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2008年02月20日

●( 恐怖の ) ウズラガイ

本日は、昨日ご紹介しました ニヨリミミイカ を、グアバスカスで観察した後に、
サンゴの産卵目的で潜ったセントカーディナルでの観察報告からです。

残念ながらサンゴの産卵は観察できませんでしたが、代わりに凄い生態観察が
できました。

uzuragai20060612a.jpg
ウズラガイ   Tonna perdix
中腹足目 / ヤツシロガイ科
撮影 2006年6月:PALAU セントカーディナル -7m 殻長 約100mm
生息域 房総半島以南 ~ インド、西太平洋域

文献には、夜行性で大きな外套膜でナマコなどの獲物を捕食する、とありますが
まさにその補食シーンを観察できました。
上の写真の左側の、大きく伸びた外套膜の中にナマコが入ってます。

まれに海の中で様々な捕食シーンに出会えますが、この時の捕食シーンでは
何か恐怖じみた感じを受けました。
自分の何倍も大きいナマコを、その貝殻の大きさからは想像が付かない大きさの
口と言うか、食道というか、その様な物で一口で飲み込み、飲み込むとゆっくりと
ナマコの表皮だけを食して、皮をはがされたナマコ本体をペッとはき出します。

uzuragai20060612b.jpg
上の写真は、食後にはき出されているナマコ。

uzuragai20060612c.jpg
はき出されたナマコは、皮をはがされた痛みでのたうち回っています。

この時は、写真を撮るのに精一杯で動画を撮り忘れてしまって後悔しました。
でもその反省は翌日には活かされ、翌日観察した ワモンダコ の交接シーンは、
ばっちり動画と写真に納めることが出来たのでした。

この時以来、デジイチでのフォトダイビング中は、必ずコンデジを動画モードに
して、常にBCにぶら下げておく様にしております。