●たぶん ウケグチイットウダイの幼魚
さて今日から 8月。
とうとう 7月中に、梅雨明け宣言は出ませんでしたね~
今週末は月末月初なので、お仕事、お仕事です。
休日だったとしても、どうせ海には行けませんし、天気もすぐれませんし。
梅雨が遅れている分、お盆明けから夏が遅れてやって来れば良いの
ですが。
たぶん ウケグチイットウダイの幼魚 学名 Neoniphon sammara
キンメダイ目 / イットウダイ科 / ウケグチイットウダイ属
撮影 2008年10月:PALAU セントカーディナル(ナイトダイビング)
水深 -7m 大きさ 30mmぐらい
英名 Spot-fin Squirrelfish
生息域 紀伊半島以南 ~ 紅海、インド洋、太平洋域など。
珊瑚群落の比較的浅い水深に生息しております。
図鑑や色んな文献で調べるところ、イットウダイ科の仲間としては体型は
やや細長く、下顎が上顎より突出し、目は大きい。
成魚の体色は銀色地に赤色縦線が入り、背鰭前方に暗色斑が入る事で
他のイットウダイ科の生物と区別ができる。
と、あります。
近似種の ヒレグロイットウダイ は背鰭に黒い斑紋ではなく、黒帯が入る事、
また体色が同じ ホソエビス は背鰭は透明な事で区別が可能な様です。
しかし、本画像の様なサイズの写真が何処にも載っていないので、確実とは
言えませんし、本画像自体が昼でなく、ナイトでの撮影。
ひょっとしたら昼間は体色がもっと赤くて、背鰭の斑紋も幼魚の頃は黑斑でも、
成魚になると縦帯に変化するのかも知れません。
なので本日は、「たぶん」と、言い訳させていただきました。