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2010年03月10日

●ヤグルマウミウシ

この季節、昔から三寒四温と言う言葉が有りますが、まさにその通りですね。

3月に入ってから、晴れの日と雨の日が短い周期で繰り返しており、温かな日と
寒い日が繰り返してますが、ここ最近の海の中では、伊豆や南紀の海では
フクロノリが満開にて、春が近づいている事が感じられます。

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ヤグルマウミウシ   学名 Crimora lutea
 裸鰓目 / ドーリス亜目 / フジタウミウシ科 / ヤグルマウミウシ属

撮影 2010年3月:紀伊大島須江地区 内浦 水深 -9m 大きさ約10mmぐらい
生息域 千葉県以南 ~ 西部太平洋域、インド洋域など

岩礁域にて水深が-30m以浅に生息しております。
体色は黄色で黒色の小突起が散在しており、特徴としては頭部先端の小突起の
先端は2裂している物が多く、背面部と側面部の小突起は円錐形をしております。
また触角、及び鰓は黄色、もしくは橙色にて、先端が白くなるタイプも有ります。

本写真からも、頭部先端の小突起先端が2裂している事や、背面部と側面部の
小突起が円錐形をしている事が判るかと思います。

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本種は大きくても15mmほどの小さなウミウシにて、今回の写真は全て105mmの
マクロレンズにクローズアップレンズを付けて撮影しております。
従って被写界深度はmmサイズとなり、フォーカスを触角に合わせると二次鰓は
ボケボケとなり、ウネウネの極めて悪い海況の中、上手く撮影する為にいろいろと
自分の体のポジションを替えながら、非常に難しい撮影でした。

更に自分自信が初観察の生物にて興奮した撮影となってしまい、今回の2枚の
写真ぐらいしかまともに報告できる写真が有りませんでした。
反省です。

2010年02月10日

●ツノザヤウミウシ

以前にも書いておりますが、自分が国内でいちばん沢さん潜っているのが
和歌山県串本町紀伊大島の須江地区です。
普通のダイビングサービスは、夏が忙しくて冬は暇になりますが、夏よりも
冬の方がゲストが多くて混んでいると言う、ちょっと変わったポイント。

その最大の要因は秋から春の季節限定で潜れる内浦ビーチですが、熱帯域の
生物観察が多い南紀で有りながら、温帯域の生物が沢さん観察できる事が
南紀で潜るダイバーを引きつける魅力かと思います。

又、串本が荒れて潜れ無い時には反対の風向きの内浦は潜れますので、冬に
荒れて潜れない串本ダイバーが須江に流れてくる事も多いんです。

そんな内浦も今シーズンに潜れるのは、あと一ヶ月あまり。
しばらくはボートに乗らず、内浦ビーチに集中しようと思っております。

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ツノザヤウミウシ  学名Thecacera picta
 裸鰓目 / ドーリス亜目 / フジタウミウシ科 / ミズタマウミウシ属

撮影 2010年1月:紀伊大島須江 内浦  水深-24m 大きさ約20mmぐらい
生息域 伊豆半島以南の太平洋域 ~ インド洋域など。

水深25m以浅の内湾、コケムシ類が群生する砂底や磯底に生息しております。
体色は半透明の白色で頭部や触角鞘、尾、鰓外側の指状突起などに黒色域が
入り、体側面には黒色の斑紋が散在します。

また触角鞘、触角、鰓の突起などの各先端、口幕周縁、尾部の先端は黄色、
もしくはオレンジ色にて、鰓は半透明色で外側の縁は黒色になります。

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体型と体色が近似している ミズタマウミウシは、頭部や触角鞘、尾、鰓外側の
指状突起などに黒色域が無い事で、識別が可能です。

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ツノザヤウミウシ & カンナツノザヤウミウシ
撮影 2006年1月:紀伊大島須江 内浦  水深-13m

こちらは以前に カンナツノザヤウミウシ を粘って撮していたら、偶然にも
ツノザヤウミウシ が流れてきて、一緒にして撮した写真です。

共にコケムシ類を摂食する種ですから、自然にあり得る光景とは思えますが、
いちおう真実を報告しておきます。

2009年12月26日

●カンナツノザヤウミウシ その2

先日、本種などを撮影したダイビングで、カメラを水没させました。
約1,300本潜って来た中、おそらく1,200本ぐらいはカメラを持って潜っていたと
思いますが、今までストロボ、ライト、何故か45度ファインダーの水没経験は
ありますが、カメラ本体は産まれて初めてでした。

60分間のダイビングタイムの途中から、レンズポートの先端内部に水滴が付き
そのせいでフォーカスが合わせられなくなり、「変だなぁ~」と思いながらも
エギジット後に調べてみると、ポートが少し緩んでいて内部に水が少し入って
おりました。
幸いにもカメラとレンズに異常は無く無事でしたので、きっと天国に居る匡平が
守ってくれたんだと思います。

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カンナツノザヤウミウシ   Thecacera Sp
 ドーリス亜目 / フジタウミウシ科 / ミズタマウミウシ属

撮影 2009年12月:紀伊大島須江 内浦  水深-24m 大きさ約30mmぐらい
生息域 伊豆半島以南の太平洋 ~ インド洋

体色は濃いめのオレンジ色にて、全身に黒い斑点が散在しております。 
先日報告済みの ウデフリツノザヤウミウシ と同様に大きな2本の突起(腕?)が
あり、その先端部は黒色。
砂底のコケムシを食べている姿を、良く観察します。

本当は色んな角度から撮したかったのですが、非常にマナーの悪い輩達に
ジャマされました。

現地サービスさんから情報を教えて頂いた目的のケーソンに自分達が着いて
みると、既に先に6名ぐらいのダイバーさんがケーソンの横壁に付いている
ウデフリツノザヤウミウシ を撮影しており、自分達はジャマをしない様にと
ケーソンの上部分で捜していました。
そしてこの個体を見つけて自分が撮影を始めたところ、それまで横壁で撮影して
いたダイバー達が、自分の正面や横に来て、自分のカメラにストロボをガンガン
ぶつけて割り込んで来ました。

しかもその内の2人は、何とケーソンの上に腹ばいになって撮している次第で、
他にもいたウミウシ達は、きっと踏みつぶされてしまったと思われます。

ライトに書かれた横文字から某ショップご一行様と判りましたが、引率されてた
ガイドさんからその時にも、エギジット後にも、何ひとつ謝罪がありません。
ゲストもゲストなら、ガイドさんもそう言うレベルのショップさんなんでしょうかね。
こんな何ひとつ生物に配慮しない輩達は、出入り禁止にして欲しいです。

ひょっとしたら、ストロボをぶつけられた時にポートにもぶつけられて、緩んで
しまったのかも知れません。
思えば、その後に撮した時からポート内に水滴がついてましたから。

南紀や柏島などの他のダイビングポイントでも見かけるショップさんなんですが、
次回から海で見かけても、近くでは絶対に潜らない様に気をつけます。

2009年12月16日

●ウデフリツノザヤウミウシ その2

先日に報告しました映画鑑賞の景品で貰えた ワンピースの0巻 ですが、
早くもネットオークションで¥8,000-ほどで売買されておりました。

何とまぁ~、せっかくプレゼントされた0巻を・・・
これでは尾田先生も、悲しいでしょうね。

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ウデフリツノザヤウミウシ   学名 Thecacera pacifica
 裸鰓目 / ドーリス亜目 / フジタウミウシ科 / ミズタマウミウシ属

撮影 2009年12月:大瀬崎 湾内 水深 -8m 大きさ約40mmぐらい
生息域 小笠原諸島、伊豆諸島、伊豆半島 ~ 西部太平洋域、インド洋域など

特徴に関しては今更説明するまでも無いかと思うほど、ウミウシの中でいち番
メジャーなウミウシかと思います。
ポケモンのピカチューに似ている事から、別名のピカチューウミウシの方が
伝わりやすいかと思いますが、まさにウミウシ界のスーパースターです。

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撮影 2009年12月:紀伊大島須江 内浦 水深 -20m 大きさ約30mmぐらい

以前はなかなか見られませんでしたが、ここ数年は各地で観察する事が多く、
今年も大発生しているのか、ここ一週間の間に潜ってきた南紀の須江と、
西伊豆の大瀬崎の湾内の両方で観察が出来ました。

実はこのウミウシを見ると、自分は牛の様なイメージの写真を写そうと考え
ながら撮しております。
今回の大瀬と須江の写真も、そんなイメージを沸かせて撮っております。

でも、一方では・・・・・

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こんな風に、やはりピカチューに似た姿も求めております。


2008年02月17日

●カンナツノザヤウミウシ

本日は、久々にウミウシネタです。

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カンナツノザヤウミウシ   Thecacera Sp
ドーリス亜目 / フジタウミウシ科 / ミズタマウミウシ属
撮影 2006年2月:紀伊大島 須江 内浦  -18m 大きさ約30mmぐらい
生息域 伊豆半島以南の太平洋 ~ インド洋

本日の写真は、残念ながら約2年前に撮影したものです。
例年、内浦では上の写真の カンナツノザヤウミウシ や、 ツノザヤウミウシ
ミズタマウミウシ 等が、砂地のケヤリを食べている姿を、1月頃から観察して
おりますが、今年は未だに観察できておりません。

毎日書かれてらっしゃる、現地サービスの須江ダイビングセンターさんのログ
でも、1月以降、 ツノザヤウミウシ が1度載っただけなので、今年は少ないのかも
知れません。

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撮影 2006年1月:紀伊大島 須江 内浦

こちらも約2年前に撮影した物ですが、ちょっと珍しい カンナツノザヤウミウシ と、
ツノザヤウミウシ の2ショットです。

この時はちょっとウネリがあり、最初に カンナツノザヤウミウシ を撮影していると、
あとから ツノザヤウミウシ が流れてきたので、捕まえて横に並べて撮りました。

なので本当の自然界では有り得ない画像かも知れませんが、そのまま流れて
何処かへ消えていくよりは良いかと・・・・・
やっぱり、言い訳かな?

2007年04月10日

●ウデフリツノザヤウミウシ

先週末に観察できた海洋生物、その1です。

テック講習が流れたとは言え、マニホールド付Wタンク等の準備は出来ているので、
折角だから深場へハナダイ探しと、大瀬崎の先端で潜りました。

なのにちゃんと撮したのは ウデフリツノザヤウミウシ こと、ピカチューばかり。
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重い12LスチールのWタンクを背負って、深場にまで行ってながら、いったい何を
撮しているのやら。
これなら10LのSタンクで、10mも潜れば充分撮せます。

確かに以前では、ピカチューを見たら大騒ぎしておりました。
とってもレア度抜群の生物ですが、今年の大瀬崎の様に潜るたびに観察できると
珍しさも、どんどん失われていきます。

でも見る度に、食い入るように撮してしまうのは、やっぱり可愛いからですかね?