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イロウミウシ科 Archive

キベリアカイロウミウシ

昨日、出勤しようと玄関を出たら蝉の声が聞こえません。
会社の近くではまだ鳴いておりましたが、自宅の周りではもう居ないようで

今年も確実に、季節は秋に向かっている様です。

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キベリアカイロウミウシ 学名 Durvilledoris pusilla
 裸鰓目 / ドーリス亜目 / イロウミウシ科 / ドゥルウィレドーリス3属

撮影 2011年8月:柏島 水深-45m 大きさ約20mmぐらい
生息域 相模湾以南 ~ インド洋、西部太平洋の熱帯域など

背面の中央部は赤紫色にて、触覚と鰓の間の正中線上に白色の細長い楕円形の斑紋が
2つあり、周縁部は乳白色から淡黄色の太い帯に覆われます。
この2つの細長い白色斑紋の両脇と前部、後部の合計6ケ所で、淡い赤紫色の色域が横に
張り出し、周縁部の乳白色から淡黄色の太い帯に湾入しております。

また触覚と鰓は背面中央部の色彩と同色にて赤紫色。

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本種の観察報告を書く為に図鑑など色々調べていたら、本種は「浅い岩礁域でやや希に
見られる」と書かれておりました。
実は今回の観察は、当時一緒に潜られた他のダイバーの方々が ホムラハゼ属の1種
観察されてる時に、近くで見つけた個体です。
なので水深は45mぐらいの、とても浅いとは言えない深さです。

「浅い岩礁域でやや希に見られる」との表現は、きっと常々深い水深に生息しているが
ごく希に浅い水深でも観察できますよって意味なんでしょうね。
日本語って本当に難しいです。

ゾウゲイロウミウシ その3

昨日から多くの会社がお盆休暇となり、各地の高速道路の渋滞や各空港や新幹線駅での
混雑振りが報道されており、こんな時に働いている自分達の楽しみのひとつが通勤道路の
空き具合なんですが、昨日の朝は普段通りでちっとも空いてません。

今日はまだ働いてる人が多いんだ~と思いながら横に止まってる車を見ると、家族4人で
楽しそうにおにぎりをほおばる姿が。
「休みなら通勤時間帯外して行動しろよ~」って、大人げないですが怒りがフツフツと、
でもその車に乗ってる子供達の笑顔、楽しそうだったので良しと思いました。

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ゾウゲイロウミウシ 学名 Hypselodoris bullocki
 裸鰓目 / ドーリス亜目 / イロウミウシ科 / アオウミウシ属

撮影 2011年7月:串本 串本DP前ビーチ 水深-9m 大きさ約40mmぐらい
生息域 八丈島、紀伊半島以南 ~ 太平洋域など

水深が20m位までの岩礁域や、珊瑚礁域に生息しております。
体地色は象牙色、半透明な白色、青紫色、藍色など多色におよび、触覚と二次鰓の
基部は赤紫色にて、上部は橙色か薄黄色、橙色で縁取られた白色など、地域変異が
多く見られます。
また背面部の周縁は不透明な白色の極細線で縁取られており、外套膜の頭部前方部と
腹足後端は、青色か赤紫色に薄く帯びる個体が多く見られます。

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過去の本種の報告は こちら をご覧下さい。

シロウミウシの幼体

意外なものでして、本日報告させていただく生物は既に報告済みと思ってましたが今回初めて
報告させていただくものでした。
海の中でデジカメで生物を撮り始めた頃、練習がてらにいっぱい撮した生物なのに、あまりにも
普通種過ぎて報告が漏れていた様です。

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シロウミウシ  学名 Chromodoris orientalis
 裸鰓目 / ドーリス亜目 / イロウミウシ科 / コモンウミウシ属

撮影 2010年4月:三木浦 ナナコのダボ 水深 -16m 大きさ約15mmぐらい
生息域 本州北部以南 ~ 九州、香港、台湾など

温帯息の岩礁域に生息しており、地域によっては一年中観察出来るウミウシ類の普通種です。
体地色は白色にて、背面部と腹足には黒色の斑紋が多数散在しており、外套膜の周縁と腹足の
周縁は共に黄色や橙色の帯で縁取られております。
また触角と二次鰓の稜縁も黄色にて、それらの色彩から水中ではかなり目立つ為、比較的に
観察し安いウミウシです。

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撮影 2011年7月:越前 学校下 水深-3m 大きさ約40mmぐらい

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撮影 2004年5月:越前 学校下 水深-5m 大きさ約40mmぐらい

一番下の写真は今から7年前に、Nikon D100で撮した写真ですが、最近D300で撮した真ん中の
写真と出来具合は大差なく、自らの進歩の無さが判ります。
がんばらなくっちゃ。

ミアミラウミウシ

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ミアミラウミウシ  学名 Ceratosoma sinuata
 裸鰓目 / ドーリス亜目 / イロウミウシ科 / ニシキウミウシ属

撮影 2011年7月:串本 串本DP前ビーチ 水深 -8m 大きさ約40mmぐらい
生息域 千葉県以南 ~ 西部太平洋域、インド洋域など

岩礁域や珊瑚礁域の至る環境にて、年中観察が可能です。
体型は細長く他のイロウミウシ科の種と同様に伸縮性に富んでおり、背面の正中線上に
突起が縦に複数並ぶのが特徴。
各突起は低い隆起にて連なっており、それぞれ外套膜の周縁部は横に張り出して
おります。

体地色は濃藍色、紫色、緑色など多色におよび、黄色や橙色の小斑紋が全身に散在して
おります。
また触角には、白線が入るタイプと白点の入るタイプが見受けられます。

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miamiraumiushi20110724b.jpgmiamiraumiushi20110724e.jpg

本種の学名に関して、現在ではそれぞれが色彩バリエーションのひとつとして、全てを
ケラトソマ"Ceratosoma"属と統一される説が一般的ですが、以前は日本でも、ミアミラ
" Miamira " 属として Miamira flavocostataMiamira magnificaMiamira sinuata と、
色彩パターンによって3つの種に分類されておりました。

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写真上2006年7月南紀白浜、下左2004年2月串本、下右2005年4月初島

運が良いと一番上の写真の様に、 ウミウシカクレエビ が共生していたりします。
以前の観察報告にも書きましたが、この写真を撮した時は ウミウシカクレエビ がいる事に
全く気づかず撮影しておりました。

なのでそれ以来、本種を見つけた時は写真を撮る前に必ずじっくり観察をしております。

ニシキウミウシ その2

このところ毎週末、海に行っているせいか道中に映画を見ておりますが、先週末も
往復の道中で、合計4本の映画を見ました。

その中で、" 天使の恋 " では、佐々木希が演じる好きになった人への切ない気持ちに、
また゜" がまの油 " では瑛太が演じる子供を亡くした父と母と友達の切ない気持ちに、

いくつになっても、映画見て涙する癖は治らない様です。

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ニシキウミウシの幼体  学名 Ceratosoma trilobatum
 裸鰓目 / ドーリス亜目 / イロウミウシ科 / ニシキウミウシ属

撮影 2011年4月:三木浦 ナナコのダボ 水深 -10m 大きさ約30mmぐらい
生息域 千葉県以南 ~ 西部太平洋域、インド洋域など

岩礁域の浅い水深で、一年を通して観察できる普通種です。
体型は細長く外套膜が頭部の左右と鰓前方の2ヶ所で左右に広がり、鰓の後部真ん中には
反り返るような形の突起が有ります。
体地色は淡緑色、黄褐色、赤紫色などで、白色や黄色、赤色などの大小の斑紋が散在して
おり、外套膜の周縁は紫色や白色の細線もしくは断線で縁取られております。

近似種の テヌウウミウシ は、頭部と鰓の間にもうひとつ左右の広がる張り出しが有る事で
識別が可能です。

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撮影:写真上左2005年8月梶賀、写真上右2003年10月串本、共に本種の幼体。

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撮影 2011年3月:三木浦 ナナコのダボ 水深 -16m 大きさ約80mmぐらい

直ぐ上の写真は、本種の成体です。
本種は非常に色彩変異に富んでいる種にて、以前では ニシキウミウシ、ダイニニシキウミウシ、
ヤマモトニシキウミウシ、フタイロニシキウミウシ、フルーツポンチウミウシ などとそれぞれ
呼ばれていましたが、今では全てニシキウミウシの色彩変異と呼ばれる様になりました。
但し今後の研究者の方達の研究結果次第では、改称が有るかも知れません。

過去の本種の報告は、 こちら を、どうぞ。

シライトウミウシ その2

昨年の日本へ輸入され押収された偽ブランド品ですが、90%以上が中国製だったとNEWSで
報道されておりました。
偽ブランド品と言うか、去年、自分が香港で夜に女人街を観光してた時に、露天の売り子から
どれだけ「お兄さん、偽物あるよ~」と声かけられた事か。

おそらく中国人にとって偽物の考え方は、日本人の思考とは大きく違うんでしょうね。

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シライトウミウシ  学名 Chromodoris magnifica
 裸鰓目 / ドーリス亜目 / イロウミウシ科 / コモンウミウシ属

撮影 2011年2月:フィリピン・マクタン島 コンチキビーチ 水深 -5m 大きさ約40mmぐらい
生息域 房総半島以南 ~ 西部太平洋域、インド洋など

岩礁域や珊瑚礁粋の、20m位までの水深に生息しております。
外套膜と腹足の地色は白色にて、橙色の触覚と二次鰓を囲む様に濃藍色の帯が有り
その内部に同色の縦帯が1本あります。
またその外側の外套膜には、白く縁取られた橙色の帯があります。

近似種の タイヘイヨウウミウシ は、外套膜の縁まで橙色な事で識別が可能です。

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撮影 2007年12月:奄美大島 ピアテグリ 水深-7m  大きさ約40mmぐらい

生息域は房総半島以南と幅広いのですが、何故か自分の観察は奄美大島以南の本種です。
なので自分の中では南方種。
今回も見つけた時は、南の海だからね~って感じで。

海の中でも頭はリゾートだった様です。

過去の本種の報告は、 こちら を、どうぞ。

ミゾレウミウシ

今年の春、以前のブログサイトから今のブログサイトに移行した頃は季節的にウミウシ類の
観察報告が多かったんですが、季節が夏から秋には変わるとやはり魚類の観察が増えて、
最近めっきり少なくなってしまったウミウシ類の、今日は久々の観察報告です。

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ミゾレウミウシ  学名 Chromodoris willani
 裸鰓目 / ドーリス亜目 / イロウミウシ科 / コモンウミウシ属

撮影 2010年10月:沖縄 真栄田崎 水深 -10m 大きさ約30mmぐらい
生息域 伊豆諸島、伊豆半島以南 ~ 西部太平洋の熱帯域など

岩礁域や珊瑚礁粋の、20m位までの水深に生息しております。
外套膜は淡い青灰色にて、背面部には3本の暗青色から黒色をした縦線が入りますが、
この縦線は途切れていたり、繋がっていたりと個体差があります。
外套膜周縁と腹足周縁は白色に縁取られ、周縁内側には白色の細点が散在します。

触覚と鰓は半透明の青灰色から淡黄褐色にて、白色の細点が密に散在することから
近似種の ダイアナウミウシ と識別が可能です。

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撮影 2005年10月: 西表島 撮影機材:nikon D100

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撮影 2002年11月:マブール 撮影機材:olympus C3040

と、今まで本種を自分が観察したのは全て暖かい海ばかりです。
伊豆大島や伊豆半島での観察例も有る様ですが、やはり本種は南方種なんでしょうね。


シンデレラウミウシ

今日の仕事帰り、車のTVで何気にサザエさんを見てましたら、マスオさんが写真を
撮りまくるお話しがありました。
設定されてるカメラはフィルムタイプ、今時の家庭でデジカメじゃないとは。

常々より思ってますが、サザエさん家は東京の都心部に有りながら、庭には盆栽棚が
ありカツオ君がバットで素振り出来るくらいの広い庭付きで、平屋なのに二世帯が
住める広さの一軒家、更に出前を取る事が多く、かなり裕福なご家庭かと思います。

やはり裕福なご家庭は現像代がかからないデジカメではなく、フィルムカメラなんで
しょうか?

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シンデレラウミウシ 学名 Hypselodoris apolegma
 裸鰓目 / ドーリス亜目 / イロウミウシ科 / アオウミウシ属

撮影 2010年9月:柏島 勤崎 水深-25m 大きさ約60mmぐらい
生息域 伊豆諸島、和歌山県、高知県、琉球列島 ~ 西部太平洋域など

体地色は青紫色にて、触角と二次鰓は多くは橙色ですが、紫色のタイプや海外では白色や
赤色のタイプも観察されております。
外套膜の白色の外縁は薄い色彩のタイプと濃い色彩のタイプが有り、薄い色彩のタイプは
本種であり、濃い色彩のタイプを カグヤヒメウミウシ とされる学者の方や、本種自体を
ゾウゲイロウミウシ の色彩変異タイプとされている学者さんもいて、まだまだ研究者の方の
ご尽力が必要な様です。

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撮影 2002年11月:マブール 水深-18m 大きさ約50mmぐらい

こちらは、触角と二次鰓が紫色のタイプです。
実に約8年前に撮影したものですが、当時は自分は未だデジイチに進化する前で、コンデジの
オリンパスC5050で撮影した写真です。

今回はそれ以来の観察でしたが、深場のレアもの見たさに2、3カットほどの撮影で終えて
しまいました事が、少し悔やまれます。

ヒメコモンウミウシ

毎月8日の匡平の月命日の前日に、女房のお友達からお花を沢さん届けて貰ってます。

長男や匡平は幼児の頃から、当時は近所に住んでいた5家族の奥様と子供達で旅行に
行ったりしていて、その子供達が成人になった今でも毎年、夏には子供達だけで旅行に
出かけ、男女構わず雑魚寝で泊まっている様で、血のつながりは無いのにまるで兄弟の
様な関係を保っている様です。

なのでそんな女房のお友達にとっても、匡平は我が子の様に思って下さっている様で、
毎月7日の夜に新しいお花を見る度に感謝の気持ちが耐えません。

ヒメコモンウミウシ 20100425a
ヒメコモンウミウシ  学名 Chromodoris rufomaculata
 裸鰓目 / ドーリス亜目 / イロウミウシ科 / コモンウミウシ属

撮影 2010年5月:串本 KDP前 水深 -5m 大きさ約15mmぐらい
生息域 千葉県以南 ~ 西部太平洋域など

体地色は白色にて、背面部には黄色や黄橙色の細点が散在していて、個体によっては
クリーム色のシミ状斑が広がる事もあります。
外套膜の周縁部は、輪郭がぼやけている紫色の斑紋で縁取られていますが、隣の斑紋と
くっついていて薄紫色の帯状になる個体もいます。

触覚は暗褐色または紫色にて白く縁どられており、鰓は半透明の白色で明確な白色で
縁どられます。

ヒメコモンウミウシ 20100425cヒメコモンウミウシ 20100425d

ヒメコモンウミウシ 20100425b

右上の写真は最初に見つけた時の姿で、この時は白い鰓がはっきり判るんですが、
この後すぐにウネリに飛ばされてしまって、流されて水底の岩の上にくっついた姿が
それ以外の 3枚の本日の写真です。

なので鰓が萎んでしまった姿で、更にストロボの光量が明かり過ぎでテカッてしまい、
実に残念な写真ばかりです。
次回、何処かの海で出会えた時には、触覚、鰓全開の姿を納めてみたいものです。

アオウミウシ

世間の大半の片に比べると短い自分のGWが終わりましたが、最も一般的なGW
最終日の昨日の夜は、いつも渋滞してる東名阪自動車道は渋滞無しで名古屋へ
帰って来れました。

最終日の前日は凄い渋滞でしたので、時間的な事もあるとは思いますが最終日は
意外と空いてる様です。

アオウミウシ 20100424b
アオウミウシ  学名 Hypselodoris festiva
 裸鰓目 / ドーリス亜目 / イロウミウシ科 / アオウミウシ属

撮影 2010年4月:三木浦 ナナコのダボ 水深 -16m 大きさ約15mmぐらい
生息域 本州北部以南 ~ 九州、香港など

温帯域の岩礁域沿岸の浅い水深に生息しております。
体地色は濃青色にて両触角の間から鰓の基部にかけて黄色の縦帯が走っており、その
左右にも不連続な黄色の縦帯があり、それらの黄色の帯の間には黒班が散在しますが
個体によってその色彩模様は様々です。

外套膜は黄色の帯にて縁取られており、足部も外套膜と同様な色彩にて尾部は後方に
長く伸びます。
ヒダ状の触角の基部は白色にて先端は橙色、鰓は白地に朱色や橙色などで縁取られて
おり、クロイソカイメンを食します。

アオウミウシ 20100424aアオウミウシ 20100424d
アオウミウシ 20100424c

一年中、本州で観察できる最もポピュラーなウミウシです。
それ故か、今まで当サイトでは未報告でした。
実は自分がいつもお世話になっている ダイビングショップかじきあん で、ウミウシラリーと
言うイベントをただいま開催しており、指定されたウミウシを自分で撮らないとポイントが
付与されないので、今回撮影した次第です。

撮って整理してみたら、未報告だったと言う事が判った次第で、他にもウミウシの普通種で
報告していない種がある事もわかり、しばらくはウミウシの普通種もまじめに撮ってみます。

コモンウミウシ その2

サービス業を営む自分としては、自分自身が他の業種で顧客の立場になった時に
疑問に思う事がよくあります。

先日から車上荒らしにあったプリ男君を預けている自動車ディーラーさんですが、先日、
保険屋さんから借りてる代車の返却予定の問題もあり、「今週末頃迄に完了予定の
修理の納期はそろそろ確定しましたか?」と、電話で問い合わせをしました。

すると電話を上司らしき方に変わられ、「あいにく今日は担当のサービスフロントマンが
休日なので、納期は判らない」と、適当な回答の上、更に、「どうしましょうか?」と、
こちらに疑問を投げかけてくる始末です。

だめだこりゃと思った自分は「では明日、こちらから再度ご連絡させていただきます」と
述べて電話を切りました。

我社の業界では、この場合は誰が受けたであれ、お客様に納期を調べて直ぐ回答を
するのが当たり前で、どうしても判らない場合は、「担当者が出社次第、直ぐにご連絡
させて頂きます」と言うのが当然なのですが、自動車販売の業界ではこんなルーズな
対応が普通なんでしょうか。

担当して頂いてるサービスフロントの方は物事をはっきり言われる方で、自分としては
とても気に入ってるんですが、この上司らしき方の顧客対応では、自動車業界はまだまだ
CSが遅れている業界に思えました。
だから、レクサスなんて店舗作っても上手く行かないんでしょうね。

我社ではこんなお客様対応をしない様に注意しようと、勉強させていただいた様に思え
有り難く教訓とさせて頂きます。

コモンウミウシ 20100403c
コモンウミウシ  学名 Chromodoris aureopurpurea
 裸鰓目 / ドーリス亜目 / イロウミウシ科 / コモンウミウシ属

撮影 2010年4月:三木浦 ナナコのダボ 水深 -16m 大きさ約15mmぐらい
生息域 三浦半島以南 ~ 西部太平洋域など

体地色は白色にて、背面部には黄色や淡褐色の不規則な小さな斑紋が散在しており、
外套膜の周縁は薄紫色で細く縁取られ、内側には鮮やかな紫色の斑紋が並びます。
触覚と二次鰓は、ともに半透明な柄に表面は紫色か赤色をおびた褐色ですが、幼魚の
頃の触角の色は、赤みがかった紫色である事が多く見られます。

上の写真では二次鰓が引っ込んでますが、かすかに紫色の引っ込んだ二次鰓の色が
赤みがかった紫色に見えますので、本種と同定させていただきました。

コモンウミウシ 20100403aコモンウミウシ 20100403b

和名の「コモン」は小紋から付けられたらしく、自分はいつもみる一般種のウミウミシなので、
てっきり「一般」の「common」と思ってましたが、間違っておりました。
因みに種小名の「aureopurpurea」とは、「紫色」 と言う意味らしいです。

コモンウミウシ 20090522a
撮影 2009年3月:沖縄レッドビーチ 水深 -10m 大きさ約30mmぐらい

過去の 本種 の報告は、こちらを クリツクしてください。

メキシクロリス・マリーイ

先日NHKスペシャルにて、昨年スペースシャトルによる新しいレンズを取り付けられて、
性能を従来の40倍にアップされたハッブル宇宙望遠鏡の、最新の画像が放送されてました。

実は自分は中学生の頃は、ほぼ毎晩天体望遠鏡で星の観察をしてた星好きでした。
何故か高校生になると興味が薄れてしまい、今ではすっかり星座も忘れてしまっておりますが、
それでも生まれて始めてその望遠鏡で見た土星の輪っかの綺麗さは、今でも覚えております。

それはさておき、その新しくなったハッブルが撮した数々の星雲や、銀河の綺麗さも凄かった
ですが、一番驚いたのは131億光年離れた星をとらえた画像。
ただのシミの様な画像ではありましたが、解析していくと産まれたばかりの新星と言う事まで
判明でき、宇宙は約137億年前にビックバンによって生まれて現在も生長し続けていると
言われてますから、産まれてからたったの6億年 ( たったのと言う表現では無い数字ですが )
しか経っていない新星の映像です。
つまり、宇宙のできたての星の画像なんです。

でもそんな素晴らしい画像を見せてくれたハッブルも、既に20年前に作られた望遠鏡でして、
4年後には新たにレンズの直径が4倍になるジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡が打ち上げられる
らしいので、5年後にはもっと以前のビッグバン間近の画像が見られるかも知れません。
と言うことで、最低でもあと5年は生きていたいと思いました。

クリヤイロウミウシ 20100403a
メキシクロリス・マリーイ   学名 Mexichromis mariei
 裸細目 / ドーリス亜目 / イロウミウシ科 / レンゲウミウシ属

撮影 2010年4月:三木浦 ナナコのダボ 水深-16m 大きさ約20mmぐらい
生息域 相模湾以南の西部太平洋、インド洋など

体地色は白色にて、背面部に赤紫色や青紫色の円錐型の小突起が散在しており、触覚も
先端が赤紫色や青紫色、二次鰓は半透明にて軸が赤紫色や青紫色をはしております。
外套膜は橙黄色の帯、又は波帯にて縁取られていて、その直ぐ内側には細くて白い帯が
あります。
また腹足は白色で、紫色から赤紫色で縁取られております。

クリヤイロウミウシ 20100403f

本種の和名に関しては、クリヤイロウミウシ、キベリシロウミウシ、ムラサキシボリウミウシ等の
色んな名前で紹介されており、色々と図鑑や文献など調べてみても、どれが正式和名なのか
判りませんでしたので、今回は学名で掲載させていただきます。

クリヤイロウミウシ 20040429a
撮影 2004年4月:獅子浜 水深-12m

和名だけでなく、学名においても Mexichromis festiva という説がありましたが、紹介の
多くで Mexichromis festiva は、背部の突起が尖ったイボ状ではなく、滑らかなホクロ状と
書かれていたり、何も突起していなくて赤い斑点と書かれていたりしており、更には尖った
イボ状の突起は刺激が与えられると滑らかなホクロ状に変形するとも書いてあったりして、
いったい、どの特徴が正しくて、どの学名で、どの和名なのか?

調べれば調べるほど、判らなくなってしまったウミウシでした。

イガグリウミウシ その2

結局、昨日は正午から出社して盗難被害の社内記録を作成した後に、さぁ~仕事と
精を出してみましたが、やはり精神的に気分があがらず、更に睡眠不足ともあって
早めに切り上げて帰宅しました。

プリ男君は昨年、約28万人も世に誕生したそうですが、その内のたった1台の我が
プリ男君が 1ヶ月月内に 2回も盗難被害に遭うとは。
失礼ながら、やるなら公平な比率で盗んでくれと思ってしまいました。

イガグリウミウシ 20100322a
イガグリウミウシ   学名Cadlinella ornatissima
 裸細目 / ドーリス亜目 / イロウミウシ科 / イガグリウミウシ属

撮影 2010年3月:三木浦 ナナコのダボ 水深-12m 大きさ約15mmぐらい
生息域 相模湾以南の西部太平洋、インド洋など

体地色は黄色と思われがちですが、実は半透明で背面に黄白色から橙黄色の色域があり、
個体によってその色域の範囲は様々です。
触角の形状は細長く鰓と共に色彩は白色にて、背面には先端が赤色をした白い円柱状の
突起が多数有り、先端の赤色も個体によって濃淡が様々です。

体全体の形状はイボウミウシ科の種に似ておりますが、本種には二次鰓が有ることで、
識別が可能です。

イガグリウミウシ 20100322c

本種は見る度に自分はいつも綺麗な和菓子のをイメージしてしまいます。
先日報告済みの、ミズタマウミウシもそうですが、ちょっとおしゃれ気味な、おまんじゅうの様に
見え、小豆系の餡が苦手な自分が和菓子を食べる事は滅多にないのですが、それでも
ちょっと美味しそうに見えたりもします。

イガグリウミウシ 20060524b
撮影 2006年5月:紀伊大島須江 ナギザキ 水深-16m

こちらは背面の橙黄色の色域が少ないタイプで、一時はこのタイプを ニセイガグリウミウシ
区別してましたが、今では イガグリウミウシ に統一されております。

イガグリウミウシ 20090314b
撮影 2009年3月:沖縄本島 レッドビーチ 水深-10m 大きさ約30mmぐらい

過去の 本種 の報告は、こちらをクリツクしてください。

イロウミウシ属の1種

先日、我家から車で15分ほどの所に有る某大手ショッピングモールに、新しいシネコンが
オープンしました。

オープン記念の4日間は一般成人価格が1.000円なので、早速、昨日の仕事帰りに映画を
見てきましたが、今の時代のシネコンらしく全スクリーンにウィルス・ウォッシャーと
言う名の空間空気清浄機能が完備されていて、確かにこの花粉の季節と言うのに上映中に
くしゃみはひとつも聞きませんでした。

こりゃ、ちょっとお気に入りの映画館になりそうです。

イロウミウシSp 20100322b
イロウミウシ属の1種 学名 Glossodoris Sp
 裸鰓目 / ドーリス亜目 / イロウミウシ科 / イロウミウシ属

 撮影 2010年3月:三木浦 ナナコのダボ 水深-18m 大きさ約10mmぐらい
 生息域 伊豆諸島、伊豆半島以南 ~ 西部太平洋域、南太平洋域など

外套膜の背側は半透明にて、周縁部は黄色でその内側に白色に縁どられており、
触角と鰓は外套膜周縁と同色にて明るい黄色になります。
比較的深い水深に生息するウミウシにて、大きい物は40mmにも達します。

近似種の フチベニイロウミウシ は外套膜周縁部の色が異なり、鰓に透明色が混じる事で
区別が出来ます。

イロウミウシSp 20100322cイロウミウシSp 20100322d

今回は、今この三木浦のポイント " ナナコのダボ " で観察出来る大きさ約70mmの
ヒゲモジャの イロカエルアンコウ を撮る為にいつもの105mmのマクロレンズではなくて、
85mmマクロだった為、本種の様なmmサイズのウミウシはなかなか撮りづらく、
結局、本日の写真は全てクローズアップレンズを1枚かまして撮した写真です。

自分自身、初観察のウミウシだけに各角度の写真を押さえたかったんですが、居る位置が
デジイチが入らない岩の陰で、横画像は上右のボケボケ写真が精一杯でした。
比較的に大きく成長する種の様ですから、次回、出会えた時には各角度からの
もっと綺麗な写真をいっぱい撮りたいものです。


サラサウミウシ その2

この新しいブログのタイトルの、「2んど」。
やはり判る方にはバレてる様で、そうです、ルフィーのギア・セカンドから頂いております。

個人的にはサードの後の、ちびっ子二頭身ルフィーが大好きなんですが、まずはギア・セカンドで
しばらくは走りたいと思います。

サラサウミウシ 201003a
サラサウミウシ 学名 Chromodoris tinctoria
 裸鰓目 / ドーリス亜目 / イロウミウシ科 / コモンウミウシ属

 撮影 2010年3月:紀伊大島須江 内浦 水深-7m 大きさ約30mmぐらい
 生息域 山形県以南~ 西部太平洋域、ハワイ、PNG、インド洋など

比較的に浅い水深の岩礁域や、珊瑚礁域に生息しております。
体地色は白色にて背面は赤色の細かな網目状斑紋が密におおっており、外套膜の周縁部は黄色で
その内側には白色の帯となり網目状斑紋との間に、赤色の大きな斑紋が散在します。

また触角と鰓は、赤色から赤紫色ですが、赤色の大きな斑紋が一様であったり、白色の帯部分が
無かったりと、変異が多く見られる種です。

サラサウミウシ 201002a
 撮影 2010年2月:獅子浜 水深-8m 大きさ約20mmぐらい

本州南日本では、ほぼ通年観察出来るウミウシのひとつで、伊豆のウミウシ基本4種とまで
言われているほどのウミウシの普通種です。
だからなのか、なかなか撮していないウミウシでもあります。

過去の サラサウミウシ の報告は、 こちら をクリツクしてください。

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