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2009年05月01日

●アマゴ

いくら豚を食べないイスラム教の方が多いと言っても、国内の豚を全頭焼き
殺してしまうとは、エジプトの人達の気持ちが自分は判りません。

基本的に日本人の我々は、豚は生食してはいけないとの習慣が根付いて
ますので、豚肉を食べて新型インフルエンザになる事は100%有り得ない
とは思いますし、そもそも、豚インフルエンザって言っても豚から直接、人に
感染して発症する病気ではないらしいですから。

やはり豚インフルエンザって名前が、変な誤解を招いてると思いますので、
新型インフルエンザとの最近の報道は良いことかと思います。

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アマゴ  学名 Oncorhynchus masou ishikawae
 サケ目 / サケ科 / サケ属
撮影 2009年4月:熊野川上流尾川川(オガワガワ) 水深-4m
    大きさ250mmぐらい
生息域 静岡県以南の本州の太平洋側、瀬戸内海側、四国全域 ~
     大分県、宮崎県など。

河川の上流域、いわゆる渓流に生息しております。
体全体は銀色で頭部を除く尾柄部までの背側には黒点が散在し、体側面には
濃い灰色の楕円形の斑紋が横に並び、廻りに朱色の点が散在するのが特徴で
あり、陸封のまま成長すると背側が薄緑色に変色します。

サケ科の魚類には例外的に標準和名を2つ持っている種(もしくは亜種)があり、
アマゴ は陸封型の標準和名にて、降海型は サツキマス が標準和名となり、
アマゴ と、 サツキマス は同種になります。

また本種よりも北方に生息する陸封型の ヤマメ は濃い灰色の楕円形の斑紋の
廻りに朱色の点が無いことで識別ができ、降海型の サクラマス と共に本種の
亜種になります。
但し、 サクラマス は600mm程の大きさまで成長するのに対して サツキマス
アマゴ より大型はなっても、400mm程の大きさにしかなりません。

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撮影 2006年8月:員弁川上流宇賀川 水深-1m 大きさ100mmぐらい

降海型の サツキマス は、昔は アマゴ の住む河川では何処でも観察出来た
そうですが、現在ではダムなどで海から戻りにくくなった河川が増え、観察例が
減っております。

かく言う自分も、まだ自然界では観察した事が有りません。
サツキマス もまた、いつか自分の撮してみたい魚類のひとつです。


2007年10月12日

●秋の道東で (3) 釧路川のアメマス

秋の道東での風変わりダイビング第三弾の報告は、シュノーケリングでの釧路川の
渓流下りの報告です。

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アメマス  Salvelinus Leucomaenis
撮影 2007年10月:北海道弟子屈町 釧路川 - 0.5m
地方名 エゾイワナ

屈斜路湖での湖底温泉を観察したあと、今度は屈斜路湖から太平洋に流れ出る
釧路川を、ドライスーツを着てシュノーケリングで渓流下りを楽しみました。

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紅葉が始まりかけた景色の中、釧路川が始まる屈斜路湖畔より下り始めます。
川の深さはほとんど30cm~100cm程度で、川の流れに乗って下りながら
生物を観察しますが、生物を撮そうとして周辺の木々を掴んでも、流れる力が
強くて止まることができません。

なので、撮せた画像もそれなりの画像です。

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途中、一カ所だけ川だまりがありますが、写真の様にとても綺麗なブルーで、
俗に言う、摩周湖ブルーです。

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その他、下りながら監察できた生物は、 ニジマス、ヒメマス、ヤマメ、 ウグイ、
ウチダザリガニ
などなど。

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約1時間30分の、楽しい川下りでした。
悔しいのは、西表島に充電器を送ってしまいD200が使えなくて、更に代理で持って
きたD100が1本目の屈斜路湖で水没ぎみで使えず、各生物たちのマクロ撮影が
できなかった事。

次回はいつ来られるか判りませんが、必ず、マクロのデジいちで各生物の撮影を
してみたいものです。

2007年10月10日

●秋の道東で (1) カラフトマスの遡上観察

先週末の連休、本来は2年振りの西表島へ行く予定でした。
先々週末に事前にダイビング器材、カメラの充電器類などを送り、準備万端の
体制だったのですが、突如、発生した台風15号のおかげで、行けたとしても
西表島で台風が通り過ぎるのを過ごし、台風が去ったと同時に帰ってくる事に
なってしまう為、急遽、出発前日に予定変更。

もともと9月に計画しながら、実施出来なかったサケの遡上観察を中心にして、
ちょっと変わったダイビングをする事にしました。
予定としては、初日はサケの遡上観察と、羅臼の海でのダイビング、2日目は
屈斜路湖の湖底から湧き出る温泉観察と、釧路川をドライスーツを着て流れに
乗って生物観察しながらの川下り。

と言うことで、本日はサケの遡上観察の報告をさせていただきます。

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    カラフトマス  Oncorhynchus
   撮影 2007年10月:北海道羅臼町 サシルイ川 - 0.5m
   英名 pink salmon、humpback salmon など

羅臼町のHPから説明を抜粋しますと、カラフトマスは、成熟したオスの高く盛り
上がった背から、セッパリマス、ラクダマスとも呼ばれ、知床地方で単にマスと
言う場合は、カラフトマスを指します。

日本でカラフトマスが遡上する河川は、日本海側では北海道北部、太平洋側
では三陸地方以北にて、特に集中するのは根室海峡とオホーツク海、日本の
全漁獲量の8-9割を占めております。

体長は平均45cmくらいで、大きいものは70cmくらいまで育つ。
同じ頃に河川で遡上しているシロザケカラフトマスより大きく、体側に黒い帯が
見え、オスでは赤紫の縦縞模様が目立つようになりますので区別は簡単です。

今回、お世話になったのは、 知床ダイビング企画 さん。
ただ漠然と、サケの遡上の観察と思ってましたが、カラフトマスの遡上は、8月~
10月で、産卵が9月~10月、シロザケは遡上が9月~11月で、産卵が10月~
11月らしく、ちょうど今は、カラフトマスの遡上も産卵も終盤、これからシロザケ
遡上と産卵の時期との事です。

特に今年は、例年に比べカラフトマスの遡上時期が早く、昨日の内にわざわざ
確認をしに行って頂いたみたいですが、残念ながら個体数は少ないとの事です。

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知床ダイビング企画 さんに案内して頂いたのはサシルイ川。
知床では、ほとんどの河川がサケ類の保護目的にて、川に入るのは許可が
いるらしく、不振な人間が居ると直ぐに警察に通報されるらしいですよ。
産卵前に卵だけ捕ってしまう人や、密漁の人等、悲しい人がいるみたいですね。

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左上の写真は、産卵を終え生涯を終えたカラフトマス、観察は右上の写真の様に
ドライスーツを着込んで、シュノーケルで観察します。

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さて、水中を覗いてみると、えぇっ?個体数が少ないと行っていたのに凄すぎっ。
上から眺めていたときは判りませんでしたが、50cmに満たない浅瀬なのに、
あちらこちらで、50cm程度のカラフトマスが群れをなしてます。
右の写真の様に、たまに雄と雌がくっついて並ぶのですが、残念ながら産卵には
至りませんでした。

この模様は、 mixi に動画を 3種類アップしてますので、是非、ご覧下さい。

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左上の写真がカラフトマス、右はシロザケです。
残念ながらシロザケは、最期までこれ以上近づいてはくれませんでした。

しかし、つくづく自分はワイド写真の才能が無いようでして、構図がダメダメです。
いつか又、時期を計算して観察に来たいと思った2時間の観察でした。