●ヒレナガネジリンボウ その2
結局、5日(日曜日)も須江の内浦ビーチはオープンしないと言う事で、もともと
5日は休日でしたが、名古屋に戻って仕事をする事にしました。
「何~お前はダイビングが中止になると、仕事するんか」と言われそうですが、
確かに毎月、ダイビングの予定を決めてから、仕事のスケジュールを決めて
おります。
ヒレナガネジリンボウ Stonogobiops nematodes
撮影 2007年8月 柏島後浜 -20m 大きさ約40mm
英名 Black-Layed Shrimpgoby
生息域 伊豆諸島、相模湾以南 ~ 南日本の太平洋域、インド洋、
東オーストラリア、サモア、西部太平洋域など
柏島の ヒレナガネジリンボウ は比較的黒色の斜めの帯が途切れているのが
多いのですが、本個体は普通のカラーでした。
とくに柏島でなければと言う生物ではなく、大瀬崎で通年観察出来る生物ですが
柏島では個体数の多さが違います。
沢山のダイバーが同時に潜っても、各自マイヒレナガが可能ですので、ちょっと
近づきすぎて引っ込めてしまっても、誰にも文句は言われません。
あまりにも生息数が多くて住まいのハゼ穴が不足しているのか、右上の画像の
様に ヒレナガネジリンボウ 、 ネジリンボウ 、 ヤノダテハゼ の異種共同生活も
あちこち見受けられます。
でもこうなると同居しているシュリンプゴビーは、どのハゼの様子で活動している
のでしょうか?
観察した時と月も変わり10月になってしまい、各ハゼさん達が ビュンビュン
飛んでいるのも今月末あたり迄かと思われます。
ハゼ好きの方は、どうぞお早めに。