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2010年02月26日

●ホタテエソ

やっと本日は、真央ちゃんの小学校の頃からの夢、オリンピックで金メダルが
叶うはずの日です。

先日のSPの時は、社内会議の休憩を上手く合わせてTV観戦が出来ましたが、
本日のフリー演技の時間は、外部講師による研修中の時間にあたり、誠に残念
ですが、生で見られそうにありません。
こうなりゃ急遽、風邪でもひこうかな?ってな気分です。

さて本日観察報告をさせて頂く生物は、先日報告済みの オキトラギス ほどの
深い水深では有りませんが、比較的に深めの水深に生息している生物です。

hotateeso%2020100221a.jpg
ホタテエソ  学名 Pseudotrichonotus altivelis
 ヒメ目 / ホタテエソ科 / ホタテエソ属

撮影 2010年2月:大瀬崎 先端 水深-32m 大きさ 約70mm 
生息域 相模湾、駿河湾、伊豆諸島以南 ~ 東シナ海など。

水深が -30m ~ 50mぐらいの岩礁に隣接する砂地に生息しております。
体型は円錐形にて、背鰭と臀鰭の基底部が長いことで他のエソ科の
生物とは区別が出来ます。

臀鰭起部を超えるほど長い腹鰭で体を支え、背鰭をピクピクと動かしながら
静止してるかと思うと、突然、パパッ、パッと素早く砂地を移動し、時には
砂中に潜り隠れます。

エソの名前は付いておりますが、一般的に知られているエソ科の生物とは
異なり、1科1属1種の生物です。

hotateeso%2020100221b.jpg

以前からここの砂地に居る事は知っており、今までにもチラ見はしてましたが、
真面目に撮影したのは今回が初めて。
本当はもっと粘って、各鰭全開の姿を押さえたかったのですが、計画していた
水深-50mで20分間楽しんだ後に、浅場へ戻る途中の限られた時間の中での
撮影でした。

テクニカルダイビングは、事前に建てた潜水計画通りに潜水しイレギュラーへの
対応は潜水中止と言うのが基本です。
その為、計画した最大深度以外でゆっくり粘って撮影が可能なのは、ディープ
ストップをしている時 ( 簡単に述べると最大深度の約半分の深度で約2分間の
潜水深度停止 ) か、減圧停止中の時ぐらいになります。

勿論、予め途中の深度での潜水を計画する事は可能ですが、海の中の生物が
予定した深度で必ず観察出来る可能性は低く、ダイビングではむしろ予定外の
生物を観察する事のほうが多いので、不確実な生物観察には、Wタンクの様な
オープンサーキットでのテクニカルダイビングは向いてないのかも知れません。

あらゆる深度に応じて、常に適切な濃度のナイトロックスガスを供給してくれる
クローズドサーキットのリブリーザーを使用すれば、水深-50m位までであれば、
時間を掛けての不確実な生物観察も可能な訳で。

今は自宅倉庫に飾ってあるだけのリブリーザーですが、ちょっと訳ありで講習が
進んでおりません。
早く使いたいものです。