Top生物'; } else { print '生物'; } ?> > イカ・タコ類'; } else { print 'イカ・タコ類'; } ?>

« アミ科 | メイン | イサキ科 »

2010年01月17日

●スナダコ

久々に、頭足類の観察報告です。
なんと約一年と半年ぶり、その間、頭足類の撮影をしてこなかった訳では
無いのですが。

sunadako%2020100110a.jpg
スナダコ  学名 Octpus kagoshimensis

 八腕形目 / マダコ科 / マダコ属
撮影 2010年1月:紀伊大島須江 白野ビーチ 水深-5m
                        胴部の大きさ120mmぐらい 
生息域 三陸以南の日本の国内各地 ~  
                    インド洋域、西部太平洋域の温帯海域など。

潮間帯下の砂底の岩の隙間や、貝殻、瓶などに生息しております。
マダコ によく似てますが、体の表面は細かな顆粒で覆われており、眼の廻りを
暗色斑が囲んでおり、暗色斑の上下に白いラインが入るのが特徴です。

sunadako%2020100110b.jpgsunadako%2020080209a.jpg
撮影 左:2010年1月胴部の大きさ50mmぐらい、右:2008年2月
                    共に、紀伊大島須江 白野ビーチ 水深-5m 

こちらは先日報告済みの、 ウルメイワシ を補食しようと頑張っている姿です。

mijin051113.jpg
撮影 2005年11月:紀伊大島須江 地蔵岩 水深-21m

須江のポイントでは、透明な瓶に住んでいる姿もよく見かけます。
上の写真は以前にも紹介済みですが、 ミジンベニハゼ と同居していた頃の
とある 1シーン。
この写真は ミジンベニハゼ が、 ダンゴウオ みたいに見えて、お気に入りの写真
です。

他の方が撮された同じ構図の写真が、当時の串本フォトコンで入選されてました。
やはり皆さん、撮りたいシーンは一緒なんですね。
この様に、いろいろと被写体になってくれてる スナダコ の報告でした。

2008年08月24日

●ヒョウモンダコ

何故か、いろんなポイントで観察してる覚えが有るのですが、一ヶ所でしか撮影を
してないようです。
でも、そのポイントでは、何度も撮影してるから不思議です。

hyoumondako%2020080308c.jpg
ヒョウモンダコ  学名 Hapalochlaena fasciata
撮影 2008年3月:須江 内浦 -12m 大きさ40mmぐらい 
生息域 相模湾以南 ~ インド洋、太平洋域、オーストラリアなど

興奮すると浮かび上がってくる青色の輪紋が名前の由来にて、唾液腺に
毒腺を持っております。
毒の主成分は神経毒のテトロドトキシンにて、噛まれてもさほど痛みは
無いらしいのですが、かなりの強い毒なので神経マヒや、呼吸困難になり、
最悪の場合は、死に至る事もあるらしいです。

噛まれたと思ったら、すぐに救急車です。

hyoumondako%2020060305a.jpg
撮影 2006年1月:須江 ナギザキ 撮影マシン D100
この ヒョウモンダコ も、他のタコ類と同じで擬態行動なのか、時には面白い
かっこうが観察出来ます。
この画像もそんなひとつで、まるで昔の雑誌に出てくる火星人の様ですね。

hyoumondako%2020030126a.jpg
撮影 2003年1月:須江 内浦 撮影マシン C5050

以上の写真の様に、 ヒョウモンダコ は いつも青い斑紋を浮かび上がらせて
いるとは限りません。
パッと見は、岩礁や岩塊に似せた色をしておりますので、くれぐれも 全然
気づかずに掴んだりしない様に、注意したいものです。

2008年07月31日

●ハナイカの赤ちゃん

もとより盆暮れ正月GWは仕事が休めない自分ですが、特に今年の8月は
仕事がいろいろと重なってしまって、ひょっとしたら海無しかもって思われる
状況になってしまいました。

7月が暇すぎて、海へ行きまくった代償なのか?
どうやら自分の今年の夏は、既に終わってしまったのかも知れません。
日頃から休日は全て海の自分ですから、これは辛い!!
何とか、打開策を練らないといけませんね。

と言うことで、しぱらくはこの7月に、柏島、串本、紀伊大島の須江などで
撮してきた生物の報告をさせていただきます。

hanaikaYg%2020080728a.jpg
ハナイカの赤ちゃん   Metasepia tullbergi
撮影 2008年7月:柏島後浜 -15m 大きさ15mmぐらい
生息域 相模湾以南の南日本、~マレーシア

もうすぐ産まれる寸前の、卵の中のむっちゃんこ可愛い赤ちゃん、例年よりは
ちょっと遅めだそうで、いつもは6月頃に観察出来るそうです。
でも自分は初観察なので、大興奮。

過去に ハナイカ は、須江の内浦ビーチでいっぱい見てますが、内浦ビーチは、
冬シーズンの限定ポイントなので成魚ばかりです。

じっくり待っていても、なかなか卵の中から飛び出て来ないので、諦めて違う
生物を観察していると、AQUASのまっちゃんのゲストを呼ぶ声が。

hanaikaYg%2020080728b.jpg

戻ってみると、産まれてました~♪
ちびっこいくせに、成魚と全く同じ形をしており、卵と一緒に撮らないとその
ちびっこさかげんが、判らないほど同じ形です。

hanaikaYg%2020080729b.jpg
hanaikaYg%2020080729a.jpg

これは翌日の映像ですが、今回は初めから 2匹のハナイカの赤ちゃんが
飛び出てましたので、ゲストの皆さんで取り囲んで撮影できました。

ハッチアウトの瞬間は残念ながら見られませんでしたが、そんな一度に
全て見たいというのは欲深と言う物で、むっちゃんこ可愛い赤ちゃんを
見れて撮せただけで満足の 1本でした。

2008年04月08日

●コウイカYg

Kouika20080405a.jpg
コウイカの幼魚   Sepia esculenta
撮影 2008年4月:安良里 黄金崎 -14m 大きさ40mmぐらい
生息域 関東以西、東シナ海、南シナ海など。

本日の報告は、本当は 〇〇コウイカ なのかも知れませんが、撮影した
個体が幼魚で有ることや、成魚でも コウイカ の種分類は難しい事から、
とりあえず コウイカの幼魚 とさせていただきます。

Kouika20080405b.jpg

撮影時はストロボが発光すると、その度に驚いてビュッと移動をし、まだ幼魚
だからなのか、とても臆病な子でした。

まだ体色の色彩変化をさせる事にも慣れていないのか、数枚撮影した後でも
体色は最初に見かけたままで、黒い墨を吐いて逃げる事もしないのですが、
最後まで、ストロボの光に反応していたのがカワイかったですね。

黄金崎の砂地でのまったりしたダイビング中、更に癒してくれた生物でした。

2008年02月19日

●ニヨリミミイカ

本日は、先日報告しましたダンゴイカ科の仲間の紹介です。
自分はまだダンゴイカ科の生物の観測が少なく、今回は約2年前に観察した時の
写真になります。

niyorimimiika20060612a.jpg
ニヨリミミイカ   Euprymna berryi
撮影 2006年6月:PALAU グアバスカス -7m 大きさ20mmぐらい
英名 Berry's bobtail squid
生息域 南日本 ~ インドネシアなど

文献によると、浅瀬の砂と泥地域に生息、腕吸盤が4列なら、 ミミイカ か本種で、
更に腹側外列の吸盤が大きければ ミミイカ で、両外列の吸盤が大きく、体色が
虹色に輝いている青い緑色であれば本種だそうです。

niyorimimiika20060612b.jpgniyorimimiika20060612c.jpg
撮影 共に、2006年6月:PALAU グアバスカス 

観察したのは、パラオのサザンマリンダイバーズさんのオリジナルポイント。
セントカーディナルでサンゴの産卵を狙う為、ナイトダイビングを2本潜る計画の
1本目に選択したポイントでした。

へたっぴな写真では判りにくいのですが、興奮させると青緑色の体色が他のイカ
同様、黑斑が大きくなったり小さくなったりとか、虹色に色彩変化したりしてとか、
とても綺麗なイカでした。

上記の様な吸盤での確認は、この時は自然保護の観念からしませんでしたが、
滅多に出合えない生物だけに、生態観測の観点 ( 生物に触れる言い訳? ) より、
確認すべきであったと後悔している次第です。

2008年02月11日

●ミミイカ

一昨日、昨日と須江でファンダイビングをして参りましたが、写真の整理が
出来ておりませんので、本日は過去に撮した写真から報告です。

mimiika20070317c.jpg
ミミイカ   Euprymna morsei
コウイカ目 ダンゴイカ科 ミミイカ属
撮影 2007年3月:紀伊大島 須江 白野  -7m 大きさ20mmぐらい
生息域 北海道南部~九州

観察したのは約一年前ですが、ナイトダイビング中に見つけました。
ライトで照らすと一生懸命、砂の中に潜って隠れようとしますので、潜っては
掘り起こして、撮影し、再び潜ったら掘り起こして撮影と言った感じでした。

昼間は砂の中に隠れていて、夜になると活発に動き回るようですね。

mimiika20070317a.jpg

上の写真は、虐めすぎて墨を吐き出したところ。

ダンゴイカの仲間は日本全国で生息してますが、捕れてもほとんど捨ててしまい、
食用にされていない様ですが、この ミミイカ だけはダンゴイカの仲間では唯一、
瀬戸内海地方で食べられているそうです。

個体が小さいから、そのまま煮付けでしょうか?
一度、どんな味か食べてみたいものです。

2008年02月02日

●ハナイカ

hanaika20080105a.jpg
hanaika20080105b.jpghanaika20080105c.jpg
ハナイカ   Metasepia tullbergi
撮影 2008年1月:紀伊大島須江 内浦 -15m 大きさ100mmぐらい
生息域 相模湾以南の南日本、~マレーシア

例年通り今年の冬も、内浦では ハナイカ が普通に観察できております。
自分が知ってる国内のポイントで、毎年毎年コンスタントに観察できるのは
ここがいちばんです。

ハナイカ を撮影するときは、ちょっとだけ虐めて興奮させて体色を変化させた
ところを、撮るようにしており、左上の画像がちょっとだけ興奮した体色です。

虐めすぎると、ビュイーンと逃げていきますので虐めすぎない様、適度に虐めて
興奮させるのがコツなんですが、今回のこいつはなかなか興奮してくれません。
ライトが無くて暗い画像で申し訳ありませんが、体色の変化しているところを
動画にを撮ってみましたので、そちらもご覧下さい。
動いてくれません。

hanaika20030322b.jpghanaika20030322a.jpg
撮影 2003年3月:柏島 後浜 -8m

上の2枚の写真は、自分が産まれて初めて観察したた ハナイカ です。
結構な興奮振りでしたので、変化した体色2種類が撮せました。

このころはコンデジのC5050で撮しており、この年の秋からデジイチのD100に
武器を変えました。
D200の画像と比較して若干の遜色だけですので、やはりC5050は名機だった
と思いますね~。


  

2007年11月12日

●秋の須江から メジロダコ

mejirodako20071104a.jpg
メジロダコ  Octopus marginatus 
撮影 2007年11月:紀伊大島 須江内浦 -15m 大きさ胴長60mmぐらい

一時期、カリフォルニア大の発表で、2本足で歩くタコとして騒がれたタコです。
普段は大抵、砂地に潜って獲物を待っているのか、目だけギロッと出してますが、
そんなところを見つけちゃったりすると、自分は撮そうと指示棒などをグリグリッと
突っ込んだりして、砂の上にムリクリ飛び出させます。

mejirodako20071104b.jpg

これが、ムリクリ砂地から出した状態です。
貝殻などを壁天井にして砂地に潜ってますが、写真では一見まるでサメの歯の
様に見える吸盤で、しっかりとくっつけてます。

この状態で数カット撮影し、更に指示棒でグリグリッと虐めて、いち番上の写真を
撮っておりましたが、すぐに砂地に潜ろうとするので、写真を写してはグリグリッと
虐める。
この繰り返しの末、最後にはスミを吐いて泳いで逃げていきました。

まぁ、タコ系の撮影は、どんなタコでもこんな調子で似たり寄ったりです。
もちろん、 ヒョウモンダコ 以外ですけどね。