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2010年02月28日

●コクテンベンケイハゼ

今日は28日なのに、月末。
なので日曜日ではありますが、出勤です。

今年の冬期オリンピックもフィギュアスケートが終わって、もう終わり感がたっぷり
でしたが、スケートの女子パシュートでまだメダルが期待できそうですね~
何とか、" 日本に金メダルを " 。

お~っと、皆川さんもまだでしたね。

kokutenbenkeihaze%2020100111b.jpg
コクテンベンケイハゼ   学名 Priolepis sp.

 スズキ目 / ハゼ科 / イレズミハゼ属
撮影 2010年1月:紀伊大島須江地区 内浦 水深-9m 大きさ40mmぐらい
生息域 小笠原諸島、千葉県以南 ~ 西部太平洋域、インド洋域など。
 
珊瑚礁域や岩礁域の岩の隙間や穴陰にて、潜む様に生息しております。
体色は濃赤褐色で白くて細い横縞があり、第一背鰭の基部先端付近に黑斑と
尾鰭の上部先端部に白線に囲われた黒斑があるのが特徴です。

因みに、黑斑が背鰭部に有り尾鰭部にない場合は、 イレズミハゼ属の1種 で、
背鰭部と尾鰭部の両方にない場合は、 ベンケイハゼ になります。

kokutenbenkeihaze%2020100111c.jpgkokutenbenkeihaze%2020100116a.jpg
撮影 2010年1月:紀伊大島須江地区 右:ナギザキ、左:内浦 

kokutenbenkeihaze%2020070213.jpg
撮影 2007年2月:PALAU GP3 

かなり以前から撮してきている生物ですので、当ブログで既に紹介済みと
思ってましたが、イレズミハゼ属として纏めて報告したきりで、キチンとした
報告はまだでした。

久しくハゼ科の生物報告をしていないなと思いながら、写真を整理していて
気づきました。

2010年02月18日

●たぶん、セレベスゴチ

何なんでしょうね~?

日頃は日本人と言うナショナリズムを感じる事は少ないのに、オリンピックが
始まると、本気で日本選手を応援し、時にはその人達に感動して涙さえ流して
しまいます。
結果はどうであれ、それまでの4年間もの長い間の各選手の努力を見たことが
無くても、自然に感じてしまうんでしょうね。

さて本日も、冬の南紀の夜の海での観察報告です。

serebesugochi%2020100110a.jpg
セレベスゴチ  学名 Thysanophrys celebica

 カサゴ目 / コチ科 / クロシマゴチ属
撮影 2010年1月:紀伊大島須江 白野ビーチ 水深-5m 大きさ 約80mm 
生息域 伊豆半島以南 ~ 西部太平洋域、インド洋など。

浅い水深の珊瑚礁域や、岩礁域の砂底や砂泥底に生息しております。
鰓蓋付近にピンク色、もしくは淡い紫色の斑斑がある事が多く、鮮明では
ありませんが小さな皮弁が眼上にあります。
また、眼の虹彩皮弁の下側が単峯(山がひとつ)なのが本種の特徴です。

近似種の オニゴチ は、眼上にある単独の皮弁が鮮明であり、眼の虹彩
皮弁の下側が2峯(山がふたつ)と言う違いで識別ができます。

serebesugochi%2020100110ab.jpg

非常に判りづらいですが、青い丸の中に本当に小さな皮弁が眼上にあり、
そして赤い矢印の先の虹彩皮弁の下側はと言うと・・・・・
う~ン単峯とも、2峯のどちらとも言えない形をしておりますね。

onigochi%2020081019a.jpg
onigochi%2020081019ab.jpg
撮影 2008年10月:パラオ セントカーディナル 水深-10m 大きさ 約50mm

更にこちらに至っては、 オニゴチ の特徴である眼上にある単独の皮弁自体は
鮮明ですが、眼には虹彩皮弁が無く、下側にも山はありません。

撮したのもパラオですから、ひょっとしたら外人の種かも知れません。
まだまだ勉強不足です。
もっともっと沢さん観察してから、再報告させて頂くことにいたします。

2009年12月14日

●ヤライイシモチ その2

昨日はダイビング後に、ワンピースの映画をレイトタイムで見て、ブログを
書いて、3時間ほど寝て起きて出社しました。
思えばダイビング前日も3時間の睡眠しかとれず、50歳を超えたオヤジには
「こりゃ、えらいわ~」と思いながらとオフィスに着くと、誰もいません。

考えてみれば日曜日なので、本社出社は自分だけでした。
ならば、こそっと昼出勤にすれば良かったとズルい考えが頭をよぎりました。

さて本日は今年、各地で撮影してきた ヤライイシモチ を報告させて
いただきます。

と言っても、今年上半期だけの撮影ですが・・・・・

yaraiishimochi%2020090523a.jpg
撮影 2009年5月:沖縄本島 砂辺 水深 -12m 大きさ 80mmぐらい 

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撮影 2009年3月:奄美大島 ピアテグリ 水深 -9m 大きさ 50mmぐらい

yaraiishimochi%2020090110a.jpg
撮影 2009年1月:PALAU セントカーデイナル 水深 -8m 大きさ 80mmぐらい

ヤライイシモチ  学名 Cheilodipterus quinquelineatus
英名 Fivelined Cardinalfish
生息域 小笠原諸島、和歌山県以南 ~ 紅海、インド洋、西太平洋域など

珊瑚礁や岩礁域の珊瑚や岩陰に隠れる様に生息しています。
尾鰭基部にある黄色部分の中の黒斑の大きさが瞳より小さい事、体側面の
黒色縦縞が5本と少ない事で、他のヤライイシモチ類と区別ができ、小さな
時は群れになってますが、大きく育つと単体での生息になります。

ちょっと気になったのが、真ん中の奄美大島で撮影した個体。
本種のほとんどが尾鰭は全て透明なのに対して、この個体は上端と下端が
黒く縁取られてます。
よぉ~く考えると、 リュウキュウヤライイシモチ にも同様なケースが見設け
られました。

ちょっと勉強不足で申し訳ありませんが、テンジクダイ科の婚姻色と言うのも、
あまり見かけませんので、雌雄の差なんでしょうか?

2009年12月03日

●ロングクロウシュリンプ

ちょっと久々に生物の事を書いてみる気持ちになり、書いてみました。
勿論ずいぶん前に撮した写真にはなりますが、生物の事をきちんと書くのは
匡平と最後に遊びに行った日の、前日の夜以来です。

決して、まだまだ気持ちの整理は出来ておりませんが、少しずつでも匡平と
非凡でも楽しく暮らしていた日の自分に戻らなければと、やっと、思い始め
だしました。
匡平の分まで、残りの人生を楽しまなければいけないと思う様に努めようと
思います。

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ロングクロウシュリンプ   学名 Periclimenes tennipes
 ホンエビ上目 / テナガエビ科 / ホンカクレエビ属

撮影 2008年10月:PALAU グアバスカス 水深 -8m 
                      大きさ 甲長30mmぐらい
英名 Longcrow shrimp
生息域 琉球列島以南 ~ 紅海、インド洋、東南アジア、北部オーストラリア、
      西部太平洋域など

内湾珊瑚礁域の礁原や礁池などの岩穴、岩礁などと砂泥底の境目付近にて
隠れる様に生息しております。
体色は透明にて、はさみ脚の指部や前節中央部は黄褐色、腕節の先端には
黄褐色と青褐色の斑紋が並び、長節の先端は青褐色の斑紋があります。

longcrowshrimp%2020081019c.jpg
longcrowshrimp%2020081019d.jpg

かなり判りづらい画像で、すみません。
同様の環境に生息している オシャレカクレエビ に、非常に良く似てます。

図鑑などには、本種は 第3~5胸脚の前節に、節が有る事で区別できますと
書かれてますが、海の中でそれらの区別は非常に困難なので、透明色の体に
赤褐色や、白色の細い横線がなければ本種、あれば オシャレカクレエビ と、
自分は区別しております。

白い砂地に居る事が多く、且つ透明のボディなので実に撮りづらい生物です。

2009年08月08日

●シコンハタタテハゼの幼魚

大手の製造業メーカーの方々は本日から大型連休で、しばらく通勤ラッシュが
緩まると思われますが、反面、高速道路の渋滞が激しくなるんでしょうね。

せっかく梅雨が明けたと言うのに、この一週間は芸能人の方の暗いNEWSが
あふれる毎日でしたので、来週は旅行や帰省などでの子供達の明るい声が
あふれるNEWSでいっぱいになる事を、祈ります。

shikonhatatehaze%2020050317b.jpg

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シコンハタタテハゼの幼魚  学名 Nemateleotris helfrichi
 スズキ目 / ハゼ科 / ハタタテハゼ属

撮影 2005年3月:PALAU 水深 -35m 大きさ約40mmぐらい
英名 Helfrich's dartfish
生息域 小笠原諸島、奄美大島以南 ~インド洋、中西部太平洋域など。

岩礁域や珊瑚礁域の水深が35m ~ 60mぐらいの、軽石混じりの砂磯底上の
中層をホバリングしながら生息しております。
頭部は鮮やかな黄色、眼上部から第一背鰭起部にかけて、淡紫色の縦帯状の
模様があり、胸鰭辺りの濃紫色が尾鰭にかけてグラデーション的に色彩が薄く
なっていきます。

前半分が白色に近い水色で、後半分が濃褐色をしている第一背鰭は、幼魚の
時ほど長いと言われてますが、本種は普通の長さでした。
もっと小さい幼魚じゃないと長くないのかも知れません。

頭部の模様の色彩に関しては地域によって異なり、本写真の様にミクロネシア
地方では黄色い頭部をしてますが、南太平洋域にあるクック諸島や、タヒチ等に
生息する種では頭部が濃いピンク色をしておりますが、単なる色彩変異と考え
られ、現時点では分類上は同種となっております。

shikonhatatehaze%2020011125a.jpgshikonhatatehaze%2020031015a.jpg
撮影 左2001年11月:SAIPAN グロット  右2003年10月:GUAM ブルーホール

右のGUAMで撮したのは鰭が開いて無いし、左のSAIPANで撮したのは、まだ
経験数が100本位の頃に、当時のコンデジで撮した物にて、画質が悪く、本種に
関しては、これらの大きな個体の綺麗な写真が撮れてから、報告しようかと長年
思っておりました。

でもそんな事思ってると、いつまで経っても本ブログの種の数が増えませんので
今回の潜水休止期間の内に、報告させていただきました。

2009年08月07日

●ハナナガモチノウオ

ちょっと今日はローカルなお話しで、すみません。

昨日、仕事中に名古屋都市高速道路を利用しましたが、入り口でETC君が
「530円、ご利用しました」と、アナウンスしてきました。

「うんっ? 530円? 750円の間違いじゃないの」って思ったのですが、どうやら
7月18日から、やっと名古屋都市高速道路も " 社会実験 " とやらの大名目で
土日祝日割引が始まったらしく、今回のお盆期間の特別割引日程のおかげで
昨日も割引だったみたいです。

まぁ会社経費ですので安いに超した事はないのですが、それにしてもETC君の
変な丁寧語、「ご利用されました」か、「利用しました」の間違いでは?

hananagamochinouo%2020081018a.jpg
ハナナガモチノウオ  学名 Cheilinus celebicus
 スズキ目 / ベラ科 / モチノウオ属

撮影 2008年10月:PALAU 水深 -7m 大きさ約150mmぐらい
英名 Celebes wrasse
生息域 和歌山県、奄美大島以南 ~インド洋、中西部太平洋域など。

内湾性の珊瑚礁域の礁湖や入り江など生息しております。
吻が長く、頭部の外郭が眼の付近で窪むのが特徴で、成長した雄には
眼の周りに放射状の橙赤色帯があります。

また、尾柄部に長い黒斑があることも本種の特徴です。

hananagamochinouo%2020081018c.jpghananagamochinouo%2020081018b.jpg

おそらく普通のダイバーなら、まず撮してみようとは思わないと考えられる種の
ひとつです。
自分も撮した時は、「そう言えば、偶に見かけるけど撮した事ないなぁ~」 と
思って撮影した写真です。

なので、真横どんピシャでなく少し斜めってるは、尾鰭は切れてるはと、
綺麗に撮り直してから報告したかった生物のひとつではあります。

2009年08月03日

●タイワンマトイシモチ その2

例年なら、6月末頃 ~ 7月にかけて、テンジクダイ科の生物の口内保育を
いろいろ観察しておりますが、今年は同時期は潜れなかったので、一度も
口内保育の観察が出来ませんでした。

なので本日は、去年観察した口内保育の画像の報告です。

taiwanmatoishimochi%2020081021a.jpg

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タイワンマトイシモチ  学名 Foa brachygramma
 スズキ目 / テンジクダイ科 / タイワンマトイシモチ属
撮影 2008年10月:パラオGP3 水深-12m 大きさ60mmぐらい
英名 Fo cardinalfish 、Weedy cardinalfish
生息域 相模湾以南の南日本、インド、西部太平洋域。

内湾沿岸部のアマモ場周辺や、珊瑚礁域でも同じ様な環境に生息して
おります。
体高は高く側扁しており、目の周囲に褐色の点列状の模様、体側面には
全体に暗褐色のまだら模様があります。

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taiwanmatoishimochi%2020080412a.jpgtaiwanmatoishimochi%2020080412c.jpg
撮影 2008年4月:パラオGP3 水深-12m 大きさ30mmぐらい

本日の口内保育中の画像ですが、テンジクダイ科の生物の習性から言って、
口内保育をしているのは雄と思われます。
そしてちょっと見にくいのですが、画像の後の方により大きな個体がいます。
って事は、大きな個体は雌?

わりとよく見るテンジクダイ科の夫婦さん達は、同じぐらいの大きさの雌雄の
組み合わせが多いのですが、本画像の夫婦さんはかなり大きさに差があり、
撮したところがパラオだけに、奥さんが凄く強いんでしょうね。

日本と違って四季のないパラオでは、テンジクダイ科の生物たちも、一年中、
いつでも産卵シーズンなのか、本日の口内保育を観察したのは10月ならば、
この幼魚たちの観察も4月です。

しかし年中、口内保育の観察が出来るのであれば、もっと沢さん口内保育の
観察が出来ていいはず。
いったいパラオのテンジクダイ科の生物は、いつがシーズンなんでしょう?

2009年08月01日

●たぶん ウケグチイットウダイの幼魚

さて今日から 8月。
とうとう 7月中に、梅雨明け宣言は出ませんでしたね~
今週末は月末月初なので、お仕事、お仕事です。
休日だったとしても、どうせ海には行けませんし、天気もすぐれませんし。

梅雨が遅れている分、お盆明けから夏が遅れてやって来れば良いの
ですが。

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ukeguchiittoudai%2020081019c.jpg
たぶん ウケグチイットウダイの幼魚  学名 Neoniphon sammara

キンメダイ目 / イットウダイ科 / ウケグチイットウダイ属
撮影 2008年10月:PALAU セントカーディナル(ナイトダイビング)
 水深 -7m 大きさ 30mmぐらい 
英名 Spot-fin Squirrelfish
生息域 紀伊半島以南 ~ 紅海、インド洋、太平洋域など。

珊瑚群落の比較的浅い水深に生息しております。
図鑑や色んな文献で調べるところ、イットウダイ科の仲間としては体型は
やや細長く、下顎が上顎より突出し、目は大きい。
成魚の体色は銀色地に赤色縦線が入り、背鰭前方に暗色斑が入る事で
他のイットウダイ科の生物と区別ができる。

と、あります。
近似種の ヒレグロイットウダイ は背鰭に黒い斑紋ではなく、黒帯が入る事、
また体色が同じ ホソエビス は背鰭は透明な事で区別が可能な様です。

しかし、本画像の様なサイズの写真が何処にも載っていないので、確実とは
言えませんし、本画像自体が昼でなく、ナイトでの撮影。
ひょっとしたら昼間は体色がもっと赤くて、背鰭の斑紋も幼魚の頃は黑斑でも、
成魚になると縦帯に変化するのかも知れません。

なので本日は、「たぶん」と、言い訳させていただきました。

2009年07月29日

●オキナヒシガニ&ホソウデヒシガニ 

久しくカニ下目の報告を怠っておりましたので、本日はヒシガニ科の生物を 2属
まとめて報告させていただきます。

参考までに、ともにナイトダイビングでの観察です。

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オキナヒシガニ   学名 Aulacolambrus boplonotus

 カニ下目 / ヒシガニ科 / オキナヒシガニ属
撮影 2009年1月:PALAU ショートドロツプオフ 水深 -7m 
                 大きさ 甲長20mmぐらい はさみ脚長50mmぐらい
生息域 琉球列島以南 ~ インド洋、太平洋域など

水深が 30m位までの珊瑚礁域の礁湖、礁池などの砂地に浅く埋もれる様に
生息しております。
体色は生息地の砂地に似た白灰色にて、甲の形は横長の二等辺三角形を
しており、体の周縁は長毛でおおわれております。
後側縁との境に、斜め後方に突出した大きなとげがあります。


hishigani%2020080412a.jpg
ホソウデヒシガニ   学名 Platylambrus laciniatus

 カニ下目 / ヒシガニ科 / ヒシガニ属
撮影 2008年4月:PALAU グアバスカス 水深 -20m
                 大きさ 甲長20mmぐらい はさみ脚長70mmぐらい
生息域 房総半島以南 ~ インド洋、西部太平洋域など

水深が200m位までの、貝殻類が多い砂底に潜って生息しております。
甲の形状は横に広い菱形、額は狭くてとがっていて甲面は隆を起しており、
ひしの実に似ているところから和名が付きました。
はさみ脚も突起しており、雌雄共に長さは甲長の3倍以上になります。

以前は ヒシガニ と分類されてた様ですが、その後、研究が進み、現在では
別種の ホソウデヒシガニ として独立した様です。

2009年07月27日

●クロオビアトヒキテンジクダイの幼魚

先週の金曜日に、社用車の1,000Km点検をして貰いました。
点検終了後に、ナビの照度の手動調整が出来ない事を聞いてみたところ、
ちゃんと調整機能がありました。

あんなに分厚いマニュアルを読んでも判らなかったのに、ディーラーの方は
あっさりと説明してくれました。
やはりプロですね。

kuroobiatohikitenjikudai%2020090112b.jpg

kuroobiatohikitenjikudai%2020090112a.jpg

クロオビアトヒキテンジクダイの幼魚  学名 Archamia zosterophora

 スズキ目 / テンジクダイ科 / アトヒキテンジクダイ属
撮影 2009年1月:PALAU 水深-3m 大きさ30mmぐらい 
英名 Girdled Cardinalfish
生息域 奄美諸島以南 ~ ニューカレドニア、西部太平洋域など。

珊瑚礁域の礁池の珊瑚、特にユビエダハマサンゴの間に隠れる様に生息して
おります。

日中は珊瑚の奥に潜んでおり、夜になるとそれらの珊瑚から出てきます。
体側面の中央に有る太くて黒い横帯が特徴ですが、個体によっては黒色が
薄いこともあり、鰓蓋近くの 2本の赤い横線で同族内の本種と識別するほうが
確実です。

特に今回の様な幼魚では黒い横帯は不鮮明なので、赤い横線が決めてかと
思います。
ちなみにこの幼魚のステージの画像は、クーター&古澤さんのアポゴン図鑑
ぐらいしか載ってませんでした。
やはりこのアポゴン図鑑は自分にとって、バイブルです。

2009年07月26日

●ホンカクレエビ属の1種

色々と今まで撮した写真を調べてましたら、最近、甲殻類の報告がずいぶんと
御無沙汰してる事に気づきました。

と言うことで、本日はエビ類の報告です。

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ホンカクレエビ属の1種   学名Periclimenes Sp

 ホンエビ上目 / テナガエビ科 / ホンカクレエビ属
撮影 2008年4月:PALAU グアバスカス 水深 -15m 大きさ 甲長30mmぐらい
生息域 琉球列島以南 ~ フィリピン、パラオなど

honkakureebiSp%2020081019a.jpg

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撮影 2008年10月:PALAU セントカーディナル -5m 大きさ 甲長30mmぐらい

珊瑚礁域の礁原や礁斜面の、珊瑚瓦礫や礁岩や礁壁などの隙間や、それらの
間の砂だまりなどに見られ、その穴の奥などに生息しております。

体色は透明で頭胸甲の前部や側面に赤褐色の細線が並び、腹部の背中線上
にも赤褐色の縦帯が 1本あります。
長く大きいはさみ脚の長節から指部にかけて、赤褐色の斑紋が均等に並んで
居ることで、他のテナガエビ科ホンカクレエビ属と識別が可能です。

2009年07月25日

●クジャクスズメダイ

約1ヶ月半、マクロ撮影に出かけて居ないので、そろそろ今年の撮影ネタが
途切れてきました。
なので、この数日、過去に撮影した生物やら、ちょっとイマイチの画像だった
のでお蔵入りであった写真やら、使える物なら何でもと言った感じです。

と言うわけで、本日は何度撮影しても上手く撮れないので、今までボツにして
いた生物です。

kujakusuzumedai%2020081020c.jpg

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クジャクスズメダイ  学名 Pomacentrus pavo

スズキ目 / スズメダイ科 / ソラスズメダイ属
撮影 2008年10月:PALAU GP3 水深-2m 大きさ約50mm
英名 Sapphaire damsel
生息域 奄美大島、琉球列島以南 ~ 西部太平洋域など

水深が20m以浅ぐらいの珊瑚礁域や、岩礁域に生息しております。
体色は薄茶色っぽい黄色に、鮮やかなメタリック的な青色の斑模様が多数
入る事によって、パッと見は青色のスズメダイに見えます。
また鰓蓋上部には、暗色斑があります。

体型は側偏した卵円型にて、尾鰭は湾入します。

kujakusuzumedai%2020081020a.jpg

kujakusuzumedai%2020081020b.jpgkujakusuzumedai%2020080412a.jpg
撮影 2008年4月:PALAU GP3 水深-2m 大きさ約20~30mm

こちらは、たぶん幼魚だと思います。

思いますと書いたのは、色んな図鑑を見ても、本種の幼魚が掲載されて無く、
背鰭の後端部に黒色の眼状斑があるのかどうか確証を得ておりません。

しかし体色の柄や、鰓蓋上部の暗色斑などから本種の幼魚と思います。

2009年07月24日

●たぶん、ハゲブダイの幼魚?

本日の報告、和物やら洋物やら、いっぱいサカナ関連の書籍や、ネットで
調べましたが、いまいち自信が有りません。

間違ってると思った方は、是非ぜひお教え願います。

hagebudai%2020090110a.jpg
ハゲブダイの幼魚  学名 Chlorurus sordidus

 スズキ目 / ブダイ科 / ハゲブダイ属
撮影 2009年1月:PALAU  水深 -9m 大きさ50mmぐらい 
英名 Bullethead parrotfish
生息域 駿河湾以南 ~ インド洋、西部太平洋域など。

珊瑚礁域の比較的浅い水深に生息しております。
成魚の体色は雄は青色で体側面の中心に黄色の大きな斑紋があり、雌の
体色は赤みがかった色で、口の周りが赤色になります。

成魚は夜になると、粘液性の膜を口から出して体全体を膜で覆って眠ります。
そして朝になるとその膜を飲み込んで体内に仕舞います。

hagebudai%2020090110b.jpghagebudai%2020090110c.jpg

それで幼魚の特徴ですが、尾柄部に黒斑がひとつあると書かれているのも
あれば、本画像の様に斑紋が何もないタイプが載せてあったりと様々です。

ひょっとしたら、成長段階での違いかと勝手に決めつけ、 ハゲブダイの幼魚
今回はさせていただきました。

因みに学名も、Chlorurus sordidus と書かれてるのと、Scarus sordidus
書かれているのが有りました。

2009年07月22日

●ヘコアユ

連休明けの昨日の朝の通勤道路は、夏休みに入ったからなのか、いつもの
週明けより、結構空いておりました。
とりあえず1ヶ月と少しですが、通勤ラッシュが軽減されて楽になりますね。

昨夜のNEWSで、山口県での豪雨による土砂災害の報道を見ていて、我が家が
約10年前に、東海豪雨で床上700mm浸水した災害を思い出しました。
被災者の皆さん、どうか頑張ってくださいと、お祈りするばかりです。

      hekoayu%2020081021a.jpg
ヘコアユ  学名 Aeoliscus strigatus

 トゲウオ目 / ヘコアユ科 / ヘコアユ属
撮影 2008年11月:PALAU GP3 水深 -4m 大きさ80mmぐらい 
英名 Striped shrimpfish 
生息域 相模湾以南 ~ インド洋、西部太平洋域など。

珊瑚礁域やその周辺の砂底域で、比較堤浅い水深に小さな群れをなして
生息しております。
体型は極端に側偏していて甲板に被われており、体側面には太さや色の
濃淡が不規則な、黒色の縦帯が1本見られます。
吻は管状に伸びていて、歯はありません。

また体後半の棘は背鰭の第1棘であり、それらの基部に間接がある為に
動かす事が出来ます。

hekoayu%2020081021b.jpg

このポイントでは、いつも浅めの藻に擬態するかの様に逆立ちをしたまま、
フラフラ~、ユラユラ~って漂ってますが、驚いて逃げる時なんかは、普通の
サカナの様に横になって泳ぎます。

和名の「ヘコ」とは、反対とか逆さまの意味からで、「アユ」は歩むことから
ついてますが、英名は体全体がエビの様に甲板で被されていることから、
シュリンプフィッシュ等と呼ばれております。

でも、ユラユラ漂っている姿からは、歩む姿とは思えないんですが。

2009年07月21日

●クマドリ

もう小中学校が夏休みに入ったと言うのに、今年はちっとも梅雨明け宣言が
出ませんね。

この3連休は、ずっと三重県の実家で過ごしましたが、日中はカッと晴れたり
じめ~と曇ったりで、深夜から早朝は雨と正に梅雨でした。
雷もまだ、あまり鳴ってませんし、今週の天気の週間予報も曇りか雨が多く、
梅雨明けはまだ先なんでしょうか?

kumadori%2020090111a.jpg
クマドリ  学名 Balistoides undulatus

 フグ目 / モンガラカワハギ科 / クマドリ属
撮影 2009年1月:PALAU シアストンネル 水深 -8m 大きさ150mmぐらい 
英名 OrangeLined Triggerfish
生息域 和歌山県以南 ~ インド洋、西部太平洋域など。

熱帯海域の珊瑚礁に生息していて、礁斜面や浅場の礁池などで単独で行動を
しております。
体型は側扁し長卵形、体色は緑色の地色にオレンヂや黄色などの斜線が複数
走りますが、成魚の雄は吻にはありません。

尾柄部の暗色斑の中に、2列に並ぶ6本の小棘があります。

kumadori%2020090111b.jpg

ほぼいつも105mmマイクロレンズを付けて潜ってますので、滅多に撮ってみよう
とは思わない大きめの魚のひとつですが、この個体は珍しく小さめの個体でした
ので、撮ってみました。

でもやはり、日頃から撮っていない生物だけに全然行動パターンが読めなくて、
こんな程度の写真が精一杯でした。
やはり偶には、60mmで大きめの魚を撮ってみないとダメですね。

2009年07月19日

●ノコギリホシハゼ

昨日から所用にて実家に帰省しておりますが、出発時に余裕をかまして呑気に
自宅を出発したところ、3連休の行楽客の方達の高速道路利用なのか、渋滞に
どっぷり使ってしまい、大変でした。

よ~く考えれば、自分が3連休なら、世間の皆様も3連休ですもんね。

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ノコギリホシハゼ   学名 Asterropteryx senoui

スズキ目 / ハゼ科 / ホシハゼ属
撮影 2009年1月:PALAU -5m 大きさ30mmぐらい
生息域 石垣島、西表島、パラオなど。

平凡社の「日本のハゼ」では、 ホシハゼ属の1種-2 として掲載されている
ハゼですが、2007年3月に ノコギリホシハゼ の和名と学名が付きました。

内湾の中程から湾奥、珊瑚礁域の礁斜面にて、死珊瑚片混じりの泥底や
砂泥底に単独で生息しております。
第一背鰭の棘は伸長しない事、前部に黒色斑がない事、眼下に伸びてる
黒色の垂線は直線な事などで、近似種の マダラホシハゼ との区別が
出来ます。

2009年07月06日

●ブルースポット・カーディナルフィッシュ その2

本日のアポゴンデイは、 前回 のリベンジに行きながら、 反対にだめ押しを
されたしまった写真撮影の報告です。

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ブルースポットカーディナルフィッシュ  Apagon nitidus
 スズキ目/ テンジクダイ科 / テンジクダイ属
撮影 2009年1月:PALAU マッドシティ 水深 -2m 大きさ40mmぐらい
英名 Bluespot Cardinalfish
生息域 インド洋、モザンビーク、セイシェル、西部太平洋、台湾、南中国

以前の報告の時にも書きましたが、本種は数多いテンジクダイの種の中で、
自分が最も綺麗だと思う テンジクダイです。

淡い黄色から青色にグラデーションしている腹部に、点在する蛍光ブルーの
スポット、そして赤い腹鰭の組み合わせは、まるで宝石の様ないでたちで、
ハナダイ科の生物のギラギラした色の綺麗な組み合わせと違って、貴賓が
溢れる綺麗さです。

それ故、綺麗に撮りたいのですが。

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約一年ぶりに撮りに行きましたが、あいにくの前日の雨のせいか、ただでさえ
いつもマングローブの泥が堆積しているというのに、この時は、ユビエダハマ
サンゴや、トゲエダコモンサンゴたちにも、うっすらとマングローブの泥が堆積
しておりました。

案の定、どんくさい自分はそれらを巻き上げてしまい、この写真の色合いです。

次回こそはと心に誓っている被写体ですので、この夏、再会出来ることに
期待しております。

2009年07月04日

●ゴマモンガラの幼魚

ここ数年間は夏休みと言う言葉に縁が無く、いつも10、11月に遅めの夏休みを
取ってましたが、なんと今年は、7~8月に6連休が取れることになりました。
6連休とは、去年の10月以来のロングバケィション、ミクロネシアの泥ドロの海が
自分を呼んでます~♪

なので自分の仕事がひと段落する今月中旬に、世間の人様より早めの夏休みを
頂く事となり、おかげで現在、前倒しの仕事がてんこ盛りの毎日です。

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ゴマモンガラの幼魚  学名 Balistoides viridescens
 フグ目 / モンガラカワハギ科 / モンガラカワハギ属
撮影 2008年10月:PALAU GP3 水深 -10m 大きさ50mmぐらい 
英名 Titan Triggerfish
生息域 神奈川県以南 ~ インド洋、西部太平洋域など

水深50m以浅の珊瑚礁域や、岩礁域の礁池や礁斜面に生息しております。
群れを成すことはなく、ほとんど単独で行動しております。
成魚の歯は頑強にて、ウニ、カニ、貝などを噛み砕く様にして食べます。

繁殖期には特に凶暴性が増し、ダイバーが近づくと追い払うように突進して
きます。

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幼魚の頃は、 キヘリモンガラ と非情によく似てますが、本種と比較すると
キヘリモンガラ は、体後部の暗色帯が体の下まで届く事で識別が出来ます。

と偉そうに書いてますが、まだ自分は キヘリモンガラ を観察した事が無く、
本日のこの報告を書くまでは、この撮影した生物は、てっきり キヘリモンガラ
思ってました。

まだまだ未熟者です。

2009年06月13日

●ササスズメダイ

昨日のテック講習、便乗ファンダイビングでは、1本目は見つかったばかりの
スジチガイの棲息をを確認しようと、須江ダイビングセンターのスタッフさん達と、
Akamatsu Diver's 代表の赤松さんも一緒でしたが、2本目は我々 かじきあん
テック講習チームと自分だけでしたので、独占して撮影できました。

その結果報告は、近日中に報告させていただきます。

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ササスズメダイ  Chromis lepidolepis
スズキ目 / スズメダイ科 / スズメダイ属
撮影 2009年3月:奄美大島 倉崎海岸 -7m 大きさ50mmぐらい
英名 Scaly chromis
生息域 三宅島、高知県、奄美大島以南~インド洋、太平洋域など

水深が2m~20m位の内湾の珊瑚礁域や岩礁域に群生しているミドリイシの
周辺を好んで棲息しております。
眼に黒い横帯がある自分の好きなネコ目のスズメにて、背鰭の先端や尾鰭の
上下両端に黒点があるのが特徴です。

串本辺りでは、 スズメダイや、 キンギョハナダイなどに混じっている幼魚を
稀に観察する事があります。

尚、近似種の タカサゴスズメダイは、目の後に細くて黒い短い横縞が有る事で、
本種との識別が可能です。

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撮影 2007年6月:PALAU

本種は柏島には沢さん生息しており、実は先週末の柏島で撮影してから
当ブログで報告しようと思ってましたが、そんな時に限って撮影するのを
忘れてました。

なので、2枚目の画像は数年前にパラオで撮した、へなちょこ写真で失礼
いたします。


2009年05月26日

●シノビハゼ

先週末の沖縄も、初観察や初撮影など成果はたっぷりありました。

本日からボツボツと報告させて頂く予定ですが、第1回目の本日はと~っても
目立たない、地味~なハゼの報告です。

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シノビハゼ  学名 Ctenogobiops pomastictus
 スズキ目 / ハゼ科 / シノビハゼ属
撮影 2009年5月:沖縄本島 レッドビーチ 水深-8m 大きさ50mmぐらい
英名 Gold-speckled shrimpgoby
生息域 奄美諸島以南、西表島、石垣島 ~ インド洋、西部太平洋域など。

内湾の比較的浅い水深の珊瑚礁域の礁湖、礁池などの砂底や、泥砂底などに
テッポウエビと共生して巣穴を作り生息しております。
第1背鰭の棘は伸長しません。
体色的には体側面に黒色班が縦列し、その黒色斑上に黄色斑が混じることで
本種との同定が可能です。

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撮影 共に、2007年12月:奄美大島 倉崎海岸 水深-10m 大きさ60mmぐらい

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撮影 2007年2月:PALAU 水深-10m 大きさ70mmぐらい

地味すぎてあまり目だたないので、シノビの名前なのか?
南方の海ではエントリーして、あちらこちらに居るんですが、伊豆や南紀では
観察出来ないハゼと言うのに、皆さん目もくれません。

かく言う自分も、最近、撮影しておりませんでした。

そう言えば、同色系のサンカクハゼも皆さん、無視!無視!
地味な体色をしたハゼ達も、見てあげて下さいな。

でもやはり、サカナは " 目立ってなんぼ " なんでしょうね。

2009年05月25日

●マンジュウイシモチの極小サイズ

今は梅雨時らしいですが、まるで初夏の様だった暑かった沖縄から戻って
きたら、梅雨前の爽やかな季節の名古屋でした。
とりあえず本日は沖縄で撮した写真の整理が、まだ出来ておりませんので、
以前に撮した生物の報告です。

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マンジュウイシモチの幼魚  学名 Sphaeramia nematoptera

 スズキ目 / テンジクダイ科 / マンジュウイシモチ属
撮影 2008年10月:PALAU GP3 水深-3m 大きさ5mmぐらい
英名 Pajama cardinalfish
生息域 奄美諸島以南、西表島、石垣島 ~ インド洋、西部太平洋域など。

今回は、完璧にトリミング画像です。

サンゴ礁域の静かな内湾などで、ショウガサンゴ属などの枝サンゴの間に
生息しております。

少数の個体で群れを成し、体高は高く、第一背鰭から体の中心部を通り腹鰭に
かけて太い横帯が走ります。
その横帯の前部分は黄色く、目には赤色の横帯が走り、後部分は白みをおびた
透明色に複数の赤色の小班点が散在しており、独特の色彩模様にて本種との
識別が出来ます。

今回の画像はまだ小さすぎて赤色の小班点が現れておりませんが、それらの
画像は、 こちらを 参照願います。

2009年05月18日

●キンセンイシモチ ( ドットタイプ )

さて本日月曜日は、アポゴンデイ。
今週はいつもとちょっと指向を変えて、ここ最近の当ブログでの傾向でもある、
今年の1月から4月の間に各地域で撮影してきた、同種を紹介させていただき
ます。
今年は今まで、大きく分けると11ヶ所の地域で潜っておりますが、その内の
約半分でしかありませんが、6ケ所で撮影してきた画像です。

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キンセンイシモチ   学名Apogon properuptus

 スズキ目 / テンジクダイ科 / テンジクダイ属
撮影 2009年4月:柏島 民家下 水深 -6m 大きさ60mmぐらい
英名  Goldstriped Cardinalfish
生息域 千葉県以南 ~ インド洋、西部太平洋域など

水深10~20mほどの珊瑚礁域や、岩礁域などで数匹の群れを成して珊瑚の
陰や岩穴の陰などに隠れる様に生息しております。
体色は白っぽい銀色の地に、オレンジ色の縦縞が6本あるのが特徴。

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撮影 2009年1月:大瀬崎 湾内 水深 -16m 大きさ60mmぐらい

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撮影 2009年2月:紀伊大島須江 内浦 水深 -7m 大きさ80mmぐらい

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撮影 2009年2月:安良里 黄金崎 水深 -9m 大きさ60mmぐらい

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撮影 2009年3月:奄美大島 倉崎海岸 水深 -10m 大きさ40mmぐらい

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撮影 2009年1月:PALAU セントカーディナル 水深 -9m 大きさ60mmぐらい

キンセンイシモチ は実は模様が若干異なるのが2種類あり、目の下の腹部に
白色の点が並び、体中央部の縦線が尾鰭の後端まで達するのがドットタイプで、
本日の全ての画像がそのタイプです。

もうひとつは、目の下の腹部に白色の点ではなく白い実線になり、体中央部の
縦線が尾柄部付近で止まるラインタイプです。

と偉そうに書いてますが、実は自分がこのドットタイプとラインタイプの事を知った
のは最近のことでして、今まで気づかずドットタイプばかりを撮しておりました。
ラインタイプは比較的に暖かい南の方に多いらしいので、次回、南の方で潜った
時には、しっかり撮してくるつもりです。

2009年04月20日

●スダレヤライイシモチ

昨日のテック講習では減圧用に80%のナイトロックスを使いましたが、-38mの
水深で30分居ても、合計60分のダイビングタイムで減圧が完了しました。
21%の普通のエアーだけで潜れば、減圧だけで60分近い時間を費やす事と成り、
合計では100分近いダイビングタイムとなってしまいますので、これは画期的な
ダイビングスキルです。

30分間も紀伊大島須江のナギザキの-38mをゆっくりと探索したおかげで、結構、
色んな生物を見つける事が出来ました。
しかし、講習なのでデジイチは持っていっては居ないので撮影は出来ず、無事に
テッキーになれた後の、テクニカル・ファンダイビングが今から楽しみです。

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スダレヤライイシモチ  学名 Cheilodipterus artus  

スズキ目 / テンジクダイ科 / ヤライイシモチ属
撮影 2009年1月:PALAU セントカーディナル 水深-7m 大きさ50mmぐらい 
英名 Wolf Cardinalfish
生息域 高知県、奄美大島以南 ~ インド洋、西太平洋域など

珊瑚礁や岩礁域に棲息しております。
体側面に有る8本の縦帯は細めの帯と太めの帯が交互に走り、尾柄部には
黄色の大きな模様と中心部には目の大きさと同じぐらいの黒斑が有ります。

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撮影 2009年1月:PALAU 水深-7m

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撮影 2007年6月:PALAU ナイトダイビングにて

こちらはナイトダイビングで観察した幼魚サイズ。
ナイトという環境もあってか、細い方の縦帯は不明瞭になり、パッと見は
ヤライイシモチ の様にも見えます。

そして更に小さなサイズ。

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撮影 2006年4月:PALAU ナイトダイビングにて

もうこれほど小さいと、識別が困難です。

尾柄部に黄色の模様と黒斑がありますので、本種か?、 ヤライイシモチ か?、
それとも、 カスミヤライイシモチ なのか?

その内のどれかとは思いますが。
見分け方が判る方がいらっしゃれば、是非ぜひご教授願います。


2009年04月16日

●シリウスベニハゼ

昨日の朝は、一昨日の雷雨がウソだったかの様な見事な晴天。
更に風が強かったせいか、通勤途中の名古屋市内の高台からは遠い彼方の
御嶽山が綺麗に見られました。

でもやはり予想通りと言うか、あの雨で桜の花はすっかり姿を消してしまい
ちょっぴり街並みが寂しくなりましたね。

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シリウスベニハゼ  学名 Trimma halonevum

 スズキ目 / ハゼ科 / ベニハゼ属
撮影 2009年4月:柏島 水深-16m 大きさ約30mmぐらい 
英名 Skinspot Dwarfgoby
生息域 伊豆半島、高知県、琉球列島以南 ~ 西部太平洋域など

珊瑚礁域、岩礁域、内湾などの岩肌や泥底に落ちてる岩塊等にくっつく様に
生息しております。
体色は頭部から胸鰭辺りまでは白色で、他の部分はオレンヂ色をしており、
頭部から上半身に小さな赤色の斑が点在すること、目の外周は赤色に白色の
細い線が放射線状に走る事などが、特徴です。

またこれは自分の観察思考ですが、生息域によっては体高の高さの違いや、
小さな赤色の斑が下半身まで付いている個体など、多少の変化が有る様に
思えます。

平凡社発行の「決定版 日本のハゼ」では、ベニハゼ属の1種‐7 として紹介
されてますが、発刊後の2008年5月に シリウスベニハゼ との正式和名が
付きました。

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撮影 2006年6月:PALAU ゴビパラ3 水深-20m 大きさ約20mmぐらい 

当ブログでは、もうとっくに報告済みと思ってましたが意外や未報告でした。
過去にいっぱいパラオで撮してるし、今まで当ブログでもベニハゼはいっぱい
報告していると言うのに不思議な物です。

去年ぐらいから柏島でも観察が出来ており、しかも冷たい水温の冬の季節を
超したって事は、これから繁殖も期待できそうですね。

2009年04月01日

●Buan goby

早いもので今日から 4月、新年度のスタートですね。
弊社も本日は新卒者の方の入社式があり、昨年秋より不況、不況と暗~い
ムードの社会ですが、この春の季節とともに活気が出始めると良いですね。

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ブアンゴビー   Amblygobius buanensis
 スズキ目 / ハゼ科 / サラサハゼ属
撮影 2009年1月:パラオ -4m 大きさ約60mmぐらい
英名 Buan goby
生息域 パラオ、インドネシア、PNGなど

内湾域の礁湖、礁池などの砂地で、岩塊や死サンゴ等の近くに生息してます。
サラサハゼ特有の、底砂を口の中に含み、砂に含まれているプランクトン等を
食して、こし取った残りの砂を鰓から吐き出す(ベントス食性)性質を持っており
ホバリングしながら、ボロボロと砂をこぼしております。

近似種の ジュウモンジサラサハゼ は尾柄部の白地に有る斑紋が、オレンジ
色である事、体の格子模様がオレンジ色をしている事で識別が可能です。

あえて言えば、 ジュウモンジサラサハゼ の地味カラータイプです。

Buan%20goby20090111a.jpg

後ろに写っている一緒にホバリング中のハゼは、 Mural goby です。
この様に、クロイトハゼ属や同族の、 ジュウモンジサラサハゼ などと一緒に
ホバリングしている姿をよく見かけます。

誰でも友達の様な、いつもフレンドリーなハゼの仲間です。


2009年03月30日

●バーギル カーディナルフィッシュ

何とも最期はペースカーフィニィッシュと、気が抜けた決勝レースになってしまい
ましたが、ブラウンGP F-1ティームのデビューtoウィンで今年のF-1GPが
始まりました、しかも、1-2フィニッシュで。

エンジンはメルセデスに変わったとは言え、旧ホンダティーム。
シャーシもミッションも、まだホンダ製。
これでエンジンとティームがホンダのままだったら、今年はもっと面白かったと
思うと、ちょっぴり残念ですね。

さて本日は月曜日、自分にとってはテンジクダイ曜日です。

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バーギル カーディナルフィッシュ 学名 Apogon sealei
スズキ目 / テンジクダイ科 / テンジクダイ属
撮影 2008年4月:PALAU -7m 大きさ60mmぐらい
英名 Bargill Cardinalfish
生息域 フィリピン、インドネシア等、西部太平洋域 ~ 北部オーストラリア域

テンジクダイ属の多くの生物に見られる様に、本種も内湾の珊瑚礁域の珊瑚の
中に、日中は隠れる様にして複数の群れを成して棲息しております。
体色は全体は濁った透明のような乳白色をしており、頭部先端から尾柄部に
かけて茶色の縦帯が2本走り、鰓部にオレンヂ色の太めの横線が2本有る事が
特徴です。

近似種の スポットギル カーディナルフィッシュは、鰓部のオレンヂ色の太めの
横線が、複数のオレンヂ色の斑紋である事で区別が可能です。

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初めて本種を観察した時に、サザンマリンラボラトリーのぢろー所長に質問を
したところ、「あの死体みたいなテンジクダイでしょ」って言われました。

確かに~、まるでホルマリン漬けされたような体色なので表現ぴったしです。
やはり研究者の方達はホルマリン漬けを見慣れているので、そう言った言葉が
直ぐに出るんでしょうね。

でも本種をホントにホルマリン漬けしたみたら、どういう色彩に色が落ちていくん
でしょうね?

2009年03月23日

●カスミヤライイシモチ

古くから当ブログをご覧になられている方でも、あまり気づいてらっしゃる方は
ほぼおられないと思いますが、毎週月曜日は出来るかぎりテンジクダイ科の
生物の報告をさせていただいております。

本来であれば先々週末に沖縄で観察してきたテンジクダイ科の生物報告と
行きたい所ですが、今回観察して写真にとれたものは、 ヤライイシモチ だけ
でしたので、本日は今年の1月にパラオで撮してきたテンジクダイ科の生物の
報告をさせていたただきます。

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カスミヤライイシモチ  学名 Cheilodipterus subulatus  

スズキ目 / テンジクダイ科 / ヤライイシモチ属
撮影 2009年1月:PALAU -12m 大きさ 50mmぐらい 
生息域 奄美大島以南 ~ インド洋、西太平洋域など

比較的浅い水深の珊瑚礁域の内湾に棲息し、珊瑚の枝間に群がります。
特徴は体側面に複数本の細い濃茶色の縦帯が走ること、また尾柄部には
幅が広い黒色の横帯があります。

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ヤライイシモチ  学名 Cheilodipterus quinquelineatus
撮影 2009年3月:沖縄レッドビーチ -12m 大きさ 80mmぐらい 

と言うことで、ついでながら今回の沖縄で撮せた随一のテンジクダイも。
他にもレッドビーチでは、 ヒカリイシモチ も観察出来ましたが、
残念ながら写真に残す事はできませんでした。

今回の沖縄はウミウシ中心でしたが、次回の時はもっとテンジクダイも撮して
こようと思います。

2009年03月16日

●テッポウイシモチ

先週末は、 かじきあん 初の沖縄本島ツアーを堪能して参りました。
お世話になったサービスさんは、偶然にも AQUAS さんのゲストの多くさんの
方が、ご利用されてる 潜水案内さん。
生物好きは、いつも何故か繋がってしまう様です。

人生初の沖縄は、自分好みの素晴らしいダイビングサービスさんで潜る事が
できて、かなりの好印象の海でした。
その報告は、まだ纏まってませんので、明日辺りからボチボチさせて頂きます。

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テッポウイシモチ  学名 Apogon kiensis
スズキ目 / テンジクダイ科 / テンジクダイ属
撮影 2006年8月:大瀬崎湾内 -16m 大きさ60mmぐらい
英名 Rifle Cardinalfish
生息域 相模湾以南 ~ 南アフリカ、東シナ海、インド洋、西部太平洋など

内湾の砂底域に生息しております。
以前に フウライイシモチ の報告の時に、 テッポウイシモチ との違いを腹部の
側面に6~8本の淡褐色の横帯が有れば フウライイシモチ と書かせていただき
ましたが、決定的な違いは、第1背鰭の棘条数が6本なら テッポウイシモチ で、
7本有れば フウライイシモチ だそうです。
ただ水中で数えるのは、ちょっと大変かと。

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撮影 2006年8月:大瀬崎湾内 -16m 大きさ60mmぐらい

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撮影 左右ともに、2007年11月:PALAU -18m 大きさ50mmぐらい 

大瀬崎では、ヤギ、ムラサキハナギンチャク、スナイソギンチャク等に数匹の
群れをなして生息しているイメージですが、このパラオで観察した時は、何と
ヒカリイシモチ と一緒になって、砂地をじわじわと移動してる大きなガンガゼ系の
ウニにくっついてました。

実は、砂底なら何にでもくっつく習性かも知れませんね。

2009年03月11日

●ホシハゼ その2:ナイトカラー

本日、報告させて頂く生物は 以前の報告時 にナイトカラーに変化した体色を
報告させて頂きましたが、その時の画像よりも更に変化した体色の画像を撮影
する事ができましたので、再度、ナイトカラーを報告させていただきます。

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ホシハゼ  ナイトカラー

学名 Asterropteryx semipunctata
スズキ目 / ハゼ科 / ホシハゼ属
撮影 2008年10月:PALAU -8m 大きさ40mmぐらい
英名 Starry goby
生息域 千葉県以南 ~南西諸島、中国、台湾、インド洋、太平洋域など。

岩礁域や珊瑚礁域の、転石地、礁湖、ガレ場などの、岩場と砂地の間に
ひっそりと生息しております。
体色は全身が黒色や、太い黒色の横帯と言うより黒色斑に近いぐらいの
色彩に、輝くような青色の星の様な点々が複数列で頭部から尾柄部まで
走ります。

比較的じっと立ち止まっているハゼなので、ゆっくり近づけば撮りやすいと
思います。

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以前の報告時に報告させていただいた、ナイトカラーに変化した体色とは
全然違います。

撮影した時間はほぼ同じなのですが、違いと言えば観察した環境ぐらい。
以前の報告時の画像は、珊瑚礁域のガレ場で撮影した物で、今回の
2枚の画像は、環境は内湾の白い砂地で、岩の下に埋まって寝ていたところを、
岩をひっくり返されて見つけられ、驚いて跳び起きた時の画像です。

いつもと同じおとぼけ顔なので、表情からびっくり具合を量ることは出来ませんが、
きっと心の中は、ドキドキしていたと思います。
でもそんなびっくりした時の体色ではなく、多分、体色が白い砂地に合わせて薄い
色に変化してたんでしょうね。

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撮影 2009年3月:紀伊大島須江 内浦 -8m 大きさ40mmぐらい

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撮影 2008年11月:大瀬崎 湾内 -5m 大きさ40mmぐらい

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撮影 2008年10月:PALAU -5m 大きさ40mmぐらい

こちらは参考までに、最近、昼間に撮した各地域での画像です。
結構、色んなダイビングポイントの浅い水深で観察出来ますので、減圧停止の
暇つぶしにでも、観察してみてはと思います。

2009年03月09日

●ミナミフトスジイシモチの幼魚

昨日もチラッと書きました様に、秋から春にかけての期間限定ポイント、須江の
内浦ビーチは例年、3月の中旬ぐらいに、漁師さんの網入れと共にクローズと
なってしまいます。

今年は今は3月末までと言っておられますが、漁師さんの気分次第と言っては
失礼ですが、突然、明日で終了とか言った感じで例年クローズになります。

今のところ自分の予定では、今月は須江に行けたとしてもテック講習なので、
どうやら昨日が自分の今シーズンの内浦ラストダイブでした。

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ミナミフトスジイシモチの幼魚  学名 Apogon nigrofasciatus
スズキ目 / テンジクダイ科 / テンジクダイ属
撮影 2008年10月:PALAU -10m 大きさ30mm 
英名 Blackstripe Cardinalfish
生息域 神奈川県以南。台湾 ~ 中西部太平洋域など

ただでさえ テンジクふぇちの自分にとって、この幼魚はまさに 幼魚ちゃま。
人生2度目の観察に嬉しくて興奮し、ちょっとボケ気味の写真になってしまい
ました。

以前に、本種の 成魚 を報告した時にかきました様に、成魚では白くて細い
帯が、幼魚の頃には、こんなに綺麗な黄色をしてるんですよ。
本種の体色や特徴などは、 成魚 の報告を参照して下さい。

2009年03月06日

●サンゴモエビ属の1種

有りがたいことに、毎日社用車で通勤させて貰っております。
直行、直帰も多いので、大抵一週間に一度はガソリンを入れてるペースですが、
昨日の仕事からの帰り道に、ガソリンを入れた所、先週より 6円上がってました。
そう言えば、先々週に入れた時も、微妙に値上がってましたし、何だか徐々に
値上がりしてる様ですね。

そう言えば、最近の政局不安で円も徐々に安くなってますし、輸入品を購入する
予定があるなら、早めに買った方が良いかも知れませんね。

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サンゴモエビ属の1種  学名 Saron Sp
十脚目 / モエビ科 / サンゴモエビ属
撮影 2008年10月:PALAU 水深- 5m 大きさ約30mm
生息域 和歌山県、高知県、琉球列島以南、東南アジア ~ インド洋、
      西部太平洋域、オーストラリアなど

内湾の珊瑚礁域の珊瑚や岩塊の隙間などに日中は隠れており、夜になり暗く
なると出てきますので、ナイトダイビング以外ではまず観察が不可能です。
しかも夜でも、ライトの灯りが当たるとササっと隠れてしまいますので、本種を
見つけたらすぐにシャッターを切らないと撮れません。

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撮影 2006年10月:PALAU 水深- 5m

この写真はそんなさっさと逃げていく姿で、因みに一番上の写真は見つかった
時の一瞬の姿。
この見つかった瞬間の、本種の「ありゃっ!」って驚いた顔がタマらんです。

なのでガイドさんに紹介して貰おうなんて思ってたら、撮影は先ずムリ!!
ターゲットライトの灯りでファインダー越しに見ながら、見つけたらシャッターを
すぐに切る。
これが本種に限らず、 フシエダサンゴモエビ や、 オリビアシュリンプ などの
モヒカン系のモエビに対する、自分の撮影方法です。

2009年03月05日

●Mural goby

さて、既に3月が始まっておりますが。
我社が主業としている携帯電話業界が、一年間で一番忙しい月が3月です。
理由は、いままでケータイを持っていなかったお子様が、卒業&進学を機会に
ケータイを持つ事が多く、一緒に来店されたご父兄の方も、ついでに新機種に
買い換えたりしたりと、実は、7月、12月のボーナス月よりも忙しい月なんです。

でも、今年はどうなんでしょうか?
マーケットが国内だけの携帯電話業界は為替の影響はほとんど無く、今の所、
不況で購入を控えられる程度の影響なので、販売減は自動車業界や家電の
業界ほどではありません。
でも、物作りの愛知県内をマーケットとして展開している弊社の営業店舗です
ので、製造業の方達の不況の影響はどれほどあるのか?
例年になく、不安な3月です。

さて本日は、残念ながら日本では観察出来ない生物の報告です。

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Mural goby  学名 Valencienneamuralis
スズキ目 / ハゼ科 / クロイトハゼ属
撮影 2009年1月:PALAU -4m 大きさ40mmぐらい
英名 Mural goby
生息域 フィリピン、アンダマン海、インドネシア、ソロモン諸島など、
     インド洋 ~ 西部太平洋域、北部オーストラリアなど

内湾の比較的浅い水深の珊瑚礁域にある礁湖や礁池の砂地に、わりと高い
確率でペアで生息しております。
そのくせ本日の写真にペア画像が少ない事は、自分の腕の無さの照明をして
いると言う事で。

体色は白色ベースに、茶色っぽいピンクの縦縞が頭の先から尾鰭基底部まで
繋がってるのが2本、その他に短いのが複数本有り、第一背鰭に黒斑がひとつ
有ります。
水底の砂を口に含んで砂に含まれるプランクトン等を食し、不要な砂は鰓から
吐き出す。いわゆるベントス食性の行動が観察出来ます。

英名を直訳すると、壁画ハゼ。
わりといつも判りやすい名前が多い英名ですが、どういう意味なんでしょうね?

Mural%20Goby%2020081021b.jpgMural%20Goby%2020081021a.jpg

Mural%20Goby%2020090111a.jpg
撮影 上段左右共に2008年10月、下段2009年1月、全てPALAUにて

初めて本種をパラオで観察した時に自分は、 ジュウモンジサラサハゼ や、
ホホベニサラサハゼ 等の体色に似ているので、てっきり サラサハゼ属かと
思ってましたが、同じベントス食性を持つ クロイトハゼ属でした。

確かによ~く見れば、 ヒメクロイトハゼ の方が、そっくりですもんね。

見知らぬ生物を初めて観察した時は、もっとじっくり見る必用が有りそうです。
自分のパッと見外観識別方法も、もっと鍛錬しなければ。

2009年03月03日

●シンジュタマガシラの幼魚

さて先日報告の フタスジタマガシラ の、ナイト姿が一部の人に好評でしたので、
本日はその仲間で、もっと体色変化が大きい生物の報告です。

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シンジュタマガシラ  ナイトカラー

学名  Scolopsis margalitifer
スズキ目 / イトヨリダイ科 / ヨコシマタマガシラ属
撮影 2009年1月:PALAU - 12m 大きさ 80mmぐらい 
英名 Pearly monocle bream
生息域 八重山諸島以南 ~ 南シナ海からバヌアツまでの西部大平洋、
     オーストラリア北西部など。

内湾の水深20m以浅、珊瑚礁に近い礁湖等の砂底に住んでおります。
ちょっと成魚の画像が無くてすみませんが、成魚の体側面中央部が真珠の
様な光沢が有る事から、和名のシンジュが付いたようです。

sinjutamagashira20071117a.jpg
撮影 2007年11月:PALAU - 8m

こちらは、昼間の普通の体色の幼魚です。

これに比べて、一番上のナイトの画像では、最初は白い砂をかぶってしまった
かと思ったんですが、よく見ると何か灰色の絵の具を体側面の上から垂らした
様な色彩になっており、また変わった体色変化をするもんですね。

ナイトになるとパジャマ姿になるサカナ、大好きです。

それで当報告を書く為に色々と図鑑、Webなど調べてましたら、世界の海には
この シンジュタマガシラ の幼魚の昼間の姿にそっくりのテンジクダイの仲間と、
ギンポの仲間が居るそうです。

違いは、Cheildiptens zonatus と言うテンジクダイの仲間は、背鰭が2つあり、
尾鰭が二叉形。
また Gold back fang blenny と言うギンポの仲間は、背鰭が1つで尾鰭は
截形と、 シンジュタマガシラ に似てますが、 シンジュタマガシラ が背鰭に黑斑が
ひとつあるのに対して、こいつは無いそうです。

まぁ国内では シンジュタマガシラ しか見られないそうなので間違う事は無いと
思いますが、海外の海で潜った時は注意しましょうね。
でも、テンジクダイ系フェチとしては、Cheildiptens zonatus ってのは押さえて
おきたい所ですが。

2009年03月01日

●フウライチョウチョウウオ

今週末は月末月初なので出勤、なので久しぶりに海に行かない週末です。

せっかく貯めてきた窒素が抜けすぎない様に、注意しないと行けません。
器材も乾きすぎて、カピカピになっちゃうかも。

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フウライチョウチョウウオ ナイトカラー

学名 Chaetodon vagabundus
スズキ目 / チョウチョウウオ科 / チョウチョウウオ属
撮影 2009年1月:PALAU 水深- 7m 大きさ100mmぐらい 
英名 Vagabond Butterflyfish
生息域 千葉県以南 ~ インド洋、中部、西部太平洋(ハワイ諸島除く)など。

水深が浅めの珊瑚礁群落域に、生息しております。
体色は特に特徴がありませんが、個人的にはすっきりした綺麗さを感じます。
体の中心近くで細い縞模様が垂直にぶつかる事で、近似種の ニセフウライ
チョウチョウウオ
と区別ができます。

和名のフウライは、成魚になるとペアで広範囲を泳ぎ回る事かららしいですが、
串本辺りでは、幼魚~若魚のステージを、夏から秋にかけて観察できますが、
成魚は先ず観察しませんので、ほとんど越冬はできていないと思われます。

fuuraichouchouuo20090111b.jpgfuuraichouchouuo20090112a.jpg
撮影 2009年1月:PALAU 写真左:22時52分撮影、右:25時08分撮影

因みに一番上の画像は、18時38分に撮影しており、あまり昼と夜とで体色の
変化が無い生物の様です。

撮影時間からおわかりになると思いますが、ミッドナイトで外洋を潜っている
時に撮影した物です。
時間とか、月の影響で体色変化が有るのかなと思って期待してましたが、
何も変化無しでした。

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撮影 2007年9月:串本 串本DP前 水深- 5m 大きさ 30mmぐらい

こちらは、そんな串本で以前に撮影した幼魚です。

しかし、学名と英名がバカボンドですよ。
1758年の発表ですから、勿論、井上雄彦さんの漫画では無いと思いますし、
天才バカぼんでもないと思いますが、面白い名前ですね。

 

2009年02月27日

●Arcygobius baliurus

当報告は、最初、 キララハゼ属の1種(?) のタイトルで報告させていただき
ましたが、サザンマリンラボラトリーの ぢろー所長より、今から170年も昔の
1837年に学名が Arcygobius baliurus と発表されたハゼ科の生物ですよと、
お教えいただきましたので、修正させていただきました。

因みに未だに英名も、和名も付いて無いそうです。

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我家は小さなちびっ子建てですが、2000年の東海豪雨の時に床上70cmの
水害にあってから、近くの当時水害に遭わなかった高台にコンテナ倉庫を
借りており、先日購入したリブリーザー等のダイビング器材や、季節モノの
家電製品や、今の季節は自分と子供の夏タイヤやら、反対に夏ならスタッド
レスタイヤなどを保管しておりましたが、先々週、突然、地主さんから退去の
依頼が届きました。

と言う事で、急遽、昨日は休暇を頂いて、地主さんから斡旋された新らしい
コンテナ倉庫へ引っ越し作業。
久々に、終日の肉体労働でした。

さてここ数日間、一般種の報告をしておりましたので、そろそろサカナヲタクの
血が騒ぎ、本日は不明種の報告です。

でも詳しい方がご覧になられたら、「な~んだ、○○ じゃんっ!」って言われる
かも知れませんが。

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学名 Arcygobius baliurus
スズキ目 / ハゼ科
撮影 2009年1月:PALAU -12m 大きさ 80mmぐらい 
生息域 セイシェル、タイ、ベトナム、フィリピン、インドネシアなど

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やはり、自分が無知なだけで、学名 Arcygobius baliurusと言うハゼでした。

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あの平凡社発行の 「決定版 日本のハゼ」 にも、近似種は掲載されていても
本種は掲載されていません。
パラオの一般的なサービスさんや、ダイバーが行かないポイントですが、この
ポイントには沢さん棲息しており、決してパラオの全てを知り尽くしたわけでは
ない個人的な感想ではありますが、本種をこのポイント以外で観察したことは
ありません。

自分的な、てきとーパッと見みてくれ識別では キララハゼ属の1種(?) の様に
思えますが、いつもの如く学術的根拠は全く無いため、当ブログの分類的には
ハゼ科の1種にとどめさせていただきます。

種の同定が出来てないため、当然、学名、生息域などは判りませんので、
あしからず。

2009年02月26日

●フタスジタマガシラ

以前にも書きましたが、職業柄ケータイを 3ヶ月位で新しい機種に変更して
おります。

今回は2009年春モデルなのですが、今回いつも希望してるF社の商品は、
前回の2008年冬モデルから指紋認証機能が無くなったぐらいで、外観も
ほとんど同じなので、偶には変わったタイプとSHARP製にしました。

20090226aaa.jpg20090226aab.jpg

このタイプ、画面が横にスライドして両手の指で文字キーが打てますので、
キーボート打ちしかしか出来なくて、ケータイでの文字打ちが苦手であった
自分の様なおじさん属には、キーボード打ちで打ちやすく、たまにケータイ
からブログアップする時は楽になりそうです。

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フタスジタマガシラ ナイトカラー
撮影 2009年1月:PALAU - 12m 大きさ 100mmぐらい 

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フタスジタマガシラ 幼魚サイズ
撮影 2005年10月:西表島 - 8m 大きさ 40mmぐらい 

学名 Scolopsis bilineata
スズキ目 / イトヨリダイ科 / ヨコシマタマガシラ属
英名 
生息域 高知県以南 ~ 東部インド洋域、西部太平洋域など。

比較的浅い水深の、珊瑚群落近くの礁湖などの砂礫底域で見られます。
幼魚の頃は、体側面の背側に黒と黄色の3本ずつの縦縞が有り、腹側が白い
体色をしてますが、成魚になると黒と黄色の縞はグレーに変色し、眼の上部を
斜めに走る白い縞が2本入るようになります。

串本辺りでも夏頃から秋にかけて、幼魚は偶に観察出来ますが、成魚は観察
したことが自分は有りません。

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撮影 2005年10月:西表島 - 12m 大きさ120mmぐらい 

ナイトカラーと幼魚カラーと紹介してきて、さて日中の成魚カラーはこれ。
若干の色彩の濃淡は有れど、まぁあまり昼も夜も大きく変わらないみたいです。

幼魚は体色がカラフルで、とぢらかと言えばカメラを向けると、逃げずにこちらに
よってくる位、愛嬌が有るのですが、一般種すぎるのか南の海ではダイバーの
皆さんの被写体になる事は少ないようです。

2009年02月23日

●ナミダテンジクダイ その2

昨日は 3週間振りに仕事の日曜日でした。
今年の2月は28日間しかないので、日々毎日の曜日は1月と同じと言う事で、
今週末は1月と同様、月末月初に当たる為に出勤です。
と言う事は、必然的に怒濤の14連勤のスタートでした。

さて今日は、南の海で観察出来るテンジクダイの報告です。

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ナミダテンジクダイ  学名 Apogon savayensis
スズキ目 / テンジクダイ科 / テンジクダイ属
撮影 2009年1月:PALAU -5m 大きさ 50mmぐらい 
英名 Similar cardinalfish
生息域 奄美諸島以南 ~ 紅海、西部太平洋域、GBRなど。

水深5~10mの珊瑚礁域に生息しております。
眼は大きく、眼の下から頬にかけて斜め方向に、先細りの黒色の線があり、
体側面の中央部に6~10本の輪郭が明瞭な暗褐色の横帯があります。
また、尾柄部に太い黒色の横帯があるなどが特徴。

近似種の ホソスジナミダテンジクダイ は、尾柄部の太い黒色横帯の前の
白色部分が太くて明瞭、体側の横帯が無いことで区別ができます。

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撮影 左2006年6月:PALAU -5m 右2008年10月:PALAU -12m 

本種も他のテンジクダイ科の生物と同様に、日中は珊瑚や岩塊の隙間などに
隠れていて、夜になるとフラフラと泳ぎだします。
上左写真は、日中、サンゴの中に隠れている姿で、その他はナイトでの撮影。

パラオのナイトダイビングでは過去に、小さな 幼魚 の姿も観察出来ており、
やはりテンジクダイ科の生物観察で、ナイトダイビングは外せませんね。

2009年02月22日

●セグロスズメダイ

さて昨日の須江の2本目は、須江初登場の ジャパニーズ ピグミーシーホース
見てきました。
個人的には柏島以外で初めて見ましたが、ここ数年は串本でも観察出来て
ますし、意外と捜せば結構いてるかも知れませんね。

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セグロスズメダイ  学名 Dischistodus melanotus
スズキ目 / スズメダイ科 / スズメダイ属
撮影 2009年1月:PALAU -5m 大きさ 100mmぐらい 
英名 Blackvent Damsel
生息域 宮古諸島、八重山諸島以南 ~ 西部太平洋域など。

珊瑚礁域にて水深が12m以浅の内湾の礁湖や、礁池などに生息しており、
珊瑚に付く藻類を主食としております。
体色は成魚は頭部から背鰭後部にかけ灰黒色で、腹部には大きな暗色斑が
あります。

幼魚の頃は背鰭後部に眼状斑がありますが、成長と共に消えてしまいます。

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まだまだスズメダイ科の知識に乏しい自分は、本種を最初に見た時に、白地に
適当に絵の具で塗った様な体色を見て、てっきり ホワイトダムゼル の婚姻色と
思って撮影し、ダイビング後に質問して セグロスズメダイ と教えていただいて、
初めて知った次第です。

外国人のスズメダイならともかく、和名の付いたスズメダイ科の生物はほとんど
知ってるつもりでしたが、よく調べたらきちんと山渓の「日本の海水魚」に掲載が
されている種でした。

こんな頭でっかちの自分は、真面目に沖縄県を潜って勉強してこないと駄目な
ようです。

2009年02月19日

●シラナミウミウシ

自分がダイバーになって初めて手にしたカメラは、オリンパスのC3040でした。
当時のコンデジですのでシャッターを押してから写るまでのタイムラグは長く、
運動能力に優れていない自分としては、当然の如く、動きの速~い生物達の
撮影は難しくて、その頃はいつもウミウシばかり撮しておりました。

ウミウシのシーズンは寒い頃とか言う方が多いですが、実際にはその季節に
応じたウミウシが年中存在しており、いち年中、熱~い南の島の海でも観察が
できます。

しかし、以前にも書いたことがありますが、何故かパラオでウミウシはあまり
見かけません。

本日は、そんなパラオにしては珍しく、1日の間に2個体も観察したウミウシの
報告です。

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シラナミウミウシ  学名 Chromodoris coi
裸鰓目 / ドーリス亜目 / イロウミウシ科 / コモンウミウシ属
撮影 2009年1月:PALAU 水深 -6m 大きさ約50mmぐらい
英名 Co's Chromodoris
生息域 琉球列島以南 ~ 西部太平洋域など

内湾や、珊瑚礁域、岩礁域等に生息しており、カイメン類を主食としており、
コモンウミウシ属としては大きく成長する種です。
体色は様々な色彩をした個体を観察出来ますが、独特の色彩模様ですので、
ひと目で本種と識別できると思います。

shiranamiumiushi20090111a.jpgshiranamiumiushi20090111b.jpg
撮影 2009年1月:PALAU 水深 -12m 大きさ約50mmぐらい

こちらは、ナイトダイビングで観察できた姿です。
本種の面白いところは移動する姿で、外套膜を翼の様にバサッバサッと激しく
動かしながら移動します。

上の写真は、ちょうどそんな風に動いている時の姿でして、左が閉じた状態で、
右が開いた状態ですが、写真ではちょっと判りづらいかなと思って、動画でも
撮してみましたので、そんな変わった動き方は、こちらを、ご覧下さい。

2009年02月16日

●フウライイシモチ

いつもの事ですが、テック講習は大変疲れます。

水中ではウネリや流れが無い限りは、特に辛いのはWタンクに慣れるまでの
バランスぐらいと思いますが、何せ講習中は14LのWタンクですので、陸上を
移動するのはその重さゆえ歩くのも辛ければ、エギジットも大変です。
ダイビング前後の器材のセッティングだけでなく、車へタンクを乗せる時から、
現地にて車から下ろしたり、帰りに再び車に積んだりと重労働が続きますので、
どう見ても体育会系のダイビングです。

更に短期間で続けてやれば良いかもしれませんが、2~3ヶ月に1度のペースで
やってるので、いつも講習後には筋肉痛がやってきます。

でも講習終了後には、いろいろ嬉しいダイビングが出来ると思うと、この辛さも
もう少しと頑張っており、何とかこの春までには卒業したいと思っております。

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フウライイシモチ  学名 Apogon quadrifasciatus
スズキ目 / テンジクダイ科 / テンジクダイ属
撮影 2008年10月:PALAU -12m 大きさ60mmぐらい 
英名 Four Lined Cardinalfish
生息域 東京湾以南 ~ インド洋、太平洋など

比較的浅い海の内湾、砂泥やマングローブ域の泥質の底に棲息し、岩塊や、
流木等の物陰に隠れたり、ハナイソギンチャク類の周囲に群がって棲息して
います。

体側面の中央部に、鼻先から尾鰭後縁まで明瞭な黒褐色の縦帯が1本伸び、
その背方に明確な短い縦帯が1本と、不明瞭な縦帯が2本有る事で、英名の
Four Lined の名が付けられたと思われます。

尚、 フウライイシモチ には腹部側面に6~8本の淡褐色の横帯が有る事で、
近似種の テッポウイシモチ と区別できます。

Fourlined%2020081022b.jpg

テンジクダイが好きになってから、 テッポウイシモチ は大瀬崎にて、何度か
観察しておりますが、 フウライイシモチ は、この時、初観察でした。

昨年秋の写真になりますが、観察出来たのがとても嬉しくて実はず~~っと
それから良い写真を撮りたくて捜してたんですが、なかなか出会えないまま、
今回は、イマイチな写真での紹介となってしまいまして、申し訳ありません。

生息域が東京湾以南となってますので、獅子浜や三保辺りで捜せばいるの
かも知れませんが、自分的にはまだ国内で未観察の生物です。

非常にマイナーな生物ですが、どこでも沢山観察出来る、 ネンブツダイ や、
クロホシイシモチ 等のテンジクダイ、ちょっと体色が変わってるなと思ったら、
気にして見て下さいね。
意外と撮してみると、綺麗な種が多いんですよ。

2009年02月13日

●カニハゼ

先日の黄金崎でのヘタレっぷりを反省し、脚の疲れが取れだした火曜日から
毎夜、wiiFit で走り込んでおります。
wiiFit でジョギングした方なら判るかと思いますが、とりあえずまだ島一周に
やっと昇格できたレベルです。

外を走るのと違って寒くないし、雨降りでも出来るし、服装はパジャマで良いし、
と良い事づくしなのですが、wiiFit を購入した時には、文字通り三日坊主だった
だけに、いつまで続くかが心配です。

因みに火曜日の夜に動かした時、wiiFit君に、「おや、369日振りですね」って
言われちゃいました~。

思わず、「余計なお世話っ!」 っと、過去のデータをリセットし、再設定をして
新たなスタートをしている次第です。

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カニハゼ  学名 signigobius biocellatus
スズキ目 / ハゼ科 / インコハゼ属
撮影 2008年10月:PALAU -5m 大きさ 30mmぐらい 
英名 Crabeyed goby
生息域 インド洋、中、西部太平洋域など。

内湾など珊瑚礁域の、礁湖や礁池の砂泥底、マングローブ域の泥底などに
生息しており、日本では観察例が内にも関わらず、通称和名 カニハゼ
名前がついております。

通称和名の由来は、第1背鰭と第2背鰭にある黒色斑点が、カニの目に見える
事からなのは有名なお話しですね。

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撮影 2009年1月:PALAU -8m 

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撮影 2007年2月:PALAU -5m

意外にも、当ブログ初登場の種でした。
以前から撮影している生物なので、もうとっくの昔に報告済みと思ってましたが。

写真中段の2枚は、共に白系の砂地での撮影したもので、下段の写真は
マングローブ域の濃い茶色の泥地で撮影した物で、やはり生息している地の
色が濃いほど、生物の体色も濃く綺麗になる様です。

因みに、上段と下段の写真は同じポイントで、同じ105mmのレンズ、ストロボも
同じZ240ですが、カメラ本体が上段はD300で、下段はD200で撮した物です。
これは自分だけかも知れませんが、D300よりも型落ちのD200の方がカチッと
した絵が撮れる様な気がして、何か設定次第なんでしょうかねぇ~?

と言う事で、最近、再びD200を持って行く事が増えている次第です。

 

2009年02月10日

●ストッキーサンドタイルフィッシュ

昨日は仕事上、いろいろ車で移動しては歩き回る事が多かったんですが、
ふと階段を上がる時に、足がなかなか上りません。
日頃の鍛錬不足から、翌日になっても泳ぎまくった足の疲れが全く取れて
ないようです。

と言う事で、明日から久しぶりに WiiFitで走り込もうと思います。
何せ、引きこもり系なので外では恥ずかしくて走れませんから。

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ストッキーサンドタイルフィッシュ  学名 Hoplolatilus fronficinctus
スズキ目 / キツネアマダイ科 / サンゴアマダイ属
撮影 2009年1月:PALAU 水深 -**m 大きさ120mmぐらい 
英名 Stocky tilefish
生息域 西部太平洋域など

キツネアマダイ科の報告では、いつも書いてる内容ですが、水深30m以深の
砂礫底などに生息しております。

本種の最大の特徴は、自身で死珊瑚片などで塚を作り、その巣穴に複数匹の
集団生活をする事です。
英名そのままの特徴って事ですが、キツネアマダイ科の生物の棲息行動は
種によってバラバラなところが面白いですね。

Stocky%20tilefish%2020090111b.jpgStocky%20tilefish%2020090111c.jpg
撮影 左右共に、2009年1月:PALAU 水深 -**m 

Stocky%20tilefish%2020070618a.jpg
撮影 2007年6月:PALAU 水深 -**m 

自分は何度撮影しても、ちっ~とも上手く撮れない生物が、いくつかあります。
例えば、 カマヂハナダイ マルチカラーエンジェルフィッシュ などがそうですが、
この ストッキーサンドタイルフィッシュ も、その上手く撮れない生物のひとつです。

実際には自分はこの生物をパラオでしか観察した事が有りませんが、今まで
何度撮しても、全鰭全開の真横バッチリ画像が撮れません。
そう言う画像が取れるまでは当ブログでの紹介はしないつもりでしたが、最近
ハゼ科、テンジクダイ科、スズメダイ科以外の生物も、沢さん報告しなければと
思い、今回は不満足の写真ではありますが・・・

次回のパラオでは、バッチリ撮ってきたい課題のひとつです。 

2009年02月09日

●トゲナガハゼ

先週末は、紀伊大島須江と安良里と、実に南紀と伊豆に潜ってきました。
それぞれ報告したい生物がありますが、まだ写真の整理が出来ていないので、
今回は、今までに撮り貯めた生物の報告です。

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トゲナガハゼ
学名 Gladiogobius ensifer
スズキ目 / ハゼ科 / トゲナガハゼ属
撮影 2009年1月:PALAU -3m 大きさ 40mmぐらい 
生息域 奄美大島、琉球列島以南 ~ 西部太平洋域など。

何故か平凡社の「決定版 日本のハゼ」に、トゲナガハゼ属の1種は掲載されて
いても、属名たる トゲナガハゼ は掲載されておりません。

生息域は珊瑚礁域の内湾にて、礁湖、礁池とサンゴのガレ場などが混在する
様な浅場。


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togenagahaze20090111c.jpgkotogehaze20070710b.jpg
写真左は、 トゲナガハゼ 、右は2007年7月にグアムで撮影した コトゲハゼ 。 

折角なので、外観上での特徴と相違点を説明しますと、共に トサカハゼ ほど、
大きくは有りませんが、頭部の目の後ろ辺りから第1背鰭の先端付け根まで
目立つトサカが有ります。

自分の様に、目が悪い人間でも可能な相違点は2点。
まず1点は頭部側面にて、目の下辺りから 口元にかけて トゲナガハゼ
小さな水色の斑紋が並びますが、 コトゲハゼ では斑紋が垂線になります。

またもう1点は、ちょっと判りづらいと思いますが、 トゲナガハゼ は棘の先端が
鰓の後縁まで伸びるのに対して、 コトゲハゼ は鰓の中央までしか伸びません。
そんな特徴から、トゲナガに対して、コトゲの名前になったみたいです。

2009年02月06日

●ハクセンコマチテッポウエビ

一昨日は、23,000歩も歩いた事を書きましたが、昨日は終日会議だった為か
たったの、2,123歩でした。
ちょっと、何か考えないとまずいような歩数です。

さて今日は、久しぶりにナイトで観察とした甲殻類の報告です。

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普段はこのように暮らしてられるので、非常に判りずらいのですが、

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ちょっと綺麗に撮らせてとお願いしたところ、外に出てきてくれました。

ハクセンコマチテッポウエビ  ナイトカラー 
学名 Synalpheus stimpsoni
十脚目 / テッポウエビ科 / ツノテッポウエビ属
撮影 2009年1月:PALAU 水深- 8m 大きさ約30mm
英名 Stimpson's snapping shrimp
生息域 和歌山県、高知県、琉球列島以南、東南アジア ~ インド洋、
      西部太平洋域、オーストラリアなど
 
ホストとなるハナウミシダの色に体色を合わせ、隠れる様に生息しております。
なので体色も、様々な色彩が見受けられます。

近似種の コマチテッポウエビ とは、体に白い縦帯が入る事で区別出来ますが、
この撮影個体はナイトダイビングでの撮影の為なのか、白い縦帯では無く、
色が付いた帯になっております。

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写真中の個体と、下の個体は別個体ですが、隣り合わせに居たハナウミシダに
生息しておりました。

共にお母さんらしく、それぞれお腹には卵がいっぱいで、特に写真下の個体は
体からポロポロと卵がこぼれそうな姿で、あともう2晩ぐらい遅く観察出来れば、
ハッチアウトが見られたかも知れません。

次に観察しに行く時には、この卵達が大人になってるんでしょうか?

2009年02月05日

●クロオビスズメダイ

昨年11月から使っているケータイには、万歩計が付いております。
ケータイに付属してる機能だけに、普通の万歩計より精度は落ちるんですが、
日頃、車通勤で仕事も車移動の自分は、毎日約5,000歩~6,000歩ぐらいと
電車通勤の方に比べて、かなり少ない歩数かと思います。

しかし昨日は、金華山の山上に建つ岐阜城と、清洲城を歩き回ったおかげで
23,000歩も歩きました。
やはり体力維持の為にも、毎日、歩こうかと思うこの頃です。

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クロオビスズメダイ  
学名 Chromis retrofasciata
スズキ目 / スズメダイ科 / スズメダイ属
撮影 2009年1月:PALAU -5m 大きさ 40mmぐらい 
英名 Blackbar chromis
生息域 屋久島、琉球列島以南 ~ 南、西部太平洋域など。

体後部の幅広の黒色横帯と、黒い目の下の白いラインが特徴で、尾鰭の
先端が長く伸びます。
潮通しの良い珊瑚礁域の、枝状の珊瑚の間に単独で行動する姿を多く
見かけます。

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撮影 2008年10月:PALAU -8m 大きさ 40mmぐらい
kuroobisuzumedai%2020090110a.jpg
撮影 2009年1月:PALAU -5m 大きさ 40mmぐらい

外観が似ている イシガキスズメダイ とは黒色横帯の位置が、本種は背鰭と
臀鰭の縁までかかるのに対して、 イシガキスズメダイ は縁まで掛からない
ことで区別が出来ます。

2009年02月04日

●ユカタイシモチ

約一年ほど前に ヒトスジイシモチ の報告をしてから、直ぐに書こうと思って
いた生物ですが、その後ずう~っと忘れており、先日潜った須江で久しぶりに
ヒトスジイシモチ を観察して思い出しました

大好きなテンジクダイなのに、忘れていたとは。

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ユカタイシモチ  
学名 Apogon exostigma
スズキ目 / テンジクダイ科 / テンジクダイ属
撮影 2008年10月:PALAU -5m 大きさ 50mmぐらい 
英名 Narrowstripe cardinalfish
生息域 奄美諸島以南 ~ 中、西部太平洋域など。

内湾やサンゴ礁域などの珊瑚群落や岩礁などで、観察出来ます。
体色は銀白色にて、尾柄部から眼を通り、反対の体側面の尾柄部まで1本の
太い暗褐色縦帯が伸びており、尾柄部に大きな黒斑紋があるのが特徴。

この大きな黒斑紋が、太い暗褐色縦帯より上側に位置していると本種にて、
暗褐色縦帯と同じライン上に位置していれば、近似種の ヒトスジイシモチ です。

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ユカタイシモチ  ナイトカラー 
撮影 2007年6月:PALAU -9m 大きさ 70mmぐらい 

こちらはナイトダイビングでの観察した姿、日中と比較して体色は透明感が
増し、銀色に反射する色彩が強くなります。
また各背鰭の外淵が黒く縁取られるので、一目で本種とわかります。


そんでもって、こちらが近似種の ヒトスジイシモチ です。
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撮影 2009年1月:紀伊大島須江 内浦ビーチ -12m 大きさ 60mmぐらい 

残念ながら自分は、まだ ヒトスジイシモチ のナイト姿を、観察してませんので、
ユカタイシモチ の様な、体色変化があるかどうかが判りません。

紀伊大島須江の内浦ビーチでは、 ヒトスジイシモチ を去年観察できた場所で、
今年も同じ様に観察が出来てますが、残念な事に内浦ビーチをナイトで潜らせて
いただけるのは、年に一度、大晦日だけ。

しかし自分は毎年大晦日~元旦にかけては仕事なので、内浦ビーチのナイトでの
比較観察はできません。
ただでさえマイナーなテンジクダイの観察内容だけに、大晦日に内浦ビーチを潜る
事が可能な知り合いのダイバーで、そんな変態観察ダイバーもおりません。

こうなりゃ、年中ナイトダイビングが可能な、隣りの白野ビーチからリブリーザーで
入って、内浦ビーチまで静かに泳いで観察するしかないかと。
リブリーザなら、泡が出ませんからね~。

おっ~と皆さん、くれぐれも須江ダイビングセンターさんには、ご内密に。

2009年02月03日

●コウリンハナダイ

はぁ~?今頃になって~?
って言われそうですが大学に進学の為、三重県の田舎から名古屋に出てきて
33年になりますが、織田信長公の歩まれた史跡が、名古屋市近郊にたくさん
残されている事に気づき、最近、仕事で近くに行ったときに昼休憩とばかりに、
いろいろ見学しております。

幸いというか、自分の仕事での行動範囲内に幾つも有り、ほとんどが公園に
成ってますので、おにぎり食べながら案内板なんか読んでます。

ある程度、写真や書ける事が貯まったら、当ブログに書くつもりでいますので、
戦国時代の武将好きの方はご期待願います。

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コウリンハナダイ  学名 Pseudanthias parvirostris
スズキ目 / ハタ科 / ナガハナダイ属
撮影 2009年1月:PALAU 水深- **m 大きさ 80mmぐらい 
英名 Diadem anthias、 Sunset anthias         
生息域 伊豆諸島、インド洋 ~ 西部太平洋域など。

サンゴ礁域の水深35m~60mぐらいに分布し、岩棚の下や大きな穴の中で
小さな群れを作って棲んでおります。

頭部の大きな輪のような模様が、光の輪の様に見える事から、和名で光輪
コウリンハナダイ となったらしく、参考までに英名の Diadem anthias とは、
和訳すると王冠のハナダイになります。

体色は雌雄で異なり、雌は全体に黄色一色って感じですが、雄は背鰭や
胸鰭、尾鰭の上下端部が濃いピンクとなり艶やかな体色です。 

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日本では、伊豆大島やIOPぐらいでしか観察報告の無い種ですが、稀にその他の
地域でも、ポツポツと観察報告が有ります。
自分がホームとしている南紀紀伊大島の須江でも、冬~春限定の内浦ビーチで
昨年秋のシーズン開幕時に幼魚が観察されました。

日頃から、年に数回ほど深場のハナダイの稀種が観察出来る須江には、やはり
何処かにハナダイの根が有ると自分は信じており、この正月には現地ガイドさんが
とうとう マダラハナダイ を観察されており・・・やはり。

早くテッキーになって、深場へ探索に行かなければと、強く思っている次第です。

2009年02月02日

●テリエビス

昨日は月初にて、月次提出書類の回収などで終日弊社の営業店舗を回って
おりましたが、名古屋市内の高台から南アルプスの赤石岳、聖岳などの白い
山々を見ることが出来ました。

普段はガスが掛かって見えないのですが、風が強く寒い季節だったおかげと
思いますが、なんかちょっと嬉しい気分になりました。

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テリエビス  ナイトカラー 

学名 Sargocentron ittodai
キンメダイ目 / イットウダイ科 / イットウダイ属
撮影 2009年1月:PALAU -12m 大きさ 120mmぐらい 
英名 Samurai squirrelfish
生息域 小笠原諸島、南日本 ~ インド洋、西部太平洋域など。

サンゴ群落や、浅めの岩礁域に生息する岩礁性のイットウダイの仲間です。
串本辺りでエビ刺し網漁で混獲されるサカナの中で、イットウダイ科としては、
いちばん多く観察出来るそうです。

特徴は背鰭に体側に沿った白い縦帯が有る事、また上の画像では判りにくい
ですが、背鰭前端には1つの黒斑が有る事で、他のイットウダイ科と区別が
できます。
鱗は大きくて堅く、体長20cmにもなります。

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幼魚のナイトカラー 
撮影 2008年4月:PALAU -7m 大きさ 40mmぐらい 

こちらはナイトダイビング中に観察した幼魚。
こちらの画像では、背鰭前端の1つの黒斑が判りやすいかと思います。

特に日本の固有種では無いのですが、何故か学名の種小名がイットウダイで、
英名は侍、なんとも日本的な名前のサカナです。

2009年01月30日

●レモンコーラルゴビー

さて昨日は、久々にホームとしている紀伊大島須江の内浦ビーチを 3本ほど
楽しんで参りました。

目的は、昨年も同じ 1月にここ内浦ビーチで観察した、 ツノカサゴ のペアと、
オキスズメダイ でしたが、残念ながら ツノカサゴ さんは既に別れ話しが進んで
しまったのか、昨年同様シングルでした。
ペア画像を撮そうと、ひいひいと重い思いをして105mmと60mmのデジイチを
2台持って泳ぎましたが、残念でした。

でも、 オキスズメダイ は、何とか撮す事ができましたので、近日中に報告させて
いただきます。

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レモンコーラルゴビー  学名 Gobiodon citrinus
スズキ目 / ハゼ科 / コバンハゼ属
撮影 2009年1月:PALAU 水深- 6m 大きさ 30mmぐらい 
英名 Lemon coralgoby
生息域 紅海、インド洋 ~ 西部太平洋域など。

内湾や珊瑚礁域の礁湖、礁池などで、スギノキミドリイシ等に共生してます。
コバンハゼの色彩変化タイプとも考えられており、現在はまだ研究者の方に
よる結論は出ておりません。

因みに コバンハゼの学名は、 Gobiodon Sp にて学術的には1種のままです。

体色は濃い黄土色で、各鰭の縁部が黄色く、体側面と背鰭、体側面と腹鰭、
臀鰭との間に走る、鮮やかなブルーのラインが特徴です。

LemonCgoby20090110b.jpgLemonCgoby20090110c.jpg

コバンハゼ属や、ダルマハゼ属の撮影はいつも苦労します。
それだけに相当な時間をかけて、じっくり撮影すのですが、ほとんどサンゴの
奥深くに居てチョロチョロと動き回っているので、沢さん撮してみても撮れた
ほとんどの写真が上の2枚の画像の様な、頭だけとか、後ろ姿とか自分の
へなちょこ写真の腕では、全身姿がバッチリ写る事は滅多にありません。

なので今回、使用している画像も体の何処かかしこが、珊瑚に隠れてしまって
おります。

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LemonCgoby20090110e.jpg

こちらは レモンコーラルゴビー の黒変個体。
こうなりゃ、ほとんど コバンハゼですね。

2009年01月28日

●ヤスジチョウチョウウオ

11月に耳を悪くしている耳鼻科さんで、自分の首の短さ、鼻の骨格の形状や、
顎の形状、その他、体系、いびきをかく、高血圧症などから、睡眠時無呼吸
症候群の疑いがあるとの事で、先日、自宅で睡眠時に測定する機械を借りて、
2晩飲酒した場合と、飲酒しない場合で測定して、本日、出勤前に耳の定期
検査と一緒に結果を教えて貰いました。

耳に関しては、なぜか前回と同じく、ダイビング翌々日の検査にも関わらず、
良くなっているとの事でしたが、睡眠時無呼吸症候群は、もろアウト!!
本日、医療機器メーカーの人に説明を受けて、今夜からCPAP治療と言うのを
始める事に成りました。

簡単に言っちゃえば、睡眠時に空気を送るマスクをつけて、無呼吸状態を減らす
治療法らしいのですが、同時に今まで家族や、ダイビングなどで宿泊する時に
皆さんにご迷惑を掛けていた、F-1並みの大爆音のいびきも無くなるらしいです。

ついでに、空気だけでなくナイトロックスを送ってくれると、更にうれしいですが。

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ヤスジチョウチョウウオ  ミクロネシアタイプのナイトカラー 
学名 Chaetodon octofasciatus
スズキ目 / チョウチョウウオ科 / チョウチョウウオ属
撮影 2008年10月:PALAU 水深- 5m 大きさ 60mmぐらい 
英名 Eightbanded butterflyfish
生息域 高知県以南、琉球列島 ~ インド洋、西部太平洋域など。

内湾域や礁湖などの、比較的浅い水域に生息しております。
一般的にはボデイ全体が白色に腹鰭が黄色、体側面に7本と尾鰭淵に1本の
黒くて細い横縞が有る事から、 ヤスジチョウチョウウオ との和名が付いており
ますが、パラオに生息する種は黒縞は同じでも、ボディ全体は黄色です。

更にナイトでは、写真の様に部分的にオレンジっぽく色彩変化をしてました。

yasujichouchouuo20090112c.jpgyasujichouchouuo20090112b.jpg
yasujichouchouuo20090112a.jpg
3枚とも撮影 2009年1月:PALAU 水深- 8m 大きさ 80mmぐらい 

チョウチョウウオ系の紹介なら、本来なら綺麗な珊瑚をバックにした画像を
載せるべきかも知れませんが、上の3枚は泥ドロポイントの岸近くの所での
撮影の為、何か暗い画像になってしまいました。

でも、ロクセン、シチセンと来て、何でヤスジなんでしょうね?
考えてみると水中生物の名前って、ヒトスジ、フタスジ、ミスジ、ヨスジ、と
来て、ロクセン、シチセン、そしてヤスジ。
あれっ? 5は?

これは生物に限らず、数字の数え方の何か法則なんでしょうかね?

2009年01月26日

●イヤールズ ラス

昨日の大瀬崎湾内は、-25m位で水温13度でした。
いよいよ、1年間で最低水温の時期に成ってきた様ですね。

2週間前に潜ったパラオの水温は、25~29度でした。
大きな声では言えませんが、地球温暖化、悪いことばかりでも無い様な気も
します。

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イヤールズ ラス  学名 Cirrhilabrus Earlei
スズキ目 / ベラ科 / イトヒキベラ属
撮影 2009年1月:PALAU 水深- **m 大きさ 80mmぐらい 
英名 Earle's fairywrasse
生息域 パラオ固有種?

生息域は水深50m~80mぐらいと、魅惑たっぷりの水深でしか観察が出来ない
イトヒキベラ属の仲間です。
今のところパラオでの観察例しかないようで、図鑑に掲載されている事は少なく、
Web上でもアクアリスト関連のサイトがほとんどです。

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動きはかなり速いベラにて、水深が水深ゆえに僅かながらでも窒素酔いをしてる
Wタンク+ステージタンクの自分の動きでは動きについて行けず、ササァ~と
動く姿をとらえるのは極めて困難で。

結局、いちばん上の画像が精一杯、光が上手く当たっておらずフォトショップ様で
化工した画像です。
全鰭全開の丸~い姿なんぞ、夢の夢でした。

2009年01月24日

●ルリホシスズメダイの幼魚

今年になって日本の冬のダイビングに復帰してから、こんなグッズをインナーの
ポケットに入れて、ドライスーツで潜っております。

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SANYO製の、充電式エネループ・カイロです。
暖かさは強と弱の2段階に調整が出来、強で約4~5時間持ちますので、2本の
ダイビングと休憩時間で丁度良いぐらい。
もしも休憩時間にスイッチをOFFにしておけば、終日たっぷり使えます。
充電は約3時間ぐらいかかりますが、500回ぐらいの充電が繰り返せるそうで、
電気量販店さんで、だいたい 3,000円 ~ 3,500円ぐらいで売ってます。

これなら、万が一ドライが水没しても、携帯カイロの様に火傷をする心配もなくて
良いですし、スイッチのON-OFFが出来ますから、暖まる時間の調整が可能。
色は写真の白色、黒色、ピンクの3色出てます。

自分は特にSANYOさんの関係者ではありませんが、ダイビング以外にも寒い
外での仕事にも使えて重宝しておりますよ。

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ルリホシスズメダイの幼魚  ナイトカラー 
学名 Plectroglyphidodon lacrymatus
スズキ目 / スズメダイ科 / イシガキスズメダイ属
撮影 2009年1月:PALAU 水深- 5m 大きさ 30mmぐらい 
英名 Jewel Damsel
生息域 和歌山県、高知県、琉球列島 ~ インド洋、西部太平洋域など。

水深2m ~ 12mあたりの珊瑚礁域に、海藻類を主食とし生息しております。
幼魚の頃は深緑色の体色に全身に青い小斑点が広がってますが、成魚の
体色は濃い茶緑色に変化し、青い小斑点主に背側だけに成っていきます。

rurihoshisuzumedai%2020090111b.jpgrurihoshisuzumedai%2020090111c.jpg

今回はナイトダイビングでの画像ですが、幼魚でも昼間の深緑色の体色が、
濃い茶緑色に変化するようです。

上の3枚とも、ちょっとヘタッピな画像で申し訳ありませんが、昼中でも綺麗な
青色の小斑点が、暗闇に隠れている所にライトを当てると蛍光色に光って
昼中よりも鮮やかな体色でした。

和名の由来は、この綺麗な青色の小斑点を瑠璃星と表しているんでしょうが
英名の Jewel Damsel も、Damsel 自体が少女とか、乙女の意味ですから、
宝石の乙女って感じで、何とも素敵なネーミングだと思います。

2009年01月23日

●お怒りの、ギンガハゼ

本日は既に今まで何度か報告させていただいている生物ですが、いつもと
ご様子が異なり、ブイブイと怒りまくりの姿を観察させて頂きましたので、
改めて、紹介させていただきます。

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スズキ目 / ハゼ科 / イトヒキハゼ属
ギンガハゼ  学名 Cryptocentrus cinctus
撮影 2009年1月:PALAU 水深-3m 大きさ40mmぐらい 
英名 Banded Shrimpgoby
生息域 奄美大島、八重山諸島以南 ~ インド洋、西部太平洋域など、

内湾の珊瑚礁域の礁湖、礁池とか、砂底、泥砂底等に ニシキテッポウエビ
共生して生息してます。
体色は、黄色、薄めの白黒。濃いめの白黒などありますが、体色による共生の
法則は無い様で、色んな体色の組み合わせが見受けられます。

和名の ギンガハゼ とは、首元に散在する青い斑点が銀河星の様に見える事
から、美智子皇后様が命名なされたそうです。

参考ながら、幼魚様に関しては、 こちら を、ご参照願います。

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いつもなら巣穴から、ふわふわとホバリングしてニコニコとされてるハゼなの
ですが、今回は最初に見かけた時から、顔というかアゴを赤らめておられ、
かなりご機嫌斜めのご様子だな~と、思っていたところ

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スルスルと巣穴に後ずさりされ、同居されてらっしゃる ニシキテッポウエビ 様を
巣穴の奥へと送り込まれ、ズンズンとおひとりで巣穴から出てこられて・・・

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「うらぁ~!」っと、怒りまくり~のご様子です。

gingahaze20090111d.jpg

そして隣りを見ると、更にもっとお怒りなのか、反り返っるほどお怒りになって
られる黄色い方もいらっしゃいました。

朝早くから眩しいターゲットライトや、ストロボの光をあてられたせいなのか?
でもそんな事はいつものことですし。
いったい何が、ご機嫌を悪くされた原因だったんでしょうかね~

あんまりお怒り過ぎると、血圧上がりますよ~~

2009年01月22日

●バンダイシモチの幼魚

先週末に手にしたアメリカ製のダイビング器材ですが、マニュアルが英語版しか
なく、印刷物だけでなくCD版も入っていたので、こりゃコピペして英訳ソフトだと
思ってたら、全てPDFでコピペ不可でした。

こうなりゃプリントスクリーンして、スキャナして、コピペして、英訳ソフトにかけて
と考えてたら、時間がいっぱいいるなぁ~と思い、今は諦めモードです。
どうせ講習時に口頭で教えて貰えるから、まぁいいかな。

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bandaishimochi20090111d.jpg
スズキ目 / テンジクダイ科 / テンジクダイ属
バンダイシモチの幼魚  学名 Apogon bandanensis
撮影 2009年1月:PALAU 水深 -5m 大きさ約20mm
英名 Banda Cardinalfish
生息域 奄美諸島~インド洋、西部太平洋域など

珊瑚礁域に棲息しておりますが、日中はほとんど隠れていて夜になると現れます。
自分は今まで外洋のドロップオフの棚上や、内湾等で観察しておりますが、全て
ナイトダイビングでの観察です。

眼が大きく、頬部には二等辺三角形状の黒色の斜帯があり、体側面には輪郭が
不明瞭な 2本の太めの黒帯があります。
成魚に関しては、 こちらを 参照願います。

bandaishimochi20090111a.jpg
撮影 2009年1月:PALAU 水深 -5m 大きさ約10mm

そして更に小さな、稚魚サイズも観察出来ました~♪

今回の冬短期合宿で、闇夜に深海から浅場に沸き上がってくる深海魚の幼魚や、
小さすぎで種の同定が困難な幼魚、稚魚を求めて、外洋のミッドナイトで 3本ほど
潜りましたが、残念ながらとある天候の条件違いで、それらは不発。

随一、観察出来た稚魚ちゃまが、上記の生物でした。
因みに近似種の ナミダテンジクダイの幼魚 は、 こちらを どうぞ~♪

2009年01月21日

●タマムシサンゴアマダイ

昨日、出社前に約1ヶ月ぶりに耳鼻科に行ってきました。
今年に入ってから再開したダイビングで再び耳を痛めたわけでは無く、もともと
予定していた完治後の定期診断でしたが、結果は微妙な診断結果でした。

ドクターの診断では、どうも中耳炎っぽぃ症状に見えるらしく、聞こえにくくない
ですかと尋ねられましたが、ダイビングを再開しても特に痛みも聞きにくさも無く
快適ですと答えたところ、普通、正常な人の鼓膜とは例えばトンポの羽の様に
透明っぽい色なんだそうですが、自分の鼓膜は少し透明度が悪いらしいです。
やはり泥ドロダイビング好きのせいか、鼓膜まで濁ってるみたいで。

実はこのドクターも以前はガンガン潜ってて、今はリゾートダイバーらしく、今度
耳抜きが出来ない時は絶対に中止する事、繰り返すと耳が聞こえなくなるよと
注意をされ、ダイビングは止めなくて言いそうですが、再び投薬治療の再開と
なりました。

次回の通院予定日は、またまたダイビング後だけに、ちょっと心配です。

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スズキ目 / キツネアマダイ科 / サンゴアマダイ属
タマムシサンゴアマダイ  学名 Hoplolatilus chlupatyi
撮影 2009年1月:PALAU 水深 -**m 大きさ70mmぐらい 
英名 Chameleon tilefish
生息域 沖縄伊江島、フィリピン ~ 西部太平洋域など、

水深30m以深の砂礫底などに生息しております。
以前に、同じパラオの違う深場のポイントで観察した アカオビサンゴアマダイ
近づきすぎると巣穴に引っ込んでましたが、 タマムシサンゴアマダイ は自分の
巣穴は持たず、危険が迫ると泳いで逃げてから、適当なサンゴアマダイ属の
巣穴に逃げるそうです。

今回も深場のガイドをしていただいたサザンマリンラボラトリーの、ぢろー所長に
教えていただきましたが、和名の由来は、瞬時に体色を玉虫の様に変化させる
ことからだそうで、英名も 「カメレオン・サンドタイルフィッシュ」 となってます。

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正式には未だテッキーに成っていませんが、Wタンクでの古希mでの潜水は
10本程度になりますので、今回は更に左にステージタンクをプラスしていても
自分的には、そろそろ落ち着いて撮影が出来ていると思っておりました。

しかし今回も、 カマヂハナダイ の写真は光が全然当たっていない真っ黒な
写真ばかりで、本日報告の タマムシサンゴアマダイ も、上3枚の写真の様に
砂埃りが舞ってるし~、鰭は全開でないし~、あっち向いてるし~とか駄目な
写真ばっかりで、まだまだ、薄~い窒素酔いの状態だったのかも知れません。

窒素酔いは慣れる事がいち番かと思ってますので、まだまだ経験を積み重ねて
行かないと、深場での落ち着いた撮影は出来そうにない様ですね。


2009年01月19日

●レインフォーズゴビー

昨日は久々に国内でダイビング、と言うより 11月末に耳を悪くして依頼の
国内での復活ダイビングでした。

本当の復活は、先週パラオで済ませておりますが、ドライスーツでの復活は
昨日の大瀬にて、久々のドライは動きにくくて疲れました~
でも大瀬と言うことで、偶然、沢さんのマイミクさんにお会いでき、また初めて
お会いできたマイミクさん居たりして、嬉しい一日でした。

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スズキ目 / ハゼ科 / サラサハゼ属
レインフォーズゴビー  学名 Amblygobius rainfordi
撮影 2008年4月:PALAU 水深-3m 大きさ40mmぐらい 
英名 Rainford's goby
生息域 インド洋 ~ 西部太平洋域など、

内湾の砂底、砂泥底や、マングローブ域等の泥砂底に棲息しており、パラオの
どこの内湾でも観察可能なミクロネシアの普通種です。
体系や色彩パターンは、 キンセンハゼ によく似ており、ミクロネシアタイプと
言ったところです。

底砂を口の中に含み、砂に含まれているプランクトン等を食して、こし取った残り
の砂を鰓から吐き出す(ベントス食性)性質から、アクアリストの方には水槽の
清掃用としても重宝され飼育されております。

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Rainfordsgoby20090110a.jpg
全て撮影 2009年1月:PALAU 水深-6m

実はこの レインフォースゴビー は、今回の冬短期合宿での撮影目的のひとつ
でした。

前回の秋合宿後に、当ブログで報告しようと準備していたところ、何と過去に
撮した画像が2~3枚しか無く、どこでも観察出来る普通種だけに、いつでも
撮れると高をくくって居た模様でした。

え~って思われるでしょうが、国内でも、 ソラスズメダイ や、 サラサエビ 等を、
なかなか撮影しない様に、普通種ってそんなモンですよね。

なので今回は初日から見かけては撮りまくってましたが、なかなか第1背鰭を
開いた画像は難しく、これもまた次回の復習課題となりました。

2009年01月17日

●ブルーバックダムゼル

今週始め全チームの先陣を切り、我がフェラーリが、そして続いてTOYOTAと
今シーズンのF-1のNewマシーンが発表され始めました。

今シーズンの大きなレギュレーション変更によって各チーム、フロント、リアの
各ウイングを含め空力的に大きくデザインが変更され、特にリアウイングは
かなり幅が小さくなって、各車イメージが大きく変わりました。

個人的には昨今の、整流板や翼端板がニョキニョキとボディから生えてる様な
空力デザインは好きでなく、以前の凹凸が少ない滑らかな空力デザインによる
ボディが好きですので、今年の各チームのNewマシーンのデザインに期待を
しております。

でもともかくTOYOTAがNewマシーンを発表した事で、HONDAに続き日本の
メーカーの撤退の危機は免れ、ちょっぴりホッとしました。

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ブルーバックダムゼル  学名 Pomacentrus simsiang
スズキ目 / スズメダイ科 / ソラスズメダイ属
撮影 2009年1月:PALAU 水深- 8m 大きさ 30mmぐらい 
英名  Blueback Damsel
生息域 南日本の太平洋沿岸 ~ インド洋、中西部太平洋域など。

内湾のサンゴ礁域や岩礁域などの浅場にて、死珊瑚塊や崩れた岩礁等が
水底に広がっている様な環境に生息しております。

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以前に ブルースポットダムゼル のところで、この ブルーバックダムゼル
ブルースポットタ゜ムゼル と、 スズメダイモドキYg を区別する方法を、書かせて
頂きましたが、今回、もうひとつの区別方法を教えていただけました。

区別方法は、目の回りに縦に走る光沢ある薄青色のラインの数です。
その縦のラインが 3本あれば本日紹介の、 ブルーバックダムゼル で、2本の
場合は、 ブルースポットタ゜ムゼル だそうです。

また、 ブルースポットタ゜ムゼル のところで書かせて頂きました、尾柄部上部の
青い点は、 ブルースポットタ゜ムゼル だけでなく、 ブルーバックダムゼル でも
稀に見られるそうです。

そんな細かな違いなんて、って思われてる方もいらっしゃるかも知れませんが、
細かな違いを見比べていくと、生物観察は更に面白くなると思いますよ~♪

2009年01月16日

●リュウキュウヤライイシモチ

このお正月に、CS放送のヒストリーチャンネル放送で合計20時間に渡って
唐招提寺さんの平成の大修理の番組を放送しておりました。
自分が知らなかっただけで、既に過去に放送されてた物かと思われますが、
あいにく仕事で見る事は出来なかったので、とりあえず全て録画をしておき
ましたが、残念ながら見る時間がありません。

まぁ特に急いで見る必用も無いと思いますので、今年秋の金堂平成大修理
落慶法要までに、じっくり見ようと思います。

さて本日からは、先日の短期冬合宿の報告をさせて頂きたいと思います。
それで何から報告しようかと悩みましたが、ここは今まで報告してきた科の
順番のまま、報告させていただこうと思います。

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リュウキュウヤライイシモチ  ナイトバージョン
スズキ目 / テンジクダイ科 / ヤライイシモチ属
学名  Cheilodipterus macrodon
撮影 2009年1月:PALAU -12m 大きさ 50mmぐらい 
英名 Tiger Cardinalfish
生息域 小笠原諸島、和歌山県以南 ~ 紅海、インド洋、西太平洋域など

珊瑚礁から、やや深い岩礁域に生息しています。
両顎にある犬歯が大きく外観からも確認が出来る事、体側面の黒色縦縞が
8本等が特徴。
尾柄部に有る黒斑は幼魚の頃は明瞭であるが、成魚になるにつれ不明瞭に
なります。

ryuukyuuyaraiishimochi%2020090111a.jpgryuukyuuyaraiishimochi%2020080504a.jpg
撮影 左:2009年1月 PALAU、 右:2008年5月 串本サンビラ

右の画像が、映りはイマイチですが尾柄部の黒斑が無くなった成魚です。

ryuukyuuyaraiishimochi%2020080415a.jpg
ryuukyuuyaraiishimochi%2020080415c.jpg
上下共に、撮影 2008年4月:PALAU -8m

リュウキュウヤライイシモチ と言えば、色んな図鑑等で使ってられる画像は、
大きな犬歯をがはっきり確認出来る顔面アップの画像が多いんですが、やはり
上の様な画像では、大きな犬歯が確認できにくいですね。

次回の観察時には、判りやすい様に顔面アップの画像を納めてこようと思います。

2009年01月15日

●ハナダイの幼魚

今回の冬のパラオ短期合宿は、2日半で12本のダイビングと、いつもの自分に
してはちょっと少なめのダイビング本数ではありましたが、その内の毎日2本、
合計4本が喜寿、米寿などの数字で表せば、古希の値の深度まで潜ってしまう
ダイビングでしたので、体にかかる負荷を考えて本数をセーブしました。

もしも、セーブしたと言っても普通のダイバーの倍近い本数じゃんと、思う方が
居たら、変態耐久ダイバーの認識を改めて下さい。
因みに、その4本以外は3本が泥地、3本は外洋でのミッドナイトと自分にとって
短期でも充実した合宿でした。

さて本日より先週末の冬短期合宿の成果を報告したい所でしたが、昨日昼前に
帰国後すぐに出社して、休んだ間に貯まってしまった仕事を夜遅くまでやっつけ、
そして本日は急用の私事にて午前中から奥さんと出かけ、ついでに昨年年末に
奥さんが体調が悪くて行けなく、自分だけで行ってきたお墓参りにも改めて行き、
その他にもなんやかんやで帰宅が遅くなってしまいました。

なので写真の整理が全く出来ておらず、本日は取り急ぎ、簡単に書ける生物の
報告にさせていただきます。
何と言っても、生物名が判らないので詳しい資料探しも出来なくて、さら~っと
簡単に書けてしまえますから。

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なんとかハナダイの幼魚  学名 不明
撮影 2009年1月:PALAU 水深 -古希m 大きさ 20mmぐらい 
生息域 パラオ、不明

ハナダイの幼魚だという事は間違いないと思いますが、種別名が判りません。
今回の合宿最終日の夜に、合宿中に撮した画像を、サザンマリンダイバーズ
拓ちゃんのPCで確認中に、現在、サザンさんで繁忙期間だけヘルパーされてる
ハナダイ狂の田中さんの、あのいつも優しい笑顔が突然固まりました。

拓ちゃんが 「田中さん、顔が怖なってまっせ~」と言うぐらい、見つめてます。
サザンマリンラボラトリーの、ぢろー所長が見られても「***の幼魚かなぁ~?」
っと、言うぐらいの不明っぷりです。

まぁいつか、種別名が判った時に詳しく書くとして、今回はここまでに。
明日からは、キチンと学名、英名、生息域など書いて生物報告をさせて頂きます。

2009年01月14日

●ウミウシカクレエビ その2

さて今回はいつもより2日間短い合宿でしたので、かなり後ろ髪を引かれながら、
日本に戻って参りました。
当然、戻って来た昨日は午後から仕事に追われてましたので、本日の報告は
今回の合宿での画像ではなくて、過去のストックからです。

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ウミウシカクレエビ  学名Periclimenes imperataor
十脚目 / テナガエビ科 / ホンカクレエビ属
撮影 2008年11月:紀伊大島須江 内浦ビーチ 水深-12m 大きさ30mmぐらい
英名 
生息域 伊豆半島以南、紅海、インド洋、西部太平洋、ハワイなどに分布。

本種の詳しい説明は、 こちら を、ご覧下さい。

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撮影 2007年 2月:PALAU セント・カーディナル

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撮影 2008年 5月:柏島 勤崎

ウミウシカクレエビと言っても、本日の3ヶ所での撮影画像は全てナマコに
共生していたものです。

前回はウミウシに共生している画像を中心に報告させて頂きましたが、今回は
ナマコに共生している画像のみにさせていただきました。
こころなしかウミウシに共生しているのより、体色が地味めな気がします。

でも生物学的には全く理由付けが無いと思われ、多分、自分の気のせいです。

2009年01月13日

●短期合宿、終了

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楽しい冬の短期合宿を無事に終えて、名古屋に戻って参りました。
これから、自宅に貯まった洗濯物を届け、着替えて出動です。

画像は、グアム空港内にあるビジネスラウンジ。
日本と違って、飲み物は多くても、お菓子はおいてなく、質素です。

2009年01月10日

●ラウンジにて

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日本脱出時に恒例の生ビーですが、今回は昨年2回のみの飛行機利用だった為
マイルが貯まっており、ビジネスにしました。

なので、いつもゴールドラウンジでなく、ビジネスラウンジから報告です。
こちらは生ビーも瓶グラスと、旨さが増しますよね~♪

2009年01月09日

●ベニマツカサの幼魚

さて昨年末から年を越して続いていた怒濤の11連勤も終わり、ようやく本日
から遅めの年末年始休暇です。
例年ですと末年始休暇は無いに等しいのですが、今年は何とか取れました。

しかし年末年始休暇と言っても、今週末の世間一般の3連休に1日プラスし、
もう1日午後から出勤の半休にしただけで、製造業の方達から比べてみれば
半分にも満たない日数の年末年始休暇ですが、サービス業に従事する者に
とっては、これでもやっと取れた連休なんです。

と言う事で、今回の休暇は2009年冬の短期合宿に行って参ります。
同時に当ブログも、昨年10月以来の久々の連休とさせていただきまして、
14日以降に再開させていただきます。

ところで今回の冬合宿で、新しいライトを試してみます。

20090109aaa.jpg

これです。
LEDの光量調整が付いて、何と1,000ルーメン。
流石にダークバスターの1,750ルーメンには叶いませんが、今までデジイチの
ターゲットライトに使ってたLED48が170ルーメンですから、それに比べれば
ずっと明るいハズ( 未だ試してないので、言い切れない )です。

今までは、ただでさえ重いネクサスに、いつもダークバスターとLED48を付けて
状況に合わせて使い分けてましたが、これからは今回の新しいライトを 1個
付けるだけで行けそうです。

今回の短期合宿も、海況とか問題が無ければ、真夜中の海で奇妙奇天烈な
生物達に出合える事でしょう。
その為にも、明るいライトは幾つあっても足りませんので、今回のライトも多分
活躍する事と思います。

と言う事で、本日紹介する生物は、そんな深夜の海で出合った生物です。

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ベニマツカサの幼魚  学名 Myripristis vittata
キンメダイ目 / イットウダイ科 / アカマツカサ属
撮影 2008年10月:PALAU -16m 大きさ 40mmぐらい 
英名 Whitetip soldierfish
生息域 土佐湾以南 ~ ニューカレドニア、
     インド洋 ~ハワイ、フレンチポリネシア等の太平洋域。

暗闇を好み、日中は岩礁域や珊瑚礁域の岩棚の隙間や、岩礁穴の奥などの
光が所にいて、夜になると外にでてきます。
体色は幼魚も成魚もほぼ全身が赤色。
鱗は小さくて、近似種のクロオビマツカサとは、鰓蓋に暗色域が無い事などで
区別ができます。

他にも図鑑などには、特徴は側線有孔鱗は35~38枚とも書いてましたが、
ダイビング中に泳いでいるサカナのそれを数えるのは、ちょっとムリでしょう。

因みに本画像は、深夜の暗闇の海の中で、いきなりダークバスターの眩しい
灯りに照らされて、岩棚に張り付いて動かなくなった姿です。
こういう止まった時でしたら、数えられるかも知れませんね。

2009年01月08日

●ベニハゼ

昨日は朝から、昨年暮れに受けた健康診断の再検査で、CT検査と胃カメラでの
検査を受けて、その後、出勤でした。

今まで入院を必用とする怪我や病気では、尿路結石にて体外衝撃波破砕術と
言う、体にメスを入れずに衝撃波で腎臓で発生した結石を破壊する手術を受ける
のに入院した経験しか無く、定期検査で脳や体をMRIや、CTで検査したことは
あっても、体内にカメラを入れるのは初めての体験でした。

胃カメラがちょっと不安でしたが、検査は合計1時間程度で無事に終わりました。
CT検査の結果は1週間後になるそうですが、胃カメラは検査が終わったと同時に
ドクターから説明があり、胃が荒れているだけで投薬治療の必用も無しとの事。

ホッとしましたが、出来る事なら今後二度と胃カメラは体験したくないです。

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スズキ目 / ハゼ科 / ベニハゼ属
ベニハゼ  学名 Trimma caesiura
撮影 2008年10月:PALAU 水深-12m 大きさ20mmぐらい 
英名  Caesiura Dwarfgoby
生息域 八丈島、紀伊半島以南 ~ 中、西部太平洋域、オーストラリアなど、

いわゆる、元祖 ざ・ベニハゼ です。
珊瑚礁域の、岩棚奥や岩礁の隙間などに生息しております
体色は赤色ベースに白い斑があるのが特徴で、頭部は若干青みがかかります。
背鰭が糸状に伸長しない事や、胸鰭基部に黒斑がない事、胴体腹部に白い斑
が無い事などで、類似種の チゴベニハゼ と識別ができます。

benihaze%2020081018c%20PALAU.jpg

恥ずかしいお話しですが、今まで沢さんのベニハゼ属を紹介しながら、今回の
ベニハゼ はまだ未報告でした。

他にもいろいろ振り返ると、今まで、なになにの1種とか、なになにSPとかって
報告をしていても、その種の基本種を報告していない事がありがちで、新しい
年に変った事でもありますから、今年からは普通種を中心にして撮していこうと
思います。

でもそう言いながらも、やはりガイドさんがスレートに書かれる「未記載種」とか、
「珍」、「稀」、「この地域では珍しい」とかの、魅力たっぷりの言葉に惹かれて、
気がつくと普通種は数枚撮っただけ、と言ったダイビング結果になるのは目に
見えております。

なんと言っても、今週末の今年の初潜りのポイントがポイントだけに、普通種を
中心に撮るなんて、そりゃあ~ムリでしょうね~

2009年01月07日

●コマチガニ

F-1が大好き中年オヤジの自分が、1年でいち番楽しみなF-1の放送は、年間
チャンピオンが決まるレースでもなく、開幕戦や、伝統のイタリアグランプリでも
有りません。
実は毎年、年末に放送されるその年の総集編が、いち番楽しみなんです。

1年間のレースの歩みと、その年の様々なF-1世界での出来事を、情熱大陸の
ナレーターでおなじみの窪田等さんの声で、ドラマ仕立てに毎年一本の番組と
して仕上げられ、フジTVの地上波と、フジTVのCS放送で放送されております。

ここ近年は地上波で無く、CFが入らないCS放送を録画して楽しんでましたが、
何故か年末に放送された昨年の総集編は、地上波は3時間番組で、CS放送
では5時間番組でしたので、あれっと思いながら両方を録画し、5時間放送から
見たところ、ナレーターが窪田さんの声ではありません。

担当されたアナウンサーの方には誠に申し訳ありませんが、やはりこの番組は
窪田さんの声があってこそ、もう何十年も毎年楽しみにしてましたので、自分は
がっかりして直ぐに見るのを止めてしまいました。

そして、ひょっとしてとの思いから3時間番組を見たところ、窪田さんの声です。

「良かった、今年も同じだ、これなら今年も行ける!」
( この言葉は窪田さんの声でイメージして下さい。
 総集編の開幕戦で、窪田さんが良くナレーションをされるセリフです。 )

でもどうして、今までは同じ時間、同じ内容の番組で地上波とCS放送の両方で
放送されていたと思うのですが、今回は違う番組内容にされたんでしょう?

今年の総集編も、窪田さんのナレーションで有る事を祈ります。

さて本日は、今年のカニさん第1話です。

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コマチガニ  学名 Harrovia japonica

十脚目 / 短尾(カニ)下目/ ゴカクガニ科 / コマチガニ属
撮影 2008年4月:PALAU セント・カーディナル 水深-8m
    大きさ甲長15mmぐらい
英名 Elbow crab
生息域 相模湾以南 ~ インド洋、西部太平洋などに分布。

沿岸の岩礁域の礁斜面や礁湖など、潮通しの良い所に住むウミシダに共生して
生息しております。
甲羅は六角形で、甲の周縁と胸脚は明黄色や白色で縁取られ、甲にも明黄色や
白色の横縞が4本あり、前側縁には平たい2歯と鋭い2歯があります。

近似種の シロスジコマチガニ とは、甲羅の表面部分の起伏が無く平らなのが
シロスジコマチガニ で、 コマチガニ は甲羅の前半が隆起している事で識別が
出来ます。
上の画像では、甲羅の前半部の隆起が判るかと思います。

また名前の由来は、昔はウミシダのことを「コマチ」と読んでいたらしく、ウミシダに
共生しているからそのままを表して、 コマチガニ と名付けられたそうです。

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この生物を捜すには、大きなウミシダを裏返す方法が一番簡単ですが、これは
あくまでも自分の感想ですが、実際にはウミシダに共生してるのは、 コマチガニ
よりも、 コマチコシオリエビ の方が多いと思います。

また、ウミシダをひっくり返すと、すぐにウミシダの奥に逃げ引っ込んでしまうので、
裏返すと同時に見つけ、指示棒か何かで隠れない様にしてから撮影します。

でも指示棒などを使いすぎると、勢い余ってウミシダの外へ出してしまい、まったく
自然らしくない写真しか撮れなくなってしまうので、本当はガイドさんか、バディとか
誰か他の方に手伝って貰うと良いでしょうね。


2009年01月05日

●ヒラテンジクダイ

販売業を営む弊社では、全ての店舗が4日から平常営業で、今年は本日5日から
管理部門を含めた全部署が平常業務に戻ります。
部署によっては6連休の部署があれば、休日が無かった販売店もある等、同じ
会社内でも、休日はバラバラの会社です。

まず大抵の企業は本日から平常営業でしょうから、この10日間ほどガラガラだった
導路も、本日からはいつもの様に混み出すんでしょうね。
いやですよね~、通勤渋滞。

本日は、今年のアポゴン第1話です。

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スズキ目 / テンジクダイ科 / テンジクダイ属
ヒラテンジクダイ  学名Apogon compressus
撮影 2008年10月:PALAU -10m 大きさ 60mmぐらい 
英名 Split-banded cardinalfish
生息域 奄美大島以南 ~ インド洋、太平洋域など。

多くのテンジクダイ属同様に、昼間は内湾の珊瑚礁域の珊瑚の枝間などの
隙間に潜む様にしており、夜になると出てきます。

体高は高く側偏しており、体側面に5本の縦帯がありますが、その内の1本が
頭部の後ろ側第1背鰭の下あたりで、尾部方向に向けて二股に分かれている
事と、光っている大きな青っぽい目が特徴です。

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撮影、左右共に 2008年10月:PALAU

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撮影 2007年2月:PALAU

と言う事で、実は本日の写真は全てナイトダイビングでの撮影です。
日中はほとんど珊瑚の隙間に入り込んでますので、全身姿の撮影はまずムリと
思われた方がよいかと思います。

冒頭の説明にも書きました様に、テンジクダイの多くは日中は珊瑚や岩穴の奥
などに隠れていて、夜にしか出てきませんので、全身姿を撮りたい場合はナイト
ダイビングで狙うしかありません。

テンジクダイ・フェチの自分としては、そんな点がナイトダイビングが好きな理由の
一つでもあります。

2009年01月04日

●ヒメフエダイの幼魚

やっと三が日も終わり、今日からは普段の通勤道路を走って帰宅できそうです。

名古屋市内の道路に詳しい方しか判らない話しですが、日頃から仕事を終え
オフィスから帰宅する途中、熱田神宮の西隣りを走ってる国道19号線を南進し、
熱田神宮の西南の交差点を左折し国道1号線に出ます。

毎年同じ事を書いてますが、大晦日~三が日にかけて熱田神宮に初詣に来て
熱田神宮西隣りの国道19号線に、堂々と路駐をする道徳心の無いヤカラどもの
せいで、今まで過去に左折が出来なかったりとか、駐車後に道路をフラフラ歩く
酔っぱらいを跳ねそうになったりとか、毎年、本当に迷惑をしております。

勿論、帰宅するのに通れる違う道路は他にもいっぱいありますが、大晦日も
お正月も働いている自分達が、堂々と交通違反をしているヤカラどもに、何故に
道を譲らなければならないのかと思い、意地でも自分の通勤道路を通っており
ましたが、今年の三が日の帰り道は、あっさりと違う道を選んで帰宅しました。

意地を通す事よりも、気分を悪くしない方が自分によいかと思っての事ですが、
ひとつ年食ったせいかも知れません。

本日は、そんな事には全く関係のない生物の報告です。

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スズキ目 / フエダイ科 / フエダイ属
ヒメフエダイの幼魚  学名 Lutjanus gibbus
撮影 2008年4月:PALAU 水深-12m 大きさ 60mmぐらい 
英名 Humpback snapper
生息域 本州以南 ~ 西部太平洋域、オーストラリアなど、
      東アフリカ、紅海以東 ~ 仏ポリネシアなど。

岩礁域や珊瑚礁域の礁湖、礁外縁、礁斜面に生息しております。
体高は高く、体色は水色。幼魚の時は背鰭、臀鰭、尾鰭は黄色く、尾柄部に
黑斑がありますが、成長するに連れ尾鰭基部にかけて黑斑は大きく広がり、
各鰭は赤くなります。
また、成魚は白色が基本ですが、赤く変化したりします。

図鑑や、文献などによりますと、前鰓蓋骨に明瞭な欠刻がある事が特徴だそう
ですが、残念ながらこの辺りの特徴になってしまうと、素人の自分ではどう違う
のか、さっぱり判りません。

himefuedaiYg%2020071120a.jpghimefuedaiYg%2020080412b.jpg
撮影 左:2007年11月、右:2008年4月 共にPALAU

沖縄では成魚はミミジャーと呼ばれており、釣り人には有名なサカナです。
勿論、食用となり、フエダイ科の中では高級魚として扱われますが、沖縄より
南方に生息するものは、シガテラ毒を持っているそうです。

自分の実家の三重県南紀地方でも、刺身、塩焼き、アラ煮などの調理等で
食べますが、東京都市場衛生検査所では有毒指導魚になってますので、
もしも幸運にも食べられる機会の時は、どの地域で捕れたのか確認されて
から、食べられた方が良いかもしれませんね。

2009年01月03日

●ケショウハゼ

年も変わりましたので、自分が昨年潜った本数を、分析してみました。

潜った地域で選別すると、紀伊大島須江が55本、パラオ54本、柏島45本と、
僅か3つの地域だけで、昨年に潜った総本数202本の内の約75%を占めて
おりました。
その他では、串本14本、大瀬崎13本と、2008年はかなり偏った地域ばかり
潜ってしまっておりますが、多分、今年もそうなりそうな予感です。

ポイント別では、やはり須江の内浦ビーチが34本とダントツでした。
続いて柏島の後浜全ブイで17本、民家下全ブイで14本、須江のナギザキ
13本、大瀬崎の湾内12本、柏島の勤崎全ブイで11本、パラオのブルーホール
10本で、後のポイントは全て10本以下です。

また、パラオの全本数の内容を分析すると、外洋は昼間11本、ナイトは12本、
内湾では昼間は25本で、ナイトが6本。
従ってパラオでは、昼間に潜るのは67%で、その内70%が内湾。
ナイトを潜るのが33%で、その内、外洋を潜るのは67%と、普通パラオで潜る
ダイバーの真逆の潜り方をしている事が、数字で立証できて笑えます。

と言うか、いかにナイト好きかが判りますよね~
さて、お正月第三弾は、ハデハデな生物です。

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スズキ目 / ハゼ科 / ケショウハゼ属
ケショウハゼ  学名 Oplopomus oplopomus
撮影 2008年10月:PALAU 水深-16m 大きさ80mmぐらい 
英名 Spinecheek goby
生息域 奄美諸島以南 ~ 西部太平洋域、オーストラリアなど、
      紅海以東 ~ 仏ポリネシアなど。

内湾の泥底、砂泥底や、マングローブ域の泥砂底に棲息しており、巣穴を作り、
その底上数cm位でホバリングしている姿を多く見ます。
尚、第1背鰭に大きな黒斑が有れば雄で、無ければ雌と識別が可能です。

kesyouhaze20060613a.jpgkesyouhaze20061013a.jpg
撮影共にPALAU、左:2006年6月、右:2006年10月

今回、使用した画像は全て同じポイントでの画像です。
マングローブ域の内湾にて、マングローブから排出されている栄養分を沢さん
含んでいる砂底のせいか、体色はこの様なハデな個体ばかりです。

なかなか第一背鰭を開かない生物なので、本当は第一背鰭が開いた画像が
撮れて、白砂底での体色の画像も撮して当ブログにアップしたかったのですが、
それを待ってると相当先に成りそうなので、今回アップさせていただきました。

それらの画像は、また後日、撮せたときに報告させていただきます。

2009年01月02日

●オトヒメエビ

毎年、元日の自分の仕事は、朝からお正月休みも無く営業している各店舗へ
激励訪問をしてから、オフィスへ出社し通常時の月初の仕事をしてます。

朝一に訪問する店舗は朝礼から参加しますが、今年、朝一に訪問した店舗は、
とても元気の良い明るい朝礼でした。
2009年の仕事始めにスタッフから元気を貰えて、とっても嬉しいスタートになり
ました。

実は最近、弊社のシステムサーバー君達の機嫌が悪くて、偶にやる気をなくし
みんなからの要求を聞かなくなります。
そうなると大変なので、年末年始は自分が付き添ってヨイショしております。

考えてみれば弊社にやってきてから、もう何年間も1日も休日を与えられず、
毎日朝から晩まで働かされっぱなしですから、機嫌が悪くなっても仕方が無い
かと思います。

しかし契約金が高額なサーバー君達だけに、何とか契約解除に成らない様、
やる気を持ち直して欲しいところです。

さて新年第2弾の生物報告は、正月らしく紅白模様の生物です。

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オトヒメエビ  学名 Stenopus hispidus
十脚目 / オトヒメエビ科 / エビ属
撮影 2008年11月:串本 串本DP前 水深-8m 大きさ約50mm
英名 Banded boxershrimp
生息域 房総半島以南 ~ 東南アジア、インド洋、ハワイなど太平洋域、
     カリブ海、大西洋行域などと世界広くに分布しております。

エビ類の普通種のひとつにて、ダイバーの皆さんなら説明は不要かと思い
ますが、いちおう念の為に説明させていただきます。

浅場の岩礁域やサンゴ礁域の、岩棚や岩の割れ目などに生息しております。
ほとんど雌雄のペアを成して生息しており、雌雄の結びつきは強く、どちらか
片方が別個体に入れ替わると、オスがメスを排除してしまいます。

全体の体色は白色にて、ハサミ脚や胴体など体全体に赤色の横帯があり、
触角は白くてとても長い事で、体全体を大きく見せております。
また、ハサミ脚や胴体などは細かな毛で覆われている。

和名の由来は、紅白の鮮やかな体色で、且つ長い触角や脚を広げた姿が、
龍宮伝説の乙姫を想像させる事かららしいですが、名前に似ても似つかない
凶暴性を持ってます。
以前に自分は、写真の練習を兼ねて、自宅で海水魚を約5年ほど飼育して
おりましたが、 オトヒメエビ を入れたところ、たった一夜にして、それまでは
その水槽で華麗にホバリング生活を送っていた アケボノハゼ のご夫婦を
殺害してしまいました。

その後も同居するサカナ類を全て殺害した為、小さな30cm水槽での独房
終身刑となりました。

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撮影 2007年2月:PALAU セントカーディナル

こちらの画像は、パラオのナイトダイビング中に、ダークバスターの灯りに
集まってきたアミなどのプランクトンを、ご馳走とばかりに大興奮しながら
むしゃぶりついて食べている姿です。

写真にいっぱい写ってる白い小さなゴミの様に見えるのが、集まってきた
プランクトン達です。

綺麗な外観からは想像が付かないですが、相当、凶暴なエビなんですよ。

2009年01月01日

●パンダツノウミウシ

明けましておめでとうございます。
皆様、本年も何とぞ宜しくお願い申し上げます。

例年の事ですが、大晦日に弊社の販売店舗が棚卸しなどの月末業務を終えて
から、弊社の全てのシステムの年間バックアップ作業を実施するのが、自分の
仕事のひとつです。

本当は大晦日でなくても、年に一回、どこかの月末に実施すれば良いのですが、
全店舗が終業するのが一番早いのが大晦日なので、毎年、大晦日にしてます。

バックアップ作業は3時間程度かかりますので、大晦日にオフィスを出て帰途に
つくのは毎年25時頃になるのですが、今回は全ての店舗を 定時より2時間早く
閉店させたので、バックアップ作業を早めに開始でき、数年ぶりに年内に自宅に
帰宅でき、自宅で新年を迎えれました。

2時間早じまいと言う事で、昨日は朝から各スタッフのテンションが上がりっ放し
でしたが、社内で一番喜んでいたのは自分と思います。

さて2009年、最初の生物紹介は、今年の干支に似ている海洋生物の紹介です。

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新年早々、情けないレベルの低い写真で申し訳ございません。

パンダツノウミウシ  学名 Trapania naeva
裸鰓目 / ドーリス亜目 / ネコジタウミウシ科 / ツガルウミウシ属
撮影 2004年3月:PALAU ケドブスコーラルガーデン
                      水深 -12m 大きさ約20mmぐらい
生息域 琉球列島以南 ~ 太平洋域など

2008年に学名が付いたばかりの、ウミウシです。
体色は透明っぽい白色で、大きな口触手と触角、鰓の外側の指突起は黒色
なので。パッと見パンダに成ったんでしょうが、自分的にはパンダと言うよりも
牛のホルスタインに似てると思います。

今年の年賀状に、ウミウシ系の写真を扱われたダイバーは多いと思いますが、
自分も同じ考えで、実はもっと牛のホルスタインに似てる モウサンウミウシを、
去年の夏頃から探し求めておりましたが、残念ながら そんな激レアウミウシに
出会える事はありませんでした。

更に、ダメなら次に使いたいと思っていた、本日紹介の パンダツノウミウシ
さえも、出会えませんでした。
でもよく考えれば、ダイバー友達に年賀状を出した事がほとんどなく、ダイバー
じゃない人達にこんな写真の年賀状を送っても、気持ち悪がられるだけかも
知れません。
ある意味、撮れなくて良かったのかも。

と言う事で、本日は過去にコンデジで撮した灯りの当たっていない、ダメダメな
写真ですみません。

実はこの写真は、初めてパラオで潜った時のチェックダイビング時のモノです。
チェックダイビングなのに、いきなりデジイチ持ってくのはマズイだろうと思って、
こっそりと、コンデジだけ持って潜った時に撮したんです。

それまでにマブールやバリで、南国系のウミウシを いっぱい撮してきており、
初パラオのチェックダイブで、いきなりレア系ウミウシの パンダツノウミウシ
観察したものですから、てっきりパラオは、ウミウシがいっぱい居るんだな~と
思ったのですが、それ以降、この4年半の間にパラオの海を200本近く潜って
おりますが、これ以上のレア物のウミウシには出会えておりません。

何故、パラオって所は、他の珍しい海洋生物はいっぱい居るのにウミウシは
ほとんど居ないんでしょうね~?
ホント不思議です。

2008年12月31日

●ハゼ科の1種

とうとう、2008年も最後の日になりましたね。

既に1ヶ月以上潜っておりませんが、それでも毎日紹介させていただくネタに
困らないと言う事は、思えば今年も普通種から、珍なるレア種まで沢さんの
生物を写真に納めてきたんだな~と思っております。

どこの海に行っても、初めてお会いするガイドさんに 「何みたいですか~?」と
聞かれると、生意気に 「SPって名前の生物」 と、答えてしまう自分です。

そんな自分らしく、本日の2008年最後の生物紹介はハゼ科のSPです。

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見ずらい写真ですが、珍しく第2背鰭も開いてます。

ハゼ科の1種  学名 Gobiidae Sp
撮影 2008年10月:PALAU -12m 大きさ10mmぐらい 
生息域 ケラマ諸島、石垣島、西表島 、西部太平洋など

平凡社の「決定版:日本のハゼ」では ハゼ科の1種の12 として掲載されてる
通称、 ビンゴハゼ です。

内湾の湾奥の、軟泥底や泥底にほぼ単独で棲息してます。
特徴は、目が大きく、第1背鰭は細長い三角形で体側面に太い4本の淡褐色の
横帯があります。

hazeSp1-12%2020081021c.jpghazeSp1-12%2020081021d.jpg
右左、共に撮影 2008年10月:PALAU

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撮影 2006年6月:PALAU

この子達を捜すには、指示棒を泥底になでるように這わしてみると、ピョコッ、
ピョコッと瞬間移動で動きますので、判ります。
でも生息地自体が泥ドロですので、優しくしないと泥が舞い上がり何も見えなく
なりますから、丁寧に指示棒を動かすのが大事です。

そうやって探し出したら、後はいつもの様に、各鰭を大きく開けてくれるのを
ひたすら待つだけですね。

来年も多分、この生物に限らず、そう言った撮影方法が多いと思います。
何せじぶんにとっては、そんな風に待ってる時が至福の時なんですから。

では皆さん、今年もありがとうございました。
どうぞ良いお年を、お迎え下さいませ。

2008年12月30日

●クロオビアトヒキテンジクダイ

昨日、出勤前に年内最期の診療日にて耳鼻科に行ってきました。
前回の治療日に完治の診断は出ておりますが、念の為に経過確認の診断で
結果は良好、ダイビング復帰の許可も出ました。

しかし、既に時遅し。
昨日より年末年始の怒濤の11連勤に入っておりますので、やはりダイビング
復帰は年明けに成りそうです。

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クロオビアトヒキテンジクダイ  学名 Archamia zosterophora
撮影 2007年6月:PALAU 水深-10m 大きさ70mmぐらい 
英名 Girdled Cardinalfish
生息域 奄美諸島以南 ~ ニューカレドニア、西部太平洋域など。

熱帯域に棲息する珊瑚礁域の礁池にて、大きな群れを作るが日中は珊瑚内に
隠れる様にしており、夕方になると珊瑚から出てきてのそ~っと漂う様な感じで
泳いでいます。

大きな特徴は、体側の中央部を斜めに横切る太い黒色の横帯ですが、まれに
この黒色の横帯が不明瞭な事も有ります。
他にも、鰓蓋部に有る2本の濃いオレンジ色の横帯も大きな特徴です。

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右、左共に撮影 2008年4月:PALAU 水深-8m

kuroobiatohiki%2020070618b.jpg
撮影 2007年6月:PALAU 水深-10m

イトヒキテンジクダイ の説明の時にも書きましたが、本日紹介の クロオビアト
ヒキテンジクダイ
と、 イトヒキテンジクダイ ウスモモテンジクダイ の3種は
混泳する事が多く、且つ大きな群れで珊瑚の中に入ったり出たりして漂っており、
単体での全鰭全開姿を撮そうとしても、他のに邪魔されたり、珊瑚が影になって
しまったり、なかなか単体で撮すのが難しい生物です。

2008年12月28日

●たぶん、アメマツカサの幼魚

既に、年末年始をパラオで過ごそうとする方で出発してしまった方もいるかとは
思いますが、これから出発する方や、この3月までのベストシーズンに行こうと
してる方の為に、本日はちょっとお勧めネタです。

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アメマツカサの幼魚  学名 Myripristis amaena
撮影 2008年10月:PALAU -16m 大きさ 40mmぐらい 
英名 Brick soldierfish
生息域 琉球列島以南 ~ ニューカレドニア、
     インド洋 ~ハワイ、フレンチポリネシア等の太平洋域。

外洋に面した珊瑚礁域に住んでおり、成魚の体色がほぼ全身真っ赤かなのに
幼魚の頃はこの様に、 ブリ か、 ハマチ の様な色をしております。

いち番下の画像は闇夜の暗黒の海を漂う姿で、あとは岩棚に到着後に眩しい
灯りに照らされてジタバタしている姿です。

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実はこれらの画像は、全てナイトダイビングで22時~23時頃の撮影です。
岩棚からドロップオフの闇色の海に向けたライトの灯りにつられて、やってくる
色んな幼魚や稚魚を撮影する訳ですが、幼魚でさえ中々同定が困難なのに
稚魚に至っては、ほとんど判りません。

なのでミッドナイトや、オーバーナイトで撮影した生物はほとんど紹介をして
ませんが、いつか研究者の方のご尽力で稚魚の名前を確認出来る書物が
出た時には、ストックしてる画像を披露させて頂こうと思ってます。

今回、 たぶん、アメマツカサの幼魚 と言う表現にしてあるのは、そう言う同定の
確認が完全ではないからなんです。

他にも、いっぱいいっぱい変テコな生物観察が出来るミッドナイトダイビング。
そんなちょっと変わったダイビングを、サザンマリンダイバーズさんで、是非ぜひ
皆さんも楽しんでみて下さい。

但し、外洋のナイト ~ ミッドナイト ~ オーバーナイトダイビングは、昼間よりも
海況に左右されますので、必ず行けるモノではない事を、最後に付け加えさせて
いただきます。

2008年12月25日

●ヨコフエダイの幼魚

クリスマスですので、赤と緑色したサカナを紹介しようとしましたが、自分の
写真ストックの中には、そんな都合の良いのは有りませんでした。

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ヨコフエダイの幼魚  学名 Lutjanus malabaricus
撮影 2008年10月:PALAU 水深-12m 大きさ 60mmぐらい 
英名 Malabar snapper
生息域 南日本 ~ インド洋、西部太平洋域など。

岩礁域や、砂泥底域などに単独、もしくは少数の群れで生息しております。
幼魚の頃は目を通る暗色の斜帯と、尾柄部にある2個の白色斑と黒色斑が
特徴ですが、成魚になるとこれらは不明瞭になり、各鰭も含め全体の体色が
赤色1色になってしまいます。

yokofuedai%2020081020a.jpg

成魚は水深100m辺りに生息してるそうで、自分もまだ海の中では幼魚しか
見たことがありません ( 普通のダイバーなら、当たり前の話しですが )
幼魚の時は浅場にいても、成魚になるとかなり深場に行ってしまう様です。

このサカナ、冒頭にも書きました様に、砂泥底に住むフエダイの仲間で、実は
観察的には珍しい生物なんですよ。

しかし、このポイントでは結構観察が出来ます。
いつ見ても、まるでお正月の羽根つきで負けて、顔に墨を塗られた様な顔を
しており、思わず見る度に可愛そうにと思っちゃいますね。

2008年12月24日

●コーラル デモイセル

昨夜は流石にクリスマス・イヴ・イヴなので、皆さん早めにご帰宅されたのか、
それとも休日の方が多かったのか、会社からの帰り道はガラガラでした。

自分は直行の仕事の時以外は、会社のオフィスまで車で1時間ほど、えっちら
おっちらと運転して通勤してますが、昨夜の帰りは30分で家に着きました。

毎日、こうだったらいいのに。
どうせ自分達サービス業は、盆、暮れ正月、GWに休日はありませんので、
皆さんこの調子で、ずう~っと休んでてもらえないでしょうかね~

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コーラル デモイセル  学名Neopomacentrus nemurus
撮影 2008年10月:PALAU -6m 大きさ40mmぐらい
英名 Coral demoiselle
生息域 フイリピン、インドネシア、パラオ、ニューギニア、ソロモン諸島など

内湾の珊瑚礁域の浅場や、珊瑚礁近くの礁湖、礁底などの浅場にある岩や
珊瑚塊等に、少数の群れで生息しています。

特徴は体高は低く、体色は体側全体は黄色っぽいグレー地に、鰓蓋上部に
小さな黒斑が有り、背鰭後部、臀鰭と尾鰭全体は黄色で、薄めですが青色の
縁取りがついてます。
また、リボンスズメダイ属の特徴でも有る様に、尾鰭は成魚になるに連れて
深く切れ込んでいきます。

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撮影 2007年11月:PALAU -3m

パラオの内湾の珊瑚礁域であれば、どこでも比較的観察しやすい生物です。
パッと見、、 アサドスズメダイ の様な体色ですが、明らかに体高が低いので、
区別は簡単かと思いますよ。

2008年12月22日

●ヨリメハゼの1種

この1ヶ月、ファーム落ちでダイビングに行けなかったので、気がついてみたら
愛知県から離れたのは、先週の熱海近郊での忘年会だけでした。

20年ほど前は、仕事の関係で1週間に半分以上は新幹線で全国へ商談へと
出かけてましたが、今の職種に変わってからは愛知県内の仕事ばかりで、
特にここ10年間はダイビング関係以外では、年に数回しか遠出してない事に
気づきました。

と言うか、ダイビングって考えてみれば、結構、旅行ですよね。

さて昨日は南紀でのスーパー普通種でしたが、本日は世界的にスーパー珍な
ハゼです。

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ヨリメハゼの1種  学名 Cabillus Sp
撮影 2008年4月:PALAU 水深-5m 大きさ約10mmぐらい 
生息域 不明

さて本日は、生態はさっぱり判りません。
自分のつたない手持ちの図鑑を捜しても、Webサイトを調べまくったりしても
何処にも載ってませんでしたので、サザンマリンラボラトリーの ぢろー所長に
画像を見て貰ったところ ヨリメハゼの1種 と判明した次第です。

平凡社発行の 「 決定版 日本のハゼ 」 にも、 ヨリメハゼの1種 が何種か
掲載されておりますが、それらのどれとも異なるタイプで、特に濃~いワイン
カラーや、グリーン、レッド、イエローなど様々な色が混ざった玉虫色をした
瞳が凄く綺麗なハゼです。

まるで、ひと昔前の少女漫画の主人公の様な目で、マツゲばっちりですよね。

yorimehazeSp%2020080416d.jpg

3枚とも見づらい画像で申し訳ありませんが、何せ真っ白の砂地で露出合わせに
四苦八苦しているのに、このハゼのすぐ近くに、 オキナワハゼの1種の幼魚
現れたりして、ち~っとも、じっくりと撮せない嬉しい悲鳴状態だったんです。
次回、観察出来た時には、他の生物に浮気せず、じっくり撮してきます。

と書きながら、ホントに今回みたいに横にヘンテコなのが現れたら、きっと無理と
思います。

2008年12月20日

●イトヒキテンジクダイ

昨日は、年内残りあと2日間しか取れない休日の 1 日でした。

この不況なご時世で残業が無くなったり、休日が増えたりしている方達が多い
中、弊社は販売不振が続いているが故、個人的には販促的な仕事が増加し、
今月は労基ギリギリの1ヶ月間内で休日4日間に陥りました。
まぁでも本当の所は、役員なので休日0日でも問題有りませんが・・・・・。

折角の休日でも故障者リスト中の身としては海には行けないので、日頃より
2週間毎に通院している持病の高血圧症とアレルギー性鼻炎の治療に行って、
その帰り道に奥さんに頼まれた銀行へ行き、倉庫へ行って自分の社用車を
スタッドレスタイヤに交換し、交換したスタッドレスタイヤの空気の充填がてら
スタンドへ行って、ついでに洗車しました。

その後、自宅に戻ってから、まだ2シーズン目と言うのにブーツの付け根部分に
ヒビが入ってしまったシェルドライスーツの補修と、約800本しか使ってないのに
フロートに穴が空いてしまったBCを修理してたら、あっいう間に夕方でした。

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イトヒキテンジクダイ  学名 Apogon leptacanthus
撮影 2006年10月:PALAU 水深-8m 大きさ 60mmぐらい 
英名 Threadfin Cardinalfish
生息域 奄美諸島以南 ~ ニューカレドニア、西部太平洋域、東アフリカ ~
                               紅海、インド洋、サモアなど。

礁湖内のサンゴ塊に多数で群がり、 ウスモモテンジクダイ とも混成する。
第1背鰭の第2、第3棘が糸状に著しく伸びるのは、本種だけです。
他にも目が青く、体側面には数本の薄いオレンジの横帯があるのも特徴。

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撮影 2006年4月:PALAU 早朝ダイビングでの姿

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撮影 2008年10月:PALAU ナイトダイビングでの姿

自分がアポゴンフェチになる、きっかけになったテンジクダイです。

生まれて初めて、この生物を真面目に観察したのは西表島でした。
海水魚なのに、淡水性の観賞魚の様に透明な体色で、見える角度や光の
当たり方によって、光沢性の有る薄いオレンジ色や薄いブルー色の横帯が、
見えたり見えなかったり。
泳ぐ姿も、スローに漂っるって感じで、正に癒し系のサカナと思ったのが
最初です。

その後、 ウスモモテンジクダイ や、 ギルバート・カーデイナルフィッシュ
ブルースポット・カーディナルフィッシュ 等の良く似たテンジクダイを求めて
色々と調べて行く内に、色んなテンジクダイ科の生物を好きになった次第です。

2008年12月18日

●キイロサンゴハゼ

昨日の夕方、約10年振りに名古屋市内のとある地下鉄駅前で、ティッシュ配りを
してきました。

「この不景気の中、スタッフに任せてばかりでなく、役員自らティッシュ配りだ~」
っと、粋がって挑んだのは良かったのですが、小雨交じりの中、片手にバックを
持って、反対の片手に傘を持ってる方々には、やはりなかなか受け取って貰えず、
日頃からのスタッフの努力を、ありがたく感じさせていただきました。

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キイロサンゴハゼ  学名 Gobiodon okinawae
撮影 2008年 4月:PALAU 水深-5m 大きさ約40mmぐらい 
英名 Yellow Coralgoby
生息域 和歌山県以南 ~ インド洋、太平洋域、紅海など

内湾の珊瑚礁域などで、ひとつのミドリイシ類のサンゴの上に幼生の頃は
複数匹で生息していますが、成長すると単独、もしくは少数グループへと
変化していきます。

体表の粘液中にグラミスチンに似た粘液毒を持つが、この毒は魚毒なので、
他の魚を殺したりはしますが、人間への中毒性はありません。

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kiirosangohaze20081012a.jpg
撮影 共に、2008年10月:PALAU -3m 大きさ約30mmぐらい

いつもなら、横に2つ並べて表示する事が多いのですが、今回は上下に縮小を
せずに、並べてみました。

結構、皆さん見逃しがちですが、南の海で安全停止中などによく捜してみると、
そこらへんに居ますよ。
全身が真っ黄色なのが特徴で、つるっとした感じでしたらこの子です。

でももしも、この感じで顎がヒゲだらけでしたら、 アカネダルマハゼ ですので、
顎の下を、よ~く観察して判断して下さいね。

2008年12月17日

●アケボノチョウチョウウオ

昨日の仕事帰りに、4回目の耳鼻科通院で診察をしてもらいました。
結果としては、無事にほぼ完治ですが、念の為、やはり年内は潜らない方が
良いとの事なので、専門家であるドクターの忠告を守って、年内は止めておく
事にします。

でも年内の休日は12月27日が最後で、来年最初の休日は1月9日です。
( そうなんです、年末年始は12連勤なんです、トホホ・・・・ )
と言う事で、結局、ダイビング復帰は来年の1月10日早朝になりそうですね。

さて、このところ色彩が薄い生物報告が続いておりましたので、本日はちょっと
明るめの体色の生物報告です。

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アケボノチョウチョウウオ  学名 Chaetodon melannotus

撮影 2008年11月:串本 串本DP前 水深-6m 大きさ 50mmぐらい 
Nikon D200 + 105mmVRⅡ
英名 Blackback Butterflyfish
生息域 千葉県以南 ~ インド洋、西部太平洋域など

関東以南のダイバーなら、誰でも見た事があるはずのチョウチョウウオ科の
生物です。
背鰭をバチッと開けて泳いでる姿が多く、個人的に全鰭全開マ横ドンピシャの
図鑑写真が好きな自分には、撮りやすくて好きなサカナのひとつ。

体系は丸め、体色は黄色く縁取られた白い体色に斜めに黒い縞があります。
ここ数年は、黒潮の接岸や、地球温暖化のせいなのか、串本でも成魚の
確認がされる事がも増えてきました。

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撮影 左 2006年 9月、右 2007年 9月
共に、串本 串本DP前 Nikon D200 + 105mmVRⅡ

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撮影 2008年10月:PALAU Nikon D300 + 105mmVRⅡ

この画像は、ナイトダイビング中に寝ていたヤツを起こして、泳いで逃げる姿を
撮した画像です。
残念ながら、夜のパジャマ姿ではありませんでした~。

この子は、パジャマは持ってないんでしょうかね?

2008年12月16日

●ウミシャボテンカニダマシ

" シャボテン " との言葉の由来は、16世紀後半に南蛮人の手によって日本に
持ち込まれたと言われる 「ウチワサボテン」の樹液を、当時はシャボン(石鹸)
として使っていた為、と言うのが有力説で、1960年代頃までは" サボテン " で
なく、ほとんどの方が" シャボテン " と発音しておりました。

しかしホストの名が、" ウミサボテン " なのに、本日ご紹介する生物の名前は
" ウミシャボテン " になったのは、何故なんでしょうか?

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ウミシャボテンカニダマシ  学名 Porcellanella haigae
十脚目 / カニダマシ科 / ウミエラカニダマシ属
撮影 2008年4月:PALAU 水深-18m 大きさ約20mm
生息域 相模湾以南 ~ 香港、東南アジア、インド洋、西部太平洋など

内湾の砂底や、砂泥底のウミサボテンや、ウミエラなどに共生しております。
ウミサボテンの多くは日中は砂底に潜っており、夜になると出てくる事が多く、
ナイトダイビングの方が観察する可能性は高いですよ。

自分的には以前は、ウミサボテンに付いてたら ウミシャボテンカニダマシ で、
ウミエラに付いてたら ウミエラカニダマシ と思ってましたら大間違いでした。

甲の側縁が左右並行で、歩脚の前節の先端に1棘が有れば ウミシャボテン
カニダマシ
で、甲の前縁が幅広く、歩脚の前節の先端に2棘が有れば ウミ
エラカニダマシ
と区別するのが、正しい区別方法でした。

umishabotenkanidamashi20080412c.jpg

こちらの画像は、いちばん上の画像の撮影後に、単体個体を綺麗に撮ろうと
粘っていた所、沢さんの夜行性の動物プランクトンがライトの灯りに集まって
しまった状態での画像です。

黒いツブツブみたいなのが、それらプランクトンでして、この撮影後も観察を
していると、 ウミシャボテンカニダマシ はウハウハと喜ぶ様に、ライトの
灯りに集まってくるプランクトンを、食べておりました。

こんな状態では、どんなに頑張っても良い写真は撮れないので、見つけたら
直ぐに撮る事が、パラオのナイトでエビカニ撮影の必須条件です。

2008年12月15日

●ギルバートカーディナルフィッシュ その2

熱海近くの網代での忘年会後、名古屋に戻ったその足で、日頃から自分が
お世話になってる、 ダイビングショップかじきあん のクリスマス・パーティー
( 忘年会?) に参加して参りました。

期待していたビンゴ1等の沖縄ツアー無料券はムリでしたが、くもり止めをゲット。
先ほど、2日間に渡る楽しかった忘年会ツアから帰宅したところなので、ちょっと
本日の生物報告は短い説明ですみません。

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ギルバートカーディナルフィッシュ  学名 Apogon gilberti
撮影 2008年4月:PALAU 水深-8m 大きさ 60mmぐらい 
英名 Gilbert's Cardinalfish
生息域 インド洋、西部太平洋域など

「何かまた見たことが有る様なサカナやな~」と思われる方も多いと思いますが、
ウスモモテンジクダイ の時に、似ているテンジクダイとして報告ずみの生物です。

ちょうど去年の今頃に 紹介済み ではありますが、その時はダメな写真ばかりで、
今年の4月に取り直してみた時の画像です。
全開の画像よりは、青いラインがくっきりしてるかな。

テンジクダイ属の多くの生物に見られる様に、本種も内湾の珊瑚礁域、岩礁域の、
珊瑚や岩礁塊の中に日中は隠れる様に、同種や別種と混在した形の大きな群れを
なしております。

Gilberts%20Cardinalfish%2020080415b.jpgGilberts%20Cardinalfish%2020080415d.jpg
Gilberts%20Cardinalfish%2020080415c.jpg
撮影 全て、2008年4月:PALAU

一部、 ウスモモテンジクダイ の姿が映っている画像も有りますが、そこは愛嬌で。

こんな綺麗なテンジクダイ、ぼ~と眺めているだけでも楽しいですよ。

2008年12月13日

●ラグーンシュリンプゴビー その2

昨日は、弊社の今年冬のボーナス支給日でした。

急激な世界的不況の中、我が社の主業種の業界も、昨年の70%程度の
販売数しか達成が出来ない環境では有りますが、何とか今回のボーナスは
昨年並みの金額を支払う事が出来て、ホッと胸をなで下ろしております。

でもこのままの不景気が続けば、来年夏のボーナスは難しい金額になって
しまう予感は全社員も感じている様で、例年に比べて貯蓄に廻す人間が
多いみたいです。
販売業に携わる社員でさえそうですから、今の世の中、物が売れないのは
当たり前の様な気がしますね。

LagoonShrimpgoby%2020081019f.jpg
ラグーンシュリンプゴビー  学名 Cryptocentrus cyanotaenia
撮影 2008年10月:PALAU -18m 大きさ 60mmぐらい 
英名 Lagoon Shrinpgoby
生息域 インドネシア、パラオ、パプアニューギニア等

内湾のマングローブ域の泥砂底や、珊瑚礁湖、礁池などの砂地に雄雌のペア、
もしくは単体で、テッポウエビと共生して棲息しております。

LagoonShrimpgoby%2020080413a.jpgLagoonShrimpgoby%2020081019g.jpg
撮影 左:2008年4月、右:2008年10月 共にPALAU

LagoonShrimpgoby%20200604a.jpg
撮影 2006年4月:PALAU

この画像の幼魚は、一般的には Black-Shrimpgoby と言われてますが、どうも
Lagoon-Shrimpgoby の幼魚らしいです。

LagoonShrimpgoby%2020081019a.jpg
撮影 2008年10月:PALAU

前回 、この生物を紹介をさせて頂いた時は、マングローブ土壌の水域での
観察画像でしたが、今回は反対のパウダー状の白い砂底での観察画像だけで
纏めさせていただきました。

マングローブ土壌等の黒い砂に比べ、パウダー状の白い砂は舞い上がり安く、
綺麗な画像を撮りたくても、生物自体のホバリングで砂が舞い上がりますから
テッポウエビさんは砂混じりになるは、画像の下の方は砂で霞むは、そして更に
白いバックなので露出は難しいはで、大変難しい撮影です。

そんなフォト派ヲタクダイバーの気持ちも知らずに、この生物たちは今日もきっと
モクモクと砂煙を舞上げながら、ホバってるんでしょうね。

●どっかで見た、絵柄のステッカー

先日の、失敗こいたテック講習の時の事です。

現地について、いざ自分のクソ思い14LスチールWタンクに、何やらステッカーが
張られております。

20081213aaa.jpg

なんじゃあ~と、よく見てみると

20081213aab.jpg

何やら、営業しているのか、していないのか判らないパラオの新しい研究所の
ステッカーです。

 http://www.sml-palau.com/

まだTOPページしかない様ですが、皆様、今後ごひいきに。

と言うわけで、今夜はその研究所所長さん主催(?)の忘年会に参加して参ります。
勿論、パラオではなく日本で、です。

2008年12月12日

●カスリハゼ その2

昨日の当ブログを読まれた先輩から、「おみゃあさん、そんなおそがい事ばっか
書いとってかんて~、あんばよう考えとかんと、せっかくみんなが無料(ただ)で
名駅(めいえき)のイルミーネーション拝ましてもらっとるのに、わやになってまう
がや」って、怒られちゃいました。

日本語に訳すと、「貴方はそんな恐ろしい事ばかり書いているとダメですよ、
世の中いい風に考えて、せっかく大勢の市民の皆さんが無料で名古屋駅前の
イルミネーションを見させて貰っているのに、中止になってしまうでしょ」 って
内容です。

ごもっともで、無料で見せて貰えるんだから、文句を言ったら行けませんよね。

いま時、こんな言葉を話す愛知県の方は少ないのですが、ちょっとご年配の
生粋の名古屋人や、名古屋近郊の尾張地区、三河地区を幼少から住まれて
きた方達は、未だにこんな言葉で話されております。
個人的には方言はいいなと思うのですが、マスメディアの普及、発展とともに
日本人は全員共通の言葉になっていくんでしょうね。

でも疑問が、ひとつ。
どうして先輩は、このブログを自分が書いてるって知ったんでしょうか?
仕事がらみの先輩ですから、ひょっとして社員が知ってるかと考えてしまうと、
「おそがぁ~て、聞けんかったがね。」

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カスリハゼ(雌) 黄変個体  学名 Mahidolia mystacina

撮影 2008年10月:PALAU 水深-10m 大きさ約50mmぐらい 
英名 Fragfin Shrimpgoby
生息域 千葉県以南 ~ 東アフリカ、インド洋、西部および南太平洋域など

内湾のマングローブ域の軟らかい泥底や、砂底にテッポウエビ類と共生して
おります。

kasurihaze%2020071223d.jpgkasurihaze%2020041226a.jpg
撮影 左2007年12月:奄美大島  右2004年12月:大瀬崎 湾内

061015c3.jpgkasurihaze%2020081022d3.jpg
撮影 左(雄の黄化個体) 2006年10月、右(雌の黄化個体) 2008年10月
 共に、PALAUにて観察。

先日紹介済みの ウスモモテンジクダイ の様に、黒斑紋が合ったり無かったり
だけで種が異なる物がいるかと思えば、この カスリハゼ に至っては、本日の
各写真の様に国内で観察出来るタイプと、ミクロネシア地方で観察が出来る
タイプとでは、背鰭の形状が全く異なりますが、今のところ同種になります。

まだまだ研究が進んでいないので同種とされているだけで、研究が進めば
おそらく 4~5種に別れるとは思われており、今後の研究者の方の分類研究に
期待するばかりです。

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撮影 2008年4月:PALAU
奥が雌で、手前が雄ですが、この様に雌も一緒にペアで飛び出ている姿は
偶にしか見かけません。

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撮影 2008年4月:PALAU
kasurihaze%2020081020d2.jpg
撮影 2008年10月:PALAU

ほとんどが、この様に単独で見かける姿です。
ペアでのラブラブ同居より、独身ひとり暮らしの方が多いと思われます。
サザンマリンダイバーズさんの桟橋前や、オリジナルポイントのGP3では、
100%観察可能ですので、見られたい方はリクエストしてみて下さい。

但し、黄変個体は以前に比べてかなり減少してる様ですので、運が良ければと
思われていた方が良いかと思われます。

2008年12月10日

●ウスモモテンジクダイ

今日は会社帰りに 3回目の耳鼻科通院でした。
すっかり耳だれは出なくなったのですが、まだ時々ボ~ンっと耳が遠くなる事が
有りますので、引き続き投薬治療、ダイビング復帰の日はまだ見えずです。

さて本日は昨日に引き続き、人気いまひとつのテンジクダイ科の報告です。

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ウスモモテンジクダイ  学名 Apogon fragilis

撮影 2007年6月:PALAU 水深-6m 大きさ 50mmぐらい 
英名 Fragile Cardinalfish
生息域 奄美諸島以南 ~ インド洋、西部太平洋域など

テンジクダイ属の多くの生物に見られる様に、本種も内湾の珊瑚礁域、岩礁域の、
珊瑚や岩礁塊の中に日中は隠れる様に、同種や別種と混在した形の大きな群れを
なしておりますが、夕方から夜になると摂餌の為に浅場の砂泥底に移動します。

usmomotenjikudai%2020070618b.jpgusmomotenjikudai%2020070618c.jpg
撮影 2007年6月:PALAU

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撮影 2008年10月:PALAU 水深-12m 

こちらはナイトダイビング中の撮影です。
前述の様に、昼間と異なって夜間では浅場の砂泥底の上で、じっとしている姿が
見られます。

ところで クロオビイトヒキテンジクダイ の様な体色が大きく異なる生物は除き、
この形でこの様な色彩の似たテンジクダイ属は、自分の知る限りでも 5種類が
存在しており、区別が非常に判りづらいです。

名前を挙げると、 イトヒキテンジクダイ と本日報告の ウスモモテンジクダイ
国内でも観察出来るテンジクダイ属と、海外に住む Blue-barred Cardinalfish
Gilbert's Cardinalfish Blue-spotted Cardinalfish の計5種ですが、最近、
やっと区別の方法が判ってきました。

で、やっと判った自分なりの識別方法は、まず イトヒキテンジクダイ は、尾柄
基底部や尾鰭など体全体のどこにも黑斑が無く、体側面に数本のブルーの
横縞が入り、第1背鰭が糸状に伸長している事。
ウスモモテンジクダイ は、体側面には数本のブルーの横縞が薄く入り、尾柄
基底部と尾鰭の上下の各先端に黒斑がある事。

Blue-barred Cardinalfish は、 イトヒキテンジクダイ と同様に体側面に数本の
ブルーの横縞が入るが、第一背鰭は伸長せず、尾鰭基底部に黒斑がある事。
Gilbert's Cardinalfish は、 ウスモモテンジクダイ と同様に尾柄基底部と尾鰭
上下各先端に黒斑があり、体側面に数本のブルーの横縞が濃く鮮明に入り、
更に尾鰭基底部が黒い事。

そして Blue-spotted Cardinalfish は、 Gilbert's Cardinalfish の体色であるが、
体側面のブルーの横縞が複数の点に変わり、腹鰭と近辺が赤い事。

文字で表現するとこういう形ですが、現実に写真で違いを比較しないとこれでは
判りにくいですよね。

usmomo%26gilbert%2020080415a.jpg
撮影 2008年4月:PALAU 水深-10m 

と言う事で一例だけですが、上の画像の左が ウスモモテンジクダイ で、右が
Gilbert's Cardinalfish です。
区別のポイントは、尾柄基底部が黒いか? それとも黒くないか。

色んな方のWebサイトなどを参考に見させて頂くと、 ウスモモテンジクダイ
学名が、 Apogon gilberti と書かれてるのを多く拝見させていただきましたが、
Apogon gilberti Gilbert's Cardinalfish の学名なので、おそらく、皆さん
Apogon fragilis と間違えてらっしゃるのではないかと。

最もこれは、アカデミックな学者では無い素人の自分の考えですので、間違ってる
かも、知れませんが・・・・・

2008年12月09日

●ヤライイシモチ

今年は、ここ近年、個人宅をピカピカと電飾で光らしてたディスプレイの家庭が、
めっきり減ってる様に感じます。

昨年までは、ピカピカとハデに照らし電気を膨大に消費していた方達も、やっと
世のエコ環境に目覚められたのか、それとも不況で電気代を節約されてるのか。
どちらにしろ無駄な電気を消費しない様になったのは、良い事だと思います。

電気を生産する為には、日本ではまだ貴重な化石燃料を使ってる事が多いので、
今の時代、無駄な電飾ディスプレイは控えるべきですよね

Yaraiishimochi%2020081118a.jpg
ヤライイシモチ  学名 Cheilodipterus quinquelineatus
撮影 2008年10月:PALAU -8m 大きさ 80mmぐらい 
英名 Fivelined Cardinalfish
生息域 小笠原諸島、和歌山県以南 ~ 紅海、インド洋、西太平洋域など

珊瑚礁や岩礁域の珊瑚や岩陰に隠れる様に生息しています。
尾鰭基部にある黄色部分の中の黒斑の大きさが瞳より小さい事、体側面の
黒色縦縞が5本と少ない事で、他のヤライイシモチ類と区別ができ、小さな
時は群れになってますが、大きく育つと単体での生息になります。

Yaraiishimochi%2020060612a.jpg
撮影 2006年6月:PALAU

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撮影 2007年4月:PALAU

串本辺りでは、数匹の小さな群れで観察出来ますが、伊豆地方では稀ですが
キンセンイシモチ 等の他のテンジクダイ科の生物の群れに混じっている姿を
観察出来たりします。

日頃、ダイビング中に何気なくイシモチなどテンジクダイ科の生物を見られてて、
もしも、尾鰭基底部に黄色い斑紋を見つけたら、気にしてみて下さい。

ひょっとしたら、南の海からやってきたこの子達かも知れませんよ。

2008年12月08日

●ヨリメハゼの幼魚

本日は、WWⅡの引き金になった日本による真珠湾攻撃から69年目の日ですが、
自分にとっては、それよりも偉大な音楽家ジョン・レノン氏が、亡くなって28年目の
印象の方が強い日です。

いくらミクロネシアで戦跡に黙祷し、沢さんのWWⅡに対する記録映像や書物を
読んでも、やはりWWⅡ後に産まれた自分には、当時衝撃的なNEWSであった
ジョン・レノン氏が凶弾に倒れた事の方が強く印象に残っております。

そもそも戦後と言う言葉でなく、WWⅡと言う言葉の方を使ってしまう感覚自体が、
行けないのかも知れません。

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ヨリメハゼYg  学名 Cabillus tongarevae
撮影 2008年4月:PALAU 水深-5m 大きさ約10mmぐらい 
英名 Tongarevd Goby
生息域 伊豆半島、紀伊半島、琉球列島以南 ~ インド洋、太平洋域など

今回は見づらい画像ばかりでスミマセン。
何せ白い砂地で10mm程度の白っぽい生物の撮影でしたので、自分にとっては
何と言っても神様であるフォトショップ様の、力を借りても、これが限界でした。

珊瑚礁域の礁斜面や、内湾の礁池、礁湖等、砂底の珊瑚塊や岩塊などの下に
単独で生息してます。
特徴は眼のすぐ後方にある2つの小さな黒色斑と、尾部中央部に3個のX型の
黒色斑が縦列する事ですが、本画像はまだかなり小さな幼魚なので、特徴は
判りづらいです。

yorimehazeYg%2020080416d.jpg
撮影 2008年4月:PALAU

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撮影 2008年4月:PALAU

この子を観察したのは、元々はサザンマリンダイバーズの拓ちゃんにリクエスト
した ハゼ科の1種 を、捜して貰ってる時に見つけて貰ってなんです。

しかし逃げ回っているこの子を追いかけ回して、逃げ込んだ珊瑚塊や岩塊などを
ひっくり返して撮影している間に、今度は異なる幼魚を見つけて貰い、被写体を
そちらに切り返して、同じ様に珊瑚塊や岩塊などをひっくり返して撮影していると、
更に今度は オキナワハゼ属の1種の幼魚 を見つけてしまい、またまた大騒ぎして、
今度はそっちを追いかけ回して撮影をしたと言う楽しい思い出が有ります。

因みに途中で見つけた異なる幼魚は属種名が判らず、半年以上、未だに確認中
ですが、判明次第、報告させて頂きたい生物です。

2008年12月07日

●ヒメアオギハゼ

2日連続の、寂しいNEWSです。
Jリーグ発足時から参加してるのに、1度もリーグ線の優勝が無く、今年こそと
優勝を願っておりました我が名古屋グランパスでしたが、昨日の最終戦で鹿島
アントラーズの優勝が決定し、リーグ戦3位の結果となりました。

今シーズンも、残すところは天皇杯のみ。
今年ピクシーが監督になってから近年になく調子が良いので、ナビスコカップも
逃しただけに、何とか天皇杯の1冠ぐらいは取って頂きたいところです。

更に夜に放送された、K-1グランプリの決勝戦。
バダ・ハリの暴走で、つまらない決勝戦になってしまいました。
若さ故の過ちでしょうが、未来のチャンピオンと期待されていただけに、残念な
結果になってしまいました。
でも個人的には、好きなレミーがチャンピオン復帰で良かったのかも。

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ヒメアオギハゼ  学名 Trimma flavatrum
撮影 2008年10月:PALAU 水深-18m 大きさ約20mmぐらい 
生息域 和歌山県以南 ~ インド洋、太平洋域、紅海など

頭だけピンの、下半身ボケボケ画像ですみません。
でも撮影した事がある方なら判ってくれると思いますが、この子達は全鰭全開の
姿を、あまり披露してくれないんですよ。

平凡社の「決定版 日本のハゼ」には、ベニハゼ属の1種‐5として紹介されて
おりますが、発刊後の2007年に ヒメアオギハゼ の正式和名が付きました。


himeaogihaze%2020081018b.jpghimeaogihaze%2020081018c.jpg

最初に撮した画像が真横各鰭全開画像では無かった為、各鰭が全開になって
居る個体を捜しますが、皆さんじい~っと水中に浮いておられて、誰もなかなか
鰭を開いてくれません。

himeaogihaze%2020081018d.jpg

やっと開いた個体を撮ってみたところ、各鰭の色彩が無くなって透明っぽい
鰭の個体です。
これは間違えて、違う種属を撮したのか?

図鑑やWebサイトで調べても、 ヒメアオギハゼ として紹介されている画像は
全て体色と同じ濃いめの黄色い色して鰭の付け根が青っぽい個体ばかりで、
ヒメアオギハゼ と同様に尾柄基底部が黒く尾鰭が白くて、鰭が透明なのは
何処にも載っておりません。
尾柄基底部が黒くてその手前に白い横帯があれば別種の様ですが、撮した
個体には、白い横帯はまったく見あたりません。

ひょっとしたら雌雄の違いだけかも知れませんが、この違いをご存じの方が
いらっしゃいましたら、ご一報なり、コメントなりいただければ幸いに思います。

2008年12月06日

●エンヤサラサエビ

" ホンダ、F-1完全撤退! " 衝撃のNEWSでした。

決して今シーズンの成績不振が理由ではなく、サブプライム問題に端を発した
世界的レベルの経済不況に対しての、経営資源の効率的な再配分からしい
ですが、本当のところ、フェラーリチームの次にホンダチームが好きな自分と
しては、この1年間は毎戦予選の第1セッションで終えてしまうホンダチームは、
見るに堪えない物が有りました。

2度目のF-1撤退後、2000年に3度目の参戦をしから今回の撤退までのレース
では優勝したのは、たったの1度だけ。
ちょうどこの冬、フジTVの721chで放送されている80年代の、マクラーレン・
ホンダでセナとプロストが連戦連勝していた頃の勇姿とはほど遠い姿でした。

来年は3年振りに鈴鹿サーキットで日本GPが開催されるだけに、とても寂しい
NEWSです。

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エンヤサラサエビ  学名 Cinetorhynchus reticulatus
十脚目 / サラサエビ科 / アカモンサラサエビ属
撮影 2008年10月:PALAU 水深-5m 大きさ約50mm
英名 Reticulated hinge-beak shrimp
生息域 八丈島以南 ~ 紅海、インド洋、太平洋域など

以前、当ブログで報告済みの サンゴサラサエビ と同じ種族で、日中は内湾の
珊瑚礁域や岩礁域などの珊瑚礁や、岩礁の奥深くの隙間にひっそりと隠れて
おり、夜になると外に出てきます。

写真にて第1脚が鋏脚の形で長く伸長しているのが雄、短いのが雌です。
体色は日中はコントラストが明確な赤褐色ですが、夜間は全体に淡く変色し、
共に白色の斑紋が不規則なまだら模様に並んでますので識別は簡単です。

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観察ポイントは違えど、全てパラオのナイトダイビングでの撮影です。

ナイトダイビング中に、ライトを当てると目が光って直ぐに見つけられますが、
やはり夜行性の為か、ライトをそのまま当てすぎたりすると嫌がって珊瑚の
奥などに隠れてしまいますので、見つけたら素早く撮さないと撮影チャンスを
逃してしまいます。

色彩が綺麗な生物だけに、鮮やかな色をしたイソバナやイソギンチャク等に
棲息していれば、バックも美しい画像に仕上がると思うのですが、棲息して
いる場所が場所だけに、ほとんど地味な色した珊瑚や岩などをパックにした
画像ばかりです。

2008年12月04日

●ニードルスパインコーラルゴビー

我社の自分の机の横にはラジオが置いてあり、仕事中は小さな音量ですが
終日、FMラジオ局の放送が流れております。
自分が洋楽志向なので、名古屋近郊にお住まいの方ならご存じと思いますが、
ZIP-FM ( 一時は我社もスポンサーをしていたので、懇意にしております ) か、
レディオ・アイの放送をほとんど聞いてます。

面白い物で、今週の月曜日、12月になったとたんに、Xmasソングがたくさん
かかる様になりました。
街にくりだしても、色んなお店でXmasソングが流れております。
例年の事ですが、Xmasソングが流れ始めだすと、今年もあと少しだな~と
ちょっとせわしく感じてしまいますね。

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ニードルスパインコーラルゴビー  学名 Gobiodon acicularis
撮影 2007年6月:PALAU 水深-3m 大きさ約30mmぐらい 
英名 Needlespine Coralgoby
生息域 パラオ

さて本日は、昨日の イチモンジコバンハゼ の流れから、同じコバンハゼ属の
ニードルスパインコーラルゴビー です。

今のところ図鑑などでは、パラオ固有種と見られておりますが、昨日もチラッと
書きました様に、平凡社発行の " 決定版 日本のハゼ " に掲載がされている、
コバンハゼの1種の4 が同種と考えられておりますので、研究者の方のご尽力で
その内、図鑑上での生息域が広がるかも知れません

例えば、当初は図鑑などで生息域が八重山諸島や、沖縄本島になっていた、
ナカモトイロワケハゼ も、その後、パラオやパプアニューギニアなどでの生息が
確認された様に、やはり世界の海は繋がってますから、これからも沢さんの
ダイバーが色んな海を、進化したスキューバ器材を使って潜り込んで、色んな
生物の新たな生息域を発見していくんだと思います。

needlespine%20Bk%2020081018a.jpgneedlespine%2020081018b.jpg
needlespine%2020081018a.jpg

上の画像は全て、2008年10月パラオでのナイトダイビングでの撮影です。
比較的、個体数は多いのですが、チョロチョロとサンゴの中を動いているので
日中は全身写真が難しいのですが、ナイトではじっとしており動かないので
凄く撮りやすかったです。

しかも多くの生物が、夜の暗闇の海の中で体色が変化しますが、本種は
全く変色しておりませんでしたので、ナイトでの撮影と言わない限り、判らない
かも知れませんね。

但し、生息域が生息域なだけに、昼も夜も小さな砂ぼこりが舞ってしまうのは
避けられません。
砂ぼこり全く無しの画像は、次回の課題です。

2008年12月03日

●イチモンジコバンハゼ

いやしかし、日頃から閲覧数の割には、ほとんどコメントを書いて貰っていない
当ブログですが ( これだけ毎日かいてたら、書くスキないかとも思ってますが ) 、
でもmixiの方には、偶に書いていただいおり、とても有りがたく思っております。

しかし、テンジクダイ系の時は、ほぼ書いて貰えません。
やはりネタが地味すぎるし、アポゴン好きな方は少ないのでしょうか。

ichimonjikobanhaze%2020070617d.jpg
イチモンジコバンハゼ 幼魚  学名 Gobiodon albofasciatus
撮影 2007年6月:PALAU -3m 大きさ約15mmぐらい 
英名 WhiteLined coralgoby
生息域 奄美大島以南 ~ インド洋、西部太平洋域など

内湾の湾奥、珊瑚礁域などのミドリイシ属のテーブル状、又は枝状のサンゴや、
ユビエダハマサンゴの枝間に、単独か複数匹で生息しています。

幼魚の時は顔に小さな黒点があり胸鰭手前が赤く、まるでほお紅を付けている
様な可愛いらしい姿をしておりますが、成魚になると味も素っ気も無くなり全身が
真っ黒になってしまいます。

尚、本種は キハッソク や、 ヌノサラシが持っているグラミスチンに似た魚毒を、
体表の粘液中に持っております。
この魚毒は、他の魚への殺傷力はありますが、人間への中毒はありません。

ichimonjikobanhaze%2020080415d.jpgichimonjikobanhaze%2020070617a.jpg
撮影 左:2008年4月、左:2007年6月 共にPALAU 大きさ約20mmぐらい 
ひょっとしたら、 ニードルスパインコーラルゴビー かも知れません?

ichimonjikobanhaze%2020081018a.jpg
撮影 2008年10月:PALAU -3m 大きさ約30mmぐらい 

この イチモンジコバンハゼ を報告するのに、一番困ったのは成魚の画像でした。

一概に全身真っ黒のコバンハゼと言っても、本日報告の イチモンジコバンハゼ
以外に、 セーラムコーラルゴビー 学名 Gobiodon ceramensis ( 平凡社発行の
決定版日本のハゼでは、コバンハゼの1種の3 ) と、パラオ固有種と見られている
ニードルスパインコーラルゴビー 学名 Gobiodon acicularis ( 同じく、日本の
ハゼでは、コバンハゼの1種の4 ) の合計3種が存在してますが、どれもこれも
体長が小さいコバンハゼなので肉眼では区別が付かず、いつも撮影してから
大きな画像で確認しないと判別が出来ませんでした。

先日報告しましたスズメダイ幼魚の区別も大変ですが、この黒いコバンハゼを
水中でゲストに紹介するには、さぞかしガイドさん達は大変でしょうね。
ご苦労様です。

2008年12月02日

●アトヒキテンジクダイダマシ

毎月、月初の1日~2日は、朝から夜までかけずり回って我社の販売店を全て
訪問し、月締め書類の回収と、各店舗の外観やディスプレイ等の内観チェックが
自分の仕事のひとつです。

そんな訳で昨日も朝早くから出かけており、とある名古屋市内の高台の道路で
車窓から雪で白くなった御嶽山を綺麗に見ることができました。

名古屋から遠い御嶽山が綺麗に見えるって事は、それだけ寒くなって大気が
冷えて澄み渡った証拠です。
例年のの事ですが、いよいよ冬が来たって感じた朝でした。

てな事に関係なく、本日もアトヒキテンジクダイ属の観察報告です。

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アトヒキテンジクダイダマシ  学名 Archamia fukata
撮影 2008年10月:PALAU 水深-6m 大きさ80mmぐらい
英名 Orangelined Cardinalfish
生息域 琉球列島以南 ~ インド洋、西部太平洋域など

昨日報告の、 スミツキアトヒキテンジクダイ と同様に、珊瑚礁域の礁池などに
群れを作って生息してます。
また昨日の説明と同じく、体色全体は褐色でオレンジ色の細い横縞が多数入り、
尾鰭基底部に大きな黑斑がありますが、本種は色は明瞭で、色が不明瞭なのが
アトヒキテンジクダイ になります。

また生物学者でない限り、まず比べる事は無いと思いますが、臀鰭軟条数が
16本~18本で、 アトヒキテンジクダイ は13本~15本と少ないそうです。

atohikitenjikudai%2020070618b.jpgatohikitenjikudai%2020080413a.jpg
撮影 左:2007年6月、左:2008年4月 共にPALAU

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撮影 2007年4月:PALAU

と、偉そうに書いておりますが、実は今回の報告を書く前までは、本日使った
画像は全て アトヒキテンジクダイ と思ってました。

いつも書く前に、PCに保存している中から、使えそうな画像を選びます。
今回も数点選んでから、図鑑やWebで情報を集めていると、「尾鰭基底部の
大きな黑斑が不明瞭だと アトヒキテンジクダイ で、明瞭だと アトヒキテンジク
ダイダマシ
」との記述に、えぇ~?

アトヒキテンジクダイ の存在すら今まで知らず、無知は怖い。

と言う事で、これからは黒斑の色の薄いのを意識して捜して撮してきます。

2008年11月29日

●ブルースポット ダムゼル

本日は昨日の ブルースポット デモイセルYg のところで書きました、英名で
よく似た名前のスズメダイの報告です。

それで、ついでながら似た色彩のスズメダイ幼魚の見分け方も報告させて
いただこうと。
「えっ、又もや スズメダイの区別方法?」などと言わずに、南の島へ行った
時の参考までに、ご覧下さいませ。

Bulespotdamsel%2020080416b.jpg
ブルースポット ダムゼルYg  学名 Pomacentrus grammorhynchus
撮影 2008年4月:PALAU -4m 大きさ30mmぐらい
英名 Bluespot Damsel
生息域 ボルネオ島以東~ソロモン以西の西部太平洋域、台湾以南~
     北部オーストラリアなど。

内湾のサンゴ礁域や岩礁域などの浅場にて、死珊瑚塊や崩れた岩礁等が
ゴチャゴチャとしているような環境に生息しております。

尾鰭基部手前上側の光沢のある青い斑点が、英名のブルースポットの由来
ではありますが、この青と黄色の色彩パターンのスズメダイの幼魚は沢さん
種類が存在します。

特に今回報告の ブルースポット ダムゼル と、 ブルーバック ダムゼル
スズメダイモドキ の各幼魚は、ほとんど同じ色彩で、見分け方も困難。

Bulespotdamsel%2020080412a.jpgBulespotdamsel%2020081020a.jpg
撮影 左2008年4月:大きさ30mmぐらい、右2008年8月:大きさ15mmぐらい

Bulespotdamsel%2020080416a.jpg
撮影 2008年4月:PALAU -4m 大きさ30mmぐらい

そこで以前にも、 スズメダイモドキYg の所で報告させていただいた見分け方を
再度、ご説明させて頂くと。

まず ブルーバック・ダムゼルYg は上から見て八の字に入るラインが太く、尻尾の
オレンジは黄色っぽいオレンジ。
それに比べて スズメダイモドキYg は、八の字のラインが細く、更に八の字の中に
横線が数本入り、尻尾のオレンジは赤っぽいオレンジ。
そして、 ブルースポット・ダムゼルYg は、 ブルーバック・ダムゼルYg の色彩に、
冒頭で説明済みの尾鰭基部手前上側に光沢のある青い斑点がある。

以上が、非常に似ている3種の幼魚の見分け方ですが、もうひとつ同じ様に青と
黄色の色彩の、 スミゾメスズメダイYg は、青い面積が多いので一目で区別が
できると思います。

2008年11月28日

●ブルースポット デモイセル

仕事柄、3~4ヶ月毎に携帯電話の機械が変わります。
この冬商戦の新製品が先週から、次々と順番に発売されており、昨日、自分も
希望していたF社の新しい商品に変わりました。

我が社の大半のスタッフが、3~4ヶ月毎に携帯電話の機械が変わる状況なの
ですが、ここ数年、スタッフで一番人気のF社の商品は、何故かいつも一般の
ユーザー様には人気薄。
今回の一番人気も、一般ユーザ様にはP社の商品みたいです。

プロが認めても消費者受けするとは限らない、良い例と自分は思っております。

Bluespot%20demoiselle%2020081018a.jpg
ブルースポット デモイセルYg  学名 Chrysiptera oxycephara
撮影 2008年10月:PALAU -4m 大きさ30mmぐらい
英名 Bluespot Demoiselle
生息域 フィリピン以南~インド洋、西部太平洋域、PNGなど。

水深-15m位までの内湾の珊瑚礁域や岩礁域などに棲息しており、珊瑚塊や
転石などを住みかとし、少数の群れで行動をしております。

体色は幼魚の小さな時ほど、体の斜め半分上部が光沢のある水色をしており、
成長すると共に水色は薄くなっていきますが、上の画像の頃がその変化して
いく色彩具合が、いちば~ん綺麗な頃と思います。

成魚は ニセクラカオスズメダイ に似ますが、 ブルースポット デモイセル
方が体高が低めで、薄黄色の体側面に細かな光沢のある青色の小さな点が
入る事や、各鰭が先端まで黄色い事などで区別が出来ます。

Bluespot%20demoiselle%2020071118a.jpg
Bluespot%20demoiselle%2020071118d.jpg
上2枚の画像、共に撮影 2007年11月:PALAU -3m 大きさ20mmぐらい

これらは光沢のある水色が濃い小さな幼魚のステージの画像ですが、光沢の
ある水色が、ヘタッピな自分はなかなか上手く撮れなくて、どうにも失敗気味の
画像です。

Bluespot%20demoiselle%2020081018d.jpg
撮影 2008年10月:PALAU -4m 大きさ30mmぐらいと、50mmぐらい

Bluespot%20demoiselle%2020080416a.jpgBluespot%20demoiselle%2020080416b.jpg
左右共に、撮影 2008年4月:PALAU -5m 左50mm、右60mmぐらい

上の画像が成魚です。
この様に成長していくと体側面全体が薄黄色になり、他のスズメダイ同様に
どんどん地味な色彩のスズメダイになってしまいます。

その他、英名で紛らわしい事なのですが、 ブルースポット デモイセル の他に、
ブルースポット ダムゼル ブルーバック ダムゼル ブルースポッテッド
ダムゼル
ブルー ダムゼル などの、ブルーの名前が付くスズメダイが沢山
存在してます。

名前は似てても体色は異なりますので、図鑑で調べるとき等、注意して下さい。

2008年11月27日

●ウミショウブハゼ

先日、当ブログでガソリンに比べて軽油の価格が下がってない様に思いますと
書きましたが、一昨日、TVの情報番組にて、どうやら一般市民の消費意欲を
促進させる為に、政治的にガソリン価格を下げていると報道されておりました。

ただ、どうなんでしょう?
軽油価格を値下げして輸送コストや、業者経費を下げない限り、色々な賞品の
価格は値上がる一方で、消費意欲は増さないと思うんですが。

umisyoubuhaze%2020071120a.jpg
ウミショウブハゼ  学名 Pleurosicya bilobata
撮影 2007年11月:PALAU 深さ-2m 大きさ約30mmぐらい 
英名 Bilobed Ghostgoby
生息域 沖縄県以南 ~ インド洋、西部太平洋域など

ウミショウブハゼ属の元祖です。
内湾の珊瑚礁域の礁源や、マングローブ域の泥砂地等に棲息するウミショウブや
リュウキュウスガモ等の、海草に着草して棲息しています。

特徴は、吻の傾斜が緩く頭高と体高が低い事、頭から体全体に不定形の小さな
白色斑が散在する事などで、同族他種と区別が可能です。

umisyoubuhaze%2020081021a.jpgumisyoubuhaze%2020081021c.jpg
撮影 2008年10月:PALAU -2m 大きさ約30mmぐらい 

ちょっと青抜きを狙って、頑張ってみました。
水深は2m以浅、安全停止を兼ね時間をたっぷりかけられましたが、棲息して
いるのはマングローブから流れ出た泥が堆積してる所に生えてるウミショウブ。

青抜きするには水底から水面に向かって撮影する形になる為、水底にひっくり
返って、上向きにカメラを構えた姿勢で撮りました。
しかしちょっと手を動かすだけで、泥が舞い上がりモウモウと濁ってしまうので、
姿勢が姿勢だけに、疲れた撮影でした。

尚、左右 2枚の画像の青さが異なるのは、いろいろ露出とシャッタースピードを
変えながら撮影した為です。

2008年11月24日

●ナガレボシ

昨日の須江でも、嬉しい生物観察が出来ましたが、写真の整理がまだまだ
ですので、本日はまたまた秋のパラオ合宿からです。

nagareboshi%2020081019b.jpg
ナガレボシ  学名 Apogon selas
撮影 2008年10月:PALAU -25m 大きさ40mmぐらい
英名 Bandspot cardinalfish
生息域 奄美諸島以南 ~ フィリピン、パラオ、ソロモン諸島、バリ島、PNG等

テンジクダイ科に興味を持ったころから、見たかった内のひとつです。
図鑑でしか見た事が無い時から、体側面の中央の綺麗なオレンジ色の縦帯が
実物はどこまで綺麗なのか、見たかったんです。

それと、特徴の尾鰭基底部の大きな黒斑がどこまで大きく感じるのか?

nagareboshi%2020081019a.jpg

実際に観察したのは、実は今回で3度目なのですが、初めてキチンと見られて、
キチンと撮影ができました。
やはり目立つのは、透明っぽいボディに輝くオレンジのラインと、尾鰭基底部の
何ともデカ~イ黑い斑紋。
ひと目で ナガレボシ と、判ります。

ただ残念な事に第1背鰭と腹鰭が閉じてる画像ばかりで、もうひとつの特徴の
第1背鰭と腹鰭のそれぞれ先端の青い蛍光色が写ってません。
大きな黒斑とオレンジのラインを流星に、各鰭の先端の青い蛍光色を銀河に
見立てて ナガレボシ の名前が、つけられたそうなんです。

でも何で、ただの ナガレボシ なんでしょうか?
他のテンジクダイ科の名前から想像して普通なら ナガレボシ テンジクダイか、
ナガレボシイシモチ とかの、名前が付いてて良さそうなんですけどね。

ナガレボシ だけの方が、インパクトがあるからでしょうかね。

2008年11月22日

●イチモンスズメダイ幼魚と、ミヤコキセンスズメダイ幼魚

この燃料高騰の時代にも関わらず、生意気にもハイオクガソリンの社用車で
日々、移動をしている自分ですが、昨夜、仕事帰りに会社近くにある名古屋
市内で安さ上位の、ガソリンスタンドで給油をしました。

何と、ハイオクが¥123- / 1Lで、レギュラーは¥112- / 1L、そして軽油は、
¥102- / 1Lです。
いつの間にか、昨年の今頃並みの価格まで下がってます。

しかし、自分の中で疑問が1点。
ここ1年間の燃料高騰前は、レギュラーと軽油の価格差は¥25- / 1Lぐらい
だったと思うんですが、今は¥10-もないんです。
ってぇ事は、ガソリンほど軽油はあまり下がっていないってことですよね。
何故なんでしょう?

ichimonsuzumedai%2020081004a.jpg
イチモンスズメダイYg  学名Chrysiptera unimaculata
撮影 2008年10月:串本DP前 水深-1m 大きさ20mmぐらい 
英名 Onespot Demoiselle
生息域 和歌山県以南 ~ 西部太平洋、北オーストラリア、コーラル諸島、
      東アフリカ以東、インド洋、フィジーなど

水深2~3mまでの、波の荒い珊瑚礁域や岩礁域に住んでおります。
なので今回の撮影ポイントも、ダイバーの多くの方がフィンを履くところなので、
皆さんあまり気づかれないみたいです。

ichimonsuzumedai%2020081004b.jpgichimonsuzumedai%2020081116b.jpg
左:データは上の画像と同じ、右:成魚 撮影 2008年11月 大きさ50mmぐらい
ともに、串本DP前 水深-1m

実はこのスズメダイ、以前から撮りたい撮りたいと思っていて、やっと撮れました。
それは前から違いを図鑑や文献などで読んでいても、現物を見てみないとと
思っていた、 ミヤコキセンスズメダイYg との比較です。

miyakokisensuzumedai%2020070904c.jpg
ミヤコキセンスズメダイYg  学名Chrysiptera leucopoma
撮影 2007年9月:柏島 水深-2m 大きさ20mmぐらい  
英名 Surge demoiselle
生息域 千葉県以南 ~ 西部太平洋、ニューカレドニア、東アフリカ以東 ~
      フィジー、フレンチポリネシアなど

miyakokisensuzumedai%2020081019a.jpgmiyakokisensuzumedaiA%2020081019a.jpg
左:幼魚20mmぐらい、右:成魚40mmぐらい 
  ともに撮影 2008年10月:PALAU ブルーホール 水深-2m  

一年ほど前に、 ミヤコキセンスズメダイYg の時に書きましたが、幼魚の時は
イチモンスズメダイYg とそっくりで、パッと見では区別が付きません。

そこで、色んな図鑑や文献、そして今回 イチモンスズメダイYg の現物を
観察して、自分なりに識別ポイントが判りました。

決して権威の有る生物学的識別ポイントでは無く、自分なりのパッと見の識別
ポイントは、目から背鰭基部の黒斑に伸びる青いラインの太さが、黒斑手前で
一度細くなり、黒斑を取り囲む青いラインが真円の眼状斑になっているのが
イチモンスズメダイYg

そして、目から背鰭基部の黒斑に伸びる青いラインの太さが黒斑まで、ずっと
同じ大きさで伸びてて、黒斑を取り囲む青いラインが真円になっていないのが
ミヤコキセンスズメダイYg です。

おそらく、これが一番判りやすい識別ポイントと思いますが、間違っていたら
ゴメンなさい。

2008年11月20日

●サンゴサラサエビ

本日報告のサラサエビ科には、サラサエビ属と、アカモンサラサエビ属の2属が
あり、日本では両属合わせて現在までに10種、世界では24種が確認されてる
そうです。

sangosarasaebi%2020061012d.jpg
(雄) 撮影 2006年10月:PALAU 水深-3m 大きさ約60mm
sangosarasaebi%2020061012a.jpg
(雌) 撮影 2006年10月:PALAU 水深- 7m 大きさ約50mm

サンゴサラサエビ  学名 Cinetorhynchus hendersoni
十脚目 / サラサエビ科 / アカモンサラサエビ属
生息域 真鶴半島以南の太平洋、インド洋、紅海など

図鑑などの文献によると、生息域は真鶴半島以南となってますが、本州で
本種を観察するのは極めて稀と思います。

内湾の珊瑚礁域や岩礁域に棲息しており、昼間は珊瑚礁や岩礁の奥深くや
隙間に隠れていて、夜になるとでてきますので、自分は今までナイトダイビング
でしか、観察した事がありません。

sangosarasaebi%2020081018a.jpgsangosarasaebi%2020060612c.jpg
(雌) 撮影 左:2008年10月、右:2006年 6月 共にPALAU
sangosarasaebi%2020081018c.jpg
(雌) 撮影 2008年10月:PALAU 水深-10m 大きさ約50mm

体色は昼間は緑暗色をしておりますが、夜になると赤褐色に変色し、体の
前半部が白色がかった色彩のタイプも見られます。
また雄は、第1脚、第2脚の鋏脚が著しく伸長し、長さが体長の3分の2まで
長くなる事もあるそうです。

ナイトダイビングの時に、他の甲殻類同様に珊瑚や、珊瑚ガレ場等をライトを
照らすと、大きな目が反射して光りますので見つける事は簡単ですよ。
南方の海でナイトダイビングをした時には、是非ぜひ、観察してみて下さい。

2008年11月19日

●(訂正) スナウトスポット ゴビー

当初、 スヌートスポット ゴビー との名前で掲載させて頂きましたが、
どうやら スナウトスポット ゴビー が、正しい読み方らしいので訂正させて
いただきました。

******************************

自分は語学が堪能ではありませんので、本日、報告させていただく生物の
英名の発音が間違っているかも知れません。

もしも、間違っていたならお手数ですが、正しい発音をご連絡願います。

Snoutspot%20goby%2020081018a.jpg

スナウトスポット ゴビー  学名 Amblygobius esakiae
撮影 2008年10月:PALAU -2m 大きさ約60mmぐらい 
英名 Snoutspot goby
生息域 西表島以南 ~ インド洋、太平洋域、紅海、PNGなど

今や日本のダイバーのバイブル、平凡社の " 決定版 日本のハゼ " では、
同種かもと言う形で、 サラサハゼ属の1種の2 学名 Amblygobius Sp として
掲載されております。

因みに上記図鑑では、棲息水域は水深1~2mと書かれておりますが、
海外の図鑑では、水深15mでも棲息確認が出来ているようです。

Snoutspot%20goby%2020081018b.jpgSnoutspot%20goby%2020070420a.jpg
撮影 左:2008年10月、右:2007年4月、共にPALAU

河川の河口域や、内湾のマングローブ域等の泥底、軟泥底に穴を掘って
生息してます。
特徴は英名の如く、鼻の頭の黒い点と、尾鰭が横長のひし形をしている事で
他のサラサハゼ属と区別が可能です。

自分のイメージでは、いつも砂底の上、数センチの所に微動せずに止まって
いて、すう~~っと動いては、また立ち止まる動作を繰り返している様に
思います。

追いかけてくと、ドンドンと泳いで逃げていきますので、本当に自分の巣を
持っているのかどうか、疑問に思う生物のひとつです。

2008年11月18日

●ミジンベニハゼ ( パラオタイプ ) その2

先週の金曜日の夜、何気に Amazon を見ていたら、あのNintendo DSi が
標準小売価格の税込み¥18,900-で販売しておりましたので、ゲーマーの
自分は、DS Liteと違って、今回はもう価格が落ち着いたんだと思い、思わず
ポチッとクリックしてしまい、日曜日に自宅に届きました。

で、先ほど又もや Amazon を見てみたら、何と安いお店でも¥24,900-の
販売価格になってます。

出店されてる販売店は、ひどいお店ばかりですね。
購入客の要望数よりも、需要数が少ない事で、標準小売価格より高い価格で
販売してる訳で、いわゆる " ぼったくり店舗 " です。
皆さん、こんな購入客をバカにしてる極悪店舗では絶対に購入しないで下さい。

ウワサによると、毎週、金曜あたりに小売店に入荷するような・・・・・
あくまでも、これはウワサですが。

mijinbenihaze%2020081022c.jpg
ミジンペニハゼ パラオタイプ  学名 Lubricogobius Sp
撮影 2008年10月:PALAU -12m 大きさ約20mmぐらい 
生息域 パラオ

前回 紹介させて頂いた時に観察した個体は、撮影中ずう~っと体をフリフリし、
まるでコショウダイ系の幼魚の様に動きっぱなしでした。

しかし今回の個体は、基本的には空き瓶の奥にずう~っと引っ込んだまま。
偶に外に出てきたりと、まるで国内で観察出来る ミジンペニハゼ と同じ動き方
なんです。

しかし異なるのは、体色。
例えば大瀬崎の湾内でクロっぽい砂地で観察出来る個体と、紀伊大島須江の
白い砂地で観察出来る個体は、どちらも真っ黄色ですが、ここパラオで観察が
出来る固体は赤茶色。

ここ以外で、マングローブ域での ミジンペニハゼ の観察の話しは聞いた事が
無いのでハッキリとは言えませんが、マングローブ域の土壌のもたらす効果で
体色が濃く変色してるのでは推測できます。
尚、水槽で飼ってみた所、翌朝は真っ黄色になっていたとのウワサもあります。

ただ、そうした場合、普通の ミジンペニハゼ だったということになりますが、
それならば 前回 観察時の、あの動き方は何だったんでしょうか?

mijinbenihaze%2020081022a.jpgmijinbenihaze%2020081022b.jpg

ついでながら比較する為にも、ノーマルな ミジンペニハゼ の画像をひとつ。
こちらは先々週に、大瀬崎で撮影した物です。

mijinbenihaze%2020081109a.jpg
ミジンペニハゼ  学名 Lubricogobius exiguus
撮影 2008年11月:大瀬崎 湾内 -23m 大きさ約30mmぐらい 
英名 
生息域 

パラオと違って、さすが関東ダイバーの西伊豆のメッカに生息するこの固体は
大胆というか、ふてぶてしいというか。
デカイカメラ、ライト、ストロボに迫られても、大アクビしている態度でした。

2008年11月17日

●ツムギハゼ

この週末は、自分がいつも利用している ダイビングショップ かじきあん
忘年会ツアーに参加していて、生物報告が出来ませんでしたが、本日から
再び先月に行ってきたパラオでの観察報告をさせていただきます。

tumugihaze20081021f.jpg

ツムギハゼ  学名 Yongeichthys criniger
撮影 2008年10月:PALAU -16m 大きさ約50mmぐらい 
英名 Shadow goby
生息域 和歌山県、高知県、奄美大島以南 ~ インド洋、太平洋域、紅海

河川の河口域や、、内湾マングローブ域等の砂泥底に生息しており、今のところ、
国内ではツムギハゼ属としては、この1種しか棲息が確認されていない。
体高は高く目が大きい、体側面中央に尾鰭基部の物も含め3個ある暗色斑が
特徴で、尾鰭は小黒斑が並び、後縁は丸い。

tumugihaze20081021d.jpg

世界に数多く生息するハゼ科の生物はほとんど無毒ですが、 ツムギハゼ
テトロドトキシン(ふぐ毒)という猛毒を持っており、筋肉、特に皮膚には強い
毒があるそうです。
しかし、毒の強さには地域差があり、昔、西表島では ツムギハゼ を田んぼに
泳がせておき、それを食べたネズミが死ぬという方法で、殺鼠剤がわりと
して使っていた事もあるらしいですよ。

2008年11月14日

●シルバーライン カーディナルフィッシュ

本日も、日本では観察が難しい生物報告です。

でも、かなりマイナーなヲタク的生物なので、事前にWebサイトで検索して
みたところ、国内サイトで、この生物を取り上げてサイトアップされてた方は
たったの 1名だけでした。
やっぱりな~。

silverline20081021c.jpg
シルバーライン カーディナルフィッシュ  学名 Apogon hartzfeldii
撮影 2008年10月:PALAU -3m 大きさ40mmぐらい

silverline20071120.jpg
撮影 2007年11月:PALAU -3m 大きさ60mmぐらい

silverline20081021e.jpg
撮影 2008年10月:PALAU -3m 大きさ100mmぐらい
英名 Silverline cardinalfish、Hartzfeld's cardinalfish
生息域 フィリピン以南~西部太平洋域、PNGなど。

上から順番に、幼魚、若魚、成魚です。

薄茶色の体色に銀白色の細い縦縞が、額から尾鰭基部にかけて1本、眼の
上部分に短いのが1本、そして目の上を2本通るのが特徴。
また目の上の2本は、幼い頃は尾鰭基部まで伸びているが、成長すると共に、
鰓から後方部分は消えてしまう。

生息域は、マングローブ域、サンゴ礁湖等の浅い水深に少数の群れをなして
生息しております。

かな~り地味なテンジクダイなので、生息域に潜っていても目にとめて観察を
するのは、アポゴンフェチぐらいでしょうし、ヘタにガイドさんにリクエストしても
生物に詳しくないガイドさんだと、「 はっ?、なんですか?」と、言われるのが
想定できる生物です。

でも、成長のステージによって体色変化が多いテンジクダイ系は、観察してて
結構、面白いんですけどね~。

2008年11月13日

●ローランズ デモイゼル

本日報告させていただく生物は、残念ながら幼魚様では有りませんでしたが、
見られただけでも自分は満足。
以前から、見たかったスズメダイです。

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ローランズ デモイゼル  学名 Chrysiptera rollandi
撮影 2008年10月:PALAU -18m 大きさ50mmぐらい
英名 Rolland's Demoiselle
生息域 フィリピン以南~インド洋、西部太平洋域、PNGなど。

潮通しの良い珊瑚礁域の岩礁斜面などに単独、もしくはペアで生息してます。

rolland%27s%20demoiselle20081018c.jpgrolland%27s%20demoiselle20081018d.jpg

実は最近、秋のパラオ合宿報告を書く為に昔の写真を整理していたら、何と~
数年前の まだスズメダイに全然興味を持っていない頃に、同じく成魚でしたが
ローランズ デモイゼル を、このパラオで撮した写真が出てきました。

スズメダイが好きになってから、いつか見たいな~と思ってましたが、実は既に
数年前に見ていたなんて、何も知らないってのは怖い事ですね。

フィリピンでは、幼魚から成魚まで普通に見られるそうですが、滅多に取れない
連休にフィリピンへ行ってしまうのもと思い、なかなか足が向かないのですが、
国内で観察出来るスズメダイを、ほぼ制覇した後には必ず行かなければとは
思っております。

2008年11月12日

●ネイキッドヘッド シュリンプゴビー

さて今日は、久々に外人のサカナの報告です。
日本ではまだ生息が確認されていない、外国に住むダテハゼ属の報告です。

実は昨日の マスイダテハゼ の報告を書いていたときから本日はこの生物の
報告にしようと思っておりました。

Nakedhead%20Shrimpgoby%2020081019a.jpg
ネイキッドヘッド シュリンプゴビー  学名 Amblyeleotris gymnocephala
撮影 2008年10月:PALAU -16m 大きさ約80mmぐらい 
英名  Nakedhead shrimpgoby、masukudo shrimpgobyなど
生息域 フィリピン、パラオ、東インドネシア、北西オーストラリア、マーシャル
      などの、ミクロネシア海域。

特徴は、目の後から1本目の横帯にかけて、黒く細いラインが入る事。
昨日紹介済みの マスイダテハゼ と同様に、太い横帯の間に不規則な横縞が
はいります。

と言うよりか、ほぼ マスイダテハゼ です。

Nakedhead%20Shrimpgoby%2020070214a.jpgNakedhead%20Shrimpgoby%2020060413.jpg

実は昨日報告済みの マスイダテハゼ は、当初、自分はパラオでは普通種の
ネイキッドヘッドシュリンプゴビー と思ってましたが、背鰭の先端の色彩が
若干異なります。

でも、どうなんでしょう?
学名が違うので異なる種とは思いますが、ほとんど同じにしか見えませんので、
色彩が違うだけで、シノニムの様に思えてしまいます。

Nakedhead%20Shrimpgoby%2020081019b.jpg

この生物、英名ではネイキッドとも、マスクドとも呼ばれておりますが、マスクドは
ともかくとし、ネイキッドとはいかに。
「Nakedhead = はげあたま」 ですよ、はげあたま。
何で、そんな名前になってしまったんでしょうね、可愛そうに。

2008年11月11日

●マスイダテハゼ

さて本日報告の生物は、図鑑で見るとかなりの水深なので、観察するのは
テッキーになってからゆっくりとと思っていましたが、さすがパラオです。

以外と普通の水深で、観察できました。

masuidatehaze20081020a.jpg
マスイダテハゼ  学名 Amblyeleotris masui
撮影 2008年10月:PALAU -25m 大きさ約80mmぐらい 
英名  Masui's shrimpgoby
生息域 奄美大島、沖縄本島、西表島、パラオ、インドネシアなど

特徴は他のダテハゼ属と比較して、体側面の太い横帯の帯間が広くて、その
横帯の間には小さな横帯が有り、太い横帯の腹部の所は網目状になること。
その他、背鰭の外端は赤褐色で縁取られている。

masuidatehazeYg20081018a.jpg
撮影 2008年10月:PALAU -18m 大きさ 30mmぐらい 

今やダイバーの聖書とも言える、平凡社の「日本のハゼ」や、山渓の「日本の
海水魚」などの図鑑を見られると、生息域がほとんど-50mと有ります。

しかし本日報告の上の画像はマングローブ域の湾内で-25mでの観察、また
下の画像は白い砂地での撮影ですが、-18mでの観察です。

最初は、違うんじゃないと思ってましたが、日本に戻ってから手持ちの図鑑で
調べたり、元サザンマリンダイバーズさんの ぢろーさんに尋ねたりして、やはり
マスイダテハゼ で違いないとなりました。

考えれば、水深-12mで ナカモトイロワケハゼ の観察ができるパラオですから、
マスイダテハゼ が浅い水深で観察出来ても、不思議じゃないですよね。

2008年11月10日

●モンツキイシモチ

土曜日は約1ヶ月ぶりに須江で、日曜は約4ヶ月振りに大瀬崎で潜ってきました。
いろいろと生物観察をして参りましたが、まだまだ秋のパラオ合宿報告が残って
おりますので、本日もパラオ合宿のナイトダイビングで観察した生物報告をさせて
いただきます。

こう毎日毎日、夜の生物監察報告が続きますと、昼間は何も観察しとらんのかと
言われそうですが、そんなことはありません。
ただ夜の方が、生物が面白いのがたくさん出てるからなんですよ。

montukiishimochi20081019a.jpg
モンツキイシモチ  学名Apogon melas
撮影 2008年10月:PALAU 水深-5m 大きさ約130mmぐらい 
英名 Black cardinalfish
生息域 奄美諸島以南 ~ 西部太平洋域など

今回も自身、初観察の生物です。
と言っても モンツキイシモチの幼魚 は、この同じ名も無きポイントで今年の
4月に潜った時に観察しておりますが、成魚は初観察です。

montukiishimochi20081019c.jpgmontukiishimochi20081019d.jpg

生息域は内湾のサンゴ礁域にて、日中はそれらのサンゴの奥深くに隠れており、
まず観察することはできません。

また隠れている時は、全身真っ黒にて英名はここから付けられているようですが、
和名は反対に夜などにフラフラとサンゴの奥から出てきた時の体色である、第2
背鰭と臀部にある黒色斑から付けられたようです。

本種はテンジクダイ系には珍しく、成魚と幼魚の体色は大きく異なります。
幼魚に関しては、詳しくはこちらをご覧下さい。

2008年11月09日

●すごい虹!

昨夜は、23時半頃に須江から自宅に戻ってきました。
そして本日は4時に起きて、大瀬崎に行ってきます。

なので、本日は生物報告を書き上げる時間が無いので、先日のパラオ合宿で
撮してきた写真で。

20081019niji%20a.jpg

ほらっ、凄くないですか。
本当に半円の虹で、地面から地面まで半円をきちんと描いております。

1枚の写真では入りきらないので、2枚で撮して合成してみました。
仕上がりがちょっと失敗気味の合成写真ではありますが、虹が半円なのは
判っていただけるかと。

虹が多い事で有名なハワイでも沢さん見てきましたが、高い建築物が多くて
虹の裾野が隠れてしまい、これほど半円に近いのは初めて見た気がします。

撮影したのはサザンマリンダイバーズさんの桟橋ですが、パラオには背の高い
建築物がほとんど無いので、こんなに綺麗に見えたんだと思います。

2008年11月07日

●サザナミショウグンエビ

昨夜、オバマさんがらみのTV番組を見ていて、ふと気づきましたが、自分は
戦後歴代の日本の総理大臣の全員の名前を言えませんが、戦後の歴代の
アメリカの大統領の名前は言えます。

あれっ?と思いましたが、原因のひとつに日本の総理大臣の皆さんの任期が
短期間なのに対して、アメリカの大統領の任期は4年もしくは、8年の方が多く、
のべ人数が少ない事が上げられます。
また全世界が注目する大統領ですから、日本人でも注目してしまうからでしょう。

全世界の注目って点では、やっぱりアメリカは世界一なんだなと思いますが、
でもアメリカ人は戦争に行かないと行けませんから、自分は日本人に産まれて
良かったと思ってます。

さて本日は、外洋ナイトで観察出来る、珍しい甲殻類の報告です。

sazanamishougunebi20081021a.jpg
サザナミショウグンエビ    Enoplometopus voigtmani
十脚目 / アナエビ科 / ショウグンエビ属
撮影 2008年10月:PALAU 水深-10m 大きさ約100mm
英名 Voigtmann's reef lobster
生息域 琉球列島以南 ~ インド洋、西部太平洋、PNGなど

鋏脚が両方とも写っていなくて、かなりレベルが低い画像で申し訳ありません。
初めて目にする生物でしたので、よく考えずに105mmのレンズで撮したアホな
結果です。

この生物、将軍とは名ばかりでして、ライトを当てられるとスーパー臆病なので
ジリジリと穴の奥に引きこもってしまいます。
ショウグンエビ もそうですが、一見、ザリガニみたいに頑丈で強そうに見えて、
更に将軍様の名前が付いてるにも関わらず、ショウグンエビ属達は弱っちぃのが
多いですね。

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こちらは、違う個体です。
詳しい事は調べれませんでしたが、ひょっとしてこの個体は雌で、雌の鋏脚は
小さいのかも知れません。

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撮影 2008年10月:PALAU 水深-10m

と本日の外洋ナイトダイビング報告、これだけでは寂しいので、一緒に観察が
出来た オリビアシュリンプ も、報告しときます。
左がよく図鑑などに載ってる普通のカラーで、右は希に観察出来る赤っぽい
色のタイプです。
もっとも オリビアシュリンプ 自体が、スーパーレア種なので、こいつに至っては
スーパー珍稀レア種と言えますね。

相変わらずの素早さで、ライトに照らされた瞬間に引っ込んでしまいますので、
写真に写る姿は、いつもこの様に後ずさりしている姿ばかりです。

しかしいつ見ても、この オリビアシュリンプ や、 フシウデサンゴモエビ 等の、
モヒカン系のエビは、カッチョ良いです。
普通のカラーで良ければ、サザンマリンダイバーズの拓ちゃんに、リクエストを
してみて下さい。
内緒ですが、昼間でも確実に見られるポイントも有りますので。


2008年11月06日

●夕焼け

自分がパラオでナイトダイビングに向かう時に、ボートの上でよく撮している物が
あります。

それはパラオの海の上での、夕焼け。

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20081021gaa.jpg

おそらく住んでいる人の数が少なく、大きなビルや工場などが無く、と~っても
空気が澄んでいるからと思いますが、現在の日本では見ることが出来ない様な、
綺麗な夕焼けをよく見られます。

今は未だいつになるかは判りませんが、いつか仕事をリタイアしたら、こんな風な
綺麗な夕焼けを毎日みれるどこかで、のんびり暮らしたいと思ってます。

でもその為には、クリアしなければならない大きな問題がひとつ。
自分の奥さんは日焼けが大嫌い!
絶対に、夕焼けが綺麗な、いつも日が当たる様な所には住むはずがありません。

まぁ最悪、一人で行けばいいかな。

●クラカオスズメダイ ナイトカラー

結局は、やはり下馬評通り、民主党オバマさんでしたね。

現在の世界的不況はアメリカの金融策の失敗が発端ですから、そう言う意味
では、主権政党が変わって政策変更を行なわなければ思うと、オバマさんで
良かったかなと思います。

さて本日からは再び、ナイトダイビングで観察してきた生物報告です。

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クラカオスズメダイ  Amblyglyphidodon curacao
撮影 2008年10月:PALAU サザン桟橋前 水深-5m 大きさ約80mm
英名 Staghorn Damsel
生息域 奄美大島、屋久島、琉球列島以南 ~ インド洋、西部太平洋域など

画像は共に、夜20時頃に撮影した物です。
体高は高く、体側面に薄い黄色の部分があり、明瞭な暗色の横帯が有る事で
同定が出来ます。
サンゴ礁域や岩礁域に単独で居る事が多く、中層に複数で群れていたりとか、
潮溜まりや浅瀬では見かけません。

色彩的にもとっても地味な大型のスズメダイなので、南方系のスズメダイでも
オヤビッチャ 辺りと同様に、あまりダイバーに見向きはされない様ですね。

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撮影 2007年12月:奄美大島 ピアテグリ 水深-10m

こちらは昼間の姿、一般のダイバーの方が見かけるのはこの色彩ですので、
見向きされないのも無理は無いかと。

また名前にしても、クラカオのスズメダイと、まるで暗い顔のスズメダイと
想像してしまいますが、どうやら名前の由来は、南米のキュラソーからだそう
ですが、キュラソー島、お酒のキュラソー?

しかもこのスズメダイ、南米には居ないそうです。
不思議な名前の由来ですね。

2008年11月05日

●ナカモトイロワケハゼ その2

このところF1の話しばかりですみませんが、ついに自分が期待していた男が
やってきます。

ホンダ F1 チームは、2008年GP2シリーズで2回優勝し、惜しくもバンターノに
チャンピオン争いは負けましたが、堂々年間2位に輝いた ブルーノ・セナを、
今月17日からバルセロナで行われるウィンターテストに参加させることを、昨日
発表しました。
そうです、あのアイルトン・セナの甥っ子が、遂にF1にやってくるんです。

ってな事ですが、ここからは全く関係のない本日の生物報告です。

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ナカモトイロワケハゼ  学名Lubricogobius dinah

撮影 2008年10月:PALAU GP3 水深-16m 大きさ20mmぐらい 
生息域 沖縄本島、石垣島 、パラオ、PNGなど

石垣島や、パラオで一般的に知られるポイントに於ける水深は -30m以深と
深めですが、ここGP3での自分の観察では最高-12mの浅さがあります。

サンゴ礁域や内湾域の礁湖などの砂底に転がる、貝殻や小石、空き瓶、
枯れ木などに、単独、もしくはペアで生息しており、体色はボディ全体は、
黄色かオレンジで、共に体背側が白色。

今までに自分が観察してきた本生物の体色は、マングローブ域の濃色の
土壌に生息するは濃い黄色かオレンジが多く、白い砂地に生息するのは
薄い黄色が多く見られております。

nakamotoirowakehaze%2020081020bb.jpgnakamotoirowakehaze%2020081020aa.jpg

一般的に海中生物などが掲載されている、図鑑や書籍などに書かれている
生息域は、それ以前に学術的に発表されている地点や、その時点でそれらの
制作に携わっていた方達の情報からなされております。

しかしそれらの文献が発表された以降、今日の様に大勢のダイバーが毎日、
海に入り、新たな発見をしていく中で、上記の文献には書かれていなかった
生息域の発見は、多々あります。
本日報告の ナカモトイロワケハゼ も、そのひとつです。

当初は石垣島の -30m ~ -40mの水域にしか生息が確認されてませんでしたが
その後、自分が知る限りでは沖縄本島、パプア・ニューギニアなどでも生息が
確認されており、ここ数年のダイビング雑誌などでもパラオでの生息確認が
伝えられております。

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この ナカモトイロワケハゼ 、ここGP3では一時期、数多くの個体数の観察が
でき、撮影意欲を沸かせない時期もありましたが、最近では個体数が減少して
来たことから、再び見つける度に撮りまくっております。

いっぱい居る時は撮さなかったくせに、数が少なくなったら必死で撮影している
そんな自分のいい加減さにあきれたのか、今回の被写体のこの子は、撮影を
している間、終始、ぽかんと口が開きっぱなしでした。

2008年11月04日

●ハゼ科の1種-14 その2

このところナイトダイビングでの観察報告が続いておりましたので、本日は
久々に昼間のダイビングでの観察報告です。

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ハゼ科の1種(雄)  学名Gobiidae Sp
撮影 2008年10月:PALAU -12m 大きさ20mmぐらい 
生息域 ケラマ諸島、石垣島、西表島 、西部太平洋など

ちょっと第一背鰭が小さい雄でしたが、胸鰭と腹鰭が立派でした。
平凡社の「決定版:日本のハゼ」では ハゼ科の1種の14 として掲載されてます。

特徴としては、頭側面や背面にひげ状の突起があり、雄は第1背鰭の第1棘が
進長し、第1鰭膜に切れ込みがほとんど無い。
河川の河口に近い内湾や、内湾サンゴ礁域の礁湖などに砂地に棲息しており、
砂底の枯木や、死サンゴ塊、枯れ葉等の下で観察出来ます。

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ハゼ科の1種(雌)  撮影 2008年10月:PALAU -12m 大きさ20mmぐらい 

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ハゼ科の1種(雌の子供)  撮影 2008年10月:PALAU -12m 大きさ10mmぐらい 

自分自身としては、一年半ぶりの観察でした。
以前は ムーンスポッテッドシュリンプゴビー が観察出来て、 ハゼ科の1種
たくさんいたのでよく来ましたが、最近は ムーンスポッテッドシュリンプゴビー
いなくなり、 ハゼ科の1種 も、まず見かけないと言う事で来てませんでした。

と言うか、今年の春は来ようとしたのに、たどり着けなかったのですが。

潜る前にサザンマリンダイバーズの拓ちゃんは、「先日、ぢろーさんと一緒に
来たけど、ぢろーさんでさえ見つけられんかったのに、オレ自信ないですわ~」
とか言っておきながら、結局、雄の大人1個体、雌の大人と子供を各1個体の、
合計3個体も見つけてくれました。

「いつの間にか、拓ちゃん立派に成長しとるやん~」と、水中スレートで賞賛!
そうなんです、国内ではテックスレートしか持たない自分も、パラオには普通の
マイ水中スレートを置いてあり、水中で偶にカキカキしてます。

思えばこの春に潜りたくて拓ちゃんにリクエストしたところ、何故か拓ちゃんが
このポイントの位置を忘れてしまい、オペレーターもその時に限ってアレンさん
では無かったのと、自分が覚えていた目印のアレンさんのココナッツの木が
枯れてしまっていたので、たどり着けなかったのです。

その時の事は、 こちらを 参照して下さい。

でもその時は、珍しい オキナワハゼ属の1種 を拓ちゃんに見つけて貰って、
それはそれなりに良かったのですが、今回は、今まで何度か潜っても一度に
観察出来たのは 2個体止まりでしたが、今回は 3個体と大ヒットでした~

この珍しい ハゼ科の1種 を見たい方は、是非ぜひサザンマリンダイバーズ
拓ちゃんに、リクエストしてみて下さい。

2008年11月03日

●ハクテンカタギ

皆さんが当ブログをご覧になる頃には、もうレースは終わっておりますが、
まもなくF-1ブラジルGPの決勝スタートです。

それにしても昨日の予選、マッサ圧巻のポールポジションタイムでした。
この勢いで母国ブラジルGPを優勝し、年間チャンピオンになって欲しい物です。

今宵は世界中のティフォシーが、TVの前で釘付けです。

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ハクテンカタギ  学名Chaetodon reticulatus
撮影 2008年10月:PALAU -3m 大きさ150mmぐらい 
英名 Reticulated butterflyfish
生息域 小笠原諸島、琉球列島以南 ~ 西部太平洋、ポリネシア、ハワイなど

サンゴ礁域の潮通しの良い礁外縁、礁斜面、礁湖などに生息してます。
特徴は、体形は丸く側偏しており、体側面に黒地に白色小斑点が網目模様に
並んでいる。
黒色縦帯が目の上を通っているなど。

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実はこの画像、 2枚とも外洋ナイトダイビングでの撮影です。
昨日の報告の インドカエルウオ と違って、この方達は昼でも夜でも同じ姿を
しておりますね。

奄美大島や屋久島あたりでも希種の ハクテンカタギ ですが、パラオでは
普通種です。
まっ、所変わればってところですが、もしも南紀辺りで見られたら大騒ぎでも
こちらではガイドさんから、紹介すらして貰えません。

でも、実は自分の好みを知ってるガイドさん達が、自分には紹介しないだけで、
他のダイバーの方達には紹介しているかも知れませんね。

次回行った時は、チョウチョウウオとヤッコ、いっぱい紹介してと言ってみますか。

2008年11月02日

●インドカエルウオの、ナイトカラー

とうとう2008年のF-1グランプリも、今週末のプラジルGPが最終戦です。

昨年のキミ・ライコネンの様に、フェリベ・マッサの逆転でのチャンピオン獲得に
期待して、この後1時からスタート予定の予選タイムトライアルのTV観戦に
早くも興奮しております。

さて昨日は外洋ナイトでの監察報告でしたが、本日は内湾に生息する生物の
報告です。

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インドカエルウオ  学名Atrosalarias fuscus holomelas

 スズキ目 / イソギンポ科 / インドカエルウオ属
撮影 2008年10月:PALAU -3m 大きさ100mmぐらい 
英名 Brown coral blenny
生息域 奄美大島、琉球列島以南 ~ インド洋、西部太平洋など

内湾性で、サンゴ瓦礫やエダサンゴの中でよく見かける インドカエルウオ 君の
パジャマ姿です。

世界中に分布生息するカエルウオは同属亜種が多数存在しますが、インド洋側に
生息するものを基亜種とする為、 インドカエルウオ と呼ぶそうです。

太平洋側の亜種にも色んな体色が見られますが、今回はインドカエルウオ属の
同種での、色彩変化を紹介させていただきます。

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通常、昼間に観察するカラーは、この様にほぼ真っ黒な体色ですが、

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恋の季節に、婚姻色に変色すると、こんな色になってしまいます。

因みにこの姿は、今年4月の早朝ダイビング中の、午前 7時頃に同じポイントで
撮影した姿です。
朝から元気いっぱいで、ノーマルの黒色と、婚姻色を交互に繰り返して体色を
変化しつつ、サンゴの中をチョロチョロと動きまくってました。

IndokaeruYg20061012.jpg

最後に、幼魚時代は、こんなに可愛い姿をしております。
スズメダイ同様、なんで大人になるとあんな地味な色になっちゃうんでしょうね。

2008年11月01日

●トマリヒイロテンジクダイ

今回のパラオ合宿日程では、ぢろーさんが柏島豪遊中の為、外洋のナイトは
無いなと思っていたのですが、サザンマリンダイバーズのGMのコージさんから、
「日程の後半に、ミッドナイト行きましょうか」との悪魔の囁きがあり、今回も
2回、外洋のナイトダイビングに行ってこれました。

そう言えば、うっかりしてましたが コージさんは外洋ナイトが大好きな方で、
今年の春は、毎日ナイトダイビングのみ出勤の方でした。

外洋のナイトダイビングでは、天候、時間帯、月齢、潮位、潮流などの様々な
要素によって変化しますが、条件さえ合えば、 ハダカイワシ オキオドン 等の
深海生物や、様々な稚魚などが観察出来ます。

もちろん今回も稚魚の写真を何点も撮影しましたが、残念ながら図鑑を調べて
みても、稚魚は大抵載ってませんので、いつか名前が判明したら報告させて
いただきます。

もうひとつのナイトの自分の楽しみは、日中は洞窟や岩礁などの穴深くに隠れ
ている甲殻類や、テンジクダイ科の生物観察です。

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トマリヒイロテンジクダイ  学名Apogon evermanni
撮影 2008年10月:PALAU -12m 大きさ50mmぐらい 
英名 Oddscale Cardinalfish
生息域 八重山諸島以南 ~ インド洋、太平洋域など

サビクダリボウズギスモドキ クダリボウズギスモドキ コヤリイシモチ 等と
同様に、日中は洞窟などの穴奥深くに隠れているテンジクダイです。

吻部は尖り眼上部が少し窪んでおり、第二背鰭の基底後端付近の背部にある
黒色斑と白色斑が特徴。

tomarihiirotenjikudai20081021a.jpg

たまに昼のダイビング中に見かけたりする事はありますが、ターゲットライトを
あてただけですぐに引っ込んでしまい、画像に納めるのは先ず無理ですが、
ナイトダイビングでは寝ぼけているのか動きが鈍く、何とか撮影が可能です。

テンジクダイフェチの自分にはたまらない、洞窟系のテンジクダイです。

2008年10月31日

●ベニハゼ属の1種と、ニンギョウベニハゼ

昨日、NHKのハイビジョンSPの事を書かせて頂きましたが、そう言えば今週の
月曜日には、今年、女優業をしばらく休止して音楽活動に選任していた時期の、
柴崎コウを特集しておりました。
ただのシンガーでなく、作詞家と言うアーティストでもあったんですね。
才能が有る方は、ステキです。

ここ最近、地上波のNHKスペシャルでも B’z特集を放送するなど、いままでの
NHKスペシャルでは取り上げなかった題材が、このところ特集されてます。
変化しつつあるNHKに期待です。

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ベニハゼ属の1種  学名 Trimma Sp
撮影 2008年10月:PALAU -36m 大きさ20mmぐらい 
生息域 とりあえず PALAU

ちょっと名前の判らない ベニハゼ属 です。
生息地は結構深場で、 ニンギョウベニハゼ の赤斑付き、て感じですが、
詳しいこと何も判らないので、とりあえず画像報告に止めておきます。

という事だけだと本日の報告は寂しいのと、では ニンギョウベニハゼ とは?
ってぇところで、本日はもうひとつ生物報告です。

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ニンギョウベニハゼ  学名 Trimma sheppardi
撮影 2008年10月:PALAU -20m 大きさ20mmぐらい
生息域 奄美大島、沖縄諸島以南 ~ インド洋、西部太平洋域など

特徴は、頭部に4色の横帯があり、体側面に黒色斑が縦列すること。
体高は高め。
他のベニハゼと同じで、岩礁の穴の天井や壁面に単独で居る姿が観察出来ます。

ningyoubenihaze20081021b.jpg

何となく、このニンギョウベニハゼ色が薄いな~と思った貴方、すんばらしい~
はいっ、お友達です。

実はこれ、ナイトダイビングでの撮影した物なんです。

ナイトダイビングで、ベニハゼですよ~~!!!

こんな事書くと、またもや変態ダイバーと思われそうですが ( 事実、自他共に
認める変態ダイバーですが ) 、一番上の ベニハゼ属の1種 の初観察よりも
大興奮しまくりでした。

ナイトダイビングの経験がある方なら判っていただけると思いますが、ただで
さえ岩陰に年中引きこもりのくせに、ベニハゼは夜の暗闇の中では、更に更に
どこかに引きこもっていて、姿を見ることは先ずありません。

これは図鑑などでも見たことも無い、ベニハゼのナイトカラーが初めて撮せると
大興奮。
夜の10時過ぎだというのに、パラオまでやってきてボートの上で大の大人が
カップラーメン食べただけで、外洋の岩の穴にデジイチと自分の頭突っ込んで
大はしゃぎしてます。

でも結果は残念、ご覧の様に昼間と同じ体色でした。
たぶん、今後ナイトダイビングで観察しても、今回の様に興奮する事は無いと
思います。

●ビジネスシート

いつも貯まったマイレージを使用してパラオに行ってます。
実はマイレージ使用には燃料サーチャージ代金がかかりませんので、通常の
エアーチケットと比べて、ずいぶんとお得意なんです。

いつもならエコノミー席にしてマイレージ数を節約してますが、今回はセントレア発
だけの特別キャンペーンにて、マイレージ数が50%でチケットに交換できましたので
ビジネス席で行ってきました。

コンチネンタル航空の場合、ビジネスシートで何が良いかと言うと、まず機内預かりの
荷物が、エコノミー席では22Kg迄の荷物が2個に対して、ビジネス席では34Kg迄の
荷物が3個までOKになります。
これはダイビング器材やカメラなどの荷物が多いダイバーにとって、大助かりですね。

あとは広いシート、搭乗、下乗での優先扱い、専用トイレ等と他にも色々ありますが、
今回帰り便だけですが、ビジネス席の食事サービスを撮影してきましたので、今回
リポートさせて頂きます。

まずは、パラオ~グアムのサービス。
20081023daa.jpg

勘違いかも知れませんが、エコノミー席では何も食事が出なかった様な気がします。
でも実際はいつもこの便は、ぐーぐー寝てますので判りません。
ちなみに今回も寝ぼけている中でサービスされましたので、飲み物も違いがわかり
ませんでした。

続いて、グアム~セントレアでのサービス
20081023dab.jpg

あれっ?まるで先ほどと同じと思っていたら、フルーツを食べ終わってみると、
20081023dac.jpg

次の料理が運ばれてきました。
しかも料理はメイン料理と、スクランブルエッグかパスタ、サイド料理はポテトか
コーンフレークが選択でき、パンもおかわりができます。

因みに飲み物は、エコノミー席+アルコール類でしたが、セントレアに到着後に
運転が控えている自分は、我慢してオレンヂジュースにしておきました。

この便も、いつもならずう~っと寝ていて食事は食べませんが、今回は折角の
ビジネス席なので食事だけは全ていただき、それ以外はやはりいつもの様に
爆睡しておりました。

しかし料理自体が全然違いますが、食器が陶器、ナイフ、フォーク類が金属と
言うだけでも料理が豪華に見えてしまいますね。
これなら、今後はマイレージいっぱい使ってビジネスで行こうかなって思った
帰り道でした。

2008年10月30日

●ニュウドウダテハゼ

当ブログで偶にF1グランプリの事をかいてますが、自分はバイクのモトGPも
実は大好きです。
昨夜のNHKーBSハイビジョンSPにて、モトGPと呼ばれる前の GP500世界
選手権で90年代後半に計3度優勝した、ノリックの特集番組が放送されました。

ノリックの栄光と挫折、約一年前の突然の訃報、そしてチーム・ノリックの今の
活動を纏めた番組でしたが、バイクの世界の頂点レースで優勝した、数少ない
日本人ライダーノリックの足跡を描いた素適な番組でした。

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ニュウドウダテハゼ  学名 Amblyeleotris fontanesii
撮影 2008年10月:PALAU -14m 大きさ300mmぐらい 
英名 Giant Shrimpgoby
生息域 奄美大島、琉球列島以南 ~ インド洋、西部太平洋など

今回のパラオ秋合宿には、D300とD200のデジイチを持って行きました。
わざわざ重いデジイチを 2台も持っていた理由は、このダテハゼ属を撮影する
為です。

普通なら 2台のデジイチをそれぞれワイド仕様と、マクロ仕様にセッティングを
したのかなと思われるでしょうが、いいえ共にマクロ仕様で、メインのD300は
105mm、そしてD200は60mmでセッティングして 2台をそれぞれ両手に持って
エントリーしてきました。

たぶん写真では大きさはピンと来ないと思いますが、約300mm位のバカデカイ
ダテハゼ君です。
なので105mmで挑んだ下2枚の写真は全身が入らないか、遠くからモクモクの
中で撮すかになってしまいます。

ならば60mmでと思った次第で、今回の2台持ってのエントリーになった訳です。

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撮影 2007年11月:PALAU 大きさ300mmぐらい 

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撮影共にPALAU  左:2008年10月 大きさ約50mm、右:2006年10月
ニコニゴ写真でちょっと見づらいですが、写真上左が幼魚です。

ぱっと見、砂泥底にテッポウエビ類と共生してる バカデカイ ダテハゼ ですが、
第一背鰭に大きな黒色斑が有る事で同定ができます。

因みにこの黒色斑は、成長と共に色が薄くなり目立たなくなってしまいますが、
反対に体はドンドン大きくなっていきますので、大きさで一目で同定が可能に
なります。

2008年10月29日

●リボンスズメダイ

本日報告する生物を初めてパラオで見たのは、サザンマリンダイバーズさんの
とあるオリジナルポイントへ向かう途中の川でした。

海水と真水とマングローブの泥が入り交じったミルクコーヒー色の、ぱっと見
ワニが住んでそうな川縁に、数匹が固まって泳いでおります。
ちょっと中に入って撮影するのは危なそうなので、拓ちゃんと 2人で上から
眺めていただけでした。

でもそれから半年後、とうとうダイビングで行けるところで観察できたんです。
それからは 3度ほど撮影してみましたが、全てニゴニゴのダメダメ写真ばかり
でした。

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リボンスズメダイ  Neopomacentrus taeniurus
撮影 2008年10月:PALAU -1m 大きさ40mmぐらい
英名 Freshwater demoiselle
生息域 奄美大島、琉球列島以南~インド洋、西部太平洋、PNGなど

特徴は、体高が低く、大きく切れ込んだ尾鰭の中央部と背鰭後縁が黄色く、
サイ蓋上方の黒色斑は胸鰭基底の黒色斑より小さいか同じ大きさな事。
因みに近似種の クロリボンスズメダイ は、 リボンスズメダイ の黄色の
部分が白く、サイ蓋上方の黒色斑は胸鰭基底の黒色斑より大きいことで
区別が出来ます。

マングローブ域や河川汽水域に生息するスズメダイですので、なかなか普通の
ダイビングポイントでは観察しません。
沖縄辺りでは沢さん観察出来るのかも知れませんが、自分がパラオで観察した
ダイビングポイントは今のところ 2ヶ所だけです。

動きは速く、しかもいつも動きっぱなしです。
全鰭が全開になる姿も、ほんの一瞬だけ。

生息域も水底の岩礁にマングローブの泥が被った浅場なので、体が波に揺られ
ちょっと動くだけで、水中にマングローブの泥が待ってしまい、完璧な撮影は
なかなか難しいです。

その証拠に、いろんな文献でも全鰭全開のクリアーな写真を観れません。

ribbonsuzumedai20081022b.jpg

今回の写真も、「やっつけたった~!」と言うレベルでは有りませんが、初めて
観察してから約1年半、やっと何とか見られる写真が撮れました。

しかし、こんな程度の写真では満足は出来ません。
次回こそ、チリひとつないクリアーな全鰭全開写真を目指します。

●パラオの消防署

自分の場合、パラオに居る間、朝は6時に出かけて深夜までホテルに戻って
来ませんので、ホテル滞在時間はほとんどありません。
寝てる間の各バッテリー類の充電と、荷物置き場に利用しているだけです。
なのでリーズナブルで、フロントの子達がとっても愛想の良いVIPホテルを
ほとんど利用しております。

今回はそんなVIPホテルの部屋のベランダから、時間は若干異なれど、毎朝
撮したパラオ消防署の定点観察の報告です。

まずは、この5枚の画像をご覧下さい。

20081018caa.jpg
撮影日時 2008年10月18日午前6時30分頃

20081019caa.jpg
撮影日時 2008年10月19日午前6時00分頃

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撮影日時 2008年10月20日午前6時00分頃

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撮影日時 2008年10月21日午前8時00分頃

20081022caa.jpg
撮影日時 2008年10月21日午前8時00分頃

写真の左手前の白い建物がパラオの消防署で、隣の赤い屋根の建物がパラオの
警察署です。
日によって写真の角度が若干異なりますが、パトカーは結構駐車している位置が
日々違ってますが、各消防車の駐車位置は全く変わっておりません。

確かにパラオ内で走っているパトカーは見かけますが、消防車はほとんど走ってる
姿を見かけたことが無く、それだけ火事が無いって事で素晴らしいとは思いますが、
でも駐車してる位置が変わっていないって事は、日々訓練はどうしてるんでしょう?

残念ながら、自分はパラオ滞在中はホテルを朝出かけて戻ってくるのは、ナイト
ダイビングが終わってからなので、昼間の消防署員の方達の観察ができません。

ただ、最終日のダイビングをしない夕方近くに見た数人の消防署員らしき方達は、
キャッチボールを楽しまれておりました。

まっ、平和なんで、それでいいのかな。

2008年10月28日

●マスダオコゼ属の1種 その2

先々週末から、先週中旬にかけてパラオに行っていた間に撮り貯めたおいた
TV番組の録画をひととおり見終えました。

残念な我がフェラーリチームは、中国GPで宿敵マックラーレンのハミルトンに
何と優勝をさせてしまっており、次回の最終戦ブラジルGPの結果待ちでは
ありますが、ほぼ今年のチャンピオンは無理かと。

ドラゴンズもジャイアンツに負けてしまうし、あとは我がグランパスに期待する
のみです!!

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マスダオコゼ属の1種   Cocotropus Sp
撮影 2008年10月:PALAU -5m 大きさ50mmぐらい
生息域 伊豆半島以南 ~ 西部太平洋

この生物、自分が初めて観察したのは今年夏の柏島です。
その時は初めて観察のスーパー珍生物なのに、いきなり男女三つどもえの
修羅舞台にて、詳しい生態がわからない生物ゆえに大興奮での撮影でした。

その時の様子は こちらを 見て下さい。

基本的に夜に観察しやすい生物らしいですが、今回はサザンマリンダイバーズ
拓ちゃんがナイトダイビング中に見つけてくれました。

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正面から見ると、なにか犬のような、馬のような顔してますね。

masudaokozeSp%2020081019a.jpg

昨日の報告にて、サザンマリンダイバーズさんのオリジナルポイントにおける
自分の様な さかなヲタク向けの、クォリティの高さを説明させて頂きましたが、
実は本日の生物の観察ポイントは、まだそんなオリジナルポイントにもなって
いない、名の無いポイントです。

今年の4月に内湾のナイトダイビングで、自分が今まで潜った事が無いところを
リクエストしてみたところ、どうかな~って感じでゲストは自分1名、ガイドさんが
3名、アシストが2名の計6名で潜ったポイントなんですが、実は大変メジャーな
沈潜ポイントの近くです。
WW2において、アメリカの攻撃で沈められた日本の船が沈んでいる近くです。

流石にナイトでそこはヤバいよって事で、近くを潜ってみたら、テンジクダイ系や
甲殻類が無茶苦茶面白かったので、今回もリクエストして潜ってみたのですが、
エギジット後に拓ちゃんと2人して「見たらあかんもん、見てしまったね~」って
会話が出たものを見てしまいました。

それは、明らかに大きな船の残骸と判ってしまう、厚い鉄板の人工造形物。
ただの沈没船かも知れませんが、場所が場所だけにちょっと想像が膨らんで
しまいました。

まぁ~でも、その後、おかしな現象は有りませんし、もともとその類の感性に
乏しい自分では有りますので。
何とも無いでしょう、きっと。

2008年10月27日

●シボリ その2

本日報告の生物で、今回の秋パラオ合宿報告は4回目です。
実は報告している生物の観察ポイントが、"マッドシティ"、"GP2"、"GP3"と
昨日まで来て、本日は"サザン桟橋前"と、全てサザンマリンダイバーズさんの
オリジナルポイント。

パラオを代表するメジャーポイント以外にも、こんなに自分の様な生物ヲタクを
楽しませてれるポイントが、パラオにはいっぱいあります。
そんな素晴らしいフィールドが、自分をこの3年間に 9回も通わせてしまった
要因なんだと思います。

shibori20081018a.jpg
シボリ   学名Fowleria variegata
撮影 2008年10月:PALAU 深度 -2m 大きさ40mmぐらい
英名 Variegated cardinalfish
生息域 奄美大島以南、紅海、東アフリカ、インド洋、西部太平洋域など。

観察したのは、 約半年前に シボリ を報告させていただいたのと同じく、
サザン桟橋前で、こちらも同じくナイトダイビング中でした。

違いは前回は成魚でしたが、今回は特徴のエラブタの黒斑の色が薄~い
赤茶色で、水中では異なるテンジクダイ系の生物と思ってましたが、帰って
きてから色々と調べてみると、やはり シボリ の中学生ぐらいのステージの
様です。

たぶん。
でも、間違ってたらゴメンなさい。

生息していたのも同じスギノキミドリイシや、ユビエダハマサンゴの群生の中で
隠れる様に潜んでおりました。

shibori20081018b.jpgshibori20081018c.jpg

残念ながら、この シボリ 、自分は今までこのサザン桟橋前でしか観察した
事が有りません。
以前に柏島でも観察されてますが、一瞬のでき事だったみたいで、やはり
奄美以南へ行かないと難しそうですね。

でも本当に、 シボリ なのかな~?
今回はかなりの自信ウスウスです。
もしも間違いと気づかれた方がいたなら、お手数ですがご連絡願います。

2008年10月26日

●ストライプヘッド ドゥワーフゴビー

本日は自分が海外で一番沢さん潜っているサザンマリンダイバーズさんの
オリジナルポイント、”ゴビーパラダイス3”、略してGP3からの報告です。

このGP3、自分が初めて潜ったのは2006年の4月と比較的最近なのですが、
その後2年6ヶ月の間に今回の6本も含め合計35本潜っており、パラオ全体での
ダイビング本数が197本なので、実にパラオでのダイビング本数の約18%を
占めているほど、はまってしまったポイントです。
自分が、世界で一番大好きなポイントなんです。

なのに、今年の4月に潜った時にも感じましたが、以前に比べて-20m近辺の
砂地でのヤツシハゼ属や、 ナカモトイロワケハゼ 等の生息個体数が激って
おります。

浅場で観察出来る生物層に変化はさほど感じられませんが、砂地に落ちてる
流木や、空き瓶、空き缶などの生息床が減少してしまったせいも有るかとは
思いますが、一番の原因と思われるのが最近現れだした台湾人の観光客。

20人ほどのゲストを乗せたシュノーケリングツアーボートが、BBQランチにと
GP3の桟橋にやってきて、その時にシャワー等で海に落ちる日焼け止め用の
ローションが大きな原因かと思います。

小さいハゼなどの生物は、日焼け止め用などのローションが大嫌いです。
今まではサザンマリンダイバーズさんのゲストが偶に入るだけでしたから
さほど影響は無かったと思いますが、最近、上述の台湾人観光客達が沢さん
来られるようになった環境の変化が、大きいのかなと感じられました。

できる事なら、このブログを見て頂いている皆さんも日焼け止めローションなどは
使わずに、潜って頂ける事に期待いたします。

stripehead20081020a.jpg
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ストライプヘッド ドゥワーフゴビー  学名 Trimma striata
撮影 2008年10月:PALAU GP3 水深-3m 大きさ30mmぐらい 
英名 Stripehead Dwarfgoby
生息域 インド洋、西部太平洋、北部オーストラリア、PNGなど

日本では観察が出来ませんが、パラオの内湾を潜った方なら皆さん誰でも
観察していると思われる、 キャンディケイン ドゥワーフゴビー と並ぶ、パラオの
ベニハゼ属の普通種です。

stripehead20080412a.jpgstripehead20080412c.jpg

内湾ポイントなら何処でもほぼ観察出来ますが、ここGP3では色彩が濃く、
他のポイントと比較して赤白がクッキリとしており、大きなシャコ貝に乗って
たりと写真のバックも映え、綺麗な画像が撮れますよ。

stripehead20081020b.jpg

なので、いつも図鑑写真の自分でも、こんな画像撮っちゃってます。

そして本日はもうひとつ、GP3での生物観察報告です。

mimic%20Oct%2020081021a.jpg

単なる証拠写真ですが、写真の真ん中下辺りに写る二つの擬態された目。
そうなんです、 ミミックオクトパス です。

自分は初めて観察した興奮で、デジイチを構える姿が早かったのか、5m以上も
離れていたのに引っ込まさせてしまいました。
結局、1本目に見たきり、2、3本目は観察出来ませんでしたが、拓ちゃんと目印を
つけておきましたので、近いうちにサザンマリンダイバーズさんで潜られる方は、
早めに拓ちゃんにリクエストしてみて下さい。

因みに、今回拓ちゃんは砂の穴の中で、 ミミックオクトパス に噛まれております。
翌日ピンピンしていたので、どうやら毒は持ってないようですよ。

2008年10月25日

●インコハゼ属の1種

一昨日の午前10時30分にセントレアに到着後、自宅に溜まった洗濯物を届けて
正午にはオフィスに出社できました。
今回の秋合宿に参加中に溜まっていたメールをチェックしていたら、右手の肘から
手先に掛けて、シビレを感じました。

「うぇ~、ひょっとして?」と思いましたが、まてまて秋合宿の全てのダイビングは
ディープストップ理論での減圧の上に、ダイコンの計算上の減圧クリアーをしており、
最終日前日のミッドナイトでは32%のナイトロックス、更に最終日は水深 -1m~
-14mの水深下でのダイビングにも関わらず、50%のナイトロックスで潜ってます。

通常のダイビング無しの休息環境状態よりも、加速減圧気味の環境下に自分の
体をおいていたのに何故?

と、思いながらしばらく肘全部の筋肉を揉んでみたところシビレは無くなり、痛みも
和らぎ、どうやら単なる自分の持病のいわゆるテニス肘の悪化でした。
秋合宿にて短期間にデジイチを持ちすぎた疲労が原因だったみたいですね。

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インコハゼ属の1種  学名 Exyrias akihito
撮影 2008年10月:PALAU -14m 大きさ 80mmぐらい 
生息域 八重山諸島以南 ~ インド洋、西部太平洋など

今回の秋合宿でも、初めてお会いできた生物が沢さんありました。
なので紹介する選択に悩めるところですが、昨日のスズメダイ科につづいて
本日はハゼ科の紹介、しかも今回の秋合宿初のハゼ紹介と言うところで、
神々しく明仁天皇の名前が学名に付いたインコハゼ属です。

inkohazeSp%2020081018c.jpg

自分が知る限りの色々な図鑑を調べてみましたが、残念ながらまだ和名も
英名も付いていないようで、Webサイトでもランドール博士の学名での紹介が
確認出来ただけでしたが、サザンマリンダイバーズさん関係のガイドさんや、
ゲストさんの中では通称 天皇ハゼ と呼ばれてます。

尚、今回撮影した個体はまだ若者らしく、ガイドしてくれた自分担当のガイドの
サザンマリンダイバーズの拓ちゃん曰く 「こいつは 皇太子ハゼ ですわ」 との
スレートでの説明。

初対面の生物に対し、バリバリ興奮気味で撮影している自分の気持ちを察し、
緊張をホッと和らげさせる・・・・・

う~ん、相変わらず旨いこと言うガイドさんですわ。

2008年10月24日

●スミゾメスズメダイ その2

しばらくお休みさせていただいた当ブログですが、本日より再開させて
いただきます。

2008年秋のパラオ合宿の報告、第一弾は約一年ぶりに挑んだ生物です。
自分としてはこのポイントでしか観察出来ていない生物だけに、今回の
撮影後は、「撮ったどぉ~!!」と、叫ぶ様な感動モンでした。

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スミゾメスズメダイ  Pomacentrus taeniometopon
撮影 2008年10月:PALAU -1m 大きさ40mmぐらい
英名  Brackish damsel
生息域 琉球列島以南~西部太平洋のマングローブ域、および河川汽水域。

約一年前の初めての出会いの時は、かなりいまいちの 幼魚様 の写真を
撮すのが精一杯で、成魚に至っては完敗でした。
今回の撮影した生息地もその時と同じ場所、干潮時には完全に水面より上に
干上がってしまい、満潮時でも最大水深が2mも有るかどうかの生息環境です
ので、今回は上潮とは言え、やはりタンクを水面より飛び出しての撮影でした。

sumizomesuzumedai20081022a.jpg

実はこのポイントは、サザンマリンダイバーズさんのオリジナルポイント。

ガイドの拓ちゃんも、ゲストと潜るのは今年春以来との事でして、浅あさの
ポイントの岩と言う岩に、マングローブ域独特の赤茶の泥がシルト状態で
貯まっており、自分の動き以前に スミゾメスズメダイ が動くだけで泥ドロが
水中に待ってしまい、上の写真の様に写真に舞いあがったドロが映り込んで
しまいます

満潮に一時間ほど早い時間帯でしたが、それでもこの通りのシルク状態、
いつかクリアーな海で、撮り直したい物です。

2008年10月17日

●セントレアにて

20081017aaa.jpg

毎度お馴染みセントレアのゴールドラウンジで、\ただ生ビールです。

去年は仕事や遊びで、合計8回利用させていただきましたが、今年は
これで2回目。
久しぶりなので間違って、ゴールドの上のカードを提示してしまい、
慌てて違うゴールドカードを提示し直しましたが、提示し直しは必要で
あったのでしょうか。

帰国してから確かめてみます。

●明日から、2008年秋合宿

本日のセントレア発グアム行き午前便で、2008年秋のパラオ合宿へ行って
参ります。

去年は過去最多の4回もパラオ合宿に行けましたが、今年は仕事の関係で
盆暮れ正月GW休暇がが無いのは今まで通りで、更にそれ以外でも長期の
休暇取得が困難になり、今回で2回目の合宿です。
まぁ 2回行けるだけでも幸せな事ですが。

長期休暇が取れない代わりに、2~3日間の連休の取得が例年と比較して
取り安く、例年以上に今年は柏島出張が増えてますが、今年の国外脱出
自体が、4月以来の2度目です。

そのせいか、マイレージがかなり貯まりましたので、今回はビジネス席。

と言っても、コンチネンタル航空のマイレージ50%OFFキャンペーンなので、
通常60,000マイルのビジネス席が、30.000マイルで購入できました。
つまり、エコノミー席のマイル消費数で、ビジネス席が購入できた訳です。

20081017aaa.jpg

何か前にも、同じ様な画像を載せて書いたような気がしますが、上の画像は、
今回の秋のパラオ合宿に持ち込むカメラ器材の全てです。

ちなみに今回持ち込むのは、下記のリストです。

 カメラ本体・・・・NikonD300、D200、CanonIXY910ISが各1台。
 レンズ・・・・・・・Nikonマイクロ105mmVR、マイクロ60mm
           Kenkoテレコン1.4倍と、2.0倍の2種類。
 ハウジング・・・NexusD300、D200と、Canon純正WP-DC17
 ポート・・・・・・・上記レンズ用のNexus2種類と、テレコン用2種類
 ストロボ・・・・・・INON Z240、Z220が各2個ずつ
 ライト類・・・・・・ダークバスター24Wが1個、フィッシュアイLED48が2個。
 その他、45度ファインダ、コンバージョンレンズ、アーム類、ストロボ接続の
 コード類、各カメラの予備バッテリー各1個、単3充電池 SANYO2700mmと
 エネループが合わせて合計48本、各電池の充電器類、予備の各Oリング、
 グリス類などなど。
ぜーんぶ、合わせてカメラケースに入れたら、合格点の22Kgでした。
でも今回はエコノミーの23Kgまでではなく、32KgまでOKなのですが。

パラオに行くと言うのに、ワイドレンズを持って行かない点で、既に変態合宿
モードぶりが判るかと思います。

他には、BC、レギュ、ウェット、フィン等の、通常のダイビング器材一切は、
いつもお世話になってる現地サービスのサザンマリンダイバーズさんに預けて
あるので、ダイビング器材としては今回持って行くのはマスクのみと、折角の
ビジネス席なのに、預け入れ荷物の数も、いつもの2個で済みそうです。

ところでパラオは、残念ながら通信のインフラ環境は良くありません。
なので申し訳ありませんが、しばらく当ブログは休載させていただきます。

月末からの、パラオ合宿報告をお楽しみに~♪

2008年09月30日

●ヤノダテハゼ

本日はダテハゼ属の中で、もっとも自分が好きな生物の紹介です。

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ヤノダテハゼ  学名 Amblyeleotris yanoi
撮影 2008年9月:柏島 -16m 大きさ 50mmぐらい 
英名 Flagtail Shrimpgoby
生息域 伊豆諸島、紀伊半島、柏島、沖縄諸島以南 ~ インド洋、
  西部太平洋、PNGなど

尾鰭の濃い黄色、オレンジとブルーのラインの色彩が特徴ですが、ほとんど
体半分は穴に埋まっていて、チラッと見える尾鰭の色彩で確認が出来ます。
また他のダテハゼ属と比較して、4本の横帯が赤色っぽく太い事も特徴。

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撮影 上左 2007年8月:柏島  上右 2006年4月:PALAU

前回の AQUAS さんでのログ付け時に、 kazu さんの撮された 素晴らしい
ヤノダテハゼ の画像に魅せられ、今回の柏島でかなり粘ってみましたが、
まだまだ自分の撮影スキルでは、ムリっ!

Max -18mの水深なのに、スチール12LのWタンク背負って粘ってみましたが、
( 因みに今回の柏島では、深かろうが浅かろうが、常にWタンクしてました。 )
上の写真以上に、穴から出てくれる事は有りませんでした。

もうちょこっとだけ、出てくれるだけでいいのに~、残念~!!

2008年09月28日

●フタスジリュウキュウスズメダイ

本日は柏島でなきゃって生物では有りませんが、今回幼魚の異なるステージの
サイズが2種類撮れましたので、いつもと志向を変えて、ひとつの生物のステージ
毎の姿で紹介させていただきます。

でもこのパターンに動画が加えたのが、本来、自分が当ブログで最もやってみたい
紹介方法なんです。

futasujiryuukyuusuzumadai%2020080924a.jpg
フタスジリュウキュウスズメダイ  Dascyllus reticulatus
撮影 2008年9月:柏島 -9m 大きさ10mmぐらい
英名 Reticulated Dascyllus
生息域 伊豆半島以南 ~ インド洋、太平洋域など

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撮影 2008年9月:柏島 -12m 大きさ20mmぐらい

特徴は体高は高め、白が基調の体色に黒色の横帯が背鰭前縁と、背鰭後縁に
2本入る事で、他のミスジリュウキュウスズメダ属と識別が出来ます。
この2本の横帯は、若いステージほど鮮明で、成魚に成長するほどどんどん薄く
なっていきます。

futasujiryuukyuusuzumadai%2020060406a.jpg
撮影 2006年4月:PALAU 大きさ30mmぐらい

futasujiryuukyuusuzumadai%2020061012a.jpg
撮影 2006年10月:PALAU 大きさ60mmぐらい

共に成長した姿です。
いちばん下の画像はほとんど成魚の姿で、ここまで成長すると体系は頭の先が
丸みを帯び、背鰭後縁付け根の黒帯は消え、まるでヒトスジリュウキュウです。

でも、他に ミスジリュウキュウスズメダイ ヨスジリュウキュウスズメダイ
存在を知っておりますが、 ヒトスジリュウキュウスズメダイ って居るんでしょうか?

2008年08月19日

●シマキンチャクフグ

多くの方がそうでしょうが、今は毎晩、北京オリンピックの放送を見ております。

同時に色んな競技を多数のチャンネルで放送されるので、自分は自宅の居間に
ある でかでかTVと、子供や自分のゲーム様のTVが、それぞれ2番組を同時に
視聴する事ができる事を良い事に、ひどい時は同時に4つの放送を見てます。

更に、同時にPCでブログ書いたり、DSライトでドラクエⅤをしてたりして。
勿論、そんな時は大好きな栗焼酎のダバタを飲みながらって事が多く、
こうなると、流石に何が何だか判らなくなってしまいます。

やはり自分は、聖徳太子様には成れないようですね。

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シマキンチャクフグ  学名 Canthigaster valentini
撮影 2008年4月:PALAU GP3 -3m 大きさ100mmぐらい 
英名 Black-Saddled Toby
生息域 南日本 ~ インド洋、西部太平洋など。

最初は、なにフグ?って思いましたが、ラブラブカラーに変身をしてしまった
シマキンチャクフグ さん達です。
自分達ギャラリーが居ると言うのに、人目もまったく気になさらず、2人夢中で
燃えまくっている ご様子でございました。

shimakichakufugu20080412b.jpgshimakichakufugu20080412c.jpg


近似種の ハナキンチャクフグ とは、2、3本目の縦縞が腹側まで伸びていて、
縦縞がオレンジ色と水色の線で縁どられていない事で区別できます。

また ノコギリハギ が擬態するモデルと言われております。

2008年05月16日

●パラオ特訓報告19 ヤツシハゼ

当ブログはハゼふぇちの為か、ハゼ科の紹介が多いのですが、意外なことに
大好きなヤツシハゼ属の、ノーマルな報告が未だでした。

もっとも、ノーマルって言っても、学名はまだ Spですけどね。

yatushihaze%2020080412a.jpg
ヤツシハゼ 雌   Vanderhorstia Sp
撮影 2008年4月:PALAU GP3 -12m 大きさ40mmぐらい
生息域 小笠原諸島、八丈島、伊豆半島以南~西部太平洋域など。

残念なことに、自分はまだ雌にしか出会えておりません。
バラオや柏島で、色んなヤツシハゼ属に出会えてますが、未だ出会えて無い
のが、この ヤツシハゼ の雄と、平凡社の「日本のハゼ」の区別での 1種の3

ヤツシハゼ属の全て制覇を目指してから、すでに3年が立ち、今回、写真上の
個体を見つけた時は、「やったぁ~、ついに1-3 」 と思いましたが、撮している
間に、ファインダー越しに見える姿で腹鰭の色彩が違う事が判りました。

yatushihaze%2020050319a.jpg
撮影 2005年3月:PALAU SFG -15m

こちらは、3年ほど前にD100で撮したものです。
上の写真の個体は、マングローブに近い水域で茶色い土壌での物ですが、
こちらは、反対にサンゴ砂的な白い土壌での個体です。

上の写真の個体は、特に近くに雄が居ませんでしたから、ディスプレイした
体色とは思えませんので、単純に棲息する土質での体色の違いと思えます。

この体色の違いは、他のヤツシハゼ属、ケショウハゼ、カニハゼ等でも顕著に
現れておりますので、また別の機会にでも報告させていただきます。

2008年05月15日

●パラオ特訓報告18 ダテハゼ属の1種

本日は、先日のダテハゼ繋がりで

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ダテハゼ属の1種   Amblyeleotris Sp
撮影 2008年4月:PALAU -40m 大きさ50mmぐらい
生息域 西表島、バリ、フィジィ-、PNGなど。

当ブログで毎度おなじみ平凡社の「日本のハゼ」に、 ダテハゼ属の1種-4
して載っている種です。
同誌では、 Arcfin Shrimpgoby ( Amblyeleotris arcupinna )と、同じ種と
思われると書かれておりますが、横帯と横帯の間の白い体色のところの淡い
微妙な色彩が、自分は違うような気がします。

今後標本による分類学的精査が必用って書かれてるので、まだ生物学的に
同定されていないと思うのですが、自分の様な素人達には判らないところで
学者さん達は、同定と思われる点があるんでしょう。

素人なりに、もっと勉強しないとダメですね。

2008年05月13日

●パラオ特訓報告17 ニチリンダテハゼ

昨日のスーパーはぜヲタクな報告と言い、最近はマイナーなハゼ観察ばかりの
報告をしてましたので、今日はいつもと嗜好を変えて、メジャーなハゼを報告を
させていただきます。

NichirinYg20080414b.jpg
ニチリンダテハゼ   Amblyeleotris randalli
撮影 2008年4月:PALAU -20m 大きさ50mmぐらい
英名 Randall's Shrimpgoby 
生息域 琉球列島以南、インド洋・西太平洋~ソロモン諸島など。

ハゼがちょっとだけでも好きなダイバーなら、誰でもご存じのハゼだと思います。
なので、詳しい説明は不要かと。

  ↑  ↑  ↑

 あっ!手抜きだ!!

NichirinYg20060504b.jpg
こちらは同じポイントで約2年前に撮した写真ですが、ひょっとしたらこの子が
成長して、今回観察された奴かも知れません。
もしもそうだったら、とっても嬉しいんですけど、小さなハゼにウミガメの研究の
様に、識別用のタグを打ち込む事はできませんもんね。

いつ見ても、透き通る様な白いボディにオレンジのラインが鮮やかで綺麗です。
なのに英名は、ちょっとセンスが・・・・・

2008年05月12日

●パラオ特訓報告16 サンカクハゼ属の1種を、2種類。

やりましたぁ~♪♪
フェラーリ 4連勝、マッサのトルコGP 3年連続のポール・トゥ・ウィン♪
この勢いで、2週間後のモナコGPは、1-2フィニッシュだ~!!
さてフェラーリが勝った夜は、自分のキー入力は自然に絶好調になりますので、
今日は長~い文章の生物観察報告です。

と言う事で、本日の報告は、平凡社の「日本のハゼ」に載っている和名の無い
種と、未記載のサンカクハゼの観察報告です。
「日本のハゼ」では区別がし易いように、独自に1種の1とか、1種の2とかの様に
書かれており、実際にダイビングの時にはその様に読んだ方が、ガイドする方も
される方も判り安くて良いのですが、当ブログではそう言う和名の無い種は全て
1種として統一させて頂いております。

最近の当ブログでは、1日1種で報告させて頂いてますので、本来、本日報告の
生物も別々に報告をしたかったのですが、別々だと返って判りづらくなると思われ、
今回は 2種類の和名の無い種を、同時に報告させていただきます。

sankakuhazeSp%2020080412c.jpg
サンカクハゼ属の1種   Fusigobius pallidus

撮影 2008年4月:PALAU GP3 -18m 大きさ40mmぐらい
英名 特に、まだない模様
生息域 奄美大島、西表島~西部太平洋、インド洋

「日本のハゼ」で サンカクハゼ属の1種 として掲載されておりますが、そこにも
書かれている様に Fusigobius pallidus し思われます。

実は観察した時に ハタタテサンカクハゼ のすぐ近くに居たので、その時点では、
雌の個体かな?と思って撮影してましたが、その夜ホテルに戻ってから調べて
みると、どうやら異なる サンカクハゼ属の1種 と判りました。

因みに当種は、「日本のハゼ」では生息水深が、-27~-32mと書かれてますが、
撮影したのは-18mです。
過去にも何度か報告しておりますが、このGP3なるポイントは他のポイントでは
深場でしか観察出来ない生物が、たくさん浅場で観察出来ます。
本当に魅惑のダイビングポイントです。


そして本日紹介の、「日本のハゼ」に未記載のもうひとつの種がこちらです。

sankakuhazeSp%2020080414a.jpg
サンカクハゼ属の1種   Fusigonbius Sp
撮影 2008年4月:PALAU -13m 大きさ30mmぐらい
生息域 不明

外洋メジャーポイントでのブリーフィングの時に、サザンマリンダイバーズ
拓ちゃんが 「途中に名前の判らん、サンカクハゼいてますわ」 って言うんで、
見せて貰いました。

sankakuhazeSp%2020080414b.jpg
確かに先に報告しました サンカクハゼ属の1種 と、体色はほとんど同じですが
第一背鰭の模様は全く異なります。

もともとここで紹介している、 ハタタテサンカクハゼ と、 サンカクハゼの1種 は、
共にGP3で観察した個体ですので、他のポイントで観察するよりは、体色が濃い
色をしており、体色の濃淡での違いはありますが、簡単に特徴を言ってしまえば、
ハタタテサンカクハゼ のボディで、第1背鰭が ヒレフリサンカクハゼ のイメージ
ですね。

全くの未記載種なのか、それとも サンカクハゼ属の1種 の色彩変化なのか、
何なんでしょうね~?

と、有り難くここまで読んでいただいたけど、自分はサンカクハゼ系に強くなくて
何のこっちゃ、さっぱり判らんと言う方は、下の写真を参考にしていただければ、
少しはヲタクの話しが判りやすくなるかも知れません。

hatatatehazeSp%2020080412c.jpgtumagurosankakuhaze20051009.jpg
 写真左 ハタタテサンカクハゼ  撮影 2008年4月:PALAU
 写真右 ツマグロサンカクハゼ  撮影 2005年10月:西表島

hirefurisankakuhaze20051008.jpghirefurisankakuhazeYg%2020071120a.jpg
 写真左 ヒレフリサンカクハゼ  撮影 2005年10月:西表島
 写真右 ヒレフリサンカクハゼYg  撮影 2007年11月:PALAU 

でも、更に判ら無くなってしまったと言う方には、ごめんなさい。

2008年05月11日

●パラオ特訓報告15 クレナイニセスズメ

今週末は我が社の本社のエアコン交換工事の立ち会いで、土日は海は無し。
8時30分から工事と言われていたので、事前準備に7時50分に出社してみると
工場関係の方達は、8時から朝礼を始められております。

改めて15分前集合の言葉でなく、30分前集合が大切と勉強させられました。

kurenainisesuzume20080412a.jpg
クレナイニセスズメ   Pseudochromis porphyreus
撮影 2008年4月:PALAU -7m 大きさ40mmぐらい
英名 Magenta dottyback
生息域 奄美大島、琉球列島~西部太平洋域など。

この生物は、今まで何回撮っても下の写真のように体色が強く光ってしまって、
体側面の模様、形状などが全然判らなかったのですが、今回の特訓中に上の
写真の様にウロコや側線等の形が判る写真が撮れました。

自分にとっては、何とも撮影が困難な生物のひとつです。

kurenainisesuzume20071223a.jpg
撮影 2007年12月:奄美大島 倉崎海岸 -12m 

メギス科の生物なのに、 クレナイニセスズメ って名前なのは何故なんでしょう?

最初は、パッとみ水中では青紫色なのに、ライトを当てたり、陸上とかの明るい
所で見ると赤紫色なので、紅偽スズメの名前なんだと思ったんですが、しかし
それでは リュウキュウニセスズメ ってのも居るので、結局は紅ニセスズメなの
でしょうか?

でも、ニセスズメって?
外観はスズメダイとは似ても似つかぬ体系と思うんですが、学名にプロミスって
付いてるので、骨格とかそう言った生物学的には同じなんですかね。
無知な疑問で失礼いたします。

2008年05月10日

●パラオ特訓報告14 ホシハゼ属の1種

本日も昨日に引き続きまして、同じレックポイントから、同じホシハゼ属の観察の
報告です。
でも同じホシハゼ属と言っても、昨日の地味~な マダラホシハゼ とは違って、
結構、明るめの体色のホシハゼです。

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ホシハゼ属の1種   Asterropteryx sp
撮影 2008年4月:PALAU -16m 大きさ30mmぐらい
生息域 宮古島、西表島、西部太平洋域など。

平凡社の「日本のハゼ」では、 ホシハゼ属の1種の1 として紹介されており、
既に ホシハゼ属の1種の2 が、 ノコギリホシハゼ の和名が付いたと言うのに、
この子はまだ和名が命名されておりません。

hoshihazeSp1-1%2020080413d.jpg

近似種としては、 フタホシホシハゼ があげられますが、区別をするところは
フタホシホシハゼ は第一背鰭に黒色斑が有りますが、本種には無い事です。

共に尾柄後部に、白く縁取られた大きな黒色斑が有り、背鰭にも黒色斑が有る
ことで、 フタホシホシハゼ の名が付いたと思われます。

なので、本種はいずれ ヒトツホシホシハゼ とでも、命名されるんでしょうかね?

hoshihazeSp1-1%2020080413b.jpg

実はこの3枚の写真は、全て別の個体です。
レックポイントと言う事から判ると思いますが、観察したのは沈船の大きく開かれた
所から入れる、かなりシルキーな所です。

シルキーな故、あまり人が近づいていないのか、かなりの臆病振りにて、ストロボの
発光いっぱつで巣穴に引っ込みます。
なので、写真は全て別個体なんですよ。

2008年05月09日

●パラオ特訓報告13 マダラホシハゼ

さて、しばらくお休みさせていただきましたが、本日からはパラオ特訓報告を
再会させていただきます。

今まではナイトで観察した生物を中心に報告しておりましたが、本来、自分が
パラオと言うフィールドに魅せられてしまった大きな原因である、泥系のハゼ
君達の観察報告を、ほとんどしておりませんでした。

と言うことで、本日は、地味~な泥系ハゼの報告をさせて頂きます。
でも地味すぎて、誰も見てくれないかな?

madarahoshihaze20080413b.jpg
マダラホシハゼ   Asterropteryx spinosa
撮影 2008年4月:PALAU -20m 大きさ50mmぐらい
生息域 奄美大島、沖縄諸島、八重山諸島、インド~西部太平洋域など。

観察したのは、内湾の某有名レックポイント。
レックポイントだけに、日本人ダイバーだけでなく 外国のダイバーさんも沢さん
潜っておられます。
でも、外国人向けのサービスさんや、多くの日本人向けのサービスさんたちは
きっと見向きもしないでしょうね。
見つけたとしても、きっと何か地味なハゼが居るなって思うぐらいでしょう。

そのぐらい、地味なハゼです。

平凡社の「日本のハゼ」に、内湾の中程から湾奥、サンゴ礁域の礁池、礁湖、
礁斜面に棲息する。ガレ場、死サンゴ片混じりの砂底や砂泥底に単独で見ら
れる。と、書いてありますが、正にその通りでした。

実は自分もサザンマリンダイバーズの拓ちゃんに紹介されて撮したものの
名前が判らず、後からもう一度教えて貰った次第でして、ホシハゼ属と言えば、
自分は ホシハゼ や、 ヤノウキホシハゼ 等の、黒っぽい体色に青い小さな星が
目立つ綺麗なハゼとしか、それまでは認識しておらず、まだまだ勉強不足を
実感した次第でした。


2008年05月08日

●パラオ特訓報告 旅編(最終回)

本日は、ちょっとキーボードを打つ指に油が載りましたので、生物観察報告
だけでなく、もうひとつアップさせていただきます。

内容は、途中報告になってましたパラオ特訓報告のダイジェストです。
ダイジェストって言っても、すご~く長いので読むのは、かなり暇な時にでも
された方が良いかと、思われますよ。

ダイビング3日目、前回のつづきなので午前6時にホテルに帰って3時間後の
9時に、再び、桟橋です。

20080415aa.JPG
写真はオーバーナイトから戻った時の、桟橋風景です。

しかしこの日は、ちょっと休憩日に。
昼間はダイビング雑紙のイメージの様に、パラオの外洋ポイントを3本潜って、
桟橋前のサンセットダイビングで ニシキテグリ のハーレム的産卵行動を観察し、
シボリ に興奮し追いかけ回して撮影したりして、少なめの合計4本のダイビングで
終了しました。

昨日(今朝?)までに体内に蓄積したマイクロバブルを、少しでも放出し、残りの
ハードスケジュールに備えます。
そして夜も、3日ぶりにボートの上でのカップラーメンでは無く、到着日以来の
外食にとレストランへ。

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と言っても、最近お気に入りの格安ラーメン屋さんの、"中華一番拉麺館"で
"卵焼き焼きそば" と、"焼き鳥" 成らぬ"焼き牛"、ビールなどを注文、結局、
今日も麺類でしたね。
因みに、これだけで10$以内で治まりますよ。

その後は、いつものアイスクリームをネコり、久々に早めに就寝しました。
と言っても、充電やら、写真データをPCに落としたりして、深夜24時は軽く
まわっておりましたが。

そしてダイビング4日目、再び、耐久ダイビング全開モードです。
早朝、桟橋前でウォーミングした後は、今回は1本だけのシアストンネルの深場。
はい、目的は勿論、 カマヂハナダイ 様。

過去に何度と挑戦しながら、引っ込んでたり、色が出てなかったり、未だ一度も
まともに撮れていない、自分の憧れのハナダイです。

20080415ba.JPG20080415bb.JPG

今回、自分以外のゲストで、知人のパラオ在住の日本人の方もWタンクなので
自分の分と、その方と自分の減圧用タンク、更に ぢろーさんのWタンクと船上は
器材でいっぱいです。
汐見をみられる ぢろーさんの姿からも、この1本への期待が高まります。

昨年の年頭に掲げた計画では、今回ぐらいからヘリオックスを詰めたO2プティマ・
リブリーザーを背負って、減圧用には80%~100%程度のナイトロックスタンクを
ショルダーに下げて挑む予定でしたが、なかなか思うように講習の受講が進んで
いませんので、まだ使えません。
なので今回は、背中に11.5LのエアーのWタンクを背負い、減圧用に50%ナイト
ロックスの10Lタンクを、ショルダーにぶら下げて挑みます。

エントリー後、まっすぐに深場へすすみ、すぐに カマヂハナダイ 様を ぢろーさん
から紹介されました。
本日の カマヂハナダイ 様は、カラフルな色を結構出されておられ、ご機嫌も
たいへん麗しいご様子にて、真ヨコどんぴしゃの位置で10枚ぐらい撮せました。

ただ撮した画像をD200の液晶を見ながら、カメラのセッティングを微調整しようと
しましたが、案の定、ネクサスの背面にある各ボタンが反応しません。
以前もそうでしたが、ある深度以上の深い水深になるとボタンを押しても、うんとも
すんとも動きません。
この深さの水深を保証してないIXY910ISは、樹脂ケースでも何とも問題ないのに。

ちょっとだけ頭によぎった不安が、大当たりでした。

まぁでも今回は良いだろうと安心して、他の生物も色々撮影しながら、長~~い
減圧も終えて、ボートの上で撮した画像を確認すると・・・・・・えっ???

何故か、全て真っ黒な写真ばかりです。

エントリーして最初の頃は、真っ黒な写真ばかりで、水深が-40m位ぐらいまで
上がって写した写真からは、まともに撮れてます。

DSC_4533.JPGDSC_4569.jpg
上左の写真がその時の真っ黒写真を、フォトショップでムリクリ明るくした物です。
せっかく各鰭が立ってピンもあってるのに~!!
そして浅い水深で撮した上右写真の メガネスズメダイ は、綺麗に
光が当たっています。

ストロボの角度が悪かったのか? 発光していなかったのか?
でも、ターゲットライトに使っているLED48の灯りだけでも、薄暗い画像は撮れると
思うのですが、何とも不思議です。

ここでは過去に ダブルバーアンティアス や、 ベニハナダイ など、他にも珍しい
ハナダイを撮しているんですが、何故か カマヂハナダイ だけ失敗ばかり。
Wタンクぐらいの装備ではダメって、シアスの神様が仰ってるんでしょうかね~。

気を取り直して、3本目からSタンクに戻してダイビング。
ちょっと深めのポイントで、 ホタテツノハゼの1種 ダテハゼの1種 などを撮って
いると、すぐに減圧が出そうになり、その後はずう~と浅場でスズメダイ系などを
観察してました。

20080415ca.jpg20080415cb.jpg
ランチは、アレンさんが小さな島に囲まれた浅瀬の入り江までボートを走らせて
くれて、綺麗な風景の中でいただきました。

4本目はは、昨年秋になんとか撮るには撮った ギルバートカーディナルフィッシュを、
セントカーディナルで撮り直して、桟橋へ戻りました。

パラオ在住の知人とは、ここでお別れです。
この方は内湾での泥ドロマクロダイビングや、大深場も大好きな方なので、自分の
ダイビングスタイルと似ており、今回は陸移動での内湾と、ボートでの内湾、そして
本日の大深場と、昼のダイビングだけでしたが、3日間御一緒していただき、次回の
パラオの時にも、是非ぜひ、お声を掛けさせていただきたいと思ってます。

20080415da.JPG
桟橋にて、ミッドナイトダイビング出港の為、準備に戻った ぢろーさんと、本日も
夜部門のみ登場の こーじさんを待っていると、残念そうな顔をした こーじさんと
ぢろーさんがやってきましたが、お2人とも急用が出来てしまい、今夜は行けない
そうです。

自分が居る間に、2回は外洋でミッドナイトができるつもりでしたから、ゲストの
自分よりも悔しがってられました。

と言うことで、今夜は拓ちゃん、研修中の方2名とで出港。
今後、当ブログで紹介していきますが、深夜24時迄に3本潜って今夜も またまた
珍な変な生物を、いっぱい観察出来ました。

そしてホテルに戻ると、午前2時。
やはりホテルの玄関は堅く施錠されており、玄関ロビーも薄明かりになってます。
拓ちゃんがノックしてくれましたが、返事がありません。

でも入れないと充電が出来ませんし、濡れた海パンでサザンさんの事務所で
泊まる事になってしまいます。
ホテルの玄関を、ガンガンと激しくノックして、何とかホテルに入れました。

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とうとう最終日、左上の写真は、移動中に居眠りするガイドの拓ちゃんです。
そりゃあ、これだけゲストに、毎日早朝から深夜まで遊ばれれば、疲れはてて
当たり前ですよね。
まぁ、どこでも寝ちゃう病でもありますが・・・・・・。
いつも、自分か東京の某ゲストの女性の方がやって来ると、ただでさえ痩せて
いるのに、いつも更に痩せちゃうそうですよ。

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上の写真は、マラカル湾に係留していたアメリカ軍の駆逐艦です。
ヘリコプターまで積んだイージス艦と合計2槽が係留しており、コロール市内で
一番大きなスーパーでは、沢山のアメリカの軍人さんが買い物されてました。

パラオでの最終日は、いつも50%のナイトロックスで-10m以浅のダイビングに
しておりますが、実は4日目のナイトから、レギュを咥えると口の歯茎に痛みが
出だし、レギュを常に甘噛みしてました。
短期間で沢さん潜ると、こんな事も有るんですね。

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20080417ab.jpg

なので最終日は早朝は辞めて、2本で終えることにして、最後はシャンデリア
ケーブに生息している、 シャンデリアケーブドゥワーフゴビー を撮影して、終了。

結局、合計4日半で28本、のべ潜水時間は28時間54分で撮した写真枚数は
約1,200枚の結果でした。

残念ながら予定より4本少ない結果でしたが、でも自分のダイビング人生で
最高の激しく楽しい特訓に大満足。

そして最終日の夜は、当然、遊んだ代金の精算です。
潜った本数の多さに比例して、高額になってしまったダイビング代金の上、
更に今回使ったナイトロックスタンクの本数も多く、結構な金額です。

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遊んだ使ったお金は頑張って働いて支払うしか有りませんので、今回も深夜
1時40分にコロール発のグアム行きに乗り、行きの時とは反対に凄く混んでる
グアムの入出国検査後、3時間ほど空港内で待って乗り換えて、10時40分に
セントレア到着。

駐車場でネクタイを締めて、スーツ姿に変身し、13時にはオフィスで溜まりに
たまったメール受信から、仕事を再開しました。

ふぃ~っ、疲れた~。

2008年05月03日

●パラオ特訓報告12 ミスジアカヒレイシモチ

このサイズになると、幼魚様と言うよりも、稚魚ちゃまです。

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ミスジアカヒレイシモチYg   Apogon trimaculatus
撮影 2008年4月:PALAU -16m 大きさ20mmぐらい
英名 Three spot cardinalfish
生息域 奄美大島以南~西部太平洋域、インド洋など。

図鑑等によると、日中は珊瑚外縁の岩穴などに隠れていて、夜になると行動し
甲殻類を捕食しているそうです。

misujiakahireishimochi%2020080412c.jpgmisujiakahireishimochi%2020080412b.jpg

今回も内湾のナイトにて、サザンマリンダイバーズの ぢろーさんから紹介して
貰いました。
しかも最初は、写真上左の様に白い砂地に居たのですが、撮りやすい様にと
何も言わずに、さりげなく落ち葉の上に自然に誘導され、バックに色が着いて
撮りやすい様にしてくれました。

やり過ぎの演出でなく、フォトダイバーの気持ちが よぉ~く判ってくれている
にくい演出のガイディングです。

これだけ透明な生物を白い砂地の上で撮すのは、露出合わせが非常に難しく、
かと言って生態行動上で有り得ない様な所に移動させるのでなく、やはり、
今回の様な枯葉とか、腐った木の板あたりが自然らしく適切だと思います。

こんなアシストをさりげなくしてくれる所が、アカデミックな生物知識の豊富さ
だけでなく、自分が尊敬しているところです。

そして困った事に、このぢろーさん、もうすぐサザンさんを退職されてしまいます。
本人がサザンさんのHPで発表されましたので、ここに書いてもいいかと。
あと一ヶ月ぐらいと思われますので、ガイドして貰いたい方は、早急にパラオに
行って、サザンさんで潜ってきて下さい。

2008年05月02日

●バラオ特訓報告11 ナミダテンジクダイ

さて今日も旅行編と思いましたが、旅行編は長文なので作成に時間がかかって
しまいます。
GW気配の世間と違って、この時期は月末月初の仕事に追われておりまして、
今日は短めに、生物編にさせていただきます。

namidatenjikudaiYg%202008041b.jpg
ナミダテンジクダイYg   Apogon savayensis
撮影 2008年4月:PALAU -10m 大きさ20mmぐらい
英名 Gray cardinalfish
生息域 奄美大島以南~西部太平洋域、紅海、GBRなど。

こちらも内湾ナイトでの観察です。
成魚は目が大きいのが特徴ですが、幼魚だとここまで大きいのか。
とにかく ぢろーさんから紹介された瞬間から釘付け状態になってしまいました。

やっぱり、テンジクダイ系は可愛くて、ええですね~♪
一時期、シリーズとして紹介していた "幼魚様たち" ですが、"稚魚ちゃまたち"
シリーズを作ろうかと思った次第です。

でもそんなシリーズやっちゃうと、更に変態ダイバーがパワーアップしそうだし、
う~んと考え中です。

図鑑などによるとサンゴ等の奥に隠れ住むと書いて有り、確かに以前観察した
成魚はそうでしたが、今回の幼魚は砂地を漂っておりました。
まだ幼すぎて住まいが決まってないのか、はたまた昼間は住みかに隠れてて
夜になるとフラフラと動き出すのか?

実は、この ナミダテンジクダイ 自体、自分は今までパラオでしか観察した事が
ありません。
生息域からすれば、2回しか行ってない奄美大島や、1回しか行ってない西表島、
そして今回で10回目のパラオ。
まぁ、パラオでしか見ていないって当たり前の事かも知れませんね

2008年05月01日

●バラオ特訓報告 旅編その2 予定変更

さて本日も、特訓旅行編です。

ダイビング初日、この日は早朝から自分が世界で一番好きなビーチポイントの
ゴビーパラダイス3(略してGP3)で3本潜って、早めにボート桟橋に戻って出航、
外洋でサンセット、ナイト、ミッドナイト、オーバーナイトの予定です。

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ホテルの玄関にはネコがいっぱい、VIPホテルはいつもネコだらけです。

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夕方から明日朝までのボートの操船に備え、オペーレーターのアレンさんは
休憩、拓ちゃん運転の陸路で移動です。
パラオでのダイビングはほとんどボートなので、なかなか陸路での移動がなく、
車の窓から見られる景色は凄く新鮮、自分はこの陸路移動が大好きです。

20080412ca.jpg20080412cb.jpg
撮影したのは、今回のGP3で一番の目的の未記載種のヤツシハゼの1種を始め、
ヤツシハゼの1種が計4種、その他、シマオリハゼ、ウシオニハゼ、カスリハゼ、
ニュウドウダテハゼ、ケショウハゼ、カニハゼ、ヤノウキホシハゼ、サルハゼの
1種、ベニハゼの1種、ストライプヘッドドワーフゴビー、ラグーンシュリンプゴビー

等のハゼいっぱいに、リボンスズメダイ、クジャクスズメダイ、ネッタイスズメダイ、
ミスジリュウキュウスズメダイ、ゴールドバックダムゼル、ブルーバックダムゼル

等のスズメダイいっぱいと、書き出したらきりがないくらい撮影出来ました。

でも今までアイドルだった赤色の、ジョーフィッシュの赤井君の姿がどこにも
見あたりませんでした。
何処へ行ってしまったんでしょう~??

予定通り3本潜ってのお昼、突然のスコールに近くの公営の休憩小屋の中で
ランチにしました。
今回は、いつもお弁当を作っているシェフの、ホセさんも気合いを入れてくれて
いるのか、特デカのおいなりさんです。

と、美味しく食べていて、ふと見ると、どこかでよく見る言葉の落書きが・・・。
おやおや、柏島から遠く離れた外国のパラオで、見た事のある落書きを見る
とは、何ともですね~。

20080412dda.jpg

そして残念ながら初日はこの後、風が強く吹いてきたので外洋は難しく、予定を
変更し内湾を3本ナイトで潜って、テンジクダイや甲殻類の数々の幼魚、稚魚を
観察し、ホテルに戻ったのは深夜の24時でした。
初日から、いきなり予定が狂った特訓スケジュールですが、それなりに修正を
加えて計画は進められていきます。

20080413aa.jpg
ダイビング2日目、早朝と言えばサザン桟橋前。
綺麗には撮れませんでしたが、インドカエルウオの婚姻色、キイロサンゴハゼ、
イチモンジコバンハゼ、レモンコーラルゴビー
など撮影。

その後、早めに内湾のハゼ観察系のボートポイントを3本潜って、マダラホシハゼ、
ホシハゼ属の1種、ハゼ科の1種、フタホシタカノハハゼ黄色、ギンガハゼ黄色、
ブラックシュリンプゴビー
等を撮影しました。

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そして本日は風もなく、遂に外洋オーバーナイトが出来そうです。
外洋のサンセットから始める為に早めに出発して、日が落ちる前にエントリーを
開始しました。

この日の夜御飯は、初日の湾内ナイトで、日本から持ってきたカップラーメンを
皆さんで食べ尽くしたので、パラオで売られている日本製のカップラーメンです。
しかし、日本で見たことも聴いたことも無いカップラーメンばかりですね~。

と言うか、今回の特訓計画を聞いたときから思ってますが、今回のパラオでは
いったい何個のカップラーメンを食べるんでしょうね。
着いた夜は居酒屋で食べましたが、このペースだと午後は潜らない最終日まで
ずう~っと毎晩、カップラーメンなんでしょうか?

結局、この夜はサンセットを1本、ナイトを1本、ミッドナイトを朝4時にエギジット
するまで3本潜って、既に紹介済みのワンフィンフラッシュライトフィッシュ、
サビグダリボウズモドキ、エキオドンの1種
や、種が判らない稚魚ちゃま達を
いっぱい観察してホテルには早朝6時に戻りました。

文字通りの朝帰りですが、ダイビングをして朝帰りは人生初の体験でしたね。

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ミッドナイト終了後、桟橋に帰港してボートを片付ける、朝焼けの中のアレンさん、
ホントに今回は毎晩、毎晩お世話になりました。

そして各電池、ダークバスターを充電しチャッと寝て、3時間後の9時頃には
再び、ボート桟橋です。

いやぁやはり、かなりハードですわ。

2008年04月30日

●バラオ特訓報告 旅編その1 驚異のスケジュール 

本来なら昨日は休暇の予定でしたが、一昨日の夜遅く急な仕事が入ってしまい、
急遽、田辺行きの予定を中止し、休暇返上となりました。
しかしやはり急な仕事のせいなのか、仕事は午前中で終わってしまい、午後は
わりとフリーな時間が多く取れましたので、久しぶりに長々と書いてみます。

そして本日は、最近、生物の紹介ばかりで飽きちゃった方もいらっしゃるかな~と
思いまして、久々にパラオ特訓旅行でのあれこれを書いてみます。
生物ファンでいつも見て頂いている方には、ごめんなさい。

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いつもパラオへ行く時に乗り継ぐグアムへの昼便はガラガラなので、フライトの
2時間前にセントレアに着く様、自宅を出発します。
平日の朝、ガラガラの知多半島自動車道路を通って、右手の奥にセントレアを
眺めながら、予定通りの時間に到着しました。

出発時にも書きましたが、グアムまでの旅中は何もかもガラガラのはずでしたが
今回は某在名ラジオ局主催のツアー客の方たちで、受付カウンターが撃込み。
これでは、いつも恒例のゴールドラウンジで "ただビー" に、ありつけそうに
ありません。
でも、何とか、駆け付け一杯だけは飲めました。

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そう言えば、去年からコンチネンタル空港の搭乗口の場所が、出国審査後に
進んで左側の南端から、反対の右側真ん中当たり位置に変わっております。

てくてく歩いて到着してる見ると、いつものボーイング737、いつもならガラガラ
なので3席ぐらい使って伸びのびと座れますが、今回はやはりコミ込みでした。

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遠くにタモン湾、手前にアガニャ湾を見ながら、右手奥の方にグアム・アガニャ
空港が見えてきて、まもなく着陸です。

飛行機の離着陸前後30分間は、現在、航空法でデジカメは使えません。
使うと50万円以下の罰金らしいですが、こんな時に "写るんですよ" などの
フィルム簡易カメラは便利です。

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さて、グアムに到着。
やはりちょっと込み気味のグアムへの入国審査を終え、パラオへ乗り継ぎの
為、チケットチェック後すぐに、その足でグアム出国手続きへ向かいますが、
ここでやっと、いつものガラガラになりました。

通常であれば、パラオ行きのグアム出発時間は19時40分。
空港内で約3時間ぐらい待つので、フードコートでビール飲んだり、軽く食べたり
してますが、毎週金曜発だけは17時50分発と約2時間近く早い出発なので、
待ち時間は短く、必用な買い物を済ましたら、出発ゲートに移動してのんびりと
搭乗時間を待ちます。

グアム~パラオ間の飛行機も、セントレア~グアム間と同じボーイング737。
この区間はいつも満員です。
日本とパラオの時差は同じですが、グアムは+1時間なので実際のフライト
時間は約2時間でも、パラオ時間的には1時間早く着いてしまいます。

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コンビニ程度の広さのパラオのイミグレーション。
いつも麻薬探査犬がウロウロ、犬アレルギーの方は大変ですよ~。

無口なパラワン入国審査官達の審査も問題なく通過し、器材も無事にバゲッジ
カウンターにて受け取り、ようようパラオへ入国ですが、たった1人で、しかもBC、
ウェット、フィン、ブーツ等、器材はひととおりサザンさんに預けてあると言うのに
この荷物の多さ。
中身は、Wタンク用の器材一式、カメラ器材、ナイトでの必需品のカップラーメン
などで、いっぱいなんです。

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パラオのコロール空港を外に出ると、いつもこんな感じで送迎の方や、旅行者で
にぎやか、何せ国際空港と言っても、日本の離島並みの大きさの空港なので、
こんな程度でも、大賑わいに見えてしまいます。

ホテルの迎えの方にもすぐに会え、時速40Km/h位のスピードで20分ほど走り、
ホテルにやっと到着。
パラオは道路が悪く、舗装もボロボロなので皆さん車はゆっくり走らせてます。

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今回の宿泊もVIPホテル、ここはスタッフの愛想が良く、部屋やベランダも広くて
リーズナブルな価格なのでお気に入りです。

しかし今回、部屋はハズレでした。
いつもなら2人部屋を1人で広々と使ってますが、今回は1人部屋です。
同じ価格なのに、ちょっと損した気分に成ってしまいますね。

20080411cd.jpg
日本を発つ前に、サザンマリンダイバーズの ぢろーさん、拓ちゃんに、到着した
夜は打ち合わせがてら食事の約束をしており、ホテルまで迎えに来て貰らって、
居酒屋"夢"に行きました。

そこで、自分に伝えられた今回のパラオ特訓のスペシャルスケジュールとは、
さすが あの ぢろーさんが考えてくれた内容でした。

 初日 早朝内湾1本、昼間3本、外洋サンセット1本、ナイト~オーバーナイト3本
2日目 早朝外洋1本、昼間3本、外洋サンセット1本、ナイト1本、ミッドナイト1本
3日目 早朝内湾1本、昼間3本、内湾、もしくは外洋でナイト1本、ミッドナイト1本
4日目 早朝内湾1本、昼間3本、外洋ナイト2本、ミッドナイト2本
5日目 早朝外洋1本、午前中2本の、合計4日半で32本。

聞いた瞬間、絶句と言うより大爆笑~♪
いったいホテルで寝る時間は?、カメラやストロボの充電が出来るのか?
いくら、いままでパラオで変態耐久ダイビングをしてきた自分と言えど、これでは
減圧症&齢(よわい)50歳の体力無視のスケジュールかも?

このスケジュールに対して、コージさん、ぢろーさん、拓ちゃんのガイドさんは
交代で各セクションを担当され、非番を作って休憩の時間帯を設けております。
つまり休まず潜り続けるのは、ゲストの自分だけ。
まさに、究極の変態耐久ダイビングです。

現実にはこのスケジュールを完遂する為には、高価なナイトロックスエアーを
大量に使います。
自分が支払う代金なんぞ考えてませんので、もちろん見積もりも無し。
勿論、だからと言って、余分な高額代金ではなく、通常価格です。

ただ自分に目一杯楽しんで貰いたい思いで作られたスケジュール内容ですし、
こんな予定を組んでしまうと、上記のガイドさんだけでなく、研修中のスタッフ
さんまで、大変な労力になってしまいます。

「ムリだと思われれば、いつどう変更されても大丈夫ですよ」との言葉よりも、
「どのタイミングで、何パーセントのナイトロックス使いますか?」の言葉の方に
反応し、スケジュール表に使用予定のナイトロックスのパーセントを書き込み、
こんな大変なゲストサービスを考えてくれた、ありがたい気持ちに感謝して、
チャレンジしてみる事にしました。

いったい、日程終了時の支払いはお幾らになるのやら。
そんな心配はすぐに忘れて、今回観察したい生物名を書き出し、明日からの
ちょーハードスケジュールに備え、笑いを抑えながら早めに床につきました。

( 一部の写真は今回でなく、過去に撮影した物を使っております。 )

2008年04月29日

●パラオ特訓報告10 トガリモエビYg

深海魚系が集まってきたり、夜行性の生物が群れをなして活発に補食活動を
行う外洋でのナイトダイビングを動とすれば、内湾の砂地や岩礁域で日中は
あまり姿を現さない生物が、暗い海の中、静か~に砂や穴の奥から出てきて
活動をする内湾でのナイトダイビングは、静と思われます。

本日も、そんな静かな内湾の夜の、海の中で観察した生物の報告です。

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トガリモエビYg  Tozeum armatum
十脚目 / モエビ科 / トガリモエビ属
撮影 2008年4月:PALAU -20m 大きさ10mmぐらい
生息域 相模湾以南、PNG、インド洋などに分布。

なんで、こんなに簡単にいっぱい観察出来るの?

思えば去年の今頃、トガリモエビを撮したいが為に、獅子浜の-4*mまで潜って
みたりしましたが、この夜のナイトダイビングでは写真の様な幼魚 (?) を始め、
沢さんの個体を、いとも簡単に観察してしまいました。

togarimoebi%2020080412a.jpgtogarimoebi%2020080412b.jpg

カラーバリエーションも初観察の赤色、少し透明っぽい茶色などいろいろ。
しかも獅子浜や三保で観察した状態と異なり、水中を浮遊していたり、砂地や
岩に着底しているなど、生活環境はかなり異なる様です。

当ブログにて3月に報告したばかりの生物ですが、今まで観察した状況とは全く
異なる環境下で観察出来ましたので、改めて報告させて頂きました。

2008年04月28日

●バラオ特訓報告 その9 モンツキイシモチ幼魚

ほほほほほほほ~~♪
フェラーリ、2戦連続の1-2フィニッシュ!!

今年のF-1もいよいよヨーロッパラウンドになりましたが、我が王者フェラーリは
絶好調にて、キミライコネンもこれでフェラーリに載ってから、驚異の勝率5割
です。
かずき君も今期F-1デビューで2度目の入賞と、自分にとって大喜びの嬉しい
週末のスペインGPでした。

montukiishimochiYg%2020080412a.jpg
モンツキイシモチYg   Apogon melas
撮影 2008年4月:PALAU -20m 大きさ20mmぐらい
英名 Black cardinalfish
生息域 南日本~西部太平洋域、オーストラリア北部など。

サザンマリンダイバーズの ぢろーさんから水中で紹介されましたが、幼魚と
言うよりも、小さすぎて稚魚の世界です。

montukiishimochiYg%2020080412d.jpg

ぢろーさんのスレートペンの先っちょの大きさと比較すれば判ると思いますが、
このサイズで、しかも下半身は透明なので余計小さく感じます。

montukiishimochiYg%2020080412b.jpgmontukiishimochiYg%2020080412c.jpg

モンツキイシモチの成魚の体色は全身黒茶色で、名前から想像される様に、
第二背鰭と臀鰭に大きくな斑紋がある姿ですが、まさか幼魚がこんな体色とは
知りませんでした。

成魚自体は過去に何度か観察しておりますが、地味な色の上、バカでかくて、
さほど綺麗じゃない事から、今までまともに撮した事がありませんでしたが、
色々な種の各ステージの姿収集を考え、次回の観察時には真面目に撮影を
してみます。

それにしても、成魚に比べてあまりにも可愛いすぎるのは、何なんでしょう?

2008年04月27日

●パラオ特訓報告 その8 アーチンシュリンプ

本来であれば、この日は外洋でオーバーナイトの予定でしたが、あいにく風が
強く、内湾でのミッドナイト ( ナイト3本 ) に変更になりました。
しかしパラオの内湾ナイトも外洋に引けをとらない面白さ、ナイトでの観察定番の
珍しい甲殻類だけで無く、テンジクダイ系の稚魚など、大変珍しい生物を沢さん
観察できました。

今日からしばらくは、ナイトで観察出来た生物を報告させていただきます。

Allopontonia%2020080412a.jpg
アーチンシュリンプ  Allopontonia iaini
撮影 2008年4月:PALAU   -30m 大きさ甲長20mmぐらい
生息域 大瀬崎、フィリピン、バラオ、バリなど西部太平洋域。

例年、西伊豆の大瀬崎では冬から春にかけてホストのオーストンフクロウニが、
ダイバーが観察可能な水深に上がってくる為、観察例が多くなります。
自分の意志に関係なくホストの動きで棲息水深が変化し、それにつれ外的からの
脅威が増すわけですが、その変化自体 アーチンシュリンプの繁殖行為に
適している様で、そんなところに自然界の神秘を感じます。

Allopontonia%2020080412b.jpgAllopontonia%2020080412c.jpg

実は自分は未だ大瀬崎で観察したことが無く、過去に観察したのは今回も含めて
バラオだけ。
ナイトで観察出来たのは今回が初めてでしたが、ナイトならではの生態観察が
出来ましたので動画に納めて見ましたので、まずは この動画 をご覧下さい。

いつもならターゲットライトをあてただけで、ホストの後ろに隠れてしまう臆病さ
ですが、ナイトの暗闇の中での撮影の為に照らしているダークバスターの光に
集まるプランクトンを、ここぞとばかりに激しく動いて補食している姿です。

Allopontonia%2020080412d.jpg

この画像はその時の物ですが、思わぬごちそうに嬉しそうな顔してますね。


2008年04月25日

●バラオ特訓報告 その7 カスリフサカサゴ

パラオのブルーコーナーで潜った時は、エギジット近くの安全停止を棚上で
生物観察をしながらする事が多く、今回もいつもの様にハナヤサイサンゴの
枝の隙間を覗いていて、見つけました。

kasurifusakasago20080414c.jpg
カスリフサカサゴ  Sebastapistes albobrunnea

撮影 2008年4月:PALAU ブルーコーナー -8m 大きさ50mmぐらい
英名 Yellow-spotted scorpionfish
生息域 琉球列島、紅海、インド洋、西部太平洋域など。

まだまだ自分は勉強不足の様でして、何という名前のカサゴなのか判らなくて、
エギジット後にサザンマリンダイバーズの拓ちゃんに、撮した画像を見せて
教えて貰いました。

よくサンゴの枝の中に隠れているダルマハゼ系や、コバンハゼ系の生物と同様
この子も、ハナヤサイサンゴの枝の奥の方に隠れていて、撮影するのが難しく、
指示棒ですら太くて入りません。

こんな時は、スペシャル撮影アイテムの針金くんの登場です。

kasurifusakasago20080414a.jpg

この画像の真ん中上あたりに、白っぽく光っている物がそれです。
自分と一緒に潜った人なら見た事があるかも知れませんが、いつも自分がBCの
Dリングに、指示棒と一緒にくっつけている針金です。

kasurifusakasago20080414e.jpg

この針金を、時には2本、更に指示棒まで使って、サンゴの枝の中での逃げ道を
塞いで、逃げ場が無くなりじっと止まった所を撮影します。

一眼の方だけで無くコンデジの方でも、この方法であれば被写体の生物がじっと
止まって撮りやすくなりますので、是非お勧めです。
でも決して間違っても、生物に触れないで下さいね。
触れちゃうと、そのホストから離れて、どこか違うところへ移動してしまいますので
くれぐれも逃げ道を邪魔して、疲れさせるだけにして下さい。

2008年04月24日

●バラオ特訓報告 その6 シボリ

本日紹介させて頂く生物は、たぶん普通のダイバーは見向きもしないと
思われます。
でも、自分の様なテンジクダイふぇちには、溜まらん生物なんですよ。

実際、今回、撮影するのにキャーキャー言って追いかけ廻っている自分と
サザンマリンダイバーズの拓ちゃんを見て、他の一緒に潜っていた方達は
唖然とされてました。

shibori20080414b.jpg
シボリ   学名Fowleria variegata
撮影 2008年4月:PALAU 水深-3m 大きさ80mmぐらい
英名 Variegated cardinalfish
生息域 奄美大島以南、紅海、東アフリカ、インド洋、西部太平洋域など。

撮影してた時は ナハマトイシモチ かな?って思っておりましたが、戻ってから
図鑑で調べてみると シボリ の様です。

いまいちの写真で申し訳ありませんが、これでもちょっとでも鰭を開いた写真を
撮れたのは、初めてなんです。
以前に一度だけGP3で観察した事は有りますが、壊れたサンゴや岩礁の穴の
奥の方に引っ込んでいて、ちっとも全身を見せてくれませんでした。

shibori20080414a.jpg

なかなか、こんな感じしか撮せないんですね。

アクアリスト関連では¥1,000-もしない生物みたいですが、観察出来ただけ
でも嬉しい生物です。
自分が帰ってきてから、砂の中に潜っていくテンジクダイも沢さん見つかったらしく、
次回はそいつの撮影もしたい。

でもその前に、三保に居るらしい砂の中に潜るテンジクダイも撮影したい物です。

2008年04月23日

●バラオ特訓報告 その5 ヤツシハゼ属の1種

今回の特訓では、自分がパラオで一番潜っているポイントのGP3で、たったの
3本しか潜りませんでした。
28本も潜っていながら、たったの3本です。

思えば、前回の昨年の11月の時も、たったの4本しか潜りませんでした。
GP3は自分が世界中で一番大好きなポイントなんですが、今回はミッドナイトと
言う、異なる面白さのダイビングに多くを費やしてしまい、潮回りの悪さも有って
外洋ポイントを多く潜ってしまいました。

YatsushihazeSp%2020080412a.jpg
ヤツシハゼの1種  Vanderhorstia Sp
撮影 2008年4月:PALAU GP3 -22m 大きさ40mmぐらい
英名 不明
生息域 不明

とりあえず、ばっと見からですが、ヤツシハゼの1種と思われます。
平凡社の「決定版 日本のハゼ」にも載ってませんし、自分のバイブル図鑑と
している 「Reef Fish Identification Tropical Pacific」に、PNGでしか観察が
されていない Yelloe-Lined Shrimpgoby と言うのが
載っていてよく似ておりますが、
その子は胸鰭より尾鰭にかけて黄色の横縞が入っていて、この子は写真を
ご覧の様に縞でなく、全て黄色のスポットです。

う~ん、不明種です。

YatsushihazeSp%2020080412d.jpgYatsushihazeSp%2020080412b.jpg
YatsushihazeSp%2020080412c.jpg

とりあえず、5個体ぐらいの棲息は確認できましたので、観察したい方は早めに
観察に行って下さい。

なにしろこのGP3、自分は2006年4月に初めて潜って以来、2年間で合計30本
潜りましたが、結構、観察できる生物が入れ替わっていきます。
そこが面白い点でも有りますが、今回とうとうあのGP3のアイドル 赤井くん が、
居なくなっちゃいました。

赤井君には、自分はGP3へ行く度に、毎回1本目の安全停止で必ずご挨拶を
しておりましたが、前回の潜った本数が少なかったせいなのか?
赤いジョーなんて、世界でここでしか観察してなかったのに。
次回、こっそり戻っている事を期待してます。

2008年04月22日

●パラオ特訓報告 その4 オガサワラコブシガニ

本来、写真撮影以前に海洋生物の生態行動が好きな自分にとって、昼間の
海の中と違って、多くの生物が求愛行動や補食活動を見せてくれるナイトは、
昼間のダイビング以上に、溜まりません♪

時には昼間は観察出来ない異なる生態行動に見ほれてしまい、撮影する事を
諦めてしまったりします。
決して、上手に撮れなかった事の言い訳では有りませんよ、ホント。

今回も、ブルーコーナーでのサンセットダイビング時の マルチカラーエンジョル
フィッシュ
の求愛行動の観察時に、写真を綺麗に撮る為に眩しいストロボの光を
当ててしまって、求愛行動を辞めてしまう事を恐れた自分は、撮影はきっぱりと
諦め、観察だけに集中してきました。

しかし求愛行動中の マルチカラーエンジョルフィッシュ は凄く体色が鮮やかで、
むちゃくちゃキレイでしたよ~。
機会があれば、是非また見たいもんですね~♪

と、外洋のナイトでの観察話しを長々と書きましたが、今回は外洋と違って静かな
内湾のナイトからの観察報告です。

ogasawarakobushigani20080412a.jpg
オガサワラコブシガニ  Leucosia insularis
撮影 2008年4月:PALAU 某所  -20m 大きさ甲長20mmぐらい
生息域 小笠原諸島、琉球列島。

まるで、綺麗な貝殻の様に輝いた甲羅を持ったカニでした。
名前の様に、鋏脚はこぶしだらけで、腕の筋肉モリモリっ感じで、ちびっこなのに
力持ちに見えますが、すぐに砂の中に隠れてしまう臆病ぶりでした。

ogasawarakobushigani20080412b.jpgogasawarakobushigani20080412d.jpg

甲殻類で、随一、小笠原の地名がついてる生物だそうで、生息域は小笠原諸島、
琉球列島となってましたが、パラオでも確認できました。

ogasawarakobushigani20080412c.jpg

2008年04月21日

●バラオ特訓報告 その3 オキナワハゼ属の1種

今回のパラオ特訓では、昼も夜も沢さん潜る為、できるだけ浅場でも32%以上の
ナイトロックスを使用しました。
いつも国内では、 かじきあん のお陰で安くナイトロックスを使っておりますが、
海外ではそれなりに費用がかかります。

しかし多本数の反復潜水による減圧症の危険性を考えると、やはり、安全と
お金を計りには掛けられません。
その結果、今回の全てのダイビング終了後の精算金額は、!!!でした。

と言う事で、いつもの事でも有りますが、帰国後、その足ですぐに会社に出社し、
先週末も休日返上して、びっしり働いております。
仕事あっての遊びですから、しっかり働いて稼がないと潜れませんからね。

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オキナワハゼ属の1種   Callogobius Sp
撮影 2008年4月:PALAU 某所 -10m 大きさ3mmぐらい
生息域 屋久島、奄美大島、石垣島など。

平凡社の「決定版:日本のハゼ」では、40mmもの大きなサイズが写真で紹介を
されておりますが、こちらは僅か3mm程度の大きさでした。
こんな小さな個体を捜して紹介してくれたサザンマリンダイバーズの拓ちゃんは、
見つけるまで、いったい幾つの小石や葉っぱをめくったんでしょうか?

写真は105mmVRマイクロに、クローズアップレンズのUCL-165 M67を付けて
撮した画像にて、勿論トリミングしてあります。

okinawahaze1-3%2020080416b.jpg

この生物が観察できたポイントは、「なんちゃって〇〇〇」。
本当は〇〇〇ってポイントに行きたかったんですが、〇〇〇は隠しポイントにて、
いつものオペレーターのアレンさんが毎夜のナイトに備え、昼間は代理の方が
操船しており、正確な場所が判りません。

てな事で、「ここらへんやろうっ」って潜ったポイントなので、おそらく、もう一度
潜りたいってリクエストしても、不可能かと思われます。
しかし、そんな目的からはずれた所を潜っても、目的以上のこんな凄い生物を
見つけてくれるなんて、やはりサザンさんは熱いです。

こんな小さな幼魚がいるので、絶対に成魚が居るはず。
次回は、「決定版:日本のハゼ」の様な大きな個体を捜して、背鰭がぴーーんと
伸びた画像を押さえたい物です。

2008年04月20日

●バラオ特訓報告 その2 クダリボウズギスモドキ

いやぁ~、今年のグランパスは違いますねぇ。
昨年秋にピクシーが監督に決まった時は、あっ来年もダメだ~と思ったんですが、
いやいやベンゲル監督時代の強さです。
久々に瑞穂に観戦に行ってみたい気分です。

さて、よくダイバーズ天国パラオなどと、ダイビング雑誌にいつも紹介されており
ますが、雑誌に紹介されてる内容と自分が思う天国の意味は違えど、PALAUは
正に自分にとってダイビング天国です。

いつも内湾を潜り倒したいが故、外洋での大物観察の繁忙期でなく、閑散期を
ねらって通っておりますが、今回、サザンマリンダイバーズのぢろーさんが
計画してくれた自分のスケジュールは、ほぼ外洋でのダイビング計画でした。

PULAUに到着した夜、その計画書にナイトロックスタンクの使用する%や、いつ
使用するかなどを書き込み、出来上がった予定本数は4日と半日で合計32本。
今回は体力勝負の特訓です。

現実にはミッドナイトで窒素が抜けるヒマが無く、昼間は浅場の内湾を潜って
ましたが、やはり計画されてたのは普通の外洋ダイビングではなく、観察予定の
ほとんど、なんとかの1種って名前の生物の観察ばかり。
時には、レアすぎて名前がわからない生物や、小さすぎて判明出来ない稚魚
なんてのもあって、本当に自分が満足極まる毎日でした。

しかし、外洋ナイトに行くのにゲストが自分1人に対して、ボートオペレーターの
アレンさんも含めると、常にスタッフが5人。
GMのコージさんなんかは、毎晩ナイトダイビングだけ出動してくると言った、
それほど今のサザンマリンダイバーズさんの外洋ナイトは熱いんです。
近々、GW当たりに行かれる方は、是非ぜひ外洋ナイトをリクエストしてみて
下さい。

では本日も昨日に引き続き、PULAUでの外洋ナイトダイビングで監察してきた
報告です。

bouzugisumodoki20080413a.jpg
クダリボウズギスモドキ   学名Pseudamiops gracilicaude 

撮影 2008年4月:PALAU 某所 水深-12m 大きさ40mmぐらい
生息域 奄美諸島以南、フィリピン、マーシャルなど西部太平洋域。

ハゼの次にテンジクダイふぇちの自分としては、 シマクダリボウズギスモドキ と、
サビクダリボウズギスモドキ を昨年4月に撮影して、山渓の「日本の海水魚」に
掲載されている中で、残る クダリボウズギスモドキ を撮したいなと、つねづねより
思っておりましたが、今回の深夜の外洋でその夢が叶いました

bouzugisumodoki20080413b.jpg

クダリボウスギスの仲間は、全て洞窟などの暗闇に生息するテンジクダイす。
だいたい中層を ふら~ふら~っと漂ってますが、ライトを当てるとのんびり気味に
すーっと逃げていき、追いかけすぎると岩穴の中に隠れてしまうので、ゆっくりと
近づくのが撮影のポイント。

上の写真は露出を開けて臓器がキレイに写る様に透明っぽく、下の写真は逆に
各鰭が判りやすい様に、露出を絞って撮ってみました。

でも現実は、ナイトの暗闇の中、カメラやストロボの光量などの各設定変更は
手探りにて、非常に難しかったです。

simakudaribouzugisumodoki.jpgsabikudaribouzugisumodoki.jpg
写真左が シマクダリボウズギスモドキ 、右が サビクダリボウズギスモドキ
共に2007年4月にPALAU某所でのナイドダイビングにて撮影。

と言うところで、残す観察は、 クダリボウズギス ですね。

2008年04月19日

●2008春バラオ特訓報告 その1 ワンフィン フラッシュライトフイッシュ

今回の特訓は、内湾どろポイントに始まり、深夜の内湾、深夜の外洋に、
大深度潜水と、パラオの様々な海のフィールドを駆け巡って参りました。
第一回の報告は、そんな深夜の外洋ポイントからです。

onefin%2020080413a.jpg
ワンフィン フラッシュライトフイッシュ  Photoblepheron palpebratus
撮影 2008年4月:PALAU 某所 -12m 大きさ120mmぐらい
生息域 西部太平洋など。

観察出来たのは外洋に面したホールの中、夜20時頃から始めたナイトダイブの
1本目でした。
日頃はサザンマリンダイバーズさんで一番の大物系ガイドのGMのコージさん
ですが、夜のナイトダイブでは小物系のガイドに大変身。
深夜の外洋で次々に現れてくる、稚魚や見た事も無いヘンテコな生物に対して、
まるで夏休みの小学生の虫取りの様に、とっても楽しみながらガイドをして頂き
ました。

そんなコージさんから、最初に教えて貰いましたのが、これ。
自分が見た時は、1個体だけ逃げ去っていく姿でしたが、暗闇に2個光る生物を
確認できました。
暗闇に生活する種らしく、ライトの光が当たるとすぐに隠れてしまいます。

そして、その後の3本目に クダリボウズギスモドキ を探しに小さなホールに
入った時に再度、発見。
最初見た時は2個体いたのですが、いつもの如く1個体はすぐに雲隠れ、しかし
1個体がダークバスターにやられたのか、フラフラと逃げ回っており、そんな姿を
撮せたのが今回の写真です。

onefin%2020080413b.jpg

和名で ヒカリキンメダイ (Anomalops katoptron) と言う種が有り、第1背鰭と
第2背鰭の背鰭が2つ有るのに対して、ワンフィン フラッシュライトフイッシュ
その名の通り、背鰭が1つしか有りません。

ヒカリキンメダイ 系の種は夜行性の生物で、目の下の頬の所に半月型の大きな
発光器が有り、この発行器に共生している光バクテリアが、かなり強い光を放って
光っているらしく、海洋生物の研究者の方のお話しでは発光器を表裏に回転させて
光を点滅させ、仲間同士でのコミュニケーションや、求愛行動に使ってるらしいです。

泳いでいる様子も動画に納めてみましたので、興味が有る方はをご覧下さい。

ライトを当てた時と、ライトを当てていない暗闇での光る姿が判りますので、生物の
生態観察が好きな方には、特に一見の価値有りです。

なぜなら、自分が調べた限りこんな動画はどこのサイトにも有りませんでしたから。
そして本物が見たくなった方は、是非、サザンマリンダイバーズさんに尋ねてみて
下さい。

2008年04月17日

●セントレアは雨

20080417ca.jpg
2008年春のパラオ合宿(特訓?)を無事に終え、本日のグアムからの午前便で、
帰国したしました。

今回、パラオのサザンマリンダイバーズさんが計画してくれた特訓予定本数には、
4本ほどおよびませんでしたが、ほぼ満足な結果でした。
結果報告は、明日からボチボチあげさせていただきます。

ところで、行きは珍しくコミコミでしたが、帰りも反対に珍しくガラガラ。
セントレアにも人が少なく、やはり世間はGW前って事なのでしょうか?

と言うことで、今から久し振りの出社です。

2008年04月11日

●撃コミ

20080411ab.jpg

いつもならガラガラのグアムへの昼便ですが、何故か今日は撃コミです。
どうやら、某在名ラジオ局主催のツアー客が居たり、慰安旅行の団体さんも
居るらしく、4月に慰安旅行とは、何だかんだ言っても日本の企業の景気は
良さそうですね。

お陰でラウンジでは、駆け付け一杯しか飲めませんでした。
そこまでして飲むかよって、話しでは有りますが。

●いざ2008年春合宿へ

20071121aag.jpg

本日から、5ヶ月ぶりにパラオへ春合宿に行って参ります。
合宿と言っても、今回は1人で行くので、どちらかと言えば特訓でしょうか?

昨年12月に、奄美大島へ行った時以来の長期休暇。
例年通り、大晦日、お正月の三が日は仕事に邁進し、たま~に2連休は
有りましたが、3連休以上は奄美大島の時以来です。

今回、友人に 「何休みになるの?」 って聞かれて、答えた言葉は、
「 遅い正月休暇か、早めのお盆休みかな? 」

なんとも季節感のない、回答でした。

今回の撮影武器は、NEWマシンがまだ手元に届かない為、現在愛用している
ネクサスD200と、IXY910ISの2台だけに絞りました。
NEWマシンは今月発売開始なので、ひょっとしたらと密かに期待はしてましたが、
所詮、週3~4台の生産数で、当然プロの方から優先でしょうから、自分の手元に
届くにはまだまだ時間がかかりそうです。
カメラ本体は、去年の11月から手元にあるんですけどね~。

だったら昨年6月同様に、D200と、D100のそれぞれにマイクロ105mmVRⅡと、
マイクロ60mm+1.5倍テレコンで各セットしてみて、被写体で使い分けてみようか
とも思いましたが、その時の帰りのエアーで重量オーバーとなってしまい、79$もの
EXCESS BAGGAGE代金を支払う羽目に成った事を思い出し、BC、ウェット、フィン
などをサザンマリンダイバーズさんに預けているとは言え、今年もWタンク用の
インデペンデンドキットや、その為のハーネス、ウィングとレギュを持って行く為、
撮影機材は少なめに絞ってみました。

絞ったと言っても、デジイチとコンデジ持ってく訳ですから、普通なら充分だと思う
んですが、5ヶ月ぶりの特訓と成ると、つい、いっぱい持ち込んでみたい気持ちに
成ってしまっております。

深場に、泥ドロに、早朝に、更に外洋の深夜にと。
またまたガッツリ潜って特訓して参りますので、その後の報告をお楽しみにして
下さい。

と言うことで、しばらくは更新が無くなりがちですので、スミマセン。

2008年03月31日

●オビシノビハゼ

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オビシノビハゼ   Ctenogobiops aurocingulus
撮影 2006年10月:PALAU GP3  -7m 大きさ40mmぐらい
英名 Gold-Streaked Shrimpgoby
生息域 奄美諸島以南 ~ 西部太平洋、インド洋など

水中で識別するポイントは、複数のお腹の黄色い小さな横縞と、シノビハゼ属
5種の中で、随一、背中に鞍状斑がある事です。
普通の シノビハゼ は、パラオの白っぽい砂地のポイントで有れば、どこでも
結構見かけますが、単純に居るポイントに潜ってないだけかも知れませんが、
オビシノビハゼ を自分が観察したのはこのGP3だけです。

GP3で潜って、エギジット近くの時間帯に、浅場で減圧がてら観察するには
もってこいの被写体の一つですが、ヘンテコハゼ好きな自分は初めて見た時に
思わず見とれて30分以上、観察してしまった生物です。

GP3にはいっぱい居ますが、そのくらいハゼバカには貴重な種なんですよ。

2008年03月25日

●ハダカハオコゼ

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ハダカハオコゼ   Taenianotus triacanthus
撮影 2007年6月:PULAU NEWドロップオフ -12m 大きさ120mmぐらい
英名 Paperfish
生息 和歌山県、高知県以南、インド洋、西太平洋など

見た目の如く、背鰭が異様にでかくて体高が高い上に、真正面から見ると
ペラペラに薄いので、潮通しのよい岩の上あたりで、ゆらゆらと波に揺れて
じっとしているのを見かけます。

hadakahaokoze20021111.jpghadakahaokoze20030126.jpg
撮影 写真左 2002年11月:マブール、右 2003年1月:須江ナギザキ

hadakahaokoze20030321.jpg
撮影 2003年3月:柏島 後浜

ご覧のように体色は様々、いろんな色で海藻が揺れてる様に体をゆらゆらと
させて擬態しておりますが、それ以上の動きはしないので見つけてしまえば
撮影は簡単です。

脱皮する事で知られておりますが、エビカニの様にペロリっと体全体の皮が
剥がれるのでは無く、鱗が剥がれる様にボロボロとめくれるそうですが、
一度でいいから、そんなシーンに出会いたい物です。

2008年03月14日

●チンアナゴ

chimnanago20060406aPALAU.jpg
チンアナゴ   Heteroconger hassi
撮影 2006年4月:PALAU ジャーマンチャネル -12m 
英名 Black spotted garden eel
生息域 小笠原諸島、伊豆半島、和歌山県、高知県、奄美大島、琉球列島、
     西部太平洋、紅海、東アフリカ、インド洋など

下半身(?)を砂の中に潜め、ヒョロヒョロ~っと頭を長く伸ばし、潮の流れの方に
頭を向けて、流れてくる動物プランクトンを食べて生きてます。
非常に臆病で、ダイバーが10m位に近づくと引っ込み初め、7~8m近くに寄れば
完全に引っ込んでしまいます。
なので撮影する時は、かなりジリジリと時間を掛けて接近する必用が有ります。

和名の チンアナゴ とは、犬の「狆(ちん)」に顔つきが似ている事から付けられた
らしいです。

chimnanago20060406bPALAU.jpg
撮影 2006年4月:PALAU ジャーマンチャネル
同じ チンアナゴ の、黒色への体色変化個体です。

chimnanago20051210a.jpg
撮影 2005年12月:Saipan オブジャンビーチ

自分は各写真撮影地の他に、西表島や奄美大島でも監察しておりますが、
臆病さどこでも同じ、世界共通の様です。

2008年02月26日

●ゴルゴニアンシュリンプ

本日ご紹介させて頂く生物は既に報告済みの生物ですが、前回は学名など
詳細は未記載でしたので、改めて紹介させていただきます。

golgoniansshrimp20071024a.jpg
ゴルゴニアンシュリンプ  Tozeuma armatum
十脚目 / モエビ科 / トガリモエビ属
撮影 2007年11月:柏島 後浜 -15m 大きさ70mmぐらい
英名 Sawblade shrimp
生息域 高知県、奄美大島、琉球列島以南、インド洋・西太平洋、
     ハワイ諸島、東アフリカなど

いま、南紀初観察と田辺で話題を集めているゴルゴニアンシュリンプです。
因みに名前のゴルゴニアンとは、ホストのヤギの事らしいです。

golgoniansshrimp20070213a.jpg
撮影 2007年2月:PALAU セントカーディナル -10m 

自分的にはゴルゴニアンシュリンプと言ったら柏島、と言うくらい過去に観察した
多くが柏島です。
自分が柏島以外で観察した事が有るのはパラオだけで、上の写真は昼間に
観察しておきながら、ひょっとしたら夜になると色彩変化が有るかと、その日の
内にナイトで再観察した時の写真です。

そんなバラオの、自分が世界中で一番大好きなポイントのゴビーパラダイス3で、
いまゴルゴニアンシュリンプが大発生中とか。
ゴルゴニアンとか言うヤギは無かった様な気がするのですが、何でもあり~の
ゴビパラ3なので。

う~、かなり興味津々です。

2008年02月20日

●( 恐怖の ) ウズラガイ

本日は、昨日ご紹介しました ニヨリミミイカ を、グアバスカスで観察した後に、
サンゴの産卵目的で潜ったセントカーディナルでの観察報告からです。

残念ながらサンゴの産卵は観察できませんでしたが、代わりに凄い生態観察が
できました。

uzuragai20060612a.jpg
ウズラガイ   Tonna perdix
中腹足目 / ヤツシロガイ科
撮影 2006年6月:PALAU セントカーディナル -7m 殻長 約100mm
生息域 房総半島以南 ~ インド、西太平洋域

文献には、夜行性で大きな外套膜でナマコなどの獲物を捕食する、とありますが
まさにその補食シーンを観察できました。
上の写真の左側の、大きく伸びた外套膜の中にナマコが入ってます。

まれに海の中で様々な捕食シーンに出会えますが、この時の捕食シーンでは
何か恐怖じみた感じを受けました。
自分の何倍も大きいナマコを、その貝殻の大きさからは想像が付かない大きさの
口と言うか、食道というか、その様な物で一口で飲み込み、飲み込むとゆっくりと
ナマコの表皮だけを食して、皮をはがされたナマコ本体をペッとはき出します。

uzuragai20060612b.jpg
上の写真は、食後にはき出されているナマコ。

uzuragai20060612c.jpg
はき出されたナマコは、皮をはがされた痛みでのたうち回っています。

この時は、写真を撮るのに精一杯で動画を撮り忘れてしまって後悔しました。
でもその反省は翌日には活かされ、翌日観察した ワモンダコ の交接シーンは、
ばっちり動画と写真に納めることが出来たのでした。

この時以来、デジイチでのフォトダイビング中は、必ずコンデジを動画モードに
して、常にBCにぶら下げておく様にしております。

2008年02月19日

●ニヨリミミイカ

本日は、先日報告しましたダンゴイカ科の仲間の紹介です。
自分はまだダンゴイカ科の生物の観測が少なく、今回は約2年前に観察した時の
写真になります。

niyorimimiika20060612a.jpg
ニヨリミミイカ   Euprymna berryi
撮影 2006年6月:PALAU グアバスカス -7m 大きさ20mmぐらい
英名 Berry's bobtail squid
生息域 南日本 ~ インドネシアなど

文献によると、浅瀬の砂と泥地域に生息、腕吸盤が4列なら、 ミミイカ か本種で、
更に腹側外列の吸盤が大きければ ミミイカ で、両外列の吸盤が大きく、体色が
虹色に輝いている青い緑色であれば本種だそうです。

niyorimimiika20060612b.jpgniyorimimiika20060612c.jpg
撮影 共に、2006年6月:PALAU グアバスカス 

観察したのは、パラオのサザンマリンダイバーズさんのオリジナルポイント。
セントカーディナルでサンゴの産卵を狙う為、ナイトダイビングを2本潜る計画の
1本目に選択したポイントでした。

へたっぴな写真では判りにくいのですが、興奮させると青緑色の体色が他のイカ
同様、黑斑が大きくなったり小さくなったりとか、虹色に色彩変化したりしてとか、
とても綺麗なイカでした。

上記の様な吸盤での確認は、この時は自然保護の観念からしませんでしたが、
滅多に出合えない生物だけに、生態観測の観点 ( 生物に触れる言い訳? ) より、
確認すべきであったと後悔している次第です。

2008年02月08日

●ハタタテサンカクハゼ

本日は、昨日の ハタタテシノビハゼ と、同じハタタテつながりで。

hatatatesankakuhaze20060613a%20PALAU%20GP3.jpg
ハタタテサンカクハゼ   Fusigobius inframaculatus
撮影 2006年6月:PALAU GP3  -18m 大きさ50mmぐらい
英名 Blotched sandgoby、Whiteflag Sandgoby、Orangespotted sandgoby
生息域 八丈島、紀伊半島、屋久島、奄美諸島以南 ~ 中・西部太平洋、
     インド、紅海など

昨日の ハタタテシノビハゼ と同じハタタテの名前が付いており、ボディの体色も
似ておりますが、ハタの形状は全く異なります。
もうひとつの区別方法として、共に透明なボディにオレンジ色の斑点が存在して
おりますが、 ハタタテサンカクハゼ は大きな黒い斑紋が透けて見えます。

第一背鰭の模様は色んな種類が有り、サンゴ群落や岩礁域の砂地の底に居る
事が多く、こちらもバックが砂地で撮しにくい生物ですね。

生息域に紀伊半島と有りますが、残念ながら自分は南紀ではまだ観察しておらず、
観察できたのは、パラオと西表島だけ。
伊豆半島でも数年前に観測例の報告が出ておりましたが、串本とか須江あたりで
いつかたっぷりと時間を掛けて、観測したい生物のひとつと思っております。

2008年02月01日

●オバケインコハゼ

例年通り、今年も年末年始出勤の代休を取らないまま、既に2月になってしまい
ました。
昨年は2月に取れて、弾丸日程でパラオへ行きましたが、今年は4月頃までは
代休が取れそうになく、それまでは寒い海ばかりになりそうです。

obakeinkohaze20061014%20PALAU.jpg
オバケインコハゼ  Exyrias bellissimus
撮影 2006年10月:PALAU サザン桟橋前 -7m 大きさ120mmぐらい
英名 Beautiful goby
生息域 琉球列島以南の南日本、西部太平洋、東アフリカ~サモア、インド洋
  
英名は綺麗なのに、和名はオバケです。
たいてい砂地とサンゴのガレ場の切れ目辺りに、ぼてっと居座っております。
とにかくガタイがでかく、ライトを当てるとのっしのっしと動いて隠れようとしますが、
隠れようとしてる割には、いつも各鰭は全開で堂々としておりますので、比較的
撮影は簡単です。

と書いてるくせに、出来の悪い写真ばかりですが・・・・。

obakeinkohaze20070710%20GUAM.jpgobakeinkohaze20071222%20Amami.jpg
撮影 上左、2007年 7月:GUAM ボート桟橋前 -5m 大きさ100mmぐらい
撮影 上右、2007年12月:奄美大島 ピアテグリ -7m 大きさ100mmぐらい

一番上の写真はパラオ、その下の左はグアム、右は奄美大島でそれぞれ
撮影したものですが、ご覧の様に太平洋の各地の砂地で観察可能です。
この様に、同じ生物を各地域で撮影し、比較してみるのも面白いですよ。

奄美大島はマクロ好きの方も多いですが、パラオ、グアムでこの手のハゼの
撮影?ってイメージを、もたれる方も多いかと思います。

でも、自分のブログを見ていただいてる方でしたら、もう既にパラオ、グアムも
泥ドロポイントが面白いってイメージが、できてますかね。

2008年01月29日

●タイワンマトイシモチ

本日も、当ブログをご覧になられる方で、おお~っと思われる方はごく数人と
思われますが、自分がハゼ科の次に大好きなテンジクダイ科からです。

taiwanishimochi20070213a.jpg
タイワンマトイシモチ  学名 Foa brachygramma
撮影 2007年2月:パラオGP3 水深-10m 大きさ40mmぐらい
英名 Fo cardinalfish 、Weedy cardinalfish
生息域 相模湾以南の南日本、インド、西部太平洋域。

いつもこの様に生物を紹介する時は、図鑑や色々なWebサイトに書かれている
内容を、参考にさせていただいております。
皆さんもご存じの様に、英名は図鑑や文献によってバラバラですが、いままで
自分は学名は世界共通と思っておりました。

ところが、本日紹介させて頂く タイワンマトイシモチ を色々調べてみると、
学名までバラバラ、合計で3つの学名が見つかりました。
本当に正しいのは、どれなんでしょうね?

taiwanishimochi20070213b.jpg
撮影 2007年2月:パラオGP3 -10m 大きさ20mmぐらい

こちらは同じフィールドの、直ぐ近くで観察できた幼魚です。

ともに、もう一年近く前の撮影になります。
撮影後に、図鑑で調べ相模湾以南の南日本に棲息している事を知りましたが、
残念ながら、一度も日本で観察できておりません。

決して、ダイビング数が少なかったり、棲息してそうな所も潜っているんですが、
実はそのぐらい稀に観察できる種なのか。
それとも、やっぱり自分の目は節穴なのか?


2008年01月05日

●ジュウモンジサラサハゼ

さて本日は、昨日の ホホベニサラサハゼ の仲間です。

jyuumonjisarasahaze20071120a.jpg
ジュウモンジサラサハゼ  Amblygobius decussatus
撮影 2007年11月:パラオ GP3  -10m 大きさ約40mmぐらい
英名 Crosshatch goby
生息域 西表島、インド、西部太平洋、オーストラリア、ニューカレドニアなど

体側にオレンジの格子状模様と、尾鰭の付け根にある斑紋が大きな特徴です。
サラサハゼ属はほとんど大抵そうですが、この子も巣穴を持っておりますが常に
巣穴にくっついているのでなく、砂底から数Cmほど上をホバリングしてます。

jyuumonjisarasahaze20071120c.jpg
撮影 2007年11月:パラオ GP3 

2008年01月04日

●ホホベニサラサハゼ

いやぁ~、それにしてこの年末年始、個人的にはエド・はるみでした。

やっと三が日も明けて、本日から正式に弊社全体が仕事始めですが、個人的には
急遽、明日5日が休暇に変更となり、5日~6日と年始休暇になりました。
なので、早速、5日~6日と潜り初めに行って参ります。

さて昨日までは、奄美大島で監察してきた生物を紹介してきましたが、本日からは
地域を限定せずに、生物を紹介させていただきます。
そう言いながらも、本日はまたまた奄美大島で監察してきた生物ですが、昨日、
紹介させていただいたサラサハゼ属繋がりって事で、過去にパラオで撮した画像も
交えて紹介させていただきます。

hohobenisarasahaze20071223c.jpg
ホホベニサラサハゼ  Amblygobius Sp
撮影 2007年12月:奄美大島 泥ドロポイント  -2m 大きさ約40mmぐらい
英名  Nocturn goby
生息域 小笠原諸島、八丈島、奄美大島、琉球列島、インドネシア、パラオなど

巣穴を持っておりますが、ほとんど常に砂底から数Cmほどホバリングしてます。
パッと見は、白っぽいだけのハゼですが、ストロボなどの光がキチンと当たれば
淡い赤色のラインが乳白色のボディに浮き出て、とても綺麗です。

実際に、この写真は撮した画像をそのまま見ると、ただの白っぽい地味な色の
画像でしたが、Rawデータを細かく触って設定すれば、上の画像の様に淡い赤の
ラインが栄えてきます。

hohobenisarasahaze20071223e.jpghohobenisarasahaze20070214a.jpg
撮影 左:2007年12月:奄美大島 泥ドロポイント  右:2007年2月:パラオ GP3

図鑑によっては、Amblygobius nocturnus の亜種として、黒っぽい色の砂地での
タイプとして載っていたりしますが、いまのところ亜種なのか、異種なのかは研究が
進められているらしいです。

hohobenisarasahaze20061015a.jpg
撮影 2006年10月:パラオ GP3

全て写真は異なる個体ですが、体色はほぼ同じです。
4枚とも奄美大島とパラオで撮影した画像ですが、撮影したポイントは奄美大島は
湾内奥の汽水が混じる枯葉や木々の栄養素が混じった土壌、パラオのポイントは
毎日汐の干満によってマングローブから排出された栄養素が混じった土壌。

若干、環境は異なっていてもほぼ同じ様な土壌フィールドなので、同じ様な体色を
しているのでしょうか。

明日は海に行ってますので、生物紹介はできないかも知れませんが、次回の生物
紹介では、反対に環境が似ていても、体色が全然異なる生物を報告させていただき
たいと思っております。

2008年01月01日

●今年の目標

20080101xa.jpg

去年、2007年の遊びの目標は下の3つでした。

 1、テッキー (テクニカルダイバー) に、なる事。
 2、1000本目をパラオのGP3で潜る事。
 3、年間200本を達成する事。

いちおう、3は達成、2007年は、結局、203本のダイビング本数でした。
2は、残念ながらパラオのGP3ではダメでしたが、自分がダイビングを始めた
頃からの友人達と、奄美大島で迎える事ができました。

で、肝心のテッキーだけは、いろいろ諸条件が合わなくてノピノピに伸びて
しまい、いよいよ今週末から講習再開です。
なので、今年2008年の遊びの目標は下の3つにいたします。

 1、テッキー (テクニカルダイバー) に、なる事。
 2、そんでもって深場を潜り倒して、深場のハナダイの写真を撮る事。
 3、夏前には、オプティマ (リブリーザー)を購入する事。

かなり夢がこもった目標ばかりで、正月早々、妄想属 (族では無く) になって
ますが、元旦早々、仕事中にさぼってブログ書いてるなよって所ですね。

こんな取締役の会社で、今年も大丈夫かな???

2007年12月27日

●冬の奄美大島合宿報告(2) ヒレナガスズメダイYg

奄美からの報告、第2段は今年から急に興味を覚えたスズメダイです。

hirenagasuzumedai20071222.jpg
ヒレナガスズメダイYg  Neoglyphidodon nigroris
撮影 2007年12月:奄美大島 倉崎ビーチ  -7m 大きさ約40mmぐらい
英名 Yellowtail Damsel
生息域 高知県、奄美大島、琉球列島、フィリピン、パラオ、西部太平洋など

奄美大島ではいろんなポイントで、この ヒレナガスズメダイYg
観察できます。
西表島やパラオでも観察してますが、これだけどこでも沢さん観察できるのは
自分が潜ってきた中では、奄美大島が一番です。

hirenagasuzumedai20060407.jpghirenagasuzumedai20071223.jpg

しかし数年前に初めて見た時から、いつ見ても思いますが、この ヒレナガ
スズメダイYg
だけは、どう見てもスズメダイに見えません。
成魚はスズメダイにみえますが、幼魚の形はスズメダイ?といつも思います。

それとこの子、いつ見ても単独行動で、ひとりぼっちが多いです。
おそらく団体行動が苦手なタイプなんでしょうね。

2007年12月20日

●秋のパラオ合宿報告 (最終回)

まだまだ報告したい生物はあるのですが、クリスマスまで1週間を切ったと言う
のに、いつまでも "秋" の文字が入ったタイトルも如何な物かと思い、今回で
いちおう最終回とさせて頂きます。

20071121xaa.jpg
撮影 2007年11月:PALAU

最後に紹介するのは、今回の合宿の最終日、最後に潜ったポイントです。
写真中央の左あたりで、ロクハンを着ようとしてられる綺麗なモデルさんが居る
様に、もちろん、ここで潜ります。

透明度はご覧の写真でお判りの様にスーパーにごにご、みそ汁カラー。
まぁ、50cm位はみえますので小さな生物の撮影には問題ありません。
ただ、ちょっと左端のお家から排水パイプが水中まで伸びてるのが、気になる
ところ。

20071121xba.jpg20071121xbb.jpg

自分のダイビング友達は、自分がパラオに年に数回潜りに行っている事は、
皆さん知ってられます。

このブログに載せた生物の写真をご覧になられ、ダイビング雑誌に載っている
様なブルーコーナーや、ブルーホール、ジャーマンチャネルなど、綺麗な青い
海がイメージのパラオを潜ってるだろうなぁと想像している方が、ほとんどだと
思われます。

勿論、そんなところも潜っておりますが、ゲストが自分1人や、このモデルさん
の様な方と一緒だと、こんな泥ドロなところをリクエストして潜ってます。
こんな所こそ、滅多に見られない生物が居るんですよ。

20071121xcb.jpg20071121xca.jpg

外海の青い海は、各ダイビング雑誌で特集される様な大物生物や、深場に
行けばレアなハナダイなど、浅場では、これまたレアなベニハゼなどなど、
それは素晴らしい海のパラオですが、内湾の泥ドロポイントも生物ヲタクの
自分にはたまらないパラオ。

次の合宿では、まだ見たことがない生物に、また出会えるのが楽しみです。

2007年12月19日

●秋のパラオ合宿報告(27) オニサルハゼ

本日は、ハゼの中でも大型のタイプの紹介です。

onisaruhaze20071119.jpg
オニサルハゼ  Oxyurichthys papuensis
撮影 2007年11月:PALAU マッドシティ -5m 大きさ約100mm
英名 Frogface Goby
生息域 和歌山県、高知県、琉球列島、西部太平洋、インド洋など

自分としては、初観察です。
想像していたより大きく、デジタルの105mmでは遠く離れないと撮せません。
しかも、なぜかこの オニサルハゼ の皆さん、全員が体をくねらせた猫背ばかり、
背筋をピーンと、まっすぐ伸ばした子がおりません。
やはり、オニとか、サルとか言われてばかりなので、皆さん性格が曲がってしまった
のでしょうか。

今回は60mmは持ってこなかったので、とりあえず証拠写真だけ撮してきました。
次回は忘れずに60mmで、復習してみます。

saruhazeSP%2020071120.jpg
サルハゼ属の1種  Oxyurichthys Sp
撮影 2007年11月:PALAU GP3 -12m 大きさ約70mm
英名 Frogface Goby
生息域 伊豆半島、和歌山県、西表島、パラオ、インドネシアなど

ついでに証拠写真を、もうひとつ。
以前にも撮してはおりますが、完璧な画像はまだ撮れていない サルハゼ属の
1種
です。

撮影しているポイント自体、滅多に人が来ない事も理由のひとつと思いますが、
この子達は非常に臆病で、見かけた瞬間に撮影しないと引っ込みます。
しかもストロボ発光、一発で引っ込みます。

従って自分のD200はTTLを使えないセッティングなので、光量調整が出来ず
いつも暗めに撮っては、フォトショップ様の神の手にお願いしている次第です。

本日は、復習が必須な証拠写真ばかりの報告でした。

2007年12月18日

●秋のパラオ合宿報告(26) ダイダイコショウダイYgらしい

本日の報告は、らしいって補足付きの名前ですみませんが、多分そうです。
と言うか、そうみたいです。

GiantsweetlipYg%2020071120a.jpg
ダイダイコショウダイYg  Plectorhinchus albovittatus
撮影 2007年11月:PALAU GP3 -2m 大きさ約5mm
英名 Giant Sweetlips
生息域 高知県、琉球列島、西部太平洋、フィジー、インド洋、紅海、東アフリカなど

とにかく、むっちゃんこ、ちっちゃかったです。
ダイビング計画の60分も超えたので、そろそろエギジットと思った頃でした。
最初、サザンマリンダイバーズの拓ちゃんから、この子を紹介された時は、
なんじゃぁ~、この小さいクネクネは?と思ったぐらい、コショウダイ系の幼魚の
特徴のクネクネダンスを、ずう~っと踊りっぱなしです。

GiantsweetlipYg%2020071120b.jpgGiantsweetlipYg%2020071120c.jpg
GiantsweetlipYg%2020071120d.jpg

大きさを説明すると写真中段の左は、下段の写真からトリミングした写真です。
一緒に写っているのは緑色の枝は藻の枝、つまり3mm位の枝ですので、いかに
このこが、ちびっこいか判ると思います。

このサイズで写真は静止画ですので動きが判らないと思いますが、尾鰭だけで
無く、体全体をくねるようにフリフリして踊ってますので、フォーカスもなかなか
合わず、合ったと思って撮した写真もほとんどがピンボケ。

結局、完璧写真は1枚もありませんでしたが、その中から、何とか形と、色の
判別が出来そうな写真を選択して報告させていただきました。

2007年12月17日

●秋のパラオ合宿報告(25) たぶんスズメダイモドキYg

先日、合宿報告のスズメダイ系はもう最後の様な事を書きましたが、まだ
残ってましたので、本日はその報告です。

suzumedaimodoki20071117a.jpg
スズメダイモドキYg  Hemiglyphidodon plagiometopon
撮影 2007年11月:PALAU サザン桟橋前 -5m 大きさ20mmぐらい
英名  Blackfin damsel
生息域 琉球列島~西部太平洋、ミクロネシアなど

たぶん今月2日の報告にて、最初に間違って ブルースポット・ダムゼルYg
報告してしまった、 スズメダイモドキYg の、カラーバージョンと思われます。

suzumedaimodoki20071117b.jpg

この撮影をした時は、これも既に報告済みの ぺイルスポット ダムゼルYg
すぐ近くにいて、両方を綺麗に撮そうと燃えていました。

でもやはり、同時に2種の気合い入りの写真は無理だったらしく、最初の写真の
様な尾鰭いまいちの写真か、下の写真の様なピンがいまいちな写真しか撮れて
おりません。

日頃から書いておきながら、銀塩フィルムの一眼の方達の様に、1ロール1種
ぐらいの気持ちで挑まないと、良い写真は無理という報告でした。

2007年12月16日

●秋のパラオ合宿報告(24) ヒカリイシモチ

このところ同じポイントからの報告ばかりですが、本日もGP3からの報告です。

hikariishimochi20071120b.jpg
ヒカリイシモチ  学名 Siphamia versicolor
撮影 2007年11月:PALAU GP3 水深-15m 大きさ約30mm
英名 Urchin Cardinalfish
生息域 奄美大島以南、インド・中部太平洋域、紅海など。

エントリー後、モーターポイントに向けて移動中に砂地を、大きなガンガゼ系の
ウニが4~5個体移動しており、そのトゲの廻りと言うか、トゲの間に隠れる様に
テッポウイシモチ と一緒に泳いでました。

その様子は、 mixi の動画でご覧下さい。

hikariishimochi20071120a.jpg

自分的には、初観察でした。
今まで柏島にて、 イナズマ・ヒカリイシモチ は何度も観察しておりますが、
元祖 ヒカリイシモチ は初めてでしたが、残念ながら茶色一色のタイプのみで、
ストライプのタイプは見かけませんでした。

でもまずは、生態観察ができて良かったです。

2007年12月15日

●秋のパラオ合宿報告(23) ヒレフリサンカクハゼYg

さて本日も、GP3からの報告です。

hirefurisankakuhazeYg%2020071120a.jpg
ヒレフリサンカクハゼYg  Fusigobius signipinnis
撮影 2007年11月:PALAU GP3 -10m 大きさ約20mm
英名 Signalfin Goby
生息域 柏島、奄美諸島~西部太平洋

特に珍しいハゼでは有りませんが、第一背鰭をヒョコッ、ヒョコッと開いたり
閉じたりしながら、ピコッ、ピコッと動く姿が可愛いくて、見つけちゃうといつも
しばらく見入ってしまいます。
特にこの子は小さくて、持って帰りたくなるほどの可愛さでした。

hirefurisankakuhazeYg%2020071120b.jpg

動く姿は、コンデジの動画で撮ってみても面白いと思います。
浅場の小さな砂地でも生息しておりますので、安全停止の時の時間つぶしの
時なんかに、ぜひ撮してみてはいかがでしょうか。

2007年12月14日

●秋のパラオ合宿報告(22) ショウグンエビ

昨日の休日は、結局、年賀状作成と写真整理で終わってしまいました。
予定通り進めば、8日後の次の休日はやっと海に行けます。

さて本日は、GP3のちょっぴりコワモテさんの紹介を、させていただきます。

Syogunebi%2020071120.jpg
ショウグンエビ  Enoplometopus occidentalis
十脚目 / アナエビ科 / ショウグンエビ属
撮影 2007年11月:PALAU GP3 -10m 大きさ約100mm
英名 REEF LOBSTERS
生息域 琉球列島以南、フィリピン、パラオ、インドネシア、ハワイ、インド洋など

ゴビーパラダイス3のエビ団地の、偉いさんです。
この方の許可がないと、団地住民の バイオレット ボクサーシュリンプ さんや、
アカシマシラヒゲエビ さん、 ホワイトソックス さん達の撮影は出来ません。

今回も、ひと言ご挨拶を忘れてしまって、いきなりライトを当ててしまったせいか、
ご機嫌を損ねてしまったようです。
この真っ赤な色から、怒り具合が判りますよね。

更に、なかなか怒りが納まらないのか、グォーッとはさみを振り回して威嚇して
られます。
結局、「すんませんでした、また出直して参ります」と謝罪をして、すごすごと
今回は退散してきた次第です。

見た目には、結構美味しそうなんですけどね。

2007年12月13日

●秋のパラオ合宿報告(21) バンダイシモチ

今週もですが、急遽、本日は休日になりました。
12月は何せ土日の休日が取れないので、平日でスケジュールが空いた日に
休日にしております。
本当なら14連勤の予定だったのが、5連勤、休日、8連勤、3連休に変更となり
楽チンになりました。

bandaishimochi20071117c.jpg
バンダイシモチ  Apogon bandanensis
撮影 2007年11月:PALAU マリンレイク -5m 大きさ約50mm
英名 Banda Cardinalfish
生息域 奄美諸島~西部太平洋、北西オーストラリア、インドなど

セントカーディナルや、マリンレイクでナイトダイビングをすれば、まず100%の
確率で観察できます。

自分はパラオで150本以上潜っており、その内で、マリンレイクは10本ほど
潜ってますが、全てナイトダイビングです。
なので昼間のマリンレイクって知らないのですが、昼間のセントカーディナルでは
観察したことがないので、ひょっとしたら日中は岩の奥などに隠れていて、夕方や
夜しか出てこないのかも知れません。

学名が bandanensis ですから違うとは思いますが、だからバンダなのかも?

bandaishimochi20071117b.jpgbandaishimochi20071117a.jpg

写真は単独で写ってますが、実際は10匹程度が群れをなして漂ってます。
泳いでいると言うより、常に全ての鰭を全開にしてボ~~ッと漂っております。

で、その内の綺麗な個体を狙ってライトを当てると、その時だけスス~っと
動いて離れますので、離れて単独になった時に撮しております。
動きがスローでとっても撮しやすいので、皆さんもナイトした時には狙ってみて
下さい。

それにしても、この子達、鰭を閉じる時はあるんでしょうか??

2007年12月12日

●秋のパラオ合宿報告(20) アカネハナゴイ

ハナダイ系に限らず、動き回る生物はいつも大抵こんな感じで撮してます。

akanehanagoi20071117a.jpg
「おっ、鰭が開いてきた、開いてきた~」
「いいぞ、いいぞ~」

akanehanagoi20071117b.jpg
「それっ、いまだ~、パシャッ。」
「あれ~っ、背鰭開いたのに、腹鰭、尻鰭が閉じちゃったよ。」

アカネハナゴイ Pseudanthias dispar
撮影 2007年11月:PALAU シアスコーナー -7m 大きさ約40mm
英名 Redfin Anthias
生息域 琉球列島 ~ ミクロネシア、GBR

先日に報告済みの バートレッド・クイーンバスレット 達と一緒になって沢さん
群れておりました。

ファインダー越しではあっちへ動き~、そっちへ動き~と、沢さん居るだけに的が
絞りにくく、やっとこれだって言う個体を追いかけて各鰭が開くのを待っていると、
違う個体と重なって、どれか判らなくなったりします。

今回の写真は、そんな事を繰り返しながら撮った写真の一部です。

完璧に全ての鰭が開いたピンがクッキリ写真なんて、何百枚もの数を撮した内の
たった1~2枚とは思うのですが、いつかそんな嬉しい写真が撮れる事を信じて、
また次回も挑戦すると思います。

水中生物の写真撮影は、戦いですからね。

2007年12月11日

●秋のパラオ合宿報告(19) たぶんゴールドバック・ダムゼル

気が付けば今回の秋の合宿報告も 19回目になります。
たった5日間潜っただけなのに、まだまだ合宿報告は尽きそうにありませんが
流石にスズメダイのネタは、そろそろ尽きそうです。

でも今日は、 3日に1回のスズメダイの日。
何とかスズメダイネタを捜してみたところ、結局いつもと違って珍しく、幼魚様
ではありませんが、ありました~♪

goldbackdamsel20071118b.jpg
たぶんゴールドバック・ダムゼル  Pomacentrus nigromanus
撮影 2007年11月:PALAU セントカーディナル -5m 大きさ約40mm
英名 Goldback Damsel
生息域 フィリピン、パラオ、西インドネシア、西オーストラリア、ソロモン諸島、
     バヌアツ、PNGなど

たぶんと書きましたのは、このところ外人サカナの名前の間違いが続きました
ので、又、間違ってると、ちょっとと思い、弱めに書いてみました。

前からいつも、気になってるカラーリングのスズメダイなのですが、この模様で
成魚なのか、幼魚なのか?
パラオへ行って見かける度に撮してはいるのですが、いつも尋ね忘れてます。
勉強不足のままで載せちゃいまして、すみません。

goldbackdamsel20071118a.jpg

自分が所持している日本や、海外の図鑑を調べても、この模様の写真しか載って
ません。
日本語の ゴールドバック・ダムゼル でHPを検索しても、ほとんどヒットしないので、
Goldback Damsel の英語表記や、学名で色んなHPにアクセスして閲覧しても、
やはり、この模様の写真ばかりです。

なので、ひょっとしたら成魚と幼魚の模様は、あまり変わりないのかと思えるの
ですが、もしも幼魚の模様が違うとしたら、成魚でこの綺麗さですから、幼魚様は
もっともっと綺麗なはず。

このまま質問するのを忘れたままで、妄想している方がいいのかも知れませんが。
ハハハハッ・・・。

でも、やはり真実も知りたいような・・・・。

2007年12月10日

●秋のパラオ合宿報告(18) ペンシルストリークド・ラビットフィッシュ

この週末は、我が業界では例年、年に2番目に忙しいと言われる週末でした。
では年に1番目はと言うと、毎年3月の2週目の週末なのですが、今年は11月末に
発売された新モデルが大好評と合って、例年どおりの繁忙期に特需がプラスされ、
ひょっとしたら、年に1番だったかもと思えるほどの忙しさでした。

なので自分も連日帰宅が遅くなり、ドラクエ4がちっともやれないのが悩みです。
はい、まるで塾と宿題に追われている小学生の悩みです。

さて今回も、自分としては初観察の生物の報告です。

pencilstreektrabittfish20071117a.jpg
ペンシルストリークド・ラビットフィッシュ  Siganus doliatus
撮影 2007年11月:PALAU サザン桟橋前 -5m 大きさ約15mm
英名 Pencil-streaked rabbitfish
生息域 パラオ、インドネシア、西GBR、ニューカレドニアなど

サザンマリンダイバーズの拓ちゃんから紹介された時は、 ムシクイアイゴ
幼魚かなって思ったんですが、どうやらアイゴの外人でした。

またまた名前を書き留めてくるのを忘れたので、拓ちゃんにメールで教えて
貰いましたが、自分が持ってる図鑑には大人ばかりが載っており、幼魚が
載っておりません。

pencilstreektrabittfish20071117b.jpg

他の多くのサカナにも観られる様に、この種も幼魚と成魚ではかなり模様が
異なります。
この様に成長具合によって模様が異なる生物を、図鑑で紹介される場合は、
幼魚~大人~老成と、各ステージを全て紹介して欲しいものですね。

そうすれば、自分達の様なアマチュアダイバーは助かるのですが。

2007年12月09日

●秋のパラオ合宿報告(17) ギルバート・カーディナルフィッシュ

今回はじめて一緒に潜った、マイミクのちびっ子さんが既に綺麗な写真の報告を
されておりました。
自分はと言うと、同じ環境で撮していながらライティングに失敗した写真ばかりで、
今回は証拠写真と言うことで報告させていただきます。

なので、写真はダメダメなのばかりで、すみません。

girbertcardinalfish20071118ab.jpg
ギルバート・カーディナルフィッシュ  Apogon gilberti
撮影 2007年11月:PALAU セントカーディナル -7m 大きさ約50mm
英名 Gilbert's Cardinalfish
生息域 フィリピン、パラオ、西インドネシア、北西オーストラリアなど

ぱっと観は ウスモモテンジクダイ に似てますが、上手くライトが当たれば、
ブルーのラインと青っぽいお腹がとても綺麗です。
なのに撮す人間がダメだとこんな写真ばかりで、折角の特徴が判りません。

girbertcardinalfish20071118bb.jpggirbertcardinalfish20071118cb.jpg

と今回は写真はダメでしたが、不思議な嬉しさがありました。

自分は約2年程前に発刊されたダイビングワールドにサザンマリンダイバーズ
ぢろーさんが載せられた ギルバート・カーディナルフィッシュ の写真記事を観て、
それまでテンジクダイの中で、一番好きだった イトヒキテンジクダイ よりも綺麗な
このテンジクダイに、速攻で、ひと目惚れしちゃいました。

それで次にパラオに来た時にサザンマリンダイバーズさんにリクエストしてみると、
どうやらそれは ブルースポット・カーディナルフィッシュ の名前を編集社の方が
間違えて載せたらしく、名前はともかくこれが観たいと、ずう~っと ブルースポット・
カーディナルフィッシュ
をリクエストしており、先日報告済みの様に、やっと今回、
マッドシティで初めて観察できた次第です。

でも、それでは ギルバート・カーディナルフィッシュ とは、どんなテンジクダイ
なのかと聞いてみたところ、セントカーディナルに居るよって聞いたのが、前回の
パラオのダイビングを終えてからでした。

なので今回教えて頂き、写真に撮ったわけですが、実は、今回はじめて一緒に
潜ったマイミクのちびっ子さんも、同じ様な思いだったらしく、何とも不思議な話し
ですね。

次回のパラオでは、この2種類のカーディナルフィッシュの満足できる写真を撮る
事が、自分にとって大きな宿題になってしまいました。
もっとも、他にも宿題は山ほど有りますけど・・・・・とほほ。

2007年12月08日

●秋のパラオ合宿報告(16) ニセネッタイスズメダイYg

さて本日は、自分がお楽しみの3日に1回のスズメダイ幼魚報告の日です~♪

nisennetaisuzumedai20071120b.jpg
ニセネッタイスズメダイYg  Pomacentrus amboinensis
撮影 2007年11月:PALAU GP3 -7m 大きさ約25mm
英名 Ambon damsel
生息域 琉球列島 ~ 西部太平洋

図鑑を読むと、「黄色い体色でネッタイスズメダイに似ているが、体色が青みを
帯びている事、胸鰭基底上端の黒色斑が大きいことで見分けられる。幼魚には
背鰭軟条部に目立つ眼状斑がある。」と書かれております。

nisennetaisuzumedai20071120a.jpg

ふむふむ、なるほど。
幼魚の写真も自分が撮した画像とよく似てます。

な~の~に~。

当初、自分はてっきり外国人のスズメダイと思いこみ、外国の図鑑ばかりを
調べて似てそうなのを見つけ、それでも自信が無いので、そうだと思う外人の
スズメダイの名前を書いて、サザンマリンダイバーズの拓ちゃんにメールで
問い合わせてみました。

答えは、おおはずれ~、 ニセネッタイスズメダイYg でした。
ちゃんと、山渓の " 日本の海水魚 " に載ってます。

今回は色々と質問してばかりで、拓ちゃんありがとう。
次回は、もっと真面目に調べてから質問させて頂きます、反省です。

2007年12月07日

●秋のパラオ合宿報告(15) 忍者はっとりくん

久しくなかった新製品の好調振りにて、一時は年内の休日が皆無になりそう
でしたが、急遽、本日と12月後半に3日間ほど休める事になりました。
なので、一時は諦めていた今年の年間200本の目標も何とか達成できそうな
模様です。
しかも、その前の199本目は、自分にとって人生で節目のダイビング本数。

何とか共に達成出来ると良いのですが、仕事がこれ以上忙しくならない事を
祈るばかりです。

さて本日紹介させていただく生物は、とくに南の海でなく、日本でも十分に
観察が可能です。

umitakehaze20071120b.jpg
ウミタケハゼ Pleurosicya muscarum
撮影 2007年11月:PALAU GP3
英名 Ghost goby
生息域 琉球列島、西部太平洋~インド洋など

本当に、木隠れの術の忍者みたいです。
うまく隠れております。

umitakehaze20071120a.jpg

でも、自分がこのような構図を撮っている時は、明らかに手抜きと言うか、写真から
やる気が感じられません。
ただ単純に、生物を撮しているだけ。
やる気が有る時は、ぐるっと横に回り込んで各鰭全開を狙っているはずです。

おそらく何かと戦ったあとの、気が抜けてた状態だったんだろうなぁ~と思います。
なぜならば、この写真を撮った事自体を詳しく覚えておりませんので・・・。

2007年12月06日

●秋のパラオ合宿報告(14) オオテンハナゴイ

自分が、テクニカルダイビングをやろうと思ったきっかけのひとつがハナダイ。

決して狭いケープの穴や、どん深に沈む船の中に潜るような怖いダイビングを
やる為にテッキーになるつもりは無く、深場のハナダイなどを、じっくりと時間を
かけて撮影したい。

その為に空気で長時間の減圧を生じられるよりは、100%酸素の加速減圧で
減圧にかける時間を短くしたい。
その加速減圧の為にはテックダイビングのスキル、と言った流れなんですね。

でも、昔からハナダイに興味が合ったわけでは有りません。
デジイチを始めた頃は、動きの速いベラ、ハナダイ、スズメダイは自分の老眼の
眼では、素早くて追いかけることが難しく、動きの鈍いハゼやウミウシを中心に
撮しておりました。

しかしなぜか、去年の秋ぐらいから眼で追いつく事が出来る様になってしまい
ました。
おそらく慣れだとは思いますが、それからはハナダイ、スズメダイを綺麗に
撮す為の戦いが好きになり、この夏からベラにも興味が出てきた次第です。

昨日も書きましたが、綺麗に撮せた時の「やっつけた~♪」って言う感激が何とも
たまりません。

と言うことで、前置きが長くなりましたが今日はハナダイの報告です。

ootenhanagoi20071118a.jpg
オオテンハナゴイ  Pseudanthias smithvanizi
撮影 2007年11月:PALAU ブルーコーナー -8m 
英名 Princess anthias
生息域 琉球列島、西部太平洋~インド洋、フィリピン、ミクロネシア

残念ながら、何とか見られる写真はこの一枚だけでした。
本当はもっと第一背鰭がババッと開いた写真が撮りたいのですが、パラオでは
ひとつのポイントで撮したいのが多くて困ります。

伊豆や南紀で何か撮す時は、撮したい個体が1匹か2匹と言うことが多くて、
その個体に集中できるのですが、パラオでは撮したい個体が沢さん一緒に
群れているので、どれを撮すか選択していて取り損ねます。

この時も実際は15分ほど掛けたんですが、それでもこのレベルの写真が
たったの1枚だけ。
やはり、ひとつの種の完璧な撮影には、1本のダイビング全てを掛けないと
ダメなんでしょうね。

何せ相手は、生き物ですからね~。

2007年12月05日

●秋のパラオ合宿報告(13) ホワイトダムゼルYg

このつたない自分のブログを読んで下さる奇特な方で、既にお気づきの方も
いらっしゃるかも知れませんが、3日に1度はスズメダイを報告してます。

いったい、この夏、どれだけのスズメダイYgを撮したことか。
しかも30mm以下のサイズばかりで、どう見ても幼魚フェチの変態です。

WhiteDamsel%2020071118a.jpg
ホワイトダムゼル  Dischistodus perspicillatus
撮影 2007年11月:PALAU セント・カーディナル -6m 大きさ約10mm
英名  White damsel
生息域 西部太平洋、ミクロネシアなど

実は9月に、シリーズ " 幼魚様たち " で紹介したばかりですが、更に可愛い
ステージが撮せましたので、改めて紹介させていただきました。

WhiteDamsel%2020071118b.jpg

ともかく、ちびっこいサイズでした。
最初にガイドの拓ちゃんから教えて貰った瞬間から、すぐに釘付けです。
やたら撮しまくった画像の数は26枚。
デジカメだから考えずに撮しているものの、銀塩でしたら多分フィルム1本
全て撮していたかも知れません。

スズメダイ幼魚ジャンキーには、とってもたまらないサイズでした。
こんなん紹介されると、たまらんですね。

で、夢中で撮り終えて、ひと言、「やっつけたぁ~~♪」

2007年12月04日

●秋のパラオ合宿報告(12) フシウデサンゴモエビ・ショートカラー

この報告ですが、アップした後日、ぢろーさんから、どうやらフシウデサンゴモエビの
カラーバリエーションらしいと教えて頂きましたので、名前は訂正させていただき
ました。

**********************************

今回のパラオでも、外洋のナイトダイビングをして参りました。
外洋のナイトと来れば、自分の期待は オリビア・シュリンプ です。

エントリー後、最初は有る程度ドロップオフを降りていき、-15m辺りの生物を観察し、
後半に-5m位の棚の上で、岩礁の穴の中や、珊瑚のガレ場などを岩をめくったり
しながら、オリビア探しです。

orivia%20modoki%2020071118.jpg
フシウデサンゴモエビ・ショートドロップオフカラー  Saron marmoratus
撮影 2007年11月:PALAU ショートドロップオフ -5m

結局、お目当てのオリビアには今夜は出会えませんでしたが、昨年の6月以来の
写真の フシウデサンゴモエビ には遭遇できました。

但し、昨年同様の足の速さ。
岩をめくって見つけて、D200を構えてストロボ一発で、ガレ場の奥に引っ込んで
しまいました。
なので、画像はたったのこれ一枚のみ。
何とか写っていて良かったです。

orivia%20shrimp%2020071118.jpg
オリビア・シュリンプ  Saron sp.2
撮影 2007年11月:PALAU ブルーコーナー -20m
生息域 インドネシア、PNG、インド洋など

こちらは、ブルーコーナーのマクロ穴で、久々に対面叶ったオリビアさん。
かなりシャイなお嬢さんだったのか、これしか姿を見せてくれませんでした。

やはり真っ昼間からは、表に出られない方達みたいですね。

2007年12月03日

●秋のパラオ合宿報告(11) クサビベラYg

いやぁ~、2日連続で種の名前を間違えて掲載しましたので、今日は絶対に
間違える事が出来ません。

でも大丈夫です♪
なぜなら自分で調べても名前が判らなくて、教えて貰ったやつですから

kusabibera20071118b.jpg
クサビベラYg   Choerodon anchorago
撮影 2007年11月:PALAU サザン桟橋前 -3m 大きさ 7mmぐらい
英名 Anchor tuskfish
生息域 琉球列島、小笠原諸島、インド・太平洋域

今まで観察したことはあったのですが、まともに撮れたのが今回が初めてで、
名前も知りませんでした。

もちろんサザンマリンダイバーズのガイドの拓ちゃんに、その場でスレートに
書いて教わったのですが、すっかり名前を忘れてしまい、パラオから帰国して
から " 日本の海水魚 " などで調べても、ち~っとも判りません。

結局、拓ちゃんに画像をメールで送って教えて貰いました。
朝が早い仕事なのに、わざわざ深夜にメールでおしえていただきました。
こういう親切さが、サザンマリンダイバーズさんの嬉しいところです。

因みに、" 日本の海水魚 " には成魚のみ紹介されておりましたが、やっぱり
幼魚の姿からでは、似ても似つかぬ姿でした

kusabibera20071118a.jpg

いつも幼魚様たちシリーズなどで、Yg系の生物を紹介させていただくくと、
「どれだけ小さいの?」って、あるノンダイバーの方から聞かれます。

いつも、「かなり小さいよ」と、答えてはおりますが・・・・。
判って貰ってるのかなぁ~

そこで小ささを判って貰おうと、トリミングをしていない画像がこれです。
一緒に写っている枝サンゴ(スギノキミドリイシ)の大きさと、比較して頂ければ
小ささが想像できるかと思うのですが、考えてみればノンダイバーの方達では
このサンゴの大きさすら知らないですよね。

う~ん、大きさの説明は難しい。

2007年12月02日

●秋のパラオ合宿報告(10) スズメダイモドキYg

またまた、やってしまいました。
最初、 ブルースポット・ダムゼルYg と書きましたが、正しくは スズメダイモドキYg
だそうです。

なので、後からちょっと内容を、変更させていただきました。

**********************************

昨夜のフィギュアスケート、ミキティ残念でした。
愛知県民としては、ファイナルにはマオちゃんとミキティの2人とも出て欲しかったん
ですが、いくら去年の女王でも、やはり負傷したままでは世界の壁は高かったって
事でしょうね。

BluespotDamsel20071121a.jpg
スズメダイモドキYg  Hemiglyphidodon plagiometopon
撮影 2007年11月:PALAU マッドシティ -2m 大きさ15mmぐらい
英名  Blackfin damsel
生息域 琉球列島~西部太平洋、ミクロネシアなど

本日載せてる写真はマッドシティで写した物ばかりですが、こちらもパラオでは
普通種、内湾のサンゴ岩礁域のほとんどで観察が出来ます。

BluespotDamsel20071121b.jpgBluespotDamsel20071121d.jpg

ブルーバック・ダムゼルYg と、色彩と眼状斑が非常によく似ておりますが、
サザンマリンダイバーズのガイドのぢろーさん、拓ちゃんから、詳しい区別方法を
教えて貰いました。

まず ブルーバック・ダムゼルYg は上から見て八の字に入るラインが太く、尻尾の
オレンジは黄色っぽいオレンジ。
それに比べて スズメダイモドキYg は、八の字のラインが細く、更に八の字の中に
横線が数本入り、尻尾のオレンジは赤っぽいオレンジ。

いかがです、為になりますよね~♪

2007年12月01日

●秋のパラオ合宿報告(9) バートレッド・クイーンバスレット

またまた、やってしまいました。
種の名前を間違えてましたので、訂正させていただきました。

それにしても、自分の廻りには親切な方が感謝、感謝です。
皆さん、そっ~と、間違ってるよって教えて頂けるので、大助かりです。
これからも間違ってたら、速攻で教えて下さいね~♪

*******************************

最近我が家ではゲームがはやっており、子供2人は毎夜仕事から帰宅すると
PS2のワールドサッカーウイニングイレブン2008を、自分はDSのドラクエ4を
TV見ながら深夜までやってます。

まるで、小学生が学校から帰ってきて夢中でTVゲームをしているのと、何ら
変わりません。
男は、幾つになっても子供です。

今回のパラオでは、前半2日間は桟橋前で早朝に潜った後、ボートで外洋。
後半の3日間は、早朝から陸地移動で泥ドロ&滝合宿で、本数で言うと、
外洋6本、内湾14本+滝でシュノーケリングの自分にしては、大人しめの
本数でした。

と言うところで、本日は自分としては数少ない外洋からの報告です。

futairohanagoi20071117a.jpg
バートレッド・クイーンバスレット
撮影 2007年11月:PALAU シアスコーナー -7m 大きさ50mmぐらい
生息域 八丈島、琉球列島、西部太平洋、ハワイ、オーストラリア、インド洋など

アカネハナゴイ と一緒にかなりの数が固まっており、ほとんど成魚でした。
その様子は、 mixi の動画でご覧下さい。

futairohanagoi20071117b.jpg

しかし、この人達は良く動きます。
これまた、先日の ミジンベニハゼの1種? と一緒で、ちっともじっとしてません。
だからこそ、こちらも熱く燃えるわけですが、齢50歳のナマケモノ科サボり属の
自分としては、重いネクサスを振り回す限界があります。

はい、20分ほどで疲れ果てて、見事にKO負けでした。

2007年11月30日

●秋のパラオ合宿報告(8) ハゲヒラベラ

先日、パラオの時のパスポート有効期限の事もあり、まだ有効期限が3ヶ月も
ありますが、余裕を持って、約10年振りにパスポート申請に行ってきました。

びっくりです。
以前、あれほど込みコミだった旅券センターが、ガラガラです。
受け付けてして頂いた方に聞くと、パスポートの有効期限が5年と10年に変更に
なってからは、空き空きになったらしいです。
確かに以前は1年と5年でしたから、それと比べたら更新する回数も当然減るので
のべ来訪者数は減るでしょうね。

因みに、最近ようやくパラオ政府観光局のHPにパスポートの有効期間の変更に
なった事が掲載されました。
自分が貰えた特別なバーミット手続きは、11月のみの緊急措置だったそうで、
12月からはパスポートの有効期間が6ヶ月残ってないと入国できないそうです。

年末年始に行かれる方は、注意して下さいね。

hagehirabera20071120b%20PALAU%20GP3.jpg
ハゲヒラベラ  Iniistius aneitensis
撮影 2007年11月:PALAU GP3 -12m 大きさ200mmぐらい
英名  Whitepatch Razorfish
生息域 沖縄県、ミクロネシア、ハワイ、オーストラリアなど

ベラ科モチノウオ亜科の生物です。
自分がこんな大きめの生物を撮影する事は滅多にありませんが、人生、初観察
でしたので、なんだなんだ?との感覚で撮ってました。

最初に見たときは、おぉっ自分の髪と一緒で、ハゲてるテンスだと思いましたが、
初めて見た生物だけに、名前は判りませんでした。
日本に帰ってきてから図鑑で調べてみると、やはり名前の中に"ハゲ"の文字が、
判りやすい名前ですね~。

hagehirabera20071120a%20PALAU%20GP3.jpg

でも、お馬鹿な自分は今回調べて、はじめてテンス系がベラ科と知りました。
ベラって幅広いんですね。

2007年11月29日

●秋のパラオ合宿報告(7) バーローズダムゼルYg

弊社の中核をなす事業が、この夏以降は苦戦しておりましたが、予定通り(?)に
月曜発売の商品が大好評~♪
連日の帰宅が深夜ちかくになり、一昨日の早退して東京行きも中止し、12月の
土日は全て休日返上になりそうです。

あと少しで人生初の年間200本だったんですが、ちょっと難しくなってきました。
まぁ仕事あっての遊びですから、仕方ないですね。

ところで先日、 ダンダラスズメダイYg と報告したところ、実は、 ペールスポット
ダムゼルYg
の間違いでした。
ご指摘を頂戴しました方に感謝です、あのまま間違ったままでしたら恥ずかしい
所でした、ありがたい事です。

なので、今回もちょっと自信が無いのですが、おそらくそうです。

burroughs%20damsel20071118a.jpg
バーローズ・ダムゼルYg  Pomacentrus burroughi
撮影 2007年11月:PALAU サザン桟橋前 -2m 大きさ15mmぐらい
英名  Burrough's damsel
生息域 フィリピン、パラオ、インドネシア、ニューギニアなど

こちらもサザン桟橋前には、普通にいるスズメダイです。
スズメダイに興味が沸く前は、ナガサキスズメダイかな?って程度でみてましたが、
今回よくみると違うようです。
って言うか、全然ちがいますね~。

burroughs%20damsel20071117b.jpgburroughs%20damsel20071118b.jpg

でも、また間違ってたらスミマせ~ん。

2007年11月28日

●秋のパラオ合宿報告(6) ナンヨウボウズハゼ

昨日の朝、目覚めるとインターネットが繋がらなくなってました。
偶にある事なので、NTTのBフレッツの終端端末、無線ルーターなどの電源を
抜いて、再起動してみましたが治りません。

終端端末の各ランプが異常表示をしたままなので、NTTに連絡してみると
やはり光回線の異常なので、来訪して調べてみますとの事で今朝来て頂き
ようやく治りました。

急ぐ物はケータイの回線を使って接続しましたが、たった、ひと晩だけでしたが
インターネットが繋がらないと、家族それぞれ調べ物がやりにくく、時代は
変わった物だと実感した次第です。

さて本日は、自分の海外初渓流撮影からの報告です。
ガラスマオの滝での撮影が可能な場所に行くには、駐車場から山肌を歩いて
30~40分程下るらしく、当然、帰りはほとんど上り坂になります。
日頃より車通勤の、ナマケモノ科サボり属の自分では1時間近くかかると思い、
重いタンク運びは諦めて、シュノーケリングで挑んできました。

20071119zb.jpg20071119za.jpg
 左上:こんな不規則な長さの階段を下っていきます。
 右上:下の画像を撮影した川だまりです。

nanyoubouzuhaze20071119a.jpg
ナンヨウボウズハゼ Stiphodon percnopterygionus
撮影 2007年11月:PALAU ガラスマオの滝近辺 -3m 大きさ30mmぐらい
生息域 小笠原、高知県、種子島、屋久島、琉球列島~台湾、グアム、パラオなど

nanyoubouzuhaze20071119b.jpg

やはりシュノーケリングでは、全鰭全開真横ビシッ写真の撮影は難しく、共に
いまいちの写真でスミマせん。

でも、とりあえず今回は、念願の初観察が出来ただけでも嬉しかったです。
おそらく自分1人だけだったら、滝までの坂の上り下りを考えて諦めて居たと
思うのですが、今回は、ガラスマオ滝マイスターでマイミクのちびっ子さんと
初めてお会いでき、一緒に潜って行ってみる気持ちになりました。
ちびっ子さん、ありがとう~♪

やはりナマケモノ科サボり属歴50年には、かなり辛い坂の上り下りでした。
いつものパラオなら、4ダイブ後に2ナイトと行くところですが、この日は疲れて
ナイト自体しませんでした。

あんなに好きなナイトを諦めるくらい疲れましたが、撮してきた上の写真を見て、
メラ・メラ・メラ・メラ・・・・・・・・

次回は、辛くてもタンク背負って粘ってみたくなっちゃいました~。

2007年11月27日

●秋のパラオ合宿報告(5) 赤井くん

サザンマリンダイバーズさんのオリジナルポイントのゴビーパラダイス3。
ここを潜った方なら、誰でも知ってる赤いジョーフィッシュに名前が付きました。
その名は「赤井くん」、命名者はサザンマリンダイバーズさんの拓ちゃんです。

jofish20071120a.jpg

アゴアマダイ科の一種 Opistognathus Sp
撮影 2007年11月:PALAU ゴビーパラダイス3 -5m
生息域 伊豆半島~西部太平洋、紅海、GBR

この子を最初に見た頃は、近づくとすぐに引っ込んでしまい、ほとんど顔しか
見ることが出来ませんでしたが、近頃は少し見せてくれる様になりました。
今回も先にエントリーされ水中で自分達を待っていた拓ちゃんが、スレートに
「赤ジョー、へその辺りまで飛び出てました」と書いていたぐらいです。

えっ、ジョーのへそ??

そうです、スーパー泥ドロダイビングガイドの拓ちゃんには、ジョーのへそが
見えていたらしい。

jofish20071120b.jpgjofish20071120c.jpg

それでは確かめようと自分達が近づくと、スルスルと穴に入ってしまい顔しか
出しません。
飛び出て来るかなっと、エサを近くに置いても、他の貝に食べられるばかりで、
関心がなさそうで、結局、へその確認は出来ませんでした。

次回は何とか、赤井くんのへそを写真に納めて来ようと思います。

2007年11月26日

●秋のパラオ合宿報告(4) ペイルスポット ダムゼルYg

先週木曜の午前中にパラオから戻って以来、1週間近くも休暇をいただいたので、
当然、世間様で言う3連休は出勤でした。

月末が近い事に加え、休暇中に貯めてしまった仕事もてんこ盛りなので、仕事を
さぼれる余裕が無く、更に家に帰ればドラクエ4と言う驚異の睡眠不足促進剤が
待ちかまえており、写真の整理がちっとも進んでおりません。

dandarasuzumedaiYg20071117a.jpg
ペイルスポット ダムゼルYg Dischistodus chrysopoecilus
撮影 2007年11月:PALAU サザン桟橋前 -3m 大きさ15mmぐらい
生息域 フィリピン、西部太平洋、アンダマン海、GBR

さて本日は、自分がパラオで3番目に多く潜っているポイント、サザンマリン
ダイバーズ
さんの桟橋前からの報告です。
因みに、1番たくさん潜っているのはGP3で、2番目はセントカーディナル。
以上の3ポイントだけで、パラオでの全ダイビング数の40%近くを占ますから、
いかにパラオの内湾好きかが判ります。

dandarasuzumedaiYg20071117b.jpgdandarasuzumedaiYg20071117c.jpg

ダンダラスズメダイYg は、ここだけでなくパラオの内湾ではよく見かける普通種。
砂地の上の岩陰あたりで、ひとりフラフラっと泳いでいることが多いので、スズメ
ダイ系でも、比較的撮りやすい生物ですよ。

色彩も他のスズメダイ系と異なり目立つので、いつも必ず知らず知らずのうちに
撮してしまっております。

たぶん次回もきっと、撮してしまうでしょう~♪

2007年11月25日

●秋のパラオ合宿報告(3) ブルースポットカーディナルフィッシュ

本日もマッドシティからの報告にて、ここ数年見たくてたまらなかった生物です。

過去にはサザンマリンダイバーズさんの桟橋前に沢さん生息していたそうですが、
自分が興味を持った頃には居なくなっており、一度だけ沢さんの イトヒキテンジク
ダイ
の中に1匹だけ混じってるのを見たことはありましたが、ようやく撮影する事が
できました。
しかも、こんなに沢さんの数で。

生息数の多さは、 mixi の動画をご覧下さい。

bluespotcardinalfish20071121f.jpg
ブルースポットカーディナルフィッシュ  Apagon nitidus
撮影 2007年11月:PALAU マッドシティ -2m 大きさ40mmぐらい
和名無し
生息域 インド洋、モザンビーク、セイシェル、西部太平洋、台湾、南中国

ブルースポットカーディナルフィッシュ は、種類が多いテンジクダイ系の中でも、
自分が、いちばん綺麗だと思う生物です。
特に腹部の黄色+青色のコンビネーションに赤い腹鰭の組み合わせは、まるで
宝石の様ないでたちで、光の当たり方次第では青いスポットが更に輝きを増し、
淡水魚に似た透明感の有る綺麗さを感じます。

bluespotcardinalfish20071121d.jpgbluespotcardinalfish20071121a.jpg

昨日まで報告してきた生物は、同じマッドシティでも南側に生息している生物達で、
水底の泥がすぐ舞い上がる環境下での監察報告でしたが、この ブルースポット
カーディナルフィッシュ
は、北側のユビエダハマサンゴや、トゲエダコモンサンゴ
等の群生群に生息しており、マングローブの泥が流れ出る環境でも、比較的に
透明度は保たれた環境で生息しております。

各サンゴも大きく、日中は他のスズメダイ系とサンゴの上部で生活している事が
多いので、下からあおる体制で、上に太陽を入れて撮すワイド写真は結構いける
のではと思われます。
もっとも自分には、芸術的な写真のセンスが乏しいので不可能ですが。

bluespotcardinalfish20071119c.jpg

やっと会えた、やっと撮せた。
自分が今回のパラオで、いちばん撮したかった生物の報告でした。

2007年11月24日

●秋のパラオ合宿報告(2) ミジンベニハゼ属の1種かも?

本日も出来の悪い、いまいちの写真でスミマセン。

しかし紹介する生物は、未だ書物ではほとんど世間に紹介されてない種です。
まずは証拠写真が撮れただけでも、自分としては満足な生物です

mijinbenihazeSp%2020071121e.jpg
ミジンベニハゼ属の1種かも?  Lubricogobius Sp
撮影 2007年11月:PALAU  水深-12m 大きさ20mmぐらい
生息域 パラオのみ(今のところ)

この子を発見されたサザンマリンダイバーズさんでは、 ミジンベニハゼ と比較
すると、全体に赤みをおびた黄色で全身にシミのような黒い模様が広がる事より、
血尿ミジンベニハゼと呼んでます。

現在、ミジンベニハゼ属としては、 ミジンベニハゼ イレズミミジンベニハゼ
ナカモトイロワケハゼ の3種が正式に確定されてますが、もしもこの子が
それらのどの亜種でも無いとすると、大発見ですね~♪

mijinbenihazeSp%2020071121d.jpgmijinbenihazeSp%2020071119a.jpg

撮影したポイントは、マングローブから流れ出るドロがたっぷりと滞積されており、
小さなハゼが動くだけでも土煙が舞い上がる環境です。

しかもこの子は、動きが ミジンベニハゼ とは異なり、常に各鰭をうごかして、
泳ぎっぱなしで着底をほとんどしません。
まるでコショウダイ系を撮影するようなイメージと思って下さい。

今回このポイントには2日間通い、その内2本をこの子の撮影にかけましたが
完璧に負けでした。
これから何回も通って、良い潮に巡り会えた時にリベンジですね。

2007年11月23日

●秋のパラオ合宿報告(1) スミゾメスズメダイYg

本日からしばらくは、2007年秋のパラオ泥ドロ合宿から報告をさせて頂きますが、
第一段は、おそらくパラオでの生息報告は初めでではと思われる生物です。

撮影場所は、この夏、パラオのサザンマリンダイバーズさんが新しく開拓された
ポイント、" マッドシティ " 。
ここでは後日報告致しますが、ここ数年、自分が見たくて見たくてたまらなかった
あの ブルースポットカーディナルフィッシュ も観察できました。

sumizomesuzumedai20071119a.jpg
スミゾメスズメダイYg  Pomacentrus taeniometopon
撮影 2007年11月:PALAU マッドシティ -1m 大きさ15mmぐらい
英名  Brackish damsel
生息域 琉球列島、西部太平洋のマングローブ域、および河川汽水域。

ちょっと、いまいちどころか、いま3ぐらいの写真でスミマセン。
何せ生息されている所が、干潮時には完全に水面より上に干上がってしまうほど、
満潮時でも最大水深が2m程度の生息環境ですので、この写真もタンクが水面より
とび出すかどうかの位置で撮影しました。

当然、マングローブから流れ出るドロが、水底の岩礁にはピッタリ、自分の手足の
動きだけでなく、大きめの魚の動きだけでも泥が舞い上がってしまう程ですので、
今回の写真も、泥で濁った中での画像になってしまいました。

sumizomesuzumedai20071119b.jpg

こんなに青いラインが綺麗に目立ってますが、大人になると尾鰭と尾柄部の濃い
イエローが消えてしまい、青いラインも緑っぽく小さくなってしまい、全体が黒っぽい
何とも地味なスズメダイになってしまいます。
スズメダイに多いお話しではありますが、このまま大人になって欲しい物ですね。

今回はこの子と戦うのに30分も費やしたのに、こんな程度の画像で・・・完敗。
次回は大潮の満潮時期を狙って、戦い直したいと思います。

2007年11月22日

●帰国してみたら、さぶっ!!

20071122aa.jpg

出発前にパスポートの有効期限変更へのバーミット取得やら、何やら色々と
ありましたが、秋のパラオ泥ドロ合宿から本日セントレア午前着便で帰国して、
そのまま着替えて出社しました。

出社次第、会議やら、溜まってしまったメールの受信確認をして、やっと昼の
休憩です。

今回のパラオでは、夢のパラオ3大泥ポイントが制覇でき、凄く水中写真が
上手な方とマイミクさんになれて、以前から一緒に潜って見たかった人と潜れ、
見たくて夢にまで見ていた生物もばっちり観察が出来、色んな事で楽しい
バカンスでした。

新たな幼魚様達の写真も沢さん撮してきましたので、明日からボチボチと
報告させて頂きますが、帰国してセントレアから駐車場へ向かい、約一週間
振りの日本は、さぶっ!!

例年、年末年始は仕事の身なので、ひと足早い年末年始のバカンスでした。

2007年11月16日

●GUAM nite

bujini GUAMni tukimashita

demo30punmo hayaku tuitanode netcafe de himatubushidesu
sekkaku noritugijikanga mijikai nitteio erandanoni nagakunatteshimatta

toriaezu himatubushini BLOG o koshinshitemasu

●幼魚様たち(33) ミスジリュウキュウスズメダイ

なんじゃかんじゃと事前にいろいろ有りましたが、本日午前セントレア出発の
グアム便で、乗り継いで、パラオへ4ヶ月振りに行って参ります。

なので申し訳ありませんが、しばらく当ブログの更新は休ませて頂きます。

自分がパラオに行く時は、いつもマイレージ特典のエコノミー席で行きます。
ビジネス席でもマイレージ特典で無料で行けますが、ビジネス席での1往復分は、
エコノミー席の2往復分なので、年に、度々パラオに行く自分はエコノミー席で
行かないと、マイレージが不足してしまいます。

又、日本からの出発は、たいてい金曜日発で行きます。
なぜなら、グアムからパラオ行きの出発時間が、大半の日が19時40分のところ、
毎週金曜日のみ17時50分と、1時間50分も早く、セントレアからですとグアムで
乗り継ぎの待ち時間が、3時間40分のところ1時間50分で済むからです。

と言うことで、本日はそのパラオで自分が、いちばん好きなポイントで観察した
生物の紹介です。

misujiryuukyuusuzumedai20061015.jpg
ミスジリュウキュウスズメダイYg  Dascyllus aruanus
撮影 2006年10月:PULAU GP3 -5m 大きさ20mmぐらい
英名 Hambug Dascyllus
生息域 琉球列島以南、インド洋、紅海、西部、南太平洋

先日、紹介しました ミスジスズメダイ との違いは、 ミスジスズメダイ の腹鰭が
白いのに対して、 ミスジリュウキュウスズメダイの腹鰭は黒い事。
また3本ある黒色横帯の、2本目と3本目の横帯が背鰭で繋がっている事。

misujiryuukyuusuzumedai20070619.jpg

写真をよく見ると、黒い腹鰭の前縁が青く綺麗です。
今回も、この子達に会えるかな~。

2007年11月15日

●幼魚様たち(32) アカハチ

今週月曜日の朝一番に、パラオ大使館にお願いしたバーミットが、昨日FAXで
届きました。
           20071115aa.jpg

これで晴れてパラオに行ける事に~♪
パラオ大使館の方々ありがとうございました。

話は全然変わりまして、本日は先日の須江で観察した、 アカハチ を紹介させて
いただきます。


akahachi20071104c.jpg
アカハチYg  Valenciennea strigata
撮影 2007年10月:紀伊大島 須江内浦 -5m 大きさ20mmぐらい
英名 Bluestreak goby 
生息域 本州中部以南、琉球列島、小笠原諸島、中・西太平洋~インド洋

ご覧の様に、かなり体色が濃い子です。
いままで過去にも、 アカハチ の幼魚を観察しておりますが、こんなにボディが
黒いのは初めてでした。
と、思ってましたら、どうやら地域によっても色の濃淡差が有るようですね。

akahachi20071104b.jpg
この種は、餌を砂ごと口から頬張り、食用の有機物以外の砂だけをエラから
吐き出します。

ホパリングしながら、器用に・・・・

akahachi20071104a.jpg
かなり粘って、やっと鰭全開写真と思ったら、後ろで ソラスズメダイ 君が悪さして
写り混んでました。

せっかく綺麗な子で、やっと開いてくれたのに~
でも海の中での写真撮影って、そんなもんですよね。

2007年11月13日

●幼魚様たち(30) オキゴンベ

先日書きました、パラオへの入国条件の変更の事で、昨日朝パラオ大使館へ
電話して聞いてみました。

電話口に出られたのは、たどたどしい日本語をお話しされる女性の方でしたが、
聞きづらい名古屋弁での相談をすぐに理解していただき、パスポートのCOPYを
大使館までFAXすれば、特別にバーミットをパラオのイミグレーションに連絡して
おきますとの事でした。

更に親切な事に、こちらのFAX番号を書いておいて貰えば、そのバーミットを
自分宛に事前にFAXしてくれるとも教えていただき、事なき事を得られました。

これで今週末は、予定通り南の島パラオで泥ドロダイビングが出来そうです。

okigonbe20071021a.jpg
オキゴンベYg   Cirrhitichthys aureus
撮影 2007年10月:大瀬崎 先端 -18m 大きさ20mmぐらい
英名 Golden Nawkfish
生息域 相模湾~琉球列島、南シナ海、インド洋

これを書く前に色々調べていて知りましたが、ゴンベの名前は元々は「権兵衛」
だったらしいです。
江戸時代~大正時代までにかけてあった、赤ちゃんのうなじの毛を少し残して
剃っていた髪型を、権兵衛と言うらしく、背鰭の第1軟条が伸びるのが多い事で
ゴンベ科の名になったそうです。

okigonbe20071021b.jpg
ちょっとストロボの当て方に失敗した写真で、すみません。
でも、このポーズの画像が、いちばんお気に入りなんです。

2007年10月03日

●幼魚様たち(23) ナミスズメダイ

昨日のラジオで、「サカナさん達が まばたきをしないのは、いつも写真に綺麗に
撮られやすい様にしてるから」と、言ってました。

「そうだったんだ~、だから皆さん目にフォーカスを合わすんだ」と、一瞬、思って
しまった大バカものです。

namisuzumedaiYg20070618.jpg
ナミスズメダイ  Amblyglyphidodon leucogaster
撮影 2007年6月:パラオ ウーロンチャネル -9m
英名 White-Belly Damsel

図鑑によると、琉球列島~西部太平洋の、水深2~45mの珊瑚礁に棲息して
おり、成長すると13cmぐらいになる。

いつもの自分の、スーパーてきとお見分け方では、背鰭と尾鰭の縁が黒くて、
胸鰭から臀鰭が黄色い事。

namisuzumedai20051008.jpg
撮影 2005年10月:西表島 バラス西 -5m

上の写真の撮影地は、サンゴがとっても綺麗な群生を保っているバラス西。
いよいよ明日から、2年振りの西表島へ行って参ります。

しかし残念ながら、台風15号が発生してしまいました。
ダイビング器材、充電器類、着替えの服等は既に宿に送っておりますが、
万が一、欠航なんぞになった日にゃあ~、荷物はどうなるんだろう?
宿の人に頼めば、着払いで送ってくれるのかなぁ~?

何せ、900本以上のダイビング経験者のくせして、沖縄県では、2年前に
西表島で、10本ほど潜った経験しかありません。

琉球ビギナーとしては判らん事だらけで、どうなるんでしょうかぁ~。

2007年09月27日

●幼魚様たち(19) ヒレグロスズメダイ

やっと届いたのに動かなかった iPod touch ですが、Mac に繋げたら直ぐに
動きました。
しかし未だに、その不具合に対して何のコメントも出してないMacと言う会社は、
お客様の気持ちを本当に理解しているのか、疑問に思います。

hiregurosuzumedai20061012.jpg
ヒレグロスズメダイ  Chromis atripes
撮影 2006年10月:PALAUビッグドロップオフ
英名 DARKFIN CHROMIS

図鑑によると生息域は、三宅島以南の西部太平洋に分布と有りますが、串本辺り
では、結構、稀種です。

近づくと、岩礁のくぼみや、サンゴや岩の奥などにすぅ~っと隠れてしまいますが、
特徴は、枝毛の尾鰭と、なんと言ってもカワいいネコ目。
それだけでは マルメスズメダイ と同じですが、腹鰭と臀鰭が黒く、背鰭基底部の
後端に黒色点がある事で区別が可能です。

hiregurosuzumedai20061124.jpg
撮影 2006年11月:SAIPAN オブジャンビーチ 

実はこのネコ目、よく見るとマル目の上下に黒い模様があってネコ目に見えてます。
せっかく、そうまでしてネコ目にしたなら、尾鰭や腹鰭もネコ足にして欲しかったな。

2007年09月20日

●幼魚様たち(18)ホワイトダムゼル

whiteDYg20061014.jpg
ホワイトダムゼル(和名 無し)  Dischistodus perspicillatus
撮影 2006年10月:PALAUサザン桟橋前 -3m

残念ながら、日本近海では見られないようです。
生息域は、パラオ、フィリピン、バヌアツ、オーストラリア、アンダマン海など。
浅瀬の砂地でなわばりをつくって生活しており、藻類を主食としています。

whiyeDYg20060612.jpgwhiteDYg20060408.jpg

小さい頃はこんなに可愛いんですけどね~、下の写真の様な大人になると、
こいつは凶暴なスズメダイになってしまいます。

砂地のサンゴ域にて、小さな幼魚系を狙ってフォーカスなんぞ合わせていると、
フィンに何かがガンガンと当たってきます。
そんな時は大抵、こいつです。

whiteD20070618.jpg

なわばりの中にフィンでも入れたもんなら、フィンめがけて噛みつく、噛みつく。
なんか、ちびってるくせに~。

2007年09月19日

●オドリハゼ

Odorihaze20070617b.jpg
オドリハゼ  Lotilia graciliosa
撮影 2007年6月:パラオNewドロップオフ -10m  英名 Whitecap goby 

以前から、気になっていた事が有ります。
海水魚屋さんで、 アケボノハゼ が 3,000円前後、 ヘルフリッチ が 30,000円~
40,000円ぐらいするのに対して、 オドリハゼ は 100,000円近くも、してます。

勿論、そんな高価な物は買えませんが、なぜそんなに高いのか不思議でしたが、
理由は、なかなか捕れないからだそうです。

パラオ、グアム、サイパン辺りで、 ヘルフリッチ よりは、確実に見かけやすいので、
捕りにくいとは思ってもおりませんでした。

Odorihaze20070617a.jpg

図鑑によりますと、生息域は紀伊半島、奄美大島、沖縄諸島、西表島、石垣島、
インド様~西部太平洋に分布。
ダンスゴビーシュリンプ と、単独で共生しております。

漢字で書くと、踊鯊。
その名の通り、巣の上で胸鰭をひらひらと動かしながらホバリングしている様子が、
踊っている様に見える事から、付いた様です。

しかし共生しているエビが、 ダンスゴビーシュリンプ なのに、英名がダンスゴビー
で無くて、ホワイトキャップって言う所が面白いですね。

2007年09月17日

●終夏の柏島より、ニシキフウライウオ

いやぁ~、昨夜のF-1は気分爽快でした~♪
もちろんティフォシーとして、フェラーリの予選、決勝の1-2フィニッシュは最高
でしたが、レース終盤に佐藤琢磨がJ・バトンを抜き去ったのが、とっても気分が
爽快になりました。

何せ琢磨は、2005年のオフに、バトンの我がままのせいでホンダを解雇されて
おりますから、どうだ!!って感じで最高でした。

で、本日の本題です。
今の柏島は、どのポイントでも ニシキフウライウオ だらけ。
黒、赤、黄色など、いろんな色のタイプが観察できますよ。

   nishikifuurai20050317.jpg
      ニシキフウライウオ  Solenostomus paradoxus
     撮影 2005年3月:パラオ ビッグドロップオフ -20m
     英名 Ornate Ghost Pipefish 

と書いておきながら、トップの画像がパラオで撮した画像ですみません。
実は、先日、自分がいつもお世話になっている かじきあん の非常勤のエース
インストラクターの とがちゃんが、7月に柏島で自分で撮られた写真を見ながら、
ニシキフウライウオ って、なかなか上手く撮れないですね」って言ってました。

その時は、自分はそうかな~って思ってましたが、今回の写真を選択していて
気づきました。
とがちゃんの言うとおり、柏島で撮したので良い写真がぜんぜんありません。
そう言う事で、トップの写真はパラオで撮した物になりました。

でも、パラオで ニシキフウライウオ は滅多に見られないらしいですよ。

nishikifuurai20070830a.jpgnishikifuurai20070908a.jpg

上の写真は、共に柏島の勤崎で8月と9月に撮した写真です。
同じ個体と思いますが、右の写真ではなんと カミソリウオ とペアリングしてました。
何という、動物で言えば犬と猫の夫婦です。
いったい、どういう子供が産まれるのか??

nishikifuurai20070909a.jpgnishikifuurai20070830b.jpg

こちらも同じく、勤崎で撮ったものです。
あちこちに居るせいか、適当に撮ってしまっておりダメダメ写真ばかりです。
本来ならとても珍しい被写体なので、次回はもっと真面目にじっくり撮ってみます。

反省です。

2007年09月02日

●幼魚様たち(10)クロメガネスズメダイ

やはり幼魚がテーマだと、圧倒的にスズメダイの写真が多くなります。
なので、本日は昨日の メガネスズメダイ 繋がりのお話しです。

kuromeganeYg20070830.jpg
クロメガネスズメダイ  Pomacentrus vaiuli
撮影 2007年8月:柏島勤崎

こちらの体色はさまざま、黄土色、青色、紫っぽい色など、いろいろですが、
成長しても背鰭の眼状斑は消えないそうで、 メガネスズメダイ との区別方法は、
先日報告しました様に、尾鰭の付け根に白い帯が無い事で区別しております。
漢字では「黒眼鏡雀鯛」と書くそうで、 メガネスズメダイ の尾鰭の付け根に白い
帯が無いタイプと言うことで、黒の言葉が付いたようですね。

kuromeganeYg20070711.jpgkuromeganeYg20070616.jpg
撮影 左上 2007年7月:グアム、右上 2007年6月:パラオ

こちらも幼魚は、夏から秋にかけて伊豆半島に現れるらしいですが、昨日の、
メガネスズメダイ 同様、自分は伊豆で観察した事がありません。
なぜなのか?理由は簡単でした。

自分が過去に大瀬崎を潜ったのは、12月~5月の85本に対して、6月~11月は
14本。
特に死滅回遊魚がいち番多く観察できる10月~11月はたったの2本のみ。
つまり冬のシーズンしか潜ってないから、当たり前なんでしょうね。

kuromegane20061012.jpgkuromegane20070618.jpg
撮影 左上 2006年10月、右上 2007年6月共にパラオ

そして、こちらは自信が無いのですが、成魚と思われる写真です。
多分あっているとは思いますが、違っていたらごめんなさいです

kuromeganeYg20061124.jpg
撮影 2006年11月:サイパンオブジャンビーチ

最後はサイパンで撮したこの個体ですが、尾鰭の付け根に白い帯と言うより、
尾鰭が真っ白。
これはクロメガネなのか、メガネなのかどっちなんでしょう?
サイパンで撮したので、クロメガネスズメダイの英名の Princess damsel って
言ってしまえば良いんでしょうけどね~。

2007年08月28日

●幼魚様たち(8)マンジュウイシモチ

本日は、大変カラフルで、とっても可愛いサカナの紹介です。

manjyuuishiYg20040310.jpg
マンジュウイシモチ  学名 Sphaeramia nematoptera

残念ながら、極小サイズの良い写真が無かったので申し訳ありません。

以前も書いた覚えが有るのですが、英名では パジャマ・カーディナルフィッシュと
呼ばれており、日本名の〝まんじゅう〟とは、何の意味繋がりがあるのでしょう。

ご覧の様に、頭部は黄色で、黒い鰭の後ろは赤い水玉模様があります。、
可愛い例えでは、いちごパンツをはいてると言われたりしますが、ひどいのでは、
じんましんカラーとも言われたりしております。

こんなに可愛いのに、可愛そう。

manjyuuishiYg20060612.jpgmanjyuuishiYg20070617.jpg

生息域は奄美諸島以南、西太平洋域。
サンゴ礁のショウガンゴ属の枝の間、群れで生息しており、6㎝ほどに成長します。

manjyuuishiYg20061012.jpg

う~ん、確かに人間でこのカラーリングだと、下半身に赤い湿疹だらけって事で
結構、気持ち悪いかも知れませんね。

でもサカナだから。

2007年08月27日

●幼魚様たち(7)ヤマブキスズメダイ

幼魚の紹介と言うことで、今まで撮り貯めた写真から幼魚を探してみると、やはり
他の種と比較して、圧倒的にスズメダイの幼魚を多く撮しております。
そんな中から、今日はナイトバージョンも加えて紹介させていただく事に。

yamabukisuzumeYg20061012.jpg
ヤマブキスズメダイ  Amblyglyphidodon aureus

この幼魚の特徴は、なんと言っても、びっくり目玉のかわいさでしょう。
成魚はただの、黄~ない ( きいない=名古屋の言葉で黄色の事です。)だけの
スズメダイですが、幼魚は各鰭が黄色+透明色で、左下の写真の様に集団で
群れている事が多く、その中からどの子が可愛いかと選択するのが大変です。

yamabukisuzumeYg20060611.jpgyamabukisuzume20060611.jpg

図鑑によると、生息域は琉球列島から西部太平洋。
暖かい海のサンゴ礁の外周部に生息しており15㎝ほどに成長、水深12~35mの
崖になった場所を好み、高い体高と、全体的に黄色く、やまぶき色をしているのが
特徴、と有ります。

確かに今まで自分が観察したのも、ドロップオフのポイントばかりです。

yamabukisuzume20060611n.jpgyamabukisuzume20060611n2.jpg

そしてこちらの写真が、ナイトダイビングで確認したパジャマ姿です。
昼間と違って、濃いやまぶき色になり更に白い横縞が出てきております。

ナイトダイビングでは、色んな生物の昼間のカラーリングとの違いを観察してみる
事も、楽しみのひとつですね。

2007年08月25日

●幼魚様たち(5) ソラスズメダイ

さて、しばらく渓流の話しが続きましたが、本日は再び幼魚様の世界へ。

本日の幼魚様は、日本のダイバーにとってスーパーメジャーフィッシュ。
あの食卓に上がりそうな魚しか観察できそうにない越前でも、真夏には
観察できる生物です。

Sorasuzumedai200706.jpg
ソラスズメダイ  Pomacentrus coelestis

図鑑によると、千葉県・新潟県以南の南日本、西部太平洋の岩礁性海岸の
転石地帯や、珊瑚礁の外側斜面に住む、と有ります。
自分は越前より北の日本海で潜った経験が有りませんが、新潟地域でも
見られるとは、色彩が綺麗なだけに、ちょっと驚きました。

Sorasuzumedai20070807.jpgSorasuzumedai20070729.jpg

いちばん上の写真はパラオ、左上は串本、右上は柏島で、全て今年撮した
写真です。
年齢は勿論ですが、棲息する地域や環境によって、ソラ色と黄色のバランスが
異なるようですね。

串本あたりでは、初夏から夏の終わり頃までに産卵をしますので、今の時期は
様々な大きさの幼魚が確認でき、減圧停止とか浅場でのんびり撮したい時には
良い被写体です。