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2009年03月05日

●Mural goby

さて、既に3月が始まっておりますが。
我社が主業としている携帯電話業界が、一年間で一番忙しい月が3月です。
理由は、いままでケータイを持っていなかったお子様が、卒業&進学を機会に
ケータイを持つ事が多く、一緒に来店されたご父兄の方も、ついでに新機種に
買い換えたりしたりと、実は、7月、12月のボーナス月よりも忙しい月なんです。

でも、今年はどうなんでしょうか?
マーケットが国内だけの携帯電話業界は為替の影響はほとんど無く、今の所、
不況で購入を控えられる程度の影響なので、販売減は自動車業界や家電の
業界ほどではありません。
でも、物作りの愛知県内をマーケットとして展開している弊社の営業店舗です
ので、製造業の方達の不況の影響はどれほどあるのか?
例年になく、不安な3月です。

さて本日は、残念ながら日本では観察出来ない生物の報告です。

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Mural goby  学名 Valencienneamuralis
スズキ目 / ハゼ科 / クロイトハゼ属
撮影 2009年1月:PALAU -4m 大きさ40mmぐらい
英名 Mural goby
生息域 フィリピン、アンダマン海、インドネシア、ソロモン諸島など、
     インド洋 ~ 西部太平洋域、北部オーストラリアなど

内湾の比較的浅い水深の珊瑚礁域にある礁湖や礁池の砂地に、わりと高い
確率でペアで生息しております。
そのくせ本日の写真にペア画像が少ない事は、自分の腕の無さの照明をして
いると言う事で。

体色は白色ベースに、茶色っぽいピンクの縦縞が頭の先から尾鰭基底部まで
繋がってるのが2本、その他に短いのが複数本有り、第一背鰭に黒斑がひとつ
有ります。
水底の砂を口に含んで砂に含まれるプランクトン等を食し、不要な砂は鰓から
吐き出す。いわゆるベントス食性の行動が観察出来ます。

英名を直訳すると、壁画ハゼ。
わりといつも判りやすい名前が多い英名ですが、どういう意味なんでしょうね?

Mural%20Goby%2020081021b.jpgMural%20Goby%2020081021a.jpg

Mural%20Goby%2020090111a.jpg
撮影 上段左右共に2008年10月、下段2009年1月、全てPALAUにて

初めて本種をパラオで観察した時に自分は、 ジュウモンジサラサハゼ や、
ホホベニサラサハゼ 等の体色に似ているので、てっきり サラサハゼ属かと
思ってましたが、同じベントス食性を持つ クロイトハゼ属でした。

確かによ~く見れば、 ヒメクロイトハゼ の方が、そっくりですもんね。

見知らぬ生物を初めて観察した時は、もっとじっくり見る必用が有りそうです。
自分のパッと見外観識別方法も、もっと鍛錬しなければ。

2009年02月18日

●クロイトハゼ

昨日は来日中のヒラリーさんの報道を、TVのNEWS番組で沢さん見ましたが、
たった1日の間に、天皇、皇后陛下様から東大生に至るまで多くの日本人の
言葉に耳を傾けられて、すごいスケジュールをこなされていた様で、どう見ても
アメリカ大統領の来日行程みたいでした。
でも、ヒラリーさんではなくて、今はクリントン国務長官なんですね。

kuroitohaze20090207a.jpg

クロイトハゼの幼魚  学名 Valenciennea helsdingenii
スズキ目 / ハゼ科 / クロイトハゼ属
撮影 2009年2月:紀伊大島須江 内浦 -12m 大きさ 40mmぐらい 
英名 Blacklined Sleepergoby
生息域 神奈川県以南 ~ インド洋、中、西部太平洋域など。

岩礁域近くの砂底に巣穴を作って生息しており、クロイトハゼ属に共通する
動きにて、口から砂と共に餌をとりこんで鰓から砂だけを捨てて、砂の中に
含まれているベントス(底生微生物)を食べております。

体色は白く、頭の先端から尾鰭先端まで繋がる長い黒色の縦帯が2本あり、
第1背鰭に大きな黒色斑が有ることで、本種が簡単に特定できます。

kuroitohaze20090207b.jpgkuroitohaze20090207d.jpg

成長するとペアでひとつの巣穴を共用しますが、上の画像の個体は、
幼魚のためなのか、1人でホバリングしておりました。

kuroitohaze20070206a.jpg

上の写真は内浦ビーチのエントリー口のすぐ南方向の辺りで、数年前から
生息しているペアの画像です。
砂埃り混じりのヘタな写真にて見ずらくて申し訳ありません。
自分の記憶では、少なくても 3年以上は生息しております。

ペア姿を見ると幸せに成ると言われるだけあって、いつも仲良しの様です。

2008年06月16日

●オトメハゼ

今夜は久々に、仕事が終わってからテクニカル・ディープダイビングの学科
講習です。
なので、昨日は仕事の合間にチョコチョコと、マニュアルを覗いては回答を
記入済みのナレッジ・リビューを見ながら復習( 予習? )をしておりましたが、
かなりのヤバヤバでした。

otomehaze20080412b.jpg

オトメハゼ  Valenciennea puellaris
撮影 2008年4月:PALAU GP3 -7m 大きさ70mm 
英名 Orange-dashed goby
生息域 伊豆半島以南、中西太平洋・インド洋、紅海、オーストラリアなど

意外な事でしたが、今回、取り上げようと過去に撮した オトメハゼ の写真を
捜しましたが、デジイチで撮した画像は皆無でした。

と言う事は、今回の写真は約5年ぶりに撮した事に成ります。
乙女の名前が付くくらい可愛いハゼ(?)なのに、いつも無視してたんですね。

otomehaze20080412a.jpg

南の海では何処でも観察出来るハゼですので、皆さんもよく知ってられる様に
いつも砂の中に口を突っ込んでは砂を吸い込み、口をモグモグさせてエラから
砂を吐きだし、その間に砂の中にいるベントス(底生微生物)を食べております。

基本的には巣穴の近くでペアで生息し、たまに巣穴から離れて泳いでいたり
してます。
伊豆や南紀では季節来遊魚で、オレンジの水玉模様が特徴的ですが、成魚に
なるにつれ、オレンジの水玉が縦に繋がりだして、一本の縦帯になってしまい
ます。

大きく育つと15cmくらいまでなりますので、結構、簡単に見つけられますよ。

2008年01月17日

●ヒメクロイトハゼ

自分は冬の季節に海に潜ると、手の指の皮がボロボロに剥けてしまいます。
おそらく軽い霜焼けが原因と思うのですが、先週末はテック講習で手先のない
グローブで水温14度で潜ったせいか、特に今週はひどくボロボロです。

そんな右手のある指で昨日、弊社の有るシステムに指紋認証で入ろうとすると
認識エラーになってしまいました。
こういう場合に備えて第二認証として左手のある指を登録してあるのですが、
右手以上にボロボロ。
いろいろ悩んだすえ、ひょっとしたらと左手で試したところ、正常に認識して
システムに入れました。

ボロボロの方が認識されるとは、???なシステムです。

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ヒメクロイトハゼ  Valenciennea parva
撮影 2007年12月:奄美大島 倉崎ビーチ  -10m 大きさ約30mmぐらい
英名 Parva goby
生息域 高知県、奄美大島、ケラマ諸島、八重山諸島、インド、西部太平洋。

最初に見たときに目が悪い自分は、 オトメハゼ の親子かと思い、ファインダーを
覗くと、小さい方は ヒメクロイトハゼ だと気づきました。
何気に自分自身は初観察でしたが、愛読書が "日本のハゼ" のお陰ですぐに
ピ~ンと来ました。

himekuroitohaze20071222b.jpg

いつもブログを書く時は、その生物の情報を図鑑だけでなく、色んな方のHPも
参照させて頂いております。
特に泥地系のハゼの場合は、自分が以前から、いつかはガイドして貰いたいと
勝手に思っている奄美大島の金原さんの書かれてる 奄美大島のハゼたち
サイトを参照させて頂いております。

今回も参照させて頂こうと 拝見させて いただいたところ、同じ様なシーンでの
写真なんですが、とても綺麗に撮られておられました。

腕の差ってヤツですが、凄い!!
もっともっと鍛錬しないとダメですね、頑張ります。

2007年11月15日

●幼魚様たち(32) アカハチ

今週月曜日の朝一番に、パラオ大使館にお願いしたバーミットが、昨日FAXで
届きました。
           20071115aa.jpg

これで晴れてパラオに行ける事に~♪
パラオ大使館の方々ありがとうございました。

話は全然変わりまして、本日は先日の須江で観察した、 アカハチ を紹介させて
いただきます。


akahachi20071104c.jpg
アカハチYg  Valenciennea strigata
撮影 2007年10月:紀伊大島 須江内浦 -5m 大きさ20mmぐらい
英名 Bluestreak goby 
生息域 本州中部以南、琉球列島、小笠原諸島、中・西太平洋~インド洋

ご覧の様に、かなり体色が濃い子です。
いままで過去にも、 アカハチ の幼魚を観察しておりますが、こんなにボディが
黒いのは初めてでした。
と、思ってましたら、どうやら地域によっても色の濃淡差が有るようですね。

akahachi20071104b.jpg
この種は、餌を砂ごと口から頬張り、食用の有機物以外の砂だけをエラから
吐き出します。

ホパリングしながら、器用に・・・・

akahachi20071104a.jpg
かなり粘って、やっと鰭全開写真と思ったら、後ろで ソラスズメダイ 君が悪さして
写り混んでました。

せっかく綺麗な子で、やっと開いてくれたのに~
でも海の中での写真撮影って、そんなもんですよね。