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2010年03月25日

●再度、移転のお知らせ

先週の土曜日以来、不調で更新が出来なかった新しいサイトですが、昨夜に
やっと復調いたしました。

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撮影 2007年11月:PALAU GP3 水深-5m 大きさ 不明

なので本日2010年3月25日から、新しい報告は再び マンぶーンの生活 2んど
アップさせて頂きます。

お手数ですが、 マンぶーンの生活 2んど をクリックして下さるか、ご面倒ですが
下記のアドレスを直接ご入力されて、ご閲覧願います。

 http://www.kazkian.com/z/manboon2nd/

お手数をお掛けしますが、何卒宜しくお願い申し上げます。

2010年03月24日

●イラ その2

先日の事、会社で昼休憩中に桜のソメイヨシノの話しをしていたら、ひとりだけ
そめい・よしのさんと言う人の話しと勘違いしているスタッフが居ました。

凄い発想をするものでして、そんな考え方が出来るぐらいならそんな変わった
能力を生かして、ついでに何か新しいビジネスモデルを思いついてくれないかと
思ってしまいました。

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イラ 学名 Choerodon azurio スズキ目 / フエフキダイ科 / メイチダイ属

撮影 2010年2月:獅子浜 水深-12m 大きさ70mm
英名 Scarbreast tuskfish
生息域 南日本、朝鮮半島南岸、台湾、シナ海など。

沿岸の岩礁域に生息しております。
全体の体色はピンク色にて、体側面に濃暗色と白色の斜めに走る大きな帯が
あります。
雄は成長すると頭部がこぶの様になり、更に老成すると頭部の形が四角形に
なっていきます。

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撮影 2009年2月:紀伊大島須江 ナギザキ 水深-16m 大きさ30mm

過去に 本種の報告をした時 は、上の写真の様に成魚の姿とは全く異なる幼魚の
姿を使いましたが、今回の報告は幼魚から成魚に成長する途中の姿です。

人間で言えば、中学一年生位の姿でしょうか。
いつもサカナに関しては成魚よりも幼魚好きの自分ですが、本種に限って言えば
全く姿が異なる幼魚よりも、大人の姿でそのまま二頭身にした様な今回の報告の
姿の方が可愛くて好きですね。

2010年03月23日

●シロハナガサウミウシ

昨日の三木浦でのダイビング2本目では、たった1本で合計12種のウミウシを
観察できました。
50分間、おそらく100m位は泳いでますので、あまり動かずもっと止まって
観察していればまだ数種は多く観察出来たと思うので、もう少し通ってみて
極めてみたいと思います。

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シロハナガサウミウシ 学名 Tritoniopsis elegans
 裸鰓目 / スギノハウミウシ亜目 / ホクヨウウミウシ科
/ シロハナガサウミウシ属

 撮影 2010年3月:三木浦 ナナコのダボ 水深-12m 大きさ約30mmぐらい
 生息域 山形県以南~ 西部太平洋域、ハワイ、PNG、インド洋など

体色は白色、黄色、橙色などで、背面に極めて微細な顆粒状突起が散布し、
特に口膜周縁で密集します。
背面の突起の数は幼体では少ないですが、大きく生長すると12対を超えて
大きな突起と小さな突起が交互に並ぶ様になります。

ユビノウトサカやウミキノコなどを食し、50mm近くまで生長します。

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自分が今まで観察した本種は全て白色、白色ゆえにいつも暗めに撮影を
しますが、それでもやはり部分的に白トビしてしまっており、今ひとつの
出来ばかりです。

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写真上左は2006年5月に、上右は2009年5月にそれぞれ串本ダイビングパーク
前のビーチにて撮影した画像ですが、全て白トビ写真です。
本日のブログに使った写真の全てを比べてみても、結局、この4年間の自分の
写真技術能力は向上されてない様で、誠に情けない話しですね。

2010年03月22日

●今日も三木浦に来てしまいました

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一昨日の三木浦が面白かったので、昨日はお昼過ぎまで
仕事して、今日も三木浦にまた来てしまいました。

1本目は箱島漁礁、砂地にジャングルジムの様な漁礁が
沢山置いてあり、生物がいっぱい付いてます。

お弁当食べて、2本目はウミウシいっぱいの
ナナコのダボを潜って来ます。

2010年03月21日

●メイチダイ その2

本日も新しいサイトの調子が悪いままなので、とりあえずこちらにアップさせて
いただきます。

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昨日のポカポカ陽気の中でダイビングを楽しんだ後の帰り道、車の窓から見える
三重県東紀州の山々や海に浮かぶ島々が、白くかすみがかって見えてました。

杉の花粉が舞ってるのか、黄砂が飛んでるのか?
どちらにしても嫌な物です。

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メイチダイ 学名 gymnocranius griseus
 スズキ目 / フエフキダイ科 / メイチダイ属

撮影 2010年1月:紀伊大島 須江 内浦 水深-22m 大きさ50mm
英名 Gray Large-eye Bream
生息域 南日本以南 ~ 西部太平洋域、インド洋など。

水深が-100m以浅の沿岸の海底付近に生息しております。
体高は高くて楕円形、体地色は灰銀色にて、数本の暗色の横帯、もしくは網状の
模様が瞬時に現れたり、消えたりします。
この傾向は幼魚ほど顕著に見られ、外敵に対する防御行為のひとつと思われて
おります

meichidai%2020100111c.jpg

南紀の串本町紀伊大島須江のビーチポイント内浦では、ほぼ毎年、本種を
観察出来ます。
そんな内浦も、今月末でクローズ。

次回、再び潜れるのは秋の予定ですが、漁協さんの方針次第で時期がずれる事も
あり得ます。
できれば、通年で潜れると嬉しいんですけどね。

過去の本種の報告は、こちら をクリックしてください。

2010年03月20日

●今日は三木浦

新しいサイトの調子が悪いので、とりあえずこちらにアップさせて
いただきます。

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20100320baa.jpg

今日は2週間振りのブランクダイビング。
これまた約1年半に振りに、三木浦で
潜ってます。
三木浦はのんびり出来て、甲殻類やウミウシが
いっぱい居て好きなポイントです。

1本目は沈船、水底は綺麗でしたが、水面はニゴニゴ。
西伊豆も春濁りでニゴニゴらしく、
今はどこもニゴニゴですかね〜

2010年03月18日

●移転のお知らせ

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撮影 2007年6月:PALAU 水深-18m 大きさ30mmぐらい

約5年に渡って皆さんに見て頂いておりました " マンぶーンの生活 " ですが、
本日2010年3月18日より、デザインを一新して マンぶーンの生活 2んど
タイトルにて本日よりアドレスも変更させて頂きました。

お手数ですが、 マンぶーンの生活 2んど をクリックして下さるか、
下記のアドレスを直接ご入力されて、ご閲覧願います。

 http://www.kazkian.com/z/manboon2nd/

お手数をお掛けしますが、何卒宜しくお願い申し上げます。

2010年03月17日

●キンギョハナダイ その2

このところ晴れと雨、暖かい日と寒い日が短いサイクルで繰り返しておりますが、
「三寒四温」とは、昔の人は季節を上手く言葉で表現された物ですね~。

海の中も今は春真っ盛りにて、本日の報告に使わせて頂いた各写真の後には、
ぼんやりながら春到来を告げるフクロノリが写っております。

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キンギョハナダイ 学名 Pseudanthias squamipinnis 
 スズキ目 / ハタ科 / ナガハナダイ属

撮影 2010年2月:大瀬崎 先端 水深-13m 大きさ80mmぐらい
英名 Scalefin anthias
生息域 南日本~インド洋、紅海、アフリカ、南太平洋域など。

水深が-55m以浅の潮通しが良い、岩礁域や珊瑚礁域の外斜面に群れを成して
生息しており、伊豆や南紀では最もポピュラーなハナダイの一般種です。
雌雄同体魚であり、群れの中で一番大きな個体が雄となって、小さな群れでは
雄が1個体に雌や幼魚が混ざるハーレムになりますが、大きい群れの場合は
雄は全体の10~30%位になります。

体色は地域によって多少の変異がありますが、 雄は背鰭と臀鰭の前方部分が
白く、背鰭第三棘が著しく長く伸長し、尾鰭各先端も伸長します。
他にも、胸鰭に赤紫の斑紋がある事で識別が容易にて、雌は全身が綺麗な
オレンジ色にて、背鰭、尾鰭などは伸長しません。

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全て撮影は、2010年2月:大瀬崎 先端にて、一番下の写真は雌です。
今まで色んなハナダイを報告してきましたが、本種に限っては過去に 幼魚
数回報告しただけで、成魚は未報告でした。

やはり年中観察できるハナダイと言う事で、いつでも撮れると思っていたせいだと
思いますが、いざ撮ろうとすると、そこはやはりハナダイ。
各鰭全開の姿の真横ドンピシャ撮影は、なかなか難しく、結局、先端を 3本潜って
何とか見られる写真は、10枚もありませんでした。

2010年03月16日

●オドリカクレエビ その2

先日ちらっと書かせていただいた当ブログのリニューアルの件ですが、昨日の
夜に かじきあん より、基本サイトが納品 (?)されました。

さっそく、あれこれと触って勉強してみましたが、感想は何ともかんとも。
基本ソフトが新しいバージョンになり、とても便利になってますが、従来までの
操作方法とはかなり異なり、50歳を過ぎたオヤジとしては新しい更新方法に
付いていくのが精一杯です。

何とか頑張って、今月中には移設したいと思っております。

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オドリカクレエビ  学名 Periclimenes magnificus
  十脚目 / テナガエビ科 / ホンカクレエビ属

撮影 2010年2月:紀伊大島 須江 内浦 水深-15m 大きさ30mmぐらい
生息域 伊豆半島以南 ~ フィリピン、インドネシア、PNGなど

岩礁域や珊瑚礁域にて、シマキッカイソギンチャク、スナイソギンチャク等に
付いていたり、ハナアナゴ、 ホタテウミヘビ等にもクリーナーシュリンプとして
載っかってたりと、何かしらと共生している姿で観察する生物です。

常に第三腹節から後ろ部分を左右に揺らして動いており、いつも踊ってる様に
見える姿が和名の基になっております。

体地色は透明色にて、雌雄共に額角部分と第三腹節頭頂部には、白くて
大きな紋が入り、第一鋏脚、第二鋏脚も白くて鋏脚先端部は紫色。
また背面部に雄はほとんど模様は入りませんが、雌は白い模様が入ります。

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撮影 右左共に、2009年3月:紀伊大島 須江 内浦

実はこの写真は、一番上の写真と一年という月日を隔てて同じ場所で撮した
写真です。
個体自体はおそらく異なると思いますが、毎年、同じ様に付いてます。

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撮影 2010年3月:紀伊大島 須江 内浦

こちらは前日に見た時は、濃茶褐色のスナイソギンチャクが伸びていてそれに
乗っかってましたが、この時はスナイソギンチャクは縮こまっており、何だか
寂しそうにポツンといました。

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撮影 2010年3月:紀伊大島 須江 内浦

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撮影 2006年3月:紀伊大島 須江 ナギザキ

スナイソギンチャクが伸びてるとこんな絵になりますし、本種もダンス会場が
ないと落ち着いて踊れないのでは。

きっと「早く伸びてくれよ~」と言ってるんだと思います。

2010年03月15日

●イソカサゴ

昨日の2010年F-1開幕戦バーレーンGPは、我がフェラーリが1-2フィニッシュと
最高の結果でした。

欲を言えば、アロンソでなくてチャンピオン経験の無いマッサの優勝の方がなお
良い結果では有りましたが、何にしろ2009年はたったの1勝しかできなかった
我がフェラーリ・チームが開幕戦で1-2フィニッシュとは。
今年は毎回、TV観戦が楽しめそうな気配です。

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撮影 2010年3月:紀伊大島須江 内浦  水深-16m 大きさ約50mmぐらい

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撮影 2009年12月:大瀬崎 先端  水深-13m 大きさ約30mmぐらい
イソカサゴ 学名 Scorpaenodes littoralis
 カサゴ目 / フサカサゴ科 / イソカサゴ属

撮影 2010年3月:紀伊大島須江 内浦  水深-16m 大きさ約30mmぐらい
英名 Cheekspot scorpionfish
生息域 千葉県以南~太平洋域、インド洋域など

浅海の岩礁域や珊瑚礁域、タイドプールなどに生息しております。
体型は側扁しており、体地色は淡赤色にて不規則な暗色斑が体全体に見られ、
他のフサカサゴ科の生物と似ていますが、本種は鰓蓋骨の下に褐色の斑点が
ひとつある事で識別が容易にできます。

眼の前部、頭頂骨下などにも棘があり、各鰭の棘には毒腺があって刺されると
かなり痛いらしいです。

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撮影 左右共に、2010年2月:大瀬崎 先端  

上の写真の様に頭部の後側が部分的に白いタイプや、下半身が白っぽい個体は
伊豆ではよく見かけるのですが、南紀では観察出来ない気がします。

自分が観察してるのがたまたまであって、単なる偶然かも知れませんが。

2010年03月14日

●スミゾメミノウミウシ

いよいよ今年も、 F-1グランプリが始まりました。
開幕戦でシューマッハの復帰、我がフェラーリのマッサの復帰戦ともあって、
予選が行われた昨日は生放送で見たくて、海行きはお休み。
中学生の頃に出会ったF-1サーカス。
こんな水中生物ヲタクなブログを書いてる自分ですが、同じぐらい大好きな
世界です。

と言うことで朝から自宅のあれこれと用事をこなし、フジTVの730チャンネルで
生放送で観戦出来ました。

不思議な事ですが、ルノー時代にあれほど嫌いだったアロンソが今年から
フェラーリのドライバーになると、とたんに好きになれました。
予選結果はマッサ2位、アロンソ3位、そして残念ながらフェラーリではなくて
メルセデスで復帰の皇帝シューマッハは7位と、まぁ、まずまずの成績。
本日の決勝も、何とか仕事を早めに切り上げて生放送で観戦するつもりです。

しかし今年は、やはりセバスチャンですかね~?

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スミゾメミノウミウシ   学名 Protaeolidiella atra
 裸鰓目 / ミノウミウシ亜目 / オオミノウミウシ科 / スミゾメミノウミウシ属

撮影 2010年2月:大瀬崎 湾内 水深-12m 大きさ約40mmぐらい
生息域 伊豆大島、千葉県以南の太平洋域など

岩礁域にて食しているオウギウミヒドラや、ヤギモドキウミヒドラに付いている事が
多く、体型は細長く、短く脱落しにくい突起が背面全体にあります。
体地色は褐色から黒紫色、黒色などで背面突起は体地色と同色にて、先端部は
白色になります。

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撮影 2010年3月:紀伊大島須江 内浦 水深-20m

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撮影 2005年8月:三重県梶賀 水深-8m

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撮影 2003年4月:三重県三木浦 内ドマル 水深-6m

撮影機材は異なれど、この数年間で自分が色んなところで撮してきた同種の
写真です。

冬から春にかけて多く観察しますが、希に夏の低水温時に観察する事も
あります。
全体的に暗~いイメージの写真に成っているのは、やはり本種の色合いや
生息するホストのウミヒドラの色彩からだと思いますが、もうちょっとカラフルな
色彩のウミヒドラなら、綺麗な個体になるかも知れませんね。

2010年03月13日

●トサカガザミ

昨日、午前中に名古屋市内を仕事で廻っていたら、すごく濃い色の桜を発見。
思わず鞄の名からコンデジを取り出し撮影していたら、他のサラリーマンらしき
人も鞄の中からコンデジ出されて撮されてました。
自分と同じ考えの人って、多いんですね~

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植物に弱い自分ですが、後から調べたら寒緋桜 (かんひざくら)と言う品種で
沖縄が原産地らしいです。

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トサカガザミ   学名 Caphyra yookadai
 十脚目 / ワタリガニ科 / トサカガザミ属

撮影 2010年1月:紀伊大島須江 白野 水深-5m 大きさ甲長10mmぐらい
生息域 伊豆半島、紀伊半島以南 ~ 西部大平洋、オーストラリア東岸など

水深が-30mぐらいまでの岩礁域や、サンゴ礁域のユビノウトサカの仲間に
共生しております。
ユビノウトサカ等の枝の付け根に隠れている事が多く、盛り上がっている甲の
地色は白色にて9対の褐色の斑紋があり、その色彩や斑紋模様はホストに
似せて擬態しています。

歩脚の指節はかぎ爪状になっていて、ホストにしがみついてました。
今回の写真はナイトダイビング時に観察した写真なので、日中ではもっと
明るめの色と思われます。
なので今度は、日中のダイビング時に捜してみます。

2010年03月12日

●マトウダイの幼魚

昨日仕事の昼休憩中にスタッフとカメラの話しをしておりましたが、自分が
コンデジと呼ぶ言葉は、ダイバーでもなく、カメラが特に趣味でもない方達
には聞き慣れぬ言葉らしく、一般的にはデジカメと呼ぶ人が多いそうです。

デジイチと、コンデジ。
今まで気づいてませんでしたが、一般的な言葉では無かったんですね。

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マトウダイの幼魚 学名 Zeus faber
 マトウダイ目 / マトウダイ科 / マトウダイ属

撮影 2010年3月:紀伊大島須江 内浦  水深-16m 大きさ約30mmぐらい
生息域 青森県以南~太平洋域、インド洋域、地中海、大西洋域など

水深が-100m~200m辺りに多く生息しており、水温が低くなる冬などは、より
浅い水深でも観察ができ、最大500mm位まで成長します。

背鰭は10棘あり、その内の数本は長く伸長しており、背鰭、臀鰭の基部には
大きな棘があります。
体側面には、白く縁取られた明瞭で大きな黒斑があり、口を大きく伸縮させて
小魚、甲殻類、頭足類などを補食します。

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今回、色々と調べるまで知らなかったんですが、本種の最大の特長とも言える
体側面の大きな黒斑紋は、外敵から脅威を与えられた時のみ現れるらしくて、
外敵に対する威嚇行為として現れるものだそうです。

今回の報告の個体は 前回に報告した幼魚 よりはちょっと大きく、人間で言えば
小学生高学年ぐらいですかね~
本種は冬から春にかけて産卵するらしく、毎年このあたりのサイズを観察しだすと
そろそろ、内浦ビーチのシーズン終了を感じ始めます。

寂しいですが、今シーズンの内浦もそろそろ潜り納めが近づいてきた様です。


2010年03月11日

●ユウダチタカノハの幼魚

先日、 8日に撮影した写真で報告しました 三重県御浜町の海岸に座礁している
フェリー「ありあけ」ですが、翌日の9日に高波を受けてバラバラになってしまった
ようです。

と言うことは、自分が映した画像は最後の全体画像かも知れませんね。

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ユウダチタカノハの幼魚  学名 Goniistius quadricornis
 スズキ目 / タカノハダイ科 / タカノハダイ属

撮影 2010年2月:大瀬崎 先端 水深-9m 大きさ約30mm
生息域 琉球列島をのぞく、千葉県、新潟県以南の南日本。

沿岸の浅い水深の岩礁に生息しており、移動する時は、あまり海底からは
離れずに泳ぎます。
近似種の タカノハダイ や、 ミギマキ とは、体側面の斜走帯の色が濃い事や、
背鰭軟条の数が少ない事、尾鰭に小円点が無い事などで区別が出来ます。

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本種は以前に成魚を報告済みですが、今回は幼魚と言うか小学生ぐらいの
ステージの報告です。

基本的に計画した水深を保って浮上してくるテクニカルダイビングでは、その
水深時に丁度良い被写体が見つかると良いのですが、何も見つけられない
時は時間が経つのを待つだけで、非常に退屈な時があります。

今回の観察時、本種は水深を上下に変化させずに水平に移動し逃げている
だけで、テクニカルダイビングによる深場潜水で減圧を出してしまい、ディープ
ストップなど数回の計画深度での浮上停止を経た後の、水深-9m以深での
浮上停止時でしたので、時間つぶしに丁度良い被写体でした。

いつもこんな感じで、各深度で上手く被写体が現れてくれると良いのですが、
そう上手くいかない所も、自然界の面白さのひとつですよね。

2010年03月10日

●ヤグルマウミウシ

この季節、昔から三寒四温と言う言葉が有りますが、まさにその通りですね。

3月に入ってから、晴れの日と雨の日が短い周期で繰り返しており、温かな日と
寒い日が繰り返してますが、ここ最近の海の中では、伊豆や南紀の海では
フクロノリが満開にて、春が近づいている事が感じられます。

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ヤグルマウミウシ   学名 Crimora lutea
 裸鰓目 / ドーリス亜目 / フジタウミウシ科 / ヤグルマウミウシ属

撮影 2010年3月:紀伊大島須江地区 内浦 水深 -9m 大きさ約10mmぐらい
生息域 千葉県以南 ~ 西部太平洋域、インド洋域など

岩礁域にて水深が-30m以浅に生息しております。
体色は黄色で黒色の小突起が散在しており、特徴としては頭部先端の小突起の
先端は2裂している物が多く、背面部と側面部の小突起は円錐形をしております。
また触角、及び鰓は黄色、もしくは橙色にて、先端が白くなるタイプも有ります。

本写真からも、頭部先端の小突起先端が2裂している事や、背面部と側面部の
小突起が円錐形をしている事が判るかと思います。

umiushi%2020100306b.jpg

本種は大きくても15mmほどの小さなウミウシにて、今回の写真は全て105mmの
マクロレンズにクローズアップレンズを付けて撮影しております。
従って被写界深度はmmサイズとなり、フォーカスを触角に合わせると二次鰓は
ボケボケとなり、ウネウネの極めて悪い海況の中、上手く撮影する為にいろいろと
自分の体のポジションを替えながら、非常に難しい撮影でした。

更に自分自信が初観察の生物にて興奮した撮影となってしまい、今回の2枚の
写真ぐらいしかまともに報告できる写真が有りませんでした。
反省です。

2010年03月09日

●昨日、3月8日は

昨日、3月8日は匡平の月命日。
今月も朝早くからお坊さんにお越しいただいて、お経をあげていただいてから
いつもの様に匡平が天国に行った場所に出かけて、お花と線香、そしてあの日
匡平が最後に自分と一緒に食べた物を手向けてきました。

20100308aaa.jpg

いつもはコンデジで撮してますが、今回は先日の日曜日の潜水中に突然メディアの
読み込みが不能になり、その後、なぜか復活したD300を持ってきました。
レンズを色々取っ替えひっかえ、設定を色々と変更してテスト代わりに撮しましたが、
どんなパターンでもスムーズに撮影が出来て、全然、問題ありませんでした。

お参り後は今回も匡平がやってた ケータイ国盗り合戦 の進行にと、今回はそのまま
紀伊半島を南下し一周して、名阪国道を通って帰るコースを進みました。
しかしこの計画は、いつもの事ですが、やはりアクシデントが。

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途中、昨年の11月13日に三重県御浜町の海岸近くに座礁したフェリー「ありあけ」の
解体作業を見てきましたが、作業員さんは船にはおらず、対岸の砂浜で皆さんで
清掃作業をされておりました。

解体途中の船体の甲板上には仮設トイレらしき物が見えましたが、 以前に報告した
時と比べると、ずいぶんと船体のあちこちが錆びてました。

その後は、更に国道42号線を南下し、串本、白浜を経由して田辺から高速自動車道に
乗って、西名阪~名阪国道~東名阪~伊勢湾岸道のつもりでしたが、大阪の地理感は
全く無しの自分はナビの言う通りに進んでみると・・・・

あれっ? 気がつくと神戸方面に向かっております。
「違うがね~、このナビはあほか~」と叫びつつも、ナビに逆らって大阪の高速道路を
走り抜けるスキルが自分には有るはずもなく、結局、名神高速~新名神~東名阪~
伊勢湾岸道のルートになりました。

何でこんな大廻りルートを選ぶのかと、疑問に思いながら途中のサービスエリアで
休憩した時に案内板見て、その理由が判りました。
西名阪自動車道の、香芝IC~天理ICが通行止め。

その瞬間、それまで、あほ、ボケ、カスと罵っていたナビ様に謝罪した事は、
言うまでもありません。
最近のナビは、本当に賢いですね。

2010年03月08日

●ムラサキゴカクガニ

摩訶不思議な物で、昨日自宅に戻ってから先週末に不調になったデジイチと、LED
ライトが復調、肝心な時に使えなかったくせに、これでは修理に出しても問題なしで
帰ってくるでしょうから、とりあえずこのまま使うしかありません。
いったい何だったんでしょうね。

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ムラサキゴカクガニ   学名 Echinoecus pentagonus
 短尾下目 / ヒシガニ上科 / ゴカクガニ科 / ムラサキゴカクガニ属

撮影 2010年2月:大瀬崎先端 水深-12m 大きさ甲長5mmぐらい
生息域 伊豆諸島、相模湾以南 ~ 西部大平洋、南太平洋、紅海、インド洋など

珊瑚礁域や岩礁域の潮間帯付近にて、ムラサキウニや、アカウニに共生しております。
ホストの裏側の周口部付近に穴を作り隠れ住んでますので、観察したい時はこれらの
ウニをひっくり返しては探します。

甲面の前縁から前側縁にかけて淡色の帯で縁取られ、本日の写真では判りづらい
ですが、甲面中央にも淡色の帯状の斑紋が2本あります。

murasakigokakugani%2020100221c.jpg

学名がペンダゴン、何だかアメリカのなんちゃらみたいで攻撃っぽい名前ですが、
きっと五角形の形から来てるんでしょうね。

個体差はありますが五角形の甲羅は先端部が前方にやや傾斜しており、わりと
かっちょいいので、個人的に ゼブラガニ と並んで好きなカニのひとつです。

2010年03月07日

●トラブル続きです。

今日も引き続き須江で午前中 2本潜って、早めに帰り道についてます。

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お昼は以前にも紹介した串本町にある  で遅めのお昼をとりましたが
お店の 1階の水槽で魚観察。

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このクエは36Kgもあるそうで、水中で出会ったら大きいだけにちょっと
ドッキリかも知れませんね。

しかしこの 2日間はトラブル続きだした。
まず初日、現地についてカメラをセットするとターゲットライトとして
使ってるLEDライトが、2本とも電池切れ。
先々日に自宅でフル充電済みなのに、おそらくメインライトのスイッチの
切り忘れかと。
それで充電しようとすると、なんと充電器を自宅に忘れてきてました。

何とか専用バッテリーの充電器をガイドのアキちゃんから借りて充電を
始め、1つのライトは単三電池で対応して 1本目を潜り終えて充電の
確認をすると出来てません。
その後も何度かトライしても、どうも専用バッテリーの異常みたいで、
今回はナイトも潜りますが、代用の単三電池をやりくりして潜りました。

しかしトラブルは続くもので、その後は。
昨日 3本目、先月、全損にて保険にて新品になったコンデジが水没。

本日 1本目、デジイチが突如、水中でメディアの故障ですと表示して
撮影不能になり、ダイビング後にメディアを変えても、症状は変わらず
ひょとしたらカメラ本体の故障かも知れません。

そして最後の本日 2本目、一緒にゲスト参加されてたノザタケさんから
ホワイトVオクトパスを教えて貰いましたが、借りてたコンデジが何と
動きません。

今はまだ途中の帰り道、何とか無事に自宅にたどり着くのを祈る次第です。

2010年03月06日

●本日は須江

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今日は須江で潜ってます。
1本目はニゴニゴのナギザキ、透明度は3mぐらいかな?

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午後からは内浦2本潜って、ナイト潜る予定です。
訓練もかねて、ずうっと6Lのタンクをぶら下げてますので、今日はまさしく
体育会系のダイビングですね。

2010年03月05日

●キュウセンの幼魚

オリンピックをやってた時は、通勤途中や日中の車での移動中は、ずう~っとTVを
見ながら運転しておりましたが、オリンピックが終わってしまった最近ではほとんど
車の中でTV放送は見なくなってしまいました。

安全運転を考えればそれで正解なのですが、でも何だか運転中の楽しみが減って
しまった気がします。

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キュウセン  学名 Halichoeres poecilopterus
 スズキ目 / ベラ科 / キュウセン属

撮影 2010年2月:大瀬崎先端 水深-9m 大きさ 約40mm 
生息域 北海道以南 ~ 九州、朝鮮半島、沖縄を除く東シナ海など。

内湾の浅い砂泥底や、砂底に生息しております。
背面中央と体側面に暗色の太い縦帯が2本あり、この縦帯の内外に点線状の
赤い縦線があります。
これらの縦帯や縦線が計9本あることから、神奈川県三浦地方では雌を求仙
(九仙 )=キュウセンと呼ばれていて、この地方名が和名とされました。
雄は胸鰭後方に暗色斑があり、体色は若干緑色がかります。

明治末期頃までは雌雄を別種として、「アオベラ」、「アカベラ」と呼んでいた
そうです。

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撮影 2010年2月:獅子浜 水深-10m 大きさ 約40mm 

伊豆、南紀、日本海の越前とどこの海でも本種は観察出来ますが、それ故
あまりにも普通種すぎて、真面目に各鰭全開写真を狙ったのは初めてかも
知れません。

久しぶりに獅子浜、大瀬崎と2日続けて潜った事も有り、比較も出来たらなと
連続して撮してみましたが、あまり変わりは無い様でした。

2010年03月04日

●アカエラミノウミウシ

今月になってから、いち日の中で晴れたり、雨が降ったりと天候がコロコロと
変わる日が続いておりますが、どうやら杉花粉もいっぱい舞ってる様です。

自分の場合、杉、ヒノキ、カモガヤ、ブタクサ、ハウスダスト等に反応してしまう
アレルギー性鼻炎の為、ほぼ年中、お医者さんから薬をいただいて飲み続けて
いるせいなのか、花粉症のピークと言うのは特に無く、この杉花粉の季節は
廻りの方達の反応を見てて、そろそろだなと感じます。

今年も、そろそろ廻りで鼻をグスグス言わしてる人達が増えてきましたので、
かなり舞っているんでしょうね~

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アカエラミノウミウシ   学名 Sakuraeolis enosimensis
裸鰓目 / ミノウミウシ亜目 / アオミノウミウシ科 / アカエムミノウミウシ属

撮影 2010年2月:紀伊大島須江地区 内浦 -17m 大きさ約15mmぐらい
生息域 青森県以南の日本海、本州中部以南の太平洋側など

体地色は半透明な橙色や褐色にて、背面には白い細点が散布、または散在して
おり、背面の突起部に散在している個体もあります。
また突起部の先端は白色になり、触角は平滑で先細にて先端は白色、細長い
口触手には白い縦線があります。

近似種の エムラミノウミウシ とは、 エムラミノウミウシ には頭部から尾部に
かけて1本の赤い線が入る事で区別が可能です。
本種はこの線がありません。

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撮影 2005年4月:越前町 ログ前

今まで自分は本種を水温が12度以下の時に、日本海側の越前町か同じ水温下の
三重県の志摩半島でしか観察してませんでしたが、今回は砂地に転がっていた
ウミトサカの中に隠れる様に生息していたのを観察出来ました。

Web上では大瀬崎で観察された画像が沢さん掲載されてますが、何故か自分は
本種を大瀬崎での観察した事がありません。
単純に観察出来る季節に潜っていないだけだと、思うんですが。

2010年03月03日

●ツノハタタテダイ

先日の津波の大きさが予報よりも小さかった事や、到達時間が2、3時間ほど
遅かった事で気象庁に謝罪を求める声が多いそうですが、日本もアメリカの様に
自分勝手な考え方を優先される、変な世の中になってしまったと思いました。

予報よりも大きかったり、到達時間が早かったりしたら、防げた物が防げなかった
かも知れませんが、予報よりも小さく、また遅く到達する分には被害が大きくなる
事は無いわけですし、その事によって余分に発生してしまった待避時間は確実に
安全に対する効果は増したと思います。

50年間に一度有るか無いかの天災に対して、いくら科学が進歩しても経験数が
少ない以上、誤差が有っても仕方無いと自分は思います。
所詮、人間が考える事に完璧はないのですから。

また予報よりも大きく、早く到達してしまった時の被害に対する苦情を考えれば、
予報を悪めに発表するのは当たり前とも思いますしね。

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ツノハタタテダイ  学名 Heniochus varius
 スズキ目 / チョウチョウウオ科 / ハタタテダイ属

撮影 2010年1月:紀伊大島須江 内浦 水深-3m 大きさ 約70mm 
英名 Horned bannerfish
生息域 和歌山県以南 ~ 西、南太平洋域、インド洋域など。

水深が25m以浅の珊瑚礁域や岩礁域にて、単独、もしくは少数匹の群れでいる
事が多く、体型は側扁しており、体高は高く三角形、眼上棘は角状になります。
また幼魚の頃は、眼上棘が顕著ではなく、背鰭の一部が伸長します。

体色は濃茶色の地色に2本の白色の横帯がハの字型に入り、ハタタテダイ属の
多くが体色の地色は白色で、模様が入るのと反対のパターンな事、他にも額が
尖っている事などで、本種の同定が簡単にできます。

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以前にも当ブログで書いた事が有る様な気がしますが、チョウチョウウオ科や
キンチャクダイ科の生物は、海の中での動き方の予想がしづらく撮影が困難な
生物です。
なので当ブログで、なかなか報告されない生物でもあります。
つまり、自分の写真撮影スキルの低さで、上手く撮れないからなんです。

ましてや今回の様に水深3m以浅の浅場では、波やウネリの影響も強くて体が
固定しづらく、上手く撮すことが難しく。
結局、20枚ぐらい撮影した中で使えたのは、たったの2枚だけでした。

何処かに写真が上手く撮れる右手って、売ってませんかね~。

2010年03月02日

●ハナオトメウミウシ

当ブログですが、今月でこのアドレスにしてから 3年半が経ち、ついに先日から
容量オーバーなのか、カテゴリー別には公開されても、ブログ全体のアドレス
では公開されないようになってしまいました。

なので近いうちに新しいアドレスに変更し、リニューアルしようと思っております。

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ハナオトメウミウシ   学名 Dermatobranchus ornatus
 タテジマウミウシ亜目 / タテジマウミウシ科 / オトメウミウシ属

撮影 2010年2月:大瀬崎 先端 -12m 大きさ約60mmぐらい
生息域 伊豆大島、千葉県以南の太平洋域など

ボデイ全体が黄白色にて、黄色、もしくは橙色の外套緑、口幕緑で縁取られて
いて、背部には黄色、もしくは橙色の突起が点在します。
また触角は濃青色にて、先端表面は白く縁取られております。

本種と良く似ている アワシマオトメウミウシ は、背中に突起が無い事で識別が
出来ます。

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今の季節、大瀬崎の先端で毎年観察している気がします。
と思って、過去に撮してきた本種の写真から確認してみると、大瀬崎だけでなくて
この季節に獅子浜、南紀の田辺、三木浦などでも撮しておりました。

南紀と言っても伊豆の生息生物環境に近い紀伊大島須江で、本種を観察できて
いないのは不思議に思います。
海の中では世界中が繋がっていて、本種の観察が出来ている三重県の三木浦とは
直線で約70Kmぐらいしか離れていないと言うのに。
海の中の環境もよく似ているんですが、まったく不思議な物です。
いないのは、なにか不思議です。

2010年03月01日

●オニオコゼの黄変個体

昨日は月末日でしたので、終日オフィスにこもりっきり。
帰り道にTVの報道で、全国で津波の被害があった事を知って驚きました。
出勤前にNEWSで津波が来る事は知ってましたが、予報されてた1mぐらいでは
たいした被害も無いだろうと思ってましたが、津波って数値から想像する以上の
驚異なんですね、勉強になりました。

さて本日は、出来の悪い写真ですみません。
透明度3mぐらいの中、105mmのマクロレンズでの大きな生物の写真撮影は
自分の写真技術の低レベルさでは、なかなか難しいです。

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オニオコゼ  学名 Inimicus japonicus
 カサゴ目 / オニオコゼ科 / オニオコゼ属

撮影 2010年1月:紀伊大島須江 内浦 水深-12m 大きさ 約300mm 
生息域 本州中部以南 ~ 朝鮮半島南部など。

水深が-200m以浅の岩礁域の、砂泥底や砂底に生息しており、砂の中に潜って
小魚や甲殻類を待ち伏せして補食します。
胸鰭の下方は2本の軟条に別れており、時にはこれを使って海底を歩く事もあり、
体表には鱗は無く、体や鰭に無数の皮弁が付いており、海藻の付いた岩の様に
擬態しております。

背鰭の棘には猛毒があり、刺されると激痛が走りますが、本種は刺身、唐揚げ、
味噌汁等、色んな料理方法で食べても非常に美味しい魚にて、高級魚としても
有名です。

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撮影 2010年2月:紀伊大島須江 内浦 水深-9m 

普通、本種の体色は、生息深度によって赤色や茶褐色をしておりますが、今回
観察した種はなんと黄色にて、この内浦ビーチのエントリー口の北側で1月に、
また今回は南側で観察出来ました。

今年になって2ヶ月連続して黄金色(黄色)の高級魚を観察出来るなんて、今年は
金運アップになるかも知れませんね~ ( 笑 )