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2010年02月24日

●オキトラギス

以前であれば、本日報告の写真の撮影水深を明確には書けませんでしたが、
テクニカルダイバーになった今では堂々と書けます。

テクニカルダイバーのマニュアルの序章に、「無理してテクニカルダイビングの
資格を取得しなくても、ダイビングは十分に楽しめるものです」と書かれており
面白い事に、このマニュアルは"やらなくても良い"と言う表現が沢山出てきます。

「普通のダイビング器財の倍近い重い器財を背負い、余分な体力を使って危険な
深度の水域にわざわざ行かなくてもダイビングは十分楽しいですよ」と言いたいん
だと思うんですが、さぁ頑張ってテッキーになろうと勉強をしている者にとっては、
思わず「えっ?」と感じてしまいます。

これはきっと、アメリカ人と日本人の感覚の差なんでしようね。

okitragisu%2020100221d.jpg
オキトラギス  学名 Parapercis multifasciata
 スズキ目 / トラギス科 / クギベラ属

撮影 2010年2月:大瀬崎 先端 水深-50m 大きさ 約150mm 
生息域 新潟県、及び東京都以南 ~ 朝鮮半島、台湾など。

珊瑚礁域をのぞく、水深100m前後の大陸棚砂泥底に生息してます。
背鰭と尻鰭はそれぞれ基底部が長く、身体は丸く細長い形をしており、体側面に
暗赤色で細長い横帯が2本づつ相接近して5対入ります。

また、尾鰭の基底部辺りに黒班点があるのも特徴のひとつで、下の写真の様に
真正面から見ると、まるで口紅を引いて、ほお紅を付けた様な化粧顔をしており、
とっても可愛いトラギスです。
しかし蒲鉾などの練り物の原材料として使われているらしく、こんな可愛い
サカナがと思ってしまいます。

okitragisu%2020100221b.jpg

と偉そうに本種の特徴を上述しておりますが、実は自分は本種は今回が初観察
にて、恥ずかしながら海の中で見た時は名前が判らなく、眼の形状から判別して、
しましまの綺麗な顔したトラギスだな~と思い、ダイビング後に図鑑で調べてみて
名前が判明しました。

大瀬崎の先端のこの深度に潜るのは初めてでは無く、今までにも見ていたとは
思うのですが、きっと中層を泳ぐハナダイやベラばかり見ていて、ちっとも気づか
なかったんだと思います。
今回は本種以外にも、水底近辺で生息している生物の初撮影が多くあり、今まで
自分の目は、いかに節穴であったか痛感させられた次第です。


2009年04月30日

●コウライトラギス

昨日は久々に、渓流で淡水ダイビングを楽しんで参りました。
タンクは6Lの軽いタンクですが、12Kgのウェイト付けて、ポイントを求めて
沢登りをいっぱいしてきましたので、最期はヘトヘトに疲れてました。

今日ではなく、おそらく明日になってからやってる 2日遅れての筋肉痛が
今から心配です。

kouraitragisu%2020090411a.jpg

コウライトラギス  学名 Parapercis snyderi
 スズキ目 / トラギス科 / トラギス属
撮影 2009年4月:柏島 勤崎 -12m 大きさ100mmぐらい
英名 Blackfin sandperch
生息域 南日本 ~ 朝鮮半島、南シナ海域など

珊瑚礁海域をのぞく、浅い水深の砂礫底に生息しております。
ほとんど泳ぐことは無く海底に着底している事が多く、好奇心が旺盛なのか、
人間が近づいてもあまり逃げずにこちらを観察している。

体側面の背中側に5つある鞍状暗色斑の内、3つが目立ち、画像は雌ですが
雄の胸鰭基部には暗色斑が1つあります。
産まれて1~2年間は雌ですが、その後雌から雄に性転換をして、繁殖期には
自分の縄張りに数匹の雌を従え、ハーレムを形成します。

和名のコウライは、韓国で初めて報告されたので高麗(コウライ)なる名前が
付いたらしいです。

2009年04月03日

●オグロトラギス

昨日は名古屋市内と近郊を、仕事でぐるぐる車で廻ってました。
いつもなら運転が疲れるものですが、この季節は道々の桜が花開き、とても
楽しいドライブに思えます。

ogurotoragisu%2020090327a.jpg

オグロトラギス  学名 Parapercis polyophtalma
 スズキ目 / トラギス科 / トラギス属
撮影 2009年3月:奄美大島 倉崎ビーチ -7m 大きさ120mmぐらい
英名 Spotted sandperch
生息域 八丈島、琉球列島以南 ~ インド洋、中西部太平洋域など

珊瑚礁域の浅い水深に棲息してます。
背鰭の棘条部と軟条部の間に欠刻が有る事や、尾鰭に大きな黒色斑がある事が
特徴。

ogurotoragisu%2020090327b.jpg

奄美大島ではいつも観察出来ますが、串本でも希に観察が出来ます。

本種を始め多くのトラギスの仲間は、こちらから近寄ってもあまり逃げません
ので、写真の練習には、結構、行けるかと思います。
またトラギスの仲間はどこでも棲息しておりますので、自分はその時点での
環境に合わせたカメラのセッティングの為の被写体に、よく使わさせていただき
ます。

2009年01月27日

●トラギス

さて本日は、先日の大瀬崎からの報告です。

改めて普通種を撮り始めてみると、どこでもいっぱい居る生物でも綺麗な
体色をしてる事を、気づかせてくれます。

本日は、そんな一例から。

toragisu20090125a.jpg

トラギス  学名 Parapercis pulchella
スズキ目 / トラギス科 / トラギス属
撮影 2009年1月:大瀬崎湾内 水深- 8m 大きさ 60mmぐらい 
英名 Harlequin sandsmelt
生息域 珊瑚礁域を除く南日本、朝鮮半島 ~ インド洋、西部太平洋域など。

浅海の岩礁域の砂底に生息しております。
生息域の海では、ダイビング中に必ず観察する生物のひとつです。
体側面の模様から虎をイメージされて、和名の トラギス になったそうです。

toragisu20090125b.jpg

いちばん上の画像は、1本目のエントリー直後に撮した画像です。
いつもならエントリーして、一発目にテスト的に適当に撮して露出などを触って
その日の基本の露出、シャッタースピードなどを頭に入れます。

この日も、ではテストに近くにいた トラギス を撮そうとして思いました。

「おみゃーさん、今日はどえらりゃあ、いかしとるがね」
と言うことで、この日のダイビングを終わってみれば、 トラギス をいっぱい
撮しておりました。

寒いせいなのか?
トラギス だって、こんなに綺麗になるんですね。

2008年05月08日

●マダラトラギス

本日も先週末の串本からの報告ですが、昨日の報告と違って名前がキチンと
判明している生物です。

madaratoragisu20080504a.jpg
マダラトラギス  Parapercis tetracantha
撮影 2008年5月:串本 サンビラ -12m 大きさ100mmぐらい
英名 Mottled weever、Blackbanded sandperch
生息域 相模湾以南~インド、中部太平洋域

見た時は、「おっ、ちょっと違う柄のトラギス」と思い、撮影しました。
後から山渓の "日本の海水魚" で調べると、昨日のイソハゼとは違って普通に
載っておりました。

生息域は相模湾以南となってますが、南方系のトラギスらしいです。

思えばトラギス系はほとんど撮影したことが無く、知識も皆無で、見た時は
カモハラトラギス かな?、 ハワイトラギス かな?とか思っており、帰りの車中で
PCに落とした画像を観ながら、一緒に潜った方達と調べて名前が判りました。

でも普通の トラギス で無いぐらいは判ってましたよ。
( まぁ自慢するレベルの話しでは、有りませんが・・・・・ )