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キシマハナダイ その4

  • Posted by: manboon
  • 2012年1月18日 00:46
  • ハタ科

本日の観察報告の生物は同じ紀伊大島の須江地区で 数年前に 実に3時間45分も費やして
やっと幼魚を撮せて大喜びの生物でした。
ところがここ近年、同じ紀伊大島須江地区の別ポイントではありますが、潜れば必ず成魚が
観察できております。

いったい あの時に  じっと水中で出待ちしていた2時間50分は何だったのか?
今となってはそう思えますが、その時はそれはそれで楽しかったので。
良しとしますか。

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キシマハナダイ  学名 Tosanoides filavofasciatus
 スズキ目 / ハタ科 / イトヒキハナダイ属

雄 / 撮影 2012年1月:紀伊大島須江 ナギザキ 水深-38m 大きさ約80mm 
生息域 伊豆大島、相模湾、和歌山県、沖縄舟状海盆、トンガ海嶺など
 
岩礁域や珊瑚礁域の水深が40m ~ 60m位のやや深めのドロップオフ壁面や、傾斜面等で
雄を中心にして複数匹の群れでハーレムを形成し生息しております。
雄の体色は薄桃色にて、体側面には濃桃色で縁取られた黄色の複数の太い縦帯が入り、
背鰭、臀鰭、尾鰭は黄色と明水色の縞模様を築いており、国内で見られるハナダイの中で
もっとも艶やかな色彩をしております。

幼魚から雌の体色は全体が薄桃色にて、白色、黄色、赤茶色が組み合わさる腹鰭と臀鰭が
特長にて、幼魚が雌へと成長し、その中から一匹が雄へと変わりハーレムを築き上げます。

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雌 / 撮影 2011年12月:紀伊大島須江 ナギザキ 水深-38m 大きさ約50mm 

実は今回、初めての事を試みました。
本種が生息している水深は40m前後、通常なら酸素21%の通常のエアーで30分ほど潜って
水深6m以浅で100%酸素で加速減圧をするパターンなのですが、今回は100%酸素の手配が
間に合わず、水深35mまでは32%のナイトロックスエアーで潜って、35m以深では酸素21%の
通常エアーの6Lのステージタンクに切り替えて潜る事にして、減圧が出るのを押さえました。

またひとつ、ミックスガスの新しい使い方を覚えられました。

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