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2008年12月12日

●カスリハゼ その2

昨日の当ブログを読まれた先輩から、「おみゃあさん、そんなおそがい事ばっか
書いとってかんて~、あんばよう考えとかんと、せっかくみんなが無料(ただ)で
名駅(めいえき)のイルミーネーション拝ましてもらっとるのに、わやになってまう
がや」って、怒られちゃいました。

日本語に訳すと、「貴方はそんな恐ろしい事ばかり書いているとダメですよ、
世の中いい風に考えて、せっかく大勢の市民の皆さんが無料で名古屋駅前の
イルミネーションを見させて貰っているのに、中止になってしまうでしょ」 って
内容です。

ごもっともで、無料で見せて貰えるんだから、文句を言ったら行けませんよね。

いま時、こんな言葉を話す愛知県の方は少ないのですが、ちょっとご年配の
生粋の名古屋人や、名古屋近郊の尾張地区、三河地区を幼少から住まれて
きた方達は、未だにこんな言葉で話されております。
個人的には方言はいいなと思うのですが、マスメディアの普及、発展とともに
日本人は全員共通の言葉になっていくんでしょうね。

でも疑問が、ひとつ。
どうして先輩は、このブログを自分が書いてるって知ったんでしょうか?
仕事がらみの先輩ですから、ひょっとして社員が知ってるかと考えてしまうと、
「おそがぁ~て、聞けんかったがね。」

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カスリハゼ(雌) 黄変個体  学名 Mahidolia mystacina

撮影 2008年10月:PALAU 水深-10m 大きさ約50mmぐらい 
英名 Fragfin Shrimpgoby
生息域 千葉県以南 ~ 東アフリカ、インド洋、西部および南太平洋域など

内湾のマングローブ域の軟らかい泥底や、砂底にテッポウエビ類と共生して
おります。

kasurihaze%2020071223d.jpgkasurihaze%2020041226a.jpg
撮影 左2007年12月:奄美大島  右2004年12月:大瀬崎 湾内

061015c3.jpgkasurihaze%2020081022d3.jpg
撮影 左(雄の黄化個体) 2006年10月、右(雌の黄化個体) 2008年10月
 共に、PALAUにて観察。

先日紹介済みの ウスモモテンジクダイ の様に、黒斑紋が合ったり無かったり
だけで種が異なる物がいるかと思えば、この カスリハゼ に至っては、本日の
各写真の様に国内で観察出来るタイプと、ミクロネシア地方で観察が出来る
タイプとでは、背鰭の形状が全く異なりますが、今のところ同種になります。

まだまだ研究が進んでいないので同種とされているだけで、研究が進めば
おそらく 4~5種に別れるとは思われており、今後の研究者の方の分類研究に
期待するばかりです。

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撮影 2008年4月:PALAU
奥が雌で、手前が雄ですが、この様に雌も一緒にペアで飛び出ている姿は
偶にしか見かけません。

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撮影 2008年4月:PALAU
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撮影 2008年10月:PALAU

ほとんどが、この様に単独で見かける姿です。
ペアでのラブラブ同居より、独身ひとり暮らしの方が多いと思われます。
サザンマリンダイバーズさんの桟橋前や、オリジナルポイントのGP3では、
100%観察可能ですので、見られたい方はリクエストしてみて下さい。

但し、黄変個体は以前に比べてかなり減少してる様ですので、運が良ければと
思われていた方が良いかと思われます。

2007年05月01日

●4月のパラオから、カスリハゼ

早い物で、今年も今日から5月ですね。
パラオへ行って以来、仕事が忙しくて未だに海に行けないので、未だしばらくは
パラオネタで引っ張らさせていただきます。

そう言えば既に皆さんご存じと思いますが、先月、日本魚類学会より、新しく
名前の付いたサカナの発表がありました。
今まで、ヤツシハゼ1-7と読んでいたのが、ナノハナフブキハゼ とか、他にも
ヤツシハゼ1-5も命名されちゃいました。
この一年、ヤツシハゼSPの撮影の全制覇に燃えており、残すは1-3だけ
でしたが、何か名前が付いちゃって、日本魚類学会に目標を潰されたような
気分です。

kasurihaze.jpg
マングローブ泥ドロ地帯からの生物報告の第二弾は、桟橋前の カスリハゼ です。

ここではミクロネシア独特の第一背鰭が長いタイプのオスを、観察出来ません
でしたが、写真では判りにくいと思いますが、大瀬崎あたりで見かける同種の
3倍程の大きさが有り、引っ込まないのが多く、日本の数倍、撮りやすいですね。

よぉ~く探せば、全ての鰭を大胆におっぴろげている目立ちたがり屋に出会えて、
じっくり、まったり撮せます。
この写真はD200+105mmVRに45度ファインダーを付けて、トサカハゼ
穴から出てくるのを待っている時に、暇つぶしに撮った写真です。

暇つぶしの割には、目的のトサカハゼ より綺麗に撮れているところが情けない
所ですね。

下の写真は昨年10月にGP3で撮した、第一背鰭の長いタイプです。
右下の黄変個体はそれ以来観察できておりませんが、いつか全ての鰭全開の
真横ばっちり画像を撮り直したいものです。
061013b3.jpg061015c3.jpg

明日からは、白砂地帯での観察出来た生物を紹介させていただきます。