●クロスジイソハゼ
心配していた台風13号ですが、我が街、名古屋は何も問題なく通り過ぎた
様で、ひと安心でした。
この台風で、南の魚さん達が流れ着いてくれていると良いですね。
クロスジイソハゼ 学名 Eviota sebreei
撮影 2008年9月:柏島 -5m 大きさ15mmぐらい
英名 Sebree's Pygmy-goby
生息域 柏島、奄美諸島以南、インド洋~西部太平洋など
内湾の湾口から中程のサンゴ礁域の礁斜面で、キクメイシ、ミドリイシなどの
葉状のサンゴ群の上に単独で居るのをよく見ます。
体高は低めで体色は半透明、体内部の黒赤色の縦縞がはっきりと浮き出て
おり、この上縁に白色の小さな斑紋が縦に列をなしてますので、種の数が多い
イソハゼの種類の中でも、一目でそれと判ります
ただ自分だけかも知れませんが、柏島で観察する クロスジイソハゼ は、
黒赤色と言うより、黒色の気がします。
近似種の ニセクロスジイソハゼ (Eviota cometa) は、白色の小さな斑紋が
黒赤色の縦縞の上縁だけでなく、それ以外にも一部、縦縞の上にも重なって
いる事で、区別が可能です。