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2009年12月25日

●クロスジギンポ

メリークリスマス♪

子供達が小さな頃はクリスマスは家族揃ってケーキを食べたりしてましたが、
大きく育つに連れ子供達はそれぞれ友人などと集う事が増えて、寂しい事に
家族揃ってのクリスマスは無くなってしまいました。

多くの家庭が同じ現象とは思いますが、孫が出来るまではそんな雰囲気は
味わえないのでしょうね。

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クロスジギンポ  学名 Aspidontus dussumieri
 スズキ目 / イソギンポ科 / クロスジギンポ属

撮影 2009年12月:紀伊大島須江 内浦 水深-4m 大きさ 不明
英名 Lance bulenny
生息域 相模湾以南の西日本 ~ 西部太平洋の熱帯域など。

沿岸の珊瑚礁域や岩礁域などに生息しており、大半のイソギンポ科の生物が
岩穴などに引っ込んで生息しているのに対して、本種はパイプ等の人工物から
顔だけを出してる姿をよく見ます。

近似種の ニセクロスジギンポ とは、 クロスジギンポ は尾鰭に幅広い黒色の
縦帯が有る事、 ニセクロスジギンポ には無い事で区別が可能です。

しかしこの個体、自分が観察してるいる間はずう~っとこのパイプに入っていて
実際には尾鰭を見ておりませんので、 クロスジギンポ と報告してはおりますが、
本当は ニセクロスジギンポ の間違いかも知れません。

2009年08月05日

●ニラミギンポ

先日、若田光一さんが宇宙空間での長期滞在から地球に帰ってこられて、椅子に
座ってお尻が痛くなると言う話しに、へぇ~っと思いました。

無重力における筋肉の弱体化に対して、ある程度の運動を続けていたそうですが、
重力による体の重さに対する力は、鍛えようがないみたいですね。

だとすると、宇宙で産まれ育って地球に初めて降り立った時のカミーユ・ビダンや、
アムロ・レイ達は戦いながら、コクピットの中で椅子の痛みとも闘ってたんでしょうか?

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ニラミギンポ  学名 ecsenius namiyei
 スズキ目 / イソギンポ科 / ニラミギンポ属

撮影 2009年4月:柏島 民家下 水深-9m 大きさ60mmぐらい
英名 Combtooth-blenny
生息域 伊豆大島、和歌山県、高知県、長崎県男女群島以南
                        ~ 西部太平洋の熱帯域など。

水深が 5m~20mぐらいの珊瑚礁域や岩礁域などに生息しており、多くの
イソギンポ科の生物と同じ様に普段は岩穴などに引っ込んでいて、顔だけを
出している姿を多く観察します。

体色は紺色、背鰭に欠刻がなく尾柄部から尾鰭にかけては鮮やかな黄色を
してますが、幼魚の頃は尾鰭が白く、サカナに関しては珍しく幼魚の頃よりも
成魚の方が撮り映えがします。

フタイロカエルウオ に似てますが、黄色域が尾柄部以降に
限られる事で本種と判別できます。
普段は底からやや離れて泳いでますが、危険を感じると岩穴等に逃げ込み、
そんな時に頭部に鮮やかな青帯を出します。

           niramiginpo%2020090412a.jpg

この画像は普段の姿を自分が写真に撮った時にストロボで驚かせてしまい、
頭部に青帯を出した画像です。

人間で言うところの、恐怖に青ざめた顔ってとこでしょうね。

2009年05月21日

●イソギンポ

さて今日も、先日の三保から地味~な色彩の生物報告です。

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イソギンポ   学名 Parablennius yatabei
 スズキ目 / イソギンポ科 / イソギンポ属
撮影 2009年5月:三保 真崎海岸 水深 -5m 大きさ50mmぐらい
生息域 下北半島以南 ~ 奄美大島以北の日本各地や、台湾など。

海岸の岩礁域や、潮間帯の潮だまりに生息しております。
眼上部に複数に分岐した一対の細長い皮弁があり、尾鰭軟条の大部分が
分岐してるのが特徴です。
イソギンポ科の仲間にしては、割と巣穴の外に出ている事が多い種です。

isoginpo%2020090516b.jpg

isoginpo%2020090516a.jpg

特に三保だからと言う生物では有りませんが、浅場での休憩に丁度いい
被写体でした。
難点は、三保特有の浅場のニゴニゴ。
マクロレンズで近寄っていても、白~く霞がかった写真になってしまいます。

しかもウカウカしていると、ビギナーの釣り人が投げて失敗した重りと仕掛けが
着いた針が、水面から落ちてきます。
ほとんどの釣り人は、浅場にいるダイバーの出す泡を見るとすぐに竿を上げて
くれますが、ビギナーの釣り人は判らずにそのまま。

ダイバーは、釣り人の邪魔をしないで静かに潜る。
釣り人も、ダイバーの邪魔をしない様に竿を投げる。

これが三保の真崎海岸を、皆さんで楽しむルールのひとつです。

2009年04月07日

●イシガキカエルウオ

先日のテポドン関連にて、国連安全保障理事会の緊急会議にアメリカの
ライス大使が出席との事で、あの元ライス国務長官が?と思いましたが
全く違うライスさんでした。
ライスさんて女の人って、アメリカ人に多いんでしょうかね?

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イシガキカエルウオ   Ecsenius yaeyamaensisi

スズキ目 / イソギンポ科 / ニラミギンポ属
撮影 2009年3月:奄美大島 倉崎ビーチ 水深-10m 大きさ約50mmぐらい
英名 Yaeyama blenny
生息域 琉球列島以南 ~ 東部インド洋、西部太平洋域など

珊瑚礁域の浅い水深にて、礁縁などに棲息してます。
体色や斑紋には変異があり、個体種によって様々です。
前鼻孔の後縁のみ皮弁があり、胸鰭基部にY字状の黒色縦線が入ることで
本種と同定できます。

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撮影 2009年3月:奄美大島 倉崎ビーチ -7m 大きさ約30mmぐらい

こちらは幼魚でしょうか。

ところでいつも不思議に思うことですが、よく図鑑などの文献に生息域が
琉球列島以南と書かれている生物を、沢さん奄美大島で観察いたします。

本来、図鑑に掲載されている生息域とは、その図鑑を作成した時点での
一般的に言われている生息域と、図鑑作成に加わった方達の観察結果等で
明記されると思うのですが、戦後、奄美大島も琉球列島と同様にアメリカ
領となりましたが、琉球列島よりいち早く日本に返還されております。

そんな奄美大島よりも、琉球列島での観察記録が多かったと言う事なのか、
それとも当時の研究者の方達は、奄美大島で観察されなかったのか。
なぜなんでしょうね?

2008年11月02日

●インドカエルウオの、ナイトカラー

とうとう2008年のF-1グランプリも、今週末のプラジルGPが最終戦です。

昨年のキミ・ライコネンの様に、フェリベ・マッサの逆転でのチャンピオン獲得に
期待して、この後1時からスタート予定の予選タイムトライアルのTV観戦に
早くも興奮しております。

さて昨日は外洋ナイトでの監察報告でしたが、本日は内湾に生息する生物の
報告です。

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インドカエルウオ  学名Atrosalarias fuscus holomelas

 スズキ目 / イソギンポ科 / インドカエルウオ属
撮影 2008年10月:PALAU -3m 大きさ100mmぐらい 
英名 Brown coral blenny
生息域 奄美大島、琉球列島以南 ~ インド洋、西部太平洋など

内湾性で、サンゴ瓦礫やエダサンゴの中でよく見かける インドカエルウオ 君の
パジャマ姿です。

世界中に分布生息するカエルウオは同属亜種が多数存在しますが、インド洋側に
生息するものを基亜種とする為、 インドカエルウオ と呼ぶそうです。

太平洋側の亜種にも色んな体色が見られますが、今回はインドカエルウオ属の
同種での、色彩変化を紹介させていただきます。

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通常、昼間に観察するカラーは、この様にほぼ真っ黒な体色ですが、

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恋の季節に、婚姻色に変色すると、こんな色になってしまいます。

因みにこの姿は、今年4月の早朝ダイビング中の、午前 7時頃に同じポイントで
撮影した姿です。
朝から元気いっぱいで、ノーマルの黒色と、婚姻色を交互に繰り返して体色を
変化しつつ、サンゴの中をチョロチョロと動きまくってました。

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最後に、幼魚時代は、こんなに可愛い姿をしております。
スズメダイ同様、なんで大人になるとあんな地味な色になっちゃうんでしょうね。

2008年10月10日

●ニジギンポ

まだ当ブログでは、あまり紹介しておりませんが、最近、いわゆる普通種と
呼ばれている生物を撮り貯めております。

しかし日頃から幼魚フェチの自分は、105mmVRのレンズを付けて潜るのが
ほとんどですので、普通種にありがちのちょっと大きめのサイズはなかなか
綺麗に撮れません。

と言う事で、今週末の須江からは105mmVRと、60mmを付けたデジイチを
2台持って潜ろうと思ってます。
ただSタンクの時は良いのですが、この先、Wタンク+ステージタンクとか、
リブリーザー+ステージタンクになった時、2台のデジイチを持って潜るのは
大変かと。

それまでに、何か持ちやすい方法を開発しなければと思ってる次第です。

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ニジギンポ  学名 Petroscirtes breviceps
撮影 2008年9月:越前 -5m 大きさ 不明 
英名 Shorthead fangblenny
生息域 下北半島以南、南日本 ~ インド洋、太平洋の温帯域~熱帯域など

本州で潜るダイバーなら何処でも観察が出来て珍しくもなく、体色も地味だが
ほのぼのとした表情と、茶目っけいっぱいの仕草のおかげで、結構人気者。

フワフワとホバリングしているな~と思ってたら、上の写真の様にスス~ッと
さびたパイプや空き缶などに逃げ込んで、穴から顔を出してこちらの様子を
うかがう姿など、様子を観察してるだけで楽しくさせてくれるイソギンポです。

nijigimpo20080914a.jpg

なので、思わず、ちょっかいを出してみたいダイバーも多いと思いますが、
この写真の様に、実は下顎の犬歯状の歯は大きく、咬まれるとかなり痛い
そうなので、くれぐれも素手ではしないように注意して下さいね。

2008年06月23日

●フタホシニジギンポYg

昨夜はサッカーでは日本がバーレーンに勝って、ワールドカップ3次予選首位
通過と、F-1フランスGPでは、我がフェラーリがマシントラブルが有りながらも、
ぶっち切りの、1-2フィニッシュと嬉しい週末でした。

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フタホシニジギンポYg   Petroscirtes springeri
撮影 2008年6月:串本 備前 -14m 大きさ30mmぐらい
生息域 相模湾以南 ~ 台湾、西部太平洋域など 

まぁ地味すぎて、ほとんどのダイバーは見向きもしないでしょうが、あれっ?
何にこのちびっ子は、どこの子?って感じで自分は刺さっちゃいました。

誰もが思われる様に、鰓蓋部と尾鰭基部にふたつの黒斑が有る事より、この
和名がついております。
一般的に海の中でよく見かけるのは ニジギンポ の方ですが、上記の特徴で
フタホシニジギンポ と区別が容易に出来ます。

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今回の串本では、写真の幼魚が観察出来ました。

撮しながら思った事ですが、成魚だと黒い斑紋なのに、幼魚の頃は青色の
斑紋で、色が綺麗で返って目立つから、大きな魚に狙われやすそうな気が
します。

しかも、撮している間は常にフラフラ泳ぎ回ってたから、大丈夫かな?

2008年06月03日

●5月柏島その10 マダラギンポ

昨夜のワールドカップ・アジア3次予選の日本VSオマーン戦、久々にスカッとした
A代表の試合でしたね~。
この調子で、本戦まで勝ち進んで貰いたいものです。

さて本日からは、3日続いたベラ以外の報告です。

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マダラギンポ  Laiphognathus longispinis
撮影 2008年5月:柏島 ラスベガス -5m 大きさ約30mmぐらい
生息域 八丈島、伊豆大島、高知県、琉球列島以南~西部太平洋など。

10日前に紹介して頂いた時は証拠写真だけでしたが、今回は何とか見られる
写真が撮れました。

が、又もや、自分の悪い癖が出てしまいました。

madaraginpo20080527b.jpg
madaraginpo20080527c.jpg

その原因は、この婚姻色の姿です。
いちばん上の写真と比べて、頬が黄色く、腹鰭付け根が赤~く変色してるのが
判ると思います。

実は最初に見た時は、この色で雌を求愛してスキップしてたんです。
生態観察好きな自分は、その画像を切り取る事よりも肉眼観察を選んでしまい、
しばらくその行動に見とれてしまいました。

慌てて写真を撮ったのが、この2枚の画像です。

思えば 4月にパラオで マルチカラーエンジェルフィッシュ の求愛行動の観察を
した時も、その美しさと激しさに見とれてしまって写真を撮る事を忘れましたし
自分は凄い生態行動を見た時は、写真を撮る為に強いストロボの光が原因で
その行動を止められるより、折角の観察出来たチャンスを長い時間で体験して
いたいと気持ちが強くなります。

そんな悪い癖は、写真を撮る人間としては失格なんでしょうね。

2008年02月05日

●マツバギンポ

ちょっと、ある生物の写真をPCのストックから捜していた所、自分が撮したに
しては珍しい写真が出てきましたので、本日はそいつを使って報告です。

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マツバギンポ  Mimoblennius atrocinctus
撮影 2006年8月:田辺 南部出し -12m 
生息域 小笠原諸島、伊豆大島、和歌山県、高知県以南の南日本

いつも図鑑写真ばかり撮っている自分にしては、かなり珍しい青抜きを狙った
写真です。
いつぞや アオサハギ の時に、フォトショップ様の妙技で見せた隠れ技と違って、
真面目に狙って撮った写真です。
その証拠に アオサハギ の時にはムチカラマツの色まで変化しておりますが、
今回は廻りの岩礁の色は、下の写真と比較しても全く同じです。

ここまで説明しても、日頃から自分の写真を観てる方は信じにくいと思いますが、
本当なんですよ。

matubaginpo200801a.jpg
撮影 2006年8月:田辺 南部出し -12m 

で、これがいつも自分が撮る写真ですね。

matubaginpo20070909a.jpg
撮影 2007年9月:柏島 勤崎 -5m 

更に、撮影日付、場所は異なりますが全身写真。
これで全ての鰭が全開ならば、自分的に大満足って事なんですが・・・。
そんなチャンスは、滅多にありません。

でも自分は、青抜き、白抜きの綺麗でアーティックな写真よりも、真横全身
全鰭全開クッキリの図鑑写真を求めて行くことでしょう。
所詮、持って産まれた芸術性写真の才能と腕が有りませんからね~

2007年07月17日

●グアムお気楽ダイビング報告(5) クモギンポ

さて本日は、最近、皆さんからマイナーだ、ヲタクだ、地味でつまんない等の
声を上がっている事を無視して、ふたたびグアムのとあるボートのキャプテンの
家の庭からの生物報告です。

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クモギンポ  Omobranchus loxozonus

さして珍しい種ではないと思いますが、自分にとっては初観察の喜び物です。

生息域は沿岸の岩礁域、タイドプールなどの浅瀬、河口域の石垣のカキ殻
等とあります。
こりゃあ、普通のダイビングでは見かけないわけです,ね。
わざわざ重いタンクを背負わなくても、シュノーケルで充分撮影可能な生物
です。

あっ、でもテッキー修行中のの自分はシュノーケルを持ってませんでした。

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最初見たときは ナベカ と思って撮影していたんですが、よく見ると目の後ろに
緑斑が有り、帰国してから図鑑で調べて クモギンポ と判明しました。

そういえば先日紹介した写真に テングヘビギンポ が有りますが、何気にこれも、
初観察でした。

なかなか、やるな~グアムの浅場。