F-1が大好き中年オヤジの自分が、1年でいち番楽しみなF-1の放送は、年間
チャンピオンが決まるレースでもなく、開幕戦や、伝統のイタリアグランプリでも
有りません。
実は毎年、年末に放送されるその年の総集編が、いち番楽しみなんです。
1年間のレースの歩みと、その年の様々なF-1世界での出来事を、情熱大陸の
ナレーターでおなじみの窪田等さんの声で、ドラマ仕立てに毎年一本の番組と
して仕上げられ、フジTVの地上波と、フジTVのCS放送で放送されております。
ここ近年は地上波で無く、CFが入らないCS放送を録画して楽しんでましたが、
何故か年末に放送された昨年の総集編は、地上波は3時間番組で、CS放送
では5時間番組でしたので、あれっと思いながら両方を録画し、5時間放送から
見たところ、ナレーターが窪田さんの声ではありません。
担当されたアナウンサーの方には誠に申し訳ありませんが、やはりこの番組は
窪田さんの声があってこそ、もう何十年も毎年楽しみにしてましたので、自分は
がっかりして直ぐに見るのを止めてしまいました。
そして、ひょっとしてとの思いから3時間番組を見たところ、窪田さんの声です。
「良かった、今年も同じだ、これなら今年も行ける!」
( この言葉は窪田さんの声でイメージして下さい。
総集編の開幕戦で、窪田さんが良くナレーションをされるセリフです。 )
でもどうして、今までは同じ時間、同じ内容の番組で地上波とCS放送の両方で
放送されていたと思うのですが、今回は違う番組内容にされたんでしょう?
今年の総集編も、窪田さんのナレーションで有る事を祈ります。
さて本日は、今年のカニさん第1話です。

コマチガニ 学名 Harrovia japonica
十脚目 / 短尾(カニ)下目/ ゴカクガニ科 / コマチガニ属
撮影 2008年4月:PALAU セント・カーディナル 水深-8m
大きさ甲長15mmぐらい
英名 Elbow crab
生息域 相模湾以南 ~ インド洋、西部太平洋などに分布。
沿岸の岩礁域の礁斜面や礁湖など、潮通しの良い所に住むウミシダに共生して
生息しております。
甲羅は六角形で、甲の周縁と胸脚は明黄色や白色で縁取られ、甲にも明黄色や
白色の横縞が4本あり、前側縁には平たい2歯と鋭い2歯があります。
近似種の シロスジコマチガニ とは、甲羅の表面部分の起伏が無く平らなのが
シロスジコマチガニ で、 コマチガニ は甲羅の前半が隆起している事で識別が
出来ます。
上の画像では、甲羅の前半部の隆起が判るかと思います。
また名前の由来は、昔はウミシダのことを「コマチ」と読んでいたらしく、ウミシダに
共生しているからそのままを表して、 コマチガニ と名付けられたそうです。


この生物を捜すには、大きなウミシダを裏返す方法が一番簡単ですが、これは
あくまでも自分の感想ですが、実際にはウミシダに共生してるのは、 コマチガニ
よりも、 コマチコシオリエビ の方が多いと思います。
また、ウミシダをひっくり返すと、すぐにウミシダの奥に逃げ引っ込んでしまうので、
裏返すと同時に見つけ、指示棒か何かで隠れない様にしてから撮影します。
でも指示棒などを使いすぎると、勢い余ってウミシダの外へ出してしまい、まったく
自然らしくない写真しか撮れなくなってしまうので、本当はガイドさんか、バディとか
誰か他の方に手伝って貰うと良いでしょうね。