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2010年03月05日

●キュウセンの幼魚

オリンピックをやってた時は、通勤途中や日中の車での移動中は、ずう~っとTVを
見ながら運転しておりましたが、オリンピックが終わってしまった最近ではほとんど
車の中でTV放送は見なくなってしまいました。

安全運転を考えればそれで正解なのですが、でも何だか運転中の楽しみが減って
しまった気がします。

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キュウセン  学名 Halichoeres poecilopterus
 スズキ目 / ベラ科 / キュウセン属

撮影 2010年2月:大瀬崎先端 水深-9m 大きさ 約40mm 
生息域 北海道以南 ~ 九州、朝鮮半島、沖縄を除く東シナ海など。

内湾の浅い砂泥底や、砂底に生息しております。
背面中央と体側面に暗色の太い縦帯が2本あり、この縦帯の内外に点線状の
赤い縦線があります。
これらの縦帯や縦線が計9本あることから、神奈川県三浦地方では雌を求仙
(九仙 )=キュウセンと呼ばれていて、この地方名が和名とされました。
雄は胸鰭後方に暗色斑があり、体色は若干緑色がかります。

明治末期頃までは雌雄を別種として、「アオベラ」、「アカベラ」と呼んでいた
そうです。

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撮影 2010年2月:獅子浜 水深-10m 大きさ 約40mm 

伊豆、南紀、日本海の越前とどこの海でも本種は観察出来ますが、それ故
あまりにも普通種すぎて、真面目に各鰭全開写真を狙ったのは初めてかも
知れません。

久しぶりに獅子浜、大瀬崎と2日続けて潜った事も有り、比較も出来たらなと
連続して撮してみましたが、あまり変わりは無い様でした。

2010年02月22日

●クギベラの幼魚

連日、冬季オリンピックを楽しく見てますが、スピードスケートでは2回走って
良い方のタイムで、スノーボードのハーフパイプは2回飛んで良い方の得点で、
スキーのジャンプは2回飛んで合計、モーグルではただ1回のみと、競技によって
トライアルの差が有るのは不公平の様な気もします。

勿論、それぞれ理由があっての事でしょうが、もしもジャンプが2回飛んで良い
方の得点で争う競技だったなら・・・
昨日は、ついそう思ってしまいました。

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クギベラの幼魚  学名 Gomphosus varius
 スズキ目 / ベラ科 / クギベラ属

撮影 2010年1月:紀伊大島須江 内浦 水深-5m 大きさ 約30mm 
英名 Bird wrasse
生息域 駿河湾以南 ~ 中部太平洋域、インド洋域など。

南紀では、毎年夏以降に浅いサンゴ群落域で、幼魚を普通に観察できる様に
なります。

幼魚の頃の体色は、地色が緑色で2本の黒い縦帯があり、その縦帯の間には
1本の白くて太い縦帯が走り、吻はとんがっている程度ですが、成長に伴って、
くちばしが伸び、体色は雄は全身が青緑色に変化し、雌は体の前半分が白くて
後半分が青緑色で、くちばしの先端上部はオレンジ色に変化します。

南紀での成魚はほぼ雌ばかりで、雄はみかけません、

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浅場で安全停止中の時に、じっくりと撮れる生物です。
ただ動きは素早いので、海が穏やかな時でも上手く撮るのは難しく、海が
荒れてる時には、まず撮れません。

何とか上手く撮ろうと粘っていると、あっという間に10分間なんて事も。

2010年01月19日

●モンツキベラの幼魚

昨日は昨年の11月から実施している、全12回の我社の次世代経営陣研修の
5回目の研修日でした。

毎回6時間の研修にて、我社の未来の役員候補のスタッフを対象に実施して
おりますが、当然の事として、現在の役員は未来の役員候補よりも常に高い
スキルで居る必要が有る為、役員全員に自由に参加させております。
勿論、自分も第1回目から一緒に受講しておりますが、この年代でのビジネス
研修の受講は過去に受けた内容と重なる物が多いだろうな~と思ってました。

ところが、時代の変化は研修内容も進化させている様子にて、内容は自分が
過去に受けてきた研修の思考を改革させる物が多く、もしも受けてなければ
未来の役員候補のスタッフより低いレベルになってそうでした。

あぶない、あぶない、幾つになっても人間は勉強しないと駄目みたいですね。

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モンツキベラYg 学名 Bodianus diana
 スズキ目 / ベラ科 / タキベラ属

撮影 2010年1月:須江 ナギザキ 水深 -16m 大きさ 約40mm
英名 Diana's hogfish
生息域 相模湾以南 ~ 西部太平洋域、インド洋、紅海など

水深が-100m位までの珊瑚礁域や、岩礁域に生息しております。
幼魚の頃は赤茶色の体色に白い無数の斑点が複数列に縦並びしており、更に
胸鰭と尾鰭の各基底部、背鰭の前後端、腹鰭、臀鰭に大きくて黒い眼状斑が
あるのが特徴です。

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幼魚の頃はヤギ類やウミシダ類の周りに居る事が多く、今回もヤギの周りを
ぐるぐる回っておりました。
往復してくれると右、左の構図で写真が撮れたんですが、一方向にぐるぐる
回ってましたので、撮れた写真は全て同一方向を向いた姿ばかり。

ちょっと消化不良の写真になってしまいました。

2009年12月10日

●クジャクベラの幼魚

先日は久々のテクニカルダイビングと言う事で、潜水前にPCソフトで計画を
立てて、ダイコンメインで潜水しました。
1本目は減圧時に80%ナイトロックスにエアーから変えると同時に、ダイコンも
80%に切り替え、その後はダイコンの減圧時間に従ってエギジット。

2本目も同様に減圧時にダイコンを80%に切り替えようとしますが、ありゃりゃ
80%に切り替わりません。
しばらくのブランクで忘れてましたが、今使ってる3つのガスチェンジが可能な
ダイコンは、60分で設定がリセットされてしまうんでした。
それで2本目までの水面休息が60分以上あった為、リセットされてたんです。

結局、事前に立てた計画の時間に従って減圧をしましたが、テックの基本の
バックアップとして、計画タイムをスレートに書いておいて正解でした。

もしも、レクリエーションダイビング中にダイコンが故障したならば・・・
テクニカルダイビングで得られたスキルは、本当に安全に潜れるスキルです。

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クジャクベラYg  学名 Paracheilinus carpenteri
 スズキ目 / ベラ科 / クジャクベラ属

撮影 2009年12月:紀伊大島須江 ナギザキ 水深 -18m 大きさ約30mmぐらい
英名 Pink Flasher
生息域 伊豆大島、伊豆半島以南の太平洋熱帯域。

数年前までは和名はなく、英名のピンクフラッシャーで呼ばれておりました。
水深20m以南の潮通しの良い珊瑚礁域や、岩礁域のガレ場などに生息して
おります。

幼魚は小さい頃はボディに模様が無く、目の上の白いラインが特徴ですが、
成長すると共に白いラインは薄れ、ボディに模様が出てきます。
この個体は、ちょうど模様が出始めたステージでした。

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撮影 2007年3月:紀伊大島須江 内浦 水深 -12m 大きさ約20mmぐらい

南紀で観察できるのは、このくらいのステージ20mm~30mmの大きさぐらい
までです。

水温がほぼ似ている柏島では、フィラメントが立派な成魚が観察できるのに、
南紀で成魚を見るのは本当に希な事で、成魚になると何処か深場へ行って
しまうんでしょうか?

2009年08月07日

●ハナナガモチノウオ

ちょっと今日はローカルなお話しで、すみません。

昨日、仕事中に名古屋都市高速道路を利用しましたが、入り口でETC君が
「530円、ご利用しました」と、アナウンスしてきました。

「うんっ? 530円? 750円の間違いじゃないの」って思ったのですが、どうやら
7月18日から、やっと名古屋都市高速道路も " 社会実験 " とやらの大名目で
土日祝日割引が始まったらしく、今回のお盆期間の特別割引日程のおかげで
昨日も割引だったみたいです。

まぁ会社経費ですので安いに超した事はないのですが、それにしてもETC君の
変な丁寧語、「ご利用されました」か、「利用しました」の間違いでは?

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ハナナガモチノウオ  学名 Cheilinus celebicus
 スズキ目 / ベラ科 / モチノウオ属

撮影 2008年10月:PALAU 水深 -7m 大きさ約150mmぐらい
英名 Celebes wrasse
生息域 和歌山県、奄美大島以南 ~インド洋、中西部太平洋域など。

内湾性の珊瑚礁域の礁湖や入り江など生息しております。
吻が長く、頭部の外郭が眼の付近で窪むのが特徴で、成長した雄には
眼の周りに放射状の橙赤色帯があります。

また、尾柄部に長い黒斑があることも本種の特徴です。

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おそらく普通のダイバーなら、まず撮してみようとは思わないと考えられる種の
ひとつです。
自分も撮した時は、「そう言えば、偶に見かけるけど撮した事ないなぁ~」 と
思って撮影した写真です。

なので、真横どんピシャでなく少し斜めってるは、尾鰭は切れてるはと、
綺麗に撮り直してから報告したかった生物のひとつではあります。

2009年07月30日

●ベニヒレイトヒキベラの幼魚

名古屋は、昨日も雨でした。
天気予報では、明日も、明後日も雨、雨、雨。

まだまだ梅雨は明けそうになく、NEWSでは約16年振りの冷夏になるかも
知れないと伝えてます
例年なら、毎日どぴーかんな晴れ空に夕立と、一年で一番暑い時期ですが、
折角、夏休みに入った小学生達には気の毒な今年の天気ですね。

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ベニヒレイトヒキベラYg  学名 Cirrhilabrus rubrimarginatus

 スズキ目 / ベラ科 / イトヒキベラ属
撮影 2007年9月:柏島 水深 -22m 大きさ約20mmぐらい
英名 Pink-margin Wrasse
生息域 伊豆大島、八丈島、高知県、琉球列島以南 ~
                        PNG、インド洋、西部太平洋など。

成魚は水深20m~60mぐらいの、珊瑚礁域や岩礁域のガレ場、軽石帯などに
比較的、雄が1、2個体に対し、雌が複数のグループで居る姿を観察しますが、
幼魚はほぼ単独で生息しております。

幼魚の体色は淡赤色にて、背部から吻部にかけては黄色、また背鰭や尾鰭の
辺縁は赤色になります。
尾柄部に明瞭な黒斑がありますが、成長と共に薄れてしまいます。

成魚に関しては、 こちらを 参照願います。

beniitohikiberaYg%2020070909a.jpg

先日、いつも自分がお世話になっている ダイビングショップの かじきあん
仕事帰りに寄って、串本のボートポイントを潜った人の写真を見てましたら、
ベニヒレイトヒキベラの幼魚 が写っていて、「へぇ~こんなの見たこと無いし、
撮りに行きたいなぁ~♪」と、思いながら自宅に帰ってから昔の写真を整理して
ましたら、きっちりと 2年前に柏島で撮してました。

ただ真横画像が無いので、ボツ組の写真館に入ってたみたいで。

もう既に1ヶ月近く窒素を体内に貯金していないのに、ここ数年間の利息からか
忘れ物が激しいようで、困りもんです。

2009年07月23日

●カンムリベラの幼魚 その2

本日の報告には、当初、成魚と思っていた画像を掲載しておりましたが、
違う種の間違いと、有り難い御指摘を頂戴しましたので、成魚の画像は
割愛させていただきました。

*******************************

昨日、日本の一部地域で観察出来た皆既日食ですが、「一度、皆既日食を
現実に見て体感すると人生観が変わる」と、多くの方々が仰ってましたが、
どの様に変わるのかは、残念ながら皆さん仰ってませんでした。

瞬時のスピードで風景が暗闇に変わり、水平線や地平線だけが360度明るい
奇妙な光景、その後、瞬時のスピードで昼間の明るさに戻っていく自然界の
脅威と綺麗さはTV番組からも判りましたが、どの様に人生観が変わるのか、
教えて欲しかったものです。

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撮影 2009年5月:沖縄本島 砂辺 水深 -9m 大きさ40mmぐらい 

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撮影 2009年4月:柏島 勤崎 水深 -7m 大きさ40mmぐらい 

カンムリベラYg  学名 Coris aygula
 スズキ目 / ベラ科 / カンムリベラ属
英名 Clown wrasse
生息域 小笠原諸島、相模湾以南 ~ インド洋、ハワイ諸島をのぞく
     中部西部太平洋域など。

珊瑚礁域や岩礁域、またはその周辺の砂磯底域に生息しております。
幼魚の頃の体色は全体が白色にて、体の前半分は小さな黒斑が複数
点在しており、胸鰭から後には背部に赤色の鞍状の大きな斑紋が2個、
背鰭には黒色の大きな眼状斑が2個あります。

成魚の体色は、幼魚とは似ても似つかぬ全身が深緑色で、体側面に
1本の横帯があります。
成長すると1m程まで大きくなり、雄の額はコブ状になります。

2009年07月16日

● ノドグロベラ

先週、約一週間ほど三重県の南にある実家に居ましたが、昼はミンミンゼミや
アブラゼミの鳴き声、夕方になるとヒグラシの鳴き声までも聞けて、こちらでは
すでにもう夏なんだな~と思いましたが、名古屋に帰ってみるとクマゼミの声が
朝から聞こえてました。

名古屋も夏らしくなってきて嬉しい限りですが、田舎と違ってクマゼミの声しか
聞けないのが、毎年の事とは言え、ちょっと寂しいですね。

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ノドグロベラ  学名  Macropharyngodon meleagris

 スズキ目 / ベラ科 / ノドグロベラ属
撮影 2007年10月:GUAM GUNビーチ 水深-8m 大きさ80mmぐらい
英名 Leopard wrasse
生息域 小笠原、三宅島、和歌山県以南 ~ 中部太平洋域など。

珊瑚礁域や、岩礁域の比較的に浅い水深に生息しております。
幼魚や若い雌は串本辺りでも、夏から秋にかけて観察しますが、雄は滅多に
見ません。
因みに上の画像は、雌です。

成魚にしろ幼魚にしろ、どちらも流れに漂っているかの様にフラ~、フラ~っと
泳いでおりますので、撮りづらいベラのひとつです。

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撮影 左2007年10月:GUAM、右2008年5月:柏島 大きさ30mmぐらい

幼魚の頃には、背鰭と臀鰭の軟条部に黄色く縁取りされた眼状斑があります。

右上の画像では判りづらくてすみません。
いつか幼魚が綺麗に撮れたら、再報告させていただきます。

2009年07月05日

●イラの幼魚

やはりアメリカでのマイケル・ジャクソンの人気は、日本では計り知れない
大きさの様で、本当のスーパースターなんだと言う事が、アメリカから届く
連日の報道で伝わってきますね。

自分は年齢的にひとつ違いと言う事や、洋楽好きな事も有ってか、中学、
高校、大学、そして社会人になっても、ずう~っと聴いていただけに、一つ
一つのヒット曲に思い出が被さります。
昨夜から、本日にかけMTVでは、追悼特集番組が何本か放送されますが、
残念ながら生では見れないので、録画して思い出にふける事にします。

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イラの幼魚  学名 Choerodon azurio
 スズキ目 / ベラ科 / イラ属
撮影 2009年6月:紀伊大島須江 ナギザキ 水深 -12m 大きさ30mmぐらい 
英名 Scarbreast tuskfish
生息域 南日本、朝鮮半島南岸、台湾、シナ海など。

沿岸の岩礁域に生息しております。
全体の体色はピンク色にて、体側面に濃暗色と白色の斜めに走る大きな帯が
あります。
雄は成長すると頭部がこぶの様になり、更に老成すると頭部の形が四角形に
なっていきます。

和名のイラとは、性質がイライラしてることから、「苛魚」との意味らしいです。

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実は本種は、いつか綺麗な成魚の写真を撮ってから報告しようと思ってました。
毎年、春~夏にかけて幼魚を撮ってはそう思い、数年間、成魚の綺麗な写真は
いまだ撮れてません。

やはり原因は、ほとんど海に入る時は105mmのマクロレンズを付けてるからで、
本種の成魚の様な大型種は、せめて60mmでないと撮れません。
何度か、デジイチ2台に60mmと、105mmをそれぞれ付けて潜ってみましたが
やはり大きなデジイチ2台を持って泳ぐのは、しんどいし、気も散ってしまいます。

海の中で1台のデジイチ使って、大型種と小さな幼魚を綺麗に撮りたい。
そろそろ、一度、ズームレンズってヤツを試そうかと思ってます。

2009年05月14日

●キツネベラYg その2

冬のスポーツや登山をしない自分が初めて走った、長野自動車道や上信越
自動車道は、まだ雪が残る中央アルプスや妙高山が車窓から見られ、とても
楽しい高速道路でした。

背の高い山々を見ていると、凄く嬉しく思うのは何故なんでしょうね。

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キツネベラYg  Bodianus bilunulatus
 スズキ目 / ベラ科 / タキベラ属
撮影 2009年4月:柏島 後浜 水深-18m 大きさ約20mmぐらい
英名 Saddleback hogfish
生息域 小笠原諸島、和歌山県以南、インド洋、西部太平洋、ハワイ、
      南太平洋など

水深30mぐらいまでの岩礁域や、珊瑚礁域に棲息しております。
頭部から胸鰭後部までが黄色く、その後が白くて尾柄部は大きな黒帯である
のが特徴ですが、成長するにつれその黒帯は後から消えていき、最期には
小さな黒班に変化していきます。

また幼魚の頃は ヒレグロベラ の幼魚によく似ておりますが、黄色い頭部と
尾柄部の黒帯との間が、 ヒレグロベラ の幼魚は模様が有り、尾鰭付け根にも
細い黒帯が有る事で識別が出来ます。

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今回の個体は、今まで自分が観察した同種で一番小さな個体でした。
いつ見てもこの黒パンツは可愛いですが、今回は格別でした。

因みに、今回もノートリミングです。

2009年04月24日

●フタホシキツネベラ

今度の日曜日は、名古屋市長選挙の投票日です。
当日は海況に問題が無い限り、今月2度目のテック講習の予定ですので、
昨日の出勤前に区役所で期日前投票をしてきました。

選挙の投票日は毎回日曜日ですので、自分の場合、仕事か、休日なら海へ
行きますから、いつも期日前投票を行っておりますが、昨日行ってみたところ、
結構、沢さんの方が期日前投票に来てました。

自分が知っている中では、期日前投票に来てる人が過去最高に多かったと
思います。
この調子で投票率が高くなる事を、名古屋市民の一人として祈っております。

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フタホシキツネベラ  学名 Bodianus bimaculatus
 スズキ目 / ベラ科 / タキベラ属
撮影 2009年4月:柏島 水深-25m 大きさ40mmぐらい 
英名 Twospot slender Hogfish
生息域 相模湾以南 ~ インド洋、西部太平洋域など

岩礁域や、ガレ場のやや深場の水深に生息しております。
全身は鮮やかな黄色をしており、その体側面を走る複数の縦縞の赤色が
とても綺麗で目立ちますが、小さな幼魚ほど全身が黄色一色で、成長するに
連れて赤い縦縞の本数が増えていきます

和名の由来は、胸鰭基部付近と尾鰭付け根部にある2つの黒色斑点から
だそうです。

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撮影 2009年2月:紀伊大島 ナギザキ 水深-9m 大きさ50mmぐらい 

こちらは、南紀州の紀伊大島での撮影した個体です。
柏島で撮影した一番上と次の画像の個体よりは、ひと回りほど大きいです。
可愛さで言えば、このサイズが限界でしょうね。

2009年04月14日

●シラタキベラダマシの幼魚

さて今日からしばらくは、先週末の柏島からの報告をさせて頂きます。
まずは現地サービスさんの AQUAS さんのWebサイトにも写真を掲載して
いただいた生物です。

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シラタキベラダマシの幼魚  学名 Pseudocoris aurantiofasciatus
撮影 2009年4月:柏島 水深-32m 大きさ70mmぐらい 
スズキ目 / ベラ科 / シラタキベラダマシ属
英名 Rust-Banded wrasse
生息域 高知県以南 ~ 西部太平洋域、仏ポリネシアなど

図鑑によると、水深30m前後に棲息する稀種となってます。
シラタキベラダマシに似てますが、体高は高く、雄の尾鰭の上下両端は糸状に
伸び体側面の黄色い横帯の幅が狭い。
幼魚は体側面に3条の黒色横帯があり、パッと見、 タヌキベラに似ております。

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事実を話せば、最初にこのベラを AQUAS のまっちゃんがかなり興奮気味に
紹介してくれた時は、 タヌキベラの1種か何かなのかな?ってぐらいに思って
ました。

でもそれは、やはり水中生物好きのさだめなのか、ガンガン写真を撮してしまい
ました。
後から聞けば、まっちゃん自体が柏島初観察とか。
それは、そうとう凄いヤツを撮してしまったもんだと、今ひとつの出来の悪い
画像に悔やんでおります。

2009年02月14日

●ホシテンス その2

本日報告させていただく生物は、 前回は幼魚でしたが、今回は中学生ぐらいの
ステージです。

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ホシテンス  学名 Iniistius pavo
撮影 2009年2月:安良里 黄金崎 -16m 大きさ60mmぐらい 
スズキ目 / ベラ科 / テンス属
英名 Peacock razorfish
生息域 駿河湾、高知県以南 ~ インド洋、太平洋など

珊瑚礁域や岩礁域の、潮通しの良い砂底に棲息しております。
幼魚 の頃の体色は、黒色や茶色等の単色ですが、成長するにつれて写真の
様な横帯が明確になり、成魚まで育つと横帯は薄くなります。 

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撮影 2008年8月:串本 サンビラ -12m 大きさ120mmぐらい

しかし、この ホシテンス 君たち、いつ見てもこんなアホ面をしながら、フワ~リ
フワ~リと波に揺られて漂う様に泳いでおり、なんとも和やかにさせていただく
おサカナさんです。
この写真なんか、目がバッテンになってますし。

なのに、こちらが近づきすぎた時にビュッと一瞬にして砂の中に隠れる素早さも
持っており、いつも毎日ぬぼ~としてるだけでは有りません。

でも、砂に潜る素早い時の表情は?
この顔つきでも、引き締まった顔つきになってるんでしょうかねぇ~?

2009年01月26日

●イヤールズ ラス

昨日の大瀬崎湾内は、-25m位で水温13度でした。
いよいよ、1年間で最低水温の時期に成ってきた様ですね。

2週間前に潜ったパラオの水温は、25~29度でした。
大きな声では言えませんが、地球温暖化、悪いことばかりでも無い様な気も
します。

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イヤールズ ラス  学名 Cirrhilabrus Earlei
スズキ目 / ベラ科 / イトヒキベラ属
撮影 2009年1月:PALAU 水深- **m 大きさ 80mmぐらい 
英名 Earle's fairywrasse
生息域 パラオ固有種?

生息域は水深50m~80mぐらいと、魅惑たっぷりの水深でしか観察が出来ない
イトヒキベラ属の仲間です。
今のところパラオでの観察例しかないようで、図鑑に掲載されている事は少なく、
Web上でもアクアリスト関連のサイトがほとんどです。

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動きはかなり速いベラにて、水深が水深ゆえに僅かながらでも窒素酔いをしてる
Wタンク+ステージタンクの自分の動きでは動きについて行けず、ササァ~と
動く姿をとらえるのは極めて困難で。

結局、いちばん上の画像が精一杯、光が上手く当たっておらずフォトショップ様で
化工した画像です。
全鰭全開の丸~い姿なんぞ、夢の夢でした。

2008年12月21日

●キスジキュウセンの幼魚

先日、夏頃に予約していた外国産の新しいベラの図鑑が届きました。
でもちょっと、期待はずれの出来でしたので、照会は止めときます。

でも折角なので、本日はベラ科の生物報告をさせていただきます。

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キスジキュウセンの幼魚  学名 Halichoeres hartzfeldii
撮影 2008年10月:紀伊大島 内浦 水深-12m 大きさ 15mmぐらい 
英名 Hartzfeld's wrasse
生息域 伊豆半島以南 ~ 西部太平洋域など。

内湾の珊瑚礁域の礁底や、砂磯底などに生息しております。

幼魚の頃は写真の様に白っぽい銀色の体色をして、体側面に口の先端から
目を通って尾柄部まで通るやや茶色気味のオレンジ色の縦帯や、尾柄部に
黒い斑紋があるのが特徴です。

成魚になると体色は青っぽい緑色に変色し、縦帯も黄色に変色する事から、
和名のキスジが付けられたと言われております。

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本日は、ダイバーなら皆さんよくご存じのスーパー普通種。
当ブログでは、初登場のキュウセン属の生物です。

さすがに約1ヶ月もカメラを持って海に入っていないと、溜まっていた写真の
整理も進み、今まで当ブログで紹介していなかった普通種の写真も、やっと
日の目が当たる様に成って参りました。

これからは相変わらずの珍生物に加え、普通種も紹介して行けそうです。

2008年08月30日

●タコベラ

一昨日の深夜、雷鳴が鳴り響き、激しく雨が降る中、わが町に避難勧告の
サイレンが鳴り響きました。
子供に問いただされて、玄関を開けて外を見ると、道路に水は全く溜まって
ません。
何だぁ~っと思っていたら、すぐにサイレンは止み、雨も小降りになったので
避難はしませんでした。

2000年の東海豪雨の時に、我家は床上70cmの浸水被害に合ってます。
( その時の様子は、 こちら を参照して下さい。 )
その時も、その約10年前の床下浸水の時にも、警報のサイレン等はまったく
鳴らず、名古屋市はきっと、その教訓から今回は早めに出したのでしょう。

でも、出せばいいって物じゃ無いって事も、学習して欲しい物ですね。

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タコベラ  学名 Oxycheilinus bimaculatus
撮影 2008年8月:串本 サンピラ -10m 大きさ100mmぐらい 
英名 Twospot wrasse
生息域 相模湾以南 ~ インド洋、西部太平洋など

写真の様に各鰭を開いてくれると、おおぉ~っと思うカッチョ良さなんですが、
開いて無いと、 ブダイ と間違えそうなぐらい地味なベラです。

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浅い岩礁やサンゴ群落域、藻場などで見られるますが、体色は様々な赤色。
胸ビレ上部に黒点がありますが、英名の Twospot とは、もうひとつの点は
背鰭の黒点を指してるんでしょうか?
ちょっと疑問です。

でも、和名の " タコ " の方が、不思議かも知れませんね。

2008年08月11日

●ホシテンスの幼魚

先週金曜日の休日以来、ここしばらくは、一昨日の土曜日は仕事、昨日の
日曜日は休日、本日月曜日は仕事、火曜日休日、水曜日仕事、木曜日は
休日と、一日毎に仕事と休日の繰り返しです。

自分で仕事のスケジュールを組んだ結果とは言え、もうちょっと何とかならん
かったのかっ? って感じです。
でも現実には、休日の夜は、ほとんど自宅で仕事になりますけどね。

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ホシテンスYg  学名 Iniistius pavo
撮影 2008年7月:柏島 -10m 大きさ70mmぐらい 
英名 Peacock razorfish
生息域 駿河湾、高知県以南 ~インド洋、太平洋など

今回の報告の為に、図鑑や各Webサイトをいろいろ調べてみましたが、
調べれれば調べるほどに ホシテンスYg と、 テンスYg の区別の方法が
判らなくなりました。
どうやら、長く伸びている第1背びれで区別するみたいなのですが。

なのでとりあえず今回は ホシテンスYg と言う事にさせていただきます。

このテンス系の幼魚は、白っぽい砂地が広がる太平洋側のダイビング
ポイントでよく見かけます。

大抵、波に漂う様にフラ~リ、フラ~リとしてますが、撮影に夢中になり、
あまり近づきすぎると ササァ~ッと砂の中に潜って隠れてしまいます。
その逃げる早さは凄い早さなので、撮影してファインダー越しに眺めて
いると、結構、見失います。

驚かさない程度の距離を保って、一緒に波のうねりに身を任せながら
撮影するのが、とっても気持ちいいですよ。
今度、見かけられたなら、お試し下さい。

2008年08月02日

●スミツキオグロベラ

6月末の柏島は、ベラも恋の季節真っ最中でしたが、今回の7月末の柏島は
ベラさん達もフラフラ泳いでいるだけで、誰も目立ちたがっておりません。
残念ながら、ベラの恋の季節は終わってしまったようでした。

sumitukiogurobera%2020080728a.jpg
スミツキオグロベラ  学名 Pseudojuloides mesostigma
撮影 2008年8月:柏島 -◯◯m 大きさ100mmぐらい
英名 Black-patsh Wrasse
生息域 南日本 ~ 西部太平洋、インド洋など

昨年の初夏、柏島でベラ系の撮影に目覚めてしまった自分でしたが、やはり
昨年はベラビギナーらしく、ボロボロの写真ばかりでした。

それが今年の5月、D300なるNEWマシンを投入後、各鰭全開の写真が撮れだし、
前回の柏島出張の6月までに、 ツキノワイトヒキベラ ベニヒレイトヒキベラ
クレナイイトヒキベラ と、順調にやっつけて参りました。

今回の柏島出張の直前に、ぢろー先生の ピンテールラスの各鰭全開婚姻色の
写真を見せられ燃え上がった自分は、撮影されたポイントへ、ぢろー先生に
案内していただきました。

浅い水深を、ぢろー先生に付いて延々と泳ぎ、目的のポイントで急降下して到着。
直ぐに、ぢろー先生が指示棒で激しく紹介してくれました。
「どこだ?ピンテール」と捜す自分でしたが、ち~っとも見つかりません。

数秒後、ぢろー先生の紹介はピンテールでなくて、 スミツキオグロベラ だと認識し、
それからは夢中で撮影したなかで、たった一枚だけ鰭が開いた写真です。

写真に詳しい方なら判ると思いますが、暗めの写真でしたが明るく加工させて
頂きました。
次回は、加工しなくて良い写真を目指します。

2008年06月29日

●クレナイイトヒキベラ

本日からは、先日の柏島での観察報告です。
5月に引き続き、6月の柏島の海の中は恋の季節にて、そこら中で抱卵や
求愛行動の観察が出来ました。

更に陸の上でも、ワンちゃん達の恋の季節でした~(笑)

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クレナイイトヒキベラ  Cirrhilabrus katoi
撮影 2008年6月:柏島 マグロ -32m 大きさ約80mmぐらい
英名  Kato's Fairy-wrasse
生息域 八丈島、伊豆大島、柏島、屋久島など。

山渓の " 日本の海水魚 " にも載っていない、ベラ好きの人ならひと目見たい
イトヒキベラの仲間です。

kurenaiitohikibera200800625b.jpgkurenaiitohikibera200800625c.jpg

実は自分がベラに興味を持ったのは約一年前、それまではこんな動きの速い
生物の、しかも鰭全開なんて、とっても無理と思っていました。

やはり去年の柏島では全敗、更にベラの動きがもっと速いパラオでは完敗。
ところが今年は既に、 ツキノワイトヒキベラ ベニヒレイトヒキベラ をやっつけ、
今回は本日報告の クレナイイトヒキベラ に、後日報告予定の クジャクベラ も、
やっつけちゃいました。

でもこれは多分、四十肩の腕が上がったんでは無く、カメラのせいかと・・・・
考えてみれば全てD200から、D300に替えてからですからね。

2008年06月14日

●イトヒキベラ

2日続けて、サッカーの話しですみません。

一昨日のU23オリンピック代表のカメルーン戦、マスコミでは決定力不足ばかり
大きく取り上げられておりましたが、自分は凄いチームに成長してるなぁ~と
感心しながら、TV観戦させていただきました。

後半以降は若干スピードが落ちましたが、試合開始からスピードあるワンタッチの
パス回しの連続で、カメルーン代表の動きの常に一歩先を行くゲーム運び。
サッカーの1点、2点は、運も大きく左右します。
あのスピードが、ゲームの最期まで持ったなら、きっとメダルも夢では無い様に
思いました。

でも所詮、素人の目、プロのマスコミ関係の方の記事が正しいんでしょうね。

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イトヒキベラ  Cirrhilabrus temminckii
撮影 2007年7月:柏島 ラスベガス -30m 大きさ約50mmぐらい
英名 Peacock Wrasse
生息域 相模湾以南~西部太平洋、PNG、GBRなど。

伊豆や南紀で潜れるポイントで、いち番多く見かけるイトヒキベラ属です。
1.000本も潜っておきながら、去年あたり気がついた事ですが、ポイントに
よって体色色彩が若干違う様でして、今のところ自分が一番綺麗に思って
いるのが、柏島に棲息している彼らです。

これは ソラスズメダイ 等や、他の多くの生物でも言える事ですが、おそらく
棲息している環境で、若干の色彩変化が見られるんだと思います。

" 同一種の生物を、色々な地域、ポイントで多く撮影する事 "
実は、自分の日頃の撮影のテーマのひとつでもあります。

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itohikibera20080607c.jpgitohikibera20080607a.jpg
撮影 2008年6月:大瀬崎 先端 -12m 大きさ約100mmぐらい

こちらは、先日撮した大瀬崎での撮影画像です。
5月末頃から6月にかけて、丁度、今頃が繁殖期で、この様な婚姻色を出し
あちらこちらで雌に求愛をしておりました。

しかし不思議に思いますが、大瀬崎の先端では年中、こんな色彩を出して
いる様に思えます。
いつ観察しても、青い色をしている様な気がするんですね。

単なる勘違いで、そんな事は無いと思いますが・・・・。

2008年06月02日

●5月柏島その9  ピンテールフェアリーラス 

さてさて本日も調子に乗りまして、柏島ベラ3連発の報告です。
ここ3日間、D300での撮影画像を見られて気づいた方も多いと思いますが、
このD300の画質は、従来のNikonのデジいちの画質に比べて、絵が柔らかく
なった様な気がします。

自分のピンの甘さが、単なる原因かも知れませんが・・・・・。

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ピンテールフェアリーラス  Cirrhilabrus sp
撮影 2008年5月:柏島 ラスベガス -35m 大きさ約50mmぐらい
英名 Splendid Fairy-Wrasse
生息域 八丈島、伊豆大島、高知県、琉球列島以南~西部太平洋など。

先日、幼魚らしき個体の報告をさせていただきましたが、本日は今年の成魚。
昨年観察していた成魚と比較すると、まだ小振りなせいなのか、若干色彩が
おとなしめでした。

Pintail%2020080528a.jpgPintail%2020080528b.jpg

観察できる水深がちょっと深めですが、結局、5月は柏島で延べ5日間潜って、
合計14本中、3本ラズベガスで潜りましたが、毎回観察が出来るほど普通種化
しております。
と言うか、毎回観察させていただけるのは アクアスさんの凄さなんですけどね。
しかし、いつ観察しても妖艶の色彩ですね~♪

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撮影 2007年8月:柏島 ラスベガス

こちらは昨年観察できていた個体ですが、今年の個体が上品なお嬢さんだと
したら、昨年のは、ちょっとケバくて危なそうな綺麗な女性の様なイメージで、
やはり昨年の個体は、格別の綺麗っぷりだったんだなと、今頃になって実感を
した次第です。

これから約3ヶ月、今年の個体が妖艶さを増す事に期待します。

2008年06月01日

●5月柏島その8 ベニヒレイトヒキベラ

本日もD300での撮影画像です。
昨日も書きましたが、改善されたオートフォーカスの早さのおかげで、ベラや
スズメダイなどの、動きが早い生物を撮り安くなった気がします。
そんな気分で、本日もベラ科の生物の報告です。

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ベニヒレイトヒキベラ  Cirrhilabrus rubrimarginatus
撮影 2008年5月:柏島 ラスベガス -35m 大きさ約50mmぐらい
英名 Pink-margin Wrasse
生息域 高知県、琉球列島以南、PNG、インド洋、西部太平洋など。

和名の由来は、背鰭縦帯と尾鰭横帯の鮮やかな朱色からだそうです。
初日は晴天の中でそれほどでも無かったのですが、本写真を撮影した曇り
空の朝では、バリバリに婚姻色で鰭を全開してくれてました。

benihireitohikibera20080528b.jpgbenihireitohikibera20080528c.jpg

昨日報告した ツキノワイトヒキベラ が近くでフラッシングをしてたせいも
有るんでしょうが、この2種類の撮影が精一杯で クジャクベラ の見事な
フラッシング姿は納められませんでした。

次回の宿題です。

実は自分の持ってる古いフォトショップでは、D300のRAWデータには対応が
されてなく、古いのでバージョンアップも対象外でした。
とりあえずは、D300に付いてたソフトで、Jpeg画像を触って作成してますが
やはり慣れたフォトショップで、RAWデータから加工したいところですね。


2008年05月31日

●5月柏島その7 ツキノワイトヒキベラ

本日より、しばらくは今週火曜日から潜ってきた柏島での観察報告をさせて
いただきます。

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ツキノワイトヒキベラ  Cirrhilabrus lunatus
撮影 2008年5月:柏島ラスベガス -35m 大きさ70mmぐらい
英名 Crescent-tail Fairy- wrasse
生息域 小笠原諸島、柏島、琉球諸島~西部太平洋など

今回の柏島から、D300のNEWマシーンを投入しました。
季節も梅雨近くなり、今期もF-1で言えばそろそろヨーロッパラウンドと言う様な
イメージにて、NEWマシーンの投入です。

が、初日、いきなりのセッティングミスが出てしまいました。
1本目の勤崎の-35mで、NEWマシーンの初の水中撮影に挑んだところ、あらら
オートもマニュアルも、フォーカスが可変出来ず、まるでニコノス状態で何ひとつ
撮影が出来ませんでした。

新品のカメラ&ハウジングにも関わらず、ストロボのシャッター連動の点灯テストを
しただけで、水没チェックも含めて、全ての動作確認をしなかった、怠けっぷりの
結果です。

2本目からは、ネクサスD300と、イノンZ240の相性などの特徴を掴むのに苦労を
しましたが、2日目にもなると何となく判ってき始め、その成果が上の写真です。

tukinowaitohikibera20080528c.jpgtukinowaitohikibera20080528b.jpg

基本的に、S-TTLの定光量でのストロボ発光は、誰でも同じ写真になってしまい、
それは面白くない機能と考えている自分は、ストロボは光接続のオート調光では
無くて、電動式のマニュアル調光で撮しております。
( ここだけの話しで、本当は単なる光式を上手に使えないだけの言い訳ですが )

従って、どのくらいの光量であれば、どのような写真になるのか等と慣れるまで、
鈍くさい自分には時間がかかる慣れ作業です。

そう言うことで今回の柏島では、動きの速いベラ、スズメダイ、鈍いヘビギンポや
ダルマハゼなど、色々な被写体を試してセッティングデータを色々と積み上げて
来ました。

そんな成果のひとつが、本写真です。
先日までファーストマシーンだったD200と比較すると、NEWマシーンのD300は
オートフォーカスの早さが進歩しており、生物の動きに合わせ安くなってました。
やはり新しい機械は、良いですね~♪

2008年05月23日

●5月柏島その4 ピンテールフェアリーラスYg かな?

下手の言い訳ではありますが、自分が撮す写真は生態記録の写真です。
なので、基本的に生物の真横画像が主であり、当ブログで使用している画像は、
ほとんどトリミング加工をした物にて、とても画角センスに優れた写真を撮られる
方達の、あの素晴らしい写真には及びません。

世の人の考えがどうであれ、個人的にそんな自分の写真はフォトコンに応募する
資格が無い写真と自分は思い、いつかトリミングのしようがない写真を撮れる様な
技術が身に付いたならば、その時点で考えたいと思っております。

そんな訳で、本日もトリミングばちばちの写真で報告です。

pintaile%2020080517a.jpg
ピンテールフェアリーラスYg かな?  Cirrhilabrus sp.
撮影 2008年5月:柏島後浜 -10m 大きさ20mmぐらい
英名 Splendid Fairy-Wrasse
生息域 伊豆諸島、柏島、琉球諸島~西部太平洋など

すでにアクアスさんのログで報告された画像ですが、今回は貴重な生態写真、
そんな点で、個人的には、大変嬉しい写真です。

pintaile%2020080517b.jpgpintaile%2020080517c.jpg

この時のアクアスのまっちゃんのガイド振りは凄く、とにかく隠れてそうな場所を
探しては撮させ、次に隠れる場所を見つけては外に出させてゲストに撮影させる。
ほんとに、お見事~♪

pintaile%2020080517d.jpg

上の画像に写っている ラッパウニ と比較して貰えば判ると思いますが、
ここまで小さい生物なので、流石のまっちゃんも名前が判らかったらしいです。
自分はと言えば、何ベラの幼魚かな?と考えながら、ただひたすら撮影、撮影。

結局、夜のログ付け時に調べて、 ピンテールフェアリーラスYg かな~?と、
なりました。
でも細かく言えば、背中のネオンブルーのラインが違うんですよね。

2007年12月30日

●冬の奄美大島合宿報告(5 ) キツネベラYg

弊社運営の店舗は、今年も地域当番にて3店舗がお正月も営業致します。
その他の店舗も、31日まで営業しますが、昨日で本社部門は仕事納め。
朝から大掃除の結果、お昼には仕事納めとなりました。

ですが・・・自分の仕事に年末年始は有りません。
今年も皆さんがお昼で帰社した後も、もちろんお仕事は続きます。
昨日、休暇をいただいたので、本日から怒濤の年末年始8連勤です。

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キツネベラYg  Bodianus bilunulatus
撮影 2007年12月:奄美大島 山本SP  -18m 大きさ約20mmぐらい
英名 Saddleback hogfish
生息域 小笠原諸島、和歌山県以南、インド洋、西部太平洋、ハワイ、
      南太平洋など

ダイバー内では " 黒パンツ " と読んだ方が、有名かも知れません。
なぜならガイドさんが紹介する時に " キツネベラの幼魚 " ってスレートに書くより、
" 黒パンツ " って書いた方がゲストの方が興味を示すから 。
" キツネベラ " って名前はすっかり忘れても、 " 黒パンツ " って覚えてられる方が
多いかと思います。

この生物も、成長するに連れて黄色の部分が濃いオレンジ地に赤のストライプ、
腹部の白が白地に赤のストライプにと言うような赤色が主な色に変わり、黒い
パンツも尻部から黒色が消えていきます。

kituneberaYg%2020071223b.jpgkituneberaYg%2020071223c.jpg

だったら言葉で説明するより、それぞれのステージを画像で紹介しろよっなって
言われそうですが、残念ながらまだまだ幼魚フェチの自分は、なかなか成魚の
写真を撮ってません。

来年からは各ステージの画像も押さえるようにして、当ブログの内容を充実させ
ようと思う、この頃でした。

2007年12月03日

●秋のパラオ合宿報告(11) クサビベラYg

いやぁ~、2日連続で種の名前を間違えて掲載しましたので、今日は絶対に
間違える事が出来ません。

でも大丈夫です♪
なぜなら自分で調べても名前が判らなくて、教えて貰ったやつですから

kusabibera20071118b.jpg
クサビベラYg   Choerodon anchorago
撮影 2007年11月:PALAU サザン桟橋前 -3m 大きさ 7mmぐらい
英名 Anchor tuskfish
生息域 琉球列島、小笠原諸島、インド・太平洋域

今まで観察したことはあったのですが、まともに撮れたのが今回が初めてで、
名前も知りませんでした。

もちろんサザンマリンダイバーズのガイドの拓ちゃんに、その場でスレートに
書いて教わったのですが、すっかり名前を忘れてしまい、パラオから帰国して
から " 日本の海水魚 " などで調べても、ち~っとも判りません。

結局、拓ちゃんに画像をメールで送って教えて貰いました。
朝が早い仕事なのに、わざわざ深夜にメールでおしえていただきました。
こういう親切さが、サザンマリンダイバーズさんの嬉しいところです。

因みに、" 日本の海水魚 " には成魚のみ紹介されておりましたが、やっぱり
幼魚の姿からでは、似ても似つかぬ姿でした

kusabibera20071118a.jpg

いつも幼魚様たちシリーズなどで、Yg系の生物を紹介させていただくくと、
「どれだけ小さいの?」って、あるノンダイバーの方から聞かれます。

いつも、「かなり小さいよ」と、答えてはおりますが・・・・。
判って貰ってるのかなぁ~

そこで小ささを判って貰おうと、トリミングをしていない画像がこれです。
一緒に写っている枝サンゴ(スギノキミドリイシ)の大きさと、比較して頂ければ
小ささが想像できるかと思うのですが、考えてみればノンダイバーの方達では
このサンゴの大きさすら知らないですよね。

う~ん、大きさの説明は難しい。

2007年11月30日

●秋のパラオ合宿報告(8) ハゲヒラベラ

先日、パラオの時のパスポート有効期限の事もあり、まだ有効期限が3ヶ月も
ありますが、余裕を持って、約10年振りにパスポート申請に行ってきました。

びっくりです。
以前、あれほど込みコミだった旅券センターが、ガラガラです。
受け付けてして頂いた方に聞くと、パスポートの有効期限が5年と10年に変更に
なってからは、空き空きになったらしいです。
確かに以前は1年と5年でしたから、それと比べたら更新する回数も当然減るので
のべ来訪者数は減るでしょうね。

因みに、最近ようやくパラオ政府観光局のHPにパスポートの有効期間の変更に
なった事が掲載されました。
自分が貰えた特別なバーミット手続きは、11月のみの緊急措置だったそうで、
12月からはパスポートの有効期間が6ヶ月残ってないと入国できないそうです。

年末年始に行かれる方は、注意して下さいね。

hagehirabera20071120b%20PALAU%20GP3.jpg
ハゲヒラベラ  Iniistius aneitensis
撮影 2007年11月:PALAU GP3 -12m 大きさ200mmぐらい
英名  Whitepatch Razorfish
生息域 沖縄県、ミクロネシア、ハワイ、オーストラリアなど

ベラ科モチノウオ亜科の生物です。
自分がこんな大きめの生物を撮影する事は滅多にありませんが、人生、初観察
でしたので、なんだなんだ?との感覚で撮ってました。

最初に見たときは、おぉっ自分の髪と一緒で、ハゲてるテンスだと思いましたが、
初めて見た生物だけに、名前は判りませんでした。
日本に帰ってきてから図鑑で調べてみると、やはり名前の中に"ハゲ"の文字が、
判りやすい名前ですね~。

hagehirabera20071120a%20PALAU%20GP3.jpg

でも、お馬鹿な自分は今回調べて、はじめてテンス系がベラ科と知りました。
ベラって幅広いんですね。

2007年09月05日

●ピンテールフェアリーラス

この所ずう~っと幼魚様を紹介しておりましたが、このままでは永遠に幼魚様を
紹介し続けるかも知れないので、これからは時々紹介させて頂くことにさせて
いただきます。

それで、久々に普通シリーズで紹介させていただく海洋生物は、この夏、自分に
色彩の豊かさでカルチャーショックを与えてくれた海洋生物です。

Pintail%2020070829.jpg
ピンテールフェアリーラス (和名 無し)  Cirrhilabrus sp.
撮影 2007年8月:柏島 ラスベガス 英名 Splendid Fairy-Wrasse

ベラ科モチノウオ亜科イトヒキベラ属の1種にて、ダイバーからは尾鰭の先端が
尖っている事から ピンテールラス と呼ばれてます。
日本の海水魚の初版では、ヤリイトヒキベラ  の名で写真が掲載されてましたが、
第2版以降は改訂され写真も変わってしまいました。

生息域は当初は、伊豆諸島、柏島、琉球諸島などの日本固有種と思われて
おりましたが、その後、パラオ、インドネシアでも観察されております。

と、難しいお話しはここまでで。
Pintail%2020070708.jpg
Pintail%2020070729.jpg

上の写真は7月初旬に撮した画像です。
実はこの時まで、自分はベラ系にはあまり興味が無く、撮そうとしても動く早さに
ついて行けず、ダメダメ写真ばかりでした。

ですが、この ピンテールラス の、この派手な個体が自分のベラ系への思いを
変えさせてくれました。
この色彩は何なんでしょう~、 キシマハナダイ を産まれて初めて見た時以来の、
サカナという生物での色彩のカルチャーショックでした。
でも、この時は腹鰭全開の写真は撮せずじまい。

そして7月下旬に再び挑戦の下の写真、この時も撮せずじまい。

で・す・が~、今回のひそ柏では、一番上の写真ゲット~♪♪♪
やはり腹鰭も、こんなに派手ハデでした。
本当に凄い色彩をした生物ですね。

2007年08月13日

●真夏の串本は幼魚でいっぱい(4)カンムリベラ

今回のビーチダイビング、エントリーしてすぐ目に付いたのがこれでした。

KanmuriberaYg20070807b.jpg
カンムリベラYg  Coris aygula

成魚自体が大きいので幼魚と言っても、体長は約40mm程度。
かなり粘ってベスト写真の撮影をと思いましたが、残念な事に水中は台風6号の
ウネリがあり、両手でカメラを構えると、体が左右に揺られフォーカスどころでは
有りません。
こういう時は左手は岩を掴んで、右手でオートフォーカス撮影です。

カンムリベラ は成長すると1mほどになり、雄の額はコブ状になります。
ただ、日本の海でのダイビングで見るのは、ほとんど幼魚でアクアリストの方にも
幼魚は人気有りです。

さて本日はもうひとつ、カンムリベラ属の カンムリベラ とは、属が異なりますが、
キュウセン属の
HonberaYg20070807b.jpg
ホンベラYg  Halichoeres tenuispinnis

バックのガンガゼの大きさからも判られる様に、こいつは10mm程度のちびちび。
これまたウネウネの中、足で岩を又はさみして体を固定して撮影しました。

幼魚の時は、背鰭の黒く縁取られた青い大きな眼状班で敵から身を守っており
ますが、この眼状班は大きくなるに連れて消えて無くなります。
ややこしい事にホンベラの雄は生まれながらの雄と、サカナに良くありがちな
雌から性転換した雄の2パターンがあるそうで、主に雌から性転換した雄の方が
派手な色彩になり、生まれながらの雄は雌とソックリだそうです。

2パターンの雄って、後者はオカマって事で良いのかな?