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2010年02月15日

●オオスジイシモチ その3 ( ナイトカラー )

先々週末も、ナイトダイビングを楽しんできました。
今年になって、3本目のナイトダイビングです。

何も一年で一番寒い時期に、昼間より更に寒いナイトを潜るなんてと言われる
方が多いんですが、自分は昼間より夜に潜る海が好きなんです。
しかも今の時期は日没も早いので、夏の時期より早い時間にエントリーが
出来ますので、たっぷりと長い時間潜れるんですよ。

さて本日は、そんなナイトダイビングからの観察報告。
久々に、アポゴン・マンデイです。

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オオスジイシモチ  学名Apogon doederleini

撮影 2010年1月:須江 白野 水深-7m 大きさ50mmぐらい 
英名 FourLine cardinalfish
生息域 千葉県以南 ~ 西部太平洋域など

内湾の珊瑚群生域や、岩礁域で日中はそれらの珊瑚や岩礁の隙間に隠れる
様にして生息しておりますが、夜になるとフラフラ~って感じで中水層を泳いで
います。
体地色は半透明色にて、体側面に濃い茶褐色の縦縞が5本走り、尾柄部には
眼径並みの大きさの黒斑がひとつあります。

本日は全てナイトダイビングでの姿にて、日中では見えない青白く光る縦線が
クッキリと見えておりりマス。

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oosujiishimochi%20Yg%2020100206b.jpgoosujiishimochi%20Yg%2020100206c.jpg
撮影 2010年2月:須江 白野 水深-7m 大きさ30mmぐらい 

特徴の5本の縦縞ですが、ぱっと見 4本しか見えないので、以前に当ブログで
「自分的には縦縞が4本だと オオスジイシモチ と識別しております。」と書いた
ところ、その後に英名で「FourLine cardinalfish」 と呼んでいる事も有ると
知りました。
どうやら欧米人にも、自分と同じ様に考える方がいるんでしょうね~

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撮影 2010年1月:須江 白野 水深-7m 大きさ120mmぐらい 

こちらは、成魚のナイト姿です。
幼魚より青白く光る縦線の輝きが鈍い様な。

やはり人間と同じで、大人になるに連れて輝きは薄れて行くんでしょうか。
嫌な現象ですね~

2010年01月04日

●カクレイシモチの幼魚

昨年は天地人のおかげで歴女やお城ブームになりましたが、今年は龍馬伝と
言うことで、幕末ブームになるんでしょうか?

いよいよ昨日初回の放送がありましたが、演じる役者が福山雅治さんだけに、
内容はどうあれ、さぞかし視聴率は良かったと思います。
何せ、2009年のドラマで視聴率一位が天地人でしたから、妻夫木さんよりは
福山さんの方が稼げるかと。

でも個人的には、子供時代の役者が子供店長じゃなかったのが残念でした。

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カクレイシモチの幼魚 学名 Apogon timorensis
 スズキ目 / テンジクダイ科 / テンジクダイ属

撮影 2009年12月:柏島 後浜 水深 -6m 大きさ 約20mm
英名 Timor Cardinalfish
生息域 静岡県、愛媛県、奄美大島以南~フィリピン、紅海、東アフリカなど。

珊瑚礁や、岩礁域の内湾に生息しており、頭部と吻部に丸みがある体型です。
特徴としては、体側面に4本の茶褐色の太い横帯があり、頬部には暗色帯が
1本斜めに走ります。
腹鰭は大きくて後端は臀鰭にまで届き、第一背鰭と第二背鰭の高さは幼魚の
頃は第一の方が高く、成魚ではほぼ同じぐらいになります。

過去には、 カクレテンジクダイと呼ばれていたそうですが、とある図鑑に
カクレイシモチ と誤って記載されてから カクレイシモチの名前の方が広がった
そうです。

近似種の バンダイシモチ は第一背鰭が第二背鰭の半分程度の大きさである
事などで識別が可能で、 モンツキイシモチ は第二背鰭に大きな黑斑がある
事で識別が出来ます。

この時は85mmのマイクロレンズだったので、10カットほど撮してピンが合ってた
のは、この一枚だけでした。
須江では85mmがベストでしたが、柏島はやはり105mmの方が良いみたいです。

2009年12月28日

●ミヤコイシモチ その2

4年前のオリンピックでは、年齢制限で出場が出来なかった真央ちゃんの
バンクーバー・オリンピックに出られる事が決まって、愛知県民として
非常に嬉しく思います。

もっとも真央ちゃんを含め、女子代表3名全員が愛知県の人ですけどね。

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ミヤコイシモチ 学名 Apogon ishigakiensis
 スズキ目 / テンジクダイ科 / テンジクダイ属

撮影 2005年10月:西表島 ヒナイビーチ 水深(忘れました) 大きさ(忘れました) 
英名 Flag-fin Cardinalfish
生息域 奄美諸島以南 ~ インドネシア、西部太平洋域など

内湾域の藻場周辺や砂泥底などで、珊瑚や沈下物に隠れる様に少数での
群れを成して生息しております。
第1背鰭の後端が白い事で、本種と識別が可能です。

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以前に ミヤコイシモチ の報告をした時に、本種を初観察と報告させていただき
ましたが、古い写真を整理していたら、それよりも約4年前に撮していた写真が
出てきました。
何と恥ずかしい~。
確かに撮した当時はテンジクダイにまだ興味薄でしたので、
ころっと忘れていたようです。

2009年12月21日

●キンセンイシモチ その5 ( 幼魚 )

本日は月曜日、アポゴンの日。
昨夜から私に公に、共にちょっとビジーでしたが ( ファジーじゃないですよ)
何とか報告が間に合いました。

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キンセンイシモチの幼魚   学名Apogon properuptus

 スズキ目 / テンジクダイ科 / テンジクダイ属

撮影 2009年12月:紀伊大島須江地区 内浦 水深 -12m 大きさ20mmぐらい
英名  Goldstriped Cardinalfish
生息域 千葉県以南 ~ インド洋、西部太平洋域など

以前のブログでも説明している内容ではありますが、水深10~20mほどの
珊瑚礁域や、岩礁域などで数匹の群れを成して珊瑚の陰や岩穴の陰などに
隠れる様に生息しております。
体色は白っぽい銀色の地に、オレンジ色の縦縞が6本あるのが特徴。

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この季節、テンジクダイ科の生物の幼魚を沢さん観察出来ます。
その中で自分が一番好きなのは、 キンセンイシモチの幼魚 です。

今年は産卵時期の観察が出来なかったせいなのか、例年よりも幼魚ちゃまの
観察に見入ってしまってます。
人間も他の生物も、やはり幼魚の頃の二頭身が可愛いですねぇ~

2009年07月20日

●mini Cardinalfish

そろそろ、テンジクダイネタが乏しくなりまして、本日は写りの悪いへたっぴぃの
写真で申し訳ありません。

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ミニ カーディナルフィッシュ  学名 Apogon neotus

 スズキ目/ テンジクダイ科 / テンジクダイ属
撮影 2009年1月:PALAU 水深-3m 大きさ約30mmぐらい
英名 mini Cardinalfish
生息域 フィリピン、インドネシア、PNG西部太平洋域など

20m位までの水深の珊瑚礁域の珊瑚の隙間や岩壁の中で、小さな群れを
成して生息しております。
体色はほぼ透明で、口先下が黒く、目の位置から臀鰭手前まで伸びている
黒くて太い横帯と、目の上辺りから尾柄部の黑斑の手前まで伸びる横帯、
尾柄部に大きな黒斑がある事などが特徴。

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中止になってしまった今回のパラオ合宿で、最も撮り直したいアポゴンでした。
この撮影したときは初観察で、このアポゴンは???

後からクーターさんのアポゴン図鑑を見て、本種と知りました。
まだまだ未熟です。

2009年07月06日

●ブルースポット・カーディナルフィッシュ その2

本日のアポゴンデイは、 前回 のリベンジに行きながら、 反対にだめ押しを
されたしまった写真撮影の報告です。

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ブルースポットカーディナルフィッシュ  Apagon nitidus
 スズキ目/ テンジクダイ科 / テンジクダイ属
撮影 2009年1月:PALAU マッドシティ 水深 -2m 大きさ40mmぐらい
英名 Bluespot Cardinalfish
生息域 インド洋、モザンビーク、セイシェル、西部太平洋、台湾、南中国

以前の報告の時にも書きましたが、本種は数多いテンジクダイの種の中で、
自分が最も綺麗だと思う テンジクダイです。

淡い黄色から青色にグラデーションしている腹部に、点在する蛍光ブルーの
スポット、そして赤い腹鰭の組み合わせは、まるで宝石の様ないでたちで、
ハナダイ科の生物のギラギラした色の綺麗な組み合わせと違って、貴賓が
溢れる綺麗さです。

それ故、綺麗に撮りたいのですが。

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約一年ぶりに撮りに行きましたが、あいにくの前日の雨のせいか、ただでさえ
いつもマングローブの泥が堆積しているというのに、この時は、ユビエダハマ
サンゴや、トゲエダコモンサンゴたちにも、うっすらとマングローブの泥が堆積
しておりました。

案の定、どんくさい自分はそれらを巻き上げてしまい、この写真の色合いです。

次回こそはと心に誓っている被写体ですので、この夏、再会出来ることに
期待しております。

2009年06月29日

●ネンブツダイ

先ほど、ようやく自宅に戻ってきて片付けが終わりました。

本来なら、戦艦陸奥へのてくにかる・レックダイビングの事を報告したいところ
ですが、毎週月曜日はアポゴンデイですので、次に廻させていただきます。

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ネンブツダイ  学名 Apogon semilineatus
 スズキ目 / テンジクダイ科 / テンジクダイ属
撮影 2009年6月:紀伊大島須江 ナギザキ 水深 -10m 大きさ50mmぐらい 
英名 Half-lined cardinalfish
生息域 本州中部以南 ~ 台湾、フィリピンなど

内湾の水深3m~100m辺りの岩礁域などに群れを成して生息しておりますが、
産卵期にはペアになり群れを離れて遊泳する様になります。
そして産卵、雄による口内保育などを終えた後に、再び同じ夫婦で子作りをする
そうで、魚にしては珍しく、一夫一婦制らしいです。

体色は光沢のある淡紅色、目と後頭部の黒褐色の縦帯があり、第1背鰭の端と
尾柄部に黒点がある。
近似種の クロホシイシモチ との違いは、 ネンブツダイに は体側面の縦縞が
あるが、 クロホシイシモチ 体側面の縦縞が無くて頭に一対の黒斑があります。

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撮影 2009年6月:大瀬崎 先端 水深 -10m 大きさ50mmぐらい 

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撮影 2009年3月:紀伊大島須江 白野ビーチ 水深 -5m 大きさ30mmぐらい 

下の画像は、この春にナイトダイビングで撮した画像ですが、体色の色が
落ちていて、まず本種と思いますが、間違ってたらゴメンナサイ。

和名の由来は、繁殖期の夕暮れ時に浅瀬に上がってきますが、その時に
ブツブツと聞こえる音を出すそうで、それが念仏の様に聞こえることから
ついたそうです。

2009年06月22日

●キンセンイシモチ ( ラインタイプ )

さて昨日のF-1イギリスグランプリ、21歳のドイツ人、ステファン・ベッテルの
優勝で、表彰台では久々に懐かしいドイツ国歌を聴けた気がしました。
数年前には、シューマッハの優勝で何度も何度も聞けてたドイツ国歌ですが、
これからはベッテルの活躍で何度も聞くんでしょうね。

それにしても腑に落ちないのは、ウィリアムズ・チームの中島一貴へのタイヤ
交換ですが、前回のトルコGPと同じ明らかな選択ミスです。
今回は折角4位のポジションを走行しながら、1回目のピットインでのチームの
タイヤ交換時のタイヤ選択ミスでタイムが上がらず、ずるずる順位が下がって
しまいました。
2戦連続のタイヤ選択ミスでのノーポイントは、どう見てもチームの作戦ミス。

次戦、ドイツGPこそは、キチンとやって貰いたいものです。

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キンセンイシモチ   学名Apogon properuptus

 スズキ目 / テンジクダイ科 / テンジクダイ属
撮影 2009年6月:柏島 民家下 水深 -6m 大きさ60mmぐらい
英名  Goldstriped Cardinalfish
生息域 千葉県以南 ~ インド洋、西部太平洋域など

約1ヶ月前に紹介させて頂いたばかりの キンセンイシモチ ですが、前回のは
ドットタイプで、本日はラインタイプです。

今回はハッチアウトにはまだ早い時期だった様で、雄が口の中で育成してる
姿はチラホラ見かけましたが、卵が大きく育って口からはみ出る様な姿とかは
見る事が出来ませんでした。

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前回も書かさせて頂きましたが、目の下の腹部に白色の点が並び、体中央の
縦線が尾鰭の後端まで達するのがドットタイプで、本日、紹介させていただく
のは、目の下の腹部の白色の点は、点ではなく白い実線になり、体中央部の
縦線が尾柄部付近で止まっているラインタイプです。

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左がドットタイプで、右がラインタイプ。
赤い線で囲ったところが、上記で説明した異なる特徴です。

いつも伊豆や南紀で観察しているのはドットタイプですが、このラインタイプは
高知県~琉球列島辺りで観察出来るそうで、柏島では両方のタイプの観察が
可能です。
皆さんも柏島で潜った時には、ちょっと気にして観察してみて下さい。

2009年06月15日

●アオスジイシモチの幼魚

ちよっと今日は、数年前に撮した画像ですが、その後もこのステージの姿は
見る事が無く、あまり見かけない幼魚姿なので、先日、柏島で撮した成魚の
姿と一緒に報告させていただきます。

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アオスジイシモチの幼魚  学名 Apogon notatus
 スズキ目 / テンジクダイ科 / テンジクダイ属
撮影 2007年10月:柏島 後浜 水深-16m 大きさ30mmぐらい
英名 Blackspotted cardinalfish
生息域 本州中部以南 ~ 西部太平洋域など。

珊瑚礁域や岩礁域の珊瑚の中や、岩穴奥などでカップルか少数の群れを
成して生息しております。
体は側扁し体高は高めにて、体色は鮮やかな橙色で、尾柄部は白くその上に
広い黒色横帯が入ります。

また吻部から眼を通る2本と、口に沿って1本の青筋が入ることが和名の由来に
なっており、体側面の側線が暗い色になっている事も本種の特徴。
近似種の アオハナテンジクダイは、尾柄部に黒色横帯が入ら無い事で、
本種と区別が可能です。

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撮影 2009年6月:柏島 後浜 水深-16m 大きさ80mmぐらい

こちらは、先日に柏島で撮影してきた、串本でも通年観察出来る成魚の姿。
左が雄で、右が雌ですが、雄の口の中には既に卵が入っているみたいで、
ちょっと口が膨らんでますね。

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撮影 2009年6月:柏島 後浜 水深-16m 大きさ80mmぐらい

今の季節は、このようにカップル姿を多く見かけます。
でも柏島で、この子達を撮っているダイバーの姿は見ませんね~。

もっと、テンジクダイフェチの方、増えませんかね~

2009年06月01日

●クロホシイシモチの幼魚

何と朝鮮民主主義人民共和国、いわゆる北朝鮮がミサイルをポンポン発射する
ものですから、沖縄の嘉手納基地に一昨日から F/A22ラプターが暫定配備に
なりました。
期間は4ヶ月間、バージニア州のラングレー米空軍基地所属の12機らしいですが
暫定配備が1週間早ければ見られたかと思うと、残念です。

でも沖縄の人は、やっぱり嫌でしょうね。

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クロホシイシモチの幼魚  学名 Apogon notatus
 スズキ目 / テンジクダイ科 / テンジクダイ属
撮影 2009年2月:紀伊大島須江 内浦 水深-9m 大きさ30mmぐらい
英名 Blackspotted cardinalfish
生息域 本州中部以南 ~ 西部太平洋域など。

比較的浅い水深の岩礁域等に、普段は少数から多数の群れを成して生息して
おりますが、地域によって若干の時期はずれるものの、日本沿岸に生息してる
ものでは、6月頃~9月頃にかけての産卵期に、2匹がペアになって群れを離れ、
岩礁などに縄張りを作ります。

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上の画像は幼魚なのでちょっと判りづらいですが、近似種の ネンブツダイ との
違いは、 クロホシイシモチ は体側面の縦縞が無くて頭に一対の黒斑がある
事で区別が出来、その特徴の黒斑が和名のクロホシになった様です。

参考までに、魚の頭部にある耳石が、食べた時に硬く気になるのでイシモチと
呼ばれております。

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撮影 2009年1月:大瀬崎 湾内 水深-4m 大きさ60mmぐらい

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撮影 2009年2月:安良里 黄金崎 水深-8m 大きさ60mmぐらい

日本沿岸に生息するテンジクダイでは、 ネンブツダイ と並び最もポピュラーな
いわゆる普通種です。
伊豆や南紀のダイバーであれば、目にしないことは無いはずですが、あまりにも
普通種すぎて普段はガイドさん達もあまり紹介しませんが、上記の産卵期には
雌が産卵した卵を、雄が口内保育する事で、その時期だけは紹介されることが
多くなります。

と言う事で、今日から6月、本種に限らず各テンジクダイの口内保育している姿が
観察し易い時期になりました。
今年こそ、産卵シーンを写真に押さえたいものです。

2009年05月18日

●キンセンイシモチ ( ドットタイプ )

さて本日月曜日は、アポゴンデイ。
今週はいつもとちょっと指向を変えて、ここ最近の当ブログでの傾向でもある、
今年の1月から4月の間に各地域で撮影してきた、同種を紹介させていただき
ます。
今年は今まで、大きく分けると11ヶ所の地域で潜っておりますが、その内の
約半分でしかありませんが、6ケ所で撮影してきた画像です。

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キンセンイシモチ   学名Apogon properuptus

 スズキ目 / テンジクダイ科 / テンジクダイ属
撮影 2009年4月:柏島 民家下 水深 -6m 大きさ60mmぐらい
英名  Goldstriped Cardinalfish
生息域 千葉県以南 ~ インド洋、西部太平洋域など

水深10~20mほどの珊瑚礁域や、岩礁域などで数匹の群れを成して珊瑚の
陰や岩穴の陰などに隠れる様に生息しております。
体色は白っぽい銀色の地に、オレンジ色の縦縞が6本あるのが特徴。

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撮影 2009年1月:大瀬崎 湾内 水深 -16m 大きさ60mmぐらい

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撮影 2009年2月:紀伊大島須江 内浦 水深 -7m 大きさ80mmぐらい

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撮影 2009年2月:安良里 黄金崎 水深 -9m 大きさ60mmぐらい

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撮影 2009年3月:奄美大島 倉崎海岸 水深 -10m 大きさ40mmぐらい

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撮影 2009年1月:PALAU セントカーディナル 水深 -9m 大きさ60mmぐらい

キンセンイシモチ は実は模様が若干異なるのが2種類あり、目の下の腹部に
白色の点が並び、体中央部の縦線が尾鰭の後端まで達するのがドットタイプで、
本日の全ての画像がそのタイプです。

もうひとつは、目の下の腹部に白色の点ではなく白い実線になり、体中央部の
縦線が尾柄部付近で止まるラインタイプです。

と偉そうに書いてますが、実は自分がこのドットタイプとラインタイプの事を知った
のは最近のことでして、今まで気づかずドットタイプばかりを撮しておりました。
ラインタイプは比較的に暖かい南の方に多いらしいので、次回、南の方で潜った
時には、しっかり撮してくるつもりです。

2009年05月04日

●セーラム カーディナルフィッシュ

本日報告させていただくテンジクダイ科の生物は、確かかどうかちょっと自信が
ありません。
なぜかと言うと、色々捜しても国内での観察例がほとんど無く、掲載がされてる
海外の図鑑の写真と比較しても、時間帯や環境条件が異なるから全く同じでは
無いとは思うのですが、背鰭の黒色斑の形や縦帯などが若干異なるからです。

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セーラム カーディナルフィッシュ  学名 Apogon ceramensis 
 スズキ目 / テンジクダイ科 / テンジクダイ属
撮影 2007年12月:奄美大島北部 水深-5m 大きさ50mmぐらい 
英名 Ceram Cardinalfish
生息域 フィリピン、インドネシア、PNGなど

マングローブ域の浅めの汽水域に棲息しており、日中は隠れておりますが
夜間に活発に行動します。
第一背鰭の前方部が黒く目立ち、尾柄部に小さな黒斑が有るのが特徴。

残念ながら国内で発刊されている書籍、図鑑などには掲載されておらず
一部の海外での文献に、生息域に南日本の記載が有りましたが、正確な
観察場所は明記されておりませんでした。

Cardinalfish%2020071222b.jpgCardinalfish%2020071222c.jpg

Cardinalfish%2020071222d.jpg

観察した時は、サンセット前から潜り始めてナイトタイムも楽しみ、そろそろ
エギジットしようとした時間帯でしたので、観察したのはたったの2~3分。
その後に、もう一度、観察したいとの思いで同じポイントで潜ったみましたが、
一度も観察が出来なくて、自分にとっては幻のアポゴン。

いつか、たっぷりと時間をかけて観察したい生物のひとつです。

2009年04月27日

●コスジイシモチ

残念ながら昨日のバーレーンF-1GPにて、驚愕のフロントロー独占と言う
TOYOTAチームの初勝利を期待しましたが、結果は3位止まりでした。

ペースカーが一度も走らないし雨も降らなかった、今シーズン初のまともな
ドライレースでしたが、やはりブラウンGPチームの4戦中3度目の勝利と言う
今シーズンの動向が確認できるレース結果になりました。

それにしても我がフェラーり、情けないです!!

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コスジイシモチ  学名 Apogon endekataenia  
スズキ目 / テンジクダイ科 / テンジクダイ属
撮影 2009年1月:大瀬崎湾内 水深-16m 大きさ50mmぐらい 
英名 Eightstripe Cardinalfish
生息域 東京湾以南~台湾、西部太平洋域など

沿岸の砂泥質の岩礁域に棲息しております。
幼魚の頃は多数で群れてますが、成魚になると少数の群れ、もしくはペアで
居る事が多いです。
体側面に8本の黄褐色の縦縞があり、尾柄末端にある眼径大の黒色斑は尾鰭
にもかかります。

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撮影 2007年6月:大瀬崎先端 水深-12m

6月~7月頃にかけては、各地で口内保育をしている姿をよく見かけます。

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撮影 2009年1月:大瀬崎湾内 水深-12m

こちらは最初に左側の姿を見て、縦縞が途中でくの字になっているので、
「おっ、新種か?」と思いましたが、反対側の体側面は普通の縦縞の柄を
してましたので、単なる変色だったみたいです。

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撮影 左:2009年4月 柏島後浜、 右:2009年2月 安良里黄金崎

以上、大瀬崎、安良里、柏島で撮してきた画像ですが、太平洋側の色んな
ダイビングボイントで観察出来ます。
これからの季節は口内保育をしている姿を多く見かけますので、今年こそは
ハッチアウトの姿を写真に納めたいと思っております。

って、毎年、思ってる事なんですが。

2009年04月13日

●ミヤコイシモチ

当ブログに載せる生物は、基本的には科毎に区分けしておりますが、載せる
種が多い科に関しては、更に属毎に区分けしております。

テンジクダイ科が好きな自分は掲載をする事が多くなりがちなので、こちらも
属毎に区分けしておりますが、テンジクダイ科は圧倒的にテンジクダイ属が
多くて、あまり少数に区分けできていないのが現状です。

何か後から検索しやすい様に、更に区分けする方法を考えないといけません。

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ミヤコイシモチ 学名 Apogon ishigakiensis
スズキ目 / テンジクダイ科 / テンジクダイ属
撮影 2009年3月:奄美大島 ピアテグリ -10m 大きさ60mmぐらい
英名 Flag-fin Cardinalfish
生息域 奄美諸島以南 ~ インドネシア、西部太平洋域など

学名は石垣なのに、和名は宮古です。
内湾域の藻場周辺や砂泥底などで、珊瑚や沈下物に隠れる様に少数での
群れを成して生息しております。

第1背鰭の後端が白い事で、本種と識別が可能です。

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自分自身、 ミヤコイシモチは初観察でした。
興奮しまくりながら隠れている死珊瑚や瓦礫等をどかしますが、どんどんと
奥に進んで隠れられ、獲れる画像はこんな写真ばかりで全身が撮れません。

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やっと、一瞬、撮れたと思ったらこんなボケボケ画像で。

寄る年波による老眼の為、日頃はオートフォーカスで撮る事が多い自分ですが、
細かな砂埃が舞いやすい泥砂底等の時は、マニュアルフォーカスで撮ってます。
今回も同様でマニュアルで挑みましたが、やはりピンボケ画像を量産してしまい
ました。

結局、初観察の今回は、鰭全開画像どころか、ドンピシャ真横画像ですら撮れて
おりません。
今までなかなか出会えなかったイシモチだけに、どうしてもキチンと撮しておきたい
生物でしたが、また宿題が残った様です。

2009年04月06日

●ネオンテンジクダイ

第1戦はペースカーフィニィッシュと気が抜けた決勝レースでしたが、なんと
第2戦は豪雨にて赤旗フィニッシュと、今年のF-1はちょっと変ですね。

しかも我がフェラーリは、雨が降る前から5位と言う高位置で走行してながら
ウェットタイヤに変更する賭けに出るなど、まるで負け戦を望んでいる様な、
不思議な作戦で。
ロス・ブラウンとシューマッハでの連戦連勝だった頃が、懐かしく思います。

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ネオンテンジクダイ 学名 Apogon parvulus
スズキ目 / テンジクダイ科 / テンジクダイ属
撮影 2009年3月:奄美大島 ピアテグリ -7m 大きさ60mmぐらい
英名 Red-spot Cardinalfish
生息域 奄美諸島以南 ~ インドネシア、西部太平洋域など

内湾の珊瑚礁域に、小さな群れを成して生息してます。
体色は透明色にて卵など内蔵がハッキリと見え、体側中央に吻から尾柄部に
かけて1本の黒色の縦帯があり、尾柄後端にある明瞭で大きな赤色斑により
本種とひと目で判ります。

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以前より見たかったテンジクダイ属のひとつで、今回初めて観察出来ました。
珊瑚に隠れる様に漂っているのか思ってましたが、意外と珊瑚から飛び出して
ひょうひょうと泳いでました。

でも、やはり透明なボディに赤の斑紋は綺麗で、60mm位で撮り直したいもの
です。

2009年03月30日

●バーギル カーディナルフィッシュ

何とも最期はペースカーフィニィッシュと、気が抜けた決勝レースになってしまい
ましたが、ブラウンGP F-1ティームのデビューtoウィンで今年のF-1GPが
始まりました、しかも、1-2フィニッシュで。

エンジンはメルセデスに変わったとは言え、旧ホンダティーム。
シャーシもミッションも、まだホンダ製。
これでエンジンとティームがホンダのままだったら、今年はもっと面白かったと
思うと、ちょっぴり残念ですね。

さて本日は月曜日、自分にとってはテンジクダイ曜日です。

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バーギル カーディナルフィッシュ 学名 Apogon sealei
スズキ目 / テンジクダイ科 / テンジクダイ属
撮影 2008年4月:PALAU -7m 大きさ60mmぐらい
英名 Bargill Cardinalfish
生息域 フィリピン、インドネシア等、西部太平洋域 ~ 北部オーストラリア域

テンジクダイ属の多くの生物に見られる様に、本種も内湾の珊瑚礁域の珊瑚の
中に、日中は隠れる様にして複数の群れを成して棲息しております。
体色は全体は濁った透明のような乳白色をしており、頭部先端から尾柄部に
かけて茶色の縦帯が2本走り、鰓部にオレンヂ色の太めの横線が2本有る事が
特徴です。

近似種の スポットギル カーディナルフィッシュは、鰓部のオレンヂ色の太めの
横線が、複数のオレンヂ色の斑紋である事で区別が可能です。

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初めて本種を観察した時に、サザンマリンラボラトリーのぢろー所長に質問を
したところ、「あの死体みたいなテンジクダイでしょ」って言われました。

確かに~、まるでホルマリン漬けされたような体色なので表現ぴったしです。
やはり研究者の方達はホルマリン漬けを見慣れているので、そう言った言葉が
直ぐに出るんでしょうね。

でも本種をホントにホルマリン漬けしたみたら、どういう色彩に色が落ちていくん
でしょうね?

2009年03月16日

●テッポウイシモチ

先週末は、 かじきあん 初の沖縄本島ツアーを堪能して参りました。
お世話になったサービスさんは、偶然にも AQUAS さんのゲストの多くさんの
方が、ご利用されてる 潜水案内さん。
生物好きは、いつも何故か繋がってしまう様です。

人生初の沖縄は、自分好みの素晴らしいダイビングサービスさんで潜る事が
できて、かなりの好印象の海でした。
その報告は、まだ纏まってませんので、明日辺りからボチボチさせて頂きます。

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テッポウイシモチ  学名 Apogon kiensis
スズキ目 / テンジクダイ科 / テンジクダイ属
撮影 2006年8月:大瀬崎湾内 -16m 大きさ60mmぐらい
英名 Rifle Cardinalfish
生息域 相模湾以南 ~ 南アフリカ、東シナ海、インド洋、西部太平洋など

内湾の砂底域に生息しております。
以前に フウライイシモチ の報告の時に、 テッポウイシモチ との違いを腹部の
側面に6~8本の淡褐色の横帯が有れば フウライイシモチ と書かせていただき
ましたが、決定的な違いは、第1背鰭の棘条数が6本なら テッポウイシモチ で、
7本有れば フウライイシモチ だそうです。
ただ水中で数えるのは、ちょっと大変かと。

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撮影 2006年8月:大瀬崎湾内 -16m 大きさ60mmぐらい

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撮影 左右ともに、2007年11月:PALAU -18m 大きさ50mmぐらい 

大瀬崎では、ヤギ、ムラサキハナギンチャク、スナイソギンチャク等に数匹の
群れをなして生息しているイメージですが、このパラオで観察した時は、何と
ヒカリイシモチ と一緒になって、砂地をじわじわと移動してる大きなガンガゼ系の
ウニにくっついてました。

実は、砂底なら何にでもくっつく習性かも知れませんね。

2009年03月09日

●ミナミフトスジイシモチの幼魚

昨日もチラッと書きました様に、秋から春にかけての期間限定ポイント、須江の
内浦ビーチは例年、3月の中旬ぐらいに、漁師さんの網入れと共にクローズと
なってしまいます。

今年は今は3月末までと言っておられますが、漁師さんの気分次第と言っては
失礼ですが、突然、明日で終了とか言った感じで例年クローズになります。

今のところ自分の予定では、今月は須江に行けたとしてもテック講習なので、
どうやら昨日が自分の今シーズンの内浦ラストダイブでした。

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ミナミフトスジイシモチの幼魚  学名 Apogon nigrofasciatus
スズキ目 / テンジクダイ科 / テンジクダイ属
撮影 2008年10月:PALAU -10m 大きさ30mm 
英名 Blackstripe Cardinalfish
生息域 神奈川県以南。台湾 ~ 中西部太平洋域など

ただでさえ テンジクふぇちの自分にとって、この幼魚はまさに 幼魚ちゃま。
人生2度目の観察に嬉しくて興奮し、ちょっとボケ気味の写真になってしまい
ました。

以前に、本種の 成魚 を報告した時にかきました様に、成魚では白くて細い
帯が、幼魚の頃には、こんなに綺麗な黄色をしてるんですよ。
本種の体色や特徴などは、 成魚 の報告を参照して下さい。

2009年03月02日

●アオハナテンジクダイ

毎月月初めの1日~2日にかけて、我社の運営店舗を訪問して、月末締めの
提出書類を回収がてら、店舗の内外観や、近隣の環境変化等を確認してくる
事が、自分の仕事のひとつです。

しかし今年の2月、3月は、あいにくと1日は共に日曜日に当たってしまって、
各道路はサンデードライバーがいっぱいなのか、各地でノロノロ運転。
名古屋市内は車線数が多いので未だマシな方ですが、名古屋近郊の地方の
都市では片側1~2車線の道路が多くて、平日より空いてるのに速度が上がり
ません。

結局昨日は、平日の1日と比較して、1.2倍の時間がかかってしまいました。

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アオハナテンジクダイ  学名 Apogon apogonides
スズキ目 / テンジクダイ科 / テンジクダイ属
撮影 2009年2月:紀伊大島須江 内浦 -12m 大きさ 50mmぐらい 
英名 Plain Cardinalfish
生息域 三宅島、和歌山県、高知県以南 ~ フィリピン、東インド諸島など

岩礁域の岩穴等にひそむ様に生息しており、体色は全身金色にて眼の瞳の
上下に2本の水色の線があり、成長すると水色の線の先端に、水色の小さな
斑点が不規則に現れてきます。

近似種の アオスジテンジクダイ  とは、尾柄部に黒帯がない事で区別が
できます。

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Zガンダム・ヲタクの自分に言わせれば、こいつはクアトロ大尉の百式です。
なんと言っても、この美しい金色のボディ。

ひょっとしたら、第一背鰭の下に " 百 " と書いてないか?とか、
近くにメガバズーカを持った、Gディフェンサーが居ないか?などと、
そんな想いで、じ~っと眺めてしまいます。
クアトロ大尉なので、シャアの赤色でないから 3倍速くはありませんので、
じっくりと観察出来ます。

又、いつも沢さんの個体数で居るんではなく、ほとんど、左上の画像の様に
複数のザク( ネンブツダイ )等の群れの中に1人で居ますしね。

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撮影 2009年2月:紀伊大島須江 内浦 -12m 大きさ 40mmぐらい 

ところでこちらは、上の画像を撮影する一週間前に観察した個体です。
観察した場所は同じ辺りなので、同じ個体とは思うのですが、たった一週間で
ここまで成長するんでしょうかね~?

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撮影 2006年11月:柏島 後浜 -18m 大きさ 120mmぐらい 

こちらは、数年前に柏島で観察した成魚です。
この時も ネンブツダイ の群れの中にペアで泳いでいました。
しかし体色は金色がかなり薄くなってましたが、歳食って疲れてくると輝きが
薄れていくんでしょうね。
幾つになっても、輝きは無くしたくないものです。

2009年02月23日

●ナミダテンジクダイ その2

昨日は 3週間振りに仕事の日曜日でした。
今年の2月は28日間しかないので、日々毎日の曜日は1月と同じと言う事で、
今週末は1月と同様、月末月初に当たる為に出勤です。
と言う事は、必然的に怒濤の14連勤のスタートでした。

さて今日は、南の海で観察出来るテンジクダイの報告です。

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ナミダテンジクダイ  学名 Apogon savayensis
スズキ目 / テンジクダイ科 / テンジクダイ属
撮影 2009年1月:PALAU -5m 大きさ 50mmぐらい 
英名 Similar cardinalfish
生息域 奄美諸島以南 ~ 紅海、西部太平洋域、GBRなど。

水深5~10mの珊瑚礁域に生息しております。
眼は大きく、眼の下から頬にかけて斜め方向に、先細りの黒色の線があり、
体側面の中央部に6~10本の輪郭が明瞭な暗褐色の横帯があります。
また、尾柄部に太い黒色の横帯があるなどが特徴。

近似種の ホソスジナミダテンジクダイ は、尾柄部の太い黒色横帯の前の
白色部分が太くて明瞭、体側の横帯が無いことで区別ができます。

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撮影 左2006年6月:PALAU -5m 右2008年10月:PALAU -12m 

本種も他のテンジクダイ科の生物と同様に、日中は珊瑚や岩塊の隙間などに
隠れていて、夜になるとフラフラと泳ぎだします。
上左写真は、日中、サンゴの中に隠れている姿で、その他はナイトでの撮影。

パラオのナイトダイビングでは過去に、小さな 幼魚 の姿も観察出来ており、
やはりテンジクダイ科の生物観察で、ナイトダイビングは外せませんね。

2009年02月16日

●フウライイシモチ

いつもの事ですが、テック講習は大変疲れます。

水中ではウネリや流れが無い限りは、特に辛いのはWタンクに慣れるまでの
バランスぐらいと思いますが、何せ講習中は14LのWタンクですので、陸上を
移動するのはその重さゆえ歩くのも辛ければ、エギジットも大変です。
ダイビング前後の器材のセッティングだけでなく、車へタンクを乗せる時から、
現地にて車から下ろしたり、帰りに再び車に積んだりと重労働が続きますので、
どう見ても体育会系のダイビングです。

更に短期間で続けてやれば良いかもしれませんが、2~3ヶ月に1度のペースで
やってるので、いつも講習後には筋肉痛がやってきます。

でも講習終了後には、いろいろ嬉しいダイビングが出来ると思うと、この辛さも
もう少しと頑張っており、何とかこの春までには卒業したいと思っております。

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フウライイシモチ  学名 Apogon quadrifasciatus
スズキ目 / テンジクダイ科 / テンジクダイ属
撮影 2008年10月:PALAU -12m 大きさ60mmぐらい 
英名 Four Lined Cardinalfish
生息域 東京湾以南 ~ インド洋、太平洋など

比較的浅い海の内湾、砂泥やマングローブ域の泥質の底に棲息し、岩塊や、
流木等の物陰に隠れたり、ハナイソギンチャク類の周囲に群がって棲息して
います。

体側面の中央部に、鼻先から尾鰭後縁まで明瞭な黒褐色の縦帯が1本伸び、
その背方に明確な短い縦帯が1本と、不明瞭な縦帯が2本有る事で、英名の
Four Lined の名が付けられたと思われます。

尚、 フウライイシモチ には腹部側面に6~8本の淡褐色の横帯が有る事で、
近似種の テッポウイシモチ と区別できます。

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テンジクダイが好きになってから、 テッポウイシモチ は大瀬崎にて、何度か
観察しておりますが、 フウライイシモチ は、この時、初観察でした。

昨年秋の写真になりますが、観察出来たのがとても嬉しくて実はず~~っと
それから良い写真を撮りたくて捜してたんですが、なかなか出会えないまま、
今回は、イマイチな写真での紹介となってしまいまして、申し訳ありません。

生息域が東京湾以南となってますので、獅子浜や三保辺りで捜せばいるの
かも知れませんが、自分的にはまだ国内で未観察の生物です。

非常にマイナーな生物ですが、どこでも沢山観察出来る、 ネンブツダイ や、
クロホシイシモチ 等のテンジクダイ、ちょっと体色が変わってるなと思ったら、
気にして見て下さいね。
意外と撮してみると、綺麗な種が多いんですよ。

2009年02月04日

●ユカタイシモチ

約一年ほど前に ヒトスジイシモチ の報告をしてから、直ぐに書こうと思って
いた生物ですが、その後ずう~っと忘れており、先日潜った須江で久しぶりに
ヒトスジイシモチ を観察して思い出しました

大好きなテンジクダイなのに、忘れていたとは。

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ユカタイシモチ  
学名 Apogon exostigma
スズキ目 / テンジクダイ科 / テンジクダイ属
撮影 2008年10月:PALAU -5m 大きさ 50mmぐらい 
英名 Narrowstripe cardinalfish
生息域 奄美諸島以南 ~ 中、西部太平洋域など。

内湾やサンゴ礁域などの珊瑚群落や岩礁などで、観察出来ます。
体色は銀白色にて、尾柄部から眼を通り、反対の体側面の尾柄部まで1本の
太い暗褐色縦帯が伸びており、尾柄部に大きな黒斑紋があるのが特徴。

この大きな黒斑紋が、太い暗褐色縦帯より上側に位置していると本種にて、
暗褐色縦帯と同じライン上に位置していれば、近似種の ヒトスジイシモチ です。

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ユカタイシモチ  ナイトカラー 
撮影 2007年6月:PALAU -9m 大きさ 70mmぐらい 

こちらはナイトダイビングでの観察した姿、日中と比較して体色は透明感が
増し、銀色に反射する色彩が強くなります。
また各背鰭の外淵が黒く縁取られるので、一目で本種とわかります。


そんでもって、こちらが近似種の ヒトスジイシモチ です。
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撮影 2009年1月:紀伊大島須江 内浦ビーチ -12m 大きさ 60mmぐらい 

残念ながら自分は、まだ ヒトスジイシモチ のナイト姿を、観察してませんので、
ユカタイシモチ の様な、体色変化があるかどうかが判りません。

紀伊大島須江の内浦ビーチでは、 ヒトスジイシモチ を去年観察できた場所で、
今年も同じ様に観察が出来てますが、残念な事に内浦ビーチをナイトで潜らせて
いただけるのは、年に一度、大晦日だけ。

しかし自分は毎年大晦日~元旦にかけては仕事なので、内浦ビーチのナイトでの
比較観察はできません。
ただでさえマイナーなテンジクダイの観察内容だけに、大晦日に内浦ビーチを潜る
事が可能な知り合いのダイバーで、そんな変態観察ダイバーもおりません。

こうなりゃ、年中ナイトダイビングが可能な、隣りの白野ビーチからリブリーザーで
入って、内浦ビーチまで静かに泳いで観察するしかないかと。
リブリーザなら、泡が出ませんからね~。

おっ~と皆さん、くれぐれも須江ダイビングセンターさんには、ご内密に。

2009年01月22日

●バンダイシモチの幼魚

先週末に手にしたアメリカ製のダイビング器材ですが、マニュアルが英語版しか
なく、印刷物だけでなくCD版も入っていたので、こりゃコピペして英訳ソフトだと
思ってたら、全てPDFでコピペ不可でした。

こうなりゃプリントスクリーンして、スキャナして、コピペして、英訳ソフトにかけて
と考えてたら、時間がいっぱいいるなぁ~と思い、今は諦めモードです。
どうせ講習時に口頭で教えて貰えるから、まぁいいかな。

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スズキ目 / テンジクダイ科 / テンジクダイ属
バンダイシモチの幼魚  学名 Apogon bandanensis
撮影 2009年1月:PALAU 水深 -5m 大きさ約20mm
英名 Banda Cardinalfish
生息域 奄美諸島~インド洋、西部太平洋域など

珊瑚礁域に棲息しておりますが、日中はほとんど隠れていて夜になると現れます。
自分は今まで外洋のドロップオフの棚上や、内湾等で観察しておりますが、全て
ナイトダイビングでの観察です。

眼が大きく、頬部には二等辺三角形状の黒色の斜帯があり、体側面には輪郭が
不明瞭な 2本の太めの黒帯があります。
成魚に関しては、 こちらを 参照願います。

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撮影 2009年1月:PALAU 水深 -5m 大きさ約10mm

そして更に小さな、稚魚サイズも観察出来ました~♪

今回の冬短期合宿で、闇夜に深海から浅場に沸き上がってくる深海魚の幼魚や、
小さすぎで種の同定が困難な幼魚、稚魚を求めて、外洋のミッドナイトで 3本ほど
潜りましたが、残念ながらとある天候の条件違いで、それらは不発。

随一、観察出来た稚魚ちゃまが、上記の生物でした。
因みに近似種の ナミダテンジクダイの幼魚 は、 こちらを どうぞ~♪

2009年01月05日

●ヒラテンジクダイ

販売業を営む弊社では、全ての店舗が4日から平常営業で、今年は本日5日から
管理部門を含めた全部署が平常業務に戻ります。
部署によっては6連休の部署があれば、休日が無かった販売店もある等、同じ
会社内でも、休日はバラバラの会社です。

まず大抵の企業は本日から平常営業でしょうから、この10日間ほどガラガラだった
導路も、本日からはいつもの様に混み出すんでしょうね。
いやですよね~、通勤渋滞。

本日は、今年のアポゴン第1話です。

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スズキ目 / テンジクダイ科 / テンジクダイ属
ヒラテンジクダイ  学名Apogon compressus
撮影 2008年10月:PALAU -10m 大きさ 60mmぐらい 
英名 Split-banded cardinalfish
生息域 奄美大島以南 ~ インド洋、太平洋域など。

多くのテンジクダイ属同様に、昼間は内湾の珊瑚礁域の珊瑚の枝間などの
隙間に潜む様にしており、夜になると出てきます。

体高は高く側偏しており、体側面に5本の縦帯がありますが、その内の1本が
頭部の後ろ側第1背鰭の下あたりで、尾部方向に向けて二股に分かれている
事と、光っている大きな青っぽい目が特徴です。

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撮影、左右共に 2008年10月:PALAU

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撮影 2007年2月:PALAU

と言う事で、実は本日の写真は全てナイトダイビングでの撮影です。
日中はほとんど珊瑚の隙間に入り込んでますので、全身姿の撮影はまずムリと
思われた方がよいかと思います。

冒頭の説明にも書きました様に、テンジクダイの多くは日中は珊瑚や岩穴の奥
などに隠れていて、夜にしか出てきませんので、全身姿を撮りたい場合はナイト
ダイビングで狙うしかありません。

テンジクダイ・フェチの自分としては、そんな点がナイトダイビングが好きな理由の
一つでもあります。

2008年12月26日

●オオスジイシモチ その2

クリスマスイブ恒例の名古屋港のスターライト花火ですが、今年も11万人もの
家族や、恋人達が集まったらしいです。

子供達が既に社会人になってしまい、愛だ、恋だって受かれ話しにはとっくに
縁が無くなった自分達の様なオヤジ~ズで、まだ孫もいなけりゃ自分の家で
TV見ながらクリスマスを過ごす訳ですが、ひょっとしたら前から有ったのかも
知れませんが、今年は奥さんの用意した料理にこんな物がありました。

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お正月用のカマボコは知ってましたが、クリスマス様にサンタとXマスツリーの
カマボコがあるとは。

さて先日に普通種と思って報告した生物が、実は南紀では普通種であっても、
伊豆では稀種だったと言う大失態をいたしましたが、今回こそは関東以南の
ダイバーであれば、1年中、観察が可能な普通種の報告です。

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オオスジイシモチ  学名Apogon doederleini
撮影 2008年10月:須江内浦 -10m 大きさ 60mmぐらい 
英名 Narrowstripe cardinalfish
生息域 千葉県以南 ~ 西部太平洋域など

内湾の珊瑚群生域や、岩礁域で日中はそれらの珊瑚や岩礁の隙間に隠れる
様にしてますが、夜になるとフラフラ~って感じで中水層を泳いでます。

透明っぽい体色に濃い茶褐色の縦縞が5本ありますが、パット見には4本しか
見えないので、自分的には4本だと オオスジイシモチ と識別しております。
他にも、尾柄部にある眼径並みの大きさの黒斑も特徴のひとつです。

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撮影 2008年1月:須江白野

こちらはナイトダイビング中の撮影画像ですが、夜になると体側面の縦縞の
色が薄くなります。
実は、いち番上の画像も夕方に撮した画像ですので、真っ昼間の姿に比べて
体色が全体にピンクっぽくなってるのが、判りますでしょうか。

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撮影 2007年8月:串本 串本DP前

そして最期に、こちらは幼魚ちゃまです。
成魚と何ら変わらない姿ですが、内蔵が体の半分ぐらい占めており、成魚と
比べて全体に透明度が強い感じで、見てるだけで癒されます。

南紀では、幼魚は夏から初秋に掛けて沢さん観察出来ますが、さて伊豆では
どうなんでしょう。
来年は、そこら辺を確かめようと思っておりますので、1年後ぐらいには報告を
させていただきます。

2008年12月20日

●イトヒキテンジクダイ

昨日は、年内残りあと2日間しか取れない休日の 1 日でした。

この不況なご時世で残業が無くなったり、休日が増えたりしている方達が多い
中、弊社は販売不振が続いているが故、個人的には販促的な仕事が増加し、
今月は労基ギリギリの1ヶ月間内で休日4日間に陥りました。
まぁでも本当の所は、役員なので休日0日でも問題有りませんが・・・・・。

折角の休日でも故障者リスト中の身としては海には行けないので、日頃より
2週間毎に通院している持病の高血圧症とアレルギー性鼻炎の治療に行って、
その帰り道に奥さんに頼まれた銀行へ行き、倉庫へ行って自分の社用車を
スタッドレスタイヤに交換し、交換したスタッドレスタイヤの空気の充填がてら
スタンドへ行って、ついでに洗車しました。

その後、自宅に戻ってから、まだ2シーズン目と言うのにブーツの付け根部分に
ヒビが入ってしまったシェルドライスーツの補修と、約800本しか使ってないのに
フロートに穴が空いてしまったBCを修理してたら、あっいう間に夕方でした。

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イトヒキテンジクダイ  学名 Apogon leptacanthus
撮影 2006年10月:PALAU 水深-8m 大きさ 60mmぐらい 
英名 Threadfin Cardinalfish
生息域 奄美諸島以南 ~ ニューカレドニア、西部太平洋域、東アフリカ ~
                               紅海、インド洋、サモアなど。

礁湖内のサンゴ塊に多数で群がり、 ウスモモテンジクダイ とも混成する。
第1背鰭の第2、第3棘が糸状に著しく伸びるのは、本種だけです。
他にも目が青く、体側面には数本の薄いオレンジの横帯があるのも特徴。

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撮影 2006年4月:PALAU 早朝ダイビングでの姿

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撮影 2008年10月:PALAU ナイトダイビングでの姿

自分がアポゴンフェチになる、きっかけになったテンジクダイです。

生まれて初めて、この生物を真面目に観察したのは西表島でした。
海水魚なのに、淡水性の観賞魚の様に透明な体色で、見える角度や光の
当たり方によって、光沢性の有る薄いオレンジ色や薄いブルー色の横帯が、
見えたり見えなかったり。
泳ぐ姿も、スローに漂っるって感じで、正に癒し系のサカナと思ったのが
最初です。

その後、 ウスモモテンジクダイ や、 ギルバート・カーデイナルフィッシュ
ブルースポット・カーディナルフィッシュ 等の良く似たテンジクダイを求めて
色々と調べて行く内に、色んなテンジクダイ科の生物を好きになった次第です。

2008年12月15日

●ギルバートカーディナルフィッシュ その2

熱海近くの網代での忘年会後、名古屋に戻ったその足で、日頃から自分が
お世話になってる、 ダイビングショップかじきあん のクリスマス・パーティー
( 忘年会?) に参加して参りました。

期待していたビンゴ1等の沖縄ツアー無料券はムリでしたが、くもり止めをゲット。
先ほど、2日間に渡る楽しかった忘年会ツアから帰宅したところなので、ちょっと
本日の生物報告は短い説明ですみません。

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ギルバートカーディナルフィッシュ  学名 Apogon gilberti
撮影 2008年4月:PALAU 水深-8m 大きさ 60mmぐらい 
英名 Gilbert's Cardinalfish
生息域 インド洋、西部太平洋域など

「何かまた見たことが有る様なサカナやな~」と思われる方も多いと思いますが、
ウスモモテンジクダイ の時に、似ているテンジクダイとして報告ずみの生物です。

ちょうど去年の今頃に 紹介済み ではありますが、その時はダメな写真ばかりで、
今年の4月に取り直してみた時の画像です。
全開の画像よりは、青いラインがくっきりしてるかな。

テンジクダイ属の多くの生物に見られる様に、本種も内湾の珊瑚礁域、岩礁域の、
珊瑚や岩礁塊の中に日中は隠れる様に、同種や別種と混在した形の大きな群れを
なしております。

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撮影 全て、2008年4月:PALAU

一部、 ウスモモテンジクダイ の姿が映っている画像も有りますが、そこは愛嬌で。

こんな綺麗なテンジクダイ、ぼ~と眺めているだけでも楽しいですよ。

2008年12月10日

●ウスモモテンジクダイ

今日は会社帰りに 3回目の耳鼻科通院でした。
すっかり耳だれは出なくなったのですが、まだ時々ボ~ンっと耳が遠くなる事が
有りますので、引き続き投薬治療、ダイビング復帰の日はまだ見えずです。

さて本日は昨日に引き続き、人気いまひとつのテンジクダイ科の報告です。

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ウスモモテンジクダイ  学名 Apogon fragilis

撮影 2007年6月:PALAU 水深-6m 大きさ 50mmぐらい 
英名 Fragile Cardinalfish
生息域 奄美諸島以南 ~ インド洋、西部太平洋域など

テンジクダイ属の多くの生物に見られる様に、本種も内湾の珊瑚礁域、岩礁域の、
珊瑚や岩礁塊の中に日中は隠れる様に、同種や別種と混在した形の大きな群れを
なしておりますが、夕方から夜になると摂餌の為に浅場の砂泥底に移動します。

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撮影 2007年6月:PALAU

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撮影 2008年10月:PALAU 水深-12m 

こちらはナイトダイビング中の撮影です。
前述の様に、昼間と異なって夜間では浅場の砂泥底の上で、じっとしている姿が
見られます。

ところで クロオビイトヒキテンジクダイ の様な体色が大きく異なる生物は除き、
この形でこの様な色彩の似たテンジクダイ属は、自分の知る限りでも 5種類が
存在しており、区別が非常に判りづらいです。

名前を挙げると、 イトヒキテンジクダイ と本日報告の ウスモモテンジクダイ
国内でも観察出来るテンジクダイ属と、海外に住む Blue-barred Cardinalfish
Gilbert's Cardinalfish Blue-spotted Cardinalfish の計5種ですが、最近、
やっと区別の方法が判ってきました。

で、やっと判った自分なりの識別方法は、まず イトヒキテンジクダイ は、尾柄
基底部や尾鰭など体全体のどこにも黑斑が無く、体側面に数本のブルーの
横縞が入り、第1背鰭が糸状に伸長している事。
ウスモモテンジクダイ は、体側面には数本のブルーの横縞が薄く入り、尾柄
基底部と尾鰭の上下の各先端に黒斑がある事。

Blue-barred Cardinalfish は、 イトヒキテンジクダイ と同様に体側面に数本の
ブルーの横縞が入るが、第一背鰭は伸長せず、尾鰭基底部に黒斑がある事。
Gilbert's Cardinalfish は、 ウスモモテンジクダイ と同様に尾柄基底部と尾鰭
上下各先端に黒斑があり、体側面に数本のブルーの横縞が濃く鮮明に入り、
更に尾鰭基底部が黒い事。

そして Blue-spotted Cardinalfish は、 Gilbert's Cardinalfish の体色であるが、
体側面のブルーの横縞が複数の点に変わり、腹鰭と近辺が赤い事。

文字で表現するとこういう形ですが、現実に写真で違いを比較しないとこれでは
判りにくいですよね。

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撮影 2008年4月:PALAU 水深-10m 

と言う事で一例だけですが、上の画像の左が ウスモモテンジクダイ で、右が
Gilbert's Cardinalfish です。
区別のポイントは、尾柄基底部が黒いか? それとも黒くないか。

色んな方のWebサイトなどを参考に見させて頂くと、 ウスモモテンジクダイ
学名が、 Apogon gilberti と書かれてるのを多く拝見させていただきましたが、
Apogon gilberti Gilbert's Cardinalfish の学名なので、おそらく、皆さん
Apogon fragilis と間違えてらっしゃるのではないかと。

最もこれは、アカデミックな学者では無い素人の自分の考えですので、間違ってる
かも、知れませんが・・・・・

2008年11月24日

●ナガレボシ

昨日の須江でも、嬉しい生物観察が出来ましたが、写真の整理がまだまだ
ですので、本日はまたまた秋のパラオ合宿からです。

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ナガレボシ  学名 Apogon selas
撮影 2008年10月:PALAU -25m 大きさ40mmぐらい
英名 Bandspot cardinalfish
生息域 奄美諸島以南 ~ フィリピン、パラオ、ソロモン諸島、バリ島、PNG等

テンジクダイ科に興味を持ったころから、見たかった内のひとつです。
図鑑でしか見た事が無い時から、体側面の中央の綺麗なオレンジ色の縦帯が
実物はどこまで綺麗なのか、見たかったんです。

それと、特徴の尾鰭基底部の大きな黒斑がどこまで大きく感じるのか?

nagareboshi%2020081019a.jpg

実際に観察したのは、実は今回で3度目なのですが、初めてキチンと見られて、
キチンと撮影ができました。
やはり目立つのは、透明っぽいボディに輝くオレンジのラインと、尾鰭基底部の
何ともデカ~イ黑い斑紋。
ひと目で ナガレボシ と、判ります。

ただ残念な事に第1背鰭と腹鰭が閉じてる画像ばかりで、もうひとつの特徴の
第1背鰭と腹鰭のそれぞれ先端の青い蛍光色が写ってません。
大きな黒斑とオレンジのラインを流星に、各鰭の先端の青い蛍光色を銀河に
見立てて ナガレボシ の名前が、つけられたそうなんです。

でも何で、ただの ナガレボシ なんでしょうか?
他のテンジクダイ科の名前から想像して普通なら ナガレボシ テンジクダイか、
ナガレボシイシモチ とかの、名前が付いてて良さそうなんですけどね。

ナガレボシ だけの方が、インパクトがあるからでしょうかね。

2008年11月14日

●シルバーライン カーディナルフィッシュ

本日も、日本では観察が難しい生物報告です。

でも、かなりマイナーなヲタク的生物なので、事前にWebサイトで検索して
みたところ、国内サイトで、この生物を取り上げてサイトアップされてた方は
たったの 1名だけでした。
やっぱりな~。

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シルバーライン カーディナルフィッシュ  学名 Apogon hartzfeldii
撮影 2008年10月:PALAU -3m 大きさ40mmぐらい

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撮影 2007年11月:PALAU -3m 大きさ60mmぐらい

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撮影 2008年10月:PALAU -3m 大きさ100mmぐらい
英名 Silverline cardinalfish、Hartzfeld's cardinalfish
生息域 フィリピン以南~西部太平洋域、PNGなど。

上から順番に、幼魚、若魚、成魚です。

薄茶色の体色に銀白色の細い縦縞が、額から尾鰭基部にかけて1本、眼の
上部分に短いのが1本、そして目の上を2本通るのが特徴。
また目の上の2本は、幼い頃は尾鰭基部まで伸びているが、成長すると共に、
鰓から後方部分は消えてしまう。

生息域は、マングローブ域、サンゴ礁湖等の浅い水深に少数の群れをなして
生息しております。

かな~り地味なテンジクダイなので、生息域に潜っていても目にとめて観察を
するのは、アポゴンフェチぐらいでしょうし、ヘタにガイドさんにリクエストしても
生物に詳しくないガイドさんだと、「 はっ?、なんですか?」と、言われるのが
想定できる生物です。

でも、成長のステージによって体色変化が多いテンジクダイ系は、観察してて
結構、面白いんですけどね~。

2008年11月10日

●モンツキイシモチ

土曜日は約1ヶ月ぶりに須江で、日曜は約4ヶ月振りに大瀬崎で潜ってきました。
いろいろと生物観察をして参りましたが、まだまだ秋のパラオ合宿報告が残って
おりますので、本日もパラオ合宿のナイトダイビングで観察した生物報告をさせて
いただきます。

こう毎日毎日、夜の生物監察報告が続きますと、昼間は何も観察しとらんのかと
言われそうですが、そんなことはありません。
ただ夜の方が、生物が面白いのがたくさん出てるからなんですよ。

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モンツキイシモチ  学名Apogon melas
撮影 2008年10月:PALAU 水深-5m 大きさ約130mmぐらい 
英名 Black cardinalfish
生息域 奄美諸島以南 ~ 西部太平洋域など

今回も自身、初観察の生物です。
と言っても モンツキイシモチの幼魚 は、この同じ名も無きポイントで今年の
4月に潜った時に観察しておりますが、成魚は初観察です。

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生息域は内湾のサンゴ礁域にて、日中はそれらのサンゴの奥深くに隠れており、
まず観察することはできません。

また隠れている時は、全身真っ黒にて英名はここから付けられているようですが、
和名は反対に夜などにフラフラとサンゴの奥から出てきた時の体色である、第2
背鰭と臀部にある黒色斑から付けられたようです。

本種はテンジクダイ系には珍しく、成魚と幼魚の体色は大きく異なります。
幼魚に関しては、詳しくはこちらをご覧下さい。

2008年11月01日

●トマリヒイロテンジクダイ

今回のパラオ合宿日程では、ぢろーさんが柏島豪遊中の為、外洋のナイトは
無いなと思っていたのですが、サザンマリンダイバーズのGMのコージさんから、
「日程の後半に、ミッドナイト行きましょうか」との悪魔の囁きがあり、今回も
2回、外洋のナイトダイビングに行ってこれました。

そう言えば、うっかりしてましたが コージさんは外洋ナイトが大好きな方で、
今年の春は、毎日ナイトダイビングのみ出勤の方でした。

外洋のナイトダイビングでは、天候、時間帯、月齢、潮位、潮流などの様々な
要素によって変化しますが、条件さえ合えば、 ハダカイワシ オキオドン 等の
深海生物や、様々な稚魚などが観察出来ます。

もちろん今回も稚魚の写真を何点も撮影しましたが、残念ながら図鑑を調べて
みても、稚魚は大抵載ってませんので、いつか名前が判明したら報告させて
いただきます。

もうひとつのナイトの自分の楽しみは、日中は洞窟や岩礁などの穴深くに隠れ
ている甲殻類や、テンジクダイ科の生物観察です。

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トマリヒイロテンジクダイ  学名Apogon evermanni
撮影 2008年10月:PALAU -12m 大きさ50mmぐらい 
英名 Oddscale Cardinalfish
生息域 八重山諸島以南 ~ インド洋、太平洋域など

サビクダリボウズギスモドキ クダリボウズギスモドキ コヤリイシモチ 等と
同様に、日中は洞窟などの穴奥深くに隠れているテンジクダイです。

吻部は尖り眼上部が少し窪んでおり、第二背鰭の基底後端付近の背部にある
黒色斑と白色斑が特徴。

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たまに昼のダイビング中に見かけたりする事はありますが、ターゲットライトを
あてただけですぐに引っ込んでしまい、画像に納めるのは先ず無理ですが、
ナイトダイビングでは寝ぼけているのか動きが鈍く、何とか撮影が可能です。

テンジクダイフェチの自分にはたまらない、洞窟系のテンジクダイです。

2008年07月15日

●ミナミフトスジイシモチ

本日は、自分が大好きなアポゴンの中でも、ちょっと地味めのアポゴンさんの
報告です。

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ミナミフトスジイシモチ  学名 Apogon nigrofasciatus
撮影 2008年7月:柏島 -12m 大きさ80mm 
英名 Blackstripe Cardinalfish
生息域 神奈川県以南。台湾 ~ 中西部太平洋域など

淡褐色の体色に光沢気味の白くて細い縦縞が大きな特徴で、ひと目でその他の
テンジクダイと区別ができます。
単独でいる事が多く、日中はほとんど岩穴の奥などに隠れ潜んでおりますので、
あまり観察できません。

また幼魚の時は、白くて細い縦縞が、黄色く発光しているようにも見えます。

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と書いたように、今回の観察はサンセットの時間帯。
日没後にエントリーをして、水中が真っ暗闇になる少し前の時間帯で観察が
できました。
さすが、アクアスのやっちゃん、自分の好みを良く知ってらっしゃるようで、
ほらっ、て感じで紹介して下さりまして、思わず刺さってしまう自分でした。

セブあたりでは普通種のようですが、伊豆や南紀でもどちらかといえば季節
来遊魚のひとつで、自分的には観察出来て大喜びの生物でした。

2008年07月01日

●ヤミテンジクダイ

昨日も少し書きましたが、アクアスのやっちゃんを 約30分も近くで待たせて
しまったほど、突き刺さってしまった生物の報告です。

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ヤミテンジクダイ  Apogon semiornatus
撮影 2008年6月:柏島後浜 -7m 大きさ50mm 
英名 Obliquebanded Cardinalfish
生息域 三宅島、千葉県以南、インド洋~西部太平洋、北部オーストラリア
     東アフリカ、紅海 ~ フィジー、

生息範囲は広いのですが、基本的に光を嫌う生物なので岩礁域の穴の奥から
ちよろちよろ出たり入ったりしています。
名前の通りヤミが好きみたいで、自分的に言えば暗黒の理力(フォース)ずき?

ターゲットライトさえ嫌う生物なので、撮影にはかなり苦労しましたよ。

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今回の柏島、最初にやっちゃんから、「マンぶーンさんの見たいリクエストは?」
と聞かれて、「ヤミテンジクダイと、ヘネシーの梅酒 」と思わず答えた自分。

アポゴンフェチの自分としては、昔から、たったひと目でもいいから、見たくて
しょうが無かったテンジクダイでして、最近のアクアスさんのデイリーを毎日見て
いて、見れるかな~と思ってリクエストしてみたところ、割といつでも見られる
生物らしいです。

これだけ柏島に通ってるのに、おバカな自分は全く知らない事実でした。
見たい生物は旬でなくても、キチンと伝えておかないと行けませんね~

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と言う事で初日から、やっちゃんはいたるポイントで捜してくれました。
いつもいつも、自分達ゲストの為に頑張って下さり、有り難いことです。

初日も紹介していただきましたが、深場に潜って浮上の途中でしたので、
その時は粘る事はムリでした。
ともかく、なかなか穴の奥から出てこない生物なので、粘らないと綺麗な
写真は撮れません。

結局、この写真は全て2日目の後浜で粘って撮ったものですが、自分が
OK出しをする、全ての鰭全開の図鑑ヨコ画像は撮れませんでした。
こいつも、次回の宿題ですね。

ところで今回、久々の柏島でのナイトダイビングでは、他にも初観察の
テンジクダイを観察出来ました。
かなりのSpなので、現在、質問中です。
判明次第、報告させていただきますので、アポゴンフェチの方、ぜひぜひ
ご期待あれ~。

2008年06月22日

●キンセンイシモチ

約二ヶ月ぷりの串本も、水中は抱卵と幼魚があちこちで観察出来ました。

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キンセンイシモチ   Apogon properuptus

撮影 2008年6月:串本 備前 -16m 大きさ50mmぐらい
英名  Goldstriped Cardinalfish
生息域 千葉県以南 ~ インド洋、西部太平洋域など

先日の三保では、抱卵中の コスジイシモチ ネンブツダイ キンセンイシモチ
等を沢さん観察しましたが、あいにく透明度が悪く良い写真が撮れませんでした
ので、今回の串本では、ちょっとそんな生態系の観察を期待してました。

しかし串本は、三保より抱卵の進行具合は遅い様でして、抱卵中の姿の観察が
できたのは少なかったです。

20080621aaa.jpg

そんな中、観察出来た少ない個体のひとつの口元アップ画像です。
まだまだ育児中の様子ですね。

予定では、次回のダイビン゛クは柏島。
あこがれの ヤミテンジクダイ イナヅマヒカリイシモチ など、もっと色んな
生物の口内保育の画像を納めてきたいものです。

2008年06月13日

●コヤリイシモチ

先日の UEFA EURO2008 の チェコ対ポルトガルですが、両チームともに
観客席は赤色で、どっちがどちらの応援席なのか判りにくかったですね。
選手のユニフォームと一緒の様に、ファンもアウェイカラー。
な~んて、無理でしょうね。

本日は、なんと一ヶ月以上も報告をしていなかった、大好きなアポゴンの
報告です。

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コヤリイシモチ   Apogon caudicinctus
撮影 2008年4月:PALAU -16m 大きさ30mmぐらい
英名 Rapa Cardinalfish
生息域 小笠原諸島、奄美諸島以南~中部太平洋域など

観察したのは、ナイトダイビングでの洞窟の中でした。
日本のダイバーの必需品、山渓の「日本の海水魚」によると、" サンゴ礁の
岩礁域に棲息し、岩棚や洞窟内に潜む。特徴は背鰭の第2、3棘が鋭く長い、
体色は透明感のある桃赤色で、背部や尾柄部は他に比べて濃色 " と、
あります。

koyariishimochi20080413b.jpg

このタイプのテンジクダイ、 リュウキュウイシモチ コミナトテンジクダイ
オグロテンジクダイ 、みんなよく似ており区別が難しいところですが、最終的に
透明感のある体色で、 コヤリイシモチ とさせて頂きました。

違ってたら、ゴメンなさい。

2008年05月03日

●パラオ特訓報告12 ミスジアカヒレイシモチ

このサイズになると、幼魚様と言うよりも、稚魚ちゃまです。

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ミスジアカヒレイシモチYg   Apogon trimaculatus
撮影 2008年4月:PALAU -16m 大きさ20mmぐらい
英名 Three spot cardinalfish
生息域 奄美大島以南~西部太平洋域、インド洋など。

図鑑等によると、日中は珊瑚外縁の岩穴などに隠れていて、夜になると行動し
甲殻類を捕食しているそうです。

misujiakahireishimochi%2020080412c.jpgmisujiakahireishimochi%2020080412b.jpg

今回も内湾のナイトにて、サザンマリンダイバーズの ぢろーさんから紹介して
貰いました。
しかも最初は、写真上左の様に白い砂地に居たのですが、撮りやすい様にと
何も言わずに、さりげなく落ち葉の上に自然に誘導され、バックに色が着いて
撮りやすい様にしてくれました。

やり過ぎの演出でなく、フォトダイバーの気持ちが よぉ~く判ってくれている
にくい演出のガイディングです。

これだけ透明な生物を白い砂地の上で撮すのは、露出合わせが非常に難しく、
かと言って生態行動上で有り得ない様な所に移動させるのでなく、やはり、
今回の様な枯葉とか、腐った木の板あたりが自然らしく適切だと思います。

こんなアシストをさりげなくしてくれる所が、アカデミックな生物知識の豊富さ
だけでなく、自分が尊敬しているところです。

そして困った事に、このぢろーさん、もうすぐサザンさんを退職されてしまいます。
本人がサザンさんのHPで発表されましたので、ここに書いてもいいかと。
あと一ヶ月ぐらいと思われますので、ガイドして貰いたい方は、早急にパラオに
行って、サザンさんで潜ってきて下さい。

2008年05月02日

●バラオ特訓報告11 ナミダテンジクダイ

さて今日も旅行編と思いましたが、旅行編は長文なので作成に時間がかかって
しまいます。
GW気配の世間と違って、この時期は月末月初の仕事に追われておりまして、
今日は短めに、生物編にさせていただきます。

namidatenjikudaiYg%202008041b.jpg
ナミダテンジクダイYg   Apogon savayensis
撮影 2008年4月:PALAU -10m 大きさ20mmぐらい
英名 Gray cardinalfish
生息域 奄美大島以南~西部太平洋域、紅海、GBRなど。

こちらも内湾ナイトでの観察です。
成魚は目が大きいのが特徴ですが、幼魚だとここまで大きいのか。
とにかく ぢろーさんから紹介された瞬間から釘付け状態になってしまいました。

やっぱり、テンジクダイ系は可愛くて、ええですね~♪
一時期、シリーズとして紹介していた "幼魚様たち" ですが、"稚魚ちゃまたち"
シリーズを作ろうかと思った次第です。

でもそんなシリーズやっちゃうと、更に変態ダイバーがパワーアップしそうだし、
う~んと考え中です。

図鑑などによるとサンゴ等の奥に隠れ住むと書いて有り、確かに以前観察した
成魚はそうでしたが、今回の幼魚は砂地を漂っておりました。
まだ幼すぎて住まいが決まってないのか、はたまた昼間は住みかに隠れてて
夜になるとフラフラと動き出すのか?

実は、この ナミダテンジクダイ 自体、自分は今までパラオでしか観察した事が
ありません。
生息域からすれば、2回しか行ってない奄美大島や、1回しか行ってない西表島、
そして今回で10回目のパラオ。
まぁ、パラオでしか見ていないって当たり前の事かも知れませんね

2008年04月28日

●バラオ特訓報告 その9 モンツキイシモチ幼魚

ほほほほほほほ~~♪
フェラーリ、2戦連続の1-2フィニッシュ!!

今年のF-1もいよいよヨーロッパラウンドになりましたが、我が王者フェラーリは
絶好調にて、キミライコネンもこれでフェラーリに載ってから、驚異の勝率5割
です。
かずき君も今期F-1デビューで2度目の入賞と、自分にとって大喜びの嬉しい
週末のスペインGPでした。

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モンツキイシモチYg   Apogon melas
撮影 2008年4月:PALAU -20m 大きさ20mmぐらい
英名 Black cardinalfish
生息域 南日本~西部太平洋域、オーストラリア北部など。

サザンマリンダイバーズの ぢろーさんから水中で紹介されましたが、幼魚と
言うよりも、小さすぎて稚魚の世界です。

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ぢろーさんのスレートペンの先っちょの大きさと比較すれば判ると思いますが、
このサイズで、しかも下半身は透明なので余計小さく感じます。

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モンツキイシモチの成魚の体色は全身黒茶色で、名前から想像される様に、
第二背鰭と臀鰭に大きくな斑紋がある姿ですが、まさか幼魚がこんな体色とは
知りませんでした。

成魚自体は過去に何度か観察しておりますが、地味な色の上、バカでかくて、
さほど綺麗じゃない事から、今までまともに撮した事がありませんでしたが、
色々な種の各ステージの姿収集を考え、次回の観察時には真面目に撮影を
してみます。

それにしても、成魚に比べてあまりにも可愛いすぎるのは、何なんでしょう?

2008年03月04日

●クロホシイシモチ (ナイトバージョン)

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クロホシイシモチ (ナイトバージョン)  Apogon notatus
撮影 2008年1月:紀伊大島 須江 白野  -8m 大きさ70mmぐらい
英名 Spotnape cardinalfish
生息域 千葉県以南 ~ 台湾、フィリピン、バリ、コモド、PNGなど

今年の1月に紀伊大島須江の白野ビーチで潜った時の事ですが、やけに目立つ
ピンク色をしたテンジクダイを見かけました。

何だろうと思いながら、ダイビング後に図鑑と撮した写真を照らし合わせたところ、
なんといつも何処でも見かける クロホシイシモチ でした。

kurohoshiishimochi20080105b.jpgkurohoshiishimochi20080105c.jpg

上の3枚の写真は、全てストロボの調節を失敗したので、ソフトで明るめに仕上げた
為に、ちょっと見にくい写真で申し訳ありませんが、本物はもっとピンクが濃かった
ですよ。
睡眠中の外的から身を守る為に、昼間と異なる体色に変化しているのでしょうが、
これだけピンクだと返って目立つのではと思うくらいでした。

kurohoshiishimochi20070609.jpg
撮影 2008年1月:大瀬崎 湾内

図鑑で調べた後に、違うポイントで昼間撮した写真と比較してみると、うっすらした
ピンク色が有りました。

本当の普通種だけにいつも見逃しがちの生物ですが、そんな普通種でも昼と夜と
では結構体色が違いますので、次回のナイトでは普通種もいっぱい撮る事に
してみます。

2008年02月16日

●クロイシモチ

kuroishimochi%2020080210a%20.jpg

クロイシモチ   Apogon niger
撮影 2008年2月:紀伊大島 須江 内浦  -18m 大きさ40mmぐらい
英名 Black cardinalfish
生息域 千葉県以南 ~ 台湾、南シナ海など

写真の黄土色タイプとは別に黒色タイプもありますが、黄色タイプは体全体の
形が頭でっかちの性も有るのか、まるで " 鯛焼き " ですよね。
タイヤとか空き瓶、空き缶などにいつも隠れる様にして漂ってます。

kuroishimochi%2020080210b%20.jpg

須江の内浦では、上の写真の様に ミジンベニハゼ と一緒にいたり、時には
クルマダイ の巣に入り込んでたりとか、いつも内浦のスター達と一緒にいる
せいか、多くの方の写真に撮されている隠れた内浦のモデルです。

上の写真には本当は ミジンベニハゼ がペアで住んで居るのですが、この時は
喧嘩でもしたのか、なぜか1匹が隣の空き缶に移動しておりました。
そんな残された1匹を元気づけようとしているのか、素敵な笑顔をしておりますね。

2008年02月06日

●ヒトスジイシモチ

予定では、本日は2週間振りのファンダイビングの予定でしたが、一昨日の夜に
欲望に負けて、ここしばらく咳き込んで居た為に続けていたカレー断ちを破って
しまったせいか、昨日は咳が悪化しましたので、本日は仕事に変更です。

hitosujiishimochi20080106a.jpg
ヒトスジイシモチ   Apogon frenatus
撮影 2008年1月:紀伊大島須江 内浦 -12m 大きさ50mmぐらい
英名 Bridled cardinalfish、Spur-cheek cardinalfish
生息域 三宅島、和歌山県、高知県、奄美諸島以南~インド・太平洋域、
     紅海、東アフリカ、フレンチポリネシアなど。

とにかく地味なテンジクダイの一種ですが、自分の様なテンジクダイ・フェチに
してみれば西伊豆では滅多に観察が出来なくて、たまに南紀辺りで観察が
できると、思わずいつもパシャパシャと撮ってしまいます。

サンゴ礁や岩礁域などで、昼間は岩穴の中などにじっと隠れている事が多く、
近縁種の ユカタイシモチ との違いは簡単で、尾鰭の付け根近くの黒い斑紋が、
黒い体測線の延長線上にあれば ヒトスジイシモチ で、体測線の延長線上より
上部に有れば、 ユカタイシモチ です。

hitosujiishimochi20080106b.jpg

内浦では、エントリー口から南方向の、テトラポット下のゴロタの砂地近辺を
覗いていけば、 イシモチ 等の多くのテンジクダイ系が複数で泳いでいるのとは
違って、わりと単独でいますので、気になった方は一度捜してみて下さい

2007年12月13日

●秋のパラオ合宿報告(21) バンダイシモチ

今週もですが、急遽、本日は休日になりました。
12月は何せ土日の休日が取れないので、平日でスケジュールが空いた日に
休日にしております。
本当なら14連勤の予定だったのが、5連勤、休日、8連勤、3連休に変更となり
楽チンになりました。

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バンダイシモチ  Apogon bandanensis
撮影 2007年11月:PALAU マリンレイク -5m 大きさ約50mm
英名 Banda Cardinalfish
生息域 奄美諸島~西部太平洋、北西オーストラリア、インドなど

セントカーディナルや、マリンレイクでナイトダイビングをすれば、まず100%の
確率で観察できます。

自分はパラオで150本以上潜っており、その内で、マリンレイクは10本ほど
潜ってますが、全てナイトダイビングです。
なので昼間のマリンレイクって知らないのですが、昼間のセントカーディナルでは
観察したことがないので、ひょっとしたら日中は岩の奥などに隠れていて、夕方や
夜しか出てこないのかも知れません。

学名が bandanensis ですから違うとは思いますが、だからバンダなのかも?

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写真は単独で写ってますが、実際は10匹程度が群れをなして漂ってます。
泳いでいると言うより、常に全ての鰭を全開にしてボ~~ッと漂っております。

で、その内の綺麗な個体を狙ってライトを当てると、その時だけスス~っと
動いて離れますので、離れて単独になった時に撮しております。
動きがスローでとっても撮しやすいので、皆さんもナイトした時には狙ってみて
下さい。

それにしても、この子達、鰭を閉じる時はあるんでしょうか??

2007年12月09日

●秋のパラオ合宿報告(17) ギルバート・カーディナルフィッシュ

今回はじめて一緒に潜った、マイミクのちびっ子さんが既に綺麗な写真の報告を
されておりました。
自分はと言うと、同じ環境で撮していながらライティングに失敗した写真ばかりで、
今回は証拠写真と言うことで報告させていただきます。

なので、写真はダメダメなのばかりで、すみません。

girbertcardinalfish20071118ab.jpg
ギルバート・カーディナルフィッシュ  Apogon gilberti
撮影 2007年11月:PALAU セントカーディナル -7m 大きさ約50mm
英名 Gilbert's Cardinalfish
生息域 フィリピン、パラオ、西インドネシア、北西オーストラリアなど

ぱっと観は ウスモモテンジクダイ に似てますが、上手くライトが当たれば、
ブルーのラインと青っぽいお腹がとても綺麗です。
なのに撮す人間がダメだとこんな写真ばかりで、折角の特徴が判りません。

girbertcardinalfish20071118bb.jpggirbertcardinalfish20071118cb.jpg

と今回は写真はダメでしたが、不思議な嬉しさがありました。

自分は約2年程前に発刊されたダイビングワールドにサザンマリンダイバーズ
ぢろーさんが載せられた ギルバート・カーディナルフィッシュ の写真記事を観て、
それまでテンジクダイの中で、一番好きだった イトヒキテンジクダイ よりも綺麗な
このテンジクダイに、速攻で、ひと目惚れしちゃいました。

それで次にパラオに来た時にサザンマリンダイバーズさんにリクエストしてみると、
どうやらそれは ブルースポット・カーディナルフィッシュ の名前を編集社の方が
間違えて載せたらしく、名前はともかくこれが観たいと、ずう~っと ブルースポット・
カーディナルフィッシュ
をリクエストしており、先日報告済みの様に、やっと今回、
マッドシティで初めて観察できた次第です。

でも、それでは ギルバート・カーディナルフィッシュ とは、どんなテンジクダイ
なのかと聞いてみたところ、セントカーディナルに居るよって聞いたのが、前回の
パラオのダイビングを終えてからでした。

なので今回教えて頂き、写真に撮ったわけですが、実は、今回はじめて一緒に
潜ったマイミクのちびっ子さんも、同じ様な思いだったらしく、何とも不思議な話し
ですね。

次回のパラオでは、この2種類のカーディナルフィッシュの満足できる写真を撮る
事が、自分にとって大きな宿題になってしまいました。
もっとも、他にも宿題は山ほど有りますけど・・・・・とほほ。

2007年11月25日

●秋のパラオ合宿報告(3) ブルースポットカーディナルフィッシュ

本日もマッドシティからの報告にて、ここ数年見たくてたまらなかった生物です。

過去にはサザンマリンダイバーズさんの桟橋前に沢さん生息していたそうですが、
自分が興味を持った頃には居なくなっており、一度だけ沢さんの イトヒキテンジク
ダイ
の中に1匹だけ混じってるのを見たことはありましたが、ようやく撮影する事が
できました。
しかも、こんなに沢さんの数で。

生息数の多さは、 mixi の動画をご覧下さい。

bluespotcardinalfish20071121f.jpg
ブルースポットカーディナルフィッシュ  Apagon nitidus
撮影 2007年11月:PALAU マッドシティ -2m 大きさ40mmぐらい
和名無し
生息域 インド洋、モザンビーク、セイシェル、西部太平洋、台湾、南中国

ブルースポットカーディナルフィッシュ は、種類が多いテンジクダイ系の中でも、
自分が、いちばん綺麗だと思う生物です。
特に腹部の黄色+青色のコンビネーションに赤い腹鰭の組み合わせは、まるで
宝石の様ないでたちで、光の当たり方次第では青いスポットが更に輝きを増し、
淡水魚に似た透明感の有る綺麗さを感じます。

bluespotcardinalfish20071121d.jpgbluespotcardinalfish20071121a.jpg

昨日まで報告してきた生物は、同じマッドシティでも南側に生息している生物達で、
水底の泥がすぐ舞い上がる環境下での監察報告でしたが、この ブルースポット
カーディナルフィッシュ
は、北側のユビエダハマサンゴや、トゲエダコモンサンゴ
等の群生群に生息しており、マングローブの泥が流れ出る環境でも、比較的に
透明度は保たれた環境で生息しております。

各サンゴも大きく、日中は他のスズメダイ系とサンゴの上部で生活している事が
多いので、下からあおる体制で、上に太陽を入れて撮すワイド写真は結構いける
のではと思われます。
もっとも自分には、芸術的な写真のセンスが乏しいので不可能ですが。

bluespotcardinalfish20071119c.jpg

やっと会えた、やっと撮せた。
自分が今回のパラオで、いちばん撮したかった生物の報告でした。

2007年08月14日

●真夏の串本は幼魚でいっぱい(5)オオスジイシモチ

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オオスジイシモチYg  Apogon doederleini

先日ご紹介しました キンセンイシモチYg のバックに写っていたサカナさんです。

ここに載せる為に過去に撮りだめた写真を捜してみましたが、意外な事でしたが
成魚の写真を撮っておりませんでした。
いろんなところで観察をしてますので、てっきり撮っているものと思ってまして、
自分自身が、えぇっ~? って感じです。

多分、今度観察できた時には、一緒に潜る方があきれてしまうぐらい、ずうっ~と
撮影していると思われます。

成魚の特徴は、縦縞が5本で尾柄部に眼径大の黒斑が有ります。
昼間はサンゴの隙間などに隠れてますが、夜になるとフラフラと泳ぎ出すので
ナイトダイビングでは、ぼぉ~っした姿をよく見かけます。 

oosujiishimochiYg20070807c.jpg

実は オオスジイシモチ は、雄が絶食を続けながらガリガリに痩せてまで、口の
中で子育てをします。

これ自体は子孫を残す為の美談なんですが、時にはその我が子を食べてしまう
雄もおります。
こういった共食いの行為をカニバリズムと言いますが、親が自分の子供を食べる
共食いは、フィリアルカニバリズムと言うそうです。

詳しい事を知りたい方は、魚類の社会行動〈1〉を、読んでみて下さいね。

2007年08月11日

●真夏の串本は幼魚でいっぱい(2)キンセンイシモチ

本日も先日潜った、真夏の串本からの報告です。
このブログを読まれてられる方は、自分がハゼ好きなのが判ると思われますが、
実は、隠れテンジクダイ・フェチなんです。
なので、本日紹介の生物を見つけた時は、水中でキャーキャー物でしたよ。

kinsenYg20070807a.jpg
キンセンイシモチ  Apogon properuptus

大きさは約10mm、おそらく今年の夏に産まれた子供と思われますが、なぜか
10匹程度の オオスジイシモチ の群れに1匹だけまざって泳いでおりました。

kinsenYg20070807b.jpgkinsenYg20070807c.jpg
最初に観察した時は、1匹だけ色彩変体個体かと思い大喜び~。
しかし、撮影後に図鑑で確認したところ キンセンイシモチ の幼魚と判明。

成魚は全身が金色色ですが、おそらく産まれた時は白黒の色彩で、下半身から
金色に色彩変化をしていくのでしょうか。

kinsenYg20070807d.jpgkinsen20070707.jpg
左上の写真は以前に串本で撮した成魚、右上の写真は今年7月の始めに柏島で
撮した写真です。
口の中に、わずかに見えるオレンジの物体が卵です。

いつになるかは判りませんが、今回観察できた幼魚よりも更に若い幼魚や、
生まれ立ての姿が写せれば、もう少し詳しい色彩変化が表現できるでしょうね。

いつまでも、課題は山積みの様です。

2007年06月11日

●アカオビハナダイ(2)

先週末の土曜日、大瀬崎の2本目も先端で潜って参りました。

最近は、大瀬に来たならハナダイと、先端ばかりで潜ってます。
1本目は浅場で ナガハナダイ を観察しましたが、2本目は アカオビハナダイ
観察に行きました。

20070609eb.jpg20070609ec.jpg
20070609ea.jpg

結果は、前回よりもいい写真が撮れました。
このところハナダイを撮り続けてきたせいか、我ながら撮り慣れてきたような
気がします。

とりあえず、これで国内のハナダイ撮影練習は終了。
いよいよ、来週末はパラオのシアストンネルで、魅惑のハナダイの撮影です。
練習の成果が発揮できると良いのですが。

20070609fa.jpg20070609fb.jpg
前回、先端で潜った時に口内保育はまだの様子と伝えた コスジイシモチ ですが、
今回はあちらこちらで、お口がパンパンに膨らませて降りました。
なのに クロホシイシモチ は、前回と同じくカップル姿は沢さん観察できるのですが、
口内保育はまだまだでした。

さて本日も、昨日の ナガハナダイ の動画に続いて、イクシィ900ISで映した、
アカオビハナダイ の動画です。
時間がある方は、 Mixi にアップしましたので、こちらも見て下さいね。

2007年01月06日

●2006年の失敗作 その3

oosujiishimochi200601.jpg

好評 ( 自分だけ?) の、2006年の失敗作シリーズ。
3回目の紹介は オオスジイシモチ です。

自分にしては珍しく、図鑑写真でなくアーチックに撮した写真です。
大瀬崎の湾内にて、マイクロ60mmを使ってイソギンチャクをバックに綺麗な
イメージを心がけて撮影しました。

出来る限り全てのイシモチが同方向を向いた瞬間を、被写体深度を深くして
撮影したつもりが、うかつにも露出F9で撮っておりました。
結果、全てのイシモチにピンが合った写真は0枚でした。
しかも全てのイシモチが同一方向を向いた写真も0枚。

1枚の完成された写真を撮るには、バディ達とはぐれる心構えを、してでも
粘る必要がありそうです。
でも単独潜水はお勧め出来ないので、ガイドさんを独り占めできる平日の
ダイビングが、良い写真への一歩と思います。