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2010年01月12日

●ヒメキンチャクガニ

先週末は今年の潜り始めにと紀伊大島の須江に行ってきましたが、1本目は
テクニカルダイビングで深場に行った為、減圧は勿論100%酸素。
そして2本目は内浦ビーチの深場で泥砂ハゼ撮影をしましたので、こちらも
減圧に酸素を使い、結局、2本で600Lの100%酸素を吸いました。
テクニカルダイバーになって酸素が扱える様になり、安全なダイビングが
出来て嬉しいです。

因みに3本目は最大水深5mでのナイトダイビングと、2010年は潜り始めから
バラエティ溢れるダイビングでした。

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ヒメキンチャクガニ   学名 Lybia caestifera

 カニ下目 / オウギガニ科 / キンチャクガニ属
撮影 2009年1 2月:柏島 後浜 水深 -7m 大きさ 甲長5mmぐらい
生息域 伊豆諸島、高知県、琉球列島以南 ~ インド洋、太平洋域など

水深が 2~90m位の珊瑚礁域や岩礁域に生息しており、同じオウギガニ科の
キンチャクガニ の大きさは半分以下の小型種です。

砂混じりの転石や珊瑚の破片などの下に隠れ住んでおり、常に キンチャクガニ
同様に、カニハサミギンチャクを鋏脚にはさんでおり、それを振りかざす事で
捕食者から身を守っております。
体色は淡褐色、甲面に白色の斑紋が5対あり、体は軟毛で覆われていますが、
綿屑や泥が付着していることが多く、 キンチャクガニ ほど綺麗ではありません。

himekinchakugani%2020091230c.jpg

持ってるカニハサミギンチャクがあまりにも小さく、正面から撮した写真では
判りづらいですが、横からの写真だと何とか判ります。

himekinchakugani%2020091230b.jpg

小さいのでクローズアップレンズを付けてで撮ってみましたが、被写界深度の
設定に失敗、目の回り以外はボケボケ写真になってしまいました。
初めて出会えた生物でしたが、同じmmサイズでもウミウシより撮りづらいです。
次回、会えた時の撮影宿題のひとつに追加です。

2010年01月08日

●モンハナシャコ

年末から続いた連続勤務も、ようやく終演。

世間の方達より遅れて本日から年末年始の4連休ですが、初日の本日は匡平の
月命日ですので、いつもの場所にお線香とお花を手向けに出かけて、二日目は
我が家のお寺さんの大般若会に出席と、スケジュールはいっぱい。
後半の二日間に、初潜りに行ければな~と願うばかりです。

monhanasyako%2020091230b.jpg
モンハナシャコ   学名 Odontodactylus scyllarus
 トゲエビ上目 / ハナシャコ科 / ハナシャコ属

撮影 2009年12月:柏島 水深 -12m 大きさ 胴長120mmぐらい
英名 Smashing Mantis Shrimp
生息域 相模湾以南、西部太平洋域、インド洋域など

珊瑚礁域の比較的に浅い水深に生息しており、ハナシャコ科の生物では、最も
体色が鮮やかで美しいシャコです。

左右の眼をクルクルと器用に別々に動かして、餌を探したり、索敵をしており、
鎌形の強大な捕脚を使って、貝類の殻やカニの甲羅を割ったりして補食します。
また、この捕脚を使って敵に対して攻撃する事もあり、その力は人間がうっかり
指を出したりすると、爪を割られる程の強さです。

monhanasyako%2020091230c.jpgmonhanasyako%2020051106b.jpg
撮影 写真左 2009年12月、右 2005年11月、共に柏島にて

大抵は見つけた時は一番上の様な感じで居ますが、撮そうとカメラを近づけると
写真左上の様に、すたこらさっさと早歩きして、写真右上の様に巣穴の中へと
逃げ込んでしまいます。

今回は珍しく、なかなか逃げずに居たところを撮影できました。
更にボクサーみたいにパンチを出してくる姿を撮りたいと、調子に乗って近づくと、
やっぱり逃げられてしまい、一番上の写真は逃げ出す直前の写真です。

 

2010年01月07日

●キリンミノ

本日は、たまたま柏島で撮した写真ばかりですが、南紀でも普通に観察できる
生物の観察報告です。

ただメインの写真が、昔に撮した写真ですみません。

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キリンミノの幼魚 学名 Dendrochirus zebra
 カサゴ目 / フサカサゴ科 / ヒメヤマノカミ属

撮影 2005年11月:柏島 後浜 水深 -7m 大きさ 約40mm
英名 Zebra Lionfish
生息域 南日本 ~ 南太平洋、アフリカ東岸、紅海など。

岩礁域や珊瑚礁域にて、比較的に浅い水深に生息しております。
岩陰や岩礁の下あたりでオーバーハングしているような姿をよく見かけますが、
近似種のヒメヤマノカミ属達とは、本種は胸鰭が扇状で尾柄部に「T」字型の
模様があることで識別ができます。

各鰭の棘には毒腺があり刺されると非常に痛みますので、触れない様に撮る
注意が必用です。
因みに和名はキリンでも、学名と英名はシマウマです。

kirinmino%2020091229b.jpgkirinmino%2020091229a.jpg
撮影 2009年12月:柏島 後浜 水深 -9m 大きさ 約150mm

こちらは、85mmのマイクロレンズだからと撮してみた写真です。

今まで見かけていても成魚は大きくて、105mmのレンズでは遠すぎて上手く
撮れないことから、撮っておりませんでした。
今回の柏島では、初日は85mmのレンズで撮していたので撮ってみましたが、
自分がこの大きさの生物を撮すのに適しているのは、どうやら60mmの方が
向いてるような気がしました。

2010年01月05日

●カエルアンコウモドキ その4

2009年潜り納めは、日頃からお世話になってる ダイビングショップかじきあん
柏島スタッフ研修に便乗して行ってきました。

kaeruuomodoki%2020091230b.jpg
カエルアンコウモドキ  学名 Antennarius tuberosus
 アンコウ目 / カエルアンコウ科 / カエルアンコウモドキ属

撮影 2009年12月:柏島 後浜 水深 -7m 大きさ60mmぐらい 
英名 Bandfin frogfish
生息域 小笠原諸島、柏島、琉球列島以南 ~ インド洋、太平洋域など

珊瑚礁域や岩礁域にて、珊瑚や岩礁などに隠れる様に生息しております。
昨年11月に放送されたNHKの番組"ダーウィンが行く" のカエルアンコウ特集で
カエルアンコウ属のエスカを使った捕食行動が紹介されていましたが、以前にも
書きましたが、本種はカエルアンコウ属と違って鼻先にある竿状のエスカが無い
のが特徴です。

kaeruuomodoki%2020091230d.jpg

本個体は ダイビングショップかじきあん のスタッフのakiちゃんが見つけました。
生物にはかなり詳しいakiちゃんですが、今まで事前情報なしでカエルアンコウ科の
生物を見つけた事がなかったそうで、見つけた時に思ったのは「やっと見つけたけど
白くて気持ち悪いカエルアンコウ」だったそうです。

確かに珍しいから人気者ですが、見てくれは綺麗ではないですからね~
本当にかなりのレア種なんですが、当ブログには 3年連続登場している普通種。
もっとも全て柏島での観察なので、やっぱり柏島は凄いんですね。

2010年01月04日

●カクレイシモチの幼魚

昨年は天地人のおかげで歴女やお城ブームになりましたが、今年は龍馬伝と
言うことで、幕末ブームになるんでしょうか?

いよいよ昨日初回の放送がありましたが、演じる役者が福山雅治さんだけに、
内容はどうあれ、さぞかし視聴率は良かったと思います。
何せ、2009年のドラマで視聴率一位が天地人でしたから、妻夫木さんよりは
福山さんの方が稼げるかと。

でも個人的には、子供時代の役者が子供店長じゃなかったのが残念でした。

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カクレイシモチの幼魚 学名 Apogon timorensis
 スズキ目 / テンジクダイ科 / テンジクダイ属

撮影 2009年12月:柏島 後浜 水深 -6m 大きさ 約20mm
英名 Timor Cardinalfish
生息域 静岡県、愛媛県、奄美大島以南~フィリピン、紅海、東アフリカなど。

珊瑚礁や、岩礁域の内湾に生息しており、頭部と吻部に丸みがある体型です。
特徴としては、体側面に4本の茶褐色の太い横帯があり、頬部には暗色帯が
1本斜めに走ります。
腹鰭は大きくて後端は臀鰭にまで届き、第一背鰭と第二背鰭の高さは幼魚の
頃は第一の方が高く、成魚ではほぼ同じぐらいになります。

過去には、 カクレテンジクダイと呼ばれていたそうですが、とある図鑑に
カクレイシモチ と誤って記載されてから カクレイシモチの名前の方が広がった
そうです。

近似種の バンダイシモチ は第一背鰭が第二背鰭の半分程度の大きさである
事などで識別が可能で、 モンツキイシモチ は第二背鰭に大きな黑斑がある
事で識別が出来ます。

この時は85mmのマイクロレンズだったので、10カットほど撮してピンが合ってた
のは、この一枚だけでした。
須江では85mmがベストでしたが、柏島はやはり105mmの方が良いみたいです。

2010年01月03日

●サクラコシオリエビ その2

2009年の潜り納めの日は、1,300本記念の日でした。
記念と言っても、ここまで来ると特に何も祝う訳では有りませんが、節目は
節目です。

結局、2009年に潜った総本数は僅か96本止まり。
7年連続100本越え、3年連続150本越え、2年連続の200本越えの各連続経歴は
全て途絶えてしまって、2010年から出直しです。

さて本日は、そんなちょうど1.300本目のダイビングの時に、5年振りに観察が
できた生物の報告です。
ずう~っと会いたくても、なぜか再会出来なかった生物です。

sakurakoshioriebi%2020091230a.jpg
サクラコシオリエビ   学名 Lauriea siagiani
 ホンエビ上目 / コシオリエビ科 / ヒヅメコシオリエビ属

撮影 2009年12月:柏島 水深 -12m 大きさ 胴長20mmぐらい
英名 Pink squat lobster
生息域 和歌山県、高知県、琉球列島以南 ~ 中西部太平洋域など。

岩礁域や珊瑚礁域にて、岩カイメン科の大型つぼ状カイメンに共生しており、
ホストの側面にある縦溝と縦溝の間の下部あたりに隠れる様にして生息して
おります。

体色はピンク色にて、体の周縁部と歩脚に明るい青紫色の細線が走っていて
体全体に長いブラシ状の毛が生えております。

sakurakoshioriebi%2020091230b.jpg

柏島では昨年の夏前ぐらいから観察出来ていた様ですが、半年ぶりに柏島で
潜った自分は勿論、初観察です。

冒頭にも書きましたが、2004年6月に同じく柏島で観察して以来、約5年振りに
観察ができました。
当時は和名はまだ付いて無くて、英名のピンク・スクワットロブスターと呼ばれて
おりましたが、時が経った今では和名も付けられております。

ところでコシオリエビ科の多くが、魚類で言う尾柄部で折れ曲がっているのに
対して、本種は特に折れ曲がっていない様に思えます。
コシオリと言っても、自分たちの様な素人目な外観でなくて、生物学の分類的な
要素でコシオリエビ科になるんでしょうね。

久しぶりに観察できましたが、やっぱり綺麗なコシオリエビでした

2010年01月02日

●イレズミハゼ属の一種

残念~っ!!

10年振りに天皇杯優勝を目指して、決勝戦を戦った名古屋グランパスでしたが、
ガンバ大阪に完敗、2010年のアジア・チャンピオンズリーグの出場権を得る事は
出来ませんでした。

今年こそ、その悔しさを糧にしてリーグ戦優勝を勝ち取って欲しいものです。

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イレズミハゼ属の一種  学名 Priolepis Sp
 スズキ目 / ハゼ科 / イレズミハゼ属

撮影 2009年12月:柏島 水深-26m 大きさ20mmぐらい
英名 Orange convictgoby
生息域 和歌山県、高知県、石垣島、インドネシア、フィリピンなど

体色は全身がオレンジに近い茶色で、白くて細い横帯が頭頂部から尾柄部まで
ほぼ均等感覚で入ります。
今回観察したのはその大きさから幼魚と思われ、各鰭は濃い茶色をしてますが
各地で観察された成魚は、黄色っぽいオレンジをしております。

イレズミハゼ属の中で本種と特定できる特徴のひとつは、第一背鰭の真ん中に
入るボディから延長された白くて細い横帯が、成魚では少し上方向に伸びた後
前方上部に向かって斜めに伸びる事と、第一背鰭の前部付け根にボディから
伸びた白い横帯が少しだけ伸びている事。

また成魚の雄には、第一背鰭前部付け根に小さな黒斑があります。

irezumihazeSp%2020091230b.jpg

実は本種は自分がホームとしている紀伊大島須江の内浦に、昨秋頃から居る
そうで、先日、 Akamatsu Diver's さんから教えていただいたのですが、それを
確認する前に、柏島で見せて貰えました。

この時にガイドしていただいた AQUAS の やっちゃんは、約二ヶ月ぶりにこの
ポイントに潜ったらしいのに、いきなり見つけて下さいました。

約半年ぶりにお世話になりましたが、スーパーガイド振りは健在でした。

2009年08月05日

●ニラミギンポ

先日、若田光一さんが宇宙空間での長期滞在から地球に帰ってこられて、椅子に
座ってお尻が痛くなると言う話しに、へぇ~っと思いました。

無重力における筋肉の弱体化に対して、ある程度の運動を続けていたそうですが、
重力による体の重さに対する力は、鍛えようがないみたいですね。

だとすると、宇宙で産まれ育って地球に初めて降り立った時のカミーユ・ビダンや、
アムロ・レイ達は戦いながら、コクピットの中で椅子の痛みとも闘ってたんでしょうか?

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ニラミギンポ  学名 ecsenius namiyei
 スズキ目 / イソギンポ科 / ニラミギンポ属

撮影 2009年4月:柏島 民家下 水深-9m 大きさ60mmぐらい
英名 Combtooth-blenny
生息域 伊豆大島、和歌山県、高知県、長崎県男女群島以南
                        ~ 西部太平洋の熱帯域など。

水深が 5m~20mぐらいの珊瑚礁域や岩礁域などに生息しており、多くの
イソギンポ科の生物と同じ様に普段は岩穴などに引っ込んでいて、顔だけを
出している姿を多く観察します。

体色は紺色、背鰭に欠刻がなく尾柄部から尾鰭にかけては鮮やかな黄色を
してますが、幼魚の頃は尾鰭が白く、サカナに関しては珍しく幼魚の頃よりも
成魚の方が撮り映えがします。

フタイロカエルウオ に似てますが、黄色域が尾柄部以降に
限られる事で本種と判別できます。
普段は底からやや離れて泳いでますが、危険を感じると岩穴等に逃げ込み、
そんな時に頭部に鮮やかな青帯を出します。

           niramiginpo%2020090412a.jpg

この画像は普段の姿を自分が写真に撮った時にストロボで驚かせてしまい、
頭部に青帯を出した画像です。

人間で言うところの、恐怖に青ざめた顔ってとこでしょうね。

2009年07月30日

●ベニヒレイトヒキベラの幼魚

名古屋は、昨日も雨でした。
天気予報では、明日も、明後日も雨、雨、雨。

まだまだ梅雨は明けそうになく、NEWSでは約16年振りの冷夏になるかも
知れないと伝えてます
例年なら、毎日どぴーかんな晴れ空に夕立と、一年で一番暑い時期ですが、
折角、夏休みに入った小学生達には気の毒な今年の天気ですね。

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ベニヒレイトヒキベラYg  学名 Cirrhilabrus rubrimarginatus

 スズキ目 / ベラ科 / イトヒキベラ属
撮影 2007年9月:柏島 水深 -22m 大きさ約20mmぐらい
英名 Pink-margin Wrasse
生息域 伊豆大島、八丈島、高知県、琉球列島以南 ~
                        PNG、インド洋、西部太平洋など。

成魚は水深20m~60mぐらいの、珊瑚礁域や岩礁域のガレ場、軽石帯などに
比較的、雄が1、2個体に対し、雌が複数のグループで居る姿を観察しますが、
幼魚はほぼ単独で生息しております。

幼魚の体色は淡赤色にて、背部から吻部にかけては黄色、また背鰭や尾鰭の
辺縁は赤色になります。
尾柄部に明瞭な黒斑がありますが、成長と共に薄れてしまいます。

成魚に関しては、 こちらを 参照願います。

beniitohikiberaYg%2020070909a.jpg

先日、いつも自分がお世話になっている ダイビングショップの かじきあん
仕事帰りに寄って、串本のボートポイントを潜った人の写真を見てましたら、
ベニヒレイトヒキベラの幼魚 が写っていて、「へぇ~こんなの見たこと無いし、
撮りに行きたいなぁ~♪」と、思いながら自宅に帰ってから昔の写真を整理して
ましたら、きっちりと 2年前に柏島で撮してました。

ただ真横画像が無いので、ボツ組の写真館に入ってたみたいで。

もう既に1ヶ月近く窒素を体内に貯金していないのに、ここ数年間の利息からか
忘れ物が激しいようで、困りもんです。

2009年07月23日

●カンムリベラの幼魚 その2

本日の報告には、当初、成魚と思っていた画像を掲載しておりましたが、
違う種の間違いと、有り難い御指摘を頂戴しましたので、成魚の画像は
割愛させていただきました。

*******************************

昨日、日本の一部地域で観察出来た皆既日食ですが、「一度、皆既日食を
現実に見て体感すると人生観が変わる」と、多くの方々が仰ってましたが、
どの様に変わるのかは、残念ながら皆さん仰ってませんでした。

瞬時のスピードで風景が暗闇に変わり、水平線や地平線だけが360度明るい
奇妙な光景、その後、瞬時のスピードで昼間の明るさに戻っていく自然界の
脅威と綺麗さはTV番組からも判りましたが、どの様に人生観が変わるのか、
教えて欲しかったものです。

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撮影 2009年5月:沖縄本島 砂辺 水深 -9m 大きさ40mmぐらい 

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撮影 2009年4月:柏島 勤崎 水深 -7m 大きさ40mmぐらい 

カンムリベラYg  学名 Coris aygula
 スズキ目 / ベラ科 / カンムリベラ属
英名 Clown wrasse
生息域 小笠原諸島、相模湾以南 ~ インド洋、ハワイ諸島をのぞく
     中部西部太平洋域など。

珊瑚礁域や岩礁域、またはその周辺の砂磯底域に生息しております。
幼魚の頃の体色は全体が白色にて、体の前半分は小さな黒斑が複数
点在しており、胸鰭から後には背部に赤色の鞍状の大きな斑紋が2個、
背鰭には黒色の大きな眼状斑が2個あります。

成魚の体色は、幼魚とは似ても似つかぬ全身が深緑色で、体側面に
1本の横帯があります。
成長すると1m程まで大きくなり、雄の額はコブ状になります。

2009年07月18日

●ケラマハナダイ の幼魚

今日から、愛知県のほとんどの小中学校が夏休みになりました。
例年なら昨日の夕刊には、青空の下、ランドセル背負って下校中の小学生の笑顔の
写真が載るところですが、昨日は雨だった為か、教室内で初めての通知表を貰ってる
小学一年生の笑顔の姿でした。

例え、青空の下でなくても、そんな写真を見ると、羨ましい限りです。
いいなぁ~、夏休み。

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ケラマハナダイ  学名Pseudanthias hypselosoma

 スズキ目 / ハタ科 / ナガハナダイ属
撮影 2009年6月:柏島 水深-18m 大きさ約40mmぐらい
英名 Stocky anthias
生息域 南日本 ~ インド洋、西部太平洋域など

珊瑚礁域や岩礁域の水深15m~30m位に、雄1匹が数匹の雌を引き連れて
小さな群れを形成して生息しております。
ちなみに雄は、雌性先熟の性転換を行います。

体色は全体が薄赤橙色にて、雄は背鰭の背鰭の真ん中辺りに大きな赤い
斑紋が有り、尾鰭がせつ形、雌と幼魚の尾鰭は反対に縁から真ん中に湾入した
形で、両端が赤くなります。

和名のケラマは、慶良間諸島で初めて国内で記録されたからなのは有名な
話しです。

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撮影 左:2009年6月:柏島 右:2008年11月:紀伊大島須江 水深-20m

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撮影 2009年6月:柏島

この手のハナダイは、日頃からいつも見かけるので失礼ながら、特に極めて
撮りたい生物が居ない時の被写体になっております。

なので日頃から図鑑写真命の自分にとっては、滅多にない絵柄構図写真の
練習台になります。
今回も、そんな練習写真の一部でした。


2009年07月17日

●ハナキンチャクフグの幼魚

たった1週間休んだだけですが、我が社の業界は進化が早く、チャッとは判らない
情報がいっぱい走っておりまして、この3日間は追いつくのに大変でした。

やっとレベルが追いついたと言うのに、明日から3連休が心配です。
もっとも3連休と言っても、全て実家の片付けですので夜は勉強ができますから、
今回みたいに置いて行かれないとは思います。

でも実家ゆえに、勉強は無理かも知れませんね。

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ハナキンチャクフグ  学名 Canthigaster coronata

 フグ目 / フグ科 / キタマクラ属
撮影 2009年6月:紀伊大島須江 ナギザキ 水深-12m 大きさ30mmぐらい
英名 Crowned Pufferfish
生息域 相模湾以南 ~ インド洋、西部太平洋域など

温帯域から熱帯域での珊瑚礁域や、岩礁域に単独、もしくはペアで生息して
おります。
体側面には、黄色く縁取りされた 4本の鞍掛状の焦茶色の太い横帯があり、
それらの横帯の上や腹部にかけて黄色の斑点、また腹部には黄色と水色の
斑点がある事で、近似種である シマキンチャクフグ との区別が出来ます。

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撮影 2009年4月:柏島後浜 水深-9m 大きさ40mmぐらい

個人的な観察感としては、本種の全体の体色は幼魚ほど、薄茶色をしており
成長すると色が抜けて白色に変化する様に思います。

幼魚の頃の泳ぐ様子は、 ミナミハコフグの幼魚 と同じで、ガンガゼの近くを
ウロウロとウネリに流されてる様な感じで、ふらついておりますので、比較的
コンデジでも撮しやすい生物です。

2009年07月16日

● ノドグロベラ

先週、約一週間ほど三重県の南にある実家に居ましたが、昼はミンミンゼミや
アブラゼミの鳴き声、夕方になるとヒグラシの鳴き声までも聞けて、こちらでは
すでにもう夏なんだな~と思いましたが、名古屋に帰ってみるとクマゼミの声が
朝から聞こえてました。

名古屋も夏らしくなってきて嬉しい限りですが、田舎と違ってクマゼミの声しか
聞けないのが、毎年の事とは言え、ちょっと寂しいですね。

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ノドグロベラ  学名  Macropharyngodon meleagris

 スズキ目 / ベラ科 / ノドグロベラ属
撮影 2007年10月:GUAM GUNビーチ 水深-8m 大きさ80mmぐらい
英名 Leopard wrasse
生息域 小笠原、三宅島、和歌山県以南 ~ 中部太平洋域など。

珊瑚礁域や、岩礁域の比較的に浅い水深に生息しております。
幼魚や若い雌は串本辺りでも、夏から秋にかけて観察しますが、雄は滅多に
見ません。
因みに上の画像は、雌です。

成魚にしろ幼魚にしろ、どちらも流れに漂っているかの様にフラ~、フラ~っと
泳いでおりますので、撮りづらいベラのひとつです。

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撮影 左2007年10月:GUAM、右2008年5月:柏島 大きさ30mmぐらい

幼魚の頃には、背鰭と臀鰭の軟条部に黄色く縁取りされた眼状斑があります。

右上の画像では判りづらくてすみません。
いつか幼魚が綺麗に撮れたら、再報告させていただきます。

2009年07月02日

●ハマフグかも?

先週末は2週間振りの休日でしたが、今週末も土日に仕事が入ってしまった
ので海はお休み、来週末の休日まで、またまた12連続勤務になりそうです。

と思ってた所、イレギュラーな出来事での休日が1日入る事となり、海には
行けませんが、充実した休日になれば良いなと思います。

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ハマフグかも?  学名 Tetrosomus reipubli-cae
 フグ目 / ハコフグ科 / ラクダハコフグ属
撮影 2009年4月:柏島 後浜 水深-21m 大きさ200mmぐらい
生息域 不明

さて本日の報告は、超ヘタッピ~な写真ばかりでスミマセン。
何せこの時は105mmのマクロレンズで、200mmぐらいの生物を撮してましたので
離れないと全身が撮せず、つい光りを諦めて撮ってました。

そんなところで、自分が撮影したご覧の様な光無しの駄目ダメ写真を、わざわざ
柏島の AQUAS さんがフグの専門家の国立科学博物館の松浦先生に、鑑定を
お願いされましたが、現段階ではまだまだ精査が必用で、ハマフグと同種とは
言い切れないとの回答をいただいた、そんな不明種の報告です。

簡単に言っちゃうと、形はハマフグですが目の上の棘が無い、また体色模様は
シマウミスズメですが、形状は異なります。
ハイブリッド?

オーストラリアの図鑑に、同じ生物が Tetrosomus reipubli-cae の学名で
掲載されており、ハマフグと同種と記載されておりますが、目の上の棘が無い
ので???です。

名前や学名が判らないので、今まで掲載する事を、控えさせていただいており
ましたが、マリンアクアリスト52号の海岸通信に、本種をガイドしていただいた
AQUAS のまっちゃんが寄稿されて、若干、本種の概要がつかめましたので、
報告させていただきました。

2009年07月01日

●ベニハナダイの幼魚

早い物で、今年も昨日で半年間が過ぎました。
そこでこの半年間のダイビング本数を調べてみたところ 83本と、昨年同時期と
比較してみると25本も少なく、このペースではここ数年間続いていた年間200本
オーバーは今年は無理な様子です。

今年の年頭に書きました様に、今年はテクニカル・ダイビングが多くなった結果、
体への負担を考慮し 1日2本のダイビング本数に止めている事が大きな要因と
思われます。

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ベニハナダイの幼魚  学名 Pseudanthias sp
 スズキ目 / ハタ科 / ナガハナダイ属
撮影 2009年6月: 柏島 水深 -52m 大きさ50mmぐらい
生息域 南日本など

珊瑚礁外縁部の、潮当たりの良いやや深場に生息しております。
体色は全体が薄いピンク色にて、幼魚の頃は頭部は黄色く、尾鰭も黄色ですが、
成長すると透明っぽい白色に変色していきます。

成魚の雄は、背鰭の下に赤い斑紋が有るのが特徴。
反対に雌はこれと言った目立つ特徴が無く、 キシマハナダイ の雌と似てますが、
本種は腹鰭が白色をしている事で、識別が可能です。

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観察したのは、12ステップあるテック外洋講習の、11ステップ目。
講習内容は、減圧に高濃度酸素を用いて自分で計画したテクニカルダイビングの
遂行なので、ついでならとD300を持って行くことにしました。

当然、講習なので、深い水深の潜水計画を建てないといけなくて、ハナダイ系の
観察にはもってこいの講習です。

この時は55mに15分間、続いて35mで15分間、18mで 2分間、15mで 3分間、
12mで 5分間、9mで 6分間、100%酸素に替えて6mで 6分間、3mで 7分間の、
合計では、ランタイムも含め 62分間の潜水計画です。

最初の目的水深近くで、本種と遭遇。
テックのおかげで、55m近い水深でも時間をかけて撮る事ができました。

2009年06月26日

●ヒメオオメアミ

わざわざ書かずとも、皆さんお解りの様に本日の写真は全てトリミングした
画像での報告です。

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ヒメオオメアミ  学名 Idiomysis japonica
 エビ目 / アミ科 / イディオミシス属
撮影 2009年6月:柏島 後浜 水深 -9m 大きさ5mmぐらい 
生息域 伊豆諸島、伊豆半島以南 ~ インド洋、西部太平洋など

初夏から秋にかけ、浅い水深の岩陰やガンガゼの間などで、少数の個体数で
群れを形成しているのを見かけます。
体調は3~5mm程の小ささでパッと見はただのチリですが、ファインダー越しに
覗くと、やっと虫みたいな生物と判ります。

体色は様々で、ひとつの群れの中でも複数の体色の個体を観察出来ます。

基本的にアミ科の生物はエビ形をした小型甲殻類にて、海洋沿岸域においての
動物プランクトンの主要分類群であり、多くの種は近底層に存在して、数百~
数万個体の大規模な群れを形成しますが、本種は10 個体前後の小規模な群れ
を形成します。

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本種を撮影するには、とにかく根気と忍耐です。

どれぐらいの物かと言うと、夏に野原で観察出来る小ハエの群れみたいなものが
水中に居るって感じで、今回の写真はちょっと忍耐足らずでピン甘ですが、デコを
出した時の安全停止のお供なんかに適しております。

これからの季節、伊豆や南紀でも観察出来る様になりますので、水中で時間が
たっぷり有る時などに、観察してみて下さい。

2009年06月23日

●スジクロユリハゼ その2

毎週月曜日を除き、朝一番の予定が無い限りは、弊社が運営する各店舗の
どこかの店舗の朝礼に参加する事も、自分の仕事のひとつです。
加えて今月は、各店舗で終業後にちょっとした研修の講師もする事になり、
ここ最近は、朝は直行で何処かの店舗に行き、本社に移動し、夜はどこかの
店舗に行って直帰の毎日にて、車の移動距離が伸びてます。

なのに、代車。
贅沢言ってはいけませんが、TV見れんし、DVD見れんし、バックモニターが
付いてないのでバックがしづらい、タバコ臭い、燃費が良い ( これは良いかっ )
とにかく自分好みの車じゃない~!

早く、新しい社用車が来ないかと、祈る毎日です。

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スジクロユリハゼ  学名 Ptereleotris grammica
 スズキ目 / ハゼ科 / クロユリハゼ属
撮影 2009年6月:柏島 水深 -43m 大きさ100mmぐらい 
英名 Lined dartfish
生息域 小笠原諸島、伊豆大島、伊豆半島、柏島、沖縄諸島、八重山諸島、
      インド洋~西部太平洋、PNGなど

珊瑚礁域や岩礁域の礁斜面の、砂底や砂泥底に巣穴を作り、中層を単独か、
もしくはペアで、ホバリングや遊泳してます。
生息水深は稀に-30m位でも観察しますが、-40m以深が大半です。
体色は透明っぽい水色に、黒褐色に縁取りされた黄色の縦帯が鮮やかに走り、
各鰭は青色と黄色の縦帯で彩られます。

他のクロユリハゼ属とは、第1背鰭が釣り鐘形で3~5棘が糸状に伸びること、
上記の体色などで、区別ができます。

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前回にも書きましたが、何度、撮しても上手く撮れないハゼのひとつです。

今回はテック・ファンダイビング中での撮影なので、じっくり時間を掛けて挑んで
みたところ、直ぐ近くになんと コウリンハナダイの幼魚 ちゃまが現れてしまい、
そちらに浮気してしまって、この程度の写真になってしまいました。

浮遊物はいっぱいだし、ちょぃピン甘。
もう少し、第1背鰭の糸状に伸びた棘がクッキリと、全体がシャープな感じで
撮ってみたかったのですが、そこまでじっくりとカメラの設定を微調整する前に、
浮気をしてしまったからです。

また次回チャレンジ。
宿題シリーズは増えるばかりで、なかなか減りませんね~

2009年06月22日

●キンセンイシモチ ( ラインタイプ )

さて昨日のF-1イギリスグランプリ、21歳のドイツ人、ステファン・ベッテルの
優勝で、表彰台では久々に懐かしいドイツ国歌を聴けた気がしました。
数年前には、シューマッハの優勝で何度も何度も聞けてたドイツ国歌ですが、
これからはベッテルの活躍で何度も聞くんでしょうね。

それにしても腑に落ちないのは、ウィリアムズ・チームの中島一貴へのタイヤ
交換ですが、前回のトルコGPと同じ明らかな選択ミスです。
今回は折角4位のポジションを走行しながら、1回目のピットインでのチームの
タイヤ交換時のタイヤ選択ミスでタイムが上がらず、ずるずる順位が下がって
しまいました。
2戦連続のタイヤ選択ミスでのノーポイントは、どう見てもチームの作戦ミス。

次戦、ドイツGPこそは、キチンとやって貰いたいものです。

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キンセンイシモチ   学名Apogon properuptus

 スズキ目 / テンジクダイ科 / テンジクダイ属
撮影 2009年6月:柏島 民家下 水深 -6m 大きさ60mmぐらい
英名  Goldstriped Cardinalfish
生息域 千葉県以南 ~ インド洋、西部太平洋域など

約1ヶ月前に紹介させて頂いたばかりの キンセンイシモチ ですが、前回のは
ドットタイプで、本日はラインタイプです。

今回はハッチアウトにはまだ早い時期だった様で、雄が口の中で育成してる
姿はチラホラ見かけましたが、卵が大きく育って口からはみ出る様な姿とかは
見る事が出来ませんでした。

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前回も書かさせて頂きましたが、目の下の腹部に白色の点が並び、体中央の
縦線が尾鰭の後端まで達するのがドットタイプで、本日、紹介させていただく
のは、目の下の腹部の白色の点は、点ではなく白い実線になり、体中央部の
縦線が尾柄部付近で止まっているラインタイプです。

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左がドットタイプで、右がラインタイプ。
赤い線で囲ったところが、上記で説明した異なる特徴です。

いつも伊豆や南紀で観察しているのはドットタイプですが、このラインタイプは
高知県~琉球列島辺りで観察出来るそうで、柏島では両方のタイプの観察が
可能です。
皆さんも柏島で潜った時には、ちょっと気にして観察してみて下さい。

2009年06月20日

●オシャレハナダイ その3

昨夜帰宅してみると、定期購読しているマリンアクアリストの52号が届いて
おりました。
実は、4月に観察したハマフグの1種の自分が撮影した写真が、 AQUAS さん
からの海岸通信の所で掲載して頂きました。

この時は200mm位の本種を、105mmで撮して居る為、離れて撮影しないと
全身が入らなくて、結局、光りが当たっていないショボショボの写真となり、
こんな雑誌に載せてもらうなら、60mmとかでもっと近づいて撮りたかったもの
です。

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オシャレハナダイ   Plectranthias pelicieri
 スズキ目 / ハタ科 / イズハナダイ属
撮影 2009年6月:柏島 -33m 大きさ80mmぐらい
英名 Pelicier's Parchlet
生息域 伊豆大島、八丈島、大瀬崎、紀伊大島、柏島、琉球列島~
     モーリシャス、インド洋、西部太平洋など

水深35~70mぐらいの、珊瑚礁域のがれ場に棲息しております。
体側面の白色と赤色の横帯、サイ蓋の外縁部が黄色で中心が赤色の頑丈斑が
特徴です。
イズハナダイ属の多くがそうでありますが、他のハナダイの様に遊泳はしなくて、
水底を這うように移動しては、岩穴に隠れる様に逃げ込みます。

まるでゴンベ科の様な動きと思って頂ければ、判りやすいかと。

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本日は全てノートリミングの画像です。
約一年前ほど前に、いつか真横ドンピシャ写真を撮りたいと書きましたが、
やっと画角いっぱいで撮.る事ができました。

しかし、なのに・・・・臀鰭は閉じてます、残念。
これなら 一年前に撮した画像の方が臀ビレがちょこっと開いててマシかと。

まだまだ、撮り直しの道のゴールは長そうです

2009年06月19日

●シマウミスズメの幼魚

2日つづけての間違いでした、反省。

さて下記の報告ですが、当初は コンゴウフグの幼魚 として報告をさせて
いただきましたが、生物に詳しいマイミクさんの方より、背中に棘があるから
シマウミスズメのYg の間違いでは?
と、御指摘を頂戴しまして、再度、調べた結果、やはり シマウミスズメの幼魚
間違いでしたので、訂正させていただきました。

******************************

今年の梅雨は、雨が少ないな~と思っていたら、昨日の夕方は激しい雷雨に
見舞われました。

自分の梅雨のイメージは、木造の小学校にアジサイに、でんでん虫。
そんな優しい雨模様でなく、今年は激しい局地的ゲリラ雨の梅雨みたいですね。

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シマウミスズメの幼魚  学名 Lactoria fornasini
 フグ目 / ハコフグ科 / コンゴウフグ属
撮影 2009年6月:柏島 後浜 水深 -16m 大きさ10mmぐらい 
英名 Backspine cowfish
生息域 静岡県以南 ~ インド洋、西部太平洋など

内湾の、比較的に浅い水深に生息しております。
体色は黄色にて、全体に黒い小さな黒点が点在する。頭部と臀部に各2本ずつ
トゲ状に皮膚と鱗が変化したものが伸長しており、同様の物が背中後部にも
1本有るのが特徴。

幼魚の頃はオレンヂっぽい体色ですが、成魚になると体色も模様の色も
変化してしまいます。
おちょぼ口な事も特徴のひとつですが、そんな可愛いらしい口にも関わらず
くちばしの様な歯をしており、かじり獲る様に餌を補食します。

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本種にはフグ毒は無いので、人間が食べても死ぬことは有りません。
しかしハコフグ科の生物がほとんど持っている「パフトキシン」という皮膚から
放出する魚毒を持っており、同じ水槽やバケツに入れた他の魚たちを殺して
しまうことがあります。

2009年06月15日

●アオスジイシモチの幼魚

ちよっと今日は、数年前に撮した画像ですが、その後もこのステージの姿は
見る事が無く、あまり見かけない幼魚姿なので、先日、柏島で撮した成魚の
姿と一緒に報告させていただきます。

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アオスジイシモチの幼魚  学名 Apogon notatus
 スズキ目 / テンジクダイ科 / テンジクダイ属
撮影 2007年10月:柏島 後浜 水深-16m 大きさ30mmぐらい
英名 Blackspotted cardinalfish
生息域 本州中部以南 ~ 西部太平洋域など。

珊瑚礁域や岩礁域の珊瑚の中や、岩穴奥などでカップルか少数の群れを
成して生息しております。
体は側扁し体高は高めにて、体色は鮮やかな橙色で、尾柄部は白くその上に
広い黒色横帯が入ります。

また吻部から眼を通る2本と、口に沿って1本の青筋が入ることが和名の由来に
なっており、体側面の側線が暗い色になっている事も本種の特徴。
近似種の アオハナテンジクダイは、尾柄部に黒色横帯が入ら無い事で、
本種と区別が可能です。

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撮影 2009年6月:柏島 後浜 水深-16m 大きさ80mmぐらい

こちらは、先日に柏島で撮影してきた、串本でも通年観察出来る成魚の姿。
左が雄で、右が雌ですが、雄の口の中には既に卵が入っているみたいで、
ちょっと口が膨らんでますね。

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撮影 2009年6月:柏島 後浜 水深-16m 大きさ80mmぐらい

今の季節は、このようにカップル姿を多く見かけます。
でも柏島で、この子達を撮っているダイバーの姿は見ませんね~。

もっと、テンジクダイフェチの方、増えませんかね~

2009年06月14日

●フチドリハナダイの幼魚

先日、当ブログに書きました様に、自分の社用車が納期遅れの為、しばらくは
代車での営業活動です。

しかし、やはり代車とあって、それなりの装備内容。
ここ10年間、ずっとバックモニターを見ながら駐車していた物ですから、そんな
楽チン装備が付いて無い車では、バック駐車で車をぶつけそうで怖い。
昔は何も気にかけない事だったのに、楽への慣れは人間をダメにしますね。

と言う事は関係有りませんが、最近、初心に戻ってTTL発光は使用せずに、
ストロボはフル発光で撮ってます。

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フチドリハナダイの幼魚  学名 Pseudanthias randalli
 スズキ目 / ハタ科 / ナガハナダイ属
撮影 2009年6月:柏島 大きさ 20mmぐらい 
英名 Randall's anthias
生息域 八重山諸島、フィリピン、インドネシア、パラオ等の西部太平洋域など。

珊瑚礁域や岩礁域の、水深15m~70mぐらいの岩棚の下や、穴奥などで少数の
群れを作って生息しおります。
雄は背鰭の第3棘が伸長し、婚姻色では体側面中央と腹部に太く濃い赤ラインが
目立ちます。
和名は、腹鰭や尻鰭などに赤い縁取りが入る事から付けられたそうで、学名の
種小名は魚類学者Randall博士への献上名らしいです。

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本来なら深場でチャチャッと撮る生物ですが、この子は違います。
何とめちゃめちゃ浅い水深に居ますので、結構撮りやすい。
でも実は岩と岩の間の狭間にほぼ上向いていますので、普通の姿勢では
横姿は撮れません。

従って、まともに撮りたいフォトダイバーは皆さん、水底に上向いて寝そべる
様な、とんでもない格好で撮っており、浮いていかない様にフィンを違う岩に
突っ張ってみたり、あられも無く大股開いちゃったり、そんなダイバー達を
見てるだけでも笑えますよ。

柏島ではほぼ初観察らしいので、見たい方はお早めに~♪

2009年06月11日

●アゴアマダイ科の一種 その3

次の自分の社用車ですが、4月始めに発注した時は昨日の納車予定でした。
なので予定では、オデ蔵リースアップ日に次の社用車に乗れるはずでした。

しかし、その後、約1ヶ月の納期遅れになり、遅れた期間は代車を用意して
くれる約束でしたが、その代車の納車が一日遅れました。

一度ならずも、二度の納期遅れとは。
この自動車が売れない時代に、今月から半年間の間に合計6台の契約が
予定されてると言うのに、何たるサービスの悪いディーラーでしょうか。

いい大人なので、あえてディーラー名は伏せますが、お客様アンケートには、
顧客サービス満足度は最悪で書いておきます。

とりあえず、弊社の車両担当の顔を立ててあげ、今回も我慢しておりますが、
もしも、遅れた納車日が、更に遅れたりしたならば。

な~んて悪い事は考えずに、おきましょう。
もしも本当になってしまったら、とっても嫌な事に成りそうですからね~

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アゴアマダイ科の一種 Opistognathus Sp
 スズキ目 / アゴアマダイ科 / アゴアマダイ属
撮影 2009年6月:柏島 大きさ 全長不明、頭部径20mmぐらい 
英名 Jaew fish       
生息域 伊豆半島~西部太平洋、紅海、GBR

珊瑚礁域や岩礁域の砂礫底に、砂地に巣穴を作って生息しており、日頃は
巣穴から顔だけを出していて、頭上を通過するプランクトンなどを、巣穴から
飛び出して補食しています。
 
また巣穴に落ちてくる小石などを、口でくわえて巣穴を保つ姿や、テンジク
ダイ科の生物の様に、口の中で卵を保育する姿などが愛らしく、人気の高い
生物のひとつです。  

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この画像が、巣穴近くの小石を口でくわえて整理整頓中の姿です。

しかし、いやあ~実にサービスたっぷりな良い子です。

ほとんど、巣穴から伸びっぱなしで、極端に近寄らない限り引っ込みません。
でも、必要以上に巣穴から伸びすぎているから、あのジョー独特の可愛さは
半減してますね。

黄色のジョーは、柏島や串本で割と良く観察出来ますが、こんなに沢さん
外に伸びて来る子は珍しいです。
でも可愛さ保つには、今の半分も飛び出さなくていいのに。

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撮影 2007年11月:PALAU GP3

普通は、このくらいしか出てこないんですけどね。
なので可愛いかと。

2009年06月09日

●コウリンハナダイの幼魚

さて本日は、自分がテック・ディープダイバーコース合格後、記念すべく
テック・ファンダイビング1本目の被写体です。

しかも被写体は、柏島ではスーパーレア生物。
なので、あえてポイント名、深度などの明記は控えさせていただきます。

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コウリンハナダイの幼魚  学名 Pseudanthias parvirostris
 スズキ目 / ハタ科 / ナガハナダイ属
撮影 2009年6月:柏島 大きさ 20mmぐらい 
英名 Diadem anthias、 Sunset anthias         
生息域 伊豆諸島、インド洋 ~ 西部太平洋域など。

サンゴ礁域の水深35m~60mぐらいに分布し、岩棚の下や大きな穴の中で
小さな群れを作って棲んでおります。

頭部の大きな輪のような模様が、光の輪の様に見える事から、和名で光輪
コウリンハナダイ となったらしく、参考までに英名の Diadem anthias とは、
和訳すると王冠のハナダイになります。

体色は雌雄で異なり、雌は全体に黄色一色って感じですが、雄は背鰭や
胸鰭、尾鰭の上下端部が濃いピンクとなり艶やかな体色です。 

と、ここまでは前回に成魚を報告させて頂いたときと同じ内容です。
そんな成魚の報告は こちらを、参照願います。

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こちらは、 AQUAS さんのブログに採用して頂いた画像です。

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斜め顔は、ちょっとやんちゃ小僧の様な顔つきですね。

冒頭にも書かさせて頂いた様に、記念すべくテック・ファンダイビング1本目で
深場初粘り撮影での、被写体です。

見つかった日は、自分達はテック講習と言う事で、残念ながら観察することは
出来ませんでした。
翌日に観察した時は、見つかってからまだ2日目と言う事もあってか、かなりの
ビビリやさん。

しかし何度と引っ込んでも、テックダイビングでの撮影ですので、皆さん他の
レクリエーションダイバーの方が、ささっと撮影して浅場へ去られた後から、
じっくりと粘って撮影をする事ができました。

例えば深度50mで30分間潜っていても、減圧停止時に100%の酸素を使えば、
合計70分間のダイブタイムで終えられるのが、テクニカル・ダイビングです。
深度50mで30分間も撮影に粘ることが出来、なお且つ、減圧停止時に100%の
酸素を使う事で、普通のレクリエーション・ダイブよりも体にいいんです。

深場に棲息する魅惑のハナダイや、ベニハゼ、スズメダイなど・・・・
これからはテック・ダイブのスキルを生かして、安全に撮影していこうと
思ってます。

2009年06月05日

●ユウダチタカノハ

本日の勤務で、やっと長かった12連勤も終了。
明日から2日間は、だらだらと始めてから約2年半と、長かったテック講習の
最終講習です。

もっとも真面目にやり始めるまで1年掛かりましたから、実質は1年半ですが。
普通のレクリエーション・ダイビングと異なり、ひとつのミスが連鎖を呼んで
大きな事故に繋がってしまう、リスクが大きなダイビング・スキルだけに講習も
慎重にやってもらった分、やはり時間は長く掛かってしまいました。

今回の講習が終わると共に、翌週からは今までは危険で行けなかった深場の
生物観察をしようと思ってますが、エアーと酸素だけでは行ける深度の限界が
有りますので、次のステップのトライミックス・エアーコースへ早く進んでみたい
ところです。

でもその前に、既に入手しながら飾り物になってるリブリーザー オプティマ
講習も早く受講しないと行けませんね。

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ちょっと光が当たっていない画像で、すみません。

ユウダチタカノハ  学名 Goniistius quadricornis
 スズキ目 / タカノハダイ科 / タカノハダイ属
撮影 2009年4月:柏島 民家下 水深-5m 大きさ約50mm
生息域 琉球列島をのぞく、千葉県、新潟県以南の南日本。

沿岸の浅い水深の岩礁に生息しており、移動する時は、あまり海底からは
離れずに泳ぎます。
近似種の タカノハダイ や、 ミギマキ とは、体側面の斜走帯の色が濃い事や、
背鰭軟条の数が少ない事、尾鰭に小円点が無い事などで区別が出来ます。

体表の斜走帯が、鷹の羽の縞に似ているから、鷹之羽鯛になったらしく、
本種は田中茂穂博士が、夕立鷹之羽と命名されたそうです。

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撮影 2006年2月:大瀬崎 先端 水深-16m

上の写真の撮影時には未だ知識不足でして、 タカノハダイ の幼魚かなって
思って撮りました。
その後、図鑑で調べて本種と知り、それ以来、ずう~っと見かけませんでした。

ひょっとしたら伊豆辺りでは普通種なのかも知れませんが、自分的には今年の
4月に柏島で、約3年振りに観察した稀種です。

まぁでも実は、何度か見てても単純に大きいと、 タカノハダイ と思って無視してた
だけかも知れませんけどね。

2009年05月18日

●キンセンイシモチ ( ドットタイプ )

さて本日月曜日は、アポゴンデイ。
今週はいつもとちょっと指向を変えて、ここ最近の当ブログでの傾向でもある、
今年の1月から4月の間に各地域で撮影してきた、同種を紹介させていただき
ます。
今年は今まで、大きく分けると11ヶ所の地域で潜っておりますが、その内の
約半分でしかありませんが、6ケ所で撮影してきた画像です。

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キンセンイシモチ   学名Apogon properuptus

 スズキ目 / テンジクダイ科 / テンジクダイ属
撮影 2009年4月:柏島 民家下 水深 -6m 大きさ60mmぐらい
英名  Goldstriped Cardinalfish
生息域 千葉県以南 ~ インド洋、西部太平洋域など

水深10~20mほどの珊瑚礁域や、岩礁域などで数匹の群れを成して珊瑚の
陰や岩穴の陰などに隠れる様に生息しております。
体色は白っぽい銀色の地に、オレンジ色の縦縞が6本あるのが特徴。

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撮影 2009年1月:大瀬崎 湾内 水深 -16m 大きさ60mmぐらい

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撮影 2009年2月:紀伊大島須江 内浦 水深 -7m 大きさ80mmぐらい

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撮影 2009年2月:安良里 黄金崎 水深 -9m 大きさ60mmぐらい

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撮影 2009年3月:奄美大島 倉崎海岸 水深 -10m 大きさ40mmぐらい

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撮影 2009年1月:PALAU セントカーディナル 水深 -9m 大きさ60mmぐらい

キンセンイシモチ は実は模様が若干異なるのが2種類あり、目の下の腹部に
白色の点が並び、体中央部の縦線が尾鰭の後端まで達するのがドットタイプで、
本日の全ての画像がそのタイプです。

もうひとつは、目の下の腹部に白色の点ではなく白い実線になり、体中央部の
縦線が尾柄部付近で止まるラインタイプです。

と偉そうに書いてますが、実は自分がこのドットタイプとラインタイプの事を知った
のは最近のことでして、今まで気づかずドットタイプばかりを撮しておりました。
ラインタイプは比較的に暖かい南の方に多いらしいので、次回、南の方で潜った
時には、しっかり撮してくるつもりです。

2009年05月14日

●キツネベラYg その2

冬のスポーツや登山をしない自分が初めて走った、長野自動車道や上信越
自動車道は、まだ雪が残る中央アルプスや妙高山が車窓から見られ、とても
楽しい高速道路でした。

背の高い山々を見ていると、凄く嬉しく思うのは何故なんでしょうね。

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キツネベラYg  Bodianus bilunulatus
 スズキ目 / ベラ科 / タキベラ属
撮影 2009年4月:柏島 後浜 水深-18m 大きさ約20mmぐらい
英名 Saddleback hogfish
生息域 小笠原諸島、和歌山県以南、インド洋、西部太平洋、ハワイ、
      南太平洋など

水深30mぐらいまでの岩礁域や、珊瑚礁域に棲息しております。
頭部から胸鰭後部までが黄色く、その後が白くて尾柄部は大きな黒帯である
のが特徴ですが、成長するにつれその黒帯は後から消えていき、最期には
小さな黒班に変化していきます。

また幼魚の頃は ヒレグロベラ の幼魚によく似ておりますが、黄色い頭部と
尾柄部の黒帯との間が、 ヒレグロベラ の幼魚は模様が有り、尾鰭付け根にも
細い黒帯が有る事で識別が出来ます。

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今回の個体は、今まで自分が観察した同種で一番小さな個体でした。
いつ見てもこの黒パンツは可愛いですが、今回は格別でした。

因みに、今回もノートリミングです。

2009年05月12日

●セボシウミタケハゼ その5

昨日のスペインGPもブラウンF1の圧勝でした。
それにしても、今回も我がフェラーリの不甲斐なさ、悔しい限りです。

さて一部の方にご好評なので、本日もノートリミングの写真だけで報告させて
頂きます。

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セボシウミタケハゼ  学名 Pleurosicya mossambica
 スズキ目 / ハゼ科 / ウミショウブハゼ属
撮影 2009年4月:柏島 後浜 水深-8m 大きさ20mm 
英名 Common Ghostgoby
生息域 伊豆諸島、相模湾以南~インド洋、西部太平洋、東アフリカ沿岸、
      紅海など

珊瑚礁域や岩礁域の、内湾の湾口から湾奥にかけて棲息しております。
ウミトサカ類や、カイメン類、スリバチサンゴ類、ホヤ類などに着生している事が
多いので、綺麗な水中生物写真を撮られる方には絶好の被写体です。

体色は様々な色が有りますので特徴としては難しいところですが、第一背鰭
基底部に半楕円型の黒い斑紋が有る事で本種と同定できます。

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既に何度も報告させて頂いたので、又かと言う説明かも知れませんが、
水中生物の写真撮影の練習には最適の生物です。

2009年05月11日

●イナズマヒカリイシモチ その3

この週末は、ほんと真夏の様な暑さで気持ちが良かったですね。
我が家もとうとう、エアコンが冷房になりました。

このまま夏になってくれれば、嬉しいのに。

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イナズマヒカリイシモチ  学名 Siphamia tubulata
 スズキ目 / テンジクダイ科 / ヒカリイシモチ属
撮影 2009年5月:紀伊大島須江 ナギザキ 水深-33m 大きさ40mmぐらい
生息域 高知県柏島、和歌山県紀伊大島、インドネシア・スンバワ島、
ニューギニア島西岸、サラヤル島など。

岩礁域のウミカラマツや、トゲトサカなどに隠れる様に生息しております。
体系は頭でっかちのずんぐりむっくりにて、体色は白っぽい銀色に赤褐色の
不規則な格子模様が入り、同族では珍しく綺麗系です。


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以上 3枚の画像は、全て紀伊大島須江での撮影。
去年ぐらいから生息しており、今までテック講習の時にコンデジで撮った事は
ありますが、真面目にデジイチで撮影したのは今回が初めてでした。

名古屋近郊のダイバーの中では柏島へ割とよく行く自分が言うのも変ですが、
遠い柏島まで行かないと観察出来ない生物が、こんな近くで観察出来るとは、
かなりお得な感じです。

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撮影 2009年4月:柏島マグロ生け簀後 水深-18m 大きさ40mmぐらい

こちらは先月、本家生息地の柏島で撮した画像です。
ちょっと見づらい気合の足らない画像ですみませんが、今年もこれから何度も
観察出来ると思います。
できれば、念願のハッチシーンなんかも、そろそろ見たいものです。

2009年05月07日

●シマヒメヤマノカミ

実は一昨日、昨日の南紀で本日の生物の写真撮影を目論んでましたが、
やはりそんなに簡単に会える生物では有りませんでした。

なので、今日はちょっと古い撮影画像での報告ですみません。

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シマヒメヤマノカミ 学名 Dendrochirus brachypterus
 カサゴ目 / フサカサゴ科 / ヒメヤマノカミ属
撮影 2004年2月:紀伊大島須江 内浦 水深-18m 大きさ70mmぐらい
英名 Dwarf Lionfish
生息域 伊豆半島以南 ~ インド洋、太平洋域など。

水深10m ~ 15m位の砂泥底や、岩礁域付近などに生息しております。
頭部の棘や、頭部から尾柄部にかけ背中部に有る、ひとつひとつが独立して
いる鰭は鋸歯状の形状で、胸鰭の横縞は赤褐色や褐色にて黒い点が列を
成しており、尾鰭にも黒い点が並ぶのが特徴。

近似種のヒメヤマノカミは、頭部の棘や、背中部に有る独立している鰭の
形状は細長の三角形で、胸鰭の横縞や尾鰭にも黒い点が無い事で、本種と
識別が出来ます。

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撮影 2009年3月:紀伊大島須江 内浦 水深-16m 大きさ70mmぐらい

今年の3月に撮影した個体ですが、何かおできの様な物が付いてました。
へえ~珍しいなと思って撮影してみたら。

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撮影 2009年4月:柏島 水深-18m 大きさ100mmぐらい

あら何と、翌月に柏島で観察した個体も、おできの様な物をくっつけて
おりました。
これはひょっとして、彼らの今年のブームなんでしょうかね?

ところで各鰭の棘には毒腺があって刺されると非常に痛むらしいです。
自分は刺された事は有りませんが、刺されたダイバーを見た事は有りまして、
お酢に患部を浸しながら、相当、痛がってられました。

いつも観察する度に撮したい生物なので、気を付けたい生物です。

2009年04月30日

●コウライトラギス

昨日は久々に、渓流で淡水ダイビングを楽しんで参りました。
タンクは6Lの軽いタンクですが、12Kgのウェイト付けて、ポイントを求めて
沢登りをいっぱいしてきましたので、最期はヘトヘトに疲れてました。

今日ではなく、おそらく明日になってからやってる 2日遅れての筋肉痛が
今から心配です。

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コウライトラギス  学名 Parapercis snyderi
 スズキ目 / トラギス科 / トラギス属
撮影 2009年4月:柏島 勤崎 -12m 大きさ100mmぐらい
英名 Blackfin sandperch
生息域 南日本 ~ 朝鮮半島、南シナ海域など

珊瑚礁海域をのぞく、浅い水深の砂礫底に生息しております。
ほとんど泳ぐことは無く海底に着底している事が多く、好奇心が旺盛なのか、
人間が近づいてもあまり逃げずにこちらを観察している。

体側面の背中側に5つある鞍状暗色斑の内、3つが目立ち、画像は雌ですが
雄の胸鰭基部には暗色斑が1つあります。
産まれて1~2年間は雌ですが、その後雌から雄に性転換をして、繁殖期には
自分の縄張りに数匹の雌を従え、ハーレムを形成します。

和名のコウライは、韓国で初めて報告されたので高麗(コウライ)なる名前が
付いたらしいです。

2009年04月27日

●コスジイシモチ

残念ながら昨日のバーレーンF-1GPにて、驚愕のフロントロー独占と言う
TOYOTAチームの初勝利を期待しましたが、結果は3位止まりでした。

ペースカーが一度も走らないし雨も降らなかった、今シーズン初のまともな
ドライレースでしたが、やはりブラウンGPチームの4戦中3度目の勝利と言う
今シーズンの動向が確認できるレース結果になりました。

それにしても我がフェラーり、情けないです!!

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コスジイシモチ  学名 Apogon endekataenia  
スズキ目 / テンジクダイ科 / テンジクダイ属
撮影 2009年1月:大瀬崎湾内 水深-16m 大きさ50mmぐらい 
英名 Eightstripe Cardinalfish
生息域 東京湾以南~台湾、西部太平洋域など

沿岸の砂泥質の岩礁域に棲息しております。
幼魚の頃は多数で群れてますが、成魚になると少数の群れ、もしくはペアで
居る事が多いです。
体側面に8本の黄褐色の縦縞があり、尾柄末端にある眼径大の黒色斑は尾鰭
にもかかります。

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撮影 2007年6月:大瀬崎先端 水深-12m

6月~7月頃にかけては、各地で口内保育をしている姿をよく見かけます。

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撮影 2009年1月:大瀬崎湾内 水深-12m

こちらは最初に左側の姿を見て、縦縞が途中でくの字になっているので、
「おっ、新種か?」と思いましたが、反対側の体側面は普通の縦縞の柄を
してましたので、単なる変色だったみたいです。

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撮影 左:2009年4月 柏島後浜、 右:2009年2月 安良里黄金崎

以上、大瀬崎、安良里、柏島で撮してきた画像ですが、太平洋側の色んな
ダイビングボイントで観察出来ます。
これからの季節は口内保育をしている姿を多く見かけますので、今年こそは
ハッチアウトの姿を写真に納めたいと思っております。

って、毎年、思ってる事なんですが。

2009年04月26日

●ヨコシマエビ

予定では、本日は先週に引き続きテック講習でしたが、あいにくの低気圧の
せいで海が荒れアレ。
予定していた講習内容ではタンクを計4本身につけますので、荒れた海では
エントリー&エギジットが大変なので急遽中止となり、代わって100問中
80点以上で合格の、テックのテストを受ける事になりました。

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ヨコシマエビ  学名 Gnathophyllum americanum
十脚目 / ヨコシマエビ科 / ヨコシマエビ属
撮影 2009年4月:柏島勤崎 水深- 7m 大きさ約20mm
英名 Bumblebee shrimp 
生息域 相模湾以南 ~ インド洋、太平洋、大西洋域、ポリネシアなど

沿岸のサンゴ礁域や岩礁域の藻場や砂礫底の転石の隙間、岩穴などに生息
しており、日中は潜んでいて夜間に活発に活動します。

体系はずんぐりとしていて、全身が暗褐色と淡黄色の横縞模様で覆われて
おり、額角は短く、眼の先端に小さな突起が見られます。

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昔から何度も観察している生物ですが、今回始めてまともに撮れました。
結構チョコチョコ動くタイプなので、いつも苦労してましたが、 AQUAS さんの
まっちゃんのスペシャル技で、今回はキチンと撮れた次第です。

ゲストが上手く写真を撮れる様なシチェーション作りでは、数々の素晴らしい
優れたアイデア持ちのガイドさんです。

2009年04月25日

●ペガススベニハゼ

早くも今年F-1レースの第4戦バーレーンGPが、昨日から始まりました。
残念ながら我がフェラーリは、今年まだノーポイントですが今レースこそはと
思っているティフォシーは自分だけでは無いと思います。

今年からスリックタイヤとか、年間エンジン使用数とか色々と規則が変わった
F-1ですが、今年、最も注目を浴びているのがカーズ(KERS)と言う技術です。

簡単に言えば、ブレーキを踏んだ時に発生されるエネルギーを貯めておいて
車が加速する時に使おうとする技術でして、まだまだ成熟度の低い技術では
ありますが、将来、一般車に必ず反映される技術です。
ただ、まだまだ未成熟の技術なので一部のチームでしか採用されていなくて、
今後の熟成が期待されております。

車の進化の為にも、やはりF-1レースは必用な実験場だと思います。

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ペガススベニハゼ  学名 Trimma annosum
 スズキ目 / ハゼ科 / ベニハゼ属
撮影 2009年4月:柏島 水深-4m 大きさ約20mmぐらい 
英名  Orangespoted Dwarfgoby
生息域 八重山諸島以南 ~ 西部太平洋域など

珊瑚礁域、岩礁域の岩穴などに生息しております。
パッと見は、 オキナワベニハゼ や、 オオメハゼ などに似てますが、胸鰭の
付け根に斑点が無いこと、白色斑点が点在しないことや、両目間から吻部に
かけて模様が無いことなどで、識別が可能です。

英名は Orangespoted Dwarfgoby 、パラオの外洋ポイントでは、珊瑚礁の
棚奥などなら、何処でも観察出来そうなベニハゼ属の普通種です。

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オキナワベニハゼ  学名 Trimma okinawae
 スズキ目 / ハゼ科 / ベニハゼ属
撮影 2009年4月:柏島 水深-4m 大きさ約20mmぐらい 

こちらは、 ペガススベニハゼ の隣に居た オキナワベニハゼ です。
両目間から吻部にかけて、模様が有る事が判るかと思います。

2009年04月24日

●フタホシキツネベラ

今度の日曜日は、名古屋市長選挙の投票日です。
当日は海況に問題が無い限り、今月2度目のテック講習の予定ですので、
昨日の出勤前に区役所で期日前投票をしてきました。

選挙の投票日は毎回日曜日ですので、自分の場合、仕事か、休日なら海へ
行きますから、いつも期日前投票を行っておりますが、昨日行ってみたところ、
結構、沢さんの方が期日前投票に来てました。

自分が知っている中では、期日前投票に来てる人が過去最高に多かったと
思います。
この調子で投票率が高くなる事を、名古屋市民の一人として祈っております。

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フタホシキツネベラ  学名 Bodianus bimaculatus
 スズキ目 / ベラ科 / タキベラ属
撮影 2009年4月:柏島 水深-25m 大きさ40mmぐらい 
英名 Twospot slender Hogfish
生息域 相模湾以南 ~ インド洋、西部太平洋域など

岩礁域や、ガレ場のやや深場の水深に生息しております。
全身は鮮やかな黄色をしており、その体側面を走る複数の縦縞の赤色が
とても綺麗で目立ちますが、小さな幼魚ほど全身が黄色一色で、成長するに
連れて赤い縦縞の本数が増えていきます

和名の由来は、胸鰭基部付近と尾鰭付け根部にある2つの黒色斑点から
だそうです。

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撮影 2009年2月:紀伊大島 ナギザキ 水深-9m 大きさ50mmぐらい 

こちらは、南紀州の紀伊大島での撮影した個体です。
柏島で撮影した一番上と次の画像の個体よりは、ひと回りほど大きいです。
可愛さで言えば、このサイズが限界でしょうね。

2009年04月23日

●セナキルリスズメダイの幼魚

昨日は出勤前に、日本国内でCPAPを使う為に必用な医師の定期診療として
耳鼻科に行ってきました。
海外では誰でも自由に購入して使えるCPAPですが、日本では医師の処方箋が
無いと購入どころか、使うことすら出来ないんです。
( CPAPとは、睡眠時無呼吸症候群の治療に使う機械のことです。)

毎回、ついでに耳の調子も診てもらうのですが、今回も異常なし。
去年の年末頃に、結膜炎で1ヶ月半ほどダイビングを止めたお陰か、結膜炎に
かかる前よりも、耳の調子が良い様に思います。
結膜炎になる前は、ダイビング翌日は時々耳抜きをしないと耳が遠い感じだった
のですが、結膜炎が治ってからはそんな症状は無くなりました。

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セナキルリスズメダイの幼魚   学名 Chrysiptera starcki

 スズキ目 / スズメダイ科 / ルリスズメダイ属
撮影 2009年4月:柏島 勤崎 水深-20m 大きさ30mmぐらい
英名 Starck's demoiselle
生息域 伊豆半島以南 ~ 西部太平洋域など

希に浅い水深でも見かけますが、普通は水深-20m ~ -50mの潮通しの良い
珊瑚礁外縁などに少数のグループで棲息しており、外敵などが近づくと、
岩影に直ぐに隠れてしまいます。

体形はは長卵型でよく側扁し、体色は青色に下唇部から背びれ後端にかけ
背面は黄色くなってますので、ひと目で本種との識別が可能です。

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今回の画像は、実は柏島での1本目にテストがてらに撮した画像です。
いつも何処の海でも、1本目の海では露出設定のテストがてら、2~3枚ほど
適当にパシャパシャ撮してみます。
大抵、そんな画像はとても人様に恥ずかしくて見せられない画像なんですが、
珍しく今回は1枚目から自分好みの色合いになりましたので使ってみました。

生物的には串本でも年中観察が出来るスズメダイではありますが、それ故か
いつも気がつくと、撮るのを後回しにしてしまってます。
おそらく綺麗な青色を撮るのが難しいので、心の中で後回しにしてるのかも
知れません。

尚、参考までに成魚は、 こちら を参照願います。


2009年04月17日

●アミメイボウミウシ

テクニカルダイビングでは、事前に潜水深度の計画を作成しその通りに潜水を
することで、ダイコンに頼らない潜水をいたします。
何故なら、ダイビング途中で酸素濃度の異なるガス(タンク)チェンジをする事に
なる為、複数のガスチェンジが可能なダイコンでないと使えない事と、基本的に
ダイコンはバックアップ用と割り切る事からです。

今まで自分が使用していたダイコンは、ひとつは2種類のガスチェンジ機能と、
ゲージ機能が付いた物と、もうひとつはエンリッチ機能は有ってもチェンジが
不可能な物でした。

折角2個持っていても、1個はテクニカルダイビングには適していない為、今春
新発売の、3種類のガスチェンジが可能なダイコンを新たに導入する事にして、
昨夜、手元に届きました。

が、やはり、想像していたとおり説明書は英語のみ。
テクニカルダイビング器材の説明書は、日本語で無いのが当たり前なんです。

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アミメイボウミウシ  学名 Phyllidiopsis pipeki
裸鰓目 / ドーリス亜目 / イボウミウシ科 / アデヤカイボウミウシ属
撮影 2009年4月:柏島 勤崎 水深 -12m 大きさ約40mmぐらい
生息域 伊豆大島、伊豆半島以南 ~ 西部太平洋域など

背面地色は灰色、又はピンクっぽい灰色で不規則に曲がりくねった黒色縦線が
イボの間を通ります。触覚前方から肛門後方にかけて2本の黒色縦線があり、
この線から数本の黒色線が背面の周緑に向かって放射線状に伸びます。

触覚は上方の後部が黒色、基部は灰色です。

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と、ここまで書きながら・・・・・・
ひょっとしたら、 ハイイロイボウミウシ か、 パイペックイボウミウシ 、もしくは
ツブツブイボウミウシ と、間違えているのかも知れません。
しかし、それらのイボウミウシの触覚の色は、全体がオレンジ色、または基部が
オレンジなので、触覚の色だけで同定すると アミメイボウミウシ かと。

観察した時はエントリーして直ぐに深場へ移動している途中で、ちょっと変わった
色の コイボウミウシ だなと、思って撮りました。
ダイビング後に図鑑などで調べてみると、どうやら アミメイボウミウシ と言う名の
ウミウシが、触覚の色彩や体の模様等がいち番似ていた為、そう決めましたが、
ちよっと今回は自信無しですね~。

2009年04月16日

●シリウスベニハゼ

昨日の朝は、一昨日の雷雨がウソだったかの様な見事な晴天。
更に風が強かったせいか、通勤途中の名古屋市内の高台からは遠い彼方の
御嶽山が綺麗に見られました。

でもやはり予想通りと言うか、あの雨で桜の花はすっかり姿を消してしまい
ちょっぴり街並みが寂しくなりましたね。

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シリウスベニハゼ  学名 Trimma halonevum

 スズキ目 / ハゼ科 / ベニハゼ属
撮影 2009年4月:柏島 水深-16m 大きさ約30mmぐらい 
英名 Skinspot Dwarfgoby
生息域 伊豆半島、高知県、琉球列島以南 ~ 西部太平洋域など

珊瑚礁域、岩礁域、内湾などの岩肌や泥底に落ちてる岩塊等にくっつく様に
生息しております。
体色は頭部から胸鰭辺りまでは白色で、他の部分はオレンヂ色をしており、
頭部から上半身に小さな赤色の斑が点在すること、目の外周は赤色に白色の
細い線が放射線状に走る事などが、特徴です。

またこれは自分の観察思考ですが、生息域によっては体高の高さの違いや、
小さな赤色の斑が下半身まで付いている個体など、多少の変化が有る様に
思えます。

平凡社発行の「決定版 日本のハゼ」では、ベニハゼ属の1種‐7 として紹介
されてますが、発刊後の2008年5月に シリウスベニハゼ との正式和名が
付きました。

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撮影 2006年6月:PALAU ゴビパラ3 水深-20m 大きさ約20mmぐらい 

当ブログでは、もうとっくに報告済みと思ってましたが意外や未報告でした。
過去にいっぱいパラオで撮してるし、今まで当ブログでもベニハゼはいっぱい
報告していると言うのに不思議な物です。

去年ぐらいから柏島でも観察が出来ており、しかも冷たい水温の冬の季節を
超したって事は、これから繁殖も期待できそうですね。

2009年04月15日

●キヘリキンチャクダイ

柏島からの報告の第二弾は、久しぶり今年初めてのキンチャクダイ科の報告。

日頃から気にして色々撮影してるんですが、ヒラヒラと移動して逃げていくので、
後ろ姿とか、体半分だけしか撮れてないと言った感じで、なかなかいい写真が
撮れない生物です。

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キヘリキンチャクダイ 学名 Chaetodontoplus melanosoma
スズキ目 / キンチャクダイ科 / キンチャクダイ属
撮影 2009年4月:柏島 後浜 -25m 大きさ150mmぐらい
英名 Phantom Angelfish
生息域 相模湾以南 ~ 西部太平洋域など

潮通しの良い岩礁域の沖の根や珊瑚礁域に棲息しております。
幼魚の頃は キンチャクダイ と似てますが、本種は尾鰭に黒色横帯が有る事で
識別が出来ます。
また近似種の アカネキンチャクダイ は頭部に虫食い模様が有り、本種には何も
模様が無い事で識別が可能です。

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ちょっとすり傷だらけの個体でしたが、過去に何度か、ここ柏島で観察してますが、
いつも-40m以上の深い水深なので上手く撮れたことが無く、今回、初めて何とか
見れる写真が撮れました。

こんな浅めの水深で観察出来るとは思っても無かったので、最初に教えて貰った
時には、あれっ?なんでこんな水深でって感じでした。

ただ、この日の1本目に潜ったポイントでは、去年の夏に水深-50mの深さで観察
出来た スミツキオグロベラ が、-30mで観察できたので水温がまだ低めの今の
時期は、深場に生息する生物が浅場に上がってきてるのかも知れません。
深めの生物を観察するなら、今が狙い目かも。

それにしてもこのアホ面、いつ見ても癒されますね~♪

2009年04月14日

●シラタキベラダマシの幼魚

さて今日からしばらくは、先週末の柏島からの報告をさせて頂きます。
まずは現地サービスさんの AQUAS さんのWebサイトにも写真を掲載して
いただいた生物です。

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シラタキベラダマシの幼魚  学名 Pseudocoris aurantiofasciatus
撮影 2009年4月:柏島 水深-32m 大きさ70mmぐらい 
スズキ目 / ベラ科 / シラタキベラダマシ属
英名 Rust-Banded wrasse
生息域 高知県以南 ~ 西部太平洋域、仏ポリネシアなど

図鑑によると、水深30m前後に棲息する稀種となってます。
シラタキベラダマシに似てますが、体高は高く、雄の尾鰭の上下両端は糸状に
伸び体側面の黄色い横帯の幅が狭い。
幼魚は体側面に3条の黒色横帯があり、パッと見、 タヌキベラに似ております。

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事実を話せば、最初にこのベラを AQUAS のまっちゃんがかなり興奮気味に
紹介してくれた時は、 タヌキベラの1種か何かなのかな?ってぐらいに思って
ました。

でもそれは、やはり水中生物好きのさだめなのか、ガンガン写真を撮してしまい
ました。
後から聞けば、まっちゃん自体が柏島初観察とか。
それは、そうとう凄いヤツを撮してしまったもんだと、今ひとつの出来の悪い
画像に悔やんでおります。

2009年04月12日

●あっという間でした。

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あっという間に2日間のダイビングも終了して、帰り道。

約半年ぶりなので、いつものパターンの展望台で写真を写して
四万十川のウナギを食べて、芋ケンピ買って帰ります。

早くも、柏島に戻りたい気分が沸いてます。

2009年04月11日

●今週末は、柏島♪

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今週末は、約半年ぶりに柏島にやってきました。
高速料金の減額のおかげで、 かじきあん の柏島ツアーも還元値下げ。
有りがたいことです~♪

自分は爆睡していて気づきませんでしたが、半年ぶりに来てみると、
高速道路は延びてるは、途中のバイパス道路も完成しているはと、
昨年の第二名神の開通も含めると、以前より1時間30分ほど移動時間が
短くなりました。

過去に3月と5月は潜った事はありましたが、4月は初めて潜りましたが、
海の中はベラ、キンチャクダイ、フグ等の仲間で、夏場は深い震度に
棲息している生物達が浅めに上がってきており、やはり柏島はすごいです。

写真は未だ何も確認しておりませんが、来週半ばぐらいから報告させて
いただきます。

2009年03月02日

●アオハナテンジクダイ

毎月月初めの1日~2日にかけて、我社の運営店舗を訪問して、月末締めの
提出書類を回収がてら、店舗の内外観や、近隣の環境変化等を確認してくる
事が、自分の仕事のひとつです。

しかし今年の2月、3月は、あいにくと1日は共に日曜日に当たってしまって、
各道路はサンデードライバーがいっぱいなのか、各地でノロノロ運転。
名古屋市内は車線数が多いので未だマシな方ですが、名古屋近郊の地方の
都市では片側1~2車線の道路が多くて、平日より空いてるのに速度が上がり
ません。

結局昨日は、平日の1日と比較して、1.2倍の時間がかかってしまいました。

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アオハナテンジクダイ  学名 Apogon apogonides
スズキ目 / テンジクダイ科 / テンジクダイ属
撮影 2009年2月:紀伊大島須江 内浦 -12m 大きさ 50mmぐらい 
英名 Plain Cardinalfish
生息域 三宅島、和歌山県、高知県以南 ~ フィリピン、東インド諸島など

岩礁域の岩穴等にひそむ様に生息しており、体色は全身金色にて眼の瞳の
上下に2本の水色の線があり、成長すると水色の線の先端に、水色の小さな
斑点が不規則に現れてきます。

近似種の アオスジテンジクダイ  とは、尾柄部に黒帯がない事で区別が
できます。

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Zガンダム・ヲタクの自分に言わせれば、こいつはクアトロ大尉の百式です。
なんと言っても、この美しい金色のボディ。

ひょっとしたら、第一背鰭の下に " 百 " と書いてないか?とか、
近くにメガバズーカを持った、Gディフェンサーが居ないか?などと、
そんな想いで、じ~っと眺めてしまいます。
クアトロ大尉なので、シャアの赤色でないから 3倍速くはありませんので、
じっくりと観察出来ます。

又、いつも沢さんの個体数で居るんではなく、ほとんど、左上の画像の様に
複数のザク( ネンブツダイ )等の群れの中に1人で居ますしね。

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撮影 2009年2月:紀伊大島須江 内浦 -12m 大きさ 40mmぐらい 

ところでこちらは、上の画像を撮影する一週間前に観察した個体です。
観察した場所は同じ辺りなので、同じ個体とは思うのですが、たった一週間で
ここまで成長するんでしょうかね~?

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撮影 2006年11月:柏島 後浜 -18m 大きさ 120mmぐらい 

こちらは、数年前に柏島で観察した成魚です。
この時も ネンブツダイ の群れの中にペアで泳いでいました。
しかし体色は金色がかなり薄くなってましたが、歳食って疲れてくると輝きが
薄れていくんでしょうね。
幾つになっても、輝きは無くしたくないものです。

2009年01月14日

●ウミウシカクレエビ その2

さて今回はいつもより2日間短い合宿でしたので、かなり後ろ髪を引かれながら、
日本に戻って参りました。
当然、戻って来た昨日は午後から仕事に追われてましたので、本日の報告は
今回の合宿での画像ではなくて、過去のストックからです。

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ウミウシカクレエビ  学名Periclimenes imperataor
十脚目 / テナガエビ科 / ホンカクレエビ属
撮影 2008年11月:紀伊大島須江 内浦ビーチ 水深-12m 大きさ30mmぐらい
英名 
生息域 伊豆半島以南、紅海、インド洋、西部太平洋、ハワイなどに分布。

本種の詳しい説明は、 こちら を、ご覧下さい。

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撮影 2007年 2月:PALAU セント・カーディナル

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撮影 2008年 5月:柏島 勤崎

ウミウシカクレエビと言っても、本日の3ヶ所での撮影画像は全てナマコに
共生していたものです。

前回はウミウシに共生している画像を中心に報告させて頂きましたが、今回は
ナマコに共生している画像のみにさせていただきました。
こころなしかウミウシに共生しているのより、体色が地味めな気がします。

でも生物学的には全く理由付けが無いと思われ、多分、自分の気のせいです。

2009年01月06日

●クロメガネスズメダイ その2

昨日は取引先の方や、弊社の各店舗の地主さん達など、多くの方々と新年の
ご挨拶を交わしました。
皆さん、こういった挨拶はアポ無しで来社されたり、自分もアポ無しで訪問したり
ですので、ほとんど立ち話程度でしたが、たった2週間ほど前に暮れのご挨拶を
交わしたばかりですが、何かかなり昔の様に思えるのが不思議でした。

さて本日は、今年のスズメダイ第1話です。

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クロメガネスズメダイ  学名Pomacentrus vaiuli
スズキ目 / スズメダイ科 / ソラスズメダイ属
撮影 2008年7月:串本 串本DP前 -5m 大きさ 30mmぐらい 
英名 Princess Damsel
生息域 南日本の太平洋沿岸 ~ インド洋、中西部太平洋域など。

珊瑚礁域の礁斜面に多く見られますが、幼魚は浅場に棲息しています。
頭部の色は黄色、オレンジ色、青色などで、成魚に成長しても背鰭の眼状斑は
消えません。
近似種の メガネスズメダイ とは、尾鰭の付け根の所に白い帯が無い事で
区別ができます。

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撮影 2008年6月:柏島 勤崎 -5m

串本と柏島では、同じ種のスズメダイが多く観察出来ます。

正確に述べると、やはり串本の方が北位に位置する為、同じ様に観察出来る
種でも個体数は少なく、若干、柏島の方が観察出来る種は多いと思いますが、
夏から秋にかけて観察出来る本種の幼魚などは、串本で観察がしはじめると
同じ頃に柏島でも観察しはじめるといった風に、観察時期もほぼ同じです。

今回の3枚の写真を見て頂いて判ると思いますが、同じカメラ、同じレンズ、
同じストロボで撮影したとは言え、バックに映っている地形も似た様な色彩で、
地理的には遠く離れていても、環境や同じ黒潮の本流が当たり安い位置など
からと思います。

そう言えば高知県と、三重県南部~和歌山南部にかけての地域の方言は
似ている言葉が多いですし、やはり昔の人は黒潮に乗って南から流れて来た
んでしょうね。

2008年12月27日

●ハチマキダテハゼ

さて本日も関東圏以南のダイバーであれば、比較的に観察がたやすい生物の
報告です。

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撮影 2006年10月:柏島 -20m 大きさ 50mmぐらい 
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ハチマキダテハゼ  学名 Amblyeleotris diagonalis
撮影 2008年10月:須江内浦 -18m 大きさ 40mmぐらい 
英名 Slantbar shrimpgoby
生息域 相模湾以南 ~ 紅海、インド洋、西部太平洋など

どなたでも想像が付く様に、頭部に目の上を通る"ハチマキ"の様な感じで
黒帯が有る事より、 ハチマキダテハゼ と呼ばれております。

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撮影 2008年 8月:田辺

自分だけじゃなく、よくある話しだそうですが、以前に紀伊大島須江のポイント
地蔵岩で キツネメネジリンボウ が観察出来た頃に自分は間違って ハチマキ
ダテハゼ
を撮しそうになった事が有りました。

その時は最初遠くから徐々に近づいていき、ある程度近づいた所で間違いに
気づきましたので、実際には撮しておりませんが、それまでに柏島で何度も
キツネメネジリンボウ を撮しておきながら、それでも間違えた次第で、事前に
「ここで見られるよ」と聞いていた先入観で、誤った判断をした訳です。

きちんと観察すれば、体色、帯の太さなど全然ちがいますので、間違える訳は
無いのですが。
その証拠に、柏島では一度も間違えた事が有りません。

当たり前の事ですので、何を偉そうにって事ではありますが~。

2008年10月08日

●バラハタの幼魚

先週末に期待しながらもオープンされなかった、紀伊大島須江の季節限定
ポイントの内浦ビーチが、本日、今シーズンのオープンとなりました。

内浦ビーチは、自分が今までいちばん沢さん潜ってきたポイントです。
そのぐらい好きなポイントですが、残念ながら本日は出勤の為、今週末まで
お預けです。

今年の春のクローズ直前に観察出来た可愛かった キシマハナダイのYg が、
成長しているか楽しみです~♪

さて本日は、ちょっと真面目に生物紹介です。

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バラハタの幼魚  学名 Variola louti
撮影 2008年 5月:串本 -18m 大きさ 100mmぐらい 
英名 Yellow-edged lyretail
生息域 南日本 ~ インド洋、太平洋域など

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撮影 共に、2008年 9月:柏島 -12m 大きさ 100mmぐらい

成長すると、全長60cm~80cmほどにもなるハタ科の大型種。
成魚の体色は、和名のとおり鮮やかな朱色で、全身に赤色の小さな斑点が
ありますが、体色が朱色でなく褐色のタイプもいます。
胸鰭、背鰭、尻鰭、尾鰭の後端が黄色で、各鰭の後端と尾鰭の上下の端が
長く伸びる事で、他のハタ類と区別ができます。

幼魚は写真の様に背半身が朱色、下半身が白色で、目から尾びれの上まで
伸びる太い黒色帯は、成長するにしたがって消えてしまいます。

シガトキシンという毒を体内に持っており、シガテラ中毒の危険が大きいので
一般に食用とされていないそうです。


2008年10月07日

●スミツキトノサマダイ

昨日のブログに書きましたが、凄い数の漫画本が我が家にやってきました。
ただでさえ奥さんがあきれるほどの漫画本が有るのに。

さっさと読んで、倉庫にでも閉まっておくかと思いましたが、読んでる時間が
無いのが現実です。

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スミツキトノサマダイ  学名 Chaetodon plebeius
撮影 2008年9月:柏島 -8m 大きさ 30mmぐらい 
英名 Blue-spot Butterflyfish
生息域 駿河湾以南 ~ インド洋、西部、南部太平洋域など

まぁなんと言っても、黄色い体色に水色の大きな斑紋のお陰で、ひと目で
わかりますが、特徴としては体系はわりと側扁し楕円形。
背鰭と臀鰭の棘が多く、上述の様に体色は濃いめの黄色で、眼を横切る
黒色横帯があり、体側面上部に水色の大きな斑紋が入ります。

近似種の トノサマダイ とは、尾鰭の付け根に黒斑が入る事で
区別ができます。

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撮影 左 2008年10月:串本DP前 -5m 大きさ 40mmぐらい  
    右 2008年 9月:柏島勤崎  -8m 大きさ 60mmぐらい

この スミツキトノサマダイ はミドリイシなどの石サンゴ系のポリプを
好んで食べます。
なので、オニヒトデと同じく、サンゴの敵とも言えるチョウチョウウオですね。

2008年10月05日

●ヒレナガネジリンボウ その2

結局、5日(日曜日)も須江の内浦ビーチはオープンしないと言う事で、もともと
5日は休日でしたが、名古屋に戻って仕事をする事にしました。

「何~お前はダイビングが中止になると、仕事するんか」と言われそうですが、
確かに毎月、ダイビングの予定を決めてから、仕事のスケジュールを決めて
おります。

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ヒレナガネジリンボウ  Stonogobiops nematodes
撮影 2007年8月 柏島後浜 -20m 大きさ約40mm
英名 Black-Layed Shrimpgoby
生息域 伊豆諸島、相模湾以南 ~ 南日本の太平洋域、インド洋、
     東オーストラリア、サモア、西部太平洋域など

柏島の ヒレナガネジリンボウ は比較的黒色の斜めの帯が途切れているのが
多いのですが、本個体は普通のカラーでした。

とくに柏島でなければと言う生物ではなく、大瀬崎で通年観察出来る生物ですが
柏島では個体数の多さが違います。
沢山のダイバーが同時に潜っても、各自マイヒレナガが可能ですので、ちょっと
近づきすぎて引っ込めてしまっても、誰にも文句は言われません。

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あまりにも生息数が多くて住まいのハゼ穴が不足しているのか、右上の画像の
様に ヒレナガネジリンボウ ネジリンボウ ヤノダテハゼ の異種共同生活も
あちこち見受けられます。

でもこうなると同居しているシュリンプゴビーは、どのハゼの様子で活動している
のでしょうか?

hirenaganejirinbou20080924c.jpg

観察した時と月も変わり10月になってしまい、各ハゼさん達が ビュンビュン
飛んでいるのも今月末あたり迄かと思われます。

ハゼ好きの方は、どうぞお早めに。

2008年10月03日

●レッドバックドラゴネット

本日は、またまた自分自身、初観察の生物報告です。
今年は5月以降、ほぼ1ヶ月に1度は柏島へ出張しておりますが、毎回、初観察の
生物に出会えます。

ホントに凄い海です、柏島。

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レッドバックドラゴネット  Neosynchiropus morisoni
撮影 2008年9月:柏島 -16m 大きさ約30mm
英名 Redback dragonets
生息域 八丈島、西表島、インド洋、西部太平洋域など。

このマニアックな生物をご存じの方なら、上記の水深を見られて「うっそ~」と
思われるかも知れませんが、本当なんです。

八丈島やパラオでは、浅くても水深-50mぐらい、7月に柏島で見れてた時も
-50m近かったんですが、今回はなんと衝撃の-16mです。

redbackdragonet20080925a.jpg

とエラそうに書きながら、実はエントリー前のブリーフィング時に ぢろーさんに
「パラオで紹介してませんでしたっけ?」と説明される迄は、レッドバック?
スズメダイだったかな?と全然違う想像をしていて、特徴の話しを聞いてみて
あっ赤クロのテグリだと思い出した次第でした。

他のゲストの方達と交代で撮影し、結構、枚数は撮ったつもりでしたが、後から
確認するとたったの10枚だけ。
これでは良い写真が撮れる訳無いですよね~。

2008年10月02日

●ナミスズメダイ その2

スズメダイ好きなのに、1,100本以上も潜っているのに、未だに西表島以外の
沖縄県で潜った経験が有りません。

いろんな写真の上手な方のサイトを見せて頂いていると、出会ってみたい
スズメダイ君達が、沖縄県には いっぱい生活されているみたいでして、
最近、沖縄県に スズメダイだけの撮影に行ってみようかな~っと思ってます。

でももう、米軍のステルス戦闘機、ラプターは居ないんですよね?

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ナミスズメダイ  Amblyglyphidodon leucogaster
撮影 2008年9月:柏島 -16m 大きさ約40mm
英名 Whitebelly Damsel、 Yellowbelly Damsel
生息域 奄美大島、屋久島、琉球列島以南 ~ インド洋、西部太平洋域など。

以前にも書きましたが、いつもの自分の、スーパー適当な見分け方では、背鰭と
尾鰭の縁が黒くて、胸鰭から臀鰭が黄色い銀色のスズメダイ。

単独か小さな群れを作り、浅場から深場まで生息してますが、柏島での観察は
まず単独の個体です。
動きがスローな上、各鰭全開の時が多いので、結構、スズメダイ撮影にしては
簡単な種です。

namisuzumedai%2020080925b.jpg

と言う事で、同じ個体で青抜きを練習しましたが、ご覧の様にいまいち。

やはり自分には、カメラで生物を記録する事は出来ても、描く事の才能は
ないもようです。 (>_<)

2008年10月01日

●エナガカエルアンコウ

とうとう10月、本州の太平洋側ではダイビングのベストシーズンですね。
自分が今まで一番多く潜っている須江の季節限定ポイント、内浦ビーチも
今月からシーズンインと、楽しみな月の始まりです。

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エナガカエルアンコウ Antennarius rosaceus
撮影 2008年9月:柏島 -7m 大きさ約50mm
生息域 奄美大島以南 ~ インド洋、西部太平洋域など。

個人的に初観察の生物にて、粘ってみたかったのですが、あいにくの浅場の
ウネウネにて、証拠写真程度の写真しか撮れませんでした。

最初に見た時は、サンゴの中に隠れている黄色い生物を指して、 AQUAS
まっちゃんと ぢろーさんがスレートで「この黄色いの何?」って、会話してます。

「何やろう?」って感じで結局、サンゴの隙間から引っ張り出し、「エスカの形は?」
「エナガや」てなスレート会話があった後、教えていただきました。

「エスカの形がどうだったから、エナガなのか?」とエギジット後に質問しようと
思いながら、忘れていた自分は先ほど図鑑や、ネットで調べて判りました。

第1棘(エスカが付いてる竿みたいな部分)が、第2棘より長い事で判断している
みたいです。
でも、聞いていないので自信はありません。

そんなこんなでサンゴの隙間から出されて、横に置かれたエナガ君ですが、
ウネウネの中、落ち着きが有りません。

enagakaeruankou20080924b.jpg

飛び出したくて、ウズウズしてる感じです。

enagakaeruankou20080924c.jpg

ちょっと動いたと思ったら、

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結局、びょ~~んと飛び跳ねました。

この後、ふたたび まっちゃんに捕獲されて、他のゲストの方のモデルになって
おりました。

2008年09月30日

●ヤノダテハゼ

本日はダテハゼ属の中で、もっとも自分が好きな生物の紹介です。

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ヤノダテハゼ  学名 Amblyeleotris yanoi
撮影 2008年9月:柏島 -16m 大きさ 50mmぐらい 
英名 Flagtail Shrimpgoby
生息域 伊豆諸島、紀伊半島、柏島、沖縄諸島以南 ~ インド洋、
  西部太平洋、PNGなど

尾鰭の濃い黄色、オレンジとブルーのラインの色彩が特徴ですが、ほとんど
体半分は穴に埋まっていて、チラッと見える尾鰭の色彩で確認が出来ます。
また他のダテハゼ属と比較して、4本の横帯が赤色っぽく太い事も特徴。

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撮影 上左 2007年8月:柏島  上右 2006年4月:PALAU

前回の AQUAS さんでのログ付け時に、 kazu さんの撮された 素晴らしい
ヤノダテハゼ の画像に魅せられ、今回の柏島でかなり粘ってみましたが、
まだまだ自分の撮影スキルでは、ムリっ!

Max -18mの水深なのに、スチール12LのWタンク背負って粘ってみましたが、
( 因みに今回の柏島では、深かろうが浅かろうが、常にWタンクしてました。 )
上の写真以上に、穴から出てくれる事は有りませんでした。

もうちょこっとだけ、出てくれるだけでいいのに~、残念~!!

2008年09月29日

●仮称 ユウレイモヅルカクレエビ

史上初のF-1ナイトレースの2008シンガポールGP、暗闇の中、膨大な照明で
照らされた都会の街中の道路で行われましたが、自分的には土曜日のフリー
走行で、夕焼けの街並みを走り抜けるF-1が綺麗で感激しました。

夕闇の中、マーライオンや、ラッフルズホテルを背にして、走り抜けていくF-1。
ヨーロッパでの放映時間の問題は有るでしょうが、来年以降は是非、サンセット
~ナイトの時間帯の決勝レースにして欲しい物です。

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仮称 ユウレイモヅルカクレエビ  学名 Periclimenes lanipes
撮影 2008年9月:柏島 -15m 大きさ10mm ~ 20mmぐらい 
生息域 琉球列島、フィリピン、コモド、バリなど

さて本日は洋物の図鑑には掲載されている、まだ和名の付けられていない
生物の紹介です。

正式な和名は有りませんが、学名では呼びにくいので ユウレイモヅル
隠れている事から、 AQUAS さんでは こう読んでます。

Periclimenes%20lanipes%2020080923b.jpgPericlimenes%20lanipes%2020080923c.jpg

洋物の図鑑では、 ユウレイモヅル、テヅルモヅル 等を調べると隠れていると
書いてある様に思えるので ( 自分の英語能力での和訳なので、かなり怪しい ) 、
串本あたりでも ユウレイモヅル は観察出来るので、こんど見つけたら捜して
みようと思います。

Periclimenes%20lanipes%2020080923d.jpg

但し、上手く見つけたとしても、ウミシダの様に常にクネクネと動きっぱなしの
ユウレイモヅル ですから、誰かのアシストがない限り綺麗に撮れないとは
思います。

まぁ甲殻類ってほとんど隠れている生物なので、大半がそうですけどね。

2008年09月28日

●フタスジリュウキュウスズメダイ

本日は柏島でなきゃって生物では有りませんが、今回幼魚の異なるステージの
サイズが2種類撮れましたので、いつもと志向を変えて、ひとつの生物のステージ
毎の姿で紹介させていただきます。

でもこのパターンに動画が加えたのが、本来、自分が当ブログで最もやってみたい
紹介方法なんです。

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フタスジリュウキュウスズメダイ  Dascyllus reticulatus
撮影 2008年9月:柏島 -9m 大きさ10mmぐらい
英名 Reticulated Dascyllus
生息域 伊豆半島以南 ~ インド洋、太平洋域など

futasujiryuukyuusuzumadai%2020080925a.jpg
撮影 2008年9月:柏島 -12m 大きさ20mmぐらい

特徴は体高は高め、白が基調の体色に黒色の横帯が背鰭前縁と、背鰭後縁に
2本入る事で、他のミスジリュウキュウスズメダ属と識別が出来ます。
この2本の横帯は、若いステージほど鮮明で、成魚に成長するほどどんどん薄く
なっていきます。

futasujiryuukyuusuzumadai%2020060406a.jpg
撮影 2006年4月:PALAU 大きさ30mmぐらい

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撮影 2006年10月:PALAU 大きさ60mmぐらい

共に成長した姿です。
いちばん下の画像はほとんど成魚の姿で、ここまで成長すると体系は頭の先が
丸みを帯び、背鰭後縁付け根の黒帯は消え、まるでヒトスジリュウキュウです。

でも、他に ミスジリュウキュウスズメダイ ヨスジリュウキュウスズメダイ
存在を知っておりますが、 ヒトスジリュウキュウスズメダイ って居るんでしょうか?

2008年09月27日

●パンダダルマハゼ その4

つい先日に報告させて頂いたばかりですが、更にその種の今まで以上に
満足出来る画像が撮れましたので、くどいようですが紹介させて頂きます。

pandadarumahaze%2020080923a.jpg
パンダダルマハゼ  学名 Paragobiodon lacunicolus
撮影 2008年9月:柏島 -7m 大きさ 10mmぐらい 
英名 Blackfin coral goby
生息域 小笠原諸島、紀伊半島、柏島、沖縄諸島、八重山諸島、
      インド洋 ~西部太平洋など

自画自賛では有りますが、この画像を見るまで今まで パンダダルマハゼ
抱卵状態は見た事が有りませんでした。
と、言うか卵じたい、初めて観察させて頂きました。

予想していたことではありますが、やはり黄色の卵でしたね。
この黄色い卵が、日に日に赤黒い卵に変化していくと思われます。

pandadarumahaze%2020080923c.jpg

これは、全く違うポイントでの撮影画像です。
今年の柏島では、至る所で パンダダルマハゼ が観察出来ており、
去年まであれだけ失敗が続いたパンダ画像ですが、今年は何とか見れる
写真が、ボチボチと撮れてます。

この生物、残すところは、ペアでのにっこり写真。
異常に多く観察出来る柏島で、今年中に何とか押さえておきたい次第です。

2008年09月26日

●クロエリカノコハゼ

本日は、久々にヤツシハゼ属の紹介です。
ここ数年間、自分が全鰭全開写真を最も求めている生物のひとつですが、
今回の柏島出張でも、今後の課題のままで終わりました。

なので、いまいちの写真しかありませんが、この調子ではいつまで経っても
紹介が出来ませんので、不満足の写真でありますが本日はそんな写真を
使って紹介をさせていただきます。

kuroerikanokohaze%2020080925a.jpg
クロエリカノコハゼ   Vanderhorstia hiramatsui
撮影 2008年9月:柏島 -35m 大きさ50mmぐらい
生息域 伊豆大島、柏島など。

平凡社の「日本のハゼ」では、 ヤツシハゼ属の1種-5 として掲載されている
ハゼですが、2007年の春に クロエリカノコハゼ の和名と学名が付きました。

ナノハナコトブキハゼ ( 当ブログで紹介当時は、ヤツシハゼ属1種の7 ) や、
キザクラハゼ とよく似ておりますが、ナノハナは茶色の斑紋が体側面だけで
なく背側にもあり、キザクラは5本の茶褐色の斜走縞に対して、クロエリカノコは
5個の黒色横斑で頭に近い斑紋は横縞上で色がもっとも濃い事で識別できます。

他にも、似ている キラキラハゼ は生息環境が泥砂帯と異なる事、第一背鰭に
黒色斑が有る事なので、区別が可能です。

かなり以前に当ブログに書きましたが、ヤツシハゼ属全制覇は目標のひとつ
でして、
まだ出会えていないヤツシハゼ属は、国内で発刊している図鑑系に掲載を
されている種だけでも、未だ3種あります。

目標達成にはまだ時間がかかりそうですが、諦めずにコツコツとやっていこう
と思う次第です。


2008年09月25日

●シコクスズメダイ その2

2日連続してのスズメダイ・ネタで、すみません。
実は、ちょっと前から気になってましたが、今回の柏島でも、ううん~?と
思いました。

shikokusuzumedai20080907a.jpg
shikokusuzumedai20080907b.jpg
シコクスズメダイ  学名 Chromis margaritifer
撮影 2008年9月:柏島 -7m 大きさ30mmぐらい 
英名 Bicolor Chromis
生息域 伊豆半島以南 ~ インド洋、西部太平洋など

前回の シコクスズメダイ の報告 を参照して頂きたいのですが、他の地域と
比較してて、柏島に生息する シコクスズメダイ の尾鰭付け根の白い部分が
体の前方向に広いと思います。

この画像は先々週に撮影したものですが、昨日も撮影していて思いました。

やはり、先日の ソラスズメダイ の幼魚の様に、各地域で色彩差があるのと
同じらしいですが、そう言う視点で同じ種を色んな地域で撮影して、当ブログで
報告していきたいと思います。

でもヲタク過ぎるネタなので、見てくれる方は引く人の方が多いですかね?

2008年09月23日

●柏島での休日、初日は

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本日は、1本目からWタンクで勤崎に挑みましたが、BCとインフレーターの
接続不良と言う整備不良にて、せっかくのピンクダートなのに、戦意喪失。

結局、今回も終日、パンダにコバンに明け暮れました。

2008年09月22日

●豊浜で休憩

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久し振りの8連勤後、明日から柏島で休暇です。本日は仕事の都合で自宅に
戻る時間が無く、本日の仕事先の小牧市から出発。

ネクタイしめて柏島へ行くのは、初めてです。
でも、おかげで出発してから5時間弱で豊浜まで来れました~♪

2008年09月20日

●クロスジイソハゼ

心配していた台風13号ですが、我が街、名古屋は何も問題なく通り過ぎた
様で、ひと安心でした。
この台風で、南の魚さん達が流れ着いてくれていると良いですね。

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クロスジイソハゼ  学名 Eviota sebreei
撮影 2008年9月:柏島 -5m 大きさ15mmぐらい 
英名 Sebree's Pygmy-goby
生息域 柏島、奄美諸島以南、インド洋~西部太平洋など

内湾の湾口から中程のサンゴ礁域の礁斜面で、キクメイシ、ミドリイシなどの
葉状のサンゴ群の上に単独で居るのをよく見ます。

体高は低めで体色は半透明、体内部の黒赤色の縦縞がはっきりと浮き出て
おり、この上縁に白色の小さな斑紋が縦に列をなしてますので、種の数が多い
イソハゼの種類の中でも、一目でそれと判ります

ただ自分だけかも知れませんが、柏島で観察する クロスジイソハゼ は、
黒赤色と言うより、黒色の気がします。

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近似種の ニセクロスジイソハゼ (Eviota cometa) は、白色の小さな斑紋が
黒赤色の縦縞の上縁だけでなく、それ以外にも一部、縦縞の上にも重なって
いる事で、区別が可能です。

2008年09月19日

●パンダダルマハゼ その3

本日も柏島撮影、だめだめシリーズの第三弾!

なおこの生物は、既に2度ほど報告済みですが、今回はとってもとっても
小さな幼魚様の報告です。

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パンダダルマハゼ  学名 Paragobiodon lacunicolus
撮影 2008年9月:柏島 -7m 大きさ 5mmぐらい 
英名 Blackfin coral goby
生息域 小笠原諸島、紀伊半島、柏島、沖縄諸島、八重山諸島、
      インド洋 ~西部太平洋など

バックの チリメンハナヤサイサンゴ の大きさから判ると思いますが、とっても
小さな幼魚様でした。
小さい上に珊瑚の枝の奥深くに隠れていて、ストロボをコンパクトに縮めても、
写真の様な、こんな暗い光量が精一杯。
やはり、ダルマハゼやコバンハゼの撮影には、リングストロボが必須ですね。

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pandadarumahaze%2020080529d.jpg
上下ともに、撮影 2008年5月:柏島 -7m 大きさ20mmぐらい

内湾の湾口、サンゴ礁域の礁外縁や礁斜面等に育つ チリメンハナヤサイ
サンゴ
などの、枝間の狭いハナヤサイサンゴ属に棲息してます。

近似種の カサイダルマハゼ とは、 パンダダルマハゼ は胸鰭が黒いこと、
またホストとしているハナヤサイサンゴ属が、 カサイダルマハゼ の場合は
ヘラジカハナヤサイサンゴ と、異なる事から区別が出来ます。

でもサンゴの区別よりも、胸鰭をみれば誰でも違いが判りますよね。


2008年09月18日

●スジクロユリハゼ

本日は昨日に引き続き、これまた何度も撮っていながら、いまだに上手く撮れない
生物の報告です。

Sujikuroyurihaze%2020080906.jpg
スジクロユリハゼ  学名 Ptereleotris grammica
撮影 2008年9月:柏島 -35m 大きさ70mmぐらい 
英名 Lined dartfish
生息域 小笠原諸島、伊豆大島、伊豆半島、柏島、沖縄諸島、八重山諸島、
      インド洋~西部太平洋、PNGなど

他のクロユリハゼ属とは、第1背鰭が釣り鐘形で3~5棘が糸状に伸び、体側面に
2本の黒褐色と黄色の縦縞が入ることで、区別が可能。
腹鰭をいつも、ビンッ、ビンッって感じで伸ばしてホバリングしてます。

Sujikuroyurihaze%2020061108.jpgSujikuroyurihaze%2020071025.jpg
撮影 左2006年11月、右2007年10月:共に柏島 撮影マシン D200

で、冒頭にも書かせて頂いた様に、昔からこのハゼのまともな写真が未だに
撮れてません。

柏島では他所の地域よりは浅めの水深で観察出来ますが、それでもやはり
深い水深には変わりません。
なので時間をあまり掛けられないって事も有りますが、何度撮してみても
いつも何かをミスってます。

一番上の今回の写真は、ノートリミングの写真です。
それぐらい寄っても引っ込まずに第一背鰭が開いていたので、今回こそは
撮れたと思ってましたが、陸に上がってPCで見ると光が足りません。

ここまで寄っておきながら、肝心のストロボの発光調節のミスでした。

Sujikuroyurihaze%2020061109.jpg
撮影 左2006年11月 柏島 撮影マシン D200

こちらは、体長30mm位の赤ちゃん。
ちびっ子ながら、大人と同じ綺麗さです。

次回こそ、何とか上手く撮りたい物です。

2008年09月17日

●イソコンペイトウガニ

先日の越前での、日本海らしき生物観察報告もありますが、まだまだ
柏島での観察報告はつづきます。

isokpnpeitougani%2020080906c.jpg
イソコンペイトウガニ  学名 Hoplophrys oatesii
クモガニ科 / イソコンペイトウガニ属
撮影 2008年9月:柏島 -10m 大きさ甲長20mmぐらい 
英名 Candy crab
生息域 駿河湾以南の南日本 ~ インド洋、太平洋、オーストラリアなど

和名の由来は見た目の様に、ピンクの金平糖に似ている事から。
ハサミ脚、脚など体中のいたる所に突起があり、甲羅や脚などにホストの
ウミトサカのポリプを付けてるときもあります。

なので見つける時は、ポリプが切り取られたあとが有るウミトサカを捜すと
見つけ安いですが、擬態のとても上手な生物ですので自分はいつもそんな
簡単には見つけられません。

isokpnpeitougani%2020080906a.jpgisokpnpeitougani%2020080906b.jpg

見つけたら今度は、とても撮りづらい生物です。
何せ擬態が上手すぎて、普通にピンを合わせて撮っても、ホストの色と
同じなのでメリハリのない写真になってしまいがち。

どうやって撮ったら、上手く撮れるのか?
いままで何十回と撮っても、未だに上手に撮れない生物です。

2008年09月16日

●カエルアンコウモドキ その2

本日報告の生物は、先日の柏島出張の時には他の生物に夢中になっていて、
撮り損ねてしまったので、7月に撮影した画像を使わせていただきます。

kaeruankoumodoki20080727a.jpg
カエルアンコウモドキ  学名 Antennarius tuberosus
撮影 2008年7月:柏島 -9m 大きさ60mmぐらい 
英名 Bandfin frogfish
生息域 小笠原諸島、柏島、琉球列島以南 ~ インド洋、太平洋域など

なぜ " モドキ " って名前が、わざわざ付いているのか?
見た目でお判りの様に、カエルアンコウ属と違いカエルアンコウモドキ属は
鼻先にある竿状のエスカがありません。

ダイバーの方達はご存じの様に、カエルアンコウ属はエスカを疑似餌として
補食をしておりますが、このカエルアンコウモドキ属は疑似餌なしで補食を
してる生物なんです。

kaeruankoumodoki20080727b.jpgkaeruankoumodoki20080727c.jpg
kaeruankoumodoki20080727d.jpg

この時の撮影時に、パラオからヘルプに来ていた ぢろーさんから教えて
頂きましたが、本当に自然な生息環境は上の画像の様な状態らしく、
コバンハゼみたいにサンゴの奥深くに潜んでおり、よく見かけるサンゴの
瓦礫や小石の下に隠れている姿は、誰かが見つけてゲストが観察し安い
様に動かした姿らしいです。

そう教えて頂くと、いつかはサンゴに引っ込んだ自然な姿の全身写真を
撮ってみたいと高望みをしてしまう自分でした。

2008年09月15日

●フタイロサンゴハゼ

昨日のF-1、我がフェラーリは地元モンツァと言うのに表彰台を逃しましたが、
フェラーリのエンジンを積んだプライベートチームの、トロロッソが優勝でした。

ドライバーはセバスチャン・ベッテル、あのシューマッハと同じドイツ人で、
F-1史上最年少の、ポール・トゥ・ウィン。
F-1界にまた新しい、未来のチャンピオンが誕生したようです

futairokobanhaze20080906a.jpg
フタイロサンゴハゼ  学名 Gobiodon quinquestrigatus
撮影 2008年9月:柏島 -6m 大きさ20mmぐらい 
英名 five-line Coral-goby
生息域 小笠原諸島、八丈島、和歌山県、柏島、屋久島、奄美大島、
     種子島、琉球列島以南 ~ インド洋、太平洋域など

コバンハゼの仲間はよく似たのが多く、10mm位の小さな個体だと水中では
なかなか区別が付きにくいのですが、 フタイロサンゴハゼ の特徴は眼から
眼下に掛けて通る2本を含み胸鰭までに計 5本の細い青白い横線が有り、
胸鰭から後ろにも薄い青白い横線が数本並ぶ、そして胸鰭付け根近くから
白い点が尾鰭に掛けて並ぶこと。

因みに上記と同じ特徴で、胸鰭から後ろに薄い青白い横線がないのが、
アワイロコバンハゼ だそうです。

尚、本画像では画質を50Kbに落としてあるので判りにくいと思いますが、
2点の写真共、胸鰭から後ろにも薄い青白い横線が数本見られます。

futairokobanhaze20080727a.jpg
撮影 2008年7月:柏島 -5m 大きさ15mmぐらい 

ダイビング中にガイドさんが紹介してくれるのは、その場で名前が判って
大丈夫ですが、上記の特徴の判別はダイビング中には非常に難しいので、
自分で見つけた場合は、たくさん写真を写しダイビンク後に画像を大きく
伸ばして判別している次第です。

そんなコバンハゼ系、大好きなハゼ属のひとつです。

2008年09月13日

●ヤマブキスズメダイ その2

本日も過去に報告済みの生物で申し訳ありませんが、でもこれまた、柏島では
初記録と紹介されちゃったので・・・。

yanabukisuzumedai%2020080907a.jpg
ヤマブキスズメダイ  学名 Amblyglyphidodon aureus
撮影 2008年9月:柏島 -18m 大きさ40mmぐらい 
英名 Golden damsel
生息域 南日本以南 ~ インド洋、西部太平洋など

幼魚の頃は透明ぽっいボデイを、黄色の各鰭が縁取るような、とても綺麗な
スズメダイです。
以前にパラオで観察した画像で報告済みですが、今回、柏島では初記録と
紹介されるや否や、先日の オドリハゼ も そうでしたが、" 初記録 " の
心地よい言葉に燃え上がり、やはりずっぽりと刺さってしまいました。

でも刺さったわりにはダメダメ写真ばかりで、やっつけられてしまった様です。


今回も ヤマブキスズメダイ の説明は、 こちらを ご覧下さいね。

2008年09月12日

●ガンガゼエビ

本日の生物は、柏島の最新ネタではありません。
以前からペアで出てたりしてた生物ですが、脚まで撮れたのは初めてなので
そんな画像を使って報告させていただきます。

gangazeebi%2020080906a.jpg
ガンガゼエビ  学名 Stegopontonia commensalis
十脚目 / テナガエビ科 / ガンガゼエビ属
撮影 2008年9月:柏島 -8m 大きさ30mmぐらい 
生息域 八丈島、柏島、琉球列島以南 ~ インド洋、太平洋域など

ジリジリと伸びたり縮んだりして動いている、あのにっくきガンガゼの棘トゲの
廻りを泳いで居るように生息していると思ってましたが、上の画像では脚が
見えており、まるでトゲの上を歩いている様にもみえます。

本当は棘から棘へと脚で捕まえながら、移動しているんでしょうか?

ガンガゼエビ の色彩変色個体なのか、国内ではホストのガンガゼと同色の
黒色が多いのですが、バリやマブールなどの暖かな太平洋域では、本種の
様な青っぽい色彩が観察出来ます。

gangazeebi%2020080906b.jpg

ガンガゼエビ は体側面の白い縦線が太く、背中にも白い縦線が入る事などで、
近似種の ガンガゼカクレエビ と区別が可能です。

残念なのは、真横ポーズの写真を取り忘れしまった事。
次回の柏島出張の時には、忘れずにリベンジしてきます。

2008年09月11日

●オドリハゼ  その2

本日も、先週末の柏島での観察報告です。
今回の自分の初観察は アゴハタの幼魚 だけでしたが、柏島初記録種の
観察もチラホラ。

今日は、そんな柏島初観察種の報告です。

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オドリハゼ  学名 Lotilia graciliosa
撮影 2008年9月:柏島 -5m 大きさ30mmぐらい 
英名 Whitecap goby 
生息域 紀伊半島、奄美大島、沖縄諸島、西表島、石垣島、
                     インド洋~西部太平洋などに分布。

オドリハゼ は、過去にパラオ、グアムや、サイパンなどでも沢さん撮して
おりますが、柏島では初記録と言われて紹介されてしまうと、「そいつは
絶対に綺麗に撮るぞお~」っと、燃えてしまいます。

これもまた、フォト派ダイバーのサガでしょうね。

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odrihaze%2020080907c.jpg

観察した個体は比較的大きめで、ほぼ成魚に近いサイズでした。
同居されてる ダンスゴビー・シュリンプ も巨大サイズ。
ってぇ事は、流れ着いた物ではなくて、もともと居て成長した物なのかも
知れません。

比較的、浅い水深で観察出来るハゼですが、ひょっとしたら、深場には
沢さん生息してたりするとか?

オドリハゼ の詳しい説明は、 こちらを ご覧下さいね。

2008年09月10日

●ホムラハゼ その3

本日は、いつも観察する度に報告したい生物の報告です。

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ホムラハゼ  学名 Discordipinna griessingeri

撮影 2008年9月:柏島 -12m 大きさ20mmぐらい 
英名 Spikefin goby
生息域 柏島、奄美大島、沖縄諸島、八重山諸島、インド洋~西部太平洋

前回 今年は毎月 ホムラハゼ を観察できていた事から、できれば来月も
同じタイトルで報告などと ほざいたところ、案の定、天の神様は こいつ~
偉そうに~と思われたのか、7月は見ることは出来ませんでした。

今回も土日の柏島でしたので、ムリかと諦めていたところ、見れました~♪

homurahaze%2020080906b.jpg

今回も見せてくれた AQUAS の やっちゃんに 「manboonさんは、もう
ホムラは普通種やね」って言われたくらい、今年はやっちゃんに 3回も見せて
貰ってます。

でもホントにホントに、見られただけで嬉しいんです。
なので、今回も撮せた写真はこの様な証拠写真が、たった2枚だけでも
すごく嬉しいんですよ。

この気持ち、柏島に行った事がある方なら判ってくれますよね~。

2008年09月09日

●アゴハタの幼魚

先日の柏島出張でも、数々の珍しい生物を見せて頂きましたが、今回、
自分が最も見たかった生物の報告です。

agohataYg%2020080906a.jpg
アゴハタの幼魚  学名 Pogonoperca punctata
撮影 2008年9月:柏島 -16m 大きさ60mmぐらい 
英名 Spotted soapfish
生息域 南日本以南 ~ インド洋、西部太平洋など

いやいや何ともハデ派手な色彩で、黒とゴールドの仏壇カラーです。
AQUAS さんでも初観察らしく、図鑑で調べると房総半島以南となってますが、
調べれた写真は全て成魚の画像で、アクアリスト系で幼魚の画像が確認できる
ぐらいでした。

やはり、かなり観察例は少ない生物の様ですね。

agohataYg%2020080906b.jpgagohataYg%2020080906c.jpg

どうやら体表の粘液中に、グラミスチンと言う毒を持っているらしく、これを用いて
他の生物を殺して補食しているらしいです。
因みにこの毒は、人間には害はありません。

英名のSpotted soapfish、訳して石鹸魚。
実は、この体表の粘液毒を使うときは、粘液を分泌させて海水を石鹸の様に
泡立たせるそうで、釣り上げた時もバケツや生け簀の中で、身体中が泡だらけに
なっている姿が確認出来るらしいです。
なので、石鹸魚。

でも、そんな危険な魚、他の生物と一緒に水槽で飼えるんですかね?

agohataYg%2020080906d.jpg

本当はこの写真が全ての鰭が開いて一番だったのですが、あれって感じで
キンセンイシモチ 君にやられました。

あごの先端に少し下側に出ている皮弁が、成長するとドンドン大きくなっていって
あごひげみたいになります。

成魚の観察も希みたいですが、いつか見たい物です。

2008年09月08日

●シコクスズメダイ

先ほど柏島から戻って参りましたが、写真の整理が出来ていませんので、
柏島での観察報告はまた後日に。

shikokusuzumedai20080830b.jpg
シコクスズメダイ  学名 Chromis margaritifer
撮影 2008年8月:田辺 ミサチ -16m 大きさ30mmぐらい 
英名 Bicolor Chromis
生息域 伊豆半島以南 ~ インド洋、西部太平洋など

四国で見つかったから " 四国スズメダイ " なのか、それとも漆黒色だから
" 漆黒スズメダイ " なのか?
誰かご存じの方がいたら、教えて下さい。

shikokusuzumedai20061028.jpg
撮影 2006年10月:柏島 勤崎 撮影マシン D200

串本辺りでも越冬する事はほとんど無いので、本州の海で成魚を観察する事は
ほとんどありません。
成魚を南の方の海で観察出来ても、この幼魚の姿のまま大きくなってしまうので
アマミスズメダイ の成魚とそっくり。
水中での細かな違いの区別が苦手な自分は、いつも区別が付きません。

先日も串本にて ブログネタ用にと、 シコクスズメダイ を撮したつもりでしたが、
残念ながら アマミスズメダイ でした。

amamisuzumedai20080826b.jpg
と言う事で、間違えて撮した アマミスズメダイ の成魚です。

本当は成魚を撮してから紹介しようかなって思ってましたが、いままで他の
スズメダイも幼魚ばかりの紹介でしたので、成魚は別の機会に紹介させて頂く
事にいたします。

2008年09月07日

●柏島からの帰り道

20080907aab.jpg20080907aaa.jpg

かじきあんの、柏島ツアー恒例。
帰り道は四万十川の天然ウナギを美味しく食べて、水車亭で芋ケンピの
お土産を買って帰ります。

柏島滞在中はいい天気が続いてましたが、帰り道は夕立パラパラです。

2008年09月06日

●久し振りの柏島

の様な気がしますが、1ヶ月半ぶりでした。

20080906bab.jpg

今回は、かじきあんのツアー参加なので運転無しの、楽ラク。
でも、その分出発は遅くなり、到着したのは明け方です。

お休みなさい。

2008年09月01日

●ゼブラガニ

今年もあっという間に 9月ですね、早いモンです。
大好きな夏が終わってしまうかと思うと、寂しいものがありますが、日本の海の
中は、いよいよベストシーズンです。

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ゼブラガニ  学名 Zebrida adamsii
ゴカクガニ科 / ゼブラガニ属
撮影 2008年8月:田辺 ミサチ -10m 大きさ甲長20mmぐらい 
生息域 伊豆半島以南 ~ インド洋、オーストラリアなど

ラッパウニ や、 イイジマフクロウニ に住み付き、それらのウニの棘を食べて
生きているので、共生しているのではなく、寄生していると言えます。

ゼブラガニ が食べた後は、1本の禿げたスジが出来るので、 ラッパウニ や、
イイジマフクロウニ に直線的な禿げたスジがあったら、先ず寄生しています
から、見つけるのは割と簡単です。

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撮影 2004年9月:柏島 後浜 撮影マシン D100
zebragani%2020020622.jpgzebragani%2020010923.jpg
撮影 左2002年6月、右2001年9月:共に獅子浜 撮影マシン C3040

写真右上の様に ムラサキウニ に付いてる珍しい画像も撮ってますが、
何故か自分が今まで撮影した写真のストックを調べると、 ラッパウニ より、
イイジマフクロウニ に寄生してる写真が多く、自分のイメージとしては
いつも ラッパウニ に寄生している姿を多く見ているイメージだったんですが、
不思議です。

zebragani%2020030412.jpg
撮影 2003年4月:三木浦 オボレ 撮影マシン C5050

偶には、こんな、らぶらぶシーンにも出合えたり、姿形もかっちょよいので
写真の絵にはなりますが、 ラッパウニ も、 イイジマフクロウニ も毒を持って
ますから、触るときは注意して下さいね。

2008年08月25日

●トゲツノメエビ

やったぁ~、昨日のF-1GP、初のバレンシア・ウィナーは、我がフェラーリの
フェリベ・マッサ。
ちょっとフェラーリのロリーホップのミスが目立ちましたが、椰子の木とビルの
姿の町並みの市街地サーキットは、絵になるレースでしたね。

さて本日の紹介は、以前から、とっても見たかった甲殻類のひとつです。

togetunomeebi%2020080727a.jpg
トゲツノメエビ  学名 Phyllogunathia ceratophthalma
フリソデエビ科 / メエビ属
撮影 2008年7月:柏島 -16m 大きさ約30mm
生息域 高知県、鹿児島湾以南、 インドネシア、ニューカレドニアなど。

初観察でしたので、見れただけでも大喜びでしたが、やはり人間の欲望は
次々と深まる様でして、このところ皆さんが撮してる様な、真横に2匹が並ぶ
画像を撮りたかったのですが、ご機嫌斜めだったのか、夫婦げんか中だった
のか、最期まで2人並んではくれませんでした。

まぁ今回は初観察なので、ベストショットは次回と言う事で、本日はいまいち
画像ですが、見たくてたまらなかった甲殻類と言うことで。

togetunomeebi%2020080727c.jpgtogetunomeebi%2020080727b.jpg

眼の先端がとがってるのが、和名の由来とか。

と言う事で、あと自分がどうしても見たい甲殻類は、ザンジバルと、ゴースト
両ボクサーシュリンプと、パルスと、ヤドリの両イバラモエビです。

ザンジバル、ゴーストは、遠い海の向こうの国に行かなければ無理そうですし、
ヤドリイバラモエビは冷たい北の海。

いつの事になるやらですが、夢のひとつです。

2008年08月22日

●クマドリカエルアンコウ

どうも当ブログでは、変わった生物が優先されて紹介される傾向にある様で、
って、まるで他人責の様に書いてますが、全て自分の責任なんですが~、
メジャーな生物の報告が全然されていない様でして、画像のストックも少なく、
最近は、普通種を沢さん撮る様に心がけております。

てな訳で、今日はそんなメジャーな生物の報告です。

kumadorikaeruankou%20200800625b.jpg
クマドリカエルアンコウ  学名 Antennarius maculatus 
撮影 2008年6月:柏島 後浜 -12m 大きさ40mmぐらい 
英名 Cloun flogfish
生息域 南日本 ~ インド洋、太平洋域など

ダイバーなら誰でも知ってる生物と思いますので、細かな説明は省略させて
いただきますが、ここ数年は観察できてなくて、6月に数年ぶりに柏島で
観察出来ました。

kumadorikaeruankou%2020030322.jpg
撮影 2003年3月:柏島 撮影マシン C5050

kumadorikaeruankou%2020040626a.jpg
撮影 2004年6月:柏島 撮影マシン D100

kumadorikaeruankou%2020021111.jpg
撮影 2002年11月:マブール 撮影マシン C3040

昨日に引き続き、色んなカメラで撮した画像を紹介させていただきましたが、
いち番下の画像の個体は、大きさが200mm位の巨大クマでした。
小さいな頃は綺麗なお肌も、大人を過ぎると人間のようにあれて来るようで
いぼいぼぼこぼこのお肌でしたよ。

人間もサカナも、歳は取りたくないですね~

2008年08月21日

●コガラシエビ

昨夜のオリンピック、野球チームのエース、ダルビッシュは準決勝に備えて
2回で降板、片や女子ソフトボールのエース上野は、勝てば翌日が決勝戦
にも関わらず、 1日で 21回 318球も投げる酷使ぶり。

やはりプロスポーツ選手と、セミプロの違いでしょうか。

kogarashiebi%20200800625a.jpg
コガラシエビ  学名 Leander plumosus
テナガエビ科 / マイヒメエビ属
撮影 2008年6月:柏島 -13m 大きさ約50mm 撮影マシン D300
生息域 高知県、琉球列島、 東南アジアなど。

和名の コガラシエビ は、細長い体型と、木枯らしが吹く頃の樹木の枝の様な
形に似ている事から、付けられたそうです。
そんな標準和名が付く以前は、第二額角が真横に2つに割れたかっこうから
ワリバシエビ との名前でダイバー達からは呼ばれてました。

と、生物説明は結構皆さんご存じと思いますので、ここらへんにしておいて
さて本日は、いつもとちょっと嗜好が異なる紹介をいたします。

kogarashiebi%2020020322.jpg
撮影 2002年3月:マブール 撮影マシン C3040

kogarashiebi%2020030322.jpg
撮影 2003年3月:柏島 撮影マシン C5050

kogarashiebi%2020040911.jpg
撮影 2004年9月:柏島 撮影マシン D100

最後の画像は証拠写真にさえなっておりませんが、本日の写真は全て異なる
カメラで撮した画像です。

カメラを買い換えていく段階で、それまでのカメラは他人に譲ってしまう事も
ありますが、C3040とD100は今は子供達が陸上写真で使っているので、我が
手元にハウジングは残してあり、いつでも復帰は可能です。

今はメインにD300とD200を使っておりますが、こうやってひとつの被写体を
取り比べてみるのも面白いですね。

でも、いち番上のD300と、二番目のC3040の 2つの画像があまり遜色ないのは
いかがなモンでしょうか?
いくらカメラに投資をしても、所詮ヘタッピはヘタッピなんでしょうね~

2008年08月20日

●クリアクリーナーシュリンプ

先日まで、夜になってもセミの声がうるさかったのですが、最近では夜には
コオロギや鈴虫の声が聞こえるようになりました。

どうやら今年の夏も、終わりの時期が近づいている様です。

cliar%20clinersyurimp%20200800625b.jpg
クリアクリーナーシュリンプ  学名 Urocaridella antonbrunii
テナガエビ科 / ソリハシコモンエビ属
撮影 2008年7月:柏島 -10m 大きさ約40mm
生息域 伊豆半島以南 ~ インド洋、西部太平洋、北オーストラリアなど

近似種の ソリハシコモンエビ と、 ベンテンコモンエビ との違いは、それらの
種の体に散在する、赤褐色の斑点の数が中間的な体色と、額角の色が先端
から 赤・白・赤となる事で区別できる。

cliar%20clinersyurimp%20200800625a.jpg

本来なら、この手の生物はウツボやハタ等をクリーナーしている姿の画像を
載せたほうが、良いのかも知れません。
今回もそう言った画像も撮ってはおりますが、やはり、図鑑写真が主体の
当ブログには、今回使用した角度の視線での画像が適していると思い、この
様な生物単体の画像を使いました。

いつか、ひととおり生物紹介が終わった後の二巡目では、そう言った絵に
なってる画像も使いたいと思っております。
でも、これだけ多い生物を、ひととおり紹介終えるのは、何時の事でしょうね。

2008年08月17日

●キンチャクガニ

昨日は知識不足で、メタメタな生物紹介になりましたが、本日は間違いなく
名前があってる生物の紹介です。

kinchakugani%20200800625a.jpg
キンチャクガニ  学名 Lybia tessellata
オウギカニ科 / キンチャクガニ属
撮影 2008年6月:柏島 -7m 大きさ約20mmぐらい
英名 Boxer crabs
生息域 伊豆諸島、和歌山県、高知県、琉球列島 ~ 東南アジア、
      紅海、インド洋、太平洋域など

意外な事に、毎年いっぱい撮しているのに、当ブログでは未報告でした。

浅場のサンゴ礁や岩礁域などの、砂混じりの転石や、サンゴ瓦礫の下などに
潜んでおりますので、それらをひっくり返して捜します。
と言うより、そうやってガイドさん達はいつも捜してくれて、見せてくれてます。

はさみ脚の先にボンボンみたいな飾りが付いており、それを常に振り回しながら
チアガールの様に踊っている様に見えますが、実はボンボンみたいな飾りでは
無く、はさみ脚で カニハサミイソギンチャク と言うイソギンチャクをはさんでおり、
それを振りかざす事によって、イソギンチャクにある刺胞と言う毒液のマイクロ
カプセルを武器にして、魚類等の捕食者から身を守っているんです。

kinchakugani%20200800625b.jpg
珍しく前姿と、後ろ姿が同時に写った画像です。

それでいつもの様に、この文章を書く前に キンチャクガニ の事を調べていて、
面白い事を知りました。

それは キンチャクガニ が常に挟んでいる カニハサミイソギンチャク ですが、
まだ キンチャクガニ と離れて棲息している生態が観察されていないそうで、
キンチャクガニ がいったいどうやって捜してくるのか?
またどうやって繁殖しているのか? 

まだまだ、全然生態がわからないイソギンチャクの様ですよ。

2008年08月16日

●ホヤカクレエビ

最初は、ツノテッポウエビ属の1種 ( ?) と紹介させていただきしましたが、
後ほど、自分の海洋生物の先生から間違いのご指導を頂戴しましたので、
内容を修正させていただきました。

有り難い事にアップして早々に、教えて下さいました。
自分の身近に、こういうご指導をして頂ける先生達が居る事に感謝して
おります。

*******************************

2日間、テック講習で久々にカメラを持たずに潜ってきましたが、やはり須江の
ナギザキには、浅場では ハマチ や、 イサキ の群れ群れ、深場に降りれば
キシマハナダイYg ヒレナガハゼ インドアカタチの群れ(?) など、被写体が
いっぱいで講習受けながら、観察してるだけでも楽しかったです。

さてここしばらくの休日と出勤日が繰り返された夏休みも終わって、明日からは
7連勤のスタート。
次回の休日は、ファンダイビングの予定です。

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ホヤカクレエビ  学名 Odontonia sibogae
撮影 2008年7月:柏島後浜 -12m 大きさ約20mmぐらい
生息域 

先日に報告しました ツノテッポウエビ属の1種 その1 に引き続いて、今回も
手持ちの洋物図鑑に、らしき生物しか載っていないエビさんです。

柏島でみせてくれるAQUAS さんでは、いつもあるホストの中に引きこもって
いることから、撮影した頃は ヒキコモリエビ と読んでましたが、
後ほどの調べで ホヤカクレエビだったそうです。

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体色は色々ありますが、よくホストのカラーに染まる甲殻類が多い中、この種は
そうでもなく、同じ色のホストでも様々なカラーが観察出来ます。

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そして観察してて、いち番嬉しいカラーが、これらのハートマーク付き。
でも観察後は、なかなか引きこもってくれなくなるので、個体の保護を考えると
ガイドさんいがいは、捜さないで欲しい生物のひとつです。

2008年08月13日

●クモガニの1種

昨日は朝から、自分と奥さんのそれぞれの実家の墓参りをしてきました。
ついでに一年ぶりに実家近くの川で、 ボウズハゼ の撮影をしてみたかったの
ですが、そこまでは時間が無いし、間違っても奥さんは付き合ってくれないので、
口に出さずに諦めました。

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クモガニの1種  学名 Majidae Sp
撮影 2008年7月:柏島 -7m 大きさ約30mmぐらい
生息域 不明

クビナシアケウス は、コケムシ類を身につけていますが、その海草版と言った
感じの クモガニの1種 です。
と言うよりも、ぱっと見はカニの様な動きをする海草です。

いろいろ図鑑やWebサイトで調べてみましたが、種名は判りませんでした。
なので知っている方がいらっしゃれば、是非是非ご連絡願います。

kumoganiSp%20%20200800627c.jpg

面白い事に、6月末に AQUAS の まっちゃんに見せて貰いましたが、7月末に
同じ柏島で今度は AQUAS 季節限定ガイドの ぢろーさんも見せてくれました。

お二人とも、自分が甲殻類も好きと知っての事かと思いますが、2ヶ月連続で
観察できると言う事は、捜せば結構棲息しているのかも知れません。

このところ当ブログで報告している甲殻類は、ほとんど柏島での観察した物
ばかりで、いったい柏島には甲殻類は、どれだけ多くの種類が棲息しているの
でしょう。
まだまだ、研究が進んでいない甲殻類ですので、これまた研究者の方の
ご尽力に期待する次第ですね。

2008年08月11日

●ホシテンスの幼魚

先週金曜日の休日以来、ここしばらくは、一昨日の土曜日は仕事、昨日の
日曜日は休日、本日月曜日は仕事、火曜日休日、水曜日仕事、木曜日は
休日と、一日毎に仕事と休日の繰り返しです。

自分で仕事のスケジュールを組んだ結果とは言え、もうちょっと何とかならん
かったのかっ? って感じです。
でも現実には、休日の夜は、ほとんど自宅で仕事になりますけどね。

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ホシテンスYg  学名 Iniistius pavo
撮影 2008年7月:柏島 -10m 大きさ70mmぐらい 
英名 Peacock razorfish
生息域 駿河湾、高知県以南 ~インド洋、太平洋など

今回の報告の為に、図鑑や各Webサイトをいろいろ調べてみましたが、
調べれれば調べるほどに ホシテンスYg と、 テンスYg の区別の方法が
判らなくなりました。
どうやら、長く伸びている第1背びれで区別するみたいなのですが。

なのでとりあえず今回は ホシテンスYg と言う事にさせていただきます。

このテンス系の幼魚は、白っぽい砂地が広がる太平洋側のダイビング
ポイントでよく見かけます。

大抵、波に漂う様にフラ~リ、フラ~リとしてますが、撮影に夢中になり、
あまり近づきすぎると ササァ~ッと砂の中に潜って隠れてしまいます。
その逃げる早さは凄い早さなので、撮影してファインダー越しに眺めて
いると、結構、見失います。

驚かさない程度の距離を保って、一緒に波のうねりに身を任せながら
撮影するのが、とっても気持ちいいですよ。
今度、見かけられたなら、お試し下さい。

2008年08月09日

●オキナガニ

昨夜は北京オリンピックの開会式をTVで観てましたが、やはり中国って
凄いですね~。
古い歴史有る国家とのイメージを、改めて世界に広められた内容だったと
思いました。

しかし何と言っても、全世界が省エネのこの時代に、エコのかけらもない
開会式の姿が凄かったです。
さすが、地球温暖化無視の公害経済大国ですね。

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オキナガニ  学名 Heteropilumnus ciliatus
ケブカカニ科 / オキナガニ属
撮影 2008年7月:柏島 -7m 大きさ約20mm
生息域 東京湾 ~ 九州、朝鮮半島沿岸、中国など

初観察のカニでした。
AQUAS さんの期間限定ガイドの ぢろーさんに紹介してもらいました。

自宅に戻ってから調べてみると、結構、日本の太平洋側ならどこでも観察が
出来そうな生物ですが、図鑑や、色んな方のWebサイトに載っているのは、
薄茶色の汚れた毛を全身にまとった写真ばかりです。

しかし、この個体はまるで赤ちゃんの産毛の様な綺麗な毛をまとってました。

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okinagani20080728d.jpg

あいにくと、ウネリが有る浅場での撮影でしたので、波に流されている
画像ばかりですが、とても綺麗な毛ガニでした。
やっぱり、美味しいのかなぁ~?

2008年08月08日

●コバンハゼ

昨夜は仕事が遅くまであったので、途中、こっそりケータイでオリンピックの
サッカー、日本VSアメリカを、ちらちら見てました。
結果は残念でしたが、ケータイのワンセグ放送、初めて役に立ちました~♪

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コバンハゼ  学名 Gobiodon sp
撮影 2008年7月:柏島 -3m 大きさ20mmぐらい 
英名 Coral goby
生息域 小笠原諸島、和歌山県、高知県、琉球列島~台湾など

書いてて気がつきましたが、今まで コバンハゼの1種 はチラホラ紹介させて
いただきましたが、普通の コバンハゼ はまだ取り上げておりませんでした。
もっとも、 コバンハゼ 自体が、まだ学名はSpですけどね。

柏島では、深い水深でのダイビングになりがちですので、安全停止に長い
時間をかけますが、その時の粘る被写体として丁度良い生物です。

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過去に当サイトで報告してきておりますが、サンゴ類の隙間をチョロチョロと
動いている小さな コバンハゼ や、 ダルマハゼ などを撮影する時は、細めの
指示棒やハリガネを使って、もっともっと動きまわらせて、休ませずに疲れて
止まったところを撮しております。

kobanhaze%2020080727d.jpg

小多分に漏れず、今回もそうやって コバンハゼ を疲れさせていたところ、
いつものチョロチョロ動いてはちょっと休み、またチョロチョロと動いては休む、
と言った行動でなく、チョロチョロと動きっぱなしの行動を不思議に思ったのか
トノサマダイの幼魚 が興味津々とばかりに コバンハゼ に寄ってきます。

自分が 「じゃまやなぁ~ 」と思う前に、 コバンハゼ 君もそう思ったのか、
上の写真は、そんな1シーンでした。

2008年08月07日

●ダンダラダテハゼ

全国各地で、ゲリラ雨による災害NEWS がここ連日報道されておりますが、
名古屋では昨日の夕方、9日振りの雨が降りました。
雷鳴がとどろく中、たたきつける様な激しい雨が振り、昔で言う夕立でしたが
最近のNEWS等による情報や、過去に東海豪雨の被災者体験より、こりゃ
ゲリラ雨かもっ?て思ってしまう自分でした。

さて本日は、このところエビ3連発でちょっと飽き気味ですので、大好きな
ハゼ君です。

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ダンダラダテハゼ  学名 Amblyeleotris periophthalma
撮影 2008年7月:柏島 -7m 大きさ70mmぐらい 
英名 Broad-banded goby
生息域 伊豆諸島、相模湾以南~インド洋、西部太平洋など

特徴としては、ぱっと見は ダテハゼ の格好をしており、横縞の模様が乱れて
いて ( ダンダラ模様? ) 、尚かつ、横縞と横縞の間の白っぽい体色面に、
横縞と同じ色の色彩斑が点在している事。

横縞の色は、やや赤みがかった薄い茶色などで、口のうしろ部分に赤い
模様が有る事が特徴。

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撮影 ともに2008年7月 左:柏島後浜 -7m 右:串本備前 -12m 

よく似た クビアカハゼ は、縦縞が綺麗な赤色であり、縦縞と縦縞の間には
白い小さな模様が点在していて、背鰭にも鮮やかな赤い小さな点が有る事で
識別が可能です。

2008年08月04日

●ツノテッポウエビ属の1種 その1

何てことでしょうか昨夜のハンガリーGP、トップ独走のマッサ君が残り3周
エンジンブローでリタイア。
ティフォシー歴30数年の自分としては、一気に気分撃沈でした。
( 注:ティフォシーとは、熱烈なモータースポーツのフェラリーファンの事。 )

でもフェラーリのエンジンブローって、いったい何年ぶりなんでしょうか?

さて当ブログの分類で、今まで甲殻類としていた物を、本日、エビ類、カニ類、
異尾類、アナジャコ類、シャコ類に分別いたしました。
それを記念してと言う大層なものでは有りませんが、本日からしばらくの間は
甲殻類を多めに紹介させて頂きます。

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ツノテッポウエビ属の1種  学名 Synalpheus Sp
撮影 2008年5月:柏島後浜 -12m 大きさ約20mm
生息域 フロリダ、バハマ、カリプ海など

とりあえず手持ちの図鑑では、洋物にしか載ってませんでしたので、生息域は
外国の地名です。
でも柏島には、間違いなく棲息しております。

自分の様な図鑑写真しか撮れないダイバーでなく、日頃からアートティックな
写真を撮られている方には、とても綺麗な背景の元に撮影できる生物です。

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Synalpheus%20charon%2020080529b.jpgSynalpheus%20charon%2020080529c.jpg

本種に限らず、国内で出版されている図鑑系の書物には掲載されてなくても、
洋物の図鑑に掲載されている甲殻類を、よく柏島で観察しております。

日本で観察例の少ない生物を、あれだけ沢さん観察出来る柏島ですので、
やはり魚類だけで無く、珍しい甲殻類の棲息も多いんでしょう。

生物学者の方達の研究が進むことに期待したいところです。

2008年08月03日

●アジアコショウダイYg

当ブログをご覧になってい方達の中で、いつも私 manboonは遊んでばかりいると
誤解をされてる方がいらっしゃる様なので、ちょっと自己防衛的に説明を。

常日頃は、ちゃんと朝の9時30分~21時頃まで働いております。
休日は不規則なのですが、1ヶ月内に8日間平均で休んでおり、1ヶ月内に8日間
平均で海に出かけてます。
因みに現在は、先週の柏島出張後、9連勤の途中です。

なので、休日は年間100日も有りませんが、年間100日近く海に出かけていると
言う事で、ここ数年はアマチュアダイバーのくせに年間150本~200本ペースで
潜っている訳です。

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アジアコショウダイYg 学名 Plectorhinchus picus
撮影 2008年7月:柏島 後浜 -10m 大きさ10mmぐらい
英名 Dotted Sweetlips
生息域 小笠原諸島、南日本 ~ 西部太平洋、インド洋など

コショウダイ系の幼魚は、いつもクネクネフリフリと、ずう~っと 動きっぱなし
ですので、水中で結構目立ってます。
幼魚のくせにそんなに目立つと外敵にやられやすいと思うのですが、なぜ
あんなに動きっぱなしなんでしょうか?

因みに早朝から、サンセットまでは動きっぱなしの姿を見たことがありますが
やはり夜は止まって寝てるんでしょうかね。

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ajiakosyoudaiYg%2020080626a.jpgajiakosyoudaiYg%2020080626d.jpg
撮影 2008年6月:柏島 竜の浜 -6m 大きさ10mmぐらい

実はこの幼魚、6月末に9本潜って観察したのは たったの1個体だけでしたが、
今回の7月末では、あちらこちらで観察できました。
多分この時期が、孵化して間もない時期だと思われます。

近似種の コロダイYg との区別は、尾鰭の白い部分に黄色が入っていれば
コロダイYg で、入っていなければ アジアコショウダイYg と思ってます。
いつもの如く、もしも間違った区別方法でしたら、ご免なさい。

ご参考までに コロダイYg も載せておきますね。
korodaiYg20060709a.jpg
撮影 2006年7月:南紀白浜 -12m 大きさ20mmぐらい

尾鰭の白い部分の下部分が薄~く黄色になってますが、判りますでしょうか?
判らない方は、海に潜って確かめましょお~。

2008年08月02日

●スミツキオグロベラ

6月末の柏島は、ベラも恋の季節真っ最中でしたが、今回の7月末の柏島は
ベラさん達もフラフラ泳いでいるだけで、誰も目立ちたがっておりません。
残念ながら、ベラの恋の季節は終わってしまったようでした。

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スミツキオグロベラ  学名 Pseudojuloides mesostigma
撮影 2008年8月:柏島 -◯◯m 大きさ100mmぐらい
英名 Black-patsh Wrasse
生息域 南日本 ~ 西部太平洋、インド洋など

昨年の初夏、柏島でベラ系の撮影に目覚めてしまった自分でしたが、やはり
昨年はベラビギナーらしく、ボロボロの写真ばかりでした。

それが今年の5月、D300なるNEWマシンを投入後、各鰭全開の写真が撮れだし、
前回の柏島出張の6月までに、 ツキノワイトヒキベラ ベニヒレイトヒキベラ
クレナイイトヒキベラ と、順調にやっつけて参りました。

今回の柏島出張の直前に、ぢろー先生の ピンテールラスの各鰭全開婚姻色の
写真を見せられ燃え上がった自分は、撮影されたポイントへ、ぢろー先生に
案内していただきました。

浅い水深を、ぢろー先生に付いて延々と泳ぎ、目的のポイントで急降下して到着。
直ぐに、ぢろー先生が指示棒で激しく紹介してくれました。
「どこだ?ピンテール」と捜す自分でしたが、ち~っとも見つかりません。

数秒後、ぢろー先生の紹介はピンテールでなくて、 スミツキオグロベラ だと認識し、
それからは夢中で撮影したなかで、たった一枚だけ鰭が開いた写真です。

写真に詳しい方なら判ると思いますが、暗めの写真でしたが明るく加工させて
頂きました。
次回は、加工しなくて良い写真を目指します。

2008年08月01日

●セボシウミタケハゼ ( 7月その1 )

月日の経つのは早い物で、今日から 8月。

先日まで深夜でも泣いていたセミの声も、夕方までの泣き方になってしまい、
夏のピークも過ぎたようです。

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セボシウミタケハゼ  学名 Pleurosicya mossambica
撮影 2008年7月:柏島 -7m 大きさ30mm 
英名 Common Ghostgoby
生息域 伊豆諸島、相模湾以南~インド洋、西部太平洋、東アフリカ沿岸、
      紅海など

柏島へ潜りに来ると、必ず撮してしまう生物です。
特に柏島にこだわらなくても、おそらく今まで自分が撮してきた水中生物の中で
最も多く撮してきた生物。

様々な岩礁や珊瑚に棲息しているので、それだけ色々な背景での綺麗な絵に
なり、自分以外にもいっぱい撮しているフォト派ダイバーは多いと思います。

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と言うことで、今回も沢さんの背景の中での撮影をしましたので、ボチボチと
報告させていただきます。

2008年07月31日

●ハナイカの赤ちゃん

もとより盆暮れ正月GWは仕事が休めない自分ですが、特に今年の8月は
仕事がいろいろと重なってしまって、ひょっとしたら海無しかもって思われる
状況になってしまいました。

7月が暇すぎて、海へ行きまくった代償なのか?
どうやら自分の今年の夏は、既に終わってしまったのかも知れません。
日頃から休日は全て海の自分ですから、これは辛い!!
何とか、打開策を練らないといけませんね。

と言うことで、しぱらくはこの7月に、柏島、串本、紀伊大島の須江などで
撮してきた生物の報告をさせていただきます。

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ハナイカの赤ちゃん   Metasepia tullbergi
撮影 2008年7月:柏島後浜 -15m 大きさ15mmぐらい
生息域 相模湾以南の南日本、~マレーシア

もうすぐ産まれる寸前の、卵の中のむっちゃんこ可愛い赤ちゃん、例年よりは
ちょっと遅めだそうで、いつもは6月頃に観察出来るそうです。
でも自分は初観察なので、大興奮。

過去に ハナイカ は、須江の内浦ビーチでいっぱい見てますが、内浦ビーチは、
冬シーズンの限定ポイントなので成魚ばかりです。

じっくり待っていても、なかなか卵の中から飛び出て来ないので、諦めて違う
生物を観察していると、AQUASのまっちゃんのゲストを呼ぶ声が。

hanaikaYg%2020080728b.jpg

戻ってみると、産まれてました~♪
ちびっこいくせに、成魚と全く同じ形をしており、卵と一緒に撮らないとその
ちびっこさかげんが、判らないほど同じ形です。

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hanaikaYg%2020080729a.jpg

これは翌日の映像ですが、今回は初めから 2匹のハナイカの赤ちゃんが
飛び出てましたので、ゲストの皆さんで取り囲んで撮影できました。

ハッチアウトの瞬間は残念ながら見られませんでしたが、そんな一度に
全て見たいというのは欲深と言う物で、むっちゃんこ可愛い赤ちゃんを
見れて撮せただけで満足の 1本でした。

2008年07月29日

●夏休みの柏島

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昨日の柏島は、ぴーかん。
後浜には、タープテントや、海水浴用の安全ブイが設置されたり
まさに夏休み。

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ダイビング休憩中に、ゲストの皆さんでかき氷を食べました。
自分はやっぱり、いちごミルクでした

2008年07月28日

●夏っ! 柏島

20080727aaa.jpg20080727aab.jpg

先週末、紀伊大島の須江では 19度~21度の水温でしたが、本日の柏島は
24度~29度と真夏の日本の水温でした。

残念ながらベラのシーズンは終わってしまった様で、更にナイトでは一ヶ月前に
観察出来た未記載のテンジクダイは 1匹もみれず。

でも、オガサワラコブシガニや、イザリモドキなどの見物はいっぱいですし、
砂地ではハゼが、いっぱいビュンビュン飛んでました

2008年07月27日

●柏島到着 !!

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自宅を出て 9時間30分、無事に柏島に到着。

一緒に来ている友達とのお話しが楽しく弾んでしまい、気がつけば
いつもの瀬戸大橋ではなく、明石大橋に来てしまってました。

       20080727aa.jpg

2008年07月22日

●ヒュプセロドーリス・クラカトア

最近、朝日の暑さと、セミの鳴き声で毎朝予定時間より早く起きてしまいます。
暑い!!、うるさい!! ってところですが、何だかそれが嬉しい自分です

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ヒュプセロドーリス・クラカトア  学名 Hypselodoris krakatoa
裸鰓目 / ドーリス亜目 / イロウミウシ科 / アオウミウシ属
撮影 2008年6月:柏島 -8m 大きさ約30mmぐらい
生息域 八丈島、紀伊半島以南~太平洋域など

種小名の krakatoa とはインドネシアにある火山島の名前で、この島は大きな
火山からできており、本種の鰓孔の形状がこの火山の様である事から、そう
名付けられたそうです。

Hypselodoris%20cracatoa%20200800625c.jpg

ウミウシの画像は、コンデジを使って海の中で写真を撮り始めた頃に、動きが
遅く撮りやすい事から、カメラの練習台にいっぱい撮りました。
なので、とても皆さんに見せられる写真ではありませんが、種類も沢さん撮し
ましたので、ストックはいっぱい持ってます。
でも、恥ずかしい写真ばかりなのでブログには使えません。

デジイチに武器が進化してからは、動きの速い生物の写真に目が行きだし、
ウミウシはあまり撮らなくなりましたが、最近、見かけては、ちょこちょこと
撮り直しはじめております。

とてもカラフルな色遣いをしている生物なので、被写体としては申し分なくて、
ちょっと真面目に取り組んでみようと思ってる次第です。

でも近くに、スズメダイの幼魚様たちや、コバンハゼ系なんかが居たりすると
やはり後回しにしちゃうでしょうね、きっと。

2008年07月15日

●ミナミフトスジイシモチ

本日は、自分が大好きなアポゴンの中でも、ちょっと地味めのアポゴンさんの
報告です。

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ミナミフトスジイシモチ  学名 Apogon nigrofasciatus
撮影 2008年7月:柏島 -12m 大きさ80mm 
英名 Blackstripe Cardinalfish
生息域 神奈川県以南。台湾 ~ 中西部太平洋域など

淡褐色の体色に光沢気味の白くて細い縦縞が大きな特徴で、ひと目でその他の
テンジクダイと区別ができます。
単独でいる事が多く、日中はほとんど岩穴の奥などに隠れ潜んでおりますので、
あまり観察できません。

また幼魚の時は、白くて細い縦縞が、黄色く発光しているようにも見えます。

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と書いたように、今回の観察はサンセットの時間帯。
日没後にエントリーをして、水中が真っ暗闇になる少し前の時間帯で観察が
できました。
さすが、アクアスのやっちゃん、自分の好みを良く知ってらっしゃるようで、
ほらっ、て感じで紹介して下さりまして、思わず刺さってしまう自分でした。

セブあたりでは普通種のようですが、伊豆や南紀でもどちらかといえば季節
来遊魚のひとつで、自分的には観察出来て大喜びの生物でした。

2008年07月14日

●ヨゴレヘビギンポ

本日は種の名前に、ちょっと自信がありませんが、多分あってると思います。
でも間違っていたら、ごめんなさい。

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ヨゴレヘビギンポ  学名Helcogramma nesion
撮影 2008年6月:柏島 -7m 大きさ50mm 
生息域 小笠原諸島、伊豆諸島、高知県以南。

ヨゴレヘビギンポ というと、一般的には下の画像がノーマル色で、婚姻色は
ボディ全体が赤くて頭部の下半分が黒く、背鰭が赤と黒のツートーンで、
といったイメージを持ってましたが、上の画像はノーマルの体色のままで、
各背鰭、腹鰭、尾鰭が婚姻色に変色しております。

yogorehebigimpo%20200800626c.jpg

しかも撮影している間に、ノーマル体色になったり、しばらくすると再び、
一番下の画像の様に各鰭が変色したりと、コロコロと色が変わります。

yogorehebigimpo%20200800626b.jpg

まだまだヘビギンポ系は研究者の方の研究が進んでなく、未記載種が
多い種ですから、ひょっとしたら違う種かも知れませんが、岩肌の横や
下など良く捜せば結構観察出来ますので、今後しばらくは、とにかく多く
撮して、区別をキチンとしたいと思います。

2008年07月11日

●今年初 メガネスズメダイ

今年も、そろそろ自分が好きなソラスズメダイ系の幼魚様を、ポツポツ観察が
できる様になり始めました。

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メガネスズメダイ  学名Pomacentrus bankanensis
撮影 2008年6月:柏島 後浜 -9m 大きさ:20mmぐらい
英名 Speckled Damsel
生息域 和歌山県以南 ~ 西部太平洋域、紅海、フィジー、オーストラリア等
 
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撮影 2008年7月:串本 KDP前ビーチ -5m 大きさ:20mmぐらい

6月の終わりに柏島で今年初観察と思えば、7月頭に串本でも今年初の観察が
出来ました。
スズメダイの幼魚に関して、ちょっと柏島の方が南方系が多いのは多いですが、
たぶん黒潮の影響だと思いますが、柏島と串本で観察出来る種は似ております。
今回も同じ頃の、今年初観察になりました。

今年もこれから、可愛いスズメダイの幼魚様を沢さん撮せます。
楽しみ、楽しみ。

2008年07月10日

●マルソデカラッパ

本日も、先日の柏島でのナイトダイビングでの観察報告です。

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マルソデカラッパ   Calappa calappa
撮影 2008年6月:柏島 -5m 大きさ 甲長100mmぐらい 
生息域 相模湾以南~伊豆諸島、インド洋 ~ ハワイ、南太平洋など
 カニ下目 / カラッパ科 / カラッパ属

雄が、とっても愛している雌を抱きかかえるようにして、図鑑写真に絶好の
交尾シーンでした。
横から見ると、下の写真の様な感じです。

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やはり、ダイバーの皆さんに眩しいライトで照らされ、更にストロボをパシバシと
たたかれ写真を撮りまくられては恥ずかしいとみえて、すぐに砂の中へ2人で
隠れてしまいます。

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砂の中から出しては、すぐに隠れられといった感じを何度も繰り返して、ふと
気づいてみると、今まで後ろから抱きしめてた姿が、いつの間にか向き合った
姿に変わっており、まるで、キスして居るような姿です。

何度も何度も隠れても、すぐに見つけられてしまうので、あきらめて覚悟を
決めて、どうどうと愛し合いだしたんでしょうか。

サカナだけでなく、6月の柏島は甲殻類まで恋の季節でしたよ。

2008年07月09日

●カゴシマオコゼ

このところ、魚ヲタクな生物ばかり、紹介させていただいております。
本日は未記載種ではありませんが、これまた珍しい生物です。

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カゴシマオコゼ   Paraploactis kagoshimensis
撮影 2008年6月:柏島 -5m 大きさ50mmぐらい
生息域 徳島県、愛媛県、高知県、鹿児島県

こちらもナイトダイビングで観察できました。

kagoshimaokoze%2020080626c.jpg
ちょっと判りづらいかも知れませんが、 カゴシマオコゼ を 照らしている
カメラのターゲットライトに アミ 等のプランクトンが集まってきて、それを
こりゃご馳走とばかりに カゴシマオコゼ が、パクパク食べている所です。

カゴシマオコゼ の廻りにいっぱ~い浮遊しているゴミみたいなのが、
それらプランクトン類です。
後から動画に納めれば良かったのにと、反省した生態シーンでした。

柏島のナイトは、あまり皆さんが潜られてないせいか、プランクトン類が
沢さんライトに集まってきます。
量的には、パラオや小笠原のナイトの様な感じで、串本や大瀬崎あたり
でのナイトと比べると非常に多く、これらが邪魔になって写真が失敗して
しまう例も少なくありません。

これほど海洋生物にとっての栄養分が多いからこそ、柏島では珍しい
生物を沢さん観察できるんでしょうね。

2008年07月08日

●ベニハゼの未記載種

柏島では、未記載種の生物を沢さん観察出来ます。
と言う事で、2日連続の未記載種の報告です。

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ベニハゼの未記載種   Trimma sp
撮影 2008年6月:柏島 -7m 大きさ30mm 

ほぼ見てくれは オヨギベニハゼ なのですが、 オヨギベニハゼ の特徴である
第一背鰭の糸状に伸長している第2棘が伸びておりません。

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本生物も、AQUASさんが、日本で高名なハゼの先生方に尋ねられたそうで、
「この地方で見られる未記載種の可能性が高い」 との回答だったそうです。
先日から報告しているコバンハゼと言い、イシモチと言い、柏島は本当に
希有な生物の宝庫ですね。

benihazesp%20200800626a.jpg

尚、上記の画像は全てトリミングをしてありますが、正確さを伝えたい為、
天地水平などの角度は触っておりません。
ほとんど逆さま向いて、ホバリングしておりました。

2008年07月07日

●イシモチの未記載種

本日は、まだ高知県と愛媛県でしか観察例が報告されていない生物の報告、
今回の柏島で、アポゴンフェチの自分がもっとも興奮した生物です。

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イシモチの未記載種  学名 Vincentia(?) sp
撮影 2008年6月:柏島 水深 -7m 大きさ50mmぐらい 
英名 Japanese Cardinalfish a
生息域 愛媛県、高知県

最初は、まだ見たことのない カクレイシモチ か、 タイワンマトイシモチ かと
思いましたが、ダイビング後に図鑑と照らし合わせても、それらしき生物が
載っておりません。

自宅に戻ってからも色んな図鑑を調べましたが、載っていたのはクーターさんと
古澤さん共著のイシモチ図鑑に 名前がJapanese Cardinalfish 、 学名は
Vincentia(?) sp と、載ってただけでした。

しかし、学名に?が付いてるとは、読んでるこちらが???です。

VincentiaSp%2020080626b.jpg

上記の図鑑に載ってる写真の撮影者が柏島の先駆者の平田さんでしたので、
ナイトダイビングで見せてくれたアクアスさんが連絡を取って調べて貰ったところ
やはり上記の図鑑に載ってる、今のところ愛媛県と高知県でしか監察報告が
されて無い、未記載種と返事をいただけたそうです。

VincentiaSp%2020080626c.jpgVincentiaSp-b%2020080626d.jpg
上の写真の様にペアだったり、口内保育中らしき姿も確認できました。

VincentiaSp-b%2020080626a.jpg
ちょっと横縞模様の無い、質素なタイプも観察出来ました。

しかし昼間は見た事が無く、エントリーしたサンセットの時間帯も見かけません
でしたが、海の中が暗くなるにつれてドンドンふえてきて、ナイトダイビングの
終盤では、あちらこちらで観察出来ました。

ただでさえ未記載種のアポゴンなのに、今の季節、上手くすればハッチアウトも
観察出来るかも知れません。
自分の様なアポゴンフェチの方、早めに柏島へ行った方が良いですよ。

2008年07月06日

●クマノミのたまご

昨日は本当に暑い一日でしたね~、中部地方ではまだ梅雨は明けてませんが
まるで真夏の様な暑さで、海の中もウェットでも寒さを感じない様になってきた
のが嬉しいです。

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クマノミ たまご  Amphiprion clarkii
撮影 2008年6月:柏島後浜 -7m
英名 Clark's Anemonefish
生息域 千葉県以南、インド洋~太平洋域

「僕やで~、わたしやで~」 
などと、声が聞こえている様な気がしました。

本画像のたまごちゃん達は、撮している間、ずう~っとプラプラと波に揺らされて
今にも飛び出しちゃいそうな感じで、おそらく翌日には孵化したと思われます。

でもこの中から、いったい何匹が無事に成魚まで育つのでしょうね。
がんばってね、たまごちゃん達。

2008年07月05日

●アナモリチュウコシオリエビ その2

明日のダイビングに備え、 かじきあん の社長さんの実家で泊まっております。

なので本日は短めに。

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アナモリチュウコシオリエビ   Munida olivarae
撮影 2008年6月:柏島 -14m 大きさ 甲長20mmぐらい 
生息域 伊豆大島、和歌山県、高知県、奄美大島、琉球列島~西部太平洋
異尾目 / コシオリエビ科 / コシオリエビ属

いやいや先日、当ブログで全身が見てみたいと書いたばかりでしたのに、今回の
柏島で、その全身が見れちゃいました。

最初紹介された時は、こんなに飛び出ておりませんでしたが、ターゲットライトを
あててファインダー越しに覗いていると、普通はどんどん引っ込んでいくのですが、
何故か、この子はどんどん出てきました。

そんなに飛び出てきて、無防備すぎ~せん?

2008年07月04日

●アカボシハナゴイ

ここ数日、レア物報告ばかりしてましたので、本日はメジャーな綺麗系を
報告させていただきます。
と言っても、水中での観察は希ものですけど。

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アカボシハナゴイ  Pseudanthias lori
撮影 2008年6月:柏島 ラスベガス -37m 大きさ:40mmぐらい
英名 Lori's Anthias
生息域 柏島、屋久島、西表島、中・西部太平洋、東部インド洋

最初に紹介されて寄っていったら直ぐに引っ込んでしまったので、かなり臆病な
感じの子です。
まだまだダイバー慣れしていないんでしょうね。
結局、背鰭全開写真はとれませんでしたが、撮り頃の可愛いサイズでした。

akaboshi200800626b.jpg

これは自分だけの個人的感想かも知れませんが、柏島では アサヒハナゴイ
よりも、 アカボシハナゴイ の方が多く観察出来る様な気がします。

自分が過去に撮しているのも アカボシハナゴイ ばかりで、
5月末に潜った時に アサヒハナゴイ を見せて頂きましたが、結構、大きなサイズ
でしたので、ダメダメ写真しか撮れませんでした。

次回観察できたな時は大きくても旨く撮れる様に、日々、精進ですね。


2008年07月03日

●コバンハゼ属の1種

本日も、既にAQUASさんのダイアリーに使って頂いた写真の生物です。

柏島では深く潜る事が多いので、1本のダイビングタイムの後半の 2/3位は
安全停止を兼ねて浅場で潜っておりますが、そんな浅場で思わず刺さって
しまう被写体のひとつが、コバンハゼ系です。

今回の柏島でも、何度も異なるコバンハゼ系に刺さってしまいましたが、
本日の観察報告は、今回の柏島で最後の最後に刺さってしまい、さら~に
奇なる行動に驚いた報告です。

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コバンハゼ属の1種-7   Gobiodon Sp
撮影 2008年6月:柏島民家下 -5m 大きさ25mmぐらい
生息域 柏島

今のところ、柏島以外からの観察報告例の無い コバンハゼ属の1種 です。
ハゼ好きダイバーのバイブル、平凡社発行の " 決定版 日本のハゼ " では、
コバンハゼ属の1種-7 として紹介されております。

コバンハゼ系の撮影をした方なら判って頂けると思いますが、サンゴの奥に
隠れ住む彼らの全身を撮すのは、ほぼ不可能、でも何とか撮りたいと思って
しまうのはフォト派ダイバーの性。
やはり、この子も15分近く費やしても、この写真がベストでした。

ともかく何とかサンゴの枝に隠れていない、真横全身画像を撮りたい一存で
ずう~っと刺さっている時に、あれっ?と思いながら撮したのがこの画像です。

kobanSp1-7%26futairo200800627.jpg

何と、 コバンハゼ属の1種-7 と、 フタイロサンゴハゼ コバンハゼ属の1種-6
らしきコバンハゼとの、ラブラブ2ショット。

ありえせん!!
異なるコバンハゼ同士でのペアです。
いったい、どんな子供が産まれるんでしょうか?
それとも未だ1種の段階ですから、ひょっとして同じ種かも知れませんね。

futairosangohaze200800627b.jpg

因みに、こちらがその種が不明なコバンハゼの全身画像ですが、残念ながら
下半身の姿がボケボケの、ダメダメ写真。
わざわざAQUASさんが、上記で紹介した図鑑の解説もされている、日本で高名な
ハゼの先生に尋ねて頂きましたが、「体側の模様が判らないので難しいです」との
回答を頂戴しました。

こんなダメダメ写真での問い合わせでも、直ぐに高名な先生が返答して頂けるとは、
やはり、AQUASさんは、凄いダイビングサービスさんですわ。

2008年07月02日

●マスダオコゼ属の1種

本日報告する生物は、既にAQUASさんのダイアリーに使って頂いた写真の
生物です。

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マスダオコゼ属の1種   Cocotropus Sp
撮影 2008年6月:柏島後浜 -5m 大きさ30 ~ 50mmぐらい
生息域 伊豆半島以南 ~ 西部太平洋

この生物、詳しい生態は判りません。
観察すること自体、スーパー激レアの生物。
何しろ上の写真でおわかりの様に、とっても地味な体色で廻りの環境の色に
溶け込んでしまい、見つけたとしてもカモフラージュされて、すぐに判らなく
なってしまいます。

なのに、1度に3個体も見れてしまったんです。
しかも、明らかに雄1匹、雌2匹による三角関係の修羅場の様で、逃げ隠れる
事を忘れているかの様に、からんでおられます。

どのくらいレアかと言うと、アクアスのまっちゃんが 見つけ出した後、ゲストに
紹介すると、ボートに置いてきた自分のカメラを取りに戻っていったぐらい、
レアなんです。

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最初はペアと思い、珍しいなぁ~と、がっついて撮しておりました。

masudaokoze%20Sp%20200800625c.jpg
すると、雄の下から異なる雌が出てきました。
えっ!?み・つ・ど・も・え・・・・・・・

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こんな感じで、横に並びだしたと思うと、最終的にいち番上の画像の様に
なってしまいました。

自分としては初めて観察した生物なので、最初は初物、しかもペア写真と
思うだけで、興奮して撮してましたが。

おそらく、こんなシーンには2度と出会う事は、無いんでしょうね~。

2008年07月01日

●ヤミテンジクダイ

昨日も少し書きましたが、アクアスのやっちゃんを 約30分も近くで待たせて
しまったほど、突き刺さってしまった生物の報告です。

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ヤミテンジクダイ  Apogon semiornatus
撮影 2008年6月:柏島後浜 -7m 大きさ50mm 
英名 Obliquebanded Cardinalfish
生息域 三宅島、千葉県以南、インド洋~西部太平洋、北部オーストラリア
     東アフリカ、紅海 ~ フィジー、

生息範囲は広いのですが、基本的に光を嫌う生物なので岩礁域の穴の奥から
ちよろちよろ出たり入ったりしています。
名前の通りヤミが好きみたいで、自分的に言えば暗黒の理力(フォース)ずき?

ターゲットライトさえ嫌う生物なので、撮影にはかなり苦労しましたよ。

yamitenjikudai200800626b.jpg

今回の柏島、最初にやっちゃんから、「マンぶーンさんの見たいリクエストは?」
と聞かれて、「ヤミテンジクダイと、ヘネシーの梅酒 」と思わず答えた自分。

アポゴンフェチの自分としては、昔から、たったひと目でもいいから、見たくて
しょうが無かったテンジクダイでして、最近のアクアスさんのデイリーを毎日見て
いて、見れるかな~と思ってリクエストしてみたところ、割といつでも見られる
生物らしいです。

これだけ柏島に通ってるのに、おバカな自分は全く知らない事実でした。
見たい生物は旬でなくても、キチンと伝えておかないと行けませんね~

yamitenjikudai200800626c.jpg

と言う事で初日から、やっちゃんはいたるポイントで捜してくれました。
いつもいつも、自分達ゲストの為に頑張って下さり、有り難いことです。

初日も紹介していただきましたが、深場に潜って浮上の途中でしたので、
その時は粘る事はムリでした。
ともかく、なかなか穴の奥から出てこない生物なので、粘らないと綺麗な
写真は撮れません。

結局、この写真は全て2日目の後浜で粘って撮ったものですが、自分が
OK出しをする、全ての鰭全開の図鑑ヨコ画像は撮れませんでした。
こいつも、次回の宿題ですね。

ところで今回、久々の柏島でのナイトダイビングでは、他にも初観察の
テンジクダイを観察出来ました。
かなりのSpなので、現在、質問中です。
判明次第、報告させていただきますので、アポゴンフェチの方、ぜひぜひ
ご期待あれ~。

2008年06月30日

●今月のホムラハゼ

いや何とも、嬉しいタイトルです。
出来れば来月も、同じタイトルで報告したいところです。

数年前までは後半身や背鰭ぐらいしか撮せず、" 今年も何とか、姿がわかる
写真が撮れました。" と、先日の観察報告で書いたばかりなのに、今回も
全身の観察が出来ちゃいました。

まぁ全身と言っても、ほぼ全身の完璧写真では有りませんが。

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ホムラハゼ  Discordipinna griessingeri
撮影 2008年6月:柏島後浜 -12m 大きさ40mm 
英名 Spikefin goby
生息域 柏島、奄美大島、沖縄諸島、八重山諸島、インド洋~西部太平洋

去年からは、ほぼ平日に柏島に行ってますので、いくら超人気ダイブサービスの
アクアスさんでも、流石に6月平日のゲストは少なめです。
今回は自分以外では、初めての柏島なのに1週間滞在で毎日3本+条件が揃えば
毎晩ナイトダイビングしたいと言う、スーパーゲストの方が2名だけでした。
しかし毎晩ナイトOKなんて、なんて自分好みの方達なんでしょう。

と言うことで、3日間ほとんど自分は、やっちゃんのマンツーガイドで殿様ダイブ、
一番撮りたかった被写体の時は、30分も刺さってしまい、その間やっちゃんを
ずう~っと近くで待たせてしまうと言う、スーパー贅沢ダイビングでした。

homurahaze200800625b.jpghomurahaze200800625c.jpg

そんな状況で、今回もやっちゃんから ホムラハゼ を紹介して頂き、興奮の撮影。

しかし、この3枚を撮したところで、ちょっと離れた所に居た、まっちゃんガイドの
他のゲストの方達を、やっちゃんが呼びに行きます。
確か、このゲストの方達は ホムラハゼ は、まだ未観察のはず。

ここから自分の中での、心の葛藤が始まりました。
やっちゃんが呼びに行ったゲストの方達が来るまでには、3分以上かかります。
その間、ガンガン撮影をする時間はあります。

でも、そのせいで引っ込めてしまったら、申し訳ありません。
撮影すべきか、ライトを消してちょっと離れて引っ込まない様に観察すべきか?

悩んだ結果、結局、この程度の写真の出来で諦めて、引っ込んでしまわない
様に、そぉ~っとしておきました。

皆さんなら、どうされます?

2008年06月29日

●クレナイイトヒキベラ

本日からは、先日の柏島での観察報告です。
5月に引き続き、6月の柏島の海の中は恋の季節にて、そこら中で抱卵や
求愛行動の観察が出来ました。

更に陸の上でも、ワンちゃん達の恋の季節でした~(笑)

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クレナイイトヒキベラ  Cirrhilabrus katoi
撮影 2008年6月:柏島 マグロ -32m 大きさ約80mmぐらい
英名  Kato's Fairy-wrasse
生息域 八丈島、伊豆大島、柏島、屋久島など。

山渓の " 日本の海水魚 " にも載っていない、ベラ好きの人ならひと目見たい
イトヒキベラの仲間です。

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実は自分がベラに興味を持ったのは約一年前、それまではこんな動きの速い
生物の、しかも鰭全開なんて、とっても無理と思っていました。

やはり去年の柏島では全敗、更にベラの動きがもっと速いパラオでは完敗。
ところが今年は既に、 ツキノワイトヒキベラ ベニヒレイトヒキベラ をやっつけ、
今回は本日報告の クレナイイトヒキベラ に、後日報告予定の クジャクベラ も、
やっつけちゃいました。

でもこれは多分、四十肩の腕が上がったんでは無く、カメラのせいかと・・・・
考えてみれば全てD200から、D300に替えてからですからね。

2008年06月27日

●三木のSA

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柏島からの帰り道の定番、三木のSAで遅めの晩御飯です。

自宅まであと240Km、頑張ります。

●柏島からの帰り道

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今日は朝から2本潜って、2時30分に柏島を出発。

途中、ダバダ火振を購入しに寄った大正町を、ついでに観光したりしたので、
6時30分現在、まだ窪川の道の駅です。

2008年06月26日

●6月の柏島 2日目

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やはり平日の柏島は最高です。
ゲストが少ないので被写体は独占状態、出来の良い写真の確率が高くなります。

でも誤解しないで下さい。
決して、良い写真が撮れた訳では有りませんので。

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2008年06月25日

●6月の柏島 初日

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本日の柏島は生憎の雨模様。しかし、その為で水中は暗くて、5月に観察出来たのとは
異なるホムラハゼを撮せました。

他にも、被写体はザクザク、大ヒットはマスダオコゼSpの3ショットでしたよ。

とりあえずは、AQUASさんのWebサイトをご覧あれ~♪

2008年06月24日

●ひとり柏島旅

20080624abb.jpg

今日は仕事を夕方で切り上げて、柏島へ移動です。
今回は、今年初めての ひとり柏島旅、いつもの吉備のSAで休憩です。

2008年06月17日

●スミレナガハナダイ

NBAファイナル、第4戦でまさかの大逆転で王手をかけたセルティックス。
その勢いで昨日にもチャンピオン・リングと思われましたが、レイカーズが底力を
みせて3勝2敗に。
でも、過去3勝1敗からの逆転優勝はないそうなので、名将フィル・ジャクソンも
ここまででしょうか。

ここ最近、ワールドカップアジア3次予選、UEFA、NBAファイナルと、見たい
スポーツ放送が重なって大変です。
更に今週末は、F-1フランスGPです。

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スミレナガハナダイ   Pseudanthias pleurotaenia
撮影 2005年10月:西表島 ハナゴイの根 -23m 大きさ100mmぐらい
英名 Square-spot fairy basslet 
生息域 伊豆大島、高知県、琉球列島 ~ インド洋、中西部太平洋など

このハナダイは昔から何度撮しても、完璧に撮れません。

パラオの外洋で結構見かけるのですが、いつも何かほかに撮す目的があって
通過点で出会ったりして、まともにチャレンジした機会が少ない事もありますが、
チャレンジしても上の写真の様に光らせ過ぎたり、下の写真の様に暗すぎたり
自分の腕の無さを痛感させてくれる被写体です。

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撮影 左 2008年4月:PALAUブルーコーナー  右 2008年5月:柏島 民家下

残念ながら柏島では、 スミレナガハナダイ の成熟した雄は観察出来ませんが、
( 詳しくは こちらの報告 をご覧下さい。)
皆さん、サロンパスハナダイの名でご存じの様に、雄は濃いピンク色(スミレ色)の
ボディに、特徴的な四角形の斑紋があり、一目でそれと判別できます。

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撮影 2008年5月:柏島 民家下 -28m 大きさ30mmぐらい

ハナダイ天国の伊豆大島でも、成熟された雄の個体はなかなか観察出来ない
らしいので、自分が潜りに行くエリアとしたら、やはり西表島かパラオで粘るしか
無いのかな~?

2008年06月14日

●イトヒキベラ

2日続けて、サッカーの話しですみません。

一昨日のU23オリンピック代表のカメルーン戦、マスコミでは決定力不足ばかり
大きく取り上げられておりましたが、自分は凄いチームに成長してるなぁ~と
感心しながら、TV観戦させていただきました。

後半以降は若干スピードが落ちましたが、試合開始からスピードあるワンタッチの
パス回しの連続で、カメルーン代表の動きの常に一歩先を行くゲーム運び。
サッカーの1点、2点は、運も大きく左右します。
あのスピードが、ゲームの最期まで持ったなら、きっとメダルも夢では無い様に
思いました。

でも所詮、素人の目、プロのマスコミ関係の方の記事が正しいんでしょうね。

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イトヒキベラ  Cirrhilabrus temminckii
撮影 2007年7月:柏島 ラスベガス -30m 大きさ約50mmぐらい
英名 Peacock Wrasse
生息域 相模湾以南~西部太平洋、PNG、GBRなど。

伊豆や南紀で潜れるポイントで、いち番多く見かけるイトヒキベラ属です。
1.000本も潜っておきながら、去年あたり気がついた事ですが、ポイントに
よって体色色彩が若干違う様でして、今のところ自分が一番綺麗に思って
いるのが、柏島に棲息している彼らです。

これは ソラスズメダイ 等や、他の多くの生物でも言える事ですが、おそらく
棲息している環境で、若干の色彩変化が見られるんだと思います。

" 同一種の生物を、色々な地域、ポイントで多く撮影する事 "
実は、自分の日頃の撮影のテーマのひとつでもあります。

itohikibera20080607b.jpg
itohikibera20080607c.jpgitohikibera20080607a.jpg
撮影 2008年6月:大瀬崎 先端 -12m 大きさ約100mmぐらい

こちらは、先日撮した大瀬崎での撮影画像です。
5月末頃から6月にかけて、丁度、今頃が繁殖期で、この様な婚姻色を出し
あちらこちらで雌に求愛をしておりました。

しかし不思議に思いますが、大瀬崎の先端では年中、こんな色彩を出して
いる様に思えます。
いつ観察しても、青い色をしている様な気がするんですね。

単なる勘違いで、そんな事は無いと思いますが・・・・。

2008年06月11日

●アナモリチュウコシオリエビ

そう言えば、先日のF-1カナダGP、中島一貴はあと一歩で表彰台ってところで、
残念でしたね~
第10ターンで急減速したJ.バトンに追突して、外れたFウイングがシャーシに
挟まってリタイヤと、ちょっと不運気味のリタイヤでしたが、まだそんな運気では、
表彰台は遠そうですね。

良い成績には、ラッキーさも必用ですから。

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アナモリチュウコシオリエビ   Munida olivarae
撮影 2008年5月:柏島後浜 -18m 大きさ 不明 
生息域 伊豆大島、和歌山県、高知県、奄美大島、琉球列島~西部太平洋
異尾目 / コシオリエビ科 / コシオリエビ属

いわゆる、通称 ロボコンエビ です。
その名前の方が、ダイバーにとっては親しみがあるかも知れません。

しかし若いダイバーの方達は、「ロボコン」なる名前が判るんでしょうか?
「ロボコン」がTV放送されていたのは、1974年から1977年の3年間でしたので
今から約30年前ほどですから、再放送で見てた世代でしょうか。

robocon20070908a.jpgrobocon20040627a.jpg
撮影 左2007年9月:柏島勤崎  右2004年6月:柏島民家下

こちらは、今回でなく過去に撮した画像ですが、臆病なエビだけに見かけては
いつもすぐに引っ込んでしまい、全身を撮せた事がありません。

何故?ロボコンの名前が付いているのか?
手足と目の辺りのイメージだけで、そう呼ばれているのかも知れませんが、
全身が綺麗に観察出来れば、もっとロボコンらしさが判るかも知れませんね。

う~ん、全身を綺麗に見てみたい~!

2008年06月09日

●ホムラハゼ

本日は、何回見ても、何度撮影しても、見飽きない撮り飽きない生物の
報告です。

homurahaze20080529a.jpg
ホムラハゼ  Discordipinna griessingeri
撮影 2008年5月:柏島マグロ生け簀後 -10m 大きさ30mm 
英名 Spikefin goby
生息域 柏島、奄美大島、沖縄諸島、八重山諸島、インド洋~西部太平洋

今年も何とか、姿がわかる写真が撮れました。

homurahaze20070707b.jpghomurahaze20070707d.jpg
撮影 共に、2007年7月:柏島 後浜 -12m 大きさ20mmぐらい

こちらは昨年に撮した画像です。
数年前に初めて撮れた時までは、何年もの間、尾鰭だけとか、背びれだけ
とかを撮すのが精一杯で、見られただけで大喜びしてました。

まぁでも、今でも全身撮せるのは年に一回あるか無いかなんで、姿を見れた
だけで大喜びしているのは変わりませんが、以前よりは何とか上手に撮れる
様になったような気がします。

今年の柏島では、今は3ヶ所ぐらいで観察出来ますが、全て岩穴の奥深くに
チラッと見られるだけ。
デジイチからストロボを水中で外したりとか、まともな姿勢で撮せる事はまず
ありませんので、こんな風に運良く出てきた時は、凄くラッキーなケース。

それなのに、初めて柏島の方でガンガンに綺麗に撮っていく人もいますし、
こればっかりは、やはり運なんでしょうね。

2008年06月08日

●セボシウミタケハゼ

昨日は久しぶりに、大瀬崎をカメラ持って楽しんできましたが、写真のデキが
いまいち、まだまだNEWマシーンは体に馴染んでない様です。

さて本日の生物は、当ブログで既に何度も紹介してますが、今回はいつもと
ちょっと違った、生態行動の報告です。

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セボシウミタケハゼ  Pleurosicya mossambica
撮影 2008年5月:柏島マグロ生け簀後 -16m 大きさ30mm 
英名 Common Ghostgoby
生息域 伊豆諸島、相模湾以南~インド洋、西部太平洋、東アフリカ沿岸、
      紅海など

ちょっと判りづらいと思いますが、この画像は丁度、産卵中の画像です。
パシャパシャとストロボを当てても何のその、一生懸命に産んでおられました。

seboshiumitakehaze20080529b.jpg

で、10日後に観察してみると、あれれペアになって居るでは無いですか?
ひとりで守るのは大変なので、ご夫婦で力合わせて守ってるんでしょうか。

2匹の間に写っている、デコボコなところが卵です。
何度も産んでいるせいか、小さな卵がいっぱいホヤにくっつぃているんですが、
卵の上に卵が重なっているのもあって、ホヤの表面がデコボコになってます。

この卵ちゃん達は、先日報告済みの ミサキウバウオ の卵と違って、目などは
全く見えず、ハッチアウトにはまだまだ時間がかかりそうですので、次回の
柏島まで持ってくれればと願う次第です。

と言うわけで、早く柏島へ戻らなければなりませんね。

2008年06月06日

●5月柏島その13 ミサキウバウオ

今頃の柏島は、いろんな生物が恋の季節の様でして、あちらこちらで求愛や
産卵シーンが観察出来ました。

misakiubauo20080528b.jpg
ミサキウバウオ  Lepadichthys frenatus
撮影 2008年5月:柏島 勤崎 -3m 大きさ40mmぐらい
生息域 千葉県・島根県以南、小笠原諸島、オーストラリアなど

AQUAS の まっちゃんが、牡蠣の貝殻の隙間に指示棒を突っ込み ちょっだけ
開けて、紹介してくれました。

牡蠣の貝殻の中に、いっぱい卵を産んで守ってるんですね。
撮している間中も、こちらを警戒しながら、あっちこっちに良く動き、常に卵に
新しい水を送ってました。

misakiubauo20080528c.jpg

実はこの卵、このブログ用の写真ではムリですが、元画像の写真を大き~く
引き延ばすと、大きな目が見える卵があったり、まだ真っ白な卵があったり
育ち具合がバラバラで、おそらく産み付けた日にちが複数にまたがってるん
でしょうね。

多分、大きな目の卵は既にハッチアウトしていると思いますが、新し気な卵は
まだまだかと。

今度は、ハッチアウトの時に撮せると嬉しいんですけどね~。


2008年06月05日

●5月柏島その12 オキナワスズメダイ

無識で申し訳ありませんでした。

下記の日記をアップ後に知りましたが、オキナワスズメダイ属にはもう1種、
Slender Reef Damsel ( Pomachromis exilis ) と言うスズメダイが、
チューク、マーシャル辺りに生息しているそうです。

下記に記述している様に、 2種ではなく 3種でしたので、ここに訂正させて
頂きます。

******************************

やはり柏島で潜ると、いつも浅場でスズメダイをやっつける事に燃えて
しまいます。
それがもしも、今回の様にネコ目だとすると、更~に燃えてしまいますね、
何たって、自分はネコ目スズメダイフェチですから。

okinawasuzumedai%2020080518a.jpg
オキナワスズメダイ   Pomachromis richardsoni
撮影 2008年5月:柏島 勤崎 -5m 大きさ20mmぐらい
英名 Richardson's ReefDamsel
生息域 琉球列島以南、インド洋、西部太平洋、GBRなど

自分が観察する時は、大抵、他のスズメダイに混じっております。
体高が低く、見分け方としては背鰭、臀鰭、尾鰭の各上下に黒色縦帯を
合計4本持ってる事が特徴ですね。

okinawasuzumedai%2020080518b.jpg

オキナワスズメダイ属 ( Pomachromis ) は、他に Guam ReefDamsel
居るだけで、たった2種だけの属です。

いつか、自分で撮した写真だけで図鑑を作りたい事が目的の自分としては、
それぞれの属単位での全種制覇はもちろん必須なので、次回ミクロネシアに
行った時は、必死で Guam ReefDamsel を狙ってみます。

2008年06月04日

●5月柏島その11 ヨコエビ属の1種

PADIのスペシャルティダイバーコースで、クラブ&シェルダイバーって言うのが
ディスティンクティブでありますが、観察するのも、食べるのもエビカニ好きな
自分は勿論、取得しております。

でも、こんなのは初めて観察しました。
Yokoebi%20Sp%2020080527b.jpg
撮影 2008年5月:柏島 後浜 -8m 大きさ約 2mmぐらい Amaryllis.Sp

図鑑もいろいろ見ましたが、クーターさんのエビ図鑑に南オーストラリアでの
観察写真が載ってるだけでしたので、生息域などが不明で書けませんでした。

はじめ水中で紹介された時は、「何?この砂粒?」と思いましたが、ポートの
先にクローズアップレンズを付けて、ファインダーを覗いて判りました。
第一印象は、オレンジ色のダンゴ虫でしたね。

でもそんな自分はすっかり夢中になってしまい、こんなカットも。

Yokoebi%20Sp%2020080527a.jpg

前姿なのか、後ろ姿なのか判りませんが、オレンジにシルバーの四角い模様が
まるで目の様で、その下にはハート型の口に見える様な黒い模様も付いており、
ちょっと、ウルトラ7の世界感を感じてしまいます。

他の体色も居てるそうですので、今後ちょっとハマりそうな予感です。

2008年06月03日

●5月柏島その10 マダラギンポ

昨夜のワールドカップ・アジア3次予選の日本VSオマーン戦、久々にスカッとした
A代表の試合でしたね~。
この調子で、本戦まで勝ち進んで貰いたいものです。

さて本日からは、3日続いたベラ以外の報告です。

madaraginpo20080527a.jpg
マダラギンポ  Laiphognathus longispinis
撮影 2008年5月:柏島 ラスベガス -5m 大きさ約30mmぐらい
生息域 八丈島、伊豆大島、高知県、琉球列島以南~西部太平洋など。

10日前に紹介して頂いた時は証拠写真だけでしたが、今回は何とか見られる
写真が撮れました。

が、又もや、自分の悪い癖が出てしまいました。

madaraginpo20080527b.jpg
madaraginpo20080527c.jpg

その原因は、この婚姻色の姿です。
いちばん上の写真と比べて、頬が黄色く、腹鰭付け根が赤~く変色してるのが
判ると思います。

実は最初に見た時は、この色で雌を求愛してスキップしてたんです。
生態観察好きな自分は、その画像を切り取る事よりも肉眼観察を選んでしまい、
しばらくその行動に見とれてしまいました。

慌てて写真を撮ったのが、この2枚の画像です。

思えば 4月にパラオで マルチカラーエンジェルフィッシュ の求愛行動の観察を
した時も、その美しさと激しさに見とれてしまって写真を撮る事を忘れましたし
自分は凄い生態行動を見た時は、写真を撮る為に強いストロボの光が原因で
その行動を止められるより、折角の観察出来たチャンスを長い時間で体験して
いたいと気持ちが強くなります。

そんな悪い癖は、写真を撮る人間としては失格なんでしょうね。

2008年06月02日

●5月柏島その9  ピンテールフェアリーラス 

さてさて本日も調子に乗りまして、柏島ベラ3連発の報告です。
ここ3日間、D300での撮影画像を見られて気づいた方も多いと思いますが、
このD300の画質は、従来のNikonのデジいちの画質に比べて、絵が柔らかく
なった様な気がします。

自分のピンの甘さが、単なる原因かも知れませんが・・・・・。

Pintail%2020080528d.jpg
ピンテールフェアリーラス  Cirrhilabrus sp
撮影 2008年5月:柏島 ラスベガス -35m 大きさ約50mmぐらい
英名 Splendid Fairy-Wrasse
生息域 八丈島、伊豆大島、高知県、琉球列島以南~西部太平洋など。

先日、幼魚らしき個体の報告をさせていただきましたが、本日は今年の成魚。
昨年観察していた成魚と比較すると、まだ小振りなせいなのか、若干色彩が
おとなしめでした。

Pintail%2020080528a.jpgPintail%2020080528b.jpg

観察できる水深がちょっと深めですが、結局、5月は柏島で延べ5日間潜って、
合計14本中、3本ラズベガスで潜りましたが、毎回観察が出来るほど普通種化
しております。
と言うか、毎回観察させていただけるのは アクアスさんの凄さなんですけどね。
しかし、いつ観察しても妖艶の色彩ですね~♪

Pintail%2020070829.jpg
撮影 2007年8月:柏島 ラスベガス

こちらは昨年観察できていた個体ですが、今年の個体が上品なお嬢さんだと
したら、昨年のは、ちょっとケバくて危なそうな綺麗な女性の様なイメージで、
やはり昨年の個体は、格別の綺麗っぷりだったんだなと、今頃になって実感を
した次第です。

これから約3ヶ月、今年の個体が妖艶さを増す事に期待します。

2008年06月01日

●5月柏島その8 ベニヒレイトヒキベラ

本日もD300での撮影画像です。
昨日も書きましたが、改善されたオートフォーカスの早さのおかげで、ベラや
スズメダイなどの、動きが早い生物を撮り安くなった気がします。
そんな気分で、本日もベラ科の生物の報告です。

benihireitohikibera20080528a.jpg
ベニヒレイトヒキベラ  Cirrhilabrus rubrimarginatus
撮影 2008年5月:柏島 ラスベガス -35m 大きさ約50mmぐらい
英名 Pink-margin Wrasse
生息域 高知県、琉球列島以南、PNG、インド洋、西部太平洋など。

和名の由来は、背鰭縦帯と尾鰭横帯の鮮やかな朱色からだそうです。
初日は晴天の中でそれほどでも無かったのですが、本写真を撮影した曇り
空の朝では、バリバリに婚姻色で鰭を全開してくれてました。

benihireitohikibera20080528b.jpgbenihireitohikibera20080528c.jpg

昨日報告した ツキノワイトヒキベラ が近くでフラッシングをしてたせいも
有るんでしょうが、この2種類の撮影が精一杯で クジャクベラ の見事な
フラッシング姿は納められませんでした。

次回の宿題です。

実は自分の持ってる古いフォトショップでは、D300のRAWデータには対応が
されてなく、古いのでバージョンアップも対象外でした。
とりあえずは、D300に付いてたソフトで、Jpeg画像を触って作成してますが
やはり慣れたフォトショップで、RAWデータから加工したいところですね。


2008年05月31日

●5月柏島その7 ツキノワイトヒキベラ

本日より、しばらくは今週火曜日から潜ってきた柏島での観察報告をさせて
いただきます。

tukinowaitohikibera20080528a.jpg
ツキノワイトヒキベラ  Cirrhilabrus lunatus
撮影 2008年5月:柏島ラスベガス -35m 大きさ70mmぐらい
英名 Crescent-tail Fairy- wrasse
生息域 小笠原諸島、柏島、琉球諸島~西部太平洋など

今回の柏島から、D300のNEWマシーンを投入しました。
季節も梅雨近くなり、今期もF-1で言えばそろそろヨーロッパラウンドと言う様な
イメージにて、NEWマシーンの投入です。

が、初日、いきなりのセッティングミスが出てしまいました。
1本目の勤崎の-35mで、NEWマシーンの初の水中撮影に挑んだところ、あらら
オートもマニュアルも、フォーカスが可変出来ず、まるでニコノス状態で何ひとつ
撮影が出来ませんでした。

新品のカメラ&ハウジングにも関わらず、ストロボのシャッター連動の点灯テストを
しただけで、水没チェックも含めて、全ての動作確認をしなかった、怠けっぷりの
結果です。

2本目からは、ネクサスD300と、イノンZ240の相性などの特徴を掴むのに苦労を
しましたが、2日目にもなると何となく判ってき始め、その成果が上の写真です。

tukinowaitohikibera20080528c.jpgtukinowaitohikibera20080528b.jpg

基本的に、S-TTLの定光量でのストロボ発光は、誰でも同じ写真になってしまい、
それは面白くない機能と考えている自分は、ストロボは光接続のオート調光では
無くて、電動式のマニュアル調光で撮しております。
( ここだけの話しで、本当は単なる光式を上手に使えないだけの言い訳ですが )

従って、どのくらいの光量であれば、どのような写真になるのか等と慣れるまで、
鈍くさい自分には時間がかかる慣れ作業です。

そう言うことで今回の柏島では、動きの速いベラ、スズメダイ、鈍いヘビギンポや
ダルマハゼなど、色々な被写体を試してセッティングデータを色々と積み上げて
来ました。

そんな成果のひとつが、本写真です。
先日までファーストマシーンだったD200と比較すると、NEWマシーンのD300は
オートフォーカスの早さが進歩しており、生物の動きに合わせ安くなってました。
やはり新しい機械は、良いですね~♪

2008年05月29日

●ロクさんと、柏島からの帰り道

20080530aa.jpg20080530ab.jpg

楽しい柏島も、最終日。
午前中に2本潜って、サザンマリンダイバーズの拓ちゃんをアクアスさんに残して、
ロクさんと2人で帰路につきました。

途中、以前から食べてみたかった " いろりや " さんで手打ちうどんで昼食。
自分は " 生醤油うどん " をいただきましたが、 腰のある美味しいうどんでした。
メニューも沢さん有りましたので、次回もまた寄ってみたいですね。

20080530ac.jpg

その後、以前から行ってみたかった大正町にある栗焼酎 " 火振りダバダ " の
製造元の無手無冠さんに行って、日頃から手に入りにくいダバダを購入。

途中、東名阪の集中工事による渋滞も有りましたが、柏島出発11時間後に
自宅に無事、到着しました。

2008年05月28日

●柏島は、雨

20080528ac.jpg

午前中は、昨日と同じくラスベガスと、
勤崎に潜って、お昼にカレーを食べてたら雨が降って来ました。
風も強いし、最終日の明日は潜れるのかな~?

本日のヒットは、ベニヒレイトヒキベラの婚姻色と、ピンテール。
毎日見ても見とれてしまいますね。

20080528ab.jpg20080528aa.jpg

2008年05月27日

●拓ちゃんと柏島

20080527aa.jpg20080527ab.jpg

昨日仕事を早めに切り上げて、名古屋駅でサザンマリンダイバーズさんの
非常勤のロクさんと合流し、大阪で、拓ちゃんと合流して柏島に深夜到着。
今日から、3日間一緒にアクアスさんで潜ります。

更に昨日から、サザンマリンダイバーズさんのゲストの方も柏島に入って
おられて、まるでサザンマリンダイバーズ柏島ツアーです。

初日の本日は、勤崎、ラスベガス、後浜の3本。
ピンテールは、今年も綺麗でした。

2008年05月25日

●5月柏島その6 タテジマヘビギンポ

自分が撮った写真にしては珍しく、ノートリミング、加工一切無しの画像です。
と言っても、RAWデータでの撮影なので必ずJpeg画像に変換してますから、
加工と言っちゃえば、加工ですけど・・・・。

tatejimahebiginpo20080517a.jpg
タテジマヘビギンポ   Helcogramma striatum

撮影 2008年5月:柏島民家下 -9m 大きさ30mmぐらい
英名 Striped Triplefin
生息域 伊豆諸島、小笠原諸島、高知県、琉球列島以南の西部太平洋、
     インド洋など。

説明するまでも無いと思われますが、魚の縦縞、横縞は目を上にしてみた
縞模様で判別しますので、写真的には横縞でも、タテジマです。
ほとんどのヘビギンポ科の生物は、雄と雌とでは体色が異なりますが、
タテジマヘビギンポ は、雄と雌は同じ体色をしております。

tatejimahebiginpo20080517b.jpg

で、何故、珍しくノートリミングの写真が撮れたかと言うと、その理由は
この タテジマヘビギンポ の、お利口さんぶりにあります。

比較的、カメラを近づけても逃げずにじっとしており、間違ってライトを当て
すぎたり、カメラを近寄らさせすぎて逃げてしまっても、すぐ近くで再びじっと
止まるか、しばらく待ってれば又、元の場所に戻ってきます。

カメラの練習にはもってこいの、お利口さんですよ。

2008年05月24日

●5月柏島その5 キザクラハゼ

5月の柏島では、夏から秋頃の様にホパリング系のハゼ達がバンバンとは
まだ飛んでおりませんが、それでもチラチラとは見かけますし、砂底から
各鰭を開けて背伸びしている様なハゼさん達は、皆さん元気でした。

kizakurahaze%2020080518a.jpg
キザクラハゼ   Vanderhorstia kizakura
撮影 2008年5月:柏島勤崎 -40m 大きさ50mmぐらい
生息域 伊豆大島、大瀬崎、串本、柏島、奄美大島、沖縄本島、久米島など。

当ブログでよくでてくる、平凡社の「日本のハゼ」では、 ヤツシハゼ属の1種-8
して掲載されているハゼですが、2007年の春に キザクラハゼ の和名と学名が
付きました。

kizakurahaze%2020080518c.jpg

こういった生息域が深い生物は、じっくり粘って全ての鰭が全開になった姿を
待って撮りたくても、減圧と言う大きな抑圧に負けてしまいます。
たまたま偶然にも、撮りたい被写体がスーパーご機嫌さんで、全ての鰭を
バカバカに開いて入ればラッキーですが、大抵は本日の写真の様に今いちな
写真が精一杯です。

深場で、じっくりと時間をかけて撮したい。
その為には、早くテクニカルディープダイバーになり、リブリーザーダイバー、
トライミックスダイバーへのステップアップが必用ですね。


2008年05月23日

●5月柏島その4 ピンテールフェアリーラスYg かな?

下手の言い訳ではありますが、自分が撮す写真は生態記録の写真です。
なので、基本的に生物の真横画像が主であり、当ブログで使用している画像は、
ほとんどトリミング加工をした物にて、とても画角センスに優れた写真を撮られる
方達の、あの素晴らしい写真には及びません。

世の人の考えがどうであれ、個人的にそんな自分の写真はフォトコンに応募する
資格が無い写真と自分は思い、いつかトリミングのしようがない写真を撮れる様な
技術が身に付いたならば、その時点で考えたいと思っております。

そんな訳で、本日もトリミングばちばちの写真で報告です。

pintaile%2020080517a.jpg
ピンテールフェアリーラスYg かな?  Cirrhilabrus sp.
撮影 2008年5月:柏島後浜 -10m 大きさ20mmぐらい
英名 Splendid Fairy-Wrasse
生息域 伊豆諸島、柏島、琉球諸島~西部太平洋など

すでにアクアスさんのログで報告された画像ですが、今回は貴重な生態写真、
そんな点で、個人的には、大変嬉しい写真です。

pintaile%2020080517b.jpgpintaile%2020080517c.jpg

この時のアクアスのまっちゃんのガイド振りは凄く、とにかく隠れてそうな場所を
探しては撮させ、次に隠れる場所を見つけては外に出させてゲストに撮影させる。
ほんとに、お見事~♪

pintaile%2020080517d.jpg

上の画像に写っている ラッパウニ と比較して貰えば判ると思いますが、
ここまで小さい生物なので、流石のまっちゃんも名前が判らかったらしいです。
自分はと言えば、何ベラの幼魚かな?と考えながら、ただひたすら撮影、撮影。

結局、夜のログ付け時に調べて、 ピンテールフェアリーラスYg かな~?と、
なりました。
でも細かく言えば、背中のネオンブルーのラインが違うんですよね。

2008年05月22日

●5月柏島その3 アマミスズメダイYg

気がつけば、約2ヶ月ぶりのスズメダイの報告になります。
そう言えば、4月のパラオ特訓報告の中で、まだスズメダイ系を取り上げて
いませんでしたから、期間が空くのも無理ないですね。

amamisuzumedaiYg%2020080518c.jpg
アマミスズメダイ   Chromis chrysura
撮影 2008年5月:柏島 後浜 -7m 大きさ20mmぐらい
英名 Stoutbody chromis
生息域 南日本~台湾、西インド諸島、モーリシャス、フィジーなど

今月始めに潜った串本でも、チラホラと見かけましたが、やはり柏島ですと
観察する個体数がかなり多く、その分、撮す機会も増えます。

成魚の場合、類似の シコクスズメダイ と比較して、体高が高く鱗が粗めに
目立つ事で区別できますが、 シコクスズメダイ が成魚と幼魚が似ている
姿でも、 アマミスズメダイ は、成魚と幼魚の姿は全く異なり、各鰭と頭に入る
V字型のネオンブルーのラインが、とっても綺麗なので一目で識別が出来ます。

amamisuzumedaiYg%2020080518b.jpgamamisuzumedaiYg%2020080518a.jpg

スズメダイ系の幼魚の中で、綺麗さでは上位の部類に入ると思いますね。

2008年05月21日

●5月柏島その2 オシャレハナダイ

この生物は、個人的には紀伊大島の須江と柏島でしか、観察しておりません。
観察の機会は何度かあったのですが、やっと真横の写真が撮れました。

osharehanadai20080517a.jpg
オシャレハナダイ   Plectranthias pelicieri
撮影 2008年5月:柏島 ラスベガス -37m 大きさ80mmぐらい
英名 Pelicier's Parchlet
生息域 伊豆大島、八丈島、大瀬崎、紀伊大島、柏島、琉球列島~
     モーリシャス、インド洋、西部太平洋など

ただし念願の真横写真と言っても、臀鰭は不完全な開き具合なので、とても
満足は出来ない写真。
まだまだ撮り直さないと行けない生物です。

昔はモーリシャス固有種と思われてましたが、その後、日本沿岸各地からも
観察報告が有り、和名がつきました。
ホバリングするハナダイではなく、水底近くの岩礁域を泳いでは岩の隙間に
たたずむ と言った風に生息しており、隠れるのも早くて、なかなか全鰭の
全開シーンを、お目に掛かれません。

osharehanadai20080517b.jpg

だいたい、いつもこんな風に岩の間などにチョコンとおります。
観察出来る水深がちょっと深めなのが難点なので、今回もMax-40mとして
考えて、28%のナイトロックスタンクを使っていましたが、やはり撮影が終わる
頃には、減圧を出しておりました。

体の負担を考えると撮せない生物だけに、魅力たっぷりの生物です。

2008年05月20日

●5月柏島その1 イレズミハゼ属の1種

パラオ特訓報告がまだまだ残ってますが、本日からは先週末に今年初めて
行ってきた、大好きな柏島での観察報告をさせていただきます。

irezumihazeSp%2020080518a.jpg
イレズミハゼ属の1種   Priolepis Sp
撮影 2008年5月:柏島 後浜 -9m 大きさ30mmぐらい
生息域 高知県、パラオ

ご覧になって判ります様に、左上の部分に産み付けられた卵を守ってました。

irezumihazeSp%2020080518b.jpgirezumihazeSp%2020080518c.jpg

観察自体は昨年からできており、皆さんがハッチアウトやら、いろいろと綺麗な
写真を撮られてる中、自分は全然撮れてませんでしたが、今回、何とか撮影が
できました。

irezumihazeSp%2020080518d.jpg

いつもの平凡社の「日本のハゼ」で、 イレズミハゼ属の1種-1 として載っている
種ですが、以前、 パラオでの観察報告 をしております。

しかし、パラオで観察した個体は胸鰭がとても大きく、目の周りの模様もちょっと
異なる気がして、やはりあれは別の種なのかも知れません。

そうなると、今回の報告した種の生息域は、柏島のみになってしまいますね。

2008年05月18日

●あっという間の柏島

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20080518ab.jpg20080518ac.jpg

2日目の本日は、早朝から3本潜って昼過ぎに出発。
今日は勤崎に潜れました。

帰り道は、道の駅 "大月" で柏島のガイドさん達の写真展を見学、恒例の四万十川の
ウナギを食べて、水車亭で芋ケンピを買って、須崎名物の鍋焼きラーメン食べてと、
グルメツアーを満喫してきました。

2008年05月17日

●今年、初 柏島

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20080517ab.jpg20080517ac.jpg

今日、明日は半年ぶりの柏島。
今回は、かじきあんツアーなので、車の運転は無しで楽々の上、28%のエンリッチ
エアーで、勤崎をガンガン攻める予定です。
更に、第二名神開通のおかげで、吉備まで1時間早く着き、やはり柏島へもいつも
より、1時間早く着きました。

しかし、朝起きると勤崎に釣り人が居る為、1、2本目はベラ狙い。
ツキノワ、クジャク君達は興奮しまくりでしたよ~♪

2008年04月18日

●ホタテツノハゼ

流石に6連休明けの仕事は、す~ぱ~てんこ盛りでしたので、帰宅も遅くなり
パラオの写真の整理は出来ませんでした。

なので本日は、自分がまだパラオで観察していない生物の紹介です。

hotatetunohaze20061028b.jpg
ホタテツノハゼ   Flabelligobius sp. 

撮影 2006年10月:柏島 勤崎 -24m 大きさ40mmぐらい
英名 Black sailfin goby
生息域 伊豆大島、和歌山県、高知県、奄美大島、琉球諸島、
      西部太平洋など。

カメラを持ったダイバーなら、見かければ誰でも撮してしまうハゼのひとつです。
ハゼ科の生物の種類はとても多いのですが、おそらくその中で開いた背鰭が
いちばん大きなハゼと思います。

そんな大きく開いた背鰭が、写真的にとても絵になるので皆さん、思わず撮して
しまうのかと。

hotatetunohaze20051106b.jpg

偶に串本や黄金崎あたりで出現すると、すぐにNEWSとなり、多くのダイバーが
駆けつけるので、撮すときは順番待ちになったりもしますが、柏島ではハゼの
シーズンでは、ほぼ観察出来る生物。
従って、自分の写真ストックも必然と柏島での撮影品ばかりなのは当然なんで
しょうね。

2008年03月29日

●アヤトリカクレエビ

ayatorikakureebi20050903a.jpg
アヤトリカクレエビ  Izucaris masudai
コエビ下目 / テナガエビ科 / アヤトリカクレエビ属
撮影 2005年9月:柏島 後浜 -27m 大きさ30mmぐらい
生息域 伊豆半島、伊豆大島、柏島、沖縄、フィリピン、ボルネオなど

個人的には、ここ数年観察していない生物ですが、伊豆海洋公園や伊豆大島
あたりでは、ここ最近観察例が報告されており、棲息しているホストのナシジ
イソギンチャクの色彩に応じて体色をいろいろ変化させる生物だけに、いろんな
カラーバージョンを撮影したい生物のひとつです。

この写真の個体を撮した半年ほど以前に、紀伊大島のナギザキで観察されて
いたのですが、何故かスケジュールや海峡が悪かったりして、個人的に観察を
する事が出来なくて、見たい見たいと思ってたら、柏島で観察できたと言う事が
未だに印象に残っております。

写真の個体は地味なカラーですので、まず次は派手なカラーを観察できたら
いいなぁ~。

2008年03月02日

●ウミウシカクレエビ

umiushikakureebi20061029a.jpg
ウミウシカクレエビ  Periclimenes imperataor
十脚目 / テナガエビ科 / ホンカクレエビ属
撮影 2007年10月:柏島 民家下 -15m 大きさ30mmぐらい
生息域 伊豆半島以南、紅海、インド洋、西部太平洋、ハワイなどに分布。

ウミウシカクレエビ って名前のくせに、ウミウシよりナマコに載っている確率が
高いです。
もともと ナマコカクレエビ って通称だったらしいですが、 ウミウシカクレエビ
和名が正式になったとの事。

オニアカナマコ や、 ジャノメナマコ に付いているタイプは色彩はカラフルで
綺麗なエビですが、 シカクナマコ や、 オオイカリナマコ に付いているのは、
色彩がホストの色に染まり、黒っぽい色の個体になっている事があります。

もっとも、ご存じの様に ジャノメナマコ はうっかり刺激してしまうと、白くて細い
内蔵をウネウネと沢さん吐き出し、絡みつくとなかなか取れないので、ひっくり
返す時は丁寧に扱う様に注意して下さい。

umiushikakureebi20061108a.jpgumiushikakureebi20061108b.jpg
撮影 2006年11月:柏島 後浜 -15m

上の右と左の写真が、それぞれ シカクナマコ に付いていて黒っぽい色彩に
変化したタイプです。
ご覧のように、地味なカラーのエビさんになってしまいますね。

umiushikakureebi20060702a.jpg
撮影 2006年7月:白浜 クエガンコ -12m

やはり ウミウシカクレエビ は、一番上の写真の ニシキウミウシ や、この写真の
様に ミアミラウミウシ 等のカラフルな色彩の大型のウミウシに付いているのが、
綺麗な絵面の写真に成るのでいいですね~。

と言うことで、ナマコに付いてるよりは、ウミウシに付いてる方が絵になるから、
ウミウシカクレエビ の和名になったんでしょうか?


2008年02月26日

●ゴルゴニアンシュリンプ

本日ご紹介させて頂く生物は既に報告済みの生物ですが、前回は学名など
詳細は未記載でしたので、改めて紹介させていただきます。

golgoniansshrimp20071024a.jpg
ゴルゴニアンシュリンプ  Tozeuma armatum
十脚目 / モエビ科 / トガリモエビ属
撮影 2007年11月:柏島 後浜 -15m 大きさ70mmぐらい
英名 Sawblade shrimp
生息域 高知県、奄美大島、琉球列島以南、インド洋・西太平洋、
     ハワイ諸島、東アフリカなど

いま、南紀初観察と田辺で話題を集めているゴルゴニアンシュリンプです。
因みに名前のゴルゴニアンとは、ホストのヤギの事らしいです。

golgoniansshrimp20070213a.jpg
撮影 2007年2月:PALAU セントカーディナル -10m 

自分的にはゴルゴニアンシュリンプと言ったら柏島、と言うくらい過去に観察した
多くが柏島です。
自分が柏島以外で観察した事が有るのはパラオだけで、上の写真は昼間に
観察しておきながら、ひょっとしたら夜になると色彩変化が有るかと、その日の
内にナイトで再観察した時の写真です。

そんなバラオの、自分が世界中で一番大好きなポイントのゴビーパラダイス3で、
いまゴルゴニアンシュリンプが大発生中とか。
ゴルゴニアンとか言うヤギは無かった様な気がするのですが、何でもあり~の
ゴビパラ3なので。

う~、かなり興味津々です。

2008年02月25日

●ハタタテハゼ

昨日潜ってきた熱海とは全く関係ありませんが、熱海ではあまり良い写真が
撮れませんでしたので、いつもの生物紹介です。

hatatatehaze20040911.jpg
ハタタテハゼ   Nemateleotris magnifica
撮影 2004年11月:柏島 後浜 -15m 大きさ50mmぐらい
英名 Fire goby
生息域 小笠原諸島、八丈島、相模湾、伊豆半島、和歌山県、高知県、屋久島、
     琉球列島以南、インド洋・西太平洋、ハワイ諸島、東アフリカなど

第1背鰭を旗の様に立てているところから、 ハタタテハゼ の名前になった
らしいですが、英名は尾鰭からの命名みたいですよね。
これも、欧米人と日本人の感覚の差なんでしょうね

乳白色の頭部から、ワインレッドの尾鰭にかけての赤のグラデーションがとても
キレイなホバリング系のハゼ。
串本あたりでは、皆さん競って撮られる事が多いのですが、柏島ではそこら中に
いるので、皆さん普通種扱いの感じが、ちょっと寂しいです。

そのせいなのか、この生物を不思議と自分は柏島で撮してる事が多いですね。

hatatatehaze20061029a.jpg
撮影 2006年10月:柏島 後浜

何か変なモン食べたんでしょうかね~?
お腹のあたりが、ぶよぶよになってます。

2008年02月05日

●マツバギンポ

ちょっと、ある生物の写真をPCのストックから捜していた所、自分が撮したに
しては珍しい写真が出てきましたので、本日はそいつを使って報告です。

matubaginpo20060806b.jpg
マツバギンポ  Mimoblennius atrocinctus
撮影 2006年8月:田辺 南部出し -12m 
生息域 小笠原諸島、伊豆大島、和歌山県、高知県以南の南日本

いつも図鑑写真ばかり撮っている自分にしては、かなり珍しい青抜きを狙った
写真です。
いつぞや アオサハギ の時に、フォトショップ様の妙技で見せた隠れ技と違って、
真面目に狙って撮った写真です。
その証拠に アオサハギ の時にはムチカラマツの色まで変化しておりますが、
今回は廻りの岩礁の色は、下の写真と比較しても全く同じです。

ここまで説明しても、日頃から自分の写真を観てる方は信じにくいと思いますが、
本当なんですよ。

matubaginpo200801a.jpg
撮影 2006年8月:田辺 南部出し -12m 

で、これがいつも自分が撮る写真ですね。

matubaginpo20070909a.jpg
撮影 2007年9月:柏島 勤崎 -5m 

更に、撮影日付、場所は異なりますが全身写真。
これで全ての鰭が全開ならば、自分的に大満足って事なんですが・・・。
そんなチャンスは、滅多にありません。

でも自分は、青抜き、白抜きの綺麗でアーティックな写真よりも、真横全身
全鰭全開クッキリの図鑑写真を求めて行くことでしょう。
所詮、持って産まれた芸術性写真の才能と腕が有りませんからね~

2008年02月04日

●セホシサンカクハゼ

先日、当日記にて 「多分 サンカクハゼの一種 」 とのタイトルで、報告させて
いただいた生物ですが、その後、 セホシサンカクハゼ の婚姻色と判明しました。

それで、と言う事であればと、本日はノーマルカラーを報告させていただきます。

sehoshisankakuhaze20070708.jpg
セホシサンカクハゼ  Fusigobius duospilus
撮影 2007年7月:柏島ラスベガス -10m 大きさ30mmぐらい
英名 Barenape goby
生息域 相模湾以南の南日本~インド・太平洋の熱帯域

どこで観察しても大抵、岩場の砂溜まりとか、砂地の切れ目とかの白っぽい砂の
上にいますので、どうしてもバックが砂になり、なかなか綺麗に撮れません。

クツワハゼ の様に偶に岩の上にでも乗っかってくれれば、くっきり目立つ写真が
撮れると思うんですけどね~

sehoshisankakuhaze20080210c.jpg
撮影 2008年2月:紀伊大島須江 内浦 

ヒレフリサンカクハゼ と同じ仲間でも、こいつは第一背鰭を前後にヒョコヒョコと
振って、可愛いらしく動く様な事はしません。

普通の砂地系のハゼの動きと同じで、パパッ、パッと移動しますので、区別する
特徴はあまり明確では有りませんが、パッと見で クツワハゼ や、 ホシノハゼ
大差がなくて、体色がかなり透明であれば、サンカクハゼ系と思われますので、
安全停止などでヒマヒマな時にでも、捜してみて下さい。

2008年02月02日

●ハナイカ

hanaika20080105a.jpg
hanaika20080105b.jpghanaika20080105c.jpg
ハナイカ   Metasepia tullbergi
撮影 2008年1月:紀伊大島須江 内浦 -15m 大きさ100mmぐらい
生息域 相模湾以南の南日本、~マレーシア

例年通り今年の冬も、内浦では ハナイカ が普通に観察できております。
自分が知ってる国内のポイントで、毎年毎年コンスタントに観察できるのは
ここがいちばんです。

ハナイカ を撮影するときは、ちょっとだけ虐めて興奮させて体色を変化させた
ところを、撮るようにしており、左上の画像がちょっとだけ興奮した体色です。

虐めすぎると、ビュイーンと逃げていきますので虐めすぎない様、適度に虐めて
興奮させるのがコツなんですが、今回のこいつはなかなか興奮してくれません。
ライトが無くて暗い画像で申し訳ありませんが、体色の変化しているところを
動画にを撮ってみましたので、そちらもご覧下さい。
動いてくれません。

hanaika20030322b.jpghanaika20030322a.jpg
撮影 2003年3月:柏島 後浜 -8m

上の2枚の写真は、自分が産まれて初めて観察したた ハナイカ です。
結構な興奮振りでしたので、変化した体色2種類が撮せました。

このころはコンデジのC5050で撮しており、この年の秋からデジイチのD100に
武器を変えました。
D200の画像と比較して若干の遜色だけですので、やはりC5050は名機だった
と思いますね~。


  

2008年01月30日

●スジハナダイ (婚姻色)

壊れてしまったカテゴリー分けですが、何とか大方修復できたのですが、何故か
カテゴリー別の表示はできていても、選択するとエラーになったり、全ての表示が
出来なかったり、再構築が出来ておりません。

更に以前は全て分類できてたはずなのに、何故か未掲載のカテゴリーができて
しまっております。

???です。

sujihanadai20071021a.jpg
スジハナダイ (婚姻色)  Pseudanthias fasciatus
撮影 2007年10月:大瀬崎 柵下 -28m
英名 Redstripe Anthias
分布域 伊豆半島以南~西部太平洋、パラオ、PNG、グレートバリアリーフ、
     紅海など

昨年秋に撮影した写真ですが、ここ久しくハナダイ系を紹介していなかったので、
背鰭が閉じてたりして、いまいちの画像ですが、使わさせていただきました。

sujihanadai20070708a.jpg
撮影 2007年7月:柏島 勤崎 -32m

大瀬崎で写した写真とは違いますが、昨年の夏に柏島で撮した スジハナダイ
平常時の雄の体色です。
上の写真の婚姻色とは大きく違っており、特徴の縦がらの太いスジ模様がとても
目立つ体色です。

婚姻色では、全体的に赤色が目立つ体色に変化し太いスジ模様が目立たなくなり
全体的に艶やかな体色に変化しているのが判ると思います。

本当は大瀬で平常時の物か、柏島で婚姻色を撮してから対比した紹介をしようと
思ってましたが、なかなかそれぞれ撮影する機会に恵まれず、今回この様な違う
海での撮影画像での比較とさせていただきました。

いつか、それぞれ撮影する機会が有れば、改めて紹介させていただきます。

2008年01月27日

●アサドスズメダイ

昨日、報告しました様にブログ自体は何とか復活しましたが、カテゴリーは
回復しませんでしたので、コツコツ治していこうと思ってます。

ですが・・・これが結構大変で、一日一日、過去の日記を見ながら修正を
見ながらの作業です。
完全復旧は、難しいかも知れません、とほほ・・・・。

asadosuzumedai20070829a.jpg
アサドスズメダイ  Pomacentrus lepidogenys
撮影 2007年8月:柏島 勤崎 -5m 大きさ25mmぐらい
英名 Scaly Damsel
生息域 高知県、奄美大島、琉球列島~フィリピン、パラオなどの西部太平洋、
     グレートバリアリーフ、フィジー、トンガなど

水深が12m程度までの浅場に、単独、もしくは数匹で群れて棲息しており、
全身が薄い水色に、薄い黄色の背鰭、尾鰭と清楚な美しいスズメダイです。

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撮影 2007年12月:奄美大島 倉崎ビーチ -8m 大きさ30mmぐらい

いろんなスズメダイを意識して観察する様になって約1年余りですが、昨年の夏に
柏島で観察して以来の、年末の奄美大島での観察でしたが、そう言えば11月に
行ったパラオでは見てません。

節穴なのか、ひょっとしたら生息地と記載されてても生息数が少ないのか?
おそらく他の珍しい生物に気をとられて、見逃した節穴の目が正解とは思います。

2008年01月15日

●モンツキスズメダイと、ニセモンツキスズメダイ

本日は、ちょっとした違いで、種が異なるスズメダイの報告です。

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モンツキスズメダイ  Pomacentrus alexanderae
撮影 2007年12月:奄美大島 倉崎ビーチ  -7m 大きさ約40mmぐらい
英名 Alexander's Damsel
生息域 高知県、奄美大島、琉球列島、フィリピン、パラオ、西部太平洋など

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nisemontukisuzumedai20070729c.jpg
ニセモンツキスズメダイ  Pomacentrus nigromarginatus
撮影 2007年7月:柏島 後浜  -12m 大きさ約40mmぐらい
英名 Black-margined Damsel
生息域 高知県、奄美大島、琉球列島、フィリピン、パラオ、西部太平洋など

共に胸鰭の基底に大きな黒色斑があり、ぱっと見はほとんど同じに見えますが、
ニセモンツキスズメダイ は、尾鰭の後縁が黒く、胸鰭と腹鰭が黄色っぽい事で
区別が出来ます。

去年の7月に ニセモンツキスズメダイ を観察した時は、スズメダイに興味を
もって間もない頃でしたので、水中で観察した時は名前が判らず、ダイビング後に
図鑑で調べてみても、違いがはっきりわかりませんでしたが、12月に奄美大島で
モンツキスズメダイ をじっくりと観察してみて、違いがはっきりと判りました。

図鑑では、写真次第で特徴が全然判らない時が有りますが、明るいライトを
きちんと当てた写真で比較すれば、違いは明らかです。
写真を撮らない方も、明るいライトで観察すれば更に生物観察が楽しくなると
思いますよ。

2008年01月08日

●オラウータン クラブ

本日も、先週末に潜った内浦で撮してきた生物からの報告です。

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オラウータンクラブ  Oncinopus sp.
撮影 2008年1月:紀伊大島 須江 内浦  -11m 大きさ約20mmぐらい
英名 orautan clab
生息域 伊豆半島以南

クモガニ科の1種にて、正式な分類はまだ研究者の方の発表待ちです。
内浦ビーチの白い砂地ゾーンに、ぽつんと存在する小さな岩のサンゴに隠れて
ました。
サンゴの奥から出てこないので、残念ながら撮影はいい構図が取れず、藻くずの
塊を撮した様な画像しか撮れませんでした。

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撮影 2006年3月:奄美大島 山本Sp  -12m

上の画像の様な構図がとれれば、名前のオラウータンっぽい姿が、皆さんにも
判ってもらえると思います。

oraootanclub%2020051106a.jpg
撮影 2005年11月:柏島後浜  -7m

この日の内浦ビーチでは、この オラウータンクラブ の近くで、 ホタテウミヘビ
ちょこんと乗った未記載種のエビも発見!

このエビに関しては、現在、現地サービスさんを通じて甲殻類の専門家の方に
問い合わせ中ですので、判明次第、報告させていただきます。

2007年11月14日

●幼魚様たち(31) ミスジスズメダイ

昨日、弊社の慰安旅行の最終班の出発見送りにセントレアに行ってきました。

土日が繁忙の事業の為、10月の2週目から月末月初の週を除き、毎週平日に
4班に分散して実施してきましたが、今回4班目が出発し、約1ヶ月半に渡った
慰安旅行期間が終了します。

この慰安旅行期間で自分の仕事だった、セントレアでの出発見送りもようやく
終了しましたが、個人的な利用も含め、たった10月~11月の間にセントレアへ
合計6回も来てしまいました。
更に数日後に、またまた来る予定です。

こんなに短期間に来る事は、約2年後に経営状態が順調であれば実施する
次回の慰安旅行までは、たぶん無い事でしょう。

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ミスジスズメダイYg Chrysiptera tricinca
撮影 2007年10月:柏島後浜 -12m 大きさ20mmぐらい
英名 Threeband demoiselle
生息域 伊豆半島以南、西部太平洋、インド洋、フィジー、サモア

misujisuzumedai20071024b.jpg

ミスジリュウキュウスズメダイ と間違いやすいスズメダイですが、大きな違いは
腹鰭が白い事と、ボディの白色が綺麗なパールホワイト。
撮していても、ほれぼれするほど綺麗なスズメダイですよ。

2007年11月07日

●幼魚様たち(25) キンギョハナダイ

またまた幼魚ネタが貯まってしまったので( と言うより最近幼魚しか撮してない )
しばらく幼魚ネタに戻らせていただきます。

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キンギョハナダイYg Pseudanthias squamipinnis 
撮影 2007年10月:柏島勤崎 -5m 大きさ15mmぐらい
英名 Scalefin anthias
生息域は、南日本~インド、紅海、アフリカ、南太平洋と広範囲に及びます。

おそらく日本の通年ダイバーが、 ソラスズメダイ と並んでいちばん多く観察する
生物かと思います。
もちろん自分も、年間に何千匹と言う数の キンギョハナダイ を観察しております。

それだけに撮影する事は少なく、撮すのも目が青くカワイイ幼魚ぐらい。

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kogane%26kingyo20071021b.jpg
撮影 2007年10月:大瀬崎柵下 -5m 大きさ10mmぐらい

たまに、こんな光景を見かけてしまうと熱く燃えて撮してしまいます。
パッとみ色違いのペアの様ですが、生物好きの皆さんがお判りの様に黄色い方は、
コガネスズメダイYg です。

これに、 ソラスズメダイYg も一緒に写っていれば最高なんですが。
次回は、そんなシーンを狙ってみます。

2007年11月06日

●幼魚様たち(24) ホタテツノハゼ属の1種

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ホタテツノハゼ属の1種  Flabelligobius Sp
撮影 2007年10月:柏島後浜 -22m

分布域は、伊豆大島、伊豆半島、高知県、奄美大島、沖縄諸島、西表島
" 決定版 日本のハゼ " では、 ホタテツノハゼ属の1種-3 として紹介されて
おります。

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撮影 (左) 2007年9月:柏島 後浜  (右) 2007年10月:柏島 勤崎

幼魚は別として、この子達を見かける時は大抵ペアで、それぞれ反対方向を
向いてますが、近づくと、まず雄が引っ込み、雌がひとりで残ってます。
なので、パパッと写真が撮れない自分が過去に撮せたのは雌ばかりです。

本当はトゲトゲの第一背鰭が目立つ雄が、自分がいちばん大好きなハゼの
RAYED SHRIMPGOBY ぽくって好きなんですが、過去に一度も綺麗に撮せて
おりません。

来年こそは!
って、こればっかりですね。

2007年11月05日

●更に小さな幼魚様( 2 ) スズメダイ

まだまだ、先月末の ひそ柏のネタが続きます。

suzumedaiYg20071025c.jpg
スズメダイYg  Chromis notata
撮影 2007年10月:柏島勤崎 -5m 大きさ8mmぐらい
英名 Pealspot Chromis

生息域は、千葉県、山形県以南にて、スズメダイの仲間では最も低温に強い
種類で、8度の水温にも耐えるそうです。

今回は自分でみつけて撮影した生物です。
でも何の幼魚か判らず、ログ付けの時にアクアスの まっちゃんに教えて頂きました。

先日の マツバスズメダイ は、水中で教えて頂きましたが、今回はログつげ時、
少しは自分も成長している様ですね。

suzumedaiYg20070908a.jpgsuzumedaiYg20071025b.jpg

左上の写真は9月初旬に、右上は10月下旬に、同じ柏島で撮影した物ですが
大きさはほぼ同じです。
2ヶ月近く日付が違いますから同じ個体では無いと思いますが、どのくらいの
スピードで大きくなっていくのでしょう?

同一種族の生物を、各ステージ別に撮す様にしてはおりますが、何分自然に
出会えた時に撮しているだけですから、成長のスピードに関しては撮している
だけでは、さっぱり判りません。
やはり、自宅の水槽で、ふ化直後から育てないとだめですかね。

2007年11月03日

●更に小さな幼魚様( 1 ) マツバスズメダイ

今回のひそ柏、本日はスーパー幼魚の紹介です。

matubasuzumedaiYg20071025c.jpg
マツバスズメダイYg  Chromis fumea
撮影 2007年10月:柏島勤崎 -5m 大きさ8mmぐらい
英名 Smoky Chromis
生息域 千葉県、秋田県以南、台湾、インドネシア、東オーストラリア

今回も、アクアスの まっちゃんに紹介して頂いた生物です。
スレートに マツバ幼魚 と書かれてます。

えっ、これっ?
何で判るの? って感じです。

matubasuzumedaiYg20071025a.jpgmatubasuzumedaiYg20071025b.jpg

いやぁ~、毎度ながら
恐れ入ります、今回もご教授いただきありがとうございました。
そんな気分にさせて頂ける、本当に勉強になるガイドさんです。

あっ、間違えた。
" ガイド様とおよび " でしたね。

2007年11月02日

●秋の ひそ柏より(その8) フチドリスズメダイ

やはり、溜まっている魚ネタを消化していかないとと思い、今日は2件目のネタ
アップです

fuchidorisuzumedai20071025c.jpg
フチドリスズメダイ  Stegastes fasciolatus
撮影 2007年10月:柏島勤崎  -5m
英名 Pacific Gregory
生息域 小笠原諸島、琉球列島~中、西部太平洋、ハワイ、オーストラリア、
      東アフリカ

最初、アクアスの まっちゃんから撮りやすい フチドリスズメダイ と紹介されて、
挑みました。

自分はちょこちょこ動き回るスズメダイや、ハナダイなどは最初はその個体の
動きを観察し、一定の行動パターンを読んで、その個体が立ち止まって各鰭を
全開にするところに、フォーカスを合わせて撮影いたします。

大抵、立ち止まるのは何ヶ所か有るので、その中でも綺麗な絵になりそうな
ところを選んで待つわけですが、今回のこの子はどうにも息が合いません。

ここだと思って待っていて、立ち止まった瞬間にシャッターを切るんですが、
なぜか、その瞬間に違う動きをします。

撮せど、撮せど、ピンぼけばかりです。

駄目です、やっつけられませんでした~。
「撮りやすいよ」と言われたにも関わらず、だめだめでした。

fuchidorisuzumedai20071025a.jpgfuchidorisuzumedai20071025b.jpg

結局、15分間も費やしながら、撮れたのはこんな画像だけ。
もっともっと、サカナの気持ちがわからないと良い写真は撮れないようです。

2007年11月01日

●秋の ひそ柏より(その7) シャープアイピグミーゴビー

SharpeyePygmygoby20071024g.jpg
シャープアイピグミーゴビー  Trimma anaima
撮影 2007年10月:柏島 後浜 -17m 大きさ:20mmぐらい
英名 Pale Dwarfgoby
生息域 八丈島、伊豆大島、伊豆半島~パラオ、インドネシア等、西部太平洋。

いつも柏島で観察できていたのは、勤崎や民家下などのちょっと深場でしたが、
今回は後浜の普通の水深で観察できました。

普通、この手のベニハゼSpは、ベニハゼ1の◯って呼ばれる事が多いのですが
この子は、皆さん数字でなく シャープアイピグミーゴビー と呼んでます。

屋久島以南の琉球列島や、八重山諸島では沢さん棲息しているそうですが、
未だに正式な和名の付かないベニハゼです。

SharpeyePygmygoby20061029c.jpg
撮影 2006年10月:柏島 民家下

しかし、何故 シャープアイピグミーゴビー なんでしょうか?
普通、ベニハゼなら ドワーフゴビー で、 ピグミーゴビー なら、イソハゼでは
無いのでしょうか?
自分が所持している海外の図鑑では、Pale Dwarfgoby の名前になってます。

まぁ、ハナダイ なのに、 ハナゴンベ と一緒の様なもので、意外や シャープアイ
ピグミーゴビー
の、和名になったりするかも・・・。

2007年10月31日

●秋の ひそ柏より(その6) スミレナガハナダイYg

sumirenagahanadai20071025a.jpg
スミレナガハナダイYg  Pseudanthias pleurotaenia
撮影 2007年10月:柏島 後浜 -15m 大きさ:30mmぐらい
英名 Squarespot Anthias
生息域 伊豆半島~北西部太平洋。

sumirenagahanadai20071025c.jpgsumirenagahanadai20071025b.jpg

スミレナガハナダイYg は雌の中から一番大きな個体が雄に性転換し、その雄を
中心にして小さな群れを作ります。
一般的にはその時にメスのオレンジの体色が、赤に近いピンク色で体側に薄い
紫色の四角形の斑紋がある雄の体色に変化し、よくサロンパスを貼ったハナダイ
などと言われております。

ところが柏島に棲息している スミレナガハナダイYg は、雌から雄に性転換する
途中で体色の変化が止まってしまい、いわゆるオカマカラーのままで雄への
性転換が終了してしまいます。

sumirenagahanadai20070728.jpgsumirenagahanadai20070707.jpg
撮影 2007年7月:柏島 ラスベガス -30m 大きさ:80mmぐらい

なので、ちょっとダメダメ写真で判りづらいですが、上の右写真の様に、婚姻色も
オカマカラーの婚姻色です。

有る意味、柏島でしか観察できないカラーバージョン。
スミレナガハナダイYg の柏島バージョンとして納めておきたい画像のひとつです。

来年の夏、撮り直して来ようっと。

2007年10月30日

●秋の ひそ柏より(その5) タスジコバンハゼ

柏島では深場でのダイビングが多くなるので、各ダイビングとも後半は減圧用に
-5~-10mでのダイビングに時間を多く取ります。
その結果、各ダイビングとも長いダイビング時間になってしまいますが、それ故、
サンゴの隙間に潜む生物など、小さな生物を沢さん観察できます

tasujikobanhaze20071024a.jpg
タスジコバンハゼ   Gobiodon sp
撮影 2007年10月:柏島勤崎 -7m 大きさ10mmぐらい
生息域 小笠原諸島、紀伊半島以南~西部太平洋

この写真の個体は、あまりにも小さくて老眼の自分には見づらく、撮影中はずっと
アワイロコバンハゼ と思いながら、撮影しておりました。
小さい上にちょこまか動き回っているので、画像に納めるのに苦労をさせられた
個体です。

こうなると単なる撮影ではなくて、写真を撮る為の戦いです。
どれだけ粘って、やっつけられるか。
撮したい個体との戦いです。

粘ること約10分、完璧にやっつける事は出来ませんでしたが、何とかそれなりの
写真が撮れ、自宅に戻って数日後、図鑑と照らし合わせながら整理をしていると、
どうやら タスジコバンハゼ の様です。

tasujikobanhaze20071024c.jpgtasujikobanhaze20071024d.jpg
撮影 2007年10月:柏島後浜 -5m

こちらは、別のポイントで撮影した色の異なる個体です。
こちらも、じっくりと時間を掛けて粘っていたのですが、最後までとうとう隙間から
出てくることは無く、顔だけの撮影に終えてしまいました。

ボディは観察できなかったので、ひょっとしたら タスジコバンハゼ では無く、他の
コバンハゼ Spかも知れませんが、なかなか撮り切れない自分をあざ笑うかの
如く、ときどき口をパクパクさせております。

う~~、悔しい。
残念ながら、やっつけられませんでした。

2007年10月29日

●秋の ひそ柏より(その4) デルタスズメダイ

deltasuzumedai20071024a.jpg
デルタスズメダイ  Chromis delta
撮影 2007年10月:柏島後浜  -16m
英名 Deep Reef Chromis
生息域 伊豆半島以南、インドネシア、フィジィ、台湾~グレートバリアリーフ北部

最初に紹介して頂いた時は、えっどれが?って感じでした。
シコクスズメダイ との違いは、ボディが黒く尾鰭全体が白いのがシコク、
ボディが濃いグレーで尾鰭の付け根だけ白いのがデルタです。
ダイビング後に上記の幼魚の区別方法を教えて頂き、なるほどねと思いましたが、
幼魚は尾鰭の先端が枝毛なんですね。

deltasuzumedai20071024b.jpgdeltasuzumedai20071024c.jpg

但し、これはあくまでも幼魚の区別方法です。
自分は外国の図鑑でしか見てませんが、成魚の色彩は異なります。

またひとつスズメダイの区別方法を覚えられて、嬉しい報告でした。

2007年10月28日

●秋の ひそ柏より(その3) ベニハゼ属の1種

今回の秋のひそ柏で、事前にアクアスさんのHPを閲覧し撮影したかった生物の
ひとつです。

ベニハゼふぇちとしては、夏の未記載種に続く、秋の未記載種。
どうしても見ておかなければ・・・・。

BenihazeSp20071024d.jpg
ベニハゼSp  Trimma Sp
撮影 2007年10月:柏島 勤崎 -◯5m 大きさ:20mmぐらい

じっくりと挑んだ結果は、上の写真の様に真横、鰭全開ばっちり!!
やっつけて参りました~♪

しかし観察できた深さは、かなり深いところです。
エア持ちの悪い自分は、もちろん安全の為、Wタンクで挑んできました。

Wタンクは、レギュレーターを2個使います。
なので万が一、深場で1つのレギュが壊れても、もうひとつのレギュを使って
安全に戻って来られます。
だから深場へ行く時はWタンク、もしくは別のレギュを付けたタンクを脇から
ぶらさげて潜る事をお進めします。

果たしてベニハゼ属の1-1か、1-3なのか?
はたまた、全くの未記載種なのか?
現在、アクアスさんがベニハゼに詳しい学者さんに鑑定を出しているとの事。
今後の結果報告が楽しみです。

2007年10月27日

●秋の ひそ柏より(その2) アカボシハナゴイ

今回の平日ひそ柏では、他のゲストの方が少なく、他のサービスさんのボートや
更に釣り人も少なく、6本のダイビング中、3本も勤崎に行けました。
その内の1本は、ゲストは自分たった1人だけと、これだから平日のダイビングは
素敵です。

akaboshihanagoi20071024a.jpg
アカボシハナゴイ  Pseudanthias lori
撮影 2007年10月:柏島 勤崎 -◯7m 大きさ:40mmぐらい
英名 Lori's Anthias
生息域 柏島、屋久島、西表島、中・西部太平洋、東部インド洋

図鑑によれば、潮通しの良いサンゴ礁外縁部でみられ、水深30~60m以深に
生息。

今年の9月に、同じく柏島のラスベガスで観察しましたが、かってにもっと大きな
個体と思っており、その時は確認に迷い撮影に失敗。

今回は勤崎の深場で平日ダイビングでガラガラの特権をフルに活かし、ひとりで
独占してじっくり撮すことが出来ました。

akaboshihanagoi20071024c.jpg
akaboshihanagoi20071024d.jpg

エア持ちの悪い自分ですが今回はWタンクで挑んだ事も有り、全部で5分ほど
かけて、約20カットほど撮影しましたが、第一背鰭が開いた写真は1枚のみ、
いい写真を撮る為には、もっともっと時間をかけて粘らないと駄目な様ですね。

折角、Wタンクでのスキルを習得したのだから、もっと粘れば良かった。

いったい、こんな深いところでどれだけ粘るつもりなんだって言う話しですが、
自分はその為に、テクニカルディープダイビングを勉強中なんですからね~。

2007年10月26日

●秋の ひそ柏より(その1) クマノミ

今年2回目の、ひそ柏。

いつもなら かじきあん の柏島ツアー参加で、帰りはぐうぐう寝てますが、今回は
ひとり旅の ひそ柏 なので、前回同様に3本潜って、えんやこらさと車で名古屋へ
2時30分に帰ってきました。

そんな中、今日は眠い目をこすりながら朝から会議。
ようやく、今から昼休憩です。

kumanomiYg20071024a.jpg
クマノミYg  Amphiprion clarkii
撮影 2007年10月:柏島 勤崎 -7m

そんな訳で、今日はまだ写真整理もできてませんので、適当なのを選びました。
メジャーすぎる生物なので、詳しい生物紹介は省略させていただきます。

いつもの図鑑写真ではなく、ちょっと綺麗めな写真です。
基本的にブログで紹介しているのは、各鰭全開の図鑑写真がほとんどですが、
偶には自分だって、こんな写真も撮ってるんですよ。

明日からは、いつも通り、図鑑写真で柏島の報告をさせていただきます。

2007年10月25日

●三木で、ひと休み

20071025zb.jpg

柏島を出発して6時間、三木SAでひと休みです。
このペースだと、3時前には名古屋へ帰れそうですね。

●(続) 芋けんぴ

20071025za.jpg

柏島を17時15分に出発して、何とか間に合いました。

2007年10月24日

●秋の ひそ柏、初日

20071024zb.jpg

今日の1本目は勤崎、その後、1番ブイ、2番ブイを潜りました。

収穫はベニハゼ未記載種の真横画像。

●芋けんぴ

20071024za.jpg

akkiちゃんに頼まれた芋ケンピを買いに寄ってみましたが、閉まってます。
こんな時間なのであたりまえか。

帰り道に、また寄ってみます

2007年10月23日

●秋の、ひそ柏

20071023za.jpg

明日から秋のひそ柏島。
今日は早めに仕事を切り上げ、5時に名古屋を出発、
予定通り 4時間30分で、吉備に到着です。

2007年10月19日

●幼魚様たち(23) モンスズメダイ

昨日、無事に帰国しましたが、写真の整理はまだまだですので、とりあえず
本日は先日に紀伊大島で撮影した生物の紹介をさせていただきます。

monsuzumedaiYg20071008a.jpg
モンスズメダイ  Chromis xanthura 10mmぐらい
撮影 2007年10月:紀伊大島 須江内浦ビーチ -5m
英名 PALE-TAIL CHROMIS

かなりの、ちびサイズでした。
テトラポットの窪みの奥に、2匹だけで泳いでおり、最初は ヒレグロスズメダイ
幼魚かと思って撮影したのですが、おそらく モンスズメダイ の幼魚と思われます。

monsuzumedaiYg20071008b.jpgmonsuzumedai20061109.jpg

右上の画像は、去年の秋に柏島で観察できた普通の幼魚サイズの個体です。
このスズメダイは成魚になると、尾鰭の黄色は白く変色して シコクスズメダイ
そっくり、区別に苦労します。

いつもの自分のテキトー見分け方で言うと、違いは尾鰭だけ白いのが モンスズメ
ダイ
、白い部分が背鰭と尻鰭の後端までかかっているのが シコクスズメダイ

でも目が悪い自分は、水中ではいつも区別がチャランポランになってるのが
現実なんです。

2007年09月22日

●終夏の柏島より、カエルアンコウモドキ

本日の紹介も、自分自身としては初観察の生物でした。

   kaeruankoumodoki20070829.jpg
    カエルアンコウモドキ  Antennatus tuberosus
   撮影 2007年8月:大きさ70mm  柏島勤崎 -5m 英名 Bandfin frogfish

図鑑によると生息域は、伊豆以南、東アフリカ、ハワイ、仏ポリネシア等と広範囲で、
特徴としてはエスカが無い事。

この個体だけかも知れませんが、一般のカエルウオと比較して動きが早く、パパッ
と動いてすぐに隠れてしまい、なかなか写真に納まってくれませんでした。

黄色い個体でしたので、赤いイボトサカ背にと、何とか撮った一枚ですが、日頃から
図鑑写真ばかり撮っているせいか、やはり構図は今いち。

もっと、もっと勉強は必要見たいです。

2007年09月21日

●終夏の柏島より、クダヤギクモエビ

こちらは自分自身としては、初観察の生物でした。

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    クダヤギクモエビ  Uroptycbus kudayagi
   撮影 2007年8月:柏島勤崎 -23m

白トビの冴えない写真で、すみません。

図鑑によりますと、生息域は相模湾~九州となっており、主にニクイロクダヤギに
擬態して共生しているが、希にアカバナクダヤギにも見られるそうです。
( 写真はニクイロクダヤギです。)
目の周囲、脚の各関節部分に宿主のポリプに似た鮮やかな赤色の斑紋があり、
はさみ脚が長さが甲長の約4~5倍もある。
と、有ります。

今回、最初にアクアスの まっちゃんに紹介して頂いた時は、どういう形をしたエビ
なのか知識が全く無いので、どれが目だか脚だか判らず、形が判るまでにかなり
長い時間がかかりました。

そして、更にファインダー越しに見ると、またまた判りにくく・・・・・。
数多くの枚数を撮りましたが、良い写真は1枚も有りませんでした。

やはり事前にその生物の形、生態を知っておかないと、良い写真は無理だなと
再確認をさせて頂いた生物でした。

2007年09月18日

●幼魚様たち(17)アオサハギ

一ヶ月ほど前にも紹介しましたが、ちょっと見かけないカラーリングのタイプの
撮影が出来ましたので、紹介させていただきます。

    aosahagiYg20070908c.jpg
      アオサハギ  Brachaluteres ulvarum
     撮影 2007年9月:柏島勤崎 -15m 大きさ25mm  

生息域は神奈川県~長崎県の太平洋側だけらしく意外と生息域が狭い、日本の
固有種です。

以前にも書きましたが、特に柏島でないと撮れないと言う生物でもありませんが、
でもヤギや、イソバナなどの側で漂っている事が多く、綺麗な写真が撮れやすく、
見つけると、あつ~く燃えてしまいます。

ただ、ふらふら、ふらふらと漂っており、ちっ~ともジッとしてくれてません。
今回も最初見た時は、まだウミシダも大きく開いていたのですが、時間が立つと
ともに縮こまってしまい、トップの写真が精一杯でした。

aosahagiYg20070908a.jpgaosahagiYg20070908d.jpgaosahagiYg20070908b.jpg

これは、そんなふらふら、ふらふらと動き続ける様子の写真です。

「えぇ~い、ちっとは、ジッとしとれ~!!」

撮影中は、ずっと心の中で叫んでおります。
夜は、ヤギなどの海草類をくわえて眠るそうですが、ジッとしている時は
きっとその時ぐらいなんでしょうね。

2007年09月17日

●終夏の柏島より、ニシキフウライウオ

いやぁ~、昨夜のF-1は気分爽快でした~♪
もちろんティフォシーとして、フェラーリの予選、決勝の1-2フィニッシュは最高
でしたが、レース終盤に佐藤琢磨がJ・バトンを抜き去ったのが、とっても気分が
爽快になりました。

何せ琢磨は、2005年のオフに、バトンの我がままのせいでホンダを解雇されて
おりますから、どうだ!!って感じで最高でした。

で、本日の本題です。
今の柏島は、どのポイントでも ニシキフウライウオ だらけ。
黒、赤、黄色など、いろんな色のタイプが観察できますよ。

   nishikifuurai20050317.jpg
      ニシキフウライウオ  Solenostomus paradoxus
     撮影 2005年3月:パラオ ビッグドロップオフ -20m
     英名 Ornate Ghost Pipefish 

と書いておきながら、トップの画像がパラオで撮した画像ですみません。
実は、先日、自分がいつもお世話になっている かじきあん の非常勤のエース
インストラクターの とがちゃんが、7月に柏島で自分で撮られた写真を見ながら、
ニシキフウライウオ って、なかなか上手く撮れないですね」って言ってました。

その時は、自分はそうかな~って思ってましたが、今回の写真を選択していて
気づきました。
とがちゃんの言うとおり、柏島で撮したので良い写真がぜんぜんありません。
そう言う事で、トップの写真はパラオで撮した物になりました。

でも、パラオで ニシキフウライウオ は滅多に見られないらしいですよ。

nishikifuurai20070830a.jpgnishikifuurai20070908a.jpg

上の写真は、共に柏島の勤崎で8月と9月に撮した写真です。
同じ個体と思いますが、右の写真ではなんと カミソリウオ とペアリングしてました。
何という、動物で言えば犬と猫の夫婦です。
いったい、どういう子供が産まれるのか??

nishikifuurai20070909a.jpgnishikifuurai20070830b.jpg

こちらも同じく、勤崎で撮ったものです。
あちこちに居るせいか、適当に撮ってしまっておりダメダメ写真ばかりです。
本来ならとても珍しい被写体なので、次回はもっと真面目にじっくり撮ってみます。

反省です。

2007年09月16日

●幼魚様たち(16)イナズマヒカリイシモチ

イナズマヒカリイシモチ 自体は、約一ヶ月前に紹介したばかりですが、本日は
その幼魚様の紹介です。

なので、サカナ自体の説明は こちらを 参照して下さい。

inazumahikariYg20070908a.jpg
イナズマヒカリイシモチ  学名 Siphamia tubulata
撮影 2007年9月:柏島民家下 水深-18m 大きさ約10mmぐらい  

正直なところ、ガイドを担当して頂いたぢろーさんに紹介されない限り、この幼魚が
イナズマヒカリイシモチ とは判りませんでした。
最初は、何のテンジクダイ系の幼魚なんだろうと思っており、書かれたスレートを
読んで、なるほどね~と思いました。

それにしても、口がデカい。

inazumahikaishi20070708c.jpg
上の写真は、7月上旬に撮影したものです。
この頃に、産まれた子供でしょうかね?

残念ながら、柏島では自分はナイトで潜った事が無く、発光シーンを見たことが
ありません。
成魚、幼魚、口内保育の写真は撮っておりますので、あとはハッチアウトシーンと、
発光している姿を写真に押さえたいものです。

2007年09月15日

●終夏の柏島より、ヒレナガネジリンボウ

柏島で、ホバリング系のハゼ撮影を狙うなら、今がベストシーズンです。
8月下旬に行ったときも、今回の9月上旬でも、後浜の砂地ではそこら中で
バンバン飛んでました。

   hirenaga20070830a.jpg
ヒレナガネジリンボウ  Stonogobiops nematodes
撮影 2007年8月 柏島後浜 -20m 英名 Filament Finned Prawn Goby

後浜の1.5番ブイ、エントリー後にしばらく泳いで砂地にたどり着き、着低して
廻りを見渡すと、 ヒレナガネジリンボウ ネジリンボウ キツネメネジリンボウ
ヤシャハゼ の、日本で観察できるネジリンボウ属の亜種を除いた4種の全てが
ひとめで目に入ってきます。
kituneme2007908.jpghirenaga20070830b.jpg
nejiri20061028.jpgkituneme20061108a.jpg

どれかを撮る為には、どれかのハゼ穴を潰さないと無理なほどいますので、
被写体を選んだら、それ以外は惜しみながら引っ込めます。

でも引っ込めてしまっても、他のゲストの方に嫌な顔をされる事はありません。
そこら中に皆さん各自のマイネジリ、マイヤシャが居るんですから。

Yashahaze20070909.jpg

こんな贅沢な気持ちが味わえるのも、おそらく11月の初めまで。
その中でも、9月がベストと思われます。

あ~、こんな事書いてると、また行きたくなっちゃいました。
こまった柏島病です。

2007年09月14日

●幼魚様たち(15)フリソデエビ

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フリソデエビ  Hymenocera picta
撮影 2007年9月:大きさ10mm  柏島後浜 -5m 英名 Harlequin shrimps

先日の柏島の後浜で、アクアスさんのスーパー常連ゲストのKさんが、自分も
含めた他のゲストの方に紹介してくれました。
何度も何度も、水底に置いてくれるのですが、小さすぎてほんの僅かなウネリで
フワフワと飛んでいってしまうので、大勢のゲストの皆さん撮るのに必死です。
かくいう自分も必死で撮っておりました。

20070909taa.jpg
これが、その皆さんが囲んで撮っているところです。
サザンマリンダイバーズのぢろーさんが、こっそり自分のおろし立てIXY910ISを、
繋いであった自分のBCから外し、内緒で撮ってくれてました。

写真で赤のスーパーミューはいて、失礼なことに隣の方のフィンの上にのって
しまっているのが自分です。
隣のゲストの方、その節は気が付かず、申し訳ありませんでした。

furisodeYg20030321.jpgfurisode20051106.jpg
furisode20051105.jpg

この フリソデエビ 、柏島では昔から定番アイドルにて、自分も過去に、何回か
綺麗な写真が撮れております。
ガイドさん達が見つけると、餌のヒトデを用意して皆さんで海と言う自然の水槽で
飼ってらっしゃるようで、各写真もご覧の様にヤラセちっくな出来上がりになって
しまってます。

でも、それが判っていても、良い構図の写真が撮れると嬉しいものですね。

2007年09月13日

●幼魚様たち(14)コウワンテグリ

kouwanteguriYg20070830a.jpg
コウワンテグリ  Neosynchiropus ocellatus
撮影 2007年8月:柏島勤崎 -7m 英名 Ocellated dragonet 

勤崎での安全停止時に、スズメダイ系の幼魚との格闘の連続に疲れはてて
いた時に、一緒に潜ってられたゲストの方が小石をはぐって見つけてくださり
ました。

大きさは約7mm、自分にとってこの種の幼魚に出会ったのは昨年の串本に
つづき、人生2度目の事、
ふたたび、自分の撮影格闘モードのスイッチがONになった事は、言うまでも
ありません。

生息域は、南日本の太平洋側~インド・西太平洋域。
岩礁域の岩の隙間や、砂底の岩の上あたりに生息しております。

miyaketeguri20070908a.jpg
ミヤケテグリ  Neosynchiropus moyeri
撮影 2007年9月:柏島勤崎 -5m

コウワンテグリ の成魚のいい写真がなかったのですが、背鰭が開いて無いと、
ミヤケテグリ と、ほぼ区別がつかないので、代わりに載せときます。

こちらの名前の由来は、あの有名なモイヤー先生が伊豆の三宅島で発見された
からで、学名もモイヤー先生の名前になってます。
生息域は、三宅島、伊豆半島、柏島、琉球列島と日本の固有種です。

こちらの幼魚を撮していれば、簡単な説明でしたのに・・・・・・。

2007年09月12日

●幼魚様たち(13)ミヤコキセンスズメダイ

何せ浅場に棲息する生物故、綺麗な写真を撮る第一条件は、ウネリが無い事。
8月に撮そうとした時は、体がゆらされダメダメ写真ばかりでしたが、今回は
なんとか見られる写真が撮れました。

但し自分の事なので、もちろん芸術性には乏しい、全ヒレ全開の真横ばっちりの
図鑑写真では有りますが。

miyakokisen20070908a.jpg
ミヤコキセンスズメダイ  Chrysiptera leucopoma
撮影 2007年9月:柏島勤崎 -2m 英名 Surge demoiselle

文献によると、生息域は千葉県以南の南日本、インド・西太平洋域。
水深2mまでの波の荒い珊瑚礁や岩礁にすむ。

沖縄辺りでは何処でも見かけるそうですが、串本では勿論の事、柏島でも珍しい
存在で有り、目立つ色合いがマクロ派ダイバーの目を引きつけております。

幼魚の時は イチモンスズメダイ とそっくりで、パッと見では区別が付きません。
両者の違いは、目から背鰭基部の黒斑に伸びる青いラインが イチモンスズメダイ
より、 ミヤコキセンスズメダイ の方が太いと言う事。
もうひとつの違いは、 イチモンスズメダイ は黒斑を取り囲む青いラインが真円の
眼状斑になっているが、 ミヤコキセンスズメダイ は真円になっていない事。

と言っても、写真で比べてみないと、なかなか区別が付かないですよね~。

2007年09月11日

●終夏の柏島より、セボシウミタケハゼ

今回の かじきあん 柏島ツアーからの報告は、こちらの生物から。

seboshiumitake20070909.jpg
セボシウミタケハゼ  Pleurosicya mossambica
撮影 2007年9月:柏島勤崎 -18m 英名 Common Ghostgoby

いつも図鑑写真ばかり撮っている自分にしては、珍しく綺麗な写真です。

撮影したのは、早朝6時からのダイビング。
昨年と同様、秋の期間限定にてアクアスさんでガイドお手伝い中の、パラオの
サザンマリンダイバーズのぢろーさんが、スレートに「ポリプ全開」と書かれた瞬間
から、全開ポリプと生物のイメージで自分の頭の中がいっぱいになり、被写体を
探して、おぉっと見っけました~♪
セボシ君が隠れてましたぁ。

と、柏島なのに、ぢろーさんにガイドをして貰っていると、ここはパラオと錯覚を
しがちの中、夢中で撮影した作品のひとつです。
セボシウミタケハゼ の特徴は、第1背鰭基部の小斑点で出来た黒い点と、第2
背鰭の棘ですが、この写真の生体はご覧の様に、第1背鰭、第2背鰭ともに
閉じてますので、本当は異なるウミタケハゼかも知れません。

まぁ、でも雰囲気で セボシウミタケハゼ と。
いいんですよ、所詮、フォトコンに出品する訳でもないし、自分の図鑑の中だけ
での発表ですから。

061205c4.jpg
撮影 2006年12月:須江内浦ビーチ -5m 

しかし、 セボシウミタケハゼ 自体は、去年の冬に紀伊大島須江の内浦ビーチで、
同じナンヨウキサンゴをバックに撮影しておりますが ( 上の写真 ) ポリプが
開いているのと、閉じているのでは写真のイメージが全く変わる物ですね。

ポリプは日中は開かないそうなので、狙いは早朝。
これだから、早朝ダイビングは止められませんね~♪

2007年09月10日

●この夏、4度目の柏島は。

    20070910aa.jpg

10日ぶりの柏島でしたが、今回もたくさんの写真を写してきました。
どちらのポイントでも、 ニシキフウライウオ がいるし、ハゼはバンバン
飛んでるし、シリーズ " 幼魚様たち " の新ネタも、沢さん仕入れて
きましたので、写真の整理ができ次第、ぞくぞく紹介させていただきます。

写真は、今回、勤崎で撮せた メガネスズメダイ です。

2007年09月09日

●鍋焼きラーメン

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13時15分に柏島を出発したのに、須崎インターを18時に通過。
原因は寄り道のし過ぎ。

でも、須崎名物の鍋焼きラーメンは旨かったです。

2007年09月08日

●柏島病

20070908aa.jpg

  10日ぶりに柏島に来てしまいました。
  この夏は、かなり柏島病です。

2007年09月06日

●ヤイトヤッコ

本日は、ストロボやライト等、ちょっと機械に頼りすぎてしまったお話です。

Yaitoyakko20070829a.jpg
ヤイトヤッコ   Genicanthus melanospilos
撮影 2007年8月:柏島ラスベガス -35m  
英名 Black-spot angelfish、 Swallowtail angelfish など

生息域は奄美大島以南の西部太平洋域、メス、オスそれぞれ模様が異なり、
画像はメスですが、オスは縦縞の複数の黒い帯があります。

今回は昨日の ピンテールラス を目的に行った時に観察できました。
水中ではもっと黄色が鮮やかに感じたので、間違いなく今回も撮影の失敗だと
思われます。

明るく撮したい気持ちで、ターゲットライトをいつものLED48からダークバスターに
交換したのが、きっと明るすぎて写真を白トビさせたんでしょう。

本当に写真は奥が深いですね~。

2007年09月05日

●ピンテールフェアリーラス

この所ずう~っと幼魚様を紹介しておりましたが、このままでは永遠に幼魚様を
紹介し続けるかも知れないので、これからは時々紹介させて頂くことにさせて
いただきます。

それで、久々に普通シリーズで紹介させていただく海洋生物は、この夏、自分に
色彩の豊かさでカルチャーショックを与えてくれた海洋生物です。

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ピンテールフェアリーラス (和名 無し)  Cirrhilabrus sp.
撮影 2007年8月:柏島 ラスベガス 英名 Splendid Fairy-Wrasse

ベラ科モチノウオ亜科イトヒキベラ属の1種にて、ダイバーからは尾鰭の先端が
尖っている事から ピンテールラス と呼ばれてます。
日本の海水魚の初版では、ヤリイトヒキベラ  の名で写真が掲載されてましたが、
第2版以降は改訂され写真も変わってしまいました。

生息域は当初は、伊豆諸島、柏島、琉球諸島などの日本固有種と思われて
おりましたが、その後、パラオ、インドネシアでも観察されております。

と、難しいお話しはここまでで。
Pintail%2020070708.jpg
Pintail%2020070729.jpg

上の写真は7月初旬に撮した画像です。
実はこの時まで、自分はベラ系にはあまり興味が無く、撮そうとしても動く早さに
ついて行けず、ダメダメ写真ばかりでした。

ですが、この ピンテールラス の、この派手な個体が自分のベラ系への思いを
変えさせてくれました。
この色彩は何なんでしょう~、 キシマハナダイ を産まれて初めて見た時以来の、
サカナという生物での色彩のカルチャーショックでした。
でも、この時は腹鰭全開の写真は撮せずじまい。

そして7月下旬に再び挑戦の下の写真、この時も撮せずじまい。

で・す・が~、今回のひそ柏では、一番上の写真ゲット~♪♪♪
やはり腹鰭も、こんなに派手ハデでした。
本当に凄い色彩をした生物ですね。

2007年09月04日

●幼魚様たち(12) レモンスズメダイ

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レモンスズメダイ  Chrysiptera rex
撮影 2007年8月:柏島勤崎  英名 King demoiselle

先日のひそ柏の初日3本目、他のゲストの方のリクエストが勤崎の浅場のみでと、
1本目に大深度潜水をしている自分にとっては、とっても嬉しいお話しです。
翌日の1本目に再び大深度潜水をする為には、念願の浅場ダイビング、勤崎の
ちびっ子スズメダイ巡りでした。

そんな中、既に先日報告済みの メガネスズメダイ クロメガネスズメダイ 達を、
ネバネバに粘って撮影した後に、見事に突き刺さってしまいました~。

し~か~し~、ご覧の様に特徴の頭部の青いラインがテカテカの写真ばかりで、
次回の柏島では、1本のダイビングを全て使うぐらいの気持ちでリベンジです。

Lemonsuzume20051009.jpg
撮影 2005年10月:西表島4番ポール

生息域は、琉球列島~西部大平洋の水深1~6mの浅い波の荒い珊瑚礁上で、
うすい黄色の体色をしていることが名前の由来だそうで、7cm程に成長するとの
事。
実際は、うすい黄色というより薄いオレンジのボディに、頭部が濃い青に蛍光の
青色のラインが入り、幼魚はそれらの色が濃いめの派手な色彩なので、ひと目で
それとわかります。

沖縄では浅場にいっぱい居るらしいですが、偶に秋の串本にも現れたりします。
こんな可愛い幼魚に会えたなら、マクロ派なら誰でも突き刺さる事、間違い無し
ですよ。

2007年09月03日

●幼魚様たち(11)キツネウオ属の1種

本日は、紹介する為に色々調べていると、図鑑や文献によって異なる内容が多く、
結局、何が正しいか判ららないけど、可愛かったので紹介させていただきます。

最も自分にしてみれば、名前や種がどうであれ、撮す生物として綺麗で可愛いく
撮るときに夢中にさせてくれれば、どうでも良いことですので。

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キツネウオ属の1種の1  Pentapodus Sp
撮影 2007年8月:柏島勤崎

日本の海水魚によると生息域は、高知県大月町沿岸と、オーストラリア東部と
ありますが、先月8月20日付けの日本生物地理学会発行の国際雑誌にて
ヤクシマキツネウオ の名前で発表されたそうです。

いわゆる一般的には、 プリンセスモノクルブルーム と呼ばれ、上記の名前の
由来の屋久島や、八重山諸島、フィリピンでも観察できるらしいです。

更に、自分が所持している洋物の図鑑では、 Yellow-striped Whiptail 名にて、
生息域は東インドネシア、フィリピン、サモア、台湾北部と有り、今回の和名を
発表されたのも日本魚類学会ではないし、こうなるといったい何が真実やら。

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キツネウオ属の1種の2  Pentapodus Sp
撮影 2005年10月:西表島T’sエリア

上説の1種の1との違いは、背中線に1本の黄色縦帯が有り、頭部の黄色縦帯が
繋がっておりません。

こちらは日本の海水魚によると生息域は、八重山諸島。
同じく自分が所持している洋物の図鑑では、 Double Whiptail 名にて、生息域は
オーストラリア北部、西部、東インドネシア、フィリピンと有ります。

こうなってくると、図鑑って、ふぅ~ん?って感じで。
書かれる学者さん次第なんでしょうか?

2007年09月02日

●幼魚様たち(10)クロメガネスズメダイ

やはり幼魚がテーマだと、圧倒的にスズメダイの写真が多くなります。
なので、本日は昨日の メガネスズメダイ 繋がりのお話しです。

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クロメガネスズメダイ  Pomacentrus vaiuli
撮影 2007年8月:柏島勤崎

こちらの体色はさまざま、黄土色、青色、紫っぽい色など、いろいろですが、
成長しても背鰭の眼状斑は消えないそうで、 メガネスズメダイ との区別方法は、
先日報告しました様に、尾鰭の付け根に白い帯が無い事で区別しております。
漢字では「黒眼鏡雀鯛」と書くそうで、 メガネスズメダイ の尾鰭の付け根に白い
帯が無いタイプと言うことで、黒の言葉が付いたようですね。

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撮影 左上 2007年7月:グアム、右上 2007年6月:パラオ

こちらも幼魚は、夏から秋にかけて伊豆半島に現れるらしいですが、昨日の、
メガネスズメダイ 同様、自分は伊豆で観察した事がありません。
なぜなのか?理由は簡単でした。

自分が過去に大瀬崎を潜ったのは、12月~5月の85本に対して、6月~11月は
14本。
特に死滅回遊魚がいち番多く観察できる10月~11月はたったの2本のみ。
つまり冬のシーズンしか潜ってないから、当たり前なんでしょうね。

kuromegane20061012.jpgkuromegane20070618.jpg
撮影 左上 2006年10月、右上 2007年6月共にパラオ

そして、こちらは自信が無いのですが、成魚と思われる写真です。
多分あっているとは思いますが、違っていたらごめんなさいです

kuromeganeYg20061124.jpg
撮影 2006年11月:サイパンオブジャンビーチ

最後はサイパンで撮したこの個体ですが、尾鰭の付け根に白い帯と言うより、
尾鰭が真っ白。
これはクロメガネなのか、メガネなのかどっちなんでしょう?
サイパンで撮したので、クロメガネスズメダイの英名の Princess damsel って
言ってしまえば良いんでしょうけどね~。

2007年09月01日

●幼魚様たち(9)メガネスズメダイ

今回のひそ柏にて、新しい幼魚様の画像を数点入手できました。
その中から、早速、本日ご紹介させていただくのは、
meganeYg20070830.jpg
メガネスズメダイ  Pomacentrus bankanensis
撮影 2007年8月:柏島勤崎

meganeYg20061028.jpg
撮影 2006年秋:柏島民家下

自分の、パッと見テキトォ~識別では、体が薄いオレンジにて頭が薄い赤色で
青いドット状のストライプがあり、尾鰭付け根に白帯が有るのが メガネスズメダイ
同じ色彩で、青いドット状のストライプが無いのが、 オジロスズメダイ
そして同じ色彩で、尾鰭の付け根に白帯が無いのが クロメガネスズメダイ
思ってます。

meganeYg20061108.jpgmeganeYg20070616.jpg

図鑑によりますと、生息域は三宅島以南、西部太平洋の熱帯・亜熱帯海域に
分布する。
日本では主に琉球列島のサンゴ礁でみられるが、幼魚は夏から秋にかけて
伊豆半島に現れることもある。

と有りますが、自分の様にあちらこちらの海に行ってしまう八方美人タイプには、
普段いない所で稀に流れてくる種に遭遇する例は少なく、日頃からの生息地で
観察できた写真が大半です。

普段から棲息していない所で見るほど、感激度は跳ね上がるんですけどね~。

2007年08月31日

●ひそ柏の目的 その2

20070831aa.jpg
未記載種のベニハゼ

今回のひそ柏の目的 その2です。
残念ながら背鰭、尾鰭の鮮明な写真は撮れていませんでした。
やはり深場では、なかなか時間が無くてじっくり撮れず、慌てて撮すので
ダメダメですね。

結局、柏島を5時10分に出発して、自宅に午前2時40分に到着しました。
合計9時間30分、行きに比べて1時間余分にかかったことになりますが、
なんとか普通の休憩でかえって来れましたので、これからは平日の柏島
ひとり旅が増えそうです。

2007年08月30日

●三木SA

20070830ca.jpg20070830cb.jpg

只今、三木SAで休憩です。
先ほど間違っていました。
どうやら1時間30分遅れです。

●豊浜SA

20070830ba.jpg

柏島を出発して4時間、やっと豊浜のSAです。
行きより、30分遅れております。

●ひそ柏、帰り道出発

20070830aa.jpg

今日は3本潜って、今から帰ります。
名古屋に到着するのは、果たして何時になるやら。

●ひそ柏の目的 その1

DSC_9687b.jpg

今回の、ひそ柏の目的 その1、何とか達成です。
詳しい報告は後日、させていただきます。

2007年08月29日

●到着しました。

20070829ab.jpg

午前1時に柏島に到着しました。
名古屋を4時30分に出発して、8時間30分の最短記録でした。

2007年08月28日

●ひそ柏

20070829aa.jpg
名古屋を出発して4時間、いつもの吉備サービスエリアで休憩です。

今回は、初めて柏島へ一人旅。
なので名付けて、ひそ柏。

まだまだ、先は長いです。

2007年08月26日

●幼魚様たち(6) ハナヒゲウツボ

本日ご紹介させていただくのは、いつもは皆さんがいやがるウツボが多い中、
皆さんが喜んで見るウツボのひとつ。

hanahigeYg20060320.jpg
ハナヒゲウツボ Rhinomuraena quaesita

このブログを書く前に、真面目に図鑑を読んで初めて知りました。
幼魚の黒色から、成魚の青色、そして老成の黄色と思ってたんですが、本当は
雄の成魚が青色で、更に成長して雌の黄色になるらしいです。
いわゆるクマノミなどで有名な、雄性先熟の性転換を行うんですね。

図鑑によると、生息地は奄美大島以南の西部太平洋域と有りますが、ときどき
串本でも現れますし、柏島では毎年、観察できます。

hanahige20061108b.jpg
この写真は柏島で昨年秋に観察できた、幼魚の黒色から成魚の青色に変色する
途中の姿です。
因みに、この中間色の状態は2~3日しかないそうですよ。

hanahige20060320.jpghanahige20040626.jpg
そして青色の成魚です。

残念ながら、まだ自分は更に成長した黄色の成魚は観察できておりません。

でも、更に成長ってのは、いったい人間で言うと、どの年代なんでしょうかね。
中年のおばちゃんって事なのかなぁ~。
それとも、おばあちゃん?

********************************

皆さん、すみませんでした。
どうやら、青色の雌も居て、更に老成して黄色になるとの事です。

これからは図鑑に書いてある事は、鵜呑みにしない様、注意致します。

m(_ _)m <(_ _)> m(_ _)m <(_ _)> m(_ _)m <(_ _)> m(_ _)m

2007年08月25日

●幼魚様たち(5) ソラスズメダイ

さて、しばらく渓流の話しが続きましたが、本日は再び幼魚様の世界へ。

本日の幼魚様は、日本のダイバーにとってスーパーメジャーフィッシュ。
あの食卓に上がりそうな魚しか観察できそうにない越前でも、真夏には
観察できる生物です。

Sorasuzumedai200706.jpg
ソラスズメダイ  Pomacentrus coelestis

図鑑によると、千葉県・新潟県以南の南日本、西部太平洋の岩礁性海岸の
転石地帯や、珊瑚礁の外側斜面に住む、と有ります。
自分は越前より北の日本海で潜った経験が有りませんが、新潟地域でも
見られるとは、色彩が綺麗なだけに、ちょっと驚きました。

Sorasuzumedai20070807.jpgSorasuzumedai20070729.jpg

いちばん上の写真はパラオ、左上は串本、右上は柏島で、全て今年撮した
写真です。
年齢は勿論ですが、棲息する地域や環境によって、ソラ色と黄色のバランスが
異なるようですね。

串本あたりでは、初夏から夏の終わり頃までに産卵をしますので、今の時期は
様々な大きさの幼魚が確認でき、減圧停止とか浅場でのんびり撮したい時には
良い被写体です。

海の中では美しいソラ色をしてますが、以前、水槽で飼ってた時に、日に日に
明るい青色が黒ずんでしまい、最後にはソラ色でなく、コンイロスズメダイ(?)に
成ってしまいました。

浅い水深で住んでる生物だけに、自然の太陽光か、それなりのライトの設置が
必用なんでしょうね。

2007年08月20日

●幼魚様たち(3) コクテンカタギ

2日間ほど、南紀観光の旅話が続いてしまいましたが、本日からは再び、
この夏に観察出来た、幼魚のお話しです。

KokutenkatagiYg20070728b.jpg
コクテンカタギ  Chaetodon quentheri

観察できたのは柏島の民家下、英名は、Crochet butterflyfishです。
crochet = クロケットとは、ゴシック建築での唐草模様の浮き彫りだそうですが
どう見ても、唐草模様ではなく均等に並んだ黒点の模様に見えますね。

文献によると、生息域は小笠原、相模湾以南、遠く南は台湾、フィリピン、PNG、
インドネシア、東オーストラリア、岩礁や珊瑚礁域に住んでおり、眼を通る黒帯は
成長するにつれ下方から消えていくそうです。

ぱっとみ、 ゴマチョウチョウウオ に似てますが、よぉ~く見ると背鰭後縁辺や、
臀鰭縁辺の黄色の濃さ、黒白の柄模様で区別できます。

参考までに、下の写真が串本で撮影した、 ゴマチョウチョウウオ の幼魚様です。
GomachouYg20070807b.jpg
ゴマチョウチョウウオ  Chaetodon citrinellus

どうです? やはりちがうでしょう。

2007年08月16日

●幼魚様たち(1) アオサハギ

このところ毎日紹介しております串本からの幼魚報告ですが、串本だけでなく
7月に潜った柏島でも、沢さん撮しておりました。
なので今日からは、そんな串本と柏島で7月に観察できた幼魚様達をいろいろ
紹介させていただきます。

aosahagiYg20070707.jpg
アオサハギ  Brachaluteres ulvarum

別に柏島や串本にこだわる事なく、神奈川県~長崎県の太平洋岸であれば
何処の海でも観察はできますが、カメラを手にしたダイバーは観察するたびに
撮してしまう生物です。

特に小さければ小さいほど、まず間違いなく一眼カメラのマクロ派ダイバーを
撮る事に執着させてしまう生物です。
この写真の場合は大きさは約10mm、見つけた瞬間からもちろん燃えました。

本当は青抜きの絵を狙ったんですが・・・・・・・・・・・駄目でした (>_<)

でも、有るテクニックを使ってみると、
aosahagiYg20070707b.jpg

おぉっ!凄いですねぇ~、さすがフォトショップ様でございます。

でも、これではインチキですね。
もっと撮す腕を、磨かないといけません。

2007年08月11日

●真夏の串本は幼魚でいっぱい(2)キンセンイシモチ

本日も先日潜った、真夏の串本からの報告です。
このブログを読まれてられる方は、自分がハゼ好きなのが判ると思われますが、
実は、隠れテンジクダイ・フェチなんです。
なので、本日紹介の生物を見つけた時は、水中でキャーキャー物でしたよ。

kinsenYg20070807a.jpg
キンセンイシモチ  Apogon properuptus

大きさは約10mm、おそらく今年の夏に産まれた子供と思われますが、なぜか
10匹程度の オオスジイシモチ の群れに1匹だけまざって泳いでおりました。

kinsenYg20070807b.jpgkinsenYg20070807c.jpg
最初に観察した時は、1匹だけ色彩変体個体かと思い大喜び~。
しかし、撮影後に図鑑で確認したところ キンセンイシモチ の幼魚と判明。

成魚は全身が金色色ですが、おそらく産まれた時は白黒の色彩で、下半身から
金色に色彩変化をしていくのでしょうか。

kinsenYg20070807d.jpgkinsen20070707.jpg
左上の写真は以前に串本で撮した成魚、右上の写真は今年7月の始めに柏島で
撮した写真です。
口の中に、わずかに見えるオレンジの物体が卵です。

いつになるかは判りませんが、今回観察できた幼魚よりも更に若い幼魚や、
生まれ立ての姿が写せれば、もう少し詳しい色彩変化が表現できるでしょうね。

いつまでも、課題は山積みの様です。

2007年08月09日

●柏島合宿報告 (9) イレズミコバンハゼ

先ほど串本から戻って参りましたが、写真の整理が出来ておりませんので、
本日も柏島からの報告をさせていただきます。

irezumikoban200707.jpg
イレズミコバンハゼ  Gobiodon Sp

和名は前からあるのに、未だに学名ではSpです。

観察したのは、民家下での安全停止中です。
大きさは周りに写っているサンゴの大きさから推測できます様に、全長で
約15mm位の小ささでした。

こんな可愛いいのに体表の粘液中に毒があるらしく、人間には特に害はないが、
魚毒なので他の魚を殺したりするらしいですよ。
そんな怖いコバンハゼなので、こんな名前なんでしょうか?

かなり粘りましたが、この顔の撮影が精一杯でした。
これも又、次回、出会えた時の宿題のひとつですね。

●柏島合宿報告 (10) パンダダルマハゼ

-本日は、もうひとつ紹介。

今回の柏島合宿の目的のひとつは、 パンダダルマハゼ の撮り直しでした。

Panda20070730.jpg
パンダダルマハゼ  Paragobiodon Lacunicolus

2日間で合計6本潜り、その内、2本同じポイントで撮影しましたが、見れる写真は
この顔面アップのみ、待望の全身写真は撮れませんでした。

初日の1回目はちょっと粘ってみましたが、残念ながら1枚も撮れず、2日目には、
1本全てのダイビングタイムを費やして撮ろうかと最初は悩みましたが、結局、
普通のダイビングスケジュールの最後に10分間程度で撮そうと計画しました。

撮影する為に、アクアスの やっちゃんから撮影用スペシャルアイテムまで借りて
撮影してみましたが、顔面アップが精一杯でした。

やはり、ダイビング1本を費やすぐらいの気合いを入れないと、いい写真は撮れない
様ですね。

反省です。

2007年08月07日

●柏島合宿報告 (8) アワイロコバンハゼ

先月末の柏島合宿後の真夏の8連勤も何とか乗り切り、今日と明日は久々に
串本で潜ります。
比べてみると、昨年は7月までに10日間ほど串本で潜ってましたが、今年は
なんと1月以来です。

7月末時点での潜っている本数は、昨年と比較すると10本ほど今年の方が
昨年よりペースは上回ってるんですが。
そう言えば、須江も3月以来行っていないし、今年はテックダイビングを始めた
せいか、南紀から足が遠のいていた模様です。

で、今回は平日と言うことも有り、 かじきあん のオープンウォーター講習に便乗、
串本ダイビングパーク前のビーチで、たっぷりマクロ撮影の予定です。
まだまだ6月のパラオ合宿、7月の柏島合宿の報告が終わっておりませんが、
報告ネタが増えてしまいそうですね。

これだけ報告ネタが溜まってしまうと、もう順番はくしゃくしゃでも、ぼちぼちと
気長に報告させていただく事にいたします。

awairokoban200707.jpg
アワイロコバンハゼ  Gobiodon prolixus

観察できたのは、民家下の安全停止中。
昨年の10月にも同じ場所の同じようなサンゴで観察しておりますので、ひょっと
したら同一個体かも知れません。

つい先日までは コバンハゼ Sp でしたが、今年5月に アワイロコバンハゼ
和名が付きました。
普通の コバンハゼ と同じような顔の柄で、色彩が薄いからこのような名前に
なったのでしょうね。

kobanhaze20050317.jpg
参考までにこれが、2005年3月にパラオで撮影した レモンコーラルゴビー
日本の コバンハゼ のミクロネシア版です。 

2007年08月06日

●柏島合宿報告(7) ヒレボシミノカサゴ

hireboshi20070707aa.jpg

ヒレボシミノカサゴ  Dendrochirus biocellatus

約一年ぶりに、久しぶりに観察できました。
過去に観察できたのは、小笠原とパラオでのナイトダイビングの時だけでしたが、
今回、いくら柏島の透明度が悪いとはいえ、昼間のダイビングで観察できるとは。
思ってもいないだけに、観察できて、とても嬉しい生物でした。

hireboshi20060611.jpghireboshi20070707ab.jpg
( 左上の写真は2006年6月に、パラオで撮影したものです )

折角、昼間に初めて観察できたから、いろんな構図で沢山の写真を撮りためて
おこうと考え、2~3枚撮り始めた時でした。

残念な事に、水中での写真を撮るマナーに乏しい方達が、横からムリに割り込んで
こられて、あららって感じで、自分は撮影できる位置からはじき出される形となり、
はい!撮影終了~。

ひょっとして、自分も撮りたくて夢中になってると、こんな感じなのかな?
人のふりを見て、我が身を振り返る事ができました。

皆さん、写真を撮るときのマナーは守りましょうね。

2007年08月05日

●柏島合宿報告 (6) クビアカハゼ

本日の紹介は、昨日までのシュリンプゴビーつながりと言うところで、
kubiakahaze200707.jpg
( 写真は2006年10月に撮影したものです )

クビアカハゼ  Amblyeleotris wheeleri

これまた特に柏島での観察にこだわる生物では無いんですが、先日紹介しました
ネジリンボウ と同様、柏島のハゼ君達は他のエリアで観察できるのと比較して、
凄~く綺麗なんです。

クビアカハゼ 自体は串本で常時観察が出来ますので、わざわざ遠い柏島に
来てまで撮さなくてもと思いますが、見た瞬間、綺麗さの違いに引かれてしまって、
いつも思わず撮しております。

kubiakahaze20070729.jpg
こちらの写真は、今回の撮影品

他にも、いっぱい珍しい被写体があるのに、いつも見てる生物でも綺麗だとつい
夢中で粘って撮ってしまう。
このくせ、何とか治らないんでしょうかね。

2007年08月04日

●柏島合宿報告 (5) ヤシャハゼ

昨日紹介しました ネジリンボウ つながりで、本日、紹介させていただくのは、

    yashahaze20070729a.jpg
     ヤシャハゼ  Stonogobiops yasha

ネジリンボウ属はインド~太平洋の温帯~熱帯海域に生息するのは全部で6種類、
その内、日本では4種が観察できます。
観察できるのは、 ネジリンボウ ヒレナガネジリンボウ キツネメネジリンボウ と、
なぜか1種だけボディの模様がねじれていない、この ヤシャハゼ

因みに日本で観察できない2種は、モルジブに住む ドラクラシュリンプゴビー と、
マラカス諸島に住んでられる マラカスシュリンプゴビー です。

yashahaze20050903.jpgyashahaze20061108.jpg

串本や伊豆半島辺りでも、年に1~2個体が出現しますが、常時観察しようと思うと、
柏島が本州から、いちばん近いポイント。
後浜で、浅ければ -20m辺りから観察ができますから、粘って撮影しても減圧の
心配は少なめです。

白い砂地に鮮やかな赤い柄と、まっ黄色な目が目立ちますので、見つけやすい
被写体でも有りますよ。

2007年08月03日

●柏島合宿報告 (4) ネジリンボウ

本日、柏島合宿から報告させていただきますのは、珍しくも無い生物ですが、
nejirinbou20070729a.jpg
ネジリンボウ  Stonogobiops xanthorhinica

もちろん、特別、柏島だからと言う生物ではありません。
観察できるのは伊豆から南であれば、広範囲で観察ができる生物です。

自分自身も今まで、大瀬崎、安良里、井田、三木浦、紀伊大島、串本、白浜など
至る所で観察し、沢さん撮影しております。

ですが、柏島に来るといつも必ず撮してしまいます。
ハゼの王国、柏島だからなのか、 ネジリンボウ を撮影しているすぐ近くには、
ヤノダテハゼ ヒメオニハゼ クビアカハゼ 等も生息しており、もちろん、
それらも撮影しますが、何故か ネジリンボウ を粘って撮影してしまいます。

確かに大瀬崎に生息する同種と比較すると、個体数が多いせいか白色が綺麗に
光っている様に思えるのも、思わず綺麗に撮したいと思う事で粘ってしまう気に
させるのかも知れません。

nejirinbou20061108a.jpgnejirinbou20040515a.jpg

じっくり粘れば、初心者でも綺麗に撮りやすい被写体ですので、カメラビギナーの
方も、是非、粘って撮影して下さい。
でも、それ以上に魅力有る被写体生物が多い柏島ですけどね。

2007年08月02日

●柏島合宿報告 (3) イナズマヒカリイシモチ

本日は、柏島に本格的な夏の水温が来る前の、旬のネタ紹介の第一弾。

柏島には、日本ではここでしか観察できないとか、世界でもここでしか観察が
出来ない生物が沢山生息しておりますが、その中でも自分のお気に入りの
生物のひとつです。

inazumahikaishi20070708a.jpg
イナズマヒカリイシモチ  学名 Siphamia tubulata

柏島に行ったら、まず見ておいて欲しい生物です。
テンジクダイ系の中でも、独特の縦帯と横帯が不規則に交差した柄は、この
イナズマヒカリイシモチ だけ、ともかく独特の模様で、
テンジクダイの中で、綺麗系の日本代表です。

残念ながら自分は光っている姿は見た事がありませんが、文献によれば、
「腹腔内には発光器官があり光の拡散を促す発光組織が体の腹面に沿って
ひろがる。発光器は発光バクテリア共生型である。」 らしいです。

inazumahikaishi20070708b.jpginazumahikaishi20070708d.jpg

ヤギや、トサカなどにくっついて居る事が多いので、綺麗な写真の被写体として
結構、素敵な生物ですよ。
で、何故、旬かって言うと、この姿です。

inazumahikaishi20070708c.jpg

もうすぐ産まれそうな赤ちゃんを、口いっぱいに含んだこの姿は、7月8日に
勤崎で撮影させていただきました。
先週末は、残念ながら勤崎で潜りませんでしたので観察できておりませんが、
おそらく既に産み終わっているんでしょうね。

ハッチアウトの瞬間を、いつか観察したい物ですね。

2007年08月01日

●柏島合宿報告(2)ハダカコケギンポ

8月 1回目の海洋生物の紹介は、とっても可愛~いギンポ君です。
   hadakakoke20070728b.jpg
ハダカコケギンポ  Neoclinus nudus

最初にアクアスの やっちゃんから、「飛び出すギンポ」って紹介された時は、びっくり!
やっちゃんがギンポにやさしく触れると、巣穴からビョ~ンと飛び出し、しばらくすると
巣穴に戻ります。
そして又、触れると飛び出し、しばらくすると巣穴に戻ります。
自分が触れてみても、飛び出します。

更に面白い事に、飛び出した後、巣穴を指でふさぐと、入れずに近くでじっとしており、
指をどけて巣穴に入れる様にすると、すぐに巣穴に戻ります。

そして触れると、又、飛び出します。
これを繰り返しながら、撮影してみました。

hadakakoke20070728a.jpghadakakoke20070728c.jpg

普通、コケギンポ系の撮影には口を開けるのに、あの手この手と苦労をしますが、
この子は簡単に外に出ちゃうので、違う意味で口を開けるのに苦労しました。

それにしても、可愛すぎると思いませんか?

2007年07月31日

●柏島合宿報告 (1)スケロクウミタケハゼ

自分のダイビング生活で今回は10回目の柏島でしたが、1ヶ月に2回は初めて、
今月は2回も行ってしまいました。
7月初旬はベラの繁殖期にて、ディスプレイが見事な様々なベラの観察が出来、
後半は水温も上がり、ハゼがホバリングし出すと思い2回も行ってしまったのです。

かじきあん のツアーでは、より安全なダイビングを目的としナイトロックスエアーの
ダイビングを推奨しており、各ツアーにはナイトロックスタンクを持って行きます。
勿論、ナイトロックスダイビングの資格を持たないと、使えませんが。

柏島でのダイビングはとっても魅惑的な被写体が多く、減圧が出やすいダイビング
スタイルになりがちなので、潜る本数分で車に積めれるだけナイトロックスタンクを
持って行きます。
基本的に潜る深さに合わせた酸素濃度のナイトロックスタンクを用意し、持って行き
ますが、ナイトロックスが故に、あと一歩、深く潜れず観察できない事も、しばしば。
ナイトロックスは酸素濃度が高いわけですから、その分、酸素中毒になり安い訳で
無理は禁物です。
( なぜ酸素中毒になりやすいのか、もっと理由を知りたい方は、所属されている
各潜水団体のナイトロックス講習を受講して、勉強して下さい。 )

ナイトロックスが故に深く潜れなくて観察できない事よりも、減圧症にならない事の
方が大事なので、今回もナイトロックスタンクを沢さん持ち込みさせて頂きました。

今回もお世話になったのは、アクアスさん。
先日も書いた様に、自分が大好きなサービスさんです。

と、前置きが長くなりましたが、本日からはそんな柏島合宿の報告をさせていただき
ます。

冒頭にも書きましたが、柏島は本当に魅惑的な被写体に満ちあふれております。
日頃から自分が撮る写真は、全てのヒレ全開の真横くっきり写真が目標。
はい、すなわち芸術性の無い写真です。
これも自分の目的、マイ写真での図鑑作りの為ですが、そんな自分でさえ、柏島に
来てしまうと、思わず、こんなアートっぽい絵の写真を撮ってしまいます。

    sukerokuumitake20070729a.jpg
スケロクウミタケハゼ  Pleurosicya boldinghi

正確に言えば、この スケロクウミタケハゼ 自体が、いつもこyんな様子で、トサカに
くっついており、このハゼ自体を撮ろうと思うと、どうしてもこういう絵図らになって
しまうのですが。

他にもこんな風に、柏島のおサカナさん達は、迎えてくれるのでした。

Hallo20070729a.jpg
柏島のおサカナさん達、いつもモデルを勤めていただき、ありがとうね。

2007年07月28日

●今日から、柏島合宿

20070728aa.jpg

今日から2日間は かじきあん の、辛い柏島合宿。

合宿所はアクアスさんにて、2日間とっても辛~い修行になりますが、
頑張って乗り越えてみます。

2007年07月24日

●パラオ合宿報告(13 とっても番外編) パンダダルマハゼ

6月パラオ合宿からベニハゼ系の報告を続けてまいりまして、まだまだ紹介する
ベニハゼは有るんですが、あまりにもヲタクぶりからか、皆さんからのコメントが
どんどん減っていくので、今日から路線変更をしてみます。
( でも一般ネタのサカナは、ほとんど撮っていないので、いつまで持つのか?)

と言う事に加え、昨日、新しくマイミクさんになって頂いた方に敬意を込めて、
本日はこの生物を紹介させていただきます。

Pandadaruma20061109c.jpg
Pandadaruma20061109a.jpgPandadaruma20061109b.jpg
パンダダルマハゼ  Paragobiodon Lacunicolus

とっても上手くない写真で申し訳ありません。
実はこんな写真しか撮れていないので、取り直したい生物のNo-1です。
更に観察したのはパラオじゃなくて、柏島。

まぁ、パラオのサザンマリンダイバーズさんと、柏島のアクアスさんは親戚の様な
サービスさんですし、自分にとっては大好きなサービスさんのトップ2ですから、
とっても番外編と言うことで。

この パンダダルマハゼ 、今月始めに柏島へ行った時にアクアスの、まっちゃん
から紹介して貰いましたが、早朝なので寝起きが悪かったのか、ちょっと粘って
みたのですが、サンゴの奥に引っ込んだままでした。

今週末に かじきあん のショップツアーで、リベンジに行って参りますので、
是非ともベストショットを決めて来たいと思っております。

と言うことで、しばらくは大好きなダルマハゼシリーズを紹介させていただきます。
でも、ダルマハゼの種類は7種類しかなく、既に、先日には カサイダルマハゼ
紹介済みですから、どうやら短いシリーズにはなりそうです。

2007年07月08日

●柏島からの帰り道

20070708aa.jpg

早朝から2本から潜って、帰り道に四万十川の天然鰻を
食べに行きましたが、あいにく品切れ。
普通の鰻を頼んだら、天然物が無いおまけで、わらび餅を
頂戴しました。

ラッキー~♪

2007年07月07日

●雨の柏島

20070707aa.jpg

深夜と言うか、明け方到着後、仮眠をして先ほど起きました。
来る途中はどしゃぶりで心配しましたが、小雨で良かったです。

2007年01月24日

●もう一度撮り直したい その5 ピンクスクワットロブスター

居そうなポイントに行ってないわけでは無いのですが、過去にたったの一度しか
お会いできていない、 ピンクスクワットロブスター です。
PinkSR20040627.jpg
何でも、最近 サクラコシオリエビ とかに改名されたそうですが、2004年の6月に
撮した時点では、誰がなんと言おうと ピンクスクワットロブスター です。

つい先日も イザリウオ が、 カエルアンコウウオ とかに改名されたそうですが、
スピーシーの1種とか、2種とかが改名されるのは判りますが、名前が固定されて
いたのを改名されるのは、非常に困ります。

改名される度に、過去の写真データを全て修正しなければなりませんし、せっかく
出来の悪い頭で覚えた名前も、またまた覚え直さなければなりません。

ちょっと話がそれてしまいましたが、この写真を撮った時は、どこにフォーカスを
当てれば良いのか悩みました。
目なのか、はさみなのか、それともモジャモジャの白い毛なのか?

写し終えてから、思いました。
全パターンで撮せば良かったんだと。

それ以来、今まで会えておりません。