Top生物'; } else { print '生物'; } ?> > テンジクダイ属'; } else { print 'テンジクダイ属'; } ?>

« チョウチョウウオ科 | メイン | トラギス科 »

2008年11月14日

●シルバーライン カーディナルフィッシュ

本日も、日本では観察が難しい生物報告です。

でも、かなりマイナーなヲタク的生物なので、事前にWebサイトで検索して
みたところ、国内サイトで、この生物を取り上げてサイトアップされてた方は
たったの 1名だけでした。
やっぱりな~。

silverline20081021c.jpg
シルバーライン カーディナルフィッシュ  学名 Apogon hartzfeldii
撮影 2008年10月:PALAU -3m 大きさ40mmぐらい

silverline20071120.jpg
撮影 2007年11月:PALAU -3m 大きさ60mmぐらい

silverline20081021e.jpg
撮影 2008年10月:PALAU -3m 大きさ100mmぐらい
英名 Silverline cardinalfish、Hartzfeld's cardinalfish
生息域 フィリピン以南~西部太平洋域、PNGなど。

上から順番に、幼魚、若魚、成魚です。

薄茶色の体色に銀白色の細い縦縞が、額から尾鰭基部にかけて1本、眼の
上部分に短いのが1本、そして目の上を2本通るのが特徴。
また目の上の2本は、幼い頃は尾鰭基部まで伸びているが、成長すると共に、
鰓から後方部分は消えてしまう。

生息域は、マングローブ域、サンゴ礁湖等の浅い水深に少数の群れをなして
生息しております。

かな~り地味なテンジクダイなので、生息域に潜っていても目にとめて観察を
するのは、アポゴンフェチぐらいでしょうし、ヘタにガイドさんにリクエストしても
生物に詳しくないガイドさんだと、「 はっ?、なんですか?」と、言われるのが
想定できる生物です。

でも、成長のステージによって体色変化が多いテンジクダイ系は、観察してて
結構、面白いんですけどね~。

2008年11月10日

●モンツキイシモチ

土曜日は約1ヶ月ぶりに須江で、日曜は約4ヶ月振りに大瀬崎で潜ってきました。
いろいろと生物観察をして参りましたが、まだまだ秋のパラオ合宿報告が残って
おりますので、本日もパラオ合宿のナイトダイビングで観察した生物報告をさせて
いただきます。

こう毎日毎日、夜の生物監察報告が続きますと、昼間は何も観察しとらんのかと
言われそうですが、そんなことはありません。
ただ夜の方が、生物が面白いのがたくさん出てるからなんですよ。

montukiishimochi20081019a.jpg
モンツキイシモチ  学名Apogon melas
撮影 2008年10月:PALAU 水深-5m 大きさ約130mmぐらい 
英名 Black cardinalfish
生息域 奄美諸島以南 ~ 西部太平洋域など

今回も自身、初観察の生物です。
と言っても モンツキイシモチの幼魚 は、この同じ名も無きポイントで今年の
4月に潜った時に観察しておりますが、成魚は初観察です。

montukiishimochi20081019c.jpgmontukiishimochi20081019d.jpg

生息域は内湾のサンゴ礁域にて、日中はそれらのサンゴの奥深くに隠れており、
まず観察することはできません。

また隠れている時は、全身真っ黒にて英名はここから付けられているようですが、
和名は反対に夜などにフラフラとサンゴの奥から出てきた時の体色である、第2
背鰭と臀部にある黒色斑から付けられたようです。

本種はテンジクダイ系には珍しく、成魚と幼魚の体色は大きく異なります。
幼魚に関しては、詳しくはこちらをご覧下さい。

2008年11月01日

●トマリヒイロテンジクダイ

今回のパラオ合宿日程では、ぢろーさんが柏島豪遊中の為、外洋のナイトは
無いなと思っていたのですが、サザンマリンダイバーズのGMのコージさんから、
「日程の後半に、ミッドナイト行きましょうか」との悪魔の囁きがあり、今回も
2回、外洋のナイトダイビングに行ってこれました。

そう言えば、うっかりしてましたが コージさんは外洋ナイトが大好きな方で、
今年の春は、毎日ナイトダイビングのみ出勤の方でした。

外洋のナイトダイビングでは、天候、時間帯、月齢、潮位、潮流などの様々な
要素によって変化しますが、条件さえ合えば、 ハダカイワシ オキオドン 等の
深海生物や、様々な稚魚などが観察出来ます。

もちろん今回も稚魚の写真を何点も撮影しましたが、残念ながら図鑑を調べて
みても、稚魚は大抵載ってませんので、いつか名前が判明したら報告させて
いただきます。

もうひとつのナイトの自分の楽しみは、日中は洞窟や岩礁などの穴深くに隠れ
ている甲殻類や、テンジクダイ科の生物観察です。

tomarihiirotenjikudai20081021b.jpg
トマリヒイロテンジクダイ  学名Apogon evermanni
撮影 2008年10月:PALAU -12m 大きさ50mmぐらい 
英名 Oddscale Cardinalfish
生息域 八重山諸島以南 ~ インド洋、太平洋域など

サビクダリボウズギスモドキ クダリボウズギスモドキ コヤリイシモチ 等と
同様に、日中は洞窟などの穴奥深くに隠れているテンジクダイです。

吻部は尖り眼上部が少し窪んでおり、第二背鰭の基底後端付近の背部にある
黒色斑と白色斑が特徴。

tomarihiirotenjikudai20081021a.jpg

たまに昼のダイビング中に見かけたりする事はありますが、ターゲットライトを
あてただけですぐに引っ込んでしまい、画像に納めるのは先ず無理ですが、
ナイトダイビングでは寝ぼけているのか動きが鈍く、何とか撮影が可能です。

テンジクダイフェチの自分にはたまらない、洞窟系のテンジクダイです。

2008年10月27日

●シボリ その2

本日報告の生物で、今回の秋パラオ合宿報告は4回目です。
実は報告している生物の観察ポイントが、"マッドシティ"、"GP2"、"GP3"と
昨日まで来て、本日は"サザン桟橋前"と、全てサザンマリンダイバーズさんの
オリジナルポイント。

パラオを代表するメジャーポイント以外にも、こんなに自分の様な生物ヲタクを
楽しませてれるポイントが、パラオにはいっぱいあります。
そんな素晴らしいフィールドが、自分をこの3年間に 9回も通わせてしまった
要因なんだと思います。

shibori20081018a.jpg
シボリ   Fowleria variegata
撮影 2008年10月:PALAU -2m 大きさ40mmぐらい
英名 Variegated cardinalfish
生息域 奄美大島以南、紅海、東アフリカ、インド洋、西部太平洋域など。

観察したのは、 約半年前に シボリ を報告させていただいたのと同じく、
サザン桟橋前で、こちらも同じくナイトダイビング中でした。

違いは前回は成魚でしたが、今回は特徴のエラブタの黒斑の色が薄~い
赤茶色で、水中では異なるテンジクダイ系の生物と思ってましたが、帰って
きてから色々と調べてみると、やはり シボリ の中学生ぐらいのステージの
様です。

たぶん。
でも、間違ってたらゴメンなさい。

生息していたのも同じスギノキミドリイシや、ユビエダハマサンゴの群生の中で
隠れる様に潜んでおりました。

shibori20081018b.jpgshibori20081018c.jpg

残念ながら、この シボリ 、自分は今までこのサザン桟橋前でしか観察した
事が有りません。
以前に柏島でも観察されてますが、一瞬のでき事だったみたいで、やはり
奄美以南へ行かないと難しそうですね。

でも本当に、 シボリ なのかな~?
今回はかなりの自信ウスウスです。
もしも間違いと気づかれた方がいたなら、お手数ですがご連絡願います。

2008年07月15日

●ミナミフトスジイシモチ

本日は、自分が大好きなアポゴンの中でも、ちょっと地味めのアポゴンさんの
報告です。

minamifutosujiishimochi20080626a.jpg
ミナミフトスジイシモチ  学名 Apogon nigrofasciatus
撮影 2008年7月:柏島 -12m 大きさ80mm 
英名 Blackstripe Cardinalfish
生息域 神奈川県以南。台湾 ~ 中西部太平洋域など

淡褐色の体色に光沢気味の白くて細い縦縞が大きな特徴で、ひと目でその他の
テンジクダイと区別ができます。
単独でいる事が多く、日中はほとんど岩穴の奥などに隠れ潜んでおりますので、
あまり観察できません。

また幼魚の時は、白くて細い縦縞が、黄色く発光しているようにも見えます。

minamifutosujiishimochi20080626b.jpgminamifutosujiishimochi20080626c.jpg

と書いたように、今回の観察はサンセットの時間帯。
日没後にエントリーをして、水中が真っ暗闇になる少し前の時間帯で観察が
できました。
さすが、アクアスのやっちゃん、自分の好みを良く知ってらっしゃるようで、
ほらっ、て感じで紹介して下さりまして、思わず刺さってしまう自分でした。

セブあたりでは普通種のようですが、伊豆や南紀でもどちらかといえば季節
来遊魚のひとつで、自分的には観察出来て大喜びの生物でした。

2008年07月07日

●イシモチの未記載種

本日は、まだ高知県と愛媛県でしか観察例が報告されていない生物の報告、
今回の柏島で、アポゴンフェチの自分がもっとも興奮した生物です。

VincentiaSp%2020080626a.jpg
イシモチの未記載種   Vincentia(?) sp
撮影 2008年6月:柏島 -7m 大きさ50mm 
英名 Japanese Cardinalfish a
生息域 愛媛県、高知県

最初は、まだ見たことのない カクレイシモチ か、 タイワンマトイシモチ かと
思いましたが、ダイビング後に図鑑と照らし合わせても、それらしき生物が
載っておりません。

自宅に戻ってからも色んな図鑑を調べましたが、載っていたのはクーターさんと
古澤さん共著のイシモチ図鑑に 名前がJapanese Cardinalfish 、 学名は
Vincentia(?) sp と、載ってただけでした。

しかし、学名に?が付いてるとは、読んでるこちらが???です。

VincentiaSp%2020080626b.jpg

上記の図鑑に載ってる写真の撮影者が柏島の先駆者の平田さんでしたので、
ナイトダイビングで見せてくれたアクアスさんが連絡を取って調べて貰ったところ
やはり上記の図鑑に載ってる、今のところ愛媛県と高知県でしか監察報告が
されて無い、未記載種と返事をいただけたそうです。

VincentiaSp%2020080626c.jpgVincentiaSp-b%2020080626d.jpg
上の写真の様にペアだったり、口内保育中らしき姿も確認できました。

VincentiaSp-b%2020080626a.jpg
ちょっと横縞模様の無い、質素なタイプも観察出来ました。

しかし昼間は見た事が無く、エントリーしたサンセットの時間帯も見かけません
でしたが、海の中が暗くなるにつれてドンドンふえてきて、ナイトダイビングの
終盤では、あちらこちらで観察出来ました。

ただでさえ未記載種のアポゴンなのに、今の季節、上手くすればハッチアウトも
観察出来るかも知れません。
自分の様なアポゴンフェチの方、早めに柏島へ行った方が良いですよ。

2008年07月01日

●ヤミテンジクダイ

昨日も少し書きましたが、アクアスのやっちゃんを 約30分も近くで待たせて
しまったほど、突き刺さってしまった生物の報告です。

yamitenjikudai200800626a.jpg
ヤミテンジクダイ  Apogon semiornatus
撮影 2008年6月:柏島後浜 -7m 大きさ50mm 
英名 Obliquebanded Cardinalfish
生息域 三宅島、千葉県以南、インド洋~西部太平洋、北部オーストラリア
     東アフリカ、紅海 ~ フィジー、

生息範囲は広いのですが、基本的に光を嫌う生物なので岩礁域の穴の奥から
ちよろちよろ出たり入ったりしています。
名前の通りヤミが好きみたいで、自分的に言えば暗黒の理力(フォース)ずき?

ターゲットライトさえ嫌う生物なので、撮影にはかなり苦労しましたよ。

yamitenjikudai200800626b.jpg

今回の柏島、最初にやっちゃんから、「マンぶーンさんの見たいリクエストは?」
と聞かれて、「ヤミテンジクダイと、ヘネシーの梅酒 」と思わず答えた自分。

アポゴンフェチの自分としては、昔から、たったひと目でもいいから、見たくて
しょうが無かったテンジクダイでして、最近のアクアスさんのデイリーを毎日見て
いて、見れるかな~と思ってリクエストしてみたところ、割といつでも見られる
生物らしいです。

これだけ柏島に通ってるのに、おバカな自分は全く知らない事実でした。
見たい生物は旬でなくても、キチンと伝えておかないと行けませんね~

yamitenjikudai200800626c.jpg

と言う事で初日から、やっちゃんはいたるポイントで捜してくれました。
いつもいつも、自分達ゲストの為に頑張って下さり、有り難いことです。

初日も紹介していただきましたが、深場に潜って浮上の途中でしたので、
その時は粘る事はムリでした。
ともかく、なかなか穴の奥から出てこない生物なので、粘らないと綺麗な
写真は撮れません。

結局、この写真は全て2日目の後浜で粘って撮ったものですが、自分が
OK出しをする、全ての鰭全開の図鑑ヨコ画像は撮れませんでした。
こいつも、次回の宿題ですね。

ところで今回、久々の柏島でのナイトダイビングでは、他にも初観察の
テンジクダイを観察出来ました。
かなりのSpなので、現在、質問中です。
判明次第、報告させていただきますので、アポゴンフェチの方、ぜひぜひ
ご期待あれ~。

2008年06月22日

●キンセンイシモチ

約二ヶ月ぷりの串本も、水中は抱卵と幼魚があちこちで観察出来ました。

kinsen20080621b.jpg

キンセンイシモチ   Apogon properuptus

撮影 2008年6月:串本 備前 -16m 大きさ50mmぐらい
英名  Goldstriped Cardinalfish
生息域 千葉県以南 ~ インド洋、西部太平洋域など

先日の三保では、抱卵中の コスジイシモチ ネンブツダイ キンセンイシモチ
等を沢さん観察しましたが、あいにく透明度が悪く良い写真が撮れませんでした
ので、今回の串本では、ちょっとそんな生態系の観察を期待してました。

しかし串本は、三保より抱卵の進行具合は遅い様でして、抱卵中の姿の観察が
できたのは少なかったです。

20080621aaa.jpg

そんな中、観察出来た少ない個体のひとつの口元アップ画像です。
まだまだ育児中の様子ですね。

予定では、次回のダイビン゛クは柏島。
あこがれの ヤミテンジクダイ イナヅマヒカリイシモチ など、もっと色んな
生物の口内保育の画像を納めてきたいものです。

2008年06月13日

●コヤリイシモチ

先日の UEFA EURO2008 の チェコ対ポルトガルですが、両チームともに
観客席は赤色で、どっちがどちらの応援席なのか判りにくかったですね。
選手のユニフォームと一緒の様に、ファンもアウェイカラー。
な~んて、無理でしょうね。

本日は、なんと一ヶ月以上も報告をしていなかった、大好きなアポゴンの
報告です。

koyariishimochi20080413a.jpg
コヤリイシモチ   Apogon caudicinctus
撮影 2008年4月:PALAU -16m 大きさ30mmぐらい
英名 Rapa Cardinalfish
生息域 小笠原諸島、奄美諸島以南~中部太平洋域など

観察したのは、ナイトダイビングでの洞窟の中でした。
日本のダイバーの必需品、山渓の「日本の海水魚」によると、" サンゴ礁の
岩礁域に棲息し、岩棚や洞窟内に潜む。特徴は背鰭の第2、3棘が鋭く長い、
体色は透明感のある桃赤色で、背部や尾柄部は他に比べて濃色 " と、
あります。

koyariishimochi20080413b.jpg

このタイプのテンジクダイ、 リュウキュウイシモチ コミナトテンジクダイ
オグロテンジクダイ 、みんなよく似ており区別が難しいところですが、最終的に
透明感のある体色で、 コヤリイシモチ とさせて頂きました。

違ってたら、ゴメンなさい。

2008年05月03日

●パラオ特訓報告12 ミスジアカヒレイシモチ

このサイズになると、幼魚様と言うよりも、稚魚ちゃまです。

misujiakahireishimochi%2020080412a.jpg
ミスジアカヒレイシモチYg   Apogon trimaculatus
撮影 2008年4月:PALAU -16m 大きさ20mmぐらい
英名 Three spot cardinalfish
生息域 奄美大島以南~西部太平洋域、インド洋など。

図鑑等によると、日中は珊瑚外縁の岩穴などに隠れていて、夜になると行動し
甲殻類を捕食しているそうです。

misujiakahireishimochi%2020080412c.jpgmisujiakahireishimochi%2020080412b.jpg

今回も内湾のナイトにて、サザンマリンダイバーズの ぢろーさんから紹介して
貰いました。
しかも最初は、写真上左の様に白い砂地に居たのですが、撮りやすい様にと
何も言わずに、さりげなく落ち葉の上に自然に誘導され、バックに色が着いて
撮りやすい様にしてくれました。

やり過ぎの演出でなく、フォトダイバーの気持ちが よぉ~く判ってくれている
にくい演出のガイディングです。

これだけ透明な生物を白い砂地の上で撮すのは、露出合わせが非常に難しく、
かと言って生態行動上で有り得ない様な所に移動させるのでなく、やはり、
今回の様な枯葉とか、腐った木の板あたりが自然らしく適切だと思います。

こんなアシストをさりげなくしてくれる所が、アカデミックな生物知識の豊富さ
だけでなく、自分が尊敬しているところです。

そして困った事に、このぢろーさん、もうすぐサザンさんを退職されてしまいます。
本人がサザンさんのHPで発表されましたので、ここに書いてもいいかと。
あと一ヶ月ぐらいと思われますので、ガイドして貰いたい方は、早急にパラオに
行って、サザンさんで潜ってきて下さい。

2008年05月02日

●バラオ特訓報告11 ナミダテンジクダイ

さて今日も旅行編と思いましたが、旅行編は長文なので作成に時間がかかって
しまいます。
GW気配の世間と違って、この時期は月末月初の仕事に追われておりまして、
今日は短めに、生物編にさせていただきます。

namidatenjikudaiYg%202008041b.jpg
ナミダテンジクダイYg   Apogon savayensis
撮影 2008年4月:PALAU -10m 大きさ20mmぐらい
英名 Gray cardinalfish
生息域 奄美大島以南~西部太平洋域、紅海、GBRなど。

こちらも内湾ナイトでの観察です。
成魚は目が大きいのが特徴ですが、幼魚だとここまで大きいのか。
とにかく ぢろーさんから紹介された瞬間から釘付け状態になってしまいました。

やっぱり、テンジクダイ系は可愛くて、ええですね~♪
一時期、シリーズとして紹介していた "幼魚様たち" ですが、"稚魚ちゃまたち"
シリーズを作ろうかと思った次第です。

でもそんなシリーズやっちゃうと、更に変態ダイバーがパワーアップしそうだし、
う~んと考え中です。

図鑑などによるとサンゴ等の奥に隠れ住むと書いて有り、確かに以前観察した
成魚はそうでしたが、今回の幼魚は砂地を漂っておりました。
まだ幼すぎて住まいが決まってないのか、はたまた昼間は住みかに隠れてて
夜になるとフラフラと動き出すのか?

実は、この ナミダテンジクダイ 自体、自分は今までパラオでしか観察した事が
ありません。
生息域からすれば、2回しか行ってない奄美大島や、1回しか行ってない西表島、
そして今回で10回目のパラオ。
まぁ、パラオでしか見ていないって当たり前の事かも知れませんね

2008年04月28日

●バラオ特訓報告 その9 モンツキイシモチ幼魚

ほほほほほほほ~~♪
フェラーリ、2戦連続の1-2フィニッシュ!!

今年のF-1もいよいよヨーロッパラウンドになりましたが、我が王者フェラーリは
絶好調にて、キミライコネンもこれでフェラーリに載ってから、驚異の勝率5割
です。
かずき君も今期F-1デビューで2度目の入賞と、自分にとって大喜びの嬉しい
週末のスペインGPでした。

montukiishimochiYg%2020080412a.jpg
モンツキイシモチYg   Apogon melas
撮影 2008年4月:PALAU -20m 大きさ20mmぐらい
英名 Black cardinalfish
生息域 南日本~西部太平洋域、オーストラリア北部など。

サザンマリンダイバーズの ぢろーさんから水中で紹介されましたが、幼魚と
言うよりも、小さすぎて稚魚の世界です。

montukiishimochiYg%2020080412d.jpg

ぢろーさんのスレートペンの先っちょの大きさと比較すれば判ると思いますが、
このサイズで、しかも下半身は透明なので余計小さく感じます。

montukiishimochiYg%2020080412b.jpgmontukiishimochiYg%2020080412c.jpg

モンツキイシモチの成魚の体色は全身黒茶色で、名前から想像される様に、
第二背鰭と臀鰭に大きくな斑紋がある姿ですが、まさか幼魚がこんな体色とは
知りませんでした。

成魚自体は過去に何度か観察しておりますが、地味な色の上、バカでかくて、
さほど綺麗じゃない事から、今までまともに撮した事がありませんでしたが、
色々な種の各ステージの姿収集を考え、次回の観察時には真面目に撮影を
してみます。

それにしても、成魚に比べてあまりにも可愛いすぎるのは、何なんでしょう?

2008年04月24日

●バラオ特訓報告 その6 シボリ

本日紹介させて頂く生物は、たぶん普通のダイバーは見向きもしないと
思われます。
でも、自分の様なテンジクダイふぇちには、溜まらん生物なんですよ。

実際、今回、撮影するのにキャーキャー言って追いかけ廻っている自分と
サザンマリンダイバーズの拓ちゃんを見て、他の一緒に潜っていた方達は
唖然とされてました。

shibori20080414b.jpg
シボリ   Fowleria variegata
撮影 2008年4月:PALAU -3m 大きさ80mmぐらい
英名 Variegated cardinalfish
生息域 奄美大島以南、紅海、東アフリカ、インド洋、西部太平洋域など。

撮影してた時は ナハマトイシモチ かな?って思っておりましたが、戻ってから
図鑑で調べてみると シボリ の様です。

いまいちの写真で申し訳ありませんが、これでもちょっとでも鰭を開いた写真を
撮れたのは、初めてなんです。
以前に一度だけGP3で観察した事は有りますが、壊れたサンゴや岩礁の穴の
奥の方に引っ込んでいて、ちっとも全身を見せてくれませんでした。

shibori20080414a.jpg

なかなか、こんな感じしか撮せないんですね。

アクアリスト関連では¥1,000-もしない生物みたいですが、観察出来ただけ
でも嬉しい生物です。
自分が帰ってきてから、砂の中に潜っていくテンジクダイも沢さん見つかったらしく、
次回はそいつの撮影もしたい。

でもその前に、三保に居るらしい砂の中に潜るテンジクダイも撮影したい物です。

2008年04月20日

●バラオ特訓報告 その2 クダリボウズギスモドキ

いやぁ~、今年のグランパスは違いますねぇ。
昨年秋にピクシーが監督に決まった時は、あっ来年もダメだ~と思ったんですが、
いやいやベンゲル監督時代の強さです。
久々に瑞穂に観戦に行ってみたい気分です。

さて、よくダイバーズ天国パラオなどと、ダイビング雑誌にいつも紹介されており
ますが、雑誌に紹介されてる内容と自分が思う天国の意味は違えど、PALAUは
正に自分にとってダイビング天国です。

いつも内湾を潜り倒したいが故、外洋での大物観察の繁忙期でなく、閑散期を
ねらって通っておりますが、今回、サザンマリンダイバーズのぢろーさんが
計画してくれた自分のスケジュールは、ほぼ外洋でのダイビング計画でした。

PULAUに到着した夜、その計画書にナイトロックスタンクの使用する%や、いつ
使用するかなどを書き込み、出来上がった予定本数は4日と半日で合計32本。
今回は体力勝負の特訓です。

現実にはミッドナイトで窒素が抜けるヒマが無く、昼間は浅場の内湾を潜って
ましたが、やはり計画されてたのは普通の外洋ダイビングではなく、観察予定の
ほとんど、なんとかの1種って名前の生物の観察ばかり。
時には、レアすぎて名前がわからない生物や、小さすぎて判明出来ない稚魚
なんてのもあって、本当に自分が満足極まる毎日でした。

しかし、外洋ナイトに行くのにゲストが自分1人に対して、ボートオペレーターの
アレンさんも含めると、常にスタッフが5人。
GMのコージさんなんかは、毎晩ナイトダイビングだけ出動してくると言った、
それほど今のサザンマリンダイバーズさんの外洋ナイトは熱いんです。
近々、GW当たりに行かれる方は、是非ぜひ外洋ナイトをリクエストしてみて
下さい。

では本日も昨日に引き続き、PULAUでの外洋ナイトダイビングで監察してきた
報告です。

bouzugisumodoki20080413a.jpg
クダリボウズギスモドキ   Pseudamiops gracilicaude 

撮影 2008年4月:PALAU 某所 -12m 大きさ40mmぐらい
生息域 奄美諸島以南、フィリピン、マーシャルなど西部太平洋域。

ハゼの次にテンジクダイふぇちの自分としては、 シマクダリボウズギスモドキ と、
サビクダリボウズギスモドキ を昨年4月に撮影して、山渓の「日本の海水魚」に
掲載されている中で、残る クダリボウズギスモドキ を撮したいなと、つねづねより
思っておりましたが、今回の深夜の外洋でその夢が叶いました

bouzugisumodoki20080413b.jpg

クダリボウスギスの仲間は、全て洞窟などの暗闇に生息するテンジクダイす。
だいたい中層を ふら~ふら~っと漂ってますが、ライトを当てるとのんびり気味に
すーっと逃げていき、追いかけすぎると岩穴の中に隠れてしまうので、ゆっくりと
近づくのが撮影のポイント。

上の写真は露出を開けて臓器がキレイに写る様に透明っぽく、下の写真は逆に
各鰭が判りやすい様に、露出を絞って撮ってみました。

でも現実は、ナイトの暗闇の中、カメラやストロボの光量などの各設定変更は
手探りにて、非常に難しかったです。

simakudaribouzugisumodoki.jpgsabikudaribouzugisumodoki.jpg
写真左が シマクダリボウズギスモドキ 、右が サビクダリボウズギスモドキ
共に2007年4月にPALAU某所でのナイドダイビングにて撮影。

と言うところで、残す観察は、 クダリボウズギス ですね。

2008年03月04日

●クロホシイシモチ (ナイトバージョン)

kurohoshiishimochi20080105a.jpg
クロホシイシモチ (ナイトバージョン)  Apogon notatus
撮影 2008年1月:紀伊大島 須江 白野  -8m 大きさ70mmぐらい
英名 Spotnape cardinalfish
生息域 千葉県以南 ~ 台湾、フィリピン、バリ、コモド、PNGなど

今年の1月に紀伊大島須江の白野ビーチで潜った時の事ですが、やけに目立つ
ピンク色をしたテンジクダイを見かけました。

何だろうと思いながら、ダイビング後に図鑑と撮した写真を照らし合わせたところ、
なんといつも何処でも見かける クロホシイシモチ でした。

kurohoshiishimochi20080105b.jpgkurohoshiishimochi20080105c.jpg

上の3枚の写真は、全てストロボの調節を失敗したので、ソフトで明るめに仕上げた
為に、ちょっと見にくい写真で申し訳ありませんが、本物はもっとピンクが濃かった
ですよ。
睡眠中の外的から身を守る為に、昼間と異なる体色に変化しているのでしょうが、
これだけピンクだと返って目立つのではと思うくらいでした。

kurohoshiishimochi20070609.jpg
撮影 2008年1月:大瀬崎 湾内

図鑑で調べた後に、違うポイントで昼間撮した写真と比較してみると、うっすらした
ピンク色が有りました。

本当の普通種だけにいつも見逃しがちの生物ですが、そんな普通種でも昼と夜と
では結構体色が違いますので、次回のナイトでは普通種もいっぱい撮る事に
してみます。

2008年02月16日

●クロイシモチ

kuroishimochi%2020080210a%20.jpg

クロイシモチ   Apogon niger
撮影 2008年2月:紀伊大島 須江 内浦  -18m 大きさ40mmぐらい
英名 Black cardinalfish
生息域 千葉県以南 ~ 台湾、南シナ海など

写真の黄土色タイプとは別に黒色タイプもありますが、黄色タイプは体全体の
形が頭でっかちの性も有るのか、まるで " 鯛焼き " ですよね。
タイヤとか空き瓶、空き缶などにいつも隠れる様にして漂ってます。

kuroishimochi%2020080210b%20.jpg

須江の内浦では、上の写真の様に ミジンベニハゼ と一緒にいたり、時には
クルマダイ の巣に入り込んでたりとか、いつも内浦のスター達と一緒にいる
せいか、多くの方の写真に撮されている隠れた内浦のモデルです。

上の写真には本当は ミジンベニハゼ がペアで住んで居るのですが、この時は
喧嘩でもしたのか、なぜか1匹が隣の空き缶に移動しておりました。
そんな残された1匹を元気づけようとしているのか、素敵な笑顔をしておりますね。

2008年02月06日

●ヒトスジイシモチ

予定では、本日は2週間振りのファンダイビングの予定でしたが、一昨日の夜に
欲望に負けて、ここしばらく咳き込んで居た為に続けていたカレー断ちを破って
しまったせいか、昨日は咳が悪化しましたので、本日は仕事に変更です。

hitosujiishimochi20080106a.jpg
ヒトスジイシモチ   Apogon frenatus
撮影 2008年1月:紀伊大島須江 内浦 -12m 大きさ50mmぐらい
英名 Bridled cardinalfish、Spur-cheek cardinalfish
生息域 三宅島、和歌山県、高知県、奄美諸島以南~インド・太平洋域、
     紅海、東アフリカ、フレンチポリネシアなど。

とにかく地味なテンジクダイの一種ですが、自分の様なテンジクダイ・フェチに
してみれば西伊豆では滅多に観察が出来なくて、たまに南紀辺りで観察が
できると、思わずいつもパシャパシャと撮ってしまいます。

サンゴ礁や岩礁域などで、昼間は岩穴の中などにじっと隠れている事が多く、
近縁種の ユカタイシモチ との違いは簡単で、尾鰭の付け根近くの黒い斑紋が、
黒い体測線の延長線上にあれば ヒトスジイシモチ で、体測線の延長線上より
上部に有れば、 ユカタイシモチ です。

hitosujiishimochi20080106b.jpg

内浦では、エントリー口から南方向の、テトラポット下のゴロタの砂地近辺を
覗いていけば、 イシモチ 等の多くのテンジクダイ系が複数で泳いでいるのとは
違って、わりと単独でいますので、気になった方は一度捜してみて下さい

2008年01月29日

●タイワンマトイシモチ

本日も、当ブログをご覧になられる方で、おお~っと思われる方はごく数人と
思われますが、自分がハゼ科の次に大好きなテンジクダイ科からです。

taiwanishimochi20070213a.jpg
タイワンマトイシモチ  学名 Foa brachygramma
撮影 2007年2月:パラオGP3 水深-10m 大きさ40mmぐらい
英名 Fo cardinalfish 、Weedy cardinalfish
生息域 相模湾以南の南日本、インド、西部太平洋域。

いつもこの様に生物を紹介する時は、図鑑や色々なWebサイトに書かれている
内容を、参考にさせていただいております。
皆さんもご存じの様に、英名は図鑑や文献によってバラバラですが、いままで
自分は学名は世界共通と思っておりました。

ところが、本日紹介させて頂く タイワンマトイシモチ を色々調べてみると、
学名までバラバラ、合計で3つの学名が見つかりました。
本当に正しいのは、どれなんでしょうね?

taiwanishimochi20070213b.jpg
撮影 2007年2月:パラオGP3 -10m 大きさ20mmぐらい

こちらは同じフィールドの、直ぐ近くで観察できた幼魚です。

ともに、もう一年近く前の撮影になります。
撮影後に、図鑑で調べ相模湾以南の南日本に棲息している事を知りましたが、
残念ながら、一度も日本で観察できておりません。

決して、ダイビング数が少なかったり、棲息してそうな所も潜っているんですが、
実はそのぐらい稀に観察できる種なのか。
それとも、やっぱり自分の目は節穴なのか?


2007年12月16日

●秋のパラオ合宿報告(24) ヒカリイシモチ

このところ同じポイントからの報告ばかりですが、本日もGP3からの報告です。

hikariishimochi20071120b.jpg
ヒカリイシモチ  Siphamia versicolor
撮影 2007年11月:PALAU GP3 -15m 大きさ約30mm
英名 Urchin Cardinalfish
生息域 奄美大島以南、インド・中部太平洋域、紅海など。

エントリー後、モーターポイントに向けて移動中に砂地を、大きなガンガゼ系の
ウニが4~5個体移動しており、そのトゲの廻りと言うか、トゲの間に隠れる様に
フウライイシモチ と一緒に泳いでました。

その様子は、 mixi の動画でご覧下さい。

hikariishimochi20071120a.jpg

自分的には、初観察でした。
今まで柏島にて、 イナズマ・ヒカリイシモチ は何度も観察しておりますが、
元祖 ヒカリイシモチ は初めてでしたが、残念ながら茶色一色のタイプのみで、
ストライプのタイプは見かけませんでした。

でもまずは、生態観察ができて良かったです。

2007年12月13日

●秋のパラオ合宿報告(21) バンダイシモチ

今週もですが、急遽、本日は休日になりました。
12月は何せ土日の休日が取れないので、平日でスケジュールが空いた日に
休日にしております。
本当なら14連勤の予定だったのが、5連勤、休日、8連勤、3連休に変更となり
楽チンになりました。

bandaishimochi20071117c.jpg
バンダイシモチ  Apogon bandanensis
撮影 2007年11月:PALAU マリンレイク -5m 大きさ約50mm
英名 Banda Cardinalfish
生息域 奄美諸島~西部太平洋、北西オーストラリア、インドなど

セントカーディナルや、マリンレイクでナイトダイビングをすれば、まず100%の
確率で観察できます。

自分はパラオで150本以上潜っており、その内で、マリンレイクは10本ほど
潜ってますが、全てナイトダイビングです。
なので昼間のマリンレイクって知らないのですが、昼間のセントカーディナルでは
観察したことがないので、ひょっとしたら日中は岩の奥などに隠れていて、夕方や
夜しか出てこないのかも知れません。

学名が bandanensis ですから違うとは思いますが、だからバンダなのかも?

bandaishimochi20071117b.jpgbandaishimochi20071117a.jpg

写真は単独で写ってますが、実際は10匹程度が群れをなして漂ってます。
泳いでいると言うより、常に全ての鰭を全開にしてボ~~ッと漂っております。

で、その内の綺麗な個体を狙ってライトを当てると、その時だけスス~っと
動いて離れますので、離れて単独になった時に撮しております。
動きがスローでとっても撮しやすいので、皆さんもナイトした時には狙ってみて
下さい。

それにしても、この子達、鰭を閉じる時はあるんでしょうか??

2007年12月09日

●秋のパラオ合宿報告(17) ギルバート・カーディナルフィッシュ

今回はじめて一緒に潜った、マイミクのちびっ子さんが既に綺麗な写真の報告を
されておりました。
自分はと言うと、同じ環境で撮していながらライティングに失敗した写真ばかりで、
今回は証拠写真と言うことで報告させていただきます。

なので、写真はダメダメなのばかりで、すみません。

girbertcardinalfish20071118ab.jpg
ギルバート・カーディナルフィッシュ  Apogon gilberti
撮影 2007年11月:PALAU セントカーディナル -7m 大きさ約50mm
英名 Gilbert's Cardinalfish
生息域 フィリピン、パラオ、西インドネシア、北西オーストラリアなど

ぱっと観は ウスモモテンジクダイ に似てますが、上手くライトが当たれば、
ブルーのラインと青っぽいお腹がとても綺麗です。
なのに撮す人間がダメだとこんな写真ばかりで、折角の特徴が判りません。

girbertcardinalfish20071118bb.jpggirbertcardinalfish20071118cb.jpg

と今回は写真はダメでしたが、不思議な嬉しさがありました。

自分は約2年程前に発刊されたダイビングワールドにサザンマリンダイバーズ
ぢろーさんが載せられた ギルバート・カーディナルフィッシュ の写真記事を観て、
それまでテンジクダイの中で、一番好きだった イトヒキテンジクダイ よりも綺麗な
このテンジクダイに、速攻で、ひと目惚れしちゃいました。

それで次にパラオに来た時にサザンマリンダイバーズさんにリクエストしてみると、
どうやらそれは ブルースポット・カーディナルフィッシュ の名前を編集社の方が
間違えて載せたらしく、名前はともかくこれが観たいと、ずう~っと ブルースポット・
カーディナルフィッシュ
をリクエストしており、先日報告済みの様に、やっと今回、
マッドシティで初めて観察できた次第です。

でも、それでは ギルバート・カーディナルフィッシュ とは、どんなテンジクダイ
なのかと聞いてみたところ、セントカーディナルに居るよって聞いたのが、前回の
パラオのダイビングを終えてからでした。

なので今回教えて頂き、写真に撮ったわけですが、実は、今回はじめて一緒に
潜ったマイミクのちびっ子さんも、同じ様な思いだったらしく、何とも不思議な話し
ですね。

次回のパラオでは、この2種類のカーディナルフィッシュの満足できる写真を撮る
事が、自分にとって大きな宿題になってしまいました。
もっとも、他にも宿題は山ほど有りますけど・・・・・とほほ。

2007年11月25日

●秋のパラオ合宿報告(3) ブルースポットカーディナルフィッシュ

本日もマッドシティからの報告にて、ここ数年見たくてたまらなかった生物です。

過去にはサザンマリンダイバーズさんの桟橋前に沢さん生息していたそうですが、
自分が興味を持った頃には居なくなっており、一度だけ沢さんの イトヒキテンジク
ダイ
の中に1匹だけ混じってるのを見たことはありましたが、ようやく撮影する事が
できました。
しかも、こんなに沢さんの数で。

生息数の多さは、 mixi の動画をご覧下さい。

bluespotcardinalfish20071121f.jpg
ブルースポットカーディナルフィッシュ  Apagon nitidus
撮影 2007年11月:PALAU マッドシティ -2m 大きさ40mmぐらい
和名無し
生息域 インド洋、モザンビーク、セイシェル、西部太平洋、台湾、南中国

ブルースポットカーディナルフィッシュ は、種類が多いテンジクダイ系の中でも、
自分が、いちばん綺麗だと思う生物です。
特に腹部の黄色+青色のコンビネーションに赤い腹鰭の組み合わせは、まるで
宝石の様ないでたちで、光の当たり方次第では青いスポットが更に輝きを増し、
淡水魚に似た透明感の有る綺麗さを感じます。

bluespotcardinalfish20071121d.jpgbluespotcardinalfish20071121a.jpg

昨日まで報告してきた生物は、同じマッドシティでも南側に生息している生物達で、
水底の泥がすぐ舞い上がる環境下での監察報告でしたが、この ブルースポット
カーディナルフィッシュ
は、北側のユビエダハマサンゴや、トゲエダコモンサンゴ
等の群生群に生息しており、マングローブの泥が流れ出る環境でも、比較的に
透明度は保たれた環境で生息しております。

各サンゴも大きく、日中は他のスズメダイ系とサンゴの上部で生活している事が
多いので、下からあおる体制で、上に太陽を入れて撮すワイド写真は結構いける
のではと思われます。
もっとも自分には、芸術的な写真のセンスが乏しいので不可能ですが。

bluespotcardinalfish20071119c.jpg

やっと会えた、やっと撮せた。
自分が今回のパラオで、いちばん撮したかった生物の報告でした。

2007年09月16日

●幼魚様たち(16)イナズマヒカリイシモチ

イナズマヒカリイシモチ 自体は、約一ヶ月前に紹介したばかりですが、本日は
その幼魚様の紹介です。

なので、サカナ自体の説明は こちらを 参照して下さい。

inazumahikariYg20070908a.jpg
イナズマヒカリイシモチ  Siphamia tubulata
撮影 2007年9月:大きさ約10mm  柏島民家下 -18m

正直なところ、ガイドを担当して頂いたぢろーさんに紹介されない限り、この幼魚が
イナズマヒカリイシモチ とは判りませんでした。
最初は、何のテンジクダイ系の幼魚なんだろうと思っており、書かれたスレートを
読んで、なるほどね~と思いました。

それにしても、口がデカい。

inazumahikaishi20070708c.jpg
上の写真は、7月上旬に撮影したものです。
この頃に、産まれた子供でしょうかね?

残念ながら、柏島では自分はナイトで潜った事が無く、発光シーンを見たことが
ありません。
成魚、幼魚、口内保育の写真は撮っておりますので、あとはハッチアウトシーンと、
発光している姿を写真に押さえたいものです。

2007年08月28日

●幼魚様たち(8)マンジュウイシモチ

本日は、大変カラフルで、とっても可愛いサカナの紹介です。

manjyuuishiYg20040310.jpg
マンジュウイシモチ  Sphaeramia nematoptera

残念ながら、極小サイズの良い写真が無かったので申し訳ありません。

以前も書いた覚えが有るのですが、英名では パジャマ・カーディナルフィッシュと
呼ばれており、日本名の〝まんじゅう〟とは、何の意味繋がりがあるのでしょう。

ご覧の様に、頭部は黄色で、黒い鰭の後ろは赤い水玉模様があります。、
可愛い例えでは、いちごパンツをはいてると言われたりしますが、ひどいのでは、
じんましんカラーとも言われたりしております。

こんなに可愛いのに、可愛そう。

manjyuuishiYg20060612.jpgmanjyuuishiYg20070617.jpg

生息域は奄美諸島以南、西太平洋域。
サンゴ礁のショウガンゴ属の枝の間、群れで生息しており、6㎝ほどに成長します。

manjyuuishiYg20061012.jpg

う~ん、確かに人間でこのカラーリングだと、下半身に赤い湿疹だらけって事で
結構、気持ち悪いかも知れませんね。

でもサカナだから。

2007年08月14日

●真夏の串本は幼魚でいっぱい(5)オオスジイシモチ

oosujiishimochiYg20070807b.jpg
オオスジイシモチYg  Apogon doederleini

先日ご紹介しました キンセンイシモチYg のバックに写っていたサカナさんです。

ここに載せる為に過去に撮りだめた写真を捜してみましたが、意外な事でしたが
成魚の写真を撮っておりませんでした。
いろんなところで観察をしてますので、てっきり撮っているものと思ってまして、
自分自身が、えぇっ~? って感じです。

多分、今度観察できた時には、一緒に潜る方があきれてしまうぐらい、ずうっ~と
撮影していると思われます。

成魚の特徴は、縦縞が5本で尾柄部に眼径大の黒斑が有ります。
昼間はサンゴの隙間などに隠れてますが、夜になるとフラフラと泳ぎ出すので
ナイトダイビングでは、ぼぉ~っした姿をよく見かけます。 

oosujiishimochiYg20070807c.jpg

実は オオスジイシモチ は、雄が絶食を続けながらガリガリに痩せてまで、口の
中で子育てをします。

これ自体は子孫を残す為の美談なんですが、時にはその我が子を食べてしまう
雄もおります。
こういった共食いの行為をカニバリズムと言いますが、親が自分の子供を食べる
共食いは、フィリアルカニバリズムと言うそうです。

詳しい事を知りたい方は、魚類の社会行動〈1〉を、読んでみて下さいね。

2007年08月11日

●真夏の串本は幼魚でいっぱい(2)キンセンイシモチ

本日も先日潜った、真夏の串本からの報告です。
このブログを読まれてられる方は、自分がハゼ好きなのが判ると思われますが、
実は、隠れテンジクダイ・フェチなんです。
なので、本日紹介の生物を見つけた時は、水中でキャーキャー物でしたよ。

kinsenYg20070807a.jpg
キンセンイシモチ  Apogon properuptus

大きさは約10mm、おそらく今年の夏に産まれた子供と思われますが、なぜか
10匹程度の オオスジイシモチ の群れに1匹だけまざって泳いでおりました。

kinsenYg20070807b.jpgkinsenYg20070807c.jpg
最初に観察した時は、1匹だけ色彩変体個体かと思い大喜び~。
しかし、撮影後に図鑑で確認したところ キンセンイシモチ の幼魚と判明。

成魚は全身が金色色ですが、おそらく産まれた時は白黒の色彩で、下半身から
金色に色彩変化をしていくのでしょうか。

kinsenYg20070807d.jpgkinsen20070707.jpg
左上の写真は以前に串本で撮した成魚、右上の写真は今年7月の始めに柏島で
撮した写真です。
口の中に、わずかに見えるオレンジの物体が卵です。

いつになるかは判りませんが、今回観察できた幼魚よりも更に若い幼魚や、
生まれ立ての姿が写せれば、もう少し詳しい色彩変化が表現できるでしょうね。

いつまでも、課題は山積みの様です。

2007年08月02日

●柏島合宿報告 (3) イナズマヒカリイシモチ

本日は、柏島に本格的な夏の水温が来る前の、旬のネタ紹介の第一弾。

柏島には、日本ではここでしか観察できないとか、世界でもここでしか観察が
出来ない生物が沢山生息しておりますが、その中でも自分のお気に入りの
生物のひとつです。

inazumahikaishi20070708a.jpg
イナズマヒカリイシモチ  Siphamia tubulata

柏島に行ったら、まず見ておいて欲しい生物です。
テンジクダイ系の中でも、独特の縦帯と横帯が不規則に交差した柄は、この
イナズマヒカリイシモチ だけ、ともかく独特の模様で、
テンジクダイの中で、綺麗系の日本代表です。

残念ながら自分は光っている姿は見た事がありませんが、文献によれば、
「腹腔内には発光器官があり光の拡散を促す発光組織が体の腹面に沿って
ひろがる。発光器は発光バクテリア共生型である。」 らしいです。

inazumahikaishi20070708b.jpginazumahikaishi20070708d.jpg

ヤギや、トサカなどにくっついて居る事が多いので、綺麗な写真の被写体として
結構、素敵な生物ですよ。
で、何故、旬かって言うと、この姿です。

inazumahikaishi20070708c.jpg

もうすぐ産まれそうな赤ちゃんを、口いっぱいに含んだこの姿は、7月8日に
勤崎で撮影させていただきました。
先週末は、残念ながら勤崎で潜りませんでしたので観察できておりませんが、
おそらく既に産み終わっているんでしょうね。

ハッチアウトの瞬間を、いつか観察したい物ですね。

2007年05月04日

●4月のパラオから、テンジクダイ系

ハゼの報告が続いてしまったので、本日の紹介は自分がハゼの次に大好きな
テンジクダイ系です。
おそらく意味は違うと思いますが、天竺との言葉自体が大好きで、透明っぽい
体色に光沢のある色彩が、更に自分の天竺のイメージをアップさせてくれます。

過去に撮した写真も混じってますが、パラオのセントカーディナルでは、いつも
これだけのテンジクダイ系が観察できます。
Itohiki-ten.jpg
自分が好きなテンジクダイ系のベスト3のひとつ、 イトヒキテンジクダイ です。
これのちょこっとボディ色彩の異なる ブルースポット・カーディナルフイッシュ や、
ギルバート・カーディナルフイッシュ を撮すのが、ここ近年の目標のひとつでも
有ります。

kuroobiatohiki-ten.jpgatohiki-ten.jpg
左上は クロオビアトヒキテンジクダイ 、右上は アトヒキテンジクダイ
ここら辺はいつも イトヒキテンジクダイ と一緒に混じってサンゴの上に漂って
ますので、種別毎に撮してもどれかが重なります。
ワイドマクロで撮ってみるのも良いかと思うので、いつか試したいと思います。

namida-ten.jpgnenbutudai.jpg
左上は06年の6月に撮した物ですが、レアな ナミダテンジクダイ
右上は、伊豆や南紀でも多く観察できる ネンブツダイ です。

manjuu-ishi.jpg
英名は Pajama Cardinalfish なのに、何故か和名は マンジュウイシモチYg
パジャマとまんじゅう、何なんでしょうね?
でも、ネマキイシモチよりはマシかも知れませんし、英名の Pajama は自分が
思っているパジャマではない、別の物の名前かも知れませんね。
最も、パジャマ=まんじゅう とは、絶対に思いませんが。

Yarai-ishi.jpgoosuji-ishi.jpg
左上が ヤライイシモチ 、右上は オオスジイシモチ です。

この様に、このポイントでは5m前後の浅場でこれだけのテンジクダイ系が
観察できます。
なのでポイント名も、セント・カーディナルなんでしょうね。

2007年04月25日

●4月のパラオから、サビクダリボウズギスモドキ

今回のパラオでは、産まれて初めてオーバーナイトダイビングを経験して来ました。
1本目が20時、2本目が22時40分、 3本目が午前1時、4本目が午前3時30分
のエントリーで、それぞれ約1時間のダイビング。
こんな変てこなダイビングをしてくれるのは、勿論サザンマリンダイバーズさん。
既に調査で実施済みらしいですが、今回は初のお客さん向けのオーバーナイト
ダイビングの開催らしいです。

こういう時間帯のダイビングでは、昨日、紹介させていただいた オリビアシュリンプ
を始め、初めて観察出来た生物が盛りだくさん。
その中のひとつが下の写真の、 サビクダリボウズギスモドキ です。

sabikudaribouzugisumodoki.jpg

テンジクダイ科の仲間にて、この写真では判りにくいですが、本物は体全体が
メタリックな体色で光っております。
普段は岩穴や洞窟の奥に潜んでいる稀種で、ナイトダイビングならではの観察が
可能な生物です。

simakudaribouzugisumodoki.jpg
こちらは シマクダリボウズギスモドキ
上記の サビクダリボウズギスモドキ 同様、こちらも岩穴や洞窟の奥に潜んでいる
稀種にて、ふらふらと漂っておりました。

このオーバーナイトでは、これらのテンジクダイ系以外にも深海魚系の生物が
観察できました。
それらは又、次回にでも紹介させていただきます。

2007年01月06日

●2006年の失敗作 その3

oosujiishimochi200601.jpg

好評 ( 自分だけ?) の、2006年の失敗作シリーズ。
3回目の紹介は オオスジイシモチ です。

自分にしては珍しく、図鑑写真でなくアーチックに撮した写真です。
大瀬崎の湾内にて、マイクロ60mmを使ってイソギンチャクをバックに綺麗な
イメージを心がけて撮影しました。

出来る限り全てのイシモチが同方向を向いた瞬間を、被写体深度を深くして
撮影したつもりが、うかつにも露出F9で撮っておりました。
結果、全てのイシモチにピンが合った写真は0枚でした。
しかも全てのイシモチが同一方向を向いた写真も0枚。

1枚の完成された写真を撮るには、バディ達とはぐれる心構えを、してでも
粘る必要がありそうです。
でも単独潜水はお勧め出来ないので、ガイドさんを独り占めできる平日の
ダイビングが、良い写真への一歩と思います。