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2009年04月25日

●ペガススベニハゼ

早くも今年F-1レースの第4戦バーレーンGPが、昨日から始まりました。
残念ながら我がフェラーリは、今年まだノーポイントですが今レースこそはと
思っているティフォシーは自分だけでは無いと思います。

今年からスリックタイヤとか、年間エンジン使用数とか色々と規則が変わった
F-1ですが、今年、最も注目を浴びているのがカーズ(KERS)と言う技術です。

簡単に言えば、ブレーキを踏んだ時に発生されるエネルギーを貯めておいて
車が加速する時に使おうとする技術でして、まだまだ成熟度の低い技術では
ありますが、将来、一般車に必ず反映される技術です。
ただ、まだまだ未成熟の技術なので一部のチームでしか採用されていなくて、
今後の熟成が期待されております。

車の進化の為にも、やはりF-1レースは必用な実験場だと思います。

pegasusubenihaze%2020090412a.jpg

ペガススベニハゼ  学名 Trimma annosum
 スズキ目 / ハゼ科 / ベニハゼ属
撮影 2009年4月:柏島 水深-4m 大きさ約20mmぐらい 
英名  Orangespoted Dwarfgoby
生息域 八重山諸島以南 ~ 西部太平洋域など

珊瑚礁域、岩礁域の岩穴などに生息しております。
パッと見は、 オキナワベニハゼ や、 オオメハゼ などに似てますが、胸鰭の
付け根に斑点が無いこと、白色斑点が点在しないことや、両目間から吻部に
かけて模様が無いことなどで、識別が可能です。

英名は Orangespoted Dwarfgoby 、パラオの外洋ポイントでは、珊瑚礁の
棚奥などなら、何処でも観察出来そうなベニハゼ属の普通種です。

okinawabenihaze%2020090412e.jpg
オキナワベニハゼ  学名 Trimma okinawae
 スズキ目 / ハゼ科 / ベニハゼ属
撮影 2009年4月:柏島 水深-4m 大きさ約20mmぐらい 

こちらは、 ペガススベニハゼ の隣に居た オキナワベニハゼ です。
両目間から吻部にかけて、模様が有る事が判るかと思います。

2009年04月16日

●シリウスベニハゼ

昨日の朝は、一昨日の雷雨がウソだったかの様な見事な晴天。
更に風が強かったせいか、通勤途中の名古屋市内の高台からは遠い彼方の
御嶽山が綺麗に見られました。

でもやはり予想通りと言うか、あの雨で桜の花はすっかり姿を消してしまい
ちょっぴり街並みが寂しくなりましたね。

shiriusubenihaze%2020090412a.jpg

シリウスベニハゼ  学名 Trimma halonevum

 スズキ目 / ハゼ科 / ベニハゼ属
撮影 2009年4月:柏島 水深-16m 大きさ約30mmぐらい 
英名 Skinspot Dwarfgoby
生息域 伊豆半島、高知県、琉球列島以南 ~ 西部太平洋域など

珊瑚礁域、岩礁域、内湾などの岩肌や泥底に落ちてる岩塊等にくっつく様に
生息しております。
体色は頭部から胸鰭辺りまでは白色で、他の部分はオレンヂ色をしており、
頭部から上半身に小さな赤色の斑が点在すること、目の外周は赤色に白色の
細い線が放射線状に走る事などが、特徴です。

またこれは自分の観察思考ですが、生息域によっては体高の高さの違いや、
小さな赤色の斑が下半身まで付いている個体など、多少の変化が有る様に
思えます。

平凡社発行の「決定版 日本のハゼ」では、ベニハゼ属の1種‐7 として紹介
されてますが、発刊後の2008年5月に シリウスベニハゼ との正式和名が
付きました。

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撮影 2006年6月:PALAU ゴビパラ3 水深-20m 大きさ約20mmぐらい 

当ブログでは、もうとっくに報告済みと思ってましたが意外や未報告でした。
過去にいっぱいパラオで撮してるし、今まで当ブログでもベニハゼはいっぱい
報告していると言うのに不思議な物です。

去年ぐらいから柏島でも観察が出来ており、しかも冷たい水温の冬の季節を
超したって事は、これから繁殖も期待できそうですね。

2009年04月10日

●チゴベニハゼ

最近はずいぶんと日が長くなってきまして、昨日会社のオフィスから18時に出た
ところ、まだ薄明かりの状態でした。

冬場は日没時間が早いので、ナイトダイビングを早く始められますが、夏場の
ナイトダイビングは日没時間が遅く、エントリーもエギジット時間も遅くなります。
そろそろナイトダイビングを始める迄、昼間のダイビング後に長時間待っている
季節になってきましたね。

どちらかと言えば、テンジクダイ科の生物が観察し安いナイトダイビングの方が
昼間のダイビングよりも、自分は好きかも知れません。

そう考えていると、ナイトダイビングがしたくなってきました。

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チゴベニハゼ  学名 Trimma naudei
スズキ目 / ハゼ科 / ベニハゼ属
撮影 2009年3月:奄美大島 倉崎ビーチ 水深-8m 大きさ20mmぐらい 
英名 Naude's rubblegoby
生息域 八丈島、紀伊半島以南 ~ 中、西部太平洋域、オーストラリアなど、

珊瑚礁域の、岩棚奥や岩礁の隙間などに生息しております
体色は赤色ベースに白い斑があるのが特徴で、頭部は若干青みがかかります。
第1背鰭の鰭条が長く糸状に伸長する事、胴体腹部にも白い斑が有る事や、
胸鰭基部に黒斑がある事で、近似種の ベニハゼ と識別が可能です。

chigobenihaze%2020090327d.jpgchigobenihaze%2020090328b.jpg
撮影 2009年3月:奄美大島 倉崎ビーチ

chigobenihaze%2020060320b.jpg
撮影 2007年3月:奄美大島 倉崎ビーチ

一昨年の12月に、ここ倉崎ビーチを潜った時には特に思いませんでしたが、
今回、やたらと何処でも見かけました。
そこで自宅に戻ってから、過去に奄美大島で撮影した画像を確認してみると
今まで 3月に潜った時には撮しておりますが、12月に潜った時には撮して
おりませんので、ひょっとしたら季節的な要因があるのかも知れません。

と考えながらWebサイトで色々検索してましたら、年中どの季節でも観察が
出来ている様です。

やはり、自分の観察能力は節穴の眼でした。

2009年01月08日

●ベニハゼ

昨日は朝から、昨年暮れに受けた健康診断の再検査で、CT検査と胃カメラでの
検査を受けて、その後、出勤でした。

今まで入院を必用とする怪我や病気では、尿路結石にて体外衝撃波破砕術と
言う、体にメスを入れずに衝撃波で腎臓で発生した結石を破壊する手術を受ける
のに入院した経験しか無く、定期検査で脳や体をMRIや、CTで検査したことは
あっても、体内にカメラを入れるのは初めての体験でした。

胃カメラがちょっと不安でしたが、検査は合計1時間程度で無事に終わりました。
CT検査の結果は1週間後になるそうですが、胃カメラは検査が終わったと同時に
ドクターから説明があり、胃が荒れているだけで投薬治療の必用も無しとの事。

ホッとしましたが、出来る事なら今後二度と胃カメラは体験したくないです。

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benihaze%2020081018b%20PALAU.jpg
スズキ目 / ハゼ科 / ベニハゼ属
ベニハゼ  学名 Trimma caesiura
撮影 2008年10月:PALAU 水深-12m 大きさ20mmぐらい 
英名  Caesiura Dwarfgoby
生息域 八丈島、紀伊半島以南 ~ 中、西部太平洋域、オーストラリアなど、

いわゆる、元祖 ざ・ベニハゼ です。
珊瑚礁域の、岩棚奥や岩礁の隙間などに生息しております
体色は赤色ベースに白い斑があるのが特徴で、頭部は若干青みがかかります。
背鰭が糸状に伸長しない事や、胸鰭基部に黒斑がない事、胴体腹部に白い斑
が無い事などで、類似種の チゴベニハゼ と識別ができます。

benihaze%2020081018c%20PALAU.jpg

恥ずかしいお話しですが、今まで沢さんのベニハゼ属を紹介しながら、今回の
ベニハゼ はまだ未報告でした。

他にもいろいろ振り返ると、今まで、なになにの1種とか、なになにSPとかって
報告をしていても、その種の基本種を報告していない事がありがちで、新しい
年に変った事でもありますから、今年からは普通種を中心にして撮していこうと
思います。

でもそう言いながらも、やはりガイドさんがスレートに書かれる「未記載種」とか、
「珍」、「稀」、「この地域では珍しい」とかの、魅力たっぷりの言葉に惹かれて、
気がつくと普通種は数枚撮っただけ、と言ったダイビング結果になるのは目に
見えております。

なんと言っても、今週末の今年の初潜りのポイントがポイントだけに、普通種を
中心に撮るなんて、そりゃあ~ムリでしょうね~

2008年12月07日

●ヒメアオギハゼ

2日連続の、寂しいNEWSです。
Jリーグ発足時から参加してるのに、1度もリーグ線の優勝が無く、今年こそと
優勝を願っておりました我が名古屋グランパスでしたが、昨日の最終戦で鹿島
アントラーズの優勝が決定し、リーグ戦3位の結果となりました。

今シーズンも、残すところは天皇杯のみ。
今年ピクシーが監督になってから近年になく調子が良いので、ナビスコカップも
逃しただけに、何とか天皇杯の1冠ぐらいは取って頂きたいところです。

更に夜に放送された、K-1グランプリの決勝戦。
バダ・ハリの暴走で、つまらない決勝戦になってしまいました。
若さ故の過ちでしょうが、未来のチャンピオンと期待されていただけに、残念な
結果になってしまいました。
でも個人的には、好きなレミーがチャンピオン復帰で良かったのかも。

himeaogihaze%2020081018a.jpg
ヒメアオギハゼ  学名 Trimma flavatrum
撮影 2008年10月:PALAU 水深-18m 大きさ約20mmぐらい 
生息域 和歌山県以南 ~ インド洋、太平洋域、紅海など

頭だけピンの、下半身ボケボケ画像ですみません。
でも撮影した事がある方なら判ってくれると思いますが、この子達は全鰭全開の
姿を、あまり披露してくれないんですよ。

平凡社の「決定版 日本のハゼ」には、ベニハゼ属の1種‐5として紹介されて
おりますが、発刊後の2007年に ヒメアオギハゼ の正式和名が付きました。


himeaogihaze%2020081018b.jpghimeaogihaze%2020081018c.jpg

最初に撮した画像が真横各鰭全開画像では無かった為、各鰭が全開になって
居る個体を捜しますが、皆さんじい~っと水中に浮いておられて、誰もなかなか
鰭を開いてくれません。

himeaogihaze%2020081018d.jpg

やっと開いた個体を撮ってみたところ、各鰭の色彩が無くなって透明っぽい
鰭の個体です。
これは間違えて、違う種属を撮したのか?

図鑑やWebサイトで調べても、 ヒメアオギハゼ として紹介されている画像は
全て体色と同じ濃いめの黄色い色して鰭の付け根が青っぽい個体ばかりで、
ヒメアオギハゼ と同様に尾柄基底部が黒く尾鰭が白くて、鰭が透明なのは
何処にも載っておりません。
尾柄基底部が黒くてその手前に白い横帯があれば別種の様ですが、撮した
個体には、白い横帯はまったく見あたりません。

ひょっとしたら雌雄の違いだけかも知れませんが、この違いをご存じの方が
いらっしゃいましたら、ご一報なり、コメントなりいただければ幸いに思います。

2008年10月31日

●ベニハゼ属の1種と、ニンギョウベニハゼ

昨日、NHKのハイビジョンSPの事を書かせて頂きましたが、そう言えば今週の
月曜日には、今年、女優業をしばらく休止して音楽活動に選任していた時期の、
柴崎コウを特集しておりました。
ただのシンガーでなく、作詞家と言うアーティストでもあったんですね。
才能が有る方は、ステキです。

ここ最近、地上波のNHKスペシャルでも B’z特集を放送するなど、いままでの
NHKスペシャルでは取り上げなかった題材が、このところ特集されてます。
変化しつつあるNHKに期待です。

benihazeSp20081021a.jpg
ベニハゼ属の1種  学名 Trimma Sp
撮影 2008年10月:PALAU -36m 大きさ20mmぐらい 
生息域 とりあえず PALAU

ちょっと名前の判らない ベニハゼ属 です。
生息地は結構深場で、 ニンギョウベニハゼ の赤斑付き、て感じですが、
詳しいこと何も判らないので、とりあえず画像報告に止めておきます。

という事だけだと本日の報告は寂しいのと、では ニンギョウベニハゼ とは?
ってぇところで、本日はもうひとつ生物報告です。

ningyoubenihaze20081021a.jpg
ニンギョウベニハゼ  学名 Trimma sheppardi
撮影 2008年10月:PALAU -20m 大きさ20mmぐらい
生息域 奄美大島、沖縄諸島以南 ~ インド洋、西部太平洋域など

特徴は、頭部に4色の横帯があり、体側面に黒色斑が縦列すること。
体高は高め。
他のベニハゼと同じで、岩礁の穴の天井や壁面に単独で居る姿が観察出来ます。

ningyoubenihaze20081021b.jpg

何となく、このニンギョウベニハゼ色が薄いな~と思った貴方、すんばらしい~
はいっ、お友達です。

実はこれ、ナイトダイビングでの撮影した物なんです。

ナイトダイビングで、ベニハゼですよ~~!!!

こんな事書くと、またもや変態ダイバーと思われそうですが ( 事実、自他共に
認める変態ダイバーですが ) 、一番上の ベニハゼ属の1種 の初観察よりも
大興奮しまくりでした。

ナイトダイビングの経験がある方なら判っていただけると思いますが、ただで
さえ岩陰に年中引きこもりのくせに、ベニハゼは夜の暗闇の中では、更に更に
どこかに引きこもっていて、姿を見ることは先ずありません。

これは図鑑などでも見たことも無い、ベニハゼのナイトカラーが初めて撮せると
大興奮。
夜の10時過ぎだというのに、パラオまでやってきてボートの上で大の大人が
カップラーメン食べただけで、外洋の岩の穴にデジイチと自分の頭突っ込んで
大はしゃぎしてます。

でも結果は残念、ご覧の様に昼間と同じ体色でした。
たぶん、今後ナイトダイビングで観察しても、今回の様に興奮する事は無いと
思います。

2008年10月26日

●ストライプヘッド ドゥワーフゴビー

本日は自分が海外で一番沢さん潜っているサザンマリンダイバーズさんの
オリジナルポイント、”ゴビーパラダイス3”、略してGP3からの報告です。

このGP3、自分が初めて潜ったのは2006年の4月と比較的最近なのですが、
その後2年6ヶ月の間に今回の6本も含め合計35本潜っており、パラオ全体での
ダイビング本数が197本なので、実にパラオでのダイビング本数の約18%を
占めているほど、はまってしまったポイントです。
自分が、世界で一番大好きなポイントなんです。

なのに、今年の4月に潜った時にも感じましたが、以前に比べて-20m近辺の
砂地でのヤツシハゼ属や、 ナカモトイロワケハゼ 等の生息個体数が激って
おります。

浅場で観察出来る生物層に変化はさほど感じられませんが、砂地に落ちてる
流木や、空き瓶、空き缶などの生息床が減少してしまったせいも有るかとは
思いますが、一番の原因と思われるのが最近現れだした台湾人の観光客。

20人ほどのゲストを乗せたシュノーケリングツアーボートが、BBQランチにと
GP3の桟橋にやってきて、その時にシャワー等で海に落ちる日焼け止め用の
ローションが大きな原因かと思います。

小さいハゼなどの生物は、日焼け止め用などのローションが大嫌いです。
今まではサザンマリンダイバーズさんのゲストが偶に入るだけでしたから
さほど影響は無かったと思いますが、最近、上述の台湾人観光客達が沢さん
来られるようになった環境の変化が、大きいのかなと感じられました。

できる事なら、このブログを見て頂いている皆さんも日焼け止めローションなどは
使わずに、潜って頂ける事に期待いたします。

stripehead20081020a.jpg
stripehead20081022a.jpg
ストライプヘッド ドゥワーフゴビー  学名 Trimma striata
撮影 2008年10月:PALAU GP3 水深-3m 大きさ30mmぐらい 
英名 Stripehead Dwarfgoby
生息域 インド洋、西部太平洋、北部オーストラリア、PNGなど

日本では観察が出来ませんが、パラオの内湾を潜った方なら皆さん誰でも
観察していると思われる、 キャンディケイン ドゥワーフゴビー と並ぶ、パラオの
ベニハゼ属の普通種です。

stripehead20080412a.jpgstripehead20080412c.jpg

内湾ポイントなら何処でもほぼ観察出来ますが、ここGP3では色彩が濃く、
他のポイントと比較して赤白がクッキリとしており、大きなシャコ貝に乗って
たりと写真のバックも映え、綺麗な画像が撮れますよ。

stripehead20081020b.jpg

なので、いつも図鑑写真の自分でも、こんな画像撮っちゃってます。

そして本日はもうひとつ、GP3での生物観察報告です。

mimic%20Oct%2020081021a.jpg

単なる証拠写真ですが、写真の真ん中下辺りに写る二つの擬態された目。
そうなんです、 ミミックオクトパス です。

自分は初めて観察した興奮で、デジイチを構える姿が早かったのか、5m以上も
離れていたのに引っ込まさせてしまいました。
結局、1本目に見たきり、2、3本目は観察出来ませんでしたが、拓ちゃんと目印を
つけておきましたので、近いうちにサザンマリンダイバーズさんで潜られる方は、
早めに拓ちゃんにリクエストしてみて下さい。

因みに、今回拓ちゃんは砂の穴の中で、 ミミックオクトパス に噛まれております。
翌日ピンピンしていたので、どうやら毒は持ってないようですよ。

2008年09月05日

●アオギハゼ

いつも生物を、科、属毎に区別していたカテゴリーですが、各日記を複数の
カテゴリーに登録できますので、とりあえずパラオのカテゴリーを作ってみて
複数登録をしてみました。

とても一般的ダイバーのパラオではありませんが、「えっ、こんなのもパラオに
いるの?」って思うのが多いと思いますので、暇な時間があれば、当ブログの
パラオってカテゴリーを選択して見て下さい。

aogihaze20080826a.jpg
アオギハゼ  学名 Trimma tevegae
撮影 2008年8月:串本 イスズミ礁 -12m 大きさ20mmぐらい 
英名 Blue-striped dwarfgoby
生息域 八丈島、琉球列島以南 ~ インド洋、西部太平洋など

和名は見た目の様に、いつも仰向けになって泳いでいる姿から " 仰ぎハゼ " と
付きました。
サンゴ礁域の礁斜面や、ドロップオフ等の岩陰で良く見かけます。

aogihaze20080414a.jpg
撮影 2008年4月:PALAU ビックドロップオフ 撮影マシン D200
aogihaze20071222a.jpg
撮影 2007年12月:奄美大島 倉崎ビーチ 撮影マシン D200

パラオではそこら中に居る普通種なので、パラオで見かけてもスナップ感覚
程度で写してますが、去年の冬に行った奄美大島では 5~6匹だったからか、
結構、真面目に撮して、更に今回の串本で見た時は、たった 2匹での群れ
でしたので、思わず刺さってしまいました。

ご覧の様に、3ヶ所の遠く離れた異なる海の何処で撮しても同じ形状、同じ
色彩ですが、何故かいっぱい居る時より少ない生息数の時の方が真面目に
撮してしまいます。

たくさん居る方が被写体を選べて撮りやすいとは思うのですが、そのかわり
どの個体に絞って良いのか迷いやすく、少ない個体数の時の方が、自分は
的を絞れて撮りやすいみたいです。

単なる少なければ珍しいだけの、人間の性かもしれませんが。

2008年07月08日

●ベニハゼの未記載種

柏島では、未記載種の生物を沢さん観察出来ます。
と言う事で、2日連続の未記載種の報告です。

benihazesp%20200800626c.jpg
ベニハゼの未記載種   Trimma sp
撮影 2008年6月:柏島 -7m 大きさ30mm 

ほぼ見てくれは オヨギベニハゼ なのですが、 オヨギベニハゼ の特徴である
第一背鰭の糸状に伸長している第2棘が伸びておりません。

benihazesp%20200800626b.jpg

本生物も、AQUASさんが、日本で高名なハゼの先生方に尋ねられたそうで、
「この地方で見られる未記載種の可能性が高い」 との回答だったそうです。
先日から報告しているコバンハゼと言い、イシモチと言い、柏島は本当に
希有な生物の宝庫ですね。

benihazesp%20200800626a.jpg

尚、上記の画像は全てトリミングをしてありますが、正確さを伝えたい為、
天地水平などの角度は触っておりません。
ほとんど逆さま向いて、ホバリングしておりました。

2008年03月11日

●イチモンジハゼ

ichimonjihaze20080308a.jpg
イチモンジハゼ   Trimma grammistes
撮影 2008年3月:紀伊大島 須江 内浦 -13m 大きさ20mmぐらい
生息域 伊豆諸島、千葉県以南~鹿児島県、台湾など

昨日紹介しました キシマハナダイYg の撮影で待ってる時に、暇つぶしに
撮影しました。

たまに岩の上などに移動したりして、正しい天地で居たりしますが、大抵、写真の
様に岩の窪みなどで、天地を反対にして棲息しております。
どこでも見かける地味なベニハゼの仲間だけに、日頃から見逃しがちな種では
ありますが、きちんと撮影すれば、結構、絵になる生物です。

ichimonjihaze20070527.jpg
撮影 2007年5月:大瀬崎 先端

こちらが珍しく、天地を正しくして岩から岩へと移動中の姿の画像です。
昨日の キシマハナダイYg 程ではありませんが、多少、粘って撮した画像です。

やはり、写真は粘りですね。

2007年11月01日

●秋の ひそ柏より(その7) シャープアイピグミーゴビー

SharpeyePygmygoby20071024g.jpg
シャープアイピグミーゴビー  Trimma anaima
撮影 2007年10月:柏島 後浜 -17m 大きさ:20mmぐらい
英名 Pale Dwarfgoby
生息域 八丈島、伊豆大島、伊豆半島~パラオ、インドネシア等、西部太平洋。

いつも柏島で観察できていたのは、勤崎や民家下などのちょっと深場でしたが、
今回は後浜の普通の水深で観察できました。

普通、この手のベニハゼSpは、ベニハゼ1の◯って呼ばれる事が多いのですが
この子は、皆さん数字でなく シャープアイピグミーゴビー と呼んでます。

屋久島以南の琉球列島や、八重山諸島では沢さん棲息しているそうですが、
未だに正式な和名の付かないベニハゼです。

SharpeyePygmygoby20061029c.jpg
撮影 2006年10月:柏島 民家下

しかし、何故 シャープアイピグミーゴビー なんでしょうか?
普通、ベニハゼなら ドワーフゴビー で、 ピグミーゴビー なら、イソハゼでは
無いのでしょうか?
自分が所持している海外の図鑑では、Pale Dwarfgoby の名前になってます。

まぁ、ハナダイ なのに、 ハナゴンベ と一緒の様なもので、意外や シャープアイ
ピグミーゴビー
の、和名になったりするかも・・・。

2007年10月28日

●秋の ひそ柏より(その3) ベニハゼ属の1種

今回の秋のひそ柏で、事前にアクアスさんのHPを閲覧し撮影したかった生物の
ひとつです。

ベニハゼふぇちとしては、夏の未記載種に続く、秋の未記載種。
どうしても見ておかなければ・・・・。

BenihazeSp20071024d.jpg
ベニハゼSp  Trimma Sp
撮影 2007年10月:柏島 勤崎 -◯5m 大きさ:20mmぐらい

じっくりと挑んだ結果は、上の写真の様に真横、鰭全開ばっちり!!
やっつけて参りました~♪

しかし観察できた深さは、かなり深いところです。
エア持ちの悪い自分は、もちろん安全の為、Wタンクで挑んできました。

Wタンクは、レギュレーターを2個使います。
なので万が一、深場で1つのレギュが壊れても、もうひとつのレギュを使って
安全に戻って来られます。
だから深場へ行く時はWタンク、もしくは別のレギュを付けたタンクを脇から
ぶらさげて潜る事をお進めします。

果たしてベニハゼ属の1-1か、1-3なのか?
はたまた、全くの未記載種なのか?
現在、アクアスさんがベニハゼに詳しい学者さんに鑑定を出しているとの事。
今後の結果報告が楽しみです。

2007年08月31日

●ひそ柏の目的 その2

20070831aa.jpg
未記載種のベニハゼ

今回のひそ柏の目的 その2です。
残念ながら背鰭、尾鰭の鮮明な写真は撮れていませんでした。
やはり深場では、なかなか時間が無くてじっくり撮れず、慌てて撮すので
ダメダメですね。

結局、柏島を5時10分に出発して、自宅に午前2時40分に到着しました。
合計9時間30分、行きに比べて1時間余分にかかったことになりますが、
なんとか普通の休憩でかえって来れましたので、これからは平日の柏島
ひとり旅が増えそうです。

2007年07月23日

●パラオ合宿報告(12) CANDYCANE DWARFGOBY

ちょっとヲタクなベニハゼが続いてましたので、いつも読んで頂いて居る方で
引き気味の方が増えてきてそうです。
なので、ここらで本日は有名どころを紹介させていただきます。

と言っても、決して日本では観察されていないベニハゼとは思いますが、
Candycane20070618b%20PALAU.jpg
CANDYCANE DWARFGOBY  Trimma cana

さて、いつもの図鑑 Reef Fish Identification - Tropical Pacific によりますと、
生息域はインドネシア、パラオ、PNGとなっております。

このベニハゼはパラオでは凄く一般的なベニハゼですから、パラオへ行った事が
ある方なら、誰でも観察しているはず。

でも外洋系のベニハゼなので、自分のような変態パラオダイバーは、いつも内湾
ばっかり潜っていて、なかなか観察する機会が少ないんです。
そのせいか、自分はパラオで外洋へ行く度に下の写真の様に毎回撮しております。

でも普通のダイバーで有れば、パラオ=外洋なので、結構、観察してられるんで
しょう、きっとごく普通種のイメージなんでしょうね。

Candycane20070420%20PALAU.jpgCandycane20050318%20PALAU.jpg
Candycane20050317%20PALAU.jpgCandycane20070618a%20PALAU.jpg

さて、今回も参考にした上記の図鑑ですが、このところ自分は毎日開いた事が
無いくらい見ております。

インドネシア、PNGあたりが生息域の種別の紹介が多いので、凄く参考になって
ます。
最近では、先日、サザンマリンダイバーズの拓ちゃんがGP3で見つけられて、
サザンさんのHPの " 本日のログ " に載せられていた初観察のヤツシ系らしき
生物も、Spangled Shrimpgoby との名前で既に紹介がされておりました。
" アメ公の図鑑のくせに、やるなぁ~ " と、いつも感心させられます。

ミクロネシアの生物観察が好きな方なら、凄~く参考になると思いますよ。
ただし勿論、英語表記しか有りませんので、その点は頑張って下さい。

2007年07月22日

●パラオ合宿報告(11) FORKTAIL DWARFGOBY

本日は再び6月のバラオ合宿報告から、ベニハゼを紹介させていただきます。
いったい6月の合宿では、どれだけの種類のベニハゼを撮影したんでしょうね。

ForktailDwarfgoby20070617.jpg
FORKTAIL DWARFGOBY  Trimma hoesei

自分が愛用しているアメリカ産の図鑑によれば、生息域は チャゴス諸島、
インドネシア、PNG、グレートバリアリーフ( 何故か、表記がオーストラリアと
言う国名では無い ) と有り、今回もパラオの言葉はありません。

観察できたのはブルーコーナーのドロップオフの壁にて、下に紹介いたします
オヨギベニハゼ 達と、ごちゃ混ぜになってホバリングしておりました。
大きさは、ざっと20mm~30mm くらいで、サザンマリンダイバーズのぢろーさんが
スレートに、特徴の有る尾鰭を絵に描いて教えてくれたので、すぐにどの個体か
判りました。
でも、ホバリングしている被写体だけに、こちらもホバリングして撮影。
なかなかフォーカスが合わなくて、かなり辛かったです。

まぁ何とか撮れたとの勝手な自信の元に、つづいてホパリングを継続しながら
CaveDwarfgoby20070617.jpg
オヨギベニハゼ  Trimma taylori

こいつは初観察では有りません。
過去に、ここパラオ、西表島で撮影しておりますが、過去一番の綺麗な被写体
でした。

実はこのポイントでもう一種類、ホバリング系のベニハゼを、ぢろーさんから
紹介されましたが、なんと撮影失敗。
名前も覚えていなかったので、写真がない以上は図鑑で確認できません。
又もや、今度行った時の宿題が増えてしまいました。

2007年07月02日

●パラオ合宿報告(9) カタボシニシキベニハゼ

いやぁ~、昨日は今期初のフェラーリ1-2フィニッシュでした。
欲を言えば、マッサ-キミの順序が良かったんですが。
それにしてもルーキーのハミルトン、今回も3位表彰台とは、2年連続ワールド
チャンピオンのアロンゾよりも、クレバーな走りを見せてます。
本当に驚異の新人ですね。

さて先日も書きましたが、ベニハゼ系は小さいので目が悪い自分は、撮影後に
PCでデータを大きく引き延ばして確認しております。

本日紹介させて頂くベニハゼは、自分自身初観察にて確実に画像を押さえておく
べきベニハゼだっただけに、パラオから戻って自宅のPCの前でその撮影枚数の
少なさに唖然とし、非常に悔しんだベニハゼです。

やはり大深度潜水では、自身では気づかなくてもノーマルエアーでの麻酔効果に
より、感覚が相当鈍くなっているんでしょうか?
おそらくサザンマリンダイバーズの ぢろーさんからは、しっかり紹介されていた
はずですが、たったの1カットしか撮していませんでした。

思えばこの時のエントリー状況は、いつもの様にぢろーさんが先にエントリーして
Wタンクでモタモタと自分が後からエントリーして行きました。
ゆっくり深度を下げてきて下さっていいですよと言われていたのですが、-25mほど
近辺で潜航していく ぢろーさんの20mぐらい横に、大きさ3m程度のかなりおデブな
サメがうろついております。

どちらかと言えばサメ嫌いの自分は、気づかれない様にと、チャッチャッと深度を
下げて、ぢろーさんに追いつきました。
それからしばらくは、何かを撮影しては廻りをキョロキョロと見回してサメチェックを
しておりました。
そんな事もいつもより平常心がなくなっていた原因かも知れません。

ともかく、たったの一枚だけ。
しかも、証拠写真程度しか撮っていないとは?

ノーマルエアーによる大深度潜水には限界がありますので、ヘリウムを使用した
トライミックスエアーの世界に、早く進まないと行けないようです。

と、かなり前置きが長くなりましたが、

Beni1-14%2020070618.jpg
カタボシニシキベニハゼ  Trimma nomurai

つい最近までは、ベニハゼ属の1種の12と呼ばれていたのですが、今年の3月
日本魚類学会より和名が発表されました。

図鑑に掲載されている説明での棲息水域は-35m以深とあり、思わず、えっ?と
思いましたが、その図鑑に掲載している画像の撮影水域は -55m。
でしょうね、と変に納得してしまうほどの水域で生活されているベニハゼです。

滅多に行けない水域だけに、しかも今まで何度も図鑑で見て熟知していたはず
だけに、今回のパラオ合宿後、いちばん悔やんだ画像でした。

2007年07月01日

●パラオ合宿報告(8) ベニハゼ属の1種の12

自分は仕事柄、月末月初の帰宅は日付が変わってしまいます。
昨夜も例月通り、帰宅できたのは午前1時30分。
明日の出社は9時30分の予定ですので、急いでこのブログを書き上げないと
睡眠時間が・・・・・。

って、こんな時ぐらいは書かなきゃ良いんですが。
毎晩、このブログを書きあげる事自体が日課になってますので、いけません。

さて外洋のポイントを潜った時は、壁沿いの穴の中や、安全停止中の浅場の穴を
覗いて、いつも被写体になる海洋生物を探しております。

運良く大きな穴であればラッキーですが、大半は小さな穴の奥とか、入り組んだ
天井になんかに棲息されてらっしゃるので、自分が使っているネクサスは大きくて
被写体になかなか近づけられません。

何とかカメラは押し込めても、ストロボが入らないなんて事は日常茶飯事で、
多くの一眼ユーザーはそんな苦い思いをいつもされていると思います。

今回紹介させて頂くベニハゼは、安全停止中の小さな穴の中で見つけました。
ネクサスだけは突っ込めれるのですが、ストロボの光はあれこれと位置を変更
しても届きません。

幸い、安全停止中なので水深は浅く、流れもうねりもありませんでしたので、
ストロボのZ240をアームから取り外して、穴の中に突っ込んで撮影してみた
のが下の写真です。

BenihazeSp20070617a.jpg
ベニハゼ属の1種の12  Trimma Sp.12

シャッターを切る時に、穴の中に置いたZ240が微妙に動くので、白トビした写真と
成ってしまいまし。

図鑑では水深20m以深と書かれてましたが、なにせ ナカモトイロワケハゼ
水深8mで棲息しているサザンマリンダイバーズさんのポイントです。
どの深度で観察できても、不思議ではありません。

BenihazeSp20070617c.jpgBenihazeSp20070617b.jpg
こちらの写真は、図鑑通り水深22m程で撮影した個体です。

自分はもともと目が悪いのと、寄る年波にて老眼でもあり、小さい物があまりよく
見えません。
よほど際だつ特徴の種は別ですが、小さなベニハゼの、更に小さな特徴変化の
区別は、撮影した写真の画像を大きく伸ばしてから判別しております。

本日紹介している写真も、とりあえずベニハゼと思って撮した画像をPCの画面で
大きく引き延ばし、種別を判別いたしました。
従って、水深等は写真のデータと、ダイビングCPのログから確認しており、撮影
した時点では、ベニハゼ系の何かとしか判っておりません。

それも、図鑑に載ってる棲息水深を当てにしない原因のひとつかも知れませんね。

2007年06月30日

●パラオ合宿報告(7) ベニハゼ属の1種の2

manboonさんは、どんなサカナが好きなんですか?と質問されると、思わず
SPって言うサカナが大好きなんですって、答えてしまいます。

まぁほとんどの方は、へっ?て顔されますが・・・・・。

そうです、SP = SPECIES = 1種 ・・・と言うことで、本日もベニゼの1種の
紹介です。
と言うか、しばらくベニハゼ1種の紹介が続きそうですね。
拓ちゃん、見てる~?

で、本日のベニハゼ1種の紹介は、
BenihazeSp1-2a20070617.jpg
ベニハゼ属の1種の2  Trimma Sp.2

俗称 アオベニハゼ  です。
昨日紹介しました OrangeSpotted Goby  とは異なり、名前は知っていたので
サザンマリンダイバーズの ぢろーさんがスレートに アオベニハゼ 撮ってました
っけ?と書かれると否や、すぐに突き刺さってしまいました。

はい、こいつも初観察でした。

でも不思議なのもので、今まで見たくても見れなかった アオベニハゼ でしたが、
翌日のシアストンネルの浅場では自力で見つけちゃいました。

そのこが、下の写真です。
BenihazeSp1-2a20070616.jpg

ともに実際の撮せた画像は小さくて、トリミングをかなりしてますから、写真の
出来は今ひとつにて、すみません。

ベニハゼ系を綺麗に撮るには、テレコン付けないとと思うのですが、残念ながら
外洋系のベニハゼを撮す時は、深場のハナダイが目的の時なので、テレコンを
付けるのは無理な状態です。

こうなれば外洋もハナダイ狙いの105mm仕様と、ベニハゼ撮影用の60mm+
テレコンの2台を、持ち込むべきなのかな?

2007年06月29日

●パラオ合宿報告(6) OrangeSpotted Goby

この日記をご覧に成られた方より、非公式ながら国内でも観察記録があると、
ありがた~い ご指導を頂戴致しました。
適切なご意見を頂戴しまして、ありがとうございました。

詳しくは、コメント欄を閲覧願います。         2007年6月30日 後記

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いつも初日の1本目は、サザンマリンダイバーズさんの桟橋前で潜ってます。
このポイント、ドロ地やサンゴに棲息するハゼ系の沢さんの種が棲息しており、
なかなか侮れないポイントです。
水深は満潮でも最大4m程度と、まさにウォーミングアップに相応しいポイント。

今回は、その後潜った初日2本目の安全停止中に、自分が今回のパラオで
最初に突き刺さった生物の紹介です。

Orenge20070617b.jpg
OrangeSpotted Goby  Trimma annosum

たぶん、日本では観察例がないベニハゼと思います。
実は今回初めてではなく、過去に何度が観察してはいるのですが、ベニハゼ系を
好きな方ならご存じの様に、大抵のベニハゼは穴の奥で上の写真の様にじ~っと
しており、時々パッと一瞬だけ補食する様な動きをします。
その瞬間を撮れたのが、下の写真です。

Orenge20070617a.jpg

この一瞬の写真を撮る為に、約10分間は費やしました。
エキジット後に、ぢろーさんから安全停止中に突き刺さっていたのは何だったん
ですか?と尋ねられましたが、恥ずかしながら名前が判らず、白に赤い点々の
あるベニハゼとしか答えられませんでした。

ベニハゼ好きの拓ちゃんから尋ねられても、同じ回答しか出来ません。
まだまだ勉強不足の自分が、南国のパラオの外洋でボートの上におりました。
あ~、情けない。

2007年06月26日

●パラオ合宿報告(3) ベニハゼ属1種の15

昨日の朝、起きてみると両手の指関節や手首関節に痛みを感じました。
やばっ!減圧症??

でも違ってました、実は伊豆大島の帰り道の熱海で船から下りる時、雨に濡れた
スロープで自分は足を滑らせてこけてしまい、重い器材とカメラバックで両手を
ふさがれていたので、おもいっきり手を打ち付けたのでした。
その痛みでした、減圧症で無くてよかった、よかった。
でも、思い出すと、恥ずかしかった~。

さてパラオ、伊豆大島と続いた一足早い今年の夏のバカンスも終了し、昨日から
再び労働の毎日。
働きつづけた後のバカンスは楽しいですが、バカンス明けの労働は辛いですね。
次回の休日は7月10日と、しばらく海には行けませんが、このバカンスでネタは
たっぷり仕入れる事ができました。

そんなこんなで、今回はパラオの深場で生活されているベニハゼを紹介させて
いただきます。

BeniSP1-15%2020070616.jpg
ベニハゼ属の1種の15 Trimma sp.15

図鑑によりますと、生息域は-45m以深とあります、確かに・・・。
カマヂハナダイ や、 ダブルバーアンティアス を狙った後だけに深場の窒素に
やられていたのか、写真はいまいちのピンぼけ寝ぼけ眼になってしまってます。

情けない出来の写真の紹介ですが、見たぞと言う証拠写真と言うことで、
いつか撮り直してみたい宿題のひとつが増えました。

2007年05月05日

●4月のパラオから、ブルーバードドワーフゴビー

パラオの外洋のメジャーポイントのひとつ、シアストンネルの深場には、それは
とても綺麗なハナダイ系が数種居るそうです。
そんな話しを以前から聴きながらも、深場に行くのはテックディープダイバーに
なってからと、今までは自主的にセーブしており、シアストンネルの大きな洞窟の
中しか行っておりませんでした。

それでも、その洞窟の水底で左下の ボルケーノ・シュリンプゴビー や、
ヤノダテハゼ を観察するのは-40m超の深さになります。
20060408aPALAU.jpg20060408bPALAU.jpg
そんな深いとこまで行って、 ヤノダテハゼ を撮すかぁ~
と言われそうですが、このハゼを見ると自分はいつも我を忘れてしまいます。

で、そんなポイントですが、今回は誘惑に負けてしまいました。
ついにシアストンネルを通らずに、エントリー後、まっすぐにシアスの神様に会いに
行ってしまいました。

ですが、結果は、やはり・・・。
初チャレンジ者には何もさせてくれない厳しい洗礼を、シアスの神様よりさずかり
ました。
あれだけ撮りたい被写体が居たのに・・・・・。

次回はインデペンデントWタンク+減圧タンクの正装にて、参拝して参ります。

しか~し、深場ではメロメロの自分でしたが、浅場ではちょっと違います。
大好きなベニハゼ系を、いろいろと観察できました。

BluebarredDwarfgoby%2020070420.jpg
その中でも、一番撮りたかったのがこのベニハゼ、 ブルーバードドワーフゴビー
です。
他にも、 ベニハゼ1-2 ベニハゼ1-8 や、 イエロードワーフゴビー
キャンディケインドワーフゴビー 等も観察できました。
この手のベニハゼ系は、どれもこれも10~20mmと小さくて、ぱっと見では
見逃しそうですが、写真にとって拡大してみると、かわいくて溜まりません。
Benihaze1-2%2020070420.jpgBenihaze1-8%2020070420.jpg
YellowheadDwarfgoby.jpgCandycane%20Dwarfgoby20070420.jpg

深場でレアなハナダイ系、減圧は浅場のレアなベニハゼ系と、両極端の深さでの
生物観察が可能なシアストンネル。
とうとう自分もシアス教の信者になってしまったようです。

でもトンネルを通っていないので、ポイント名はシアストンネル下で良いのかな?