●Buan goby
早いもので今日から 4月、新年度のスタートですね。
弊社も本日は新卒者の方の入社式があり、昨年秋より不況、不況と暗~い
ムードの社会ですが、この春の季節とともに活気が出始めると良いですね。
ブアンゴビー Amblygobius buanensis
スズキ目 / ハゼ科 / サラサハゼ属
撮影 2009年1月:パラオ -4m 大きさ約60mmぐらい
英名 Buan goby
生息域 パラオ、インドネシア、PNGなど
内湾域の礁湖、礁池などの砂地で、岩塊や死サンゴ等の近くに生息してます。
サラサハゼ特有の、底砂を口の中に含み、砂に含まれているプランクトン等を
食して、こし取った残りの砂を鰓から吐き出す(ベントス食性)性質を持っており
ホバリングしながら、ボロボロと砂をこぼしております。
近似種の ジュウモンジサラサハゼ は尾柄部の白地に有る斑紋が、オレンジ
色である事、体の格子模様がオレンジ色をしている事で識別が可能です。
あえて言えば、 ジュウモンジサラサハゼ の地味カラータイプです。
後ろに写っている一緒にホバリング中のハゼは、 Mural goby です。
この様に、クロイトハゼ属や同族の、 ジュウモンジサラサハゼ などと一緒に
ホバリングしている姿をよく見かけます。
誰でも友達の様な、いつもフレンドリーなハゼの仲間です。