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2010年03月23日

●シロハナガサウミウシ

昨日の三木浦でのダイビング2本目では、たった1本で合計12種のウミウシを
観察できました。
50分間、おそらく100m位は泳いでますので、あまり動かずもっと止まって
観察していればまだ数種は多く観察出来たと思うので、もう少し通ってみて
極めてみたいと思います。

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シロハナガサウミウシ 学名 Tritoniopsis elegans
 裸鰓目 / スギノハウミウシ亜目 / ホクヨウウミウシ科
/ シロハナガサウミウシ属

 撮影 2010年3月:三木浦 ナナコのダボ 水深-12m 大きさ約30mmぐらい
 生息域 山形県以南~ 西部太平洋域、ハワイ、PNG、インド洋など

体色は白色、黄色、橙色などで、背面に極めて微細な顆粒状突起が散布し、
特に口膜周縁で密集します。
背面の突起の数は幼体では少ないですが、大きく生長すると12対を超えて
大きな突起と小さな突起が交互に並ぶ様になります。

ユビノウトサカやウミキノコなどを食し、50mm近くまで生長します。

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shirohanagasaumiushi%2020100320c.jpg

自分が今まで観察した本種は全て白色、白色ゆえにいつも暗めに撮影を
しますが、それでもやはり部分的に白トビしてしまっており、今ひとつの
出来ばかりです。

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写真上左は2006年5月に、上右は2009年5月にそれぞれ串本ダイビングパーク
前のビーチにて撮影した画像ですが、全て白トビ写真です。
本日のブログに使った写真の全てを比べてみても、結局、この4年間の自分の
写真技術能力は向上されてない様で、誠に情けない話しですね。

2009年03月01日

●フウライチョウチョウウオ

今週末は月末月初なので出勤、なので久しぶりに海に行かない週末です。

せっかく貯めてきた窒素が抜けすぎない様に、注意しないと行けません。
器材も乾きすぎて、カピカピになっちゃうかも。

fuuraichouchouuo20090111a.jpg
フウライチョウチョウウオ ナイトカラー

学名 Chaetodon vagabundus
スズキ目 / チョウチョウウオ科 / チョウチョウウオ属
撮影 2009年1月:PALAU 水深- 7m 大きさ100mmぐらい 
英名 Vagabond Butterflyfish
生息域 千葉県以南 ~ インド洋、中部、西部太平洋(ハワイ諸島除く)など。

水深が浅めの珊瑚礁群落域に、生息しております。
体色は特に特徴がありませんが、個人的にはすっきりした綺麗さを感じます。
体の中心近くで細い縞模様が垂直にぶつかる事で、近似種の ニセフウライ
チョウチョウウオ
と区別ができます。

和名のフウライは、成魚になるとペアで広範囲を泳ぎ回る事かららしいですが、
串本辺りでは、幼魚~若魚のステージを、夏から秋にかけて観察できますが、
成魚は先ず観察しませんので、ほとんど越冬はできていないと思われます。

fuuraichouchouuo20090111b.jpgfuuraichouchouuo20090112a.jpg
撮影 2009年1月:PALAU 写真左:22時52分撮影、右:25時08分撮影

因みに一番上の画像は、18時38分に撮影しており、あまり昼と夜とで体色の
変化が無い生物の様です。

撮影時間からおわかりになると思いますが、ミッドナイトで外洋を潜っている
時に撮影した物です。
時間とか、月の影響で体色変化が有るのかなと思って期待してましたが、
何も変化無しでした。

fuuraichouchouuo20070923a.jpg
撮影 2007年9月:串本 串本DP前 水深- 5m 大きさ 30mmぐらい

こちらは、そんな串本で以前に撮影した幼魚です。

しかし、学名と英名がバカボンドですよ。
1758年の発表ですから、勿論、井上雄彦さんの漫画では無いと思いますし、
天才バカぼんでもないと思いますが、面白い名前ですね。

 

2009年02月14日

●ホシテンス その2

本日報告させていただく生物は、 前回は幼魚でしたが、今回は中学生ぐらいの
ステージです。

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ホシテンス  学名 Iniistius pavo
撮影 2009年2月:安良里 黄金崎 -16m 大きさ60mmぐらい 
スズキ目 / ベラ科 / テンス属
英名 Peacock razorfish
生息域 駿河湾、高知県以南 ~ インド洋、太平洋など

珊瑚礁域や岩礁域の、潮通しの良い砂底に棲息しております。
幼魚 の頃の体色は、黒色や茶色等の単色ですが、成長するにつれて写真の
様な横帯が明確になり、成魚まで育つと横帯は薄くなります。 

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撮影 2008年8月:串本 サンビラ -12m 大きさ120mmぐらい

しかし、この ホシテンス 君たち、いつ見てもこんなアホ面をしながら、フワ~リ
フワ~リと波に揺られて漂う様に泳いでおり、なんとも和やかにさせていただく
おサカナさんです。
この写真なんか、目がバッテンになってますし。

なのに、こちらが近づきすぎた時にビュッと一瞬にして砂の中に隠れる素早さも
持っており、いつも毎日ぬぼ~としてるだけでは有りません。

でも、砂に潜る素早い時の表情は?
この顔つきでも、引き締まった顔つきになってるんでしょうかねぇ~?

2009年01月16日

●リュウキュウヤライイシモチ

このお正月に、CS放送のヒストリーチャンネル放送で合計20時間に渡って
唐招提寺さんの平成の大修理の番組を放送しておりました。
自分が知らなかっただけで、既に過去に放送されてた物かと思われますが、
あいにく仕事で見る事は出来なかったので、とりあえず全て録画をしておき
ましたが、残念ながら見る時間がありません。

まぁ特に急いで見る必用も無いと思いますので、今年秋の金堂平成大修理
落慶法要までに、じっくり見ようと思います。

さて本日からは、先日の短期冬合宿の報告をさせて頂きたいと思います。
それで何から報告しようかと悩みましたが、ここは今まで報告してきた科の
順番のまま、報告させていただこうと思います。

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リュウキュウヤライイシモチ  ナイトバージョン
スズキ目 / テンジクダイ科 / ヤライイシモチ属
学名  Cheilodipterus macrodon
撮影 2009年1月:PALAU -12m 大きさ 50mmぐらい 
英名 Tiger Cardinalfish
生息域 小笠原諸島、和歌山県以南 ~ 紅海、インド洋、西太平洋域など

珊瑚礁から、やや深い岩礁域に生息しています。
両顎にある犬歯が大きく外観からも確認が出来る事、体側面の黒色縦縞が
8本等が特徴。
尾柄部に有る黒斑は幼魚の頃は明瞭であるが、成魚になるにつれ不明瞭に
なります。

ryuukyuuyaraiishimochi%2020090111a.jpgryuukyuuyaraiishimochi%2020080504a.jpg
撮影 左:2009年1月 PALAU、 右:2008年5月 串本サンビラ

右の画像が、映りはイマイチですが尾柄部の黒斑が無くなった成魚です。

ryuukyuuyaraiishimochi%2020080415a.jpg
ryuukyuuyaraiishimochi%2020080415c.jpg
上下共に、撮影 2008年4月:PALAU -8m

リュウキュウヤライイシモチ と言えば、色んな図鑑等で使ってられる画像は、
大きな犬歯をがはっきり確認出来る顔面アップの画像が多いんですが、やはり
上の様な画像では、大きな犬歯が確認できにくいですね。

次回の観察時には、判りやすい様に顔面アップの画像を納めてこようと思います。

2009年01月06日

●クロメガネスズメダイ その2

昨日は取引先の方や、弊社の各店舗の地主さん達など、多くの方々と新年の
ご挨拶を交わしました。
皆さん、こういった挨拶はアポ無しで来社されたり、自分もアポ無しで訪問したり
ですので、ほとんど立ち話程度でしたが、たった2週間ほど前に暮れのご挨拶を
交わしたばかりですが、何かかなり昔の様に思えるのが不思議でした。

さて本日は、今年のスズメダイ第1話です。

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クロメガネスズメダイ  学名Pomacentrus vaiuli
スズキ目 / スズメダイ科 / ソラスズメダイ属
撮影 2008年7月:串本 串本DP前 -5m 大きさ 30mmぐらい 
英名 Princess Damsel
生息域 南日本の太平洋沿岸 ~ インド洋、中西部太平洋域など。

珊瑚礁域の礁斜面に多く見られますが、幼魚は浅場に棲息しています。
頭部の色は黄色、オレンジ色、青色などで、成魚に成長しても背鰭の眼状斑は
消えません。
近似種の メガネスズメダイ とは、尾鰭の付け根の所に白い帯が無い事で
区別ができます。

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撮影 2008年6月:柏島 勤崎 -5m

串本と柏島では、同じ種のスズメダイが多く観察出来ます。

正確に述べると、やはり串本の方が北位に位置する為、同じ様に観察出来る
種でも個体数は少なく、若干、柏島の方が観察出来る種は多いと思いますが、
夏から秋にかけて観察出来る本種の幼魚などは、串本で観察がしはじめると
同じ頃に柏島でも観察しはじめるといった風に、観察時期もほぼ同じです。

今回の3枚の写真を見て頂いて判ると思いますが、同じカメラ、同じレンズ、
同じストロボで撮影したとは言え、バックに映っている地形も似た様な色彩で、
地理的には遠く離れていても、環境や同じ黒潮の本流が当たり安い位置など
からと思います。

そう言えば高知県と、三重県南部~和歌山南部にかけての地域の方言は
似ている言葉が多いですし、やはり昔の人は黒潮に乗って南から流れて来た
んでしょうね。

2009年01月02日

●オトヒメエビ

毎年、元日の自分の仕事は、朝からお正月休みも無く営業している各店舗へ
激励訪問をしてから、オフィスへ出社し通常時の月初の仕事をしてます。

朝一に訪問する店舗は朝礼から参加しますが、今年、朝一に訪問した店舗は、
とても元気の良い明るい朝礼でした。
2009年の仕事始めにスタッフから元気を貰えて、とっても嬉しいスタートになり
ました。

実は最近、弊社のシステムサーバー君達の機嫌が悪くて、偶にやる気をなくし
みんなからの要求を聞かなくなります。
そうなると大変なので、年末年始は自分が付き添ってヨイショしております。

考えてみれば弊社にやってきてから、もう何年間も1日も休日を与えられず、
毎日朝から晩まで働かされっぱなしですから、機嫌が悪くなっても仕方が無い
かと思います。

しかし契約金が高額なサーバー君達だけに、何とか契約解除に成らない様、
やる気を持ち直して欲しいところです。

さて新年第2弾の生物報告は、正月らしく紅白模様の生物です。

otohimeebi20081116b.jpg

オトヒメエビ  学名 Stenopus hispidus
十脚目 / オトヒメエビ科 / エビ属
撮影 2008年11月:串本 串本DP前 水深-8m 大きさ約50mm
英名 Banded boxershrimp
生息域 房総半島以南 ~ 東南アジア、インド洋、ハワイなど太平洋域、
     カリブ海、大西洋行域などと世界広くに分布しております。

エビ類の普通種のひとつにて、ダイバーの皆さんなら説明は不要かと思い
ますが、いちおう念の為に説明させていただきます。

浅場の岩礁域やサンゴ礁域の、岩棚や岩の割れ目などに生息しております。
ほとんど雌雄のペアを成して生息しており、雌雄の結びつきは強く、どちらか
片方が別個体に入れ替わると、オスがメスを排除してしまいます。

全体の体色は白色にて、ハサミ脚や胴体など体全体に赤色の横帯があり、
触角は白くてとても長い事で、体全体を大きく見せております。
また、ハサミ脚や胴体などは細かな毛で覆われている。

和名の由来は、紅白の鮮やかな体色で、且つ長い触角や脚を広げた姿が、
龍宮伝説の乙姫を想像させる事かららしいですが、名前に似ても似つかない
凶暴性を持ってます。
以前に自分は、写真の練習を兼ねて、自宅で海水魚を約5年ほど飼育して
おりましたが、 オトヒメエビ を入れたところ、たった一夜にして、それまでは
その水槽で華麗にホバリング生活を送っていた アケボノハゼ のご夫婦を
殺害してしまいました。

その後も同居するサカナ類を全て殺害した為、小さな30cm水槽での独房
終身刑となりました。

otohimeebi20070213a.jpg
撮影 2007年2月:PALAU セントカーディナル

こちらの画像は、パラオのナイトダイビング中に、ダークバスターの灯りに
集まってきたアミなどのプランクトンを、ご馳走とばかりに大興奮しながら
むしゃぶりついて食べている姿です。

写真にいっぱい写ってる白い小さなゴミの様に見えるのが、集まってきた
プランクトン達です。

綺麗な外観からは想像が付かないですが、相当、凶暴なエビなんですよ。

2008年12月26日

●オオスジイシモチ その2

クリスマスイブ恒例の名古屋港のスターライト花火ですが、今年も11万人もの
家族や、恋人達が集まったらしいです。

子供達が既に社会人になってしまい、愛だ、恋だって受かれ話しにはとっくに
縁が無くなった自分達の様なオヤジ~ズで、まだ孫もいなけりゃ自分の家で
TV見ながらクリスマスを過ごす訳ですが、ひょっとしたら前から有ったのかも
知れませんが、今年は奥さんの用意した料理にこんな物がありました。

20081226aaa.jpg

お正月用のカマボコは知ってましたが、クリスマス様にサンタとXマスツリーの
カマボコがあるとは。

さて先日に普通種と思って報告した生物が、実は南紀では普通種であっても、
伊豆では稀種だったと言う大失態をいたしましたが、今回こそは関東以南の
ダイバーであれば、1年中、観察が可能な普通種の報告です。

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オオスジイシモチ  学名Apogon doederleini
撮影 2008年10月:須江内浦 -10m 大きさ 60mmぐらい 
英名 Narrowstripe cardinalfish
生息域 千葉県以南 ~ 西部太平洋域など

内湾の珊瑚群生域や、岩礁域で日中はそれらの珊瑚や岩礁の隙間に隠れる
様にしてますが、夜になるとフラフラ~って感じで中水層を泳いでます。

透明っぽい体色に濃い茶褐色の縦縞が5本ありますが、パット見には4本しか
見えないので、自分的には4本だと オオスジイシモチ と識別しております。
他にも、尾柄部にある眼径並みの大きさの黒斑も特徴のひとつです。

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撮影 2008年1月:須江白野

こちらはナイトダイビング中の撮影画像ですが、夜になると体側面の縦縞の
色が薄くなります。
実は、いち番上の画像も夕方に撮した画像ですので、真っ昼間の姿に比べて
体色が全体にピンクっぽくなってるのが、判りますでしょうか。

oosujiishimochiYg20070807b.jpg
撮影 2007年8月:串本 串本DP前

そして最期に、こちらは幼魚ちゃまです。
成魚と何ら変わらない姿ですが、内蔵が体の半分ぐらい占めており、成魚と
比べて全体に透明度が強い感じで、見てるだけで癒されます。

南紀では、幼魚は夏から初秋に掛けて沢さん観察出来ますが、さて伊豆では
どうなんでしょう。
来年は、そこら辺を確かめようと思っておりますので、1年後ぐらいには報告を
させていただきます。

2008年12月23日

●ヘビギンポの1種

この日曜日、仕事が終わって自宅に戻ったのは22時過ぎでしたので、世間より
一日遅れで、やっと2008年M-1グランプリを見終えました。

直ぐに録画したのを見ても良かったのですが、決勝の前に、15時頃に放送され
てた直前スペシャルの番組を見てから、決勝を見たいと思い、日曜の夜はその
直前スペシャル番組だけ見た次第です。

それにしても昨日は朝から、結果を知りたくない為に、新聞は読まず、各ニュース
番組も見ず、mixiを見たらチラッと見えそうな mixiニュースも避け、などと結果を
知らないままに居る為に苦労の連続でした。

今の時代、ニュースを知る事より、知らないようにする事の方が難しいのかも
知れませんね。

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ヘビギンポの1種  学名
撮影 2008年11月:串本 串本DP前 水深-7m 大きさ 40mmぐらい 
生息域 不明

出来る限り観察時の状態に忠実に有りたい為、画像の天地は全てそのままに
してあります。

2日連続の不明種で、すみません。
最初は、 ヨゴレギンポ か、 ミヤケヘビギンポ かと思い、黙々と撮してましたが、
ヨゴレギンポ にしては、目の下の水色のラインが白いし、 ミヤケヘビギンポ
したら体側面の模様が異なります。
婚姻色かと思いきや、近くに同種の生物は1匹も居なくて単独で居ました。

自宅に戻ってから図鑑やら、いつもヘビギンポ科の同定の時に参考にさせて
頂いている Webサイトの ヘビベース で確認させて頂いても判りません。

hebiginpoSp%2020081116e.jpghebiginpoSp%2020081116f.jpg
hebiginpoSp%2020081116d.jpg

残念ながら、ヘビギンポ科の生物が詳しく説明されている図鑑や書籍は無くて、
自分はヘビギンポ科の生物で判らない時は、いつも ヘビベース だよりなので、
今回は種の同定が困難になってます。

「あほやな~、こんなんも判らんのか~」って感じで、どなたかヘビギンポ科の
生物に詳しい方がいらっしゃいましたら、お手数ですがご一報願います。

2008年12月17日

●アケボノチョウチョウウオ

昨日の仕事帰りに、4回目の耳鼻科通院で診察をしてもらいました。
結果としては、無事にほぼ完治ですが、念の為、やはり年内は潜らない方が
良いとの事なので、専門家であるドクターの忠告を守って、年内は止めておく
事にします。

でも年内の休日は12月27日が最後で、来年最初の休日は1月9日です。
( そうなんです、年末年始は12連勤なんです、トホホ・・・・ )
と言う事で、結局、ダイビング復帰は来年の1月10日早朝になりそうですね。

さて、このところ色彩が薄い生物報告が続いておりましたので、本日はちょっと
明るめの体色の生物報告です。

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アケボノチョウチョウウオ  学名 Chaetodon melannotus

撮影 2008年11月:串本 串本DP前 水深-6m 大きさ 50mmぐらい 
Nikon D200 + 105mmVRⅡ
英名 Blackback Butterflyfish
生息域 千葉県以南 ~ インド洋、西部太平洋域など

関東以南のダイバーなら、誰でも見た事があるはずのチョウチョウウオ科の
生物です。
背鰭をバチッと開けて泳いでる姿が多く、個人的に全鰭全開マ横ドンピシャの
図鑑写真が好きな自分には、撮りやすくて好きなサカナのひとつ。

体系は丸め、体色は黄色く縁取られた白い体色に斜めに黒い縞があります。
ここ数年は、黒潮の接岸や、地球温暖化のせいなのか、串本でも成魚の
確認がされる事がも増えてきました。

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撮影 左 2006年 9月、右 2007年 9月
共に、串本 串本DP前 Nikon D200 + 105mmVRⅡ

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撮影 2008年10月:PALAU Nikon D300 + 105mmVRⅡ

この画像は、ナイトダイビング中に寝ていたヤツを起こして、泳いで逃げる姿を
撮した画像です。
残念ながら、夜のパジャマ姿ではありませんでした~。

この子は、パジャマは持ってないんでしょうかね?

2008年11月22日

●イチモンスズメダイ幼魚と、ミヤコキセンスズメダイ幼魚

この燃料高騰の時代にも関わらず、生意気にもハイオクガソリンの社用車で
日々、移動をしている自分ですが、昨夜、仕事帰りに会社近くにある名古屋
市内で安さ上位の、ガソリンスタンドで給油をしました。

何と、ハイオクが¥123- / 1Lで、レギュラーは¥112- / 1L、そして軽油は、
¥102- / 1Lです。
いつの間にか、昨年の今頃並みの価格まで下がってます。

しかし、自分の中で疑問が1点。
ここ1年間の燃料高騰前は、レギュラーと軽油の価格差は¥25- / 1Lぐらい
だったと思うんですが、今は¥10-もないんです。
ってぇ事は、ガソリンほど軽油はあまり下がっていないってことですよね。
何故なんでしょう?

ichimonsuzumedai%2020081004a.jpg
イチモンスズメダイYg  学名Chrysiptera unimaculata
撮影 2008年10月:串本DP前 水深-1m 大きさ20mmぐらい 
英名 Onespot Demoiselle
生息域 和歌山県以南 ~ 西部太平洋、北オーストラリア、コーラル諸島、
      東アフリカ以東、インド洋、フィジーなど

水深2~3mまでの、波の荒い珊瑚礁域や岩礁域に住んでおります。
なので今回の撮影ポイントも、ダイバーの多くの方がフィンを履くところなので、
皆さんあまり気づかれないみたいです。

ichimonsuzumedai%2020081004b.jpgichimonsuzumedai%2020081116b.jpg
左:データは上の画像と同じ、右:成魚 撮影 2008年11月 大きさ50mmぐらい
ともに、串本DP前 水深-1m

実はこのスズメダイ、以前から撮りたい撮りたいと思っていて、やっと撮れました。
それは前から違いを図鑑や文献などで読んでいても、現物を見てみないとと
思っていた、 ミヤコキセンスズメダイYg との比較です。

miyakokisensuzumedai%2020070904c.jpg
ミヤコキセンスズメダイYg  学名Chrysiptera leucopoma
撮影 2007年9月:柏島 水深-2m 大きさ20mmぐらい  
英名 Surge demoiselle
生息域 千葉県以南 ~ 西部太平洋、ニューカレドニア、東アフリカ以東 ~
      フィジー、フレンチポリネシアなど

miyakokisensuzumedai%2020081019a.jpgmiyakokisensuzumedaiA%2020081019a.jpg
左:幼魚20mmぐらい、右:成魚40mmぐらい 
  ともに撮影 2008年10月:PALAU ブルーホール 水深-2m  

一年ほど前に、 ミヤコキセンスズメダイYg の時に書きましたが、幼魚の時は
イチモンスズメダイYg とそっくりで、パッと見では区別が付きません。

そこで、色んな図鑑や文献、そして今回 イチモンスズメダイYg の現物を
観察して、自分なりに識別ポイントが判りました。

決して権威の有る生物学的識別ポイントでは無く、自分なりのパッと見の識別
ポイントは、目から背鰭基部の黒斑に伸びる青いラインの太さが、黒斑手前で
一度細くなり、黒斑を取り囲む青いラインが真円の眼状斑になっているのが
イチモンスズメダイYg

そして、目から背鰭基部の黒斑に伸びる青いラインの太さが黒斑まで、ずっと
同じ大きさで伸びてて、黒斑を取り囲む青いラインが真円になっていないのが
ミヤコキセンスズメダイYg です。

おそらく、これが一番判りやすい識別ポイントと思いますが、間違っていたら
ゴメンなさい。

2008年11月16日

●こっそり記念ダイブ

20081116aaa.jpg20081116aab.jpg

以前に一度だけ、ダイビング本数を1本数え間違えていて、 記念ダイブが
1本ずれていた事がありまして、それ以来、記念本数に近づくと、本数を
周りの方に伏せております。

そんな感じで本日の 1本目は、1,200本記念でした。
そう言えば、 1,111本も同じ串本でした。

なので個人的にお祝いとして、今日の帰り道に新宮の回転寿司の錦で、
大とろ食べちゃいました。

2008年10月11日

●コロダイの幼魚

こんな事書くと敵に廻しちゃう人が多くなるかも知れませんが、自分は名古屋に
住んでますが、野球は阪神、サッカーはグランパスです。
心の中ではグランパスでなくて、グランパス・エイトなんですが。

まぁ、ともかく今年こそは思ってましたが残念でした。
でもクライマックス・シリーズはこれから、グランパスもこれからが正念場です。

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コロダイYg 学名 Diagramma pictum
撮影 2006年7月:白浜 クエガンコ -10m 大きさ50mmぐらい
生息域 南日本 ~ 西部太平洋、インド洋など

例年、夏に良く見かける コロダイの幼魚ですが、今年は自分は何処の海でも
アジアコショウダイの幼魚 ばかり見かけます。
なので、本日はちょっと前の写真ばかりですみません。

こいつもいつ見かけても、クネクネ、フリフリと、ずう~っとせわしく動きっぱなしで、
水中で結構目立ちます。
こいつも寝ている時は、どうしてるんでしょうね。

毎晩、寝ずに踊りっぱなしなんでしょうか。

korodaiYg%2020060709a.jpg
撮影 2006年7月:串本 グラスワールド 撮影マシン D200
アジアコショウダイの幼魚とほぼ同じですが、尾鰭が黄色がかってます。

korodaiYg%2020071008.jpg
撮影 2007年10月:紀伊大島 須江内浦 撮影マシン D200

標準和名の コロダイ とは、和歌山県では猪の子供を「ころ」と呼ぶ事から、
コロダイの幼魚 にある黄色と黒の縦縞が猪の子供の体色と似ている事で
付けられたそうです。

だったら カゴカキダイ も似た体色なのにって、思いますよね。

2008年10月08日

●バラハタの幼魚

先週末に期待しながらもオープンされなかった、紀伊大島須江の季節限定
ポイントの内浦ビーチが、本日、今シーズンのオープンとなりました。

内浦ビーチは、自分が今までいちばん沢さん潜ってきたポイントです。
そのぐらい好きなポイントですが、残念ながら本日は出勤の為、今週末まで
お預けです。

今年の春のクローズ直前に観察出来た可愛かった キシマハナダイのYg が、
成長しているか楽しみです~♪

さて本日は、ちょっと真面目に生物紹介です。

barahataYg20080504a.jpg
バラハタの幼魚  学名 Variola louti
撮影 2008年 5月:串本 -18m 大きさ 100mmぐらい 
英名 Yellow-edged lyretail
生息域 南日本 ~ インド洋、太平洋域など

barahataYg20080906a.jpgbarahataYg20080906b.jpg
撮影 共に、2008年 9月:柏島 -12m 大きさ 100mmぐらい

成長すると、全長60cm~80cmほどにもなるハタ科の大型種。
成魚の体色は、和名のとおり鮮やかな朱色で、全身に赤色の小さな斑点が
ありますが、体色が朱色でなく褐色のタイプもいます。
胸鰭、背鰭、尻鰭、尾鰭の後端が黄色で、各鰭の後端と尾鰭の上下の端が
長く伸びる事で、他のハタ類と区別ができます。

幼魚は写真の様に背半身が朱色、下半身が白色で、目から尾びれの上まで
伸びる太い黒色帯は、成長するにしたがって消えてしまいます。

シガトキシンという毒を体内に持っており、シガテラ中毒の危険が大きいので
一般に食用とされていないそうです。


2008年10月07日

●スミツキトノサマダイ

昨日のブログに書きましたが、凄い数の漫画本が我が家にやってきました。
ただでさえ奥さんがあきれるほどの漫画本が有るのに。

さっさと読んで、倉庫にでも閉まっておくかと思いましたが、読んでる時間が
無いのが現実です。

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スミツキトノサマダイ  学名 Chaetodon plebeius
撮影 2008年9月:柏島 -8m 大きさ 30mmぐらい 
英名 Blue-spot Butterflyfish
生息域 駿河湾以南 ~ インド洋、西部、南部太平洋域など

まぁなんと言っても、黄色い体色に水色の大きな斑紋のお陰で、ひと目で
わかりますが、特徴としては体系はわりと側扁し楕円形。
背鰭と臀鰭の棘が多く、上述の様に体色は濃いめの黄色で、眼を横切る
黒色横帯があり、体側面上部に水色の大きな斑紋が入ります。

近似種の トノサマダイ とは、尾鰭の付け根に黒斑が入る事で
区別ができます。

sumitukitonosamadai20081004a.jpgsumitukitonosamadai20080906a.jpg
撮影 左 2008年10月:串本DP前 -5m 大きさ 40mmぐらい  
    右 2008年 9月:柏島勤崎  -8m 大きさ 60mmぐらい

この スミツキトノサマダイ はミドリイシなどの石サンゴ系のポリプを
好んで食べます。
なので、オニヒトデと同じく、サンゴの敵とも言えるチョウチョウウオですね。

2008年10月06日

●オジロスズメダイ

本日紹介させて頂く生物は、去年、柏島や串本で何度も何度もトライしながら
満足できる写真が撮れなかったスズメダイ。

この時は、かじきあんのツアーでガイドのakkiちゃんとマンツーでしたので、
akkiちゃんに自分のコンデジをお貸しして、20分近く待って貰って、完璧では
ありませんが、何とか満足できる撮影が出来ました。
akkiちゃん、長い時間付き合ってくれてありがとうございました。

ojirosuzumedai20081004a.jpg
オジロスズメダイ  学名 Pomacentrus chrysurus
撮影 2008年10月:串本DP前 -5m 大きさ 30mmぐらい 
英名 Whitetail Damsel
生息域 和歌山県以南、インド洋、西部太平洋域など

サンゴ群落や、その近くの砂礫底域の岩の側で出たり隠れていたりしてます。
串本では幼魚は夏~秋にかけて観察ができ、小さければ小さいほど頭部から
背中にかけてのオレンジのグラデーションが綺麗です。

近似種の メガネスズメダイ の幼魚に良く似ていますが、額に青いラインが
無いことで簡単に区別ができます。

ojirosuzumedai20081004b.jpgojirosuzumedai20081004c.jpg

右上の写真は若魚の写真で、成長すると背鰭の眼状斑は消えます。

ojirosuzumedai20081004d.jpg

今回の串本では、もう一つの2年越しのスズメダイの、こちらもほぼ満足な
撮影ができました。
やはり串本は、スズメダイに刺されるとっても楽しいビーチでした。

2008年10月04日

●今日は串本

20081004aa.jpg20081004ac.jpg
20081004ab.jpg

もともと本日は須江の予定でしたが、期待していた内浦ビーチが今日はまだ
オープンしなかったので、ビーチ気分いっぱいの為、串本に変更しました。

おかげで土曜日にも関わらず、石田靖さんのTV撮影が見れましたよ。

2008年09月05日

●アオギハゼ

いつも生物を、科、属毎に区別していたカテゴリーですが、各日記を複数の
カテゴリーに登録できますので、とりあえずパラオのカテゴリーを作ってみて
複数登録をしてみました。

とても一般的ダイバーのパラオではありませんが、「えっ、こんなのもパラオに
いるの?」って思うのが多いと思いますので、暇な時間があれば、当ブログの
パラオってカテゴリーを選択して見て下さい。

aogihaze20080826a.jpg
アオギハゼ  学名 Trimma tevegae
撮影 2008年8月:串本 イスズミ礁 -12m 大きさ20mmぐらい 
英名 Blue-striped dwarfgoby
生息域 八丈島、琉球列島以南 ~ インド洋、西部太平洋など

和名は見た目の様に、いつも仰向けになって泳いでいる姿から " 仰ぎハゼ " と
付きました。
サンゴ礁域の礁斜面や、ドロップオフ等の岩陰で良く見かけます。

aogihaze20080414a.jpg
撮影 2008年4月:PALAU ビックドロップオフ 撮影マシン D200
aogihaze20071222a.jpg
撮影 2007年12月:奄美大島 倉崎ビーチ 撮影マシン D200

パラオではそこら中に居る普通種なので、パラオで見かけてもスナップ感覚
程度で写してますが、去年の冬に行った奄美大島では 5~6匹だったからか、
結構、真面目に撮して、更に今回の串本で見た時は、たった 2匹での群れ
でしたので、思わず刺さってしまいました。

ご覧の様に、3ヶ所の遠く離れた異なる海の何処で撮しても同じ形状、同じ
色彩ですが、何故かいっぱい居る時より少ない生息数の時の方が真面目に
撮してしまいます。

たくさん居る方が被写体を選べて撮りやすいとは思うのですが、そのかわり
どの個体に絞って良いのか迷いやすく、少ない個体数の時の方が、自分は
的を絞れて撮りやすいみたいです。

単なる少なければ珍しいだけの、人間の性かもしれませんが。

2008年09月02日

●アサドスズメダイ その2

凄いことでね~
日本と言う国の社長さん(総理大臣)が、2人続けて突然の辞任とは。
民間の企業だったら、どえりぁ~事ですわ。

asadosuzumedai20080826a.jpg
アサドスズメダイ  Pomacentrus lepidogenys
撮影 2008年8月:串本 イスズミ礁 -7m 大きさ20mmぐらい
英名 Scaly Damsel
生息域 高知県、奄美大島、琉球列島~フィリピン、パラオなどの西部太平洋、
     グレートバリアリーフ、フィジー、トンガなど

今年の 1月27日の報告 で下記の様に書きました。

**************************************************************************************************
昨年の夏に柏島で観察して以来の、年末の奄美大島での観察で、そう言えば
11月に行ったパラオでは見てません。

節穴なのか、ひょっとしたら生息地と記載されてても生息数が少ないのか?
おそらく他の珍しい生物に気をとられて、見逃した節穴の目が正解とは思います。
**************************************************************************************************

パラオでの生息はまだ確認不足ですが、やはり節穴なのは間違いなかった様で、
今まで何度も潜ってる串本にも生息しているようで、今回、自分としては串本では
初観察でした。

asadosuzumedai20080826c.jpg

と思っていたら、やはり串本では稀な種らしく、夏から冬にかけて黒潮に乗って
きた幼魚が観察出来るくらいで、越冬はしてないみたいです。 

asadosuzumedai20080826b.jpg

性格的にはおとなしいスズメダイで、同じ場所をチョロチョロと素速く動くのでは
なく、ウロウロしてるって感じなので、非常に撮りやすいスズメダイです。
なのでスズメダイ撮影の入門には、いい練習台かも知れませんね。

もっとも、何処にでも居るスズメダイではないので、見かけること自体が難しい
かも知れませんが。

2008年08月30日

●タコベラ

一昨日の深夜、雷鳴が鳴り響き、激しく雨が降る中、わが町に避難勧告の
サイレンが鳴り響きました。
子供に問いただされて、玄関を開けて外を見ると、道路に水は全く溜まって
ません。
何だぁ~っと思っていたら、すぐにサイレンは止み、雨も小降りになったので
避難はしませんでした。

2000年の東海豪雨の時に、我家は床上70cmの浸水被害に合ってます。
( その時の様子は、 こちら を参照して下さい。 )
その時も、その約10年前の床下浸水の時にも、警報のサイレン等はまったく
鳴らず、名古屋市はきっと、その教訓から今回は早めに出したのでしょう。

でも、出せばいいって物じゃ無いって事も、学習して欲しい物ですね。

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タコベラ  学名 Oxycheilinus bimaculatus
撮影 2008年8月:串本 サンピラ -10m 大きさ100mmぐらい 
英名 Twospot wrasse
生息域 相模湾以南 ~ インド洋、西部太平洋など

写真の様に各鰭を開いてくれると、おおぉ~っと思うカッチョ良さなんですが、
開いて無いと、 ブダイ と間違えそうなぐらい地味なベラです。

takobera20080826b.jpg

浅い岩礁やサンゴ群落域、藻場などで見られるますが、体色は様々な赤色。
胸ビレ上部に黒点がありますが、英名の Twospot とは、もうひとつの点は
背鰭の黒点を指してるんでしょうか?
ちょっと疑問です。

でも、和名の " タコ " の方が、不思議かも知れませんね。

2008年08月29日

●ヘラルドコガネヤッコ

今頃気づいたのかって言われそうですが、当ブログはやはり紹介する生物の
科目が偏っているようで、最近は甲殻類を多く紹介してましたが、本日から
しばらくは、このての科の生物を多めに紹介してみようと思ってます。

herarudokoganeyakko20080826a.jpg
ヘラルドコガネヤッコ  学名 Centropyge heraldi
撮影 2008年8月:串本 イススミ礁 -16m 大きさ100mmぐらい 
英名 Yellow pygmy angelfish
生息域 和歌山県以南 ~ インド洋、西部太平洋など

山渓の " 日本の海水魚 " には、田辺湾以南とはっきり書かれてますが、
間違いなく串本でも観察が出来ます。

どうも様々な図鑑は、その図鑑の制作に携わった方々の見識だけで生息域が
書かれている様で、実際に図鑑に書かれていない地域で観察する事が多く
あります。

この魚、特徴としては、まっ黄きの体なのに眼の周りだけ薄黒く、まるで誰かに
殴られた様な感じで、水中で見かける度に、いつもそう思って笑えてきます。

ところでこのダイビングポイントの、イスズミ礁、ただいま結構、見物が豊富です。
黒い ハナヒゲウツボYg ハナゴンベYg アオギハゼ ホシテンス などに、
アサドスズメダイYg 等のスズメダイの幼魚も豊富。

串本のボートポイントにしては水深も浅めなので、ただいま結構お勧めです。

2008年08月28日

●ゾウゲイロウミウシ

この2週間、毎日いろんな感動を与えてくれた北京オリンピックのTV放送も
終わってしまい、「今日のTV番組って何を放送するんだっけ?」と、新聞を
見ては、「見たい番組無いね」って、思う毎日に戻ってしまいました。

思えば、オリンピツクの間、毎日TVを見ていた気がします。

zougeiroumiushi20080826a.jpg
ゾウゲイロウミウシ  学名 Hypselodoris bullocki
裸鰓目 / ドーリス亜目 / イロウミウシ科 / アオウミウシ属
撮影 2008年8月:串本 -12m 大きさ約30mmぐらい
生息域 八丈島、紀伊半島以南~太平洋域など

以前に カグヤヒメウミウシ と呼ばれていた種は、近年、研究者の方達には
同種との見解ですが、 シンデレラウミウシ に至っては、同種と言われている
研究者や、大型に成長する事から別種と言われる研究者がいらっしゃいます。

以前に、 ゾウゲイロウミウシ と、 シンデレラウミウシ の交接シーンが話題に
なった事もありますし、ウミウシに関しては研究の歴史も浅いので、まだまだ
見解が変わっていく可能性が有りそうですね。

zougeiroumiushi20060812a.jpgzougeiroumiushi20021111a.jpg
撮影 左 2006年 8月:串本 ダイビングパーク前 撮影マシンは D200
    右 2002年11月:マブール リボンバレーⅡ 撮影マシンは C3040

右上が、以前に カグヤヒメウミウシ と呼ばれていた種です。

どうみても色が違うだけに見えるけど全く違う種であったり、反対に全く異なる
色彩パターンなのに同種であったり。
本種に限らず、ウミウシの種の違いを未だに自分はあまり理解できません。

そう思ってるのは、自分だけなんでしょうか?

2008年08月12日

●オオモンカエルアンコウ

先週ぐらいに届く予定の Ne-yo のNewアルバム、Year of the Gentleman が
来ないなぁ~と思っていたら、またまた発売延期のお知らせが届きました。
これで3度目の発売延期、待ち遠しい物です。

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撮影 2007年9月:串本 
オオモンカエルアンコウ と言うと、よく見るのは上の写真の様な、小汚い色で
大きなことからも、日頃から105mmマクロの自分は、見かけても大抵IXYで
撮しております。
上の写真も、でかかったので IXY910ISで撮しております。

先日潜った三木浦では、珍しく綺麗で小さめの オオモンカエルアンコウ
観察出来ましたので、105mmで撮ってみました。
この生物、幼魚の頃は綺麗なんですが、大人になると汚くなってしまいます。
もっともカエルアンコウ系は全部、幼魚の時の方が綺麗ですけどね。

oomonkaeruankou%2020080810a.jpg
oomonkaeruankou%2020080810b.jpg

オオモンカエルアンコウ  学名 Antennarius commersoni
撮影 2008年8月:三木浦 -12m 大きさ100mmぐらい 
英名 Giant flogfish
生息域 南日本 ~ インド洋、西部太平洋域、東部太平洋など

この写真、今までは電気信号接続でのストロボ発光にこだわっていた自分で
ありましたが、今回、光信号接続でのTTLで撮ってみました。

以前にD100や、D70で光信号接続を試してみましたが、思った様な明るさが
得られず、それ以来は、D200は電気信号のみのハウジングだった事も有って
試す機会はありませんでした。

しかしこの5月から投入したNEWマシーン、D300は両方の信号接続が可能な
タイプを購入しましたので、今回、光信号接続を試してみたところ、あらら全然
使いやすいではありませんか。

こりゃ、最近デジイチを始めた人達が皆さん、光信号接続でやってる訳ですね。
何せ、ストロボの光量を、被写体が変わる度に調整する必用がありません。

現実には、若干の補正調整が、その都度必用とは思いますが、電気信号の
マニュアルと違って、TTLは調整忘れがありません。

次回のダイビングは久々にテック講習なので、撮影機材類は御法度ですが、
9月の柏島出張までに、何とか南紀や伊豆で経験積んで完璧にしたい物です。

おっと、 オオモンカエルアンコウ の説明を全然しておりませんでした。
でも、まぁ~いいか、ダイバーなら誰でも知ってるサカナですからね。

2008年08月07日

●ダンダラダテハゼ

全国各地で、ゲリラ雨による災害NEWS がここ連日報道されておりますが、
名古屋では昨日の夕方、9日振りの雨が降りました。
雷鳴がとどろく中、たたきつける様な激しい雨が振り、昔で言う夕立でしたが
最近のNEWS等による情報や、過去に東海豪雨の被災者体験より、こりゃ
ゲリラ雨かもっ?て思ってしまう自分でした。

さて本日は、このところエビ3連発でちょっと飽き気味ですので、大好きな
ハゼ君です。

dandaradatehaze20080729a.jpg
ダンダラダテハゼ  学名 Amblyeleotris periophthalma
撮影 2008年7月:柏島 -7m 大きさ70mmぐらい 
英名 Broad-banded goby
生息域 伊豆諸島、相模湾以南~インド洋、西部太平洋など

特徴としては、ぱっと見は ダテハゼ の格好をしており、横縞の模様が乱れて
いて ( ダンダラ模様? ) 、尚かつ、横縞と横縞の間の白っぽい体色面に、
横縞と同じ色の色彩斑が点在している事。

横縞の色は、やや赤みがかった薄い茶色などで、口のうしろ部分に赤い
模様が有る事が特徴。

dandaradatehaze20080728a.jpgdandaradatehaze20080705a.jpg
撮影 ともに2008年7月 左:柏島後浜 -7m 右:串本備前 -12m 

よく似た クビアカハゼ は、縦縞が綺麗な赤色であり、縦縞と縦縞の間には
白い小さな模様が点在していて、背鰭にも鮮やかな赤い小さな点が有る事で
識別が可能です。

2008年07月26日

●セナキルリスズメダイ

本日は早めに仕事を切り上げて、夕方からとっても辛~い柏島出張です。
何が辛いって?
柏島へ行くと帰ってくるのが嫌で嫌で、辛くなるからなんです。
あ~、できることなら柏島で暮らしたい。

senakirurisuzumedai20080621b.jpg
セナキルリスズメダイ 学名 Chrysiptera starcki
撮影 2008年6月:串本 グラスワールド -18m 大きさ60mmぐらい
英名 Starck's demoiselle
生息域 伊豆半島以南 ~ 西部太平洋域など

簡単に特徴を言えば、口から背びれの後淵までが黄色の青いルリスズメダイ。
まぁ~何とも単純な名前のスズメダイです。
串本では年中、観察が可能。

沢さんの数で群れて生息しがちなスズメダイですが、この子達は群れても
せいぜい5~6匹と、わりとひとり暮らしが多いです。

senakirurisuzumedai20080621a.jpgsenakirurisuzumedai20080705a.jpg

昔から何度も何度も撮影していながら、いまだに上手く撮れないスズメダイです。
青いところが潰れたり、黄色が薄すぎたりと失敗写真ばかり。
今回の写真も決して出来は良くありませんが、ちょっとスズメダイのネタが乏しく
なってきたので、使ってみました。

ちっとも、じっとしてくれないスズメダイですが、いつかは全鰭全開の真ヨコ姿を
綺麗に撮りたいものです。

2008年07月21日

●ハナキンチャクフグ

先週末は、須江に行ってきましたが、最近の黒潮が南に大きく蛇行しており
紀伊半島より離れております。
そのせいか、先週の田辺同様、ニゴニゴの須江でした。

hanakinchakufugu%2020080705.jpg
ハナキンチャクフグ  学名 Canthigaster coronata
撮影 2008年7月:串本 グラスワールド -14m 大きさ50mmぐらい
英名 Crowned Pufferfish
生息域 相模湾以南 ~ インド洋、西部太平洋域など

シマキンチャクフグ によく似てますが、暗色の縞模様にオレンジ色や水色が
混ざって、派手な シマキンチャクフグ って感じです。

串本のダイビングポイントでは、何処でも観察が出来るごく普通種ですが、
なぜか最近、個人的に気になって撮してしまう生物です。
多分、この夏は気がつけば、いっぱい撮している気がします。

2008年07月19日

●ハナグロイソハゼ

本日は、串本をよく潜っているダイバーの方なら、おそらく見向きもしない生物の
報告です。
多分、イソハゼに興味が無い方には、「ああ~、居るね~」って感じの生物だと
思います。

hanaguroisohaze%2020080705b.jpg
ハナグロイソハゼ  学名 Eviota sp
撮影 2008年7月:串本 KDP前 -10m 大きさ20mmぐらい
生息域  ~ インド洋、西部太平洋域など

特徴としては、鼻吻が突き出て、胸鰭基部に楕円形の白斑がある事。
又、雄は第1背鰭2棘3棘が糸状に伸長します。

上の写真はお腹が大きい妊婦さん、撮してから10日ほど発ってますので、
もう産まれているでしょうね。

hanaguroisohaze%2020080705d.jpghanaguroisohaze%2020080504a.jpg

右上の写真は5月に撮影した画像です、同じ串本でも違うポイントですが、
串本のどのポイントでも一年中観察が出来る、極めて普通種です。
でも何故か自分は、見つける度に撮してしまう生物です。

2008年07月17日

●コウワンテグリ

昨日、近畿地区と中国地区が梅雨明けしたそうですが、中部地区の梅雨明け
宣言は出ませんでした。
毎日、毎日暑い日が続き、我が名古屋市天白区でもセミも鳴き始めましたので、
そろそろ明けてもと思いますが、大気がまだ安定しないんだそうです。

kouwanteguriYg%2020080705a.jpg
コウワンテグリ  学名 Synchiropus Ocellatus
撮影 2008年7月:串本 KDPビーチ -5m 大きさ約20mm
英名 Ocellated Dragonet
生息域 南日本の太平洋側 ~ インド洋、西部太平洋域など

岡田彌一郎博士らが、日本の初記録として沖縄島の浦添市小湾で採集され、
小湾てぐり(かうわんてぐり)と命名されたそうです。 

ちなみに「てぐり」とは、ネズッポ科の生物が、てくてくと歩く様に泳ぐことから、
こう呼ぶようになったと言われております。

kouwanteguriYg%2020080705b.jpgkouwanteguriYg%2020080705c.jpg

これは自分だけかも知れませんが、串本では夏になると見かける様な気が
します。
一昨年に同じく、串本ダイビングパーク前ビーチで観察した時も季節は夏の
初めでした。

と言う事で、自分にとっては夏を感じさせてくれる生物のひとつです。

2008年07月11日

●今年初 メガネスズメダイ

今年も、そろそろ自分が好きなソラスズメダイ系の幼魚様を、ポツポツ観察が
できる様になり始めました。

meganesuzumedai%2020080626b.jpg
メガネスズメダイ  学名Pomacentrus bankanensis
撮影 2008年6月:柏島 後浜 -9m 大きさ:20mmぐらい
英名 Speckled Damsel
生息域 和歌山県以南 ~ 西部太平洋域、紅海、フィジー、オーストラリア等
 
meganesuzumedai%2020080705c.jpg
meganesuzumedai%2020080705a.jpgmeganesuzumedai%2020080705b.jpg
撮影 2008年7月:串本 KDP前ビーチ -5m 大きさ:20mmぐらい

6月の終わりに柏島で今年初観察と思えば、7月頭に串本でも今年初の観察が
出来ました。
スズメダイの幼魚に関して、ちょっと柏島の方が南方系が多いのは多いですが、
たぶん黒潮の影響だと思いますが、柏島と串本で観察出来る種は似ております。
今回も同じ頃の、今年初観察になりました。

今年もこれから、可愛いスズメダイの幼魚様を沢さん撮せます。
楽しみ、楽しみ。

2008年06月28日

●ミナミハコフグYg

さぁ~て、本日から柏島報告。
と行きたいところでしたが、柏島で折角紹介して頂いたのに、綺麗に撮る事が
出来なかった生物の報告で、串本から柏島へ繋ぎたいと思います。

minamihakofugu%20Yg%2020080621a.jpg
ミナミハコフグYg   Ostracion cubicus
撮影 2008年6月:串本 ダイビングパーク前 -7m 大きさ15mmぐらい
英名 Yellow oxfish
生息域 房総半島以南 ~ インド洋、西部太平洋域など 

そうなんです。
たった 4日前に串本で格闘したばかりなので、柏島でこの被写体をせっかく
紹介していただいても、気合いが入らなかったようです。
ちょっと反省。

minamihakofugu%20Yg%2020080621b.jpg

ほとんどのタイバーが知っている生物ですので、今更この生物の説明は、
不要かと思いますが、でも勘違いをされている方も多いので、ちょっとだけ
説明を。

写真の様に、体色が黄色で黒い点があるちびっ子のハコフグ系だったら
ミナミハコフグ の幼魚と思いがちですが、実は ハコフグ の幼魚も同じ様な
色彩をしております。

区別をする方法は、黒い点の大きさが目の大きさと比べて、同じくらいか
大きかったら ミナミハコフグ で、黒い点の大きさが目の大きさより小さくて、
黒い点よりも小さな水色の点があれば ハコフグ です。

次回、見かけた時は、その点を頭に入れて観察してみて下さい。

2008年06月24日

●アマミスズメダイYg その2

本日は、先日紹介したばかりの生物のリピートで申し訳ございません

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アマミスズメダイ   Chromis chrysura
撮影 2008年6月:串本 備前 -18m 大きさ30mmぐらい
英名 Stoutbody chromis
生息域 南日本~台湾、西インド諸島、モーリシャス、フィジーなど

5月初旬に観察したときよりは、ひとまわり大きく育っておりました。
ほぼ同じ場所で観察出来ましたので、同じ個体とおもいますが、これ以上
大きく育ってしまうと、自分的に撮したい好みの被写体サイズから外れて
しまいます。

amamiYg%2020080527a.jpg
撮影 2008年5月:柏島 後浜 -7m 大きさ20mmぐらい

こちらは、先月末に柏島での観察した子です。
自分が アマミスズメダイ だけでなく、スズメダイ系で最も撮したいサイズは
このくらいのステージ。
やはりボディがまだ小さく、二頭身の姿が、いち番可愛いですね~♪

2008年06月23日

●フタホシニジギンポYg

昨夜はサッカーでは日本がバーレーンに勝って、ワールドカップ3次予選首位
通過と、F-1フランスGPでは、我がフェラーリがマシントラブルが有りながらも、
ぶっち切りの、1-2フィニッシュと嬉しい週末でした。

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フタホシニジギンポYg   Petroscirtes springeri
撮影 2008年6月:串本 備前 -14m 大きさ30mmぐらい
生息域 相模湾以南 ~ 台湾、西部太平洋域など 

まぁ地味すぎて、ほとんどのダイバーは見向きもしないでしょうが、あれっ?
何にこのちびっ子は、どこの子?って感じで自分は刺さっちゃいました。

誰もが思われる様に、鰓蓋部と尾鰭基部にふたつの黒斑が有る事より、この
和名がついております。
一般的に海の中でよく見かけるのは ニジギンポ の方ですが、上記の特徴で
フタホシニジギンポ と区別が容易に出来ます。

futahoshinijiginpoYg%2020080621b.jpgfutahoshinijiginpoYg%2020080621c.jpg

今回の串本では、写真の幼魚が観察出来ました。

撮しながら思った事ですが、成魚だと黒い斑紋なのに、幼魚の頃は青色の
斑紋で、色が綺麗で返って目立つから、大きな魚に狙われやすそうな気が
します。

しかも、撮している間は常にフラフラ泳ぎ回ってたから、大丈夫かな?

2008年06月22日

●キンセンイシモチ

約二ヶ月ぷりの串本も、水中は抱卵と幼魚があちこちで観察出来ました。

kinsen20080621b.jpg

キンセンイシモチ   Apogon properuptus

撮影 2008年6月:串本 備前 -16m 大きさ50mmぐらい
英名  Goldstriped Cardinalfish
生息域 千葉県以南 ~ インド洋、西部太平洋域など

先日の三保では、抱卵中の コスジイシモチ ネンブツダイ キンセンイシモチ
等を沢さん観察しましたが、あいにく透明度が悪く良い写真が撮れませんでした
ので、今回の串本では、ちょっとそんな生態系の観察を期待してました。

しかし串本は、三保より抱卵の進行具合は遅い様でして、抱卵中の姿の観察が
できたのは少なかったです。

20080621aaa.jpg

そんな中、観察出来た少ない個体のひとつの口元アップ画像です。
まだまだ育児中の様子ですね。

予定では、次回のダイビン゛クは柏島。
あこがれの ヤミテンジクダイ イナヅマヒカリイシモチ など、もっと色んな
生物の口内保育の画像を納めてきたいものです。

2008年06月21日

●今日は串本

20080621abaa.jpg20080621aaaa.jpg

先日は10日ぶりの休日でしたが、今日は 3日ぶりの休日で串本にきました。

残念ながらビーチはうねうね、潜れることは潜れましたが、折角、海の中は
色んなちびっ子が、いっぱいなのに、うねりで体が固定できず写真はダメダメ
でした。

2008年05月08日

●マダラトラギス

本日も先週末の串本からの報告ですが、昨日の報告と違って名前がキチンと
判明している生物です。

madaratoragisu20080504a.jpg
マダラトラギス  Parapercis tetracantha
撮影 2008年5月:串本 サンビラ -12m 大きさ100mmぐらい
英名 Mottled weever、Blackbanded sandperch
生息域 相模湾以南~インド、中部太平洋域

見た時は、「おっ、ちょっと違う柄のトラギス」と思い、撮影しました。
後から山渓の "日本の海水魚" で調べると、昨日のイソハゼとは違って普通に
載っておりました。

生息域は相模湾以南となってますが、南方系のトラギスらしいです。

思えばトラギス系はほとんど撮影したことが無く、知識も皆無で、見た時は
カモハラトラギス かな?、 ハワイトラギス かな?とか思っており、帰りの車中で
PCに落とした画像を観ながら、一緒に潜った方達と調べて名前が判りました。

でも普通の トラギス で無いぐらいは判ってましたよ。
( まぁ自慢するレベルの話しでは、有りませんが・・・・・ )

2008年05月07日

●イソハゼ属の1種 ( Eviota spilota?)

4月のパラオで観察した写真の整理が進んでませんが、その後、越前、串本
紀伊大島須江と潜って、いろいろ新たな観察記録が増えてしまってますので、
パラオ特訓報告はひとやすみさせていただき、本日は串本からの報告です。

isohazeSP%2020080504a.jpg
イソハゼ属の1種  Eviota sp
撮影 2008年5月:串本 サンビラ -10m 大きさ20mmぐらい

いろんな図鑑を調べてみたんですが、結局、名前が判りませんでしたので、
とりあえず イソハゼ属の1種 の名前で報告させていただきます。

この画像では判りにくいと思いますが、第1背鰭の第1棘が著しく伸張しており、
第1背鰭、第2背鰭、尾鰭の全体にオレンジにちかい赤色の小さなスポットが
無数に有ります。

最初見た時は、バックが綺麗な アオイソハゼ が撮れると思い、撮影する為
ファインダー越しに覗いてみると、各背鰭やボディに見られない赤いスポットが
ついてます。
ちょっと気になり、こりゃ違うかな~と色々調べてみました。

撮した後しばらくは、平凡社の " 日本のハゼ " で紹介されている 1種の4 かと
思ってましたが、自宅に戻ってから上記の特徴や、胸びれ基部にある大きな
黒斑などから照合していくと、どうやら一番似ているのは、 Eviota spilota なの
ですが、本種はフィリピン以南、ベトナム、インドネシア、ボルネオ島などの西部
太平洋に生息されている生物です。

似たイソハゼの観察例が奄美大島から報告されておりますが、奄美大島から
遙かに北に位置する串本ですし、もしもそうだったら、本州初観察。

まさかね~。

2008年05月06日

●ヨコシマクロダイYg

先週末の土曜日は久々に串本のビーチとボートポイントを潜って参りましたが、
約半年ぶりの串本は、秋にあれだけ居たススメダイの幼魚の姿は無く、棲息
している生物も少なく感じましたが、先週の越前と比べれば雲底の差で多く、
またドライスーツよりウェットスーツのダイバーの多さに、もうすぐ夏なんだな~と
感じた物でした。

と言うことで、本日は去年の最期に潜った串本で観察した生物です。

yokoshimakurodaiYg20071028.jpg
ヨコシマクロダイYg  Monotaxis grandoculis
撮影 2007年10月:串本 住崎 -14m 大きさ40mmぐらい
英名 Roundtooth largeeye bream Bigeye emperor 
生息域 小笠原諸島、駿河湾以南~インド洋、西部太平洋域など。

名が示す様に、横縞が目立つクロダイ。
英名も、フエフキダイ科は Emperor = 皇帝と呼ばれる程の高級食用魚です。

文献によれば、写真の幼魚は側面の黒帯や黄色の尾鰭が目立っているが、
成魚になるに連れ、どんどん地味な体色に変化し、老成魚では横縞模様まで
消失してしまう。
成魚と幼魚の体色が異なる種は魚類全般で多く存在するが、フエフキダイ科
では珍しい。

本写真を撮影した串本では、成魚を見かける事はまず無く、夏から秋にかけて
幼魚を観察するのがほとんどなので、越冬はもっと暖かな海でないと無理なん
でしょうね。

2008年05月04日

●今日は串本

20080504aa.jpg20080504ab.jpg

今日は串本で、去年の10月以来、約7ケ月ぶりに潜って来ました。

天気が良いせいか、施設はダイバーでいっぱい
なんと30人ほどの外国人の団体さんもいましたよ。

2008年03月07日

●イガグリウミウシ

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イガグリウミウシ   Cadlinella ornatissima
ドーリス亜目 / イロウミウシ科 / イガグリウミウシ属
撮影 2006年7月:串本 グラスワールド -20m 大きさ約30mmぐらい
生息域 相模湾以南の西部太平洋、インド洋など

以前は、 イガグリウミウシ と、 ニセイガグリウミウシ に分かれてましたが、
今では同一種になりました。

こういう風に和名が変わることは、ウミウシに関わらず海洋生物全体に有り得る
事で、研究者の方の日々の努力によって賜わるものと思っておりますが、でも
過去に整理した写真のタイトルを変更するのは大変なので、できる事であれば
和名だけでも変えて欲しくないなぁ~と思います。

2008年01月21日

●ウメイロモドキ

無事に須江から戻って参りましたが、帰り道は寝てばかりいて写真の整理を
怠けましたので、最新ではない報告です。
普通、この生物を紹介するのは、成魚の群れ写真がほとんどと思われますが、
幼魚様フェチの報告は、ちょっと違います。

umeiromodokiYg20071028a.jpg
ウメイロモドキYg  Caesio teres Seale
撮影 2007年10月:串本住崎 -15m 大きさ15mmぐらい
英名 Redfin fusilier, Yellowfin fusilier, Yellow and blueback
生息域 琉球列島以南、インド洋、西太平洋、東アフリカ、紅海。

文献によりますと、サンゴ礁の外縁、礁斜面やドロップオフに群れをなして
生息する。
和名の「ウメイロモドキ」は、フエダイ科の「ウメイロ」に似ているところから
きている。英名ではレッドフィンというが、これは黄色い尾鰭の縁が赤い
ところからきていると思われる。
沖縄では尾鰭の縁が赤いので、アカジューグルクンと呼んでいるところも
ある。
と有ります。

実際に光が鈍い水中で見たときは、薄い紫と水色の組み合わせのカラーに
お腹がうっすら赤色に見えてましたが、ストロボの光が当たった写真では
こんなに淡い色の綺麗なカラーリングでした。

10匹にも満たない少数で水底近くの岩礁域を泳いでおり、ドロップオフを
100匹程度でガンガンに群れている成魚のイメージとは、遠くかけ離れて
おり、あのダイナミックに流れに逆らう強さは感じられません。

何か意外な一面を見たような、そんな気分の観察でした。

2007年11月10日

●幼魚様たち(28) ハナゴイ

本日はバースデイダイビングの予定でしたが、残念ながら、急遽仕事にて
朝からオフィスワーク。
念願の本日でのアーリーリタイアメントの夢は、やっぱり叶いませんでした~

hanagoi20071028a.jpg
ハナゴイYg Pseudanthias pascalus
撮影 2007年10月:串本 住崎 -16m 大きさ15mmぐらい
英名 Purple Queen
生息域 八丈島、高知県、琉球列島、中、西部太平洋

と、図鑑にも書かれているように、南紀ではなかなか観察が出来ませんが、
この秋は串本と、潮岬を挟んで反対側の紀伊大島で観察できております。

hanagoi20071028c.jpghanagoi20071104b.jpg
撮影 (左) 2007年10月:串本 住崎  (右) 2007年10月:紀伊大島須江 内浦

もともと串本は亜熱帯域で、潮岬を挟んで東側の紀伊大島は温帯域なので、
車でたった10分も走れば観察できる生物が異なります。
生物好きには、伊豆方面の生物と沖縄方面の生物が、直ぐ近くでそれぞれ
観察でき、とってもたまらない環境なのですが、何故か今は両方で ハナゴイ
観察出来ております。

特に串本では、幼魚と成魚が同時に観察できますよ。

なかなか、こんな近場で観察できる機会は有りませんので、観察したいなと
思う方は、早めにいかれた方が良いですぞ~。

2007年11月09日

●幼魚様たち(27) ヨコシマクロダイ

YokoshimakurodaiYg20070807a.jpg
ヨコシマクロダイYg Monotaxis grandoculis
撮影 2007年7月:串本ダビングパーク前 -5m 大きさ80mmぐらい
英名 Humpnose Bigeye Bream
生息域 伊豆半島以南、インド、西部太平洋に分布、

幼魚の頃の横しまは、成長すると薄くなり、全長60cmになるらしい。
ただ自分はこの種を、南紀以南で夏以降に観察してますが、そんな大きなのは
見た事がないので、南紀での成魚になるまでの越冬は厳しいのかも知れません。

上述で述べてる南紀とは、串本や紀伊大島あたりをさしてますが、このあたりで
いつも観察しているのは、一番上の写真のサイズでなく、この写真のサイズです。

串本ダイビングパーク前のビーチでも、チラホラ見かけますので、興味有る方は
是非、捜してみて下さい。
特にレアでもなく、一般に観察できる生物ですけどね。

2007年10月01日

●幼魚様たち(22) ヒレグロコショウダイ

今日から、10月。
楽チンだった、クールビズのネクタイ無しが今日からは駄目になります。
いっそ、このまま年中、ノーネクタイ社会になれば良いのにと思いますね~。
ネクタイが入らない仕事の方達が、羨ましく思えます。

hiregurokosyoudaiYg20070922b.jpg
ヒレグロコショウダイ  Plectorhinchus lessonii
撮影 2007年9月:串本住崎 -15m
英名 Striped Sweetlips

図鑑や色んなwebサイトで閲覧した情報によると、生息域はマレーシアから南日本、
インド洋、太平洋西部に分布。
幼魚の時は茶色の縦縞が3本ですが、成魚になると4本になり、全長40cmほどに
なるが、成魚は串本近海では見られないそうです。

昔は同属の ムスジコショウダイ と思われていたらしい。
腹部に鮮明な黒色縦帯が無い、腹びれの前半部が暗色、鰭の黄色みが淡く、
体表の縦帯が褐色がかる事などにて識別できます。

しかし、コロダイとか、コショウダイ系の幼魚は、みなさん何でクネクネとダンスを
して居るんでしょうか?
まるで、いつも走り回っていて、ちっともジッとしない子供みたいで、少しでも
ジッと立ち止まってくれれば、もっと綺麗な写真が撮れるのですが・・・・。

2007年09月30日

●串本の海より、コケギンポ

本日、紹介させていただく生物は、まぁ何処にでもいる普通種。
しかし、そのコケティッシュな顔立ちから、結構、ダイバーには人気者なんです。

kokeginpo20060416.jpg
コケギンポ  Neoclinus bryope
撮影 2006年4月:串本ダイビングパーク -3m

生息域は、北海道南西以南の日本海沿岸、千葉県勝浦以南の太平洋岸、
小笠原を除く種子島、屋久島以北の南日本、およびカリフォルニア。

この種は様々なカラーリングの個体が有り、写真の被写体としてビギナーの
方から、ベテランフォトダイバーまで楽しませてくれます。
串本ダイビングパークでは、写真の様な黒地に白い水玉で口の中が黄色い
タイプが観察でき、何とか口の中の黄色を取り込める様、いつも粘らせて
いただいております。

kokeginpo20050723.jpgkokeginpo20060128.jpg

思えば先週末は、チョウチョウウオ、ヤッコ、スズメダイ系の撮影ばかりして
ました。
次回の串本では、久々に コケギンポ の良い写真を粘ってみる事にしてみます。

2007年09月29日

●幼魚様たち(21) マルスズメダイ

さて本日も、ネコ目つながりです。

marumesuzumedai20070922.jpg
マルスズメダイ  Chromis Ovatiformes
撮影 2007年9月:串本住崎 -18m
英名 OVATE CHROMIS

生息域は、三宅島以南、台湾、ボルネオ、フィリピン。
自分は今まで柏島、串本、紀伊大島などで撮しておりますが、今回は非常に
ビビリの個体で、チラッと岩の隙間から現れては、ササッと隠れてしまいます。
粘ること10分、何とか見られる写真は2~3枚しか有りませんでしたが、枝毛の
尾鰭が長くて、非常に綺麗な個体でした。

marumesuzumedai20070922b.jpgmarumesuzumedai20070922c.jpg

先日、紹介済みの ヒレグロスズメダイ と非常に似ておりますが、各鰭の後端が
黒くない事で、いつも区別しております。

本種も実は模様とは言え、何故、ネコ目何でしょうねぇ~。
かわいさを、引き立てる為なんでしょうか?

2007年09月28日

●幼魚様たち(20)ニジハギ

ネコ目の生物、第二段です。

先週末の三連休、初日と二日目は串本ダイビングパークのビーチで、計4本潜って
生物が何種類生息しているのか調べて参りました。

季節柄、今は自分の撮りたい幼魚様たちが沢さんいらっしゃいましたが、その中、
初日の1本目は、この幼魚様に長い時間をかけさせていただきました。

NijihagiYg20070922a.jpg
ニジハギ  Acanthurus Lineatus
撮影 2007年9月:串本ダイビングパーク  -4m
英名 STRIPED SURGEONFISH

図鑑によると生息域は、南日本、インド、西太平洋とあります。

今の串本ダイビングパークでは、30mmほどの大きさの個体がビーチのあちら
こちらで観察できます。
スズメダイや、ベラ、チョウチョウウオなどを始め、いろんな種の幼魚様たちが
この季節は観察できますが、カラフルな幼魚の中でも、この ニジハギ さん達は、
ひときわ目立ったカラフルさで目を引きます。

動きはスズメダイ系と似ているので、チラチラッと動いては一瞬立ち止まる時を
狙って撮りますが、文章に書くのは簡単でも、実際はそう簡単にはムリな事。

結局30分ほど粘っても、この程度の写真がベストでした。
やはり、ひとつの個体を完璧に撮影するにはダイビング1本の全てをかけないと
不可能な様で、そうなると100種を撮るには100本のダイビング。

先は、なかなか長い道のりですね。

2007年09月23日

●三連戦、なか日

20070923aa.jpg

今週末の三連休は、6月のパラオ以来の三連休。
昨日から南紀三連戦にて、昨日、今日と串本へ来ております。

なか日の今日は、ビーチで魚が何種いるのか?
かじきあんのショップ調査に参加です。

2007年08月25日

●幼魚様たち(5) ソラスズメダイ

さて、しばらく渓流の話しが続きましたが、本日は再び幼魚様の世界へ。

本日の幼魚様は、日本のダイバーにとってスーパーメジャーフィッシュ。
あの食卓に上がりそうな魚しか観察できそうにない越前でも、真夏には
観察できる生物です。

Sorasuzumedai200706.jpg
ソラスズメダイ  Pomacentrus coelestis

図鑑によると、千葉県・新潟県以南の南日本、西部太平洋の岩礁性海岸の
転石地帯や、珊瑚礁の外側斜面に住む、と有ります。
自分は越前より北の日本海で潜った経験が有りませんが、新潟地域でも
見られるとは、色彩が綺麗なだけに、ちょっと驚きました。

Sorasuzumedai20070807.jpgSorasuzumedai20070729.jpg

いちばん上の写真はパラオ、左上は串本、右上は柏島で、全て今年撮した
写真です。
年齢は勿論ですが、棲息する地域や環境によって、ソラ色と黄色のバランスが
異なるようですね。

串本あたりでは、初夏から夏の終わり頃までに産卵をしますので、今の時期は
様々な大きさの幼魚が確認でき、減圧停止とか浅場でのんびり撮したい時には
良い被写体です。

海の中では美しいソラ色をしてますが、以前、水槽で飼ってた時に、日に日に
明るい青色が黒ずんでしまい、最後にはソラ色でなく、コンイロスズメダイ(?)に
成ってしまいました。

浅い水深で住んでる生物だけに、自然の太陽光か、それなりのライトの設置が
必用なんでしょうね。

2007年08月20日

●幼魚様たち(3) コクテンカタギ

2日間ほど、南紀観光の旅話が続いてしまいましたが、本日からは再び、
この夏に観察出来た、幼魚のお話しです。

KokutenkatagiYg20070728b.jpg
コクテンカタギ  Chaetodon quentheri

観察できたのは柏島の民家下、英名は、Crochet butterflyfishです。
crochet = クロケットとは、ゴシック建築での唐草模様の浮き彫りだそうですが
どう見ても、唐草模様ではなく均等に並んだ黒点の模様に見えますね。

文献によると、生息域は小笠原、相模湾以南、遠く南は台湾、フィリピン、PNG、
インドネシア、東オーストラリア、岩礁や珊瑚礁域に住んでおり、眼を通る黒帯は
成長するにつれ下方から消えていくそうです。

ぱっとみ、 ゴマチョウチョウウオ に似てますが、よぉ~く見ると背鰭後縁辺や、
臀鰭縁辺の黄色の濃さ、黒白の柄模様で区別できます。

参考までに、下の写真が串本で撮影した、 ゴマチョウチョウウオ の幼魚様です。
GomachouYg20070807b.jpg
ゴマチョウチョウウオ  Chaetodon citrinellus

どうです? やはりちがうでしょう。

2007年08月17日

●幼魚様たち(2) マツバスズメダイ

Matubasuzumedai20070807.jpg
マツバスズメダイ  Chromis fumea

本日の紹介するポイントは、「あれっ?何かオレンジの物体が」です。
この写真は、このマツバ幼魚様を撮して7枚目ぐらいの写真ですが、PCの画面で
よく見るとお腹から、何か変なオレンジ色の物体が・・・。

あんまり明るいストロボの光をバカバカ当てられるので、思わずちびってしまったん
でしょうか?
不思議な事に、この次の写真には写っていませんので、逆に眩しい光にドキッと
して、引っ込んでしまったかも知れません。
でも、ウ◯チでオレンジ色とは???

マツバスズメダイ は、北は秋田県から台湾にかけて広く住んでらっしゃるので、
ダイバーの方なら割と簡単に観察できます。
尾鰭の両方に黒い縦帯が有るのが特徴で、成魚のもう一つの特徴の尾柄前部の
白色斑は水中ではよく目立ってますが、死んじゃうと判らなくなるそうです。
体色は写真と違って、茶色っぽいのやら色々あります。

何処でも観察できる普通種なんですが、自分はいつも夢中で撮ってしまう生物の
ひとつですね。
もっとも小さければ、どんな生物でも燃えて撮ってしまいますが・・・・。

2007年08月14日

●真夏の串本は幼魚でいっぱい(5)オオスジイシモチ

oosujiishimochiYg20070807b.jpg
オオスジイシモチYg  Apogon doederleini

先日ご紹介しました キンセンイシモチYg のバックに写っていたサカナさんです。

ここに載せる為に過去に撮りだめた写真を捜してみましたが、意外な事でしたが
成魚の写真を撮っておりませんでした。
いろんなところで観察をしてますので、てっきり撮っているものと思ってまして、
自分自身が、えぇっ~? って感じです。

多分、今度観察できた時には、一緒に潜る方があきれてしまうぐらい、ずうっ~と
撮影していると思われます。

成魚の特徴は、縦縞が5本で尾柄部に眼径大の黒斑が有ります。
昼間はサンゴの隙間などに隠れてますが、夜になるとフラフラと泳ぎ出すので
ナイトダイビングでは、ぼぉ~っした姿をよく見かけます。 

oosujiishimochiYg20070807c.jpg

実は オオスジイシモチ は、雄が絶食を続けながらガリガリに痩せてまで、口の
中で子育てをします。

これ自体は子孫を残す為の美談なんですが、時にはその我が子を食べてしまう
雄もおります。
こういった共食いの行為をカニバリズムと言いますが、親が自分の子供を食べる
共食いは、フィリアルカニバリズムと言うそうです。

詳しい事を知りたい方は、魚類の社会行動〈1〉を、読んでみて下さいね。

2007年08月13日

●真夏の串本は幼魚でいっぱい(4)カンムリベラ

今回のビーチダイビング、エントリーしてすぐ目に付いたのがこれでした。

KanmuriberaYg20070807b.jpg
カンムリベラYg  Coris aygula

成魚自体が大きいので幼魚と言っても、体長は約40mm程度。
かなり粘ってベスト写真の撮影をと思いましたが、残念な事に水中は台風6号の
ウネリがあり、両手でカメラを構えると、体が左右に揺られフォーカスどころでは
有りません。
こういう時は左手は岩を掴んで、右手でオートフォーカス撮影です。

カンムリベラ は成長すると1mほどになり、雄の額はコブ状になります。
ただ、日本の海でのダイビングで見るのは、ほとんど幼魚でアクアリストの方にも
幼魚は人気有りです。

さて本日はもうひとつ、カンムリベラ属の カンムリベラ とは、属が異なりますが、
キュウセン属の
HonberaYg20070807b.jpg
ホンベラYg  Halichoeres tenuispinnis

バックのガンガゼの大きさからも判られる様に、こいつは10mm程度のちびちび。
これまたウネウネの中、足で岩を又はさみして体を固定して撮影しました。

幼魚の時は、背鰭の黒く縁取られた青い大きな眼状班で敵から身を守っており
ますが、この眼状班は大きくなるに連れて消えて無くなります。
ややこしい事にホンベラの雄は生まれながらの雄と、サカナに良くありがちな
雌から性転換した雄の2パターンがあるそうで、主に雌から性転換した雄の方が
派手な色彩になり、生まれながらの雄は雌とソックリだそうです。

2パターンの雄って、後者はオカマって事で良いのかな?

2007年08月12日

●真夏の串本は幼魚でいっぱい(3)カエルアマダイ

串本で観察が出来た幼魚の報告の第三弾は、いつもと違ってメジャーな生物。

AgoamadaiYg20070807b.jpg
カエルアマダイ  Stalix histrio

ダイバーの間では、 ジョーフィッシュ と言った方が通じやすいかも知れません。
この写真では大きさが判りにくいかと思いますが、頭の直径が約10mmぐらいの
チビチビ・ジョーでした。
あえて比較するとすれば、廻りに写っている目と同じ大きさぐらいの白い小石は、
小さな砂粒です。
左側に写っている赤い枝は、よく見かける海草のイチメガサのちぎれた先端。

Kaeruamadai20070213.jpg
写真の画像が悪くて申し訳ありませんが、砂粒を同じ大きさとした場合の、
普通によく見かけるサイズのジョーです。
今回紹介のチビチビ・ジョーが、いかに小さいか判るかと思います。

因みに、この荒い画像のジョーは今回観察が出来ませんでしたが、その
すぐ近くで、チビチビ・ジョーを観察しました。

Kaeruamadai20070520.jpg
今年の初夏には卵が口にいっぱいでしたので、ひょっとしたら子供かも
知れませんね。

kaeruamadaiYg2004704.jpgKaeruamadai20070213b.jpg
他にも、今までこんなカラーバージョンも観察出来ております。

大きな口で穴を掘ってその中で生活しており、いつも顔だけ出してきょろきょろと
周りを見回しております。
そんな愛くるしい姿が、多くのダイバーを引きつけているんでしょう。

とっても可愛いジョー、可愛いと思ってる方は決して全身姿は見ない方が賢明、
と思うのは自分だけでしょうか。

2007年08月11日

●真夏の串本は幼魚でいっぱい(2)キンセンイシモチ

本日も先日潜った、真夏の串本からの報告です。
このブログを読まれてられる方は、自分がハゼ好きなのが判ると思われますが、
実は、隠れテンジクダイ・フェチなんです。
なので、本日紹介の生物を見つけた時は、水中でキャーキャー物でしたよ。

kinsenYg20070807a.jpg
キンセンイシモチ  Apogon properuptus

大きさは約10mm、おそらく今年の夏に産まれた子供と思われますが、なぜか
10匹程度の オオスジイシモチ の群れに1匹だけまざって泳いでおりました。

kinsenYg20070807b.jpgkinsenYg20070807c.jpg
最初に観察した時は、1匹だけ色彩変体個体かと思い大喜び~。
しかし、撮影後に図鑑で確認したところ キンセンイシモチ の幼魚と判明。

成魚は全身が金色色ですが、おそらく産まれた時は白黒の色彩で、下半身から
金色に色彩変化をしていくのでしょうか。

kinsenYg20070807d.jpgkinsen20070707.jpg
左上の写真は以前に串本で撮した成魚、右上の写真は今年7月の始めに柏島で
撮した写真です。
口の中に、わずかに見えるオレンジの物体が卵です。

いつになるかは判りませんが、今回観察できた幼魚よりも更に若い幼魚や、
生まれ立ての姿が写せれば、もう少し詳しい色彩変化が表現できるでしょうね。

いつまでも、課題は山積みの様です。

2007年08月10日

●真夏の串本は幼魚でいっぱい(1)ヤリカタギ

不定休な職種の自分は、夏の土日は海が混みコミになる事より、たいてい
8月は平日に休日を取っております。
そんな今年の8月の休日初回は、と有るダイビングショップさんのオープン
ウォーター講習ツアーに便乗し、ひとり串本のビーチで潜って参りました。

既に今年は台風が2回来ている事から、串本海中公園のビーチには台風に
乗って南のサカナさん達がたどり着いている事と、潜る前から期待がいっぱい。
いつものショップツアーだと数名一緒に潜り、好きな物にじっくり集中する事が
出来ませんが、今回はひとりなので気に入った被写体を心ゆくまで粘れます。

現地に到着するなり、ウキウキしながらビーチをうろうろと、いつもなら60分で
1周できるコースですが、1/3も行っていないのに気づけば50分。
そんな動かないダイビングを楽しんで参りました。

その結果は、あちらこちらに幼魚がいっぱい~♪♪
本日からは、そんな可愛い幼魚をいろいろ紹介させていただきます。

YarikatagiYg20070807b.jpg
  ヤリカタギYg  Chaetodon trifascialis

写真の目の大きさから想像される様に、大きさは約20mmぐらい。
大きな敵から逃れる為か、串本の代表的なサンゴ、クシハダミドリイシの下に
隠れておりました。

どちらかと言えば、串本では浅いサンゴ群生域で見られるチョウチョウウオの
仲間で、ミドリイシ類のポリプを好んで食べているらしい。
幼魚は夏から冬に観察されやすいが、越冬することが少なく、串本では成魚は
珍しく、めったに見られない。

と、文献に書かれてありました。
皆さんも、今度潜られた時には、テーブル状のミドリイシを下から覗いてみて
下さい。
こういった小さなチョウチョウウオ達が、ちょろちょろ隠れておりますよ。

2007年08月08日

●マンゴーソフト♪

   20070808ab.jpg

串本からの帰り道に発見、マンゴー、バニラ(尾鷲牛乳製らしい)と、
マンゴーとバニラのミックスの3種類。
写真はミックスですが、あまりの暑さに写真を撮ってる間に
熔けちゃいました。

どれでも250円ですが、このお店、これしか売ってません。
こんなんで、やってけれるのかな~?

●初、当たり~♪♪

20070808aa.jpg

串本ダイビングパークで潜ると、いつもクジが引けます。
これまで何十回と引いておりますが、いつも当たりませんでした。

しかし、今回ついにC賞が当たりました~♪♪

2007年08月07日

●8月の串本、初日

20070807aa.jpg

何と1月以来、久々にやってきました。
夏休みの平日とあってか、小学生のシュノーケル教室が催されておりますが、
ビーチの浅場は、台風の影響かウネウネです。

2007年01月28日

●串本、2日目

さて、本日も昨日にひきつづき、 かじきあん ツアーで串本です。

前日の海況の悪さから 明日も海峡は良くないだろうと、心の中で勝手に決め
込んで、深夜遅くまで飲んでいた自分は、朝食の集合時間に遅れてしまい
ました。

でも嬉しい誤算です、今日は穏やかな海になりました。
じゃあ他の人は、早起きして早朝ダイビングに行ったのかなと思いましたが、
皆さん、早起きより睡眠を選んだみたいですね。

海況が良くなった事で、本日は 串本ダイビングパーク さんのダイビングボートも、
いつもの港から出港です。

但し、残念ながら、本日はWタンク用の12Lタンクが無く、久々にシングルタンクで
潜る事になりました。
さてさて一ヶ月近くWタンクで潜ってきた自分ですが、Sタンクを軽く感じられるで
しょうか。

1本目、備前
1本目は14LのSタンクで潜ります。
こんな大きなタンクを使っていながら、自分の今日のレギュはインデWタンク用の
ひとつなので、オクトパスがついていません。
実に、バディ思いの無いダイビングになりそうです。

20070128aa.jpg20070128ab.jpg
早めにエントリーしたので、皆さんがそろうまでは大好きな キンセンイシモチ
撮しておりました。
他にもちょっと変わった ダテハゼ を発見、 ヒメダテハゼ と思い撮影しましたが、
家に帰ってから図鑑と見比べると、 ミナミダテハゼ の様です。

皆さんがそろったので、ひがしさんのガイドで砂地をこえた根に向かいました。
行く途中、砂地を丹念に見ますが、ハゼ系は見あたりません。
目的の根に付くと、先約のダイバーがビデオカメラで這い蹲っており、やはり何か
見物が居るようですね。

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先約のダイバーが去ってから近づくと、その根の回りには、 フタイロハナゴイ
タテキンYg 、、 アザハタ コクテンベンケイハゼ タキゲンロクダイ などなど、
被写体がいろいろと固まっており、エアーで潜っている方の減圧近くまで粘って
撮影が出来ました。

ところで、この猫の目をしたウツボ、 DWARF MORAY によく似ておりますが、
何ウツボなんでしょう。
DIVE;810 IN 9:24 OUT 10:15 51分 Max 23.4m Av 17.3m 水温19℃ 透明度 12~15m

本日もボートダイビングを、続けて潜ります。
2日間のラストになって、ようようグラスワールドに潜れそうです。
2本目、グラスワールド
久々に10Lのシングルタンクです。
すごく軽くて、背負ってジャンピングスクワットが出来ました。
やはり日頃の12LのWタンクは体を確実に鍛えている様ですね。

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まずは皆さん一緒に、グラスワールドのスターの黄色の ジョーフィッシュ を、
観察&撮影会です。
近くでは、タマゴをいっぱい抱かえた モンハナシャコ が観察
出来ました。

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たっぷり時間を掛けて撮影した後は、今度はノーマルカラーの ジョーフィッシュ
観察&撮影会。
しかし、グラスワールドは至る所に クビアカハゼ が住んでますね。
ダテハゼ よりも沢山観察できるのは、本州ではここぐらいかも。
DIVE;811 IN 11:23 OUT 12:07 44分 Max 18.9m Av 14.6m 水温19℃ 透明度 12~15m

ダイビング後は器材をチャッチャと片づけて、ログ付けを済まして、遅めのランチを
串本の回転寿司で楽しみ、食後は、きよもんの湯でまったり。
帰り道の車中では、本日の写真の整理と、サカナの名前当てクイズ等で楽しんで
名古屋には21時に着きました。

やはりフォトダイビングは、ブログにも沢山の写真が載せれて絵になりますね。
次回は、今年初めての獅子浜の予定です。

2007年01月27日

●久々の串本、初日

今週末は去年の9月以来、久々の串本。
しかも、現地ダイビングサービスさんに併設しているロッジに格安で宿泊とあり、
総勢11名の かじきあん ツアーでした。

前日の金曜夜に熊野に宿泊し、初日の1本目は11時のボートダイブと言う事で
今朝はゆっくりめに出発しました。
車窓から見える風景は、よく晴れた空に、紀伊半島東部の静かな太平洋の海が
光って見えております。
今日の海峡は良さそうで、ダイビングもきっと良いコンディションと思ってました。

が・・・・。
串本から紀伊大島方向に曲がる交差点を越えて、紀伊半島西部が見えだすと、
みえる海の模様は、一転、白波がガンガン立ってます。
案の定、利用させて頂く現地サービスの 串本ダイビングパーク さんのダイビング
ボートが発着する港も、大きな波が打ち寄せており、同じ港を使用する観光船も
運航中止の様です。

結局、違う港からだったら出向可能との事で、なんとかボートダイビングは出来る
事になりました。
でもビーチはクローズなので、今夜のナイトダイビングは中止です。
楽しみだったのに、残念!

1本目、サンビラ

何とかエントリーは出来ましたが、水面はザッブン、ザッブン、水底も大きくうねって
おり、初めてWタンクを背負ってD200を持って海に入りましたが、セッティング用の
写真のみで、撮影は諦めました。
これだけ荒れていては、ハゼ系が出ている訳も無く、スズメダイ系もみなさん珊瑚や
岩陰に隠れております。

久々にD200で撮影と意気込んでおりましたが、大きく肩すかしを食らっちゃった
気分でしたね。
DIVE;808 IN 11:37 OUT 12:31 54分 Max 14.3m 水温19℃ 透明度 3~5m

2本目のボートは13時出港なので、船の桟橋で休憩、風が少しやんできたので、
住崎に行くだけ行ってみようとなりました。
本日は他のゲストの方はキャンセルをされたみたいで、2本目は、かじきあんで
貸し切りです。

2本目、住崎
こちらも何とかエントリーは出来ました。
しかし、サンビラ同様にこちらも、水面ザブザブ、水底ウネウネです。
何点か写真を撮りましたが、ウネウネに砂の巻き上げが多くてボツ写真ばかり、
結局本日は、2本ともWタンクを背負ってD200を持って海に入る練習と考えて、
撮影は諦めです。
DIVE;809 IN13:43 OUT 14:25 42分 Max 21.8m 水温19℃ 透明度 8~12m

さて2本のダイビングを終えて、後かたづけすると既に15時30分近くです。
今夜の夕食は19時からなので、今からお昼ご飯ですと間の時間も少なく、
結局、タコ焼きでお昼を済ます事にしました。
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みんなで、おいしくたこ焼きを頂いた後は温泉行って、予定外の " 火祭り " を
見て、コテージに戻って夕ご飯。
去年の同じ企画は海鮮鍋でしたが、今年はすき焼き。
どうやら先週も同じ企画が有り海鮮鍋だったそうで、2週連続参加の人が
居るから、違うすき焼きになったらしいです。

その後はコテージでお酒飲んで、いろんな話しに花が咲き、楽しい夜は
更けていきました。