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2009年03月19日

●イッポンテグリ

昨日、マリンアクアリストの51号が届きました。
久々の海岸通信は、ぢろー所長のエスペランス発信、拓ちゃんのエキオドンの
報告、高瀬さんのIOP発信など、今回もさかなヲタクにとって情報いっぱいです。

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イッポンテグリ 学名 Dactylopus dactylopus
スズキ目 / ネズッポ科 / イツポンテグリ属
撮影 2009年3月:沖縄 レッドビーチ -10m 大きさ150mmぐらい
英名 Fingered Dragonet
生息域 駿河湾、琉球列島以南 ~ 東部インド洋、西部太平洋域など

比較的浅い水深の泥砂底に棲息してます。
腹鰭の鰭条の最初の1本が指のように離れており、他のネズッポ科の生物と
比較して、第1背鰭起部が細く伸長している事で本種と識別できます。
いつもは上記の指の様なもので、這い蹲って歩いてると言った感じで移動して
ますが、驚異を感じるや全ての鰭を全開にし、ビュ~~んと飛ぶ様に動きます。

上の画像は、そんな飛んでゆく時の姿です。
ただし普通のサカナと違って、そのままぐいぐいと泳ぎ去って行くのでは無く、
少し先に移動して逃げるって感じですね。

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ipponteguri%2020090314e.jpg

昔から会いたかった生物のひとつでしたが、第一印象は 「デ、デカイっ!!」
今まで出現情報を元に出かけて行っては、自分はいっつも見られない生物の
ひとつで、せいぜい 50~60mm位と思っていました。

「1個体見たなら、あと2個体近くに居るはずですよ」と、 潜水案内の285さんが
言うくらい、ここでは普通種みたいですね。
確かに、エントリー前のブリーフィングでも名前は上がりませんでしたしね。

完全に育ちきった成魚サイズなので、105mmでいつもの全鰭全開横ピン姿の
図鑑写真を撮るには、かなり離れなければならず、結局、今回の様な光の少ない
ピン甘のダメ写真しかムリでした。

このレッドビーチ、次回は105mmと、60mmのデジイチ2個持って入りたいです。

2008年10月03日

●レッドバックドラゴネット

本日は、またまた自分自身、初観察の生物報告です。
今年は5月以降、ほぼ1ヶ月に1度は柏島へ出張しておりますが、毎回、初観察の
生物に出会えます。

ホントに凄い海です、柏島。

redbackdragonet20080925b.jpg
レッドバックドラゴネット  Neosynchiropus morisoni
撮影 2008年9月:柏島 -16m 大きさ約30mm
英名 Redback dragonets
生息域 八丈島、西表島、インド洋、西部太平洋域など。

このマニアックな生物をご存じの方なら、上記の水深を見られて「うっそ~」と
思われるかも知れませんが、本当なんです。

八丈島やパラオでは、浅くても水深-50mぐらい、7月に柏島で見れてた時も
-50m近かったんですが、今回はなんと衝撃の-16mです。

redbackdragonet20080925a.jpg

とエラそうに書きながら、実はエントリー前のブリーフィング時に ぢろーさんに
「パラオで紹介してませんでしたっけ?」と説明される迄は、レッドバック?
スズメダイだったかな?と全然違う想像をしていて、特徴の話しを聞いてみて
あっ赤クロのテグリだと思い出した次第でした。

他のゲストの方達と交代で撮影し、結構、枚数は撮ったつもりでしたが、後から
確認するとたったの10枚だけ。
これでは良い写真が撮れる訳無いですよね~。

2008年07月17日

●コウワンテグリ

昨日、近畿地区と中国地区が梅雨明けしたそうですが、中部地区の梅雨明け
宣言は出ませんでした。
毎日、毎日暑い日が続き、我が名古屋市天白区でもセミも鳴き始めましたので、
そろそろ明けてもと思いますが、大気がまだ安定しないんだそうです。

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コウワンテグリ  学名 Synchiropus Ocellatus
撮影 2008年7月:串本 KDPビーチ -5m 大きさ約20mm
英名 Ocellated Dragonet
生息域 南日本の太平洋側 ~ インド洋、西部太平洋域など

岡田彌一郎博士らが、日本の初記録として沖縄島の浦添市小湾で採集され、
小湾てぐり(かうわんてぐり)と命名されたそうです。 

ちなみに「てぐり」とは、ネズッポ科の生物が、てくてくと歩く様に泳ぐことから、
こう呼ぶようになったと言われております。

kouwanteguriYg%2020080705b.jpgkouwanteguriYg%2020080705c.jpg

これは自分だけかも知れませんが、串本では夏になると見かける様な気が
します。
一昨年に同じく、串本ダイビングパーク前ビーチで観察した時も季節は夏の
初めでした。

と言う事で、自分にとっては夏を感じさせてくれる生物のひとつです。

2008年04月10日

●ヤマドリ

本日も、またまたみどり~い下手くそな写真でスミマセン。
何せカメラのセッティングがダメダメだった上、更に大ボケかましてRAWデータを
全て消してしまったので、JPEGからの加工です。

なので得意のフォトショップ様も、力を発揮してくれておりません。

yamadori20080405b.jpg
ヤマドリ   Neosynchiropus ijimai

撮影 2008年4月:安良里 黄金崎 -14m 大きさ40mmぐらい
生息域 北海道積丹半島~長崎県、伊豆半島など

西伊豆に潜りに来ると、割とどのポイントでも良く見かけますが、南紀ではあまり
見かけない気がします。
更に柏島では、 ミヤケテグリ や、 コウワンテグリ の方がよく見る様に思えます。

yamadori20080405a.jpg

この写真ではビタッと閉じてる黄色い背鰭が全開したところを、いつかはバチッと
撮したいのですが、いままで閉じたところとか観察出来ておりません。
魚類全般の行動と同じで、求愛行動かオスどうしの戦闘モードの時だけ全開に
成るそうですが・・・。

ところで、ネズッポ科のネズッポとは何なんでしょうか?
疑問に思って、当文章を作成する時にいろいろ調べてみましたが、手がかりは
ありませんでした。
更に、普通なら〇〇ネズッポと言う名前が有っても良さそうなのに、なさそうだし
何故なんでしょう??

2007年09月13日

●幼魚様たち(14)コウワンテグリ

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コウワンテグリ  Neosynchiropus ocellatus
撮影 2007年8月:柏島勤崎 -7m 英名 Ocellated dragonet 

勤崎での安全停止時に、スズメダイ系の幼魚との格闘の連続に疲れはてて
いた時に、一緒に潜ってられたゲストの方が小石をはぐって見つけてくださり
ました。

大きさは約7mm、自分にとってこの種の幼魚に出会ったのは昨年の串本に
つづき、人生2度目の事、
ふたたび、自分の撮影格闘モードのスイッチがONになった事は、言うまでも
ありません。

生息域は、南日本の太平洋側~インド・西太平洋域。
岩礁域の岩の隙間や、砂底の岩の上あたりに生息しております。

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ミヤケテグリ  Neosynchiropus moyeri
撮影 2007年9月:柏島勤崎 -5m

コウワンテグリ の成魚のいい写真がなかったのですが、背鰭が開いて無いと、
ミヤケテグリ と、ほぼ区別がつかないので、代わりに載せときます。

こちらの名前の由来は、あの有名なモイヤー先生が伊豆の三宅島で発見された
からで、学名もモイヤー先生の名前になってます。
生息域は、三宅島、伊豆半島、柏島、琉球列島と日本の固有種です。

こちらの幼魚を撮していれば、簡単な説明でしたのに・・・・・・。

2007年07月05日

●アカオビコテグリ

ずうっとパラオ合宿報告が続いておりますので、たまには違うポイントからの
報告をさせていただきます。

今回は、先々週末に かじきあん ツアーで潜ってみた伊豆大島からの報告です。

20070705aa.jpg
アカオビコテグリ  Neosynchiropus rubrovinctus
残念ながら、おもいっきし後ろ姿

伊豆大島ではハナダイ撮影の予備知識だけで来てしまった今回のツアーですが、
6月~7月の今の季節が アカオビコテグリ の産卵シーズンらしいです。
とあれば、こりゃあ見ない手はないぞと、産卵は暗くなる直前に行われますので、
本日のナイトダイビングは、サンセットダイビングに変更です。
夏至前後の今の時期は、暗くなるのが遅くてナイトダイビングは19時過ぎから
エントリーが普通ですが、早めに18時20分にエントリーしました。

実はこの5日前の月曜の夜、パラオで ニシキテグリ の産卵を見たばかりです。
( こちらの報告は、後日、パラオ合宿報告をお楽しみに~♪ )
1週間以内に2種類のテグリの産卵を目撃するのは、もちろん始めてです。
まぶしいストロボを浴びせられて、ジロジロ覗かれるテグリ達には、いい迷惑かも
知れませんが、男の性なのか産卵と放精行為を見るのはワクワクします。

ニシキテグリ の産卵の場合は、雄と雌がペアリングし50cmほどホバリングして
から放精しますが、現地サービス グローバルスポーツクラブ のガイドさんから、
事前に アカオビコテグリ は3m以上ホバリングしてから、放精しますので、高く
上がるまで我慢して待ってから撮影して下さいと教えて頂き、撮りたい気持ちを
抑えてからシャッターを切りましたが、1発目は早すぎました。

20070705ab.jpg

タイミングの修正をガイドさんから教えていただき、ホバリングする度に撮影を
繰り返しましたが、ベストな写真はダメでした。
結果は一番上の背中の写真や、すぐ上の横写真ばかりで、望んでいた斜め前
からのペア写真は押さえられませんでした。

初めて観察して、そんなに簡単に撮れるほど、世の中甘い訳はありません。
7月までにもう一度は来れそうにないので、ベストショットは来年以降の宿題に
しときます。

2007年04月04日

●ニシキテグリ

マイミクの方が、 ニシキテグリ に出会えて感動された話しを読んでいて、昔、
このサカナをペアで飼っていた事を思い出しました。

自分が初めて、このサカナに出会ったのはマブールでした。
その時にサンゴの奥に隠れたばかりで、いい写真が撮れなくて、どうすれば上手く
撮せるかと、我が家の水槽で飼って観察しておりましたが、餌付けが上手くいかず、
一度も産卵せずに天国に旅立たれました。

その後、初めてのパラオで撮影できたのが下の写真です。
20061012h2.jpg
我が家の水槽では一度としてHシーンは見かけませんでしたが、偶然の一発で
この写真が撮れました。

下の写真の左は、去年のパラオで、いざ花嫁捜しに行くぞっと言う気分ギラギラの
姿で、右はこれ又パラオで就寝中の真夜中に突然起こされた姿です。
20060406aaa.jpg20061012j2.jpg

考えてみれば、このサカナを自分は他にも西表島や、奄美大島で観察しており
ますが、マブールも含めてパラオ以外で、まともな写真が撮れておりません。

パラオ以外では、チラチラとサンゴの奥の方当たりで見かける程度ですが、
パラオでは全身が何度でも見られますし、撮せます。

やはり個体数の多さが、撮せる要因のひとつでしょうね。