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2010年01月28日

●スナビクニン その2 ( ホシビクニン )

本日報告の生物は、昨日報告済みの スナビクニン の色彩変異なのか?
それとも、亜種なのか?

ともかく、可愛いかったです~♪

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ホシビクニン  学名 Liparis punctulatus

 カサゴ目 / クサウオ科 / クサウオ属
撮影 2010年1月:女川湾 石浜 水深-7m 大きさ 約30mm 
生息域 青森県以南~瀬戸内沿岸、長崎県、朝鮮半島沿岸など。

以前から クサビクニン ではなく、ガイドさん達に ホシビクニン と紹介されて
きた本種ですが、色んな文献やネットで調べてみましたが、結局、学名が
判りませんでした。

種名を ホシビクニン と明確に書いていながら、学名の所は スナビクニン
Liparis punctulatus と書いてあるのもあったりして、結局は スナビクニン
色彩バージョンと言うところが正しいんでしょうか。


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調査不足ですみませんが、本日はこんな感じで報告させていただきます。
詳しい事をご存じの方がいらっしゃれば、是非、ご教授願います。

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大変有り難い事ですが、マイミクの方から教えていただけました。
失礼ながら、お名前は伏せさせていただいて全文を書きに写させて
いただきます。

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現在はスナビクニン Liparis punctulatus 1種にされていますが、元は
4種に分けられていました。
デーデルラインが相模湾で採集した標本を元に研究したフランツ
(1910)は、ヨーロッパ産のクサウオと同種としました。
その後、東京大学の田中茂穂博士はスナビクニンL. punctulatus と
ホシビクニンL.okadaiを新種としました(1916,当時はCareproctus属
として)。さらに阿部宗明博士はスジクサウオL.franzi(1950)、
アカビクニンL.p.rutilus(1955)を新種としました。

日本産魚類大図鑑(1984)で木戸博士は、これら4種を亜種扱いとし、
さらに1988年の論文で4種は同種とされ、現在に至っています。

ということで、ホシビクニンはスナビクニンの色彩変異、という
ことになります。

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ありがとうございました。
とっても、勉強になりました。

2010年01月27日

●スナビクニン ( ノーマルタイプ )

本日報告する種は今回の女川遠征で初めて観察する種では無くて、今までに
福井県の越前や、三重県の志摩などで観察しておりますが、人に見せられる
ほどの写真を撮れた事が無く、当ブログでは未報告でした。

と言うのも、過去に見たのは10mm程度の大きさばかりでしたが、今回女川で
観察したのは大きくて、撮りやすいサイズばかりで。
最も撮り安いって言っても、ガイドさんが撮り安くしてくれてたお陰ですが。

sunabikunin%2020100123a.jpg
スナビクニン  学名 Liparis punctulatus

 カサゴ目 / クサウオ科 / クサウオ属
撮影 2010年1月:女川湾 石浜 水深-5m 大きさ 約30mm 
生息域 青森県以南~瀬戸内沿岸、長崎県、朝鮮半島沿岸など。

図鑑などによると鼻孔は1対、腹鰭は吸盤状になっており、胸鰭は29~33軟条、
背鰭は31~33軟条で、臀鰭は25~28軟条だそうですが、そんなの海の中では
判りません。
体色や斑紋には変異があり、大きく成長しても100mmぐらいとの事、それほど
でっかいのは、勿論、見た事はありませんが。

ところで過去に越前や志摩などで観察した時は、メカブなどの海草の奥に居る
姿ばかりでしたが、ここ女川では岩穴やフジツボなどの貝などの中に隠れてる
姿がほとんどでした。
これは、海草が少ない今の季節ゆえだからでしようか?
春が来て海草が育って増えてくると、場所も変わるんでしょうかね。

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見つけた時は穴奥に隠れているので、こんな風か

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こんな風にしか撮せないのですが、ガイドさんの手にかかると、すす~っと外に
出てきて暫くじっとしてくれます。

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でも暫くすると、再び動いてもとの穴奥に入り込んでしまいます。

ガイドさんの話しによると、本種は夜行性なので穴から出された時は、ねぼけてて
暫くじっとしているそうですが、出す時も指示棒などで触りすぎると起きちゃうらしく、
ねぼけたまま外に出すのが、コツだそうです。

因みに自分もチャレンジしましたが、駄目でした、やはり。