●オオスジイシモチ その3 ( ナイトカラー )
先々週末も、ナイトダイビングを楽しんできました。
今年になって、3本目のナイトダイビングです。
何も一年で一番寒い時期に、昼間より更に寒いナイトを潜るなんてと言われる
方が多いんですが、自分は昼間より夜に潜る海が好きなんです。
しかも今の時期は日没も早いので、夏の時期より早い時間にエントリーが
出来ますので、たっぷりと長い時間潜れるんですよ。
さて本日は、そんなナイトダイビングからの観察報告。
久々に、アポゴン・マンデイです。
オオスジイシモチ 学名Apogon doederleini
撮影 2010年1月:須江 白野 水深-7m 大きさ50mmぐらい
英名 FourLine cardinalfish
生息域 千葉県以南 ~ 西部太平洋域など
内湾の珊瑚群生域や、岩礁域で日中はそれらの珊瑚や岩礁の隙間に隠れる
様にして生息しておりますが、夜になるとフラフラ~って感じで中水層を泳いで
います。
体地色は半透明色にて、体側面に濃い茶褐色の縦縞が5本走り、尾柄部には
眼径並みの大きさの黒斑がひとつあります。
本日は全てナイトダイビングでの姿にて、日中では見えない青白く光る縦線が
クッキリと見えておりりマス。
撮影 2010年2月:須江 白野 水深-7m 大きさ30mmぐらい
特徴の5本の縦縞ですが、ぱっと見 4本しか見えないので、以前に当ブログで
「自分的には縦縞が4本だと オオスジイシモチ と識別しております。」と書いた
ところ、その後に英名で「FourLine cardinalfish」 と呼んでいる事も有ると
知りました。
どうやら欧米人にも、自分と同じ様に考える方がいるんでしょうね~
撮影 2010年1月:須江 白野 水深-7m 大きさ120mmぐらい
こちらは、成魚のナイト姿です。
幼魚より青白く光る縦線の輝きが鈍い様な。
やはり人間と同じで、大人になるに連れて輝きは薄れて行くんでしょうか。
嫌な現象ですね~