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柏島 Archive

コトブキテッポウエビ

大相撲どうなっちゃうんでしょうね~

先日、初めて力士会と相撲協会との意見交換会が催されるなど
改善が見られてきていただけに、残念な事です。

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コトブキテッポウエビ 学名 Alpheus randalli

 十脚目 / コエビ下目 / テッポウエビ科 / テッポウエビ属

撮影 2010年6月:柏島 後浜 水深-23m 大きさ約30mm
英名 Randalls Pistolshrimp
生息域 駿河湾以南 ~ 琉球列島、中、西部太平洋域など

岩礁域や珊瑚礁域の砂底や砂礫底などにて、底生の ネジリンボウ や、、 ヤノダテハゼ
ヤシャハゼ ヒメオニハゼ などの底生の様々なハゼと共生しております。

体色は生息地の砂地の色により変異しますが、基本的には透明っぽい乳白色や淡黄色の
体地色に、赤色と白色の斑紋が体と鋏脚に散在してますが、それらの紋様は個体により
異なります。
また第一鋏脚は大きさ、形とも左右非対称にて、共に側偏した形状をしております。

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撮影 共に2010年10月:柏島後浜

底生ハゼと共生をしているテッポウエビ属の多くは、本種も含めてテッポウエビの方から、
共生するハゼを選択するそうです。

共生している巣穴への外敵からの脅威に備えて、いつもテッポウエビ属の前に立って
最前線で警戒しているハゼですが、何だか自分達と同じで奥様にしいたげられてるん
でしょうね~、きっと。

スジハナダイ その3

昨年の12月は紀伊大島の須江でしか潜らなかったせいか、撮っている生物が同じ
なのがいっぱいで観察報告ネタが乏しくなってきました。

もっと色んな海で潜らないと、いけません。

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スジハナダイ  学名 Pseudanthias fasciatus
 スズキ目 / ハタ科 / ナガハナダイ属

撮影 2010年7月:柏島 水深-35m 大きさ約50mm 
英名 Redstripe Anthias
分布域 伊豆半島以南~西部太平洋、パラオ、PNG、グレートバリアリーフ、
     紅海など

水深が-20m以深の岩礁域や珊瑚礁域にて、岩穴や大きな岩壁などで少数匹による
ハーレムを形成して生息しています。
体地色は明るい橙色で、体側面の鰓部の後ろあたりから尾柄部にかけ、白く縁取り
された太い赤色縦帯が直線的に入り、尾鰭両端は糸状に伸びており、体側面の一筋の
縦帯が和名の由来になっております。

近似種の イトヒキコハクハナダイ ( 以前は スジチガイ と呼ばれておりましたが、2010年
8月に正式和名が付きました。) は、体側面の縦帯が直線でなく曲線を描く事で識別が
可能です。

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この個体はこの撮影した時に自分は初めて観察しましたが、11月に潜った時も
少しだけ
大きくなった姿で元気で泳いでました。

このまま今年も居ついてくれてると嬉しものです。

過去の本種の報告は、 こちら を、どうぞ。

アヤトリカクレエビ その2

一昨年の夏にあんな事が無ければ、今日は匡平の27回目の誕生日でした。
中学生ぐらいからはプレゼントで無く、特別にお小遣いを上げてましたが
今ではそれも出来ないので、特別に仏壇にお供えをしてみました。

匡平が産まれた日は名古屋は大雪の時でしたが、今年も寒い日でした。

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アヤトリカクレエビ 学名 Lzucaris masudai
 十脚目 / コエビ下目 / テナガエビ科 / アヤトリカクレエビ属

撮影 2010年11月:柏島 水深-30m 大きさ約30mm
生息域 伊豆半島、伊豆大島、柏島、沖縄、フィリピン、ボルネオなど

岩礁域や珊瑚礁域にて、ナシジイソギンチャクをホストとして生息しておりますが、希に
ウスアカイソギンチャクでも観察ができます。
鋏脚の大きさは左右で異なり、長い額角は基部で側方に広がります。
体色はホストの色彩や模様に合わせて変化し、それぞれが色彩を合わせる事によって
擬態をとっていて、様々なカラーバージョンが堪忍されております。

和名の "アヤトリ" は、そんな次々と変化する模様から、紐の形を次々と変化させてく
遊びの " あやとり " から付けられたそうです。

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撮影 全て2010年7月:柏島

現在の正式和名が付く前は、ダイバーからはクルクルカクレエビと呼ばれていて、未だに
自分は正式和名の前に、思わず クルクルエビ と呼んでしまいます。
未だに カエルアンコウウオ イザリウオ と呼ぶし、 サクラコシオリエビ ピンクスクワット
ロブスター
と呼んでしまってます。
これは歳を重ねると共に、だんだん物覚えが悪くなって来てる証拠ですね、きっと。

過去の本種の報告は、 こちら を、どうぞ。

ニラミギンポ その2

ここ数日は、アメリカで6日から開催されているCESショーで発表された来年度第一四半期
(今年の4月~6月)に発売されるスマートフォンや、タブレット等のNEWSに目を奪われて
おりましたが、そんな最先端技術のNEWSと違って、チョコレートの原材料であるカカオ豆の
世界一の輸出国コートジボアールでは、昨年の大統領選以来、北部と南部の二派の対立に
よって国内流通が停滞しまっており、カカオ豆の価格が高騰しているそうです。

子供も大人も大好きなチョコレートの、値上げにならない様に願う次第です。

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ニラミギンポ  学名 Ecsenius namiyei
 スズキ目 / イソギンポ科 / ニラミギンポ属

撮影 2010年11月:柏島 民家下 水深-9m 大きさ60mmぐらい
英名 Combtooth-blenny
生息域 伊豆大島、和歌山県、高知県、長崎県男女群島以南
                        ~ 西部太平洋の熱帯域など。

岩礁域や珊瑚礁域の -5m ~ 20mぐらいの水深に生息しており、イソギンポ科の
多くの生物が岩壁の亀裂や、岩穴から顔だけ出して隠れる様に引っ込んでいるのに
比べて、割と全身を外に出して生息しております。

体色は濃紺色にて、背鰭には欠刻がなく尾柄部から尾鰭にかけては鮮やかな黄色を
しておりますが、幼魚の頃は尾鰭は白色をしております。
近似種の フタイロカエルウオ とは、本種は黄色い部分が尾柄部より後ろだけに
限られている事で識別が可能です。

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撮影 2010年11月:柏島 民家下
かなりボロボロな個体も。観察出来ました。

比較的に底からやや離れた位置で泳いでおりますが、危険を感じると瞬時に岩穴等に
逃げ込みますが、その様な時には頭部に鮮やかな青帯を出します。

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撮影 2009年4月:柏島 勤崎

左のノーマルな体色が脅威を与えられて真ん中の色彩、右の色彩へと変化していきましたが、
動画で撮っておけば良かったと、後から悔やんだ観察でもありました。
いつもそうですが、こういう時って、つい見入っちゃって撮り逃す事って多いんですよね~

オキナガニ その2

毎月1日と2日は弊社の運営店舗と事業所を全て訪問しておりますが、今年のお正月は
その内の2/3にあたる9店舗が営業しておりますので、お正月と言えど例月通り訪問して
いつもの月次更新業務をこなしております。
盆暮れ正月GWは稼ぎ時のサービス業に従事していれば、昨今では当たり前の事ですが
古くから続く良き日本人の伝統に逆らう様な、こんな風な季節感の無い仕事内容にして
しまっていて良いのか?
未来の社員に対して、今年も働きながら考えてしまいます。

さてお正月も今日は3日、今日も何か変わっためでたい生物は無いかと写真のストックを
捜してまして、色々とある中から本日は紅白の色彩の生物を報告させて頂きます。
ただちょっと、白トビ写真なので申し訳ありません。

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オキナガニ   学名 Heteropilumnus ciliatus
 十脚目 / カニ下目 / ケブカカニ科 / オキナガニ属

撮影 2010年10月:柏島 後浜  水深-4m 甲長約20mmぐらい
生息域 東京湾 ~ 九州、朝鮮半島沿岸、中国など

比較的浅い水深の珊瑚礁域や岩礁域にて、岩の窪みや砂礫底の珊瑚片や死珊瑚の
裏などに隠れていて、昼夜を問わず自ら表に出ることは無い生物です。
平たい甲の額、前測線などの全ての表面と、歩脚、鋏脚などに長い軟毛が密生して
おり、そのほとんどが白色を地色としており、甲の頬部と胸脚の長節の露出した
部分などが赤褐色の斑紋があります。

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本種を観察するには、ひたすら水底の珊瑚片や板状の石をめくる事。
まぁこれは色んな甲殻類を見つける行為ですが、地道にめくり続ける事で観察例が
増えます。
でもめくる時は、出来るだけ砂土を舞い上げ無い様にお願いいたしますね。

過去の本種の報告は、 こちら を、どうぞ。


ツブヒラオウギガニ

クリスマスを境に一段と寒くなりましたが、水中の中も南紀紀伊大島の須江では
17度を下回る様になってきて、自分も左手はとうとう冬用のグローブに衣替え。

でも10度を切らない限りは、フードは不要です!

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ツブヒラオウギガニ   学名 Neoliomera intermedia
 十脚目 / カニ下目 / オウギガニ科 / ヒラベニオウギガニ属

撮影 2010年7月:柏島 民家下 水深-9m 大きさ約30mmぐらい
生息域 相模湾以南の南日本、フィリピンなど

岩礁域の礁原や礁斜面などにて、転石の下や磯砂底、壁面の亀裂や窪みなどに隠れる
様に生息しています。
甲羅の形状は横広の楕円形にて甲面は扁平、甲域は浅い溝によって不明瞭に分かれて
いて歩脚、鋏脚も含め、全身の表面はが小さな顆粒状の凹凸をしており、前側面は
浅く分かれ先の丸い歯があります。

体色は甲羅、歩脚、鋏脚のほとんどが赤朱色ですが、各脚の付け根の裏側は白色にて
鋏脚の鋏部は淡色をしております。

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本日の観察報告は久々にカニ下目の生物ですが、マイナーな種だけとあってか、
なかなか参考にする資料が少なかったです。

特にレアな生物ではありませんが、地味すぎて取り上げられてないってことが、
参考資料の少ない理由とは思いますが、そもそも今まで自分もあまり特に注視して
観察した事が無いのが、書くのに苦労した理由かも知れません。

もっと、この手の生物もいっぱい観察しないといけませんね。

マガタマエビ

先日、自分の社用車のプリウスに " Vベルト " との警告マークが点灯し、「詳しくは購入した
ディーラーに連絡して下さい」と、メッセージが表示されました。

一般的にVベルトとは、エンジンを冷却する為の水を対流させるウォーターポンプを駆動する
為に、エンジンの動力をウォーターポンプに供給するベルトなんですが、実は今のプリウスは
そのウォーターポンプが電動タイプに変更され、Vベルトは無くなったと聞いておりました。

なのに Vベルト と不審に思いながらディーラーに訪ねた所、警告表示は誤報にて、そもそも
ナビの機能にある各種警告の設定をしておかないと表示しないとの事でした。 

と言う事は、自分が謝って警告距離の設定をした訳ですが、何故、設定したかは不明です。

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マガタマエビ 学名 Gnathophylloides mineri
 十脚目 / コエビ下目 / ヨコシマエビ科 / Gnathophylloides属

 撮影 2010年11月:柏島 後浜 水深-9m 大きさ約10mmぐらい
 生息域 八丈島、高知県 ~ 琉球列島、西部太平洋域など

珊瑚礁域に生息している シラヒゲウニ に共生していて、大きさは10mm以下の極めて
小型のエビです。
体型は米粒の様な楕円形にて、体色は側面の上側は白色で下側は褐色、背面部は
白地に淡褐色の細い縦線が走ります。
シラヒゲウニ に擬態して棘の中に隠れており、 シラヒゲウニ を見つけて探してみても
希にしか見つからない種です。

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以前から自分が観たいエビのひとつでして、今回が初観察。
全てマクロレンズ105mmにクローズアップレンズを付けての撮影ですが、初観察で
興奮していたせいか、白トビだらけの写真を増産しておりました。

白い体色の生物だけに、次回は絞りまくって撮ろうと思います。


ヒメウツボの黄変個体

先週末はいつもメインで使ってる Nikon のD300に105mmマイクロレンズを付け、もう1台
D200に60mmマイクロレンズを付けて、久々に2台持ちで内浦ビーチを潜ってきましたが、
D300には45度ファインダーが付いてますが、D200はノーマルのファインダーのままとあって
持ち帰る度に視野角度が異なり、かなり大変でした。

過去にマクロとワイドで2台持ちした時はそれほど苦にならなかったのですが、同じマクロでの
2台持ちは、かなり問題でした。
次回、2台持ちする時は、同じ視野角のファインダーでセッティングして望もうと思います。

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ヒメウツボの黄変個体  学名 gymnothorax melatremus
 ウナギ目 / ウツボ科 / ウツボ属

撮影 2010年7月:柏島 水深-20m 大きさ不明 
英名 Golden Dwarf Moray
生息域 伊豆諸島、小笠原諸島、和歌山県、高知県、琉球列島
                               ~ 西部太平洋域、インド洋域。

珊瑚礁域の岩の隙間や、切れ目などに隠れる様に生息しています。
体地色は薄茶色ですが地域変異が多く、柏島や琉球列島では本画像の様な黄色とか
八丈島では茶色に斑紋のタイプとかも観察されております。
他のウツボ属と比較すると体型は細くて小型種にて、眼に黒いラインが走るネコ眼が
特徴です。

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撮影 2010年11月:柏島 水深-20m 大きさ不明 

" ゴールデン・モレイイール " との名称で紹介されていたりしますが、正式和名よりも、
そちらの名前で呼ばれている事が多いようで、ただ折角キチントした和名があるのに
わざわざそんな英名(?)で呼ばなくてもとは思います。

" 観察できると幸運がやってくる " とか、 " 黒いハートマークを見ると愛が実る " などの
都市伝説が色々とありますが、今まで自分は何度か観察してますが、いまだ本種の
観察が要因と思える様な幸運を、悲しいながら分けて貰っておりません。

性格はかなり臆病なので、いつも紹介されてカメラを構える頃には引っ込んでます。
本当は、にょき~っとすんごく伸びて白い口の中が見えるくらい大きく口を開いた写真で
報告したかったのですが、年末に予定していた柏島遠征が仕事で行けなくなり、たぶん
今年はもう撮すチャンスがなさそうなので、今回、報告させていただきました。

来年への持ち越しの宿題のひとつです。

アミメチョウチョウウオ

まずはカタール、2022年の開催決定おめでとうございます。

でも残念でしたね~日本、ワールドカップを開催するには初開催の地域でない限り、
やはり元大統領とか元首相とか大物有名人が出ないと国を上げて招致してるとは
思われないんでしょうね。
日本の演説時の国際的な著名人が、SONYの会長だけでは。

鳩山さんすら出席させれなかった現与党のお国の運営は、ますます心配だらけですね。

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アミメチョウチョウウオ  学名 Chaetodon xanthurus
 スズキ目 / チョウチョウウオ科 / チョウチョウウオ属

撮影 2010年11月:柏島 水深-7m 大きさ60mmぐらい  
英名 Crosshatch butterflyfish
生息域 相模湾以南 ~ 琉球列島、西部太平洋域など

岩礁域や珊瑚礁域に生息していますが、琉球列島以北の地域では希に観察する
チョウチョウウオ科の生物にて、体型は楕円形で強く側扁しており、吻は突出します。

体地色は淡白色で体側面には黒色の大柄な網目模様が入り、青白く縁取られた
黒くて太い横帯が頭部から目の上を通って顎部あたりまで入り、頭頂部にも同様の
色彩の短い帯が入ります。
また背鰭と臀鰭の後部と尾柄部、尾鰭の後ろ半分は橙色等が特徴です。

近似種の ベニオチョウチョウウオ は体側面の網目模様が、くの字模様な事で識別が
可能で、似た名前の アミチョウチョウウオ は体地色が黄色で尾鰭の後半は黒色な事で
識別が出来ます。

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と、書かせて頂きましたが、まだまだズブズブ素人の自分。
実は"本種は柏島だったらいっぱい居るだろう"と思い込み、今回はこの3枚と真横
バッチリながらボケボケ画像の合計4枚しか撮しておらず、その夜の AQUAS さんでの
ログ付け時に拓ちゃんから「今年まだ2回目の観察でっせ~」と教えられ、しまったと
落ち込んでおりました。
一ヶ月前の沖縄で、いっぱい見てたんでしょうかねぇ~?
思い込みは怖いです。

ミカドチョウチョウウオの幼魚

昨日、今年の2月頃から名古屋市を中心とした地域で、車上荒らしでカーナビを盗んでいた
犯人が捕まったとのNEWSを見ました。
自分が住んでる天白区も犯行してた地域らしく、ひょっとして 自分のプリ男くん から盗んだ
犯人かも知れません。

あの時に棒に振ってしまった仕事の時間と、楽しみにしてた遊びの予定を考えると、他人事
とは思えず、出来る限り重い刑罰を与えて欲しいと思います。

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ミカドチョウチョウウオの幼魚  学名 Chaetodon baronessa
  スズキ目 / チョウチョウウオ科 / チョウチョウウオ属

撮影 2010年11月:柏島 レッドロック 水深-5m 大きさ40mmぐらい
英名 Eastern triangular Butterflyfish
生息域 駿河湾以南 ~ インド洋、東オーストラリア、西、中、南太平洋域など。

珊瑚礁域の礁池や礁湖等、珊瑚礁の外縁部、礁斜面など、珊瑚が発達してる所に、
成魚の多くはペアで生息しておりますが、幼魚の頃は単独で珊瑚の隙間などに
隠れる様に生息しております。

体型は側扁していて、背鰭、臀鰭の中央が高く発達しており、主にはミドリイシ類の
ポリプを好んで食べています。
また体色は、頭部には眼の上を通る暗褐色の2本の横帯があり、体側面の胸鰭より
後には"く"の字型の黄色の横縞が全体に広がる色彩が特徴です。

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以前に成魚の観察報告をした時にも書かせていただきましたが、ミカドとの名前は
決して " 帝 " では無く、" 三角 " です。
でも和名の由来はどうであれ、ミカドの名が付く生物は少なく、やはり " 帝 " とか、
" 天皇 " などの名付けは難しいんでしょうね。

過去の本種の報告は、 こちら を、どうぞ。

カイカムリ属の1種

実に、世知辛い世の中になってしまった様でして。
先日、ちょっとした用事で自宅の前に車を15分ほど駐めて、戻ったところ駐車禁止違反と
判断され、黄色い違反のステッカーがべったり貼られておりました。
自分の車はキーレスで作動しますし、エアコンを停止してれば一時間ぐらいはエンジンは
止まったままですので、ロックだけして自宅で所用を済ましておりました。

まさか自宅の前に駐めて違反になるとは。
確かに道路に駐めている以上、規則違反では有りますが。
今の世の中、駐車違反検挙目的の下請けのおっさんがデジカメで撮しその画像データを
通信してる間に車が動かなければ違反と決めつける様です。

自分が駐めていた自宅前の道路の向かい側は県営住宅の団地でして、いつも沢さんの
車が日中、違法駐車しておりますが、それらの車には違反のステッカーはひとつも貼られて
おらず、何故に自分の車だけ?
検挙するなら公平にしてくれと訴えましたが、違反手続きの受付をする警察署と、実際に
違反のステッカーを貼った下請けの自転車に乗ったおっさん達とは異なるので、その事に
関しては何とも言えないとの理不尽な回答でした。

実に馬鹿な警察官の適当な回答でしたが、下手に理屈でやり返したところで自分の違反の
事実が抹消されるわけでもなく、ある意味、大人の判断で手続きを終えました。

下請けのおっさん達は適当にノルマ消化で摘発してるのか、その地域の住民環境を何も
知らずに自身の勝手な判断で違反ステッカーを貼っている様です。

今度、家の前で見掛けたら、徹底的に抗議してやろうと思います。

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カイカムリ属の1種   学名 Cryptodromia Sp
 十脚目 / カニ下目 / カイカムリ科 / イソカイカムリ属

撮影 2010年11月:柏島 後浜 水深-7m 甲長約30mmぐらい
生息域 北海道以南 ~ 西部太平洋域、インド洋、オーストラリアなど

水深が10m以浅の岩礁域や珊瑚礁域の転石帯にて、自身の大きさよりも大きなカイメン類を
背負って生息しております。
しかし今回観察した個体は、カイメン類でなくトゲトサカを背負っている珍種。
種の同定には甲に背負っている物を外して、甲の形状や、紋様を確かめる必要が有りますが
今回は ( と言うか、いつもそうですが ) 甲に背負ってるトゲトサカを無理に外す訳にもいかず、
種の同定までは出来ませんでした。

本種を観察した夜の AQUAS さんのログ付け時には、本種の写真を見た AQUAS 代表の
まっちゃんからは 「こいつ、美味しいなぁ~」 の連発。
更に 「こいつに イソコンペイトウガニ 載ってたら、最高やな~」 と。

確かに~♪
次に撮りたい写真の夢が広がる、そんなひと言でした。

ヒメイソギンチャクエビ

最近、著名な芸能人の方の奥様が天国に召されて、「ご近所や、仕事場近隣の方への
ご迷惑になりますから、取材は止めて欲しい」との正式コメントを出されたにも関わらず、
芸能リボーターなどマスコミの方々が押しかけて、芸能人の方が困られてる映像をTVで
よく放送されておりますが、自分は見る度に嫌気がさしてチャンネルを変えております。

著名人ゆえに知りたいと言う視聴者の要望があって、マスメディアが取り上げてるとは
思いますが、おめでたいお話しならともかく家族の深い悲しみを考えられて、そっとして
あげられないのか。

いくら著名人な方でも、自分達一般人と同じ人間なんですから。
そんな深い悲しみを抑えられて毅然とした態度でマスコミの方に接せられ、予定されて
いた仕事をキチンと成されている、この芸能人の方には尊敬の念に堪えません。

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ヒメイソギンチャクエビ 学名 hamopontonia corallicola
 十脚目 / コエビ下目 / テナガエビ科 / ヒメイソギンチャクエビ属

 撮影 2010年9月:柏島 水深-12m 大きさ約10mmぐらい
 生息域 伊豆諸島、伊豆半島以南 ~ 西部太平洋域など

珊瑚礁域や岩礁域に生息しているサンゴイソギンチャクや、シライトイソギンチャク、
パラオクサビライシなどに共生していて、それらの触手の間に隠れ住んでおります。

第1、第2胸脚は共に鋏脚にて、額角に関節はありません。
体色は透明にて、頭胸甲の背面に白色の斑紋がありますが、雌雄や成長過程等で
斑紋の模様に差があります。
歩脚に茶褐色の斑点が散在する事、尾柄部に斑紋が入らない事などで、近似種の
イソギンチャクエビ と識別が可能です。

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今日も、全身が鮮明ではない写真ばかりですみません。

何せ今回の個体は体長が約10mm位の小ささゆえに、105mmのマイクロレンズに、
INONのクローズアップレンズのUCL-165 M67を付けて撮影しました。
なのでピンが全身に合わなくて、四苦八苦してやっとこの写真。

まだまだ撮影スキルの向上が、必用の様です。

アブラヤッコ

昨日は一年に一回の健康診断で、久々にバリウムを飲みました。
昔からバリウムを飲むと、すぐにお腹を壊して下痢になっておりましたので
バリウムを飲んだ後に頂く下剤は飲んでおりませんでしたが、何故か昨日は
自然に下剤を飲んでしまいました。

そのせいで、やはり昨日は午後から仕事になりませんでした。
自分に下剤は不要です。

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アブラヤッコ  学名 Centropyge tibicen
 スズキ目 / キンチャクダイ科 / アブラヤッコ属

撮影 2010年9月:柏島 レッドロック 水深-9m 大きさ120mmぐらい  
英名 keyhole angelfish
生息域 駿河湾以南 ~ 西部太平洋域など。

水深が50m以浅の珊瑚礁域や岩礁域にて、ペアもしくは数匹の小さな群れで
生息しております。
体地色は黒色にて体側面の中央部に大きな白色斑があり、腹鰭は黄色にて、
臀鰭は黄色に縁取られその内側に青い縦線が入ります。
アブラヤッコ属としては大型の種で、雑食性にて付着藻類などを主に食べて
おります。

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撮影 2010年10月:柏島 勤崎 水深-6m 大きさ80mmぐらい

昔から何度と本種に挑んでみても、綺麗に撮せた試しがありません。
自分は黒一色、白一色の生物の撮影が苦手でして、本種を撮そうと頑張っても
いつも体側面部の白色斑にピンがあってしまい、眼にピンが合いません。

本日使用している写真は9月に撮した物が105mmマクロVRで、10月に撮した
のは85mmマクロVRで挑んでみたものなんですが、共にこんな程度の写真が
精一杯でした。

いつか綺麗に撮せた写真で、再度、報告し直したいものです。

ウミウシカクレエビ その3

先日の事、TVの着いていない車に乗せて貰っていて、携帯電話のワンセグ放送を見ようと
色々と携帯電話を触っていたら、ワンセグの Bluetooth接続機能ってのを発見しました。

こりゃ早速、Bluetooth接続で車に繋いでワンセグTVを見ようと思いましたが、よく考えれば、
Bluetooth接続機能が付いた機械なら、TVチューナーぐらい着いてるはず。
ちょっと利用方法に疑問を感じたハイテク機能でした。

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ウミウシカクレエビ 学名 Periclimenes imperataor
 十脚目 / コエビ下目 / テナガエビ科 / ホンカクレエビ属

 撮影 2010年10月:柏島 後浜 水深-18m 大きさ約30mmぐらい
 英名 Sterfish shrimp
 生息域 伊豆半島以南 ~ 西部太平洋域、紅海、インド洋、ハワイ諸島など。

岩礁域や珊瑚礁粋にて、 ニシキウミウシ ミアミラウミウシミカドウミウシ等の色彩が
豊かなウミウシ類や、オオイカリナマコバイカナマコジャノメナマコ などのナマコ類を
ホストとして生息しております。

体色や頭胸甲の背面部と側面部、腹節の背面部や尾部などの色彩や模様は多種におよび、
比較的にウミウシ類をホストとしている個体は、白色、紫色、赤色や、橙色等の綺麗な
色彩をしておりますが、濃褐色単色のナマコ類をホストとしている個体は、濃い紫色や、
濃褐色などの単色の地味な色彩の個体が多く見られます。

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本種は見つける度にパシャパシャと何枚も撮してしまいますが、最近は本種に関しては
まずは普通にくっきりと黒バツクで図鑑的な撮影をして、その後に色々と遊んで撮す様に
しております。

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そしてこちらはそんな遊んで撮した写真ですが、スロースピードにしすぎてブレブレに
ボケてしまった画像です。
でもそんなブレ具合が何となく良い感じで、自分的に明らかにぶれてるのに好きな写真です。

まぁ、下手の言い訳ですが・・・・・

過去の本種の報告は、 こちら を、どうぞ。

カニダマシ科の一種

本日観察報告させていただく生物は、昨年串本のボートポイントで国内初確認されて以来、
既に色んな方々がWebサイト等で報告されていて、自分も前から是非観たい、撮したいと
思いながらも、近年の自分は串本ではビーチポイントでしか潜っていない事もあって、
今頃になって、やっと柏島で撮影できました。

かなりの後出しなので、ちょっと異なる画像でとも思ってみましたが、そこは写真センスに
乏しい自分。

結局は、ごく普通の写真になってしまいました。

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         kikuchikanidamashiSp 20101014f.jpg
カニダマシ科の一種 学名 Aliaporcellana Sp
 十脚目 / ヤドカリ下目 / カニダマシ科

 撮影 2010年10月:柏島 水深-9m 大きさ約10mm
 生息域 串本、柏島、屋久島など

kikuchikanidamashiSp 20101014c.jpg

本日の生物は、詳細な特長など全く判りません。
判っている事は、昨年に串本で見つかって、その後に屋久島や柏島でも見つかった事。
インドネシアで観察されている、 Aliaporcellana suluensis の仲間と思われている事。

今後の研究者の方々のご尽力に期待するばかりです。

レンテンヤッコの幼魚

昨日の19時30分頃に、 かじきあん の社長さんから電話がありました。
「明日、大瀬なら外海もいけそうですけど、どうします?」
うっかりしてました、過去に柏島に居ながら台風の接近で明日は潜れないと判るや、一晩中、
車を走らせて、翌朝には大瀬に居た社長さんです。
こんな台風が接近中な時でも、どこか潜れそうな所がないかと探してたようです。

残念ながら、台風のせいで海に行けないならと本日が誕生日の長男と既に一緒に外出する
約束済みでしたので、大瀬行きは泣く泣く諦めました。

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rentenyakkoYg 20101014b.jpgrentenyakkoYg 20101014g.jpg
レンテンヤッコの幼魚  学名 Chaetodon lunulatus
 スズキ目 / キンチャクダイ科 / アブラヤッコ属

撮影 2010年10月:柏島 レッドロック 水深-7m 大きさ30mmぐらい  
英名 Japanese angelfish
生息域 小笠原諸島、沖縄を除く相模湾以南、豊後水道、クレ環礁など。

岩礁域や珊瑚礁域にて水深が10m~30mぐらいに生息しております。
アブラヤッコ属としては大型種であり、熱帯域に多い同属の種としては珍しく温帯域に
のみ生息しております。
英名が Japanese angelfish との名前の様に、一部の外国を除いてはほぼ日本の
固有種です。

体の前半分は鮮やかなオレンヂ色で青紫色の小さな紋様が多数入りますが、後ろの
半分はほぼ青紫色になり、尾鰭は鮮やかな黄色をしております。

rentenyakkoYg 20101014f.jpgrentenyakkoYg 20101015a.jpg

本種を見る度に、自分はいつも温帯域の生物の割には艶やかな体色を不思議に思います。
どう見てもこの体色は熱帯域の色彩。
欧米人のアクアリストに本種が人気が高いのは、不思議じゃないですよね。

オキナワベニハゼ

本日観察報告させていただく生物は、小種名と和名にオキナワの名前が付く生物ですが
先週末の沖縄遠征では観察しませんでした。

オキナワの名前が付いていても南紀や柏島で通年観察できる事もあってか、特にちゃんと
探さなかった事もありますが、それよりも南紀や柏島では希にしか観察できないけれど、
沖縄なら沢さん観察できる様な生物を選んで観察していたからかと思います。

         okinawabenihaze 20101015b.jpg
オキナワベニハゼ  学名 Trimma okinawae 
 スズキ目 / ハゼ科 / ベニハゼ属

撮影 2010年10月:柏島 水深-9m 大きさ約20mm
英名 Okinawa rubblegoby 
生息域 小笠原諸島、八丈島、相模湾~鹿児島県、琉球列島、西部太平洋域、インド洋など。

水深が3m~55mぐらいの珊瑚礁域の傾斜面、岩穴や壁面や崖壁などの亀裂奥などに単独で
生息しております。
第一背鰭第二棘は糸状に伸長するタイプとしないタイプがあり、体地色は白色にて体全体に
橙色斑が密在し、頭部側面には4つの橙色の横線があります。

okinawabenihaze Yg 20100926d.jpg
撮影 2010年9月:柏島 水深-5m 大きさ約10mm 

こちらは幼魚、撮影している時はファインダー越しに見ても体色の色彩がはっきり判らず、
ベニハゼの何かは判りませんでした。
未だ体全体に密在する橙色の斑紋が横縞の様な模様をしております。

近似種の ベガススベニハゼ や、 オオメハゼ との違いは下記になります。

         oomehaze 20101016a.jpg
オオメハゼ  学名 Trimma macrophthalma 
撮影 2010年10月:柏島 水深-7m 大きさ約20mm 
英名 Flame goby

青色線で囲った胸鰭付根に2個の斑点が有る事や、黄緑色線で囲った第一背鰭第二棘が
伸長している事が本種との違いです。

vegasusubenihaze 20090412b.jpg
ベガススベニハゼ  学名 Trimma annosum 
撮影 2009年4月:柏島 水深-4m 大きさ約20mm 
英名 Orangespoted dwarfgoby

本種よりも オオメハゼ によく似ておりますが、青色線で囲った胸鰭付根に2個の斑点は
無い事や、黄緑色線で囲った第一背鰭の棘は伸長しない事、黄色線で囲った頭部側面に
橙色の横線が無い事などで識別が可能です。

と、識別の特長を書いてみましたが、よく似てますね~この子達は。

トゲツノメエビ その2

やばっ!!
折角、土曜日の試合で鹿島等の2位以下のチームが足踏みしてる時に、新潟では勝てないと
言うジンクスを破れず、今回も我がグランパスは勝てませんでした。
昨日の新潟で勝ってさえいれば、2位以下のチームに11ポイント差を付けられるチャンス
でしたが、結局、前節までと同様の8ポイント差のままです。

この時期の8ポイント差はシーズン優勝に対してまず大丈夫なポイント差とは思うのですが、
それでも過去今までのグランパスの戦い振りを見てると、一抹の不安がよぎります。

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  十脚目 / コエビ下目 / フリソデエビ科 / メエビ属

 撮影 2010年10月:柏島 水深-4m 大きさ約20mmぐらい
生息域 高知県、鹿児島湾以南、 インドネシア、ニューカレドニアなど。

岩礁域や珊瑚礁域の潮間帯にて、珊瑚瓦礫の隙間や軽石の下に生息しております。
体地色は白色で暗褐色や橙色の小斑点が点在していて、眼柄は長くて眼の先端が鋭く
尖ることが特長です。

       togetunomeebi 20101016e.jpg

柏島で本種とは約2年振りの再会でしたが、2年の歳月は色々と正確も変えてしまう様で
( 決して、そんなことは有りません )

togetunomeebi 20101016a.jpg

珊瑚片の隙間に直ぐに隠れる様で無く、他の派手な色彩をした生物の上に載ったりして、
フォト派ダイバーの気持ちを掴む生物の一つです。

過去の本種の報告は、 こちら を、どうぞ。

ヌノサラシ

今日は、新聞休刊日です。
現在の様に情報通信が発達した世の中では、自分が朝起きた時点では新聞の朝刊よりも
TVやラジオ、ネット等の各メディアの方が新しいNEWSを発信しており、特に新聞が無くても
問題は無いのですが、それでも毎朝読んでる新聞を読まないと、何か情報拾得不足感な
気持ちになるのが不思議です。

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ヌノサラシ  学名 Grammistes sexlineatus
 スズキ目 / ハタ科 / ヌノサラシ属

撮影 2010年7月:柏島 後浜 水深-16m 大きさ約150mm 
英名 Sixlined soapfish
生息域 相模湾以南の南日本、西部太平洋域、インド洋域など。

岩礁域や珊瑚礁域の沿岸の浅い水深にて、岩陰や岩の隙間などに生息しております。
幼魚の頃の体地色は黒色にて、複数の黄色っぽい白色の縦縞が全身に走りますが、
この白色の縦縞は成長するに伴い、縞模様から水玉模様に変わります。

粘液細胞と真皮中の粘液腺の中にグラミスチンと言う毒を持っており、外敵から脅威を
与えられたりすると、体表から大量の粘液と共にこの毒を分泌します。

nunosarashi 20100926b.jpgnunosarashi 20100926c.jpg
撮影 2010年9月:柏島 勤崎 水深-12m 大きさ約150mm 

アゴハタ や、 ルリハタ キハッソク 等と共に、毒を分泌すると海水をまるで石鹸水の様に
泡立てることから、英名では " ソープフィッシュ " と呼ばれていて、水槽などで他の生物と
一緒に飼育すると、毒を分泌して他の生物を殺してしまい、同じ水槽で複数の本種を生育
しすると共食いするそうですので、もしも自宅などで生育しようとする場合は色々と注意が
必用なサカナですね。

カイメンカクレエビ属の一種

昨夜は疲れて観察報告の更新をサボってしまいましたので、今日の仕事の昼休憩時に
パパッと書いてみました。
そう言う理由も有りますが、観察したのが4、5ヶ月前で、学術的にも全く詳しくない報告で
すみません。

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カイメンカクレエビ属の一種 学名 Periclimenaeus Sp
 十脚目 / コエビ下目 / テナガエビ科 / カイメンカクレエビ属

 撮影 2010年5月:柏島 後浜 水深-9m 大きさ約20mmぐらい

イタボヤの中に隠れ住んでいるので、通称"イタボヤカクレエビ"と呼ばれておりますが、
正式にはホヤカクレエビ属 (Pontonia) の仲間ではなく、カイメンカクレエビ属
(Periclimenaeus Sp) の仲間だそうです。

残念ながら学名も未だ無く、今回の観察報告では生息地や生態も書けませんが、本種が
ホストとしているイタボヤの仲間は、柏島では真夏には消えてしまいます。
なので本格的な夏が来る前の、4月~6月頃に柏島へ行けば観察が出来ます。
本日はかなり適当な報告で、申し訳ありません。

kaimenkakureebiSp 20100625c.jpgkaimenkakureebiSp 20100625e.jpg
 撮影 2010年5月:柏島 後浜 水深-9m 大きさ約20mmぐらい

イタボヤに空いた小さな穴の中に隠れていたのを見つけられ、外に出されるとこんな感じで
ウロウロと穴を捜してます。

kaimenkakureebiSp 20100625g.jpg

で、適当な穴が見つかると、

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大きな鋏脚を穴に突っ込んで、隠れようとします。

kaimenkakureebiSp 20100625a.jpg

本種はホストの色彩に影響される様で、イタボヤの色によって色彩が異なります。
詳しくは判りませんが、ホストを食べているのか?、染まっていくのか?

と本日は、ちょっと小学生の夏休みの観察日記みたいな、観察したイメージだけでの
適当な報告になってしまいました。
いつか学名とかが発表された時には、書き直そうと思います。

シンデレラウミウシ

今日の仕事帰り、車のTVで何気にサザエさんを見てましたら、マスオさんが写真を
撮りまくるお話しがありました。
設定されてるカメラはフィルムタイプ、今時の家庭でデジカメじゃないとは。

常々より思ってますが、サザエさん家は東京の都心部に有りながら、庭には盆栽棚が
ありカツオ君がバットで素振り出来るくらいの広い庭付きで、平屋なのに二世帯が
住める広さの一軒家、更に出前を取る事が多く、かなり裕福なご家庭かと思います。

やはり裕福なご家庭は現像代がかからないデジカメではなく、フィルムカメラなんで
しょうか?

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シンデレラウミウシ 学名 Hypselodoris apolegma
 裸鰓目 / ドーリス亜目 / イロウミウシ科 / アオウミウシ属

撮影 2010年9月:柏島 勤崎 水深-25m 大きさ約60mmぐらい
生息域 伊豆諸島、和歌山県、高知県、琉球列島 ~ 西部太平洋域など

体地色は青紫色にて、触角と二次鰓は多くは橙色ですが、紫色のタイプや海外では白色や
赤色のタイプも観察されております。
外套膜の白色の外縁は薄い色彩のタイプと濃い色彩のタイプが有り、薄い色彩のタイプは
本種であり、濃い色彩のタイプを カグヤヒメウミウシ とされる学者の方や、本種自体を
ゾウゲイロウミウシ の色彩変異タイプとされている学者さんもいて、まだまだ研究者の方の
ご尽力が必要な様です。

cinderellaumiushi 20021111b.jpg
撮影 2002年11月:マブール 水深-18m 大きさ約50mmぐらい

こちらは、触角と二次鰓が紫色のタイプです。
実に約8年前に撮影したものですが、当時は自分は未だデジイチに進化する前で、コンデジの
オリンパスC5050で撮影した写真です。

今回はそれ以来の観察でしたが、深場のレアもの見たさに2、3カットほどの撮影で終えて
しまいました事が、少し悔やまれます。

アカボシハナゴイ その3

やりましたね~、ドラゴンズ~♪
ドアラも、樽酒を頭からかぶってましたね~♪♪♪

とは言っても試合は無く、ただタイガースが負けてくれただけの結果ですが。
あとはグランパス、今年こそ全て名古屋が総取りです。

さて今日も、先週末の柏島遠征で観察できた生物の報告です。
昨日と同じく観察する事が珍しい種ではありますが、本日は綺麗系です。
でもいつも、柏島遠征と書いてはいますが今回で今年になって柏島で潜った本数は36本に
なりました。
いつもホームと言ってる須江ですら30本なので、今年はひょっとしたら・・・・
でももうすぐ須江では内浦ビーチがオープンしますので、最終的には須江が多くなるかと
思います。

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アカボシハナゴイ  学名 Pseudanthias lori
 スズキ目 / ハタ科 / ナガハナダイ属

撮影 2010年9月:柏島 民家下 水深-35m 大きさ約70mm 
英名 Lori's Anthias
生息域 和歌山県、高知県、琉球列島 ~ 中、西部太平洋域、東部インド洋など

珊瑚礁域の水深が25m~60m辺りの潮通しの良い珊瑚礁外縁部や、岩塊根などに
生息しております。
尾柄部背面の橙色、もしくは赤色の四角い斑紋が縦方向に大きな長方形になる事が
特長にて、雄の成魚は背鰭第3棘と腹鰭が大きく伸長します。

akaboshihanagoiYg 20071025a.jpgakaboshihanagoiYg 20071025e.jpg
撮影 2007年10月:柏島 勤崎 水深-47m 大きさ約40mm

こちらは約3年前に撮した幼魚です。
今回は近似種の アカネハナゴイ との相違点に、それぞれマーカーした写真を横に並べて
説明しようと思いましたが、残念ながら過去に撮した写真の中で アカネハナゴイ の人様に
見せられる様な写真は無く、今回は断念しました。

なのでいつか、 アカネハナゴイ の綺麗な写真を撮れた時にでも、相違点をマーカーしながら
報告させて頂こうと思います。

過去の本種の報告は、 こちら を、どうぞ。

ホヤカクレエビ属の一種

希にシーズン的にウミウシが多い時も有りますが、当ブログでは出来る限り、色々な科の
生物を順番に報告させていただいているつもりです。
それは甲殻類でも同じつもりだったんですが、気づくとこのところ異尾類が多く、今回は久々の
エビ類の観察報告です。

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ホヤカクレエビ属の一種 学名 Pontonia katoi
 十脚目 / コエビ下目 / テナガエビ科 / ホヤカクレエビ属

 撮影 2010年7月:柏島 後浜 水深-12m 大きさ約30mmぐらい
 生息域 伊豆半島、駿河湾、高知県、琉球列島、フィリピンなど

フィリピンなど海外からの報告ではアオホヤに生息している写真が多いんですが、柏島では
大半が、ミカンボヤの中に隠れて生息しております。
学名から想像出来る様に基準標本は伊豆にて採集され、約70年前に発表されておりますが
正式和名はまだ付いておりません。

hoyakakureebi 20100525c.jpghoyakakureebi 20100527b.jpg

 撮影 写真左は柏島、右は鵜来島、共に2010年5月

本種の詳細は、色々調べましたが詳しく掲載されているものが無く、今回は種の説明内容が
乏しくて申し訳ありません。

でもそんな文献が探せない生物に限って、写真はいっぱい撮ってるモンなんですよね~

ウミテング その2

昨日の朝は、目覚めた時に久々に汗をかいてない朝でした。

夕方も日が暮れると同時に涼しくなり、日中は真夏の様に暑いのに朝晩は湿気が無い
清々しい涼しさと、まるでハワイの様な気持ちいい常夏の気候で。
年中こんな気候が続けばいいのにな~と、思いました。

でもよくよく考えると、今年の夏は雷が轟く夕立を見てない様な気がします。
自分が小さな頃は生まれ育った田舎の町で、夏に夕立は当たり前だった気がしますが
ここ数年、名古屋では夕立が減った気がします。

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ウミテングの幼魚   学名 eurypegasus draconis
 トゲウオ目 / ウミテング科 / ウミテング属

撮影 2010年9月:柏島 後浜 水深-8m 大きさ10mmぐらい
英名 Dragon seamoth
生息域 千葉県以南 ~ ハワイ諸島などを除く太平洋域、インド洋、
    紅海、東アフリカ、フレンチポリネシアなど

岩礁域や珊瑚礁域などの沿岸域の浅い水深の砂泥底域に、泳ぐと言うよりも水底を
這いずり回る様な移動方法をしながら生息しております。
トゲウオ目ではありますが、口は筒状には伸びずに吻が棒状で、吻の付け根の下側に
小さな口があります。
体背面は硬い骨板で被われており凸凹の形状をしております。

この日はお母さんテングも一緒でした。
因みにこの子は、ダイビング友達の、 ノザタケ さんが見つけたので、ノザタケテングと
勝手に自分は読んでます。

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ノザタケテング
「でえりゃあ~暑っついで、大月の道の駅の " いちごおり " 食べに連れてってちょ~」

お母さんテング
「今日はかんて~、日曜だもんでお客さんよーさんみえるで、外へなんか出とれんて」

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ノザタケテング
「ちぇ~っ」

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ノザタケテング
「けったも壊けとるし、歩いてくにはえらいし、DSでもしとるか」

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柏島の ウミテング が、こんな名古屋弁で話してるとは思えませんが、話してる内容はきっと
こんな感じでしょう。

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撮影 2009年1月:大瀬崎 湾内 水深-12m 大きさ50mmぐらい

過去の本種の報告は、 こちら を、どうぞ。


ベニワモンヤドカリ

へへへぇ~っ、一昨日のグランパスは川崎相手に最悪でしたが、それでも1位の順位はそのまま。
更に名古屋市民として嬉しいのは、ドラゴンズがついに2位に躍進!!

タイガースとの差は2.5ゲーム、いよいよ首位の座が見えてきましたね~♪

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ベニワモンヤドカリ 学名 Ciliopagurus strigatus
 十脚目 / ヤドカリ下目 / ヤドカリ科 / ワモンヤドカリ属

 撮影 2010年7月:柏島 後浜 水深-7m 大きさ不明
 英名 Redbanded hermitcrab
 生息域 房総半島以南の南日本の太平洋側岸 ~
                 琉球列島、西部、中部、南部太平洋域、インド洋など。

水深が6m以深の潮通しの良い岩礁域や珊瑚礁域にて、主にイモガイ類などの殻口の狭い
貝を宿貝として生息しております。
体型は平たくて、左右の鋏脚の大きさは同じぐらいで、頭胸部の背面は白色。
眼柄と第1触角は橙色をしており、鋏脚と歩脚はともに指節の先まで赤色と橙色の細かい
横縞が輪っか状に入っております。

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綺麗めに撮ってみようと緑色の珊瑚の上に置いて撮影していると、後ろに大きな生物が
やって来ました。
本種を食するとは思えませんが、なんだか狙ってるように見えちゃいますね。

尚、近似種のフチドリワモンヤドカリや、ユビナガワモンヤドカリとは、前節まで横縞が
入らない事や、本種が両種よりも色彩が赤い事などで区別が可能です。

イトタマガシラの幼魚

昨日の当ブログで通勤時間帯の車の量が減っていないと書きましたが、ブログを書いた
後に実際に通勤してみると、なんとガラガラでした。
出勤後に弊社の各事業所へと移動中もガラガラ。

世間が一年中、盆暮れ正月GWに夏休みだったらいいのにと思う自分です。

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イトタマガシラの幼魚   学名 Pentapodus nagasakiensis
 スズキ目 / イトヨリダイ科 / キツネウオ属

撮影 2010年7月:柏島 後浜 水深-20m 大きさ30mmぐらい
英名 Japanese whiptail
生息域 房総半島以南の太平洋岸 ~ 琉球列島、
            台湾、南シナ海、インドネシア、北西部オーストラリアなど

岩礁域や珊瑚礁域の、水深が15m~100mの砂泥底に、単独、もしくは少数匹で海底から
あまり離れない位置に生息しています。

体髙は低く紡錘形、眼が大きくて吻は短く吻の先端から眼をとおり尾柄上部まで黄色の
太い縦帯が走り、その下に同じく吻端から尾柄中央部まで白色の太い縦帯が走りますが、
幼魚の頃はその黄色と白色の縦帯の間と、黄色の盾雄日の上側に青色の縦帯が入ります。

itotamagashiraYg 20100728d.jpgitotamagashiraYg 20100728e.jpg

itotamagashiraYg 20100728b.jpg

このたぐいの生物をゲストにいちいち紹介してくれるダイビングガイドさんは、まず居ませんし、
大変失礼ながら自分も紹介されると言う期待はしていないので、見つけてはひとりで興奮して
撮しております。

しかし数年前にAQUASの、やっちゃんはスレートに書いてまで自分に本種を紹介してくれました。
なので、自分のAQUAS詣は今年も止まりません。

ご参考までに、他のキツネウオ属 の報告も。

kituneuoYg 20051009a.jpgyakushimakituneuo 20070830d.jpg
左  キツネウオの幼魚   学名 Pentapodus caninus  撮影2005年10月:西表島
右  ヤクシマキツネウオの幼魚   学名 Pentapodus aureofasciatus  撮影2007年8月:柏島

共にちょっと昔の写真ですが、当時は共にSp扱いでした。
こんな風に撮影してから数年後に種が確定する事は多々ありますので、以前に撮った写真も
大事に保管しております。

モクズショイ

一時の猛暑が若干和らいだかなと思ってたら、台風4号が近づいてきました。

本州の北、日本海側を北に走るコースらしいので、台風は逆時計回りですから
おそらく南風でムワ~っとした暑さがやってくるでしょう。
でもそれよりも、雨による被害が無い事を祈ります。

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モクズショイ   学名 Camposcia retusa
 十脚目 / カニ下目 / クモガニ科 / モクズショイ属

撮影 2010年6月:柏島 後浜 水深-7m 甲長約30mmぐらい
英名 Decorator crab
生息域 房総半島以南 ~ 西部太平洋域、インド洋、オーストラリアなど

岩礁域や珊瑚礁域の傾斜面や、砂礫底域の岩の亀裂や珊瑚片の裏側等に日中は隠れて
生息しておりますが、夜になると活発に行動します。
アケウス と同様に体全体がカギ状の毛で覆われており、それらの毛にカイメン、藻くず、貝殻、
珊瑚破片等を付けて体全体を擬態化しており、この「藻屑背負い」の姿から和名が
付けられております。

mokuzusyoi 20100606b.jpgmokuzusyoi 20100606c.jpg

今回観察した個体は、柏島では5月~6月にかけて観察できる トラフコウイカ の卵を体に
付けており、大きな珊瑚片の裏側に産み付けられた卵の中に隠れていました。
本種は色々な物を体にくっつけますが、同時に複数の種類を付ける事は無く、藻屑だけとか
カイメンだけとか、基本的には同一の物だけをくっつける様で、今回の場合は卵だけを体に
付けておりました。

torafukouikaEgg 20100626a.jpg

写真は、もうすぐハッチアウトしそうな トラフコウイカ の卵ですが、いつもは死サンゴ片等の
裏に付いていて他の生物から補食される事も有りませんが、自分達が甲殻類などを
捜そうとひっくり返すことで、卵も表に出てしまい、その途端、ベラやカワハギなどにあっと
言う間に食べられてしまいます。

なのでめくって卵類が目に付くと、なるべく早く元に戻す様に心がけておりますが、この様な
写真を写している間にも、パクッ、パクッと。
海の中の生存競争は誠に厳しいです。

エナガカエルアンコウ その2

このところ行方不明のお年寄りの方のNEWSが賑わっておりますが、自分にはとても
理解出来ません。
それなりの理由が有ったのかも知れませんが、それでも一緒に暮らしてる家族の一人が、
ましてやお年寄りが、行方不明になったら直ぐに警察に届けないんでしょうかね?

自分は今までお年寄りの方と一緒に暮らした事が有りませんが、ある日、突然に家族の
誰かが家に帰ってこなくなったら必死で探すと思うんですが、そのまま外っていたとは
う~ん、やはり自分にはどうにも理解が出来ません。

enagakaeruankou 20100626b.jpg
エナガカエルアンコウ  学名 Antennarius rosaceus
 アンコウ目 / カエルアンコウ科 / カエルアンコウ属

撮影 2010年6月:柏島 後浜 水深-9m 大きさ約30mm 
英名 Rosy frogfish
生息域 高知県、奄美大島以南 ~ インド洋、西部太平洋域など

以前の観察報告の時にも書きましたが、日本産魚類検索によると第1棘 ( エスカが付いてる
竿みたいな部分 ) が、第2棘より長い事で本種と同定できるとありますが、これはなかなか
海の中では判りづらい特長かと思われます。

あくまでも学術的な知識無しの自分のパッと見識別では、単純に第1棘の独特の形状だけで
本種と同定できるかと思います。

enagakaeruankou 20100626d.jpg
この第1棘が本種の特長です。

       enagakaeruankou 20100626c.jpg

自分が本種を観察したのは今回が2回目で、初めて観察したのは同じ柏島で、ガイドをして
頂いたのも、同じ AQUAS のまっちゃん。
よ~く考えて見ると、 カエルアンコウ イロカエルアンコウ クマドリカエルアンコウ 以外の、
カエルアンコウモドキ や本種の様な、ちょっと変わったカエルアンコウ科の生物は柏島でしか
観察したことがありません。

自分が潜ってるフィールドが少ないのかも知れませんが、それにしても柏島の海ってやはり
凄い海ですね。

過去の本種の報告は、 こちら を、どうぞ。

マツバギンポ その2

昨日、我が社のとある店舗の駐車場で社用車に乗ろうとしたら、70代ぐらいの女性の
お客様に 「申し訳ありませんが、ちょっと車を見せて下さい」 と声を掛けられました。

お話しを聞くと、自分の社用車と同じ車を買おうとしたが、息子さんに「危ないから」と
言われて違う車を最近買ったらしいのですが、その息子さんの「危ない」と言っていた
理由を確かめたいとの事で、どうやらお年寄りなので、今まで乗ってられた車とシフトの
位置や、ハイブリッドカー独特のブレーキ感、メーター類等に順応がしにくいだろうとの
息子さんの考え方だった様で、少しだけ運転席に座って確かめて貰ったところ、やっと
納得されてました。

20歳の頃に約8万円でパブリカを手にして以来、今まで約32年間の間に何台も乗り換えて
きましたが、こんな事は初めての事で。
ハイブリットカーは面白い出来事にも出会いさせてくれる様ですね。

matubaginpo 20100728a.jpg
マツバギンポ  学名 Mimoblennius atrocinctus
 スズキ目 / イソギンポ科 / マツバギンポ属

撮影 2010年7月:柏島 後浜 水深-4m 大きさ不明  
生息域 小笠原諸島、伊豆大島、和歌山県、高知県以南の南日本など

岩礁域や珊瑚礁域にて、水深が2m ~ 7m位の比較的に浅い水深の潮通しの良い
根のトップあたりのフジツボなどが付く岩肌等に巣穴を作って単独で生息しており、
眼の上の皮弁が右左それぞれ、長いのと短いのが各2本だけ伸長していることで、
本種と同定が可能です。

常日頃は、ほとんど巣穴から顔だけ出してキョロキョロと辺りを見回しており、偶に
外に出ている時も有りますが、危険を感じるとすぐに巣穴に隠れてしまいます。

matubaginpo 20100625c.jpgmatubaginpo 20100625d.jpgmatubaginpo 20100625a.jpg
撮影 2010年6月:柏島 後浜 水深-5m 大きさ不明

この真ん中の写真は雄が卵を守っている姿と思われ、偶に他の穴に生息している
雌が様子を見に来ていました。

1908年には学名が付けられていた種ですが、和名が付けられたのはつい最近にて、
眼上皮弁が松葉に似ている事からマツバと付けられたそうです。

matubaginpo 20100605a.jpgmatubaginpo 20100605b.jpg
matubaginpo 20100728d.jpg

過去の本種の報告は、 こちら を、どうぞ。

コマチガニ その2

昨日は当初は仕事の予定でしたが、何とか休日になり串本で潜ってきました。
自分は夏場はいつも左手だけグローブを付けて右手は素手で潜ってますが、撮影を
しやすくする為に、生物の廻りを整えていたらイラモにやられました。

最近やられた事が無かったので注意が薄れていた様で、おかげで今もジクジクと
痛みます。
やはり右手もグローブはめたほうが良さそうですね。

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コマチガニ   学名 Harrovia japonica
 十脚目 / カニ下目 / ゴカクガニ科 / コマチガニ属

撮影 2010年6月:柏島 後浜 水深-7m 大きさ甲長20mmぐらい
英名 Elbow crab
生息域 相模湾以南 ~ インド洋、西部太平洋などに分布。

岩礁域沿岸の礁斜面や、礁湖などの潮通しの良いところに生息するウミシダ(コマチ)に
共生しております。

甲羅は六角形にて、周縁部と胸脚は明るめの黄色や白色などの帯で縁取られており、
甲羅面にも同色の横縞が4本あります。
また、前側縁には平たい2歯と鋭い2歯があります。

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komachigani 20100625b.jpg

本種を見つけるには、ウミシダをひたすらめくって裏側に隠れているのを捜します。
いち番上の写真は、ひっくり返ったウミシダでの写真です。

見つけたら今度は指示棒なんかを使って、ウミシダの中心部から出来るだけ離れた
所に追い込み、クネクネと動き回るウミシダの中心部へ逃げ込むところを撮しますが、
ひとりでカメラ片手にウミシダを広げたりしてると、すぐに隠れられてしまいます。

ガイドさんかバディさんがアシストしてくれないと、撮影が難しい生物ですね。

過去の本種の報告は、 こちら を、どうぞ。

フタスジタマガシラ その2

昨日は海の日でしたが、昭和生まれの自分にはどうもピンときません。

海の日=7月20日、これが自分の中のイメージでして、更にこの日から夏休みって事も
あってか、小さな頃から嬉しい思いのある 7月20日です。
自分的には国民の祝祭日は必ずしも連休に組み合わせず、一定の日時にしておいた方が
毎年悩まなくて良いんですけど。

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フタスジタマガシラの幼魚   学名 Scolopsis bilineata
 スズキ目 / イトヨリダイ科 / ヨコシマタマガシラ属

撮影 2010年6月:柏島 後浜 水深-7m 大きさ30mmぐらい
英名 Bridled monoclebream
生息域 和歌山県、高知県以南 ~ 東部インド洋域、西部太平洋域など。

珊瑚礁域の水深10m~25mの、砂礫底域に単独、もしくは少数で生息しております。
体系は即偏した長卵形をしており、体色は幼魚の頃は背側は黒色と黄色の各3本の
縦縞が入り、腹部は白色をしております。

成魚になると吻から背鰭の後方部にかけて、斜めに暗褐色で縁取られた太い白色の
帯が入り、その帯に平行して眼の上部にも白い縞が斜めに2本入ります。
また太い白色の帯の下から腹部は白色です。

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夏から秋にかけて、幼魚は串本でも普通に見られますが、串本で自分は成魚は
見た事がなく、なかなか越冬は無理なのかも知れませんね。

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撮影 2010年6月:柏島 後浜 水深-10m 大きさ40mmぐらい

こちらは少しだけ大きな幼魚。

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撮影 2010年6月:柏島 後浜 水深-10m 大きさ120mmぐらい

こちらは成魚、柏島では成魚も観察できますよ。

過去の本種の報告は、 こちら を、どうぞ。

ヨゴレヘビギンポ その2

先日社用車の一年点検を受けましたが、一年間での走行距離は28.300Kmでした。

以前の社用車はハイオク使用で燃費が 6Km/Lでしたが、今の社用車は名古屋市内中心に
走っていても燃費が21Km/Lですので、無鉛が¥130-/L、ハイオク¥140-/Lと考えると
一年間で燃料費が、¥488,000-も軽減できた事になります。

税金も車の保険も安いですし、この時代やはり社用車は見栄張って大きな車に乗るよりも、
エコカーが一番の様ですね。

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ヨゴレヘビギンポ   学名 Helcogramma nesion
 スズキ目 / ヘビギンポ科 / クロマスク属

撮影 2010年6月:柏島 水深 -4m 大きさ30mmぐらい
生息域 相模湾、伊豆諸島、小笠原諸島、和歌山県、高知県、鹿児島県など。

岩礁域の比較的に浅い水深に生息しており、大きな岩壁などに複数がピョ~ンピョ~ンと
跳ねる様に瞬時に移動し、5月~6月の時期には雄が平常色と婚姻色に体色をころころと
変化して雌の気をひいてます。

雄は吻から眼下にねかけて水色の縦帯が入り、平常時は地味な色合いですが、婚姻色に
変色すると全身が赤色になり、頭部の下半分が黒色で水色の縦帯は蛍光ブルーに変わり
ます。
また各鰭は赤色ですが、各鰭の先端部や尾鰭の後端部は黒色になります。

yogorehebiginpo 20100525a.jpg

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こちらは今年の5月に写した写真です。
6月に観察した時は、ペアの横並び画像を粘りましたが撃沈でした。

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yogorehebigimpo 200800626a.jpg

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この3枚は平常色から婚姻色に変色していく各段階の写真です。
本当は写真の天地がバラバラな写真なんですが、比較しやすい様に揃えてあります。

yogorehebiginpo 20100625b.jpg

過去の本種の報告は、 こちら を、どうぞ。

アジアコショウダイの幼魚 その2

今日は10日振りに海に行く予定でしたが、予定していた串本の海況が悪そうなので
中止になりました。
今週の土日は家庭行事が有りますし、来週の平日は仕事がいっぱいで休めそうもなく、
このままだと3週間ぐらい海に行けそうも有りません。
7月と言うのに海になかなか行けないとは。
でも去年の夏は色々あって一度も海へ行けませんでしたから、それよりはマシですね。

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asiakosyoudai Yg 20100624b.jpg
アジアコショウダイの幼魚  学名 Plectorhinchus picus
 スズキ目 / イサキ科 / コショウダイ属

撮影 2010年6月:柏島 後浜 水深-23m 大きさ約10mm 
英名 Dotted Sweetlips
生息域 小笠原諸島、南日本の太平洋岸 ~ 太平洋域、インド洋など

岩礁域や珊瑚礁域の沿岸浅海に、成魚は小さな群れを作って生息しております。
幼魚の頃は礁池や礁湖、内湾等に多く見られます。

成魚は全身が青灰色で腹部を除く全身に暗褐色の小斑点が密に分布してますが、
幼魚の頃は成魚とは体色は全く異なり、黒色の体地色に体側に5個、尾鰭頭部に
1個、吻端に1個のそれぞれ大きな白色円斑があり、成長するに連れて腹部にある
白色円班が広がって上半身だけに黒色部が残るようになります。

そして更に成長すると白色部に黒小点が広がり、黒い地色が崩れだして暗褐色の
小斑点へと変化していきます。

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撮影 2010年6月:柏島 後浜 水深-9m 大きさ約200mm 

写りが悪い写真で申し訳ありませんが、腹部の白色が広がって上半身だけに黒色の
部分が残った段階の若魚です。

本種の報告は、 約2年ほど前 にも書いておりますが、今回の写真より出来が良いような。
まだまだ精進が足らない様です・・・

ヒメヒラタカエルアンコウ

日曜日の早朝に行われたスペインVSパラグアイ戦ですが、今回も何とか日中のNEWSを遮り
試合結果を知らない状態で、昨夜、仕事から帰宅して録画を観ることができました。
さすがクォーターファイナル、いい試合でしたね~
と言うか、ここまで来ると詰まらない試合なんてありませんが・・・

ただこの後のセミファイナル以降の試合は全て、日本時間で午前3時30分からのキックオフ。
ヨーロッパに於けるゴールデンタイムの放送を考えれば仕方がない事ですが、各試合当日は
就寝時間の変更が必須になりそうです。

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ヒメヒラタカエルアンコウ  学名 Antennarius randalli
 アンコウ目 / カエルアンコウ科 / カエルアンコウ属

撮影 2010年6月:柏島 後浜 水深-23m 大きさ40mmぐらい 
英名 Randall's frogfish
生息域 伊豆、小笠原諸島、南日本の太平洋岸、琉球列島、中部、西部太平洋など。

岩礁域や珊瑚礁域の底域に生息しております。
カエルアンコウ属の生物の中で最も体の厚みが無い生物にて、まるで ハダカハオコゼ の様に
ユラユラと体を揺らして、海草類に擬態化しているかと思われます。

himehirataankou 20100624d.jpg

この角度からの写真だと、本種がカエルアンコウ属の生物にしては体の厚みが
薄いか、おわかりになるかと。

himehirataankou 20100624b.jpghimehirataankou 20100624c.jpg

himehirataankou 20100624e.jpg

ところで英名がセンスなさ過ぎて残念ですね、まぁ偉大なる博士の名前ですから
仕方が無いのかも知れませんが。
それにしても色んな種にランドール博士の名前が付いてますが、学者様の名前は
できれば学名だけに止めていただき、英名や和名は気の利いたなまえを付けて
欲しいものです。

アオサハギ の幼魚

昨夜のドイツVSアルゼンチン戦ですが、熱烈なサッカーファンとは言えドイツの首相が応援
観戦に来られてました。
先日のパラグアイ戦に、日本の首相もそんな風に駆けつけてほしいものでしたね。
世界へのTV中継で、結構、イメージアップにもなると思うのですが。

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 当観察報告ブログでは珍しい、ノートリミング画像です。

aosahagiYg 20100624b.jpg
 上の画像とは異なる画像ですが、当ブログらしいトリミングした画像です。

アオサハギ  学名 Brachaluteres ulvarum
 フグ目 / カワハギ科 / アオサハギ属

撮影 2010年6月:柏島 後浜 水深-9m 大きさ約10mm 
生息域 神奈川県以南 ~ 長崎県までの太平洋岸、日本固有種。

岩礁域やアマモ場などに生息しており、海藻やウミトサカ類などの近くで浮遊し、夜はそれらを
くわえて流されない様に休息しております。
単独で生活し体側面部に細い縦線が複数有るのが特長で、近似種のアミメハギに比べると
体は丸みを帯びており、アミメハギの幼魚は体側面部に複数の白斑がある事などで
区別が可能です。

        aosahagiYg 20070908a.jpg
撮影 2007年9月:柏島 勤崎 水深-25m 大きさ約25mm

こちらは数年前に撮したウミシダに体色を擬態した個体です。
この様に様々な絵になる被写体の生物にて、フォト派ダイバーに大変な人気もん。
特に小さな個体であるほど、自分達が突き刺さってしまう生物です。

コケギンポ属の一種

本日、観察報告させて頂く生物は、まだ正式な学名が付けられていない未記載種と
思われます。

未記載種でも色々なところで紹介されている場合は、ウンチクをたらたらとここに
書けますが、今回の場合はあまり紹介されていない生物なので、自分で見た時の
印象しか書けません。

なので、こんな場合は滅多に撮らない綺麗めな写真撮って誤魔化します。

kokeginpoSp 20100626a.jpg

       kokeginpoSp 20100626b.jpg

コケギンポ属の一種  学名 Neoclinus sp
 スズキ目 / コケギンポ科 / コケギンポ属

撮影 2010年6月:柏島 後浜 水深-7m 大きさ不明 

自分がいつも柏島でお世話になってる AQUAS さんで、「レモンちゃん」と呼ばれている
コケギンポ属の生物です。
すぐ近くに、よく似たオレンジ色の ハダカコケギンポ が居ますが、それとも種が異なる様で
現在、確認中らしいです。

kokeginpoSp 20100626c.jpg

いつもなら、こんな感じの写真を使って観察報告をさせていただいておりますが、
今回は撮しながら「ブログに書けれるウンチクがあんまりないな~」と思っていて、
偶には綺麗めに写真撮ってみるかと、最初の写真を撮ってみました。

いつもは地味な写真での観察報告ばかりですが、偶にはこんな綺麗めな写真での
報告も良いですね。

ゼブラガニ その3

先日も書きましたが、今の季節の柏島では産卵行動や抱卵している生物の姿を沢さん
観察する事が出来ます。

本日はそんな中から、お腹にいつぱい卵を抱えて普段は隠れている生物の報告です。

zebragani 20100605a.jpg
ゼブラガニ   学名 Zebrida adamsii
 十脚目 / カニ下目 / ゴカクガニ科 / ゼブラガニ属

撮影 2010年3月:紀伊大島須江 内浦 水深-7m 大きさ甲長20mmぐらい
生息域 伊豆半島以南 ~ インド洋、オーストラリアなど

本種は約三ヶ月ほど前に報告したばかりですので、特長などの詳細に関しては、こちら
クリツクしてください。

zebragani 20100605d.jpg

卵をズームアップしてみました。
色彩的には、ハッチアウトも間近の様子で・・・

今まで色んな海で本種を観察してきましたが、抱卵姿は初観察でした。
よ~く考えて見ればカニなので、抱卵姿は普通のカニと同じですね。

zebragani 20100605b.jpg
zebragani 20100605c.jpg

いつも写真を写そうと思ってもヒョコヒヨコと移動してしまう本種ですが、今回の抱卵中の
個体はいつもより格段と移動スピードが速かったです。
いつもなら、そこそこ移動の邪魔してて黙らせられる本種なんですが、今回ばかりは流石に
難しかったです。


コウライトラギスの幼魚

常日頃からマイボトルにお茶を入れてオフィスなどに持参しておりますが、香港で
買ってきたプーアル茶を常に持ち歩けないかと思っていたところ、「茶こし付きの
マイボトルも売ってますよ」と教えて貰い、先日、ようよう手に入れました。

これで朝出かける時にプーアル茶の茶葉を多めに入れて、オフィスでお湯をつぎ足し
ながら、常に熱いプーアル茶を飲めそうです。

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コウライトラギスの幼魚  学名 Parapercis snyderi
 スズキ目 / トラギス科 / トラギス属

撮影 2010年5月:柏島 竜の浜 水深-9m 大きさ約10mm 
英名 Blackfin sandperch
生息域 南日本 ~ 朝鮮半島、南シナ海域など

浅い水深の岩礁域や珊瑚礁近くの、礁池や礁湖などの砂礫底に生息しております。
よほどの脅威を与ええない限りほとんど泳ぐ事は無く、海底に着底している事が多く、
移動する時もパパッと動く程度です。
また好奇心が旺盛なのか、人間が近づいてもあまり逃げずに目をクルクルと動かし
ながら、こちらを観察しています。

写真の幼魚と違い、成魚の体側面の背中側には鞍状の暗色斑が5つあり、その内3つが
目立ちます。
また、雄の胸鰭基部には暗色斑が1つあります。
産まれて1~2年間は雌ですが、その後雌から雄に性転換をして、繁殖期には自分の
縄張りに数匹の雌を従え、ハーレムを形成します。

和名のコウライは、韓国で初めて報告されたので高麗(コウライ)なる名前が付いた
らしいです。

kouraitoragisu 20100526e.jpgkouraitoragisu 20100526g.jpg

一緒に写っている砂利が大きな小石の様に見えますが、小石でなくてこれは砂利です。
砂利の一粒一粒の大きさや、海草の大きさから小ささ振りが判るかと思います。

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撮影 2010年6月:柏島 後浜 水深-18m 大きさ約70mm

こちらは成魚。
今年、この季節に越前でも流行ってましたが、寄生虫をアクセサリーみたいに付けて
ました。

シマキンチャクフグの幼魚 その2

昨日は父の日でしたね。
自分自身がそうでしたが、大人になってから父の日のプレゼントなんてした事が無くて
当然、自分の子供達が大人になってからは強要もしてませんでしたが、昨年の父の日に
匡平から十数年ぶりに父の日のプレゼントを貰いました。

匡平が子供の時には、毎年何らかの父の日のプレゼントを貰ってましたが、匡平が大人に
なってからは初めての父の日のプレゼント。
でも結局、それが最初で最後のプレゼントになってしまいました。

今年はせめて夢の中ぐらいと思ってましたが、残念ながら叶わぬ夢でした。
きっと天国で、自分の代わりに自分の父や女房のお父さんに、自分の代わりにお世話を
していて忙しかったんだと思います。

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シマキンチャクフグ  学名 Canthigaster valentini
 フグ目 / フグ科 / キタマクラ属

撮影 2010年6月:柏島 マグロ生簀跡 水深-9m 大きさ約30mm 
英名  Blacksaddled toby
生息域 紀伊半島以南 ~ インド洋、西部太平洋域など

浅い水深の珊瑚礁域に生息しております。
体表から、テトロドトキシン(ふぐ毒)を出す事で外的から補食されてしまう事を防いで
おり、 ノコギリハギ の擬態モデルとして有名。
ノコギリハギ の背鰭と、臀鰭は前後の幅が広く、本種は短い事、顔面の模様が異なる事
などで区別が可能です。

また、同属の近似種である ハナキンチャクフグ とは、本種が2,3番目の縞が腹側まで
伸びる事、縞がオレンジ色と水色の線で縁どられていない事などで区別ができます。

shimaisoginchakufugu 20100605a.jpg

今回観察した個体は大きさは明らかに幼魚なんですが、、 成魚の婚姻色の様な体色を
出しております。
幼魚なのに、婚姻色?
ちょっと不思議な色彩でした。

本種の標準色の色彩は、 こちら で、確認願います。

セグロサンゴヤドカリ

二泊三日の香港マカオ弾丸旅行から、無事に戻って参りました。
驚いたのは、旅費を安く抑える為に台北経由にしたのですが、台北、香港の各空港を
始め、マカオ、香港のホテルなどでは何処でも WiFi 通信が、フリーでアクセス可能
でした。

帰国後にセントレア(中部国際空港)で試してみたら、やはり接続できません。
聞くところによると、マレーシアやシンガポールでもフリーアクセスが可能なそうで、
日本の無線通信のインフラ設備は、アジア先進国の中では随分と遅れている様ですね。

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セグロサンゴヤドカリ 学名 Calcinus gaimardii
 十脚目 / ヤドカリ下目 / ヤドカリ科 / サンゴヤドカリ属

 撮影 2010年6月:柏島 後浜 水深-6m 大きさ不明
 生息域 房総半島以南 ~ 九州

水深が-10m位までの岩礁域や、珊瑚礁域に生息しております。
歩脚はオレンジ色、もしくは濃茶色にて、先端部近くは白色をしており先端は黒色、
鋏脚は濃茶褐色、触角はオレンジ色、眼柄部は濃茶褐色にて中央部分がオレンジ色を
していて、先端部と眼は青色です。

segurosangoyadokari 20100606b.jpgsegurosangoyadokari 20100606c.jpg

触角がオレンジ色で甲の前方が濃茶褐色な事から和名のセグロが付けられたそうで、
近年まで同種とされていた近似種の クリイロサンゴヤドカリ は、眼柄の中央部が青色を
していることで識別が可能です。


ハワイトラギス

今週末のF-1は、カナダグランプリ。
時差が12時間なので、フリー走行や予選が日本時間の深夜となり、なかなか辛いTV観戦に
なってますが、更にサッカーのワールドカップも開幕してしまいと眠れない日が続きそうです。

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ハワイトラギス  学名 Parapercis schauinslandi
 スズキ目 / トラギス科 / トラギス属

撮影 2010年6月:柏島 後浜 水深-24m 大きさ約50mmぐらい
英名 redspotted sandperch
生息域 相模湾以南の南日本 ~ インド洋、太平洋の熱帯域など

珊瑚礁域の砂磯底に生息しております。
体地色は白色で、体側面部に幅の広い赤色の横帯があり、頬に赤色の細い縦帯、尾鰭の
基底部に2個の赤色斑が有ることが特長です。
近似種の サンゴトラギス は、体側面部の赤色の横帯は下半分だけで幅も細く頬に縦帯が
無い事で区別できます。

本種はハワイのオアフ島から採集された標本で記載された事で、和名の由来になって
おりますが、ハワイ諸島、アフリカ東海岸、日本、オーストラリアのグレートバリアリーフ、
ニューカレドニア等、西部太平洋域からインド洋域にかけて広く分布されております。

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hawaiitoragisu 20100605d.jpg

この写真の個体には、右目まぶたの上に寄生虫がついてます。
茶色い変な物体が、寄生虫です。

生物の求愛、産卵時期のせいなのか、この日は他にも サンゴトラギス コウライトラギス
色んなトラギス科の生物に寄生虫が付いていて、柏島では今、トラギス科で寄生虫ブームの
様でした。

タツウミヤッコの幼魚

昨日は世間的に衣替えの日でしたが、何故か今年は弊社がフランチャイズ契約で運営を
している某doブランドの携帯キャリアショップは5月から衣替えをしております。

因みに弊社が他にもフランチャイズ契約で運営している某sbブランド や、某aブランドの
携帯キャリアショップは6月1日の昨日からと。
因みに、チーム汗っかきメンバーの自分は4月下旬から既に衣替えしております。

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タツウミヤッコの幼魚  学名 Halicampus macrorhynchus
 トゲウオ目 / ヨウジウオ科 / ウミヤッコ属

撮影 2010年5月:柏島 勤崎 水深-12m 大きさ120mmぐらい 
英名 Winged pipefish
生息域 伊豆半島、慶良間諸島以南の琉球列島、紅海、西部太平洋など

岩礁域や珊瑚礁域の、礁湖や礁池などの砂底に生息しており、浮遊する事は無くて
水底を這う様に移動します。
吻は著しく長く、上の写真では判りづらいですが背側に9対の皮弁突起がある事が
特徴で、この皮弁は幼魚の頃ほど大きくて翼状をしてますが、成長するにつれて小さく
なってしまいます。

体色は成魚が濃灰色や濃褐色などの地味な色に対し、幼魚の頃は変化に富んでいて
撮すなら幼魚の方が断然と言った生物です。

tatunamiyakko 20100525cb.jpg

観察例が稀な種にて、自分が柏島で潜る時に、いつもお世話になっている AQUAS さんの
当日のログでも報告されておりましたが、観察した夜のログ付け時に一緒に潜ってた
皆さんから、「何で教えてくれなかった」と怒られました被写体です。

でも実は、撮した自分自身が撮影時にはヨウジウオ科の普通種の認識で撮影しており、
いつもエントリーしたら露出調整の為に必ずしているカメラテスト中に、たまたま撮した
だけの生物だったんです。
今回もエントリー後に水底に着停し、ガイドさんが案内を始める迄に適当に被写体見つけ
2~3枚パシャッパシャッと撮して露出チェックした時に、本種を撮っておりました。

もしも本種と気づいて居たら、皆さんに知らせるのも勿論ですが、色んな角度から本種を
撮していたと思います。
あ~あ、悔やまれる生物観察でした。

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