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2009年05月28日

●クロリボンスズメダイ

先週末の沖縄で、いちばんやっつけたかった目標生物でしたが、今回も
いつも同様に、反対にコテンパンにやられて帰ってきました。

またまた、次回の宿題が増えてしまいました~

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今回は、尾鰭が途切れた、へたっぴ~な画像ですみません。

クロリボンスズメダイ   学名 Neopomacentrus cyanomos

 スズキ目 / スズメダイ科 / リボンスズメダイ属
撮影 2009年5月:沖縄本島 赤浜 水深-5m 大きさ50mmぐらい
英名 Regal Demoiselle
生息域 石垣島以南 ~ インド洋、西部太平洋域など。

水深5~18m位の内湾性の泥砂底にて、岩塊や珊瑚塊の周辺などに少数の
群れをなして生息しております。

特徴としては、体高は低く、大きく切れ込んだ尾鰭の中央部と背鰭後縁が
白く、サイ蓋上方の黒色斑は胸鰭基底の黒色斑より遙かに大きいこと。
動き自体は活発で、ほぼ止まることなく泳ぎ続けてますから、全鰭全開の
写真撮影はかなり困難です。

因みに近似種の、 リボンスズメダイ は、 クロリボンスズメダイ の白色の
部分が黄色く、サイ蓋上方の黒色斑は胸鰭基底の黒色斑より小さいか、
もしくは同じ大きさなことで区別が出来ます。

kuroribonsuzumedai%2020090522d.jpgkuroribonsuzumedai%2020090522c.jpg

撮影したのは、金属とコンクリートで作られている人工物の水中での天井の
直ぐ下のところ。
中性浮力をとりながら、体の一部を人工物に当てて、体を揺らさない程度の
固定をし、人工物にいっぱい付着している沈殿物を舞い上がらせない様に
注意しながら撮影です。

クロリボンスズメダイ は、ほとんど左上の写真の様に天井に生息している
ソフトコーラルの廻りで斜めか背中を下にして泳いでおり、撮影に30分間もの
長時間を費やしたにも関わらず、今回は全鰭全開の真横ドンピシャ画像は、
たったの1枚も撮れませんでした。

kuroribonsuzumedai%2020090522a.jpg

実はこの クロリボンスズメダイ 、以前から撮りたいスズメダイのひとつでして、
前回3月に沖縄でのダイビングを終えた時に 潜水案内 の285さんに本種は
「沖縄にも居ますか?」 と訪ねたところ、「今日潜った所に居ましたよ~」との
ご返事を頂戴しました。

そう言えば、尾鰭の長い黒っぽいスズメダイがいたけど。
「えっ? あれなの?」と、一緒に潜っていた かじきあん の ともちゃんに聞くと、
「奄美のピアテグリにも、居ましたよね~」 と。

そうなんです。
今まで過去に数度、観察してきながら、いつも普通のスズメと思って無視して
きてたんです。
と言う事で、今回の自分からのリクエストは本種の成魚と幼魚。

言い訳のひとつとしては、先日、春に導入したばかりのフィッシュライトのLED
1000を水没させてしまい、今回のターゲットライトはLED48とダークバスター
だったんですが、1本目にしてLED48が故障してしまい点灯しなくなりました。

そうなると使えるライトとしてはダークバスターの眩しい灯りだけなので、幼魚達は
眩しすぎる明かりに驚いて、直ぐに逃げてしまいます。
しかし灯り無しでは、天井の下なので真っ暗で何も撮れません。

結局、30分間費やしたのに、ほとんどピンボケ写真ばかり。
次回はライトのスペアのスペアまで持参して、リベンジですね~

2008年12月24日

●コーラル デモイセル

昨夜は流石にクリスマス・イヴ・イヴなので、皆さん早めにご帰宅されたのか、
それとも休日の方が多かったのか、会社からの帰り道はガラガラでした。

自分は直行の仕事の時以外は、会社のオフィスまで車で1時間ほど、えっちら
おっちらと運転して通勤してますが、昨夜の帰りは30分で家に着きました。

毎日、こうだったらいいのに。
どうせ自分達サービス業は、盆、暮れ正月、GWに休日はありませんので、
皆さんこの調子で、ずう~っと休んでてもらえないでしょうかね~

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コーラル デモイセル  学名Neopomacentrus nemurus
撮影 2008年10月:PALAU -6m 大きさ40mmぐらい
英名 Coral demoiselle
生息域 フイリピン、インドネシア、パラオ、ニューギニア、ソロモン諸島など

内湾の珊瑚礁域の浅場や、珊瑚礁近くの礁湖、礁底などの浅場にある岩や
珊瑚塊等に、少数の群れで生息しています。

特徴は体高は低く、体色は体側全体は黄色っぽいグレー地に、鰓蓋上部に
小さな黒斑が有り、背鰭後部、臀鰭と尾鰭全体は黄色で、薄めですが青色の
縁取りがついてます。
また、リボンスズメダイ属の特徴でも有る様に、尾鰭は成魚になるに連れて
深く切れ込んでいきます。

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撮影 2007年11月:PALAU -3m

パラオの内湾の珊瑚礁域であれば、どこでも比較的観察しやすい生物です。
パッと見、、 アサドスズメダイ の様な体色ですが、明らかに体高が低いので、
区別は簡単かと思いますよ。

2008年10月29日

●リボンスズメダイ

本日報告する生物を初めてパラオで見たのは、サザンマリンダイバーズさんの
とあるオリジナルポイントへ向かう途中の川でした。

海水と真水とマングローブの泥が入り交じったミルクコーヒー色の、ぱっと見
ワニが住んでそうな川縁に、数匹が固まって泳いでおります。
ちょっと中に入って撮影するのは危なそうなので、拓ちゃんと 2人で上から
眺めていただけでした。

でもそれから半年後、とうとうダイビングで行けるところで観察できたんです。
それからは 3度ほど撮影してみましたが、全てニゴニゴのダメダメ写真ばかり
でした。

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リボンスズメダイ  Neopomacentrus taeniurus
撮影 2008年10月:PALAU -1m 大きさ40mmぐらい
英名 Freshwater demoiselle
生息域 奄美大島、琉球列島以南~インド洋、西部太平洋、PNGなど

特徴は、体高が低く、大きく切れ込んだ尾鰭の中央部と背鰭後縁が黄色く、
サイ蓋上方の黒色斑は胸鰭基底の黒色斑より小さいか同じ大きさな事。
因みに近似種の クロリボンスズメダイ は、 リボンスズメダイ の黄色の
部分が白く、サイ蓋上方の黒色斑は胸鰭基底の黒色斑より大きいことで
区別が出来ます。

マングローブ域や河川汽水域に生息するスズメダイですので、なかなか普通の
ダイビングポイントでは観察しません。
沖縄辺りでは沢さん観察出来るのかも知れませんが、自分がパラオで観察した
ダイビングポイントは今のところ 2ヶ所だけです。

動きは速く、しかもいつも動きっぱなしです。
全鰭が全開になる姿も、ほんの一瞬だけ。

生息域も水底の岩礁にマングローブの泥が被った浅場なので、体が波に揺られ
ちょっと動くだけで、水中にマングローブの泥が待ってしまい、完璧な撮影は
なかなか難しいです。

その証拠に、いろんな文献でも全鰭全開のクリアーな写真を観れません。

ribbonsuzumedai20081022b.jpg

今回の写真も、「やっつけたった~!」と言うレベルでは有りませんが、初めて
観察してから約1年半、やっと何とか見られる写真が撮れました。

しかし、こんな程度の写真では満足は出来ません。
次回こそ、チリひとつないクリアーな全鰭全開写真を目指します。