本日は生物報告は休憩させていただき、先日の沖縄旅行から。
潜った当日にも書きましたが、前々から噂に聞いていた沖縄本島東海岸の
ダイビングポイント、金武町にあるレッドビーチのちょっと詳しめの報告です。
( 一部、既に当ブログで使用した画像も有ります。 )
今回の自分達の宿泊は、飛行機チケットとセットになってた西海岸沿いの
恩納村にあるリゾートホテルでした。
そちらからは行くには、国道58号線( 通称、ゴーパチと言うらしい )を北進し、
途中で右折して低めの山越えをして東海岸の329号線に出たら、左折して
北進します。
しばらく走ると、左手に琉球病院の塀が見えたら、右手に有るスーパーを
超えた海岸に繋がる道路に、KIN REDの看板(写真下)が立ってます。

看板前の滑りやすそうな坂道の道路をゆっくり下っていくと、写真下の風景が、


看板に書かれている注意書きを読むと、立ち入り禁止区域で扉もガチッと施錠が
されてます。
「空けて入るのかな~」と思っていたら、ゆっくりと扉の前を左折して金網沿いに
進んで海の真ん前のコンクリートを打って作られているスロープに駐車しました。



これが自分がウワサを耳にしてから、ずう~っと夢に見ていたレッドビーチです。
ちょっと空の色は嬉しくない色ですが、この海の中には自分が好きそうな生物が
沢さんいる様です。
ここは偶に米軍の輸送船が停泊する港らしく、その時に輸送船が落としていく
バラストのせいで、変テコな生物が多いみたいですね。
輸送船が動いている時や、停泊している時はダイビングはほぼ不可能らしいので
注意して下さい。
尚、停泊中と停泊前日は、ライフルを構えた米兵がフェンス近くで警備している
らしいですよ。

エントリーは、上の画像のスロープでノリが少ない右端から。


こんな感じで水面移動をして、3個有る係留ブイの中で潜行目的のブイの
ところまで泳いだら、全員呼吸を整えてから潜行開始です。


潜行目的のブイに着いたところ、あれっ?なんか蛾くんが休憩しております。
海の中は、良い被写体が見つかって全員集まるとモァモァ~っと舞いあがり、
潜った皆さん全員、フィンは横にしか動かせません。


潜り終わって戻ってみると、ダイビングービスさんの車がいっぱい止まってます。
休憩中に坂道を戻って数えてみると、21台もダイビング目的の車が駐車して
ました。
この日は低気圧の通過のせいで西風が強く、西側のポイントは全てクローズ。
ほとんどのショップさんがこのレツドビーチにやってきたみたいです。
前日に、こうなる事を予測して早めにやってきた自分達は、エントリー口の直ぐ
横に駐車できたので楽チンでしたが、遅く来た人達は坂道に駐車して、そこから
タンク背負って歩く訳で、大変そうでした。

潜水案内さんの285さんの話しによると、数年前まではせいぜい2~3台の車
しか止まってなかったそうですが、最近は西側がクローズすると常にいっぱいに
なるそうで、確かに、オープン講習の方達も沢さんいらっしゃいました。


来たときは満潮でしたが、3本目を潜る時には干潮で、エントリー口もすっかり
干上がってます。
潜り終えて戻ってくる頃には、車もずいぶんと少なくなってました。
結局、9時過ぎから16時頃までで3本潜りましたが、その間にも他のショップの
車は帰ったり、新たに来たりと、どうやら沖縄らしくない透明度や、生物層から
1~2本潜って帰る人達が大半の様で、終日居たのは自分達だけでした。

片付けも終わって帰る頃には、やっと晴れ間が見えだしました。
レッドビーチも南国らしい風景が・・・・
と言うのは冗談で、これは宿泊したホテルのビーチで撮した写真でした。
新しい自分好みの面白いポイントだったレッドビーチ。
次回は沖縄らしい常夏の太陽の下で、潜ってみたいと思いました。