●ハナアナゴ
今週の火曜日から合計3日間の日程で、我社はISO27001の外部監査を受けて
おります。
ISO27001とは、国際基準のISOの中で情報管理に特化した物にて我社の様に
生産メーカーで無く、法人や個人に対する顧客契約を主とする企業にとって、
顧客情報を適正に管理している事を証明する国際規格であり、我社では
現在のISO規格になる以前の、ISMSと呼ばれていた頃から取得しております。
今年は初めてISMSの頃に認定されてから5年目の外部監査となり、さすがに
5年目ともなると審査基準の水準も底上げされ、なかなか厳しい審査です。
その審査も本日が最終日。
このまま重大な指摘事項が無ければと、願うばかりです。
ハナアナゴ 学名 Ariosoma anago
ウナギ目 / アナゴ科 / ゴテンアナゴ属
撮影 2010年1月:紀伊大島須江 白野ビーチ 水深-5m 大きさ 不明
英名 Blackchin conger
生息域 神奈川県以南 ~ 東シナ海域、東インド諸島など。
内湾域にて、比較的に浅い水深の砂泥底や泥底に生息しております。
日中は砂泥底などから、顔だけひょこっと出しているのがほとんどで、自然に
泳いでいる姿は、あまり見かけません。
本種の特徴は眼の後方部分に茶褐色の鞍掛け模様があることで、頭部には
粘液腔があり分泌物を出して、ウナギの様にヌルヌルとしております。
砂に埋もれている時に、体後部辺りの砂の上から指示棒などで軽く押すと、
穴から出てきて泳いで少し離れた所に逃げますが、また尻尾からさらさらっと
砂の中に潜ってしまいます。
ただ単純に本種だけを撮影するよりも、何か他の生物と一緒の姿を撮す方が
良い写真に成りますが、本種の頭部には偶に甲殻類などが乗っかってる事が
あります。
撮影 2010年1月:紀伊大島須江 内浦ビーチ 水深-12m
この時は・・・・、あれまっ、こいつは寄生虫かな、可愛そうに。
頭がヌルヌルしてるのに、みんなどうやってくっつくんでしょうね~?