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2010年03月17日

●キンギョハナダイ その2

このところ晴れと雨、暖かい日と寒い日が短いサイクルで繰り返しておりますが、
「三寒四温」とは、昔の人は季節を上手く言葉で表現された物ですね~。

海の中も今は春真っ盛りにて、本日の報告に使わせて頂いた各写真の後には、
ぼんやりながら春到来を告げるフクロノリが写っております。

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キンギョハナダイ 学名 Pseudanthias squamipinnis 
 スズキ目 / ハタ科 / ナガハナダイ属

撮影 2010年2月:大瀬崎 先端 水深-13m 大きさ80mmぐらい
英名 Scalefin anthias
生息域 南日本~インド洋、紅海、アフリカ、南太平洋域など。

水深が-55m以浅の潮通しが良い、岩礁域や珊瑚礁域の外斜面に群れを成して
生息しており、伊豆や南紀では最もポピュラーなハナダイの一般種です。
雌雄同体魚であり、群れの中で一番大きな個体が雄となって、小さな群れでは
雄が1個体に雌や幼魚が混ざるハーレムになりますが、大きい群れの場合は
雄は全体の10~30%位になります。

体色は地域によって多少の変異がありますが、 雄は背鰭と臀鰭の前方部分が
白く、背鰭第三棘が著しく長く伸長し、尾鰭各先端も伸長します。
他にも、胸鰭に赤紫の斑紋がある事で識別が容易にて、雌は全身が綺麗な
オレンジ色にて、背鰭、尾鰭などは伸長しません。

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全て撮影は、2010年2月:大瀬崎 先端にて、一番下の写真は雌です。
今まで色んなハナダイを報告してきましたが、本種に限っては過去に 幼魚
数回報告しただけで、成魚は未報告でした。

やはり年中観察できるハナダイと言う事で、いつでも撮れると思っていたせいだと
思いますが、いざ撮ろうとすると、そこはやはりハナダイ。
各鰭全開の姿の真横ドンピシャ撮影は、なかなか難しく、結局、先端を 3本潜って
何とか見られる写真は、10枚もありませんでした。

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