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2010年02月11日

●オオウミウマ

考えて見ると今年になってから、須江と女川しか潜っておりません。
例年の今頃は大瀬崎と須江が半々になる季節なんですが、年々、伊豆で潜る
回数がなぜか減っております。

さて今週末は、どこで潜ることやら。

     ooumiuma%2020100206a.jpg
 撮影機材:IXY220IS 水中モード 
オオウミウマ  学名 Hippocampus kuda

撮影 2010年2月:紀伊大島 須江 内浦 水深 -13m 大きさ約200mmぐらい
英名 Estuary Seahorse
生息域 伊豆半島以南、インド洋、太平洋域など

比較的に浅い水深の内湾域に生息しており、吻は長い筒状をしていて、
体表面は硬い体鱗に覆われいます。
また頭部の冠状突起は明瞭にて、200mmを超えるサイズまで成長し、
雄は腹部に育児嚢を持ちます。

頭を上に尾を下に立った姿勢でフラ~~~っと泳ぎ、睡眠時や休憩の時は
尾部で海藻などに巻きつけて休んでいるので、写真に納めやすい生物でも
あります。

ooumiuma%2020100206b.jpg
 撮影機材:Nikon D300+105mmVRⅡマイクロニッコール

納めやすいと言っても、流石に105mmマクロレンズでは近寄れば画角から
はみ出るし、全身入れようと離れるとストロボの光が届かず、今回の様な
アップサイズでしか撮せません。

デジイチも、コンデジみたいに水中でレンズが付け替えられれば良いのに。

2009年06月21日

●ダイダイヨウジウオ

今週末は仕事がちょっぴり忙しくて休日がままならず、海はお休みです。
でも何とか、本日日曜日の午後ぐらいは半休とって、残ってるテックの学科の
テスト2を受けてこようと思っております。

テスト2は計算問題ばかりだそうで、何の計算かと言うとテックダイブは普通の
ダイビングと違い、減圧を出してしまうダイビング故に、水深何mで何分居て、
次に違う水深で何分居て、そしてその後に3段階ぐらいの水深での減圧停止と
いった風なダイビング計画を予め作って、その計画に添って潜水します。

実際には、そんな難しい潜水計画はPCソフトを使って作るんですが、もしも
PCが使えない状況では、色んな公式使って計算して潜水計画を作成しないと
安全に潜る事が出来ません。
そんな計算問題がテスト2の問題らしいです。

そんな風に日頃から使ってなく、バックアップとして使う計算式だけに、ちっとも
頭にしみこんでないので、きっと大変なテストになる予感がします。

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ダイダイヨウジウオ   Maroubra yasudai
 トゲウオ目 / ヨウジウオ科 / ダイダイヨウジ属
撮影 2009年6月:大瀬崎 柵下 水深-50m 大きさ150mmぐらい
生息域 伊豆大島、八丈島、大瀬崎、紀伊大島、柏島、琉球列島~
     モーリシャス、インド洋、西部太平洋など

割と深めの水深に生息している、ヨウジウオ科の生物です。
体色は全体がオレンヂ色で、背中部が薄い紫色をしており、深い水深の更に
穴の陰辺りで浮遊してますので、全体が暗い中、灯りを当てるととても綺麗に
浮かび上がります。

浅い水深には ノコギリヨウジウオ や、 オイランヨウジウオ が生息していて、
深い水深には本種が居ますので、何かヨウジウオ科の生物達で水深によって
棲み分けてるかの様に思います。

daidaiyouji%2020090614b.jpg

そしてこの季節、どうやら本種達も産卵の時期らしく、よお~く見るとお腹が
ぽっちゃりとしております。
ヨウジウオ科の生物達の産卵は、岩や海草に産み付けるのでなく、雌が
産んだ卵を雄がお腹にくっつけて育てます。

youjiuo%2020070909a.jpg

本種とは異なるヨウジウオ科ですが、育成中のお腹の画像です。
ちょっと判りにくいかも知れませんが、うす黄色の小さな粒々が卵なんですよ。

こんな感じに卵を育ててますので、決してこんな風に捕まえたりはしないで、
そっとしておいて下さいね。


2009年05月29日

●チンヨウジウオ

自分は、戦争や紛争は勿論、反対ですが、戦闘機は大好きです。
単純に男の子として、メカ的な戦闘機のカッチョよさに引かれるんです

3月に沖縄に行った時は、当時、嘉手納基地に配備中のステルス戦闘機の
F22ラプターが見られたらと期待してましたが、観察出来ませんでした。
今回は既にラプターはアメリカに帰っているので、特に何も期待してなかった
ところ、砂辺でなんとF18ホーネットが頭上を飛んでいきました。

日頃、名古屋近郊で観察出来る航空自衛隊のF15イーグルとは、明らかに
尾翼の角度が違うので、ひと目で判りました。
かっちょいい~♪
次回の沖縄行きでは、やはり道の駅かでなで終日過ごしたい。
砂辺の海岸でF18を見上げながら、ほんとにそんな気持ちになった瞬間でした。

さて本日は、昨年秋に沖縄本島では初観察された生物の観察報告です。

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チンヨウジウオ   学名  Bulbonaricus brauni
 ヨウジウオ目 / ヨウジウオ科 / チンヨウジ属
撮影 2009年5月:沖縄本島 砂辺 水深-22m 大きさ30mmぐらい
生息域 奄美大島、沖縄本島、西表島 ~ パラオ、西部オーストラリア

水深6m~23m位の珊瑚礁域に生息しているアザミサンゴの表面上で観察が
出来ます。
体色は全体が濃赤褐色にて、白色の微小点が散在しており、頭部前縁部と
口唇部は白色をしております。

体系は吻が管状に突出せず、胸鰭、背鰭、臀鰭を欠くことで、ヨウジウオ科の
中で最も特異な形態をしているほか、生きた珊瑚との共生面でも学問的には
貴重な生物として興味を持たれております。

尚、ご参考までに本種は絶滅危惧ⅠA類(CR)、すなわちごく近い将来に
おける、絶滅の危険性が極めて高い種に指定されております。

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chinyoujiuo%2020090523b.jpgchinyoujiuo%2020090523c.jpg

事前に当日の担当ガイドの 島田さんから、撮って貰いたい生物として紹介され
ましたが、実は以前にパラオで観察した時に全く撮れずで、見事にコテンパンに
やっつけられた覚えがあり、苦笑いするだけでした。

しかし今回見せて頂いたのは、比較的動きが鈍く取りやすい個体でした。
実は近くに撮りづらいペアも居るらしいですが、共にエントリー口からはちょっと
遠いので、中層を泳いで空気と溜まる窒素をかせぎ、ピンポイントで水底まで
潜航して見せていただきましたが、それでも長い撮影時間は取れません。

アズミサンゴの開いているポリプの大きさとの比較で判るかと思いますが、
実際には、頭部の直径は5mm程度の生物です。
今回は、まずはピンボケでない画像を撮る事だけに専念し、何とか撮れて
ホッとしている次第です。