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2008年04月19日

●2008春バラオ特訓報告 その1 ワンフィン フラッシュライトフイッシュ

今回の特訓は、内湾どろポイントに始まり、深夜の内湾、深夜の外洋に、
大深度潜水と、パラオの様々な海のフィールドを駆け巡って参りました。
第一回の報告は、そんな深夜の外洋ポイントからです。

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ワンフィン フラッシュライトフイッシュ  Photoblepheron palpebratus
撮影 2008年4月:PALAU 某所 -12m 大きさ120mmぐらい
生息域 西部太平洋など。

観察出来たのは外洋に面したホールの中、夜20時頃から始めたナイトダイブの
1本目でした。
日頃はサザンマリンダイバーズさんで一番の大物系ガイドのGMのコージさん
ですが、夜のナイトダイブでは小物系のガイドに大変身。
深夜の外洋で次々に現れてくる、稚魚や見た事も無いヘンテコな生物に対して、
まるで夏休みの小学生の虫取りの様に、とっても楽しみながらガイドをして頂き
ました。

そんなコージさんから、最初に教えて貰いましたのが、これ。
自分が見た時は、1個体だけ逃げ去っていく姿でしたが、暗闇に2個光る生物を
確認できました。
暗闇に生活する種らしく、ライトの光が当たるとすぐに隠れてしまいます。

そして、その後の3本目に クダリボウズギスモドキ を探しに小さなホールに
入った時に再度、発見。
最初見た時は2個体いたのですが、いつもの如く1個体はすぐに雲隠れ、しかし
1個体がダークバスターにやられたのか、フラフラと逃げ回っており、そんな姿を
撮せたのが今回の写真です。

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和名で ヒカリキンメダイ (Anomalops katoptron) と言う種が有り、第1背鰭と
第2背鰭の背鰭が2つ有るのに対して、ワンフィン フラッシュライトフイッシュ
その名の通り、背鰭が1つしか有りません。

ヒカリキンメダイ 系の種は夜行性の生物で、目の下の頬の所に半月型の大きな
発光器が有り、この発行器に共生している光バクテリアが、かなり強い光を放って
光っているらしく、海洋生物の研究者の方のお話しでは発光器を表裏に回転させて
光を点滅させ、仲間同士でのコミュニケーションや、求愛行動に使ってるらしいです。

泳いでいる様子も動画に納めてみましたので、興味が有る方はをご覧下さい。

ライトを当てた時と、ライトを当てていない暗闇での光る姿が判りますので、生物の
生態観察が好きな方には、特に一見の価値有りです。

なぜなら、自分が調べた限りこんな動画はどこのサイトにも有りませんでしたから。
そして本物が見たくなった方は、是非、サザンマリンダイバーズさんに尋ねてみて
下さい。