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2009年08月01日

●たぶん ウケグチイットウダイの幼魚

さて今日から 8月。
とうとう 7月中に、梅雨明け宣言は出ませんでしたね~
今週末は月末月初なので、お仕事、お仕事です。
休日だったとしても、どうせ海には行けませんし、天気もすぐれませんし。

梅雨が遅れている分、お盆明けから夏が遅れてやって来れば良いの
ですが。

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たぶん ウケグチイットウダイの幼魚  学名 Neoniphon sammara

キンメダイ目 / イットウダイ科 / ウケグチイットウダイ属
撮影 2008年10月:PALAU セントカーディナル(ナイトダイビング)
 水深 -7m 大きさ 30mmぐらい 
英名 Spot-fin Squirrelfish
生息域 紀伊半島以南 ~ 紅海、インド洋、太平洋域など。

珊瑚群落の比較的浅い水深に生息しております。
図鑑や色んな文献で調べるところ、イットウダイ科の仲間としては体型は
やや細長く、下顎が上顎より突出し、目は大きい。
成魚の体色は銀色地に赤色縦線が入り、背鰭前方に暗色斑が入る事で
他のイットウダイ科の生物と区別ができる。

と、あります。
近似種の ヒレグロイットウダイ は背鰭に黒い斑紋ではなく、黒帯が入る事、
また体色が同じ ホソエビス は背鰭は透明な事で区別が可能な様です。

しかし、本画像の様なサイズの写真が何処にも載っていないので、確実とは
言えませんし、本画像自体が昼でなく、ナイトでの撮影。
ひょっとしたら昼間は体色がもっと赤くて、背鰭の斑紋も幼魚の頃は黑斑でも、
成魚になると縦帯に変化するのかも知れません。

なので本日は、「たぶん」と、言い訳させていただきました。

2009年02月02日

●テリエビス

昨日は月初にて、月次提出書類の回収などで終日弊社の営業店舗を回って
おりましたが、名古屋市内の高台から南アルプスの赤石岳、聖岳などの白い
山々を見ることが出来ました。

普段はガスが掛かって見えないのですが、風が強く寒い季節だったおかげと
思いますが、なんかちょっと嬉しい気分になりました。

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テリエビス  ナイトカラー 

学名 Sargocentron ittodai
キンメダイ目 / イットウダイ科 / イットウダイ属
撮影 2009年1月:PALAU -12m 大きさ 120mmぐらい 
英名 Samurai squirrelfish
生息域 小笠原諸島、南日本 ~ インド洋、西部太平洋域など。

サンゴ群落や、浅めの岩礁域に生息する岩礁性のイットウダイの仲間です。
串本辺りでエビ刺し網漁で混獲されるサカナの中で、イットウダイ科としては、
いちばん多く観察出来るそうです。

特徴は背鰭に体側に沿った白い縦帯が有る事、また上の画像では判りにくい
ですが、背鰭前端には1つの黒斑が有る事で、他のイットウダイ科と区別が
できます。
鱗は大きくて堅く、体長20cmにもなります。

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幼魚のナイトカラー 
撮影 2008年4月:PALAU -7m 大きさ 40mmぐらい 

こちらはナイトダイビング中に観察した幼魚。
こちらの画像では、背鰭前端の1つの黒斑が判りやすいかと思います。

特に日本の固有種では無いのですが、何故か学名の種小名がイットウダイで、
英名は侍、なんとも日本的な名前のサカナです。

2009年01月09日

●ベニマツカサの幼魚

さて昨年末から年を越して続いていた怒濤の11連勤も終わり、ようやく本日
から遅めの年末年始休暇です。
例年ですと末年始休暇は無いに等しいのですが、今年は何とか取れました。

しかし年末年始休暇と言っても、今週末の世間一般の3連休に1日プラスし、
もう1日午後から出勤の半休にしただけで、製造業の方達から比べてみれば
半分にも満たない日数の年末年始休暇ですが、サービス業に従事する者に
とっては、これでもやっと取れた連休なんです。

と言う事で、今回の休暇は2009年冬の短期合宿に行って参ります。
同時に当ブログも、昨年10月以来の久々の連休とさせていただきまして、
14日以降に再開させていただきます。

ところで今回の冬合宿で、新しいライトを試してみます。

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これです。
LEDの光量調整が付いて、何と1,000ルーメン。
流石にダークバスターの1,750ルーメンには叶いませんが、今までデジイチの
ターゲットライトに使ってたLED48が170ルーメンですから、それに比べれば
ずっと明るいハズ( 未だ試してないので、言い切れない )です。

今までは、ただでさえ重いネクサスに、いつもダークバスターとLED48を付けて
状況に合わせて使い分けてましたが、これからは今回の新しいライトを 1個
付けるだけで行けそうです。

今回の短期合宿も、海況とか問題が無ければ、真夜中の海で奇妙奇天烈な
生物達に出合える事でしょう。
その為にも、明るいライトは幾つあっても足りませんので、今回のライトも多分
活躍する事と思います。

と言う事で、本日紹介する生物は、そんな深夜の海で出合った生物です。

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ベニマツカサの幼魚  学名 Myripristis vittata
キンメダイ目 / イットウダイ科 / アカマツカサ属
撮影 2008年10月:PALAU -16m 大きさ 40mmぐらい 
英名 Whitetip soldierfish
生息域 土佐湾以南 ~ ニューカレドニア、
     インド洋 ~ハワイ、フレンチポリネシア等の太平洋域。

暗闇を好み、日中は岩礁域や珊瑚礁域の岩棚の隙間や、岩礁穴の奥などの
光が所にいて、夜になると外にでてきます。
体色は幼魚も成魚もほぼ全身が赤色。
鱗は小さくて、近似種のクロオビマツカサとは、鰓蓋に暗色域が無い事などで
区別ができます。

他にも図鑑などには、特徴は側線有孔鱗は35~38枚とも書いてましたが、
ダイビング中に泳いでいるサカナのそれを数えるのは、ちょっとムリでしょう。

因みに本画像は、深夜の暗闇の海の中で、いきなりダークバスターの眩しい
灯りに照らされて、岩棚に張り付いて動かなくなった姿です。
こういう止まった時でしたら、数えられるかも知れませんね。

2008年12月28日

●たぶん、アメマツカサの幼魚

既に、年末年始をパラオで過ごそうとする方で出発してしまった方もいるかとは
思いますが、これから出発する方や、この3月までのベストシーズンに行こうと
してる方の為に、本日はちょっとお勧めネタです。

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アメマツカサの幼魚  学名 Myripristis amaena
撮影 2008年10月:PALAU -16m 大きさ 40mmぐらい 
英名 Brick soldierfish
生息域 琉球列島以南 ~ ニューカレドニア、
     インド洋 ~ハワイ、フレンチポリネシア等の太平洋域。

外洋に面した珊瑚礁域に住んでおり、成魚の体色がほぼ全身真っ赤かなのに
幼魚の頃はこの様に、 ブリ か、 ハマチ の様な色をしております。

いち番下の画像は闇夜の暗黒の海を漂う姿で、あとは岩棚に到着後に眩しい
灯りに照らされてジタバタしている姿です。

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実はこれらの画像は、全てナイトダイビングで22時~23時頃の撮影です。
岩棚からドロップオフの闇色の海に向けたライトの灯りにつられて、やってくる
色んな幼魚や稚魚を撮影する訳ですが、幼魚でさえ中々同定が困難なのに
稚魚に至っては、ほとんど判りません。

なのでミッドナイトや、オーバーナイトで撮影した生物はほとんど紹介をして
ませんが、いつか研究者の方のご尽力で稚魚の名前を確認出来る書物が
出た時には、ストックしてる画像を披露させて頂こうと思ってます。

今回、 たぶん、アメマツカサの幼魚 と言う表現にしてあるのは、そう言う同定の
確認が完全ではないからなんです。

他にも、いっぱいいっぱい変テコな生物観察が出来るミッドナイトダイビング。
そんなちょっと変わったダイビングを、サザンマリンダイバーズさんで、是非ぜひ
皆さんも楽しんでみて下さい。

但し、外洋のナイト ~ ミッドナイト ~ オーバーナイトダイビングは、昼間よりも
海況に左右されますので、必ず行けるモノではない事を、最後に付け加えさせて
いただきます。