●フタスジリュウキュウスズメダイ
本日は柏島でなきゃって生物では有りませんが、今回幼魚の異なるステージの
サイズが2種類撮れましたので、いつもと志向を変えて、ひとつの生物のステージ
毎の姿で紹介させていただきます。
でもこのパターンに動画が加えたのが、本来、自分が当ブログで最もやってみたい
紹介方法なんです。
フタスジリュウキュウスズメダイ Dascyllus reticulatus
撮影 2008年9月:柏島 -9m 大きさ10mmぐらい
英名 Reticulated Dascyllus
生息域 伊豆半島以南 ~ インド洋、太平洋域など
撮影 2008年9月:柏島 -12m 大きさ20mmぐらい
特徴は体高は高め、白が基調の体色に黒色の横帯が背鰭前縁と、背鰭後縁に
2本入る事で、他のミスジリュウキュウスズメダ属と識別が出来ます。
この2本の横帯は、若いステージほど鮮明で、成魚に成長するほどどんどん薄く
なっていきます。
撮影 2006年4月:PALAU 大きさ30mmぐらい
撮影 2006年10月:PALAU 大きさ60mmぐらい
共に成長した姿です。
いちばん下の画像はほとんど成魚の姿で、ここまで成長すると体系は頭の先が
丸みを帯び、背鰭後縁付け根の黒帯は消え、まるでヒトスジリュウキュウです。
でも、他に ミスジリュウキュウスズメダイ 、 ヨスジリュウキュウスズメダイ は
存在を知っておりますが、 ヒトスジリュウキュウスズメダイ って居るんでしょうか?