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2009年03月27日

●トゲカナガシラ

先日の沖縄では、ウミウシ系に集中しすぎたせいか、ウミウシの報告は
まだまだありますが、それ以外の生物ネタが無くなってしまいました。

未だ報告していない生物の写真が全く無い訳ではありませんが、やはり
出すにはそれなりの画像って事で、いちおう選んでおりますので。
と言う事で、本日は南紀での観察報告です。

togekanagashira%2020090308a.jpg
トゲカナガシラ  学名Lepidotrigla japonica
カサゴ目 / ホウボウ科 / カナガシラ属
撮影 2009年3月:紀伊大島須江 内浦 -16m 大きさ100mmぐらい
英名 Longwing searobin
生息域 南日本 ~ 南シナ海、インドネシアなど

沿岸の水深10mから120m付近の砂泥底や砂底に生息しております。
胸鰭が体長の約半分ぐらいの大きさで、内側に楕円形の大きな黒色斑が
あります。
普段は、胸鰭の下にある3本の棘を脚みたいにして、海底を歩いてる様な
感じで移動していますが、危険を感じたりして素速く移動する時は、胸鰭を
水平に広げて羽の様にして泳ぎます。

因みに上記の脚の様な棘の先は、海底の砂の中に差し込んで潜んでいる
エビ、カニ、シャコなどの甲殻類やゴカイ類を探し、見つけるとこの棘を使って
掘り出して補食するらしいです。

近似種の ホウボウ は、胸鰭の内側は濃い青緑色
に青色の小斑紋が
有る事で識別できます。

togekanagashira%2020090308b.jpgtogekanagashira%2020090308d.jpg

トゲカナガシラも、 ホウボウも釣り上げると、「グワッ、グワッ」とカエルみたいな
鳴き声を出します。

この声は浮き袋を収縮させ振動させ共鳴させる事で大きな鳴き声になってる
みたいですが、もちろん水の中でも鳴くことができ、その時のこの声は、実は
ラブコールらしいですよ。

「グワッ、グワッ」って、鳴き声ですけど。