンス属

撮影 2011年9月:串本 グラスワールド 水深-18m 大きさ約30mm
英名 Peacock razorfish
生息域 駿河湾、高知県以南 ~ インド洋、太平洋など

珊瑚礁域や岩礁域の、潮通しの良い砂底に棲息しております。
幼魚の頃の体色は黒色や茶色、薄茶色等の単色ですが、成長するにつれ体色が乳白色に
変化し赤茶色の横帯が明確になり、成魚まで育つとこの横帯は薄くなります。
成魚の特徴は体側面の胸鰭の上部あたりに黒色斑紋がある事や、眼から後下方向に2本、
体側面には3~4本の幅広の暗色横帯がある事等が特徴です。 

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近似種の テンス とは、 テンス が写真の赤色の線で囲った辺りの、背鰭の第2棘と第3棘の
間が鰭膜で繋がっている事、 ホシテンス は反対に繋がらない事で識別が可能です。

過去の本種の報告は、 こちら を、どうぞ。

ノドグロベラ その2(幼魚)

  • Posted by: manboon
  • 2011年8月27日 01:09
  • ベラ科

実はここ半年ぐらい愛用していた、家飲み用のガラスコップが一週間ほど前に割れて
しまいました。
なので昨日の仕事帰りに新しいのを購入し使い始めて、たった2杯目に倒してしまい、
何と角が欠け、ヒビが入ってしまいました。

形ある物はいつかは壊れるとは言いますが、何とも早すぎます。

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ノドグロベラの幼魚  学名 Macropharyngodon meleagris
 スズキ目 / ベラ科 / ノドグロベラ属

撮影 2011年8月:串本 串本DP前ビーチ 水深-5m 大きさ20mmぐらい
英名 Leopard wrasse
生息域 小笠原諸島、伊豆諸島、和歌山県以南 ~ 中部太平洋域など。

珊瑚礁域や岩礁域の砂礫底域など、比較的に浅い水深に生息しております。
幼魚の頃の体地色は薄く黄色かがった白色にて、全身に赤色と赤茶色の小斑紋が散在し、
背鰭と臀鰭の後部に黒色の眼上斑があります。
その後、成長と共に体色は変化し、若魚や雌は緑地に黒点が網目模様に密に並ぶ様な
色彩となり、雄は青緑色に緑色の模様の色彩になります。

日中は流れに漂っているかの様にフラ~、フラ~っと泳いでおりますが夜間は砂の中に
潜って眠り、主に甲殻類やゴカイなどの底性小動物を食べております。

        nodoguroberaYg 20110821b.jpg

nodoguroberaYg 20110821e.jpg

本種を写すには、撮影スキル以前に中性浮力です。
とにかくファインダー越しに本種を捕らえて追いかけまくり、ひたすら泳ぐと言うよりも
本種に合わせて漂いながら撮りまくります。
そして、偶然の一発を狙うしかありません。
決してベラやスズメダイの様に一瞬だけでも全鰭全開で立ち止まることは無く、常に体を
くねらせて

過去の本種の報告は、 こちら を、どうぞ。

カノコベラの幼魚

  • Posted by: manboon
  • 2011年8月11日 01:24
  • ベラ科

以前は小中学生が夏休みの頃になると、" 夏休みまんが祭り " とかのタイトルで午前中に
1時間30分ぐらいのアニメ番組を放送してましたが、最近はそう言った傾向が無い様に
思えます。

以前と違ってケーブルTVやCS放送が普及し、終日アニメチャンネルとかでアニメの
放送がされてますし、これも時代の変化なんでしょうね。

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カノコベラの幼魚   学名 Halichoeres marginatus
 スズキ目 / ベラ科 / キュウセン属

撮影 2011年8月:柏島 水深-9m 大きさ30mmぐらい
英名 Dusky wrasse
生息域 和歌山県以南 ~ 中部太平洋域、東インド洋域など。

比較的に浅い水深の岩礁域や珊瑚礁域にて、内湾の礁湖や礁池の砂底に生息して
おります。
幼魚の頃の体地色は黒色にて、全身に白色の太めの縦帯と切れ目がちな細めの
縦線が走り、背鰭に大きな眼状斑がひとつ入ります。
成魚の色彩は幼魚とは大きく異なり、雄は緑色の体地色で頭部にのみ不規則な
縦帯が入り、雌は濃茶色の体地色にて全身に細い縦線が入ります。

幼魚の頃の近似種である ムナテンベラの幼魚 は、体地色が濃青色にて胸びれが
橙色である事などで識別が可能です。

キツネベラ

  • Posted by: manboon
  • 2011年7月 9日 23:33
  • ベラ科

スマホをお使いの方ならご存じかと思いますが、スマホでラジオ番組が聴ける " Raziko " と
言うアプリが有ります。
ラジオ好きな自分としては事務仕事中にこれは便利と利用させて頂いておりますが、実際の
放送とはインターネット特有の特性状からなのか、2~3分のタイムラグがあり偶にに本物の
ラジオ放送と被ったりすると、どちらがジャストタイムの放送なのか戸惑ったりします。
特にNEWS速報なんかが・・・。

便利になったら、便利になったなりのとても贅沢な苦情とは思うんですが、このタイムラグ、
何とかなりませんかね。

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キツネベラ  Bodianus bilunulatus
 スズキ目 / ベラ科 / タキベラ属

撮影 2010年6月:柏島 レッドロック 水深-36m 大きさ約150mmぐらい
英名 Saddleback hogfish
生息域 小笠原諸島、和歌山県以南、インド洋、西部太平洋、ハワイ、
      南太平洋など

幼魚の頃は背鰭後半部、臀鰭から尾柄部にかけて幅広の横帯状となっている黒色の
色斑ですが、今回の写真の様なステージでは大きな楕円状の黒色斑へと形が変化し、
更に老成すると、この黒色斑は消えてしまいます。

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実は本当は、今回の個体を撮影中、ずっと何ベラか判らず撮ってました。
形状から言ってベラで有る事は間違いないと思っていましたが、何と言う名前の
ベラかは判らず、とりあえず変わった色彩のベラを見つけたから撮っておこうと。
後から図鑑で本種と判り、びっくりです。
過去に何度も 幼魚 を撮っているに、成魚がこんな色彩だったとは。
まだまだ勉強不足ですね。

本種の幼魚や特徴など詳しい報告は、 こちら を、どうぞ。

アクシルスポットラスの幼魚

  • Posted by: manboon
  • 2011年6月20日 13:52
  • ベラ科

機能の高知遠征からの帰り道は、松山道が事故渋滞などでいつもよりも
1時間ほど遅い帰宅になりました。
なので、本日も昼休憩を利用してチャチャッと書かせていただきました。

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アクシルスポットラスの幼魚   学名 Halichoeres podostigma
 スズキ目 / ベラ科 / キュウセン属

撮影 2011年2月:フィリピン・マクタン島 コンチキビーチ 水深-5m 大きさ40mmぐらい
英名 Axil spot wrasse
生息域 フィリピン、インドネシア、ボルネオ島北部など。

水深が25m位までの珊瑚礁域にて、礁斜面の上部から内域平坦部にかけて
藻場や珊瑚瓦礫や岩塊まじりの砂域などに生息しております。
成魚の体色は頭部と腹部前部と尾柄部以外は黒色にて、腹鰭の基部に黒色の
帯が入り雄の頭部は緑色気味で雌は薄いピンク色をしております。
また幼魚は、胸びれから尾鰭にかけ緑色をしております。

axilspotwrasse 20110218a.jpgaxilspotwrasse 20110218b.jpg

今年初めて潜ったマクタン島では、ともかく南の島にしか生息していない
知ってる生物と、見た事無い生物を撮りまくって後から調べれば良いかと、
ガイドさんはビーチダイビングでは無しでひたすら撮りまくってました。
なので、もう4ヶ月も経ってからやっと何かか判明し、観察報告をしてる
事が有る次第なんです。

今回の様な地域固有種ですと、日本で発刊されてる図鑑や文献、Web等に
あまり載っていなくて、本日のように時間が無くチャチャッと書く時には、
手抜きでは有りませんが調べられる資料に限度があって良いかと。
適当に書いてて、申し訳ございません。

セジロノドグロベラの幼魚 その2

  • Posted by: manboon
  • 2011年6月 1日 07:09
  • ベラ科

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セジロノドグロベラの幼魚  学名 mcropharyngodon negrosensis
 スズキ目 / ベラ科 / ノドグロベラ属

撮影 2011年5月:柏島 後浜 水深-16m 大きさ5mmぐらい
英名 BLACK WRASSE
生息域 千葉県以南 ~ インド洋、西部太平洋域、ハワイ、南太平洋域など

本種の情報は、 こちら を、参照願います。

シロタスキベラの幼魚

  • Posted by: manboon
  • 2011年5月25日 02:23
  • ベラ科

急遽、弊社の諸事情にて当面の間、自分の休日は毎月8日の匡平の日と冠婚葬祭を
除いて全て無しとなりました。
昨今の社会情勢において仕事が無いよりはマシとは思いますが、休日無しは体調の
事よりも、観察報告ネタが途切れそうで辛いです。

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シロタスキベラの幼魚   学名 Hologymnosus doliatus
 スズキ目 / ベラ科 / シロタスキベラ属

撮影 2011年5月:柏島 後浜 水深-7m 大きさ15mmぐらい
英名 Candy cane Wrasse 
生息域 小笠原諸島、相模湾以南 ~ 西部太平洋域、インド洋など。

岩礁域や珊瑚礁域の、浅い水深の礁湖や40m位までの砂礫底に生息しております。
幼魚の頃は体地色はシルバーっぽい白色にて、吻端から眼の上端を通り尾鰭軟条の
付け根まで伸びる1本の白色縦帯と、眼の下端から尾鰭軟条の付け根までと、吻端から
眼の中央を通って胸鰭の基部まで、眼の上端から胸鰭の基部の上あたりまで伸びる
合計3本の橙色の縦帯があります。

成魚になると色彩は大きく変化し、雄は緑色の体地色、雌は白っぽい体地色にて、
それぞれ体側面には複数の横帯が等間隔に並びます。

また本種は、緊急時や夜間の就寝時には砂の中に潜ります。

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shirotasukiberaYg 20110520b.jpg

今回撮影した柏島に関わらず、これからの季節は本種の幼魚を串本でもよく観察し
だします。

幼魚に関わらず成魚もチラホラ観察出来ますが、色彩が地味で幼魚みたいに艶やかで
なくなってしまっているので、残念ながらいつもスルーしてしまってます。
本当は色彩の異なる成魚の雌雄の写真も載せて、比較できる報告をしたいところですが
残念ながら成魚の雌雄の写真がありませんので、後日別途報告させて頂くことに
させていただきます。

ニシキキュウセン

  • Posted by: manboon
  • 2011年5月11日 01:57
  • ベラ科

今年のGWに入った頃から、毎日、当ブログの公開アップがスムーズに行かなくなって
しまいました。
症状としては公開しようと保存すると、公開状態になる前にエラーメッセージが表示されて
作成ページ上では公開状態に変わっていても、一般的には公開されておりません。

原因はカテゴリ数を増やしすぎた為にて、公開保存中に全てのデータを再構築してしまうと
言う当ブログの基本ソフトの " movabletype " の欠点にハマッテしまいました。

結局、何とか別の方法で今は公開してますが、スムーズにする為に、先日よりカテゴリから
属を全て消去し科別のカテゴリへと変更しており、今は更に観察地域のカテゴリをボチボチと
消していく作業をしております。

なのでもしも今後、観察地域別に観られたい時は、お手数ですが検索欄のKeyword に
地域名を入力して検索願います。

nishikikyuusen 20101113a.jpg
nishikikyuusen 20101113b.jpg
ニシキキュウセン ( 雌 )   学名 Halichoeres biocellatus
 スズキ目 / ベラ科 / キュウセン属

撮影 2010年11月:柏島 後浜 水深-8m 大きさ80mmぐらい
英名 Twospot wrasse
生息域 八丈島、伊豆半島以南 ~ 西部太平洋など。

比較的に浅い水深の岩礁域や、珊瑚礁域周辺の砂底に生息しております。
写真上は雌にて、幼魚(下の写真)と共に明茶色と白色の縦縞模様にて背鰭に黒色斑が
2個入ります。
また雄の体地色は明緑色にて不変則な赤色の縦縞が入り、後ろ半分は紺色に近い
深緑色をしております。

nishikikyuusenYg 20110326a.jpg
撮影 2011年3月:串本 串本DP前ビーチ 水深-5m 大きさ40mmぐらい

いつも、出来る限り毎日異なる科の生物を報告しようと考えます。
そろそろベラ科の生物の報告かと思いましたが、最近、ベラ科の写真を撮っていない事に
気づき、ちょっと前の写真での報告になってしまいました。

本当は全く撮ってない訳では無いのですが、基本的に同一生物の一年以内の報告は
しない様にしていますので、なかなか難しいんです。
例えばウミウシなんかで言うと、この一年間に報告した種の新しい写真は20種以上も
撮っておりますが、全く使っておりません。
もっと幅広い種の生物の撮影を心がけていかないと、駄目なようです。

クマドリキュウセン

  • Posted by: manboon
  • 2011年3月25日 00:21
  • ベラ科

先日のダイビング時にはドライスーツの完全水没のせいですっかり忘れておりましたが、
2灯あるストロボのZ240のひとつが、ダイビング中に何故か消えておりました。

今週末の準備をしていてふとその事を思い出して、テスト発光を試みたところ、やはり
電源は入りますが発光をしません。
よく見ると、かすかに水滴の様な物がある様にも見えます。

思えば既に500本以上使用していて、接点不良などで一つは2回も修理しているのに、
こっちは一度も壊れたことも無く、そろそろそんな支障が出てきても不思議では無いの
かも知れませんが。

とりあえず今週末は久々にZ220を使って撮してみますが、Z220はTTLが効かないので、
スーパーマクロの撮影の露出調整に悩みそうです。

kumadorikyuusen 20110218a.jpg
クマドリキュウセン   学名 Halichoeres argus
 スズキ目 / ベラ科 / キュウセン属

撮影 2011年2月:フィリピン・マクタン島 コンチキビーチ 水深-5m 大きさ100mmぐらい
英名 Argus wrasse
生息域 琉球列島以南 ~ 西部太平洋域、東インド洋など。

珊瑚礁域にて、水深が5m程度の岩塊や珊瑚などが混じる内湾の藻場などでハーレムを
形成して棲息しております。
体地色は明緑色にて雄の頭部には橙色の不規則な帯が入り、体側面は明緑色の斑点が
橙色に囲まれる様な模様になります。
また雌の場合は、目より前の吻部が暗色になり、体側面は網目模様になります。

kumadorikyuusen 20110218b.jpgkumadorikyuusen 20110218c.jpg

今回のマクタン遠征は初めての事とあり、飛行機の重量制限に慣れて無く、穏便にと
105mmのマクロレンズのみに絞って潜ってましたが、やはりこの手の大きめのベラを
撮るには不適切。
今回の写真はそれ故、全ていまいちの写真で申し訳ございません。

フィリピン航空の要領は大体解りましたので、次回の遠征時には60mmレンズも投入し
大型の生物もキチンとやっつけて参ります。

ラインスポットフラッシャーラス

  • Posted by: manboon
  • 2011年2月25日 21:42
  • ベラ科

今回のマクタン遠征は、どうせフィリピンなら見た事無い生物を撮るだけで時間がかかるし、
ヘタに日本に居る生物を紹介されて時間をロスするのが勿体ないと、全くガイド無しでの
全て一発勝負のダイビングでした。
なので生物情報もほとんど無かったのですが、やはり見た事無い生物がいっぱいて゜
生物好きには凄く面白いフィールドでした。

今日は、そんな知らない生物故の失敗報告です。

Linespot flasher 20110218a.jpg
ラインスポットフラッシャーラス  学名 Paracheilinus lineopunctatus
 スズキ目 / ベラ科 / クジャクベラ属

撮影 2011年2月:フィリピン・マクタン島 水深 -28m 大きさ約70mmぐらい
英名 Linespot flasher wrasse
生息域 沖縄、フィリピンなど

珊瑚礁域の潮通しの良い珊瑚片やガレ場などに、他のベラ科の生物達とグループを
形成し、生息しております。
背鰭の真ん中から後ろにかけて長く伸びる数多いフィラメント(棘条)にて、近似種の
クジャクベラ に比べてフィラメントの数は多く、また クジャクベラ では顔面、
及び、体側面に青紫色や青色の縦線が複数本入るのに対して、本種では青色や
濃赤色の細かな点が散在します。
更に婚姻色では本種は、体側面の赤色がより鮮明に、背鰭や背面部は青白く光って
いる様な色彩に変化しますので、より識別が容易になります。

Linespot flasher 20110218d.jpg

本当はこの右上のぼやけた画像の婚姻色を、きっちり撮りたかったんです。

Linespot flasher 20110218c.jpg

こちらはフィランメントの数も少なく、短く、まだ青年なんでしょうか?
何せ詳しい図鑑が手元になく、判りません。

Pink flasher 20110218a.jpg
クジャクベラ  学名 Paracheilinus carpenteri
撮影 2011年2月:フィリピン・マクタン島 水深 -28m 大きさ約50mmぐらい

こちらは クジャクベラ 、ちょっと他のベラに邪魔された写真ですが、顔面や体側面の模様の
違いがわかるかと思います。

でも本当は、本日報告の ラインスポットフラッシャーラスを撮った時は自分は海の中では
クジャクベラと思って撮していた位で、後から図鑑で調べて本種と判りました。
なにせ「こっちのクジャクの婚姻色って、えげつない色やな~っ」ともさえ思ってた位でして、
知らないって事は恐ろしいことですね~。

スジベラの幼魚

  • Posted by: manboon
  • 2011年2月10日 01:47
  • ベラ科

昨日アメリカの運輸省がトヨタ車の安全宣言を成されて、これを機に日本の各製造
メーカーの景気が回復するといいですね~。

特に自分が住む愛知県はトヨタ社による納税金額が高く、自分達の暮らしに関わって
いるかと思うと、大変嬉しい安全宣言でした。

sujibera 20110122a.jpg
スジベラ  学名 Coris dorsomacula
 スズキ目 / ベラ科 / カンムリベラ属

撮影 2011年1月:紀伊大島須江 内浦ビーチ 水深-12m 大きさ約60mm 
英名 Pale-barred coris
生息域 小笠原諸島、相模湾以南の南日本 ~ 西部太平洋域など。

岩礁域や珊瑚礁域にて、水深が10m~20m位の砂礫底にほぼ単独で棲息しています。
体形は細長く側扁していて、体色は環境面に影響されやすく様々な色彩のパターンが
観察されており、特に雌と幼魚はその傾向が強く表れます。
また雄に関しては、緑色や褐色の太い縦縞に白い横縞が入るパターンが多い様です。

sujibera 20110122c.jpg

sujibera 20110122f.jpg

実を言うと、本種か、そうじゃなくて別種かと悩んだ生物です。
特にすぐ上の画像の個体は、尾鰭の基部に暗色斑があり、ひょっとしたら別種かもと。

単なる色彩変異と思うんですが、こういう小さな疑問点って気になりますよね~。

クギベラ その2(雌)

  • Posted by: manboon
  • 2011年1月28日 00:36
  • ベラ科

あれまぁ~っ感じですが、愛知県からも鳥インフルエンザが発生してしまいました。

そのままでは人間に感染しなくても、豚とか他の動物に伝染すると人間にも感染する恐れが
あると言う事で多くの鶏が殺処分されてますが、直接なら感染しないのであれば、焼いた後に
食べては行けないんでしょうか?
ただの無知識な素人考えですが、NEWSを見ていて、ふとそう思ってしまいました。

まぁ、そう言う事が可能なのであれば、とっくにそうされてるんでしょうけどね。

kugibera 20101225d.jpg
クギベラ  学名 Gomphosus varius
 スズキ目 / ベラ科 / クギベラ属

撮影 2010年12月:紀伊大島須江 内浦ビーチ 水深-5m 大きさ50mmぐらい
英名 Bird wrasse
生息域 駿河湾以南 ~ 中部太平洋域、インド洋域など。

比較的浅い水深の珊瑚礁域や岩礁域にて、単独、もしくは他のベラ科の生物たちと
少数の群れを成して生息しております。

幼魚の頃の体地色は緑色で2本の黒い縦帯があり、その縦帯の間には1本の白くて
太い縦帯が走ります。
吻は幼魚の頃はとんがってる程度ですが、成長するに伴って吻端が前に伸長して
くちばしの様に尖ります。
また体色は雄は全身が青緑色に変化し、雌は体の前半分が白くて後半分が青緑色にて
くちばしの先端上部はオレンジ色に変化します。

今回観察した個体は、幼魚から成魚の雌への成長過程の色彩をしておりますが、
南紀では成魚はほぼ雌ばかりで、雄はあまりみかけません、

kugibera 20101225a.jpg

小さな甲殻類や、軟体動物、魚などを捕食する為、珊瑚の間をくちばしの様に伸びた
吻でチョコチョコとついばむ姿から、海外では " Bird wrasse(鳥ベラ) " などと呼ばれて
おります。

過去の本種の報告は、 こちら を、どうぞ。

ホンソメワケベラ

  • Posted by: manboon
  • 2011年1月 5日 23:55
  • ベラ科

北海道戸井港で水揚げされたクロマグロが、約3,200万円で初セリされたらしいですが
何とも縁起の良いお話で。
今年はこんな景気の良い話しの一年が続くといいですね~

honsomewakebera 20101218a.jpg

honsomewakebera 20101218b.jpg

ホンソメワケベラ  学名 Labroides dimidiatus
 スズキ目 / ベラ科 / ソメワケベラ属

撮影 2010年12月:紀伊大島須江 内浦 水深-4m 大きさ50mmぐらい  
英名 Bluestreak cleaner wrasse
生息域 千葉県以南 ~ 中、西部太平洋域、インド洋など。

岩礁域や珊瑚礁域の、比較的に浅い水深に生息しております。
臀鰭の棘が3本、唇が薄く上顎全部の犬歯状歯は2本などが特長にて、成魚の体色は
雌雄ほぼ同じで、体地色は白色にて吻端から尾鰭後端まで徐々に太くなりながら
伸びる黒色の縦帯がクリーナーフィッシュとして本種が他の大型種から認識される
特長と考えられおります。

但し、幼魚の頃の体色は異なり体地色は黒色にて、吻端から尾鰭後端まで蛍光色の
青色の縦帯が走ります。

honsomewakebera 20101218c.jpg
honsomewakebera 20101218d.jpg

本種は南紀では通年に渡って観察可能な生物ですが、今までまともに撮った事が
有りませんでした。
でも初めて撮ってみると、色んな構図がありそうで。
今年はちょっと本種をまじめに撮していこうと思います。

クジャクベラの幼魚 その2

  • Posted by: manboon
  • 2010年12月24日 01:05
  • ベラ科

ここ最近、ワンピースのアニメのDVDを観ております。
名古屋地区での放送時間が平日の夕方とあって、今まであまり観る機会がなくて、
週間少年ジャンプと単行本のコミックスでしか読んだ事が無かったのですが、
ふとしたきっかけで観ております。

想像していた通りアニメでは原作に色々味付けが増してあり、原作には無かった
小ストーリーがデコレートされていて、これはこれで面白くてはまっておりますが、
自分以上にワンピースが好きだった匡平が生きていれば、もっと二人してはまって
いたかも知れません。

kujakuberaYg 20101009a.jpg
クジャクベラの幼魚   学名 Paracheilinus carpenteri
 スズキ目 / ベラ科 / クジャクベラ属

撮影 2010年10月:紀伊大島 須江 内浦ビーチ 水深 -12m 大きさ約30mmぐらい
英名 Pink Flasher
生息域 伊豆大島、伊豆半島以南の太平洋熱帯域。

水深が20m以浅の潮通しの良い珊瑚礁域や、岩礁域のガレ場などに生息しております。
幼魚の頃の体色は濃桃色にて眼より下半分は光沢の有る白色、眼の上側に眉毛の様な
白いラインが入るのが特徴にて、小さな時ほど体側面に模様が無く、成長すると共に
眼の上の白いラインは薄れ、体側面に模様が出てきます。

kujakuberaYg 20101009b.jpg
撮影 2010年10月:紀伊大島 須江 内浦ビーチ 水深 -12m 大きさ約30mmぐらい

柏島では成魚が観察出来ますが、南紀で観察出来るのはほとんど幼魚までで、この
撮影地の紀伊大島須江の内浦ビーチでは、毎年、同じ場所で幼魚が観察できます。

kujakuberaYg 20101114f.jpg
撮影 2010年11月:紀伊大島 須江 内浦ビーチ 水深 -12m 大きさ約40mmぐらい

こちらは同じ個体を約一ヶ月後に撮した画像です。
体側面に模様が出始め、確実に成長しているようです。

そして更に一ヶ月後の先週末、成長具合を撮影しようと行ってみましたが残念ながら
見あたりません。
70mぐらい離れた所で、更に新たな小さな幼魚を見つけましたが、10月から観察してた
この個体は何処かに消えてしまいました。

短い期間でしたが、こういう定点観察は面白かったので、また違う個体で試してみます。

キスジキュウセン

  • Posted by: manboon
  • 2010年12月14日 00:55
  • ベラ科

今シーズンのリーガ・エスパニョーラ、やはりメッシとロナウドの得点争いになっております。
当代きっての両ストライカーの予想通りの争いに、世界中のサッカーファンは喜んでいると
思いますが、よくよく考えて見ると今年のワールドカップでは二人とも絶不調でした。

やはり、ワールドカップは別次元の大会なんでしょうね。

kisujikyuusenYg 20101205c.jpg
kisujikyuusenYg 20101204b.jpgkisujikyuusenYg 20101204a.jpg
キスジキュウセンの幼魚   学名 Halichoeres hartzfeldii
 スズキ目 / ベラ科 / キュウセン属

撮影 2010年12月:紀伊大島須江 内浦ビーチ 水深-10m 大きさ40mmぐらい
生息域 駿河湾以南 ~ 西部太平洋域など。

岩礁域や珊瑚礁域の、傾斜面や砂礫底に生息しております。
体地色は銀色にて幼魚の頃は、濃橙色の太い縦帯が吻端から眼を通り尾柄部までと、
背鰭基部にそれぞれあり、尾柄部に黒斑が有る事が特徴です。

幼魚の頃は イトベラ の幼魚と非常によく似ておりますが、臀鰭の軟条数が本種は11本で、
イトベラ は10本しかない事で識別が可能です。

kisujikyuusen 20101205c.jpg
kisujikyuusen 20101205d.jpgkisujikyuusen 20101205a.jpg

撮影 2010年12月:紀伊大島須江 内浦ビーチ 水深-13m 大きさ70mmぐらい

こちらは成魚です。
幼魚の頃は濃橙色だった縦帯が黄色に変色しており、この事から和名の"キスジ"が
付けられたそうです。

ムナテンベラの幼魚

  • Posted by: manboon
  • 2010年12月 7日 00:43
  • ベラ科

月曜日の昨日、毎週月曜日の恒例ながら少年ジャンプを購入し、匡平の仏壇に供えました。
よく見ると 2011年第1号。

ひとつひとつ、師走と言う言葉を実感させてくれる物事が増えておりますね~

munatenbera 20100727a.jpg

ムナテンベラの幼魚   学名 Halichoeres melanochir
 スズキ目 / ベラ科 / キュウセン属

撮影 2010年7月:柏島 水深-5m 大きさ30mmぐらい
英名 Black wrasse
生息域 南日本の大平洋側以南 ~ 琉球列島、西部太平洋の熱帯域、東インド洋域など。

水深が10m位までの浅い水深の岩礁域や、珊瑚礁域に生息しております。
若魚の体地色は濃青色にて、胸鰭の基部に黒色班が有り胸鰭が橙色なのが特長、幼魚の
頃は カノコベラの幼魚 よく似ておりますが、体地色と胸鰭の色の違いにて識別が出来ます。
キュウセン属としては珍しく、雄と雌の体色差が少ないことも本種の特長です。

munatenbera 20101204a.jpgmunatenbera 20101204b.jpg
撮影 2010年12月:紀伊大島須江 内浦ビーチ 水深-13m 大きさ50mmぐらい

munatenbera 20100926a.jpg
撮影 2010年9月:柏島 水深-7m 大きさ50mmぐらい

今年の7月に一番上の写真を写して以来、もう少し良い写真が撮れてから当ブログで報告を
させて貰おうと、この半年間はずう~っと本種を狙ってましたが、今回のブログに使っている
低スキルの写真ぐらいしか撮れませんでした。

年内に未だ数本潜るとは思いますが、まずは取り急ぎ報告させていただきました。


アヤタスキベラ

  • Posted by: manboon
  • 2010年11月29日 00:15
  • ベラ科

自分がメインで使用している携帯電話には万歩計の機能が付いていて、先週末の
2日間、設楽原と関ヶ原の合戦跡地を歩き回った結果は、25,584歩でした。
一日平均12,792歩と、車通勤の自分は日頃は3,000歩程の平均歩行数ですので、
2日間で、約8日分ぐらい歩いた結果になりました。

でも本当は健康の為には、毎日10,000歩位歩かないと行けないんでしょうね。
公共機関での通勤に変更したら、そのぐらい歩くんでしょうかね?

ayatasukibera 20101120b.jpg
アヤタスキベラ   学名 Hologymnosus rhodonotus
 スズキ目 / ベラ科 / シロタスキベラ属

撮影 2010年11月:柏島 勤崎 水深-30m 大きさ70mmぐらい
英名 Redbackring Wrasse 
生息域 伊豆諸島、伊豆半島、和歌山県、高知県、琉球列島 ~ 西部太平洋域など。

岩礁域や珊瑚礁域の、水深が30m以深に生息しております。
幼魚と写真の雌の頃は体型は砲弾形で、体地色は白色にて吻端から尾柄部にかけて
赤色の太い縦帯が特長にて、近似種の シロタスキベラ は赤色の縦帯が尾鰭まで
有ることで、本種との識別が出来ます。

成長すると雄に性転換し、体色は上半身が赤色、下半身は青く濃緑色の複数の横帯が
現れます。
アクアリストの方達のWebサイトを色々と見ていると、夜は砂の中に潜って眠っている様で、
ナイトダイビングでダイバーが観察するのは不可能な様ですね。

ayatasukibera 20101120a.jpg

ayatasukibera 20101120c.jpg

本種は成魚の水中での生態写真が未だ無いと思われております。
釣り人や漁師さんに釣り上げられた写真のデータを見ていると、水深が60mで釣られて
いる事もありましたから、決して深い水深だけが未撮影の要因では無い様に思われます。

もっとも自分が知らないだけで、何処かで既に成魚の水中での写真が撮られているかも
知れませんが。

カンムリベラの幼魚(後期タイプ)

  • Posted by: manboon
  • 2010年11月18日 00:55
  • ベラ科

よく家電製品の寿命は10年と言われてますが、確かに10年前の東海豪雨の災害にあって
買い直した家電製品が、今年になってから次々と壊れております。
匡平の部屋のエアコンに始まり、冷蔵庫に、長男の部屋のTVに、女房の部屋のTVと。
おかげで今年はエコポイント還元の申請を何度、郵送したことか。

このエコポイント、意外と大きな還元金額でして、自分がよく購入するデジタル家電製品も
対象であったらと思うと、残念な気持ちでたまりません。

kanmuriberaYg 20101113a.jpg

          kanmuriberaYg 20101113ba.jpg
カンムリベラの幼魚(後期タイプ)  学名 Coris aygula

 スズキ目 / ベラ科 / カンムリベラ属

撮影 2010年10月:串本 串本DP前ビーチ 水深-4m 大きさ60mmぐらい
英名 Clown wrasse
生息域 小笠原諸島、相模湾以南 ~ インド洋、ハワイ諸島をのぞく中部西部太平洋域など。

珊瑚礁域や岩礁域、またはその周辺の砂磯底域に生息しております。
幼魚の頃の体色は全体が白色で、体の前半分は小さな黒斑が複数点在しており、胸鰭から
後には背部に赤色の鞍状の大きな斑紋が2個、背鰭には黒色の大きな眼状斑が2個あります。

今回の観察報告に使用させて頂いた写真は、体の後半分が暗褐色に変色したステージにて、
一般的に幼魚と呼ばれているタイプは、体の後半分も白いままの下の写真の色彩になります。

kanmuribera 20090411a.jpg
撮影 2009年4月:柏島 勤崎 水深 -7m 大きさ約40mm

でもこのステージはどちらかと言うと4月~6月に串本や柏島でよく観察しており、今の季節では
本日に報告させていただく生物は、この夏頃に観察していた幼魚が育った姿かも
知れませんね。

ムナテンベラダマシの幼魚

  • Posted by: manboon
  • 2010年11月 5日 02:19
  • ベラ科

あっちゃあ~、やばいですね~ドラゴンズ。
後は今週、土、日の連勝に期待です。

昨日は久々に日付をまたいだ仕事になってしまい、やっとこの時間にブログアップです。

munatenberadamashiYg 20101022a.jpg

ムナテンベラダマシの幼魚  学名 Halichoeres prosopeion
 スズキ目 / ベラ科 / キュウセン属

撮影 2010年10月:沖縄本島 真栄田岬 水深-7m 大きさ約40mm 
生息域 沖縄県以南 ~ 西部太平洋域など

水深が浅い珊瑚礁域に、単独で生息しております。
成魚の体色は様々ですが、幼魚の頃は太めの黒色の縦縞が4本ありますが
成長すると共に消えていきます。

背鰭軟条部の前方に黒色斑があり、胸鰭が長くて白いのが特徴で、近似種の
ムナテンベラ は胸鰭の基部に黒班が有ることで識別が可能です。

munatenberadamashiYg 20101022b.jpgmunatenberadamashiYg 20101022c.jpg

と書いてます、実は今回の沖縄遠征で初めて本種を知りました。
生息域からするとやはり沖縄県以南と書いてありますから、今までパラオや
沖縄などで既に観察していたとは思いますが、眼に止まったのは初めてです。

学者さんやスーパーベテランダイバーさんと違って、自分の様な素人ダイバーは
潜る度に新たに生物を覚えて行く事が多く、同じ所で何度と潜っても、潜る度に
新発見があります。

たまにしか潜れない南の海は、そんな新発見が多くて楽しいですね。

ムスメベラ

  • Posted by: manboon
  • 2010年10月19日 01:05
  • ベラ科

全国的にはあまり大きなNEWSでは無いかもしれませんが、昨日より名古屋でCOP10
生物多様性条約第十回締約国会議が始まりました。

最も注目される議題は、先進国が途上国から薬効のある動植物や微生物などの遺伝資源を
適正に入手し、商品化による利益を還元する事で熱帯雨林を保全し、生物多様性の復活を
目指す国際ルール「ABS」の成立ですが、利益配分を巡って調整が難しい様です。

また生物全般の保全に対しては、遺伝子変換によるバイオ産業を促進しているアメリカは
反対の考え方で、はじめから参加してないのが残念です。

musumebera 20101015a.jpg
musumebera 20101015c.jpg
ムスメベラ  学名 Coris picta
 スズキ目 / ベラ科 / カンムリベラ属

撮影 2010年10月:柏島 レッドロック 水深-35m 大きさ約120mm 
英名 comb wrasse
生息域 千葉県以南の南日本、台湾、ニュージーランド、オーストラリア南東部など。

岩礁域や珊瑚礁域にて、水深が20m以深の岩礁周り砂礫底に生息しております。
体地色は白色にて、体側面の中央を吻端から眼の上を通って尾鰭まで黒色の太い
幅の縦帯が走り、その縦帯の尾鰭後縁は黄色になります。
また、頭頂部は赤色で背鰭の後縁まで背鰭の基部を通る上下が赤色で縁取られた
黒色の縦帯もあり、成熟した雄は体側面の縦帯と、その背鰭基部の縦帯が繋がって
背部全体が黒色になります。

また体側面の縦帯の縁は下側が櫛歯に似たギザギザになっている為,英名では
comb-fish(櫛の魚)とか、comb-wrasseなどと呼ばれております。

musumebera 20101015d.jpg

実は本種は春に大瀬崎で成魚を撮影して依頼、幼魚を撮影してから報告したいと
思ってましたが、なかなか撮り忘れる事が多く、とうとう成魚だけで観察報告を書いて
しまいました。

いつも潜る前には、今日はこの生物の幼魚と、この生物の成魚を撮るぞとか色々と
目的は立てているのですが、海の中に入ってしまうと色々な生物を観察している内に
目標は忘れてしまってるのが現実でして。
なのでひょっとしたら早い時期に、再び幼魚の観察報告を書くかも知れません。

トカラベラの幼魚

  • Posted by: manboon
  • 2010年9月27日 01:49
  • ベラ科

昨日の柏島からの帰り道、名古屋に戻って直ぐに串本へ出発する かじきあん の社長さんの
「今回は寄り道せずに、まっすぐ帰ります」との言葉を信じて、柏島を出発して直ぐにブログ
アップしましたが、気がつくと帰り道に丸亀インターで途中下車。
結局、丸亀で讃岐うどんを食べて丸亀城を観光して、再び、違うお店で讃岐うどんを食べて、
名古屋へ帰ってきました。
折角のブログネタを逃した感ですが、いつもながらファジーな、かじきツアーです。

さて先週末もグランパスは勝って首位独走、F-1では我がフェラーリはアロンゾが2戦連続の
ポール・トゥ・フィニッシュで優勝、4年振りのチャンピオンに大きく前進と良いことばかり
でしたが、野球は2位のタイガースにマジック点灯。

首位はドラゴンズなのに、ヘンテコな気分です。

tokaraberaYg 20100729a.jpg
トカラベラの幼魚  学名 Halichoeres hortulanus
 スズキ目 / ベラ科 / キュウセン属

撮影 2010年7月:柏島 後浜 水深-9m 大きさ約20mm 
英名 Checkerboard wrasse
生息域 小笠原諸島、伊豆諸島、和歌山県以南 ~ インド洋域、西部太平洋域など

岩礁域や水深の浅い珊瑚群落にて、幼魚の頃は水底近くをひらひらと流れ漂う様にして
単独で生息しています。
幼魚の頃の体色は体地色は白色で、体側面の眼の後部、真ん中辺りと尾柄部に黒色の
横帯があり、特に真ん中辺りの黒帯は大きく背鰭に黄色のリングがあります。
本日は写真で紹介しておりませんが、成魚は同じく白色の体地色に黒色の網目模様が
あり、頭部には橙色の縦縞と斑紋が現れ、背鰭と尾鰭は黄色に変わります。

tokaraberaYg 20100724g.jpg
tokaraberaYg 20100724a.jpgtokaraberaYg 20100724c.jpg
撮影 2010年7月:串本 串本DP前ビーチ 水深-5m 大きさ約20mm 

毎年GW当たりから夏にかけて、このステージの姿を串本や柏島で観察します。
スズメダイの幼魚は一定の動き方をしますから、パターンが判ると初めてあった時にじっくり
刺さればキチンとやっつけれたりしますが、ベラの幼魚はヘラヘラと漂いながら常に不変則で
トリッキーな動き方をしますので、そのシーズンで初めて会った時はラッキーな一発写真位で
大抵は敗北を喫しており、夏前になるとようやくやっつけたと思える写真が撮れます。

自分にとっては、本種はそんな生物のひとつです。
来年もきっと、そんな感じでいれれば楽しいな~と思います。

スミツキベラの幼魚

  • Posted by: manboon
  • 2010年9月14日 00:53
  • ベラ科

昨日の自分の観察報告を読んで頂いた方から、ご指摘を頂戴しました。
「グランパスの1位の事を書いてて、ドラゴンズの事は?」

そうでした、すっかり書き忘れてましたが、我がドラゴンズも ただ今 1位と躍進中。
でもどうしても、ここ数年間に日本シリーズで優勝したり、リーグ優勝を成しとげている
ドラゴンズよりも、Jリーグ発足以来、まだ一度もリーグ優勝が無いグランパスの方に
力が入ってしまいます。

sumitukibera 20100727a.jpg
スミツキベラの幼魚  学名Bodianus axillaris
 スズキ目 / ベラ科 / タキベラ属

撮影 2010年7月:柏島 民家下水深-7m 大きさ約20mmぐらい
英名 Coral hogfish
生息域 南日本の大平洋岸側、琉球列島 ~ 西部太平洋、東部インド洋の熱帯域など。

潮通しの良い岩礁域や珊瑚礁域にて、水深が10m程度の比較的に浅い水深に生息
しております。
幼魚の頃の体地色は黒色に近い茶褐色にて、体側面の背鰭と腹鰭側にそれぞれ3個、
尾鰭に2個、吻端に1個の大きな白斑がありますが、この白斑は成長するにしたがって、
薄くなっていきます。

成魚の体色は前部分が薄めの茶褐色に濃茶褐色の斑点が散在し、後半分は白地に
黄色の小さい斑点が散在しいていて、胸鰭の基部、背鰭後方、臀鰭に黒い斑点が
あります。

sumitukibera 20100727d.jpgsumitukibera 20100727c.jpg

近似種の ケサカケベラ は、幼魚の頃は斑紋が黄色い事、成魚は斜めに走る太い黒帯が
有る事などで、本種との区別が可能です。

クロヘリイトヒキベラ

  • Posted by: manboon
  • 2010年9月 3日 01:09
  • ベラ科

自分は毎月1日と2日の2日間は、基本的には弊社の各事業所を朝から終日巡回して廻り
一ヶ月分の提出書類の回収や、各事業所の外観や内観、セキュリテイなどのチェックを
行っております。

昨日もこの暑い中、途中でとある公園に寄ってトイレ休憩をしていたら、営業用の赤い
カブや黒いカブが次々とやってきては、皆さんヘルメットを脱いで、ネクタイを緩めて
木陰で休んでられてました。
自分はまだ車でエアコンかけて走り廻ってるからいいですが、バイクの方はこの暑い中
ヘルメット被って直射日光を浴びながら・・・大変でしょうね~

kuroheriitohikibera 20100727a.jpg
クロヘリイトヒキベラ   学名 Cirrhilabrus cyanopleura
 スズキ目 / ベラ科 / イトヒキベラ属

撮影 2010年7月:柏島 民家下 水深-30m 大きさ80mmぐらい
英名 Bluesided wrasse
生息域 駿河湾、和歌山県、高知県、奄美大島以南 ~ 西部太平洋域など。

水深が30mぐらいまでの、潮通しの良い岩礁域や珊瑚礁域にて、他のベラ達も混じり
複数のハーレムを形成して、中層を遊泳しながら生息しております。
雌性先熟の性転換を行うそうで、雄は腹鰭が細長く伸長し、繁殖期には青く輝きます。
成魚の色彩は体側面に黄斑を持つタイプと、持たないタイプ、またはその中間的な
タイプなど様々ですが、これは異なる種なのか同種なのか、研究者の方々のご尽力に
期待するところです。

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撮影 2007年9月:柏島 民家下 水深-30m 大きさ80mmぐらい

所変われば生息する生物も大きく変わりまして、沖縄地方では本種がイトヒキベラ属で
一番多い種らしく、自分個人の観察イメージとしてはパラオに生息している本種は国内に
生息している同種と比較して、泳ぐ速度が断然早いと思います。

決して赤色一色ではないので、3倍速いとは言いませんが・・・・

オビテンスモドキ

  • Posted by: manboon
  • 2010年8月23日 01:28
  • ベラ科

昨日は約1ヶ月振りに串本でビーチダイビングをしてきましたが、前回7月下旬には観察が
出来なかった、メガネ、ミヤコキセン、オジロ、ヒレナガ、ルリホシなどのスズメダイの
幼魚や、トノサマ、チョウハン、チョウチョウ、トゲチョウ、アゲボノ、ニセフウライ、フウライ、
ヤリカタギなどのチョウチョウウオの幼魚もいっぱいでした。

気がついたら2本のダイビングで合計195分も潜っていたほど楽しくて、今の季節の串本は
幼魚フェチにはたまらんです。

obitensumodoki 20100724e.jpg
オビテンスモドキの幼魚  学名 Novaculichthys taeniurus
 スズキ目 / ベラ科 / テンスモドキ属

撮影 2010年7月:串本 串本DP前ビーチ 水深-6m 大きさ約30mmぐらい
英名 Reindeer Wrasse
生息域 伊豆諸島、和歌山県以南の南日本 ~ 中、西部太平洋域、インド洋域など。

珊瑚礁域の浅い水深にて、珊瑚群落やその周辺の砂礫底域に単独で生息しております。
成長に伴って体型や体色が変化しますが、幼魚の頃は背鰭の第一棘と第二棘が長く
伸長しており、体色も海草や海藻などの色彩に併せて変化させ、ウネリや流れに合わせ
ゆらゆらと漂うようにして擬態しております。

obitensumodoki 20100724a.jpgobitensumodoki 20100724c.jpg

こんな風に比較的に速いスピードで漂ってますので、撮影が難しいです。

obitensumodoki 20100626b.jpg
撮影 2010年6月:柏島 民家下 水深-9m 大きさ約150mmぐらい

こちらし柏島で観察できた成魚。
ここまで大きくなると、海草などに擬態はしておりませんが、ゆらゆらと漂う様泳ぐ姿は
幼魚と変わりません。

自分は観察した事は無いのですが、本種は砂の砂底に珊瑚片を積み重ねて寝床を作る
そうです。
その珊瑚片を口で運んできて巣穴を作成している姿は、まるで小鳥が巣作りをする姿に
似ていて非常に可愛いそうですから、ぜひ見てみたいものですね。

ケサガケベラの幼魚

  • Posted by: manboon
  • 2010年8月10日 01:27
  • ベラ科

先月からWOWOWで「ザ・パシフィック」と言う第二次世界大戦時のアメリカ軍兵士の
大平洋戦線を描いたアメリカのTVドラマを放送されてます。
毎週日曜日の夜に放送されてますが、この日曜日の放送内容は戦時の戦いによって精神を
破壊された兵士を描かれた内容でした。

ベトナム戦争や湾岸戦争を描かれたドラマのいずれもそうですが、どの時代の戦争でも
上司の命令だけでなくその時代の世論からも、アメリカ国民として、アメリカの為に人を
殺めてしまう兵士の精神の葛藤を描かれる事が多く、自分は恥ずかしながら何回観ても
いつも涙してしまいます。

つくづくも戦争の無い時代の、平和な日本で生まれ育った事に感謝の念に堪えません。

kesagakeberaYg 20100527a.jpg
ケサガケベラの幼魚  学名Bodianus mesothorax
 スズキ目 / ベラ科 / タキベラ属

撮影 2010年5月:鵜来島 水深-7m 大きさ約20mmぐらい
英名 Blackbelt hogfish
生息域 南日本の大平洋岸側、琉球列島 ~ 西部太平洋、東部インド洋の熱帯域など。

岩礁域や珊瑚礁域にて、水深が10m程度の比較的に浅い水深に生息しております。
幼魚の頃は岩穴や岩陰などの暗いところで波に漂うにしていて、体地色は青っぽい黒色で、
複数の黄色の斑紋が全身に散在します。
成魚の色彩は体の前部分が薄めの茶褐色に濃茶褐色の斑点が散在し、後半分は白地に
黄色の小さい斑点が散在しいていて、それらの色彩の変わり目には太い黒帯が斜めに
走ります。

kesagakeberaYg 20100527e.jpgkesagakeberaYg 20100527b.jpg

kesagakeberaYg 20100527c.jpg

近似種の スミツキベラ
は、幼魚の頃は斑紋が白い事、成魚は斜めに走る太い黒帯は
無い事などで区別が可能です。

柏島や串本では幼魚の観察はできても成魚は見掛けません。

イナズマベラ

  • Posted by: manboon
  • 2010年8月 4日 00:52
  • ベラ科

昨日の夕刊に、日本近海でこれまでに見つかった海洋生物は約34,000種で、未確認の
新種を含めると約156,000種に達するとの調査結果が発表されたと掲載されてました。

34,000種という数は、世界で確認された海洋生物の15%に当たるらしく、いかに日本の
海域が恵まれた海洋生物多様性のホットスポットかと言えると思います。

その中で自分が今まで観察出来た種は・・・・・
考えると寂しくなりそうなので、数えるのは止めました。

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イナズマベラ   学名 Halichoeres nebulosus
 スズキ目 / ベラ科 / キュウセン属

撮影 2010年7月:串本 串本DP前 水深-4m 大きさ50mmぐらい
英名 Nebulous wrasse
生息域 伊豆諸島、相模湾以南 ~ 西部太平洋域、インド洋域など。

比較的に浅い水深の岩礁域や珊瑚礁域に生息しており、砂礫底域の岩塊や珊瑚辺の
周辺を活発に動いており、大きくなると120mm位まで成長します。

体地色は白色で、対側面に黒色、明茶色のまだら模様が入ります。
頭部には赤い隈取り模様が、腹部には赤色の大きな鞍掛模様があり、また眼の下には
赤いヘの字模様がある事も、本種の特徴です。

近似種の アカニジベラ は、眼の下の赤い線が一文字型で、腹部に赤い鞍掛模様が
無い事などで識別が可能です。

inazumabera 20100626b.jpg
inazumabera 20100626a.jpginazumabera 20100626c.jpg
撮影 2010年6月:柏島 後浜 水深-7m 大きさ80mmぐらい

実は本種は5月頃までは全く眼に入らずだったんですが、6月の柏島遠征の時に急に
眼に止まりだし、調べてみたら伊豆でも結構観察できる種と判りました。
と言う事で、それからは何処の海に潜っても気になって探してしまいます。

と言っても、それ以降は柏島と串本、大瀬崎しか潜ってませんが・・・・・

もっと早く存在を知っておけば、他の地域で撮影した写真も報告できて良かったのにと
思うと残念です。
もっともっと毎日図鑑を見て、予習を頑張らないといけませんね。

ヤリイトヒキベラ

  • Posted by: manboon
  • 2010年7月23日 00:34
  • ベラ科

このところ以前に観察報告した生物の追加報告が続き、" ○○○ その2 " が続いてましたが、
本日は久しぶりに、" その2 " じゃない報告です。

そりゃ初観察の生物ですから当たり前なんですが、大喜びの初観察種のわりには色々と
先に他の生物の事を毎日書いていたら、なんと既に約一ヶ月前に見た観察報告となって
しまいました。

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ヤリイトヒキベラ   学名 Cirrhilabrus lanceolatus
 スズキ目 / ベラ科 / イトヒキベラ属

撮影 2010年6月:柏島 水深-40m 大きさ80mmぐらい
英名 Longtail Fairy Wrasse
生息域 伊豆大島、高知県、琉球列島、パラオ、フィリピンなど。

珊瑚礁域や岩礁域に生息し、水深が50m以深で観察される希種です。
雌雄共に尾鰭後端中央部が槍状に伸びているのが特長で、生息環境に於ける体色の
色彩変化が多いそうです。

yariitohikibera 20100624c.jpgyariitohikibera 20100624f.jpg
yariitohikibera 20100624e.jpgyariitohikibera 20100624g.jpg
yariitohikibera 20100624h.jpg

長く憧れていて、やっと観察することが出来ました。
しかも本種にしては、水深はかなりのゲキ浅で

昔からいつか観察したいと思っていたベラで、自分の中ではキング・オブ・イトヒキベラ。
和名のとおり、槍の様にスラリ~ンと伸びた尾鰭が綺麗でしたが、イトヒキベラ属なので、
てっきり イトヒキベラ の様な素早い動きを想像しておりましたが、ベラの中ではわりと
スローな動き方だったのは意外でした。

全鰭全開の写真はムリでしたが、ずう~っと憧れてた生物の初観察でそんなの撮れたら、
きっとバチが当たりますよね。

クラカケベラの幼魚

  • Posted by: manboon
  • 2010年7月16日 00:21
  • ベラ科

先日、女房がこの5月まで約半年間ちょっと、毎日毎日悩みに悩んでデザインしてきた
我が家のお墓が、ようやく建ちました。

今週末には匡平の一周忌を営む予定ですが、何とかその前までに間に合って良かったです。

kurakakeberaYg 20100626e.jpg
クラカケベラの幼魚  学名 Choerodon jordani
 スズキ目 / ベラ科 / イラ属

撮影 2010年6月:柏島 後浜 水深-26m 大きさ約20mm 
生息域 高知県以南 ~ 台湾、オーストラリア西部など

珊瑚礁域にてやや深めの砂礫底域に生息しており、イラ属にしては大きく育っても
200mm程度の小型種です。

成魚の体色は黄褐色で腹側面部は薄い色彩となり、胸鰭から斜め後方に黒く長い
三角形の黒帯があります。
尾柄部の黒帯内側に白斑があるのも特徴です。

本写真は幼魚の姿にて、対側面部の赤色をした部分が成魚になると黒色に変色し
大きな三角形模様に広がっていきます。

 kurakakeberaYg 20100626a.jpg

kurakakeberaYg 20100626c.jpg

と書きながらも、実は自分は今回が本種も初観察もの。

今まで本種は成魚しか見た覚えが無く、今回は柏島の後浜でゲストの皆さんがハゼ撮影に
砂地を匍匐前進しながら粘ってる時に見つけて、「きっとベラか、ブダイの幼魚だろうな~」と
思いながら撮影し、自宅に戻って調べて えひめ愛南お魚図鑑 に同様の写真が掲載されて
いて本種の幼魚と判りました。

ガイドさんに紹介して貰うのも楽しいですが、こういう風に種名が判らず撮影して、
自宅であれこれ調べるのも別の楽しさがあり、いつもダイビングにかき立ててくれる
理由のひとつでもあります。

クロフチススキベラ

  • Posted by: manboon
  • 2010年7月10日 01:40
  • ベラ科

名古屋市が2017年度の完成を目指している名古屋城本丸御殿の復元工事ですが、江戸時代
初期に完成したままの復元工事で進められている中、当時の工法そのままを推奨されてる
監修者の学者さん達と、予測される多くの来場者に対する耐震などの強度不足に対する工法
変更を推奨してる現場の工事関係者とで意見が合わず、問題になっているそうです。

耐震規定など無い時代に作られた建築物ですから、現代の建築基準では完全な復元には
問題が有るんでしょうね。

kurofuchisusukiberaYg 20100624a.jpg
クロフチススキベラ  学名 Anampses melanurus
 スズキ目 / ベラ科 / ススキベラ属

撮影 2010年6月:柏島 後浜 水深-23m 大きさ約15mm 
英名 Whitespotted wrasse
生息域 千葉県以南 ~ インド洋域、中部、西部太平洋域など

水深が20m~30m位の岩礁域や、珊瑚礁域に生息しております。
幼魚の頃は契れて漂う海草の様に、ノドグロベラ属と同様にヒラヒラと予測不可能な動き方で
水中を遊泳しており、なかなか真横画像や正面画像がが撮れなくて、出会う度に自分としては
何とかやっつけようと必死にさせてくれる被写体です。

成魚の雄は体側面に黄色の大きな縦帯がありますが、雌にはありません。

kurofuchisusukiberaYg 20100624cjpg.jpgkurofuchisusukiberaYg 20100624b.jpg

kurofuchisusukibera 20100624a.jpg
撮影 2010年6月:柏島 後浜 水深-20m 大きさ約70mm

こちらはすぐ近くに居た雌の成魚です。
近似種の ホクトベラ の尾鰭は黄色で、本種の尾鰭先端は黒色である事で識別が可能です。

こんな風に成魚と幼魚の体色や柄が異なる生物は、出来る限り同じ時期の同じフィールド内で
撮そうと思っていますが、なかなかそんな簡単にはいかないものでして。
これからも、今回の様な成魚と幼魚の同一ゾーンでの撮影を頑張っていきたいと思っております。

タコベラ その2

  • Posted by: manboon
  • 2010年6月25日 05:21
  • ベラ科

サッカーのワールドカップ、日本やりましたね~♪
昨夜は久々に早めに寝て、3時30分に起きて見てた甲斐が有りました。

と言う事で、今から安心して再び寝ることにします。

takobera 20100606a.jpg
タコベラ  学名 Oxycheilinus bimaculatus
 スズキ目 / ベラ科 / ホホスジモチノウオ属

撮影 2010年6月:柏島 後浜 水深-9m 大きさ約70mm 
英名 Twospot wrasse
生息域 相模湾以南 ~ インド洋域、西部太平洋域など

沿岸の岩礁域や、珊瑚礁域の礁湖や、藻場などに生息しております。
体形は側偏しており、体色は淡褐色から赤褐色や、暗褐色など様々で、多数の
色彩パターンの観察ができ、背鰭前部と胸鰭の上部後方に、それぞれ黒点が
あります。

成魚の雄の尾鰭の上下と後端が伸び、三又状に成るのが本種の特徴です。
因みに和名は、大きく広がった尾鰭を凧に見立てたことからだそうです。

takobera 20100606b.jpg
撮影 2010年6月:柏島 後浜 水深-16m 大きさ約40mm 

こちらは雌で尾鰭は雄の様に三又状ではありません。
しかし、こうして見ると雄も雌も背鰭の黒点は黒色と呼ぶよりも、青点と呼んだ方が
判りやすい気がします。

セジロノドグロベラの幼魚

  • Posted by: manboon
  • 2010年6月14日 01:15
  • ベラ科

さて本日は、同種ながら3パターンの生長姿を写せた生物の報告です。

sejironodogurobera 20100605a.jpg
セジロノドグロベラYg  学名 mcropharyngodon negrosensis
 スズキ目 / ベラ科 / ノドグロベラ属

撮影 2010年6月:柏島 後浜 水深-24m 大きさ約10mmぐらい
英名 BLACK WRASSE
生息域 千葉県以南 ~ インド洋、西部太平洋域、ハワイ、南太平洋域など

岩礁域や珊瑚礁域の、浅い水深のガレ場や、転石のある砂底などに生息しております。
雌や幼魚の頃は体の上部や背鰭が白っぽくなる事から、和名が付いたそうです。

sejironodogurobera 20100606a.jpg
撮影 2010年6月:柏島 後浜 水深-7m 大きさ約20mmぐらい

幼魚の頃は海藻片に似せた擬態しており、遠目には ブチススキベラ の幼魚に似て
おりますが、上の写真ぐらいのステージでは本種は腹鰭と臀鰭が黒いことで区別が
可能です。

sejironodogurobera 20070728a.jpg
撮影 2007年7月:柏島 後浜 水深-8m 大きさ約30mmぐらい

こちらはもう少しだけ大きくなったステージの写真です。
ほぼ成魚と同じ色彩ですが、体の大きさに比べて目が大きいことでまだまだ成魚の
姿ではない事がわかります。

それでは最後に成魚の姿を紹介と思いましたが、残念ながらストックを探しても
成魚の写真は撮ってないようでしたので、今回は割愛させて頂きますが、その内
成魚の写真を撮って、補足させていただこうと思います。

キツネベラの幼魚 その3

  • Posted by: manboon
  • 2010年6月 4日 01:31
  • ベラ科

古い木造建築物が好きな自分は、海に行かない休日に歴史ある建物見学に行くことが多く、
希に仕事で移動していて古いお寺や神社を見つけると、休憩がてら見学しております。

定例業務として毎月月初は我社の営業拠点を全て巡回しておりますが、今月も例月通り
各拠点を巡回の移動中に、久しぶりに良い見学物件を発見してしまいました。
ちょっとスケジュール的に時間が無くて休憩時間も取れない状況でしたので、今回はただ
チラ見にとどめましたが、近いうちに晴れた日に時間調整をして昼休憩の時間に見学して
こようと思っております。

戦国時代以降、日本の歴史の中心的な人物を多く排出した愛知県ですが、その当時に多く
建立された建物は、残念ながら明治維新時の廃藩置県による影響や、世界大戦時などで
ほとんど焼失していて、名古屋市内にはあまり歴史ある木造建築物は残っておりません。

そんな中で歴史ある木造建築物を見つけた時には、自分はとても感動してしまいます。
今週末は海へ行く予定ですので見学には行けませんが、出来るだけ早くカメラを持って
見学に行ってこようと思います。

kituneberaYg 20100525a.jpg
キツネベラYg  Bodianus bilunulatus
 スズキ目 / ベラ科 / タキベラ属

撮影 2010年5月:柏島 勤め崎 水深-7m 大きさ約30mmぐらい
英名 Saddleback hogfish
生息域 小笠原諸島、和歌山県以南、インド洋、西部太平洋、ハワイ、
      南太平洋など

水深30mぐらいまでの岩礁域や、珊瑚礁域に棲息しております。
頭部から胸鰭後部までが黄色く、その後が白くて尾柄部は大きな黒帯であるのが
特徴ですが、成長するにつれその黒帯は後から消えていき、最期には小さな黒班に
変化していきます。

また幼魚の頃は ヒレグロベラ の幼魚によく似ておりますが、黄色い頭部と尾柄部の
黒帯との間が、 ヒレグロベラ の幼魚は模様が有り、尾鰭付け根にも細い黒帯が有る事で
識別が出来ます。

kituneberaYg 20100505a.jpgkituneberaYg 20100505b.jpg
撮影 2010年5月:紀伊大島須江 ナギザキ 水深-18m 大きさ約30mmぐらい

例年、この季節に本種の幼魚を良く観察しております。
今年の5月は、柏島と紀伊大島須江で観察出来ましたが、いつ見ても可愛いです。
毎年の事ながら、何度観察しても、いつも刺さってしまいます。
今までで本種の幼魚だけで、どれだけ撮しているのか?

とりあえず、この3年間だけで124カット撮しておりました。
しかもいつも同じような構図で。

いい加減に進歩しないと駄目ですね。

イラ その2

  • Posted by: manboon
  • 2010年3月24日 00:28
  • ベラ科

先日の事、会社で昼休憩中に桜のソメイヨシノの話しをしていたら、ひとりだけ
そめい・よしのさんと言う人の話しと勘違いしているスタッフが居ました。

凄い発想をするものでして、そんな考え方が出来るぐらいならそんな変わった能力を
生かして、ついでに何か新しいビジネスモデルを思いついてくれないかと思って
しまいました。

イラ 201002a
イラ 学名 Choerodon azurio スズキ目 / ベラ科 / イラ属

撮影 2010年2月:獅子浜 水深-12m 大きさ70mm
英名 Scarbreast tuskfish
生息域 南日本、朝鮮半島南岸、台湾、シナ海など。

沿岸の岩礁域に生息しております。
全体の体色はピンク色にて、体側面に濃暗色と白色の斜めに走る大きな帯が
あります。
雄は成長すると頭部がこぶの様になり、更に老成すると頭部の形が四角形に
なっていきます。

イラ 200902a
撮影 2009年2月:紀伊大島須江 ナギザキ 水深-16m 大きさ30mm

過去に 本種の報告をした時 は、上の写真の様に成魚の姿とは全く異なる幼魚の姿を
使いましたが、今回の報告は幼魚から成魚に成長する途中の姿です。

人間で言えば、中学一年生位の姿でしょうか。
いつもサカナに関しては成魚よりも幼魚好きの自分ですが、本種に限って言えば
全く姿が異なる幼魚よりも、大人の姿でそのまま二頭身にした様な今回の報告の
姿の方が可愛くて好きですね。

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