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2009年12月14日

●ヤライイシモチ その2

昨日はダイビング後に、ワンピースの映画をレイトタイムで見て、ブログを
書いて、3時間ほど寝て起きて出社しました。
思えばダイビング前日も3時間の睡眠しかとれず、50歳を超えたオヤジには
「こりゃ、えらいわ~」と思いながらとオフィスに着くと、誰もいません。

考えてみれば日曜日なので、本社出社は自分だけでした。
ならば、こそっと昼出勤にすれば良かったとズルい考えが頭をよぎりました。

さて本日は今年、各地で撮影してきた ヤライイシモチ を報告させて
いただきます。

と言っても、今年上半期だけの撮影ですが・・・・・

yaraiishimochi%2020090523a.jpg
撮影 2009年5月:沖縄本島 砂辺 水深 -12m 大きさ 80mmぐらい 

yaraiishimochi%2020090327a.jpg
撮影 2009年3月:奄美大島 ピアテグリ 水深 -9m 大きさ 50mmぐらい

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撮影 2009年1月:PALAU セントカーデイナル 水深 -8m 大きさ 80mmぐらい

ヤライイシモチ  学名 Cheilodipterus quinquelineatus
英名 Fivelined Cardinalfish
生息域 小笠原諸島、和歌山県以南 ~ 紅海、インド洋、西太平洋域など

珊瑚礁や岩礁域の珊瑚や岩陰に隠れる様に生息しています。
尾鰭基部にある黄色部分の中の黒斑の大きさが瞳より小さい事、体側面の
黒色縦縞が5本と少ない事で、他のヤライイシモチ類と区別ができ、小さな
時は群れになってますが、大きく育つと単体での生息になります。

ちょっと気になったのが、真ん中の奄美大島で撮影した個体。
本種のほとんどが尾鰭は全て透明なのに対して、この個体は上端と下端が
黒く縁取られてます。
よぉ~く考えると、 リュウキュウヤライイシモチ にも同様なケースが見設け
られました。

ちょっと勉強不足で申し訳ありませんが、テンジクダイ科の婚姻色と言うのも、
あまり見かけませんので、雌雄の差なんでしょうか?

2009年08月06日

●ミカドチョウチョウウオ

流石に1ヶ月半近くも潜っていないと、報告ネタに限界がやってきました。
なので本日からは、しょぼい写真が多くなりますが、スミマセン。

しかし、過去に撮った写真を調べていくと、結構、ボツ写真が多い事に
笑えました。
しかも最近初観察と思ってた生物も、実は過去に色々撮してたりしていて、
如何に知識不足でただ撮していただけかと、恥ずかしい限りです。

mikadochouchouuo%2020090313b.jpg
ミカドチョウチョウウオ  学名 Chaetodon baronessa
 スズキ目 / チョウチョウウオ科 / チョウチョウウオ属

撮影 2009年3月:沖縄本島 真栄田岬 水深-7m 大きさ120mmぐらい
英名 Eastern triangular Butterflyfish
生息域 駿河湾以南 ~ インド洋、東オーストラリア、西、中、南太平洋域など。

珊瑚礁域の礁池、礁湖などや、珊瑚礁の外縁部、礁斜面など、珊瑚が発達して
いる所に、比較的にペアで生息しております。
体色は、頭部には眼の上を通る暗褐色の2本の横帯があり、体側面の胸鰭より
後には、くの字型の黄色の横縞が全体に広がります。

体型は側扁しており、背鰭、臀鰭の中央が高く発達していて、主にミドリイシ類の
ポリプを好んで食べます。

mikadochouchouuo%2020090313c.jpg

和名のミカドとは、背鰭と尻鰭の中央が高く発達し、体が三角形をしてる事から
付けられたそうです。
てっきり自分は「帝」からと思い、神々しい名前のチョウチョウウオと思ってました
が、全然間違ってました。

英名と違って、和名に帝とか天皇とか神様とかって、日本人の感覚からすれば
簡単に付ける訳ないですよね。

2009年07月28日

●クレナイニセスズメ その2

ちょっと、気になることですが。

お台場に、実物大のガンダム( 自分的には脚のデザインが初代と異なるので
偽物 ) ・・・・・フジテレビ。
昨夜から、NHKのBS放送で 5日間のガンダム特集。
なぜに、他局の番組の特集をするんでしょうか?

そもそも、ガンダムは名古屋テレビ( テレビ朝日 )で作成されたテレビ番組。
その点で、先週末に名古屋のポートメッセで催された、生誕30周年イベントは
正しい流れと思えるのですが、何故なんでしょうね。

kurenainisesuzume%2020090313a.jpg
クレナイニセスズメ   学名 Pseudochromis porphyreus

 スズキ目 / メギス科 / ニセスズメ属
撮影 2009年3月:奄美大島 倉崎海岸 水深 -9m 大きさ60mmぐらい
英名 Magenta dottyback
生息域 奄美大島、琉球列島~西部太平洋域など。

珊瑚礁域周縁部の水深 8~15mぐらいの岩の割れ目や岩陰などの近くにて、
底付近に生息しており、危険を感じるとそ岩穴などに隠れてしまいます。
体色は見た目は青紫色に見えますが、光が当たると赤紫色と、自然光での
観察とでは色彩が違って見え、各鰭は光に関係なく透明です。

kurenainisesuzume%2020090327a.jpg
撮影 2009年3月:沖縄本島 砂辺

前回の報告 の時に、やっとウロコや側線等の形が判る写真が撮れたと
書かせて頂きましたが、その後は今回の様な紫色に飛んでしまう画像ばかりで、
以前の時は、どうやって撮ったのか?

う~ん、こんな風では、まだまだ未熟です。

2009年07月23日

●カンムリベラの幼魚 その2

本日の報告には、当初、成魚と思っていた画像を掲載しておりましたが、
違う種の間違いと、有り難い御指摘を頂戴しましたので、成魚の画像は
割愛させていただきました。

*******************************

昨日、日本の一部地域で観察出来た皆既日食ですが、「一度、皆既日食を
現実に見て体感すると人生観が変わる」と、多くの方々が仰ってましたが、
どの様に変わるのかは、残念ながら皆さん仰ってませんでした。

瞬時のスピードで風景が暗闇に変わり、水平線や地平線だけが360度明るい
奇妙な光景、その後、瞬時のスピードで昼間の明るさに戻っていく自然界の
脅威と綺麗さはTV番組からも判りましたが、どの様に人生観が変わるのか、
教えて欲しかったものです。

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撮影 2009年5月:沖縄本島 砂辺 水深 -9m 大きさ40mmぐらい 

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撮影 2009年4月:柏島 勤崎 水深 -7m 大きさ40mmぐらい 

カンムリベラYg  学名 Coris aygula
 スズキ目 / ベラ科 / カンムリベラ属
英名 Clown wrasse
生息域 小笠原諸島、相模湾以南 ~ インド洋、ハワイ諸島をのぞく
     中部西部太平洋域など。

珊瑚礁域や岩礁域、またはその周辺の砂磯底域に生息しております。
幼魚の頃の体色は全体が白色にて、体の前半分は小さな黒斑が複数
点在しており、胸鰭から後には背部に赤色の鞍状の大きな斑紋が2個、
背鰭には黒色の大きな眼状斑が2個あります。

成魚の体色は、幼魚とは似ても似つかぬ全身が深緑色で、体側面に
1本の横帯があります。
成長すると1m程まで大きくなり、雄の額はコブ状になります。

2009年06月17日

●ヒョウモンウミウシ

この日曜はビーチエントリーでの、初テックファンダイビングでしたが、やはり
ボートダイビングと比べ、Wタンクとテック器材のヘビー過ぎる重量の体への
負荷は大きいみたいで、月曜日は腰から足にかけて疲れが残ってました。

そして疲れが取れた翌々日の火曜日には、遅れてやってきたふくらはぎの
筋肉痛、何せ年寄りですから。
テックをやるには、日頃からの筋トレは必需の様です。

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ヒョウモンウミウシ   学名 Chromodoris leopardus
裸鰓目 / ドーリス亜目 / イロウミウシ科 / コモンウミウシ属
撮影 2009年5月:沖縄 レッドビーチ 水深 -10m 大きさ約40mmぐらい
生息域 和歌山県以南 ~ 西部太平洋域など

外套膜の先端は濃藍色にてその内側は白色、そして更に内側は明るい茶色を
しており、白く縁取りした黒色の斑紋、もしくは黒色のリング状の模様が散在して
ます、その背面の模様が動物の豹柄に似ていることから、学名にレオパルドと、
和名に豹紋の名前が付いております。
触覚は付け根は白色にて上部は藍色で縁取られ、二次鰓は白色ですが褐色で
縁取られているのも見受けられます。

近似種の マダライロウミウシ にはリング状の模様は無い事で区別が可能です。

hyoumonumiushi%2020090522a.jpg

hyoumonumiushi%2020090522b.jpg

上の写真では判りにくいですが、外套膜をバサッバサッと大きく動かしながら
移動します。
但し、豹の名の絵が付いていても決して移動速度は速くありません。
どちらかと言えば、バサッ、モソッ、バサッ、モソッって感じですね。

2009年06月10日

●シモフリカメサンウミウシ

ここしばらく当ブログで書かさせて頂きましたが、今朝の通勤をもって、この
5年間ずう~っと働いてくれた、我が社用車のオデ蔵とお別れです。

と言う事で、昨日、ナビに記録されたデータを消去しましたが、ナビに記録した
自宅や、記録していたマーカー地点などの全てのデータと、インターネット
ナビで受信したメール等は、一括消去の機能が有り楽に消せましたが、
サウンドコンテナなるCDからナビのHDDに録音した音楽を、一括消去する
機能は無く、消すにはアルバム1枚毎に地味に消す方法しかありません。

結局、録音していた102枚の全てのCDを消去するのに1時間30分もかかって
しまいました。

携帯電話でも全てのデータの一括消去が出来るのに、中古市場の確立が
されてる自動車業界にて、個人情報は一括消去できても、著作権が含まれる
データ一括消去が無いとは、ちょっと意外に思う事でした。

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シモフリカメサンウミウシ   学名 Aldisa albatrossae
裸鰓目 / ドーリス亜目 / ドーリス科 / チシオウミウシ属
撮影 2009年5月:沖縄 砂辺 水深 -8m 大きさ約30mmぐらい
生息域 伊豆諸島、伊豆半島以南 ~ 西部太平洋域、インド洋など

体色は青緑色に、触覚と鰓は黄色みを帯びた白色。
全体に白色の小突起がみられ、黒色線と黄色線によって、真上から
見ると亀の形の模様が見られる事から、和名が付いております。

shimorikamesanumiushi%2020090523a.jpgshimorikamesanumiushi%2020090523c.jpg

しまった、肝心の真上からの写真を撮りわすれてました。
せっかくの亀模様が判りません。
沖縄では普通種みたいですが、沖縄歴が浅い自分には勿論、初観察種。

しかし何故か、どう見てもイボウミウシ科の生物に見えるのに、本種は
ドーリス科の生物です。
自分は学者様では有りませんから、パッと見でしか判断できませんが、
いわゆる魚で言う擬態なんでしょうかね。

わざわざ擬態しなくても、独特の色彩だけで食べようと思う生物は
少ないと思うんですが。

2009年06月08日

●ヒカリイシモチ 縞バージョン

今回の柏島は水面は大荒れでしたが、水中は穏やか+最高の透明度。

スチール14LのWタンク+6Lアルミタンクでのテックダイビングには、ボートへ
上がる時などは普通のシングルタンクより抵抗が大きく、波に揺られて大変
でしたが、最高の透明度がそんな辛さも吹き飛ばしてくれました。

さて今回もいつもと同じで、まだ今回の柏島で撮した写真の整理が出来ては
いませんので、先日の沖縄での撮影報告です。

hikariishimochi%2020090522b.jpg

ヒカリイシモチ  学名 Siphamia versicolor
 スズキ目 / テンジクダイ科 / テンジクダイ属
撮影 2009年5月:沖縄 レッドビーチ 水深-4m 大きさ約30mm
英名 Urchin Cardinalfish
生息域 奄美大島以南、インド・中部太平洋域、紅海など。

珊瑚礁域や岩礁域などで、ガンガゼのトゲに隠れる様にして群れを成して
生息しております。

hikariishimochi%2020090522a.jpg

実は3月に来たときも、ここレッドビーチで観察してますが写真に納めることが
出来ませんでしたが、今回はなんとか証拠写真は撮れました。

それで前回の観察時に気づきましたが、最初は今回のも画像のような縦縞の
模様をしておりましたが、ライトを当て続けていると、次第に濃茶色一色に変色
しました。

しかし今回は変色しませんし、以前にパラオで観察した時は、自分たち以外は
誰も入っていない環境でしたが、最初から濃茶色一色でした。
なので、一概に危険待避行動での体色変化では無いような気がしました。

縦縞が消えて、全身茶色の姿は こちらを、参照願います。

2009年06月04日

●クロモドーリス・プレキオーサ

さて今日も、先日の沖縄でいっぱい観察したウミウシの報告です。

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撮影 2009年5月:沖縄 レッドビーチ 水深 -13m 大きさ約30mmぐらい

Chromodoris%20preciosa%2020090314b.jpg
撮影 2009年3月:沖縄 レッドビーチ 水深 -9m 大きさ約30mmぐらい

クロモドーリス・プレキオーサ   Chromodoris preciosa
裸鰓目 / ドーリス亜目 / イロウミウシ科 / コモンウミウシ属
生息域 南日本以南 ~ インド洋、西部太平洋域など

どちらかと言えば、潮の流れが少なさそうな内湾でよく観察いたします。
体色は背面が透明がかった白色、もしくは今回の画像の様な赤みがかった
白色にて、周縁部は外側から白色、赤褐色、橙黄色の順で縁取りがされて
います。
また触覚と二次鰓は赤褐色で、触覚の褶葉縁は白色なのも特徴です。

残念ながら未だ標準和名は無いので、皆さん学名で呼んでおり、1度や2度
聞いたぐらいでは、なかなか覚えるのは難しいですね。

近似種の、 ミナミシラヒメウミウシや、 ウチナミシラヒメウミウシ シラヒメ
ウミウシ
等との区別方法は、先日報告済みの ミナミシラヒメウミウシの欄を、
ご参照願います。

Chromodoris%20preciosa%2020090522c.jpg

そして今回の傑作は、このシーンです。
でも、へたっぴーな自分には 3個体全てにピンを合わせる事は、ムリッ!

今回の沖縄での生物観察、最初の1本目はエントリーしてから延々と20分ほど
自分はずう~っと、クロリボンスズメダイ を撮っていました。
そして、撮り疲れた頃にタイミング良く 潜水案内の285さんが、この三つどもえを
紹介してくれました。

春に来た時にも単体では観察してますが、今回は色んなウミウシが、あちこちで
こんな風にペアリングしてました。
イシモチやヘビギンポとおんなじで、ウミウシも今が恋の季節の様でした。

2009年06月02日

●ミナミシラヒメウミウシ

もともと月末月初は仕事が忙しい職種では有りますが、先月は業界全体が
かなり暇にて、我社も連られて暇だったにも関わらず、今回の月末月初も
大忙しのここ最近です。

特に昨日は昼休憩を取る暇もなく、mixiの方に書き込んで頂いた皆さんへ
返信出来たのも、日付が変わる頃でした。

業績はいまひとつなんですが、まぁ仕事が暇よりはマシかなと。

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ミナミシラヒメウミウシ   学名Chromodoris verrieri
裸鰓目 / ドーリス亜目 / イロウミウシ科 / コモンウミウシ属
撮影 2009年5月:沖縄 砂辺 水深 -22m 大きさ約10mmぐらい
生息域 高知県、屋久島、西部太平洋域、インド洋など

体色は背面が白色、周縁は外側から赤褐色、橙黄色で縁取りされていて、
触覚は赤褐色で褶葉縁は白色、鰓は白色っぽい半透明色であるが、やや
赤みを帯びる個体も見受けられます。

minamishirahimeumiushi%2020090523a.jpg

しかしこの色彩のタイプは種類が多く、判別がしづらいです。

例えば、本種と背面の色、周縁の縁取りの色彩も同様であって、更に触覚も
同じ赤褐色でも、褶葉縁が白く無く、鰓の色が赤褐色なら シラヒメウミウシ

また本種と背面の色が同じ白色であっても、周縁が外側から白色、赤褐色、
橙黄色で縁取りされていて、触覚と鰓が赤褐色で、触覚の褶葉縁が白色なら
クロモドーリス・プレキオーサ
簡単に言っちゃえば、本種との違いは周縁のいち番外の色が白色か、そうで
ないかです。


他にも背面が蚕白色で、周縁が外側から橙黄色、赤褐色で縁取りされてて、
更に触覚と鰓が赤紫色にて、触覚の褶葉縁と鰓の軸部が白色であったなら
ウチナミシラヒメウミウシ です。

しかしこれらの種の大きさは、全ての種が大きくても、せいぜい20mm以下の
大きさで、水中でのこれらの区別は目が悪く老眼の自分には、不可能。
いつも撮れた画像を見て、図鑑で調べないと判りません。

これ以上の目立つ色違いでも同種とされるウミウシも多いのに、こんな細かな
違いで違う種なのは、いったい何が違うんでしょうね?

2009年05月31日

●レモンスズメダイ その2

もともと不定休のはずでしたのに、何故かここ最近は週末にしか休めません。
そんなところ、今週末も月末は土日になった為、海はお休み。
真面目にお仕事してます。

しかしその分、来週の土日は 2日間ともハードなテック講習の予定でして、
上手く終われれば長かった講習もやっと卒業できます。
卒業講習と言う事で海況次第ではありますが、いつもの南紀紀伊大島、須江の
ナギザキではなくて、もうちょっと南の島での予定。
やっと晴れてテッキーになれるんですが、その前に困難な学科テスト2を何とか
合格しなければなりません。

話し変わって、本日はいつもと変わって各ステージでの正面顔の画像で。

レモンスズメダイ  学名 Chrysiptera rex

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撮影 2009年5月:沖縄本島 赤浜 水深-5m 大きさ15mmぐらい
このステージの頃は、頭の部分が濃いブルーに蛍光っぽい薄いブルーが走り、
ボディは濃い黄色をしてます。
更にそれら全体の体色が明るいので、本種が一番綺麗な頃と思います。

lemonsuzumedai%2020090327a.jpg
撮影 2009年3月:奄美大島 倉崎海岸 水深-6m 大きさ30mmぐらい
人間で言えば、中高生の頃でしょうか。
一番下の横画像と同じステージですが、蛍光っぽい薄いブルーが薄れかけ
体色が一番レモン色な頃です。

lemonsuzumedai%2020090313b.jpg
撮影 2009年3月:沖縄本島 真栄田岬 水深-6m 大きさ70mmぐらい
そして大人のステージ。
顔の色はほとんど濃いグレーになり、やはり地味な色に変化してきてます。

沖縄もそろそろ夏に近づいて、スズメダイも幼魚がたくさん出始めてました。
本種は串本や柏島では 9月~10月辺りに幼魚を観察できますが、所変われば
何とやらで、沖縄では通年観察ができる種の様です。

でもやはり、真横とかの画像が無いと判りづらいと思いますので、いつもの
パターンの説明も書いておきますね。

lemonsuzumedai%2020071222e.jpg

レモンスズメダイ  学名 Chrysiptera rex
 スズキ目 / スズメダイ科 / ルリスズメダイ属
撮影 2007年12月:奄美大島 倉崎海岸 水深-6m 大きさ40mmぐらい
英名 King Demoiselle
生息域 和歌山県、高知県、奄美大島以南 ~ 西部大平洋域など。

岩礁域や珊瑚礁域の水深1~6mぐらいの比較的浅い水深で、波の荒いところを
好んで生息しております。
和名は、勿論、体色の薄い黄色から付いたようです。

2009年05月30日

●セスジミノウミウシの幼体 その2

あと2週間弱で、現在の自分の社用車のオデ蔵とはリースアップでお別れを
する為、先日、今まで装着していた車高調キットを取り外して、標準仕様の
純正のダンパーに交換しました。

結果、1.5インチ(約4cm) の車高アップとなり、今までの戦闘機的なイメージの
オデ蔵が、輸送機の様なイメージになってしまいました。
カッコ悪い。
やはり車は、車高タンに限りますね。

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セスジミノウミウシ   Flabellina rubrolineata
ドーリス目 / ミノウミウシ亜目 / サキシマミノウミウシ科
撮影 2009年5月:沖縄 レッドビーチ 水深 -12m 大きさ約10mmぐらい
生息域 東北以南の日本海、西部太平洋域、インド洋など

本種は体色が、薄紫色、紫色、白色、赤色、オレンジ色など様々。
背中に一本の筋が走っていることから、和名が付けられたと思われますが、
個体によっては体側面にも筋が入っているタイプも見られます。

背側突起は長く、消化線が外部から鮮明に識別が出来、先端部分の色彩は
異なる色にて、個体によってはその下部分も異なる色彩になる。

と、ここまで色々書きましたが、よくよく見ると触覚の形状が異なる様な。
セスジミノウミウシ の触角は上の画像の個体のようなツル~っとしている
のではなく、下の画像の個体の様にヒダ状になってます。

sesujiminoumiushi%2020090125a.jpg
撮影 2009年1月:大瀬崎 湾内 水深 -16m 大きさ約30mmぐらい

頭部、口触手の色彩や、背側突起の色彩は ツクモミノウミウシ にも似てますが、
ツクモミノウミウシ の背側突起は短い形状に対して本種は長く、また消化線も
外部から鮮明に識別できるので違います。

ひょっとしたら、全く異なる ○○ミノウミウシ の幼体かも知れません。
「おみゃあさん、間違っとるげな」と思われる方がいらっしゃれば、是非速攻にて
ご一報のほど、宜しくお願い申し上げます。

2009年05月29日

●チンヨウジウオ

自分は、戦争や紛争は勿論、反対ですが、戦闘機は大好きです。
単純に男の子として、メカ的な戦闘機のカッチョよさに引かれるんです

3月に沖縄に行った時は、当時、嘉手納基地に配備中のステルス戦闘機の
F22ラプターが見られたらと期待してましたが、観察出来ませんでした。
今回は既にラプターはアメリカに帰っているので、特に何も期待してなかった
ところ、砂辺でなんとF18ホーネットが頭上を飛んでいきました。

日頃、名古屋近郊で観察出来る航空自衛隊のF15イーグルとは、明らかに
尾翼の角度が違うので、ひと目で判りました。
かっちょいい~♪
次回の沖縄行きでは、やはり道の駅かでなで終日過ごしたい。
砂辺の海岸でF18を見上げながら、ほんとにそんな気持ちになった瞬間でした。

さて本日は、昨年秋に沖縄本島では初観察された生物の観察報告です。

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チンヨウジウオ   学名  Bulbonaricus brauni
 ヨウジウオ目 / ヨウジウオ科 / チンヨウジ属
撮影 2009年5月:沖縄本島 砂辺 水深-22m 大きさ30mmぐらい
生息域 奄美大島、沖縄本島、西表島 ~ パラオ、西部オーストラリア

水深6m~23m位の珊瑚礁域に生息しているアザミサンゴの表面上で観察が
出来ます。
体色は全体が濃赤褐色にて、白色の微小点が散在しており、頭部前縁部と
口唇部は白色をしております。

体系は吻が管状に突出せず、胸鰭、背鰭、臀鰭を欠くことで、ヨウジウオ科の
中で最も特異な形態をしているほか、生きた珊瑚との共生面でも学問的には
貴重な生物として興味を持たれております。

尚、ご参考までに本種は絶滅危惧ⅠA類(CR)、すなわちごく近い将来に
おける、絶滅の危険性が極めて高い種に指定されております。

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chinyoujiuo%2020090523b.jpgchinyoujiuo%2020090523c.jpg

事前に当日の担当ガイドの 島田さんから、撮って貰いたい生物として紹介され
ましたが、実は以前にパラオで観察した時に全く撮れずで、見事にコテンパンに
やっつけられた覚えがあり、苦笑いするだけでした。

しかし今回見せて頂いたのは、比較的動きが鈍く取りやすい個体でした。
実は近くに撮りづらいペアも居るらしいですが、共にエントリー口からはちょっと
遠いので、中層を泳いで空気と溜まる窒素をかせぎ、ピンポイントで水底まで
潜航して見せていただきましたが、それでも長い撮影時間は取れません。

アズミサンゴの開いているポリプの大きさとの比較で判るかと思いますが、
実際には、頭部の直径は5mm程度の生物です。
今回は、まずはピンボケでない画像を撮る事だけに専念し、何とか撮れて
ホッとしている次第です。

2009年05月28日

●クロリボンスズメダイ

先週末の沖縄で、いちばんやっつけたかった目標生物でしたが、今回も
いつも同様に、反対にコテンパンにやられて帰ってきました。

またまた、次回の宿題が増えてしまいました~

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今回は、尾鰭が途切れた、へたっぴ~な画像ですみません。

クロリボンスズメダイ   学名 Neopomacentrus cyanomos

 スズキ目 / スズメダイ科 / リボンスズメダイ属
撮影 2009年5月:沖縄本島 赤浜 水深-5m 大きさ50mmぐらい
英名 Regal Demoiselle
生息域 石垣島以南 ~ インド洋、西部太平洋域など。

水深5~18m位の内湾性の泥砂底にて、岩塊や珊瑚塊の周辺などに少数の
群れをなして生息しております。

特徴としては、体高は低く、大きく切れ込んだ尾鰭の中央部と背鰭後縁が
白く、サイ蓋上方の黒色斑は胸鰭基底の黒色斑より遙かに大きいこと。
動き自体は活発で、ほぼ止まることなく泳ぎ続けてますから、全鰭全開の
写真撮影はかなり困難です。

因みに近似種の、 リボンスズメダイ は、 クロリボンスズメダイ の白色の
部分が黄色く、サイ蓋上方の黒色斑は胸鰭基底の黒色斑より小さいか、
もしくは同じ大きさなことで区別が出来ます。

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撮影したのは、金属とコンクリートで作られている人工物の水中での天井の
直ぐ下のところ。
中性浮力をとりながら、体の一部を人工物に当てて、体を揺らさない程度の
固定をし、人工物にいっぱい付着している沈殿物を舞い上がらせない様に
注意しながら撮影です。

クロリボンスズメダイ は、ほとんど左上の写真の様に天井に生息している
ソフトコーラルの廻りで斜めか背中を下にして泳いでおり、撮影に30分間もの
長時間を費やしたにも関わらず、今回は全鰭全開の真横ドンピシャ画像は、
たったの1枚も撮れませんでした。

kuroribonsuzumedai%2020090522a.jpg

実はこの クロリボンスズメダイ 、以前から撮りたいスズメダイのひとつでして、
前回3月に沖縄でのダイビングを終えた時に 潜水案内 の285さんに本種は
「沖縄にも居ますか?」 と訪ねたところ、「今日潜った所に居ましたよ~」との
ご返事を頂戴しました。

そう言えば、尾鰭の長い黒っぽいスズメダイがいたけど。
「えっ? あれなの?」と、一緒に潜っていた かじきあん の ともちゃんに聞くと、
「奄美のピアテグリにも、居ましたよね~」 と。

そうなんです。
今まで過去に数度、観察してきながら、いつも普通のスズメと思って無視して
きてたんです。
と言う事で、今回の自分からのリクエストは本種の成魚と幼魚。

言い訳のひとつとしては、先日、春に導入したばかりのフィッシュライトのLED
1000を水没させてしまい、今回のターゲットライトはLED48とダークバスター
だったんですが、1本目にしてLED48が故障してしまい点灯しなくなりました。

そうなると使えるライトとしてはダークバスターの眩しい灯りだけなので、幼魚達は
眩しすぎる明かりに驚いて、直ぐに逃げてしまいます。
しかし灯り無しでは、天井の下なので真っ暗で何も撮れません。

結局、30分間費やしたのに、ほとんどピンボケ写真ばかり。
次回はライトのスペアのスペアまで持参して、リベンジですね~

2009年05月27日

●レモンウミウシ

今回も沖縄だと言うのに、帰ってきてから写真を整理し出すと、1日半で計5本
潜ってウミウシを、21種類も撮してました。
5本のダイビングは全て60分オーバーですが、中にはクロリボンスズメダイを
撮る為だけに、30分間を費やしたダイビングもあると言うのに、21種類もとは。

どうやら自分の中では、沖縄=「綺麗な珊瑚礁とカラフルな魚の青い海」では
無く、沖縄=「泥系生物と、カラフルなウミウシが生息する海」のようです。
こりゃあ、あかんかも。

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レモンウミウシ  学名 Notodoris citrina
裸鰓目 / ドーリス亜目 / センヒメウミウシ科 / ノトドーリス属
撮影 2009年5月:沖縄 砂辺 水深 -10m 大きさ約50mmぐらい
生息域 奄美大島以南 ~ インド洋、西部太平洋域など

レモン色をした海綿、レモンスポンジ Leucetta chagosensis を主に食しており、
体色をレモン色にして、レモンスポンジに擬態をしているウミウシです。

触覚も二次鰓も全てレモン色の体色ですが、よぉ~く見るとスポンジの
様な黒い小さな点が密に点在しており、二次鰓のすぐ前にコブのような
隆起があります。

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いったい、どんな顔なんだろうと思い、クローズアップレンズを付けて撮したん
ですが、光が強すぎるミスでテカッてしまい、はっきりと判りません。

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今回の”かじきあん沖縄本島ツアー”も、お世話になったのは前回と同様の
潜水案内の285さん。
しかし今回はゲストがいっぱいとの事で、2日目は初日の285さんに変わって
ヘルプの 島田さんがガイドをして頂けました。

島田さんは前回の時もバックでヘルプをしていただき、細か~な生物を次々と
教えて頂いており、285さんと一緒で自分好みの生物紹介なので安心。
さらっと本種を紹介して頂けたのですが、島田さんは沖縄では普通種なので
自分達の興味はそこそこと思ったらしいですが、いやいや、初観察の自分は
見事に熱中してしまいます。

フォトダイバーの最大の欠点とも言える、撮影に熱中してしまいガイドさんを
見逃して、あやうく、”おいてけぼりダイバー”になるところでした。

幾つになっても、どれだけ多くさん潜っても、初物にはすぐに熱中してしまう
習性は治る事は無さそうです。

2009年05月24日

●沖縄本島ツアー、最終日は観光

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沖縄本島ツアー、最終日は観光です。
前回、人生初の沖縄本島ツアーは、美ら海水族館と元祖タコライスで
タイムアップでしたが、今回は午前中に公設なんちゃら市場に行くも、
定休日。

近くのお店で、お土産物買って、午後からはベタに首里城跡を見学して
来ました。
でも、このベタな観光、大好きなんです。

2009年05月23日

●沖縄は夏~♪

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天気予報では、終日くもり。
でも日頃の行いが良い、あっ晴れ男の自分ですので、1本目が
終わる頃から晴天になりました。

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本日のポイントは、スナベ。
チンヨウジ、クロスズメダイの幼魚など、本日も嬉しい被写体が盛りだくさん。
今は梅雨の沖縄ですが、今日は真夏日で嬉しかったです。

2009年05月22日

●またまた沖縄本島~♪

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前回3月に人生初の上陸でしたが、たったの2ヶ月振りに、またまた
来てしまいました。

午後から、クロリボンスズメを撮りに、紅浜に行って来ます。

2009年04月08日

●コナユキツバメガイ

今までウミウシ類とひとくくりにしていた分類を、先日、科別に分けて
整理しました。
魚類と異なり独自性の強い生物名にて、分類が大変でした。

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コナユキツバメガイ  学名 Chromodoris aureopurpurea
頭楯(ブドウガイ)目 / カノコキセワタ科 / ニシキツバメガイ属
撮影 2009年3月:沖縄レッドビーチ 水深 -12m 大きさ約50mmぐらい
生息域 伊豆諸島、和歌山県以南 ~ 西部太平洋域など

体色は暗色からかなりの淡色まで、尾部と頭楯先端が白色がかったものと
黄色がかったものがあります。
頭部先端の白色帯ははっきりと色分けされない。
また外套楯の後端は2裂し左側の方がね右側より長く伸びる。

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撮影 2009年3月:奄美大島 倉崎ビーチ 水深 -7m 大きさ約40mmぐらい

ただの節穴なのかもしれませんし、見られる時に潜ってないだけかも
知れませんが、生息域に和歌山県が含まれておりますが、自分はまだ
南紀では観察をしたことがありません。

しかし今回の沖縄レッドビーチの様に、見られる時は一度に沢さんの
個体数を観察します。
もっともよく考えると他のウミウシも、見る時には一度に同種を沢さん
見るような気がしますね。

2009年04月04日

●ヒレナガスズメダイ その2

世間一般的には、花粉症は終息の雰囲気ですが、年中アレルギー性鼻炎の
自分にとっては、2009年第一章の”杉様の章”が終わっただけで、引き続き
第二章の“檜様の章”が始まりました。

と言う事で、昨日も終日、目がしかしかしてました。

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ヒレナガスズメダイ  Neoglyphidodon nigroris
スズキ目 / スズメダイ科 / ヒレナガスズメダイ属
撮影 2009年3月:沖縄 真栄田岬  -7m 大きさ約50mmぐらい
英名 Yellowtail Damsel
生息域 高知県、奄美大島、琉球列島、フィリピン、パラオ、西部太平洋など

珊瑚礁域の、比較的に浅い水深に棲息しております。
幼魚の頃は黄色の体色に、2本の太い黒色の縦縞が特徴ですが、成長するに
連れ暗色に変色し、成魚は頭部に2本の縦帯が有る事が特徴です。

なお、幼魚の体色は、 こちら を参照願います。

またいち番上の写真は、そんな幼魚から成魚に体色が変化していく段階での
体色です。

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撮影共に、2009年3月:奄美大島 倉崎ビーチ、右上は成魚。

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撮影 2009年3月:沖縄 真栄田岬

串本あたりでは夏から秋にかけて、希に幼魚は観察できますが、それ以上の
ステージの姿はまず見かけません。
しかし流石に沖縄ではまだ3月というのに、幼魚から成魚への成長途中の姿を
観察することが出来ました。

やはりスズメダイ幼魚ちゃまフェチの自分にとって、沖縄は聖地の様でした。


2009年03月31日

●コモンウミウシ

昨日は今シーズンのF-1開幕戦の事を書かさせていただきましたが、先週末は
フィギアでは安藤美姫さんが久しぶりにメダルを獲得し、大相撲は千秋楽を迎え、
サッカーではワールドカップのバーレーン戦、他にも K-1グランプリの開幕戦、
そしてタイガーの復活優勝と、スポーツ見所盛りだくさんの週末でした。
これだけ見たいスポーツが始まると、何だか春がきたっ感じになりますね~♪

さてそろそろ個人的に初観察のウミウシ報告もネタが尽き、本日からは本州でも
見る事が多いウミウシの報告です。

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コモンウミウシ  学名 Chromodoris aureopurpurea
裸鰓目 / ドーリス亜目 / イロウミウシ科 / コモンウミウシ属
撮影 2009年3月:沖縄レッドビーチ 水深 -10m 大きさ約30mmぐらい
生息域 三浦半島以南 ~ 西部太平洋域など

体色は背面は白色で、黄色や淡褐色の不規則な小さな斑紋が散在しており、
外套膜の周縁は薄紫色で細く縁取られ、内側には紫色の斑紋が並ぶ。
触覚と二次鰓は、半透明な柄に表面は紫色か赤色をおびた褐色をしている。

近似種の ヒメコモンウミウシは二次鰓が白い事で、本種と区別が可能です。

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こちらは、先日の ハナビモウミウシに引き続き、3mmシリーズです。
写真では大きさが判りづらいでしょうが、他の写真の個体と比較して黄色い
斑紋が少ない事、二次鰓の大きさが小さい事などで大きさが想定できると
思います。

しかし本種は体高もさほど高くないので、このサイズですとヒラムシの様に
見えてしまいますね。

2009年03月29日

●沖縄本島 レッド ビーチ

本日は生物報告は休憩させていただき、先日の沖縄旅行から。

潜った当日にも書きましたが、前々から噂に聞いていた沖縄本島東海岸の
ダイビングポイント、金武町にあるレッドビーチのちょっと詳しめの報告です。
( 一部、既に当ブログで使用した画像も有ります。 )

今回の自分達の宿泊は、飛行機チケットとセットになってた西海岸沿いの
恩納村にあるリゾートホテルでした。
そちらからは行くには、国道58号線( 通称、ゴーパチと言うらしい )を北進し、
途中で右折して低めの山越えをして東海岸の329号線に出たら、左折して
北進します。

しばらく走ると、左手に琉球病院の塀が見えたら、右手に有るスーパーを
超えた海岸に繋がる道路に、KIN REDの看板(写真下)が立ってます。

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看板前の滑りやすそうな坂道の道路をゆっくり下っていくと、写真下の風景が、

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看板に書かれている注意書きを読むと、立ち入り禁止区域で扉もガチッと施錠が
されてます。
「空けて入るのかな~」と思っていたら、ゆっくりと扉の前を左折して金網沿いに
進んで海の真ん前のコンクリートを打って作られているスロープに駐車しました。

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これが自分がウワサを耳にしてから、ずう~っと夢に見ていたレッドビーチです。
ちょっと空の色は嬉しくない色ですが、この海の中には自分が好きそうな生物が
沢さんいる様です。

ここは偶に米軍の輸送船が停泊する港らしく、その時に輸送船が落としていく
バラストのせいで、変テコな生物が多いみたいですね。
輸送船が動いている時や、停泊している時はダイビングはほぼ不可能らしいので
注意して下さい。
尚、停泊中と停泊前日は、ライフルを構えた米兵がフェンス近くで警備している
らしいですよ。

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エントリーは、上の画像のスロープでノリが少ない右端から。

20090314eac.JPG20090314ead.JPG

こんな感じで水面移動をして、3個有る係留ブイの中で潜行目的のブイの
ところまで泳いだら、全員呼吸を整えてから潜行開始です。

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潜行目的のブイに着いたところ、あれっ?なんか蛾くんが休憩しております。

海の中は、良い被写体が見つかって全員集まるとモァモァ~っと舞いあがり、
潜った皆さん全員、フィンは横にしか動かせません。

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潜り終わって戻ってみると、ダイビングービスさんの車がいっぱい止まってます。
休憩中に坂道を戻って数えてみると、21台もダイビング目的の車が駐車して
ました。

この日は低気圧の通過のせいで西風が強く、西側のポイントは全てクローズ。
ほとんどのショップさんがこのレツドビーチにやってきたみたいです。
前日に、こうなる事を予測して早めにやってきた自分達は、エントリー口の直ぐ
横に駐車できたので楽チンでしたが、遅く来た人達は坂道に駐車して、そこから
タンク背負って歩く訳で、大変そうでした。

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潜水案内さんの285さんの話しによると、数年前まではせいぜい2~3台の車
しか止まってなかったそうですが、最近は西側がクローズすると常にいっぱいに
なるそうで、確かに、オープン講習の方達も沢さんいらっしゃいました。

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来たときは満潮でしたが、3本目を潜る時には干潮で、エントリー口もすっかり
干上がってます。

潜り終えて戻ってくる頃には、車もずいぶんと少なくなってました。
結局、9時過ぎから16時頃までで3本潜りましたが、その間にも他のショップの
車は帰ったり、新たに来たりと、どうやら沖縄らしくない透明度や、生物層から
1~2本潜って帰る人達が大半の様で、終日居たのは自分達だけでした。

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片付けも終わって帰る頃には、やっと晴れ間が見えだしました。
レッドビーチも南国らしい風景が・・・・

と言うのは冗談で、これは宿泊したホテルのビーチで撮した写真でした。

新しい自分好みの面白いポイントだったレッドビーチ。
次回は沖縄らしい常夏の太陽の下で、潜ってみたいと思いました。

2009年03月28日

●ハナビモウミウシ

やっと昨日から、今シーズンのF-1グランプリが開幕しました。
金曜日はフリー走行だけで予選や、決勝の様な本気モードでの走行では無い
かも知れませんが、シーズン前の下馬評どおり、旧HONDAチームのブラウン・
メルセデス、TOYOTA、ウィリアムズ等のチームは好タイム連発。
変わって昨年の覇者、マクラーレン、フェラーリなどは低タイムどまり。

各チーム、予選までの手の内隠しか知れませんが、スリックタイヤの使用など
久々にレギュレーションが大きく変わった今シーズン、本日の予選での走りが
楽しみです。

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ハナビモウミウシ  学名 Costasiella sp
嚢舌目 / オオアリモウミウシ科 / オオアリモウミウシ属
撮影 2009年3月:沖縄レッドビーチ 水深 -10m 大きさ約 3mmぐらい
生息域 琉球列島以南~太平洋域など

体色は青みを帯びた透明色で、背側突起の先端は水色、その下部の消化腺は
黒色で、その周りにオレンヂ色の模様が入る。
触覚が縦に溝を持つ事が特徴です。

体色が花火の様な色合いから、和名の ハナビモウミウシ と付けられました。

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ついに出ました、ミリサイズです。
目で見るかぎりは何かの海草の塊ですが、105mmにクローズアップレンズを
付けたファインダー越しに見てみると、おっ、ウミウシです。

しかし、そんなレンズ設定の為、被写界深度はほぼ有りませんので、小さな
個体とあって、自分のへなちょこ腕では、こんな画像が精一杯でした。

2009年03月26日

●ホシゾライロウミウシ

そろそろ今年度も終わりに近づき、昨日は朝から会議、会議の連続で一日中
会社に缶詰でした。
日頃から一日の半分は外出している自分には、終日の社内勤務と言うのは
苦痛です。

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ホシゾライロウミウシ  学名 Hypselodoris infucata
裸鰓目 / ドーリス亜目 / イロウミウシ科 / アオウミウシ属
撮影 2009年3月:沖縄 レッドビーチ 水深 -10m 大きさ約30mmぐらい
英名 Painted-Hypselodoris
生息域 紀伊半島、屋久島、奄美大島以南~太平洋域など

比較的浅い水深の珊瑚礁域や、岩礁域、砂底などに生息しております。
体色は濃い暗青色で、薄黄色もしくは白色の模様が入り、濃紺色の細かな
点が散在していて、触覚は赤色、二次鰓は白色に赤色で縁取られる。

灰色や薄紫色などのカイメン類を食べる事が確認されております。

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3本潜って、かなりの個体数を観察しました。
色も濃いめのだったり、薄めで黄色ないところが白っぽかったりのとかいろいろ、
でも、全ての個体がいつも何かモグモグしてる様な気がします。

特に一番下の画像の個体なんかは、体がひっくり返りそうな状態になってても
モグモグしている様に、ジリジリ動いてました。

かなりウシさんのイメージを醸し出してくれた種でした。

因みに夏には、串本辺りでも観察出来ますよ。

2009年03月25日

●アサドスズメダイ その3

昨日はWBCの優勝で、とっても嬉しい気分になれました。

いつの試合だったかは忘れましたが、日本に勝った韓国チームがマウンドに
国旗を飾っていたシーンには非常に悔しさを覚えましたが、最終的な決勝で
その韓国を下して優勝した事で、そのシーンを、韓国国民はどういう風に捉え
られるのでしょうか?

国民文化の違いとは思いますが、" 勝っても、負けた方をたたえる " そんな
日本人の考え方が、儒教を重んじる韓国国民にも通じるとは思うのですが。

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アサドスズメダイ  学名Pomacentrus lepidogenys
スズキ目 / スズメダイ科 / ソラスズメダイ属
撮影 2009年3月:沖縄 真栄田岬 -8m 大きさ70mmぐらい
英名 Scaly Damsel
生息域 和歌山県、高知県、奄美大島、琉球列島 ~ 西部太平洋域など

水深が12m程度までの浅場に、単独、もしくは数匹で群れて棲息しており、
全身が薄い水色に、薄い黄色の背鰭、尾鰭と清楚な美しいスズメダイです。

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過去に2度ほど報告しておりますが全て幼魚の報告にて、成魚は初めての
観察でした。

最初に見た時、大きさから違うスズメダイなのかな~?と思いましたが、どう
見ても アサドスズメダイ の体色です。
過去に幼魚サイズしか観察していないので、成魚はこんなに大きいのかと
びっくりしましたが、成魚になっても幼魚の体色と同じ体色とは。

幼魚の時は綺麗でも、成魚になると地味~~な体色に変化していくスズメが
多いだけに、とっても嬉しい事です。

また成魚になっても、幼魚と同じ様にスズメにしてはスローな動きで、これが
幼魚と同じく写真に撮りやすいところと嬉しい事でした。

2009年03月24日

●ゾウゲイロウミウシ その2

ちょっと地味目な色の生物報告が続きましたので、本日は綺麗系の生物の
報告をさせていただきます。

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ゾウゲイロウミウシ  学名 Hypselodoris bullocki

裸鰓目 / ドーリス亜目 / イロウミウシ科 / アオウミウシ属
撮影 2009年3月:沖縄真栄田岬 水深 -9m 大きさ約10mmぐらい
生息域 八丈島、紀伊半島以南~太平洋域など

体色は象牙色や青紫色など、外套膜の縁は細い白色や薄紫色など。
体色に関しては、 前回の報告 も参考にして下さい。

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上から3枚連続して撮した画像です。
大きさ約10mmの極小サイズで、ホンのちょっとしたウネリでもブレそうな感じで、
こういう極小サイズ生物を撮影した方なら皆さん判っていただけると思いますが、
小さい故に両手をカメラに使いますから、両足で岩を挟んで体を固定します。

しかしいい構図を狙える位置に、挟みやすい岩が有るとは限らず、体を斜めに
ひねってたりとか、フィンを岩の隙間に突っ込んだり、時には逆さになったりと
多分他の方から見たら、変テコな格好しているかと思います。

こんど、そんなダイバーの姿を集めて生物名ダイバーで、報告しましょうね。

2009年03月23日

●カスミヤライイシモチ

古くから当ブログをご覧になられている方でも、あまり気づいてらっしゃる方は
ほぼおられないと思いますが、毎週月曜日は出来るかぎりテンジクダイ科の
生物の報告をさせていただいております。

本来であれば先々週末に沖縄で観察してきたテンジクダイ科の生物報告と
行きたい所ですが、今回観察して写真にとれたものは、 ヤライイシモチ だけ
でしたので、本日は今年の1月にパラオで撮してきたテンジクダイ科の生物の
報告をさせていたただきます。

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カスミヤライイシモチ  学名 Cheilodipterus subulatus  

スズキ目 / テンジクダイ科 / ヤライイシモチ属
撮影 2009年1月:PALAU -12m 大きさ 50mmぐらい 
生息域 奄美大島以南 ~ インド洋、西太平洋域など

比較的浅い水深の珊瑚礁域の内湾に棲息し、珊瑚の枝間に群がります。
特徴は体側面に複数本の細い濃茶色の縦帯が走ること、また尾柄部には
幅が広い黒色の横帯があります。

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ヤライイシモチ  学名 Cheilodipterus quinquelineatus
撮影 2009年3月:沖縄レッドビーチ -12m 大きさ 80mmぐらい 

と言うことで、ついでながら今回の沖縄で撮せた随一のテンジクダイも。
他にもレッドビーチでは、 ヒカリイシモチ も観察出来ましたが、
残念ながら写真に残す事はできませんでした。

今回の沖縄はウミウシ中心でしたが、次回の時はもっとテンジクダイも撮して
こようと思います。

2009年03月22日

●ホソスジイロウミウシ

今までの自分のダイビング経験数で、種の数が多いウミウシの大半を見て
きたとは決して思ってませんでしたが、でも最近は同じ種を観察することが
ほとんどでした、
しかし先週末の沖縄本島では初観察のウミウシを、いっぱい観察する事が
でき、やはり今まで潜ったことのない海は新しい発見かありますね。

今回はウミウシ中心でしたけど、きっと他の生物にしても同じ発見が有ること
でしょう。
こりゃちょっと、沖縄にはまりそうな予感です。

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ホソスジイロウミウシ  学名 Chromodoris lineolata
裸鰓目 / ドーリス亜目 / イロウミウシ科 / コモンウミウシ属
撮影 2009年3月:沖縄レッドビーチ 水深 -10m 大きさ約30mmぐらい
生息域 奄美大島以南 ~ 西部、南太平洋域など

冬季~初夏にかけて、珊瑚礁域のガレ場や砂底部に生息しており、岩塊や
石の下に隠れていてカイメンを食している事が知られているそうです。
体色は背面は黒色で白色の細い縦線が複数走り周縁部は黄色か、もしくは
オレンヂ色です。
触覚と二次鰓は共に暗赤色で、白色の小さな点が沢さん散在してます。

稀に、背面が黒色でなく白っぽい色のタイプも観察されて居る様です。

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今回も、自分的には初観察のウミウシです。
自分としては白地に黒い細線と思いましたが、図鑑などで調べてみたところ
黒地に白い細線が正解の様です。

最初に見た時には、 ニュウトウタテジマウミウシ の幼体かと思いましたが、
全く異なる本種でした。
沖縄のウミウシは、本州では見かけない種が多くて嬉しいフィールドです。

2009年03月21日

●シマキンチャクフグ

今週末は約一ヶ月ぶりのテック講習の予定でしたが、諸事情にて休日変更。
3週間振りに海に行かない週末になりました。

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シマキンチャクフグ 学名 Canthigaster valentini
フグ目 / フグ科 / キタマクラ属
撮影 2009年3月:沖縄 真栄田岬 -7m 大きさ40mm 
英名  Blacksaddled toby
生息域 紀伊半島以南 ~ インド洋、西部太平洋域など

浅い水深の珊瑚礁域に生息しております。
体表から、テトロドトキシン(ふぐ毒)を出す事で外的から補食されてしまう事を
防いでおり、 ノコギリハギ の擬態モデルとして有名。
ノコギリハギ の背鰭と、臀鰭は前後の幅が広く、本種は短い事、顔面の模様が
異なる事などで区別が出来ます。

また、同属の近似種である ハナキンチャクフグ とは、本種が2,3番目の縞が
腹側まで伸びる事、縞がオレンジ色と水色の線で縁どられていない事などで
区別ができます。

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ここまで来て撮らなくても串本でも観察が出来るのに、わざわざ初沖縄本島の
ダイビング1本目に、突き刺さってしまった生物です。

なぜかと言うと、上記で偉そうに区別方法を書いておきながら、この時点では
違いをさっぱり忘れてしまって、どっちだったかなと考えている内に、夢中になり
撮ってしまっていた次第です。

ハナキンチャクフグ は既に報告済みですので、近いうちに ノコギリハギ の方も
報告させて頂こうと思います。

2009年03月20日

●アカテンイロウミウシ

今日は名古屋市内での、ソメイヨシノの開花宣言が出てました。
世界中でも、桜の開花をこれだけ全国区で大騒ぎする国民は日本人だけと
思われますが、こういう風習こそ後世に長く残していきたいですね。

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アカテンイロウミウシ  学名 Glossodoris cruenta
裸鰓目 / ドーリス亜目 / イロウミウシ科 / イロウミウシ属
撮影 2009年3月:沖縄真栄田岬 水深 -7m 大きさ約40mmぐらい
生息域 和歌山県、奄美大島以南 ~ 西部、南太平洋域など

冬季~初夏にかけて、潮通しの良い岩礁域やドロップオフ等に生息してます。
体色は透明っぽい薄めのオレンヂ色で外套膜の縁は白色、その内側に黄色の
帯があり、そのすぐ内側にある白色の帯に赤色の小さな水玉が一列になって
点在しております。
触覚は山吹色でその前後にそれぞれ1本の白色縦線があり、二次鰓は内側は
体色と同色ですが、外側が白色です。

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と偉そうに書いておきながら、実は初観察でした。

本種も シラナミウミウシ 同様に、外套膜の縁を、バサッバサッと羽ばたかせ
ながら移動します。

鮮やかな黄色と白の組み合わせに赤色の水玉と、紹介してくれた 潜水案内
285さんによると、沖縄に生息するウミウシの中で、もっとも人気のあるウミウシ
らしいです。
たしかに、何かとっても美味しそうなケーキの様な感じです。

ファインダー越しに見えましたが、残念ながら右の触覚が欠損してしまったのか、
伸びてないだけなのか、短いです。
左右の触覚の大きさがほぼ揃うのを待ちたいところでしたが、時間も無く諦めて
しまいました。

次回、会えた時には触覚の長さが揃った画像を撮りたい物です。

2009年03月19日

●イッポンテグリ

昨日、マリンアクアリストの51号が届きました。
久々の海岸通信は、ぢろー所長のエスペランス発信、拓ちゃんのエキオドンの
報告、高瀬さんのIOP発信など、今回もさかなヲタクにとって情報いっぱいです。

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イッポンテグリ 学名 Dactylopus dactylopus
スズキ目 / ネズッポ科 / イツポンテグリ属
撮影 2009年3月:沖縄 レッドビーチ -10m 大きさ150mmぐらい
英名 Fingered Dragonet
生息域 駿河湾、琉球列島以南 ~ 東部インド洋、西部太平洋域など

比較的浅い水深の泥砂底に棲息してます。
腹鰭の鰭条の最初の1本が指のように離れており、他のネズッポ科の生物と
比較して、第1背鰭起部が細く伸長している事で本種と識別できます。
いつもは上記の指の様なもので、這い蹲って歩いてると言った感じで移動して
ますが、驚異を感じるや全ての鰭を全開にし、ビュ~~んと飛ぶ様に動きます。

上の画像は、そんな飛んでゆく時の姿です。
ただし普通のサカナと違って、そのままぐいぐいと泳ぎ去って行くのでは無く、
少し先に移動して逃げるって感じですね。

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昔から会いたかった生物のひとつでしたが、第一印象は 「デ、デカイっ!!」
今まで出現情報を元に出かけて行っては、自分はいっつも見られない生物の
ひとつで、せいぜい 50~60mm位と思っていました。

「1個体見たなら、あと2個体近くに居るはずですよ」と、 潜水案内の285さんが
言うくらい、ここでは普通種みたいですね。
確かに、エントリー前のブリーフィングでも名前は上がりませんでしたしね。

完全に育ちきった成魚サイズなので、105mmでいつもの全鰭全開横ピン姿の
図鑑写真を撮るには、かなり離れなければならず、結局、今回の様な光の少ない
ピン甘のダメ写真しかムリでした。

このレッドビーチ、次回は105mmと、60mmのデジイチ2個持って入りたいです。

●那覇空港には

今回の沖縄は、約1年半振りにセントレアでの国内線でした。
国際線と違って、飛行機に乗る手続きが簡単で楽チンでしたが、見慣れた
セントレアと言う事なのか、気がつけばスープストツクトーキョーで食べた
朝食しか写真を撮ってませんでした。

帰りの那覇空港も、空港だけは過去に何度か訪れた事があったので土産を
買ったら、椅子に座ってくつろいで搭乗時間を待ってました。
そんな時に目に付いたのが、ふたつ。

ひとつ目は、これ。

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今は懐かしき、公衆電話で使用するテレカの販売機。
この時代、自分が近くの椅子に座っている間、やはり購入する方は1人も
居ませんでした。

今や日本の国民、誰もがケータイ持ってますから、おそらく外国人向けとは
思うんですが、それにしては外国語表記が少ない。
今時の国際空港や観光地では、英語、ポルトガル語、中国語、韓国語の
外国四カ国語は必ず有りそうなのに、日本語と英語のみ。

でも後で気づいたのですが、ひょっとしたらインターネット用のテレカだった
のかも知れません。

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そして、もうひとつは2台の電車の切符販売機。
沖縄県用ではなくて、名前と路線名は忘れましたが東京近郊用の電車の
切符販売機です。
飛行機で羽田へ降りてからの移動用とおもわれますが、それだけ関東から
観光や仕事で来る方が多いんでしょうね。

帰りの搭乗チェックでは、「生物研究室」と書いた大きなシールが貼ってある
デジイチもってスーツ姿の方を数名見ました。
沖縄は陸上の特殊な生物も多いから、研究家の方達もたくさん来られるん
でしょうね、きっと。

2009年03月18日

●クロモドーリス・ヒントゥアネンシス

過去の自分の沖縄本島のダイビングイメージは、透明度がいい海で綺麗な
珊瑚にカラフルな生物、ウェット、コンデジ片手にラクラクダイビングと言った
感じで、決していつもの自分達の様な、砂底や泥砂底を重いデジイチ持って
這いつくばって進むダイビングとは思っていませんでした。

しかも使用期限の無い貯めたマイレージで安く行けるミクロネシアと比べて、
使用期限が有るマイレージの国内航空会社で高いお金払って行くんだったら、
安い海外と思ってました。

しかしある時、金武(きん)町と言う所に泥底砂のレッドビーチと言うポイントが
有る事を教えられ、そこではレア系のウミウシ、甲殻類、泥底系のハゼなど、
数々の変テコ生物が観察出来るらしく、これは絶対に行かなかんポイントだと
思っていたところ、急にかじき沖縄ツアーが決まり、今回は多くさんのウミウシ
撮影を目的として行ってきた次第です。

そんな訳で今まであまり報告していなかったウミウシを、今日からしばらくは
多めに報告させていただきます。

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クロモドーリス・ヒントゥアネンシス  学名 Chromodoris hintuanensis
裸鰓目 / ドーリス亜目 / イロウミウシ科 / コモンウミウシ属
撮影 2009年3月:沖縄レッドビーチ 水深 -10m 大きさ約10mmぐらい
英名 Chromodoris hintuanensis
生息域 和歌山県、奄美大島以南 ~ フィリピン、インドネシアなど

一部の図鑑には、潮通しの良い岩礁域に生息すると書かれてますが、大抵、
珊瑚礁近くの、砂泥底域や砂底域に生息しているみたいです。
1998年に学名が付いたばかりの生物で、まだ和名も通称英名もなく、皆さん
学名の クロモドーリス・ヒントゥアネンシスで呼んでますね。

体色は暗紫色に縁どられた蛋白色、もしくは黄白色をしており、紫色の模様に
黄白色の丸い突起が複数個、点在していて、触覚と二次鰓は赤紫色に縁取り
された透明色をしております。

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写真左は上の写真と同一個体、右は別個体にて 大きさ30mmぐらい

個人的には、初観察のウミウシです。
色んなウミウシ系の図鑑のどれを読んでも、レア種として紹介されてますが、
調べてみると結構、色んな海のポイントで観察されております。

しかしどこでも観察を出来る期間が短いようで、しかも泥砂底などのポイントと
言うヲタク的なダイビングポイント、浅い水深での観察が多い事などから、常に
年中どこでも見れる訳ではなく、そう言う理由から、レア種と表現されているの
かも知れませんね。

2009年03月17日

●アマミスズメダイ その3

さて人生初の沖縄本島での生物観察、報告第一段は久々のスズメダイ科、
沖縄からなのに、 オキナワスズメダイ ではなく、 アマミスズメダイ の報告です。

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アマミスズメダイの幼魚 Chromis chrysura
スズキ目 / スズメダイ科 / スズメダイ属
撮影 2009年3月:沖縄 -5m 大きさ20mmぐらい
英名 Stoutbody chromis
生息域 南日本~台湾、西インド諸島、モーリシャス、フィジーなど

過去に 2回も当ブログで取り上げながら、本種の主説明をしてなかったので・・・
水深が20~30m迄の岩礁域や、珊瑚礁域等で観察が出来、成魚は群れを
なして生息しますが、幼魚の時は群れは作らず、単独で珊瑚の隙間などに
隠れたりしながら生息しております

以前にも書きましたが、成魚の場合、類似の シコクスズメダイ と比較して、
体高が高く 鱗が粗めに目立つ事で区別できますが、 シコクスズメダイ
成魚と幼魚が似ている姿でも、 アマミスズメダイ は、成魚と幼魚の姿は全く
異なり、各鰭と頭に入るV字型のネオンブルーが、とっても綺麗なので、
ひと目で識別が出来ます。

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本種は柏島や串本辺りで、例年GW前後の 4月中旬~5月にかけて幼魚を
チラホラ見かけますが、ここ沖縄本島では 毎年2月後半辺りから見かける
生物で、自分が先日に キタマクラの幼魚 を見かけると春を感じ始めますと
書いたのと同様に、沖縄の方達は アマミスズメダイの幼魚を見かけ始めると、
春の到来を感じ始めるそうです。

やはり沖縄は自分が思っていたとおり、春から初夏にかけてスズメダイ科の
幼魚ちゃま祭りの様です。

●沖縄料理 元祖タコライス

既に何度も書きましたが、齢(ヨワイ)51にして初の沖縄本島上陸。
初めて見た沖縄で、ダイビング以外に衝撃だった事や、見た事や感じた事を、
数回に分けて書かさせて頂こうと思います。

第一回目は、衝撃のタコライス。

先ず始めに、実を言うと今回沖縄に来て見るまでは、タコライスはタコ丼だと
思っていた自分。
着いた日の昼食に、今回宿泊する恩納村にあるホテルの近くで かじきあん
社長さんが食べてるのを見て、初めてタコス味の御飯と知りました。

いや~、本当に沖縄知識ゼロの自分ですから。

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写真左が、その時見たタコライス、右はその時に自分が食べた豚塩カルビ丼、
共にそばがついてて、なんと¥570- とリーズナブルな価格でした。

そしてダイビング最終日の打ち上げ時に、潜水案内の285さんからタコライスの
現地情報をゲット。
そもそもタコライスとは、自分達が潜っていたレッドビーチがある金武(キン)町に
あるパーラー千里が発祥の食べ物だそうで、その後、千里に当時居た人達が
キングタコス・チェーンとか、別のお店を展開したらしいです。
なので、味もボリュームもほぼ同じらしいですよ。
( 因みに後でウィキペディアで調べたところ、経営者は同じみたいです。 )

ともかく、そこら辺で出してるタコライスとは、ボリュームは桁違いに大きくて、
外国産のチーズの味が独特とのお話しで、最終日のランチはパーラー千里に
決まりました。

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285さんから、場所は金武町にあるアメリカ海軍基地のキャンプ・ハンセンの
ゲート1の交差点の向かいをちょっと入ったところと教えていただき、午前中、
美ら海水族館を見学後、2時30分頃に到着しました。

左がキャンプ・ハンセンのゲート1、右はそのフェンスに貼ってある注意書き、
このゲートからは、日曜日とあってか、米国ナンバーを付けた沖縄の各米軍
基地行きの大型バスが、何台も出入りしてました。

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左がゲート1の向かいの街並み、写真の右辺りに写っているカフェの右奥に
目的のパーラー千里があります。

右の写真は、パーラー千里を捜してウロウロしている時に見た、ゲート1が
あるメイン道路から、1本、2本奥に入った路地の街並みです。
さすが米軍基地近くなので、外国っぽい風景でフィリピン辺りのアジア人と
一緒に歩いてる黒人や、いかにも米軍客相手と言った感じのバーが沢さん
建ってました。

そして ↓↓↓ これが、そのウワサの元祖タコライス。
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タコライスでも種類は色々あり、この写真はタコライス・チーズ野菜で、丼で
2杯分ぐらいの御飯の上に、塩、胡椒、チリパウダー等で味付けして炒めた
挽肉が乗っており、その上に千切りしたチーズ、レタス、半月切りのトマトが
乗っていて、この写真で判りにくいと思いますが、一緒に写ってるボックス
ティッシュの箱の2倍ほどの高さと、ばかデカイサイズで、これにケチャップか、
潰したトマト、ケチャップ、タバスコ等で作ったサルサをかけて食べるのですが、
サルサはちょっと辛めでした。

テーブルに届いた時の写真で、食べる前だと言うのに、既にこぼれてます。
そのぐらい量が多いんです。
因みに元祖タコライスのタコミートとは挽肉だけだそうで、他の店で見られる
ピーマン、にんにく、タマネギ等は入ってませんでした。

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ボリューム満天のこれで何と600円、因みにタコライス・チーズなら 500円で、
タコライスなら 400円です。

そもそも昔の円高の頃、ドルが目減りしてしまった米国軍兵に、たっぷりと
ボリュームある食事を安く提供したいと考えて、考案されたのがタコライスの
始まりらしく、他にも、ごはんがチキンライスのタイプとか、タコライスバーガー、
チキンなどいろいろメニューが有りますが、どれも全てビッグサイズです。

写真左は帰る時に撮した画像ですが、並んでる方はテイクアウトオーダーの
人で、自分達が2時30分頃に着いた頃はテイクアウトの人達だけで10人ほど
並んでました。

そして自分達は、折角のきたんだからと店内で皿に盛って頂いて食べたの
ですが、よく廻りを見ると店内で食べているのに皿ではなく、テイクアウト用の
使い捨て容器で食べてる人達がいます。
どうやら食べきる事が難しいボリュームなので、残りはそのまま持って帰る
為に、初めから皿でなく使い捨て容器で食べてるみたいです。

皆さんも行かれた時には、ムリして完食しないで済む様に、通っぽく店内で
使い捨て容器で食べる事にして下さい。
もちろん皿で食べても、残りの持ち帰り用に容器はいただけますけどね。

2009年03月15日

●沖縄本島、最終日

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最終日こそ、嘉手納基地見学。
では無くて、ダイビング旅行らしく美ら海水族館見学。

最も今日は日曜なので、訓練はお休みかと。
結局、お目当てのラプターは見られませんでした。

2009年03月14日

●沖縄本島 レッドビーチ

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本日は、楽しみにしていたレッドビーチで 3本潜りました。
昨夜からの低気圧通過のおかげで、朝から西風がビュービュー吹いており、
西側のポイントは 1ケ所しか潜れないらしく、きっと込むからと朝早く出発。
1本目を潜り終えて数えてみたら、21台もダイビング目的の車が駐車して
ました。

かなり泳げば リボンゴビー が観察出来るらしいですが、日頃からヘタレ
ダイバーの自分は、遠泳は苦手なので皆さんと一緒にまったりマクロ。

おかげで初観察のウミウシいっぱいと、これまた初観察の イッポンテグリ
見れました。

沖縄の米軍が使用している輸送船停泊地のレッドビーチ。
滅多に輸送船は来ないそうですが、泥ドロ生物好きにはタマらんポイント。
また絶対に来てみたいポイントでした。

2009年03月13日

●セントレアから、沖縄へ

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今日から二泊三日で、かじきあん沖縄ツアーに参加です。

齢51、ダイビング本数1200本超えてるのに、沖縄本島に初上陸。
さ~ってシーサーは何匹、街を歩いてるんでしょうか♪

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那覇に無事に到着、今回の沖縄旅行の自分の目的は、FA-22 ラプター。
そうです、アメリカの軍の最新鋭スティルス戦闘機です。

なのでレンタカーで、嘉手納基地へ直行です。

では無かった。
すぐにダイビングらしいです、やはり。

と言う事で、午後から真栄田岬で2本潜ってきました。