●この夏、匡平がおしえてくれた事 その2

撮影者 : 匡平 2009年1月10日 金沢にて
皆さんのお陰で無事に葬儀関連を営み終えて、まず取りかかったのは遺品の
整理でした。
携帯電話やPCメールは今後の連絡などを考え、当面の間は契約はそのままに
しておくつもりですが、クレジットカードや預金口座は本人がもう使用しない
以上、速やかに解約の手続きをする事が正しい事かと思い、辛い気持ちを抑え
解約を進めました。
その為にはクレジットカード、預金通帳、印鑑などが必要ですが、クレジット
カードは契約時に郵送されてきた用紙とカードが、自宅の机や財布の中から
全て出て来ましたので、各カード会社のインフォセンターに連絡し、その後に
送付されてきた書類に記入、捺印し返送して終了。
各社によって若干の違いは有れど、実に簡素で的確な解約方法でした。
しかし預金に関する各金融機関に於いては、やはり金額の大小があっても遺産
相続になる為、各預金口座の解約は手間がかかり、解約方法が各金融機関で
異なっており面倒でした。
実は匡平自身は大学卒業後に新卒で某信用金庫様に入庫し、外回りの営業職を
約3年4ヶ月勤めてましたが、その間に3度転勤になっており、その都度に転勤に
なった支店で預金通帳を作ってました。
これは業務上、きっと必要だったんでしょうね。
しかしこれらの通帳は今後の色々な手続き上、当面の間は凍結はせずに1冊の
通帳にまとめ、自分が相続人として使用できる様に手続きを進めて貰って、
残る某メガバンク、某都市銀行、郵便局の各口座は解約手続きをしました。
と言うことで、解約手続きは某メガバンクから。
さすがメガバンクです、窓口で受付ではなく遺族の心情に配慮されておられ、
個室みたいなところで解約手続きと遺産相続用の書類が渡されて、TV電話を
使って説明をされます。
そして次回、説明された書類に記入捺印し、匡平の産まれた時から死亡までの
連続した戸籍謄本、相続人である自分の印鑑証明、解約する預金通帳と、
キャッシュカードを持参すれば、解約と相続の手続きが完了です。
しかしそう言った説明方法は素晴らしかったのですが、通帳に記帳されてる
アルファベットでの省略語のクレジット会社名を、「次回の引き落とし期日の
前に連絡をして、事前に支払いしておきたいので、クレジット会社名を教えて
下さい。」と尋ねると「調べるのには時間がかかりますし、本日通帳の凍結を
させていただきましたので、次回の引き落としは出来ない為、カード会社から
必ず連絡がありますので大丈夫ですよ」と返答されました。
「子供の名誉の為にも、そんないい加減な事は嫌なので」と言ってもこちらの
気持ちは全く伝わらなくて、顧客の気持ちを理解しようとしない、全く残念な
銀行員の対応でした。
自分は匡平の名誉を傷つけずに支払いを綺麗に終えたい訳で「引き落としが
出来ませんでした」などと言う不名誉な事になりたくないだけなのに。
残念ですが、この某メガバンクにはそんな自分の気持ちは伝わらなかった
様でした。
続いて某都市銀行ですが、こちらもどうなんでしょうね?
最初の受付時に、「戸籍謄本や印鑑証明などと書類による手続きが必要に
なります。」と説明されたので、「全て持参してきてます」と答えてみると
「こちらでしばらくお待ち下さい」と言われ、再び窓口に呼ばれていくと
「今回は、書類などの手続きは不要で解約をさせていただきました」と
言われました。
通帳にもすでに、停止のはんこが押されてます。
残高が僅か数百円だったせいなのか、ろくに説明も無く適当な銀行でした
この銀行は仕事で別の支店を利用させていただいてますが、以前から窓口
スタッフの接客のスキルが低くて、異なる業種ではありますが、我が社の
各店舗の接客窓口ではそうならない様、事例の参考にさせていただいて
おりましたが、その支店だけでなく全ての支店の窓口スタッフのスキルが
低レベルみたいですね。
そして最後は郵便局です。
こちらも僅か数百円の残高なので、「お金だけ卸してほかっておいたら」と
思う方もいる様ですが、自分は匡平が今まで生きてきた時に行ってきた物事を
綺麗に終えてあげたくて、面倒でも解約と相続の手続きを進めております。
郵便局の方の説明はすごく丁寧でしたが、もっとも面倒な方法でした。
まず手続きの申し込みに行き、受け付けていただくと後日自宅に記入の必要な
書類が届き、それに記入し捺印して、匡平の産まれた時から死亡迄の連続した
戸籍謄本、相続人全員の印鑑証明を持参し、そして更に後日、郵便局の預金の
管理をされてる担当部署から、払戻し金の請求書が自宅に届き、再度郵便局に
行かなければなりません。
つまり、最低でも三度は郵便局に行く必要が有るわけです。
しかし金融機関によって、方法や添付書類がこうもバラバラとは?
この夏、匡平が教えてくれた事の、ひとつでした。


































